JP2003048310A - フォーム印刷・加工機の自動見当制御装置および印刷見当マーク - Google Patents

フォーム印刷・加工機の自動見当制御装置および印刷見当マーク

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JP2003048310A
JP2003048310A JP2001237250A JP2001237250A JP2003048310A JP 2003048310 A JP2003048310 A JP 2003048310A JP 2001237250 A JP2001237250 A JP 2001237250A JP 2001237250 A JP2001237250 A JP 2001237250A JP 2003048310 A JP2003048310 A JP 2003048310A
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Hideo Masubuchi
秀雄 増渕
Masahiko Ikeda
雅彦 池田
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】フォーム印刷・加工機において、印刷見当およ
び印刷−加工間の加工見当の監視と調整を、オペレータ
の技量に影響されずに行う見当自動制御装置を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】マージナルパンチ孔の周辺に配置した各色
毎に異なる形状を有する印刷見当マークを撮像し、印刷
見当マークを撮像した信号を画像データに変換し、画像
処理によって印刷見当ずれ量および加工見当ずれ量を算
出し、フォーム印刷・加工機の見当制御部を通して、見
当ずれの制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、贈答品等に貼り付
けて使用される配送伝票や送り状等のビジネスフォーム
の印刷・加工に関し、特に、フォーム印刷・加工機にお
ける見当制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、かかるフォーム印刷・加工機にお
いては、印刷見当および印刷−加工間の見当を、オペレ
ータが同期ストロボ発光照明を用いて、高速で移送され
る印刷用紙を見かけ上静止状態とし、印刷見当マーク、
絵柄、加工形跡、等を目視確認しながら、印刷見当と印
刷−加工間の見当を制御する作業を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】見当の監視には、専用
の見当トンボが使用され、各色毎に印刷された全く同じ
形状の見当トンボが完全に重なっているか否かを監視し
ている。また、印刷−加工間の見当については、上述の
見当トンボとマージナルパンチの加工形跡の位置が一致
しているかどうかを監視している。これらの監視は、全
てオペレータの目視によって行われている。
【0004】上述の見当の監視を行うためには、オペレ
ータが絵柄に同期するようにストロボの発光周期やスト
ロボの位置の調整を行うが、熟練しないと、鮮明に見当
トンボを視認できるストロボの設定が難しいという問題
がある。また、見当ずれが発生しているかどうか、およ
び、見当ずれ量は、目視による目分量で判断し、その判
断に基づいて、フォーム印刷・加工機の調整を行うた
め、見当ずれの調整に掛かる時間や調整の正確さは、オ
ペレータの技量に依存してしまうという問題もある。
【0005】最近では、常設の光源とカメラを使用し、
画面上に見当トンボを表示するシステムも用いられてい
る。この方法においては、見当トンボを確実に視認する
ことは可能であるが、発生している見当ずれ量を目分量
で判断して、その数値を元にフォーム印刷・加工機の調
整を行うことには、何ら変わりがなく、見当ずれの調整
にかかる時間や調整の正確さが、オペレータの技量に依
存するという問題は残ったままである。
【0006】上述の二つの方法においては、オペレータ
が見当ずれを視認することが前提であり、オペレータの
見当監視の負荷が高く、見当ずれの発生を見逃す可能性
もある。
【0007】これらの課題に対応するために、例えば、
特願2001−077550、特願2001−1582
31のように、印刷見当マークを画像データとして撮像
し、画像の位置関係から見当ずれ量を算出して数値で表
示する装置や、見当ずれ量を数値で表すことにより、予
め設定した閾値に基づいて見当ずれの発生を警告灯等で
オペレータに知らせる装置等、オペレータの技量によら
ず、また見当ずれの発生を見逃すことなく、見当ずれに
対応する方法が提案されている。
【0008】しかしながら、上述の方法においても、最
終的な見当の調整は、オペレータが手作業で行う必要が
あり、オペレータが見当監視作業を行う必要がある。そ
こで、オペレータの見当監視作業をなくすための専用の
ハードウェア(画像処理装置等)を用いた自動見当制御
装置が幾つか提案されている。しかし、これらの装置
は、印刷見当のみで、印刷−加工間の見当ずれである加
工見当には対応できないという問題がある。
【0009】そこで、本発明は、このような問題点を解
消すべく、フォーム印刷・加工機の見当調整作業を自動
で行う、自動見当制御装置を提供することを課題とす
る。更に、印刷見当と印刷−加工間の見当を、同時に制
御する自動見当制御装置を提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題は下記の本発
明によって解決される。すなわち、本発明の請求項1に
