JP2003207234A - 熱交換器 - Google Patents

熱交換器

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JP2003207234A
JP2003207234A JP2002007358A JP2002007358A JP2003207234A JP 2003207234 A JP2003207234 A JP 2003207234A JP 2002007358 A JP2002007358 A JP 2002007358A JP 2002007358 A JP2002007358 A JP 2002007358A JP 2003207234 A JP2003207234 A JP 2003207234A
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heat exchanger
desiccant
desiccant container
opening
refrigerant
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Kenichi Wada
賢一 和田
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    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B39/00Evaporators; Condensers
    • F25B39/04Condensers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 乾燥剤収容体への乾燥剤等の挿入作業性を向
上でき、装置全体としての組み付け作業性を向上しつ
つ、優れた熱交換効率を発揮する熱交換器を提供する。 【解決手段】 対向する一対のヘッダパイプ間を並行に
延びる複数のチューブで連通するとともに、少なくとも
一方のヘッダパイプ内に乾燥剤が収納された乾燥剤収容
体が内挿される熱交換器において、前記乾燥剤収容体
を、長手方向に連続的に延びる開口部を有する筒状体か
ら構成するとともに、前記開口部を、熱交換チューブか
ら流出される流体が乾燥剤収容体の外周面とヘッダパイ
プの内周面との間を回り込んだ後乾燥剤収容体内へ流入
する方向に配置したことを特徴とする熱交換器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用空調装置等
に用いられる熱交換器に関し、とくにヘッダパイプ内に
乾燥剤が収納された乾燥剤収容体が内挿される熱交換
器、たとえば受液器一体型凝縮器等に好適な熱交換器の
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】熱交換器、たとえば受液器を凝縮器に一
体化した受液器一体型凝縮器においては、いずれか一方
のヘッダパイプ内に乾燥剤が収納された筒状の乾燥剤収
容体が内挿されている。たとえば、図6に示すように、
複数のチューブ101が挿入されたヘッダパイプ102
内には、通液性を有す袋体103に充填された乾燥剤が
収納された乾燥剤収容体105が内挿されている。乾燥
剤収容体105は支持部材106、107に支持されて
いる。乾燥剤収容体105の下部はストレーナ部108
に挿入されている。ヘッダパイプ102の端部には蓋体
110、111が設けられており、ストレーナ部108
は蓋体111に支持されている。なお、図6において、
112はチューブ101間に配設されたフィンを示して
いる。
【0003】上記のような熱交換器100においては、
支持部材107の上部に接続されたチューブ101から
ヘッダパイプ102内に流入した冷媒は、乾燥剤収容体
105に設けられた開口部113から該収容体105内
に流入し乾燥剤104により水分が除去された後、ヘッ
ダパイプ102の支持部材107の下部に形成された液
溜め部114に一時的に貯留され該液溜め部114に連
通されたサブクールコアを形成する各チューブ101に
流入するようになっている。
【0004】しかし、上記のような熱交換器において
は、乾燥剤104が収納される乾燥剤収容体105は、
周面に複数の独立した不連続の開口部113が形成され
た樹脂または金属(たとえば、純アルミニウムまたはア
ルミニウム合金)からなる筒状体から構成されているの
で、乾燥剤104が充填された袋体103(以下、単に
乾燥剤等と言うこともある。)を収容体105へ挿入す
る際の作業性が著しく低下するおそれがある。
【0005】このため、本出願人により未だ出願未公開
の段階ではあるが、乾燥剤収容体を長手方向に連続して
延びる開口部を有する筒状体から構成することにより、
乾燥剤収容体への乾燥剤等の挿入作業性を向上した提案
がなされている(特願2001−378752号)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、先の提
案においては乾燥剤収容体は、長手方向に連続的に延び
