JP2003195728A - プロセスカートリッジおよび画像形成装置 - Google Patents

プロセスカートリッジおよび画像形成装置

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JP2003195728A
JP2003195728A JP2001399466A JP2001399466A JP2003195728A JP 2003195728 A JP2003195728 A JP 2003195728A JP 2001399466 A JP2001399466 A JP 2001399466A JP 2001399466 A JP2001399466 A JP 2001399466A JP 2003195728 A JP2003195728 A JP 2003195728A
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cartridge
process cartridge
image forming
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forming apparatus
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Tachio Kawai
太刀夫 河井
Koji Hashimoto
浩二 橋本
Tomonori Mori
友紀 森
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プロセスカートリッジが画像形成装置本体の
誤ったカートリッジ装着部に装着されることを防止で
き、また、プロセスカートリッジが誤挿入された場合で
も、プロセスカートリッジを誤挿入したことを直ちに視
覚的に認識することができるプロセスカートリッジおよ
び画像形成装置を提供する。 【解決手段】 プロセスカートリッジ7をそれぞれ着脱
可能に装着する複数のカートリッジ装着部29a、29
b‥のそれぞれにプロセスカートリッジ7の識別を行う
ための本体識別ラベル30a、30b‥を設けるととも
に、複数のカートリッジ装着部29a、29b‥のそれ
ぞれに対応して装着するプロセスカートリッジ7a、7
b‥においても本体識別ラベル30a、30b‥と一致
するカートリッジ識別ラベル106a、106b‥をド
ラムシャッター100a、100b‥にそれぞれ設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に着
脱可能なプロセスカートリッジおよび画像形成装置に関
するものである。
【0002】ここで、画像形成装置は、電子写真画像形
成プロセスを用いて、記録紙、OHPシートあるいは布
等の記録媒体に画像を形成する装置であり、例えば、電
子写真複写機、電子写真プリンター(例えば、LEDプ
リンター、レーザービームプリンター等)、電子写真フ
ァクシミリ装置、および電子写真ワードプロセッサ等が
含まれる。
【0003】また、プロセスカートリッジとしては、像
担持体としての電子写真感光体と該電子写真感光体に作
用するプロセス手段の少なくとも一つとを一体的にカー
トリッジ化して画像形成装置本体に対して着脱可能とす
るもの、あるいは、電子写真感光体ドラムと少なくとも
現像手段としての現像ローラとを一体的にカートリッジ
化して画像形成装置本体に対して着脱可能とするものを
いう。
【0004】
【従来の技術】電子写真画像形成プロセスを用いた画像
形成装置においては、画像形成装置のメンテナンスフリ
ーおよび消耗品の交換を容易にするという目的で、像担
持体である電子写真感光体と電子写真感光体に作用する
少なくとも一つのプロセス手段、および現像剤を収納す
る現像剤収納部等を一体的にカートリッジ化して画像形
成装置本体に着脱可能としたプロセスカートリッジが用
いられている。このようなプロセスカートリッジを用い
て多色(カラー)画像を形成する画像形成装置の構成と
しては、色の異なる現像剤をそれぞれ収納した複数のプ
ロセスカートリッジを並列して画像形成部を構成してい
る。
【0005】この種の多色画像形成装置に用いる複数の
プロセスカートリッジにおいては、所定色の現像剤を収
納したプロセスカートリッジは画像形成装置本体の予め
設定された所定のカートリッジ装着部へ挿入し装着する
ことを要する。しかしながら、プロセスカートリッジ
は、一般に、収納する現像剤の色に関わらず、同一形
状、同一形態で作製されている。そのため、画像形成装
置本体の所定のカートリッジ装着部へ所定色の現像剤を
収納したプロセスカートリッジを識別して確実に装着す
ることができるように、各カートリッジ装着部にプロセ
スカートリッジの識別を行うための各種の本体識別用切
り欠き部を設け、対応するプロセスカートリッジには前
記本体識別用切り欠き部に進入し係合することのできる
ように設置位置や形状が対応する識別用凸部がそれぞれ
設けられている。これにより、プロセスカートリッジを
