JP2003236972A - 易開封性用積層体、及び、レトルトパウチ包装材 - Google Patents

易開封性用積層体、及び、レトルトパウチ包装材

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JP2003236972A
JP2003236972A JP2002041736A JP2002041736A JP2003236972A JP 2003236972 A JP2003236972 A JP 2003236972A JP 2002041736 A JP2002041736 A JP 2002041736A JP 2002041736 A JP2002041736 A JP 2002041736A JP 2003236972 A JP2003236972 A JP 2003236972A
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Katsunobu Ito
克伸 伊藤
Akiko Kanbara
明子 神原
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】直線引き裂き性、易開封性に優れ、更に、フィ
ルム臭がなく、食品衛生性に優れた易開封性積層体、及
び、レトルトパウチ包装材を提供する。 【解決手段】基材層、易引裂き層、中間層、ヒートシー
ル層の順に積層される積層体であって、前記の中間層と
ヒートシール層とを接着層を介して対向するように設
け、該接着層が、接着硬化膜の100%引張弾性率0.
3MPa以上で、且つ、ラミネート強度800g/15
mm幅以上易の開封性積層体であることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、易開封性積層体に
関するものである。さらに詳しくは、フィルム臭がな
く、衛生性、直線引き裂き性に優れた易開封性用積層体
であって、レトルトパウチ食品を包装する容器を製造す
るのに有用な易開封性積層体に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、種々の物品を充填包装するために、
プラスチック基材、紙基材、あるいは金属箔、その他等
を使用し、これらを任意に積層して、種々の包装用材料
が開発され、提案されている。而して、これらの包装用
材料は、通常、その最内層にヒ−トシ−ル層を設け、該
ヒ−トシ−ル層を対向させて重ね合わせ、その周辺端部
をヒ−トシ−ルして、種々の形態の包装用容器を製造
し、而して、該包装用容器の開口部から、例えば、飲食
品、医薬品、化粧品、洗剤、化学品、雑貨品、その他等
の種々の内容物を充填包装して、各種の包装製品を製造
しているものである。特に食品を長期間保存しておく包
装製品として、レトルトパウチ食品が広く知られてい
る。日本農林規格では、「レトルトパウチ食品とは、プ
ラスチックフィルムもしくは金属箔、またはこれらを多
層にあわせたものを袋状、その他の形に成形した容器
(気密性、及び、遮光性を有するものに限る)に調理し
た食品を詰め、熱溶融により密閉し、加圧加熱殺菌した
ものをいう」と定義されている。レトルトパウチは、一
般に下ごしらえをした材料を充填した容器の口を、でき
るだけ空気を抜くようにしながら閉じ、口の部分を熱し
てプラスチックを溶かしながら密封して、密閉包装体を
製造し、次いで、該密閉包装体を、例えば、通常のレト
ルト釜を使用し、例えば、温度、110℃〜140℃
位、好ましくは、120℃前後位、圧力、1〜3Kgf
/cm2 位、好ましくは、2.1Kgf/cm2 前後
位、時間、20〜60分間位、好ましくは、30分間前
後位で加熱加圧処理する方法により、レトルト処理し
て、レトルト処理した包装製品を製造することができる
ものである。而して、本発明においては、上記のような
レトルト処理ないしボイル処理により、内容物を加熱殺
菌、あるいは、加熱殺菌調理、更には、0℃以下となる
寒冷地での保存、流通等を行うことができるものであ
る。また、従来より、レトルトパウチとしては、耐熱
性、衝撃吸収、アルミ箔の腐食防止、光沢や印刷効果を
有する二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム
や、二軸延伸ポリプロピレンフィルム、光、酸素、水蒸
