JP2003326983A - パワートレイン支持装置 - Google Patents

パワートレイン支持装置

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JP2003326983A
JP2003326983A JP2002135810A JP2002135810A JP2003326983A JP 2003326983 A JP2003326983 A JP 2003326983A JP 2002135810 A JP2002135810 A JP 2002135810A JP 2002135810 A JP2002135810 A JP 2002135810A JP 2003326983 A JP2003326983 A JP 2003326983A
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進之介 後藤
Hiroaki Akazawa
浩明 赤澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の後方向に所定荷重以上の荷重が作用す
るときにパワートレインを確実に下降させると共に、パ
ワートレインを支持する支持部材の形状及び配置方法に
対する制限を緩和する。 【解決手段】 パワートレイン3に易破断部を有する支
持ブラケット4及び5を取付け、この支持ブラケット4
及び5は、フロントサイドメンバ7R及び7Lに固定さ
れた懸吊支持部材9及び10で懸吊支持されると共に、
サブフレーム8R及び8Lに固定された下側連結部材1
1及び12で支持され、サブフレーム8R及び8Lが下
方へ折れ曲がるときに、このサブフレーム8R及び8L
に固定された下側連結部材11及び12を介して下方へ
引っ張られて易破断部で破断するように構成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のエンジン及
びトランスアクスル等を含むパワートレインを支持する
パワートレイン支持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のパワートレイン支持装置
として、例えば、特開平7−164894号公報(以
下、第1従来例と称す)及び特開平9−240291号
公報(以下、第2従来例と称す)に記載されたものが提
案されている。第1従来例に記載されたエンジンの支持
装置は、車体前後方向に沿って長手状に延びるようにエ
ンジンルーム内に配設されるエンジンマウントメンバの
先端側の箇所に、車幅方向に屈曲された屈曲部を形成す
る一方、エンジンの側部にエンジンマウンティングブラ
ケットを固着し、エンジンマウントメンバの先端部に、
エンジンマウティングブラケットを車体前後方向に沿っ
て移動可能な状態で係着することにより、エンジンをエ
ンジンマウントメンバにて支持すると共に、エンジンマ
ウントメンバとエンジンマウンティングブラケットとの
間に弾性部材を介装することでエンジンの振動が車体に
伝達されるのを抑制している。そして、過大な衝撃力に
てエンジンが車体後方に移動されてエンジンマウンティ
ングブラケットがエンジンマウントメンバの屈曲部を越
えるのに伴い、エンジンマウンティングブラケットがエ
ンジンマウントメンバから外れてエンジンの支持状態が
解除されるように構成されている。
【0003】また、第2従来例に記載されたパワートレ
インの支持装置は、パワートレインを支持する井桁状の
サブサイドメンバを有し、このサブサイドメンバを構成
する左側及び右側のサブサイドメンバに折れ曲がりを容
易にする湾曲部を形成し、これら湾曲部にはパワートレ
インの自重を支持する第1及び第2のエンジンマウント
を配設されており、また、パワートレイン上側の前後左
右方向の揺動を規制するインシュレータで構成された第
3のエンジンマウントがフロントサイドメンバに設けら
れている。そして、車両衝突時に、サブサイドメンバの
湾曲部が下方に折れ曲がると、パワートレインに下方向
への荷重が作用して、第3のエンジンマウントを構成す
るインシュレータが、肉厚の薄い破断部から破断するこ
とにより、パワートレインが落下してエンジンルーム内
に十分な衝撃吸収空間が確保されるように構成されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
