JP2003223572A - 電子商取引システム及びセンタ装置 - Google Patents

電子商取引システム及びセンタ装置

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JP2003223572A
JP2003223572A JP2002022400A JP2002022400A JP2003223572A JP 2003223572 A JP2003223572 A JP 2003223572A JP 2002022400 A JP2002022400 A JP 2002022400A JP 2002022400 A JP2002022400 A JP 2002022400A JP 2003223572 A JP2003223572 A JP 2003223572A
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JP2002022400A
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Nobuaki Ishii
伸明 石井
Yasuhisa Ishizaka
泰久 石坂
Nobuyuki Royama
伸幸 蝋山
Kenichi Shojima
賢一 庄島
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NTT PC Communications Inc
Original Assignee
NTT PC Communications Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 提携者を介することにより商品販売者の商品
を効率的に販売することができる一方、新たに店舗を設
けようとするものにとっては提携者となることにより容
易に店舗を構築することができる電子商取引システムを
提供する。 【解決手段】 センタ装置及び提携者装置とがネットワ
ークを介して接続された電子商取引システムにおいて、
提携者装置は、ユーザからのアクセスを受け、商品をユ
ーザの端末に表示する手段と、ユーザから商品の注文を
受け付け、その注文に係る商品情報をセンタ装置に送信
する手段とを有し、センタ装置は、該商品情報を受信
し、決済に関する処理を行う手段と、商品配送に関する
処理を行う手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク上で
商品の売買を行う電子商取引システムに関し、特に、提
携者(アフィリエート)を介してユーザに商品を販売す
る電子商取引システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子商取引における店舗(以下、
単に店舗と称する。ショップともいう。)において商品
等の販売を行うには、当該店舗が独自に商品選択から決
済にいたる販売システムを構築しなければならなかっ
た。
【0003】一方、電子商取引における店舗を構築した
としても、当該店舗のホームページに訪れるユーザが少
なく、集客が十分でない場合があった。
【0004】また、オンラインショッピング等の電子商
取引においては、購買に係る処理と、商品の配送に係る
処理は別々になされることが一般的である。例えば、シ
ョップ(店舗)で注文した商品は、通常の宅配業者等に
より、オンラインショップの運営者の実際の店舗等から
ユーザ宅に配送される。
【0005】このような配送方法を用いると、商品を複
数店舗で購入した場合、それぞれの店単位で商品が梱包
されて配送されるため、ユーザにとって配送料が高くな
るといった問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の点に
鑑みてなされたものであり、提携者を介することにより
商品販売者の商品を効率的に販売することができる一
方、新たに店舗を設けようとするものにとっては提携者
となることにより容易に店舗を構築することができる電
子商取引システムを提供することを目的とする。
【0007】また、上記電子商取引システムにおいて、
複数の異なる店で複数の商品を購入しても1つの荷物と
してユーザ宅に配送することができ、安価でユーザの要
望に沿った配送を可能とする物流システムを含む電子商
取引システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、次のように構成することができる。
【0009】請求項1に記載の発明は、センタ装置及び
提携者装置とがネットワークを介して接続された電子商
取引システムであって、提携者装置は、ユーザからのア
クセスを受け、商品をユーザ側に表示する手段と、ユー
ザから商品の注文を受け付け、その注文に係る商品情報
をセンタ装置に送信する手段とを有し、センタ装置は、
該商品情報を受信し、決済に関する処理を行う手段と、
商品配送に関する処理を行う手段とを有する。
【0010】請求項2に記載の発明は、センタ装置及び
提携者装置とがネットワークを介して接続された電子商
取引システムであって、センタ装置は、提携者装置を介
してユーザからのアクセスを受け、商品をユーザ側に表
示する手段と、提携者装置を介してユーザから商品の注
文を受け付ける手段と、商品情報に基づき決済に関する
処理を行う手段と、商品配送に関する処理を行う手段と
を有する。
【0011】本発明によれば、提携者を介して商品を販
売することができるので、商品の販売を効率的に行うこ
とができる。また、決済処理を含む買い物かご以降の処
理をセンタ装置で行うことができるので、提携者は容易
に店舗を構築することができる。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項1の記載
において、前記電子商取引システムは更に商品提供者装
置を有し、前記センタ装置は、該商品提供者装置から商
品の情報を受信し、該商品の情報を格納する手段と、提
携者装置に、提携者装置からの要求に応じて格納された
商品の情報を送信する手段とを有する。
【0013】本発明によれば、当該商品情報に基づき、
提携者装置における商品紹介画面等を構築することが可
能となる。
【0014】請求項4に記載の発明は、請求項3の記載
において、前記センタ装置は、前記提携者のIDを含む
購入ボタンのHTMLタグを生成し、前記商品の情報と
ともに前記提携者装置に送信する手段を有し、提携者装
置にアクセスしたユーザが該購入ボタンを押し下すこと
により、提携者企画IDと注文にかかる商品の情報がセ
ンタ装置に送信される。
【0015】本発明によれば、センタ装置において提携
者毎の注文商品を把握することができる。
【0016】請求項5に記載の発明は、請求項4の記載
において、前記センタ装置は、商品提供者装置が特定の
提携者に対して特定の商品を取り扱うことを拒否するこ
とを可能とする手段を有する。
【0017】本発明によれば、商品提供者が商品を販売
してもらいたい提携者を選択することができる。
【0018】請求項6に記載の発明は、請求項1又は2
の記載において、前記電子商取引システムは、配送店舗
で使用する配送店舗端末、倉庫で使用する倉庫端末とが
ネットワークを介して接続された配送システムを有し、
前記センタ装置は、前記ユーザに関する情報から配送店
舗を特定する手段と、倉庫端末に該注文情報を基に出荷
依頼情報を送信する手段と、該配送店舗の配送店舗端末
に配送依頼情報を送信する手段とを有し、該出荷依頼情
報は該商品を該倉庫から該配送店舗に配送するための情
報であり、該配送依頼情報は該商品を該配送店舗から該