気を遮断するアルミニウム箔(アルミニウム金属をごく
薄くのばしたものである。)、耐衝撃性や自立性(起立
性)を有する二軸延伸ナイロンフィルム、未延伸プロピ
レン樹脂フィルム(または、直鎖状低密度ポリエチレン
フィルムからなるヒートシール性フィルムとからなる積
層フィルムから成形した容器として知られている。この
ため、レトルトパウチとしては、耐熱性、耐寒衝撃性、
バリア性、ヒートシール性、耐水性、衛生性が要求され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、消費者
が、レトルトパウチを開封して内容物を取り出す際に、
手で直線的に引き裂き、内容物をこぼさずに開封するこ
とは非常に困難である。即ち、従来の二軸延伸ナイロン
フィルムを用いて作製したレトルトパウチは、開封の際
に、直線的に引き裂かれず、表側と裏側の積層材が所定
の位置よりずれて、股裂き状態で引き裂かれるので、内
容物がこぼれ易いという問題があった。また、レトルト
パウチの場合、レトルト時の破袋防止や流通時の破袋防
止のため、未延伸プロピレン樹脂フィルムの厚さを50
μm以上とし、包装材全体の厚さを80μm以上とする
ので、消費者が、手で開封することは困難である。従
来、手で直線的に引き裂きができるようにするための技
術としては、二軸延伸ポリプロピレンフィルムと二軸延
伸ナイロンフィルム層に傷を付けて、レトルト用積層体
を作製する技術もあるが、強度が低下して、レトルトパ
ウチとして十分な強度が得られないという問題がある。
従来、手で直線的に引き裂きができるようにするための
他の技術としては、特許第2842972号、特許第3
021854号等に開示されている直線引き裂き性に優
れた二軸延伸ナイロンフィルムを使用し、レトルト用積
層体を作製する技術としては、特開平8−80977号
公報がある。即ち、レトルトパウチ用積層体としては、
層構成が二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム
/金属箔/易引き裂き二軸延伸ナイロンフィルム/未延
伸プロピレン樹脂フィルムからなる積層フィルムであ
る。しかしながら、上記の層構成の場合、前記の二軸延
伸ナイロンフィルムに含有するポリアミドの低分子量物
が内容物に移行するという問題点や、二軸延伸ナイロン
フィルムの臭味が内容物へ移行するという問題点があ
る。また、ポリアミドの低分子量物の内容物への移行
や、フィルム臭の少ない層構成とするために、金属箔の
外側に易引き裂き二軸延伸ナイロンフィルムを積層し、
レトルトパウチ用積層体の層構成を二軸延伸ポリエチレ
ンテレフタレートフィルム/易引き裂き二軸延伸ナイロ
ンフィルム/金属箔/未延伸プロピレン樹脂フィルムか
らなる積層フィルムとする場合、金属箔と未延伸プロピ
レン樹脂フィルムを積層する部分の引き裂きが困難で、
直線引き裂き性を満足できるレベルに至っていない。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明者らは、上
記の課題を解決するために、鋭意研究の結果、基材層/
易引裂き層/中間層/ヒートシール層の層構成であっ
て、金属箔とヒートシール層に介在する接着層、及び、
ヒートシール層がある一定の引張弾性率を有することに
より、直線引き裂き性に優れ、更に、無臭で、衛生性、
耐熱性、耐寒衝撃性に優れた易開封性積層体を見いだす
に至った。本発明は、基材層、易引裂き層、中間層、ヒ
ートシール層の順に積層される積層体であって、前記の
中間層とヒートシール層とを接着層を介して対向するよ
うに設け、該接着層が、接着硬化膜の100%引張弾性
率0.3MPa以上で、且つ、ラミネート強度800g
/15mm幅以上であることを特徴とする易開封性積層
体にかかるものである。上記において、前記のヒートシ
ール層が、未延伸ポリプロピレンフィルムであることを
特徴とする易開封性積層体を提供することができる。前
記のヒートシール層が、100%引張弾性率を500M
Pa以上の未延伸ポリプロピレンフィルムであることを
特徴とする易開封性積層体を提供することもできる。前
記の接着層が、ポリエステル・ポリウレタン系接着剤で
あることを特徴とする易開封性積層体を提供することも
できる。前記の易引裂き層が、該二軸延伸ポリアミド樹
脂フィルムであることを特徴とする易開封性積層体を提
