JP2003238088A - フォークリフト - Google Patents

フォークリフト

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JP2003238088A JP2002040759A JP2002040759A JP2003238088A JP 2003238088 A JP2003238088 A JP 2003238088A JP 2002040759 A JP2002040759 A JP 2002040759A JP 2002040759 A JP2002040759 A JP 2002040759A JP 2003238088 A JP2003238088 A JP 2003238088A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パレットのロック解除を確実に行なうことに
より、フォークリフトによる荷役作業の効率を向上する
こと。 【解決手段】 フォーク2でパレット6を持ち上げて荷
を搬送している状態ではロックバー21が下方向に付勢
されてパレット6をロックしており、着地検出センサ4
4はオフ状態にある。次に、フォーク2を下降させてパ
レット6を棚や地面(床面)などの載置部47に載せる
と、ロックバー21は下側デッキボード6bに押圧され
て軸を中心に反時計方向に角度α1だけ回転する。この
ロックバー21の回転によりマグネット42が着地検出
センサ44の前方位置に達し、マグネット42により着
地検出センサ44がオンとなる。この着地検出センサ4
4のオン信号によりパワーシリンダ30のロッド32が
収縮し、ロックバー21は上方に積極的に旋回されて元
の水平状態に復し、、パレット6のロックが自動的に解
除される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フォークにより持
ち上げたパレットを、搬送時にパレット上で揺動したり
不測に位置ずれしたりしないようにロックするための、
パレットロック装置を備えたフォークリフトに関する。
【0002】
【従来の技術】図9は従来のオーダピッキングトラック
1を概略的に示す側面図である。、該オーダピッキング
トラック1は、フォーク2と運転台3とが一体的に昇降
し、高所で荷の積み替え作業を行う。4は上記運転台3
においてオペレータが乗り込むための台座であり、該台
座4の車体後方、即ち上記フォーク2側に設けられたロ
ックバー5によって、上記フォーク2に挿入されたパレ
ット6のロックを行う。該ロックバー5は上記台座4に
上下旋回可能に支持されており、通常はフォーク6に対
し平行姿勢を維持している。該ロックバー5はフォーク
2と共にパレット6の孔に挿入された後、オペレータの
操作によって下方に旋回し、パレット6の下側デッキボ
ードを上方から押圧してこれをロックする。またロック
を解除するときはオペレータがロック時とは逆の操作を
行い、これによってロックバー5が上方に旋回して元の
水平姿勢に復し、ロックが解除される。このロック及び
ロック解除のための操作は、オペレータが上記運転台3
に設けられたレバーやペダル等を操作する、といった手
作業により行われる。
【0003】上記したパレットのロックは、オペレータ
が高所で荷の積み替え作業を行う際、パレット6がフォ
ーク2上で揺動するとそのはずみで落下する危険がある
ため、これを防止するために行われる。パレット自体を
棚あるいは地面に荷卸しするときは、該パレットを棚等
の上に載置した後ロックを解除し、次いで該パレットか
らフォークを抜き出すことが行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したパレットのロ
ック操作は、オペレータ自身の安全に関するものである
だけに極めて重要であり、従って比較的確実に励行実施
される。しかしロック解除の操作が適正なタイミングで
確実に実行されるとは限らない。例えばロック解除が不
十分であると、パレットを棚等の上に載置してフォーク
を抜き出す際、該パレットがフォークやロック装置に引
っ掛かって引き出され、棚から落下する等の危険があ
る。また、パレットが棚等の上に確実に載置されていな
い状態でロックを解除すると、パレット上での荷の置き
方によっては、該パレットがバランスを崩してフォーク
上で揺動し、荷崩れを起こす可能性もある。
【0005】本発明は上述の問題点を解決することを目
的とし、パレットのロック解除を好適なタイミングで確
実に行ない得るようにしたフォークリフトを提供するも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】このために第1の発明と
して、荷を載置するためのパレットに挿入されるフォー
クと該フォークを昇降させるための昇降手段とを有する
