JP2003292931A - 粘着体、それを用いた粘着シート並びにフレキシブル回路基板用積層材料 - Google Patents

粘着体、それを用いた粘着シート並びにフレキシブル回路基板用積層材料

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JP2003292931A JP2002096128A JP2002096128A JP2003292931A JP 2003292931 A JP2003292931 A JP 2003292931A JP 2002096128 A JP2002096128 A JP 2002096128A JP 2002096128 A JP2002096128 A JP 2002096128A JP 2003292931 A JP2003292931 A JP 2003292931A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 被着体から容易に剥離でき、加熱時に変形す
ることのない粘着体を提供する。 【解決手段】質量平均分子量が75万以上、酸価5以上
のアクリル系粘着剤(C1)と,質量平均分子量が40
万未満、酸価40以上のアクリル系粘着剤(C2)とか
らなる粘着成分とイソシアネート系架橋剤、エポキシ系
架橋剤の中から選ばれる少くとも1種の架橋剤との反応
物である粘着体で前記アクリル系粘着剤(C1)と、
(C2)の配合割合は質量比で(C1)/(C2)が9
5/5〜60/40である。更に110℃〜170℃に
おける剥離力が0.02〜0.12N/25mmであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高温下で用いても
被着体との間に浮きの発生がなく、しかも剥離したとき
には糊残りのない粘着体、それを用いた粘着シート並び
に該粘着シートを用いたフレキシブル回路基板用積層材
料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話を始めとして情報端末機
器の小型・軽量化及び高速化に伴い、搭載されるフレキ
シブル回路基板の小型、軽量化及び回路の微細加工が強
く求められてきている。このような要求に対して、従来
使用されいた3層タイプ(銅箔/接着剤層/フィルム基
材)のかわりに2層構造からなる無接着剤タイプ(導電
層/フィルム基材。以下、単に2層タイプ基材とも言
う)のCCLを用い、回路の微細加工を行うことが検討
されている。
【0003】2層タイプ基材は厚みが従来品と比べ著し
く薄くなり、しかも従来用いられていた接着剤層を有さ
ないため、腰が無くなり、基材の取扱い性が非常に悪く
なるため従来の製造方法を用いるとシワ、折れスジが入
り易くなる。これは製品歩留りが大幅に低下する原因と
なっている。このような歩留りの低下を防ぐため、薄く
腰の無い2層タイプ基材のフィルム側に粘着フィルムと
して耐熱性を有するフィルム基材上に粘着層を施した粘
着フィルムを貼り合せ、回路形成などの工程を終了後、
粘着フィルムを剥がすことが望まれているが、フレキシ
ブル回路基板製造工程中のある一部の工程で検討されて
いるものの、製造工程において最初の同面の洗浄工程か
ら回路形成、カバーレイの貼り合せそしてメッキ工程ま
で一連して2層タイプ基材の支持フィルムとして用いら
れる補強用支持フィルムとしての粘着シートはいまだ提
供されていないのが現状である。
【0004】特に大きな支障となっているのは、ソルダ
ーレジストインキ硬化工程中にかかる温度の影響が挙げ
られる。その温度は一般的には150〜160℃、最低
でも130℃程度である。いままで検討されてきた粘着
フィルムとしての粘着剤組成物は、メッキ工程用として
紫外線硬化タイプの粘着組成物があるが、このものは、
80℃以上の温度において粘着剤成分の一部が反応する
ため、紫外線を照射しても剥がすことができなくなる。
また、紫外線硬化タイプの粘着フィルムは通常PETや
オレフィンタイプの耐熱性に欠けるフィルム上に塗布さ
れている。よって、紫外線硬化タイプの粘着剤の改良が