供することもできる。前記の中間層が、アルミニウム箔
であることを特徴とする請求項1〜5に記載の易開封性
積層体を提供することもできる。更に、上記の易開封性
積層体を用いたレトルトパウチ包装材を提供することが
できる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体的に説明す
る。図1は、本発明の易開封性積層体の一例を示す断面
図である。図1に示すように、易開封性積層体10は、
外側より基材層1、直線的引き裂き性に優れた易引裂き
層2、中間層3、ヒートシール層4とを接着層5を介し
て積層したものである。而して、上記の中間層3とヒー
トシール層4とをラミネートする接着層5としては、接
着硬化膜の100%引張弾性率を500MPa以上であ
って、且つ、金属箔とヒートシール層のラミネート強度
を800g/15mm幅以上であることを特徴とする接
着剤から構成される。
【0006】以下に、易開封性積層体10を構成する樹
脂について更に詳細に説明する。本発明にかかる易開封
性積層体を構成する基材層としては、ヒートシール時の
熱に耐える耐熱性、及び、包装後外部からの物理的衝撃
から包装用フィルム及び内容物を保護するために必要な
耐衝撃性、場合によってはバリア性を兼ね備えているも
のである。この基材フィルムの材料としては、例えば、
ポリエチレンテレフタレートフィルム(以下「PETフ
ィルム」ともいう。)、ポリブチレンテレフタレートフ
ィルム等のポリエステルフィルム、ポリプロピレンフィ
ルム(以下「PPフィルム」ともいう。)、6ナイロン
フィルム、6,6ナイロンフィルム等のポリアミドフィ
ルムを好適に用いることができる。一般的には、2軸延
伸加工を施すことにより、耐熱性、耐衝撃性をさらに向
上させたものが用いられる。基材フィルムの厚さは特に
限定されないが、5〜20μmのものが通常使用され
る。また、必要に応じてこれらの基材フィルムに例えば
アルミニウム等の金属、または、例えばアルミニウム、
酸化アルミナ、酸化珪素等の無機物を蒸着して使用して
もよい。必要に応じて基材フィルムの表面および、また
は、裏面に印刷を施してもよい。
【0007】本発明にかかる易開封性積層体を構成する
直線引き裂き性の機能を持つ易引裂き層としては、直線
引き裂き性に優れた二軸延伸ポリアミド樹脂フィルムが
好ましく、二軸延伸ナイロンフィルムを用いることが望
ましい。この引き裂き性に優れた二軸延伸ナイロンフィ
ルムとしては、各メーカーより、易引裂き性フィルムが
販売されており、例えば、出光石油化学(株)製の「ユ
ニアスロン」が好適である。前記の「ユニアスロン」
は、出光石油化学(株)製の二軸延伸特殊ナイロンフィ
ルムであり、ナイロン樹脂の持つ特性である優れた強度
を保持し、更に、フィルムの流れ方向(machine direc
tion:MD)に優れた直線カット性を有するフィルムで
ある。この「ユニアスロン」を使用することにより、積
層体の直線引き裂き性がよくなるため、従来の二軸延伸
ナイロン仕様のレトルトパウチのような股裂き現象は生
じず、従来のレトルト包材の欠点が解消され、開封時に
内容物をこぼすことなく、手で容易に開封できるレトル
ト包材を得ることができる。また、「ユニアスロン」
は、従来の二軸延伸ナイロンに比べて剛性が約30%も
高いので、スタンディングパウチ等の自立袋用には好適
であり、レトルト用スタンディングパウチの易開封包材
としても使用できる。フィルムの厚さは5〜40μmの
ものが使用できるが、15〜25μmのものが好適であ
る。
【0008】本発明にかかる易開封性積層体における中
間層として、機能性フィルムを積層することができる。
例えば、酸素バリアー層および遮光層の何れか一方また
は両方を設けることができる。また、これらの層を数層
設けることもできる。酸素バリアー層としては、厚さ5
〜9μmのアルミニウム箔を用いるのが一般的である
が、塩化ビニリデン樹脂のコーティング、アルミニウ
ム、酸化アルミナ、酸化珪素等の無機物に蒸着を施した
フィルムを用いることもできる。
【0009】次に、本発明において、ヒ−トシ−ル層に
ついて説明すると、かかる層としては、レトルト加工処
理に耐え、更に熱によって溶融し相互に融着し得るもの
であればよい。具体的には、例えば、低密度ポリエチレ
ンフィルム、中密度ポリエチレンフィルム、高密度ポリ
