JP2003063656A - 配達支援システム、配達依頼装置、物品配達方法、配達依頼方法、配達支援プログラムおよび配達依頼プログラム - Google Patents

配達支援システム、配達依頼装置、物品配達方法、配達依頼方法、配達支援プログラムおよび配達依頼プログラム

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JP2003063656A
JP2003063656A JP2001260435A JP2001260435A JP2003063656A JP 2003063656 A JP2003063656 A JP 2003063656A JP 2001260435 A JP2001260435 A JP 2001260435A JP 2001260435 A JP2001260435 A JP 2001260435A JP 2003063656 A JP2003063656 A JP 2003063656A
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JP
Japan
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JP2001260435A
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English (en)
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Seita Otsuji
清太 大辻
Hironori Suzuki
裕紀 鈴木
Toshiaki Sugimura
利明 杉村
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NTT Docomo Inc
Original Assignee
NTT Docomo Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 荷物の受け渡しを移動中にその場で行う。 【解決手段】 送り主.受取人、集荷者・配達者の移動
通信手段1、2により自己位置の開示と相互連絡がなさ
れ、配達業者は各移動者の状態を、情報蓄積検索更新手
段9と処理手段7にて管理推定予測するとともに、We
b・メ一ル情報交換手段8にて関係者に連絡し、予め交
換した電話番号とメールアドレスとURLを用いて物品
引き渡し作業時の認証作業を行い、移動している人から
荷物を集荷し、移動している人への荷物の配達を実現す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配達支援システ
ム、配達依頼装置、物品配達方法、配達依頼方法、配達
支援プログラムおよび配達依頼プログラムに関し、特
に、荷物の受け渡しを移動中に行う場合に適用して好適
なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、荷物を相手に配達する方法とし
て、郵便、宅配便、バイク便などを用いる方法がある。
これらの方法では、業者またはその取扱店の窓口に荷物
を持ち込むか、あるいは自分の居場所または住所を指定
して業者に集荷してもらい、宛先または住所によって指
定された固定場所に荷物が送られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
配達方法では、外出先や旅先においては、荷物の発送お
よび受け取りを行うには、大変面倒になるという問題が
あった。すなわち、旅行などで移動中の者が送り主にな
る場合、集荷の日時場所を決めてそこに留まるか、ホテ
ルなどに預けておいて集荷してもらうか、または運送会
社への取り次ぎ窓口に出向く必要があった。
【0004】また、受取人が移動している場合は、苑先
たる居所が不確定なので、自宅や会社などの立ち寄る可
能性がある場所に送るしかなく、荷物を直ぐに受け取る
ことができなかった。さらに、配達を依頼するには、送
り主と受取人双方の住所を書かなければならず、面倒で
あるばかりか、上記のような外出環境では、発送人、受
取人が本人であるかの簡易な認証が難しかった。
【0005】また、自宅に置いてあるものが外出先で必
要になった場合、自宅に居る誰かに代わりに対応しても
らい、かつ滞在中のホテルなど自分が受け取れる場所を
確保し、そこに留まるか誰かに預かってもらう必要があ
った。そこで、本発明の目的は、荷物の受け渡しを移動
中にその場で行うことが可能な配達支援システム、配達
依頼装置、物品配達方法、配達依頼方法、配達支援プロ
グラムおよび配達依頼プログラムを提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1記載の配達支援システムによれば、配
達元の位置情報を取得する配達元情報取得手段と、配達
先の位置情報を取得する配達先情報取得手段と、配達機
関の認証情報を前記配達元に通知する認証情報通知手段
と、前記配達先の認証情報を取得する認証情報取得手段
と、前記配達先の認証情報に基づいて、前記配達先の認
証確認を行う認証確認手段とを備えることを特徴とす
る。
【0007】これにより、配達元または配達先が移動し
ている場合においても、配達機関は、配達元または配達
先の現在位置を確認することが可能となるとともに、配
達元または配達機関は、荷物を引き渡す際の認証確認を
その場で行うことが可能となり、荷物の受け渡しを移動
中に行うことが可能となる。また、請求項2記載の配達
依頼装置によれば、自己の位置情報を配達機関に開示す
る位置情報開示手段と、前記配達依頼先の認証情報を取
得する認証情報取得手段と、前記認証情報に基づいて前
記配達機関の認証確認を行う認証確認手段とを備えるこ
とを特徴とする。
【0008】これにより、配達元が移動している場合に
おいても、配達機関は、その配達元の現在の居場所に荷
物を取りに行くことが可能となるとともに、配達元はそ
の場で配達機関の認証確認を行うことが可能となり、配
達機関に確実に荷物を渡すことが可能となる。また、請
求項3記載の物品配達方法によれば、送り主が、受取人
への輸送業務を配達業者に依頼するステップと、前記配
達業者が、配達許諾伺いを前記受取人に通知するステッ
プと、前記受取人が、前記配達許諾伺いに対する了解を
前記配達業者に通知するステップと、前記配達業者が、
前記送り主に集荷連絡を行うとともに、集荷者の電話番
号を通知するステップと、前記配達業者が、前記受取人
に配達連絡を行うとともに、配達者の電話番号を通知す
るステップと、前記送り主が、自己の居場所情報を前記
配達業者に開示するステップと、前記受取人が、配達予
定日時の居場所情報を前記配達業者に連絡するステップ
と、前記配達業者が、前記送り主の居場所情報に基づい
て、前記集荷者を前記送り主の居場所に向かわせるステ
ップと、前記集荷者が、前記送り主と通信することによ
り、相互の位置を確認するステップと、前記送り主が、
前記集荷者の認証確認を行うステップと、前記集荷者
が、前記送り主から荷物を受け取るステップと、前記配
達業者が、前記受取人の受取予定日時の居場所情報に基
づいて、前記受取人の荷物の配達位置を求めるステップ
と、前記配達業者が、前記集荷者からの荷物を受け取っ
た配達者に前記配達位置を指示するステップと、前記受
取人が、自己の現在位置を前記配達者に開示するステッ
