JPH11320838A - 印刷品質管理方法及び装置 - Google Patents

印刷品質管理方法及び装置

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JPH11320838A
JPH11320838A JP10139609A JP13960998A JPH11320838A JP H11320838 A JPH11320838 A JP H11320838A JP 10139609 A JP10139609 A JP 10139609A JP 13960998 A JP13960998 A JP 13960998A JP H11320838 A JPH11320838 A JP H11320838A
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Shinichi Fujimoto
信一 藤本
Ikuo Ozaki
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 全画像要素の積算や平均化をする必要がな
く、全体の色調を安定的に目標値に制御することができ
るような印刷品質管理方法及び装置を提供する。 【解決手段】 印刷画像を細分した印刷に関する電子デ
ータを取り込む印刷画像電子データ取り込み装置13
と、印刷面の印刷色調を上記細分された画素を幅方向で
検知する反射濃度計1と、反射濃度計1のデータを印刷
面の流れ方向に細分するためのデータを送るエンコーダ
11と、印刷画像電子データを反射濃度計1からのデー
タと比較できる数値へ変換して制御目標値を計算し、印
刷画像電子データから特定の優先順に従って自動制御す
べき画素を選定し、この選定した画素部分の色調目標値
と印刷状態色調値を比較してその差に基いてインキキー
開度信号を送出する演算装置12と、演算装置12から
のインキキー開度信号によりインキキーの開度を制御す
るインキキー制御装置20とをそれぞれ具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷機の印刷品質
管理方法及び装置に関し、更に詳しくは、色調管理に適
用される印刷品質管理方法及び装置に関する。
【0002】図8は従来における印刷機の印刷品質管理
装置を示しており、従来においては色調制御を次のよう
にして行なっている。すなわち、図8に示すように、印
刷後の印刷物10上に刷られた画像の色調検出装置であ
る走査型濃度計1にて各色のインキ濃度を計測し、その
計測結果を演算装置4で印刷領域を細分し、細分された
画像要素(画素)毎の値を演算装置4にて目標値と比較
し、その差を基にしてインキキーの調整量を演算して調
節することにより、色調管理を行なっている。この時の
目標値としては、版に焼き付けるフィルム又は焼き付け
られた版をスキャナ16で検出して演算装置4で領域を
細分したもの若しくは校正刷り又は印刷結果の良好なO
Kシートをスキャナ15で検出して演算装置4で領域を
細分したものを使用するようにしている。そして、それ
らの目標値も印刷状況値も細分された画素E(図9参
照)毎の値を、印刷機のインキ調整機構の調整単位幅で
あるインキキーゾーンZ(図9参照)毎に積算し、平均
化して比較するようにしている。
【0003】なお、図8において、4はインキ元ロー
ラ、5はインキキー、9は演算装置4の演算結果を表示
する表示装置、10は印刷物、11は印刷胴16に取付
けられたエンコーダ、20は演算装置4からの制御信号
に基づいてインキキー5の開度(インキキー開度)を制
御するインキキー制御装置である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
装置には次のような問題点が内在していた。 1) 商品のカタログやちらしのように特に色調を注目
したい個所がある場合等でも、平均的な部位を基準にし
て色調を制御するのでは十分な色調結果が得られない。 2) 各画像要素を積算、平均化するなどための処理に
時間がかかり、大型高速の処理装置が必要である。 3) 自動制御のための目標値をスキャナで取り込む必
要がある。
【0005】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであって、その目的は、全画像要素(画素)の
積算や平均化をする必要がなく、全体の色調を安定的に
目標値に制御することができるような印刷品質管理方法
及び印刷品質管理装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係る印刷品質管理方法では、画像を細分
