JP2003266980A - 剥離性隠蔽層付印刷物 - Google Patents

剥離性隠蔽層付印刷物

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JP2003266980A
JP2003266980A JP2002070001A JP2002070001A JP2003266980A JP 2003266980 A JP2003266980 A JP 2003266980A JP 2002070001 A JP2002070001 A JP 2002070001A JP 2002070001 A JP2002070001 A JP 2002070001A JP 2003266980 A JP2003266980 A JP 2003266980A
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Akira Ono
朗 小野
Koji Atsumi
浩司 渥美
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Toppan Inc
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Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】強光下でも機密情報データが視認できないもの
で、製造コストが嵩まず、さらに最表面の隠蔽層の画像
にシャープ性があり、かつその隠蔽層の形成にオフセッ
ト印刷機でのインライン加工を可能にし、そのデザイン
に自由度がある隠蔽層で構成される剥離性隠蔽層付印刷
物の提供にある。 【解決手段】ポリプロピレン皮膜層18面に機密情報デ
ータの画像でなる無色の高密着性アンカーニス層16が
施され、その周囲を覆うように濃色で全面ベタのスチレ
ンアクリル系樹脂とウレタン系樹脂をバインダーとする
印刷インキでなる剥離性隠蔽層22が施されている剥離
性隠蔽層付印刷物1であって、前記機密情報データは、
粘着テープで押圧剥離されない高密着性アンカーニス層
16上の剥離性隠蔽層22で形成されている剥離性隠蔽
層付印刷物1である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、抽選券やゲームカ
ードの如く「当たり」「外れ」等の機密情報データを剥
離性隠蔽層で隠蔽してあり、使用に際しこの剥離性隠蔽
層を剥離して機密情報データを認識する剥離性隠蔽層付
印刷物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、インスタント抽選券やゲ
ーム用のカードなどにおいて、「当たり」、「外れ」あ
るいはそれに該当する絵柄などでなる機密情報データを
隠蔽するために、隠蔽性とスクラッチ性(引っ掻き易さ
性)を有し、凝集破壊性のあるゴム系のインキによりそ
の機密情報データを隠蔽し、購入した顧客がその使用に
際し、コイン等でスクラッチオフして機密情報データを
視認するスクラッチ印刷物が知られ、種々の分野で利用
されている。
【0003】上記のスクラッチ隠蔽層が施された印刷物
として、例えば図5の積層断面で表した模式図に示すよ
うに、用紙などでなる基材(10)の上に絵柄、文字、
数字などの機密情報データ(12)が印刷されていて、
その機密情報データ(12)を覆うように透明な剥離ニ
スなどによる易剥離層(14)が形成され、その易剥離
層(14)の上にスクラッチ隠蔽層(20)が施されて
いるスクラッチ隠蔽層付印刷物(2)があり、このスク
ラッチ隠蔽層付印刷物(2)を購入した顧客がコインや
爪等でスクラッチ隠蔽層(20)をスクラッチオフ(引
っ掻き落とすこと)して、「当たり」、「外れ」など、
あるいはそれに該当する絵柄などの機密情報データ(1
2)を目視で認識できるようになっている。
【0004】しかし、例えば基材(10)が比較的薄い
用紙の場合などでは、この印刷物に強い光を当てて、そ
の反対面から透かして見ると、機密情報データ(12)
の陰影が透けて見えて機密情報データとならず、セキュ
リティに欠けるという問題点があった。
【0005】この問題を解決する方法として、例えば図
6の積層断面で表した模式図に示すように、基材(1