係る自動見当制御装置は、フォーム印刷・加工機におい
て印刷見当と加工見当を制御する自動見当制御装置であ
って、印刷見当用撮像手段と、加工見当用撮像手段と、
データ処理部と、表示部と、データ出力部を有し、前記
印刷見当用撮像手段は、最後部印刷ユニットの下流かつ
最前部加工ユニットの上流においてフォームの各色の印
刷見当マークが含まれる領域を撮像して印刷見当撮像信
号を出力し、前記加工見当用撮像手段は、最後部加工ユ
ニットの下流においてフォームの印刷見当マークと加工
形跡とが含まれる領域を撮像して加工見当撮像信号を出
力し、前記データ処理部は、前記印刷見当撮像信号を入
力して印刷見当画像データに変換し、また、前記加工見
当撮像信号を入力して加工見当画像に変換し、さらに、
前記印刷見当画像データから印刷見当ずれ量を算出し、
さらに、前記加工見当画像データから加工見当ずれ量を
算出し、前記表示部は、前期印刷見当ずれ量と前記加工
見当ずれ量とを表示し、前記データ出力部は、前記印刷
見当ずれ量と前記加工見当ずれ量とをフォーム印刷・加
工機の見当調整部に出力するようにしたものである。
【0011】本発明によれば、印刷見当用撮像手段によ
り最後部印刷ユニットの下流かつ最前部加工ユニットの
上流においてフォームの各色の印刷見当マークが含まれ
る領域を撮像して印刷見当撮像信号が出力される。ま
た、加工見当用撮像手段により最後部加工ユニットの下
流においてフォームの印刷見当マークと加工形跡とが含
まれる領域を撮像して加工見当撮像信号が出力される。
そして、データ処理部により印刷見当撮像信号と加工見
当撮像信号は、それぞれ印刷見当画像データと加工見当
画像データに変換され、さらに、印刷見当画像データと
加工見当画像データから、それぞれ印刷見当ずれ量と加
工見当ずれ量が算出される。印刷見当ずれ量と加工見当
ずれ量は表示部に表示される。さらに、データ出力部
が、フォーム印刷・加工機の見当調整部に印刷見当ずれ
量と加工見当ずれ量を出力し、見当ずれ量は制御され
る。したがって、フォーム印刷・加工機において、オペ
レータによらない印刷見当と加工見当の自動見当制御装
置が提供される。
【0012】また、本発明の請求項2に係る自動見当制
御装置は、請求項1に係る自動見当制御装置において、
前記印刷見当用撮像手段と前記加工見当用撮像手段の各
々をフォームの表面を撮像する表面用と裏面を撮像する
裏面用の一対で構成するようにしたものである。本発明
によれば、フォームの表裏両面における印刷見当ずれ量
と加工見当ずれ量が算出でき、制御することができる。
【0013】また、本発明の請求項3に係る自動見当制
御装置は、請求項1または2に係る自動見当制御装置に
おいて、前記印刷見当マークは、印刷色によって異なる
形状を有する印刷見当マークであって、前記データ処理
部はパターンマッチングにより各々の印刷色の印刷見当
マークを抽出し、各々の抽出した印刷見当マークの重心
から各々の印刷色の印刷見当マークの位置を算出し、さ
らに、各々の印刷色の印刷見当マークの位置から印刷見
当ずれ量を算出するようにしたものである。
【0014】本発明によれば、印刷色によって異なる形
状を有する印刷見当マークから印刷見当ずれ量と加工見
当ずれ量が算出でき、制御できる。また、パターンマッ
チングを用いて見当をマークを抽出するので、特色等の
微妙な色の相違によって個々の見当マークを判別する必
要性がないので、安価な白黒の撮像手段を使用すること
ができる。また、見当マークの配列や配置によって個々
の見当マークを判別する必要性がないので、品目切替に
よる版胴寸法の変更等に合わせて見当マークの配置や配
列を調整する必要性がない。
【0015】また、本発明の請求項4に係る自動見当制
御装置は、請求項3に係る自動見当制御装置において、
前記印刷見当マークの内の1つは基準印刷見当マークと
してマージナルパンチの加工形跡である孔の外側に配置
した印刷見当マークであり、残りはマージナルパンチの
内側のみ、あるいは、マージナルパンチの内側と外側に
配置した印刷見当マークであって、前記データ処理部は
パターンマッチングにより前記加工形跡を抽出し、抽出
した加工形跡の重心から加工形跡の位置を算出し、さら
に、前記基準印刷見当マークの位置と前記加工形跡の位
置とから加工見当ずれ量を算出するようにしたものであ
る。本発明によれば、基準印刷見当マークとマージナル
パンチの加工形跡から印刷−加工間の見当ずれ量が算出
される。マージナルパンチの加工形跡は、表裏共通の加
工形跡であるから、表裏における全ての印刷−加工間の
見当ずれ量を数値的に表し、制御することができる。
【0016】また、本発明の請求項5に係る自動見当制
御装置は、請求項1から4に係る自動見当制御装置にお
いて、前記印刷見当ずれ量と前記加工見当ずれ量とを出
力する周期を、前記印刷見当用撮像手段、あるいは、前
記加工見当用撮像手段のいずれかとフォーム印刷・加工
機の制御対象との距離に相当する長さの紙が、前記印刷
見当用撮像手段、あるいは、前記加工見当用撮像手段を
通過する時間以上に設定するようにしたものである。本
発明によれば、見当ずれ量を制御する際のハンチングを
防止することができる。
【0017】また、本発明の請求項6に係る自動見当制
御装置は、フォーム印刷・加工機において印刷見当と加
工見当を制御する自動見当制御装置において、印刷・加
工見当用撮像手段と、データ処理部と、表示部と、デー
タ出力部を有し、前記印刷・加工見当用撮像手段は、最
後部加工ユニットの下流においてフォームの印刷見当マ
ークと加工形跡とが含まれる領域を撮像して印刷見当撮