ユーザに配送するための情報であるとする。
【0019】本発明によれば、倉庫でユーザ毎の商品を
1つにまとめることが可能になるとともに、デリバリー
店等の配送店舗を活用することにより安価に配送を行う
ことが可能となる。また、倉庫、配送店舗で、配送状況
をセンタ装置に通知する等により、ユーザは配送状況を
把握することが可能となる。
【0020】請求項7に記載の発明は、請求項6の記載
において、前記倉庫端末は、商品の出荷が完了したとき
に、出荷通知を前記センタ装置に送信する手段を有し、
前記配送店舗端末は、商品が前記配送店舗に入荷したと
きに、入荷通知を該センタ装置に送信する手段を有し、
該センタ装置は、ユーザ毎に該出荷通知と該入庫通知を
保持し、該出荷通知と該入庫通知とを基にユーザに配送
状況を通知する手段を有する。
【0021】本発明によれば、センタ装置が商品の配送
状況を管理することができ、ユーザに配送状況を通知で
きる。ユーザは、運送会社等に問い合わせる必要なく、
センタ装置にアクセスするだけで配送状況を知ることが
できる。
【0022】請求項8に記載の発明は、請求項7の記載
において、前記配送店舗は、食品のデリバリー業者の店
舗であるとする。
【0023】本発明によれば、安価に配送を行うことが
可能であり、また、深夜であってもデリバリー業者が配
達を行う時間であれば商品の配送を行うことが可能であ
る。
【0024】請求項9〜16に記載の発明は、上記電子
商取引システムでの使用に適したセンタ装置であり、請
求項17〜24に記載の発明は、センタ装置における処
理を実行させるプログラムである。
【0025】
【発明の実施の形態】図1に、本発明の一実施例におけ
る構成の概要を示す。同図に示すように、本発明の電子
商取引システムは、提携者の管理や商品情報の提供、物
流に関する制御等を行うセンタ装置1、ユーザからのア
クセスを受けて商品の販売を行う提携者2、商品の購入
を行うユーザ3、実際に商品を提供し、センタ装置1に
対して商品情報の提供等を行う商品提供者4を有する。
また、センタ装置1は、提携者対応機能部11と商品販
売物流機能部12を有している。また、センタ装置1に
は、商品の配送を行うための物流システム5が接続され
る。なお、提携者の用語は、提携者においてネットワー
クに接続された端末等の装置を含むものとする。ユー
ザ、商品納入者、提携者等についても同様である。
【0026】次に、上記システムの動作の概要を説明す
る。
【0027】まず、商品提供者は、物流システムにおけ
る実際の倉庫等に商品を納入し(ステップ1)、センタ
装置に対して商品名、数量、価格等の商品情報を提供す
る(ステップ2)。
【0028】そして、センタ装置1は、提携者2による
商品選択に応じて提携者2に商品情報を提供し(ステッ
プ3)、提携者2は商品販売のためのモールを構築する
(ステップ4)。
【0029】その後、ユーザ3は提携者2にアクセス
し、商品を購入する(ステップ5、6)。そして、セン
タ装置1における商品販売物流機能部12及び物流シス
テム5により商品の配送がなされ(ステップ7)、ユー
ザ3からセンタ装置の運営主体であるセンタに対して商
品代金の支払いがなされる(ステップ8)。
【0030】また、センタから商品提供者4に対して商
品販売に応じた商品代金の支払いがなされ(ステップ
9)、商品提供者4からはセンタに対してシステム利用
料の支払いがなされる(ステップ10)。また、センタ
から提携者2に対しては商品販売に応じた手数料が支払
われる。
【0031】さて、本実施例において、提携者2が商品
販売のためのモールを構築するには、以下の第1のパタ
ーンと第2のパターンの2つのパターンがある。
【0032】(第1のパターンについて)図2に第1の
パターンの概要を示す。第1のパターンでは、提携者が
センタ装置から商品内容のデータを取得し、そのデータ
を用いて提携者側で商品販売のためのモール等を構築す
る。ただし、提携者側では商品紹介及び購入ボタンまで
を作成し、購入ボタンを押すことにより、買い物かご以
降の処理(受注処理、決済、配送等)がセンタ装置で行
われるように構成される。
【0033】すなわち、図3に示すように、提携者は、
センタ装置にある商品のデータベースから必要な商品を
選び、商品情報を取得することにより自分のホームペー
ジ上で独自にモールを作る。センタ装置側では商品バス
ケットを容易し、提携者側での購入ボタン押し下しに応
じて受注処理、決済・配送処理を行う。なお、商品情報
としては、ショップ名、ショップ写真、ショップ解説、
商品名、商品写真、商品解説等がある。
【0034】図4に第1のパターンの場合におけるセン
タ装置、提携者の構成を示す。
【0035】同図に示すように、センタ装置は、WWW
サーバ、提携者/商品提供者アプリケーション、業務管
理アプリケーションサーバを有する。WWWサーバに
は、商品購入用のバスケット機能が設けられる。提携者
/商品提供者アプリケーションは、提携者向けの機能
と、商品提供者向けの機能に分かれており、提携者向け
の機能は認証機能、商品選択機能等を有している。商品
提供者向けの機能は認証機能、提携者の選択機能等を有
している。業務管理アプリケーションは、商品表示等の
shop系の機能、決済等の勘定系の機能、配送管理等
の物流系の機能を有している。また、提携者管理のため
の業務管理機能を有する。
【0036】なお、図4の構成には物流に関する機能も
含むが、図示していない。物流システムについては後で
詳細に説明する。
【0037】提携者はWWWサーバにより構成され、セ
ンタ装置から商品データ等を取得して商品紹介記事等を
作成し、保持する。また、センタ装置には業務本部が接
続され、全体の管理を行う。
【0038】(第2のパターンについて)第2のパター
ンを図5に示す。図5に示すように、提携者のモールを
センタ装置側に設け、提携者はそのモールへの入り口の
役割を果たすようにする。すなわち、図6に示すよう
に、提携者はホームページのトップ画面のみを有し、セ
ンタ装置側で提供店舗向けの独自サーバを設けるように
している。
【0039】図7に第2のパターンの場合における構成
を示す。第1のパターンと比べて、センタ装置内に提携
者向け独自サーバを有している点が異なる、また、提携
者は独自サーバへの入り口を提供する。
【0040】(モール構築から配送にいたる処理)図8
のシーケンスチャートを用いて、ECサイト構築から配
送にいたるまでのシーケンスを説明する。
【0041】まず、商品提供者がセンタ装置に対してシ
ョップ・商品データを登録する(ステップ11)。そし
て、提携者がセンタ装置に登録されているショップ・商
品データを選択し(ステップ12)、当該ショップ・商
品データ、購入ボタンHTMLタグのダウンロードを行
ことにより(ステップ13)、提携者におけるECサイ
ト(モール)構築が完了する。
【0042】ユーザが商品を閲覧、選択し、購入ボタン
を押し下すと(ステップ14)、提携者からセンタ装置
における買い物かごに提携者企画ID、商品コード情報
が送られる(ステップ15)。
【0043】次に、ユーザに会員登録もしくはログイン
画面が表示され、それに応じてユーザは会員登録もしく
はログインをする(ステップ16)。このとき、ユーザ
名、住所、クレジットカード番号等を入力する。センタ
装置にて受注処理、カード毛際処理等が完了すると、後
述する物流システムにおける倉庫システムに対して出荷
依頼がなされる(ステップ17)。
【0044】商品提供者からは倉庫に商品の入庫がなさ
れており(ステップ18)、出荷依頼に応じて、パッキ
ングを行って、本発明における物流システムにおける店