プと、前記配達者が、前記受取人と通信することによ
り、相互の位置を確認するステップと、前記配達者が、
前記受取人の認証確認を行うステップと、前記配達者
が、前記受取人に荷物を渡すステップとを備えることを
特徴とする。
【0009】これにより、送り主および受取人が移動し
ている場合においても、集荷者および配達者は、送り主
および受取人の現在位置を確認することが可能となり、
集荷者は送り主の現在の位置に荷物を取りに行くことが
可能となるとともに、配達者は受取人の現在の位置に荷
物を運ぶことが可能となる。また、送り主は、荷物を引
き渡す際の集荷者の認証確認をその場で行って、荷物を
集荷者に確実に引き渡すことが可能となるとともに、配
達者は、荷物を引き渡す際の受取人の認証確認をその場
で行って、荷物を受取人に確実に引き渡すことが可能と
なる。
【0010】このため、送り主は外出先から荷物を送る
ことが可能となるとともに、受取人は外出先で荷物を受
け取ることが可能となり、送り主および受取人の双方
は、外出先で移動していても、荷物の配達依頼を行った
り、荷物を受け取ったりすることができる。また、請求
項4記載の物品配達方法によれば、受取人が、自分への
輸送業務を配達業者に依頼するステップと、前記配達業
者が、配達許諾伺いを送り主に通知するステップと、前
記送り主が、前記配達許諾伺いに対する了解を前記配達
業者に通知するステップと、前記配達業者が、前記送り
主に集荷連絡を行うとともに、集荷者の電話番号を通知
するステップと、前記配達業者が、前記受取人に配達連
絡を行うとともに、配達者の電話番号を通知するステッ
プと、前記送り主が、自己の居場所情報を前記配達業者
に開示するステップと、前記受取人が、配達予定日時の
居場所情報を前記配達業者に連絡するステップと、前記
配達業者が、前記送り主の居場所情報に基づいて、前記
集荷者を前記送り主の居場所に向かわせるステップと、
前記集荷者が、前記送り主と通信することにより、相互
の位置を確認するステップと、前記送り主が、前記集荷
者の認証確認を行うステップと、前記集荷者が、前記送
り主から荷物を受け取るステップと、前記配達業者が、
前記受取人の受取予定日時の居場所情報に基づいて、前
記受取人の荷物の配達位置を求めるステップと、前記配
達業者が、前記集荷者からの荷物を受け取った配達者に
前記配達位置を指示するステップと、前記受取人が、自
己の現在位置を前記配達者に開示するステップと、前記
配達者が、前記受取人と通信することにより、相互の位
置を確認するステップと、前記配達者が、前記受取人の
認証確認を行うステップと、前記配達者が、前記受取人
に荷物を渡すステップとを備えることを特徴とする。
【0011】これにより、受取人が輸送業務を配達業者
に依頼した場合においても、移動中の送り主および受取
人を対象として、配達業者が配達業務を行うことができ
る。また、請求項5記載の物品配達方法によれば、前記
認証確認は、相手の見える位置で相手に電話をかけるこ
とを特徴とする。これにより、移動中の相手に電話をか
けるだけで、相手の認証確認を行うことができ、送り主
および受取人が移動中であっても、送り主は、荷物を集
荷者に確実に引き渡すことが可能となるとともに、配達
者は、荷物を受取人に確実に引き渡すことが可能とな
る。
【0012】また、請求項6記載の物品配達方法によれ
ば、集荷時に前記送り主と前記集荷者、また配達時に前
記配達者と前記受取人が相互に位置を詰める場合、前記
送り主または前記受取人の位置情報が、見通しで前記集
荷者または前記配達人に確認可能な程の距離まで接近す
るに足りる精度を持つならば、その位置情報に基づい
て、前記集荷者または前記配達者は、前記送り主または
前記受取人に対面できるまで接近することを特徴とす
る。
【0013】これにより、送り主および受取人が移動し
ている場合においても、携帯端末を保持するだけで、集
荷者および配達者は、送り主および受取人と接触するこ
とができ、移動中の送り主または受取人との荷物の受け
渡しを容易に行うことができる。また、請求項7記載の
物品配達方法によれば、前記送り主または前記受取人の
位置情報が、見通しで前記集荷者または前記配達人に確
認可能な程の距離まで接近するに足りる精度を持たない
場合、前記送り主または前記受取人が送受予想時刻に予
想される所在地、またはそこに近い待ち合わせ場所を指
定し、送り主または受取人がその場所を通過、未達また
は進路変更した場合、次の待ち合わせ場所を逐次指定す
ることで、前記集荷者または前記配達者は、前記送り主
または前記受取人に接近することを特徴とする。
【0014】これにより、送り主または受取人の位置情
報の精度が不足している場合においても、集荷者および
配達人は、送り主および受取人と接触することができ、
移動中の送り主または受取人との荷物の受け渡しを容易
に行うことができる。また、請求項8記載の物品配達方
法によれば、相手との面会を集荷時または配達時に行う
ことが可能かどうかを判断するステップと、相手との面
会を集荷時または配達時に行うことが不可能と判断され
る場合、その面会不能時間帯の予想終了時刻後に受け渡
し可能な場所に目的地を変更するステップとをさらに備
えることを特徴とする。
【0015】これにより、相手との面会が不可能な時間
帯を避けて、荷物の受け渡しスケジュールを立てること
がが可能となり、無駄足を防止して、配達業務を効率化
することができる。また、請求項9記載の物品配達方法
によれば、複数の送り主が登録されている場合、前記配
達業者は、集荷しやすい条件にいる送り主を選択するス
テップをさらに備えることを特徴とする。
【0016】これにより、集荷にかかる労力や時間を軽
減することができ、配達業務を効率化することができ
る。また、請求項10記載の物品配達方法によれば、複
数の受取人が登録されている場合、前記配達人は、配達
しやすい条件にいる受取人を選択することを特徴とす
る。
【0017】これにより、配達にかかる労力や時間を軽
減することができ、配達業務を効率化することができ
る。また、請求項11記載の物品配達方法によれば、前
記送り主または前記受取人は、荷物の集荷または配達に
必要な情報をメンバ登録するステップをさらに備えるこ
とを特徴とする。
【0018】これにより、メンバIDを指定するだけ
で、荷物の集荷または配達に必要な情報の登録作業を簡
略化することができ、送り主または受取人の負担を軽減
することができる。また、請求項12記載の物品配達方
法によれば、前記送り主は、タグの付された荷物を棚に
保管するステップと、前記送り主は、前記棚に施錠する
ステップと、前記集荷者が、前記棚を解錠し、指定タグ
の付された荷物を集荷するステップとをさらに備えるこ
とを特徴とする。
【0019】これにより、送り主が荷物を持ち歩くこと
なく、送り主の移動中にその荷物の配達依頼を行うこと
ができ、送り主が配達依頼を行う際の負担を軽減するこ
とができる。また、請求項13記載の物品配達方法によ
れば、前記送り主は、前記棚を解錠する鍵を前記配達業
者へ預けるか、あるいは、前記送り主が、前記集荷者の
解錠要求に基づいて、前記棚の扉を遠隔解錠するか、ま
たはワンタイムパスワードを前記集荷者へ連絡すること
で解錠することを特徴とする。
【0020】これにより、送り主が荷物を棚に保管した
際に、その棚を解錠するための鍵を集荷者に渡す必要が
