JP2004109455A - 画像形成装置及び画像形成ユニット - Google Patents

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image forming
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photoreceptor
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Atsushi Sanpei
三瓶 敦史
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

【課題】感光体と感光体以外の作像プロセス部材との交換を、その交換寿命等に応じて独立して行うことができるようにする。
【解決手段】保持体17とこの保持体17に保持された感光体ユニット19a、19b及び作像プロセスユニット18とを有する画像形成ユニット3が、装置本体に対して収納位置と引出位置とへスライド自在に取付けられ、作像プロセスユニット18と感光体ユニット19a、19bとは各々独立して着脱可能に保持体17に保持されている。感光体24が交換寿命に達したとき、又は、作像プロセスユニット18を構成する作像プロセス部材が交換寿命に達したときには、画像形成ユニット3を引出位置へスライドさせ、感光体ユニット19a、19bと作像プロセスユニット18とを独立して交換することができる。
【選択図】  図7

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成装置及びその画像形成装置において用いられる画像形成ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
電子写真方式を採用した複写機、プリンタ等の画像形成装置は、感光体の表面を一様に帯電させる帯電器、外周面に静電潜像が書込まれる感光体、感光体の外周面へトナーを供給することにより静電潜像をトナー像として顕像化する現像器、トナー像を記録媒体に転写した後の感光体上の残留トナーをクリーニングするクリーニング器等の作像プロセス部材を有している。
【0003】
これらの感光体や現像器等の各作像プロセス部材は消耗部材であり、その全体をユニット化したプロセスカートリッジを構成し、所定の交換寿命に達したとき、又は、形成される画像品質が低下したときに、プロセスカートリッジを全体として交換する構成としたものが広く普及している。
【0004】
しかし、感光体とそれ以外の現像器や帯電器やクリーニング器等とを比較すると、感光体は高価であるとともに、交換寿命を長くすることが可能である。
【0005】
このため、高価であるとともに交換寿命を長くできる感光体を現像器や帯電器等と共に一体に交換することは、画像形成装置のランニングコストをアップさせることになり、資源の無駄使いにもなる。
【0006】
そこで、感光体と、感光体以外の作像プロセス部材とを別個に交換するようにした発明が提案され、又は、実用化されている(例えば、特許文献1参照)。
【0007】
【特許文献1】
特開2001−51553公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、感光体と感光体以外の作像プロセス部材とを別個に交換する構成とした場合、感光体と感光体以外の作像プロセス部材とは画像形成装置の装置本体内に近接配置されているため、感光体や感光体以外の作像プロセス部材の着脱作業時に、感光体と感光体以外の作像プロセス部材とが接触し、感光体を傷付ける場合がある。
【0009】
また、近年では画像形成装置の小型化が図られており、小型の画像形成装置では、感光体と、感光体以外の作像プロセス部材とを装置本体に対して別個に着脱する機構を設けることは、スペース的に困難である。
【0010】
本発明の目的は、感光体と感光体以外の作像プロセス部材との交換を、その交換寿命等に応じて独立して行うことができる画像形成装置及び画像形成ユニットを提供することである。
【0011】
本発明の別の目的は、感光体や感光体以外の作像プロセス部材の交換に際して、感光体の傷付きを防止できる画像形成装置及び画像形成ユニットを提供することである。
【0012】
本発明の別の目的は、感光体や感光体以外の作像プロセス部材の交換に際して、感光体以外の作像プロセス部材、例えば、現像器やクリーニング器等からのトナーのこぼれ落ちを防止できる画像形成装置及び画像形成ユニットを提供することである。
【0013】
本発明の別の目的は、画像形成装置の小型化を図った場合においても、感光体と感光体以外の作像プロセス部材との交換を、その交換寿命等に応じて別個に行うことができる画像形成装置及び画像形成ユニットを提供することである。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
請求項1記載の発明は、外周面にトナー像が形成される感光体を有し、この感光体上に形成されたトナー像を記録媒体上に転写する画像形成装置において、前記感光体を有する感光体ユニットと、前記感光体の周りに配設され、前記感光体上にトナー像を形成するための作像プロセス部材を有する作像プロセスユニットと、前記感光体ユニット及び前記作像プロセスユニットを保持する保持体とを備えた画像形成ユニットが、装置本体に対して収納位置と引出位置とにスライド自在に取付けられ、前記引出位置にて前記感光体ユニットと前記作像プロセスユニットとが各々独立して着脱可能に前記保持体に保持されていることを特徴とする。
【0015】
本発明及び以下の各発明において、「感光体ユニット」とは、感光体を含むユニットを意味し、「作像プロセスユニット」とは、感光体以外の作像プロセス部材、例えば、現像器、帯電器、クリーニング器等を含むユニットを意味する。また、「感光体」には、ドラム状の感光体とベルト状の感光体との両方が含まれる。
【0016】
したがって、感光体が交換寿命に達したとき、又は、感光体以外の作像プロセス部材が交換寿命に達したときには、画像形成ユニットを引出位置へスライドさせ、感光体ユニットと作像プロセスユニットとを独立して交換することができる。
【0017】
また、感光体ユニットと作像プロセスユニットとは一つの保持体に保持されて画像形成ユニットを構成しているので、感光体ユニットや作像プロセスユニットを交換するために必要となる画像形成ユニットを収納位置と引出位置とへスライドさせるためのスペースが小さくなり、小型化された画像形成装置においても感光体ユニットと作像プロセスユニットとを独立して交換することができる。
【0018】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の画像形成装置において、複数の前記感光体と複数の前記作像プロセスユニットとが直線上に平行に配列され、前記感光体上に形成されたトナー像が中間転写される中間転写ベルトが前記感光体に対向して設けられていることを特徴とする。
【0019】
したがって、カラー画像を形成できる所謂タンデム方式の画像形成装置であって、各感光体上のトナー像を中間転写ベルトに中間転写した後に一括して記録媒体に転写するタイプのものにおいても、請求項1記載の発明と同様の作用、効果を奏する。
【0020】