エチレンフィルム、線状低密度ポリエチレンフィルム、
ポリプロピレンフィルム、エチレン−酢酸ビニル共重合
体樹脂フィルム、アイオノマ−樹脂フィルム、エチレン
−アクリル酸共重合体樹脂フィルム、エチレン−アクリ
ル酸エチル共重合体樹脂フィルム、エチレン−メタクリ
ル酸共重合体フィルム、エチレン−プロピレン共重合体
フィルム、メチルペンテン樹脂フィルム、ポリブテン樹
脂フィルム、酸変性ポリオレフィン系樹脂等の樹脂のフ
ィルムを使用することができる。そのフィルムの厚さと
しては、10〜300μm、好ましくは、20〜100
μm位が望ましい。本発明においては、上記のようなヒ
−トシ−ル性フィルムのなかでも、特に、ヒ−トシ−ル
性を有するため、レトルト耐性に優れる無延伸ポリプロ
ピレン系樹脂フィルムを使用することが好ましい。特に
温度120℃以上のハイレトルト(HTST)には、融
点が145〜165℃の無延伸ポリプロピレン系樹脂フ
ィルムを使用することが好ましい。而して、本発明にお
いては、上記のヒ−トシ−ル性を有する無延伸ポリプロ
ピレン系樹脂フィルムのなかでも、具体的には、エチレ
ン−プロピレンコポリマ−を主成分とし、プロピレン−
エチレンランダム共重合体、プロピレン−エチレンブロ
ック共重合体等の樹脂から製膜したフィルムを使用する
ことが好ましい。必要に応じ、これにオレフィン系ゴム
成分を添加し、更に所望の添加剤を任意に添加し、充分
に混練してなる組成物を、例えば、押し出し成形等によ
りフィルム化してなるヒ−トシ−ル性を有する無延伸ポ
リプロピレン系樹脂フィルムを使用することが望まし
い。また、本発明においては、上記のヒ−トシ−ル性を
有する無延伸ポリプロピレン系樹脂フィルムは、100
%引張弾性率が500MPa以上であることが好まし
い。上記の無延伸ポリプロピレン系樹脂フィルムの10
0%引張弾性率が500MPa以下の場合、ヒートシー
ル性フィルム層が伸びやすく、消費者が容器を開封する
際、抵抗が大きくなり、開封性が悪くなり、好ましくな
いものである。フィルムとしての腰、強度等を充分に保
持することができないため、レトルトパウチとしての形
態維持性が悪く、また、シートを加工する際、機械適性
が悪くなり、好ましくないものである。
【0010】本発明においては、特に、中間層とヒート
シール層の未延伸ポリプロピレンフィルムとを貼合する
接着剤としては、100%引張弾性率が0.3MPa以
上であることが好ましい。上記の接着剤からなる接着層
は伸びが少なく、中間層とヒートシール層の未延伸ポリ
プロピレンの接着強度が800g/15mm幅以上と強
いため、積層体を構成する各フィルムの引き裂きに追随
して引き裂かれるので、引き裂き性を重視した積層材の
接着剤としては優れたものである。金属箔とヒートシー
ル層を貼合する接着剤は、ポリエステルポリウレタン系
接着剤が好適に使用される。上記のポリエステル・ポリ
ウレタン系接着剤の100%引張弾性率が0.3MPa
以下の場合、接着強度が充分得られていても、消費者が
容器を開封する際、金属箔とヒートシール層の層間で容
易に剥離し、ヒートシール性フィルムのみが切れずに伸
びることによって、引き裂くことが困難なため、好まし
くないものである。また、ポリエステルポリウレタン系
接着剤は、耐熱性に優れるので、過酷なレトルト条件に
耐えることができるため、レトルトパウチの包装材料と
して適したものである。
【0011】易開封性積層体は、上記のフィルムを使用
して常法に従って製造することができる。例えば、ドラ
イラミネーション法、ウェットラミネーション法、押し
出しラミネーション法等により、あるいはこれらの方法
を組み合わせることにより製造するこができる。中でも
ドライラミネーション法が好ましい。コート量は乾燥状
態で0.5〜10g/m2 の範囲で使用されるが、引き
裂き性を重視した場合、1〜5g/m2が好ましい。易
開封性積層体の引き裂き強度としては、JIS−P81
16に準じて引き裂き強度を測定した場合、100g以
下が良好である。
【0012】易開封性積層体10の各層を形成する樹脂
には、本発明の目的の達成を阻害しない範囲で、滑剤、
酸化防止剤、帯電防止剤、着色剤のような公知の添加剤
を随時添加することができる。公知のもので衛生的に支
障のないものであればそれ以外の使用も可能である。
【0013】次に、本発明において、易開封性積層体1