した画素毎の画線面積率等のデータを有する電子データ
を印刷機のインキ調整機構の調節単位幅であるインキキ
ーゾーン毎に認知し、各インキキーゾーン内の画素のう
ち制御対象にする画素を特定の優先順により各色毎に1
個所だけ自動的に選定してこの選定された箇所を色調の
自動制御対象とし、上記選定された箇所の画素について
設定した色調制御目標値と上記選定された箇所の画素の
色調状態に関する現状値とを比較演算し、その差に基い
て各色のインキキーを制御するようにしている。また、
本発明に係る印刷品質管理装置では、(a) 印刷画像
を細分した印刷に関する電子データを取り込む印刷画像
電子データ取り込み装置と、(b) 印刷している印刷
面の印刷色調を上記細分された画素を幅方向で検知する
第1の色調検知装置と、(c) 上記幅方向で細分され
ている上記第1の色調検知装置のデータを印刷面の流れ
方向に細分するためのデータを送る機械運転タイミング
発信装置と、(d) 上記取り込まれる印刷画像電子デ
ータを上記第1の色調検知装置からのデータと比較でき
る数値へ変換して色調制御目標値を計算し、細分されて
いる印刷画像電子データから特定の優先順に従って自動
制御すべき画素を選定し、この選定した画素部分の色調
制御目標値と印刷状態色調値を比較してその差に基いて
インキキー開度信号を送出する演算装置と、(e) 上
記演算装置からのインキキー開度信号によりインキキー
の開度を制御するインキキー制御装置と、をそれぞれ具
備するようにしている。また、本発明に係る印刷品質管
理装置では、(a) 印刷画像を細分した印刷に関する
電子データを取り込む印刷画像電子データ取り込み装置
と、(b) 印刷している印刷面の印刷色調を上記細分
された画素を幅方向で検知する第1の色調検知装置と、
(c) 上記幅方向で細分されている上記色調検知装置
のデータを印刷面の流れ方向に細分するためのデータを
送る機械運転タイミング発信装置と、(d) 色調制御
の目標値にするために校正刷り又はOKシートを細分画
素毎に検知する第2の色調検知装置と、(e) 上記印
刷画像電子データ取り込み装置から取り込んだ印刷画像
電子データから特定の優先順に従って自動制御すべき画
素を選定し、この選定した画素部分の色調制御目標値と
印刷状態色調値を比較し、その差に基いてインキキー開
度信号を送出する演算装置と、(f) 上記演算装置か
らのインキキー開度信号によりインキキーの開度を制御
するインキキー制御装置と、をそれぞれ具備するように
している。また、本発明に係る印刷品質管理装置では、
(a) 版又はフィルムの画像を細分した画素データを
取り込むための画線検知装置と、(b) 印刷している
印刷面の印刷色調を上記細分された画素を幅方向で検知
する第1の色調検知装置と、(c) 上記幅方向で細分
されている上記色調検知装置のデータを印刷面の流れ方
向に細分するためのデータを送る機械運転タイミング発
信装置と、(d) 色調制御の目標値にするために校正
刷り又はOKシートを細分画素毎に検知する第2の色調
検知装置と、(e) 上記印刷画像電子データ取り込み
装置から取り込んだ印刷画像電子データから特定の優先
順に従って自動制御すべき画素を選定し、この選定した
画素部分の色調制御目標値と印刷状態色調値を比較し、
その差に基いてインキキー開度信号を送出する演算装置
と、(f) 上記演算装置からのインキキー開度信号に
よりインキキーの開度を制御するインキキー制御装置
と、をそれぞれ具備するようにしている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施態様について
図1〜図7を参照して説明する。なお、図1〜図7にお
いて、図8及び図9と同様の部分すなわち前記した従来
のものと同一の部位については同一の符号を付して示し
て重複する説明を省略する。
【0008】図1は、本発明の第1実施形態に係る印刷
品質管理装置の構成を示している。この印刷品質管理装
置は、印刷後の印刷物10の色調をリアルタイムで計測
する反射濃度計(印刷している印刷面の印刷色調を、細
分された画素を幅方向で検知する第1の色調検知装置)
1と、この反射濃度計1の計測データの印刷物流れ方向
の取り込み位置を決めるエンコーダ(幅方向で細分され
ている第1の色調検知装置のデータを印刷面の流れ方向
に細分するためのデータを送る機械運転タイミング発信
装置)11と、色調制御目標値と印刷状態値を比較する
画像要素の位置を自動的に決定し、その画像要素の目標
色の計算をし、インキキー修正信号の計算を行なう演算
装置12と、この演算装置12に対し、目標の色調値計