なくなり、送り主が配達依頼を行う際の負担を軽減する
ことができる。また、請求項14記載の物品配達方法に
よれば、メンバーが共同利用可能な物品を共同棚に保管
するステップをさらに備え、前記メンバーは、前記共同
棚に保管されている物品を、配達業者に依頼して自分が
現在居る場所へ配達させることを特徴とする。
【0021】これにより、利用者の移動中に、利用者が
その時々に必要なものを入手することが可能となるとと
もに、使用が済んだら直ぐに返却することが可能とな
り、利用者が物品を持ち歩くことなく、利用者が移動し
ている場合においても、利用者が必要な物品を必要な時
間だけ使用することができる。また、請求項15記載の
物品配達方法によれば、前記共同棚は全国または全世界
に分散配置され、前記配達業者は、受取者の現在位置へ
最短の時間で配達可能な共同棚から必要な物品を配達す
ることを特徴とする。
【0022】これにより、利用者の配達依頼に応じて、
利用者に必要な物品を短時間で届けることが可能とな
り、利用者がその物品を使用可能となるまでの待ち時間
を減らすことが可能となるとともに、配達業者の配達に
かかる時間を節約して、配達業務を効率化することが可
能となる。また、請求項16記載の物品配達方法によれ
ば、配達元の位置情報を配達機関に開示するステップ
と、前記配達機関は、前記配達元の位置情報に基づい
て、前記配達元と接触するステップと、前記配達元は、
前記配達機関の認証情報を取得するステップと、前記配
達元は、前記配達機関の認証情報に基づいて、前記配達
機関の認証確認を行うステップと、前記配達元は、前記
認証確認の得られた配達機関に荷物を渡すステップと、
配達先の位置情報を前記配達機関に開示するステップ
と、前記配達機関は、前記配達先の位置情報に基づい
て、前記配達元先と接触するステップと、前記配達機関
は、前記配達先の認証情報を取得するステップと、前記
配達機関は、前記配達先の認証情報に基づいて、前記配
達先の認証確認を行うステップと、前記配達機関は、前
記認証確認の得られた配達先に前記荷物を渡すステップ
とを備えることを特徴とする。
【0023】これにより、配達元および配達先が移動し
ている場合においても、配達機関は、配達元および配達
先の現在位置を確認することが可能となり、配達機関は
配達元の現在の位置に荷物を取りに行くことが可能とな
るとともに、配達機関は配達先の現在の位置に荷物を運
ぶことが可能となる。また、配達元は、荷物を引き渡す
際の配達機関の認証確認をその場で行って、荷物を配達
機関に確実に引き渡すことが可能となるとともに、配達
機関は、荷物を引き渡す際の配達先の認証確認をその場
で行って、荷物を配達先に確実に引き渡すことが可能と
なる。
【0024】このため、配達元は外出先から荷物を送る
ことが可能となるとともに、配達先は外出先で荷物を受
け取ることが可能となり、荷物の配達依頼を行ったり、
荷物を受け取ったりする際の利用者の手間暇を軽減する
ことができる。また、請求項17記載の配達依頼方法に
よれば、受取人への輸送業務を配達業者に依頼するステ
ップと、集荷連絡および集荷者の電話番号を前記配達業
者から受け取るステップと、自己の居場所情報を前記配
達業者に開示するステップと、配達業者または集荷者と
通信することにより、前記集荷者の位置を確認するステ
ップと、前記集荷者の認証確認を行うステップと、前記
集荷者に荷物を渡すステップとを備えることを特徴とす
る。
【0025】これにより、送り主が移動している場合に
おいても、集荷者は、送り主の現在位置を確認すること
が可能となり、集荷者は送り主の現在の位置に荷物を取
りに行くことが可能となるとともに、送り主は、荷物を
引き渡す際の集荷者の認証確認をその場で行って、荷物
を集荷者に確実に引き渡すことが可能となり、荷物の配
達依頼を行う際の送り主の手間暇を軽減することができ
る。
【0026】また、請求項18記載の配達支援プログラ
ムによれば、配達元の位置情報を取得するステップと、
配達先の位置情報を取得するステップと、配達機関の認
証情報を前記配達元に通知するステップと、前記配達先
の認証情報を取得するステップと、前記配達先の認証情
報に基づいて、前記配達先の認証確認を行うステップと
をコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0027】これにより、配達支援プログラムをインス
トールして配達支援処理を行なわせるだけで、配達元ま
たは配達先が移動している場合においても、配達元また
は配達先の現在位置を確認することが可能となるととも
に、配達元または配達機関は、荷物を引き渡す際の認証
確認をその場で行うことが可能となり、荷物の受け渡し
を移動中に行うことが可能となる。
【0028】また、請求項19記載の配達依頼プログラ
ムによれば、自己の位置情報を配達機関に開示するステ
ップと、前記配達機関の認証情報を取得するステップ
と、前記認証情報に基づいて前記配達機関の認証確認を
行うステップとをコンピュータに実行させることを特徴
とする。これにより、配達依頼プログラムを配達元の携
帯端末にインストールして配達依頼処理を実行させるだ
けで、配達元は自分の移動中に、自分の現在位置まで配
達機関に荷物を取りに来させて、荷物を配達機関に引き
渡すことが可能となり、配達元が移動中に配達依頼を行
う際の手間暇を軽減することが可能となる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態に係る配
達支援システムについて、図面を参照しながら説明す
る。図1は、本発明の一実施形態に係る配達支援システ
ムの概略構成を示すブロック図である。
【0030】図1において、移動通信端末1、2は基地
局3と無線で通信を行う。また、基地局3は携帯電話会
社データ通信手段4と接続され、携帯電話会社データ通
信手段4は、インターネット5または専用線10を介し
て配達業者社内通信手段6と接続される。なお、移動通
信端末1、2は、例えば、Webブラウズや電子メール
が使用可能な携帯電話やPHSなどであり、送り主、受
取人、集荷者および配達者はいずれも移動通信端末1、
2を保持する。
【0031】また、移動通信端末1、2は、GPS(全
地球測位システム)、携帯電話の通信システム網、予定
表、交通情報などを利用することより、送り主、受取
人、集荷者および配達者の現在または将来の居場所を取
得したり、自分の居場所を必要な相手に開示したりする
ことができる。また、配達業者社内通信手段6は、処理
制御手段7、Web・メール情報交換手段8および集荷
者・配達者・送り主・受取人情報蓄積検索更新手段9を
接続する。なお、配達業者社内通信手段6として、例え
ば、自社内LANなどを用いることができる。
【0032】ここで、処理制御手段7は、Web・メー
ル情報交換手段8や集荷者・配達者・送り主・受取人情
報蓄積検索更新手段9を操作したり、自分が保持してい
るか、またはインターネット5などから入手した地図情
報、歩行経路情報、交通情報、混雑情報および天候情報
や、それらの時間変化予測から、送り主・集荷者・配達
者・受取人のさらに詳しい現在または将来の位置の推定
したりする。
【0033】Web・メール情報交換手段8は、顧客や
集荷者・配達者との間でWeb・メール情報を交換する
もので、Web・メール情報交換手段8として、例え
ば、Webサーバとメールサーバとを用いることができ
