JP4106533B2 - 商品販売方法およびシステム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、商品販売のビジネス方法に関し、特に、店舗での商品販売および電子商取引による商品販売のビジネス方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、商品の販売方法には、スーパーマーケットなどの小売店の店頭での販売の他に、インターネット等のネットワークを用いたオンラインショッピングによる方法がある。
【0003】
オンラインショッピングには、ネットワーク上に仮想的な小売店(バーチャルモール)が公開されているものがある。購入者は、パーソナルコンピュータ等でバーチャルモールにアクセスすることで、自宅に居ながらにして商品を購入することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
小売店の店頭で行われる従来の商品販売方法において、例えば、スーパーマーケットでは、購入者は、店頭で購入する商品を選択してレジに運び、レジで代金を支払っていた。購入する商品の数が多い場合には、購入者はカゴやカートで商品を運ぶ作業に大きな労力を費やしていた。また、混雑する時間帯などには、レジに会計待ちの購入者の長い列ができることがあり、購入者はここで長い時間を費やすこともあった。
【0005】
バーチャルモールによる方法では、購入者は、商品を運ぶ労力やレジで待つ時間を費やさずに商品を購入することができる。しかし、バーチャルモールによる方法では、購入者は商品を直接に目で見て、また商品に手で触れて確認することができない。そのため、生鮮食料品等のように、商品の鮮度や状態が購入決定の判断材料となるような商品をバーチャルモールで購入することは、購入者にとって不安を感じるものであった。
【0006】
また、バーチャルモールによる方法では、ネットワークを介して注文すると、郵送や宅配により自宅に商品が届けられるのが一般的である。そのため、購入者は商品をすぐに入手したくとも、商品の入手まで、ある程度の期間を見込む必要があった。
【0007】
本発明の目的は、購入者が商品を直接見て確認しながら、小さい労力および短い時間で商品を購入できる商品販売方法およびシステムを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の商品販売方法は、店舗内のネットワークにより相互接続された店舗サーバ、ロボットサーバおよびレジ装置と、前記店舗内のネットワークに接続可能な買い物用端末を有する商品販売システムにおいて商品を販売する商品販売方法であって、
前記買い物用端末において、
購入しようとする商品を示す購入商品情報を前記店舗サーバに送信するステップと、
前記店舗サーバにおいて、
前記購入商品情報を前記買い物用端末毎に集計し、購入商品リスト、および該購入商品リストに含まれる商品の代金の総額を含む代金情報を前記買い物用端末の1回の売買毎に求めるステップと、
前記ロボットサーバにおいて、
前記店舗サーバから前記購入商品リストの通知を受けて、該購入商品リストにある商品を前記レジ装置に配送するステップと、
前記レジ装置において、
前記店舗サーバから前記代金情報の通知を受けて、前記ロボットサーバから配送された前記商品と引き換えに代金を徴収するステップを有している。
【0009】
したがって、本発明の商品販売方法によれば、店内で買い物用端末に入力された商品が販売者のロボットサーバにより収集されてレジ装置まで配送される。
【0010】
なお、前記店舗サーバにおいて、
前記商品販売システムにて販売されている商品の商品名および価格を含む商品情報を、前記買い物用端末に提供可能に、前記店舗内のネットワーク上に公開するステップと、
前記買い物用端末において、
前記店舗内のネットワークを介して前記店舗サーバにアクセスし、前記商品情報を取得して表示するステップをさらに有してもよい。
【0011】
したがって、商品名や価格を含む商品情報が買い物用端末に表示される。
【0012】
また、前記ロボットサーバは、前記購入商品リストにある商品を、別々の袋に詰めることが望ましい商品の属性毎を区分けして袋詰めし、前記レジ装置に配送してもよい。
【0013】
また、前記レジ装置は複数あり、各レジ装置は前記店舗サーバに自身の稼動・混雑状況を通知しており、
前記店舗サーバは、最もすいているレジ装置を指定して前記代金情報を送信してもよい。
【0014】
したがって、各レジ装置の稼動・混雑状況を把握している店舗サーバが、最もすいているレジを指定する。
【0015】
また、前記稼動・混雑状況は、前記レジ装置を指定されたが代金の支払いを終了していない購入者の数であってよい。
【0016】
また、前記店舗サーバにおいて、
複数の前記買い物用端末から受信した前記購入商品情報に示された商品を集計し、集計結果を前記店舗内のネットワークに公開するステップをさらに有してもよい。
【0017】
したがって、店舗サーバにて全購入者の商品購入情報が集計され、集計結果から商品の売れ行きが分かる。
【0018】
また、前記店舗サーバは店舗毎に複数あり、それらがイントラネットによって相互接続されており、他の店舗サーバにて受信された前記購入商品情報を含めた前記集計結果を前記店舗内のネットワークに公開してもよい。
【0019】
また、前記集計結果は、売れ行きのよい商品の商品名を含んでもよい。
【0020】
また、前記商品販売システムは、会員登録された購入者の顧客識別情報が読み取り可能に記録された会員カードをさらに有し、
前記店舗サーバにおいて、
予め、会員登録された購入者の個人情報を前記顧客識別情報毎に蓄積しておくステップと、
前記買い物用端末において、
前記会員カードから前記顧客識別情報を読み取り、前記購入商品情報と共に前記店舗サーバに送信するステップと、
前記店舗サーバにおいて、
前記買い物用端末から受信した前記購入商品情報に示された商品を、前記個人情報により分類された購入者層毎に集計し、集計結果を前記店舗内のネットワークに公開するステップをさらに有してもよい。
【0021】
また、前記買い物用端末において、
入力された個人情報を前記購入商品情報と共に前記店舗サーバに送信するステップと、
前記店舗サーバにおいて、
前記買い物用端末から受信した前記購入商品情報に示された商品を、前記個人情報により分類された購入者層毎に集計し、集計結果を前記店舗内のネットワークに公開するステップをさらに有してもよい。
【0022】
また、前記商品販売システムはウェブサーバをさらに有し、
前記ウェブサーバにおいて、
前記集計結果をインターネット上に公開するステップと、
電子商取引で商品の購入を受け付けるステップをさらに有してもよい。
【0023】
したがって、店舗で販売された商品の商品購入情報を店舗サーバが集計し、集計結果がウェブサーバによる電子商取引において公開される。
【0024】
また、前記商品販売システムは配送手段をさらに有し、
前記配送手段において、
前記店舗サーバにより購入を受け付けた商品のうち購入者が配送を希望した商品と、前記ウェブサーバにより購入を受け付けた商品のうち購入者が配送を希望した商品の配送を統合管理するステップをさらに有してもよい。
【0025】
したがって、店舗での商品販売とウェブサイトでの商品販売が配送手段を共有する。
【0026】
また、前記商品販売システムは、商品に近接して設置され、近くにある前記買い物用端末に該商品の価格を含む陳列情報を提供する商品情報装置をさらに有しており、
前記買い物用端末において、
前記商品情報装置から前記陳列情報を取得して表示するステップをさらに有してもよい。
【0027】
したがって、買い物用端末には近くにある商品に関する情報が表示される。
【0028】
また、前記商品情報装置は、前記陳列情報が記録されたICカードであってよい。
【0029】
また、前記商品情報装置は、前記店舗内のネットワークに接続し、前記店舗サーバから前記陳列情報を取得して前記買い物用端末に提供してもよい。
【0030】
また、前記店舗サーバは、前記買い物用端末から前記購入商品情報を受信する毎に、該購入商品情報を前記ロボットサーバに送信し、
前記ロボットサーバは、前記購入商品情報を受信すると、該購入商品情報に示された商品をひとまとめに収集しておき、最後にまとめて前記レジ装置に配送してもよい。
【0031】
したがって、受信された購入商品情報に示されている商品が、予めひとまとめに収集されているので、商品のレジ装置への配送までにかかる時間が短くてすむ。
【0032】
また、前記買い物用端末は、前記購入商品情報を送信した商品の購入をキャンセルするとき、該商品の情報を含むキャンセル情報を前記店舗サーバに送信し、前記店舗サーバは、前記キャンセル情報を受信すると、該キャンセル情報を前記ロボットサーバに送信し、
前記ロボットサーバは、前記キャンセル情報を受信すると、ひとまとめに収集された商品から、該キャンセル情報に示された商品を戻してもよい。
【0033】
また、本発明の他の商品販売方法は、店舗内のネットワークにより相互接続された店舗サーバ、第1のロボットサーバ、第2のロボットサーバおよびレジ装置と、前記店舗内のネットワークに接続可能な買い物用端末を有する商品販売システムにおいて、前記レジ装置のある所定の場所から移動しない購入者に商品を販売する商品販売方法であって、
前記買い物用端末において、
見本の確認が要求された商品を示す見本要求情報を前記店舗サーバに送信するステップと、
前記店舗サーバにおいて、
前記見本要求情報を受け付けて前記第1のロボットサーバに送信するステップと、
前記第1のロボットサーバにおいて、
前記見本要求情報に示されている商品の見本を、前記購入者のいる場所に配送するステップと、
前記買い物用端末において、
購入しようとする商品を示す購入商品情報を前記店舗サーバに送信するステップと、
前記購入商品情報を前記買い物用端末毎に集計し、購入商品リスト、および該購入商品リストに含まれる商品の代金の総額を含む代金情報を前記買い物用端末の1回の売買毎に求めるステップと、
前記第2のロボットサーバにおいて、