舗システムを用いた配送を行う(ステップ19、ステッ
プ20)。なお、この配送の方法については、後に詳し
く説明する。
【0045】店舗システムでカバーできない場合には、
宅配業者などを用いて配送を行う(ステップ21)。な
お、必要に応じてユーザ宅にて代引き等が行われる。
【0046】店舗システムによる配送の場合、配達が完
了すると店舗システムからサーバ装置へ配達完了が送信
され(ステップ22)、売上が確定する。その後、セン
タ装置から手数料に関するレポートが提携者に送られ
(ステップ23)、支払額に関するレポートが商品提供
者に送られる(ステップ24)。
【0047】次に、図9を用いて提携者とセンタ装置間
のデータのシーケンスについて説明する。
【0048】まず、提携者が商品販売のためのサイトを
構築する処理を説明する。
【0049】提携者は、端末等におけるWebインター
フェース(Web入力画面)から提携者企画ID、パス
ワードをセンタ装置に送信することによりセンタ装置に
ログインする(ステップ31)。センタ装置は、提携者
を認証した後、商品選択及び商品変更依頼のメニューを
提携者に返す(ステップ32)。提携者には商品選択及
び商品変更依頼のメニューが画面上に表示される。これ
で提携者の認証が完了する。
【0050】提携者側でメニューの中から“商品選択”
を選択すると、画面上に商品が表示され、その商品を選
択する(ステップ33)。商品選択がなされると、セン
タ装置はデータベースから、当該商品と紐付けされたシ
ョップデータ、商品データを検索する。更に、提携者企
画IDと商品コードを元に購入ボタンのHTMLタグを
生成し、CSVデータ化する。そして、そのCSVデー
タが提携者に送信される(ステップ34)。この時点
で、提携者側に商品販売サイトの構築ができたこととな
る。
【0051】販売する商品を変更する場合、上記メニュ
ーの中から“商品変更依頼”を選択し、ショップ、商品
の変更を行う(ステップ35)。センタ装置では、業務
本部の承認があった場合にその変更依頼を反映させ、シ
ョップ・商品データ、購入ボタンのHTMLタグを含む
CSVデータがセンタ装置から提携者にダウンロードさ
れる(ステップ35)。
【0052】センタ装置は、売上及びそれに応じた手数
料を集計しCSVデータ化してマーケティングレポート
して提携者に送信する(ステップ36)。
【0053】図10のフローチャートを用いて、前述し
た第1のパターンにおいて提携者がショップ、商品を選
択する処理について詳細に説明する。
【0054】提携者からWebインターフェースにより
センタ装置にアクセスがなされると(ステップ41)、
認証の後に、商品一覧から商品が選択される(ステップ
42)。選択終了でない場合は、選択された商品を一時
記憶し(ステップ43、44)、選択終了後、一時記憶
領域の選択済み商品の各々から商品コードを取得する
(ステップ44)。次に、ログイン認証結果から提携者
企画IDを取得し、商品コードとあわせて商品の購入ボ
タンのHTMLタグを生成する(ステップ45)。
【0055】そして、選択されたショップ・商品デー
タ、購入ボタンのHTMLタグをまとめてCSVデータ
化する(ステップ46)。ただし、後述する拒否権があ
るものはCSV化しない。なお、商品提供者による拒否
権がある商品を選択した場合には警告がなされる。
【0056】また、商品コードを提携者商品管理テーブ
ルに記録する(ステップ47)。提携者商品管理テーブ
ルにより提携者企画IDと商品コードを対応付けて格納
する。なお、提携者商品管理テーブルを格納するデータ
ベースは、センタ装置とは物理的に別のサーバに設けて
もよいし、センタ装置内に設けてもよい。
【0057】CSVファイルをダウンロードした提携者
は、CSVファイル中のショップ、商品データ、購入ボ
タンのHTMLタグを取り出し、電子商取引のECサイ
ト(モール)を構築する。例えば、提携者側ではWeb画
面上でウィザード的にECサイトを構築することができ
る。
【0058】次に、図11のフローチャートを用いて、
前述した第2のパターンにおいて提携者がショップ、商
品を選択する処理について詳細に説明する。
【0059】提携者からWebインターフェースにより
センタ装置にアクセスがなされると(ステップ51)、
認証の後に、提携者によりショップ・商品のジャンルが
選択され、商品一覧を表示する(ステップ52)。そし
て、商品一覧から商品が選択される(ステップ53)。
ここで、拒否権のある商品については提携者に対して警
告がなされる。
【0060】選択終了でない場合は、選択された商品を
一時記憶し(ステップ54、55)、選択終了後、一時
記憶領域の選択済み商品の各々から商品コードを取得す
る(ステップ56)。次に、ログイン認証結果から提携
者企画IDを取得し、商品コードとあわせて商品の購入
ボタンのHTMLタグを生成する(ステップ57)。
【0061】そして、選択されたショップ、商品コード
を提携者商品管理テーブルに記録し(ステップ58)、
選択されたジャンルも記録する(ステップ59)。提携
者商品管理テーブルにより提携者企画IDと商品コード
が対応付けてデータベースに格納される。
【0062】選択されたショップ・商品データ、購入ボ
タンのHTMLタグはまとめてCSVデータ化し(ステ
ップ60)、当該提携者独自のコンテンツを生成する
(ステップ61)。コンテンツの生成の際には提携者商
品管理テーブルからジャンル情報が読み出され、そのジ
ャンルにあったコンテンツが生成される。
【0063】生成されたコンテンツは提携者向け独自サ
ーバに転送される。なお、提携者からこの提携者向け独
自サーバにアクセスすることにより、提携者側でこのコ
ンテンツをカスタマイズすることができる。なお、提携
者向け独自サーバは、センタ装置とは物理的に別のサー
バとして設けてもよいし、センタ装置内に設けてもよ
い。
【0064】第2のパターンを利用することにより、コ
ンテンツやユーザインタフェースの自由度のある独自性
のある付加価値の高いECサイトを構築することができ
る。
【0065】次に、図12のフローチャートを用いて、
ユーザが商品を購入する場合におけるセンタ装置の処理
について説明する。
【0066】第1のパターンもしくは第2のパターンに
よる購入アクセスによりセンタ装置のWWWサーバの買
い物かごにアクセスがあると(ステップ71)、購入ボ
タン押し下しにより提携者から送信された提携者企画I
D+商品コードを取得し、買い物かごに追加する(ステ
ップ72)。購入が終了していなければ、提携者企画I
Dと商品コードを一時記憶し(ステップ73、74)、
ステップ72に戻る。購入追加が終了すると、会員登録
又はログインを受け付け、会員データと注文を紐付け
る。また、カード決済の場合にはカード番号等の投入が
行われる(ステップ75)。
【0067】注文が完了すると、注文番号を付与し、注
文データを受注配送管理DBに出力し、倉庫システムに
出荷依頼を行う(ステップ77)。このとき、会員の郵
便番号により配達方式を選択することができる。なお、
郵便番号を用いてデリバリー店舗を選択する方法につい
ては後述する。
【0068】同図に示すように、受注配送管理DBには
受注番号、注文日、提携者企画ID、商品コード、配達
完了日が記録される。
【0069】配達が完了すると、配達完了日を倉庫シス
テムから受信し、受注番号をキーにして受注配送管理D
Bに書き込む(ステップ78)。
【0070】月次処理等の定期的な処理においては、配
達完了日が記録された注文のみを対象に集計する(ステ
ップ79)。提携者に支払う手数料は、例えば販売金額