請求項3記載の発明は、請求項1記載の画像形成装置において、複数の前記感光体と複数の前記作像プロセスユニットとが直線上に平行に配列され、前記感光体上に形成されたトナー像が転写される記録媒体を搬送する搬送ベルトが前記感光体に対向して設けられていることを特徴とする。
【0021】
したがって、カラー画像を形成できる所謂タンデム方式の画像形成装置であって、搬送ベルトにより記録媒体を搬送しつつその記録媒体上に各感光体上のトナー像を転写するタイプのものにおいても、請求項1記載の発明と同様の作用、効果を奏する。
【0022】
請求項4記載の発明は、請求項1ないし3のいずれか一記載の画像形成装置において、前記感光体ユニットは、複数の感光体を一体的に保持していることを特徴とする。
【0023】
したがって、複数の感光体を有する感光体ユニットにおいて、それらの複数の感光体を同時に交換することができる。
【0024】
請求項5記載の発明は、請求項1ないし4のいずれか一記載の画像形成装置において、前記作像プロセスユニット内に前記作像プロセス部材の一つである現像器が含まれ、この作像プロセスユニットが下側に配置され、その上側に前記感光体ユニットが配置されていることを特徴とする。
【0025】
したがって、感光体ユニットを保持体から取外したとき、保持体に保持されている現像器における現像ローラが配置されている開口部は上向きに開口するので、現像器からのトナーのこぼれ落ちを防止できる。また、作像プロセスユニットの交換のために作像プロセスユニットを保持体から取外す場合には、現像器の開口部を上向き状態に維持したまま取外すことにより、現像器からのトナーのこぼれ落ちを防止できる。
【0026】
尚、作像プロセスユニット内に作像プロセス部材の一つとしてクリーニング器が含まれる場合には、感光体ユニットを保持体から取外した場合、及び、作像プロセスユニットを保持体から取外す場合において、クリーニング器の開口部が現像器の開口部と同じように上向きとなるため、クリーニング器からのトナーのこぼれ落ちを防止できる。
【0027】
請求項6記載の発明は、請求項1ないし5のいずれか一記載の画像形成装置において、前記感光体ユニットは、前記感光体とこの感光体を保持する保持蓋とを有し、前記感光体ユニットが前記作像プロセスユニットの上方を閉止する閉止位置と前記作像プロセスユニットの上方を開放する開放位置とへ回動自在に設けられていることを特徴とする。
【0028】
したがって、感光体ユニットを開放位置へ回動させることにより、感光体ユニットを保持体から取外すことなく作像プロセスユニットを保持体から取外すことが可能となり、作像プロセスユニットの交換作業を容易に行える。
【0029】
請求項7記載の発明は、請求項1ないし6のいずれか一記載の画像形成装置において、前記感光体ユニットと前記作像プロセスユニットとを相対的に離間させる離間機構を備えていることを特徴とする。
【0030】
したがって、画像形成ユニットを引出位置へスライドさせた後、感光体ユニットや作像プロセスユニットを着脱する前に、それらの感光体ユニットと作像プロセスユニットとを離間機構によって離間させることができる。これにより、感光体ユニットや作像プロセスユニットの着脱に際して感光体が作像プロセスユニットに当たって傷付くということを防止できる。
【0031】
感光体ユニットと作像プロセスユニットとを離間させる場合において、感光体ユニットを離間方向へ移動させてもよく、又は、作像プロセスユニットを離間方向へ移動させてもよく、さらには、感光体ユニットと作像プロセスユニットとの両方を離間方向へ移動させてもよい。
【0032】
また、離間機構により離間させるタイミングとしては、画像形成ユニットを引出位置に引き出した後、引き出し前、引き出し動作中のいずれでもよい。
【0033】
請求項8記載の発明は、請求項7記載の画像形成装置において、前記離間機構は、前記保持体内に収納されて前記感光体ユニットが取付けられた保持枠と、前記保持体と前記保持枠との間に設けられて前記保持枠を昇降させるリンク機構とを有することを特徴とする。
【0034】
したがって、リンク機構によって保持枠を感光体ユニットと共に上昇させることにより、感光体ユニットと作像プロセスユニットとを離間させることができる。
【0035】
請求項9記載の発明は、請求項7記載の画像形成装置において、前記離間機構は、前記保持体内に収納されて前記感光体ユニットが取付けられた保持枠と、前記保持体と前記保持枠との間に設けられて前記保持枠を昇降させるカム機構とを有することを特徴とする。
【0036】
したがって、カム機構によって保持枠を感光体ユニットと共に上昇させることにより、感光体ユニットと作像プロセスユニットとを離間させることができる。
【0037】
請求項10記載の発明は、請求項8又は9記載の画像形成装置において、前記感光体ユニットが前記保持枠に着脱自在に取付けられていることを特徴とする。
【0038】
したがって、保持枠を上昇させて感光体ユニットを作像プロセスユニットから離間させた後に、感光体ユニットを保持枠に対して着脱することができるので、感光体ユニットの着脱を容易に行える。
【0039】
請求項11記載の発明の画像形成ユニットは、感光体を有する感光体ユニットと、前記感光体の周りに配設され、前記感光体上にトナー像を形成するための作像プロセス部材を有する作像プロセスユニットと、前記感光体ユニット及び前記作像プロセスユニットを保持する保持体とを備え、装置本体に対して収納位置と引出位置とにスライド自在に取付けられ、前記感光体ユニットと前記作像プロセスユニットとが各々独立して着脱可能に前記保持体に保持されていることを特徴とする。
【0040】
したがって、感光体が交換寿命に達したとき、又は、感光体以外の作像プロセス部材が交換寿命に達したときには、画像形成ユニットを引出位置へスライドさせ、感光体ユニットと作像プロセスユニットとを独立して交換することができる。
【0041】
また、感光体ユニットと作像プロセスユニットとは一つの保持体に保持されて画像形成ユニットを構成しているので、感光体ユニットや作像プロセスユニットを交換するために必要となる画像形成ユニットを収納位置と引出位置とへスライドさせるためのスペースが小さくなり、小型化された画像形成装置においても感光体ユニットと作像プロセスユニットとを独立して交換することができる。
【0042】
請求項12記載の発明は、請求項11記載の画像形成ユニットにおいて、複数の前記感光体と複数の前記作像プロセスユニットとが直線上に平行に配列されていることを特徴とする。
【0043】
したがって、カラー画像を形成できる所謂タンデム方式の画像形成装置において使用される画像形成ユニットにおいても、請求項11記載の発明と同様の作用、効果を奏する。
【0044】
請求項13記載の発明は、請求項11又は12記載の画像形成ユニットにおいて、前記感光体ユニットは、複数の感光体を一体的に保持していることを特徴とする。
【0045】
したがって、複数の感光体を有する感光体ユニットにおいて、それらの複数の感光体を同時に交換することができる。
【0046】
請求項14記載の発明は、請求項11ないし13のいずれか一記載の画像形成ユニットにおいて、前記作像プロセスユニット内に前記作像プロセス部材の一つである現像器が含まれ、この作像プロセスユニットが下側に配置され、その上側に前記感光体ユニットが配置されていることを特徴とする。
【0047】