る開口部を有する筒状体から構成されているので、以下
のような問題が生ずるおそれがある。つまり、図7に示
すようにチューブ115が連通されるヘッダパイプ11
6内に、袋体117に充填された乾燥剤118が収納さ
れた乾燥剤収容体119を挿入する際に、開口部120
をチューブ115の挿入側に向けて配置すると、チュー
ブ115から流出する冷媒が直接開口部120を介して
乾燥剤収容体119内へ流入するため、乾燥剤収容体1
19内における冷媒の流れに乱れが生じるおそれがあ
る。また、開口部120をチューブ115の挿入側に向
けて配置した場合には、液溜め部114において開口部
120から流出した液冷媒が直接サブクール部を構成す
るチューブ115へ流入するおそれがある。このため、
気泡が発生し易くなり気液分離が不完全になる結果、サ
ブクールコア部に気相が混入し易くなり冷却効果が低下
するおそれがある。
【0007】本発明の課題は、乾燥剤収容体への乾燥剤
等の挿入作業性を向上することにより、装置全体として
の組み付け作業性を向上しつつ、熱交換効率の低下のお
それを解消できる熱交換器を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る熱交換器は、対向する一対のヘッダパ
イプ間を並行に延びる複数のチューブで連通するととも
に、少なくとも一方のヘッダパイプ内に乾燥剤が収納さ
れた乾燥剤収容体が内挿される熱交換器において、前記
乾燥剤収容体を、長手方向に連続的に延びる開口部を有
する筒状体から構成するとともに、前記開口部を、熱交
換チューブから流出される流体が乾燥剤収容体の外周面
とヘッダパイプの内周面との間を回り込んだ後乾燥剤収
容体内へ流入する方向に配置したことを特徴とするもの
からなる。
【0009】上記開口部は、ヘッダパイプへの熱交換チ
ューブの挿入側と反対側270°の円周角範囲内に配置
することが好ましい。上記範囲を外れて開口部を配する
と、該開口部から直接乾燥剤収容体内へ流入する冷媒量
が増大するため、乾燥剤収容体内における液冷媒の液面
や流れが乱され気泡が発生し易くなる。
【0010】上記乾燥剤収容体を構成する筒状体は、横
断面を略C字状に形成することができる。たとえば、一
枚の平板を長手方向に連続的に延びる開口部を形成する
ようにロール成形したり、あるいは横断面が円形、だ円
形、一部に平面を有するトラック形、多角形等の直管状
パイプに長手方向に連続的に延びる切欠きを設ければ簡
単に上記のような乾燥剤収容体を構成することができ
る。
【0011】上記乾燥剤収容体の開口部開口寸法は、筒
状体の横断面中心を中心とする円周角の10°以上、9
0°以下の範囲にすることが好ましい。10°未満にな
り開口寸法が小さくなると乾燥剤収容体内部への通液抵
抗が著しく増大するおそれがある。一方、90°を越え
開口寸法が大きくなり過ぎると乾燥剤収容体による乾燥
剤等の保持強度が低下するおそれがある。
【0012】また、上記乾燥剤収容体を構成する筒状体
は、樹脂または純アルミニウム、アルミニウム合金等の
金属から構成することができる。
【0013】本発明に係る熱交換器は、ヘッダパイプ内
に乾燥剤を収納した乾燥剤収容体が挿入されるタイプの
熱交換器に広く適用することができるが、とくにヘッダ
パイプの下部に液溜め部が形成され、冷却コアとサブク
ールコアとを有するサブクールタイプコンデンサに好適
なものである。
【0014】上記のような熱交換器においては、乾燥剤
収容体は長手方向に連続的に延びる開口部を有する筒状
体から構成されている。このような筒状体は、たとえ
ば、一枚の平板の両端部に隙間をあけてロール成形する
ことにより、また、市販の直管状パイプに長手方向に連
続的に延びる切り欠きを設けることにより、あるいは射
出成形、押し出し成形等により一つの工程で簡単に成形
することができる。また、上記のような開口部を設けれ
ば、乾燥剤等を挿入する際には開口部を両側に拡げ筒状
体を弾性変形させることができるので、乾燥剤等の挿入
作業性を向上できる。また、乾燥剤等の挿入後は筒状体
が弾性復元することにより乾燥剤等を確実に保持するこ
とができる。
【0015】また、上記のような熱交換器においては、
熱交換チューブから流出した流体(冷媒)は、乾燥剤収
容体の外周面に当たり、その後乾燥剤収容体の外周面と
ヘッダパイプの内周面との間を回り込む。これにより冷
媒を整流し安定した流れで開口部から乾燥剤収容体内へ
流入させることができる。したがって、乾燥剤収容体内
における液面や冷媒の流れの乱れを防止でき、気液分離
効果を向上しサブクールコアへの気相の混入を確実に防
止できる。また、液溜め部において開口部から流出した
液冷媒が直接サブクールを構成するチューブへ流入する
こともなくなるので、一層確実にサブクールコアへの気
相の混入を防止できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る熱交換器の
望ましい実施の形態について、図面を参照して説明す
る。図1ないし図3は、本発明の一実施態様に係る熱交
換器を示している。本実施態様においては、主として受