算の基となる細分された各画素の各色毎の面積率等のデ
ータを保有する印刷画像電子データ(例えばハイデルベ
ルグ社の提唱したCIP3(Cooperation and Integrati
onfor Prepress , Press , Postpress)のPPF(Print
Production Format )データやアドビ社提唱のPDF
(Print Data Format) など)を取り込む取り込み装置1
3と、以前に取り込んだ印刷画像電子データによりモニ
タに絵柄を表示することができかつ上述の計測・比較す
る画像要素の位置を手動でオペレータが選択指令できる
ような端末装置14と、上記演算装置12からのインキ
キー開度信号に応じてインキキーの開度を制御するイン
キキー制御装置20とをそれぞれ具備している。なお、
上述のエンコーダ11は印刷胴16に同軸状に取付けら
れている。
【0009】上述の演算装置12は、取り込み装置13
にて取り込まれる印刷画像電子データを反射濃度計1か
らのデータと比較できる数値へ変換して色調制御目標値
を計算し、細分されている印刷画像電子データから特定
の優先順に従って自動制御すべき画素を選定し、この選
定した画素部分の色調制御目標値と印刷状態色調値を比
較してその差に基いてインキキー開度信号を送出する機
能を有するものである。具体的には、演算装置12は、
印刷機のインキ調整機構の調節単位幅であるインキキー
ゾーンZを認知し、このインキキーゾーンZを更に細分
化された計測データ又は目標データの画素Eに対し自動
制御に使用する画素EをインキキーゾーンZ毎に4個所
(n色機のときはn個所)を自動的に選択し、その画素
4個所のデータにより各色(各印刷ユニット)の該当イ
ンキキーゾーンZのインキキー(インキ元ローラ4のイ
ンキキー)5を制御する。また、端末装置14は、自動
的に選択したポイントと手動選択したポイントのうちの
どちらのデータをどの程度制御に使用するか各色毎に指
令することができるように構成されている。
【0010】図2及び図3に示すように、上記したイン
キキーゾーンZ毎に自動的に4個所(n色機の時はn個
所)の画素Eを制御対象として選択するが、この自動選
択の仕方は、各画素Eに対して取り込み装置13から取
り込んだ印刷画像電子データに基いて各色毎に次の優先
順に基づき1個所(4色機で4個所)を選ぶことにより
行なう。 1) 単色かつ高画線 2) 混色かつ高画線 3) 単色かつ中画線 4) 混色かつ中画線 5) 単色かつ低画線 6) 混色かつ低画線
【0011】なお、ここで、「画線」とは、画素の各色
の面積率を意味し、例えば高画線とは画素の各色の面積
率が70%以上のもの(各色の面積率の合計ではなく、
ある色の面積率)、中画素とは40〜70%のもの、低
画素とは40%未満のものと設定される。
【0012】例えば、あるインキキーゾーンZaの自動
選択されたポイント(画素の場所)は、各色についてそ
れぞれ下記の順に選ばれる。 (1)ポイント1は K:100%、C: 0%、M:
0%、Y: 0% (2)ポイント2は K: 10%、C:90%、M:
0%、Y:90% (3)ポイント3は K: 0%、C:20%、M:
80%、Y:30% (4)ポイント4は K: 0%、C: 0%、M:
0%、Y:90% なお、上述の記載は、例えばポイント2については、ポ
イント2の画素の墨インキの画線が10%、シアンイン
キの画線が90%、マゼンタインキの画線が0%、イエ
ローインキの画線が90%であることを意味する。
【0013】ここで、K(墨)、C(シアン)、M(マ
ゼンタ)、Y(イエロー)色について優先順に基づきポ
イントが自動設定される手順の一例について述べると、
以下の通りである。 あるインキキーゾーンをスキャンし、先ずいずれか
1つの色の画線が70%以上で地の色の画線が全て0%
の画素がないかを調べ、仮にKとCについて該当する画
素があった場合には当該画素をKとCについてのポイン
トとする。 次に、MとYについて画線が70%以上で地の色の
画線が全て0%の画素がないかを調べ、仮にMについて
該当する画素があった場合には当該画素をMについての
ポイントとする。 次に、Yについて画線が40〜70%で他の色の画
線が全て0%の画素がないかを調べ、仮にYについて該
当する画素があった場合には当該画素をYについてのポ
イントとする。
【0014】各印刷ユニットすなわち各色のユニット
は、該当色用に選んだポイントを自動制御するポイント
に選ぶようにする。このインキキーゾーンZaにおいて
は、墨インキ印刷ユニットはポイント1が目標値になる