したがって、感光体ユニットを保持体から取外したとき、保持体に保持されている現像器における現像ローラが配置されている開口部は上向きに開口するので、現像器からのトナーのこぼれ落ちを防止できる。また、作像プロセスユニットの交換のために作像プロセスユニットを保持体から取外す場合には、現像器の開口部を上向き状態に維持したまま取外すことにより、現像器からのトナーのこぼれ落ちを防止できる。
【0048】
尚、作像プロセスユニット内に作像プロセス部材の一つとしてクリーニング器が含まれる場合には、感光体ユニットを保持体から取外した場合、及び、作像プロセスユニットを保持体から取外す場合において、クリーニング器の開口部が現像器の開口部と同じように上向きとなるため、クリーニング器からのトナーのこぼれ落ちを防止できる。
【0049】
請求項15記載の発明は、請求項11ないし14のいずれか一記載の画像形成ユニットにおいて、前記感光体ユニットは、前記感光体とこの感光体を保持する保持蓋とを有し、前記感光体ユニットが前記作像プロセスユニットの上方を閉止する閉止位置と前記作像プロセスユニットの上方を開放する開放位置とへ回動自在に設けられていることを特徴とする。
【0050】
したがって、感光体ユニットを開放位置へ回動させることにより、感光体ユニットを保持体から取外すことなく作像プロセスユニットを保持体から取外すことが可能となり、作像プロセスユニットの交換作業を容易に行える。
【0051】
請求項16記載の発明は、請求項11ないし15のいずれか一記載の画像形成ユニットにおいて、前記感光体ユニットと前記作像プロセスユニットとを相対的に離間させる離間機構を備えていることを特徴とする。
【0052】
したがって、感光体ユニットや作像プロセスユニットを着脱する前に、それらの感光体ユニットと作像プロセスユニットとを離間機構によって離間させることができる。これにより、感光体ユニットや作像プロセスユニットの着脱に際して感光体が作像プロセスユニットに当たって傷付くということを防止できる。
【0053】
感光体ユニットと作像プロセスユニットとを離間させる場合において、感光体ユニットを離間方向へ移動させてもよく、又は、作像プロセスユニットを離間方向へ移動させてもよく、さらには、感光体ユニットと作像プロセスユニットとの両方を離間方向へ移動させてもよい。
【0054】
請求項17記載の発明は、請求項16記載の画像形成ユニットにおいて、前記離間機構は、前記保持体内に収納されて前記感光体ユニットが取付けられた保持枠と、前記保持体と前記保持枠との間に設けられて前記保持枠を昇降させるリンク機構とを有することを特徴とする。
【0055】
したがって、リンク機構によって保持枠を感光体ユニットと共に上昇させることにより、感光体ユニットと作像プロセスユニットとを離間させることができる。
【0056】
請求項18記載の発明は、請求項16記載の画像形成ユニットにおいて、前記離間機構は、前記保持体内に収納されて前記感光体ユニットが取付けられた保持枠と、前記保持体と前記保持枠との間に設けられて前記保持枠を昇降させるカム機構とを有することを特徴とする。
【0057】
したがって、カム機構によって保持枠を感光体ユニットと共に上昇させることにより、感光体ユニットと作像プロセスユニットとを離間させることができる。
【0058】
請求項19記載の発明は、請求項17又は18記載の画像形成ユニットにおいて、前記感光体ユニットが前記保持枠に着脱自在に取付けられていることを特徴とする。
【0059】
したがって、保持枠を上昇させて感光体ユニットを作像プロセスユニットから離間させた後に、感光体ユニットを保持枠に対して着脱することができるので、感光体ユニットの着脱を容易に行える。
【0060】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の実施の形態を図1ないし図9に基づいて説明する。図1は画像形成装置であるカラープリンタの外観の概略を示す斜視図、図2はその内部構造の概略を示す正面図である。
【0061】
このカラープリンタ1の装置本体2内の略中央部には、画像形成ユニット3と、光書込み装置4と、中間転写ユニット5とが配置されている。装置本体2内における光書込み装置4の下方には、記録媒体Sが積層保持される給紙カセット6が着脱可能に配置されている。装置本体2内における中間転写ユニット5の上方には、それぞれ異なる色のトナーを収納したトナー容器7(7Y、7C、7M、7B)が着脱自在に装着されるトナー容器装着部8が設けられている。装置本体2内には下方から上方へ向けて、給紙カセット6内から給紙された記録媒体Sが搬送される搬送経路9が形成され、この搬送経路9に沿って、レジストローラ10、転写ローラ11、定着器12、排紙ローラ13等が配置されている。ここで、この明細書及び図面中でY、C、M、Bの添え字を使用する場合があり、これらの添え字は、各々イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの色を意味する。
【0062】
光書込み装置4は、画像データに応じたレーザー光を出射し、そのレーザー光で後述する感光体の外周面を露光することにより感光体への静電潜像の書込みを行う。静電潜像が書込まれた後にその感光体へトナーが供給されることにより、その静電潜像がトナー像として顕像化される。
【0063】
中間転写ユニット5は、中間転写ベルト14、転写ローラ15、クリーニング器16を有している。中間転写ベルト14が感光体に対向するように位置付けされ、画像形成動作に伴って中間転写ベルト14や感光体が回転駆動されることにより、感光体上に形成されたトナー像が中間転写ベルト14上に転写され、中間転写ベルト14上に転写されたトナー像が転写ローラ11と対向する位置で記録媒体Sに転写される。
【0064】
画像形成ユニット3は、保持体である保持ケース17、保持ケース17に保持された4つの作像プロセスユニット18(18Y、18C、18M、18B)と2つの感光体ユニット19a、19b、作像プロセスユニット18と感光体ユット19a、19bを離間させる離間機構20(図5〜図7参照)を有している。この画像形成ユニット3は、装置本体2内に収納された収納位置(図3参照)と、装置本体2から引き出された引出位置(図4参照)とへスライド自在に設けられている。保持ケース17の側面には、スライドレール17aが固定されている(図4、図5参照)。4つの作像プロセスユニット18は、中間転写ベルトの回転方向に沿った直線上に平行に配列されている。
【0065】
中間転写ユニット5も画像形成ユニット3と同じように、装置本体2内に収納された収納位置と装置本体2内から引き出された引出位置とへスライド自在に設けられている。
【0066】
4つの作像プロセスユニット18は、それぞれ作像プロセス部材である帯電器21、現像器22、クリーニング器23等を有し、現像器22内に収納されているトナーの色が異なるのみで構造は同じである。4つの作像プロセスユニット18のうち、カラー画像を形成するための3つの作像プロセスユニット18(18Y、18C、18M)が一体化して設けられ、黒の画像を形成する1つの作像プロセスユニット18(18B)が上述した3つの作像プロセスユニット18(18Y、18C、18M)とは別個に独立して設けられている。
【0067】