に所定の手数料率をかけた値として計算できる。
【0071】また、提携者が保有する提携者企画IDご
とに販売データを集計してCSVデータ化し(ステップ
80)、提携者にレポートとして送信する。
【0072】次に、商品提供者とセンタ装置間のデータ
のやり取りについて、特に、商品販売者が提携者を選択
する場合、及び予約販売を行う場合についての処理を説
明する。
【0073】図13のシーケンスチャートにおいて、ま
ず、商品提供者は、商品提供者IDとパスワードを送信
することによりセンタ装置にログインする(ステップ9
1)。センタ装置は、ログインの認証後、商品提供者I
Dをデータベースから検索し、提携者の選択及び予約販
売登録のメニューを商品販売者に返す(ステップ9
2)。商品提供者には提携者の選択及び予約販売登録の
メニューが表示される。
【0074】商品提供者側では、画面上に表示された提
携者から特定の提携者を選択し、その提携者が選択して
いる商品の各々について拒否するか否かを設定すること
により、提携者選択依頼をセンタ装置に送信する(ステ
ップ93)。当該拒否権依頼は、業務本部にて認証され
た場合に反映される。
【0075】予約販売登録においては、商品提供者は入
庫予定通知をセンタ装置に送信しておき(ステップ9
4)、メニューから予約販売登録を選択することにより
予約販売登録を行う(ステップ95)。センタ装置で
は、予約販売の登録を受け付け、予約企画IDの付与を
行い、データベースに登録する。なお、予約では購入ボ
タンを使用せず代わりに予約ボタンを使用する。
【0076】また、センタ装置は、売上明細、商品毎の
販売点数合計、性別、県別商品別注文件数等のマーケテ
ィングデータ、予約集計結果を商品提供者に対してマー
ケティングレポートとして送信することができる(ステ
ップ96)。
【0077】図14に、商品販売者が提携者を選択する
際(拒否する場合)のセンタ装置の処理のフローチャー
トを示す。
【0078】商品提供者がアクセスを行うと、センタ装
置は、当該商品提供者の商品を扱っている提携者をテー
ブルより選択し、一覧表示を行う(ステップ101)。
商品販売者は、その一覧表示から拒否したい提携者及び
商品を選択する(ステップ102)。業務本部がそれを
承認すると、拒否が承認された提携者及び商品に該当す
るテーブルの拒否フラグを1にする(ステップ10
4)。拒否フラグが1である提携者に対しては、当該シ
ョップ、商品データ及び“完売”のHTMLタグからな
るCSVデータを生成し、提携者に送信する(ステップ
105)。提携者では、当該商品に対して完売表示がな
され、結果として当該商品は当該提携者にてなされない
ことになる。
【0079】なお、提携者が、拒否権を発動しようとす
る商品提供者の商品をまだ選んでないときに、提携者拒
否の設定がなされると、提携者が当該商品を選択しよう
としたときに、提携者に警告が発せられる。
【0080】次に、図15を用いて予約販売登録のフロ
ーについて説明する。
【0081】商品販売者がセンタ装置にアクセスした
後、予約登録情報(受付開始日、受付終了日、受付数量)
及びそれと紐付けする商品番号を登録する(ステップ1
10)。予約企画IDを付与し、商品コードと紐付けし
て管理する(ステップ111)。提携者が予約販売を行
うにあたり、まず提携者はセンタ装置にアクセスし、予
約受付商品の一覧を表示、選択する(ステップ11
2)。そして、センタ装置は、紐付けられたショップと
商品データを取得し(ステップ113)、ショップ・商
品データ、及び予約受付ボタンのHTMLタグからなる
CSVデータを生成し(ステップ114)、提携者に送
信する。
【0082】次に、図16を用いて販売委託手数料の計
算について説明する。なお、図16(a)にフローを示
し、図16(b)に各種テーブルを示す。
【0083】まず、売上確定期間内における、配達完了
日有のデータを受注テーブルから抽出し(ステップ12
1)、受注テーブルと商品化したテーブルを紐付けて、
ショップID毎に抽出データの販売金額を合計する(ス
テップ122)。そして、合計値に、ショップIDで紐
付けられた販売手数料を掛けることにより(ステップ1
23)、提携者毎の販売委託手数料合計を得ることがで
きる(ステップ124)。
【0084】例えば、売上確定期間が2/1〜2/28
の場合、提携者企画ID0001の合計は2500、提
携者企画ID0002の合計は1500となる。販売委
託手数料管理テーブルを考慮すると、販売手数料はshop
001に対して2500×0.45+1500×0.3
5=1650円(税抜)となる。確定した売上の総額か
ら手数料及びシステム諸経費を差し引いた額を商品提供
者に支払うことになる。
【0085】(物流システムについて)次に、本発明に
おいて商品配送を行うために用いる物流の機能について
説明する。
【0086】次に、図17を用いて本発明における商品
配送の処理概要について説明する。
【0087】各商品提供者は所定の数の商品を倉庫に送
っておき、倉庫ではその商品を保管する(ステップ13
1)。
【0088】次に、ユーザは提携者を介して、商品を注
文する(ステップ132)。倉庫に保管された商品は在
庫管理がなされており、その情報がセンタ装置に通知さ
れるため、ユーザは在庫を確認しながら注文をすること
ができる。また、ユーザは例えば60分単位で配送時刻
を指定することもできる。
【0089】注文を受け付けたセンタ装置はネットワー
クに接続された倉庫端末に商品配送のための情報を送信
する(ステップ133)。倉庫では、その情報に応じて
商品のパッキングが行われる。そして、パッキングされ
た商品は、その商品の配達地域にあるデリバリー店舗に
配送される(ステップ134)。どの商品をどのデリバ
リー店舗に配送するかの情報はセンタ装置から通知され
る。この配送は、例えば1日に1回といったように定期
的に行うようにすることができる。
【0090】商品の配送を受けたデリバリー店舗では、
バイク等の手段を用いて指定時刻に商品をユーザ宅に配
送する(ステップ135)。なお、デリバリー店舗で
は、当該商品の配送を、デリバリー店舗が本来取り扱っ
ている食品の配達とともに行うことができる。
【0091】商品を注文した後、ユーザは商品がどのよ
うな配送状況にあるか(例えば、デリバリー店舗で発送
待ち等)をセンタ装置もしくは提携者にアクセスするこ
とによって把握することが可能である。また、センタ装
置からユーザに対し、商品が出庫したことをメールで通
知するようにしてもよい。
【0092】ユーザは、クレジットカードもしくは代金
引換等で料金を支払い、決済が行われる(ステップ13
6)。
【0093】図18は上記物流システムの構成を詳細に
示す図である。なお、図18に示す構成は、商品配送に
関する機能を主に示すものである。すなわち、本実施例
においては図18に示す構成と図4もしくは図7に示す
構成とを有する。
【0094】前述したように、センタ装置100は、主
にWWWサーバ110、メールサーバ111、業務管理
アプリケーションサーバ112を有する。なお、業務管
理アプリケーションサーバ112の機能はWWWサーバ
110内に設けるようにしてもよい。メールサーバ11
1は、例えば出荷通知メールを送信する。業務管理アプ
リケーションサーバ112は、在庫管理、受発注管理、
顧客管理、EC店舗、コールセンタ対応、各種統計、経
理、レポーティング、提携者対応処理等を行う。また、
センタ装置100は、商品DB、在庫管理DB、受発注
配送管理DB、顧客管理DB、購入履歴管理DB、提携
者DB等の各種データベースを有する。また、提携者を
介した商品販売に関する前述した各種テーブルを格納す