よう制御され、シアンインキ印刷ユニットはポイント
2、マゼンタインキ印刷ユニットはポイント3、イエロ
ーインキ印刷ユニットはポイント4を自動制御の対象に
する。図2の一部に選択されたポイントが、インキキー
ゾーンZ毎に4個所、上記によって画素が選ばれる。図
3は、図2の一部を拡大したものであって、この図3に
は選定された画素Eが斜線で示されている。
【0015】一方、オペレータが任意に端末装置14で
選択するポイントの取り扱いは次のようにする。先ず、
端末装置14で各色毎の自動−手動利用比率をオペレー
タが設定し、どちらをどの程度制御に利用するかを調節
する。自動−手動利用比率を例えば40%−60%に設
定すれば、設定した色の自動選択したポイントの調整値
の40%と手動選択したポイントの調整値の60%でイ
ンキキー5が調節される。また、印刷画像電子データ取
り込み装置13で取り込んだデータ、例えばCIP3の
PPFデータによって目標色を計算するには、PPFデ
ータのうち低解像度絵柄データを利用し、予測法(Neug
ebauer方程式、マスキング方程式や最小二乗法、Look U
p Table 補間法等)により目標色を予測する。この目標
色と反射濃度計1から取り込んだ印刷中のデータを比較
して偏差を求め、該偏差に基いてインキキー開度信号を
計算し、該インキキー開度信号を受けてインキキー5の
開度を制御するインキキー制御装置20でインキキー5
の開度を修正する。
【0016】さらに、本実施形態の印刷品質管理装置の
動作について図4に示すフローチャートを参照して説明
すると、以下の通りである。先ず、目標の色調値計算の
基となる細分された各画素の各色毎の面積率等のデータ
を保有する印刷画像電子データであるCIP3データを
取り込み装置13に取り込み(ステップS1 )、このデ
ータに基づいてモニタに印刷する絵柄を端末装置14に
表示する(ステップS 2 )。一方、インキキーゾーンの
認知を行なう(ステップS3 )。そして、ユーザ指定の
絵柄ポイントがあるか否かを判断し(ステップS4 )、
ユーザ指定の絵柄ポイントがない場合には絵柄ポイント
の自動決定(自動選定)を行ない(ステップS5 )、ユ
ーザ指定の絵柄ポイントがある場合には絵柄ポイントの
指定(手動選定)を行なう(ステップS6 )。そして、
端末装置14により自動指定部と手動指定部の使用利率
(自動−手動利用比率)を設定し(ステップS7 )、そ
の指令信号を端末装置14から演算装置12に送出す
る。次いで、この指令信号に基づいて演算装置12にお
いて絵柄ポイントの目標色を計算する(ステップ
8)。印刷結果の絵柄すなわち印刷している絵柄の上
記ポイントにおける色調値を反射濃度計1にて計測し
(ステップS9 )、目標色と印刷結果の色との偏差を計
算し(ステップS10)、この偏差に基づいてインキキー
開度を演算装置12にて計算する(ステップS11)。こ
の際、インキキー開度信号に対応する数値表示がなされ
る。そして、演算装置12からインキキー開度信号をイ
ンキキー制御装置20に送出し、これに応じて、インキ
キー5の開度調整を行なう(ステップS12)。なお、ス
テップS9 〜S12の工程は印刷結果の色が目標色に合う
まで施行されて反復計算がなされる。
【0017】以上のように本実施形態に係る印刷品質管
理装置及びこの装置を用いた印刷品質管理方法によれ
ば、自動制御するための印刷物10の対象部を全面にす
るのではなく、全面を細分した画素Eに対してインキキ
ーゾーンZ毎に例えば4ポイント(自動的に選定)+1
ポイント(任意に手動選定)だけにするので、全画像要
素Eの積算や平均化をする必要がなくなる。特に、印刷
している印刷物10の印刷状態検出器である反射濃度計
1のデータは、インキキーゾーンZの1個所につき[4
ポイント+1ポイント]の計5ポイントだけ記憶すれば
よいので、処理が容易で、記憶容量も少なくて済むとい
う利点がある。
【0018】また、制御に適する対象要素を自動的に選
んでいるので、制御する印刷品質を安定にすることがで
きる。すなわち、低画線の部分を自動制御の対象点にし
て制御した時、そのゾーンの高画線部分の色調は大きく
振れるが、高画線の部分を自動制御の対象点にして制御
すると、他の低画線部の色調の振れは小さく安定してい
る。それは、図5にインキ膜厚変化に対する色差変化が
画線率に応じてどのように変化するかを表わしたグラフ
を参照すると明確である。図5から分かるように、同じ
色差でもインキ膜厚の変化は画線率が小さい方が大き
い。すなわち、濃度計で計測できる変化量がある値だと
すれば、その値に対するインキ膜厚の変化は高画線のも