フォークリフトにおいて、上記フォークに挿入されたパ
レットをロックバーにより該パレットの下側デッキボー
ドを押圧してロックするパレットロック装置を設け、該
パレットロック装置は、上記ロックバーが上記下側デッ
キボードから受ける力が所定値を越えたとき、上記ロッ
クを解除する手段が設けられていることを特徴とするフ
ォークリフトを提供する。
【0007】また第2の発明として、上記第1の発明に
おいて、上記パレットロック装置が、上記ロックバーが
下側デッキボードから受ける力に応じて上方に変位した
とき、この変位に連動して、前記パレットのロックを解
除することを特徴とするフォークリフトを提供する。
【0008】また第3の発明として、上記第2の発明に
おいて、上記パレットロック装置が、ロックバーを上下
動させるためのロックバー駆動手段と、該ロックバーの
上下変位を検出する検出手段とを有し、上記検出手段が
前記下側デッキボードから受ける力に応じて上方に変位
したことを検出したとき、該検出手段からの出力によ
り、上記ロックバー駆動手段が前記パレットのロックを
解除することを特徴とするフォークリフトを提供する。
【0009】この第1乃至第3の発明によれば、フォー
クを下降させてパレットを棚や地面上に置いたとき、パ
レットの下側デッキボードを押圧しているロックバー
が、該下側デッキボードから上向きの力を受けるので、
この力が所定値より大きくなればパレットの載置が行わ
れたとしてロックを解除するようにしてある。従って、
ロックの解除は上記したロック解除手段によって自動的
に行われ、従来のようにオペレータによる手動操作を要
しないので、ロックの解除が常に確実に行われ、前記し
たような問題を生じることがない。またこのロック解除
はパレットが棚等に載置された結果に基づいて行われる
ので、荷の荷重はパレットによって受け止められてお
り、従って前記した荷重バランスの変動による荷崩れ等
を生じることもない。ロックバーが下側デッキボードか
ら受ける力において、ロックを解除する基準となる上記
所定値とは、フォークリフトが走行することにより生じ
るフォークの上下振動に伴って、デッキボードがロック
バーに作用する力より大きな値に設定される必要があ
る。即ち、上記所定値をあまり小さな値に設定すると、
フォークリフトが走行してフォークが振動するたびにロ
ックが解除され、非常に危険となるからである。従って
上記した所定値を設定するに際しては、そのフォークリ
フトが走行するときにデッキボードからロックバーに作
用する上向きの力を計算,実測又は想定し、これより大
きな値を設定する必要がある。また、下側デッキボード
からロックバーに作用する力を検出する手段としては、
該ロックバーに働く上向きの応力を検出できるセンサで
あっても良いが、ロックバー自体を下側デッキボードか
ら作用する力に応じて上方に変位できるよう支持してお
き、該ロックバーの変位量を検出するセンサ又はスイッ
チを設けるようにしても良い。あるいは、この力を検出
するための手段をロックバーとは別に設けるようにして
も良く、更に、ロックバーの変位を電気的に検出するの
ではなく、該変位に機械的に連動して動作する機械的手
段を採用するようにしても良い。この機械的手段の例と
しては、ロック時はロックバーをスプリングによって下
方に旋回付勢しておき、下方から力が作用してロックバ
ーが上方に所定量だけ変位したとき、上記スプリングの
付勢方向が逆転してロックバーを上方に旋回させるよう
な、各種公知の手段を講ずることができる。
【0010】また第4の発明として、上記第1乃至第3
の発明において、上記ロックバーには、パレットを弾性
的に押圧するための弾性部材が設けられていることを特
徴とするフォークリフトを提供する。
【0011】この第4の発明によれば、弾性部材とによ
りパレットを弾性敵に押圧しているので、下側デキボー
ドからの力によってロックバーが上方に容易に変位でき
る。また上記弾性手段の存在によって、パレットの孔の
上下寸法のバラツキを吸収できる利点がある。
【0012】また第5の発明として、上記第1乃至第4
の発明において、上記フォークリフトが、フォークと共
に運転台が一体的に昇降するオーダピッキングトラック
であることを特徴とするフォークリフトを提供する。
【0013】この第5の発明によれば、前記したように
オペレータが高所でパレット上から落下する危険を防止
することができるので、その実用上の効果は極めて大で
ある。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。なお、従来と同一の機能を
発揮する要素には同一の番号を付し、詳細な説明は省略
する。図1及び図2は前記したものと同種類のオーダピ
ッキングトラックの斜視図を示している。
【0015】フォークリフト1の中央にはマスト装置1
0が設けられ、このマスト装置10に沿って、オペレー