前記購入商品リストにある商品を収集して、前記レジ装置に配送するステップと、
前記レジ装置において、
前記第2のロボットサーバから配送された商品と引き換えに、前記代金情報に示された代金を徴収するステップを有してもよい。
【0034】
したがって、本発明の商品販売方法によれば、買い物用端末により選択された商品ジャンルの商品見本が第1のロボットサーバにより配送されてくるので、購入者は店内を歩き回らなくとも希望の商品を直接に目で見て、直接に手で触れて確認することができる。
【0035】
本発明の商品販売システムは、店舗内のネットワークに接続されており、該店舗内のネットワークを介して、購入を要求する商品を示す購入商品情報を受けて、該購入商品情報を集計し、購入商品リスト、および該購入商品リストに含まれている商品の代金の総額を含む代金情報を1回の売買毎に求める店舗サーバと、前記店舗内のネットワークを介して前記店舗サーバにアクセスし、前記購入商品情報を前記店舗サーバに送信する買い物用端末と、
前記店舗内のネットワークに接続されており、前記店舗サーバから前記代金情報の通知を受けて、商品と引き換えに代金を徴収するレジ装置と、
前記店舗内のネットワークに接続されており、前記店舗サーバから前記購入商品リストの通知を受け、該購入商品リストにある商品を収集して前記レジ装置に配送するロボットサーバとを有している。
【0036】
本発明の他の商品販売システムは、店舗内のネットワークに接続されており、該店舗内のネットワークを介して、見本の確認を要求する見本要求情報を受け付け、また、購入を要求する商品を示す購入商品情報を受けて、該購入商品情報を集計し、購入商品リスト、および該購入商品リストに含まれている商品の代金の総額を含む代金情報を1回の売買毎に求める店舗サーバと、
前記店舗内のネットワークを介して前記店舗サーバにアクセスし、前記見本要求情報を前記店舗サーバに送信し、また、前記商品を購入する旨を示す商品購入情報を前記店舗サーバに送信する買い物用端末と、
前記店舗内のネットワークに接続されており、前記店舗サーバから前記代金情報の通知を受けて、商品と引き換えに代金を徴収するレジ装置と、
前記店舗内のネットワークに接続されており、前記店舗サーバで受け付けられた前記見本要求情報に示されている商品の見本を前記レジ装置に配送する第1のロボットサーバと、
前記店舗内のネットワークに接続されており、前記店舗サーバから前記購入商品リストの通知を受け、該購入商品リストにある商品を収集して前記レジ装置に配送する第2のロボットサーバとを有している。
【0037】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0038】
本実施形態のシステムにより購入者が商品を購入するときの概略の流れについて説明する。まず、来店した購入者は買い物を始める前に買い物用端末を販売者から借りる。買い物用端末は店舗内で商品に関する情報を表示する。購入者は、買い物用端末の表示を見て、また商品を直接見て確認しながら、買い物用端末に購入する商品を入力する。ここで入力された購入商品情報は店舗サーバにて集計される。
【0039】
購入者が商品の入力を終了すると、購入商品はロボットにより1回の売買毎に買い物袋に詰められ、最もすいているレジに配送される。購入者は、買い物用端末に表示された番号のレジで代金を支払い、商品を受け取る。
【0040】
図1は、第1の実施形態の商品販売システムの構成を示すブロック図である。図1を参照すると、商品販売システムは、買い物用端末10、商品カード11−1〜11−n、レジ12−1〜12−m、店舗サーバ15およびロボットサーバ16を有している。商品カード11−1〜11−nおよびレジ12−1〜12−nは売り場14に設置され、買い物用端末10は売り場14内で購入者に携帯される。また、ロボットサーバ16は商品倉庫17に設置される。レジ12−1〜12−m、店舗サーバ15およびロボットサーバ16は店舗ネットワーク13に接続されている。
【0041】
買い物用端末10は、来店した購入者に貸し出され、店内で購入者に携帯される。図1では、買い物用端末10は、説明に必要な1つのみが示されているが、店内の全ての購入者に1つづつ携帯されるので、実際には複数が同時に売り場14内に存在する。
【0042】
買い物用端末10は、Bluetoothや構内PHS等の無線通信により店舗ネットワーク13に接続できる。また、買い物用端末10は、それとは別に、微弱な無線電波により商品カード11−1〜11−nから情報を取得できる。買い物用端末10は、店舗ネットワークを介して店舗サーバ15から取得した情報や、商品カード11−1〜11−nから取得した情報を画面表示する表示部を有している。さらに、買い物用端末10は、それらの情報を音声により出力する音声出力部や、特売コーナーや注目コーナーに近づいたことをバイブレーションで知らせる振動部を有していてもよい。
【0043】
買い物用端末10は、購入者が購入する商品を選択するために、例えばお買得商品のような商品の商品情報を店舗ネットワーク13を介して店舗サーバ15から取得して表示する。商品情報は、例えば、商品の商品名、コード番号および価格などを含み、また例えば、商品が生鮮食料品であれば、その商品の産地、生産者名、収穫日、お勧め調理法、価格等の付加情報を含んでいてもよい。
【0044】
また、買い物用端末10は、すぐ近くにある商品カード11−1〜11−nから微弱な無線電波により商品の陳列情報を取得し、表示する。したがって、購入者の近くにある商品に関する陳列情報のみが取得され、遠くにある商品の情報は取得されない。
【0045】
陳列情報は、上述された商品情報と同様に、商品の商品名、コード番号およびその価格を含んでおり、また、商品に関する付加情報を含んでいてもよい。陳列情報に付加情報が含まれていない場合、買い物用端末10は商品カード11からの陳列情報を取得すると、陳列情報に示されたコード番号の商品に関する商品情報を店舗サーバ15に要求し、店舗サーバ15から取得してもよい。
【0046】
また、買い物用端末10は、商品購入のために購入者により入力された購入商品情報を店舗サーバ15に送信する。購入商品情報とは、購入者が購入することにした商品のコード番号および購入数量を含む情報である。また、購入する商品を確定して買い物を終了するために、購入者が買い物終了の操作をすると、買い物用端末10は、その旨を店舗サーバ15に通知する。
【0047】
本実施形態では、購入者が購入商品のコード番号および数量を入力する毎に、買い物用端末10が店舗サーバ15に購入商品情報を送信する。そして、購入商品情報は、店舗サーバ15からロボットサーバ16に送られ、商品をレジ12へ配送するまでの時間を短縮するために、ロボットサーバ16では商品の収集が開始される。
【0048】
なお、その他の例として、買い物用端末10は、購入者が個々の購入商品のコード番号および購入数量を入力すると、コード番号および数量を一旦蓄積し、購入者が最後に買い物終了の操作をしたときに、それまでに蓄積した商品のコード番号および購入数量をまとめて店舗サーバ15に送信してもよい。これによれば、買い物用端末10から店舗サーバ15への情報送信回数を少なくすることができる。
【0049】
また、買い物用端末10は、買い物終了の操作の後に、店舗サーバ15からレジ指定情報と代金情報を受信して表示する。レジ指定情報は、商品の引渡し場所となるレジを指定する情報であり、一番すいているレジ12が指定される。代金情報とは、1回の売買の商品の代金の総額を含む情報である。
【0050】
商品カード11−1〜11−nは、商品が陳列された棚等に、商品に対応し、その商品に近接して設置される非接触型のICカードであり、通常、店舗内には複数が設置される。商品カード11−1〜11−nには陳列情報が記録されている。商品カード11−1〜11−nに記録されている陳列情報は、対応商品のコード番号や価格を含んでいる。
【0051】
商品カード11−1〜11−nは、近くの買い物用端末10に、微弱な無線電波により、対応商品の陳列情報を送信する。この陳列情報は買い物用端末10の画面に表示され、購入者が商品を実際に見たり、触ったりするときに参照することができる。
【0052】
なお、ここでは、商品カード11−1〜11−nは、一例として非接触型のICカードとしたが、他の例として接触型ICカードであってもよい。また、商品の陳列情報を提供する装置のさらに他の例として、ICカードでできた商品カードではなく、店舗ネットワーク13に接続され、商品名や価格を表示する表示部を有し、また買い物用端末10に微弱電波で陳列情報を送信可能な通信装置(以下、商品情報端末と称す)が設置されてもよい。商品情報端末によれば、買い物用端末10に送信する陳列情報を店舗サーバ15から店舗ネットワーク13を介して修正し、追加することができる。時間帯により価格を変更したり、提供する情報を追加することが容易である。また、商品情報端末は、お買得商品や注目商品を音声で示すための音声出力部を有してもよい。また、商品情報端末は、その場で陳列情報を書き換えることを可能とするために、キー操作部や通信インタフェース、バーコード読み取り部などの入力部を有してもよい。また、陳列情報の不正な書き換えを防止するために、キーワードや個人IDなどを認証する認証部を有してもよい。
【0053】
また、買い物用端末10に陳列情報を取得させる方法の他の例として、商品に近接してバーコードの表示された商品札を設置してもよい。この場合、買い物用端末10がバーコード読み取り部を有することが必要である。
【0054】
レジ12−1〜12−mは、買い物を終了した購入者が使用した買い物用端末10の識別情報を取得し、ロボットサーバ16により配送された買い物袋18から、その識別情報に対応したものを選択する。さらに、レジ12−1〜12−mは、選択した買い物袋18を代金と引き換えに購入者に引き渡す。
【0055】
また、レジ12−1〜12−mは、稼動状況や混雑状況を稼動・混雑情報として店舗サーバ15に送信している。稼動・混雑情報は、例えば、そのレジに指定され、代金の支払いを終了していない購入者の数であり、定期的に、あるいは数が変わる毎に送信される。
【0056】