のに比べ低画線のものは大きい。また、色調検出器の検
出精度も混色部分から特定色の値を判定するより、検出
する色そのものの方が安定して検出できる。従って、本
実施形態において採用している優先順で制御対象点を選
定して全体を制御すれば、全体の色調を安定的に目標値
に制御できる。
【0019】一方、端末装置14により手動で制御対象
点を選定できるようにしているので、例えば、ちらしや
カタログの印刷等において特に注目したい商品などの絵
柄が自動制御対象点として選ばれていない場合には、そ
の部分を自動制御対象点に指定できる。そして、自動選
択ポイント及び手動選択ポイントのうちのどちらをどの
程度重きを置いて自動制御するかを端末装置14にて任
意に設定できるようにしているので、より細やかな色調
調整を自動制御で行なうことができる。また、印刷画像
電子データ取り込み装置13から取り込んだデータを色
調制御目標値の設定のために使用するようにしているの
で、校正刷りや試刷りによるOKシートを印刷する必要
がなく、印刷準備時間並びに印刷による費用損失のない
高能率で高生産性の印刷機にすることができると共に、
自動制御の目標点の選定を電子データで行なえるのでそ
の目標点選定を確実かつ容易に行なうことができる。従
って、簡素で、木目細かい色調調節を行なうことが可能
な自動式の印刷品質管理装置を提供することができ、こ
の印刷品質管理装置を印刷機に備えることにより高生産
性の印刷機を提供することができる。
【0020】また、図6は、本発明の第2実施形態に係
る印刷品質管理装置を示している。この印刷品質管理装
置は、既述の第1実施形態に係る印刷品質管理装置の構
成に校正刷り又はOKシートスキャナ15(校正刷り又
はOKシートの絵柄を検知する第2の色調検知装置)を
追加し、このスキャナ15にて取り込んだデータを、色
調自動制御の色調の目標値のデータとして加えるように
したものである。
【0021】既述の第1実施形態においては、色調制御
する画素位置の選定と色調自動制御のための目標値の両
方とも印刷画像電子データ取り込み装置13にて取り込
んだデータに基いて決定するようにしたが、第2実施例
においては、上記色調制御する画素位置の選定は印刷画
像電子データ取り込み装置13にて取り込んだデータに
基いて既述の如き優先順に従って自動的に決定する一
方、色調自動制御のための色調の目標値は校正刷り又は
OKシートスキャナ15にて取り込んだデータに基づい
て設定するように構成している。
【0022】既述の第1実施形態では色調自動制御のた
めの色調の目標値も印刷画像電子データ取り込み装置1
3にて取り込んだデータに基いて設定すべく、このデー
タを色調の目標値にするためにデータを予測法等を利用
して変換するようにしているが、第2実施形態によれ
ば、その手順(工程)を省略することができる。校正刷
り又はOKシートが容易に入手できる場合には、第2実
施形態の構成に基づき色調の目標値を決定するのが簡便
である。第2実施形態の場合には、第1実施形態の場合
のように校正刷り又はOKシートを印刷する必要がない
という効果は奏し得なくなるが、長い時間(面倒な手
間)と費用を注いでも少しでも色調の良いものを得たい
場合には、第2実施形態を適用するのが望ましい。従っ
て、第2実施形態の印刷品質管理装置及びその装置を用
いた印刷品質管理方法によれば、校正刷り又はOKシー
トを全く使用しないで済むという作用効果を除いて、既
述の1実施形態の場合と同様な作用効果を得ることがで
きる。
【0023】また、図7は、本発明の第3実施形態に係
る印刷品質管理装置を示している。この印刷品質管理装
置は、既述の第1実施形態に係る印刷品質管理装置にお
いて設けられている印刷画像電子データ取り込み装置1
3を省略し、それに代えて、版又はフィルムの絵柄を検
知するスキャナ(画線検知装置)16と、校正刷り又は
OKシートの絵柄を検知するスキャナ(第2の色調検知
装置)15を設けたものである。
【0024】既述の第1実施形態においては、印刷画像
電子データ取り込み装置13にて取り込んだデータに基
づいて、一つは自動制御の対象画素をインキキーゾーン
Z毎に自動選定すると共に、もう1つは上記データから
自動制御の色調の目標値を予測するようにしていたが、
第3実施形態においては、自動制御の対象画素をインキ
キーゾーンZ毎に自動選定するのは版又はフィルムの絵
柄を検知するスキャナ(画線検知装置)16にて取り込
んだデータに基づいて行なう一方、自動制御の色調の目
標値を設定するのは校正刷り又はOKシートの絵柄を検
知するスキャナ(第2の色調検知装置)15にて取り込