液器一体型凝縮器、中でもとくにサブクールタイプコン
デンサに本発明を適用した場合について説明する。
【0017】図において、1はサブクールタイプコンデ
ンサを示している。サブクールタイプコンデンサ1は、
上下方向に互いに並行に延びる第2のヘッダパイプ2お
よび第1のヘッダパイプ3と、両ヘッダパイプ2、3間
を連通する、並行に延びる複数の熱交換チューブ4を有
している。各熱交換チューブ4間およびそれらの最外層
部には、コルゲートタイプのフィン5が設けられてい
る。第2のヘッダ2の上部には冷媒の入口パイプ6が、
下部には冷媒の出口パイプ7が、それぞれ設けられてい
る。
【0018】第2のヘッダパイプ2内には仕切板8が設
けられており、該仕切板8により、第2のヘッダパイプ
2内が上部空間と下部空間とに区画されている。この仕
切板8により、上記複数の熱交換チューブ4の配設領域
が、コンデンサ1に導入されてきた冷媒を凝縮する冷媒
凝縮コア9と、該冷媒凝縮コア9で凝縮された冷媒をさ
らに過冷却するサブクールコア10とに区画されてい
る。すなわち、一体に形成された第2のヘッダパイプ2
内に仕切板8を設けることにより、コンデンサ1のコア
全体が、冷媒凝縮コア9とサブクールコア10とに区画
されている。そして本実施態様では、冷媒凝縮コア9に
おける、並行に延びる複数の熱交換チューブ4によって
形成される冷媒通路が1パス通路に形成されている。し
たがって、入口パイプ6から第2のヘッダパイプ2内に
導入された冷媒は、冷媒凝縮コア9の各熱交換チューブ
4を1パス通路形態で通過して第1のヘッダパイプ3内
に流入し、第1のヘッダパイプ3内を下方に流動した
後、直接、サブクールコア10への入口側に導入されて
サブクールコア10の各熱交換チューブ4を通過し、出
口パイプ7から流出される。ただし、冷媒凝縮コア9部
を2パス以上の通路に構成することも可能である。
【0019】なお、本実施態様においては、サブクール
タイプコンデンサコア全体に対する、サブクールコア部
の占有率を約10%程度にしている。本出願人による実
験によれば、占有率は、5〜12%程度が好ましく、こ
の範囲内に設定することにより、車両エンジンルーム内
のコンデンサ設置スペースの制限、すなわち、限られた
コンデンササイズ内におけるサブクール化から生じる、
高圧側圧力の上昇、それに伴う、車両燃費の低下を抑制
しつつ、最適な過冷却度を実現できる。
【0020】そして、本実施態様では、第1のヘッダパ
イプ3における、サブクールコア10への入口側に相当
するヘッダ部分が、液溜め部11に構成されている。冷
媒凝縮コア9からの冷媒、つまり、第1のヘッダ3の上
部側からの冷媒は乾燥剤12により水分が除去された
後、この液溜め部11に溜められ、そこからサブクール
コア10の各熱交換チューブ4へと流入されることにな
る。
【0021】また、第1のヘッダパイプ3内には、乾燥
剤ユニット13が挿入されている。乾燥剤ユニット13
は、乾燥剤12が充填された通液性を有する袋体17と
これらが収納される乾燥剤収容体18とを有している。
【0022】本実施態様においては、乾燥剤収容体18
は図5に示すように長手方向に連続的に延びる開口部1
9を有する筒状体から構成されており、横断面は略C字
状になっている。また、本実施態様においては、乾燥剤
収容体18の開口部19は、図2、図3に示すように冷
媒凝縮コア9を構成する熱交換チューブ群4から流出し
た冷媒が乾燥剤収容体18の外周面とヘッダパイプ3の
内周面との間を回り込んだ後に乾燥剤収容体18内へ流
入する方向、換言すれば開口部19はチューブ4から流
出した冷媒が乾燥剤収容体18内へ直接流入しない方向
に向けられている。本実施態様においては、開口部19
はチューブ4の挿入側と略反対側に配置されているが、
図4に示すように配置することも可能である。つまり、
開口部19はヘッダパイプ3へのチューブ4の挿入側と
反対側270°の円周角の範囲内に開口することができ
る。また、開口部19の開口寸法Crは横断面中心を中
心とする円周角の10°以上、90°以下の範囲にする
ことが好ましい。
【0023】乾燥剤収容体18は、樹脂または金属から
構成することができる。長手方向に連続的に延びる開口
部19を有する乾燥剤収容体18は、たとえば樹脂等か
らなる一枚の平板の両端部に隙間をあけてロール成形す
ることにより、また市販の直間状のパイプに長手方向に
連続的に延びる切り欠きを設けることにより、あるいは
射出成形、押し出し成形等により一つの工程で簡単に成
形することができる。
【0024】また、乾燥剤収容体18は環状の支持部材
15、16に支持されている。乾燥剤収容体18の下部
は冷媒中に混入した異物等を捕捉するストレーナ14に
挿入されている。ストレーナ14は、ヘッダパイプ3の
一端に螺合された蓋体20に支持されている。ヘッダパ
イプ3の他端には蓋体21がろう付けされている。
【0025】本実施態様においては、乾燥剤収容体18
は長手方向に連続的に延びる開口部19を有する筒状体
から構成されているので、乾燥剤収容体18内に、乾燥
剤等を挿入する際には、開口部19を両側に拡げ乾燥剤
