JP2002500764A - リークテストのための方法および装置 - Google Patents

リークテストのための方法および装置

Info

Publication number
JP2002500764A
JP2002500764A JP50040399A JP50040399A JP2002500764A JP 2002500764 A JP2002500764 A JP 2002500764A JP 50040399 A JP50040399 A JP 50040399A JP 50040399 A JP50040399 A JP 50040399A JP 2002500764 A JP2002500764 A JP 2002500764A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
test
container
pressure
leak
test cavity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP50040399A
Other languages
English (en)
Inventor
レーマン,マーチン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=26145472&utm_source=***_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2002500764(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Individual filed Critical Individual
Publication of JP2002500764A publication Critical patent/JP2002500764A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M3/00Investigating fluid-tightness of structures
    • G01M3/02Investigating fluid-tightness of structures by using fluid or vacuum
    • G01M3/26Investigating fluid-tightness of structures by using fluid or vacuum by measuring rate of loss or gain of fluid, e.g. by pressure-responsive devices, by flow detectors
    • G01M3/32Investigating fluid-tightness of structures by using fluid or vacuum by measuring rate of loss or gain of fluid, e.g. by pressure-responsive devices, by flow detectors for containers, e.g. radiators
    • G01M3/3281Investigating fluid-tightness of structures by using fluid or vacuum by measuring rate of loss or gain of fluid, e.g. by pressure-responsive devices, by flow detectors for containers, e.g. radiators removably mounted in a test cell
    • G01M3/329Investigating fluid-tightness of structures by using fluid or vacuum by measuring rate of loss or gain of fluid, e.g. by pressure-responsive devices, by flow detectors for containers, e.g. radiators removably mounted in a test cell for verifying the internal pressure of closed containers
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M3/00Investigating fluid-tightness of structures
    • G01M3/007Leak detector calibration, standard leaks
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2203/00Investigating strength properties of solid materials by application of mechanical stress
    • G01N2203/02Details not specific for a particular testing method
    • G01N2203/022Environment of the test
    • G01N2203/0222Temperature
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2203/00Investigating strength properties of solid materials by application of mechanical stress
    • G01N2203/02Details not specific for a particular testing method
    • G01N2203/022Environment of the test
    • G01N2203/023Pressure
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2203/00Investigating strength properties of solid materials by application of mechanical stress
    • G01N2203/02Details not specific for a particular testing method
    • G01N2203/022Environment of the test
    • G01N2203/0248Tests "on-line" during fabrication

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Examining Or Testing Airtightness (AREA)
  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 少なくとも1つの液体成分を含有した収容製品を収容している閉塞容器(9)のリークテストを行うための方法であって、容器を、テストキャビティ(1)内に導入し、テストキャビティを、液体成分の蒸気圧値以下にまで真空引きする、という方法である。容器(9)の周囲空間の圧力値、すなわち、テストキャビティ(1)内の圧力値を、観測する。観測は、真空圧力センサ(7)によって行う。一方、容器(9)の周囲空間の真空引きは、真空ポンプ(5)によって行う。リークは、容器の周囲空間の圧力変化を観測することによって行う。リークがあれば、リーク箇所から液体が吸い出され、周囲の減圧空間へと蒸発し、これにより、圧力が変化することとなる。