んだデータを使用するように構成している。
【0025】このように構成した第3実施形態の場合に
は、印刷画像電子データがない場合であっても活用で
き、かつ、色調制御する色調の目標値を各色の画像の面
積データから予測する必要はないという利点がある。従
って、第3実施形態の構成によれば、印刷画像電子デー
タの利用に関連した効果を除いて、既述の1実施形態の
場合と同様な作用効果を得ることができる。
【0026】本発明の実施形態につき述べたが、本発明
はこれらの実施形態に限定されるものではなく、本発明
の技術的思想に基づいて各種の変形及び変更が可能であ
る。例えば、反射濃度計1に代えて反射分光計を使用し
ても良く、反射分光計にすれば、4色以上のものに対応
できる。インキキーゾーンZ毎の画素におけるポイント
の数はn色機のときはn個所(但し、nは整数)に変更
可能である。
【0027】
【発明の効果】以上の如く、本発明によれば、印刷画像
を細分した画素毎の画線面積率等のデータを有する電子
データを印刷機のインキ調整機構の調節単位幅であるイ
ンキキーゾーン毎に認知し、各インキキーゾーン内の画
素のうち制御対象にする画素を特定の優先順により各色
毎に1個所だけ自動的に選定してこの選定された箇所を
色調の自動制御対象とし、上記選定された箇所の画素に
ついて設定した色調制御目標値(例えば、上記電子デー
タを演算装置により色調データに変換してこの色調デー
タの上記選定された箇所の画素を色調制御目標値とす
る)と上記選定された箇所の画素の色調状態に関する現
状値とを比較演算し、その差に基いて各色のインキキー
を制御するようにしているので、次にような作用効果を
得ることができる。すなわち、自動制御するための印刷
物の対象部を全面にするのではなく、全面を細分した画
像要素に対してインキキーゾーンZ毎に所定数のポイン
トだけにするので、全画像要素の積算や平均化をする必
要がなくなる。また、選定された箇所の画素の色調状態
に関する現状値を検出する印刷状態検出器(反射濃度計
等)のデータは、インキキーゾーンの1個所につき所定
数のポイントだけ記憶すればよいので、処理が容易で、
記憶容量も少なくて済むという利点がある。さらに、イ
ンキキーゾーン内の画素のうち制御対象にする画素を特
定の優先順により各色毎に1個所だけ自動的に選定する
ことにより、全体の色調を安定的に目標値に制御でき、
制御する印刷品質を安定にすることができる。しかも、
印刷画像電子データを目標値の設定のために使用するよ
うにしているので、校正刷りや試刷りによるOKシート
を印刷する必要がなく、印刷準備時間並びに印刷による
費用損失のない高能率で高生産性の印刷機にすることが
できると共に、自動制御の目標点の選定を電子データで
行なえるのでその目標点選定を確実かつ容易に行なうこ
とができる。従って、簡素で、木目細かい色調調節を行
なうことが可能な自動式の印刷品質管理装置を提供する
ことができ、この印刷品質管理装置を印刷機に備えるこ
とにより高生産性の印刷機を提供することができる。
【0028】また、本発明によれば、端末装置により色
調自動制御の対象画素を手動で任意に選定し、この手動
選定した自動制御対象画素及び上記演算装置で自動選定
した自動制御対象画素のうちのどちらをどの程度だけ制
御対象として利用するかを調節設定するように構成(端
末装置により手動で制御対象点を選定できるように構
成)しているので、ちらしやカタログの印刷等において
特に注目したい絵柄部分を自動制御対象点に指定でき、
より細やかな色調調整を自動制御で行なうことができ
る。
【0029】また、本発明によれば、校正刷り又はOK
シートの色調を読み取ってこの読み取ったデータの上記
選定された箇所の画素を色調制御目標値とするようにし
たので(すなわち、色調自動制御のための色調の目標値
は校正刷り又はOKシートスキャナ等にて取り込んだデ
ータに基づいて設定するようにしたので)、校正刷り又
はOKシートが容易に入手できる場合には、このような
手段にて色調の目標値を簡便に決定することができる。
この場合、校正刷り又はOKシートを印刷する必要が生
じるが、長い時間(面倒な手間)と費用を注いでも少し
でも色調の良いものを得たいときには、この方法及び装
置を用いるのが望ましい。
【0030】また、本発明によれば、版又はフィルムの
画像を細分した画素毎の画線面積率等のデータに基づい
て自動制御の対象画素をインキキーゾーン毎に自動選定
するようにしたので、印刷画像電子データがない場合で
あっても活用でき、かつ、色調制御する色調の目標値を
各色の画像の面積データから予測する必要がないという