第1従来例にあっては、僅かな衝撃によるパワートレイ
ンの落下を抑制するためには、パワートレインがある程
度後方へスライドした後に落下する構造とする必要があ
るが、エンジンルームの狭い車両においては、パワート
レインが落下するほど後方へスライドする頃には、パワ
ートレインの補機類がサイドメンバ等と干渉する虞があ
り、車両の前方衝突時にパワートレインを確実に下方へ
移動させることが困難であるという未解決の課題があ
る。
【0005】また、第2従来例にあっては、車両の前方
衝突等でサブサイドメンバにおける湾曲部が下方へ折れ
曲がるとき、これに応じてパワートレインが第3のエン
ジンマウントから落下しなければならないので、インシ
ュレータが、所定値以上の荷重で破断可能であると共
に、インシュレータにおけるフロントサイドメンバ側と
パワートレイン側とを係合保持するボルト又はピンが下
方へ確実に落下できるような形状及び配置方法に限定さ
れてしまい、異なる形状のインシュレータの適用や、配
置変更が不可能であるという未解決の課題がある。
【0006】そこで、本発明は上記従来例の未解決の課
題に着目してなされたものであり、車体の前後方向に所
定荷重以上の荷重が作用したときに、パワートレインを
確実に下降させると共に、パワートレインを支持する支
持部材の形状及び配置方法に対する制限を緩和できるパ
ワートレイン支持装置を提供することを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、本発明の請求項1に係るパワートレイン支持装置
は、車体の前後方向に所定荷重以上の荷重が作用したと
きに、パワートレインを下降させるように支持したパワ
ートレイン支持装置において、前記パワートレインに支
持ブラケットを取付け、該支持ブラケットは少なくとも
上側連結部を車体側支持部材で懸吊支持すると共に、当
該上側連結部の下側に所定荷重以上の下方向荷重が作用
したときに破断する易破断部を形成したことを特徴とし
ている。
【0008】また、本発明の本発明の請求項2に係るパ
ワートレイン支持装置は、請求項1に係る発明におい
て、前記車体側支持部材は、車体の前後方向に延長する
骨格部材と、該骨格部材の下側に配設されると共に、車
体の前後方向に所定荷重以上の荷重が作用したときに下
方向に屈曲して前記パワートレインを下方向に引っ張る
副骨格部材と、前記骨格部材に固定され、前記支持ブラ
ケットの上側連結部を懸吊する懸吊支持部材とで構成さ
れていることを特徴としている。
【0009】さらに、本発明の請求項3に係るパワート
レイン支持装置は、請求項1に係る発明において、前記
車体側支持部材は、車体の前後方向に延長する骨格部材
と、該骨格部材の下側に配設されると共に、車体の前後
方向に所定荷重以上の荷重が作用したときに下方向に屈
曲する副骨格部材と、前記骨格部材に固定され、前記支
持ブラケットの上側連結部を懸吊する懸吊支持部材と、
前記副骨格部材に固定され、前記支持ブラケットの下側
に連結する下側連結部材とで構成されていることを特徴
としている。
【0010】さらに、本発明の請求項4に係るパワート
レイン支持装置は、請求項1に係る発明において、前記
支持ブラケットは、前記パワートレインの回転駆動源側
に取付けた易破断部を有する第1のブラケットと、当該
パワートレインの変速部側に取付けた易破断部を有する
第2のブラケットとで構成され、前記車体側支持部材
は、車体の前後方向に延長する骨格部材と、該骨格部材
の下側に配設されると共に、車体の前後方向に所定荷重
以上の荷重が作用したときに下方向に屈曲する副骨格部
材と、前記骨格部材に固定され、前記支持ブラケットの
上側連結部を懸吊する懸吊支持部材と、前記副骨格部材
に固定され、前記第1及び第2の支持ブラケットの下側
に連結する下側連結部材とで構成される第1及び第2の
支持部材を備えていることを特徴としている。
【0011】さらにまた、本発明の請求項5に係るパワ
ートレイン支持装置は、請求項1乃至4の何れかに係る
発明において、前記易破断部は上側連結部の下側で且つ
パワートレインへの取付部の上側に形成されていること
を特徴としている。また、本発明の請求項6に係るパワ
ートレイン支持装置は、請求項1乃至5の何れかに係る