像信号および加工見当撮像信号を出力し、前記データ処
理部は、前記印刷見当信号を入力して印刷見当画像デー
タに変換し、また、前記加工見当撮像信号を入力して加
工見当画像データに変換し、さらに、前記印刷見当画像
データから印刷見当ずれ量を算出し、さらに、前記加工
見当画像データから加工見当ずれ量を算出し、前記表示
部は、前期印刷見当ずれ量と前記加工見当ずれ量とを表
示し、前記データ出力部は、前記印刷見当ずれ量と前記
加工見当ずれ量とをフォーム印刷・加工機の見当調整部
に出力するようにしたものである。
【0018】本発明によれば、印刷・加工見当用撮像手
段により最後部加工ユニットの下流においてフォームの
印刷見当マークと加工形跡とが含まれる領域を撮像し
て、一つの撮像手段によって印刷見当撮像信号および加
工見当撮像信号の2つが出力される。そして、データ処
理部により印刷見当撮像信号と加工見当撮像信号は、そ
れぞれ印刷見当画像データと加工見当画像データに変換
され、さらに、印刷見当画像データと加工見当画像デー
タから、それぞれ印刷見当ずれ量と加工見当ずれ量が算
出される。印刷見当ずれ量と加工見当ずれ量は表示部に
表示される。さらに、データ出力部が、フォーム印刷・
加工機の見当調整部に印刷見当ずれ量と加工見当ずれ量
を出力し、見当ずれ量は制御される。したがって、フォ
ーム印刷・加工機においてオペレータによらない印刷見
当と加工見当の自動見当制御装置が提供される。
【0019】本発明の請求項7に係る自動見当制御装置
は、請求項6に係る自動見当制御装置において、前記印
刷見当用および加工見当用撮像手段を、フォームの表面
を撮像する表面用と裏面を撮像する裏面用の一対で構成
するようにしたものである。本発明によれば、フォーム
の表裏両面における印刷見当ずれ量と加工見当ずれ量が
算出でき、制御できる。
【0020】本発明の請求項8に係る自動見当制御装置
は、請求項6または7に係る自動見当制御装置におい
て、前記印刷見当マークは、印刷色によって異なる形状
を有する印刷見当マークであって、前記データ処理部
は、パターンマッチングにより各々の印刷色の印刷見当
マークを抽出し、各々の抽出した印刷見当マークの重心
から各々の印刷色の印刷見当マークの位置を算出し、さ
らに、各々の印刷色の印刷見当マークの位置から印刷見
当ずれ量を算出するようにしたものである。本発明によ
れば、印刷色によって異なる形状を有する印刷見当マー
クから印刷見当と加工見当とが検出でき、制御できる。
また、パターンマッチングを用いて見当マークを抽出す
るので、特色等の微妙な色の相違によって個々の見当マ
ークを判別する必要性がないので、安価な白黒の撮像手
段を使用することができる。また、見当マークの配列や
配置によって個々の見当マークを判別する必要性がない
ので、品目切替による版胴寸法の変更等に合わせて見当
マークの配置や配列を調整する必要性がない。
【0021】本発明の請求項9に係る自動見当制御装置
は、請求項6から8に係る自動見当制御装置において、
前記印刷見当マークは、基準印刷見当マークを含めて全
てマージナルパンチの加工形跡である孔の外側に配置し
た印刷見当マークであって、前記データ処理部は、パタ
ーンマッチングにより前記加工形跡を抽出し、抽出した
加工形跡の重心から加工形跡の位置を算出し、さらに、
前記基準印刷見当マークの位置と前記加工形跡の位置と
から加工見当ずれ量を算出するようにしたものである。
本発明によれば、基準印刷見当マークとマージナルパン
チの加工形跡から印刷−加工間の見当ずれ量が算出され
る。マージナルパンチの加工形跡は、表裏共通の加工形
跡であるから、表裏における全ての印刷−加工間の見当
ずれ量を数値的に表し、制御することができる。
【0022】本発明の請求項10に係る自動見当制御装
置は、請求項6から9に係る自動見当制御装置におい
て、前記印刷見当ずれ量と前記加工見当ずれ量を出力す
る周期を、前記印刷・加工見当用撮像手段とフォーム印
刷・加工機の制御対象との距離に相当する長さの紙が前
記印刷・加工見当用撮像手段を通過する時間以上に設定
するようにしたものである。本発明によれば、見当ずれ
量を制御する際のハンチングを防止することができる。
【0023】また、本発明の請求項11に係る印刷見当
マークは、印刷色によって異なる形状を有する印刷見当
マークであって、前記印刷見当マークの内の1つは、基
準印刷見当マークとしてマージナルパンチの加工形跡で
ある孔の外側に配置されており、残りの印刷見当マーク
は、マージナルパンチの内側のみ、あるいは、マージナ
ルパンチの内側と外側に配置されているようにしたもの
である。本発明によれば、フォーム印刷・加工機におい
て、最後部印刷ユニットの下流かつ最前部加工ユニット
の上流で印刷見当を検出し、最後部加工ユニットの下流
で加工見当を検出することが可能になる。
【0024】本発明の請求項12に係る印刷見当マーク
は、請求項11に係る印刷見当マークにおいて、表面用
と裏面用の印刷見当マークの各々は、近隣の2つの前記
加工形跡の各々に配置されているようにしたものであ
る。本発明によれば、撮像において、反対側面に印刷さ
れた印刷見当マークの陰影による影響が排除される。
【0025】
【発明の実施の形態】次に、本発明について実施の形態
を説明する。本発明の自動見当制御装置における構成の
一例を図1に示す。図1において、1a、1b、2a、
2bはエリアセンサカメラ、3a、3b、4a、4bは
画像解析ユニット、5はモニタ、6はパーソナルコンピ
ュータ、7はディスプレイ、8はロータリーエンコー
ダ、9は警告灯、10はシーケンサ、11はフォーム印
刷・加工機見当調整部、12はフォームである。図1に