利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る印刷品質管理装置
のシステム構成図である。
【図2】図1の印刷品質管理装置による制御対象設定例
を示す説明図である。
【図3】図2において符号Xで示す部分の拡大図であ
る。
【図4】図1の印刷品質管理装置により施行される動作
手順を示すフローチャートである。
【図5】色調検知する色差とインキ膜厚との関係を示す
特性図である。
【図6】本発明の第2実施形態に係る印刷品質管理装置
のシステム構成図である。
【図7】本発明の第3実施形態に係る印刷品質管理装置
のシステム構成図である。
【図8】従来における印刷機の印刷品質管理装置のシス
テム構成図である。
【図9】図8の印刷品質管理装置による制御対象設定例
を示す説明図である。
【符号の説明】
1 反射濃度計(第1の色調検知装置) 5 インキキー 10 印刷物 11 エンコーダ 12 演算装置 13 印刷画像電子データ取り込み装置 14 端末装置 15 校正刷り又はOKシートスキャナ(第2の色調検
知装置) 16 版又はフィルムスキャナ(画線検知装置) 20 インキキー制御装置 E 画素(画像要素) Z インキキーゾーン

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を細分した画素毎の画線面積率等の
    データを有する電子データを印刷機のインキ調整機構の
    調節単位幅であるインキキーゾーン毎に認知し、各イン
    キキーゾーン内の画素のうち制御対象にする画素を特定
    の優先順により各色毎に1個所だけ自動的に選定してこ
    の選定された箇所を色調の自動制御対象とし、上記選定
    された箇所の画素について設定した色調制御目標値と上
    記選定された箇所の画素の色調状態に関する現状値とを
    比較演算し、その差に基いて各色のインキキーを制御す
    るようにしたことを特徴とする印刷品質管理方法。
  2. 【請求項2】 印刷画像を細分した画素毎の画線面積率
    等のデータを有する電子データを印刷機のインキ調整機
    構の調節単位幅であるインキキーゾーン毎に認知し、各
    インキキーゾーン内の画素のうち制御対象にする画素を
    特定の優先順により各色毎に1個所だけ自動的に選定し
    てこの選定された箇所を色調の自動制御対象とし、上記
    電子データを演算装置により色調データに変換してこの
    色調データの上記選定された箇所の画素を色調制御目標
    値とすると共に、印刷している印刷物の色調状態を検知
    した画素データの上記選定された箇所の画素を現状値と
    し、上記色調制御目標値及び現状値の両値を比較演算
    し、その差に基いて各色のインキキーを制御するように
    したことを特徴とする印刷品質管理方法。
  3. 【請求項3】 印刷画像を細分した画素毎の画線面積率
    等のデータを有する電子データを印刷機のインキ調整機
    構の調節単位幅であるインキキーゾーン毎に認知し、各
    インキキーゾーン内の画素のうち制御対象にする画素を
    特定の優先順により各色毎に1個所だけ自動的に選定し
    てこの選定された個所を色調の自動制御対象とし、校正
    刷り又はOKシートの色調を読み取ってこの読み取った
    データの上記選定された箇所の画素を色調制御目標値と
    し、印刷している印刷物の色調状態を検知した画素デー
    タの上記選定された箇所の画素を現状値とし、上記色調
    制御目標値及び現状値の両値を比較演算し、その差に基
    いて各色のインキキーを制御するようにしたことを特徴
    とする印刷品質管理方法。
  4. 【請求項4】 版又はフィルムの画像を細分した画素毎
    の画線面積率等のデータを印刷機のインキ調整機構の調
    節単位幅であるインキキーゾーン毎に認知し、各インキ
    キーゾーン内の画素のうち制御対象にする画素を特定の
    優先順により各色毎に1個所だけ自動的に選定してこの
    選定された個所を色調の自動制御対象とし、校正刷り又
    はOKシートの色調を読み取ってこの読み取ったデータ
    の上記選定された箇所の画素を色調制御目標値とし、印
    刷している印刷物の色調状態を検知した画素データの上
    記選定された箇所の画素を現状値とし、上記色調制御目
    標値及び現状値の両値を比較演算し、その差に基いて各
    色のインキキーを制御するようにしたことを特徴とする
    印刷品質管理方法。
  5. 【請求項5】 各インキキーゾーン毎の制御対象にする