発明において、前記易破断部は、前記上側連結部の下側
に形成した切欠部で構成されていることを特徴としてい
る。
【0012】さらに、本発明の請求項7に係るパワート
レイン支持装置は、請求項1乃至6の何れかに係る発明
において、前記第1及び第2の支持部材の少なくとも一
方の下側連結部材がインシュレータで構成されているこ
とを特徴としている。さらに、本発明の請求項8に係る
パワートレイン支持装置は、請求項1乃至6の何れかに
係る発明において、前記第1及び第2の支持部材の一方
の下側連結部材がインシュレータで構成され、他方が連
結杆で構成されていることを特徴としている。
【0013】さらにまた、本発明の請求項9に係るパワ
ートレイン支持装置は、請求項1乃至6の何れかに係る
発明において、前記第2の支持部材の下側連結部材がイ
ンシュレータで構成されていることを特徴としている。
【0014】
【発明の効果】請求項1に係るパワートレイン支持装置
によれば、パワートレインに支持ブラケットを取付け、
この支持ブラケットは少なくとも上側連結部を車体側支
持部材で懸吊支持すると共に、上側連結部の下側に所定
荷重以上の下方向荷重が作用したときに破断する易破断
部を形成したので、車体の前後方向に所定荷重以上の荷
重が作用するときにパワートレインを確実に下降させる
と共に、車体側からパワートレインを支持する支持部材
の形状及び配置方法に対する制限を緩和できるという効
果が得られる。
【0015】また、請求項2に係るパワートレイン支持
装置によれば、車体側支持部材は、車体の前後方向に延
長する骨格部材と、この骨格部材の下側に配設されると
共に、車体の前後方向に所定荷重以上の荷重が作用した
ときに下方向に屈曲してパワートレインを下方向に引っ
張る副骨格部材と、骨格部材に固定されて支持ブラケッ
トの上側連結部を懸吊する懸吊支持部材とで構成されて
いるので、支持ブラケットを簡略な構造にしつつ、車両
前部の後方向に過大な荷重が作用するときに、パワート
レインを効果的に下降させることができると共に、懸吊
支持部材に関して、あらゆる形状及び配置方法を適用す
ることができるという効果が得られる。
【0016】また、請求項3に係るパワートレイン支持
装置によれば、車体側支持部材は、車体の前後方向に延
長する骨格部材と、この骨格部材の下側に配設されると
共に、車体の前後方向に所定荷重以上の荷重が作用した
ときに下方向に屈曲する副骨格部材と、骨格部材に固定
されて前記支持ブラケットの上側連結部を懸吊する懸吊
支持部材と、副骨格部材に固定されて支持ブラケットの
下側に連結する下側連結部材とで構成されているので、
易破断部を破断させるための荷重を支持ブラケットに確
実に伝達し、パワートレインを確実に下降させることが
できると共に、懸吊支持部材及び下側支持部材に関し
て、あらゆる形状及び配置方法を適用することができる
という効果が得られる。
【0017】さらに、請求項4に係るパワートレイン支
持装置によれば、支持ブラケットは、パワートレインの
回転駆動源側に取付けた易破断部を有する第1のブラケ
ットと、パワートレインの変速機側に取付けた易破断部
を有する第2のブラケットとで構成され、車体側支持部
材は、車体の前後方向に延長する骨格部材と、この骨格
部材の下側に配設されると共に、車体の前後方向に所定
荷重以上の荷重が作用したときに下方向に屈曲する副骨
格部材と、骨格部材に固定されて前記支持ブラケットの
上側連結部を懸吊する懸吊支持部材と、副骨格部材に固
定されて前記第1及び第2の支持ブラケットの下側に連
結する下側連結部材とで構成される第1及び第2の支持
部材を備えているので、請求項3に係る発明の効果に加
えて、パワートレインを2つの支持ブラケットを介して
確実に懸吊支持することができるという効果が得られ
る。
【0018】さらに、請求項5に係るパワートレイン支
持装置によれば、易破断部は上側連結部の下側で且つパ
ワートレインへの取付部の上側に形成されているので、
支持ブラケットに作用する下方向荷重を易破断部に掛け
易いという効果が得られる。さらにまた、請求項6に係
るパワートレイン支持装置によれば、易破断部は、上側
連結部の下側に形成した切欠部で構成されているので、
所定の位置で設定荷重に従って均一に破断させることが
できるという効果が得られる。