る。集荷者・配達者・送り主・受取人情報蓄積検索更新
手段9は、集荷者・配達者・送り主・受取人の位置およ
び行動予定経路を把握して保持し、逐次更新するととも
に、必要な情報を検索する。
【0034】そして、送り主.受取人、集荷者・配達者
の移動通信手段1、2により自己位置の開示と相互連絡
がなされ、配達業者は各移動者の状態を、情報蓄積検索
更新手段9と処理手段7にて管理推定予測するととも
に、Web・メ一ル情報交換手段8にて関係者に連絡
し、予め交換した電話番号とメールアドレスとURLを
用いて物品引き渡し作業時の認証作業を行い、移動して
いる人から荷物を集荷し、移動している人への荷物の配
達を実現する。
【0035】図2は、本発明の一実施形態に係る物品配
達方法の処理の流れを説明する図、図3は、本発明の一
実施形態に係る物品配達方法の処理の流れを示すシーケ
ンス図である。図2、3において、各集荷者A〜Cおよ
び各配達者X〜Zには、担当エリアが割り当てられ、例
えば、集荷者A〜Cは地域A’〜C’をそれぞれ担当
し、配達者X〜Zは地域X’〜Z’をそれぞれ担当す
る。
【0036】そして、移動中の送り主Sは地域A’から
荷物Nを受取人Rに送り、移動中の受取人Rは地域X’
で荷物Nを受け取るものとする。この場合、送り主Sは
自分の移動通信端末1、2から受取人Rへ輸送業務を配
達業者Hに依頼する(K1)。ここで、依頼方法とし
て、例えば、電話、電子メール、あるいはWeb記入
(配達業者HのWebサイトにアクセスし、申し込みの
ページに必要事項を記入して依頼する)などを用いるこ
とができる。
【0037】次に、配達業者Hは送り主Sからの配達注
文を受け付け、受取人Rへ連絡して配達許諾を得る(K
2)。ここで、配達業者Hが受取人Rの配達許諾を得る
方法として、例えば、受取人Rの移動通信端末1、2へ
配達許諾伺いの電子メールを送る方法などを用いること
ができる。
【0038】受取人Rは、配達を許諾する場合、配達了
解通知を配達業者Hに返信する(K3)。ここで、配達
了解通知の方法として、例えば、配達了解の電子メール
を配達業者Hに返信する方法や、受取人Rがメール記載
のURLにアクセスし、そのWebページにて許諾の入
力を行う方法などを用いることができる。一方、受取人
Rの許諾が得られない場合、配達業者Hは配達請負不成
立の旨を送り主Sに通知する。
【0039】また、受取人Rからの許諾連絡がない場
合、送り主Sの意向により指定された時間内に、許諾連
絡を再度試みる。そして、受取人Rの許諾が得られる
と、配達請負条件を満たしたとし、配達業者Hは輸送業
務を開始する。次に、配達業者Hは、送り主Sに集荷の
連絡をし、送り主Rへの情報提示用のWebページにア
クセスするためのURLを通知する(K4)。なお、こ
のWebページには、集荷者Aへの連絡手段(電話番号
やメール)や集荷予定時刻、現在の集荷・配達状況など
を掲載することができる。
【0040】次に、配達業者Hは、受取人Rに配達の連
絡をし、受取人Rへの情報提示用のWebページにアク
セスするためのURLを通知する(K5)。なお、この
Webページには、配達者Xへの連絡手段(電話番号や
メール)や配達予定時刻、現在の集荷・配達状況などを
掲載することができる。次に、送り主Sは、自分の居場
所情報を配達業者Hに開示する(K6)。ここで、自分
の居場所情報の開示する場合、基地局3が把握している
移動通信端末1、2の現在のセル位置情報、車載カーナ
ビや携帯電話などで取得されるGPS情報、場所を示す
無線信号や赤外線信号を受信することにより得られる位
置情報、利用している予定所在地が記載されている電子
的な予定表などにより取得される自分の居場所情報など
を用いることができる。
【0041】なお、自分の居場所情報の開示は、例え
ば、移動通信端末1、2にインストールされ、その移動
通信端末1、2で稼働するアプリブログラムにて自動的
に行ってもよいし、ネットワーク側で位置情報がわかる
なら、それを配達業者Hに開示許諾する設定を行っても
よい。一方、それらの自動開示手法が使えない場合は、
送り主Sは、電子メールか、電話により、自分の居場所
情報を配達業者Hに連絡する方法を用いるようにしても
よい。この際、正確な住所情報を入手できなければ、現
在の最寄りの建物など位置の同定に役立つ情報を配達業
者Hに伝えるようにしてもよい。
【0042】なお、居場所情報の開示が各人のプライバ
シーに関わる場合、開示者が一時的に居場所情報の開示
や更新を凍結したり、精度を落としたりする処理を行っ
てもよい。次に、受取人Rは、配達可能性がある日時の
大まかな居場所情報を配達業者に連絡・開示する(K
7)。なお、受取人Rの居場所情報の入手および開示方
法は、送り主Sの場合と同様の方法を用いることができ
る。
【0043】一方、受取人Rの将来の居場所が未定の場
合は、受取人Rの現在の居場所情報を持って、配達位置
の第1候補とする。次に、配達業者Hは、地図や知識
(例えば、一般的な歩行経路と移動時間、道路状況や天
候とその時刻による変化など)を参照し、送り主Sと受
取人Rの居場所情報に基づいて、現在と近未来の送り主
Sと受取人Rの位置を推定することにより、集荷予定時
刻および配達予定時刻を割り出す。そして、この集荷予
定時刻および配達予定時刻を、送り主Sと受取人Rへの
情報提示用のWebページへ掲載する。
【0044】そして、配達業者Hは、集荷予定時刻にお
いて、送り主Sが地域A’に居ると判断すると、送り主
Sの位置と状況を逐次追跡しつつ、集荷者Aを想定集荷
位置へ向かわせる(K8)。なお、配達業者Hは、送り
主Sの移動に伴い、最も集荷しやすい集荷者A〜Cを適
宜選択することができる。また、集荷者A〜Cが変更さ
れると、URLに記載されている電話番号を最新の集荷
者A〜Cに変更する。
【0045】ここで、追跡対象が自分のエリア外に出る
ようであれば、そのエリア担当者に荷物Nを引き継ぐよ
うにしてもよいが、エリアに関係なく業務を行ってもよ
い。次に、集荷者Aが送り主Sの予想現在位置付近まで
辿り着くと、集荷者Aは、自分の移動通信端末1、2を
用いて送り主Sに連絡し、相互の位置を詰める(K
9)。
【0046】次に、集荷者Aと送り主Sは、お互いを目
視にて発見した後、荷物Nを手渡せる位置まで互いに近
づく。次に、送り主Sは、相手が正当な集荷者Aである
ことを認証確認する(K10)。ここで、認証確認の方
法として、例えば、送り主Sが、集荷者Aの目前で、送
り主Sに事前に通知されたURLから辿れる集荷者Aの
電話番号に電話をかけ、集荷者Aの移動通信端末1、2
に着信し通話することを持って認証確認とすることがで
きる。
【0047】あるいは、事前に決めたパスワードまたは
記号列を配達業者HのWebに投入するか、またはメー
ルで送付するなどにより、配達業者H経由または集荷者
Aに直接そのパスワードまたは記号列を伝える。そし
て、そのパスワードまたは記号列を集荷者Aが送り主S
に提示し、送り主Sのパスワードまたは記号列と一致す
ることで認証確認としてもよい。
【0048】次に、集荷者Aは送り主Sから荷物Nを受
け取り(K11)、配達業者Hへ集荷完了を通知する。
次に、配達業者Hは、受取人Rの居場所情報(今後の移
動予想経路を含む)を用いて、荷物Nの配達に要する時
間と受取人Rの移動予想経路から、受取人Rへの荷物N
の配達位置を推定する。
【0049】次に、配達業者Hは、集荷者Aから配達者