0を使用して製袋ないし製函する方法について説明する
と、例えば、包装用容器がプラスチックフィルム等から
なる軟包装袋の場合、上記のような方法で製造した易開
封性レトルトパウチ用積層体を使用し、ヒ−トシ−ル性
フィルムの食品に接する面を対向させて、それを折り重
ねるか、或いはその二枚を重ね合わせ、更にその周辺端
部をヒ−トシ−ルしてシ−ル部を設けて袋体を構成する
ことができる。而して、その製袋方法としては、上記の
易開封性積層体を、ヒ−トシ−ル性フィルムの食品に接
する面を対向させて折り曲げるか、あるいはその二枚を
重ね合わせ、更にその外周の周辺端部を、例えば、側面
シ−ル型、二方シ−ル型、三方シ−ル型、四方シ−ル
型、封筒貼りシ−ル型、合掌貼りシ−ル型(ピロ−シ−
ル型)、ひだ付シ−ル型、平底シ−ル型、角底シ−ル
型、その他等のヒ−トシ−ル形態によりヒ−トシ−ルし
て、本発明にかかる種々の形態の包装用容器を製造する
ことができる。その他、例えば、自立性包装袋(スタン
ディングパウチ)等も製造することが可能であり、更
に、本発明においては、上記の易開封性積層体を使用し
てチュ−ブ容器等も製造することができる。
【0014】上記において、ヒ−トシ−ルの方法として
は、例えば、バ−シ−ル、回転ロ−ルシ−ル、ベルトシ
−ル、インパルスシ−ル、高周波シ−ル、超音波シ−ル
等の公知の方法で行うことができる。なお、本発明にお
いては、上記のような包装用容器には、例えば、ワンピ
−スタイプ、ツウ−ピ−スタイプ、その他等の注出口、
あるいは開閉用ジッパ−等を任意に取り付けることがで
きる。
【0015】本発明において、上記のようにして製造し
た易開封性レトルトパウチは、極めて広範にわたる食品
を密封、及び、殺菌することができる。上記の易開封性
レトルトパウチに充填し、密封するのに特に適する食品
の例としては、カレー、シチューなどのレトルト食品、
味噌等の調味料、こんにゃく、ちくわ、蒲鉾等の練り製
品、ハム、ソーセージ等の燻製製品、ミートボール、ハ
ンバーグ等の調理済み食品、水産加工製品、漬物、佃
煮、嗜好品等の液状ないし粘体状の飲食品である。
【0016】本発明において、上記のようにして製造し
た易開封性レトルトパウチに、食品を充填包装した包装
体を、例えば、レトルト釜に入れ、温度200℃、圧力
2kg/cm2 で30分間レトルト処理して、過酷な殺
菌処理を行っても、耐えることができる、耐熱性に優
れ、他の必要機能である耐寒衝撃性、バリア性、ヒート
シール性についても優れた包装製品を得ることができる
ものである。また、上記のレトルトパウチを開封する
際、又裂きなどが発生せず、容易に開封することがで
き、直線引き裂き性にも優れた包装製品を得ることがで
きるものである。更に、層構成を基材層/易引き裂き層
/中間層/ヒートシール層とすることで、未反応のポリ
アミド樹脂のモノマー成分が内容物に移行することな
く、また、フィルム臭のない、衛生的に優れた包装製品
を得ることができるものである。
【0017】(実施例1)次に、具体的な実施例に従っ
て本発明を更に詳しく説明する。厚さ12μmの二軸延
伸ポリエチレンテレフタレート(以下「PET」とい
う。)フィルム(東洋紡績(株)製〔エスペットT41
02〕)の片面に印刷加工を行い、その印刷面にポリエ
ステルポリウレタン系接着剤(三井武田ケミカル(株)
製〔タケラックA310/A−3=92/8(重量
%)〕)を4g/m2 (乾燥状態)塗布し、厚さ15μ
mの直線引裂き性に優れた二軸延伸ナイロンフィルム
(以下「易引裂き性ON」という。)フィルム(出光石
油化学(株)製〔ユニアスロン〕)をドライラミネーシ
ョン法によりラミネートして積層フィルムを作製した。
次に、前記の積層フィルムのON面に、ポリエステルポ
リウレタン系接着剤(三井武田ケミカル(株)製〔タケ
ラックA310/A−3=92/8(重量%))を4g
/m2 (乾燥状態)塗布し、厚さ7μmのアルミニウム
箔(以下「Al」という。日本製箔(株)製〔JIS1
N30〕)をドライラミネーション法によりラミネート
して積層フィルムを作製した。次に、前記の積層フィル
ムのアルミニウム箔面に、ポリエステルポリウレタン系
接着剤(三井武田ケミカル(株)製〔タケラックA51
5/A−50=83/17(重量%)〕)を4g/m2
(乾燥状態)塗布し、厚さ70μmの未延伸ポリプロピ