感光体ユニット19aは、3つの感光体24(24Y、24C、24M)とこれらの感光体24を保持する保持蓋25aとを有する。保持蓋25aへの感光体24の保持は、保持蓋25aに形成された折曲片26の穴部27に、感光体24の軸心方向両端に形成された凸部28を軸受(図示せず)を介して装着することにより行われている。感光体ユニット19bは、1つの感光体24(24B)とこの感光体24を保持する保持蓋25bとを有し、保持蓋25bへの感光体24の保持は、保持蓋25bに形成された折曲片26の穴部27に感光体24の軸心方向両端に形成された凸部28を軸受(図示せず)を介して装着することにより行われている。4つの感光体24は、中間転写ベルト14の回転方向に沿った直線上に平行に配列されている。
【0068】
保持蓋25a、25bにはそれぞれ回動支点部29aが設けられている。これらの回動支点部29aは、離間機構20の一部である後述する保持枠30の保持穴31に回動自在及び着脱自在に保持されている。感光体ユニット19a、19bは、保持穴31に保持された回動支点部29aを中心として、作像プロセスユニット18の上方を閉止する閉止位置(図7(b)参照)と、作像プロセスユニット18の上方を開放する開放位置(図7(c)参照)とへ回動自在に設けられている。保持蓋25a、25bには、感光体ユニット19a、19bを開放位置へ回動させたとき、それ以上回動することを阻止するためのストッパ29bが設けられている。
【0069】
離間機構20は、保持ケース17内に収納された矩形状の保持枠30と、保持ケース17と保持枠30との間に設けられて保持枠30を昇降させるリンク機構32とを有する。
【0070】
リンク機構32は、保持ケース17内の手前側と奥側とにそれぞれ2つずつ配置された第1リンク33と第2リンク34、保持ケース17内の手前側と奥側とにそれぞれ1つずつ配置されたスライド部材35、保持ケース17内の手間側と奥側とにそれぞれ1つずつ配置されてスライド部材35に形成されたギア部36と噛合ったアイドラギア37、保持ケース17内の手前側に配置されて手前側のアイドラギア37と噛合った操作用ギア38等により構成されている。手前側のアイドラギア37と奥側のアイドラギア37とは一体に回転するように軸39で連結され、操作用ギア38には操作レバー40が一体に形成されている。
【0071】
第1リンク33の一端は保持ケース17の内側底面に支軸41により回動自在に支持され、第2リンク34の一端はスライド部材35に支軸42により回動自在に支持され、第1リンク33の他端と第2リンク34の他端とが支軸43により回動自在に連結されている。この支軸43は、保持枠30に形成された前後方向に長い長穴44内にスライド自在に嵌合されている。保持ケース17の内周面には、スライド部材35を上下方向から挟んでスライド自在にガイドするスライドガイド45が形成されている。
【0072】
図3は、装置本体2の正面側に設けられている正面カバー46を開放した状態を示している。正面カバー46を開放することにより、画像形成ユニット3、中間転写ユニット5、トナー容器装着部8に装着されたトナー容器7が露出され、画像形成ユニット3や中間転写ユニット5を引出位置へスライドさせる操作、トナー容器7等の交換作業が可能になる。なお、中間転写ユニット5には、画像形成動作の停止時等に中間転写ベルト14を感光体24の外周面から離反させる周知の離反機構(図示せず)が設けられている。これにより、画像形成ユニット3や中間転写ユニット5を引出位置と収納位置との間でスライドさせるとき、中間転写ベルト14と感光体24との擦れ合いが防止される。
【0073】
装置本体2内には本体奥板47が設けられ、この本体奥板47は、正面カバー46を開放したときに露出する本体正面板48と平行に対向している。本体奥板47には4つの感光体軸ホルダ49が固定され、これらの感光体軸ホルダ49により感光体軸50が回転自在に保持されている。感光体軸50は装置本体2の正面側に向けて水平に延出している。感光体軸50には、モータ(図示せず)からの駆動力が伝達されるギア(図示せず)と、回転力を感光体24に伝達するためのギア52とが固定されている。
【0074】
図9は画像形成ユニット3を収納位置へスライドさせた状態、図8は画像形成ユニット3を引出位置へスライドさせた状態である。画像形成ユニット3を収納位置へスライドさせることにより、感光体軸50が、保持ケース17の奥側側板17bに形成された挿通穴53と保持枠30に形成された切欠溝54とを挿通して感光体24に差し込まれ、ギア52と感光体24に形成されているギア55とが噛合う。感光体軸50の先端部は、保持ケース17の手前側側板17cに取付けられている軸受56に挿入される。また、保持ケース17の手前側側板17cには一対の位置決め凸部57が設けられており、画像形成ユニット3を収納位置へスライドさせたときに位置決め凸部57が本体正面板48に形成された位置決め穴58に嵌合することにより、収納位置での画像形成ユニット3の位置決めが行われる。
【0075】
このような構成において、このカラープリンタによるカラー画像の画像形成時には、各感光体24上にそれぞれ異なった色のトナー像が形成され、それらのトナー像が中間転写ベルト14上に順次重ねて中間転写される。中間転写ベルト14上に中間転写されたトナー像は、給紙カセット6内から給紙されて搬送経路9を搬送される記録媒体S上に転写ローラ11の位置で転写される。記録媒体S上に転写されたトナー像は定着器12において定着され、トナー像が定着された記録媒体Sが排紙ローラ13により装置本体2の上面部に形成されている排紙トレイ部2a上に排紙される。
【0076】
このようなカラープリンタ1において、感光体24や現像器22等が交換寿命に達した場合には、これらの感光体24や現像器22等を交換する。この交換作業について詳しく説明する。
【0077】
感光体24や現像器22等の交換作業に際しては、まず、図3に示すように正面カバー46を開き、ついで、図4に示すように画像形成ユニット3を引出位置へスライドさせる。
【0078】
画像形成ユニット3を引出位置へスライドさせることにより、図8に示すように、感光体24へ駆動力を伝達していた感光体軸50が感光体24から外れる。
【0079】
画像形成ユニット3を引出位置へスライドさせた状態は、図7(a)に示す状態である。この状態において、感光体ユニット19a、19bと作像プロセスユニット18とは最も近接して位置している。この図7(a)に示す状態から操作レバー40を矢印a方向へ回動操作する。
【0080】
図7(a)に示す状態から操作レバー40を矢印a方向へ回動操作すると、操作用ギア38とアイドラギア37、アイドラギア37とギア部36との噛合い部において操作力が伝えられ、スライド部材35が矢印b方向へスライドする。これにより、第1リンク33と第2リンク34とがそれぞれ起立する向きに回動し、保持枠30が図7(b)に示すように上昇し、保持枠30に保持されている感光体ユニット19a、19bも一体に上昇し、感光体ユニット19a、19bと作像プロセスユニット18とが離間する。
【0081】
図7(b)に示すように感光体ユニット19a、19bと作像プロセスユニット18とを離間させた後、図7(c)に示すように、感光体ユニット19a、19bを保持穴31に保持されている回動支点部29aを中心として回動させる。図7(c)は、感光体ユニット19a、19bが作像プロセスユニット18の上方を開放する開放位置へ回動した状態であり、図7(a)、(b)は、感光体ユニット19a、19bが作像プロセスユニット18の上方を閉止する閉止位置に回動している状態である。