行われた場合でも、150℃以上の耐熱性を有するフィ
ルムは、紫外線を透過させないため、紫外線を照射し剥
離させることができないものとなる。
【0005】また、再剥離性を有する熱発泡タイプで
は、カバーレイ工程の熱圧着時に、発泡剤が押し潰さ
れ、再剥離性が著しく低下したり、無機系発泡剤を使用
した際には100℃以上にて徐々に発泡が開始されるた
め、次工程で本来の密着力を保持することができず、支
持フィルムとしての効果を失うという問題がある。さら
に、室温において微粘着性を有する粘着フィルムも、1
50℃以上の高温下に曝された後、室温雰囲気に戻され
ると、剥離力が大きくなるため剥がしにくくなり、その
結果製品歩留り性が低下するのを免れないものであっ
た。
【0006】加えて言えば、前述の従来技術の粘着フィ
ルムに用いられている基材フィルムとしては、PET、
塩化ビニル、オレフィンなどが主として用いられている
が、これらの基材は150℃以上、特に170℃以上で
は基材フィルムが変形(基材フィルムの両側がワカメ状
になり)し、カバーレイ工程の次に行われるメッキ工程
にて、メッキ液が2層タイプ基材のフィルムと粘着層と
の間に入り込み支持フィルムとしての機能を果たさなく
なるという問題がある。一般的にこれらの温度に耐えら
れ、かつ一般的に使用されているフィルムとしては、ポ
リイミド系などの耐熱フィルムが主であるが、これらの
耐熱フィルムを支持フィルムとして検討した場合、製造
コストを大幅に高めることになり、歩留りを向上させた
としても実用性に乏しいため、支持フィルム用との粘着
フィルムの基材としては用いられていない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、耐熱性フィ
ルムと銅からなる2層タイプ基材を用い微細加工を要求
されるフレキシブル回路基板やTABの製造工程におい
て、特に110℃以上の熱がかかる工程においてもフレ
キシブル回路基板のベースフィルムとの間で浮きが生じ
ることなく、メッキ工程にも影響を及ぼさず、製造工程
終了時に被着体の2層基材から容易に剥離でき、かつ粘
着フィルムの基材も加熱時に変形することなく回路を形
成することができる支持フィルムに有用な粘着体、それ
を用いた粘着シートを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決するために鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成
するに至った。すなわち、本発明によれば、以下に示す
粘着体、粘着シート及びフレキシブル回路基板用積層材
料が提供される。 (1)110℃〜170℃における剥離力が0.02〜
0.12N/25mmである粘着体。 (2)加熱後の剥離力(A)が0.5N/25mm以下
であることを特徴とする前記(1)の粘着体。 (3)該粘着体は、質量平均分子量が75万以上、酸価
5以上のアクリル系粘着剤(C1)と質量平均分子量4
0万未満、酸価40以上のアクリル系粘着剤(C2)と
からなる粘着剤成分とイソシアネート系架橋剤、エポキ
シ系架橋剤の中から選ばれる少なくとも1種の架橋剤
(D)との反応物である前記(1)又は(2)記載の粘
着体。 (4)該アクリル系粘着剤(C1)と該アクリル系粘着
剤(C2)との配合割合(C1)/(C2)が、質量比
で95/5〜60/40である前記(1)ないし(3)
のいずれかに記載の粘着体。 (5)前記(1)ないし(4)のいずれかに記載の粘着
体が基材上に積層されてなる粘着シート。 (6)金属層と樹脂層とを有する積層材料の該樹脂層面
に前記(5)記載の該粘着シートの該粘着体側を貼り付
け積層したフレキシブル回路基板用積層材料。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の粘着体は、110℃〜1
70℃の高温雰囲気下における被着体の回路基板の基材
フィルムに対する剥離力が0.02〜0.12N/25
mmである。この剥離力が0.02N/25mm未満で
は、回路基板の基材フィルムとして主に用いられるポリ
イミド系フィルムの吸水率が高いため、回路基板製造工