るデータベースを有する。
【0095】これらのデータベースは、センタ装置にデ
ータベースサーバを設けて保持しても良いし、業務管理
アプリケーションサーバが保持してもよい。本発明の処
理は、各サーバに搭載されたプログラムにより実行され
る。そのプログラムはCD−ROM等の記録媒体に格納
することができ、その記録媒体を用いてコンピュータに
本発明に係るプログラムをインストールことにより、本
発明のセンタ装置を構成できる。また、プログラムをネ
ットワークを介して譲渡することもできる。
【0096】センタ装置100には決済システム102
が接続される。業務管理アプリケーションサーバにおけ
る決済機能により決済システム102に対して与信/決
済等の決済処理が行われる。
【0097】コールセンタ103は、電話注文を受け付
ける端末113、PBX114、決済用の端末115を
有する。ユーザから電話注文を受け付けると、端末11
3の機能により発ID等を利用してその注文情報が業務
アプリケーションサーバ112に通知される。また、決
済端末115により決済システム102に対して決済処
理を行うことができる。
【0098】倉庫では、商品の入庫時にバーコード等に
より商品コードスキャンがなされ、商品が入庫されたこ
とが記録される。また、センタ装置から出庫を指示する
データが送信され、それらが一覧表として打ち出され
る。出庫時には、集荷一覧表が打ち出され、倉庫側で張
り付けした個別配送コードを端末に読み取る。これによ
り、出荷完了がセンタ装置に通知される。
【0099】商品提供者は、商品提供者端末106から
商品情報をセンタ装置100に登録する。また、商品提
供者端末106は、センタ装置100から在庫切れ等の
場合に倉庫に保管する商品の注文を受け付ける。
【0100】本実施例では、倉庫から各デリバリー店舗
への商品の配送は、デリバリー業者提携物流会社(中間
物流会社という)が行う。なお、デリバリー業者提携物
流会社内では独自に配送管理が行われている。
【0101】VPN等の専用のネットワーク109でセ
ンタ装置100に接続される各デリバリー店舗では、商
品が届けられると配送コードが読み取られる。これによ
り、商品がデリバリー店舗に届けられたことがセンタ装
置100に通知される。また、配送予定リストが打ち出
され、各ユーザへの配送が行われる。配達が完了する
と、配達コード、及び必要に応じて代引指示コードが読
み取られる。
【0102】また、システムオペレーションセンタ11
6によりセンタ装置100のシステム運用及びシステム
障害復旧等がなされる。更に、業務本部117により、
コンテンツ更新、DB更新等のEC店舗管理、顧客管
理、会員管理、経理処理、税務処理、商品提供者管理、
提携者管理等がなされる。また、デリバリー業者の本部
104がセンタ装置100に接続され、清算、税務処
理、会計処理のためのレポ−ティング等が行われる。
【0103】また、センタ装置には少なくとも1つの提
携者50が接続される。また、センタ装置は提携者・商
品提供者向け機能52を有する。また、必要に応じて提
携者向け独自サーバを有する。
【0104】次に、センタ装置の詳細構成の例を図19
に示す。同図に示すように、センタ装置100はWWW
サーバ110、メールサーバ、データベースサーバ12
1、FTPサーバがLANで接続され、ルータ123を
介してネットワークに接続する構成をとる。図19に示
す構成例では、アプリケーションサーバ112の機能は
WWWサーバ110が有している。
【0105】本発明の物流システムでは、配送先、配送
時間が同じ商品をまとめて梱包し、また、異なる店で購
入した商品であってもまとめて梱包して配送する。ま
た、これらの商品をデリバリー店舗118を活用してユ
ーザ宅に届ける。また、ユーザに在庫数を通知すること
が可能である。更に、ユーザが配送状況を把握すること
を可能とするような配送管理を行う。これらの特徴点に
ついて、次に詳細に説明する。
【0106】(配送先、配送時間が同じ商品をまとめて
配送)本発明の実施例における物流システムにおいて
は、ユーザから所定の締めの時間までに注文された複数
の商品について、購入者、配送先、配送時間が同じもの
を1つにまとめて配送する。従来は、例えば同じ日に2
回注文したものは別々に配送されてしまうため、送料も
2回分必要になるという問題があったが、本発明によれ
ば複数注文を1つにまとめるので消費者が支払う送料は
1回分で済む。
【0107】この処理のシーケンスチャートを図20に
示す。
【0108】ユーザが、ある商品の購入希望通知を提携
者を介してセンタ装置に送信すると(ステップ21
1)、センタ装置では購入履歴管理DBの注文情報の中
に購入希望者と同じユーザ名、配送先、配送時間の情報
があるかどうかをチェックする(ステップ212)。同
じものがあればその情報をユーザ端末に送信し、ユーザ
に対して1つにまとめるかどうかの確認をとる(ステッ
プ213)。画面上の所定のボタンをクリックする等に
よりユーザが商品を1つにまとめることを指示すると
(ステップ214)、その指示情報がセンタ装置に通知
される(ステップ215)。
【0109】次に、センタ装置は料金を決定する(ステ
ップ216)。最初の注文の時には送料が商品の料金に
加算されるが、ステップ216においては、過去の注文
の時に送料を加算しているので送料を加算せず、新しく
購入する商品の料金をユーザに通知する料金として決定
する。ただし、今回の注文により、まとめられた複数の
商品の重量が所定の値を超える場合には、送料が前回の
送料より増加するので、その増加した送料が加算され
る。料金が決定すると、支払い料金をユーザに通知する
(ステップ217)。
【0110】その料金を見たユーザが購入を決定すると
(ステップ218)、支払い方法等の必要な情報を入力
してセンタ装置に送信する(ステップ219)。購入指
示情報を受信したセンタ装置は、今回注文された商品の
注文番号(受付番号)に、1つにまとめる他の商品と同
じ配送番号を対応させて受注配送管理DBに格納する。
これにより、1つの配送番号に対して複数の注文番号が
対応付けられ、複数商品を1つに梱包、配送することが
可能となる。
【0111】(異なる店で購入した商品をまとめて配
送)上述したように、本発明に物流システムでは、ユー
ザが異なる店で購入した商品であっても1つにまとめて
梱包し、まとめて配送することも可能である。すなわ
ち、ユーザがショッピングモールで商品を購入する際
に、異なる店(ショップ)にまたがってショッピングカ
ートを共有することが可能となる。図21のシーケンス
チャートを用いてこの処理について説明する。
【0112】センタ装置では、扱う商品の情報を商品D
Bにて一元管理しており、提携者を介したユーザからの
アクセス等に応じて商品情報をユーザに提示する(ステ
ップ221)。ユーザ端末は、ユーザが端末の画面上の
買い物かごに商品を入れる等により商品の購入希望を提
携者を介してセンタ装置に通知する(ステップ22
2)。購入希望を受信したセンタ装置は、買い物かごD
Bにその情報を追加する(ステップ223)。買い物か
ごDBに当該ユーザの買い物をまとめる際のキーとし
て、ユーザIDもしくは当該注文における注文番号等を
使用することができる。以降、ユーザが買い物かごに商
品を入れる度に上記の処理が繰り返される。
【0113】その後、ユーザからの指示等により、セン
タ装置は当該ユーザの買い物かごDBの内容をユーザに
提示する(ステップ224)。買い物かごの内容を確認
したユーザが購入決定を行うと、その旨がセンタ装置に
通知される(ステップ225)。その情報を受信する