画像形成装置本体に装着する際に、プロセスカートリッ
ジの識別用凸部とカートリッジ装着部の本体識別用切り
欠き部とを確認し、それらの識別用凸部と識別用切り欠
き部の設置位置や形状が一致するようにしてプロセスカ
ートリッジを所定のカートリッジ装着部に装着してい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような従来の多色画像形成装置においては、プロセス
カートリッジを画像形成装置本体に対して新規に装着す
る際、あるいは、プロセスカートリッジの寿命によりプ
ロセスカートリッジを交換する際に、プロセスカートリ
ッジとカートリッジ装着部の対応関係の判別が難しく、
プロセスカートリッジを対応する所定のカートリッジ装
着部とは異なったカートリッジ装着部に誤挿入したこと
に気がつきにくく、また、プロセスカートリッジを対応
する所定のカートリッジ装着部とは異なったカートリッ
ジ装着部に誤挿入と気が付かずに無理やり挿入すると、
プロセスカートリッジの識別用凸部やカートリッジ装着
部の本体識別用切り欠き部が破損するという問題があっ
た。
【0007】そこで、本発明は、前記従来技術の有する
未解決な課題に鑑みてなされたものであって、プロセス
カートリッジが画像形成装置本体の誤ったカートリッジ
装着部に装着されることを防止でき、また、プロセスカ
ートリッジが誤挿入された場合でも、プロセスカートリ
ッジを誤挿入したことを視覚的に認識することができる
プロセスカートリッジおよび画像形成装置を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のプロセスカートリッジは、複数のプロセス
カートリッジをそれぞれ着脱可能に装着しうるように構
成された複数のカートリッジ装着部を備えた画像形成装
置本体に着脱可能なプロセスカートリッジであって、電
子写真感光体と、前記電子写真感光体に作用する少なく
とも一つのプロセス手段と、前記電子写真感光体を回転
自在に支持するとともに前記電子写真感光体の一部を露
出させる開口部が形成されたカートリッジ枠体と、前記
開口部を遮蔽する遮蔽位置と該遮蔽位置から退避して前
記電子写真感光体を前記開口部から露出させる退避位置
との間を移動可能に設けられたシャッター部材と、前記
シャッター部材を移動させるためのシャッター部材開閉
手段とを有するプロセスカートリッジにおいて、前記画
像形成装置本体における複数のカートリッジ装着部に設
けられたプロセスカートリッジの識別を行うための各種
の本体識別ラベルと一致するカートリッジ識別ラベルを
それぞれ前記シャッター部材に付してあることを特徴と
する。
【0009】本発明のプロセスカートリッジにおいて
は、前記カートリッジ枠体内に現像剤を収納する現像剤
収納部が配設されていることが好ましく、また、前記プ
ロセスカートリッジの前記シャッター部材に付されたカ
ートリッジ識別ラベルは、該プロセスカートリッジに収
納される現像剤の色に対応した色を付けたラベルであ
り、該プロセスカートリッジを装着する前記カートリッ
ジ装着部に設けられた本体識別ラベルも同色の本体識別
ラベルが設けられていることが好ましい。
【0010】さらに、本発明の画像形成装置は、複数の
プロセスカートリッジを着脱可能に装着して記録媒体に
画像を形成する画像形成装置であって、複数のプロセス
カートリッジをそれぞれ着脱可能に装着するための複数
のカートリッジ装着部と前記記録媒体を搬送するための
搬送手段とを備える画像形成装置において、前記カート
リッジ装着部には、プロセスカートリッジの識別を行う
ための各種の本体識別ラベルがそれぞれ設けられ、前記
プロセスカートリッジは、電子写真感光体と、該電子写
真感光体に作用する少なくとも一つのプロセス手段と、
前記電子写真感光体を回転自在に支持するとともに前記
電子写真感光体の一部を露出させる開口部が形成された
カートリッジ枠体と、前記開口部を遮蔽する位置と該遮
蔽位置から退避して前記電子写真感光体を前記開口部か
ら露出させる退避位置との間を移動可能に設けられたシ
ャッター部材と、該シャッター部材を移動させるための
シャッター部材開閉手段とを有し、前記カートリッジ装
着部のそれぞれに設けられた前記本体識別ラベルと一致
するカートリッジ識別ラベルを前記シャッター部材にそ
れぞれ付してあることを特徴とする。
【0011】本発明の画像形成装置において、前記カー
トリッジ装着部に設けられた本体識別ラベルおよび前記
プロセスカートリッジに設けられたカートリッジ識別ラ
ベルは、前記プロセスカートリッジに収納される現像剤
の色毎に異なる色ラベルであることが好ましい。
【0012】
【作用】本発明によれば、画像形成装置本体の複数のカ
ートリッジ装着部のそれぞれにプロセスカートリッジの
識別を行うための各種の本体識別ラベルを設けるととも
に、カートリッジ装着部のそれぞれに対応する各プロセ
スカートリッジのシャッター部材に本体識別ラベルと一
致するカートリッジ識別ラベルを設けることにより、プ