【0019】また、請求項7に係るパワートレイン支持
装置によれば、第1及び第2の支持部材の少なくとも一
方の下側連結部材がインシュレータで構成されているの
で、パワートレインから下側骨格部材への振動伝達を低
減することができるという効果が得られる。さらに、請
求項8に係るパワートレイン支持装置によれば、第1及
び第2の支持部材の一方の下側連結部材がインシュレー
タで構成され、他方が連結杆で構成されているので、イ
ンシュレータに比べて安価な連結扞を使用することによ
り、コストを低減することができるという効果が得られ
る。
【0020】さらに、請求項9に係るパワートレイン支
持装置によれば、第2の支持部材の下側連結部材がイン
シュレータで構成されているので、横置きエンジンの前
輪駆動車両のように、車輪からの振動を直接入力される
変速部を含むトランスアクスル側の下側連結部材をイン
シュレータで構成することにより、請求項8に係る発明
の効果に加えて、路面からの振動入力に対する防振性能
を高めることができるという効果が得られる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明を前置きエンジン
前輪駆動車に適用した場合の一実施形態を示す概略構成
図である。図中、1は回転駆動源としてのエンジン、2
はエンジン1の出力側に一体化されて直列に連結された
変速部としてのトランスアクスルであり、これらエンジ
ン1及びトランスアクスル2でエンジン横置き型のパワ
ートレイン3が構成されている。このパワートレイン3
のエンジン側には第1の支持ブラケット4を、トランス
アクスル側には第2の支持ブラケット5を取付け、これ
ら第1及び第2の支持ブラケット4及び5は、夫々車体
側支持部材6により懸吊支持されている。
【0022】第1の支持ブラケット4は、図2に示すよ
うに、パワートレイン3におけるエンジン側にボルト等
で締結可能な挿通孔4aを有する支持ブラケット本体4
bと、この支持ブラケット本体4bの上部に形成され懸
吊支持部材9と連結する上側連結部4cと、支持ブラケ
ット本体4bの下部に形成され下側連結部材11と連結
する下側連結部4dと、上側連結部4cの下側で且つパ
ワートレインへの取付部の上側に形成され、上側連結部
4cの下側に所定荷重以上の荷重が作用したときに破断
する易破断部4eとで構成され、これらが一体的に形成
されている。
【0023】支持ブラケット本体4bは、パワートレイ
ン3の側面における凸設部上面にボルト等で締結される
面から直角に屈曲してパワートレイン3の後方面に面接
触し、ボルト等で締結可能な取付板4b’を有してい
る。また、上側連結部4cは、後述する懸吊支持部材9
の連結軸9bを挿通固定可能な挿通孔を有する略舌片状
に形成されている。さらに、下側連結部4dは、後述す
る下側連結部材11の連結軸11cを挿通固定可能な挿
通孔を有している。さらに、易破断部4eは、上側連結
部4bの下側における外周の一部を切欠いて他部に比し
小断面積とされた切欠部で構成されており、下側への荷
重が例えば約25kNに達するときに破断するよう設定
されている。
【0024】また、第2の支持ブラケット5は、図3に
示すように、パワートレイン3におけるトランスアクス
ル側の側面にボルト等で締結可能な複数の挿通孔5aを
有する板状の支持ブラケット本体5bと、この支持ブラ
ケット本体5bの上部の略中央位置に上方へ突出形成さ
れ懸吊支持部材10と連結する上側連結部5cと、支持
ブラケット本体5bの下部に左方向へ突出形成され下側
連結部材12と連結する下側連結部5dと、上側連結部
5cの下側で且つパワートレイン3への取付部の上側と
なる支持ブラケット本体5bの上端間に形成され、支持
ブラケット本体5bに下方に向けて所定荷重以上の荷重
が作用したときに破断する易破断部5eとで構成され、
これらが一体的に形成されている。
【0025】上側連結部5cは、後述する懸吊支持部材
10の連結軸10cを挿通固定可能な挿通孔を有する平
面から見て舌片状のブロックである。また、下側連結部
5dは、支持ブラケット本体5bに対して略直角に左方
へ突設され、後述する下側連結部材12の連結軸12c
を挿通固定可能な挿通孔を有する略短三角柱状であり、
対向して配設された一対の補強リブ5d’により一定の
強度が確保されている。さらに、易破断部5eは、図4