示すフォーム12は、加工途中のフォーム用紙(ウェ
ブ)であり、図示してはいないが、フォーム12の上流
には印刷ユニット、中央部には加工ユニット、下流には
デリバリユニットが存在する。
【0026】エリアセンサカメラ1a、1b、2a、2
bは、CCD等のイメージセンサ、駆動回路、結像光学
系、等を有するカメラ(撮像手段)である。見当ずれ検
出のための撮像が行われている時には、フォーム12は
連続的に移送されている。したがって、エリアセンサカ
メラ1a、1b、2a、2bは、フォーム12の移送に
同期した撮像動作を行う。各々の撮像対象が各々の検出
領域に存在する時に撮像を行う。
【0027】エリアセンサカメラ1aは、最後部印刷ユ
ニットの下流かつ最前部加工ユニットの上流において、
フォーム12の表面における各色の印刷見当マークが含
まれる領域を撮像して、印刷見当撮像信号を出力する。
エリアセンサカメラ1bは、最後部印刷ユニットの下流
かつ最前部加工ユニットの上流において、フォーム12
の裏面における各色の印刷見当マークが含まれる領域を
撮像して、印刷見当撮像信号を出力する。
【0028】画像解析ユニット3a、3bは、エリアセ
ンサカメラ1a、1bが出力する撮像信号を入力して、
A/D変換を行い、画像データを得るとともに、その画
像についてデータ処理を行う。たとえば、撮像画像に含
まれている各色用の複数の印刷見当マークについて、パ
ターンマッチングを行うことにより、特定の印刷見当マ
ークを抽出する処理を行う。さらに、抽出した印刷見当
マークの重心座標を算出し、その重心座標をパーソナル
コンピュータ6に出力する。
【0029】エリアセンサカメラ2aは、最後部加工ユ
ニットの下流において、フォーム12の表面における基
準印刷見当マークとマージナルパンチの加工形跡とが含
まれる領域を撮像して、加工見当撮像信号を出力する。
エリアセンサカメラ2bは、最後部加工ユニットの下流
において、フォーム12の裏面における基準印刷見当マ
ークとマージナルパンチの加工形跡とが含まれる領域を
撮像して、加工見当撮像信号を出力する。
【0030】画像解析ユニット4a、4bは、エリアセ
ンサカメラ2a、2bが出力する撮像信号を入力して、
A/D変換を行い、画像データを得るとともに、その画
像についてデータ処理を行う。たとえば、撮像画像に含
まれている基準印刷見当マークとマージナルパンチの加
工形跡である孔について、パターンマッチングを行うこ
とにより、基準印刷見当マークとマージナルパンチの加
工形跡を抽出する処理を行う。さらに、抽出した基準印
刷見当マークとマージナルパンチの加工形跡の重心座標
を算出し、その重心座標をパーソナルコンピュータ6に
出力する。
【0031】モニター5は、画像解析ユニット3a、3
b、4a、4bが出力する画像を入力して表示する。画
像解析ユニット3a、3b、4a、4bが出力する画像
は、撮像信号をA/D変換して得た画像データだけでな
く、データ処理の過程で得られる画像データ、等が含ま
れる。
【0032】パーソナルコンピュータ6は、画像解析ユ
ニット3a、3b、4a、4bにおける環境設定を行
う。たとえば、エリアセンサカメラ1a、1b、2a、
2bによる撮像タイミングの設定、モニタ5に表示する
画像の設定、等を行う。オペレータは、ディスプレイ7
を見ながら、通常のコンピュータシステムと同様にキー
ボードやマウス、等を操作して、この環境設定を行う。
【0033】また、パーソナルコンピュータ6は、画像
解析ユニット3a、3b、4a、4bにおける画像デー
タの処理結果、すなわち各色の印刷見当マークとマージ
ナルパンチの加工形跡の重心座標を入力する。各色の印
刷見当マークの内の一つは、基準印刷見当マークであ
り、マージナルパンチの加工形跡である孔の外側に配置
されている。
【0034】まず、各色の印刷見当マークの重心座標を
理論値と比較することにより、印刷見当のずれ量を算出
する。また、基準印刷見当マークの重心座標とマージナ
ルパンチの加工形跡の重心座標を理論値と比較すること
により、印刷−加工間の加工見当ずれ量を算出する。
【0035】なお、本実施の形態では、見当ずれ量の算
出を、パーソナルコンピュータ6において行う構成とし
て説明したが、画像解析ユニット3a、3b、4a、4
bにおいて見当ずれ量の算出までを行い、その算出され
た見当ずれ量をパーソナルコンピュータ6に出力する構
成としてもよい。
【0036】パーソナルコンピュータ6は、算出した見
当ずれ量を一覧表示する画面を作成して、ディスプレイ
7に表示する。また、見当ずれ量が、予め設定しておい
た許容範囲内か否かを判定する。その判定結果に基づ
き、警告灯9の表示形態を決める出力を行い、表示灯9
は、その形態で表示を行い、見当ずれの内容を、オペレ
ータに知らせる。
【0037】ロータリーエンコーダ8は、フォーム12
の移送を検出する手段である。ロータリーエンコーダ8
は、フォーム印刷・加工機において、版胴の回転に同期
する部位に設置される。たとえば、版胴軸、原動軸(ラ
インシャフト)、インフィードローラの軸、アウトフィ
ードローラの軸、等に設置され、その回転を検出する。
【0038】シーケンサ10は、ロータリーエンコーダ
8の出力信号を入力とし、ロータリーエンコーダ8の出
力信号に基づいて、エリアセンサカメラ1a、1b、2
a、2bにおける撮像タイミングを制御する。言い換え
るならば、画像解析ユニット3a、3b、4a、4b
は、ロータリーエンコーダ8の出力信号に基づいて、移
送されるフォーム12における、上述した所定の撮像領
域の撮像信号を入力し、画像データに変換する処理、等
を行う。