ロセスカートリッジを誤ったカートリッジ装着部に装着
してしまうようなことを防止することができ、また、万
が一プロセスカートリッジが誤挿入された場合でも、プ
ロセスカートリッジやカートリッジ装着部に識別用の突
起や切欠きを設けるものでないためにプロセスカートリ
ッジや画像形成装置本体を破損することがなく、さらに
プロセスカートリッジが誤挿入されたことを直ちに視覚
的に認識することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0014】先ず、本発明に係る画像形成装置の全体構
成および画像形成について、図1を参照して概略説明す
る。図1は、本発明の画像形成装置の一実施形態である
フルカラーレーザービームプリンターの全体構成を示す
縦断面図である。
【0015】図1に図示する画像形成装置Pは、像担持
体としての電子写真感光体(以下、単に感光体ドラムと
もいう)1を備えた画像形成部が垂直方向に複数(図1
においては4個)並設されている。各画像形成部におけ
る感光体ドラム1(1a、1b‥‥)は、図示しない駆
動手段によって、図1において反時計回りに回転駆動さ
れる。画像形成部において、感光体ドラム1(1a、1
b‥‥)の周囲には、その回転方向に従って、感光体ド
ラム1(1a、1b‥‥)の表面を均一に帯電する帯電
装置2(2a、2b‥‥)、画像情報に基づいてレーザ
ービームを感光体ドラム1上に照射して静電潜像を形成
するスキャナユニット3(3a、3b‥‥)、静電潜像
に現像剤を付着させて現像剤像として現像する現像装置
4(4a、4b‥‥)、感光体ドラム1上の現像剤像を
記録媒体Sに転写させる静電転写装置5の静電転写ベル
ト11と転写ローラ12(12a、12b‥‥)、およ
び、転写後の感光体ドラム1の表面に残った転写残現像
剤を除去するクリーニング装置6(6a、6b‥‥)が
それぞれ配設されている。
【0016】本実施形態においては、感光体ドラム1
(1a、1b‥‥)、帯電装置2(2a、2b‥‥)、
現像装置4(4a、4b‥‥)およびクリーニング装置
6(6a、6b‥‥)、ならびに現像剤収納部(不図
示)等を一体化して、それぞれ、プロセスカートリッジ
7(7a、7b‥‥)を構成し、これらの各プロセスカ
ートリッジ7(7a、7b‥‥)を画像形成装置本体
(以下、単に装置本体ともいう)26のカートリッジ装
着部(29a、29b‥‥)(図4参照)にそれぞれ着
脱自在に装着してあり、スキャナユニット3(3a、3
b‥‥)は装置本体26に取り付けられている。
【0017】以下に、画像形成装置の各装置の構成につ
いて順次詳述する。なお、複数の画像形成部の構成は概
略同様である。
【0018】感光体ドラム1(1a、1b‥‥)は、例
えば直径30mmのアルミシリンダの外周面に有機光導
伝体層(OPC感光体)を塗布して構成したものであ
る。感光体ドラム1は、その両端部を支持部材(不図
示)によって回転自在に支持されており、一方の端部に
画像形成装置本体側の駆動モータ(不図示)からの駆動
力が伝達されることにより、図1において反時計周りに
回転駆動される。
【0019】帯電装置2(2a、2b‥‥)は、接触帯
電方式のものを使用することができる。帯電装置2は、
ローラ状に形成された導電性ローラを有し、この帯電ロ
ーラを感光体ドラム1の表面に当接させるとともに帯電
ローラに帯電バイアス電圧を印加することにより、感光
体ドラム1の表面を一様に帯電させる。
【0020】スキャナユニット3(3a、3b‥‥)
は、各感光体ドラム1(1a、1b‥‥)の略水平方向
に配置されている。スキャナユニット3(3a、3b‥
‥)は、レーザーダイオード(不図示)によって画像信
号に対応する画像光を、スキャナモーター(不図示)に
よって高速回転されるポリゴンミラー9(9a、9b‥
‥)に照射させて、ポリゴンミラー9(9a、9b‥
‥)により反射した画像光は、結像レンズ10(10
a、10b‥‥)を介して、帯電済みの感光体ドラム1
(1a、1b‥‥)の表面を選択的に露光して各色に対
応する静電潜像を形成するように構成している。
【0021】現像装置4(4a、4b‥‥)は、イエロ
ー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色の現像剤をそれ
ぞれ収納した現像器から構成されている。対応する感光
体ドラム1(1a、1b‥‥)上の静電潜像に各色の現
像剤を付着させて現像剤像として現像する。
【0022】クリーニング装置6(6a、6b‥‥)
は、感光体ドラム1(1a、1b‥‥)上の現像剤像を
静電転写装置5により記録媒体Sに転写した後の転写残
りの残留現像剤を掻き落とし除去するためのものであ
り、クリーニング装置6によってクリーニングされた感
光体ドラム1(1a、1b‥‥)は、再び次の画像形成
プロセスが可能となる。
【0023】静電転写装置5は、記録媒体Sを複数の感
光体ドラム1(1a、1b‥‥)にそれぞれ接触させる
ように記録媒体Sを静電吸着して搬送する静電転写ベル