Description

【発明の詳細な説明】 リークテストのための方法および装置発明の属する技術分野 本発明は、概して、少なくとも1つの液体成分を収容材料としている閉塞収容 容器のリークテストを行うための技術に関するものである。発明の背景 閉塞容器がテストキャビティ内に導入され、キャビティが密閉された後、吸込 ポンプによってキャビティ内が減圧とされるような、リークテスト技術は、公知 である。テストキャビティ内が所定圧力に到達した場合、つまり被テスト容器の 周囲が所定圧力に到達した場合、容器にリークがなければ、この圧力は、実質的 に一定に維持されることとなる。容器のうちの、内部に空気が拘束されている領 域にリークがある場合には、容器からの空気流が周囲圧力を上昇させることとな る。容器のうちの、収容物が拘束されている領域にリークがある場合には、この リークが周囲圧力を有意に上昇させるかどうかは、収容物の種類、収容物の粘度 、収容物内に固体粒子が存在しているかどうか、に大きく依存し、また、自明な ように、リークの大きさに、大いに依存する。 リークが、空気拘束領域にあるかまたは収容物に接触した領域にあるかにかか わらず、製品収容容器のリークを正確に検出するための他の方法が、公知とされ ている。このような方法の1つは、共に係属中の欧州特許出願第0791814 号および米国特許出願第08/862 993号の主題であって、容器の外壁近 傍において、電極構成によって、インピーダンス計測を行うこと詳細には抵抗計 測を行うことを提案している。リーク箇所から液体が漏出するとすぐに、漏出し た液体は、インピーダンス計測電極のそれぞれの対に対して接触し、電極間に おいて計測されるインピーダンスに対して有意の変化をもたらす。 それでもなお、このような方法は、とりわけ複数キャビティタイプのインライ ン式検査装置の、各テストキャビティ内において、インピーダンス計測構成を設 置するという点において、かなりの付加的コストを必要とする。また、このよう な方法は、1ミクロンよりもずっと小さいような微小リークを検出することがで きず、また、容器形状や収容材料の種類に制限を受けてしまう。発明の目的 本発明の主目的は、少なくとも1つの1つの収容成分が液体である場合に、非 常に様々な大きさの容器に対してまた非常に様々な種類の収容材料に対して適用 することができるような、リークテスト方法および装置を提供することである。 本発明の他の目的は、エレクトロニクスや設備に関して比較的安価であり、そ のため、非常に経済的なテストを行い得るような、リークテスト方法および装置 を提供することである。 本発明のさらに他の目的は、測定サイクルが短く、かつ、そのように短い測定 サイクルであっても非常に高精度で測定を行い得るような、リークテスト方法お よび装置を提供することてある。発明の概要 上記目的は、少なくとも1つの閉塞収容容器のリークテストを行うための方法 であって、容器が、少なくとも1つの液体成分を収容しており、容器の周囲空間 へと向かう圧力差を印加することによって、容器の壁のうちのテストされるべき 少なくとも一部の内外にわたって圧力差を適用するとともに、周囲空間の圧力値 を、リーク判定信号として観測する場合において、周囲空間の圧力を、被テスト 容器の少なくとも1つの液体成分の蒸気圧値以下にまで下げることによって、圧 力差を確立する方法によって、実現される。 本発明は、容器にリークが存在すれば、液体が、外部の減圧周囲空間へと吸い 出され、周囲空間が一定容積であれば、吸い出された液体が、周囲圧力が蒸気圧 に到達した時点で蒸発することとなる、という着想のもとに展開された。このよ うな液体の蒸発は、容器にリークが存在していない場合に同一測定条件下で確立 されるであろう周囲圧力と比較して、かなり大きな圧力上昇をもたらすこととな る。 漏出する可能性のある液体の蒸気圧に到達した時点での、容器が導入されてい るテストキャビティ内における圧力観測が、リークテストにとって、非常に精度 の高い技術であることが示される。このような技術によれば、非常に幅広い範囲 にわたる収容製品を備えた容器のリーク検出を、精度良く行い得ること、および 、現時点では0.02μmという小さなリークを精度良く検出できること、に注 意されたい。 また、テストキャビティの容積は重要ではなく、そのため、本発明による技術 によれば、複数容器からなるバッチを同時にテストすることが可能となることに 注意されたい。この場合、そのようなバッチをなす1つの容器のリークであって も、精度良く検出することができる。 リークを有した容器の周囲圧力が、容器内圧にまで下がると、いくらかの量の 液体が、容器外へと吸い出され、周囲圧力が蒸気圧に到達すると即座に、吸い出 された液体は、蒸発し始める。容器の周囲が一定容積であれば、液体の蒸発は、 圧力上昇をもたらすこととなり、周囲圧力の引き下げを行っているポンプは、こ の場合には、液体蒸気の除去をも行わなければならない。有意義な測定は、特に 、容器の周囲空間が蒸気圧以下の圧力となった後に、行うことができる。それで もなお、被テスト容器の周囲空間を、蒸気圧よりも十分に小さな圧力にまで、と りわけ、少なくとも2桁小さな圧力にまで、好ましくは少なくとも3桁小さな圧 力にまで、真空引きし得るようなポンプ能力としておくことが好ましい。 リークを認識し得るような圧力変化は、容器が複数の液体成分を収容している 場合には複数の液体成分のうちの1つの成分が蒸発し始めるとすぐに、検出可能 となることにより、蒸気圧値として、いくつかの液体成分の各蒸気圧のうちの、 より大きな蒸気圧値を選択して、容器の周囲圧力を、その蒸気圧値以下にまで下 げるという方法が推奨される。 周知なように、蒸気圧は温度の関数であるので、場合によっては、所定液体の 蒸気圧を安定化させるために、例えば容器の周囲を所定温度にまで加熱すること が有利であるけれども、テストを室温で行えば、すなわち、到達すべき蒸気圧を 、20℃付近の室温におけるものとして考慮すれば、本発明による方法および装 置が、単純化される。 また、非常に正確なリーク検出は、時刻の2つの連続したポイントにおいて容 器の周囲圧力を測定することによって、可能とされる。この場合、「ポイント」 という用語は、圧力を正確に測定するために必要な所定時間幅を含んだものであ ると、理解されたい。真空ポンプの真空作用を容器の周囲空間に適用し、その後 、所定時間経過後において得られた絶対圧力値を測定することによって、リーク 検出を行うことができるけれども、2つの特定の時刻ポイントにおいて周囲圧力 を測定する方式であれば、第1測定値を参照値として使用し、第2測定値とこの 参照値との間の差分を形成することができる。この場合には、絶対圧力測定に代 えて、差分圧力測定が行われる。より詳細には、時刻の第1ポイントにおいて測 定された第1圧力信号を、電気信号として格納し、その後、第2圧力値が測定さ れた時点で、第1値(この時点においてもまだ格納されている)と第2値との間 の差が求められる。 本発明と同一出願人によるPCT出願第WO94/05991号およびその対 応文献である米国特許明細書第5 239 859号には、非常に精度良くオフセ ットが補償される差分圧力測定方法および装置が、開示されている。本発明によ る方法の好ましい動作モードにおいては、また、本発明による装置の実施におけ る好ましい動作モードにおいては、そのような差分圧力測定技術が、使用される 。したがって、PCT出願第WO94/05991号および米国特許明紹書第5 239 859号は、これらの全体が参考のためここに組み込まれる。しかしな がら、重要な特徴点に関しては、本明細書内において詳細に説明される。 被テスト容器の容積に対してのテストキャビティの容積の相対的大きさが、全 く重要ではないことにより、本発明による方法および装置は、以下のような重要 な利点を有している。 被テスト容器の壁が、容器内圧(通常、大気圧とされている)と周囲減圧空間 との圧力差に耐え得るものであれば、そのような容器は、容器とテストキャビテ ィとの相対的大小関係に全く無関係に、周囲空間を形成するテストキャビティ内 へと、単純に導入することができる。その場合でも、高精度のリーク判定を、本 発明に基づいて行うことができる。したがって、単一のかつ同一のテストキャビ ティを、様々なサイズのまた様々な容積の容器に対して使用することができる。 このことは、複数の容器からなる1つのバッチを、周囲空間をなす1つのテスト キャビティ内に導入することができ、キャビティ容積全体に対してわずかな比率 しか占めないような単一の容器であっても、また、バッチをなす複数の容器のう ちのただ1つの容器がリークを有していても、正確にリーク判定を行うことがで きるというさらなる利点をもたらす。 本発明の他の重要な利点は、次のようなものである。 収容容器が完全に充填されていないことは、よくあることであって、その場合 には、少量の空気が、閉塞容器内に拘束されている。そのような容器において、 拘束されている空気またがガスの近傍のところにリークが存在する場合には、周 囲圧力を下げることによって、そのような空気が、リーク箇所から外部へと吸い 出される。容器内の拘束空気の圧力がしだいに小さくなるにつれて、容器内の液 体成分が、蒸発し始める。このような蒸気も、また、リーク箇所から吸い出され る。リーク箇所から吸い出される空気と、リーク箇所から吸い出される蒸気と、 の双方が、周囲圧力を増加させる。そのため、容器の空気拘束領域におけるリー クは、周囲圧力の変化を引き起こすこととなる。すなわち、あたかもリーク箇所 が、容器壁のうちの液体内容物被覆領域にあるかのようにして、周囲圧力の変化 を引き起こすこととなる。よって、周囲空間における最小許容圧力変化に従って リーク検出用しきい値を適正に設定することにより、そのようなリーク箇所が、 空気被覆領域に位置しているのか、あるいは、内容物被覆領域に位置しているの か、ということは重要ではなくなる。 容器の空気拘束領域に位置しているある1つの同一リークが、液体被覆領域に 位置している場合の同一リークよりも、周囲空間に対して小さな圧力変化しか引 き起こさないのであれば、容器がリークを有しているか有していないかを検出す るためのしきい値の設定は、この圧力変化によって支配される。あるいは逆に、 容器の液体被覆領域に位置しているある1つの同一リークが、空気接触領域に位 置している場合の同一リークよりも、周囲空間に対して小さな圧力変化しか引き 起こさないのであれば、容器がリークを有しているか有していないかを検出する ためのしきい値設定を支配するのは、小さい方の圧力変化である。 テスト中の容器が、大きなリークを有している場合には、容器の内容物がテス トキャビティの内面を汚染しないよう、一般的に言えば、容器の周囲を汚染しな いよう、さらに言えば、ポンプ設備を汚染しないよう、そのような大きなリーク が検出されると即座に、周囲圧力の引き下げを、停止すべきである。これは、ポ ンプ作用によって周囲圧力が所定に下がっているかどうかを観測することによっ て、あるいは、被テスト容器の壁の近傍箇所における容器周辺においてインピー ダンス測定を行うことにより好ましくは直流による抵抗測定を行うことにより内 容物の飛散を検出することによって、実現することができる。インピーダンス測 定は、被テスト容器の周辺近傍においてまた容器の少なくとも一部の全周にわた って、電極構成を設置することにより、実現することができる。容器の内容物が 外壁上へと吸い出されるとすぐに、電極構成が、そのような内容物によって短絡 され、急激なインピーダンス変化が起こることとなる。このインピーダンス変化 が検出されることによって、容器周囲の圧力のさらなる引き下げが停止される。 大きなリークを迅速に検出するための後者の技術は、特に、容器壁が圧力差に 耐えられないことのためにテストキャビティ内に形状適合式に封入される必要の ある容器に対して、適用される。そのような場合、インピーダンス測定のための 電極構成は、少なくとも1つの容器をぴったりと適合した状態で収容しているテ ストキャビティの内壁に沿って組み込むことができる。そのような容器をテスト する場合、すなわち、形状適合式のキャビティを使用する場合、この場合であっ ても、容器の外壁とテストキャビティの壁との間においては、容器の周囲空間を 形成するための連続容積が、確保される。このような連続容積の確保は、支持グ リッドまたはメッシュの嵌込みによって、あるいは好ましくは、テストキャビテ ィの内面を粗面化することにより形成されたテストキャビティ壁の複数の微小突 起が、圧力差に基づく容器壁の外方膨出を阻止することによって、行うことがで きる。この場合、そのような徴小突起どうしの間における連通空間が、容器のた めの周囲空間を形成することとなる。 周囲空間をなすテストキャビティ内の容器が、リークを有したものであると判 定されたときには、そのテストキャビティは、いくらかの量の容器内容物によっ て汚染されているおそれがある。その場合には、そのテストキャビティは、リー クを有している容器を取り出した後に、クリーニングされる。このクリーニング は、真空引きによって、および/または、洗浄ガスによる洗浄によって、好まし くは窒素による洗浄によって、および/または、加熱によって、あるいは、例え ば加熱された洗浄ガスを使用して洗浄するといったようにこれらの組合せによっ て、行われる。 本発明による方法および装置が、インラインでの複数の容器のテストに適用さ れている場合、すなわち、複数の本発明による方法および装置が、1組をなす複 数の容器に対して並列的に動作している場合、ある1つの容器がリークを有して いるものであった場合には、次なるテストサイクルに関しては、そのテストキャ ビティには被テスト容器を導入せず、そのテストキャビティを空とする。そのサ イクル時には、他のテストキャビティにおいてはテストを続行するものの、おそ らく汚染を受けたであろうこのテストキャビティについては、クリーニングを行 って再調整を行う。また、場合によっては、リークがある場合には液体の絞り出 しを行い得るよう、容器壁を内方側に向けて機械的に押圧することによって容器 の内圧を大気圧以上に増加させることが提案される。 上記目的を達成するために、本発明は、少なくとも1つの閉塞収容容器のリー クテストを行うための装置であって、容器が、少なくとも1つの液体成分を収容 しており、装置が、少なくとも1つの気密式に閉塞可能なテストキャビティと、 このテストキャビティに対して動作可能に接続された少なくとも1つの真空引き ポンプと、テストキャビティに対して動作可能に連結された少なくとも1つの圧 力センサと、を具備している場合において、真空引きポンプが、テストキャビテ ィを、ほぼ室温における液体成分の蒸気圧以下にまで真空引きできるようなもの であり、圧力センサが、真空対応型圧力センサである、好ましくは、ビラニセン サステージを備えたものである、ような装置を提案する。 本発明による方法および装置の好ましい実施形態は、従属請求項に規定されて いる。本発明による方法および装置は、好ましくは、請求項64,65に規定し たようにして使用される。この場合、小さなサイズの容器のリークテストを行う こととは別に、本発明は、例えば列車上に設置されているものや車両上に設置さ れているものも含めて、ガソリンやガス等といったもののための、巨大タンクプ ラントの密封性を恒久的に観測するために使用することができる。この場合には 、リークが検出されるとすぐに、アラーム信号が生成される。図面の簡単な説明 以下、いくつかの特定の実施形態であって本発明を具現するに際して現時点に おいて好ましい実施形態を例示した添付図面を参照して、本発明について、さら に説明する。 図1は、液体の蒸気圧の温度依存性を定性的に示すグラフである。 図2は、本発明による方法に基づいて動作する、本発明によるテスト装置を概 略的に示す図である。 図3は、本発明による方法および装置の動作を説明するためのグラフであって 、テストされるべき容器の周囲圧力の時間依存性を定性的に示すグラフである。 図4は、本発明によるテスト装置の動作を具現するに際しての好ましい形態を 示す機能ブロック図である。 図5は、本発明による方法を達成する本発明による装置における評価エレクト ロニクスを具現するに際しての好ましい形態を示す機能ブロック図である。 図6は、本発明による装置のバッチ操作を概略的に示す図である。 図7は、フレキシブルな壁を有した容器をテストするためのテストキャビティ を概略的に示す図である。 図8は、1バッチあたりに3つの容器をテストするためのテストキャビティの 半分を示す斜視図である。 図9は、タンクのリークを調査するための本発明による装置を使用して、本発 明による方法を行うために直接的に使用される、二重壁タンクを概略的に示す図 である。 図10は、本発明による装置のテストキャビティにおける好ましいシールを概 略的に示す図である。 図11a〜図11cは、テストサイクル時の圧力変化を示すグラフであって、 容器または医療応用ブリスタパックは、大いにリークがあったりまたは非常に大 きなリークがあったり(図11a)、小さなリークだけがあったり(図11b) 、リークがないと認められたり(図11c)、するものとして示されている。テ ストは、インピーダンス計測を行う必要なく、よって電極32,34を使用する ことなく、図8によるテストキャビティを使用して行われる。 図12は、本発明による装置において本発明による方法に基づいて動作するた めの評価ユニットの、単純化された好ましい形態を示す、信号流通/機能ブロッ ク図である。 図13は、圧力の時間変化を示すグラフであって、リークがない容器を測定し たときの、あるいは、容器を導入せずテストキャビティだけを測定したときの、 圧力変化の統計的偏差を示している。 図14は、本発明による方法の好ましいモードに基づいて動作する本発明によ る装置の一部を示す、すなわち、順次に更新される平均値を使用してリークテス トに対しての動的参照値を形成するよう機能する装置の一部を示す、単純化され た機能ブロック/信号流通の図である。 図15は、本発明による好ましい方法におけるつまり本発明による好ましい装 置の動作における、すなわち、リーク認識のために動的更新参照値が形成される 場合における、信号の時間変化を単純化して定性的に示すグラフである。 図16は、本発明による方法および装置のさらに好ましい動作モードにおける 、すなわち、容器テスト時に評価される圧力差信号と比較されるべき参照値のた めの基礎として、動的に更新される平均信号を形成するモードにおける、単純化 された信号流通/機能ブロック図である。 図17は、比較のための参照値を基礎としてリークが認識されるような、平均 信号の動的更新を示すための、複数キャビティを使用した本発明の装置において 次々と操作されるテストキャビティに対しての圧力計測結果を、時間軸に対して 、任意単位で示すグラフである。 図18は、本発明によるテストキャビティを単純化して示す概略図であって、 テスト時に回転されている様子が示されている。 図19は、リーク箇所と収容製品との相対位置関係に関連して、図18に示す テストキャビティの回転の効果を示す図である。 図20は、本発明による方法を行うに際して、本発明による装置を校正するた めの、校正用標準リーク構成を単純化して示す概略図である。