店舗ネットワーク13は、スーパーマーケット19の売り場14内に設けられた、たとえばLANのような通信ネットワークであり、有線または無線の端末と接続される。
【0057】
店舗サーバ15は、ワークステーション・サーバ等の情報処理装置によって構成され、本システムによる商品販売を管理する。
【0058】
店舗サーバ15は、店舗ネットワーク13上に商品販売ホームページを開設しており、そのホームページ上で商品情報を公開している。
【0059】
また、店舗サーバ15は、買い物用端末10から購入商品情報を受信すると、その情報をロボットサーバ16に送信する。店舗サーバ15は、買い物用端末10から買い物終了の旨の情報を受信すると、それまでに受信した購入商品情報を集計し、1回の売買を識別する売買識別情報、商品の引渡し場所となるレジを指定するレジ指定情報、および袋詰指示情報を含む配送指示情報を店舗ネットワーク13を介してロボットサーバ16に送る。袋詰指示情報とは、購入者毎に購入した商品を袋に詰めることをロボットサーバ16に指示する情報であり、1回の売買を識別する売買識別情報に対応した商品の商品リストである。この商品リストには、購入商品情報で指定された商品を、生鮮食料品等生もの、冷凍食品類、缶詰・箱入り等の、別々の買い物袋に分けることが望ましい袋詰め属性毎に区分けし、さらに、持ち運び易いように袋詰めするための区分け情報が付加されていてもよい。また、店舗サーバ15は、レジ12−1〜12−mの稼動状況や混雑状況を把握しており、レジ指定情報として最もすいているレジを指定する。
【0060】
また、店舗サーバ15は、商品の引渡し場所となるレジ12−1〜12−mのいずれかに、売買識別情報と、それに対応する代金情報を送る。また、店舗サーバ15は、レジ指定情報、売買識別情報および代金情報を買い物用端末10に送る。
【0061】
ロボットサーバ16は、店舗サーバ15からの袋詰指示情報に従って商品を袋に詰め、任意のレジに配送する機能を有するロボットである。また、ロボットサーバ16は、通信機能および情報処理機能を有しており、商品倉庫17に設置され、店舗ネットワーク13に接続される。
【0062】
ロボットサーバ16は、店舗サーバ15から購入商品情報を受信すると、その中に示された商品を商品倉庫17から収集してひとまとめにしておく。
【0063】
また、ロボットサーバ16は、店舗サーバ15から袋詰指示情報やレジ指定情報を含む配送指示情報を受信すると、ひとまとめにしておいた商品を袋詰指示情報に従って買い物袋18に詰め、商品を詰めた買い物袋18をレジ指定情報で指定されたレジに配送する。このとき、ロボットサーバ16は、買い物袋18に売買識別情報を示すラベルを貼付してもよい。
【0064】
なお、ロボットサーバ16は、店舗サーバ15から購入商品情報を受信し、その購入商品情報にて指示された商品をひとまとめに収集するが、その後に店舗サーバ16から商品のキャンセルの指示があると、その商品を商品倉庫17の元の位置に戻すこととしてもよい。これによれば、購入者は、一旦入力した商品の購入を取りやめたり、購入数量を減らしたりできるので、使い勝手がよりよい。
【0065】
また他の例として、商品のキャンセルを許可しないこととして制御を単純化するために、店舗サーバ15から購入商品情報を受信すると、ロボットサーバ16は即座に買い物袋18に商品を入れることとしてもよい。
【0066】
図2は、本実施形態の商品販売システムの動作を示すシーケンス図である。図2を参照すると、まず、購入者に貸与された買い物用端末10は、店舗サーバ15が店舗ネットワーク13上に開設している商品販売ホームページにアクセスする(ステップA1)。
【0067】
これに応答して、店舗サーバ15は、商品購入の開始を受け付けた旨の購入者受付情報と、本日のお買い得商品の商品情報を買い物用端末10に送信する(ステップA2)。
【0068】
買い物用端末10は、店舗サーバ15から受信した商品情報を画面に表示する(ステップA3)。図3は、買い物用端末10の画面に表示される商品情報の一例である。図3の画面には、本日のお買い得商品の商品情報が表示されている。
【0069】
購入者が画面に表示された商品情報を見て購入する商品を選択し、その商品を購入する旨を入力すると、買い物用端末10は、その商品の購入商品情報を店舗サーバ15に送信する(ステップA4)。買い物用端末10から購入商品情報を受信した店舗サーバ15は、その購入商品情報を内部に格納すると共にロボットサーバ16に送信する(ステップA5)。購入商品情報を店舗サーバ15に送信した買い物用端末10は買い物リストの表示を更新する(ステップA6)。また、購入商品情報を店舗サーバ15から受信したロボットサーバ16は、その購入商品情報に示されている商品をひとまとめに収集しておく(ステップA7)。図3の例では、購入者により玉子Bの購入欄が選択されたことにより、レ印が表示され、玉子Bの購入が登録されている。
【0070】
また、購入者が、店頭の商品に近接して設置されている商品カード12に買い物用端末10を近づけると、その商品カード11から買い物用端末10にその商品の陳列情報が送信される(ステップA8)。
【0071】
買い物用端末10は、その陳列情報を画面に表示する(ステップA9)。図3の例では、「現在ご覧の商品」としてキャベツが表示され、また「料金」として¥100が表示されている。
【0072】
購入者が、商品(キャベツ1個)を購入する旨を買い物用端末10に入力すると、その購入商品情報が店舗サーバ15に送信される(ステップA10)。買い物用端末10から購入商品情報を受信した店舗サーバ15は、その購入商品情報を内部に格納する共に、ロボットサーバ16に送信する(ステップA11)。購入商品情報を店舗サーバ15に送信した買い物用端末10は買い物リストの表示を更新する(ステップA12)。また、購入商品情報を店舗サーバ15から受信したロボットサーバ16は、その購入商品情報に示されている商品をひとまとめに収集しておく(ステップA13)。図3の例では玉子、りんご、キャベツの購入が登録され、合計400円となっている。
【0073】
一方、レジ12は店舗サーバ15に稼動・混雑情報を送信している(ステップA14)。稼動・混雑情報は、レジ12の稼動状況や混雑状況を示す情報であり、店舗サーバ15が最もすいているレジを選択するのに用いられる。
【0074】
購入者が全ての購入商品の入力を完了し、買い物終了の操作をすると、買い物用端末10は、その旨を店舗サーバ15に送信する(ステップA15)。図3の例では、買い物終了の操作として「お買い上げ決定ボタン」がクリックされると、買い物用端末10は、その旨を店舗サーバ15に送信する。
【0075】
店舗サーバ15は、買い物用端末10から買い物終了の通知を受けると、各レジの稼動・混雑情報から最もすいているレジを選択し、そのレジを指定するレジ指定情報、売買識別情報、代金情報を買い物用端末10に送信する(ステップA16)。そのレジ指定情報および代金情報は買い物用端末10の画面に表示される。
【0076】
また、店舗サーバ15は、レジ指定情報で指定したレジ12に、代金情報と売買識別情報を送信する(ステップA17)。また、店舗サーバ15は、ロボットサーバ16に、売買識別情報、レジ指定情報および袋詰指示情報を含む配送指示情報を送信する(ステップA18)。
【0077】
ロボットサーバ16は、配送指示情報を受信すると、袋詰指示情報に従って商品を買い物袋18に詰め、商品を詰めた買い物袋18を、レジ指定情報により指定されたレジ12に配送する(ステップA19)。
【0078】
代金情報と売買識別情報を受信したレジ12は、ロボットサーバ16から配送されてきた買い物袋18の売買識別情報を確認する(ステップA20)。購入者が買い物用端末10を持ってレジ12に来ると、レジ12は買い物用端末10との間で売買識別情報を確認した後に、買い物袋18に詰められた商品を代金と引き換えに購入者に引き渡す(ステップA21)。
【0079】
したがって、本実施形態の商品販売システムによれば、販売者のロボットサーバ16により商品が買い物袋18に詰められるので、購入者は商品をカゴやカートで運ぶ必要がない。また、他の購入者もカゴやカートを運んでいないので、売り場14内の通路が広く使える。
【0080】
また、予め、商品購入情報が店舗サーバ15で集計され、代金が計算され、レジ12に代金情報が通知されているので、レジ12で商品のバーコードを1つ1つ読み取る必要がなく、代金の支払いにかかる時間が短縮される。
【0081】
また、店舗サーバ15は、各レジ12−1〜12−mの稼動状況、混雑状況を把握しており、最もすいているレジを指定するので、購入者がレジで待たされる時間が短縮される。
【0082】
また、ロボットサーバ16が商品を自動的に買い物袋18に詰めるので、購入者が商品を自身で買い物袋18に詰める労力がかからず、また、すぐに商品を持ち帰ることができる。また、ロボットサーバ16が商品を自動的に買い物袋18に詰めるので、購入者が店頭から商品を持っていかず、販売者側では少なくなった商品を店頭に追加陳列するための工数が削減される。
【0083】
また、ロボットサーバ16が商品倉庫17で商品を買い物袋18に詰めてレジ12に配送するので、売り場14には最小限の商品のみを陳列すればよく、販売者は売り場14床面積を有効に利用して多くの種類の商品を販売することができる。
【0084】
また、商品カード11からの陳列情報に示された、購入者のいる付近に陳列されている商品の情報が買い物用端末10に表示されるので、購入者は、買い物用端末10に表示された商品情報を参照しながら、商品を直接に見て、直接に触れて、購入する商品を決定できるので、生鮮食料品も安心して購入できる。
【0085】
また、購入された商品はロボットサーバ16により買い物袋18に詰められ、レジ12で購入者に引き渡されるので、購入者はすぐに商品を入手することができる。
【0086】
また、買い物用端末10には、買い物の途中でも、それまでに購入が登録された商品の合計金額が表示されているので、購入者は予算を考えながら買い物することができる。
【0087】
本発明の第2の実施形態の商品販売システムについて説明する。
【0088】