レン(以下「CPP」という。)フィルム(東レ合成フ
ィルム(株)2K93K)を順次ドライラミネーション
法で積層して、層構成がPET12μm/易引裂き性O
N15μm/Al7μm/CPP70μm(内面)の積
層体を作製した。
【0018】而して、接着剤の硬化膜の作製方法につい
て、以下に説明する。まず、ポリエステルポリウレタン
系接着剤(三井武田ケミカル(株)製〔タケラック〕)
の混合比(主剤A515/硬化剤A−50)が83/1
7(重量%)を溶剤の酢酸エチルにて希釈し、よく混ぜ
合わせた。次に、上記で作成した接着剤を、硬化後の接
着剤が剥離しやすい四ふっ化エチレン樹脂(PTFE)
製の水平なパッド内に、硬化後の厚みが約1cm程度に
なるよう流し込み、窒素パージ下で23℃、48時間放
置して乾燥させた。その後、50℃で5日間エージング
を行い、接着剤の硬化膜を作製した。
【0019】次に、接着剤の硬化膜の100%引張弾性
率としては、JIS−K7127に準じて100%引張
弾性率を測定した場合、0.39MPaであった。ま
た、CPP(東レ合成フィルム(株)2K93K)の1
00%引張弾性率は、同じくJIS−K7127に準じ
て100%引張弾性率を測定した場合、600MPaで
あった。
【0020】(実施例2)実施例1と同様の方法で、層
構成がPET12μm/易引裂き性ON15μm/Al
7μm/CPP70μm(内面)の積層体を作製した。
以下に本発明の実施例で用いた樹脂の種類を示す。PE
T、ON、Alは、実施例1と同様のものを用いた。C
PPは、100%引張弾性率が730MPaの「昭和電
工プラスチックプロダクツ社製アロマーu」を使用し
た。接着剤は、Al/CCP層間の接着剤以外は、実施
例1と同様のものを用いた。Al/CCP層間の接着剤
は、ポリエステルポリウレタン系接着剤(東洋モートン
(株)製〔AD506S/CAT−RT1〕)を使用し
た。上記の接着剤を混合比(AD506S/CAT−R
T1)が95.2/4.8(重量%)となるよう溶剤の
酢酸エチルにて希釈し、よく混ぜ合わせた。Al面にこ
れを4g/m2 (乾燥状態)塗布した。なお、Al/C
CP層間の接着剤硬化膜の100%引張弾性率は、0.
5MPaであった。
【0021】(実施例3)実施例1と同様の方法で、層
構成がPET12μm/易引裂き性ON15μm/Al
7μm/CPP70μm(内面)の積層体を作製した。
PET、ON、Alは、実施例1と同様のものを用い
た。CPPは、100%引張弾性率が730MPaの
「昭和電工プラスチックプロダクツ社製アロマーu」を
使用した。接着剤については、Al/CCP間の接着剤
以外は、実施例1と同様のものを用いた。Al/CCP
層間の接着剤は、0.2MPaのポリエステルポリウレ
タン系接着剤(三井武田ケミカル(株)製〔タケラック
A515/A−50〕)を使用した。上記の接着剤を混
合比(タケラックA515/A−50)が91/9(重
量%)となるよう溶剤の酢酸エチルにて希釈し、よく混
ぜ合わせた。Al面にこれを4g/m2 (乾燥状態)塗
布した。
【0022】(比較例1)実施例1と同様の方法で、層
構成がPET12μm/易引裂き性ON15μm/Al
7μm/CPP70μm(内面)の積層体を作製した。
PET、ON、Alは、実施例1と同様のものを用い
た。CPPは、100%引張弾性率が430MPaの東
セロ(株)製〔RXC−11〕を使用した。接着剤につ
いては、Al/CCP間の接着剤以外は、実施例1と同
様のものを用いた。Al/CCP層間の接着剤は、0.
2MPaのポリエステルポリウレタン系接着剤(三井武
田ケミカル(株)製〔タケラックA515/A−5
0〕)を使用した。上記の接着剤を混合比(タケラック
A515/A−50)が91/9(重量%)となるよう
溶剤の酢酸エチルにて希釈し、よく混ぜ合わせた。Al
面にこれを4g/m2 (乾燥状態)塗布した。
【0023】(比較例2)実施例1と同様の方法で、層
構成がPET12μm/易引裂き性ON15μm/Al
7μm/CPP70μm(内面)の積層体を作製した。
PET、ON、Alは、実施例1と同様のものを用い
た。CPPは、100%引張弾性率が430MPaの東
セロ(株)製〔RXC−11〕を使用した。接着剤につ
いては、Al/CCP間の接着剤以外は、実施例1と同
様のものを用いた。Al/CCP層間の接着剤は、0.