実施形態の説明 図1には、圧力と温度とのグラフにおいて、蒸気圧力pv(T)の変化が、定性 的に示されている。所定温度Txにおいては、対応する蒸気圧pvxに到達すると 、液体は、蒸発し始める。蒸気圧曲線の上方においては、材料は液相となり、下 方においては、材料は気相となる。 図2に示すように、本発明による装置は、テストキャビティ1を具備している 。テストキャビティ1は、密封式に閉塞可能なカバー3を備えている。テストキ ャビティ1には、真空ポンプ5が連結されている。この真空ポンプ5は、ドラッ グポンプ(drag pump)、回転ピストンバルブポンプ、拡散ポンプ、または、ター ボ分子ポンプのようなターボ式真空ポンプ、とすることができる。ポンプの選択 は、キャビティ1内において確立すべき真空度合いに依存する。また、例えばビ ラニセンサのような、真空圧力センサ7が設けられている。真空圧力センサ7は 、テストキャビティ1内の圧力を計測する。少なくとも1つの液体成分を含有し てなる収容製品を、少なくともある程度は収容している少なくとも1つの閉塞容 器9が、カバー3を開放することによって、テストキャビティ1内へと導入され る。その後、テストキャビティ1は、密封式に(気密式に)閉塞される。真空ポ ンプ5を動作させることにより、容器9の周囲空間、すなわち、テストキャビテ イ1と容器9との間の中間容積Vが、減圧とされる。 図3に示すように、容積V内の圧力は、雰囲気圧力poから出発して、容器9 の収容物内の液体成分の蒸気圧に対応した値pv以下の圧力へと、下げられる。 収容製品の液体成分の蒸気圧pvよりも、少なくとも1桁、好ましくは2桁、よ り好ましくは3桁、小さい値にまで、テストキャビティ1を真空引きし得るよう に、真空ポンプ5を選択しておくことが望ましい。 テストは、好ましくは、室温で、すなわち、約20℃という温度Tで、行われ る。液体成分が水である場合には、室温における水の蒸気圧pvが20mbar であることから、この場合には、真空ポンプ5として、テストキャビティ1を約 10-2mbarにまで真空引きできるようなものを用意しておくことが好ましい 。 テストキャビティ1内に導入された容器が、比較的剛直な壁11を有したもの であってかつリークがない場合には、容積V内の圧力は、定性的には、図3にお ける曲線(a)に従うこととなる。すなわち、圧力は、使用されている真空ポン プのタイプによって決まる到達可能な所定圧力値の近くにまで下がることとなる 。これに対して、容器9が、図2に示すように例えば場所13においてリークを 有している場合には、収容物のうちの少量の液体成分14が、リーク箇所13を 通して、容器9から引っぱり出されることとなり、容積V内の圧力がpvとなっ た時点において即座に、容積V内において蒸発し始める。この現象によって、図 3に定性的に示すように、圧力曲線は、(b)に従うこととなる。すなわち、液 体の蒸発が、真空ポンプ5の作用を打ち消して、容積V内の圧力上昇をもたらす 。真空ポンプ5は、曲線(a)で示す真空レベルを最終的に得るためには、その 蒸気をさらに除去しなければならない。リークが、容器9のうちの、図2におけ る場所13’といったような、空気が拘束されている領域に位置している場合に は、容積Vの真空は、まず最初に、真空ポンプ5の作用を打ち消して、容器から 空気を吸い出す。さらには、容器9内の液体成分が容器内へと蒸発し始めること となり、この蒸気は、リーク箇所13’を通して吸い出される。この場合にも、 また、空気だけが真空ポンプ5によって除去されていた場合に従っていたであろ う圧力曲線には到達せず、体積V内の圧力上昇が起こる。 圧力センサ7によって、容積V内の圧力曲線が観測される。テストキャビティ 内の容積Vにはほとんど無関係に、図3における曲線(a)と曲線(b)との間 の明確な差が、1ミクロンよりも小さなリーク(0.02μm)においては、数 秒(1〜3秒)という時間スパンτの後に得られることが、実験によって確認さ れた。この場合、リークのある容器とない容器との間の圧力差は、約1桁である 。実験は、液体成分として水を含有している場合について行われた。 容器のリークを検出するために、例えば時間スパンτ後において、容積V内の 絶対圧力を絶対値として計測することが可能であるけれども、図4を参照して説 明するように、圧力差計測が、好ましい。 再度図2を参照すると、圧力センサ7は、評価ユニット15に対して動作可能 に接続されている。評価ユニット15においては、予設定ユニット17によって 概略的に示されているように、特に、リーク認識しきい値が、予め設定されてい る(予設定されている)。評価ユニット15の出力は、リークがあるかないかを 表す2値信号である。 図4に示すように、真空センサ7の出力は、スイッチSによって概略的に示す ようにタイミング制御信号s1によって制御されている格納ユニット19に対し ての入力である。格納ユニット19に対しての信号入力は、第1ポイントとして 、図3における時刻t1において行われる。第2ポイントとして、図3における 時刻t2において、格納ユニット19の出力とセンサ7の出力とが、差分形成ユ ニット21のその入力ポートに対して接続される。差分形成ユニット21は、図 3における圧力差Δpに対応した出力信号を生成する。 また、評価エレクトロニクス系の最も好ましい構成例が、図5に示されている 。センサ7の出力信号は、変換ユニット121に対しての入力とされる。変換ユ ニット121は、入力段としてアナログデジタルコンバータ(アナログからデジ タルへの変換器)121aを備え、この後段に、デジタルアナログコンバータ( デジタルからアナログへの変換器)121bを備えている。変換器121の出力 は、差分増幅ユニット123へと供給される。差分増幅ユニット123は、これ に加えて、センサ7の出力信号を直接的に受領する。差分増幅ユニット123の 出力は、図4の差分ユニット21の場合と対応して、さらなる増幅ユニット12 5へと供給される。この増幅ユニット125の出力は、格納ユニット127を介 して、加算器128において、自身の入力と重ね合わされる。格納ユニット12 7の入力は、ユニット125の出力から供給される。タイマーユニット129は 、このような構成の時間制御を行う。図3における時刻t1においてセンサ7か ら第1圧力値を格納するために、タイマーユニット129は、ユニット121に おける変換サイクルを可能とする。その結果、再変換されたアナログ出力信号e loが、ユニット121の出力に現れる。同時に、センサ7からの実質的に同じ 信号が、信号elとして、ユニット123の第2入力に印加される。よって、ユ ニット125の出力ポートには、ゼロ信号が現れるべきである。それでもなお、 一般的には、ゼロオフセット信号が、ユニット125の出力ポートに現れること となる。この信号が、タイミングユニット129による指示信号のもとに、格納 ユニット127へと格納される。時刻t2においては、ユニット121における 変換がトリガーされない。そのため、増幅ユニット123の入力ポートには、セ ンサ7からは、時刻t2における圧力値が直接的に現れ、変換器121からは、 格納されていた時刻t1における圧力値が現れる。また、ユニット127におい て格納されていたゼロオフセット信号が、オフセット補償信号として、重ね合わ される。そのため、増幅ユニット125の出力において得られる信号は、ゼロオ フセットが補償されたものである。 これは、図3における圧力差Δpの非常に正確な測定を可能とする。 テスト中の容器が、大きなリークを有している場合には、図3において曲線( c)で示すように、テストキャビティ1の容積V内の圧力は、真空ポンプ5の動 作開始時点から、異なるレスポンスを示すこととなる。これは、例えば初期の時 点toにおいてセンサ7の出力信号を所定しきい値(図示せず)と比較すること により、容易に検出することができる。そのようなしきい値へと実際の圧力値が 到達していないときには、テストキャビティ1に対しての真空ポンプ5の動作が 停止される。これは、大きなリークの場合に、容器内の内容物が大量にテストキ ャビティ内に噴出してキャビティを汚染してしまうことを避けるためである。 上述のように、本発明による方法は、テストキャビティ1と、テストされるべ き少なくとも1つの容器と、の間の容積Vにかかわらず、正確に機能する。この ことは、図6に示すように、複数の容器9からなるバッチ9’を、同時にテスト することを可能とする。これにより、容器9のどれかにリークがあるかどうかを 正確に検出することができる。また、異なる容積Vに対しても検出精度が大きく は変化しないことから、形状が大幅に異なるような容器や容積が大幅に異なる容 器であっても、1つのテストキャビティ1でもって、テストを行うことができる 。 テストされるべき容器の壁が約1barという圧力負荷に機械的に耐えられな い場合には、図7に概略的に示すように、容器9の形状に適切に適合するような 、カバー3’付きテストキャビティ1’が使用される。この場合、図7に概略的 に示すように、突起20が、真空引きの影響によって容器壁がテストキャビティ の内壁にくっついてしまうことを、防止する。これにより、容器とテストキャビ ティ壁との間に、本発明によって真空引きされるべき空間Vが残存することが保 証される。このような突起20は、メッシュや格子の嵌込みによって具現するこ とができる。あるいは、好ましくは、キャビティ内壁の機械的な粗面化によって 具現することができ、この場合には、微小凸形状が容器壁を支持することとなり 、容積Vとして、連続的な内部空間が形成される。 図7において破線で示すように、例えばキャビティのカバー3または3’を閉 めたときに容器壁の一部を内方側に機械的に付勢することが、さらに有利である 。これにより、容器9の内圧を増大させることができ、リークがある場合には、 収容製品の液体成分をリーク箇所から押し出すことができる。 図9に示すように、本発明による方法および装置は、巨大タンクのリークを観 測するために使用することができる。図9には、特に内壁23および外壁25を 有してなる、二重壁タイプのタンクが示されている。これら両方の壁の密閉性の テストは、2つの壁の中間空間を図2における容積Vと見なして使用することに より、行われる。このような技術は、例えば、車両上のタンクまたは鉄道車両上 のタンクに対して適用することができ、さらには、ガソリンタンクのような据付 型の巨大タンクプラントに対しても適用することができる。 図8には、本発明による装置を使用した本発明による方法を、場所29に配置 した医療用途の小さなプラスチック容器とされた3つの容器に対して適用する場 合の、テストキャビティ1の半分1aが示されている。テストキャビティ1が容 器形状に適合している場合には、これら容器は、フレキシブルな壁を有したもの とすることができる。さらに、容器のいずれかが大きなリークを有しているかど うかを迅速に検出するための、他の技術が示されている。すなわち、インピーダ ンス計測用電極32,34が設けられている。これらインピーダンス計測用電極 32,34は、キャビティ1の壁に一体に設置されているとともに、相互に電気 的に絶縁されている。これら電極は、インピーダンス計測ユニットに対して、好 ましくは抵抗計測ユニット35に対して、接続されている。好ましくは粗面化さ れた内壁を有したものとされているテストキャビティを真空引きすることによっ て液体内容物が容器壁の外部へと吸い出された場合には、電極32,34間にお いて計測されるインピーダンスが急激に変化することとなり、すぐに検知するこ とができる。インピーダンス計測ユニット35の出力は、(具体的構成は図示し ていないものの)テストキャビティ1のさらなる真空引きを停止させる。 テストキャビティがリーク容器から漏出した収容物によって汚染されたときに は、テストキャビティは、真空引きを行うことによって、および/または、ガス を注入することにより好ましくは窒素を注入することにより、および/または、 加熱を行うことにより、クリーニングされる。図8においては、汚染されたテス トキャビティ1へと向けてガスタンク37から制御下で供給される洗浄用ガスす なわちクリーニング用ガスのための、供給ライン36が示されている。このガス は、好ましくは、窒素とされる。 図8におけるキャビティ半体1aは、他の半体に対して気密的に重ね合わされ る。これにより、図2のものと同様の、テストキャビティ1が完成する。 本発明は、測定サイクルが短いことのためにインラインでの容器テストに特に 好適なものであり、このようなインラインでのテストが行われる場合には、2つ 以上のテストキャビティが、特に、1組をなすいくつかのテストキャビティが、 例えば円形コンベヤ上に、設けられる。これらテストキャビティに対しては、テ ストされるべき容器(図示せず)が、コンベヤから自動的に搬入され、そして、 これらテストキャビティは、上記テスト手法を同時に実施する。そのようなキャ ビティ内においてテストされた容器のうちの1つにリークがあることが検出され た場合には、その容器をテストしていたキャビティに対しては、次なる容器セッ トの測定サイクル時には、容器が導入されず、このキャビティは、空のままとさ れる。その間に、空とされたそのキャビティは、上述のように真空引きおよび/ またはガス噴射および/または加熱によって、クリーニングされる。 テストキャビティのカバー3または3’と、テストキャビティ1の本体と、の 間において、あるいは、図8のテストキャビティの場合にはテストキャビティを なす2つの半体1aどうしの間において、良好な真空封止シールが確立されなけ ればならないことは、明らかである。これは、好ましくは、図10に示すように 、同心のOリングシール体からなる少なくとも一対の平行シール体28を設け、 これらシール体どうしの間の中間空間29を個別に真空引きすることによって、 確立される。テストされるべき容器が、2つ以上の特定の液体成分を含有した収 容製品を収容している場合には、最も大きな蒸気圧を有した成分の蒸気圧が、換 言すれば、最も大きな気圧において蒸発し始める成分の蒸気圧が、リーク検出用 に、選択される。この場合、粘性も考慮しなければならない。すなわち、蒸気圧 の形成のためには、最も小さなリークであっても十分に通り抜け得るような液体 性質を有した成分が、選択されなければならない。すべての液体成分の蒸気圧よ りも十分に小さな圧力にまでテストキャビティを真空引きすることにより、どの 成分の蒸気圧を考慮すべきであるかということは、重要ではなくなる。 本発明による装置のうちの好ましい形態をなす装置を使用して、本発明による 方法のうちの好ましい形態をなす方法によって測定された、圧力の時間変化が、 大きなリークを有した容器の場合(図11a)と、小さなリークを有した容器の 場合(図11b)と、リークのない容器の場合(図11c)と、に関して図示さ れている。 これらグラフについては、図2におけるユニット15,17による好ましい観 測ユニットおよび制御ユニットを示している図12を参照して、説明する。 図11aの場合には、図12のタイミングユニット201は、時刻t10におい て、ポンプ設備105を使用して、テストキャビティ103の真空引きを開始す る。これは、図12において、真空引き開始信号EVST/t10によって示され ている。 例えば0.75秒という、固定された所定時間ΔTの後には、テストキャビテ ィ103内の圧力センサ(図12には図示していない)の出力信号A5が、予設 定源107における第1参照信号予設定値RFVGLと比較される。この目的の ために、比較器ユニット109が、タイマーユニット201によって、時刻t10 +ΔTにおいて駆動される。 時間ΔTの経過後において、図12の電気信号A5で示されているような、実 際に観測された圧力値が、図11Aの曲線Iで示すように、値RFVGLに到達 していない場合には、このことは、非常に大きなリークVGLが存在しているこ とを意味する。これは、比較器109において検出され、比較器109において は、出力信号A109が生成される。図12のブロック109内の特性で示すよう に、この比較器109の時刻t11=t10+ΔTにおいて駆動された出力信号が、 例えばハイレベルであって、VGLの存在を示している場合には、これは、VG L出力における出力である。テスト時の容器103の周囲の圧力、すなわち、テ ストキャビティ内の圧力が、図11aにおける曲線IIのように、参照値RFVG Lに到達してこの参照値を下回っている場合には、VGL出力信号は、生成され ない。 後述のように、VGL信号が生成された場合には、好ましくは、真空引きサイ クルが停止される。というのは、テスト中の容器の非常に大きなリークのために 、真空ポンプ105の汚染が、引き起こされるからである、あるいは、引き起こ されかねないからである。 図11aの曲線IIで示す場合のように、VGLが生成されないときには、さら なる時刻t13まで真空引きが継続される。時刻t13においては、タイマーユニッ ト201は、ポンプ設備105を停止させ、バルブ106によって、ポンプ設備 をチャンバ103から切り離す。さらに、タイマーユニット201は、比較器ユ ニット111を起動する。この比較器ユニット111に対しては、参照信号発生 源113によって生成された、さらなる参照値RFGLが導入されている。t13 において、テストキャビティの周囲の圧力値がRFGLにまで到達していないと きには、比較器ユニット111は、出力信号GLを生成する。この信号は、テス ト中の容器が、大きなリークを有していることを示す信号である。この場合にも 、後述するように、テストシステムのさらなる動作に関して、いくつかの処置が とられる。 比較器109または111から、信号VGLまたはGLのいずれかが送出され たときには、タイマーユニット201は、テストが既に終了しておりテスト容器 の品質が既に瞬時に認識されたことにより、原理的には、リセットされる。この リセットは、図12においては、信号RS201によって示されている。リセット されない場合には、t13の直後において、容器の周囲の圧力値A5(t13)が保持 ユニットすなわち格納ユニット117内に格納される。保持ユニットすなわち格 納ユニット117の出力は、差分形成ユニット119の1つの入力ポートへと導 かれる。この場合、差分形成ユニット119の第2入力ポートには、テスト時の 容器周囲の圧力を観測する圧力センサの出力A5が接続されている。図12にお いてユニット121によって概念的に示すように、t13から起算して、予設定可 能なサイクル時間TTの後には、図12においてスイッチングユニット123に よって示すように、ユニット119の出力としての圧力差DPが算出される。こ の圧力差DPは、さらなる比較器ユニット125へと供給される。この比較器ユ ニット125は、テスト時間TTの経過後に起動される。さらなる参照値発生源 127によって、比較器ユニット125に対して、参照値DPREFが共給され る。後述するように、DPREFの値は、時間によって制御可能に変更すること ができる。および/または、DPREFの参考値をなす参照値φRも、また、時 間によって制御可能に変更することができる。 時刻t13+TTにおけるDPが、参照値DPREFよりも大きい場合には、ユ ニット125において、信号FLが生成される。この信号は、テスト容器に微小 リークがあることを示す信号である。