本実施形態のシステムにより購入者が商品を購入するときの概略の流れについて説明する。本実施形態のシステムは、購入者が店舗にある座席に着いて商品を購入するものである。まず、購入者は、買い物を始める前に買い物用端末を販売者から借り、その買い物用端末を持って所定の座席に着く。座席にはレジが設置されている。
【0089】
購入者は、買い物用端末を操作し、野菜類、パン類、魚類、冷凍食品類、缶詰類、洗剤類、台所日用品等の商品分類や、誕生パーティー、鍋物、クリスマスパーティ、正月用品等の商品テーマなどの商品ジャンルを選択する。購入者は、さらに個別の商品まで選択してもよい。選択された商品ジャンルの商品見本が、例えば回転ローラーにより座席に配送されてくる。個別の商品が選択された場合には、その商品の商品見本が配送される。
【0090】
購入者は、商品見本を目で見て、手で触れて、購入する商品を選択する。購入するときには、買い物用端末を商品に近づけて商品情報を画面に表示させ、購入数量を入力する。以上の操作を繰り返すことにより、購入者は希望する全ての商品の入力が完了すると、買い物終了の操作を行う。
【0091】
入力された商品は、ロボットにより買い物袋に詰められ、例えば回転ローラーにより購入者の座席に配送されてくる。そして、購入者は代金と引き換えに商品を受け取る。
【0092】
図4は、第2の実施形態の商品販売システムの構成を示すブロック図である。図4を参照すると、商品販売システムは、買い物用端末10、商品カード11−1〜11−n、レジ12−1〜12−m、ロボットサーバ16,22および店舗サーバ21を有している。図4では、買い物用端末10は説明に必要な1つだけが示されているが、実際には複数存在する。レジ12−1〜12−m、店舗サーバ21およびロボットサーバ16は、店舗ネットワーク13に接続されている。
【0093】
買い物用端末10、商品カード11−1〜11−n、レジ12−1〜12−m、店舗ネットワーク13、売り場14、ロボットサーバ16、商品倉庫17、買い物袋18およびスーパーマーケット19は図1のものと同じである。
【0094】
ただし、第2の実施形態では、第1の実施形態と異なり、購入者が店舗内を歩き回らず、座席に着いたままで買い物をする。したがって、購入者が買い物をしている間中、その購入者に貸与された買い物用端末10も座席にあり、移動しない。また、購入者により商品ジャンルが選択されると、買い物用端末10は、その商品ジャンルを示す選択情報をロボットサーバ22に送信する。選択情報において、商品ジャンルでなく、個別の商品が選択されてもよい。
【0095】
また、商品は店頭に並べられるのではなく、商品見本24−1〜24−nが見本倉庫23からロボットサーバ22により座席に配送されるので、商品カード11−1〜11−nは配送された商品見本24−1〜24−nの付近に設置されているか、あるいは商品見本24−1〜24−nと共に配送される。
【0096】
店舗サーバ21は、第1の実施形態における店舗サーバ15と同様の機能を有し、買い物用端末10から受信した購入商品情報を集計し、買い物用端末10、レジ12−1〜12−mおよびロボットサーバ16に所定の情報を送信する。ただし、第2の実施形態の店舗サーバ21は、購入者が着席している座席にレジ12−1〜12−mがそれぞれ設けられるので、その座席のレジを指定してロボットサーバ16に配送を指示すればよい。したがって、店舗サーバ21は、レジの混雑状況等から最もすいているレジを選択してレジ指定情報にて指定するのではなく、購入者の着席している座席のレジをレジ指定情報に指定する。
【0097】
また、店舗サーバ21は、買い物用端末10から選択情報を受信すると、それをロボットサーバ22に送信する。
【0098】
ロボットサーバ22は、店舗サーバ21からの選択情報にて選択された商品ジャンルの商品見本24−1〜24−nを購入者に見せるために、例えば回転ローラーにより、購入者の座席に配送する機能を有するロボットである。また、ロボットサーバ22は、通信機能および情報処理機能を有しており、見本倉庫23に設置され、店舗ネットワーク13に接続される。
【0099】
図5は、第2の実施形態の商品販売システムの動作を示すシーケンス図である。図5を参照すると、まず、購入者に貸与された買い物用端末10は、店舗サーバ21により店舗ネットワーク13上に開設されている商品販売ホームページにアクセスする(ステップB1)。
【0100】
これに応答して、店舗サーバ21は、商品購入の開始を受け付けた旨の購入者受付情報と、本日のお買い得商品の商品情報を買い物用端末10に送信する(ステップB2)。買い物用端末10は、店舗サーバ21から受信した商品情報を画面に表示する(ステップB3)。
【0101】
次に、購入を希望する商品ジャンルが入力されると、買い物用端末10は、その商品ジャンルを示す選択情報をロボットサーバ22に送信する(ステップB4)。
【0102】
選択情報を受信すると、ロボットサーバ22は、見本倉庫23からその商品ジャンルの商品見本を取り出し、例えば回転ローラー(不図示)により購入者の座席に配送する(ステップB5)。このとき、ロボットサーバ22は、回転ローラー上に、商品見本に近接させて商品カード11を置く。購入者は、配送されてきた商品見本を実際に目で見て、また手で触れることができる。
【0103】
購入者が商品見本に買い物用端末10を近づけると、その商品見本に近接して置かれた商品カード11から買い物用端末10に、その商品見本の陳列情報が送信される(ステップB6)。第2の実施形態では、商品は店頭に固定的に陳列されないが、陳列情報は、第1の実施形態と同様に、商品のコード番号およびその価格を含む情報である。また、陳列情報は、例えば生鮮食料品であれば、商品の産地、生産者名、収穫日、お勧め調理法、価格等の付加情報を含んでいる。買い物用端末10は、その陳列情報を取得して画面に表示する(ステップB7)。
【0104】
購入者が商品を購入する旨を買い物用端末10に入力すると、その購入商品情報が買い物用端末10から店舗サーバ21に送信される(ステップB8)。買い物用端末10から購入商品情報を受信した店舗サーバ21は、その購入商品情報を内部に格納すると共に、ロボットサーバ16に送信する(ステップB9)。
【0105】
購入商品情報を店舗サーバ21に送信した買い物用端末10は買い物リストの表示を更新する(ステップB10)。また、購入商品情報を店舗サーバ21から受信したロボットサーバ16は、その購入商品情報に示されている商品をひとまとめに収集しておく(ステップB11)。
【0106】
購入者が全ての購入商品の入力を完了し、買い物終了の操作をすると、買い物用端末10は、その旨を店舗サーバ21に送信する(ステップB12)。店舗サーバ21は、購入者が着席しているレジ12を指定して、代金情報と売買識別情報を送信する(ステップB13)。また、店舗サーバ21は、ロボットサーバ16に、売買識別情報、レジ指定情報および袋詰指示情報を含む配送指示情報を送信する(ステップB14)。
【0107】
ロボットサーバ16は、配送指示情報を受信すると、それに含まれている袋詰指示情報に従って商品を買い物袋18に詰め、商品を詰めた買い物袋18をレジ指定情報により指定されたレジ12に配送する(ステップB15)。
【0108】
代金情報と売買識別情報を受信したレジ12は、ロボットサーバ16から配送されてきた買い物袋18の売買識別情報を確認する(ステップB16)。レジ12は買い物用端末10との間で売買識別情報を確認した後に、買い物袋18に詰められた商品を代金と引き換えに購入者に引き渡す(ステップB17)。
【0109】
したがって、第2の実施形態の商品販売システムによれば、買い物用端末10により選択された商品ジャンルの商品見本24がロボットサーバ22により配送されるので、購入者は売り場14内を歩き回らなくとも希望の商品を直接に目で見て、直接に手で触れて選択することができ、少ない労力で買い物をすることができる。
【0110】
なお、第2の実施形態では、購入者が商品を購入する場所を座席としたが、本実施形態のシステムにおいて必ずしも座って買い物する必要はなく、購入者が所定の場所にいて、そこに商品見本が配送される構成であればよいことは言うまでもない。
【0111】
本発明の第3の実施形態の商品販売システムについて説明する。
【0112】
本実施形態のシステムにより購入者が商品を購入するときの概略の流れについて説明する。まず、購入者は、買い物を始める前に買い物用端末を販売者から借りる。販売者に会員として登録されている購入者は、ICカードでできた会員カードを買い物用端末に近づけ顧客コードを買い物用端末に入力する。買い物用端末は、店舗内で商品に関する情報を表示する。
【0113】
また、売れ筋商品が店内の表示および買い物用端末に表示される。商品の種類毎、時間帯毎、購入者層毎に売れ筋商品が表示されてもよい。この表示は、リアルタイムで更新される。購入者は、売れ筋商品の表示や商品情報を参照し、また商品を直接見て確認しながら、買い物用端末に商品購入情報を入力する。
【0114】
購入者が入力した購入商品情報は店舗サーバに送られ、そこで集計される。なお、売れ筋商品は、店舗サーバが購入商品情報を集計することにより求まる。店舗サーバには、顧客コードに対応した顧客情報として、年齢、性別等の顧客に関する情報が登録されており、そのため購入者層毎の売れ筋商品を求めることができる。
【0115】
販売者は、店舗サーバにて1回の売買毎に集計された袋詰指示情報に従って、ロボットにより商品を1回の売買毎に買い物袋に詰めてレジに配送する。このとき、店舗サーバは最もすいているレジを指定して買い物用端末およびレジに通知する。購入者は、そのレジにて自分の買い物袋を受け取るとともに代金を支払う。
【0116】
なお、販売者は商品の在庫をリアルタイムで管理しており、在庫数量が少なくなった商品は自動的に納入業者へ発注される。
【0117】
図6は、第3の実施形態の商品販売システムの構成を示すブロック図である。図6を参照すると、商品販売システムは、買い物用端末30、商品カード11−1〜11−n、レジ12−1〜12−m、店舗サーバ31、ロボットサーバ16、会員カード32、売れ筋表示機33および発注サーバ34を有している。図6において、買い物用端末30および会員カード32は、説明に必要な1つだけが示されているが、実際には複数存在する。