ト11と、各感光体ドラム1に形成された現像剤像を記
録媒体Sに転写するために各感光体ドラム1(1a、1
b‥‥)に対向する位置にそれぞれ配置された転写ロー
ラ12(12a、12b‥‥)とを有する。
【0024】静電転写ベルト11は、1011〜1014Ω
・cmの体積固有抵抗を持たせたフィルム状部材で構成
され、全ての感光体ドラム1(1a、1b‥‥)に接す
るように循環移動するように配設されている。静電転写
ベルト11は、本実施形態においては、周長約700m
m、厚み約150μmのベルトであり、駆動ローラ1
3、従動ローラ14a、14bおよびテンションローラ
15の4本のローラに掛け渡され、駆動ローラ13を介
して、図1に示す矢印方向に回転駆動される。また、下
端の従動ローラ14aに対向する部位に静電吸着ローラ
22が配置されている。この静電吸着ローラ22は、静
電転写ベルト11との間に記録媒体Sを挟み込むように
静電転写ベルト11の外周に圧接され、静電転写ベルト
11と静電吸着ローラ22との間に電圧を印加すること
により、誘電体である記録媒体Sと静電転写ベルト11
の誘電体層に電荷を誘起させ、記録媒体Sを静電転写ベ
ルト11の外周に静電吸着させる。
【0025】また、転写ローラ12(12a、12b‥
‥)は、複数の感光体ドラム1(1a、1b‥‥)に対
向する位置にそれぞれ配置され、静電転写ベルト11の
内側に当接する。これらの転写ローラ12から正極性の
電荷を静電転写ベルト11を介して記録媒体Sに印加す
ることにより、この電荷による電界により、感光体ドラ
ム1に接触中の記録媒体Sに感光体ドラム1上の負極性
の現像剤像が転写される。
【0026】以上のように構成される静電転写装置5に
おいて、静電転写ベルト11は、静電吸着ローラ22に
よって図1において左側の外周面に記録媒体Sを静電吸
着して記録媒体Sを各感光体ドラム1(1a、1b‥
‥)に接触させるべく循環移動する。記録媒体Sは、従
動ローラ14a側から駆動ローラ13側へ搬送される間
に、感光体ドラム1(1a、1b‥‥)に対向する転写
ローラ12(12a、12b‥‥)の作用により、各感
光体ドラム1(1a、1b‥‥)上の現像剤像が転写さ
れる。
【0027】また、給紙部16は、画像形成部に記録媒
体Sを給紙搬送するものであり、複数枚の記録媒体Sが
給紙カセット17に収納されている。画像形成時には給
紙ローラ(半月ローラ)18、レジストローラ対19を
画像形成動作に応じて駆動回転させ、給紙カセット17
内の記録媒体Sを1枚毎分離給送するとともに記録媒体
Sの先端をレジストローラ対19に突き当てて一旦停止
させてループを形成させる。その後に、静電転写ベルト
11の回転と画像書出し位置の同期をとって、レジスト
ローラ対19を回転させて静電転写ベルト11へと給紙
させていく。
【0028】定着部20は、記録媒体Sに転写された複
数色の現像剤画像を定着させるものであり、回転する加
熱ローラ21aと、これに圧接して記録媒体Sに熱およ
び圧力を与える加圧ローラ21bとからなる。すなわ
ち、各感光体ドラム1上の現像剤像が転写された記録媒
体Sは、定着部20を通過する際に、定着ローラ対21
(21a、21b)で搬送されるとともに、定着ローラ
対21によって熱および圧力を与えられる。これによっ
て、複数色の現像剤像が記録媒体Sの表面に定着され
る。
【0029】次に、本発明の画像形成装置による画像形
成工程について説明する。装置本体26の各カートリッ
ジ装着部29にそれぞれ装着されたプロセスカートリッ
ジ7(7a、7b‥‥)が、印字タイミングに合わせて
順次駆動され、その駆動に応じて感光体ドラム1(1
a、1b‥‥)が、反時計回り方向に回転駆動される。
そして、各々のプロセスカートリッジ7(7a、7b‥
‥)に対応するスキャナユニット3(3a、3b‥‥)
が順次駆動される。
【0030】この駆動により、帯電装置2(2a、2b
‥‥)は感光体ドラム1(1a、1b‥‥)の周面に一
様な電荷を付与し、スキャナユニット3(3a、3b‥
‥)は、その感光体ドラム1(1a、1b‥‥)の周面
に画像信号に応じて露光を行って感光体ドラム1(1
a、1b‥‥)の周面上に各色の静電潜像を形成する。
現像装置4(4a、4b‥‥)内の現像ローラは、プロ
セスカートリッジ7(7a、7b‥‥)内の現像剤収納
部に収納されている現像剤を供給して、静電潜像の低電
位部に現像剤を転移させ感光体ドラム1(1a、1b‥
‥)の周面上に現像剤像を形成(現像)する。
【0031】最上流の感光体ドラム1aの周面上の現像
剤像の先端が静電転写ベルト11との対向点に回転搬送
されてくるタイミングに合わせてその対向点に記録媒体
Sの印字開始位置が一致するように、レジストローラ対
19が回転を開始して、記録媒体Sを静電転写ベルト1
1へ給送する。
【0032】記録媒体Sは、静電吸着ローラ22と静電
転写ベルト11とによって静電転写ベルト11の外周に
圧接され、そして、静電転写ベルト11と静電吸着ロー
ラ22との間に電圧を印加することにより、静電転写ベ