この状況は、図11bに示す状況に対応し ている。DPが参照値DPREFよりも小さい場合には、容器がリークを有して いないと認定され、VGL、GL、および、FLのいずれの信号も生成されるこ とがない。この状況は、図11cに示す状況に対応している。 図12においてVGL信号が生成されたときには、真空引きポンプ105が単 一のチャンバに対して接続されている場合であっても、あるいは、真空引きポン プ105が複数のチャンバ103に対して並列に使用されているようなインライ ン処理に真空引きポンプ105が適用されている場合であっても、真空引きポン プ105は、すべてのテストチャンバ103から即座に切り離される。それは、 非常に大きなリークのために、漏出した容器内容物によって、真空引きポンプ1 05が汚染を受ける可能性があるためである。この場合、そのような状況に対す る備えとして、予備のポンプ設備を設けておくことができる。その状況下では、 予備ポンプが、テストを継続するために、1つのまたは2つ以上のテストチャン バに対して接続され、一方、汚染を受けた可能性のある第1ポンプ設備は、再調 整される。 複数チャンバ型インラインテストシステムにおいては、例えば、複数のテスト チャンバを備えた回転コンベヤテストプラントにおいては、大きなリークの存在 を示す信号GLの生成により、あるいは場合によっては、微小リークの存在を示 す信号FLの生成により、好ましくは、リークを有した容器のテストを行ったチ ャンバに対しての、被テスト容器のさらなる導入が、禁止されるまたは「バイパ ス」される。これに対して、他のチャンバは、なおも動作可能であって、新規に 供給される被テスト容器に対してのテストを実施する。重度のまたは軽度のリー クが認識された容器のテストを行ったテストチャンバに対しての、このようなバ イパス処置は、そのチャンバにおける他のテスト結果に影響を与えないことを目 的として、すなわち、そのチャンバを汚染した可能性のあるリーク容器の内容物 がもたらした影響がそのチャンバにおける他のテスト結果に影響を与えないこと を目的として、行われる。 このようにバイパスされたチャンバは、他のチャンバにおいてさらなるテスト サイクルを実施するのと並行して、再調整される。 再調整は、そのチャンバを加熱することにより、液体および/またはガスによ って特に加熱ガスによってそのチャンバを洗浄することにより、行うことができ る。チャンバが適正に再調整されたかどうかは、そのチャンバ内にあたかも被テ スト容器が収容されているかのようにしてテストを実施することにより、チェッ クされる。この場合、適正な再調整が行われていることは、空のチャンバにおけ る図12のDPが、例えば、DPREFよりも小さいことによって、あるいは、 適切に設定された「空チャンバに対してのDP−REF」(ECDP−REF) よりも小さいことによって、示される。 そのようなECDP−REFは、清潔でありかつ空虚とされたテストチャンバ においてDPeを測定し、適正な再調整が行われたかどうかに関してチャンバを テストするに際しての参照値としてのこれら測定値DPeを、格納することによ って、用意することができる。 図11aおよび図11bを参照すると、参照値RFGLの設定が、特に、参照 圧力差値DPREFの設定が、非常に重要であって、システムの精度に大いなる 影響を与えることがわかる。この場合、周囲温度、雰囲気空気の湿度、ポンプの わずかな汚染、等といったような要因が、圧力の時間変化に対して影響を与え、 これら2つの重要な参照値が特にDPREFが最大精度に設定されている場合に は、誤判定につながる可能性がある。 図13には、容器なしで測定を行った場合の、図11a〜図11cと同様の圧 力曲線を定量的に示している。t13においては、統計的偏差のために、わずかな 圧力値のばらつきが生じている。よって、複数のテストキャビティプラントにお いて容器のテストを開始する前には、空とされた気密テストキャビティが、図1 3のようにしてテストされ、平均値(RFGL)mが決定される。図12の比較 器ユニット111において使用する際の、あるいは、図11a〜図11cにおい て使用する際の、RFGLの値は、(RFGL)mにオフセット値△RFGLを 加えたものとすべきであることがわかった。雰囲気空気の温度や湿度等といった 雰囲気パラメータは、空とされておりかつ調整済みのテストキャビティにおける 校正サイクル時には、および、図13の測定結果を得る際には、一定と見なすこ とができることを、指摘しておく。それでもなお、オンラインテストの実行時に は、これら擾乱を起こすパラメータは、ゆっくりと変化することがあり、(RF GL)mを変化させてしまうことがある。 単一のテストキャビティが順次的に接続される場合であっても、あるいは、複 数のすなわち2つ以上のテストキャビティが並行して接続される場合であっても 、複数のテスト時すなわちインラインテスト時には常に、各容器が重度のリーク を有していないことが既に判定されている時刻t13において、圧力センサの実際 の出力信号は、平均化ユニット130内へと入力される。平均化ユニット130 においては、重度のリークは有していない複数の容器の最後のm個の実測圧力値 、平均化される。出力としての平均信号結果は、図13の(RFGL)mに対応 する。しかしながら、例えば雰囲気パラメータの時間変化に基づいて、時間と共 Lが、加算される。この加算結果は、動的に変化する参照値RFGLをなす。こ の動的に変化する参照値RFGLが、図12の比較器ユニット111に対して適 用される。この動的に変化する参照値RFGLは、例えば空のキャビティ103 における参照用測定に関して説明したような初期設定時を起点として、図15に 示されている。 EFを参照する場合のベースをなしている。したがって、図12に示すように、 参照用差分圧力値DPREFは、φRのような絶対的に静的な値を参照するので 以下に説明するようにして、精度に関するさらなる改良がなされた。この改良 点ば、動的RFGLおよびこれをベースとしたDPREFの動的上限値の採用と 、個別的に採用することも、付加的に採用することもできる。この場合、図16 に示すように、時間間隔TTの終了時点において、被テスト容器がリークを有し ていないことを出力信号FLが示している場合にはいつも、圧力差の実測値DP が、平均化ユニット135へと導入される。この平均化ユニット135の出力信 。この平均信号は、ΔDPという量だけオフセットされ、そのオフセットされた 結果が、図12のユニット127に対して適用するためのDPREF信号として 使用される。 上述した図15に戻ると、この場合には一定のDPREF信号が適用されてお り、曲線(DPREF)tによって概略的に示すように、DPを平均化するとい う技術により、圧力差に影響を及ぼすような擾乱パラメータの変化につれて変化 するような、動的に変化するチェック値DPREFがもたらされている。 図15に示す信号のような動的に変化する信号(DPRF)tを準備すること 照することに代えて、図12において破線で示すように、静的な一定値φRを参 照することにより、実現することができることは、明らかである。 1つまたは複数のテストキャビティの出力信号A5の評価は、デジタル的に行 われることが好ましいこと、すなわち、それぞれのセンサの出力信号をアナログ からデジタルへと変換した後に行われることが好ましいことは、明らかである。 図17には、時間軸に対して、任意単位で、インラインテストプラントにおい て複数のテストキャビティに関して連続的に測定された圧力差の実測値DPが、 おり、また、最終的には、図15または図16のような(DPREF)tが得ら 間と共に変化し、また、連続するテストごとに変化する。これにより、(DPR 響ではなく、図11bに示すようなリークを有した容器に対しての測定結果であ るものと判定される。 また、特定のテストキャビティ内における容器のテストが、例えば連続して3 回といったように所定連続回数のテストに関してリークという結果を示した場合 には、そのようなテストキャビティは、また、さらなるテストのためにバイパス される。そして、このテストキャビティは、汚染されているあるいはテストキヤ ビティ自身がリークを有しているというように判断され、再調整される。このよ うなテストキャビティは、リークを有した容器を連続してテストしたことによっ て汚染を受けている可能性があり、また、気密性が悪い可能性がある。これらは 、再調整時に確かめられ、上述のように、適正な再調整後のテストによっても確 認される。 また、上述のように、ある種の被テスト容器に対しては、特に、ある種の収容 製品に対しては、所定温度にまで、テストキャビティを加熱することができる。 この加熱は、例えばネガティブフィードバック温度制御によって、好ましくは、 テストキャビティごとに制御される。この場合、収容製品の温度依存蒸気圧は、 所定圧力範囲内に設定される。このような加熱は、図11a〜図11cのような 実際のテストサイクルを実施する前に、予備加熱サイクルにおいて行われる。 上述のように、容器のリークは、そのようなリークが、容器内に拘束されてい る空気に対して接触している壁部分に位置しているか、あるいは、収容製品に対 して接触している壁部分に位置しているかにかかわらず、判定される。それでも なお、例えば液体内に特定の成分を含有しているといったような、ある種の収容 物に対しては、テスト時の容器周囲における圧力差の時間推移に差が生じること があり得る。 したがって、図18に概念的に示すように、場合によっては、被テスト容器9 を移動可能とするような、1つまたはいくつかのテストキャビティ103を準備 することができる。これは、例えば、テストキャビティ103を回転軸A回りに 回転可能に設置して、回転軸140によってテストキャビティを回転駆動するこ とによって、行われる。この場合、テストキャビティ内の圧力センサに対しての 接続のためのリード線、テストキャビティの加熱機構に対しての接続のためのリ ード線、等は、駆動軸140を通して接続することができる。キャビティ1,1 03は、好ましくは、回転駆動されず、図18において±ψで示すように揺動駆 動される。この技術においては、図19に概念的に示すように、リーク箇所Lは 、空気に接触した状態と液体に接触した状態とを、交互に繰り返すこととなる。 そのため、リーク箇所Lが図19aに示す位置にある場合でもあるいは図19b に示す位置にある場合でも、テストは、リークがある場合には必ず、液体成分の 蒸発によって行われることとなる。 単一チャンバのテスト装置の場合であっても、あるいは、インラインテストの ように複数チャンバ型テストプラントの場合であっても、テスト装置の適正機能 化および評価ユニットの校正は、好ましくはテストプラントに対して取り付けら れる標準リーク構造を使用して行われることが好ましい。その場合には、プラン トの再校正および/または全体的テストは、必要な時にいつでも、行うことがで きる。そのような標準リーク構造または校正用リーク構造が、図20に示されて いる。 図20においては、例えば図12において符号103で示すキャビティと同様 のものとされたテストキャビティから、真空ポンプ105へと至るラインにおい て、ニードルバルブ142が設置されている。このニードルバルブ142は、調 節可能なものであるが、好ましくは、プラントの使用者によって、可変ではなく 、所定リーク値に予設定されている。真空ポンプ105へと至るラインに対して は、ニードルバルブ142を介して、液体貯蔵器144が接続されている。この 液体貯蔵器144内には、好ましくは、蒸留水が収容されている。加圧ラインお よびバルブ146によって貯蔵器144は、調節可能に加圧することができる。 ニードルバルブは、貯蔵器144内の蒸留水が、チャンバ103と真空ポンプ1 05との間の連結ラインへと侵入することがなく、水蒸気だけが侵入できるよう に、設定されている。それでも、加圧ラインおよびバルブ146によって貯蔵器 144内の水の加圧状況を調節することにより、チャンバおよび/または連結ラ インおよび/または真空ポンプに液体を侵入させることなくかつそれらを汚染す ることなく、様々に程度が変化するようなリークを、模擬できるようになってい る。複数のテストキャビティを有してなるプラントに対しては、ニードルバルブ 142を備えたこのような校正構造は、中央集中的に単一のものを設けることが でき、この校正構造は、すべてのチャンバ103に対して並列的に接続される。 これは、設置されているすべてのチャンバまたはキャビティに対して並列に機能 する単一の中央集中的なポンプ設備105が設けられているようなプラントにお いて、好ましい。これに代えて、そのような校正構造は、設置されている各チャ ンバ103に対して個別的に設けることができる。 テスト時の容器の周囲圧力を液体収容成分の蒸気圧以下にまで下げるという上 記リークテスト技術を適用することにより、たいていの場合、図8を参照して説 明したような抵抗測定を付設する必要がないことが、認識される。そのため、各 テストチャンバにおいて、電極構成および測定ユニットを省略することができる 。このことは、プラント全体のコストを削減すると共に、プラントの複堆さを低 減させる。本発明は、瓶やブリスタパックのテストに特に好適であって、瓶やブ リスタパックを個々にチェックすることによってそれらの製造工程におけるイン ライン型のものとして利用可能であり、とりわけ、医療応用に適している。図6 に概念的に示すように、複数の容器9が互いに機械的に連結されていて1組の容 器を形成している場合には、リークテストに関しては、そのような1組のものを 、1つの容器と見なし得ることは、明らかである。 ブリスタパックに対して本発明による方法および装置を適用した場合には、テ ストサイクルの全体、すなわち、図11におけるt10からTTの終了時点までの 時間間隔は、2秒よりも短い。このことは、例えば回転コンベヤ上において例え ば24個といったような複数のテストキャビティを有したインラインプラントに おいては、非常に大きなスループットをもたらす。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年5月22日(1999.5.22) 【補正内容】 請求の範囲 1.少なくとも1つの閉塞収容容器のリークテストを行うための方法であって、 前記容器が、少なくとも1つの液体成分を収容しており、 前記容器の内部から前記容器の周囲空間へと向かう圧力差を印加することによ って、前記容器の壁のうちのテストされるべき少なくとも一部の内外にわたって 前記圧力差を適用するとともに、前記周囲空間の圧力値を、リーク判定信号とし て観測する場合において、 前記周囲空間の前記圧力を、前記少なくとも1つの液体成分の蒸気圧値以下に まで下げることによって、前記圧力差を確立し、 このような圧力引き下げを、実質的に、リーク判定信号として前記圧力値が観 測されるまで行うことを特徴とする方法。 2.請求項1記載の方法において、 前記周囲空間の前記圧力を、前記蒸気圧値よりも少なくとも2桁小さな値にま で、好ましくは少なくとも3桁小さな値にまで、下げることを特徴とする方法。 3.請求項1または2記載の方法において、 前記容器内に、2つ以上の液体成分が収容されている場合に、 前記蒸気圧値を、これら2つ以上の液体成分の各蒸気圧のうちの、より大きな 蒸気圧値とすることを特徴とする方法。 4.請求項1〜3のいずれかに記載の方法において、 前記テストを、室温で行うことを特徴とする方法。 5.請求項1〜4のいずれかに記載の方法において、 前記リーク判定信号として観測される前記圧力値を、前記蒸気圧値に到達した 後に観測することを特徴とする方法。 6.請求項1〜5のいずれかに記載の方法において、 観測される前記圧力値を、時刻の第1ポイントにおいてサンプリングすること によって、第1圧力測定信号を獲得し、 その後、観測される前記圧力値を、時刻の第2ポイントにおいてサンプリング することによって、第2圧力測定信号を獲得し、 これら2つの圧力測定信号によって形成される圧力差を、リーク判定信号とし て、求めることを特徴とする方法。 7.請求項6記載の方法において、 前記第1測定信号および前記第2測定信号を、電気信号として生成し、 前記第1信号を、少なくとも時刻の前記第2ポイントまで、格納しておくこと を特徴とする方法。 8.請求項6または7記載の方法において、 前記周囲空間内に圧力測定用センサを設けるとともに、時刻の前記第1ポイン トにおいては、前記センサを、差分形成ユニットの両入力ポートに対して動作可 能に接続し、 前記差分形成ユニットの出力ポートから、ゼロ点オフセット信号を生成させ、 このゼロ点オフセット信号を格納し、 格納されたこのゼロ点オフセット信号を使用して、前記2つの測定信号間の差 分信号におけるゼロオフセットを補償することを特徴とする方法。 9.請求項6〜8のいずれかに記載の方法において、 前記周囲空間内に圧力測定用センサを設け、 このセンサの出力信号を、1つまたは複数の所定信号値と比較することを特徴 とする方法。 10.請求項6〜9のいずれかに記載の方法において、 アナログからデジタルへの変換器を、時刻の前記第1ポイントにおいて起動す ることによって、前記第1測定信号を格納することを特徴とする方法。 11.請求項10記載の方法において、 アナログからデジタルへの前記変換器からの前記デジタル出力信号を、アナロ グ信号へと、再変換することを特徴とする方法。 12.請求項1〜11のいずれかに記載の方法において、 複数の容器からなる1つのバッチを、1つの容器であるかのように取り扱って 、同時にテストすることを特徴とする方法。 13.請求項1〜12のいずれかに記載の方法において、 前記周囲空間内における前記壁の前記一部においてまたは少なくともその近傍 においてインピーダンス測定を行い、好ましくは直流による抵抗測定を行い、 該インピーダンス測定による結果に応じて、前記周囲空間の前記圧力をさらに 下げるか、あるいは、下げることを中止するかの判断を行うことを特徴とする方 法。 14.請求項1〜13のいずれかに記載の方法において、 前記少なくとも1つの容器の外形形状に適合する形状とされたテストキャビテ ィを準備し、これにより、前記壁の少なくとも前記一部のところにおいて、前記 壁の前記一部と前記テストキャビティの壁と間の間隙として、圧力を下げるべき 残留容積を維持することを特徴とする方法。 15.請求項1〜13のいずれかに記載の方法において、 前記少なくとも1つの容器のために、該容器の容積よりもかなり大きな容積を 有したテストチャンバを形成するような、テストキャビティを準備することを特 徴とする方法。 16.請求項1〜15のいずれかに記載の方法において、 前記容器のためのテストキャビティを準備し、 このテストキャビティ内においてテストを行った容器がリークを有するもので あった場合には、少なくともこのテストキャビティをクリーニングし、 このクリーニングは、前記テストキャビティの真空引きおよび/またはガスに よる洗浄好ましくは窒素による洗浄および/または加熱によって行うことを特徴 とする方法。 17.請求項1〜16のいずれかに記載の方法において、 1組をなす複数のテストキャビティ内において、一連の容器を、インラインで テストし、 テストを行った容器がリークを有しているものであった場合には、少なくとも 1回のテストサイクルについては、そのテストを行ったテストキャビティ内での テストを禁止することを特徴とする方法。 