0)の裏面にグレー系のインキによる印刷等で透かし防
止層(24)を設ける方法があるが、裏面の情報量が限
られることと、デザイン的にも見栄えがせず自由度がな
い等の問題があり、あるいは基材(10)が高価で、印
刷やその加工等がし難い(生産効率が悪くなる)ことを
承知のうえで厚い紙を使用してこの透けて見える問題を
解決していた。
【0006】このように強い光を当てても機密情報デー
タ(12)の陰影が透けて見えないようにするための上
記いずれの対策においても、基材(10)、インキ等の
材料や印刷等の工程が増えるという問題、いわゆる製造
コストが嵩むという問題点があった。
【0007】また、最表面のスクラッチ隠蔽層(20)
は、機密情報データ(12)を隠蔽する役目であるた
め、シルバーあるいはグレイ系統の不透明な全ベタ(印
刷用語で、印刷面に濃淡の差や白く抜けた部分がなく、
印刷インキで完全に覆われている部分)で形成せざるを
えないものであり、従ってこのスクラッチ隠蔽層(2
0)のデザインに対する自由度がなく、かつデザイン的
には見栄えがしないという問題点のあるスクラッチ隠蔽
層付印刷物(2)であった。
【0008】さらにまた、最表面のスクラッチ隠蔽層
(20)の形成に、そのインキとして、例えばアルミニ
ウム粉15〜25重量部、アルミナ白等体質顔料を含め
た着色顔料15〜25重量部、凝集破壊(団塊)性のあ
るSBR、NBR等合成ゴム系樹脂15〜25重量部、
さらにこれらにトルエンやキシレン、メチルイソブチル
ケトン等芳香族炭化水素系溶剤35〜45重量部と消泡
剤等助剤5〜15重量部を加えたものであり、このよう
に凝集破壊(団塊)性のあるゴム系の(ばさばさした)
インキで厚さが4〜10μm程度と厚くする必要がある
ため、スクリーン印刷等で行わなければならず、よって
その画像にシャープ性がなく、スクラッチしてもシャー
プにできず、かつ遅乾性のスクリーン用のスクラッチイ
ンキでは、ラインスピードが遅いのでスクラッチ隠蔽層
(20)の印刷後、乾燥までの間にインキのレベリング
が進み、機密情報データ(12)の凹凸がスクラッチ隠
蔽層(20)の表面に現れるので、機密とはならないと
いう問題があり、さらに遅乾性なので生産性に劣り、特
に他の画像などを印刷するオフセット印刷機でのインラ
イン加工としては不適なもので、別ラインで形成せざる
を得なかった。さらにまた、上記ゴム系のインキによる
スクラッチ隠蔽層(20)では、輸送や保管等での取扱
時での擦れによって剥離する危惧があり、セキュリティ
面での信頼性に欠けるという問題もあった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる従来
技術の問題点を解決するものであり、その課題とすると
ころは、強い光を与えてもその反対面からは機密情報デ
ータの陰影が視認できないもので、従来のように透かし
防止層を施して裏面のデザインに自由度が無くなった
り、見栄えがしないという問題がなく、あるいは高価で
印刷や加工等がし難い厚い紙を用いたりして製造コスト
が嵩むという問題点がなく、さらにまた最表面の隠蔽層
の画像にシャープ性があり、かつその隠蔽層の形成にオ
フセット印刷機でのインライン加工を可能にし、隠蔽層
のデザインに自由度があり、かつ見栄えのする隠蔽層で
構成され、さらに輸送時等での擦れにも耐性のある剥離
性隠蔽層付印刷物を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に於いて上記課題
を達成するために、まず請求項1の発明では、プラスチ
ックシートもしくは少なくとも片面にプラスチック皮膜
層が施されている基材のプラスチック面に機密情報デー
タの画像でなる無色の高密着性アンカーニス層が施さ
れ、該高密着性アンカーニス層とその周囲を覆うように
濃色で全面ベタでなる剥離性隠蔽層が施されている剥離
性隠蔽層付印刷物であって、前記機密情報データは、粘
着テープで粘着剥離されない高密着性アンカーニス層上
の剥離性隠蔽層で形成されていることを特徴とする剥離
性隠蔽層付印刷物としたものである。
【0011】上記請求項1に係る発明によれば、プラス
チック面に、これと密着性の高い高密着性アンカーニス
層と密着性の低い剥離性隠蔽層が形成されているので、
この剥離性隠蔽層の剥離を粘着テープで行うと、高密着