【0039】フォーム12と版胴との間の滑り、フォー
ム12の伸び、等によって、撮像領域が所定の撮像領域
からずれることがある。各画像解析ユニット3a、3
b、4a、4bは、その領域のずれを、画像データにお
ける印刷見当マークの座標に基づいて検出する。そし
て、撮像タイミングを制御することにより、その撮像領
域のずれを補正する処理を行う。
【0040】既存のフォーム印刷・加工機には、見当ず
れを制御するためにフォーム印刷・加工機の各部をNC
制御するためのインタフェース(操作パネル)である印
刷・加工見当調整部11が設けられている。印刷・加工
見当調整部11に対するオペレータの入力に代えて、パ
ーソナルコンピュータ6によって算出された印刷見当ず
れ量および加工見当ずれ量を印刷・加工見当調整部11
の入力にすることで、フォーム印刷・加工機に指示がな
され、見当ずれが制御される。
【0041】見当ずれを制御する見当制御を行う周期に
ついては、各回のずれ量の制御が実施されたフォームに
対するずれ量の算出結果であることを保証して、ハンチ
ングを防止するために、制御対象となるフォーム印刷・
加工機の各部位と、エリアセンサカメラの設置位置の間
の紙パスを考慮して、その紙パス分が該エリアセンサカ
メラを通過するのに必要な時間以上に設定する。
【0042】図2は、本発明の異なる実施形態の例で、
最後部加工ユニットの下流に、印刷見当と加工見当を一
つの撮像手段で同時に撮像する印刷・加工見当撮像手段
を設けたものである。印刷・加工見当撮像手段は、図1
と同様に、エリアセンサカメラ13a、13bと、画像
解析ユニット14a、14bで構成されており、表裏両
面の印刷見当マークと加工形跡が含まれる領域の撮像と
画像信号の変換を行う。
【0043】画像解析ユニット14a、14bは、エリ
アセンサカメラ13a、13bが出力する撮像信号を入
力してA/D変換を行い、画像データを得るとともに、
画像データの処理を行う。たとえば、撮像画像に含まれ
ている各色の印刷見当マークとマージナルパンチの加工
形跡である孔について、パターンマッチングを行うこと
により、基準印刷見当マークとマージナルパンチの加工
形跡を抽出する処理を行う。さらに、抽出した各色の印
刷見当マークとマージナルパンチの加工形跡の重心座標
を算出し、その重心座標をパーソナルコンピュータ6に
出力する。
【0044】パーソナルコンピュータ6は、画像解析ユ
ニット14a、14bにおける環境設定を、図1に示す
実施の形態の例と同様に行う。また、パーソナルコンピ
ュータ6は、画像解析ユニット14a、14bにおける
画像データの処理結果、すなわち各色の印刷見当マーク
とマージナルパンチの加工形跡の重心座標を入力する。
各色の印刷見当マークは全て、マージナルパンチの加工
形跡である孔の外側に配置されており、その内の一つ、
通常は、最初に(第1印刷ユニットによって)印刷され
た印刷見当マークを、基準印刷見当マークとする。
【0045】図1および図2の実施形態においては、撮
像手段の数および配置と、印刷見当マークの配置が異な
るが、画像データを得て、データ処理を行い見当ずれ量
を算出した以降の動作は、どちらの実施例においても同
様である。
【0046】次に、印刷見当マークについて説明する。
印刷見当マークと加工形跡の一例を図3(a)に示す。
図3(a)において、21は墨(Black)版、22は藍
(cyan)版、23は紅(magenta)版、24は黄(yello
w)版、25は特色版の印刷見当マークで、26はマー
ジナルパンチの加工形跡を示している。
【0047】また、印刷見当マークと加工形跡の別の例
を図3(b)と図3(c)に示す。図3(b)と図3
(c)において、21は墨(Black)版、22は藍(cya
n)版、23は紅(magenta)版、24は黄(yellow)
版、25aから25eは特色が複数ある場合の例えば1
版から5版の印刷見当マークで、26はマージナルパン
チの加工形跡を示している。
【0048】印刷見当マークは、各色毎にお互いに異な
った形状の印刷見当マークの組合わせでよく、図3
(a)、図3(b)、図3(c)に示す形状に限定され
ない。また、各印刷見当マークが配置される位置や方
向、それらの個数も、限定されない。さらに、印刷見当
マークにおける印刷色の組み合わせにおいても限定され
るものではない。
【0049】図1の実施の形態においては、最後部印刷
ユニットの下流かつ最前部加工ユニットの上流におい
て、印刷見当マークを撮像できる。したがって、基準印
刷見当マークとする印刷見当マーク21は、マージナル
パンチの加工形跡である孔の外側に配置する必要がある
が、他の印刷見当マーク22から25は、全てマージナ
ルパンチの加工形跡である孔の内側のみに配置すること
も、内側と外側に配置することも、どちらでも可能で、
図3(a)、図3(b)、図3(c)に示す、全ての例
を用いることができる。
【0050】図2の実施の形態においては、最後部加工
ユニットの下流で印刷見当マークを撮像するため、基準
印刷見当マークを含む全ての印刷見当マークを、マージ
ナルパンチの加工形跡である孔の外側に配置する図3
(c)の例を用いる。
【0051】また、フォーム12における印刷見当マー
クと加工形跡の配置の一例を図4に示す。図4におい
て、右側の列はフォーム12における表面に印刷された
印刷見当マークを示し、左側の列はフォーム12におけ
る裏面に印刷された印刷見当マークを示す。100と2
00は、図3に示した印刷見当マークと同一のものであ
る。各々近隣の2つの加工形跡の各々に配置されてお
り、反対側面に印刷された印刷見当マークの陰影の影響