18.請求項1〜17のいずれかに記載の方法において、 壁の少なくとも一部を内方側に向けて機械的に押圧することによって、前記少 なくとも1つの容器の内圧を増加させることを特徴とする方法。 19.請求項1〜18のいずれかに記載の方法において、 1つの液体成分が水であるようなす容器に対しては、 前記周囲空間の真空引きを、20mbar以下、好ましくは約10-2mbar 以下、とすることを特徴とする方法。 20.請求項1〜19のいずれかに記載の方法において、 −所定の吸込力によって前記圧力を下げ始め; −観測された前記圧力値が所定時間で第1所定圧力値にまで到達していないとき には、大きなリークが存在することを認識し; −さらなる圧力の引き下げを禁止し; −他の所定時間にわたっての前記圧力値の変化を観測し、この変化の程度に基づ いて、小さなリークがあるか、あるいは、リークが存在していないか、を認識す ることを特徴とする方法。 21.請求項1〜20のいずれかに記載の方法において、 所定時間にわたって所定の吸込力でもって、前記圧力を下げることを特徴とす る方法。 22.請求項1〜21のいずれかに記載の方法において、 前記真空引きの所定時間後において到達すべき最大しきい値を決め、 前記所定時間後において観測された前記圧力値が前記最大しきい値にまで到達 していないときには、ポンプ設備による前記周囲空間のそれ以上の真空引きを禁 止することを特徴とする方法。 23.請求項22記載の方法において、 前記禁止を行うに際しては、前記ポンプ設備を前記周囲空間から切り離すこと を特徴とする方法。 24.請求項23記載の方法において、 その後のリークテストサイクルを行うために、前記周囲空間を、他のポンプ設 備に対して接続することを特徴とする方法。 25.請求項1〜24のいずれかに記載の方法において、 前記少なくとも1つの容器のためのテストキャビティ内に、前記周囲空間を設 置し、 テストキャビティ内において、容器がリークを有していることが検出されたと きには、その後の少なくとも1回のテストサイクルに関しては、そのテストキャ ビティにおけるテストを禁止することを特徴とする方法。 26.請求項25記載の方法において、 テストが禁止された前記少なくとも1回のテストサイクル時に、前記テストキ ャビティの再調整を行うことを特徴とする方法。 27.請求項26記載の方法において、 加熱、ガスバージ、および、液体パージのうちの少なくとも1つによって、前 記再調整を行うことを特徴とする方法。 28.請求項26記載の方法において、 前記テストキャビティ内において、被テスト容器を導入していない空の状態で 、前記リークテストを行うことにより、前記テストキャビティが適正に再調整さ れたかどうかをチェックすることを特徴とする方法。 29.請求項1〜28のいずれかに記載の方法において、 観測された前記圧力値から決定された信号を、少なくとも1つのしきい値と比 較することによって、前記容器のリーク状態を認識し、 前記容器を導入しておらず空とされている、前記周囲空間をなすテストキャビ ティにおいて測定された圧力値から、前記少なくとも1つのしきい値を決定する ことを特徴とする方法。 30.請求項1〜29のいずれかに記載の方法において、 前記圧力を下げ始めてからの少なくとも1つの所定時点において前記圧力値を 観測し、 前記所定時点において観測された前記圧力値から決定された信号を、しきい値 と比較することによって、前記容器のリーク状態を認識し、 この認識によってリークを有していない容器であると判定されたときには、観 測された前記圧力値から決定された前記信号を、以前にテストされた容器に対し ての信号と共に平均化し、 この平均化による結果に基づいて前記しきい値を決定することを特徴とする方 法。 31.請求項30記載の方法において、 前記所定時点において観測された前記圧力値から決定された前記信号が、他の 所定時点において観測された圧力値から決定された信号に対しての差分信号であ ることを特徴とする方法。 32.請求項1〜31のいずれかに記載の方法において、 前記容器のための少なくとも1つのテストキャビティを準備し、 前記容器を導入していない空の状態で、参照用リーク構造を接続することによ って、前記テストキャビティの前記リークテストを行うことにより、観測される 圧力値を校正することを特徴とする方法。 33.請求項32記載の方法において、 前記参照用リーク構造を、ニードルバルブと、液体を収容しているとともに制 御可能に加圧可能とされた貯蔵器と、から構成することを特徴とする方法。 34.請求項33記載の方法において、 前記貯蔵器が、蒸留水を収容していることを特徴とする方法。 35.請求項33記載の方法において、 前記参照用リークの程度および前記加圧の程度を制御することによって、前記 リーク構造からの液体の漏出を防止するとともに液体蒸気の漏出は可能とするこ とを特徴とする方法。 36.請求項1〜35のいずれかに記載の方法において、 テストキャビティ内に前記周囲空間を設置し、 前記テストキャビティを使用して、相異なる容器に対して順次的に前記リーク テストを行い、 容器がリークを有しているという判定が所定回数のテストにわたって連続した 場合には、そのテストキャビティにおけるさらなるテストを禁止することを特徴 とする方法。 37.請求項1〜36のいずれかに記載の方法において、 前記テスト時には、前記周囲空間を所定温度にまで加熱することを特徴とする 方法。 38.請求項1〜37のいずれかに記載の方法において、 前記リークテスト方法に先立って、前記少なくとも1つの容器が大きなリーク を有しているかどうかの判定を行うことを特徴とする方法。 39.請求項1〜38のいずれかに記載の方法において、 1組をなす複数のテストキャビティ内において、一連の容器を、インラインで テストし、 各テストキャビティ内において観測された圧力値を、電気信号へと変換し、 容器を導入していない空の状態で前記テストキャビティ内の圧力を下げること によって、少なくとも1つの参照用電気信号を生成することを特徴とする方法。 40.請求項1〜39のいずれかに記載の方法において、 それぞれが前記周囲空間を形成している1組をなす複数のテストキャビティを 準備し、 各周囲空間内の圧力を下げ始めてから後における少なくとも1つの所定時点に おいて、前記周囲空間内の圧力値を観測し、 各所定時点において観測された前記圧力値から決定された信号を、前記テスト キャビティ内における容器のリーク状態を判定するための共通のしきい値と比較 し、 この判定によってリークを有していない容器であると判定されたときには、観 測された前記圧力値から決定された前記信号を、以前にテストされた容器に対し ての信号と共に平均化し、この平均化による結果に基づいて前記共通しきい値を 決定することを特徴とする方法。 41.請求項40記載の方法において、 前記所定時点において観測された前記圧力値から決定された前記各信号が、他 の所定時点において観測された前記圧力値から決定された各信号に対しての差分 信号であることを特徴とする方法。 42.請求項17,25または36記載の方法において、 テストを行うことを禁止された前記テストキャビティを再調整し、 再調整後においては、該テストキャビティにおいてテストを実施することを特 徴とする方法。 43.請求項42記載の方法において、 加熱、ガス洗浄、および、液体洗浄のうちの少なくとも1つによって、前記再 調整を行うことを特徴とする方法。 44.請求項42記載の方法において、 前記テストキャビティ内において、被テスト容器を導入していない空の状態で 、前記リークテストを行うことにより、前記テストキャビティが適正に再調整さ れたかどうかをチェックすることを特徴とする方法。 45.少なくとも1つの閉塞収容容器のリークテストを行うための装置であって 、 前記容器が、少なくとも1つの液体成分を収容しており、 前記装置が、 −少なくとも1つの気密式に閉塞可能なテストキャビティと、 −該テストキャビティに対して動作可能に接続された少なくとも1つの真空引き ポンプと、 −前記テストキャビティに対して動作可能に連結された少なくとも1つの圧力セ ンサと、 を具備している場合において、 −前記真空引きポンプが、前記テストキャビティを、ほぼ室温における前記液体 成分の蒸気圧以下にまで真空引きできるようなものであり、 −前記圧力センサが、真空対応型圧力センサであり、 −前記テストキャビティが前記蒸気圧以下となるまでの、また、前記圧力センサ によって前記リーク判定信号が生成されるまでの、真空引きを起動するための、 タイミングユニットが設けられていることを特徴とする装置。 46.請求項45記載の装置において、 前記真空引きポンプが、ドラッグ真空ポンプ、ピストンバルブ真空ポンプ、拡 散ポンプ、または、ターボ真空ポンプのいずれかであることを特徴とする装置。 47.請求項45または46記載の装置において、 前記センサが、ビラニセンサであることを特徴とする装置。 48.請求項45〜47のいずれかに記載の装置において、 前記テストキャビティ内の圧力が前記蒸気圧に到達した後に、前記センサの出 力を、前記装置のうちの、リーク判定信号を生成する出力に対して、動作可能に 接続するためのタイミングユニットを具備していることを特徴とする装置。 49.請求項45〜48のいずれかに記載の装置において、 前記真空引きポンプが、前記テストキャビティを、前記蒸気圧値よりも1桁小 さな値にまで好ましくは2桁小さな値にまでさらに好ましくは3桁小さな値にま で、真空引きできるものとして選択されていることを特徴とする装置。 50.請求項45〜49のいずれかに記載の装置において、 前記センサの出力に対して動作可能に接続された格納ユニットと、 第1入力ポートが、前記格納ユニットの出力に対して動作可能に接続されてい るとともに、第2入力ポートが、前記センサの出力に対して動作可能に接続され ている、差分形成ユニットと、 時刻の第1ポイントにおいては、前記センサの前記出力を、前記格納ユニット の入力ポートに対して動作可能に接続するとともに、時刻の第2ポイントにおい ては、前記格納ユニットの出力ポートを、前記差分形成ユニットの前記第1入力 ポートに対して動作可能に接続し、かつ、前記センサの前記出力を、前記差分形 成ユニットの前記第2入力ポートに対して動作可能に接続する、タイミングユニ ットと、 を具備していることを特徴とする装置。 51.請求項50記載の装置において、 前記タイミングユニットは、前記テストキャビティ内の圧力が前記蒸気圧に到 達したことを前記センサが検出した後において、前記センサの前記出力を、前記 格納ユニットの入力ポートに対して動作可能に接続することを起動することを特 徴とする装置。 52.請求項50または51記載の装置において、 前記格納ユニットが、アナログからデジタルへの変換器を備え、 前記タイミングユニットは、該変換器に対して動作可能に連結されていて、該 変換器への入力を制御するよう機能することを特徴とする装置。 53.請求項45〜52のいずれかに記載の装置において、 前記タイミングユニットは、時刻の前記第1ポイントにおいては、前記センサ の前記出力を、前記差分形成ユニットの両入力ポートに対して動作可能に接続し 、 時刻の前記第1ポイントにおいては、他の格納ユニットが、前記差分形成ユニ ットの前記出力ポートに対して動作可能に接続されるとともに、時刻の第2ポイ ントにおいては、前記他の格納ユニットの出力ポートが、前記差分形成ユニット の前記差分形成ユニットの前記入力ポートに対して動作可能に接続されることを 特徴とする装置。 54.請求項52記載の装置において、 前記アナログからデジタルへの変換器に出力に対して、デジタルからアナログ ヘの変換器が動作可能に接続されており、 このデジタルからアナログへの変換器の出力は、前記差分形成ユニットに対し て動作可能に接続されていることを特徴とする装置。 55.請求項45〜54のいずれかに記載の装置において、 前記テストキャビティが、前記少なくとも1つの容器に適合する形状とされて おり、 前記テストキャビティが、内壁上に、前記容器の壁と前記テストキャビティの 壁との間の容積が縮小されたときに、前記容器の壁と前記テストキャビティの壁 との間において自由空間を確保するための、支持手段を備えていることを特徴と する装置。 56.請求項55記載の装置において、 前記テストキャビティ内に、インピーダンス測定ユニットに対して接続された 、好ましくは抵抗測定ユニットに対して接続された、少なくとも一対のインピー ダンス測定電極を備え、 前記インピーダンス測定ユニットの出力は、前記真空引きポンプによる前記テ ストキャビティのさらなる真空引きを継続するかあるいは停止するかを決定する よう機能することを特徴とする装置。 57.請求項45〜56のいずれかに記載の装置において、 前記テストキャビティが、少なくとも2つの容器からなる好ましくは複数の容 器からなるバッチを受領し得るよう、十分に大きなものとされていることを特徴 とする装置。 58.請求項45〜57のいずれかに記載の装置において、 前記テストキャビティが、様々な形状のまた様々な容積の容器を受領し得るよ う、前記容器よりも十分に大きなものとされていることを特徴とする装置。 59.請求項45〜58のいずれかに記載の装置において、 前記テストキャビティが、取外し可能なカバーと、このカバーを開けたときの 開口回りに配置された少なくとも一対のシール体と、を備え、 前記シール体どうしの間の空間が真空引きされることを特徴とする装置。 60.請求項45〜59のいずれかに記載の装置において、 前記装置が、複数の容器をインラインでテストするための装置であり、 テストのために所定数の容器が1組をなすテストキャビティに対して供給され る場合に、 テストした容器がリークを有していた場合には、そのテストを行ったテストキ ャビティに、被テスト容器を導入することを阻止するよう機能する制御手段を備 えていることを特徴とする装置。 61.請求項45〜60のいずれかに記載の装置において、 前記テストキャビティに付設されているとともに、クリーニングガスタンクが 接続されている好ましくは窒素タンクが接続されている、少なくとも1つのクリ ーニングガスラインを具備していることを特徴とする装置。 62.請求項45〜61のいずれかに記載の装置において、 容器のインラインテストのために、回転コンベヤ上に設置された複数のテスト キャビティを具備していることを特徴とする装置。 63.請求項45〜62のいずれかに記載の装置において、 少なくとも1つの圧力信号入力を有した真空引きユニットを具備し、 この真空引きユニットは、 −第1入力ポートが、前記少なくとも1つの圧力信号入力に対して動作可能に接 続されているとともに、第2入力ポートが、制御可能なしきい値ユニットに対し て動作可能に接続されている、少なくとも1つの比較器ユニットと、 −前記入力に対して制御可能かつ動作可能に接続された平均化ユニットと、 −リーク判定信号を生成するための判定ユニットと、 を備え、 前記リーク判定信号が、前記入力と前記平均化ユニットとの間の前記動作可能 な接続を制御するよう機能し、 前記平均化ユニットの出力が、前記制御可能なしきい値を制御するよう機能す ることを特徴とする装置。 64.請求項1〜44のいずれかに記載された方法、または、請求項45〜63 のいずれかに記載された装置の使用であって、 ブリスタバック、瓶、医療応用容器、食料品容器、野菜容器、あるいは、タン クのリークテストを実施するために使用することを特徴とする使用。 65.請求項1〜44のいずれかに記載された方法、または、請求項45〜63 のいずれかに記載された装置の使用であって、 タンクプラントのリークを恒久的にテストするために使用することを特徴とす る使用。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,LS,M W,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM ,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,E S,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU,ID ,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,M G,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT ,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL, TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ,V N,YU,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.少なくとも1つの閉塞収容容器のリークテストを行うための方法であって、 前記容器が、少なくとも1つの液体成分を収容しており、 前記容器の周囲空間へと向かう圧力差を印加することによって、前記容器の壁 のうちのテストされるべき少なくとも一部の内外にわたって前記圧力差を適用す るとともに、前記周囲空間の圧力値を、リーク判定信号として観測する場合にお いて、 前記周囲空間の前記圧力を、前記少なくとも1つの液体成分の蒸気圧値以下に まで下げることによって、前記圧力差を確立することを特徴とする方法。 2.請求項1記載の方法において、 前記周囲空間の前記圧力を、前記蒸気圧値よりも少なくとも2桁小さな値にま で、好ましくは少なくとも3桁小さな値にまで、下げることを特徴とする方法。 3.請求項1または2記載の方法において、 前記容器内に、2つ以上の液体成分が収容されている場合に、 前記蒸気圧値を、これら2つ以上の液体成分の各蒸気圧のうちの、より大きな 蒸気圧値とすることを特徴とする方法。 4.請求項1〜3のいずれかに記載の方法において、 前記テストを、室温で行うことを特徴とする方法。 5.請求項1〜4のいずれかに記載の方法において、 前記リーク判定信号として観測される前記圧力値を、前記蒸気圧値に到達した 後に観測することを特徴とする方法。 6.請求項1〜5のいずれかに記載の方法において、 観測される前記圧力値を、時刻の第1ポイントにおいてサンプリングすること によって、第1圧力測定信号を獲得し、 その後、観測される前記圧力値を、時刻の第2ポイントにおいてサンプリング することによって、第2圧力測定信号を獲得し、 これら2つの圧力測定信号によって形成される圧力差を、リーク判定信号とし て、求めることを特徴とする方法。 7.請求項6記載の方法において、 前記第1測定信号および前記第2測定信号を、電気信号として生成し、 前記第1信号を、少なくとも時刻の前記第2ポイントまで、格納しておくこと を特徴とする方法。 8.請求項6または7記載の方法において、 前記周囲空間内に圧力測定用センサを設けるとともに、時刻の前記第1ポイン トにおいては、前記センサを、差分形成ユニットの両入力ポートに対して動作可 能に接続し、 前記差分形成ユニットの出力ポートから、ゼロ点オフセット信号を生成させ、 このゼロ点オフセット信号を格納し、 格納されたこのゼロ点オフセット信号を使用して、前記2つの測定信号間の差 分信号におけるゼロオフセットを補償することを特徴とする方法。 