性アンカーニス層上以外の剥離性隠蔽層が容易に剥離さ
れ、粘着テープで剥離されない無色の高密着性アンカー
ニス層上の濃色で全面ベタでなる剥離性隠蔽層を機密情
報データの画像とするもので、この画像の部分と他の部
分(周囲)での剥離性隠蔽層とに差がなく、よって使用
に際する剥離前は、強い光を与えて透かしてみても、機
密情報データとして視認し難い剥離性隠蔽層付印刷物と
なり、その結果として従来のスクラッチ隠蔽層付印刷物
のように裏面に透かし防止層を施す必要がないので、裏
面のデザインに自由度が増し、また基材に厚紙等を必要
としないので製造コストの低減ともなる。
【0012】また、請求項2の発明では、プラスチック
シートもしくは少なくとも片面にプラスチック皮膜層が
施されている基材のプラスチック面に機密情報データの
画像でなる無色の高密着性アンカーニス層が施され、該
高密着性アンカーニス層とその周囲を覆うように濃色で
規則的もしくは不規則的線画紋様の剥離性隠蔽層が施さ
れている剥離性隠蔽層付印刷物であって、前記機密情報
データは、粘着テープで粘着剥離されない高密着性アン
カーニス層上の剥離性隠蔽層で形成されていることを特
徴とする剥離性隠蔽層付印刷物としたものである。
【0013】上記請求項2に係る発明によれば、上記請
求項1に係わる発明と同様に機密情報データとなる部分
と他の部分(周囲)での濃色でなる剥離性隠蔽層とに差
がなく、よって使用に際する剥離前は、強い光を与えて
透かしてみても、機密情報データとして視認し難い剥離
性隠蔽層付印刷物となり、その結果として従来のスクラ
ッチ隠蔽層付印刷物のように裏面に透かし防止層を施す
必要がないので、裏面のデザインに自由度が増し、また
基材に厚紙等を必要としないので製造コストの低減とも
なる。また、濃色の剥離性隠蔽層を、例えば規則的な万
線や網点等あるいは不規則的な地紋、細紋、さらには線
画絵柄等でなる線画紋様で形成することによって、最表
面の剥離性隠蔽層のデザインに自由度を与え、デザイン
的に見栄えのする剥離性隠蔽層付印刷物を提供できる。
【0014】また、請求項3の発明では、上記プラスチ
ックは、ポリプロピレン樹脂であることを特徴とする請
求項1または2記載の剥離性隠蔽層付印刷物としたもの
である。
【0015】上記請求項3に係る発明によれば、プラス
チックをポリプロピレン樹脂とすることによって、この
ポリプロピレン面と高密着性アンカーニス層面での剥離
性隠蔽層の密着性即ち接着強度(剥離強度ともいう)
に、より大きな差ができ、この使用に際し、粘着テープ
による剥離性隠蔽層の剥離がより容易になされ、シャー
プな機密情報データとしての画像とすることができる。
【0016】さらにまた、請求項4の発明では、上記濃
色の剥離性隠蔽層は、スチレンアクリル系樹脂および/
またはウレタン系樹脂をバインダーとする印刷インキも
しくは紫外線硬化型オフセット用印刷インキでなること
を特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の剥離
性隠蔽層付印刷物としたものである。
【0017】上記請求項4に係る発明によれば、濃色の
剥離性隠蔽層を、スチレンアクリル系樹脂および/また
はウレタン系樹脂をバインダーとした印刷インキもしく
は紫外線硬化型オフセット用印刷インキで形成すること
によって、この剥離性隠蔽層に対するプラスチック面と
高密着性アンカーニス層との密着性に大差をもたせ、そ
の結果として高密着性アンカーニス層に対し密着性がよ
り向上し、使用に際し粘着テープで剥離すると、プラス
チック面では容易に剥離されるが、その高密着性アンカ
ーニス層上では剥離されずに残り、この残った部分がシ
ャープな機密情報データとして認識されるようになる剥
離性隠蔽層付印刷物とすることができる。
【0018】かつ上記剥離性隠蔽層用の印刷インキは、
従来のSBR、NBR等合成ゴム系樹脂をバインダーと
した遅乾性のインキに比べ、速乾性なので規則的もしく
は不規則的線画紋様、例えば万線、網点、細紋あるいは
線画絵柄等がレベリングして流れたりせず、よってシャ
ープ性等に優れ、最表面の剥離性隠蔽層のデザインに見
栄えのする剥離性隠蔽層付印刷物を提供できる。さらに
はこの剥離性隠蔽層用の印刷インキは、速乾性なのでレ
ベリングせずに平坦な皮膜となり、高密着性アンカーニ
ス層の段差が表面で機密情報データとして視認されるこ