ルト11の外周に静電吸着される。これにより、記録媒
体Sは、静電転写ベルト11に安定して吸着され、最下
流の転写部まで搬送される。
【0033】このように、記録媒体Sは、静電転写ベル
ト11により搬送されながら、感光体ドラム1a、1b
‥‥と対応する転写ローラ12a、12b‥‥との間に
形成される電界によって、各感光体ドラム1a、1b‥
‥にそれぞれ形成されている各色の現像剤像が順次転写
される。
【0034】各色の現像剤像が転写された記録媒体S
は、ベルト駆動ローラ13の曲率により静電転写ベルト
11から曲率分離され、定着部20に搬入される。記録
媒体Sは、定着部20で加熱ローラ21aと加圧ローラ
21bにより現像剤像を熱定着された後、排紙ローラ対
23によって、排紙部24から画像面を下にした状態で
本体外に排出される。
【0035】一方、感光体ドラム1(1a、1b‥‥)
の表面上の転写残りである残留現像剤は、それぞれのク
リーニング装置6(6a、6b‥‥)によって掻き落と
される。そして、クリーニングされた感光体ドラム1
(1a、1b‥‥)は、再び次の画像形成プロセスが可
能となる。
【0036】なお、図1において、符号100(100
a、100b‥‥)は、プロセスカートリッジ7(7
a、7b‥‥)の枠体に感光体ドラム1(1a、1b‥
‥)の一部を露出させるように形成された開口部をカバ
ーするためのシャッター部材(以下、単にドラムシャッ
ターともいう)であり、図1では開口部から退避した位
置へ移動された状態にある。このドラムシャッター10
0の詳細については後述する。
【0037】次に、画像形成装置本体に着脱可能なプロ
セスカートリッジおよび画像形成装置本体のカートリッ
ジ装着部の構成について、図2ないし図5を参照して説
明する。
【0038】図2は本発明の画像形成装置を前カバーを
開放した状態で示す斜視図であり、図3の(a)および
(b)は本発明のプロセスカートリッジの左側面図と右
側面図であり、図4は本発明のプロセスカートリッジの
一部を破断してドラムシャッター部分を拡大して示す側
面図である。図5は本発明の画像形成装置のカートリッ
ジ装着部にプロセスカートリッジを装着した状態を示す
一実施形態の正面図である。
【0039】プロセスカートリッジ7(7a、7b‥
‥)は、各プロセス部材(感光体ドラム1、帯電装置
2、現像装置4、クリーニング装置6等)の寿命や現像
剤収納部に収納される現像剤量等を考慮して、ある所定
量の画像形成の後は、新しいものと交換するように構成
されている。各プロセス部材の寿命や現像剤の消費によ
りプロセスカートリッジの交換を要する際やプロセスカ
ートリッジを画像形成装置の装置本体に新規に装着する
際に、各プロセスカートリッジ7は、装置本体26のカ
ートリッジ装着部(29、図2参照)に対して感光体ド
ラム1の母線方向と直角方向に装着および取り出しを行
うことができるように構成されている。
【0040】画像形成装置Pの装置本体26は、図2に
示すように、プロセスカートリッジ7の長手方向(感光
体ドラム1の長手方向)以上の幅を有する装入口28が
設けられている。この装入口28には前カバー25およ
び上カバー25Aが開閉可能に取り付けられている。前
カバー25には、静電転写装置5の静電転写ベルト1
1、駆動ローラ13、従動ローラ14a、14b、テン
ションローラ15および転写ローラ12(12a、12
b‥‥)が配設されている。前カバー25および上カバ
ー25Aは、通常は、図1に示すように(および図2に
一点鎖線で示すように)閉鎖されており、プロセスカー
トリッジ7の新規な装着や交換時には、前カバー25お
よび上カバー25Aは、図2に示すように開放され、同
時に静電転写装置5も移動して装入口28が開放され
る。
【0041】装置本体26の装入口28内の両壁面に
は、図2に示すように、プロセスカートリッジ7を装着
するカートリッジ装着部29(29a、29b‥‥)を
構成する本体ガイド29A(29Aa、29Ab‥‥)
および29B(29Ba、29Bb‥‥)がそれぞれ等
間隔で複数(図4においては4個)並列して設けられ、
各カートリッジ装着部29(29a、29b‥‥)に
は、その前面部に、プロセスカートリッジ7の識別を行
うための各種の本体識別ラベル30(30a、30b‥
‥)が設けられている。また、各カートリッジ装着部2
9(29a、29b‥‥)には、プロセスカートリッジ
7を所定の位置にセットするためのプロセスカートリッ
ジ押えばね(不図示)がそれぞれ配置されている。新た
なプロセスカートリッジ7を画像形成装置の装置本体2
6のカートリッジ装着部29へ装着した後に、前カバー
25および上カバー25Aを閉めることで、プロセスカ
ートリッジ7は、プロセスカートリッジ押えばね(不図
示)の押圧により所定の位置にセットされ、同時に、図
1に示すように各プロセスカートリッジ7の感光体ドラ
ム1に静電転写装置5の静電転写ベルト11が当接す
る。
【0042】一方、プロセスカートリッジ7(7a、7
b‥‥)は、図3の(a)および(b)に示すように、