のA‐A線拡大断面を表した図4に示すように、上側連
結部5cの下側における外周の一部を切欠いて形成する
切欠部で構成され、易破断部4eと同様に、下側への荷
重が例えば約25kNに達するときに破断するよう設定
されている。
【0026】なお、懸吊支持部9及び10と上側連結部
4c及び5cとの連結強度、並びに下側連結部材11及
び12と下側連結部4d及び5dとの連結強度は、上側
連結部4c及び5cと支持ブラケット本体4b及び5B
との間に介在する易破断部4e及び5eの強度よりも大
きくなるように設定されている。また、車体側支持部材
6は、車体の前後方向に延長する骨格部材としての左右
一対のフロントサイドメンバ7L及び7Rと、このフロ
ントサイドメンバ7L及び7Rの下側に配設されと共
に、車体の前後方向に所定荷重以上の荷重が作用したと
きに下方向に屈曲する副骨格部材としての平面から見て
井桁状のサブフレーム8と、フロントサイドメンバ7R
に固定され、第1の支持ブラケット4を上側から懸吊す
る懸吊支持部材9及びフロントサイドメンバ7Lに固定
され、第2の支持ブラケット5を上側から懸吊する懸吊
支持部材10と、サブフレーム8に固定され、第1の支
持ブラケット4の下側に連結する下側連結部材11及び
サブフレーム8に固定され、第2の支持ブラケット5の
下側に連結する下側連結部材12とで構成されている。
【0027】サブフレーム8は、前端部がフロントサイ
ドメンバ7L及び7Rの前端部と一致し、後方に行くに
従いフロントサイドメンバ7L及び7Rより内側となる
サブフレーム8L及び8Rと、このサブフレーム8L及
び8Rの前端部及び後端部の夫々を連結する前後のサブ
フレーム8Fr及び8Reとで構成されている。サブフ
レーム8L及び8Rは、図4に示すように、略中央位置
から前方に向けて斜め上に屈曲した前方端が、結合部材
13を介してフロントサイドメンバ7L及び7Rの前方
端に結合されている。一方、サブフレーム8L及び8R
の後方端は、図示しないクロスメンバに結合されてい
る。さらに、サブフレーム8L及び8Rの略中央部の屈
曲位置における上面側には、所定荷重以上の荷重が車体
の前後方向に作用するときに、下方への折れ曲がりを容
易にする屈曲用切欠き部14が形成されている。
【0028】そして、フロントサイドメンバ7Rと、サ
ブフレーム8Rと、懸吊支持部材9と、下側連結部材1
1とで、第1の支持部材6Aが構成され、一方、フロン
トサイドメンバ7Lと、サブフレーム8Lと、懸吊支持
部材10と、下側連結部材12とで、第2の支持部材6
Bが構成されている。懸吊支持部材9は、フロントサイ
ドメンバ7Rの上面に、ボルト等により締結される略蒲
鉾状の支持部材本体9aと、この支持部材本体9a及び
第1の支持ブラケット4の上側連結部4cに挿通固定す
る連結軸9bとで構成されている。
【0029】また、下側連結部材11は、サブフレーム
8Rの上面における屈曲用切欠部14のやや後方側にボ
ルト等により締結され、且つ対向する一対の支持板を有
する略コの字型のロッド用支持部11aと、この一対の
ロッド用支持部11aに下端をピン等で挿通固定される
連結扞としてのロッド11bと、このロッド11bの上
端を第1の支持ブラケット4の下側連結部4dに挿通固
定する連結軸11cとで構成されている。
【0030】そして、懸吊支持部材10は、左側フロン
トサイドメンバ7Lにおける内側の側面に面接触し、ボ
ルト等を挿通して締結可能な複数の挿通孔を有する支持
板10aと、この支持板10aと一体に形成される支持
ブロック10bと、この支持ブロック10b及び第2の
支持ブラケット5の上側連結部5cに挿通固定される連
結軸10cとで構成されている。
【0031】また、下側連結部材12は、パワートレイ
ン3からサブフレーム8Lへの振動伝達を低減する弾性
体を内設した円筒形状のインシュレータ12aと、その
円筒面上に配設され、且つサブフレーム8Lの上面にお
ける屈曲用切欠部14のやや後方側にボルト等を挿通し
て締結可能な挿通孔を有する取付部12bと、インシュ
レータ12a及び第2の支持ブラケット5の下側連結部
5dに挿通固定される連結軸12cとで構成されてい
る。
【0032】次に、上記の一実施形態における車両前方
衝突時の動作を、図6に基づいて説明する。なお、ここ