とがなく、輸送時等での擦れで機密情報データが視認さ
れる危惧のない信頼性のある剥離性隠蔽層付印刷物と
し、かつまた上記組成のインキとすることによって、従
来のスクリーン印刷方式に代わり、生産効率のよい平版
オフセット方式を始めグラビア方式、樹脂凸版を用いた
ロールコート方式あるいはフレキソ方式などが適用でき
るようになり、オフセット印刷機でのインライン化を可
能にする剥離性隠蔽層付印刷物とすることができる。
【0019】上記請求項1でいう全面ベタとは、印刷用
語で、印刷面に濃淡の差や白く抜けた部分がなく、印刷
インキで完全に覆われている部分をいう。
【0020】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
用いて詳細に説明する。上記請求項1に係る発明では、
図1(a)の側断面図に示すように、例えば紙を基材
(10)とし、その片面にポリプロピレン皮膜層(1
8)が施されていて、そのポリプロピレン皮膜層(1
8)の面に、機密情報データのパターンとなる無色の高
密着性アンカーニス層(16)が施され、この高密着性
アンカーニス層(16)とその周囲のポリプロピレン皮
膜層(18)を覆うように濃色で全面ベタでなる剥離性
隠蔽層(22)が施されている剥離性隠蔽層付印刷物
(1)とするものである。
【0021】上記本発明では、例えばこの剥離性隠蔽層
付印刷物(1)の剥離性隠蔽層(22)を、粘着テープ
で押圧剥離すると、ポリプロピレン皮膜層(18)上の
剥離性隠蔽層(22)は剥離されて、図1(b)の平面
図およびそのB−B面断面を表す図1(c)の側断面図
に示すように、剥離されずに高密着性アンカーニス層
(16)上に残った剥離性隠蔽層(22)が、「T、
O」の字を形成し、この「T、O」の字が機密情報デー
タ(12)となるようにした剥離性隠蔽層付印刷物
(1)である。
【0022】このように、高密着性アンカーニス層(1
6)とポリプロピレン皮膜層(18)に対する剥離性隠
蔽層(22)の密着性(接着強度)の差を利用した剥離
性隠蔽層付印刷物(1)で、さらに詳しくは、図2の側
断面図に示すように、例えばポリプロピレン皮膜層(1
8)上に高密着性アンカーニス層(16)のパターンが
施され、その上と周囲に剥離性隠蔽層(22)が施され
ている剥離性隠蔽層付印刷物(1)の剥離性隠蔽層(2
2)上に、セロハンテープ(30)を押圧接着すると、
この時の密着性即ち接着強度(剥離強度ともいう)で説
明すると、ポリプロピレン皮膜層(18)に対する剥離
性隠蔽層(22)の接着強度と、剥離性隠蔽層(22)
に対するセロハンテープ(30)の接着強度では後者の
方が大きく、また高密着性アンカーニス層(16)に対
するポリプロピレン皮膜層(18)、高密着性アンカー
ニス層(16)に対する剥離性隠蔽層(22)の接着強
度と、剥離性隠蔽層(22)に対するセロハンテープ
(30)の接着強度では最後者の方が最も小さくなる。
その結果、セロハンテープ(30)を引っ張り上げる
と、図1(b)および(c)に示すように、剥離されず
に高密着性アンカーニス層(16)上に残った剥離性隠
蔽層(22)が、「T、O」の字を形成し、この「T、
O」の字が機密情報データ(12)となる剥離性隠蔽層
付印刷物(1)とすることができる。
【0023】上記ポリプロピレン皮膜層(18)として
は、例えば雑誌の表紙等に用いるもので、紙を基材(1
0)とし、それに通常のオフセット印刷を施し、その印
刷面を保護するとともに光沢を付与するために、厚さ2
0μm程度のポリプロピレンフィルムを接着剤を介して
ラミネートするか、あるいは押出し機によりポリプロピ
レン樹脂の押出しコーティングにて得られるものを用い
ることができる。このポリプロピレン皮膜層(18)が
施された紙基材(10)に替え、特にスクラッチカード
などにはポリプロピレンシートが好適に用いることもで
きる。
【0024】また、上記高密着性アンカーニス層(1
6)としては、例えば5〜25重量%の体質顔料、20
〜60重量%の感光性樹脂、5〜40重量%の感光性モ
ノマーでなる紫外線硬化型オフセット枚葉インキのビヒ
クルに、添加剤として10〜20重量%のベンゾフェノ
ン、ジメチルアミンベンゾフェノン等でなる光重合開始
剤、さらにハイドロキノン等熱重合禁止剤等添加剤など