程中110℃以上に加熱されることによりポリイミドフ
ィルム中に吸着された水分が蒸発する。このため粘着体
と基材フィルムとの間に気泡が発生し、その結果として
浮き発生する。この浮きのため回路形成におけるエッチ
ング工程やソルダーレジストインキ硬化後のメッキ工程
において、粘着体と基材フィルムとの間に各種処理液が
しみ込みが発生する。また、剥離力が0.12N/25
mmを超えると、ポリイミドからの水分の蒸発による気
泡は見られないものの、粘着体と基材フィルムとの塗れ
性が大きくなり、加熱後、室温下での剥離力が大きくな
りため、再剥離性が低下したり、剥離時に凝集破壊や糊
残りなどの発生を防ぐことが困難となる。
【0010】本発明の粘着体は、加熱後の室温での剥離
力(A)が0.5N/25mm以下であることが好まし
い。剥離力(A)が0.5N/25mmを超えると、回
路基板の基材フィルムから粘着体を剥がす際に剥離しに
くくなるため、回路基板にカールや糊残りが発生した
り、凝集破壊を招くことがある。また、剥離力(A)と
加熱前の室温下での剥離力(B)との比を3以下とする
のが好ましい。
【0011】本発明の粘着体においては、上記物性の範
囲内であれば従来から用いられている粘着剤や架橋剤を
用いることができるが、好ましくは、粘着剤としては、
アクリル系粘着剤、特に2種以上のことなるアクリル系
粘着剤が用いられる。2種以上のアクリル系粘着剤とし
ては、加熱高温下での剥離力を維持する成分と加熱後室
温で再剥離性を良好にするための成分とを用いることが
よく、例えば、(C1)加熱高温下での剥離力を維持す
るためには分子量を高め、その凝集力にて剥離力を維持
させるものと、(C2)比較的低分子量で高架橋可能な
粘着剤により加熱後の剥離性をコントロールし、再剥離
性を高めるものとを用いることが望ましい。
【0012】前記(C1)のような特性を有するアクリ
ル系粘着剤としては、質量平均分子量が75万以上でし
かも酸価が5以上のものが好ましい。質量平均分子量が
75万未満では加熱後室温下での剥離力が0.5N/2
5mmを超えるため、剥離しにくいものとなる。また、
60万以下では前記剥離性の他、加熱時(170℃)に
おいて、気泡が発生し易くなるという問題がある。さら
に、酸価(mgKOH/g)を有さないものを用いる
と、加熱後の剥離力が0.5N/25mmを超えるし、
また酸価が5未満のものでは、加熱時において支持フィ
ルムと回路基板の基材フィルムとの間に気泡が発生する
ため浮きが生じるので好ましくない。また前記(C2)
のような特性を有するアクリル系粘着剤としては、質量
平均分子量40万未満で、酸価40以上の高架橋可能な
アクリル系粘着剤が用いられる。酸価が40未満の場
合、加熱時に粘着体の塗れ性が良くなりすぎ、加熱後の
室温下での剥離力が高くなるため、回路基板の基材フィ
ルムとの間で凝集破壊をおこし易くなる。さらに質量平
均分子量が40万以上であると前記(C1)アクリル系
粘着剤との併用においては加熱後の剥離力の低下に効果
が少なく、その剥離力も0.5N/25mm以下になり
にくい。前記(C1)成分と(C2)成分との配合割合
は、質量比で95/5〜60/40の範囲である。配合
割合が95/5未満では、加熱時に気泡の発生は見られ
ないものの凝集力が高くなりすぎ、室温下に戻した際、
剥離力が高くなり、再剥離性を損なうものとなるし、6
0/40を超えると、加熱時における剥離力が小さくな
り、気泡の発生が見られる。
【0013】本発明の粘着体に用いられる架橋剤は、上
記粘着剤のカルボルキシル基と反応する官能基を有する
化合物を用いることができる。このようなものとして
は、例えば、イソシアナト基含有化合物、エポキシ基又
はグリシジル基含有化合物、メラミン系化合物、アジリ
ジニル基含有化合物等が挙げられるが、中でも芳香族系
イソシアネート、芳香族系又は脂環式エポキシ樹脂が好
ましい。芳香族系イソシアネートとしては、例えばキシ
レンジイソシアネートやトルエンジイソシアネート及び
それらのアダクトタイプが、芳香族系又は脂環式エポキ
シ樹脂としては、分子内に2個以上のエポキシ基を有す