9.請求項6〜8のいずれかに記載の方法において、 前記周囲空間内に圧力測定用センサを設け、 このセンサの出力信号を、1つまたは複数の所定信号値と比較することを特徴 とする方法。 10.請求項6〜9のいずれかに記載の方法において、 アナログからデジタルへの変換器を、時刻の前記第1ポイントにおいて起動す ることによって、前記第1測定信号を格納することを特徴とする方法。 11.請求項10記載の方法において、 アナログからデジタルへの前記変換器からの前記デジタル出力信号を、アナロ グ信号へと、再変換することを特徴とする方法。 12.請求項1〜11のいずれかに記載の方法において、 複数の容器からなる1つのバッチを、1つの容器であるかのように取り扱って 、同時にテストすることを特徴とする方法。 13.請求項1〜12のいずれかに記載の方法において、 前記周囲空間内における前記壁の前記一部においてまたは少なくともその近傍 においてインピーダンス測定を行い、好ましくは直流による抵抗測定を行い、 該インピーダンス測定による結果に応じて、前記周囲空間の前記圧力をさらに 下げるか、あるいは、下げることを中止するかの判断を行うことを特徴とする方 法。 14.請求項1〜13のいずれかに記載の方法において、 前記少なくとも1つの容器の外形形状に適合する形状とされたテストキャビテ ィを準備し、これにより、前記壁の少なくとも前記一部のところにおいて、前記 壁の前記一部と前記テストキャビティの壁と間の間隙として、圧力を下げるべき 残留容積を維持することを特徴とする方法。 15.請求項1〜13のいずれかに記載の方法において、 前記少なくとも1つの容器のために、該容器の容積よりもかなり大きな容積を 有したテストチャンバを形成するような、テストキャビティを準備することを特 徴とする方法。 16.請求項1〜15のいずれかに記載の方法において、 前記容器のためのテストキャビティを準備し、 このテストキャビティ内においてテストを行った容器がリークを有するもので あった場合には、少なくともこのテストキャビティをクリーニングし、 このクリーニングは、前記テストキャビティの真空引きおよび/またはガスに よる洗浄好ましくは窒素による洗浄および/または加熱によって行うことを特徴 とする方法。 17.請求項1〜16のいずれかに記載の方法において、 1組をなす複数のテストキャビティ内において、一連の容器を、インラインで テストし、 テストを行った容器がリークを有しているものであった場合には、少なくとも 1回のテストサイクルについては、そのテストを行ったテストキャビティ内での テストを禁止することを特徴とする方法。 18.請求項1〜17のいずれかに記載の方法において、 壁の少なくとも一部を内方側に向けて機械的に押圧することによって、前記少 なくとも1つの容器の内圧を増加させることを特徴とする方法。 19.請求項1〜18のいずれかに記載の方法において、 1つの液体成分が水であるようなす容器に対しては、 前記周囲空間の真空引きを、20mbar以下、好ましくは約10-2mbar 以下、とすることを特徴とする方法。 20.請求項1〜19のいずれかに記載の方法において、 −所定の吸込力によって前記圧力を下げ始め; −観測された前記圧力値が所定時問で第1所定圧力値にまで到達していないとき には、大きなリークが存在することを認識し; −さらなる圧力の引き下げを禁止し; −他の所定時間にわたっての前記圧力値の変化を観測し、この変化の程度に基づ いて、小さなリークがあるか、あるいは、リークが存在していないか、を認識す ることを特徴とする方法。 21.請求項1〜20のいずれかに記載の方法において、 所定時間にわたって所定の吸込力でもって、前記圧力を下げることを特徴とす る方法。 22.請求項1〜21のいずれかに記載の方法において、 前記真空引きの所定時間後において到達すべき最大しきい値を決め、 前記所定時間後において観測された前記圧力値が前記最大しきい値にまで到達 していないときには、ポンプ設備による前記周囲空間のそれ以上の真空引きを禁 止することを特徴とする方法。 23.請求項22記載の方法において、 前記禁止を行うに際しては、前記ポンプ設備を前記周囲空間から切り離すこと を特徴とする方法。 24.請求項23記載の方法において、 その後のリークテストサイクルを行うために、前記周囲空間を、他のポンプ設 備に対して接続することを特徴とする方法。 25.請求項1〜24のいずれかに記載の方法において、 前記少なくとも1つの容器のためのテストキャビティ内に、前記周囲空間を設 置し、 テストキャビティ内において、容器がリークを有していることが検出されたと きには、その後の少なくとも1回のテストサイクルに関しては、そのテストキャ ビティにおけるテストを禁止することを特徴とする方法。 26.請求項25記載の方法において、 テストが禁止された前記少なくとも1回のテストサイクル時に、前記テストキ ャビティの再調整を行うことを特徴とする方法。 27.請求項26記載の方法において、 加熱、ガスパージ、および、液体パージのうちの少なくとも1つによって、前 記再調整を行うことを特徴とする方法。 28.請求項26記載の方法において、 前記テストキャビティ内において、被テスト容器を導入していない空の状態で 、前記リークテストを行うことにより、前記テストキャビティが適正に再調整さ れたかどうかをチェックすることを特徴とする方法。 29.請求項1〜28のいずれかに記載の方法において、 観測された前記圧力値から決定された信号を、少なくとも1つのしきい値と比 較することによって、前記容器のリーク状態を認識し、 前記容器を導入しておらず空とされている、前記周囲空間をなすテストキャビ ティにおいて測定された圧力値から、前記少なくとも1つのしきい値を決定する ことを特徴とする方法。 30.請求項1〜29のいずれかに記載の方法において、 前記圧力を下げ始めてからの少なくとも1つの所定時点において前記圧力値を 観測し、 前記所定時点において観測された前記圧力値から決定された信号を、しきい値 と比較することによって、前記容器のリーク状態を認識し、 この認識によってリークを有していない容器であると判定されたときには、観 測された前記圧力値から決定された前記信号を、以前にテストされた容器に対し ての信号と共に平均化し、 この平均化による結果に基づいて前記しきい値を決定することを特徴とする方 法。 31.請求項30記載の方法において、 前記所定時点において観測された前記圧力値から決定された前記信号が、他の 所定時点において観測された圧力値から決定された信号に対しての差分信号であ ることを特徴とする方法。 32.請求項1〜31のいずれかに記載の方法において、 前記容器のための少なくとも1つのテストキャビティを準備し、 前記容器を導入していない空の状態で、参照用リーク構造を接続することによ って、前記テストキャビティの前記リークテストを行うことにより、観測される 圧力値を校正することを特徴とする方法。 33.請求項32記載の方法において、 前記参照用リーク構造を、ニードルバルブと、液体を収容しているとともに制 御可能に加圧可能とされた貯蔵器と、から構成することを特徴とする方法。 34.請求項33記載の方法において、 前記貯蔵器が、蒸留水を収容していることを特徴とする方法。 35.請求項33記載の方法において、 前記参照用リークの程度および前記加圧の程度を制御することによって、前記 リーク構造からの液体の漏出を防止するとともに液体蒸気の漏出は可能とするこ とを特徴とする方法。 36.請求項1〜35のいずれかに記載の方法において、 テストキャビティ内に前記周囲空間を設置し、 前記テストキャビティを使用して、相異なる容器に対して順次的に前記リーク テストを行い、 容器がリークを有しているという判定が所定回数のテストにわたって連続した 場合には、そのテストキャビティにおけるさらなるテストを禁止することを特徴 とする方法。 37.請求項1〜36のいずれかに記載の方法において、 前記テスト時には、前記周囲空間を所定温度にまで加熱することを特徴とする 方法。 38.請求項1〜37のいずれかに記載の方法において、 前記リークテスト方法に先立って、前記少なくとも1つの容器が大きなリーク を有しているかどうかの判定を行うことを特徴とする方法。 39.請求項1〜38のいずれかに記載の方法において、 1組をなす複数のテストキャビティ内において、一連の容器を、インラインで テストし、 各テストキャビティ内において観測された圧力値を、電気信号へと変換し、 容器を導入していない空の状態で前記テストキャビティ内の圧力を下げることに よって、少なくとも1つの参照用電気信号を生成することを特徴とする方法。 40.請求項1〜39のいずれかに記載の方法において、 それぞれが前記周囲空間を形成している1組をなす複数のテストキャビティを 準備し、 各周囲空間内の圧力を下げ始めてから後における少なくとも1つの所定時点に おいて、前記周囲空間内の圧力値を観測し、 各所定時点において観測された前記圧力値から決定された信号を、前記テスト キャビティ内における容器のリーク状態を判定するための共通のしきい値と比較 し、 この判定によってリークを有していない容器であると判定されたときには、観 測された前記圧力値から決定された前記信号を、以前にテストされた容器に対し ての信号と共に平均化し、この平均化による結果に基づいて前記共通しきい値を 決定することを特徴とする方法。 41.請求項40記載の方法において、 前記所定時点において観測された前記圧力値から決定された前記各信号が、他 の所定時点において観測された前記圧力値から決定された各信号に対しての差分 信号であることを特徴とする方法。 42.請求項17,25または36記載の方法において、 テストを行うことを禁止された前記テストキャビティを再調整し、 再調整後においては、該テストキャビティにおいてテストを実施することを特 徴とする方法。 43.請求項42記載の方法において、 加熱、ガス洗浄、および、液体洗浄のうちの少なくとも1つによって、前記再 調整を行うことを特徴とする方法。 44.請求項42記載の方法において、 前記テストキャビティ内において、被テスト容器を導入していない空の状態で 、前記リークテストを行うことにより、前記テストキャビティが適正に再調整さ れたかどうかをチェックすることを特徴とする方法。 45.少なくとも1つの閉塞収容容器のリークテストを行うための装置であって 、 前記容器が、少なくとも1つの液体成分を収容しており、 前記装置が、 −少なくとも1つの気密式に閉塞可能なテストキャビティと、 −該テストキャビティに対して動作可能に接続された少なくとも1つの真空引き ポンプと、 −前記テストキャビティに対して動作可能に連結された少なくとも1つの圧力セ ンサと、 を具備している場合において、 −前記真空引きポンプが、前記テストキャビティを、ほぼ室温における前記液体 成分の蒸気圧以下にまで真空引きできるようなものであり、 −前記圧力センサが、真空対応型圧力センサである、 ことを特徴とする装置。 46.請求項45記載の装置において、 前記真空引きポンプが、ドラッグ真空ポンプ、ピストンバルブ真空ポンプ、拡 散ポンプ、または、ターボ真空ポンプのいずれかであることを特徴とする装置。 47.請求項45または46記載の装置において、 前記センサが、ビラニセンサであることを特徴とする装置。 48.請求項45〜47のいずれかに記載の装置において、 前記テストキャビティ内の圧力が前記蒸気圧に到達した後に、前記センサの出 力を、前記装置のうちの、リーク判定信号を生成する出力に対して、動作可能に 接続するためのタイミングユニットを具備していることを特徴とする装置。 49.請求項45〜48のいずれかに記載の装置において、 前記真空引きポンプが、前記テストキャビティを、前記蒸気圧値よりも1桁小 さな値にまで好ましくは2桁小さな値にまでさらに好ましくは3桁小さな値にま で、真空引きできるものとして選択されていることを特徴とする装置。 50.請求項45〜49のいずれかに記載の装置において、 前記センサの出力に対して動作可能に接続された格納ユニットと、 第1入力ポートが、前記格納ユニットの出力に対して動作可能に接続されてい るとともに、第2入力ポートが、前記センサの出力に対して動作可能に接続され ている、差分形成ユニットと、 時刻の第1ポイントにおいては、前記センサの前記出力を、前記格納ユニット の入力ポートに対して動作可能に接続するとともに、時刻の第2ポイントにおい ては、前記格納ユニットの出力ポートを、前記差分形成ユニットの前記第1入力 ポートに対して動作可能に接続し、かつ、前記センサの前記出力を、前記差分形 成ユニットの前記第2入力ポートに対して動作可能に接続する、タイミングユニ ットと、 を具備していることを特徴とする装置。 51.請求項50記載の装置において、 前記タイミングユニットは、前記テストキャビティ内の圧力が前記蒸気圧に到 達したことを前記センサが検出した後において、前記センサの前記出力を、前記 格納ユニットの入力ポートに対して動作可能に接続することを起動することを特 徴とする装置。 52.請求項50または51記載の装置において、 前記格納ユニットが、アナログからデジタルへの変換器を備え、 前記タイミングユニットは、該変換器に対して動作可能に連結されていて、該 変換器への入力を制御するよう機能することを特徴とする装置。 53.請求項45〜52のいずれかに記載の装置において、 前記タイミングユニットは、時刻の前記第1ポイントにおいては、前記センサ の前記出力を、前記差分形成ユニットの両入力ポートに対して動作可能に接続し 、 時刻の前記第1ポイントにおいては、他の格納ユニットが、前記差分形成ユニ ットの前記出力ポートに対して動作可能に接続されるとともに、時刻の第2ポイ ントにおいては、前記他の格納ユニットの出力ポートが、前記差分形成ユニット の前記差分形成ユニットの前記入力ポートに対して動作可能に接続されることを 特徴とする装置。 54.請求項52記載の装置において、 前記アナログからデジタルへの変換器に出力に対して、デジタルからアナログ への変換器が動作可能に接続されており、 このデジタルからアナログへの変換器の出力は、前記差分形成ユニットに対し て動作可能に接続されていることを特徴とする装置。 55.請求項45〜54のいずれかに記載の装置において、 前記テストキャビティが、前記少なくとも1つの容器に適合する形状とされて おり、 前記テストキャビティが、内壁上に、前記容器の壁と前記テストキャビティの 壁との間の容積が縮小されたときに、前記容器の壁と前記テストキャビティの壁 との間において自由空間を確保するための、支持手段を備えていることを特徴と する装置。 56.請求項55記載の装置において、 前記テストキャビティ内に、インピーダンス測定ユニットに対して接続された 、好ましくは抵抗測定ユニットに対して接続された、少なくとも一対のインピー ダンス測定電極を備え、 前記インピーダンス測定ユニットの出力は、前記真空引きポンプによる前記テ ストキャビティのさらなる真空引きを継続するかあるいは停止するかを決定する よう機能することを特徴とする装置。 57.請求項45〜56のいずれかに記載の装置において、 前記テストキャビティが、少なくとも2つの容器からなる好ましくは複数の容 器からなるバッチを受領し得るよう、十分に大きなものとされていることを特徴 とする装置。 58.請求項45〜57のいずれかに記載の装置において、 前記テストキャビティが、様々な形状のまた様々な容積の容器を受領し得るよ う、前記容器よりも十分に大きなものとされていることを特徴とする装置。 59.請求項45〜58のいずれかに記載の装置において、 前記テストキャビティが、取外し可能なカバーと、このカバーを開けたときの 開口回りに配置された少なくとも一対のシール体と、を備え、 前記シール体どうしの間の空間が真空引きされることを特徴とする装置。 60.請求項45〜59のいずれかに記載の装置において、 前記装置が、複数の容器をインラインでテストするための装置であり、 テストのために所定数の容器が1組をなすテストキャビティに対して供給され る場合に、 テストした容器がリークを有していた場合には、そのテストを行ったテストキ ャビティに、被テスト容器を導入することを阻止するよう機能する制御手段を備 えていることを特徴とする装置。 61.請求項45〜60のいずれかに記載の装置において、 前記テストキャビティに付設されているとともに、クリーニングガスタンクが 接続されている好ましくは窒素タンクが接続されている、少なくとも1つのクリ ーニングガスラインを具備していることを特徴とする装置。 62.請求項45〜61のいずれかに記載の装置において、 容器のインラインテストのために、回転コンベヤ上に設置された複数のテスト キャビティを具備していることを特徴とする装置。 63.請求項45〜62のいずれかに記載の装置において、 少なくとも1つの圧力信号入力を有した真空引きユニットを具備し、 この真空引きユニットは、 −第1入力ポートが、前記少なくとも1つの圧力信号入力に対して動作可能に接 続されているとともに、第2入力ポートが、制御可能なしきい値ユニットに対し て動作可能に接続されている、少なくとも1つの比較器ユニットと、 −前記入力に対して制御可能かつ動作可能に接続された平均化ユニットと、 −リーク判定信号を生成するための判定ユニットと、 を備え、 前記リーク判定信号が、前記入力と前記平均化ユニットとの間の前記動作可能 な接続を制御するよう機能し、 前記平均化ユニットの出力が、前記制御可能なしきい値を制御するよう機能す ることを特徴とする装置。 64.請求項1〜44のいずれかに記載された方法、または、請求項45〜63 のいずれかに記載された装置の使用であって、 ブリスタパック、瓶、医療応用容器、食料品容器、野菜容器、あるいは、タン クのリークテストを実施するために使用することを特徴とする使用。 65.請求項1〜44のいずれかに記載された方法、または、請求項45〜63 のいずれかに記載された装置の使用であって、 タンクプラントのリークを恒久的にテストするために使用することを特徴とす る使用。
JP50040399A 1997-05-26 1998-03-10 リークテストのための方法および装置 Pending JP2002500764A (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP97108430A EP0791814A3 (en) 1997-05-26 1997-05-26 Method for leak testing and leak testing apparatus
EP97108430.6 1997-05-26
US08/862,993 US5907093A (en) 1997-05-26 1997-05-27 Method for leak testing and leak testing apparatus
PCT/IB1998/000309 WO1998054560A1 (en) 1997-05-26 1998-03-10 Method and apparatus for leak testing