で構成される紫外線硬化型のオフセット用の無色のアン
カーニスが挙げられ、さらに具体的には、商品名:FD
OM下刷りニス10(東洋インキ製造社製)が好適なア
ンカー用のインキ(ニス)であり、オフセット印刷法に
て形成することができる。
【0025】このアンカー用のインキ(ニス)は、上記
ポリプロピレン皮膜層(18)との接着性に優れ、かつ
剥離性隠蔽層(22)に対しアンカー剤となりこれとの
密着性にも優れるものである。
【0026】上記のような構成の剥離隠蔽層付印刷物
(1)では、図1(a)に示すように、セロハンテープ
などの押圧剥離で機密情報データとなる高密着性アンカ
ーニス層(16)上の濃色の剥離性隠蔽層(22)とポ
リプロピレン皮膜層(18)上の濃色の剥離性隠蔽層
(22)とが同一で、かつ機密情報データとなる高密着
性アンカーニス層(16)は無色なので他の部分(周囲
のポリプロピレン皮膜層(18))との差がなく、よっ
て剥離前は、強い光を与えて透かしてみても、機密情報
データ(12)として視認し難い剥離性隠蔽層付印刷物
(1)とすることができる。さらに図6に示す従来のス
クラッチ隠蔽層付印刷物(2)のように裏面に透かし防
止層(24)を施す必要がないので、裏面のデザイン等
情報の量と自由度が増すメリットを備えたものとするこ
とができる。
【0027】また、上記請求項2に係る発明では、図3
(a)の側断面図に示すように、上記請求項1に係る発
明での全面ベタでなる剥離性隠蔽層を、例えば規則的な
万線状のパターンでなる剥離性隠蔽層(22a)とする
ものである。このような規則的な万線状のパターンでな
る剥離性隠蔽層(22a)とした剥離性隠蔽層付印刷物
(1)をセロハンテープ等で押圧剥離すると、図3
(b)の側断面図に示すように、ポリプロピレン皮膜層
(18)上の万線状のパターンでなる剥離性隠蔽層(2
2a)は剥離され、高密着性アンカーニス層(16)上
の万線状のパターンでなる剥離性隠蔽層(22a)は、
規則的な万線状のパターンでなる機密情報データ(12
a)として視認されるようになる。このように押圧剥離
前後を問わず規則的な万線状のパターンでなる剥離性隠
蔽層(22a)とすることによって、最表面の規則的な
万線状のパターンでなる剥離性隠蔽層(22a)や機密
情報データ(12a)として、デザイン的に見栄えのす
る剥離性隠蔽層付印刷物(1)とすることができる。
【0028】上記事例では濃色の剥離性隠蔽層を規則的
な万線状のパターンとしたが、この規則的な線画紋様と
しては、この他に例えば網点状、格子状、斜め格子状な
どが挙げられ、また不規則的な線画紋様としては、例え
ば地紋、細紋、あるいは図4に示すように迷彩パターン
でなる剥離性隠蔽層(22b)とすることもでき、さら
には画線でなる絵柄、粗い(60線/インチ以下の)網
点でなる絵柄などが挙げられ、これら線画紋様によって
デザイン的に見栄えのする剥離隠蔽層として適宜選定す
ることができる。
【0029】また、上記請求項4に係る発明では、例え
ば図1(a)に示す濃色の剥離性隠蔽層(22)の形成
に、スチレンアクリル系樹脂および/またはウレタン系
樹脂をバインダーとする印刷インキを用いて剥離性隠蔽
層付印刷物(1)とするものである。
【0030】上記剥離性隠蔽層(22)を形成する印刷
インキの組成は、例えば濃色で、ある程度の隠蔽性と剥
離性を付与するためのアルミニウムペースト(アルミニ
ウム微粉末を脂肪酸等で表面処理し、沸点の高いミネラ
ルスピリットなどでペースト状としたもの)と着色顔料
が20〜45重量部、バインダーとしてのポリウレタン
系合成樹脂あるいはスチレン/アクリル系共重合樹脂、
またはポリウレタン系合成樹脂とスチレン/アクリル系
共重合樹脂の混合体25〜50重量部、消泡剤等助剤1
〜10重量部を、10〜35重量部の水と5重量部未満
のイソプロピルアルコール等低級アルコールに分散させ
たものが挙げられ、上記の高密着性アンカーニス層(1
6)への密着性(接着性)と作業の高能率化を可能にす
る速乾性を備えた剥離用の印刷インキとすることがで
き、上記剥離性隠蔽層(22)や万線状のパターンでな
る剥離性隠蔽層(22a)等の形成に、生産効率のよい
グラビア方式、樹脂凸版を用いたロールコート方式ある
いはフレキソ印刷方式等が適用される。
【0031】また、従来のSBR、NBR等合成ゴム系