    画素の箇所選定を自動選定することに加えて、オペレー
    タが任意の箇所を選定するようにし、上記自動選定した
    個所及び上記任意選定した個所のうちのどちらをどの程
    度だけ制御対象として利用するかを指定するようにした
    ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の
    印刷品質管理方法。
  6. 【請求項6】(a) 印刷画像を細分した印刷に関する
    電子データを取り込む印刷画像電子データ取り込み装置
    と、(b) 印刷している印刷面の印刷色調を上記細分
    された画素を幅方向で検知する第1の色調検知装置と、
    (c) 上記幅方向で細分されている上記第1の色調検
    知装置のデータを印刷面の流れ方向に細分するためのデ
    ータを送る機械運転タイミング発信装置と、(d) 上
    記取り込まれる印刷画像電子データを上記第1の色調検
    知装置からのデータと比較できる数値へ変換して色調制
    御目標値を計算し、細分されている印刷画像電子データ
    から特定の優先順に従って自動制御すべき画素を選定
    し、この選定した画素部分の色調制御目標値と印刷状態
    色調値を比較してその差に基いてインキキー開度信号を
    送出する演算装置と、(e) 上記演算装置からのイン
    キキー開度信号によりインキキーの開度を制御するイン
    キキー制御装置と、をそれぞれ具備することを特徴とす
    る印刷品質管理装置。
  7. 【請求項7】(a) 印刷画像を細分した印刷に関する
    電子データを取り込む印刷画像電子データ取り込み装置
    と、(b) 印刷している印刷面の印刷色調を上記細分
    された画素を幅方向で検知する第1の色調検知装置と、
    (c) 上記幅方向で細分されている上記色調検知装置
    のデータを印刷面の流れ方向に細分するためのデータを
    送る機械運転タイミング発信装置と、(d) 色調制御
    の目標値にするために校正刷り又はOKシートを細分画
    素毎に検知する第2の色調検知装置と、(e) 上記印
    刷画像電子データ取り込み装置から取り込んだ印刷画像
    電子データから特定の優先順に従って自動制御すべき画
    素を選定し、この選定した画素部分の色調制御目標値と
    印刷状態色調値を比較し、その差に基いてインキキー開
    度信号を送出する演算装置と、(f) 上記演算装置か
    らのインキキー開度信号によりインキキーの開度を制御
    するインキキー制御装置と、をそれぞれ具備することを
    特徴とする印刷品質管理装置。
  8. 【請求項8】(a) 版又はフィルムの画像を細分した
    画素データを取り込むための画線検知装置と、(b)
    印刷している印刷面の印刷色調を上記細分された画素を
    幅方向で検知する第1の色調検知装置と、(c) 上記
    幅方向で細分されている上記色調検知装置のデータを印
    刷面の流れ方向に細分するためのデータを送る機械運転
    タイミング発信装置と、(d) 色調制御の目標値にす
    るために校正刷り又はOKシートを細分画素毎に検知す
    る第2の色調検知装置と、(e) 上記印刷画像電子デ
    ータ取り込み装置から取り込んだ印刷画像電子データか
    ら特定の優先順に従って自動制御すべき画素を選定し、
    この選定した画素部分の色調制御目標値と印刷状態色調
    値を比較し、その差に基いてインキキー開度信号を送出
    する演算装置と、(f) 上記演算装置からのインキキ
    ー開度信号によりインキキーの開度を制御するインキキ
    ー制御装置と、をそれぞれ具備することを特徴とする印
    刷品質管理装置。
  9. 【請求項9】 上記印刷画像電子データによりモニタに
    印刷する画像を表示する端末装置を付設したことを特徴
    とする請求項6乃至8の何れか1項に記載の印刷品質管
    理装置。
  10. 【請求項10】 上記端末装置により、色調自動制御の
    対象画素を手動で任意に選定し、この手動選定した自動
    制御対象画素及び上記演算装置で自動選定した自動制御
    対象画素のうちのどちらをどの程度だけ制御対象として
    利用するかを調節設定し得るように構成したことを特徴
    とする請求項9に記載の印刷品質管理装置。
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