Related Child Applications (10)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007229339A Division JP4351273B2 (ja) 1997-05-26 2007-09-04 リークテストのための方法および装置
JP2007229343A Division JP4351276B2 (ja) 1997-05-26 2007-09-04 リークテストのための方法および装置
JP2007229346A Division JP4351277B2 (ja) 1997-05-26 2007-09-04 リークテストのための方法および装置
JP2007229347A Division JP4351278B2 (ja) 1997-05-26 2007-09-04 リークテストのための方法および装置
JP2007229341A Division JP2007316084A (ja) 1997-05-26 2007-09-04 リークテストのための方法および装置
JP2007229344A Division JP2007316086A (ja) 1997-05-26 2007-09-04 リークテストのための方法および装置
JP2007229345A Division JP2007316087A (ja) 1997-05-26 2007-09-04 リークテストのための方法および装置
JP2007229342A Division JP4351275B2 (ja) 1997-05-26 2007-09-04 リークテストのための方法および装置
JP2007229340A Division JP4351274B2 (ja) 1997-05-26 2007-09-04 リークテストのための方法および装置
JP2010075647A Division JP2010151846A (ja) 1997-05-26 2010-03-29 リークテストのための方法および装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002500764A true JP2002500764A (ja) 2002-01-08

Family

ID=26145472

Family Applications (10)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50040399A Pending JP2002500764A (ja) 1997-05-26 1998-03-10 リークテストのための方法および装置
JP2007229343A Expired - Fee Related JP4351276B2 (ja) 1997-05-26 2007-09-04 リークテストのための方法および装置
JP2007229345A Pending JP2007316087A (ja) 1997-05-26 2007-09-04 リークテストのための方法および装置
JP2007229340A Expired - Fee Related JP4351274B2 (ja) 1997-05-26 2007-09-04 リークテストのための方法および装置
JP2007229344A Pending JP2007316086A (ja) 1997-05-26 2007-09-04 リークテストのための方法および装置
JP2007229342A Expired - Fee Related JP4351275B2 (ja) 1997-05-26 2007-09-04 リークテストのための方法および装置
JP2007229339A Expired - Fee Related JP4351273B2 (ja) 1997-05-26 2007-09-04 リークテストのための方法および装置
JP2007229347A Expired - Fee Related JP4351278B2 (ja) 1997-05-26 2007-09-04 リークテストのための方法および装置
JP2007229341A Pending JP2007316084A (ja) 1997-05-26 2007-09-04 リークテストのための方法および装置
JP2007229346A Expired - Fee Related JP4351277B2 (ja) 1997-05-26 2007-09-04 リークテストのための方法および装置

Family Applications After (9)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007229343A Expired - Fee Related JP4351276B2 (ja) 1997-05-26 2007-09-04 リークテストのための方法および装置
JP2007229345A Pending JP2007316087A (ja) 1997-05-26 2007-09-04 リークテストのための方法および装置
JP2007229340A Expired - Fee Related JP4351274B2 (ja) 1997-05-26 2007-09-04 リークテストのための方法および装置
JP2007229344A Pending JP2007316086A (ja) 1997-05-26 2007-09-04 リークテストのための方法および装置
JP2007229342A Expired - Fee Related JP4351275B2 (ja) 1997-05-26 2007-09-04 リークテストのための方法および装置
JP2007229339A Expired - Fee Related JP4351273B2 (ja) 1997-05-26 2007-09-04 リークテストのための方法および装置
JP2007229347A Expired - Fee Related JP4351278B2 (ja) 1997-05-26 2007-09-04 リークテストのための方法および装置
JP2007229341A Pending JP2007316084A (ja) 1997-05-26 2007-09-04 リークテストのための方法および装置
JP2007229346A Expired - Fee Related JP4351277B2 (ja) 1997-05-26 2007-09-04 リークテストのための方法および装置

Country Status (14)

Country Link
US (1) US5907093A (ja)
EP (4) EP0791814A3 (ja)
JP (10) JP2002500764A (ja)
KR (7) KR100649264B1 (ja)
CN (7) CN1285897C (ja)
AT (1) ATE280944T1 (ja)
AU (1) AU741250B2 (ja)
CA (2) CA2648041C (ja)
DE (1) DE69827287T2 (ja)
DK (1) DK1021697T3 (ja)
ES (1) ES2231961T3 (ja)
PT (1) PT1021697E (ja)
RU (6) RU2251673C1 (ja)
WO (1) WO1998054560A1 (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003532863A (ja) * 2000-09-26 2003-11-05 マーチン・レーマン 閉鎖容器の漏れ検査の方法及びその装置
JP2008008626A (ja) * 2006-06-27 2008-01-17 Toyo Seikan Kaisha Ltd 容器の気密性検査方法及びその方法に用いられる容器の気密性検査システム
JP2010117376A (ja) * 1997-05-26 2010-05-27 Martin Lehmann リークテストのための方法および装置
JP2013533494A (ja) * 2010-08-10 2013-08-22 ヴィルコ・アーゲー 容器を漏洩試験するための方法及び装置
JP2015518966A (ja) * 2012-06-08 2015-07-06 ヴィルコ・アーゲー 多段式容器漏れ検査
JP2015194406A (ja) * 2014-03-31 2015-11-05 東洋製罐グループホールディングス株式会社 欠陥検査装置及び欠陥検査方法
JP2018527580A (ja) * 2015-09-15 2018-09-20 インフィコン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングInficon GmbH 試験室又は被検査物の真空引き時における漏れ検知
JP2018538540A (ja) * 2015-12-21 2018-12-27 インフィコン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングInficon GmbH フィルムチャンバ内の非圧縮性テスト対象のグロスリーク測定
JP2020008564A (ja) * 2018-05-09 2020-01-16 アテック 漏れ検出のための装置、方法、使用及び対応するコンピュータプログラム記憶手段
JP7392640B2 (ja) 2020-11-27 2023-12-06 株式会社島津製作所 気体試料導入装置、および、気体試料導入装置のリークチェック方法
JP7510791B2 (ja) 2020-06-11 2024-07-04 株式会社フクダ エアリークテスト装置