【0118】
レジ12−1〜12−m、店舗サーバ31、ロボットサーバ16および売れ筋表示機33は店舗ネットワーク13に接続されている。店舗ネットワーク13は販売者イントラネット35に接続されている。発注サーバ34は販売者イントラネット35に接続されている。
【0119】
商品カード11−1〜11−n、レジ12−1〜12−m、店舗ネットワーク13、売り場14、ロボットサーバ16、商品倉庫17、買い物袋18およびスーパーマーケット19は図1のものと同じである。
【0120】
買い物用端末30は、第1の実施形態と同様に、買い物をする間、販売者から購入者へ貸与される。また、買い物用端末30は無線通信により店舗ネットワーク13に接続可能である。
【0121】
本実施形態では、一例として、購入者には会員登録されたものが含まれている。その場合、会員は、顧客コードが記録された会員カード32をそれぞれ所持しており、それを携帯して買い物に行く。そして、買い物用端末30は、会員である購入者の顧客コードが記録された会員カード32を近づけると、会員カード32から顧客コードを取得する。買い物用端末30は、購入商品情報を店舗サーバ31に送信するとき、購入商品情報に顧客コードを付加する。
【0122】
店舗サーバ31は、第1の実施形態における店舗サーバ15と同様に、買い物用端末30から受信した購入商品情報を解析し、買い物用端末30、レジ12−1〜12−mおよびロボットサーバ16に所定の情報を送信する。また、店舗サーバ31は、第1の実施形態と同様に、商品情報を商品販売ホームページ上に公開している。ただし、本実施形態の店舗サーバ31は第1の実施形態と異なり、買い物用端末30からの購入商品情報を集計して売れ筋商品を求め、それを売れ筋商品情報として商品販売ホームページ上に公開し、また売れ筋表示機33に送信する機能を有している。売れ筋商品とは売れ行きのよい商品のことであり、例えば、売り上げ個数の多いものを売れ筋商品とすればよい。また、例えば、売れ筋商品は商品の種類毎に求められる。同じ種類の商品の中で売り上げ個数の多いものを売れ筋商品とする。また、売れ筋商品は商品ジャンル毎に求めてもよい。すなわち、ある商品ジャンルの中で売り上げ個数の多い商品を売れ筋商品とし、それを商品ジャンル毎に求める。
【0123】
また、売れ筋商品は、一例として、全ての購入者の購入商品情報を集計して求める。その場合、全ての購入者からの購入商品情報から各商品の販売数量を集計するだけなので、購入者の会員登録や会員カード32は不要である。また、売れ筋商品は、他の店舗の商品販売における購入商品情報を含めて集計されてもよい。この場合、各店舗の店舗サーバ31は販売者イントラネット35を介して相互に接続されており、購入商品情報を相互に通知すればよい。また、例えば、店舗数の少ない販売者の場合には、店舗サーバ31が販売者に1装置であり、その店舗サーバ31が全ての店舗の買い物用端末30の購入商品情報を集計してもよい。店舗サーバ31は販売者イントラネット35に接続されていてもよい。
【0124】
また、売れ筋商品は、年齢層や性別などの購入者の分類毎に集計されてもよい。この場合、会員カード32に記録された顧客コードは購入者を分類するのに用いられる。店舗サーバ31は、顧客コードに対応付けて、会員の年齢層や性別、家族構成等の個人情報を予め記録している。買い物用端末30から購入商品情報を受信すると、店舗サーバ31は、購入商品情報に付加されている顧客コードにより会員を識別し、その会員の個人情報から購入者層毎の売れ筋商品を求める。購入者層毎の売れ筋商品情報も商品販売ホームページで公開されるとともに、売れ筋表示機33に送信される。
【0125】
また、店舗サーバ31は、商品倉庫17の在庫状況を管理している。在庫数量が少なくなると、店舗サーバ31は、その商品の商品名と発注数量を発注サーバ34に通知し、発注を指示する。なお、ここでは、商品倉庫17の商品の在庫状況は、店舗サーバ31により管理されることとしたが、ロボットサーバ16により管理されてもよい。
【0126】
売れ筋表示機33は、通信機能を有する表示装置であり、売り場14の目立つ場所に設置され、店舗ネットワーク13に接続されている。店舗サーバ31から店舗ネットワーク13を介して受信した売れ筋商品情報を画面に表示する。
【0127】
なお、第3の実施形態では、売り場14の目立つ場所に売れ筋表示機33を設置することとしたが、その代わりにあるいはそれと共に、売れ筋商品である旨を点灯によって表示するランプを商品の付近に設けてもよい。
【0128】
発注サーバ34は、店舗サーバ31からの指示に従って商品の発注を行い、納品があると商品名および納品数量を店舗サーバ31に通知する。
【0129】
図7は、第3の実施形態の商品販売システムの動作を示すシーケンス図である。図7を参照すると、まず、購入者に貸与された買い物用端末30は、会員カード32から顧客コードを取り込む(ステップC1)。なお、購入者が会員でない場合には顧客コードを買い物用端末30に取り込ませる必要はない。
【0130】
次に、買い物用端末30は、店舗サーバ31が店舗ネットワーク13上に開設している商品販売ホームページにアクセスする(ステップC2)。
【0131】
これに応答して、店舗サーバ31は、商品購入の開始を受け付けた旨の購入者受付情報と、本日のお買い得商品の商品情報および売れ筋商品情報を買い物用端末30に送信する(ステップC3)。買い物用端末30は、店舗サーバ31から受信した商品情報および売れ筋商品情報を画面に表示する(ステップC4)。また、売れ筋表示機33には、常時リアルタイムで売れ筋商品が表示され、更新されている。
【0132】
購入者が画面に表示された売れ筋商品情報および商品情報を見て購入する商品を決定し、その商品を購入する旨を入力すると、買い物用端末30は、その購入商品情報を店舗サーバ31に送信する(ステップC5)。
【0133】
買い物用端末30から購入商品情報を受信した店舗サーバ31は、その購入商品情報を内部に格納すると共にロボットサーバ16に送信する(ステップC6)。購入商品情報を店舗サーバ31に送信した買い物用端末30は買い物リストの表示を更新する(ステップC7)。また、購入商品情報を店舗サーバ31から受信したロボットサーバ16は、その購入商品情報に示されている商品をひとまとめに収集しておく(ステップC8)。
【0134】
また、購入者が店頭の商品に近接して設置されている商品カード11に買い物用端末30を近づけて、陳列情報を買い物用端末30に表示させ、それを見て購入する商品を入力してもよいが、図2のステップA8〜A13と同じなので図7には示されていない。
【0135】
また、購入者が買い物用端末30に対して買い物終了の操作をすると、店舗サーバ31がレジ12を選択し、ロボットサーバ16が商品を買い物袋に詰め、レジ12が代金と引き換えに買い物袋を購入者に引き渡すが、図2のステップA15〜A21と同じなので図7には示されていない。
【0136】
そして、店舗サーバ31は、各買い物用端末30から受信した購入商品情報を集計し、売れ筋商品を求め、商品販売ホームページおよび売れ筋表示機33の表示を更新する(ステップC9)。このとき、店舗サーバ31は、顧客コードにより個人情報を検索し、購入者層毎の売れ筋商品を求めることができる。ただし、会員でない購入者が購入した商品は、購入者層毎の売れ筋商品の計算に含められない。
【0137】
また、商品倉庫17の商品の在庫数量は店舗サーバ31により、リアルタイムで管理されている。店舗サーバ31は、在庫数量が少なくなった商品を発注するために、発注商品および数量を含む発注指示を発注サーバ34に送信する(ステップC10)。そして、発注サーバ34は、店舗サーバ31からの指示に従って商品を発注し、納品があると、納品された商品および数量を含む納品通知を店舗サーバ31に送信する(ステップC11)。納品通知を受信した店舗サーバ31は、その数量を在庫数量に加算して在庫管理情報を更新する。
【0138】
したがって、本実施形態の商品販売システムによれば、店舗サーバ31にて、全購入者の商品購入情報が集計され、この店舗の売れ筋商品が求められるので、販売者は売れ筋商品の情報を以降のマーケティングに利用することができ、また、販売者は売れ筋商品の情報を参考に買い物をすることができる。
【0139】
なお、ここでは、一例として、店舗サーバ31に会員の顧客情報が登録されており、買い物用端末30が会員カード32から取得した顧客コードで会員を特定し、商品を購入した購入者の顧客情報を特定することとしたが、他の例として、買い物用端末30を来店した購入者に貸与する際に販売者が購入者の年齢や性別等の顧客情報を入力してもよく、また、さらに他の例として、購入者自身が販売者から借りた買い物用端末30に顧客情報を入力してもよい。
【0140】
本発明の第4の実施形態の商品販売システムについて説明する。
【0141】
本実施形態のシステムにより購入者が商品を購入するときの概略の流れについて説明する。本実施形態では、購入者は、実際に来店して商品を購入してもよく、またWEBサイトからオンラインで商品を購入してもよい。
【0142】
来店して商品を購入する場合、購入者は、買い物を始める前に買い物用端末を販売者から借りる。本実施形態では、第3の実施形態と同様に、売れ筋商品が店内表示および買い物用端末に表示されている。この表示は、購入者が商品を購入するのに応じてリアルタイムで更新される。購入者は、売れ筋商品の表示や商品情報を参照し、また商品を直接見て確認しながら、買い物用端末に購入商品情報を入力する。購入者により入力された購入商品情報は店舗サーバにて集計され、売れ筋商品が求められる。
【0143】
購入商品の引渡しは、通常、第1の実施形態と同様に、最もすいているレジが選択され、そこで行われる。また、他の例として、本実施形態では購入者は宅配によって商品を受け取ることもできる。
【0144】
また、売れ筋商品情報は、インターネットを介してアクセス可能な電子商取引サイトに公開されており、その商品は電子商取引サイトからオンラインで購入することもできる。