Xへ荷物Nを渡し(K12、K13)、荷物Nの予想配
達位置へ配達者Xを向かわせる。なお、集荷者Aから配
達者Xへの荷物Nの受け渡しは、配達業者Hを経由して
集荷者Aから配達者Xへ渡してもよく、集荷者Aから配
達者Xへ直接渡してもよい。
【0050】また、集荷Aおよび配達者X同士で荷物N
をリレーするようにしてもよい。また、配達業者Hの受
け持ち範囲は、広域の基幹配達網(例えば、大都市間を
結ぶ輸送)を含むようにしてもよい。次に、配達業者H
は、受取予想日時の受取人Rの居場所に変更があると、
配達者Xの目的地を逐次訂正する。そして、配達業者H
は、現在割り当てられている配達者Xの管轄外に受取人
Rが移動するなど、効率上、配達者Xを変更した方がよ
いと判断した場合、荷物Nを他の配達者Y、Zに引き継
ぎ、配達者Xの電話番号が掲載されるURLから辿れる
連絡手段を最新の配達者Y、Zのものに変更する。
【0051】次に、配達者Xは、受取予想日時の受取人
Rの居場所付近まで来た時、受取人Rに現在の居場所情
報を開示してもらい(K14)、受取人Rに接近する。
そして、配達者Xは、受取人Rにさらに接近すると、受
取人Rの電話番号に電話をかけ(K15)、相互に連絡
しつつ距離を詰める。次に、配達者Xと受取人Rとがお
互いを発見して対面した後、配達者Xは受取人Rの正当
性を認証確認する(K16)。
【0052】なお、この認証確認の方法としては、例え
ば、以下の方法を用いることができる。 a)お互いが対面するまでに、配達者Xは、受取人Rの
移動通信端末1、2に電話をかけて相互連絡しているの
で、それを持って受取人Rの認証とする。 b)それに加え、配達者Xまたは配達業者Hが、受取人
Rのメールアドレスに認証コード付きメールを送り、受
取人Rは、受信したコードを配達者Xに提示する。
【0053】c)受取人RのみがアクセスできるWeb
ページに認証用パスワード・バーコード画像等を置き、
それを配達者Xに提示する。 d)これらに加えて、さらに盗難携帯でないことまで確
認する場合には、受取人Rの身分証明書を提示してもら
う、その他、一般に本人確認として使われる方法、例え
ば、本人住所の暗唱などを用い、本人であることを認証
する。
【0054】次に、受取人Rの正当性が確認されれば、
配達者Xは、荷物Nを受取人Rに渡し(K17)、配達
業者Hに配達完了を通知する。次に、配達業者Hは、送
り主Sに配達完了を通知して配達業務を終了する。図4
は、本発明の一実施形態に係る物品配達方法の集荷処理
の流れを示すフローチャートである。
【0055】図4において、配達業者Hは、電話・電子
メール・Web記入等により、送り主Sから受取人Rへ
の配達注文を受け付けると(ステップS1)、配達業者
Hは、受取人RのWeb閲覧・メール送受機能をもつ携
帯電話へ電子メールを送って配達許諾伺いを行う。
【0056】そして、配達業者Hが了解の電子メールを
受取人Rから受け取るか、メール記載のURLに許諾入
力が行われると(ステップS2)、配達業務を開始する
(ステップS3)。一方、配達業者Hは、受取人Rから
の配達許諾が得られない場合には、送り主Sに配達不成
立を通知する(ステップS4)。
【0057】次に、配達業者Hは、送り主Sの居場所情
報の開示を要請し、携帯電話基地局やPHS基地局、G
PS、場所を示す無線信号や赤外線信号、所在地が記載
された電子的な予定表などにより、送り主Sの居場所情
報を取得する(ステップS5)。次に、配達業者Hは、
送り主Sの居場所情報に基づいて、集荷者A〜Cを選定
するとともに(ステップS6)、集荷予定時刻および場
所を算出して、送り主Sに通知する(ステップS7)。
【0058】次に、集荷者Aが選定されると、集荷者A
は送り主Sを追跡し(ステップS8)、電話連絡などに
より、互いに位置を詰め、集荷者Aが送り主Sを目視確
認可能な距離まで近づくと(ステップS9)、集荷者A
は送り主Sに接近して対面する(ステップS10)。そ
して、例えば、送り主Sが、集荷者Aの目前で事前に通
知されたURLから辿れる集荷者Aの電話番号に電話を
かけることにより、集荷者Aは、正当な集荷者Aである
ことの認証判定を送り主Sから受ける(ステップS1
1)。
【0059】次に、集荷者Aは、送り主Sから認証判定
を受けると、送り主Sから荷物Nを受け取り(ステップ
S12)、集荷完了を配達業者Hに通知する(ステップ
S13)。一方、ステップS9において、集荷者Aが送
り主Sを目視確認可能な距離まで到達できない場合、配
達業者Hは、送り主Sの居場所情報を再度取得し(ステ
ップS14)、集荷経路を再計算して(ステップS1
5)、集荷者A〜Cの再選定を行う(ステップS6)。
【0060】図5は、本発明の一実施形態に係る物品配
達方法の配達処理の流れを示すフローチャートである。
図5において、配達業者Hは、受取人Rの位置予定情報
の開示を要請し、携帯電話基地局やPHS基地局、GP
S、場所を示す無線信号や赤外線信号、所在地が記載さ
れた電子的な予定表などにより、受取人Rの位置・予定
情報を取得する(ステップS21)。
【0061】次に、配達業者Hは、受取人Rの位置予定
情報に基づいて、荷物Nの配達経路を算出し(ステップ
S22)、配達者Xを選定するとともに(ステップS2
3)、集荷者Aから必要に応じて中継点を経て配達者X
に荷物Nを引き継がせる(ステップS24)。次に、配
達業者Hは、受取人Rの位置予定情報に基づいて、配達
予定時刻および場所を算出して、受取人Rに通知する
(ステップS25)。
【0062】次に、配達者Xが選定されると、配達者X
は受取人Rを追跡し(ステップS26)、電話連絡など
により、互いに位置を詰め、配達者Xが受取人Rを目視
確認可能な距離まで近づくと(ステップS27)、配達
者Xは受取人Rに接近して対面する(ステップS2
8)。そして、配達者Xは、対面相手が正当な受取人R
であることの認証判定を行い(ステップS29)、対面
相手が正当な受取人Rであることの認証確認が得られる
と、配達者Xは、受取人Rに荷物Nを渡す(ステップS
30)。そして、配達完了を配達業者Hに通知する(ス
テップS31)。
【0063】一方、ステップS27において、配達者X
が受取人Rを目視確認可能な距離まで到達できない場
合、配達業者Hは、受取人Rの位置予定情報を再度取得
し(ステップS32)、配達経路を再計算する(ステッ
プS33)。そして、配達者Xの変更がない場合(ステ
ップS34)、配達予定時刻および場所を算出して、受
取人Rに通知する(ステップS25)。
【0064】一方、配達者Xの変更がある場合、新たな
配達者Y、Zに荷物Nの引き継ぎを指示する(ステップ
S35)。以上の方法により、外出移動中であれ、静止
中であれ、互いに対面して荷物Nを受け渡し可能なら
ば、送り主Sおよび受取人Rは、自宅にいる時と同様に
荷物Nの発送および受取が可能になる。
【0065】また、配達依頼を行う場合、送り主Sは、
送り主Sおよび受取人Rの携帯電話の番号とメールアド
レスを通知するだけでよく、従来の配達依頼で必要だっ
た送り主Sおよび受取人Rの住所記述を不要とすること
ができ、配達依頼に必要な事務処理手間を軽減すること
ができる。なお、上述した実施形態では、送り主Sが、
配達業者Hに輸送業務依頼を行う方法について説明した
が、受取人Rが、配達業者Hに配達依頼を行うようにし
てもよい。この場合、受取人Rが、配達業者Hに輸送依