その幅方向(感光体ドラム1の長手方向)の両端部前方
に把手部105(105A、105B)が設けられ、両
側壁の後方部には外方に突出する突出ガイド部104
(104A、104B)が設けられている。プロセスカ
ートリッジ7を画像形成装置Pの装置本体26に装着す
る際に、使用者は、把手部105(105A、105
B)を手で掴んで、感光体ドラム1を前方にして、プロ
セスカートリッジ7の突出ガイド部104(104A、
104B)を装置本体26の両壁面に設けられている本
体ガイド29A、29B(図2)に沿わせて挿入するこ
とにより、プロセスカートリッジ7は装置本体26の各
カートリッジ装着部29に装着される。
【0043】ところで、プロセスカートリッジ7におけ
る感光体ドラム1は、外光に長時間曝される(曝露され
る)とその特性が劣化し、また、画像形成装置外での取
り扱いに際して、感光体ドラム1が露出していると、損
傷を受けあるいは感光体表面に異物が付着する等の恐れ
がある。このような劣化や損傷の恐れをなくするため
に、プロセスカートリッジ7の枠体の感光体ドラム1の
一部が露出させる開口部を開閉するドラムシャッター
(シャッター部材)100を設け、プロセスカートリッ
ジ7を装置本体26に装着した際にドラムシャッター1
00を開放して感光体ドラム1を露出させるが、それ以
外の状態ではドラムシャッター100を閉鎖するように
構成されている。
【0044】すなわち、ドラムシャッター100は、図
4に明瞭に示すように、感光体ドラム1の一部を露出す
るカートリッジ枠体の開口部を覆う遮蔽位置(図4にお
いて実線で示す位置)とこの遮蔽位置から退避して開口
部を開放する退避位置(図4において二点鎖線で示す位
置)との間を移動可能に設けられている。ドラムシャッ
ター100は、シャッターアーム101とシャッター軸
部材102を介してプロセスカートリッジ7の枠体に回
動自在に取り付けられている。略U字状のシャッター軸
部材102の両端部102A、102Aはカートリッジ
枠体の左右両壁面に回転可能に軸支され(図3の(a)
および(b)も参照)、中央部分102Bはドラムシャ
ッター100の上下方向中央部にその幅方向に沿って回
転可能に取り付けられている。シャッターアーム101
は、プロセスカートリッジ7のカートリッジ枠体の左壁
面側に配置され、回転軸101Aにより回転可能に支持
され、その一端部101Bがドラムシャッター100の
下方端部に回転自在に取り付けられ、他端部には凸状部
材101Cが円弧状溝106を介して左方に突出して設
けられている。そして、シャッターアーム101は、図
示しないシャッターばねにより図4において実線で示す
遮蔽位置を維持するように、すなわち、反時計方向に付
勢されている。したがって、プロセスカートリッジ7を
画像形成装置Pの外へ取り出した状態等のように、シャ
ッターアーム101の凸状部材101Cに力が加えられ
ていない状態においては、ドラムシャッター100は、
シャッターばね(不図示)の付勢力により、図3および
図4に示すように、遮蔽位置に位置付けられている。
【0045】一方、画像形成装置Pの装置本体26側の
カートリッジ装着部29には、図5に図示するように、
前カバー25の閉動作と連動して上下方向に移動するシ
ャッターアーム開閉部材27が設けられている。したが
って、プロセスカートリッジ7を装置本体26の所定の
カートリッジ装着部29に挿入した後に、前カバー25
を閉じると、シャッターアーム開閉部材27が前カバー
25の閉動作と連動して上方へ移動する。このシャッタ
ーアーム開閉部材27の上方への移動により、シャッタ
ーアーム101の突出した凸状部材101Cが上方向に
持ち上げられ、シャッターアーム101を回転軸101
Aを中心にして時計方向に回転させる(図4)。これに
より、シャッターアーム101の一端部101Bの下方
への移動によって、ドラムシャッター100は、シャッ
ター軸部材102の両端部102A、102Aを中心に
して回動し、図4に二点鎖線で示す退避位置まで移動し
て、感光体ドラム1の一部が開口部から露出される。
【0046】また、プロセスカートリッジ7は、収納す
る現像剤の色等の種類に応じてそれぞれ識別できるよう
に、そのドラムシャッター100にカートリッジ識別ラ
ベル106(106a、106b‥‥)(図5参照)が
設けてある。このカートリッジ識別ラベル106(10
6a、106b‥‥)は、装置本体26のカートリッジ
装着部29に設けられた現像剤等の種類によってそれぞ
れ異なった本体識別ラベル30(30a、30b‥‥)
(図2および図5参照)に対応するものであり、例え
ば、図5に示すように、所定の色の現像剤を収納するプ
ロセスカートリッジ7bとそのプロセスカートリッジ7
bを装着するカートリッジ装着部29bには、現像剤の
種類等によって異なるラベルの中で同じ表示を付したカ
ートリッジ識別ラベル106bと本体識別ラベル30b
がそれぞれ設けられている。
【0047】これにより、使用者は、プロセスカートリ