タが搭乗した運転台3が一対のフォーク2と共に昇降す
る。車体の前方側、即ちフォーク2とは反対側のフォー
クリフト1の前部には、走行用のモータや、シリンダ駆
動用の油圧モータなどからなる駆動部11が配されてい
る。また、運転台3の上方にはヘッドガード12が設け
られ、運転台3の正面中央部分にはアクセル13等の運
転操作装置が設けられ、さらに、オペレータ保護用に略
コ字型の安全バー14が可倒自在に配されている。
【0016】次に、パレットロック装置の構成について
図3〜図5により説明する。このパレットロック装置2
0は、その駆動部分が運転台3の下部の偏平な台座4内
に収納配置されていて、パレットのロックを行うロック
バー21が、台座4の前板17からフォーク2と平行に
突出している。前記ロックバー21は、平面視において
互いに向き合う略L型に形成され、基部は板状のブラケ
ット23にボルト止めされて、2本のロックバー21に
て全体の形状が略コ字型に形成された状態となってい
る。また、両ロックバー21の先端部分の上部は先端ほ
ど下方に傾斜する傾斜部22が形成されている。前記ブ
ラケット23の端部は、台座4に水平に設けた軸26に
より上下旋回自在に支持されており、これにより、ロッ
クバー21は軸26を中心に上下揺動自在となってい
る。
【0017】また、台座4内にはパワーシリンダ30が
車体前後方向に配設されており、このパワーシリンダ3
0のロッド32は該パワーシリンダ30の端部に付設さ
れているモータ31の正転、逆転により図示しないギヤ
を介して伸縮自在となっている。また、パワーシリンダ
30の両側には、ロッド32が収納されている状態を検
出する入検出センサ28と、ロッド32が伸長した状態
を検出する出検出センサ29がそれぞれ設けられてい
る。なお、これらの入検出センサ28、出検出センサ2
9は例えば磁気センサで構成してある。
【0018】上記ロッド32の先端には軸36を介して
リンク対34が連結され、該リンク対34の下端は前記
台座4に支持された軸35に旋回自在に連結されてい
る。またリンク体34の中央には、ダンパー40の一端
が軸37により回動自在に連結されており、該ダンパー
40の他端は、前記ブラケット23の上面に突設した突
部27と軸41を介して回動自在に連結されている。こ
のダンパー40は、後述するようにパレット6をロック
した際にロックバー21にかかる力を吸収するものであ
り、内部にはコイルスプリングが配されている。
【0019】今、図4に示すように、パワーシリンダ3
0のロッド32が収納されている状態では、リンク体3
4は軸35を中心にして図の左方に位置し、さらにリン
ク体34と連結しているダンパー40は左方に付勢され
ている。これにより、ブラケット23及びロックバー2
1は軸26を中心にして反時計方向に揺動して、ロック
バー21は側面視においてフォーク2と上下同一位置と
なる水平状態を維持している。この状態でモータ31に
電源が印加されてパワーシリンダ30のロッド32が伸
長していくと、図5に示すようにリンク体34は軸35
を中心にして図の右方に付勢され、さらにダンパー40
が右方に付勢されることで、ブラケット23は軸26を
中心にして時計方向に揺動する。すなわち、ロックバー
21は実線で示すように、軸26を軸として時計方向に
揺動して、ロックバー21の先端下面側でパレット6の
下側デッキボードの上面を押圧ないし圧接することで、
該ロックバー21によりパレット6をロックするもので
ある。
【0020】また、逆にモータ31への印加電圧の方向
を反転させることで、パワーシリンダ30のロッド32
を収納させていき、リンク体34は軸35を中心に左方
に回転し、さらにダンパー40も左方に連動すること
で、ブラケット23、つまりロックバー21は軸26を
中心に反時計方向に回転して水平状態に復帰することに
なる。
【0021】またパレットロック装置20には、図6及
び図7に示すように、各部の動作を検出するためのセン
サが配設されている。ロックバー21を固定しているブ
ラケット23の背部にはマグネット(図中の黒で記した
部材)42が設けてあり、このマグネット42の磁力に
てオン(またはオフ)して検出信号を出力する磁気セン
サからなるパレット検出センサ43、及び着地検出セン
サ44がそれぞれ配設されている。図7(a)(b)に
示すように、ロックバー21が水平状態となっている時
に、マグネット42にてオンされるパレット検出センサ
43が設けられ、また図7(c)に示すように、ロック
バー21の先端が下方に所定角度だけ旋回したときにマ
グネット42にてオンされる着地検出センサ44が設け
られる。
【0022】図6はパレットロック装置20の制御に関
係するブロック図を示し、パレット検出センサ43、着
地検出センサ44からの信号が前記駆動装置に含まれる