樹脂をバインダーとしたスクラッチ用印刷インキは、溶
剤としてトルエンやキシレン等を使用していて、消防法
や有機溶剤中毒予防規則(労働安全衛生法)の遵守の面
から多くのコスト的負荷があることなどから、オフセッ
ト印刷機でのインライン化としては不適であったが、本
発明の剥離性隠蔽層付印刷物で使用するスチレンアクリ
ル系樹脂および/またはウレタン系樹脂をバインダーと
し、水と少量のイソプロピルアルコールに分散させてエ
マルジョンとした剥離用の印刷インキは、この消防法や
有機則の遵守の面からもオフセット印刷機でのインライ
ン化を可能にする好適なものである。
【0032】また、従来のSBR、NBR等合成ゴム系
樹脂をバインダーとした遅乾性のスクラッチ用印刷イン
キを、上記発明の剥離性隠蔽層付印刷物を構成する剥離
性隠蔽層の代わりとして使用すると、例えば図7の側断
面を表す模式図に示すように、このスクラッチ用印刷イ
ンキは、乾燥が遅いため乾燥前にレベリングして沈み、
機密情報データのパターンとなる高密着性アンカーニス
層(16)の部分がスクラッチ隠蔽層(20)の表面に
凸部(20c)となって現れ、それが機密情報データと
して認識されるようになるのでセキュリティ面から好ま
しくないものとなるが、上記本発明に係る剥離用の印刷
インキでは、その問題点が解決され、図1(a)に示す
ように、剥離性隠蔽層(22)は、表面で平坦なものと
して形成され、セキュリティ面から好ましいものとな
る。
【0033】さらにまた、上記請求項4に係る発明で
は、例えば図1(a)に示す濃色の剥離性隠蔽層(2
2)の形成に、紫外線硬化型オフセット印刷用インキを
用いて剥離性隠蔽層付印刷物(1)とすることもでき
る。
【0034】上記剥離性隠蔽層(22)を形成する紫外
線硬化型オフセット印刷用インキとしては、例えば濃色
で、かつ隠蔽性を付与するためのカーボンブラックを主
体とした有色顔料(ジスアゾイエロー等黄色顔料のみで
は好ましくない)が25%程度含み、ポリオール、ポリ
エステル、エポキシの各アクリル酸エステルでなる30
〜70%程度の光重合性素材、ケトン樹脂、アルキッド
樹脂等でなる10〜35%の改質用樹脂をビヒクルと
し、それらに添加剤としてベンゾフェノン、ジメチルア
ミノベンゾフェノンでなる5〜10%の光重合開始剤、
それに硬化皮膜に滑りや剥離性を与えるポリエチレンや
テフロン(デュポン社の商標)等でなる2〜6%程度の
ワックス類等でなり、一般的な濃色の紫外線硬化型オフ
セット印刷用インキとして用いられているものを使用す
ることもできる。
【0035】上記濃色の紫外線硬化型オフセット印刷用
インキは、生産効率と消防法、有規則の遵守に関する点
において、上記スチレンアクリル系樹脂および/または
ウレタン系樹脂をバインダーとする印刷インキよりもさ
らに有利で優れた効果を発揮するものである。
【0036】なお、例えば図1(a)に示す剥離性隠蔽
層(22)を、従来のようにコイン等でスクラッチオフ
(引っ掻き落とす)で機密情報データを視認しようとす
ると、高密着性アンカーニス層(16)上の剥離性隠蔽
層(22)まで掻き落とされ、シャープな機密情報デー
タとならないか、あるいは機密情報データとして視認さ
れない等の危惧があるので好ましくないことから、本発
明では、顧客の使用に際し機密情報データの視認にセロ
ハンテープ等粘着テープによる剥離としたものである。
【0037】
【発明の効果】本発明は以上の構成であるから、下記に
示す如き効果がある。即ち、上記請求項1に係る発明に
おいては、プラスチックシートもしくは少なくとも片面
にプラスチック皮膜層が施されている基材のプラスチッ
ク面に機密情報データの画像でなる無色の高密着性アン
カーニス層が施され、該高密着性アンカーニス層とその
周囲を覆うように濃色で全面ベタでなる剥離性隠蔽層が
施されている剥離性隠蔽層付印刷物であって、前記機密
情報データは、粘着テープで押圧剥離されない高密着性
アンカーニス層上の剥離性隠蔽層で形成されている剥離
性隠蔽層付印刷物としたもので、このようにプラスチッ
ク面に、これと密着性の高い高密着性アンカーニス層と
密着性の低い剥離性隠蔽層が形成されているので、この
剥離性隠蔽層の剥離を粘着テープで行うと、高密着性ア
ンカーニス層上以外の剥離性隠蔽層が容易に剥離され、