ではトランスアクスル側に関して具体的な説明を付す
が、エンジン側においても、同様の動作を示すので、詳
細説明はこれを省略する。今、車両前部に後方に向けて
過大な荷重が作用した場合、その過大荷重は、フロント
サイドメンバ7Lと、サブフレーム8Lとに分散され
る。
【0033】そして、フロントサイドメンバ7Lは、そ
の軸方向(水平方向)に潰れ、またサブフレーム8L
は、略中央位置から前方に向けて斜め上方向に屈曲して
いると共に、略中央位置に屈曲用切欠部4を形成されて
いるので、この屈曲用切欠部4を頂点にして下方に大き
く屈曲し、この頂点が下方へと変位する。このとき、サ
ブフレーム8Lに連結された下側連結部材12も、サブ
フレーム8Lの変形に応じて、下方への変位を開始する
ので、懸吊支持部材10により上側から支持された第2
の支持ラケット5には、下方向の大きな張力が作用す
る。そして、サブフレーム8Lの屈曲度合が更に進行し
て、易破断部8dに集中する下方向の張力が、所定荷重
(例えば、25kN)に達すると、易破断部5eが破断
して、支持ブラケット本体5bが懸吊支持部材10に連
結した上側連結部5Cから開放される。
【0034】その結果、第2の支持ブラケット5と、こ
れに連結したパワートレイン3は、下方への移動を何ら
妨げられることなく、サブフレーム8Lに伴い円滑に下
降して、その後、車体フロアの下に潜るように車体後方
へ移動する。このように、車両前部に過大な荷重が作用
したときにパワートレイン3を確実に下降させること
で、エンジンルーム内に十分な衝撃吸収空間を確保する
と共に、高剛性のパワートレイン3が後退して車室空間
を圧迫することを抑制することにより、前席乗員の下肢
を保護することができる。
【0035】そして、パワートレイン3を下降させるた
めの破断構造を、懸吊支持部材9及び10にではなく、
支持ブラケット4及び5に設けたことで、懸吊支持部材
9及び10、更には、下側連結部材11及び12の形状
及び配置方法に関する規制緩和を大幅に実現することが
できる。すなわち、懸吊支持部材9及び10は、フロン
トサイドメンバ7R及び7Lに連結して支持ブラケット
4及び5を懸吊支持できればよく、その形状及びフロン
トサイドメンバ7R及び7Lに対する配置に制限はな
い。また、下側連結部材11及び12は、サブフレーム
8R及び8Lに連結して支持ブラケット8及び9を固定
し、且つ易破断部4e及び5eを破断させるための荷重
を支持ブラケット4及び5に確実に伝達することができ
れば、如何なる支持部材でも代替可能であり、サブフレ
ーム8R及び8Lに対する制限はない。この結果、エン
ジンルーム内におけるレイアウトの自由度を大幅にアッ
プさせることができる。
【0036】したがって、支持ブラケットに組み合わせ
る懸吊支持部材及び下側連結部材を、パワートレインの
形状及び重量、並びにサブフレーム及びフロントサイド
メンバの形状及び相互の配置関係、さらにはコストパフ
ォーマンスを加味しながら選定することができる。ま
た、支持ブラケット本体4b及び5bに対して、上側連
結部4c及び5c、並びに下側連結部4d及び5dが夫
々一体的に形成されているので、パワートレイン3に対
する第1及び第2の支持ブラケット4及び5の取付けを
容易に行うことができる。
【0037】また、パワートレイン3は、エンジン側及
びトランスアクスル側で支持されており、エンジン側の
下側連結部材をロッド11bで構成し、トランスアクス
ル側の下側連結部材をインシュレータ12aで構成して
いるので、インシュレータ12aに比べて安価なロッド
11bを使用することで、コストの増大を抑制すること
ができる。
【0038】そして、特に、横置きエンジン搭載型の前
輪駆動車両の場合は、車輪からの振動が直接入力される
トランスアクスル側の下側連結部材11にインシュレー
タ11bを使用することにより、車体側部材の防振性能
を高めることができる。さらに、易破断部4e及び5e
は、支持ブラケット8及び9の上方に形成されているの
で、下方向に作用する荷重を破断部4e及び5eに掛け
易く、さらに、破断部4e及び5eは、上側連結部4c
及び5cの下側における一部を切欠いて形成されている
ので、所定の位置で、且つ設定荷重以上の荷重で均一に
破断させることができ、車体の縁石乗り上げ等の比較的
軽い衝撃荷重により不用意に破断するようなことを回避