【0082】
感光体ユニット19a、19bを開放位置へ回動させた後、回動支点部29aを保持穴31から抜き取る方向へ感光体ユニット19a、19bを引っ張ることにより、感光体ユニット19a、19bを保持枠30から取外し、新しい感光体ユニット19a、19bと交換することができる。この感光体ユニット19a、19bの交換により、感光体ユニット19a、19bに予め取付けられている感光体24の交換を行える。なお、感光体ユニット19a、19bの交換は、必要に応じていずれか一方のみを行うことができ、又は、両方同時に行うこともできる。
【0083】
また、感光体ユニット19a、19bを開放位置へ回動させた後、保持ケース17内から作像プロセスユニット18を取り出すことにより、作像プロセスユニット18の交換を行うことができる。なお、作像プロセスユニット18の交換は、カラー画像を形成するための3つの作像プロセスユニット18(18Y、18C、18M)を一体化したものと黒の画像を形成する1つの作像プロセスユニット18(18B)のいずれか一方のみを行うことができ、又は、両方同時に行うことができる。
【0084】
このようして作像プロセスユニット18、感光体ユニット19a、19bを交換した後、画像形成ユニット3を収納位置へスライドさせ、正面カバー46を閉止することにより感光体24や現像器22等の交換作業が終了する。
【0085】
ここで、感光体ユニット19a、19b又は作像プロセスユニット18を交換するために感光体ユニット19a、19bを開放位置へ回動させるとき、及び、感光体ユニット19a、19bを開放位置から閉止位置へ回動させるとき、感光体ユニット19a、19bと作像プロセスユニット18とが離間機構20によって予め離間されているので、その回動時に感光体24が作像プロセスユニット18に当たって傷付くということを防止できる。
【0086】
また、作像プロセスユニット18の上方に配置されている感光体ユニット19a、19bを開放位置へ回動させることにより、作像プロセスユニット18のみを交換する場合には、感光体ユニット19a、19bを保持枠30から取外すことなく作像プロセスユニット18を交換することができ、作像プロセスユニット18の交換作業を容易に行える。
【0087】
作像プロセスユニット18と感光体ユニット19a、19bの配置に関して、作像プロセスユニット18が下側でその上側に感光体ユニット19a、19bが配置されているので、感光体ユニット19a、19bを開放位置へ回動させたとき、及び、感光体ユニット19a、19bを保持枠30から取外したとき、保持ケース17内に保持されている作像プロセスユニット18の一部である現像器22における現像ローラが配置されている開口部や、同じく、作像プロセスユニット18の一部であるクリーニング器23の開口部は、上向きに開口するので、これらの開口部からトナーのこぼれ落ちを防止できる。さらに、作像プロセスユニット18を交換するために作像プロセスユニット18を保持ケース17から取外す場合には、現像器22やクリーニング器23の開口部を上向き状態に維持したまま取外すことにより、作像プロセスユニット18を取外す場合における現像器22やクリーニング器23の開口部からのトナーのこぼれ落ちを防止できる。
【0088】
なお、本実施の形態及び以下の各実施の形態では、感光体24としてドラム状の感光体を例に挙げて説明しているが、ベルト状の感光体であってもよい。
【0089】
また、本実施の形態では、感光体ユニット19a、19bと作像プロセスユニット18との間に離間機構20を設け、さらに、感光体ユニット19a、19bを作像プロセスユニット18に対して回動する場合を例に挙げて説明したが、このような離間機構20や回動機構を設けず、感光体ユニット19a、19bを作像プロセスユニット18の上方に位置させて単に着脱可能に保持する構造としてもよい。
【0090】
つぎに、本発明の第2の実施の形態を図10に基づいて説明する。なお、図1ないし図9において説明した部分と同じ部分は同じ符号で示し、説明も省略する(以下の実施の形態でも同じ)。
【0091】
このカラープリンタ61には、第1の実施の形態で説明した中間転写ユニット5に代えて搬送ベルトユニット62が設けられ、搬送ベルトユニット62の下側に画像形成ユニット3が設けられている。画像形成ユニット3と搬送ベルトユニット62とはそれぞれ、装置本体2内に収納された収納位置と装置本体2内から引き出された引出位置とへスライド自在に設けられている。搬送ベルトユニット62は、搬送ベルト63、転写ローラ15、クリーニング器16を有している。搬送ベルト63が感光体24に対向するように位置付けされ、画像形成動作に伴って搬送ベルト63や感光体24が回転駆動されることにより、搬送ベルト63に静電吸着された記録媒体Sが感光体24に対向する位置を搬送される。
【0092】
このような構成において、カラー画像の画像形成時には、各感光体24の外周面にそれぞれ異なった色のトナー像が形成され、各色のトナー像が、給紙カセット16内から分離給紙された後に搬送ベルト63に静電吸着されて搬送される記録媒体S上に順次転写され、記録媒体S上にカラー画像が形成される。記録媒体S上に形成されたカラー画像は、その記録媒体Sが定着器12を通過する過程で定着され、カラー画像が定着された記録媒体Sが排紙トレイ64上に排紙される。
【0093】
このようなカラープリンタ61において、感光体24や現像器22等が交換寿命に達した場合には、これらの感光体24や現像器22等を交換する。この交換作業は、第1の実施の形態で説明したように、画像形成ユニット3を装置本体2外の引出位置へ引出し、感光体ユニット19a、19bと作像プロセスユニット18とを独立して着脱することにより行う。
【0094】
つぎに、本発明の第3の実施の形態を図11に基づいて説明する。本実施の形態のカラープリンタの基本的構造は第1の実施の形態のカラープリンタ1と同じであり、異なる点は、感光体ユニット19a、19bと作像プロセスユニット18とを離間させる離間機構72の構成である。この離間機構72は、保持ケース17内に収納された矩形状の保持枠30と、保持ケース17と保持枠30との間に設けられて保持枠30を昇降させるカム機構73とを有する。
【0095】
カム機構73は、保持ケース17内の手前側と奥側とにそれぞれ2つずつ配置されたカム74、保持ケース17内の手前側と奥側とに1つずつ配置されたスライド部材75、保持ケース17内の手間側と奥側とにそれぞれ1つずつ配置されてスライド部材75に形成されたギア部36と噛合ったアイドラギア37、保持ケース17内の手前側に配置されて手前側のアイドラギア37と噛合った操作用ギア38、各カム74に形成されたギア76、スライド部材75に形成されて各カム74のギア76と噛合ったギア部77等より構成されている。手前側のアイドラギア37と奥側のアイドラギア37とは一体に回転するように軸39で連結され、操作用ギア38には操作レバー40が一体に形成されている。カム74は、保持ケース17の底面部に回動自在に支持され、その外周面が保持枠30の下側縁部に当接されている。保持ケース17の内周面には、スライド部材35を上下方向から挟んでスライド自在にガイドするスライドガイド45が形成されている。
【0096】