る化合物、例えばビスフェノールAあるいはビスフェノ
ールFのジグリシジルエーテル、エポキシノボラック、
メタキシレンジアミンのテトラグリシジルエーテルやそ
の水添化された1,3−ビシクロアミンのテトラグリシ
ジルエーテルなどが挙げられる。これらの中でアクリル
系粘着剤の架橋剤として最も好ましいエポキシ樹脂とし
ては、分子内に架橋の際に促進剤として機能する3級ア
ミンを有するメタキシレンジアミンテトラグリシジルエ
ーテル及びその水添化物である。
【0014】この架橋剤の配合割合は、前記(C1)及
び(C2)の合計量100質量部に対し、2〜15質量
部の範囲が好ましい。この範囲より架橋剤が多いと、加
熱時において剥離力が小さくなり、気泡が発生し易くな
るし、この範囲より少ないと加熱後室温における剥離力
が大きくなり、再剥離性を損なうものとなる。
【0015】本発明の粘着シートは、基材上に前記粘着
体を設けることにより得ることができる。粘着シートに
用いられる基材としては、耐熱性を有するものであり、
例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナ
フタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエス
テル樹脂の他、ポリイミド樹脂、ポリカーボネート樹
脂、ポリスチレン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエーテル
イミド樹脂、ポリエーテルケトン樹脂、ポリフェニレン
サルファイド樹脂、ポリアクリレート樹脂、ポリエステ
ルエーテル樹脂、ポリアミドイミド樹脂、ポリメチルメ
タクリレート樹脂、フッ素樹脂等からなるフィルムが挙
げられる。また、これらのフィルムのうち、特に好まし
いものとしては170℃における熱収縮率がTD及びM
D方向とも±0.5%以下で、そのMDとTDとの比が
3以下で、しかもガラス転移温度が120℃以上のフィ
ルムが好ましい。ガラス転移温度が120℃未満ではフ
ィルムがゴム状状態となり150℃以上の温度において
フィルムが変形し易くなり、そのため粘着体と被着体と
の間で剥離が発生する。170℃での熱収縮率がMD、
TD方向とも0.5%を超えると支持フィルムとしての
寸法安定性が損なわれ、回路形成及びソルダーインキ硬
化時に微細回路形成が損なわれるおそれがある。また、
170℃におけるMDとTD方向の熱収縮率の比が3を
超えると、製造されたフレキシブル回路基板に反りが生
じ易くなり、回路基板にカールが発生するのを防止する
ことができない。経済性と性能の面から特に好ましい基
材としてはポリエチレンナフタレートである。
【0016】本発明で用いられる基材の厚さは、被着体
を保護し、かつ必要な強度で支持することが可能な厚さ
であれば従来から基材として用いられているものの厚
さ、例えば10〜125μm程度の厚さのものが用いら
れる。
【0017】基材表面に、所望により表面処理を行うこ
とができる。この時の表面処理としては、例えば(1)
コロナ放電処理やグロー放電処理などの放電処理、
(2)プラズマ処理、(3)火炎処理、(4)オゾン処
理、(5)紫外線処理や電子線、放射線処理等の電離活
性線処理、(6)サンドマット処理やヘアライン処理な
どの粗面化処理、(7)化学薬品処理、(8)アンカー
層形成等が挙げられる。前記アンカー層としては、ポリ
ウレタン系樹脂、ポリエステル系樹脂、アクリル系樹
脂、ポリエステルポリウレタン樹脂などが用いられる。
このアンカー層の厚さは、通常0.5〜1.5μmの範
囲である。
【0018】この基材上に粘着体を形成するには、前記
した成分を適当な溶剤に溶解又は分散させて固形分濃度
を10〜50質量%程度の粘着体形成塗工液を調製し、
前記粘着体形成塗工液を基材又は所望により設けられた
表面処理面に、常法に従って、塗布、乾燥することによ
り、粘着体を設ける。この時の粘着体の厚さは、所定の
剥離性能を有すれば特に規定はなく、一般的に、2〜5
0μm程度、好ましくは5〜20μm程度である。この
厚みよりも薄いと、初期剥離力が小さくなると共に、加
熱時における剥離力も0.02N/25mm以上を満た