ッジ7を新規に画像形成装置Pの装置本体26に装着す
る際、あるいは、プロセスカートリッジ7の寿命により
プロセスカートリッジを交換する際に、プロセスカート
リッジ7のカートリッジ識別ラベル106とカートリッ
ジ装着部29の前面に設けられた本体識別ラベル30と
を比較して、カートリッジ識別ラベル106と本体識別
ラベル30を一致させることにより、プロセスカートリ
ッジ7を対応するカートリッジ装着部29に正しく装着
できる。一方、カートリッジ識別ラベル106と本体識
別ラベル30が一致していない場合には、プロセスカー
トリッジの誤挿入であることが分かる。
【0048】以上のように、プロセスカートリッジのカ
ートリッジ装着部への誤挿入を防止することができる。
また、使用者によってプロセスカートリッジが誤挿入さ
れた場合でも、前カバー25を閉鎖するまで、図5に示
すように、本体識別ラベル30とプロセスカートリッジ
識別ラベル106を対比することができ、プロセスカー
トリッジ7が誤挿入されたことを視覚的に認識すること
ができる。さらに、万が一、プロセスカートリッジが無
理やり誤挿入された場合でも、プロセスカートリッジや
カートリッジ装着部に識別用の突起や切欠きを設けるも
のでないために、プロセスカートリッジや画像形成装置
本体を破損するようなこともない。
【0049】次に、本体識別ラベルとプロセスカートリ
ッジ識別ラベルの他の実施形態について、図6を用いて
説明する。なお、図6において、ラベル31、107に
おけるハッチング部分は色のついた部分を示し、ハッチ
ングパターンの違いは色の違いを表す。
【0050】所定色の現像剤を収納するプロセスカート
リッジ7のドラムシャッター100には、収納する現像
剤の色と同じ色で表示する文字や記号等を付したカート
リッジ識別色ラベル107を設け、該プロセスカートリ
ッジ7を装着する所定のカートリッジ装着部29の前面
には、カートリッジ識別色ラベル107と同じ色で表示
する文字や記号等を付した本体識別色ラベル31を設け
る。そして、他のカートリッジ装着部29(29a、2
9b‥‥)および対応するプロセスカートリッジ7(7
a、7b‥‥)にもそれぞれ同様にそれぞれ対応する色
で表示する文字や記号を付した識別色ラベルを設ける。
例えば、図6において、本体識別色ラベル31bとカー
トリッジ識別色ラベル107bには、マゼンタを用いた
ラベルとし、本体識別色ラベル31dとカートリッジ識
別色ラベル107dには、ブラックを用いたラベルとす
る。
【0051】したがって、使用者は、プロセスカートリ
ッジを新規に画像形成装置Pの装置本体26に装着する
際に、あるいは、プロセスカートリッジを寿命により交
換する際に、装置本体の各カートリッジ装着部29に設
けられたそれぞれ色の異なる本体識別色ラベル31と一
致するカートリッジ識別色ラベル107を有するプロセ
スカートリッジ7を所定のカートリッジ装着部29に装
着することで、視覚的にもプロセスカートリッジの装着
場所が認識しやすく、プロセスカートリッジの誤挿入を
防止することができる。また、使用者によって誤挿入さ
れた場合でも、プロセスカートリッジが誤挿入されたこ
とを直ちに視覚的に認識することができ、さらに、プロ
セスカートリッジおよび画像形成装置本体のカートリッ
ジ装着部に識別用の突起や切欠きを設けるものでないた
めにプロセスカートリッジや画像形成装置を破損するよ
うなこともない。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
プロセスカートリッジを画像形成装置の装置本体の誤っ
たカートリッジ装着部に装着することを防止することが
でき、また、万が一プロセスカートリッジがカートリッ
ジ装着部に誤挿入された場合でも、識別ラベルにより、
プロセスカートリッジが誤挿入されたことを直ちに視覚
的に認識することができ、さらに、プロセスカートリッ
ジおよび画像形成装置を破損することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の一態様であるフルカラ
ーレーザービームプリンターの全体構成を示す縦断面図
である。
【図2】本発明の画像形成装置を前カバーを開放した状
態で示す斜視図である。
【図3】(a)および(b)は本発明のプロセスカート
リッジの左側面図と右側面図である。
【図4】本発明のプロセスカートリッジの一部を破断し
てドラムシャッター部分を拡大して示す側面図である。
【図5】本発明の画像形成装置のカートリッジ装着部に
プロセスカートリッジを装着した状態を示す一実施形態
の正面図である。
【図6】本発明の画像形成装置のカートリッジ装着部に
プロセスカートリッジを装着した状態を示す他の実施形
態の正面図である。
【符号の説明】