できる。
【0039】以上のように、上記実施形態によれば、パ
ワートレイン3に易破断部を有する支持ブラケット4及
び5を取付け、この支持ブラケット4及び5は、フロン
トサイドメンバ7R及び7Lに固定された懸吊支持部材
9及び10で懸吊支持されると共に、サブフレーム8R
及び8Lに固定された下側連結部材11及び12で支持
され、サブフレーム8R及び8Lが下方へ折れ曲がると
きに、このサブフレーム8R及び8Lに固定された下側
連結部材11及び12を介して下方へ引っ張られて易破
断部で破断するように構成されているので、車両前部に
後方向の過大な荷重が作用したときにパワートレインを
確実に下降させると共に、懸吊支持部材9及び10、並
びに下側連結部材11及び12の形状及び配置方法に対
する制限を緩和する。
【0040】なお、上記実施形態においては、前置きエ
ンジン前輪駆動車(FF形式)について説明したが、こ
れに限定されるものではなく、FR形式やRR形式の車
両に対しても適用することができる。更に、回転駆動源
に電気モータを用いた電気自動車にも適用することがで
きる。また、上記実施形態においては、破断部は、支持
ブラケット本体及び上側連結部間の一部を切欠いて形成
した構成について説明したが、これに限定されるもので
はなく、支持ブラケット本体及び上側連結部間における
一部の肉厚を薄くしたり、複数の貫通孔を破断部に沿っ
て穿設したりしてもよく、要は、所定の荷重以上の荷重
が作用したときに所定の位置で確実に破断することがで
きれば、この破断部を任意の形成にすることができる。
【0041】また、上記実施形態においては、パワート
レイン3をトランスアクスル側とエンジン側との2箇所
で支持する構成について説明したが、これに限定される
ものではなく、これに加えて、センターで支持するか、
3点以上でパワートレイン3を支持してもよく、要は、
車両の前方衝突によりサブフレームが下方へ屈曲すると
きに、これに応じてパワートレイン3を下方へ確実に移
動させることができれば、パワートレイン3の支持数は
任意とすることができる。
【0042】また、上記実施形態においては、コストの
増大を抑制するために、エンジン側の下側連結部材13
にロッドを使用した構成について説明したが、言うまで
もなく、パワートレイン3の防振性能を高めるために、
エンジン側の下側連結部材13に、更には、両側の懸吊
支持部材10及び12にも、インシュレータを使用する
ことが望ましい。
【0043】さらに、上記実施形態においては、支持ブ
ラケット4及び5における下側連結部4d及び5dが下
側連結部材11及び12に連結する構成について説明し
たが、これに限定されるものではなく、下側連結部4d
及び5dを省略して、パワートレイン3をサブフレーム
8R及び8Lに固定されたエンジンマウント等の下側連
結部材により直接支持し、サブフレーム8R及び8Lの
下方への屈曲時にパワートレイン3を介して第1及び第
2の支持ブラケット4及び5に下方向荷重を伝達するよ
うにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における一実施形態を示す概略構成図で
ある。
【図2】第1の支持ブラケットの拡大図である。
【図3】第2の支持ブラケットの拡大図である。
【図4】易破断部の断面図である。
【図5】本発明における一実施形態の側面図である。
【図6】車両前方衝突時の動作を示した説明図である
【符号の説明】
1 エンジン 2 トランスアクスル 3 パワートレイン 4 第1の支持ブラケット 4a 挿通孔 4b 支持ブラケット本体 4c 上側支持連結部 4d 下側支持連結部 4e 易破断部 5 第2の支持ブラケット 5a 挿通孔 5b 支持ブラケット本体 5c 上側支持連結部 5d 下側支持連結部 5e 易破断部 6 車体側支持部材 6A 第1の支持部材 6B 第2の支持部材 7R及び7L フロントサイドメンバ 8R及び8L サブフレーム 9 懸吊支持部材(エンジン側) 10 懸吊支持部材(トランスアクスル側) 11 下側連結部材(エンジン側) 11b ロッド 12 下側連結部材(トランスアクスル側) 12a インシュレータ 14 屈曲用切欠部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 赤澤 浩明 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 Fターム(参考) 3D035 CA09 CA19