このような構成において、このカラープリンタにおいて、感光体24や現像器22等が交換寿命に達した場合には、これらの感光体24や現像器22等を交換する。この交換作業について詳しく説明する。
【0097】
感光体24や現像器22等の交換作業に際しては、まず、正面カバー46を開き(図3参照)、ついで、画像形成ユニット3を引出位置へスライドさせる(図4参照)。
【0098】
画像形成ユニット3を引出位置へスライドさせた状態は、図11(a)に示す状態である。この状態において、感光体ユニット19a、19bと作像プロセスユニット18とは最も近接して位置している。この図11(a)に示す状態から操作レバー40を矢印a方向へ回動操作する。
【0099】
図11(a)に示す状態から操作レバー40を矢印a方向へ回動操作すると、操作用ギア38とアイドラギア37、アイドラギア37とギア部36、ギア部77とギア76との噛合い部において操作力が伝えられ、スライド部材35が矢印b方向へスライドし、カム74が矢印c方向へ回動する。これにより、保持枠30が図11(b)に示すように上昇し、保持枠30に保持されている感光体ユニット19a、19bも一体に上昇し、感光体ユニット19a、19bと作像プロセスユニット18とが離間する。
【0100】
図11(b)に示すように感光体ユニット19a、19bと作像プロセスユニット18とを離間させた後、図11(c)に示すように、感光体ユニット19a、19bを保持穴31に保持されている回動支点部29aを中心として回動させる。図11(c)は、感光体ユニット19a、19bが作像プロセスユニット18の上方を開放する開放位置へ回動した状態であり、図11(a)、(b)は、感光体ユニット19a、19bが作像プロセスユニット18の上方を閉止する閉止位置に回動している状態である。
【0101】
感光体ユニット19a、19bを開放位置へ回動させた後、回動支点部29aを保持穴31から抜き取る方向へ感光体ユニット19a、19bを引っ張ることにより、感光体ユニット19a、19bを保持枠30から取外し、新しい感光体ユニット19a、19bと交換することができる。この感光体ユニット19a、19bの交換により、感光体ユニット19a、19bに予め取付けられている感光体24の交換を行える。なお、感光体ユニット19a、19bの交換は、必要に応じていずれか一方のみを行うことができ、又は、両方同時に行うこともできる。
【0102】
また、感光体ユニット19a、19bを開放位置へ回動させた後、保持ケース17内から作像プロセスユニット18を取り出すことにより、作像プロセスユニット18の交換を行うことができる。なお、作像プロセスユニット18の交換は、カラー画像を形成するための3つの作像プロセスユニット18(18Y、18C、18M)を一体化したものと黒の画像を形成する1つの作像プロセスユニット18(18B)のいずれか一方のみを行うことができ、又は、両方同時に行うことができる。
【0103】
つぎに、本発明の第4の実施の形態を図12に基づいて説明する。本実施の形態の画像形成装置はモノクロ用のプリンタ81であり、このプリンタ81の装置本体82内の略中央部には画像形成ユニット83、光書込み装置4、転写ローラ84が配置されている。画像形成ユニット83は、保持体である保持ケース17、保持ケース17に保持された1つの作像プロセスユニット18及び1つの感光体ユニット19b、作像プロセスユニット18と感光体ユット19bを離間させる離間機構(図示せず)を有している。この画像形成ユニット83は、装置本体82内に収納された収納位置(図3参照)と、装置本体82から引き出された引出位置(図4参照)とへスライド自在に設けられている。離間機構は、第1の実施の形態で説明したリンク機構32を用いた構成でもよく、又は、第3の実施の形態で説明したカム機構73を用いた構成でもよい。
【0104】
画像形成ユニット83と定着器12との間には、画像形成ユニット83の箇所においてトナー像が転写された記録媒体Sを吊り下げるように吸引して搬送する搬送ベルト85が設けられている。
【0105】
画像形成ユニット83は収納位置と引出位置との間でスライド自在に設けられており、上述した第1及び第3の実施の形態と同じように、正面カバーを開放して引出位置へ引き出すことにより、作像プロセスユニット18と感光体ユニット19bとを必要に応じて独立して交換することができる。
【0106】
なお、本実施の形態では、転写ローラ84で記録媒体Sを感光体24に押圧することにより記録媒体Sへのトナー像を転写する場合を例に挙げて説明したが、内周面側に1つの転写ローラが配置された記録媒体搬送ベルトにより記録媒体Sを感光体24に押圧する構成としてもよい。
【0107】
【発明の効果】
請求項1記載の発明の画像形成装置によれば、感光体が交換寿命に達したとき、又は、感光体以外の作像プロセス部材が交換寿命に達したときには、画像形成ユニットを引出位置へスライドさせ、感光体ユニットと作像プロセスユニットとを独立して交換することにより感光体や感光体以外の作像プロセス部材の交換を行うことができる。しかも、感光体ユニットと作像プロセスユニットとは一つの保持体に保持されて画像形成ユニットを構成しているので、感光体ユニットや作像プロセスユニットを交換するために必要となる画像形成ユニットを収納位置と引出位置とへスライドさせるためのスペースが小さくなり、小型化された画像形成装置においても感光体ユニットと作像プロセスユニットとを独立して交換することができる。
【0108】
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の画像形成装置において、複数の前記感光体と複数の前記作像プロセスユニットとが直線上に平行に配列され、前記感光体上に形成されたトナー像が中間転写される中間転写ベルトが前記感光体に対向して設けられているので、カラー画像を形成できる所謂タンデム方式の画像形成装置であって、各感光体上のトナー像を中間転写ベルトに中間転写した後に一括して記録媒体に転写するタイプの画像形成装置においても、請求項1記載の発明と同様の作用、効果を奏する。
【0109】
請求項3記載の発明によれば、請求項1記載の画像形成装置において、複数の前記感光体と複数の前記作像プロセスユニットとが直線上に平行に配列され、前記感光体上に形成されたトナー像が転写される記録媒体を搬送する搬送ベルトが前記感光体に対向して設けられているので、カラー画像を形成できる所謂タンデム方式の画像形成装置であって、搬送ベルトにより記録媒体を搬送しつつその記録媒体上に各感光体上のトナー像を転写するタイプの画像形成装置においても、請求項1記載の発明と同様の作用、効果を奏する。
【0110】
請求項4記載の発明によれば、請求項1ないし3のいずれか一記載の画像形成装置において、前記感光体ユニットは、複数の感光体を一体的に保持しているので、複数の感光体を有する感光体ユニットにおいて、それらの複数の感光体を同時に交換することができる。
【0111】
請求項5記載の発明によれば、請求項1ないし4のいずれか一記載の画像形成装置において、前記作像プロセスユニット内に現像器が含まれ、この作像プロセスユニットが下側に配置され、その上側に前記感光体ユニットが配置されているので、感光体ユニットを保持体から取外したとき、保持体に保持されている現像器における現像ローラが配置されている開口部は上向きに開口するので、現像器からのトナーのこぼれ落ちを防止でき、しかも、作像プロセスユニットの交換のために作像プロセスユニットを保持体から取外す場合には、現像器の開口部を上向き状態に維持したまま取外すことにより、現像器からのトナーのこぼれ落ちを防止できる。