P 画像形成装置 S 記録媒体 1 感光体ドラム(電子写真感光体) 2 帯電装置 3 スキャナユニット 4 現像装置 5 静電転写装置 6 クリーニング装置 7 プロセスカートリッジ 9 ポリゴンミラー 10 結像レンズ 11 静電転写ベルト 12 転写ローラ 13 駆動ローラ 14 従動ローラ 15 テンションローラ 16 給紙部 17 給紙カセット 18 給紙ローラ 19 レジストローラ対 20 定着部 21 定着ローラ対 22 静電吸着ローラ 23 排紙ローラ対 24 排紙部 25 前カバー 26 装置本体 27 シャッターアーム開閉部材 28 装入口 29 カートリッジ装着部 29A、29B 本体ガイド 30、31 本体識別ラベル 100 ドラムシャッター 101 シャッターアーム 101a 回転軸 101c 凸状部材 102 シャッター軸部材 104 突出ガイド部 105 把手部 106、107 カートリッジ識別ラベル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 友紀 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H030 AA07 AB02 AD16 BB38 BB71 2H035 CA07 CD14 CE06 2H071 BA05 BA13 BA29 BA37 EA18 2H077 AA02 AA09 GA04 GA13

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のプロセスカートリッジをそれぞれ
    着脱可能に装着しうるように構成された複数のカートリ
    ッジ装着部を備えた画像形成装置本体に着脱可能なプロ
    セスカートリッジであって、 電子写真感光体と、前記電子写真感光体に作用する少な
    くとも一つのプロセス手段と、前記電子写真感光体を回
    転自在に支持するとともに前記電子写真感光体の一部を
    露出させる開口部が形成されたカートリッジ枠体と、前
    記開口部を遮蔽する遮蔽位置と該遮蔽位置から退避して
    前記電子写真感光体を前記開口部から露出させる退避位
    置との間を移動可能に設けられたシャッター部材と、前
    記シャッター部材を移動させるためのシャッター部材開
    閉手段とを有するプロセスカートリッジにおいて、 前記画像形成装置本体における複数のカートリッジ装着
    部に設けられたプロセスカートリッジの識別を行うため
    の各種の本体識別ラベルと一致するカートリッジ識別ラ
    ベルをそれぞれ前記シャッター部材に付してあることを
    特徴とするプロセスカートリッジ。
  2. 【請求項2】 前記カートリッジ枠体内に、現像剤を収
    納する現像剤収納部が配設されていることを特徴とする
    請求項1記載のプロセスカートリッジ。
  3. 【請求項3】 前記プロセスカートリッジの前記シャッ
    ター部材に付されたカートリッジ識別ラベルは、該プロ
    セスカートリッジに収納される現像剤の色に対応した色
    を付けたラベルであり、該プロセスカートリッジを装着
    する前記カートリッジ装着部に設けられた本体識別ラベ
    ルも同色の本体識別ラベルが設けられていることを特徴
    とする請求項1または2記載のプロセスカートリッジ。
  4. 【請求項4】 複数のプロセスカートリッジを着脱可能
    に装着して記録媒体に画像を形成する画像形成装置であ
    って、複数のプロセスカートリッジをそれぞれ着脱可能
    に装着するための複数のカートリッジ装着部と前記記録
    媒体を搬送するための搬送手段とを備える画像形成装置
    において、 前記カートリッジ装着部には、プロセスカートリッジの
    識別を行うための各種の本体識別ラベルがそれぞれ設け
    られ、 前記プロセスカートリッジは、電子写真感光体と、該電
    子写真感光体に作用する少なくとも一つのプロセス手段
    と、前記電子写真感光体を回転自在に支持するとともに
    前記電子写真感光体の一部を露出させる開口部が形成さ
    れたカートリッジ枠体と、前記開口部を遮蔽する位置と
    該遮蔽位置から退避して前記電子写真感光体を前記開口
    部から露出させる退避位置との間を移動可能に設けられ
    たシャッター部材と、該シャッター部材を移動させるた
    めのシャッター部材開閉手段とを有し、前記カートリッ
    ジ装着部のそれぞれに設けられた前記本体識別ラベルと
    一致するカートリッジ識別ラベルを前記シャッター部材
    にそれぞれ付してあることを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記カートリッジ装着部に設けられた本
    体識別ラベルおよび前記プロセスカートリッジに設けら
    れたカートリッジ識別ラベルは、前記プロセスカートリ
    ッジに収納される現像剤の色毎に異なる色ラベルである
    ことを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
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