すことができず、その結果、気泡発生を招き、支持フィ
ルムとしての役割を損ねる。また、この範囲を超える
と、初期剥離力が高くなると共に、加熱後の剥離力も大
きくなり、再剥離性に支障をきたすので好ましくない。
この粘着体形成塗工液には、従来慣用されている各種添
加剤、例えば架橋促進剤、酸化防止剤、安定剤、粘度調
整剤、粘着付与樹脂、有機又は無機質充填剤などを添加
することができる。架橋促進剤としては、例えば、トリ
エチルアミン系、ナフテン酸コバルト系、スズ系のもの
が挙げられる。架橋剤がイソシアネート系架橋剤の場
合、特に塩化第一スズ、テトラ−n−ブチルスズ、塩化
第二スズ、トリメチルスズヒドロキシド、ジメチル2塩
化スズ、ジ−n−ブチルスズラウリレートなどのスズ系
促進剤を使用するのが好ましく、また、エポキシ樹脂を
架橋剤として用いる場合には、商品名 TMP−30と
して知られている3級アミンを1分子中に3個含有した
フェノール類が特に有効である。また、酸化防止剤とし
ては、フェノール系酸化防止剤を加えることができる。
このようにして選られた粘着シートは、被着体、例えば
回路基板の基材フィルムと貼り合わされるまでは、粘着
体表面に剥離可能なフィルム(以下、単に剥離フィルム
と言う)が貼り合されている。この剥離フィルムは、公
知の何れのものも使用することができるが、微細加工さ
れたフレキシブル回路基板製造工程用として粘着シート
を使用する場合は、シリコーン系かつその他汚染の原因
となる処理を施された剥離フィルムの使用は好ましくな
いので、フレキシブル回路基板製造工程用に使用可能な
剥離フィルムとしては、OPPやPEフィルム等が用い
られる。これらのフィルムの厚みは、15〜200μm
程度が好ましい。本発明のフレキシブル回路基板用積層
材料は、2層材料のフィルム基材面と本発明の粘着シー
トの粘着体とを積層したものである。
【0019】
【実施例】次に、本発明を実施例よりさらに詳細に説明
するが、本発明は、これらの例によって何ら限定される
ものではない。なお、各例中の物性は以下の方法により
測定したものである。 (1)加熱前の剥離力(B)(N/25mm) 製造後加熱処理や紫外線照射処理を受けていない粘着シ
ートを、23℃、65%RHの条件下で、幅25mm、
長さ250mmに切断した試験片に、厚さ25μmのポ
リイミドフィルムを2Kgゴムローラを用いて300m
m/minの速さで一往復させて圧着し、前記と同じ2
3℃、65%RHの条件下で20分間放置した試験片に
ついて、同条件下で引張試験機を用いて引張り速さ30
0mm/minで厚さ25μmのポリイミドフィルムを
180度方向に引き剥がしたときの剥離力を測定した。
なお、前記被着体として用いるポリイミドフィルムは、
東レデュポンフィルム社製のポリイミドフィルム(商品
名:カプトン100H)である。 (2)110℃、130℃及び170℃雰囲気下での剥
離力(n/25mm) 前記処理剥離力と同様にしてポリイミドフィルムと粘着
シートとを圧着し、20分間放置した試験片を各温度雰
囲気下で前記初期剥離力と同様にして剥離力を測定し
た。 (3)加熱後の剥離力(A)(170℃)(N/25m
m) 前記初期剥離力と同様にしてポリイミドフィルムと粘着
シートとを圧着し、20分間放置した試験片を170℃
の雰囲気下で0.5時間加熱し、23℃、65%RHの
条件下で冷却後、前記初期剥離力と同様にして剥離力を
測定した。 (4)気泡の発生 粘着シート養生後剥離フィルムを剥し、無接着タイプC
CL(新日鉄化学製エスパネックスSC12−25−0
0AE)に貼り合せ、130℃及び170℃にて0.5
時間放置後、室温に戻し気泡発生の有無を目視により以
下の基準で評価した。 ×…気泡及び浮き等変化が見られる。 ○…外見上変化が見られない。
【0020】実施例1 アクリル酸ブチル及びアクリル酸よりなるアクリル系粘
着剤(C1−1、質量平均分子量130万、ガラス転移
温度−40.5℃、酸価8mgKOH/g)90質量
部、アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸メチル
及びアクリル酸の3元共重合からなる低分子量アクリル
系粘着剤(C2−1、質量平均分子量30万、ガラス転
移温度―6.7℃、酸価47mgKOH/g)10質量
部に対し、架橋剤として脂環式エポキシ樹脂(D1、三
菱ガス化学製 TETRAD−C)4質量部と、溶媒と
してトルエン、メチルエチルケトンの混合溶剤400質
量部とを混合・攪拌し、粘着剤溶液とした。次に、これ
を耐熱性基材フィルム(50μm ポリエチレンナフタ
レート)に乾燥膜厚が7μm程度になるように塗布し、
130℃にて3分乾燥させた後、40μmのOPPフィ
ルムを貼り合せた後、室温にて養生し、再剥離粘着シー
トを得た。このものの物性を表1に示す。
【0021】実施例2 実施例1において、架橋剤(D1)の配合部数を2質量
部に変更したほかは、同様に再剥離粘着シートを得た。
このものの物性を表1に示す。
【0022】実施例3 実施例1において、粘着剤(C1−1)と粘着剤(C2
−1)との質量部をそれぞれ75質量部及び25質量部
に変更し、更に架橋剤の配合部数を6質量部に変更し、
同様の再剥離粘着シートを得た。このものの物性を表1
に示す。
【0023】実施例4 実施例3において、架橋剤(D1)の配合部数を3質量
部に変更した以外は、同様に再剥離粘着シートを作製し
た。
【0024】実施例5 実施例2において、架橋剤を芳香族イソシアネート(D
2、コロネートL)14.4質量部とした以外は、全て
実施例2と同様にして再剥離粘着シートを作製した。こ
のものの物性を表1及び2に示す。
【0025】実施例6 実施例5において、粘着剤(C1−1)にかえ、アクリ
ル酸ブチル−アクリル酸共重合体(C1−3、質量平均
分子量85万、ガラス転移温度−43℃、酸価7mgK
OH/g)にした以外は、すべて実施例5と同様にして
再剥離性粘着シートを作製した。このものの物性を表2
に示す。
【0026】比較例1 実施例3において、架橋剤(D1)の配合部数を 1.
5質量部とした以外は、全て実施例3と同様にして、再
剥離粘着シートを作製した。このものの物性を表1に示
す。
【0027】比較例2 アクリル系粘着剤(C1−1)を100質量部、架橋剤
(D2)13.5質量部、溶媒としてトルエン、メチル
エチルケトンの混合溶剤400質量部とを混合・攪拌
し、粘着剤溶液を用いた以外は全て実施例1と同様にし
て再剥離粘着シートを作製した。このものの物性を表1
に示す。
【0028】比較例3 比較例2において、アクリル系粘着剤(C1−1)にか
え、アクリル系粘着剤(C2−1)を用いた以外は、全
て比較例2と同様して再剥離粘着シートを作製した。こ
のものの物性を表1に示す。
【0029】比較例4 2−エチルヘキシルアクリレートとヒドロキシルエチル
メタクリレートと酢酸ビニルとからなる質量平均分子量
が39万のアクリル粘着剤(C1−2)100質量部、
架橋剤として脂肪族イソシアネート(D3、武田薬品工
業 タケネートD−170N)3.2質量部、溶媒とし
てトルエン、メチルエチルケトンの混合溶剤400質量
部とを混合・攪拌し、粘着剤溶液を用いた以外は全て実
施例1と同様にして再剥離粘着シートを作製した。この
ものの物性を表1に示す。
【0030】比較例5 実施例5において、アクリル系粘着剤(C1−1)にか
え、アクリル酸ブチルとアクリル酸との共重合体(C1
−4、質量平均分子量53万、ガラス転移温度−43
℃、酸価16mgKOH/g)を用いた以外は、全て実
施例5と同様にして再剥離性粘着シートを作製した。こ
のものの物性を表2に示す。
【0031】比較例6 実施例5において、アクリル系粘着剤(C1−1)にか
え、アクリル酸ブチルとアクリル酸との共重合体(C1
−5、質量平均分子量83万、ガラス転移温度−56
℃、酸価4mgKOH/g)を用いた以外は、全て実施
例5と同様にして再剥離性粘着シートを作製した。この
ものの物性を表2に示す。
【0032】比較例7 実施例5において、アクリル系粘着剤(C1−1)にか
え、アクリル酸ブチルとアクリル酸との共重合体(C1
−6、質量平均分子量84万、ガラス転移温度−23
℃、酸価23mgKOH/g)を用いた以外は、全て実