と、センタ装置は出荷依頼を倉庫に対して送信する(ス
テップ226)。出荷依頼には、各ユーザ毎に各商品名
とそれぞれの個数、及び配送先等が記載される。
【0114】図22に、商品をまとめて購入する場合に
ユーザの端末に表示される買物かごの画面例を示す。図
23に、商品をまとめて購入する場合にユーザの端末に
表示される支払い方法の確認画面の例を示す。なお、図
22には図示していないが、買い物かごの画面には、提
携者の企画名が表示される。
【0115】(デリバリー店舗を利用した配送処理)次
に、デリバリー店舗を利用した配送処理について説明す
る。
【0116】上述した通り、本発明の物流システムでは
デリバリー店舗の持つ物流ネットワークを利用し、商品
をユーザ宅まで配送している。従って、効率良く商品配
送を行うことが可能となる。以下、図24のシーケンス
チャートを利用してその方法について詳細に説明する。
【0117】ユーザからの商品注文の後、センタ装置
は、後述する方法にて配達可能なデリバリー店舗を特定
する(ステップ231)。そして、そのデリバリー店舗
に配送依頼を送信する(ステップ232)。なお、図示
していないが、倉庫には出荷依頼に当該デリバリー店舗
の情報が含まれる。配送依頼には商品の入店情報を含
み、デリバリー店舗ではその入店情報と倉庫から実際に
配送された商品との照合を行うことにより、正しく商品
が入店されたかどうかの確認を行う(ステップ23
3)。確認の後、確認結果をセンタ装置に送信する(ス
テップ234)。確認の結果、商品の誤配等があった場
合には早急に対応が取られることとなる。
【0118】デリバリー店舗では、配送依頼に基づき、
商品をユーザ宅に配送する(ステップ235)。配送が
完了すると配送完了通知をセンタ装置に送信する(ステ
ップ236)。
【0119】上記の処理の中で商品をユーザ宅に配送す
るデリバリー店を特定するには例えば次のような方法を
用いる。
【0120】センタ装置は、図25に示すような郵便番
号DBと住所DBを有しており、ユーザの登録情報に含
まれるか、もしくはユーザが商品購買時に入力する配送
先情報における郵便番号を基に郵便番号DBを検索し、
デリバリー店舗を特定する。郵便番号によってはデリバ
リー店舗が特定できない場合には、ユーザの住所を用い
て住所DBを検索し、デリバリー店舗を特定する。この
ように、郵便番号DBと住所DBを利用するので効率良
くデリバリー店を特定することが可能となる。
【0121】(配送管理)次に、配送管理について説明す
る。
【0122】従来、配送管理は物流会社まかせになって
おり、ユーザが自分の注文した商品の配送状況を確認す
るためには物流会社のサーバに問い合わせる必要があっ
た。すなわち、従来技術において配送状況を確認するに
は、ECのサーバ等に注文受け付け番号を通知し、それ
に対応する配送番号を教えてもらい、その配送番号を物
流会社に連絡する必要があった。
【0123】それに対し本発明では、購入時に発行した
受注番号をそのまま配送番号とし、ユーザは商品の注文
を行ったサイトと同一のサイトにアクセスすれば配送状
況を確認できる。以下、配送に関する処理及び配送管理
の処理について図26〜29を用いて説明する。
【0124】図26は、配送管理に関する情報の流れを
示すシーケンスチャートである。
【0125】ユーザの注文により(ステップ241)、
センタ装置は当該ユーザに対して受付番号を発行する
(ステップ242)。また、センタ装置は、倉庫に対し
て出荷依頼を送信し(ステップ243)、倉庫からデリ
バリー店舗に商品を配送する中間物流会社に対して配送
依頼を送信し(ステップ244)、当該商品の配送に対
応するデリバリー店舗にも配送依頼を送信する(ステッ
プ245)。
【0126】その後、倉庫はデリバリー店舗への出荷が
完了すると出荷完了通知をセンタ装置に送信する(ステ
ップ246)。中間物流会社はデリバリー店舗への配送
が完了すると配送完了通知をセンタ装置に対して送信す
る(ステップ247)。また、デリバリー店舗が配送を
完了すると配送完了通知をセンタ装置に送信する(ステ
ップ248)。
【0127】図27を用いてセンタ装置と倉庫間の情報
の送受信等についてより詳細に説明する。
【0128】センタ装置は、配送毎集計データ(配送
日、クライアントID、商品番号、注文集計数)及び配
送伝票データ(注文番号、配送日時、郵便番号、住所、
氏名、電話番号、注文商品明細)を作成し、上記の出荷
依頼として倉庫端末に送信する。
【0129】倉庫端末では、配送毎集計データ及び配送
伝票データを受信し、ピッキング指示書(商品を小分け
するための指示書)、配送指示書を発行する。そして、
ピッキング指示書をもとにピッキング、パッキングが行
われ、パッキング完了時にパッキングデータ(パッキン
グ番号、注文番号・子番号、店舗ID、箱サイズ、商品
明細)をセンタ装置に送信する。その後、配送伝票を発
行し、出庫完了時に出庫データ(パッキング番号、引渡
し日時)をセンタ装置に送信する。
【0130】パッキングデータと出庫データを受信した
センタ装置は、パッキングデータを荷物追跡のための原
本データとして図13に示すような受注配送管理DBに
登録する。また、後述するように、出庫データをもとに
在庫情報を更新する。
【0131】図28に示すように、センタ装置は直接も
しくは提携者を介してユーザ端末から問い合わせがあっ
たときにパッキング番号を基に受注配送管理DBを検索
し、その内容をユーザに提示する(ステップ249、2
50、251)。図29に、配送状況確認のための画面
例を示す。「現在の状況」の欄に配送状況が記載され
る。
【0132】なお、図示していないが、中間物流会社に
おける配送管理システムからのデータをセンタ装置が受
信することにより、中間物流会社における配送状況をセ
ンタ装置が把握し、ユーザに提示することも可能であ
る。
【0133】(在庫管理)次に、在庫管理について説明
する。
【0134】本発明の物流システムでは、倉庫から在庫
データを受信することにより、正確な在庫数を消費者に
提示することが可能である。これにより、品切れ状態に
もかかわらず注文を受け付けてしまうといった従来の問
題点が解消される。更に、ユーザ側は在庫状況を確認し
ながら注文を行うことが可能になる。以下、この処理方
法について図30のシーケンスチャートを用いて説明す
る。
【0135】倉庫からは、例えば1日1回締めのタイミ
ングで商品毎の在庫数をセンタ装置に送信する(ステッ
プ261)。これは、上記の出庫データとして送信する
ことができる。在庫数を受信したセンタ装置は在庫管理
DBに各商品の在庫数を登録する(ステップ262)。
【0136】データベースに在庫数が登録されているの
で、センタ装置は商品表示の際に在庫数を合わせて表示
することもできるし、図30のステップ263、264
に示すように、ユーザからの問い合わせに対して在庫数
を表示することもできる。
【0137】ユーザからある商品についての注文がセン
タ装置に対してなされると(ステップ65)、センタ装
置は注文数をカウントし、その商品の在庫数から注文数
を減産することにより在庫数を計算し(ステップ26
6)、それをユーザに通知する(ステップ267)。
【0138】センタ装置は例えば1日1回締めのタイミ
ングで出荷依頼を倉庫へ送信する(ステップ268)。
倉庫からの出荷がなされると、倉庫端末にて在庫数から
出荷数を減算し(ステップ269)、在庫数とする。そ
の後は、1日単位でステップ261からの処理が繰り返
される。
【0139】図31に、在庫情報を含む画面の例を示
す。例えば、在庫が所定の安全在庫より少なくなったと