MPUからなる制御装置45に入力され、制御装置45
にてモータ31を正逆転させてパワーシリンダ30のロ
ッド32を伸縮し、ロックバー21によりパレット6を
ロックあるいはロック解除を行なう。
【0023】次に、パレットロック装置20によるパレ
ット6のロック、解除の動作について説明する。先ず、
図7(a)に示すように、ロックバー21を水平状態と
してフォーク2をパレット6に差し込んでいくと、図7
(b)に示すようにフォーク2に次いでロックバー21
の先端がパレット6内に差し込まれる。フォーク2を更
に差し込んでいくと、ロックバー21の傾斜部22の上
面がパレット6の上側デッキボード6aの端面に当た
り、その傾斜部22の傾斜角度に応じてロックバー21
が下方に傾斜していく。そして、図7(c)に示すよう
にロックバー21の傾斜部22の全体がパレット6内に
入り込むと図3に示すようにフォーク2はパレット6内
に完全に入り込み、同時にロックバー21は下方に旋回
することで、マグネット42の位置がパレット検出セン
サ43から外れ、上方に移動する。
【0024】これにより、パレット検出センサ43はオ
フとなり、この信号を受けた制御装置45はモータ31
を例えば、正転させてパワーシリンダ30のロッド32
を伸長させて上述したようにロックバー21を更に下方
にへと積極的に旋回させる。これにより図7(d)に示
すように、パワーシリンダ30のロッド32を伸長させ
た状態で、ロックバー21の先端はパレット6の下側デ
ッキボード6bの上面を押圧ないし圧接する。そしてこ
の状態から、フォーク2を上昇させることでフォーク2
の上面によりパレット6を持ち上げ、さらにフォーク2
の上昇に伴いダンパー40の弾発力によりさらにロック
バー21が下方に回転して下板6bを押圧ないし圧接す
る。このようにして、図7(d)に示すように、フォー
ク2にてパレット6を少し上昇させて時点で、フォーク
2とロックバー21によりパレット6を確実にロックす
ることができ、パレット6の揺動やフォーク上での滑り
が防止でき、事故防止、安全向上を図ることができる。
なお、上記の説明ではフォーク2をパレット2に対し、
その上側デッキボード6aに近い位置で挿入する例を説
明したが、下側デッキボード6bに近い低い位置で挿入
するようにすれば、フォーク挿入時にロックバー21は
上側デッキボード6aに接触せず、従って該ロックバー
21が挿入と同時に下方に旋回することはない。しかし
挿入後にフォーク2を上記と同様に上昇させれば、その
先端の傾斜面22が上側デッキボード6aに当接するた
め下方に旋回し、結局上記と同様の動作を行うことにな
る。
【0025】ここで、図7(d)の状態において、マグ
ネット42はパレット検出センサ43及び着地検出セン
サ44から離れていることで、両センサ43,44は共
にオフとなり、この両オフ信号と前記した出検出センサ
29からの信号によって、制御装置45は後述する解除
信号が入力されるまで、パワーシリンダ30を制御して
ロックバー21によるパレット6のロックを維持し続け
る。
【0026】次に、パレットロック装置20のロックの
解除の動作について図8を用いて説明する。図8(a)
は、ロックバー21でパレット6をロックし、フォーク
2でパレット6を持ち上げて荷を搬送している状態を示
している。この状態ではロックバー21は図の矢印に示
す下方向に付勢され、マグネット42は着地検出センサ
44から外れているために、該着地検出センサ44とパ
レット検出センサ43は共にオフ状態となっている。次
に、図8(b)に示すように、フォーク2を下降させて
パレット6を棚や地面(床面)などの載置部47に載せ
ると、フォーク2はパレット6の上側デッキボード6a
のより離反して下降し、ロックバー21は下側デッキボ
ード6bに上向きに押圧される。そのため、ロックバー
21は前記したダンパー40のスプリングの力に抗して
軸26を中心にして反時計方向に旋回する。ロックバー
21の旋回角度が所定の角度α1に達したとき、マグネ
ット42が着地検出センサ44の前方に位置し、このマ
グネット42により着地検出センサ44がオンとなる。
【0027】この着地検出センサ44のオン信号が制御
装置45に入力されて、制御装置45はモータ31を例
えば逆転させ、パワーシリンダ30のロッド32を収納
させる。こうして、図8(c)に示すようにロックバー
21は元の水平状態まで旋回し、パレット6のロックが
解除される。この状態からフォークリフト1を後退させ
てパレット6からフォーク2を抜き去ることにより、荷
卸しが完了する。
【0028】このように本実施形態では、従来ではロッ
クバー21の解除を人の判断で行なっていたのを自動的
に行なうことができる。また、パレット6をフォーク2
で持ち上げてから、該パレット6が棚や地面に着くま
で、ロックバー21にてパレット6をロックしているの