を受けない配置となっている。111aから111h、
211aから211hは、マージナルパンチの加工形跡
を示している。
【0052】図4においては、各加工に合わせた加工見
当マークを設定する場合の例も示している。120と2
20は、フォーム12を移送方向(長手方向)の所定の
位置で幅方向に切断する、または、横ミシン加工を行う
際に用いる加工見当マークである。また、130と23
0は、マージナルパンチ用の加工見当マークであり、正
方形のサブマークと縦横から成るサブマークで構成され
ている。
【0053】図1に示す実施の形態において、印刷見当
マークが図3(a)に例を示したものであるとき、その
動作について説明する。まず、オペレータは、パターン
マッチング用テンプレートとして、墨(Black)版の印
刷見当マーク21、藍(cyan)の印刷見当マーク22、
紅(magenta)の印刷見当マーク23、黄(yellow)の
印刷見当マーク24、特色版の印刷見当マーク25、マ
ージナルパンチの加工形跡26を、登録する指示の入力
を行う。さらに、見当ずれ量の許容範囲の設定を行う。
【0054】次に、フォーム印刷・加工機が運転を開始
すると、自動見当制御装置は、版胴1回転毎に撮像を行
い、得られた画像データをモニタ5に表示する。オペレ
ータは、モニタ5の画像の表示を見ながら、図3(a)
に示す印刷見当マークが印刷された所定の領域を撮像す
るように、エリアセンサカメラ1a、1b、2a、2b
の各々について、タイミングの調整を行う。
【0055】以上の設定が終了した段階で、見当ずれ量
を制御する処理に進む。本発明の自動見当制御装置が、
見当ずれ量を制御するデータ処理の過程の一例を、フロ
ー図として図5に示す。図5のステップS1において、
見当ずれ量が測定される。見当ずれ量は、上述したよう
にラインセンサカメラが撮像を行い、画像解析ユニット
が撮像信号を撮像画像データにA/D変換して、撮像画
像データを得る。
【0056】画像解析ユニットは、上述のパターンマッ
チング用テンプレートを用いて、撮像画像データにおい
て、パターンマッチングを実施する。このパターンマッ
チングにより、エリアセンサカメラの撮像から、印刷見
当マーク21から25の5つの印刷見当マークと、マー
ジナルパンチの加工形跡26が抽出される。抽出された
印刷見当マーク21から25の5つの印刷見当マークと
マージナルパンチの加工形跡26の全てについて、重心
座標を算出する。
【0057】印刷見当マークを設計した際に、印刷見当
マーク22の重心座標の理論値(x22,y22)を、
基準印刷見当マーク21の重心座標を原点(0,0)と
した相対座標値で設定する。フォーム12に印刷された
印刷見当マークにおいて、印刷見当マーク21の重心座
標を原点(0,0)とした時に算出された印刷見当マー
ク22の重心座標が(x22’,y22’)であった場
合、水平方向のずれ量はx22−x22’、垂直方向の
ずれ量はy22−y22’で算出できる。各色の印刷見
当マーク全てにおいて、基準印刷見当マークを原点とし
て設定した印刷見当マーク各々の重心座標の理論値と印
刷物の印刷基準見当マークを原点として算出した各印刷
見当マークの重心座標とを比較することにより、各色毎
の印刷ずれ量が算出でき、各色を印刷する各ユニット毎
に見当を制御することが可能になる。
【0058】また、印刷見当マークを設計した際に、マ
ージナルパンチの加工形跡の重心座標(x26,y2
6)を、基準印刷見当マーク21の重心座標を原点
(0,0)とした相対座標で設定する。印刷された印刷
見当マークおよびマージナルパンチの加工形跡におい
て、印刷見当マーク21の重心座標を原点(0,0)と
した時に算出されたマージナルパンチの加工形跡の重心
座標が(x26’,y26’)の場合、印刷−加工間の
水平方向のずれ量は(x26−x26’)、垂直方向の
ずれ量は(y26−y26’)で算出できる。基準印刷
見当マークおよびマージナルパンチの加工形跡の重心座
標の理論値と印刷物から算出した基準印刷見当マークお
よびマージナルパンチの加工形跡の重心座標とを比較す
ることにより、印刷−加工間のずれ量である加工見当ず
れ量が算出でき、加工ユニット毎に見当を制御すること
が可能になる。
【0059】次に、ステップS2において、算出した見
当ずれ量と、上述の見当ずれ量の許容範囲とを比較す
る。許容範囲内の場合は、次回の見当ずれ量の測定タイ
ミングに再び見当ずれ量の測定を行う。
【0060】許容範囲を外れるものが存在する場合、前
回の制御から図6に示すような規定の時間を経過してい
るか否か、ステップS3において判定する。規定の時間
は、第2印刷ユニット(2u)を例に説明すると、第2
印刷ユニットの見当制御周期T2は、印刷速度をV、第
2印刷ユニットから印刷見当用撮像手段までの距離をX
2とすると、T2=V/X2以上の時間とし、第2印刷
ユニットと印刷用撮像手段間の紙パスの移送時間を考慮
して決定する。他の印刷ユニットにおいても同様に見当
制御周期を設定する。また、表面の印刷−加工間見当の
制御周期Tkoは、印刷速度をV、加工機のコンペンか
ら加工用撮像手段までの距離をXkoとすると、Tko
=V/Xko以上の時間で設定する。裏面においても同
様に設定する。
【0061】規定の時間を経過していない場合は、前回
算出したずれ量を制御した結果を反映したフォームがま
だ移送されていないことになるため、制御後のフォーム
が移送されてくる規定時間の経過を待つ。規定の時間を
経過していた場合は、前回算出したずれ量を制御した結
果を反映したフォームを測定した際に、更にずれ量が算