きに「在庫僅少です」を在庫状況の欄に表示する。
【0140】本発明は、上記の実施例に限定されること
なく、特許請求の範囲内で種々変更・応用が可能であ
る。
【0141】
【発明の効果】本発明によれば、提携者を介して商品を
販売することとしたので、商品の販売を効率的に行うこ
とができる。また、買い物かご以降の処理をセンタ装置
で行うこととしたので、提携者は容易に店舗を構築する
ことができる。
【0142】また、本発明によれば、倉庫に各店の商品
を保管しておき、注文に応じてデリバリー店舗等の既存
の配送手段を利用して商品の配送を行うため、安価に配
送を行うことができる。
【0143】また、異なる店で購入した複数の商品で
も、倉庫で1つにまとめて梱包することが可能であるた
め、ユーザはまとめて商品を受け取れるとともに、配送
料金も安価になる。更に、締め時間までに別々に注文し
た商品であっても、配送先、配送時間が同じ商品はまと
めて配送することが可能であるため、ユーザはまとめて
商品を受け取れるとともに、配送料金も安価になる。
【0144】また、倉庫で在庫数を把握し、その情報を
センタ装置に通知するので、ユーザは在庫数を容易に把
握することが可能となる。これにより、品切れ状態にも
かかわらず注文を受け付けてしまうといった従来の問題
点が解消される。
【0145】更に、倉庫、中間物流会社、デリバリー店
舗での配送管理をセンタ装置が行うので、ユーザはセン
タ装置にアクセスするだけで配送状況を把握することが
可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステム構成の概要を示す図である。
【図2】第1のパターンの概要を示す図である。
【図3】第1のパターンの概要を示す図である。
【図4】第1のパターンにおける構成を示す図である。
【図5】第2のパターンの概要を示す図である。
【図6】第2のパターンの概要を示す図である。
【図7】第2のパターンにおける構成を示す図である。
【図8】ECサイト構築から配送にいたるまでのシーケ
ンスを示す図である。
【図9】提携者とセンタ装置間のデータのシーケンスを
説明するための図である。
【図10】第1のパターンにおいて提携者がショップ、
商品を選択する処理を示すフローチャートである。
【図11】第2のパターンにおいて提携者がショップ、
商品を選択する処理を示すフローチャートである。
【図12】ユーザが商品を購入する場合におけるセンタ
装置の処理を示すフローチャートである。
【図13】センタ装置と商品提供者間のデータのシーケ
ンスを説明するための図である。
【図14】商品販売者が提携者を選択する際のセンタ装
置の処理のフローチャートである。
【図15】予約販売登録における処理を示すフローチャ
ートである。
【図16】販売委託手数料計算を説明するための図であ
る。
【図17】本発明の物流システムにおける処理概要につ
いて説明するための図である。
【図18】本発明の物流システムの構成を示す図であ
る。
【図19】センタ装置のシステム構成を示す図である。
【図20】配送時間等が同じ商品をまとめて配送する処
理のシーケンスチャートである。
【図21】異なる店で購入した商品をまとめて配送する
処理のシーケンスチャートである。
【図22】商品をまとめて購入する場合にユーザの端末
に表示される買物かごの画面例を示す図である。
【図23】商品をまとめて購入する場合にユーザの端末
に表示される支払い方法の確認画面の例を示す図であ
る。
【図24】デリバリー店舗を利用した配送処理のシーケ
ンスチャートである。
【図25】郵便番号DBと住所DBを示す図である。
【図26】配送管理を説明するためのシーケンスチャー
トである。
【図27】センタ装置と倉庫における処理、及びセンタ
装置と倉庫間の情報の送受信を示す図である。
【図28】ユーザに配送状況を通知するための処理を示
すシーケンスチャートである。
【図29】配送状況確認のための画面例を示す図であ
る。
【図30】在庫管理処理のシーケンスチャートである。
【図31】在庫情報を含む画面の例を示す図である。
【符号の説明】
1 センタ装置 2、50 提携者 3 ユーザ 4 商品提供者 5 物流システム 11 提携者対応機能部 12 商品提供者 52 提携者/商品提供者向け機能 100 センタ装置 102 決済システム 103 ユーザ端末 104 コールセンタ 105 倉庫端末 106 商品提供者端末 107 デリバリー店舗端末 108 ネットワーク 109 デリバリ店舗用ネットワーク 110 WWWサーバ 111 メールサーバ 112 業務管理アプリケーションサーバ 113 端末 114 PBX 115 決済用の端末 116 システムオペレーションセンタ 117 業務本部 118 デリバリー店舗 121 データベースサーバ 122 FTPサーバ 123 ルータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石坂 泰久 東京都港区新橋6丁目1番11号 株式会社 エヌ・ティ・ティピー・シーコミュニケー ションズ内 (72)発明者 蝋山 伸幸 東京都港区新橋6丁目1番11号 株式会社 エヌ・ティ・ティピー・シーコミュニケー ションズ内 (72)発明者 庄島 賢一 東京都港区新橋6丁目1番11号 株式会社 エヌ・ティ・ティピー・シーコミュニケー ションズ内

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センタ装置及び提携者装置とがネットワ
    ークを介して接続された電子商取引システムであって、 提携者装置は、 ユーザからのアクセスを受け、商品をユーザの端末に表
    示する手段と、 ユーザから商品の注文を受け付け、その注文に係る商品
    情報をセンタ装置に送信する手段とを有し、 センタ装置は、 該商品情報を受信し、決済に関する処理を行う手段と、 商品配送に関する処理を行う手段とを有することを特徴
    とする電子商取引システム。
  2. 【請求項2】 センタ装置及び提携者装置とがネットワ
    ークを介して接続された電子商取引システムであって、 センタ装置は、 提携者装置を介してユーザからのアクセスを受け、商品
    をユーザの端末に表示する手段と、 提携者装置を介してユーザから商品の注文を受け付ける
    手段と、 商品情報に基づき決済に関する処理を行う手段と、 商品配送に関する処理を行う手段とを有することを特徴
    とする電子商取引システム。
  3. 【請求項3】 前記電子商取引システムは更に商品提供
    者装置を有し、 前記センタ装置は、 該商品提供者装置から商品の情報を受信し、該商品の情
    報を格納する手段と、 提携者装置に、該提携者装置からの要求に応じて格納さ
    れた商品の情報を送信する手段とを有する請求項1に記
    載の電子商取引システム。
  4. 【請求項4】 前記センタ装置は、前記提携者のIDを
    含む購入ボタンのHTMLタグを生成し、前記商品の情
    報とともに前記提携者装置に送信する手段を有し、 提携者装置にアクセスしたユーザが該購入ボタンを押し
    下すことにより、提携者企画IDと注文にかかる商品の
    情報がセンタ装置に送信される請求項3に記載の電子商
    取引システム。
  5. 【請求項5】 前記センタ装置は、商品提供者装置が特
    定の提携者に対して特定の商品を取り扱うことを拒否す
    ることを可能とする手段を有する請求項4に記載の電子
    商取引システム。
  6. 【請求項6】 前記電子商取引システムは、配送店舗で