【0112】
請求項6記載の発明によれば、請求項1ないし5のいずれか一記載の画像形成装置において、前記感光体ユニットは、前記感光体とこの感光体を保持する保持蓋とを有し、前記感光体ユニットが前記作像プロセスユニットの上方を閉止する閉止位置と前記作像プロセスユニットの上方を開放する開放位置とへ回動自在に設けられているので、感光体ユニットを開放位置へ回動させることにより、感光体ユニットを保持体から取外すことなく作像プロセスユニットを保持体から取外すことが可能となり、作像プロセスユニットの交換作業を容易に行える。
【0113】
請求項7記載の発明によれば、請求項1ないし6のいずれか一記載の画像形成装置において、前記感光体ユニットと前記作像プロセスユニットとを相対的に離間させる離間機構を備えているので、画像形成ユニットを引出位置へスライドさせた後、感光体ユニットや作像プロセスユニットを着脱する前に、それらの感光体ユニットと作像プロセスユニットとを離間機構によって離間させることができ、これにより、感光体ユニットや作像プロセスユニットの着脱に際して感光体が作像プロセスユニットに当たって傷付くということを防止できる。
【0114】
請求項8記載の発明によれば、請求項7記載の画像形成装置において、前記離間機構は、前記保持体内に収納されて前記感光体ユニットが取付けられた保持枠と、前記保持体と前記保持枠との間に設けられて前記保持枠を昇降させるリンク機構とを有するので、リンク機構によって保持枠を感光体ユニットと共に上昇させることにより、感光体ユニットと作像プロセスユニットとを離間させることができる。
【0115】
請求項9記載の発明によれば、請求項7記載の画像形成装置において、前記離間機構は、前記保持体内に収納されて前記感光体ユニットが取付けられた保持枠と、前記保持体と前記保持枠との間に設けられて前記保持枠を昇降させるカム機構とを有するので、カム機構によって保持枠を感光体ユニットと共に上昇させることにより、感光体ユニットと作像プロセスユニットとを離間させることができる。
【0116】
請求項10記載の発明によれば、請求項8又は9記載の画像形成装置において、前記感光体ユニットが前記保持枠に着脱自在に取付けられているので、保持枠を上昇させて感光体ユニットを作像プロセスユニットから離間させた後に、感光体ユニットを保持枠に対して着脱することができ、感光体ユニットの着脱を容易に行える。
【0117】
請求項11記載の発明の画像形成ユニットによれば、感光体が交換寿命に達したとき、又は、感光体以外の作像プロセス部材が交換寿命に達したときには、画像形成ユニットを引出位置へスライドさせ、感光体ユニットと作像プロセスユニットとを独立して交換することにより感光体や感光体以外の作像プロセス部材の交換を行うことができる。しかも、感光体ユニットと作像プロセスユニットとは一つの保持体に保持されて画像形成ユニットを構成しているので、感光体ユニットや作像プロセスユニットを交換するために必要となる画像形成ユニットを収納位置と引出位置とへスライドさせるためのスペースが小さくなり、小型化された画像形成装置においても感光体ユニットと作像プロセスユニットとを独立して交換することができる。
【0118】
請求項12記載の発明によれば、請求項11記載の画像形成ユニットにおいて、複数の前記感光体と複数の前記作像プロセスユニットとが直線上に平行に配列されているので、カラー画像を形成できる所謂タンデム方式の画像形成装置において使用される画像形成ユニットにおいても、請求項11記載と同様の発明の作用、効果を奏する。
【0119】
請求項13記載の発明によれば、請求項11又は12記載の画像形成ユニットにおいて、前記感光体ユニットは、複数の感光体を一体的に保持しているので、複数の感光体を有する感光体ユニットにおいて、それらの複数の感光体を同時に交換することができる。
【0120】
請求項14記載の発明によれば、請求項11ないし13のいずれか一記載の画像形成ユニットにおいて、前記作像プロセスユニット内に前記作像プロセス部材の一つである現像器が含まれ、この作像プロセスユニットが下側に配置され、その上側に前記感光体ユニットが配置されているので、感光体ユニットを保持体から取外したとき、保持体に保持されている現像器における現像ローラが配置されている開口部は上向きに開口するので、現像器からのトナーのこぼれ落ちを防止できる。また、作像プロセスユニットの交換のために作像プロセスユニットを保持体から取外す場合には、現像器の開口部を上向き状態に維持したまま取外すことにより、現像器からのトナーのこぼれ落ちを防止できる。
【0121】
請求項15記載の発明は、請求項11ないし14のいずれか一記載の画像形成ユニットにおいて、前記感光体ユニットは、前記感光体とこの感光体を保持する保持蓋とを有し、前記感光体ユニットが前記作像プロセスユニットの上方を閉止する閉止位置と前記作像プロセスユニットの上方を開放する開放位置とへ回動自在に設けられているので、感光体ユニットを開放位置へ回動させることにより、感光体ユニットを保持体から取外すことなく作像プロセスユニットを保持体から取外すことが可能となり、作像プロセスユニットの交換作業を容易に行える。
【0122】
請求項16記載の発明は、請求項11ないし15のいずれか一記載の画像形成ユニットにおいて、前記感光体ユニットと前記作像プロセスユニットとを相対的に離間させる離間機構を備えているので、感光体ユニットや作像プロセスユニットを着脱する前に、それらの感光体ユニットと作像プロセスユニットとを離間機構によって離間させることができ、これにより、感光体ユニットや作像プロセスユニットの着脱に際して感光体が作像プロセスユニットに当たって傷付くということを防止できる。
【0123】
請求項17記載の発明によれば、請求項16記載の画像形成ユニットにおいて、前記離間機構は、前記保持体内に収納されて前記感光体ユニットが取付けられた保持枠と、前記保持体と前記保持枠との間に設けられて前記保持枠を昇降させるリンク機構とを有するので、リンク機構によって保持枠を感光体ユニットと共に上昇させることにより、感光体ユニットと作像プロセスユニットとを離間させることができる。
【0124】
請求項18記載の発明によれば、請求項16記載の画像形成ユニットにおいて、前記離間機構は、前記保持体内に収納されて前記感光体ユニットが取付けられた保持枠と、前記保持体と前記保持枠との間に設けられて前記保持枠を昇降させるカム機構とを有するので、カム機構によって保持枠を感光体ユニットと共に上昇させることにより、感光体ユニットと作像プロセスユニットとを離間させることができる。
【0125】
請求項19記載の発明によれば、請求項17又は18記載の画像形成ユニットにおいて、前記感光体ユニットが前記保持枠に着脱自在に取付けられているので、保持枠を上昇させて感光体ユニットを作像プロセスユニットから離間させた後に、感光体ユニットを保持枠に対して着脱することができ、感光体ユニットの着脱を容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のカラープリンタの外観の概略を示す斜視図である。