出されたのであるから、ステップS4において、フォー
ム印刷・加工機の各部位をNC制御するための印刷・加
工見当調整部11を通して、見当ずれ量の制御をフォー
ム印刷・加工機に指示し、見当ずれ量の制御を行う。
【0062】
【発明の効果】以上の通りであるから、本発明の請求項
1または請求項6に係る自動見当制御装置によれば、フ
ォーム印刷・加工機において、印刷見当と加工見当ずれ
量を測定し、オペレータによらず制御可能な自動見当制
御装置が提供される。
【0063】また、本発明の請求項2または7に係る自
動見当制御装置によれば、フォームの表裏両面における
印刷見当と加工見当を制御できる。
【0064】また、本発明の請求項3または8に係る自
動見当制御装置によれば、印刷色によって異なる形状を
有する印刷見当マークから印刷見当ずれ量を算出するこ
とができる。特色等の微妙な色の相違によって個々の印
刷見当マークを判別する必要がなく、安価な白黒の撮像
手段を使用することができる。さらに、印刷見当マーク
の配列配置によって個々の見当マークを判断する必要性
がないので、品目切替による版胴寸法の変更等に合わせ
て印刷見当マークの配列配置を調整する必要がない。
【0065】また、本発明の請求項4または9に係る自
動見当制御装置によれば、基準印刷見当マークとマージ
ナルパンチの加工形跡から印刷−加工間のずれ量が算出
できるため、加工見当ずれ量を制御することができる。
【0066】また、本発明の請求項5または10に係る
自動見当制御装置によれば、制御対象となるフォーム印
刷・加工機の部位と撮像手段との間の紙パスの移送時間
を考慮して見当制御周期を決定するため、ハンチングを
防止することができる。
【0067】また、本発明の請求項11に係る印刷見当
マークによれば、フォーム印刷・加工機において、印刷
見当と加工見当をそれぞれ異なる場所検出するための印
刷見当マークが提供される。
【0068】また、本発明の請求項12に係る印刷見当
マークによれば、撮像において、反対側面に印刷された
印刷見当マークの陰影による影響が排除される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の自動見当制御装置における構成の一
例を示す図である。
【図2】 本発明の自動見当制御装置における印刷見当
と加工見当を一つの撮像手段で撮像する場合の構成の例
である。
【図3】 本発明の印刷見当マークの一例である。
【図4】 本発明の印刷見当マークと加工形跡の配置の
一例である。
【図5】 本発明の自動見当制御装置の動作の概略を表
すフォローチャートである。
【図6】 本発明の見当制御の制御周期における規定時
間の設定を示す図である。
【符号の説明】 1a、1b、2a、2b、13a、13b エリアセン
サカメラ 3a、3b、4a、4b、14a、14b 画像解析ユ
ニット 5 モニタ 6 パーソナルコンピュータ 7 ディスプレイ 8 ロータリーエンコーダ 9 警告灯 10 シーケンサ 11 フォーム印刷・加工機見当調整部 12 フォーム 21 墨(Black)版の印刷見当マーク 22 藍(cyan)版の印刷見当マーク 23 紅(magenta)版の印刷見当マーク 24 黄(yellow)版の印刷見当マーク 25、25a、25b、25c、25d、25e 特色
版の印刷見当マーク 26、111a、111b、111d、111e、11
1f、111h、211a、211b、211d、21
1e、211g、211h マージナルパンチの加工形

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フォーム印刷・加工機において印刷見当
    と加工見当を制御する自動見当制御装置であって、印刷
    見当用撮像手段と、加工見当用撮像手段と、データ処理
    部と、表示部と、データ出力部とを有し、前記印刷見当
    用撮像手段は、最後部印刷ユニットの下流かつ最前部加
    工ユニットの上流においてフォームの各色の印刷見当マ
    ークが含まれる領域を撮像して印刷見当撮像信号を出力
    し、前記加工見当用撮像手段は、最後部加工ユニットの
    下流においてフォームの印刷見当マークと加工形跡とが
    含まれる領域を撮像して加工見当撮像信号を出力し、前
    記データ処理部は、前記印刷見当撮像信号を入力して印
    刷見当画像データに変換し、また、前記加工見当撮像信
    号を入力して加工見当画像に変換し、さらに、前記印刷
    見当画像データから印刷見当ずれ量を算出し、さらに、
    前記加工見当画像データから加工見当ずれ量を算出し、
    前記表示部は、前期印刷見当ずれ量と、前記加工見当ず
    れ量とを表示し、前記データ出力部は、前記印刷見当ず
    れ量と、前記加工見当ずれ量とをフォーム印刷・加工機
    の見当調整部に出力する、ことを特徴とする自動見当制
    御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の自動見当制御装置であっ
    て、前記印刷見当用撮像手段と、前記加工見当用撮像手
    段の各々を、フォームの表面を撮像する表面用と、裏面
    を撮像する裏面用の一対で構成する、ことを特徴とする
    自動見当制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の自動見当制御装
    置であって、前記印刷見当マークは、印刷色によって異
    なる形状を有する印刷見当マークであって、前記データ
    処理部は、パターンマッチングにより各々の印刷色の印