5MPaのポリエステルポリウレタン系接着剤(東洋モ
ートン(株)製〔AD506S/CAT−RT1〕)を
使用した。上記の接着剤を混合比(AD506S/CA
T−RT1)が95.2/4.8(重量%)となるよう
溶剤の酢酸エチルにて希釈し、よく混ぜ合わせた。Al
面にこれを4g/m2 (乾燥状態)塗布した。
【0024】(比較例3)実施例1と同様の方法で層構
成がPET12μm/ON15μm/Al7μm/CP
P70μm(内面)の積層体を作製した。PET、A
l、CPPは、実施例1と同様のものを用いた。易引裂
き性ONの比較例としては、従来の二軸延伸ナイロン
(以下「ON」という。)フィルム(三菱化学興人パッ
クス(株)製〔パックスボニールQ〕)を使用した。接
着剤については、全て、実施例1と同様のものを用い
た。
【0025】(比較例4)実施例1と同様の方法で、実
施例1と異なる層構成のPET12μm/Al7μm/
易引裂き性ON15μm/CPP70μm(内面)の積
層体を作製した。PET、ON、CPPは、実施例1と
同様のものを用いた。接着剤については、全て、実施例
1と同様のものを用いた。
【0026】(実験1:引き裂き試験)実施例1〜4お
よび比較例1〜4で得られた積層体を、130mm×1
70mmの大きさに2枚切り取り、易引裂き性ON、及
び、ONの流れ方向(MD)が袋の横方向になるように
CPPを相対向して配置し、縦2辺、横1辺を10mm
幅で熱圧着(条件200℃、2kg/cm2、0.5
秒)してレトルトパウチを作製した。次いで、水200
ccを充填し、120℃で、30分のレトルト殺菌を実
施した。
【0027】レトルト殺菌を実施した後、手で横方向に
開封したとき、表側と裏側で引き裂き線がずれて股裂き
の状態となるので、そのずれ量を測定し、以下の基準を
設け、良好、不良の2段階で評価した。また、手で開封
したときの引き裂き強さを判定した。結果を表1に示
す。 (直線引き裂き性) 良好・・・表側と裏側で引き裂き線のずれ量が3cm未満
で、MD方向に平行な方向に直線状に開封されるもの。 不良・・・表側と裏側で引き裂き線がずれ、ずれ量が3c
m以上の股裂きの状態となり、直線状に開封されないも
の。 (引き裂き強さ) 良好・・・Al/易引裂き性ON、あるいは、Al/ON
層間での層間剥離幅が10mm以下のもので引き裂きの
抵抗感がないもの。 不良・・・Al/易引裂き性ON、あるいは、Al/ON
層間で剥離が生じ、この層間剥離幅が10mmを超え、
未延伸ポリプロピレンフィルムが切れずにが伸び引き裂
きの抵抗感が強いもの。
【0028】(実験2:ヒートシール強度、及び、ラミ
ネート強度試験)実施例1〜4および比較例1〜4で得
られた積層体を、130mm×170mmの大きさに2
枚切り取り、CPPを相対向するように配置し、縦2
辺、横1辺を10mm幅で熱圧着(条件200℃、2k
g/cm2、0.5秒)してレトルトパウチを得た。次
いで、水200gを充填し、120℃で、30分のレト
ルト殺菌を実施した。
【0029】レトルト殺菌を実施した後、TD方向のヒ
ートシール強度を測定した。また、レトルト殺菌を実施
していない別のレトルトパウチについても、TD方向の
ヒートシール強度、及び、ラミネート強度試験をそれぞ
れ測定した。ここで、TD方向とは、フィルムの送り方
向に直角の方向である。TD方向のヒートシール強度
は、横辺のヒートシール部を含んだ試験片を幅15mm
で切り出し、これをTD方向と平行に引張ることによっ
て測定される。したがって、長さ10mm、幅15mm
のシール部を、長さ方向に沿って引っ張った時のシール
強度が測定される。
【0030】ヒートシール強度は、引張試験機(オリエ
ンテック社製)を用いて、300mm/分の引張速度で
測定した。結果を表1に示す。なお、表1中には、15
mm当たりのヒートシール強度(単位:g/15mm)
を記載した。
【0031】(実験3:官能試験)実施例1〜4および
比較例1〜4で得られた積層体を、130mm×170
mmの大きさに2枚切り取り、CPPを相対向するよう
に配置し、縦2辺、横1辺を10mm幅で熱圧着(条件
200℃、2kg/cm2、0.5秒)してレトルトパ
ウチを得た。次いで、ミネラルウォーター200ccを
充填し、120℃×30分のレトルト殺菌を実施した。
【0032】内容物(ミネラルウォーター)へのポリア
ミドのモノマー成分による臭気成分の影響に関する官能
試験を行った。パネラー20人により、上記レトルト殺
菌済みの各試料について、別に用意した未処理のミネラ
ルウォ−タ−との比較で、臭気の変化を下記の基準で評
価し、評価結果は20人の平均的評価を○、×の2段階
で評価した。○は、20人殆どのパネラーが臭気におい
て、ほとんど変化がないものと判断し、×は、20人殆
どのパネラーが臭気において、フィルム臭がすると判断
した評価を表1に示した。 (評価基準) ○:臭気のほとんど変化がないもの ×:フィルム臭がするもの