【0145】
電子商取引サイトからオンラインで商品を購入する場合、購入者が電子商取引で購入できる商品は、リアルタイムに更新される売れ筋商品である。したがって、電子商取引による購入者は、現物の商品を直接に見たり、直接に商品に触れなくとも、多くの購入者に購入されているということで安心して購入できる。電子商取引により商品を購入した購入者は、通常、宅配によって商品を受け取る。
【0146】
なお、販売者では商品の在庫がリアルタイムで管理されており、在庫数量が少なくなった商品は自動的に納入業者へ発注される。
【0147】
図8は、第4の実施形態の商品販売システムの構成を示すブロック図である。図8を参照すると、商品販売システムは、買い物用端末30、商品カード11−1〜11−n、レジ12−1〜12−m、店舗サーバ41、ロボットサーバ16、会員カード32、売れ筋表示機33、発注サーバ34、ウェブサーバ42、倉庫管理システム43および運送・配車支援システム44を有している。図8において、買い物用端末30および会員カード32は、説明に必要な1つづつが示されているが、実際にはそれぞれ複数存在する。
【0148】
レジ12−1〜12−m、店舗サーバ41、ロボットサーバ16および売れ筋表示機33は店舗ネットワーク13に接続されている。店舗ネットワーク13は販売者イントラネット35に接続されている。発注サーバ34、倉庫管理システム43および運送・配車支援システム44は販売者イントラネット35に接続されている。販売者イントラネット35はインターネット47に接続されている。インターネット47には購入者のウェブ端末48が接続可能である。
【0149】
買い物用端末30、商品カード11−1〜11−n、レジ12−1〜12−m、ロボットサーバ16、会員カード32、売れ筋表示機33、発注サーバ34、売り場14、商品倉庫17、買い物袋18およびスーパーマーケット19は図6のものと同じである。
【0150】
店舗サーバ41は、第3の実施形態における店舗サーバ31と同様に、買い物用端末30から受信した購入商品情報を解析して買い物用端末30、レジ12およびロボットサーバ16へ所定の情報を送信する。また、店舗サーバ41は、第3の実施形態の店舗サーバ31と同様に、売れ筋商品情報を店内販売ホームページに公開し、また売れ筋表示機33に送信する。
【0151】
また、店舗サーバ41は、第3の実施形態の店舗サーバ31と異なり、来店した購入者が商品を自宅などへ配送することを希望した場合、その旨および配送先の情報を含む宅配依頼情報を運送・配車支援システム44に通知する。
【0152】
また、店舗サーバ41は、第3の実施形態の店舗サーバ31と異なり、商品倉庫17の在庫状況の管理を行っていない。本実施形態では、倉庫管理システム43が商品倉庫17の在庫状況を管理している。
【0153】
倉庫管理システム43は、来店した購入者によって購入された商品の情報と、電子商取引で購入された商品の情報から商品倉庫17の在庫を管理しており、在庫数量の少なくなった商品について、商品名と発注数量を発注サーバ34に通知し、発注を依頼する。
【0154】
ウェブサーバ42は、購入者のウェブ端末48からのオンラインによる商品購入を受け付けるサーバであり、販売者イントラネット35に接続されている。ウェブサーバ42は、売れ筋商品情報を店舗サーバ41から取得し、インターネット47を介してアクセス可能な電子商取引サイトにて公開する。これにより、電子商取引の購入者は、ウェブ端末48によってインターネット47を介してウェブサーバ42の電子商取引サイトにアクセスし、売れ筋商品情報を参考にしながらオンラインで商品を購入することができる。
【0155】
また、ウェブサーバ42は、オンラインで商品を受注すると、通常、その旨を運送・配車支援システム44に通知し、宅配を依頼する。
【0156】
運送・配車支援システム44は、購入された商品の宅配をリアルタイムで管理し、宅配スケジュールを決定する。店舗サーバ41またはウェブサーバ42から宅配の依頼を受けると、運送・配車支援システム46は、最も効率のよい宅配スケジュールを決定し、またそれまでの宅配スケジュールを変更する。そして、運送・配車支援システム46は、例えば配送トラック47と無線通信により連絡を取ることができ、最も効率のよい方法を選択して、各配送トラック47に各商品の配送を依頼する。
【0157】
図9は、来店した購入者が商品を購入するときの、第4の実施形態の商品販売システムの動作を示すシーケンス図である。図9を参照すると、まず、購入者に貸与された買い物用端末30は、会員カード32から顧客コードを取り込む(ステップD1)。
【0158】
次に、買い物用端末30は、店舗サーバ41が店舗ネットワーク13上に開設している店内販売ホームページにアクセスする(ステップD2)。
【0159】
これに応答して、店舗サーバ41は、商品購入の開始を受け付けた旨の購入者受付情報と、本日のお買い得商品の商品情報および売れ筋商品情報を買い物用端末30に送信する(ステップD3)。買い物用端末30は、店舗サーバ41から受信した商品情報および売れ筋商品情報を画面に表示する(ステップD4)。また、売れ筋表示機33には、常時リアルタイムで売れ筋商品が表示され、更新されている。
【0160】
購入者が画面に表示された売れ筋商品情報および商品情報を見て購入する商品を決定し、その商品を購入する旨を入力すると、買い物用端末30は、その購入商品情報を店舗サーバ41に送信する(ステップD5)。
【0161】
買い物用端末30から購入商品情報を受信した店舗サーバ41は、その購入商品情報を内部に格納すると共に、倉庫管理システム43およびロボットサーバ16に送信する(ステップD6)。購入商品情報を店舗サーバ41に送信した買い物用端末30は買い物リストの表示を更新する(ステップD7)。また、購入商品情報を店舗サーバ41から受信したロボットサーバ41は、その購入商品情報に示されている商品をひとまとめに収集しておく(ステップD8)。
【0162】
また、購入者が店頭の商品に近接して設置されている商品カード11に買い物用端末30を近づけて、陳列情報を買い物用端末30に表示させ、それを見て購入する商品を入力してもよいが、図2のステップA8〜A13と同じなので図9には示されていない。
【0163】
また、購入者が買い物用端末30に対して、レジでの商品受け取りを指定して買い物終了の操作をすると、店舗サーバ41がレジ12を選択し、ロボットサーバ16が商品を買い物袋に詰め、レジ12が代金と引き換えに買い物袋を購入者に引き渡すが、図2のステップA15〜A21と同じなので図9には示されていない。
【0164】
また、購入者が買い物用端末30に対して、宅配を指定して買い物終了の操作をすると、その旨が店舗サーバ41に通知される(ステップD9)。店舗サーバ41は、ロボットサーバ16に、ひとまとめに収集してある商品の梱包を指示する梱包指示情報を送信する(ステップD10)。梱包指示情報を受信したロボットサーバ16は商品を宅配用に梱包する(ステップD11)。
【0165】
また、店舗サーバ41は、ロボットサーバ16に梱包を指示した商品の宅配を指示する宅配依頼情報を運送・配車支援システム44に送信する(ステップD12)。宅配依頼情報を受信した運送・配車支援システム44は、その時点の宅配スケジュールを参照して新たな宅配スケジュールを決定し、最適な配送トラックに宅配を指示する(ステップD13)。
【0166】
そして、店舗サーバ41は、各買い物用端末30から受信した購入商品情報を集計し、売れ筋商品を求め、商品販売ホームページおよび売れ筋表示機33の表示を更新する(ステップD14)。
【0167】
また、倉庫管理システム43は、商品倉庫17の商品の在庫数量をリアルタイムで管理しており、在庫数量が少なくなった商品および発注数量を発注サーバ34に通知し、発注を指示する(ステップD15)。そして、発注サーバ34は、倉庫管理システム43からの指示に従って商品を発注し、納品があると、納品された商品および数量を含む納品通知を倉庫管理システム43に送信する(ステップD16)。納品通知を受信した店舗サーバ31は、その数量を在庫数量に加算して在庫管理情報を更新する。
【0168】
図10は、購入者が来店せずにオンラインで商品を購入するときの、第4の実施形態の商品販売システムの動作を示すシーケンス図である。図10を参照すると、電子商取引の購入者により、ウェブ端末48はインターネット43を介してウェブサーバ42の電子商取引サイトにアクセスする(ステップE1)。
【0169】
ウェブサーバ42は、電子商取引サイトにて、売れ筋商品を販売している。また、ウェブサーバ42は、電子商取引サイトにて、売れ筋商品の売り上げ高や販売数量、購入者層等の売れ筋商品情報を公開している。また、ウェブサーバ42は、電子商取引サイトで販売する売れ筋商品の情報をリアルタイムで更新している。
【0170】
ウェブサーバ42は、アクセスしてきたウェブ端末48に対して、最新の売れ筋商品情報を送信する(ステップE2)。売れ筋商品情報を受信したウェブ端末48はそれを画面に表示する(ステップE3)。
【0171】
購入者は、電子商取引サイトに表示された売れ筋商品を参照して商品を購入する。購入者により商品購入の操作がされると、ウェブ端末48は購入商品情報をウェブサーバ42に送信する(ステップE4)。購入商品情報を受信したウェブサーバ42は、それをロボットサーバ16および倉庫管理システム43に送信する(ステップE5)。
【0172】
購入商品情報を受信したロボットサーバ16は、その購入商品情報に示された商品を収集する(ステップE6)。購入商品情報を受信した倉庫管理システム43は、それを在庫管理に利用し、在庫の少なくなった商品を発注するが、図9のステップD15〜D16と同じなので図10には示されていない。
【0173】
ウェブ端末48は、購入者により買い物終了の操作がされると、その旨をウェブサーバ42に通知する(ステップE7)。
【0174】
ウェブサーバ42は、ロボットサーバ16に、ひとまとめに収集してある商品の梱包を指示する梱包指示情報を送信する(ステップE8)。梱包指示情報を受信したロボットサーバ16は商品を宅配用に梱包する(ステップE9)。