頼し、配達業者Hが送り主Sの了解を確認した後、配達
業者Hは、受取人Rへの輸送業務を開始する。
【0066】また、上述した実施形態では、集荷時に送
り主Sと集荷者A、また配達時に配達者Xと受取人Rが
相互に位置を詰める場合、事前に移動通信端末1、2に
て相互連絡して、お互いの位置を確認する方法について
説明した。ここで、移動通信端末1、2の位置情報が、
見通しでお互いに確認可能な程の距離まで接近するに足
りる精度を持つならば、事前に移動通信端末1、2にて
相互連絡して位置を確認することなく、移動通信端末
1、2の位置情報だけを頼りに集荷者Aおよび配達者X
は送り主Sおよび受取人Rに接近するようにしてもよ
い。これにより、電話応対の負荷を双方にて減らすこと
ができる。
【0067】一方、移動通信端末1、2の位置情報が、
見通しでお互いに確認可能な程の距離まで接近するに足
りる精度を持たない場合、送り主Sおよび受取人Rが、
送受予想時刻に予想される所在地またはそれに近い待ち
合わせ場所を指定し、その指定場所に集荷者Aおよび配
達者Xが向かう。そして、もし送り主Sまたは受取人R
が、送受予想時刻にその指定場所を通過・未達・進路変
更したなら、次の待ち合わせ場所を逐次指定し直すこと
により、集荷者Aおよび配達者Xは、送り主Sおよび受
取人Rに接近するようにしてもよい。
【0068】図6は、本発明の一実施形態に係る物品配
達方法の指定位置変更方法を説明する図である。図6に
おいて、配達予定地点Pが指定されると、配達者Xおよ
び受取人Rは配達予定地点Pに向かう(時刻T1)。次
に、配達者Xおよび受取人Rは配達予定地点Pに向かっ
ている途中に、配達予定地点Pが配達予定地点P’に変
更されると、この配達予定地点P’を配達者Xおよび受
取人Rに通知し、配達者Xおよび受取人Rは配達予定地
点P’に向かう(時刻T2)。
【0069】そして、配達者Xおよび受取人Rは、互い
に連絡を取り合うなどして、配達予定地点P’に向かっ
て互いに接近し(時刻T3)、配達者Xと受取人Rとが
対面すると、配達者Xは、配達予定地点P’で受取人R
に荷物Nを渡す(時刻T4)。また、上述した実施形態
では、送り主Sや受取人Rの状況に関わりなく、集荷者
Aおよび配達者Xは、送り主Sおよび受取人Rと対面す
る方法について説明したが、送り主Sや受取人Rの状況
を考慮して、集荷位置や配達位置を決定するようにして
もよい。
【0070】例えば、集荷者A〜C、配達者X〜Zまた
は配達業者Hは、送り主Sや受取人Rの状況を知り得る
情報、または推定できる情報、例えば、位置情報や予定
表情報に加え、送り主Sや受取人Rが携帯するセンサー
(例えば、振動センサや音センサ、画像センサ等)から
の情報、またはそれらの情報を処理した結果を受け取
る。
【0071】そして、これらの情報から、送り主Sや受
取人Rが、例えば、電車に乗っている、高速道路を走行
中、船や飛行機に乗っている、面会不能な作業に従事し
ていると判断される場合、その時間帯の前または後に、
近い将来に受け渡し可能な場所を相互に指定して、その
時刻まで集荷や配達を一時停止する。また、これらの情
報により、送り主Sや受取人Rの現在位置情報の精度を
向上させることが可能であれば、現在位置を修正するよ
うにしてもよい。例えば、振動センサからの情報によ
り、送り主Sまたは受取人Rの階段昇降動作が推定でき
れば、送り主Sまたは受取人Rの現在位置を階段に絞る
ことができる。
【0072】また、上述した実施形態において、発送者
として複数の人を登録しておき、その集団のメンバーな
ら誰でも持っている物を集荷対象とするようにしてもよ
い。この場合、集荷者A〜Cは、発送者として登録され
た複数の人のいずれか集荷しやすい条件にいる人を選ん
で集荷することができる。この際、集荷者A〜Cは、メ
ンバー全員または一部の場所情報を開示してもらい、集
荷しやすい候補のメンバーを追跡して集荷することがで
きる。
【0073】また、受取人Rとして複数の人を登録して
おき、ある集団に対する許可証などメンバーで共有可能
で、メンバーの謎かに配達すれば目的が達成されるよう
な物を配達対象とするようにしてもよい。この場合、配
達人X〜Zは、受取人Rとして登録された複数の人のい
ずれかで配達しやすい条件にいる人に配達することがで
きる。この際、受取人Rとして登録された複数人の位置
と予定を開示してもらい、配達しやすい候補となる受取
人Rを逐次追跡して配達することができる。
【0074】さらに、上述した実施形態において、送り
主Sおよび受取人Rの双方が予めサービス利用メンバー
としてID登録しておき、そのメンバーIDを用いるこ
とにより、メールアドレスや電話番号の投入にかかる手
間や、配達の相互確認、認証、謀金などの作業を簡略化
するようにしてもよい。また、利用者は、集荷者A〜C
が単独で集荷できる施錠を施した棚を自宅に用意するよ
うにしてもよい。
【0075】図7は、本発明の一実施形態に係る物品配
達方法の棚の構成例を示す斜視図である。図7におい
て、利用者16の自宅の玄関11には、自宅内外の双方
からアクセス可能な棚12が設置されている。ここで、
棚12には、解錠操作パネル13および自宅の外からア
クセスできる扉16が設けられ、扉16は施錠可能とな
っている。ここで、施錠方法として、棚12全体で一つ
でもよく、荷物14ごとに扉16を付けて独立に開くよ
うにしても良い。
【0076】また、鍵は通常の鍵でもよいが、必要に応
じて変更されるワンタイムパスワードを投入する方法
や、携帯電話のWebブラウザなどで遠隔操作により解
錠する方法を用いるようにしてもよい。このワンタイム
パスワードを投入する方法や遠隔操作により解錠する方
法では、予め配達業者に鍵を渡す必要がないため、業者
選択の自由度があり、かつセキュリティ上の安全性も向
上させることができる。また、配達業者も、大量の鍵を
管理したり、選別したり、利用したりする必要がなくな
る。
【0077】利用者16は、外出先から必要になる可能
性がある荷物14を、集荷者A〜Cに見分けが付くよう
にタグ15を付けて棚12に予め保管し、扉16を施錠
する。なお、この荷物14としては、常時携帯するに
は、使用頻度が低く、かさばるが、ある状況に遭遇する
と、どうしても必要になるものなどが考えられる。例え
ば、特殊な持病の薬や医療器具、故障不具合など緊急事
態に必要な器具・工具などである。
【0078】利用者17は、外出先にて、棚12に保管
してある荷物14が必要になった場合、その荷物14の
タグ15を、配達業者Hへ連絡する。配達業者Hへのタ
グ15の連絡があると、集荷者A〜Cは、利用者16の
玄関11の前まで行き、予め配達業者Hに渡された鍵で
棚12の該当する扉16を解錠するか、または利用者1
7が指定したワンタイムパスワードを投入して解錠する
か、または利用者17に依頼して遠隔操作にて解錠して
もらう。
【0079】次に、集荷者A〜Cは、扉16が解錠され
ると、指定タグ15の付された荷物14を集荷し、扉1
6の施錠を確認した後、外出先の利用者17にその荷物
14を届ける。次に、利用者17は荷物14が不要にな
ったら、移動環境から配達業者Hに依頼して、荷物14
を自宅宛に送付し、同様な鍵の操作にて、荷物14を棚
12に戻すことで返却作業を行う。
【0080】なお、上述した実施形態において、物品を
共有する集団に属するメンバーが共同で必要な物品を共
同棚に用意するようにしてもよい。なお、この共同棚