    刷見当マークを抽出し、各々の抽出した印刷見当マーク
    の重心から、各々の印刷色の印刷見当マークの位置を算
    出し、さらに、各々の印刷色の印刷見当マークの位置か
    ら印刷見当ずれ量を算出する、ことを特徴とする自動見
    当制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の自動見当制御装置であっ
    て、前記印刷見当マークの内の1つは基準印刷見当マー
    クとしてマージナルパンチの加工形跡である孔の外側に
    配置した印刷見当マークであり、残りの印刷見当マーク
    は、マージナルパンチの内側のみ、あるいは、マージナ
    ルパンチの内側と外側に配置した印刷見当マークであっ
    て、前記データ処理部は、パターンマッチングにより前
    記加工形跡を抽出し、抽出した加工形跡の重心から加工
    形跡の位置を算出し、さらに、前記基準印刷見当マーク
    の位置と、前記加工形跡の位置とから加工見当ずれ量を
    算出する、ことを特徴とする自動見当制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から4記載の自動見当制御装置
    であって、前記印刷見当ずれ量と前記加工見当ずれ量を
    出力する周期を、前記印刷見当用撮像手段あるいは前記
    加工見当用撮像手段のいずれかとフォーム印刷・加工機
    の制御対象との距離に相当する長さの紙が、前記印刷見
    当用撮像手段、あるいは、前記加工見当用撮像手段を通
    過する時間以上に設定すること、を特徴とする自動見当
    制御装置。
  6. 【請求項6】 フォーム印刷・加工機において印刷見当
    と加工見当を制御する自動見当制御装置であって、印刷
    ・加工見当用撮像手段と、データ処理部と、表示部と、
    データ出力部とを有し、前記印刷・加工見当用撮像手段
    は、最後部加工ユニットの下流においてフォームの印刷
    見当マークと加工形跡とが含まれる領域を撮像して、印
    刷見当撮像信号および加工見当撮像信号を出力し、前記
    データ処理部は、前記印刷見当撮像信号を入力して、印
    刷見当画像データに変換し、また、前記加工見当撮像信
    号を入力して、加工見当画像に変換し、さらに、前記印
    刷見当画像データから印刷見当ずれ量を算出し、さら
    に、前記加工見当画像データから加工見当ずれ量を算出
    し、前記表示部は、前記印刷見当ずれ量と、前記加工見
    当ずれ量とを表示し、前記データ出力部は、前記印刷見
    当ずれ量と、前記加工見当ずれ量とをフォーム印刷・加
    工機の見当調整部に出力する、ことを特徴とする自動見
    当制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の自動見当制御装置であっ
    て、前記印刷・加工見当用撮像手段を、フォームの表面
    を撮像する表面用と、裏面を撮像する裏面用の一対で構
    成する、ことを特徴とする自動見当制御装置。
  8. 【請求項8】 請求項6または7記載の自動見当制御装
    置であって、前記印刷見当マークは、印刷色によって異
    なる形状を有する印刷見当マークであって、前記データ
    処理部は、パターンマッチングにより各々の印刷色の印
    刷見当マークを抽出し、各々の抽出した印刷見当マーク
    の重心から、各々の印刷色の印刷見当マークの位置を算
    出し、さらに、各々の印刷色の印刷見当マークの位置か
    ら印刷見当ずれ量を算出する、ことを特徴とする自動見
    当制御装置。
  9. 【請求項9】 請求項6から8記載の自動見当制御装置
    であって、前記印刷見当マークは、基準印刷見当マーク
    を含めて、全てマージナルパンチの加工形跡である孔の
    外側に配置した印刷見当マークであって、前記データ処
    理部は、パターンマッチングにより前記加工形跡を抽出
    し、抽出した加工形跡の重心から加工形跡の位置を算出
    し、さらに、前記基準印刷見当マークの位置と、前記加
    工形跡の位置とから加工見当ずれ量を算出する、ことを
    特徴とする自動見当制御装置。
  10. 【請求項10】 請求項6から9記載の自動見当制御装
    置であって、前記印刷見当ずれ量と前記加工見当ずれ量
    を出力する周期を、前記印刷・加工見当用撮像手段とフ
    ォーム印刷・加工機の制御対象との距離に相当する長さ
    の紙が、前記印刷・加工見当用撮像手段を通過する時間
    以上に設定すること、を特徴とする自動見当制御装置。
  11. 【請求項11】 印刷色によって異なる形状を有する印
    刷見当マークであって、前記印刷見当マークの内の1つ
    は基準印刷見当マークとしてマージナルパンチの加工形
    跡である孔の外側に配置されており、残りの印刷見当マ
    ークは、マージナルパンチの内側のみ、あるいは、マー
    ジナルパンチの内側と外側に配置されている、ことを特
    徴とする印刷見当マーク。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の印刷見当マークにお
    いて、表面用と裏面用の印刷見当マークの各々は、近隣
    の2つの前記加工形跡の各々に配置されている、ことを
    特徴とする印刷見当マーク。
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