収容体18を弾性変形させれば乾燥剤等を内部に容易に
収納させることができ乾燥剤等の挿入作業性を向上でき
る。また、乾燥剤等の挿入作業終了後は乾燥剤収容体1
8が弾性復元され乾燥剤等が確実に保持される。
【0026】また、本実施態様のようなサブクールタイ
プコンデンサ1においては、チューブ4から流出した冷
媒は、図3、図4の矢印に示すように乾燥剤収容体18
の外周面に当たり、その後乾燥剤収容体18の外周面と
ヘッダパイプ3の内周面との間を回り込み開口部19か
ら乾燥剤収容体18の内部へ流入する。したがって、冷
媒を整流しながら安定した流れで開口部19から乾燥剤
収容体18内へ流入させることができるので、乾燥剤収
容体18内における冷媒の液面や流れの乱れを防止で
き、気液分離効果を向上しサブクールコア10への気相
の混入を確実に防止できる。また、液溜め部11におい
ては、開口部19から流出する液冷媒が直接サブクール
コア10を構成するチューブ4内へ流入することがなく
なるので、一層確実にサブクールコア10への気相の混
入を防止できる。
【0027】また、本実施態様においては、開口部19
の開口寸法Crは乾燥剤収容体18の横断中心を中心と
する円周角の10°以上90°以下の範囲に設定されて
いるので、乾燥剤収容体18内への冷媒の流路抵抗の増
大を防止しつつ、乾燥剤収容体18による乾燥剤等の保
持強度が十分確保されるようになっている。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の熱交換器
によるときは、乾燥剤収容体を一つの工程で容易にしか
も低コストで製造できるとともに、乾燥剤収容体への乾
燥剤等の挿入作業性を向上することができるので、装置
全体としての組み付け作業性を向上しコストダウンを図
ることができる。
【0029】また、チューブから流出した冷媒を整流し
て安定した流れで乾燥剤収容体内へ流入させることがで
きるので、乾燥剤収容体内における冷媒液面等の乱れを
防止できる。したがって、気液分離効果を向上しサブク
ールコアへの気相の混入を防止でき、冷却性能を向上す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様に係る熱交換器の正面図で
ある。
【図2】図1の熱交換器の第1のヘッダパイプの拡大縦
断面図である。
【図3】図1の熱交換器の第1のヘッダパイプの拡大横
断面図である。
【図4】図1の熱交換器とは、別の態様の熱交換器の第
1のヘッダパイプの拡大横断面図である。
【図5】図1の熱交換器の乾燥剤収容体の斜視図であ
る。
【図6】従来の熱交換器の乾燥剤収容体が内挿されるヘ
ッダパイプの縦断面図である。
【図7】本出願人の先の提案に係る熱交換器のヘッダパ
イプの拡大横断面図である。
【符号の説明】 1 サブクールタイプコンデンサ 2 第2のヘッダパイプ 3 第1のヘッダパイプ 4 熱交換チューブ 5 フィン 6 入口パイプ 7 出口パイプ 8 仕切板 9 冷媒凝縮コア 10 サブクールコア 11 液溜め部 12 乾燥剤 13 乾燥剤ユニット 14 ストレーナ 15、16 支持部材 17 袋体 18 乾燥剤収容体 19 開口部 20、21 蓋体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F28F 17/00 501 F28F 17/00 501D

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向する一対のヘッダパイプ間を並行に
    延びる複数のチューブで連通するとともに、少なくとも
    一方のヘッダパイプ内に乾燥剤が収納された乾燥剤収容
    体が内挿される熱交換器において、前記乾燥剤収容体
    を、長手方向に連続的に延びる開口部を有する筒状体か
    ら構成するとともに、前記開口部を、熱交換チューブか
    ら流出される流体が乾燥剤収容体の外周面とヘッダパイ
    プの内周面との間を回り込んだ後乾燥剤収容体内へ流入
    する方向に配置したことを特徴とする熱交換器。
  2. 【請求項2】 前記開口部がヘッダパイプへの熱交換チ
    ューブの挿入側と反対側270°の円周角範囲内に配置
    されている、請求項1の熱交換器。
  3. 【請求項3】 前記熱交換器が、冷媒を凝縮する冷媒凝
    縮コアと、該冷媒凝縮コアで凝縮された冷媒をさらに凝
    縮するサブクールコアとを有するサブクールタイプコン
    デンサからなる、請求項1または2の熱交換器。
JP2002007358A 2001-12-12 2002-01-16 熱交換器 Withdrawn JP2003207234A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180007661A (ko) * 2016-07-13 2018-01-23 한온시스템 주식회사 응축기 리시버 드라이어 냉매 필터

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