は、配達業者自体が保持してもよい。そして、メンバー
は、共同棚内に保管されている物品が必要になった時
に、物品の配達を配達業者に依頼し、自分が現在居る場
所へ配達してもらう。返却も移動環境から同様に行う。
【0081】これにより、必要になる頻度が低く、必要
となってから配達されるまでの時間程度は待てる荷物1
4は、必要な時に配達を依頼することができ、その荷物
14を持ち歩くことなく、移動環境でその荷物14を利
用することができる。また、上述した実施形態におい
て、配達業者か、第三者の業者が、配達される物品を用
意し、共同棚を全国・全世界に分散配置し、それらの共
同棚に同等な物品を常備する そして、その物品の利用希望者は、その物品の利用権を
入手した後、配達業者に依頼することにより、最短の時
間で配達可能な共同棚から必要な物品を自分の現在位置
へ配達してもらうこともできる。返却も同様に行う。
【0082】これにより、移動環境においても、リー
ス、レンタル、通信販売などにより、その時々に必要な
ものを自由に短時間に入手したり、返却したりすること
ができる。さらに、自分が不在時でも、自宅の物品を配
達業者に安全に渡せる棚を用い、上記の配達方法を合わ
せて使うことにより、自分の物品を移動先から取り寄せ
るようにしてもよい。
【0083】また、この棚を個人宅だけでなく、団体に
拡大してもよく、さらに、棚を配達業者内に備えること
により、対象物品を拡大し、集荷時間を短縮することが
できる。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
送り主および受取人が移動している場合においても、集
荷者および配達者は、送り主および受取人の現在位置を
確認して、送り主の現在の位置に荷物を取りに行った
り、受取人の現在の位置に荷物を運んだりすることが可
能となるとともに、荷物を引き渡す際の相手の認証確認
をその場で行うことが可能となり、荷物の受け渡しを移
動中に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る物流管理システムの
概略構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る物品配達方法の処理
の流れを説明する図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る物品配達方法の処理
の流れを示すシーケンス図である。
【図4】本発明の一実施形態に係る物品配達方法の集荷
処理の流れを示すフローチャートである。
【図5】本発明の一実施形態に係る物品配達方法の配達
処理の流れを示すフローチャートである。
【図6】本発明の一実施形態に係る物品配達方法の指定
位置変更方法を説明する図である。
【図7】本発明の一実施形態に係る物品配達方法の棚の
構成例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1、2 移動通信端末 3 基地局 4 携帯電話会社データ通信手段 5 インターネット 6 配達業者社内通信手段 7 処理制御手段 8 Web・メール情報交換手段 9 集荷者・配達者・送り主・受取人情報蓄積検索更新
手段 10 専用線 11 玄関 12 棚 13 操作パネル 14 荷物 15 タグ 16 扉
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) E05B 49/00 E05B 49/00 J G06F 17/60 114 G06F 17/60 114 506 506 ZEC ZEC H04B 7/26 H04B 7/26 E (72)発明者 杉村 利明 東京都千代田区永田町二丁目11番1号 株 式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ内 Fターム(参考) 2E250 AA18 BB08 BB48 BB59 DD01 DD06 EE02 EE08 EE12 FF24 FF35 GG08 GG13 5K067 AA21 BB04 EE02

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配達元の位置情報を取得する配達元情報
    取得手段と、 配達先の位置情報を取得する配達先情報取得手段と、 配達機関の認証情報を、前記配達元に通知する認証情報
    通知手段と、 前記配達先の認証情報を取得する認証情報取得手段と、 前記配達先の認証情報に基づいて、前記配達先の認証確
    認を行う認証確認手段とを備えることを特徴とする配達
    支援システム。
  2. 【請求項2】 自己の位置情報を配達機関に開示する位
    置情報開示手段と、 前記配達依頼先の認証情報を取得する認証情報取得手段
    と、 前記認証情報に基づいて前記配達機関の認証確認を行う
    認証確認手段とを備えることを特徴とする配達依頼装
    置。
  3. 【請求項3】 送り主が、受取人への輸送業務を配達業
    者に依頼するステップと、 前記配達業者が、配達許諾伺いを前記受取人に通知する
    ステップと、 前記受取人が、前記配達許諾伺いに対する了解を前記配
    達業者に通知するステップと、 前記配達業者が、前記送り主に集荷連絡を行うととも
    に、集荷者の電話番号を通知するステップと、 前記配達業者が、前記受取人に配達連絡を行うととも
    に、配達者の電話番号を通知するステップと、 前記送り主が、自己の居場所情報を前記配達業者に開示
    するステップと、 前記受取人が、配達予定日時の居場所情報を前記配達業
    者に連絡するステップと、 前記配達業者が、前記送り主の居場所情報に基づいて、
    前記集荷者を前記送り主の居場所に向かわせるステップ
    と、 前記集荷者が、前記送り主と通信することにより、相互
    の位置を確認するステップと、 前記送り主が、前記集荷者の認証確認を行うステップ
    と、 前記集荷者が、前記送り主から荷物を受け取るステップ
    と、 前記配達業者が、前記受取人の受取予定日時の居場所情
    報に基づいて、前記受取人の荷物の配達位置を求めるス
    テップと、 前記配達業者が、前記集荷者からの荷物を受け取った配
    達者に前記配達位置を指示するステップと、 前記受取人が、自己の現在位置を前記配達者に開示する
    ステップと、 前記配達者が、前記受取人と通信することにより、相互
    の位置を確認するステップと、 前記配達者が、前記受取人の認証確認を行うステップ
    と、 前記配達者が、前記受取人に荷物を渡すステップとを備
    えることを特徴とする物品配達方法。
  4. 【請求項4】 受取人が、自分への輸送業務を配達業者
    に依頼するステップと、 前記配達業者が、配達許諾伺いを送り主に通知するステ
    ップと、 前記送り主が、前記配達許諾伺いに対する了解を前記配
    達業者に通知するステップと、 前記配達業者が、前記送り主に集荷連絡を行うととも
    に、集荷者の電話番号を通知するステップと、 前記配達業者が、前記受取人に配達連絡を行うととも
    に、配達者の電話番号を通知するステップと、 前記送り主が、自己の居場所情報を前記配達業者に開示
    するステップと、 前記受取人が、配達予定日時の居場所情報を前記配達業