で、パレット6がフォーク6上で揺動したりフォーク2
から抜け落ちることがなく、安全性を向上させることが
できる。さらには、パレット6を棚や地面に置いたこと
を自動的に検出し、この検出信号によりロックバー21
によるパレット6の解除が自動的に行なわれるので、ロ
ックの解除を人の判断で行なっていた従来と比べて、荷
役作業の効率を格段に向上させることができる。なお、
本発明においてロック解除手段とは上記したロック解除
のために作動する手段のことであり、従って上記実施形
態では、主に着地検出センサ44、及びそのオン信号を
受けてパワーシリンダ30を収縮作動させる制御装置4
5が含まれる。更に、上記実施形態における所定の角度
α1は、フォークリフト1の走行により生じる振動によ
って不測のロック解除を行うことがないよう、該振動に
よりロックバー21が旋回する範囲よりも大きく設定す
る必要がある。また更に、上記実施形態ではロック解除
時にロックバー21が上方に旋回できるようダンパー4
0を用いるようにしたが、この実施形態以外の他の手段
を用いるようにしても良く、本発明は上記実施形態で説
明したものに限らず、様々な具体例を持って実現でき、
本発明はその全てを包含するものである。
【0029】
【発明の効果】以上b説明したように本発明によれば、
フォーク上でのパレットの揺動や滑りを防止でき、また
オペレータによる手動操作を行うことなく、パレットの
ロック解除を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフォークリフトを後方から見た斜
視図である。
【図2】本発明に係るフォークリフトを前方から見た斜
視図である。
【図3】本発明に係るフォークリフトのパレットロック
装置を示す平面図である。
【図4】本発明に係るフォークリフトのパレットロック
装置を示す側面図である。
【図5】本発明に係るフォークリフトのパレットロック
装置の要部を示す側面図である。
【図6】本発明に係るフォークリフトのパレットロック
装置の駆動回路を示すブロック図である。
【図7】(a)〜(d)は本発明に係るフォークリフト
のパレットロック装置のロック動作を説明するための図
である。
【図8】(a)〜(c)は本発明に係るフォークリフト
のパレットロック装置のロック解除動作を説明するため
の図である。
【図9】従来技術の問題点を説明するためのフォークリ
フトの側面図である。
【符号の説明】
1 フォークリフト 2 フォーク 6 パレット 20 パレットロック装置 21 ロックバー 43 パレット検出センサ 44 着地検出センサ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷を載置するためのパレットに挿入され
    るフォークと該フォークを昇降させるための昇降手段と
    を有するフォークリフトにおいて、上記フォークに挿入
    されたパレットをロックバーにより該パレットの下側デ
    ッキボードを押圧してロックするパレットロック装置を
    設け、該パレットロック装置には、上記ロックバーが上
    記下側デッキボードから受ける力が所定値を越えたと
    き、上記ロックを解除する手段が設けられていることを
    特徴とするフォークリフト。
  2. 【請求項2】 前記パレットロック装置は、前記ロック
    バーが前記下側デッキボードから受ける力に応じて上方
    に変位したとき、この変位に連動して、前記パレットの
    ロックを解除することを特徴とする請求項1に記載のフ
    ォークリフト。
  3. 【請求項3】 前記パレットロック装置は、前記ロック
    バーを上下動させるためのロックバー駆動手段と、該ロ
    ックバーの上下変位を検出する検出手段とを有し、上記
    検出手段が前記下側デッキボードから受ける力に応じて
    上方に変位したことを検出したとき、該検出手段からの
    出力により、上記ロックバー駆動手段が前記パレットの
    ロックを解除することを特徴とする請求項2に記載のフ
    ォークリフト。
  4. 【請求項4】 前記ロックバーには、前記パレットを弾
    性的に押圧するための弾性部材が設けられていることを
    特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のフォークリ
    フト。
  5. 【請求項5】 前記フォークリフトは、前記フォークと
    共に運転台が一体的に昇降するオーダピッキングトラッ
    クであることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記
    載のフォークリフト。
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