    使用する配送店舗端末、倉庫で使用する倉庫端末とがネ
    ットワークを介して接続された配送システムを有し、 前記センタ装置は、前記ユーザに関する情報から配送店
    舗を特定する手段と、倉庫端末に該注文情報を基に出荷
    依頼情報を送信する手段と、該配送店舗の配送店舗端末
    に配送依頼情報を送信する手段とを有し、 該出荷依頼情報は該商品を該倉庫から該配送店舗に配送
    するための情報であり、該配送依頼情報は該商品を該配
    送店舗から該ユーザに配送するための情報である請求項
    1又は2に記載の電子商取引システム。
  7. 【請求項7】 前記倉庫端末は、商品の出荷が完了した
    ときに、出荷通知を前記センタ装置に送信する手段を有
    し、 前記配送店舗端末は、商品が前記配送店舗に入荷したと
    きに、入荷通知を該センタ装置に送信する手段を有し、 該センタ装置は、ユーザ毎に該出荷通知と該入庫通知を
    保持し、該出荷通知と該入庫通知とを基にユーザに配送
    状況を通知する手段を有する請求項6に記載の電子商取
    引システム。
  8. 【請求項8】 前記配送店舗は、食品のデリバリー業者
    の店舗である請求項7に記載の電子商取引システム。
  9. 【請求項9】 センタ装置及び提携者装置とがネットワ
    ークを介して接続された電子商取引システムにおけるセ
    ンタ装置であって、 ユーザからの注文を受けた提携者装置から送信される商
    品情報を受信する手段と、 決済に関する処理を行う手段と、 商品配送に関する処理を行う手段とを有することを特徴
    とするセンタ装置。
  10. 【請求項10】 センタ装置及び提携者装置とがネット
    ワークを介して接続された電子商取引システムにおける
    センタ装置であって、 提携者装置を介してユーザからのアクセスを受け、商品
    をユーザ側に表示する手段と、 提携者装置を介してユーザから商品の注文を受け付ける
    手段と、 商品情報に基づき決済に関する処理を行う手段と、 商品配送に関する処理を行う手段とを有することを特徴
    とするセンタ装置。
  11. 【請求項11】 前記電子商取引システムは更に商品提
    供者装置を有し、 前記センタ装置は、 該商品提供者装置から商品の情報を受信し、該商品の情
    報を格納する手段と、 提携者装置に、該提携者装置からの要求に応じて格納さ
    れた商品の情報を送信する手段とを有する請求項9に記
    載のセンタ装置。
  12. 【請求項12】 前記センタ装置は、前記提携者のID
    を含む購入ボタンのHTMLタグを生成し、前記商品の
    情報とともに前記提携者装置に送信する手段を有し、 提携者装置にアクセスしたユーザが該購入ボタンを押し
    下すことにより、提携者企画IDと注文にかかる商品の
    情報がセンタ装置に送信される請求項11に記載のセン
    タ装置。
  13. 【請求項13】 前記センタ装置は、商品提供者装置が
    特定の提携者に対して特定の商品を取り扱うことを拒否
    することを可能とする手段を有する請求項12に記載の
    センタ装置。
  14. 【請求項14】 前記電子商取引システムは、配送店舗
    で使用する配送店舗端末、倉庫で使用する倉庫端末とが
    ネットワークを介して接続された配送システムを有し、 前記センタ装置は、 前記ユーザに関する情報から配送店舗を特定する手段
    と、倉庫端末に該注文情報を基に出荷依頼情報を送信す
    る手段と、該配送店舗の配送店舗端末に配送依頼情報を
    送信する手段とを有する請求項9又は10に記載のセン
    タ装置。
  15. 【請求項15】 前記倉庫端末は、商品の出荷が完了し
    たときに、出荷通知を前記センタ装置に送信し、前記配
    送店舗端末は、商品が前記配送店舗に入荷したときに、
    入荷通知を該センタ装置に送信し、 該センタ装置は、ユーザ毎に該出荷通知と該入庫通知を
    保持し、該出荷通知と該入庫通知とを基にユーザに配送
    状況を通知する手段を有する請求項14に記載のセンタ
    装置。
  16. 【請求項16】 前記配送店舗は、食品のデリバリー業
    者の店舗である請求項15に記載のセンタ装置。
  17. 【請求項17】 センタ装置及び提携者装置とがネット
    ワークを介して接続された電子商取引システムにおける
    センタ装置として使用されるコンピュータに、 ユーザからの注文を受けた提携者装置から送信される商
    品情報を受信する手順と、 決済に関する処理を行う手順と、 商品配送に関する処理を行う手順とを実行させるプログ
    ラム。
  18. 【請求項18】 センタ装置及び提携者装置とがネット
    ワークを介して接続された電子商取引システムにおける
    センタ装置として使用されるコンピュータに、 提携者装置を介してユーザからのアクセスを受け、商品
    をユーザに表示する手順と、 提携者装置を介してユーザから商品の注文を受け付ける
    手順と、 商品情報に基づき決済に関する処理を行う手順と、 商品配送に関する処理を行う手順とを有することを特徴
    とするプログラム。
  19. 【請求項19】 前記電子商取引システムは更に商品提
    供者装置を有し、前記プログラムは、 該商品提供者装置から商品の情報を受信し、該商品の情
    報を格納する手順と、 提携者装置に、該提携者装置からの要求に応じて格納さ
    れた商品の情報を送信する手順とをコンピュータに実行
    させる請求項17に記載のプログラム。
  20. 【請求項20】 前記プログラム、前記提携者のIDを
    含む購入ボタンのHTMLタグを生成し、前記商品の情
    報とともに前記提携者装置に送信する手順を有し、 提携者装置にアクセスしたユーザが該購入ボタンを押し
    下すことにより、提携者企画IDと注文にかかる商品の
    情報がセンタ装置に送信される請求項19に記載のプロ
    グラム。
  21. 【請求項21】 前記プログラムは、商品提供者装置が
    特定の提携者に対して特定の商品を取り扱うことを拒否
    することを可能とする手順を有する請求項20に記載の
    プログラム。
  22. 【請求項22】 前記電子商取引システムは、配送店舗
    で使用する配送店舗端末、倉庫で使用する倉庫端末とが
    ネットワークを介して接続された配送システムを有し、 ユーザから商品の注文情報を受信する手順と、該ユーザ
    に関する情報から配送店舗を特定する手順と、倉庫端末
    に該注文情報を基に出荷依頼情報を送信する手順と、該
    配送店舗の配送店舗端末に配送依頼情報を送信する手順
    とを実行させる請求項17又は18に記載のプログラ
    ム。
  23. 【請求項23】 前記倉庫端末は、商品の出荷が完了し
    たときに、出荷通知を前記センタ装置に送信し、前記配
    送店舗端末は、商品が前記配送店舗に入荷したときに、
    入荷通知を該センタ装置に送信し、 前記プログラムは、ユーザ毎に該出荷通知と該入庫通知
    を保持し、該出荷通知と該入庫通知とを基にユーザに配
    送状況を通知する手順をコンピュータに実行させる請求
    項22に記載のプログラム。
  24. 【請求項24】 前記配送店舗は、食品のデリバリー業
    者の店舗である請求項23に記載のプログラム。
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