【図2】その内部構造の概略を示す正面図である。
【図3】装置本体の正面カバーを開放した状態を示す斜視図である。
【図4】画像形成ユニットを引出位置へ引き出した状態を示す斜視図である。
【図5】画像形成ユニットの構造を示す平面図である。
【図6】画像形成ユニットの構造を示す正面図である。
【図7】作像プロセスユニットと感光体ユニットとを離間させる構造、及び、感光体ユニットを開放位置と閉止位置とへ回動させる構造を示す正面図である。
【図8】引出位置に位置する画像形成ユニットを断面にして示す平面図である。
【図9】収納位置に位置する画像形成ユニットを断面にして示す平面図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態のカラープリンタの概略構造を示す正面図である。
【図11】本発明の第3の実施の形態のカラープリンタにおける、作像プロセスユニットと感光体ユニットとを離間させる構造、及び、感光体ユニットを開放位置と閉止位置とへ回動させる構造を示す正面図である。
【図12】本発明の第4の実施の形態のプリンタの概略構造を示す正面図である。
【符号の説明】
2   装置本体
3   画像形成ユニット
14   中間転写ベルト
17   保持体
18   作像プロセスユニット
19a、19b 感光体ユニット
20   離間機構
21   作像プロセス部材
22   作像プロセス部材、現像器
23   作像プロセス部材
24   感光体
25a、25b 保持蓋
30   保持枠
32   リンク機構
72   離間機構
73   カム機構
82   装置本体
83   画像形成ユニット
S   記録媒体

Claims (19)

  1. 外周面にトナー像が形成される感光体を有し、この感光体上に形成されたトナー像を記録媒体上に転写する画像形成装置において、
    前記感光体を有する感光体ユニットと、前記感光体の周りに配設され、前記感光体上にトナー像を形成するための作像プロセス部材を有する作像プロセスユニットと、前記感光体ユニット及び前記作像プロセスユニットを保持する保持体とを備えた画像形成ユニットが、装置本体に対して収納位置と引出位置とにスライド自在に取付けられ、前記引出位置にて前記感光体ユニットと前記作像プロセスユニットとが各々独立して着脱可能に前記保持体に保持されていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 複数の前記感光体と複数の前記作像プロセスユニットとが直線上に平行に配列され、前記感光体上に形成されたトナー像が中間転写される中間転写ベルトが前記感光体に対向して設けられていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 複数の前記感光体と複数の前記作像プロセスユニットとが直線上に平行に配列され、前記感光体上に形成されたトナー像が転写される記録媒体を搬送する搬送ベルトが前記感光体に対向して設けられていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記感光体ユニットは、複数の感光体を一体的に保持していることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一記載の画像形成装置。
  5. 前記作像プロセスユニット内に前記作像プロセス部材の一つである現像器が含まれ、この作像プロセスユニットが下側に配置され、その上側に前記感光体ユニットが配置されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一記載の画像形成装置。
  6. 前記感光体ユニットは、前記感光体とこの感光体を保持する保持蓋とを有し、前記感光体ユニットが前記作像プロセスユニットの上方を閉止する閉止位置と前記作像プロセスユニットの上方を開放する開放位置とへ回動自在に設けられていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一記載の画像形成装置。
  7. 前記感光体ユニットと前記作像プロセスユニットとを相対的に離間させる離間機構を備えていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一記載の画像形成装置。
  8. 前記離間機構は、前記保持体内に収納されて前記感光体ユニットが取付けられた保持枠と、前記保持体と前記保持枠との間に設けられて前記保持枠を昇降させるリンク機構とを有することを特徴とする請求項7記載の画像形成装置。
  9. 前記離間機構は、前記保持体内に収納されて前記感光体ユニットが取付けられた保持枠と、前記保持体と前記保持枠との間に設けられて前記保持枠を昇降させるカム機構とを有することを特徴とする請求項7記載の画像形成装置。
  10. 前記感光体ユニットが前記保持枠に着脱自在に取付けられていることを特徴とする請求項8又は9記載の画像形成装置。
  11. 感光体を有する感光体ユニットと、前記感光体の周りに配設され、前記感光体上にトナー像を形成するための作像プロセス部材を有する作像プロセスユニットと、前記感光体ユニット及び前記作像プロセスユニットを保持する保持体とを備え、装置本体に対して収納位置と引出位置とにスライド自在に取付けられ、前記感光体ユニットと前記作像プロセスユニットとが各々独立して着脱可能に前記保持体に保持されていることを特徴とする画像形成ユニット。
  12. 複数の前記感光体と複数の前記作像プロセスユニットとが直線上に平行に配列されていることを特徴とする請求項11記載の画像形成ユニット。
  13. 前記感光体ユニットは、複数の感光体を一体的に保持していることを特徴とする請求項11又は12記載の画像形成ユニット。
  14. 前記作像プロセスユニット内に前記作像プロセス部材の一つである現像器が含まれ、この作像プロセスユニットが下側に配置され、その上側に前記感光体ユニットが配置されていることを特徴とする請求項11ないし13のいずれか一記載の画像形成ユニット。
  15. 前記感光体ユニットは、前記感光体とこの感光体を保持する保持蓋とを有し、前記感光体ユニットが前記作像プロセスユニットの上方を閉止する閉止位置と前記作像プロセスユニットの上方を開放する開放位置とへ回動自在に設けられていることを特徴とする請求項11ないし14のいずれか一記載の画像形成ユニット。
  16. 前記感光体ユニットと前記作像プロセスユニットとを相対的に離間させる離間機構を備えていることを特徴とする請求項11ないし15のいずれか一記載の画像形成ユニット。
  17. 前記離間機構は、前記保持体内に収納されて前記感光体ユニットが取付けられた保持枠と、前記保持体と前記保持枠との間に設けられて前記保持枠を昇降させるリンク機構とを有することを特徴とする請求項16記載の画像形成ユニット。
  18. 前記離間機構は、前記保持体内に収納されて前記感光体ユニットが取付けられた保持枠と、前記保持体と前記保持枠との間に設けられて前記保持枠を昇降させるカム機構とを有することを特徴とする請求項16記載の画像形成ユニット。
  19. 前記感光体ユニットが前記保持枠に着脱自在に取付けられていることを特徴とする請求項17又は18記載の画像形成ユニット。
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