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の前後方向に所定荷重以上の荷重が
    作用したときに、パワートレインを下降させるように支
    持したパワートレイン支持装置において、該パワートレ
    イン支持装置は、前記パワートレインに取付けられた支
    持ブラケットを備え、該支持ブラケットは少なくとも上
    側連結部を車体側支持部材で懸吊支持すると共に、当該
    上側連結部の下側に所定荷重以上の下方向荷重が作用し
    たときに破断する易破断部を形成したことを特徴とする
    パワートレイン支持装置。
  2. 【請求項2】 前記車体側支持部材は、車体の前後方向
    に延長する骨格部材と、該骨格部材の下側に配設される
    と共に、車体の前後方向に所定荷重以上の荷重が作用し
    たときに下方向に屈曲して前記パワートレインを下方向
    に引っ張る副骨格部材と、前記骨格部材に固定され、前
    記支持ブラケットの上側連結部を懸吊する懸吊支持部材
    とで構成されていることを特徴とする請求項1記載のパ
    ワートレイン支持装置。
  3. 【請求項3】 前記車体側支持部材は、車体の前後方向
    に延長する骨格部材と、該骨格部材の下側に配設される
    と共に、車体の前後方向に所定荷重以上の荷重が作用し
    たときに下方向に屈曲する副骨格部材と、前記骨格部材
    に固定され、前記支持ブラケットの上側連結部を懸吊す
    る懸吊支持部材と、前記副骨格部材に固定され、前記支
    持ブラケットの下側に連結する下側連結部材とで構成さ
    れていることを特徴とする請求項1記載のパワートレイ
    ン支持装置。
  4. 【請求項4】 前記支持ブラケットは、前記パワートレ
    インの回転駆動源側に取付けた易破断部を有する第1の
    ブラケットと、当該パワートレインの変速部側に取付け
    た易破断部を有する第2のブラケットとで構成され、前
    記車体側支持部材は、車体の前後方向に延長する骨格部
    材と、該骨格部材の下側に配設されると共に、車体の前
    後方向に所定荷重以上の荷重が作用したときに下方向に
    屈曲する副骨格部材と、前記骨格部材に固定され、前記
    支持ブラケットの上側連結部を懸吊する懸吊支持部材
    と、前記副骨格部材に固定され、前記第1及び第2の支
    持ブラケットの下側に連結する下側連結部材とで構成さ
    れる第1及び第2の支持部材を備えていることを特徴と
    する請求項1記載のパワートレイン支持装置。
  5. 【請求項5】 前記易破断部は、前記上側連結部の下側
    で且つパワートレインへの取付部の上側に形成されてい
    ることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のパ
    ワートレイン支持装置。
  6. 【請求項6】 前記易破断部は、前記上側連結部の下側
    に形成した切欠部で構成されていることを特徴とする請
    求項1乃至5の何れかに記載のパワートレイン支持装
    置。
  7. 【請求項7】 前記第1及び第2の支持部材の少なくと
    も一方の下側連結部材がインシュレータで構成されてい
    ることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載のパ
    ワートレイン支持装置。
  8. 【請求項8】 前記第1及び第2の支持部材の一方の下
    側連結部材がインシュレータで構成され、他方が連結杆
    で構成されていることを特徴とする請求項1乃至6の何
    れかに記載のパワートレイン支持装置。
  9. 【請求項9】 前記第2の支持部材の下側連結部材がイ
    ンシュレータで構成されていることを特徴とする請求項
    1乃至6の何れかに記載のパワートレイン支持装置。
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