【0175】
また、ウェブサーバ42は、ロボットサーバ16に梱包を指示した商品の宅配を指示する宅配依頼情報を運送・配車支援システム44に送信する(ステップE10)。宅配依頼情報を受信した運送・配車支援システム44は、その時点の宅配スケジュールを参照して新たな宅配スケジュールを決定し、最適な配送トラックに宅配を指示する(ステップE11)。なお、ここでは、商品を宅配する場合を例示したが、他の例として、購入者が来店し、代金と引き換えに商品を受け取ってもよい。
【0176】
商品を宅配した場合には、代金支払いは、クレジットカード、現金支払い、振込みなどの既存の方法によればよく。また、そのいずれかを購入者が選択できてもよい。
【0177】
したがって、第4の実施形態の商品販売システムによれば、店舗での商品販売とウェブサイトでの商品販売が運送・配車支援システム46、倉庫管理システム45を共有するので、商品の受け取り方法や代金の支払い方法の幅が広がり、また店舗および電子商取引の双方の商品販売が低コストで実現される。
【0178】
また、店舗での商品販売における売れ行きから店舗サーバ41が売れ筋商品情報を生成し、ウェブサーバ42が電子商取引において売れ筋商品情報を公開しているので、電子商取引の購入者は実際に商品を見たり、触れたりしなくとも安心して商品を購入することができる。
【0179】
なお、来店した購入者の購入商品情報と、オンラインの購入者の購入商品情報とを合わせて売れ筋商品を求めてもよく、また、来店した購入者の購入商品情報のみから売れ筋商品を求めてもよい。さらに、来店した購入者とオンラインの購入者の売れ筋商品をそれぞれに求めてもよい。
【0180】
【発明の効果】
本発明によれば、商品は販売者のロボットサーバにより収集されてレジ装置まで配送されるので、購入者は商品をカゴやカートで運ぶ必要がない。
【0181】
また、購入者が商品を自身で買い物袋に詰める労力がかからず、すぐに商品を持ち帰ることができる。
【0182】
また、購入者が店頭から商品を持っていかないので、販売者側では少なくなった商品を店頭に追加陳列する工数が削減される。
【0183】
また、店頭には最小限の商品のみを陳列すればよく、販売者は店頭の床面積を有効に利用して多くの種類の商品を販売することができる。
【0184】
また、予め、店舗サーバが商品購入情報から代金が計算し、レジ装置に代金情報を通知するので、レジで商品を1つ1つ入力する必要がなく、支払いにかかる時間が短縮される。
【0185】
また、商品名および価格を含む商品情報が買い物用端末に表示されるので、購入者は店内で買い物用端末に表示された商品情報を見て、購入する商品を選ぶことができる。
【0186】
また、各レジ装置の稼動・混雑状況を把握している店舗サーバが、最もすいているレジを指定するので、購入者がレジで待たされる時間が短縮される。
【0187】
また、店舗サーバにて商品購入情報が集計され、集計結果から商品の売れ行きが分かるので、販売者は集計結果を以降のマーケティングに利用することができ、また、販売者は集計結果を参考に買い物をすることができる。
【0188】
また、店舗で販売された商品の商品購入情報を店舗サーバが集計し、集計結果がウェブサーバによる電子商取引において公開されているので、電子商取引の購入者は実際に商品を見たり、触れたりしなくとも安心して商品を購入することができる
また、店舗での商品販売とウェブサイトでの商品販売が配送手段を共有するので、商品の受け取り方法や代金の支払い方法の幅が広がり、また店舗および電子商取引の双方の商品販売が低コストで実現される。
【0189】
また、買い物用端末には近くにある商品に関する情報が表示されるので、購入者は商品に関する情報を買い物用端末で見ながら、商品を直接見て、購入する商品を選ぶことができる。
【0190】
また、受信された購入商品情報に示されている商品が、予めひとまとめに収集されているので、商品のレジ装置への配送までにかかる時間が短くてすみ、購入者のレジ装置での待ち時間が短縮される。
【0191】
また、買い物用端末により選択された商品ジャンルの商品見本が第1のロボットサーバにより配送されるので、購入者は店内を歩き回らなくとも希望の商品を直接に目で見て、直接に手で触れて確認することができ、少ない労力で買い物をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の商品販売システムの構成を示すブロック図である。
【図2】第1の実施形態の商品販売システムの動作を示すシーケンス図である。
【図3】買い物用端末の画面に表示される商品情報の一例である。
【図4】第2の実施形態の商品販売システムの構成を示すブロック図である。
【図5】第2の実施形態の商品販売システムの動作を示すシーケンス図である。
【図6】第3の実施形態の商品販売システムの構成を示すブロック図である。
【図7】第3の実施形態の商品販売システムの動作を示すシーケンス図である。
【図8】第4の実施形態の商品販売システムの構成を示すブロック図である。
【図9】来店した購入者が商品を購入するときの、第4の実施形態の商品販売システムの動作を示すシーケンス図である。
【図10】購入者が来店せずにオンラインで商品を購入するときの、第4の実施形態の商品販売システムの動作を示すシーケンス図である。
【符号の説明】
10,30 買い物用端末
11,11−1〜11−n 商品カード
12,12−1〜12−m レジ
13 店舗ネットワーク
14 売り場
15,21,31,41 店舗サーバ
16,22 ロボットサーバ
17 商品倉庫
18 買い物袋
19 スーパーマーケット
23 見本倉庫
24−1〜24−n 商品見本
32 会員カード
33 売れ筋表示機
34 発注サーバ
35 販売者イントラネット
42 ウェブサーバ
43 倉庫管理システム
44 運送・配車支援システム
45 配送トラック
46 販売者設備
47 インターネット
48 ウェブ端末
A1〜A21,B1〜B17,C1〜C11,D1〜D16,E1〜E11 ステップ

Claims (34)

  1. 店舗内のネットワークにより相互接続された店舗サーバ、ロボットサーバおよびレジ装置と、前記店舗内のネットワークに接続可能な買い物用端末を有する商品販売システムにおいて商品を販売する商品販売方法であって、
    前記買い物用端末において、
    購入しようとする商品を示す購入商品情報を前記店舗サーバに送信するステップと、
    前記店舗サーバにおいて、
    前記購入商品情報を前記買い物用端末毎に集計し、購入商品リスト、および該購入商品リストに含まれる商品の代金の総額を含む代金情報を前記買い物用端末の1回の売買毎に求めるステップと、
    前記ロボットサーバにおいて、
    前記店舗サーバから前記購入商品リストの通知を受けて、該購入商品リストにある商品を前記レジ装置に配送するステップと、
    前記レジ装置において、
    前記店舗サーバから前記代金情報の通知を受けて、前記ロボットサーバから配送された前記商品と引き換えに代金を徴収するステップを有し、更に
    前記店舗サーバにおいて、
    前記商品販売システムにて販売されている商品の商品名および価格を含む商品情報を、前記買い物用端末に提供可能に、前記店舗内のネットワーク上に公開するステップと、
    前記買い物用端末において、
    前記店舗内のネットワークを介して前記店舗サーバにアクセスし、前記商品情報を取得して表示するステップを有する、商品販売方法。
  2. 前記ロボットサーバは、前記購入商品リストにある商品を、別々の袋に詰めることが望ましい商品の属性毎を区分けして袋詰めし、前記レジ装置に配送する、請求項1記載の商品販売方法。
  3. 前記レジ装置は複数あり、各レジ装置は前記店舗サーバに自身の稼動・混雑状況を通知しており、
    前記店舗サーバは、最もすいているレジ装置を指定して前記代金情報を送信する、請求項1記載の商品販売方法。
  4. 前記稼動・混雑状況は、前記レジ装置を指定されたが代金の支払いを終了していない購入者の数である、請求項記載の商品販売方法。
  5. 前記店舗サーバにおいて、
    複数の前記買い物用端末から受信した前記購入商品情報に示された商品を集計し、集計結果を前記店舗内のネットワークに公開するステップをさらに有する、請求項1記載の商品販売方法。
  6. 前記店舗サーバは店舗毎に複数あり、それらがイントラネットによって相互接続されており、他の店舗サーバにて受信された前記購入商品情報を含めた前記集計結果を前記店舗内のネットワークに公開する、請求項記載の商品販売方法。
  7. 前記集計結果は、売れ行きのよい商品の商品名を含む、請求項5または6に記載の商品販売方法。
  8. 前記商品販売システムは、会員登録された購入者の顧客識別情報が読み取り可能に記録された会員カードをさらに有し、
    前記店舗サーバにおいて、
    予め、会員登録された購入者の個人情報を前記顧客識別情報毎に蓄積しておくステップと、
    前記買い物用端末において、
    前記会員カードから前記顧客識別情報を読み取り、前記購入商品情報と共に前記店舗サーバに送信するステップと、
    前記店舗サーバにおいて、
    前記買い物用端末から受信した前記購入商品情報に示された商品を、前記個人情報により分類された購入者層毎に集計し、集計結果を前記店舗内のネットワークに公開するステップをさらに有する、請求項1記載の商品販売方法。
  9. 前記買い物用端末において、
    入力された個人情報を前記購入商品情報と共に前記店舗サーバに送信するステップと、
    前記店舗サーバにおいて、
    前記買い物用端末から受信した前記購入商品情報に示された商品を、前記個人情報により分類された購入者層毎に集計し、集計結果を前記店舗内のネットワークに公開するステップをさらに有する、請求項1記載の商品販売方法。
  10. 前記商品販売システムはウェブサーバをさらに有し、
    前記ウェブサーバにおいて、
    前記集計結果をインターネット上に公開するステップと、