    者に連絡するステップと、 前記配達業者が、前記送り主の居場所情報に基づいて、
    前記集荷者を前記送り主の居場所に向かわせるステップ
    と、 前記集荷者が、前記送り主と通信することにより、相互
    の位置を確認するステップと、 前記送り主が、前記集荷者の認証確認を行うステップ
    と、 前記集荷者が、前記送り主から荷物を受け取るステップ
    と、 前記配達業者が、前記受取人の受取予定日時の居場所情
    報に基づいて、前記受取人の荷物の配達位置を求めるス
    テップと、 前記配達業者が、前記集荷者からの荷物を受け取った配
    達者に前記配達位置を指示するステップと、 前記受取人が、自己の現在位置を前記配達者に開示する
    ステップと、 前記配達者が、前記受取人と通信することにより、相互
    の位置を確認するステップと、 前記配達者が、前記受取人の認証確認を行うステップ
    と、 前記配達者が、前記受取人に荷物を渡すステップとを備
    えることを特徴とする物品配達方法。
  5. 【請求項5】 前記認証確認は、相手の見える位置で相
    手に電話をかけることを特徴とする請求項3または4記
    載の物品配達方法。
  6. 【請求項6】 集荷時に前記送り主と前記集荷者、また
    配達時に前記配達者と前記受取人が相互に位置を詰める
    場合、前記送り主または前記受取人の位置情報が、見通
    しで前記集荷者または前記配達人に確認可能な程の距離
    まで接近するに足りる精度を持つならば、その位置情報
    の基づいて、前記集荷者または前記配達者は、前記送り
    主または前記受取人に対面できるまで接近することを特
    徴とする請求項3〜5のいずれか1項記載の物品配達方
    法。
  7. 【請求項7】 前記送り主または前記受取人の位置情報
    が、見通しで前記集荷者または前記配達人に確認可能な
    程の距離まで接近するに足りる精度を持たない場合、前
    記送り主または前記受取人が送受予想時刻に予想される
    所在地、またはそこに近い待ち合わせ場所を指定し、送
    り主または受取人がその場所を通過、未達または進路変
    更した場合、次の待ち合わせ場所を逐次指定すること
    で、前記集荷者または前記配達者は、前記送り主または
    前記受取人に接近することを特徴とする請求項3〜6の
    いずれか1項記載の物品配達方法。
  8. 【請求項8】 相手との面会を集荷時または配達時に行
    うことが可能かどうかを判断するステップと、相手との
    面会を集荷時または配達時に行うことが不可能と判断さ
    れる場合、その面会不能時間帯の予想終了時刻後に受け
    渡し可能な場所に目的地を変更するステップとをさらに
    備えることを特徴とする請求項3〜7のいずれか1項記
    載の物品配達方法。
  9. 【請求項9】 複数の送り主が登録されている場合、前
    記配達業者は、集荷しやすい条件にいる送り主を選択す
    るステップをさらに備えることを特徴とする請求項3〜
    8のいずれか1項記載物品配達方法。
  10. 【請求項10】 複数の受取人が登録されている場合、
    前記配達人は、配達しやすい条件にいる受取人を選択す
    ることを特徴とする請求項3〜9のいずれか1項記載の
    物品配達方法。
  11. 【請求項11】 前記送り主または前記受取人は、荷物
    の集荷または配達に必要な情報をメンバ登録するステッ
    プをさらに備えることを特徴とする請求項3〜10のい
    ずれか1項記載の物品配達方法。
  12. 【請求項12】 前記送り主は、タグの付された荷物を
    棚に保管するステップと、 前記送り主は、前記棚に施錠するステップと、 前記集荷者が、前記棚を解錠し、指定タグの付された荷
    物を集荷するステップとをさらに備えることを特徴とす
    る請求項3〜11のいずれか1項記載の物品配達方法。
  13. 【請求項13】 前記送り主は、前記棚を解錠する鍵を
    前記配達業者へ預けるか、あるいは、前記送り主が、前
    記集荷者の解錠要求に基づいて、前記棚の扉を遠隔解錠
    するか、またはワンタイムパスワードを前記集荷者へ連
    絡することで解錠することを特徴とする請求項12記載
    の物品配達方法。
  14. 【請求項14】 メンバーが共同利用可能な物品を共同
    棚に保管するステップをさらに備え、 前記メンバーは、前記共同棚に保管されている物品を、
    配達業者に依頼して自分が現在居る場所へ配達させるこ
    とを特徴とする請求項3〜13のいずれか1項記載の物
    品配達方法。
  15. 【請求項15】 前記共同棚は全国または全世界に分散
    配置され、 前記配達業者は、受取者の現在位置へ最短の時間で配達
    可能な共同棚から必要な物品を配達することを特徴とす
    る請求項14記載の物品配達方法。
  16. 【請求項16】 配達元の位置情報を配達機関に開示す
    るステップと、 前記配達機関は、前記配達元の位置情報に基づいて、前
    記配達元と接触するステップと、 前記配達元は、前記配達機関の認証情報を取得するステ
    ップと、 前記配達元は、前記配達機関の認証情報に基づいて、前
    記配達機関の認証確認を行うステップと、 前記配達元は、前記認証確認の得られた配達機関に荷物
    を渡すステップと、 配達先の位置情報を前記配達機関に開示するステップ
    と、 前記配達機関は、前記配達先の位置情報に基づいて、前
    記配達元先と接触するステップと、 前記配達機関は、前記配達先の認証情報を取得するステ
    ップと、 前記配達機関は、前記配達先の認証情報に基づいて、前
    記配達先の認証確認を行うステップと、 前記配達機関は、前記認証確認の得られた配達先に前記
    荷物を渡すステップとを備えることを特徴とする物品配
    達方法。
  17. 【請求項17】 受取人への輸送業務を配達業者に依頼
    するステップと、 集荷連絡および集荷者の電話番号を前記配達業者から受
    け取るステップと、 自己の居場所情報を前記配達業者に開示するステップ
    と、 配達業者または集荷者と通信することにより、前記集荷
    者の位置を確認するステップと、 前記集荷者の認証確認を行うステップと、 前記集荷者に荷物を渡すステップとを備えることを特徴
    とする配達依頼方法。
  18. 【請求項18】 配達元の位置情報を取得するステップ
    と、 配達先の位置情報を取得するステップと、 配達機関の認証情報を前記配達元に通知するステップ
    と、 前記配達先の認証情報を取得するステップと、 前記配達先の認証情報に基づいて、前記配達先の認証確
    認を行うステップとをコンピュータに実行させるための
    配達支援プログラム。
  19. 【請求項19】 自己の位置情報を配達機関に開示する
    ステップと、 前記配達機関の認証情報を取得するステップと、 前記認証情報に基づいて前記配達機関の認証確認を行う
    ステップとをコンピュータに実行させるための配達依頼
    プログラム。
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