施例5と同様にして再剥離性粘着シートを作製した。こ
のものの物性を表2に示す。
【0033】比較例8 実施例5において、アクリル系粘着剤(C1−1)にか
え、アクリル酸ブチルとメタクリル酸ヒドロキシエチル
との共重合体(C1−7、質量平均分子量100万、ガ
ラス転移温度−25℃、水酸基価15mgKOH/g)
を用いた以外は、全て実施例5と同様にして再剥離性粘
着シートを作製した。このものの物性を表2に示す。
【0034】比較例9 実施例5において、アクリル系粘着剤(C2−1)にか
え、アクリル酸ヒドロキシエチルとアクリル酸ブチルと
の共重合体(C2−2、質量平均分子量40万、ガラス
転移温度−16℃、水酸基価20mgKOH/g)を用
いた以外は、全て実施例5と同様にして再剥離性粘着シ
ートを作製した。このものの物性を表2に示す。
【0035】
【表1】
【0036】
【表2】 本発明のもの(実施例1〜5)は、比較例に比べ170
℃での気泡の発生がなく、加熱下でも被着体との密着性
にすぐれ、しかも加熱後は糊残りがなく、容易に剥離で
きる物であることが分かる。また、実施例5及び6は、
比較例5〜9に比べ、再剥離性にすぐれ、しかも気泡が
発生しない粘着シートであることがわかる。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、110℃以上の加熱下
においても、気泡の発生がなく、被着体との密着性にす
ぐれ、かつ加熱後に容易に剥離することができ、そして
剥離後には糊残りを生じない高品質の粘着体が提供され
る。また、本発明の粘着体を用いることにより、高品質
の粘着シートを得ることができる。さらに、この粘着シ
ートを用いることにより、フレキシブル回路基板用積層
材料を得ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05K 1/03 650 H05K 1/03 650 670 670Z 3/38 3/38 E (72)発明者 浅野 靖子 東京都中央区銀座四丁目11番2号 ソマー ル株式会社内 Fターム(参考) 4J004 AA10 AA13 AA14 AA17 AB01 AB05 CA05 CA06 CC02 CD01 CD02 CD05 CD06 CD07 CD08 CD09 CD10 FA05 FA08 4J040 DF061 EC221 EF181 EF231 EF301 GA07 JA09 KA16 LA01 LA06 NA20 PA23 5E343 AA18 AA33 CC03 GG20

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 110℃〜170℃における剥離力が
    0.02〜0.12N/25mmである粘着体。
  2. 【請求項2】 加熱後の剥離力(A)が0.5N/25
    mm以下であることを特徴とする請求項1記載の粘着
    体。
  3. 【請求項3】 該粘着体は、質量平均分子量が75万以
    上、酸価5以上のアクリル系粘着剤(C1)と質量平均
    分子量40万未満、酸価40以上のアクリル系粘着剤
    (C2)とからなる粘着剤成分とイソシアネート系架橋
    剤、エポキシ系架橋剤の中から選ばれる少なくとも1種
    の架橋剤(D)との反応物である請求項1又は2記載の
    粘着体。
  4. 【請求項4】 該アクリル系粘着剤(C1)と該アクリ
    ル系粘着剤(C2)との配合割合(C1)/(C2)
    が、質量比で95/5〜60/40である請求項1ない
    し3のいずれかに記載の粘着体。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載の粘
    着体が基材上に積層されてなる粘着シート。
  6. 【請求項6】 金属層と樹脂層とを有する積層材料の該
    樹脂層面に請求項5記載の該粘着シートの該粘着体側を
    貼り付け積層したフレキシブル回路基板用積層材料。
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