【0033】(実験結果)
【表1】
【0034】表1に示した実験1〜3の結果から明らか
なように、本発明の易開封性積層体から得られた容器
は、耐熱性、耐寒衝撃性を保持しつつ、従来品に比し
て、手で横方向に開封したとき、引き裂きの抵抗感が少
なく、表側と裏側で引き裂き線がずれて股裂きの状態と
ならず、また、フィルム臭もなく、直線引き裂き性に優
れ、また、食品衛生性、無臭でにも優れており、産業上
寄与すること大である。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の易開封性
積層体によれば、基材層/易引き裂き層/中間層/ヒー
トシール層(内面)の積層フィルムにおいて、中間層と
ヒートシール層をラミネートする接着剤、及び、ヒート
シール層がある一定の引っ張り弾性を有することによ
り、易開封性、直線引き裂き性に優れ、更に、フィルム
臭がなく、食品衛生性、耐熱性、耐寒衝撃性にも優れた
易開封性積層体を提供することができる。また、前記の
易開封性積層体を使用して、レトルト用平パウチやスタ
ンディングパウチを作製することにより、消費者が内容
物をこぼすことなく、フィルム臭が内容物に移行するこ
ともなく、衛生的で、手で容易に開封できる、優れた包
装製品を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による易開封性積層体の層構成を示すの
断面図である。
【符号の説明】
1 基材層 2 易引裂き層 3 中間層 4 ヒートシール層 5 接着層 10 易開封性積層体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65D 33/00 B65D 33/00 C 65/40 65/40 D 77/38 77/38 81/24 81/24 N Fターム(参考) 3E064 AA01 AA11 AB23 BA17 BA24 BA36 BA46 BA54 BB03 BC02 BC08 BC18 EA30 HN05 HN12 3E067 AB01 AB81 AB96 BA12A BA14A BA18A BB12A BB14A BB15A BB16A BB18A BB22A BB25A BB26A CA06 CA07 CA12 CA17 CA21 CA24 EA06 EA07 EA08 EA09 EA11 EA22 EB01 EB10 EB22 EB25 EE40 EE48 EE59 FB13 GB13 GC02 GD01 GD07 GD10 3E086 AA23 AB02 AC07 AC16 AD01 AD03 AD08 BA04 BA13 BA15 BA24 BA33 BA35 BB05 BB41 BB42 BB51 BB90 CA01 CA03 CA04 CA25 4F100 AB10C AB33C AK01A AK07D AK41 AK42 AK48B AK51 AR00C AT00A BA04 BA07 CB03 EC18 EJ38 EJ38B GB15 GB23 JK02 JK03B JK06 JK07D JL12D YY00D

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材層、易引裂き層、中間層、ヒートシ
    ール層の順に積層される積層体であって、前記の中間層
    とヒートシール層とを接着層を介して対向するように設
    け、該接着層が、接着硬化膜の100%引張弾性率0.
    3MPa以上で、且つ、ラミネート強度800g/15
    mm幅以上であることを特徴とする易開封性積層体。
  2. 【請求項2】 前記のヒートシール層が、未延伸ポリプ
    ロピレンフィルムであることを特徴とする請求項1に記
    載の易開封性積層体。
  3. 【請求項3】 前記のヒートシール層が、100%引張
    弾性率を500MPa以上の未延伸ポリプロピレンフィ
    ルムであることを特徴とする請求項1〜2に記載の易開
    封性積層体。
  4. 【請求項4】 前記の接着層が、ポリエステル・ポリウ
    レタン系接着剤であることを特徴とする請求項1〜3に
    記載の易開封性積層体。
  5. 【請求項5】 前記の易引裂き層が、該二軸延伸ポリア
    ミド樹脂フィルムであることを特徴とする請求項1〜4
    に記載の易開封性積層体。
  6. 【請求項6】 前記の中間層が、アルミニウム箔である
    ことを特徴とする請求項1〜5に記載の易開封性積層
    体。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6記載の易開封性積層体を用
    いたレトルトパウチ包装材。
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