粘着テープで剥離されない無色の高密着性アンカーニス
層上の濃色で全面ベタでなる剥離性隠蔽層を機密情報デ
ータの画像とするもので、この画像の部分と他の部分
(周囲)での剥離性隠蔽層とに差がなく、よって使用に
際する剥離前は、強い光を与えて透かしてみても、機密
情報データとして視認し難い剥離性隠蔽層付印刷物とな
り、その結果として従来のスクラッチ隠蔽層付印刷物の
ように裏面に透かし防止層を施す必要がないので、裏面
のデザインに自由度が増し、また基材に厚紙等を必要と
しないことも合わせ製造コストの低減ともなる効果があ
る。
【0038】また、上記請求項2に係る発明において
は、上記全ベタでなる剥離性隠蔽層を規則的もしくは不
規則的線画紋様でなる剥離性隠蔽層としたもので、上記
請求項1に係る発明と同様に機密情報データとなる部分
と他の部分(周囲)での濃色でなる剥離性隠蔽層とに差
がなく、よって使用に際する剥離前は、強い光を与えて
透かしてみても、機密情報データとして視認し難い剥離
性隠蔽層付印刷物となり、その結果として従来のスクラ
ッチ隠蔽層付印刷物のように裏面に透かし防止層を施す
必要がないので、裏面のデザインに自由度が増し、また
基材に厚紙等を必要としないことも合わせ製造コストの
低減ともなる効果がある。さらに濃色の剥離性隠蔽層
を、例えば規則的な万線や網点等あるいは不規則的な地
紋、細紋、さらには線画絵柄等でなる線画紋様で形成す
ることによって、最表面の剥離性隠蔽層のデザインに自
由度を与え、デザイン的に見栄えのする剥離性隠蔽層付
印刷物を提供できる。
【0039】また、上記請求項3に係る発明において
は、上記プラスチックを、ポリプロピレン樹脂とするこ
とによって、このポリプロピレン面と高密着性アンカー
ニス層面での剥離性隠蔽層の密着性即ち接着強度(剥離
強度ともいう)に、より大きな差ができ、この使用に際
し、粘着テープによる剥離性隠蔽層の剥離がより容易に
なされ、シャープな機密情報データとしての画像とする
ことができる。
【0040】さらにまた、上記請求項4に係る発明にお
いては、濃色の剥離性隠蔽層を、スチレンアクリル系樹
脂および/またはウレタン系樹脂をバインダーとした印
刷インキもしくは紫外線硬化型オフセット用印刷インキ
で形成することによって、この剥離性隠蔽層に対するプ
ラスチック面と高密着性アンカーニス層との密着性に大
差をもたせ、その結果として高密着性アンカーニス層に
対し密着性がより向上し、使用に際し粘着テープで剥離
すると、プラスチック面では容易に剥離されるが、その
高密着性アンカーニス層上では剥離されずに残り、この
残った部分がシャープな機密情報データとして認識され
るようになる効果がある。
【0041】かつ上記剥離性隠蔽層用の印刷インキは、
従来のSBR、NBR等合成ゴム系樹脂をバインダーと
した遅乾性のインキに比べ、速乾性なので規則的もしく
は不規則的線画紋様、例えば万線、網点、細紋あるいは
線画絵柄等がレベリングして流れたりせず、よってシャ
ープ性等に優れ、最表面の剥離性隠蔽層のデザインに見
栄えのする剥離性隠蔽層付印刷物を提供できる。さらに
はこの剥離性隠蔽層用の印刷インキは、速乾性なのでレ
ベリングせずに平坦な皮膜となり、高密着性アンカーニ
ス層の段差が表面で機密情報データとして視認されるこ
とがなく、かつ輸送時等での擦れで機密情報データが視
認される危惧のない信頼性のある剥離性隠蔽層付印刷物
とし、かつまた上記組成のインキとすることによって、
従来のスクリーン印刷方式に代わり、生産効率のよい平
版オフセット方式を始めグラビア方式、樹脂凸版を用い
たロールコート方式あるいはフレキソ方式などが適用で
きるようになり、オフセット印刷機でのインライン化を
可能にする剥離性隠蔽層付印刷物とすることができる。
【0042】従って本発明は、インスタント抽選券やゲ
ームカード等の如く機密情報データを剥離性隠蔽層で隠
蔽してある剥離性隠蔽層付印刷物として、優れた実用上
の効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の剥離性隠蔽層付印刷物の一実施の形態
を説明するもので、(a)は、その側断面図であり、
(b)は、剥離された平面図であり、(c)は、(b)
のB−B面断面図である。
【図2】本発明の剥離性隠蔽層付印刷物の使用の一事例
を側断面で表した説明図である。