    電子商取引で商品の購入を受け付けるステップをさらに有する、請求項5〜9のいずれか1項に記載の商品販売方法。
  11. 前記商品販売システムは配送手段をさらに有し、
    前記配送手段において、
    前記店舗サーバにより購入を受け付けた商品のうち購入者が配送を希望した商品と、前記ウェブサーバにより購入を受け付けた商品のうち購入者が配送を希望した商品の配送を統合管理するステップをさらに有する、請求項10記載の商品販売方法。
  12. 前記商品販売システムは、商品に近接して設置され、近くにある前記買い物用端末に該商品の価格を含む陳列情報を提供する商品情報装置をさらに有しており、
    前記買い物用端末において、
    前記商品情報装置から前記陳列情報を取得して表示するステップをさらに有する、請求項1〜11のいずれか1項に記載の商品販売方法。
  13. 前記商品情報装置は、前記陳列情報が記録されたICカードである、請求項12記載の商品販売方法。
  14. 前記商品情報装置は、前記店舗内のネットワークに接続し、前記店舗サーバから前記陳列情報を取得して前記買い物用端末に提供する、請求項12記載の商品販売方法。
  15. 前記店舗サーバは、前記買い物用端末から前記購入商品情報を受信する毎に、該購入商品情報を前記ロボットサーバに送信し、
    前記ロボットサーバは、前記購入商品情報を受信すると、該購入商品情報に示された商品をひとまとめに収集しておき、最後にまとめて前記レジ装置に配送する、請求項1〜14のいずれか1項に記載の商品販売方法。
  16. 前記買い物用端末は、前記購入商品情報を送信した商品の購入をキャンセルするとき、該商品の情報を含むキャンセル情報を前記店舗サーバに送信し、
    前記店舗サーバは、前記キャンセル情報を受信すると、該キャンセル情報を前記ロボットサーバに送信し、
    前記ロボットサーバは、前記キャンセル情報を受信すると、ひとまとめに収集された商品から、該キャンセル情報に示された商品を戻す、請求項15記載の商品販売方法。
  17. 店舗内のネットワークにより相互接続された店舗サーバ、第1のロボットサーバ、第2のロボットサーバおよびレジ装置と、前記店舗内のネットワークに接続可能な買い物用端末を有する商品販売システムにおいて、前記レジ装置のある所定の場所から移動しない購入者に商品を販売する商品販売方法であって、
    前記買い物用端末において、
    見本の確認が要求された商品を示す見本要求情報を前記店舗サーバに送信するステップと、
    前記店舗サーバにおいて、
    前記見本要求情報を受け付けて前記第1のロボットサーバに送信するステップと、
    前記第1のロボットサーバにおいて、
    前記見本要求情報に示されている商品の見本を、前記購入者のいる場所に配送するステップと、
    前記買い物用端末において、
    購入しようとする商品を示す購入商品情報を前記店舗サーバに送信するステップと、
    前記購入商品情報を前記買い物用端末毎に集計し、購入商品リスト、および該購入商品リストに含まれる商品の代金の総額を含む代金情報を前記買い物用端末の1回の売買毎に求めるステップと、
    前記第2のロボットサーバにおいて、
    前記購入商品リストにある商品を収集して、前記レジ装置に配送するステップと、
    前記レジ装置において、
    前記第2のロボットサーバから配送された商品と引き換えに、前記代金情報に示された代金を徴収するステップを有する商品販売方法。
  18. 店舗内のネットワークに接続されており、該店舗内のネットワークを介して、購入を要求する商品を示す購入商品情報を受けて、該購入商品情報を集計し、購入商品リスト、および該購入商品リストに含まれている商品の代金の総額を含む代金情報を1回の売買毎に求める店舗サーバと、
    前記店舗内のネットワークを介して前記店舗サーバにアクセスし、前記購入商品情報を前記店舗サーバに送信する買い物用端末と、
    前記店舗内のネットワークに接続されており、前記店舗サーバから前記代金情報の通知を受けて、商品と引き換えに代金を徴収するレジ装置と、
    前記店舗内のネットワークに接続されており、前記店舗サーバから前記購入商品リストの通知を受け、該購入商品リストにある商品を収集して前記レジ装置に配送するロボットサーバとを有し、
    前記店舗サーバは、前記商品販売システムにて販売されている商品の商品名および価格を含む商品情報を、前記買い物用端末に提供可能に、前記店舗内のネットワーク上に公開し、
    前記買い物用端末は、前記店舗内のネットワークを介して前記店舗サーバにアクセスし、前記商品情報を取得して表示する、商品販売システム。
  19. 前記ロボットサーバは、前記購入商品リストにある商品を、別々の袋に詰めることが望ましい商品の属性ごとに区分けして袋詰めし、前記レジ装置に配送する、請求項18記載の商品販売システム。
  20. 前記レジ装置は複数であり、各レジ装置は前記店舗サーバに自身の稼動・混雑状況を通知し、
    前記店舗サーバは、最もすいているレジ装置を指定して前記代金情報を送信する、請求項18記載の商品販売システム。
  21. 前記稼動・混雑状況は、前記レジ装置を指定されたが代金の支払いを終了していない購入者の数である、請求項20記載の商品販売システム。
  22. 前記店舗サーバは、複数の前記買い物用端末から受信した前記購入商品情報に示された商品を集計し、集計結果を前記店舗内のネットワークに公開する、請求項18記載の商品販売システム。
  23. 前記店舗サーバは、店舗毎に複数あり、それらがイントラネットによって相互接続されており、他の店舗サーバにて受信された前記購入商品情報を含めた前記集計結果を前記店舗内のネットワークに公開する、請求項22記載の商品販売システム。
  24. 前記集計結果は、売れ行きのよい商品の商品名を含む、請求項22または23に記載の商品販売システム。
  25. 会員登録された購入者の顧客識別情報が読み取り可能に記録された会員カードをさらに有し、
    前記買い物用端末は、前記会員カードから前記顧客識別情報を読み取り、前記購入商品情報と共に前記店舗サーバに送信し、
    前記店舗サーバは、会員登録された購入者の個人情報を前記顧客識別情報毎に予め蓄積しており、前記買い物用端末から受信した前記購入商品情報に示された商品を、前記個人情報により分類された購入者層毎に集計し、集計結果を前記店舗内のネットワークに公開する、請求項18記載の商品販売システム。
  26. 前記買い物用端末は、入力された個人情報を前記購入商品情報と共に前記店舗サーバに送信し、
    前記店舗サーバは、前記買い物用端末から受信した前記購入商品情報に示された商品を、前記個人情報により分類された購入者層毎に集計し、集計結果を前記店舗内のネットワークに公開する、請求項18記載の商品販売システム。
  27. 前記集計結果をインターネット上に公開し、電子商取引で商品の購入を受け付けるウェブサーバをさらに有する、請求項22〜26のいずれか1項に記載の商品販売システム。
  28. 前記店舗サーバにより購入を受け付けた商品のうち購入者が配送を希望した商品と、前記ウェブサーバにより購入を受け付けた商品のうち購入者が配送を希望した商品の配送を統合管理する配送手段をさらに有する、請求項27記載の商品販売システム。
  29. 商品に近接して設置され、前記買い物用端末に該商品の価格を含む陳列情報を提供する商品情報装置をさらに有し、
    前記買い物用端末は、前記商品情報装置から前記陳列情報を取得して表示する、請求項18〜28のいずれか1項に記載の商品販売システム。
  30. 前記商品情報装置は、前記陳列情報が記録されたICカードである、請求項29記載の商品販売システム。
  31. 前記商品情報装置は、前記店舗内のネットワークに接続し、前記店舗サーバから前記陳列情報を取得して前記買い物用端末に提供する装置である、請求項29記載の商品販売システム。
  32. 前記店舗サーバは、前記買い物用端末から前記購入商品情報を受信する毎に、該購入商品情報を前記ロボットサーバに送信し、
    前記ロボットサーバは、前記購入商品情報を受信すると、該購入商品情報に示された商品をひとまとめに収集しておき、最後にまとめて前記レジ装置に配送する、請求項18〜31のいずれか1項に記載の商品販売システム。
  33. 前記買い物用端末は、前記購入商品情報を送信した商品の購入をキャンセルするとき、該商品の情報を含むキャンセル情報を前記店舗サーバに送信し、
    前記店舗サーバは、前記キャンセル情報を受信すると、該キャンセル情報を前記ロボットサーバに送信し、
    前記ロボットサーバは、前記キャンセル情報を受信すると、ひとまとめに収集された商品から、該キャンセル情報に示された商品を戻す、請求項32記載の商品販売システム。
  34. 店舗内のネットワークに接続されており、該店舗内のネットワークを介して、見本の確認を要求する見本要求情報を受け付け、また、購入を要求する商品を示す購入商品情報を受けて、該購入商品情報を集計し、購入商品リスト、および該購入商品リストに含まれている商品の代金の総額を含む代金情報を1回の売買毎に求める店舗サーバと、
    前記店舗内のネットワークを介して前記店舗サーバにアクセスし、前記見本要求情報を前記店舗サーバに送信し、また、前記商品を購入する旨を示す商品購入情報を前記店舗サーバに送信する買い物用端末と、
    前記店舗内のネットワークに接続されており、前記店舗サーバから前記代金情報の通知を受けて、商品と引き換えに代金を徴収するレジ装置と、
    前記店舗内のネットワークに接続されており、前記店舗サーバで受け付けられた前記見本要求情報に示されている商品の見本を前記レジ装置に配送する第1のロボットサーバと、
    前記店舗内のネットワークに接続されており、前記店舗サーバから前記購入商品リストの通知を受け、該購入商品リストにある商品を収集して前記レジ装置に配送する第2のロボットサーバとを有する商品販売システム。
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