【図3】本発明の剥離性隠蔽層付印刷物の他の一実施の
形態を説明するもので、(a)は、その側断面図であ
り、(b)は、剥離された側断面図である。
【図4】本発明の剥離性隠蔽層付印刷物を構成する剥離
性隠蔽層の一事例を平面で表した説明図である。
【図5】従来のスクラッチ隠蔽層付印刷物の一事例を側
断面で表した説明図である。
【図6】従来のスクラッチ隠蔽層付印刷物の他の一事例
を側断面で表した説明図である。
【図7】本発明に係る剥離性隠蔽層付印刷物に、従来の
スクラッチ隠蔽層用のインキを用いた場合の一事例を側
断面で表した説明図である。
【符号の説明】
1‥‥剥離性隠蔽層付印刷物 2‥‥スクラッチ隠蔽層付印刷物 10‥‥基材 12‥‥機密情報データ 12a‥‥万線状のパターンでなる機密情報データ 14‥‥易剥離層 16‥‥高密着性アンカーニス層 18‥‥ポリプロピレン皮膜層 20‥‥スクラッチ隠蔽層 20c‥‥スクラッチ隠蔽層の凸部 22‥‥全ベタでなる剥離性隠蔽層 22a‥‥万線状のパターンでなる剥離性隠蔽層 22b‥‥迷彩パターンでなる剥離性隠蔽層 24‥‥透かし防止層 30‥‥セロハンテープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C005 HA01 HB12 JA09 JB22 KA01 KA11 2H113 AA01 AA03 AA04 AA06 BA05 BB07 BB22 BC10 DA41 DA47 DA53 DA62 FA43

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラスチックシートもしくは少なくとも片
    面にプラスチック皮膜層が施されている基材のプラスチ
    ック面に機密情報データの画像でなる無色の高密着性ア
    ンカーニス層が施され、該高密着性アンカーニス層とそ
    の周囲を覆うように濃色で全面ベタでなる剥離性隠蔽層
    が施されている剥離性隠蔽層付印刷物であって、前記機
    密情報データは、粘着テープで粘着剥離されない高密着
    性アンカーニス層上の剥離性隠蔽層で形成されているこ
    とを特徴とする剥離性隠蔽層付印刷物。
  2. 【請求項2】プラスチックシートもしくは少なくとも片
    面にプラスチック皮膜層が施されている基材のプラスチ
    ック面に機密情報データの画像でなる無色の高密着性ア
    ンカーニス層が施され、該高密着性アンカーニス層とそ
    の周囲を覆うように濃色で規則的もしくは不規則的線画
    紋様の剥離性隠蔽層が施されている剥離性隠蔽層付印刷
    物であって、前記機密情報データは、粘着テープで粘着
    剥離されない高密着性アンカーニス層上の剥離性隠蔽層
    で形成されていることを特徴とする剥離性隠蔽層付印刷
    物。
  3. 【請求項3】上記プラスチックは、ポリプロピレン樹脂
    であることを特徴とする請求項1または2記載の剥離性
    隠蔽層付印刷物。
  4. 【請求項4】上記濃色の剥離性隠蔽層は、スチレンアク
    リル系樹脂および/またはウレタン系樹脂をバインダー
    とする印刷インキもしくは紫外線硬化型オフセット印刷
    用インキでなることを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    か1項に記載の剥離性隠蔽層付印刷物。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012035548A (ja) * 2010-08-09 2012-02-23 Dainippon Printing Co Ltd 発光媒体
JP2013001078A (ja) * 2011-06-21 2013-01-07 Kobayashi Create Co Ltd 2次元コード付き帳票
JP2014117891A (ja) * 2012-12-18 2014-06-30 Dainippon Printing Co Ltd カード
CN109436530A (zh) * 2018-12-20 2019-03-08 纷美(北京)贸易有限公司 包装组件

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