Families Citing this family (83)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0791814A3 (en) 1997-05-26 1997-11-26 Martin Lehmann Method for leak testing and leak testing apparatus
US6082184A (en) * 1997-05-27 2000-07-04 Martin Lehmann Method for leak testing and leak testing apparatus
US6662631B2 (en) * 1998-08-28 2003-12-16 Interuniversitair Microelektronica Centrum Method and apparatus for characterization of porous films
US6584828B2 (en) 1999-12-17 2003-07-01 Atc, Inc. Method and apparatus of nondestructive testing a sealed product for leaks
US6308556B1 (en) 1999-12-17 2001-10-30 Atc, Inc. Method and apparatus of nondestructive testing a sealed product for leaks
US6526809B2 (en) 2000-03-30 2003-03-04 Cincinnati Test Systems, Inc. Method for identifying leaks in a sealed package having a liquid therein
CN101126673B (zh) * 2000-09-26 2012-08-15 马丁·莱曼 一种装配和测试封闭容器的方法
EP1970703A1 (en) 2002-10-31 2008-09-17 Martin Lehmann Method and apparatus for manufacturing and ultrasonic testing of sealed containers
KR20050107807A (ko) * 2003-03-17 2005-11-15 존슨 앤드 존슨 비젼 케어, 인코포레이티드 인라인 누설 검출기
US7266993B2 (en) * 2004-06-04 2007-09-11 Air Logic Power Systems, Inc. Container leak detection apparatus and method
US7578170B2 (en) * 2005-02-02 2009-08-25 Mocon, Inc. Instrument and method for detecting and reporting the size of leaks in hermetically sealed packaging
US7289863B2 (en) * 2005-08-18 2007-10-30 Brooks Automation, Inc. System and method for electronic diagnostics of a process vacuum environment
KR101195942B1 (ko) 2006-03-20 2012-10-29 삼성전자주식회사 카메라 보정 방법 및 이를 이용한 3차원 물체 재구성 방법
US8366690B2 (en) * 2006-09-19 2013-02-05 Kci Licensing, Inc. System and method for determining a fill status of a canister of fluid in a reduced pressure treatment system
CA2663715C (en) * 2006-09-19 2011-12-20 Kci Licensing, Inc. Reduced pressure treatment system having blockage clearing and dual-zone pressure protection capabilities
JP5122586B2 (ja) * 2007-02-09 2013-01-16 ケーシーアイ ライセンシング インコーポレイテッド 組織部位における減圧を管理するためのシステムおよび方法
KR101114653B1 (ko) * 2007-02-20 2012-06-13 케이씨아이 라이센싱 인코포레이티드 감압 치료 장치에서 누출 상태와 캐니스터 분리 상태를 판별하기 위한 장치 및 방법
US8134372B2 (en) 2007-11-02 2012-03-13 King Kegan Y Pressure tank fault detector and method
CN101983324B (zh) * 2008-03-31 2014-02-26 Atmi包装公司 用于柔性容器完整性测试的设备和方法
KR20110042214A (ko) * 2008-08-08 2011-04-25 케이씨아이 라이센싱 인코포레이티드 저장고 제어식 감압 치료 시스템
US8555704B2 (en) * 2008-10-20 2013-10-15 Agilent Technologies, Inc. Calibration systems and methods for tracer gas leak detection
DE102009009370A1 (de) * 2009-02-18 2010-08-19 Inficon Gmbh Verfahren zur Funktionsprüfung eines Lecksuchgerätes
EP2449356B1 (en) 2009-07-01 2013-06-19 Wilco AG Method for leak testing closed, at least partially gas filled containers
EP2317299A1 (de) * 2009-10-28 2011-05-04 Brand Gmbh + Co Kg Verfahren zur Dichtigkeitsprüfung von handgehaltenen Kolbenhubpipetten sowie Dichtigkeits-Prüfeinrichtung dafür
US8544315B2 (en) * 2009-11-20 2013-10-01 Dana GUAZZO At rest vacuum state for vacuum decay leak testing method and system
CN103069261B (zh) * 2010-07-05 2016-02-10 国立大学法人山口大学 漏泄检查装置及漏泄检查方法
KR101180779B1 (ko) * 2010-07-05 2012-09-10 주식회사 이노칩테크놀로지 공진 장치의 리크 검출 방법
US8692186B2 (en) 2010-08-10 2014-04-08 Wilco Ag Method and apparatus for leak testing containers
CN102071967B (zh) * 2011-01-26 2013-06-05 中国科学院武汉岩土力学研究所 一种盐腔充填模拟装置
JP5664521B2 (ja) 2011-10-26 2015-02-04 トヨタ自動車株式会社 リークテスト方法およびリークテスト装置
DE102011086486B4 (de) * 2011-11-16 2023-01-19 Inficon Gmbh Vorrichtung und Verfahren zur schnellen Lecksuche an formsteifen/schlaffen Verpackungen ohne Zusatz von Prüfgas
CN102607772A (zh) * 2012-03-06 2012-07-25 常熟金像电子有限公司 一种曝光机曝光台密合度的测试方法
US9970864B2 (en) 2012-05-02 2018-05-15 Wilco Ag Method of detecting a propellant gas
DE102012210040A1 (de) * 2012-06-14 2013-12-19 Inficon Gmbh Prüfvorrichtung mit einem Prüfgasbehälter
US8534120B1 (en) 2012-09-14 2013-09-17 Advanced Scientifics, Inc. Test system and method for flexible containers
DE102012217945A1 (de) * 2012-10-01 2014-04-03 Inficon Gmbh Folienkammer und Verfahren zur Leckagedetektion an einem nicht formstarren Prüfling
US20150153245A1 (en) * 2012-10-24 2015-06-04 Pall Technology Uk Limited Integrity testing apparatus and related methods
US9038257B2 (en) 2012-10-31 2015-05-26 Martin Lehmann High-speed loading/unloading of objects
DE102012220108A1 (de) * 2012-11-05 2014-05-22 Inficon Gmbh Verfahren zur Prüfung einer Dichtheitsprüfanlage
CN102967425A (zh) * 2012-12-12 2013-03-13 天津渤海化工有限责任公司天津碱厂 一种开车前氧气管线开关阀泄露的测试方法
CN103016959A (zh) * 2012-12-12 2013-04-03 天津渤海化工有限责任公司天津碱厂 一种开车前氧气管线泄露的测试方法
CN104122038A (zh) * 2013-04-23 2014-10-29 深圳市海洋王照明工程有限公司 密封检测装置及其检测方法
JP6244758B2 (ja) * 2013-09-06 2017-12-13 富士通株式会社 携帯端末装置および検出プログラム
DK3825394T3 (da) 2013-12-10 2024-01-15 Abec Inc Engangsbeholder omfattende et forseglingsarrangement samt anvendelse deraf
DE102014202596B4 (de) 2014-02-13 2024-03-21 Robert Bosch Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Dichtigkeitsprüfung eines abgeschlossenen Behälters
CN103926040B (zh) * 2014-03-17 2017-06-20 惠州Tcl移动通信有限公司 一种用于检测防水性能的测试工装
DE102014205027A1 (de) * 2014-03-18 2015-09-24 Inficon Gmbh Evakuierbare flexible Leckageprüfkammer
CN103884479A (zh) * 2014-04-11 2014-06-25 慈溪市三洋电子有限公司 一种测试阀门密封性能的方法及***
CN105020403B (zh) * 2015-06-05 2017-09-12 苏州纽威阀门股份有限公司 一种阀门
DE102015110328A1 (de) * 2015-06-26 2016-12-29 Volkswagen Aktiengesellschaft Funktionale Komponente
CN104949811B (zh) * 2015-07-06 2018-03-06 江苏科技大学 一种柴油机填料函密封性检测装置
DE102015214345A1 (de) 2015-07-29 2017-02-02 Robert Bosch Gmbh Prüfvorrichtung zur Überprüfung einer Dichtheit von Behältnissen sowie ein Verfahren dafür
CN105179718B (zh) * 2015-09-21 2017-09-12 苏州纽威阀门股份有限公司 一种阀门
CN107631844A (zh) * 2016-07-18 2018-01-26 万向二三股份公司 一种软包锂电池的密封性检测方法
CN106370365B (zh) * 2016-08-16 2019-07-02 中国科学院化学研究所 液体封装装置的检漏方法
CN106383011B (zh) * 2016-08-19 2019-01-22 上海科勒电子科技有限公司 漏水传感器
CN106275630B (zh) * 2016-09-14 2018-05-11 中国大冢制药有限公司 软袋包装药品漏液检测设备
RU2642121C1 (ru) * 2016-10-10 2018-01-24 Общество с ограниченной ответственностью "Научно-производственная фирма "Реал-Шторм" Способ определения полной и остаточной объемной деформации сосуда (баллона)
US10422716B2 (en) * 2016-12-08 2019-09-24 Pall Corporation Method and system for leak testing
JP7008986B2 (ja) * 2016-12-27 2022-01-25 パッケージング テクノロジーズ アンド インスペクション、エルエルシイ 動的真空減衰リーク検出方法および装置
CN108267280A (zh) * 2016-12-30 2018-07-10 致茂电子(苏州)有限公司 气密性检测方法及气密性检测装置
KR101935394B1 (ko) * 2017-06-01 2019-04-03 주식회사 씨케이엘 제품 테스트 장치 및 이를 갖는 제품 테스트 설비
EP3691781A4 (en) 2017-10-03 2021-01-20 Abec, Inc. REACTOR SYSTEMS
CN107905991A (zh) * 2017-11-13 2018-04-13 上海华力微电子有限公司 一种自动检知泵内漏水的侦测***
CN107991040A (zh) * 2017-12-01 2018-05-04 遵义市产品质量检验检测院 一种智能压力容器泄露检测***
DE102017222308A1 (de) * 2017-12-08 2019-06-13 Inficon Gmbh Verfahren zur Leckprüfung mit einer Folienkammer mit belüftetem Messvolumen
CN108414230B (zh) 2018-02-14 2019-09-20 清华大学 一种内燃机早燃检测方法
RU2676722C1 (ru) * 2018-05-03 2019-01-10 Российская Федерация в лице Министерства промышленности и торговли Российской Федерации (Минромторг России) Система автоматической подстройки сканирующей системы установки селективного лазерного сплавления
IT201800005260A1 (it) * 2018-05-11 2019-11-11 Metodo per il controllo di tenuta di una cella di una batteria e relativo sistema di controllo
CN108761206B (zh) * 2018-06-28 2024-05-14 江苏瑞能氟材料科技有限公司 一种在线电阻温度压力监控预警仪
CN109145420B (zh) * 2018-08-08 2022-12-16 中国船舶重工集团公司第七一九研究所 基于汽动设备空气隔离的压强建模方法
CN109443652B (zh) * 2018-12-16 2024-04-26 山西汾西重工有限责任公司 深海航行器主推电机水压试验漏水检测电路及检测方法
CN110320942B (zh) * 2019-05-31 2022-10-11 吉林省农业科学院 开路式动物呼吸测热装置
DE102019121462B4 (de) * 2019-08-08 2021-12-09 Inficon Gmbh Verfahren zur Dichtheitsprüfung eines flüssigkeitsgefüllten Prüflings
DE102020102154A1 (de) * 2019-10-28 2021-04-29 Celina Eidmann Vorrichtung und Verfahren zur Sicherung der Ladung von Transportmitteln mit Planenaufbauten
CN110726508A (zh) * 2019-10-31 2020-01-24 广东合立鼎峰科技有限公司 一种基于自动抽空***的真空度及真空泄露的检测方法
CN111929012A (zh) * 2020-07-03 2020-11-13 安徽皖仪科技股份有限公司 一种软包装气密性检测***及方法
CN116324619A (zh) 2020-09-30 2023-06-23 富士胶片株式会社 信息赋予方法、树脂图案的制造方法、电路配线的制造方法及触摸面板的制造方法
CN112353394B (zh) * 2020-11-11 2024-05-17 深圳市科瑞康实业有限公司 一种盆底肌压力的检测装置及其校准方法
CN113252257B (zh) * 2021-06-10 2021-09-10 山东奥扬新能源科技股份有限公司 一种电池包气密性检测设备
CN113532770B (zh) * 2021-07-26 2023-05-12 重庆工商大学 一种注射剂玻璃容器微孔泄漏量的测量设备及方法
CN114235308A (zh) * 2021-12-09 2022-03-25 武汉欧格莱液压动力设备有限公司 一种液压元件密封性能检验方法
CN114636531B (zh) * 2022-03-11 2024-02-27 四川省药品检验研究院(四川省医疗器械检测中心) 基于真空度衰减的硬质包装容器密封性的测试装置及方法

Family Cites Families (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US857388A (en) * 1906-06-07 1907-06-18 Edward S Eno Method for testing filled and closed cans.
US2304192A (en) * 1940-08-16 1942-12-08 Honeywell Regulator Co Refrigeration of hygroscopic material
BE480997A (ja) * 1947-03-07
US2784373A (en) * 1953-03-02 1957-03-05 Nat Res Corp High-vacuum device
CH712563A4 (ja) * 1963-06-06 1966-02-28
US3381523A (en) * 1965-03-03 1968-05-07 Henry D. Nettles Method and apparatus for supplying gas under pressure
US3751972A (en) * 1972-08-02 1973-08-14 Applied Fluidics Leak detector for sealed containers
US5333677A (en) * 1974-04-02 1994-08-02 Stephen Molivadas Evacuated two-phase head-transfer systems
DE2928336B1 (de) * 1979-07-13 1980-12-18 Pfeiffer Vakuumtechnik Leckraten-Messeinrichtung
US4409817A (en) * 1981-03-25 1983-10-18 Edwards Jr David Vacuum leak detector and method
DE3340353A1 (de) * 1983-11-08 1985-05-15 Pfanni-Werke Otto Eckart KG, 8000 München Verfahren und vorrichtung zur bestimmung von undichtigkeiten in dichten behaeltnissen
US4542643A (en) * 1983-11-25 1985-09-24 S. Himmelstein And Company Fluid leak testing method
JPS6256831A (ja) * 1985-09-05 1987-03-12 Shinkosumosu Denki Kk 容器の漏洩検知方法と装置
JPS62220774A (ja) * 1986-03-20 1987-09-28 Agency Of Ind Science & Technol ビスコシ−ルを用いた軸封装置
EP0257159A3 (en) * 1986-08-21 1989-04-26 Nuclear Packaging, Inc. Dewatering nuclear wastes
US4791806A (en) * 1987-10-23 1988-12-20 Wade James H Leak detection system
ES2055935T3 (es) * 1987-10-28 1994-09-01 Martin Lehmann Procedimiento y uso de una disposicion para comprobar el comportamiento en volumen de al menos un cuerpo hueco.
US5199296A (en) * 1989-01-27 1993-04-06 Martin Lehmann Method for reducing test cycle time and for improving measuring accuracy at a leak testing process
US5138643A (en) * 1989-10-02 1992-08-11 Canon Kabushiki Kaisha Exposure apparatus
US5243821A (en) * 1991-06-24 1993-09-14 Air Products And Chemicals, Inc. Method and apparatus for delivering a continuous quantity of gas over a wide range of flow rates
US5317896A (en) * 1992-03-13 1994-06-07 American Sterilizer Company Method of detecting liquid in a sterilization system
US5513516A (en) * 1992-05-01 1996-05-07 Visi-Pack, Inc. Method and apparatus for leak testing a container
CH685887A5 (de) * 1992-08-12 1995-10-31 Martin Lehmann Verfahren zur Pruefung von Behaeltnissen Anwendung des Verfahrens sowie Pruefanordnung
JPH0772281A (ja) * 1993-09-03 1995-03-17 Toshiba Corp 非常用ガス処理装置
CA2113845A1 (en) * 1994-01-20 1995-07-21 Edward J. Farkas Control system for filling tanks with saturated liquids
JPH0835452A (ja) * 1994-07-26 1996-02-06 Hitachi Ltd エバポパージシステムの診断方法
SE507197C2 (sv) * 1996-08-26 1998-04-20 Getinge Skaerhamn Ab Metod att testa luftläckage
EP0791814A3 (en) 1997-05-26 1997-11-26 Martin Lehmann Method for leak testing and leak testing apparatus

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010117376A (ja) * 1997-05-26 2010-05-27 Martin Lehmann リークテストのための方法および装置
JP2003532863A (ja) * 2000-09-26 2003-11-05 マーチン・レーマン 閉鎖容器の漏れ検査の方法及びその装置
JP4854891B2 (ja) * 2000-09-26 2012-01-18 マーチン・レーマン 閉鎖容器の漏れ検査の方法及びその装置
JP2008008626A (ja) * 2006-06-27 2008-01-17 Toyo Seikan Kaisha Ltd 容器の気密性検査方法及びその方法に用いられる容器の気密性検査システム
JP2013533494A (ja) * 2010-08-10 2013-08-22 ヴィルコ・アーゲー 容器を漏洩試験するための方法及び装置
JP2015518966A (ja) * 2012-06-08 2015-07-06 ヴィルコ・アーゲー 多段式容器漏れ検査
JP2015194406A (ja) * 2014-03-31 2015-11-05 東洋製罐グループホールディングス株式会社 欠陥検査装置及び欠陥検査方法
JP2018527580A (ja) * 2015-09-15 2018-09-20 インフィコン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングInficon GmbH 試験室又は被検査物の真空引き時における漏れ検知
JP2018538540A (ja) * 2015-12-21 2018-12-27 インフィコン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングInficon GmbH フィルムチャンバ内の非圧縮性テスト対象のグロスリーク測定
JP2020008564A (ja) * 2018-05-09 2020-01-16 アテック 漏れ検出のための装置、方法、使用及び対応するコンピュータプログラム記憶手段
JP7510791B2 (ja) 2020-06-11 2024-07-04 株式会社フクダ エアリークテスト装置
JP7392640B2 (ja) 2020-11-27 2023-12-06 株式会社島津製作所 気体試料導入装置、および、気体試料導入装置のリークチェック方法

Also Published As

Publication number Publication date
RU2003132453A (ru) 2005-04-10
CN1519549A (zh) 2004-08-11
CN1258351A (zh) 2000-06-28
KR100649263B1 (ko) 2006-11-27
KR20050046760A (ko) 2005-05-18
JP4351277B2 (ja) 2009-10-28
RU2003132452A (ru) 2005-04-10
DE69827287D1 (de) 2004-12-02
CN1519548A (zh) 2004-08-11
KR100647888B1 (ko) 2006-11-23
KR20050046759A (ko) 2005-05-18
CA2291181A1 (en) 1998-12-03
KR100647887B1 (ko) 2006-11-23
ATE280944T1 (de) 2004-11-15
EP1469295A3 (en) 2007-07-04
JP2008008910A (ja) 2008-01-17
KR100649264B1 (ko) 2006-11-27
RU2290617C2 (ru) 2006-12-27
AU6227098A (en) 1998-12-30
WO1998054560A1 (en) 1998-12-03
KR20050046763A (ko) 2005-05-18
EP0791814A3 (en) 1997-11-26
KR100647886B1 (ko) 2006-11-23
JP2007316089A (ja) 2007-12-06
EP2293037A3 (en) 2014-10-01
JP2007316085A (ja) 2007-12-06
JP4351276B2 (ja) 2009-10-28
CN1519553A (zh) 2004-08-11
DK1021697T3 (da) 2005-03-14
CN1519550A (zh) 2004-08-11
EP0791814A2 (en) 1997-08-27
RU2290618C2 (ru) 2006-12-27
CN1322320C (zh) 2007-06-20
JP4351274B2 (ja) 2009-10-28
KR20050046761A (ko) 2005-05-18
JP2007316088A (ja) 2007-12-06
JP2007316084A (ja) 2007-12-06
JP2007316087A (ja) 2007-12-06
ES2231961T3 (es) 2005-05-16
KR20050046762A (ko) 2005-05-18
JP4351278B2 (ja) 2009-10-28
AU741250B2 (en) 2001-11-29
RU2252403C1 (ru) 2005-05-20
RU2224987C2 (ru) 2004-02-27
EP1021697B1 (en) 2004-10-27
CN1285897C (zh) 2006-11-22
DE69827287T2 (de) 2005-10-20
CA2291181C (en) 2009-05-19
RU2287793C2 (ru) 2006-11-20
JP4351273B2 (ja) 2009-10-28
CN1232811C (zh) 2005-12-21
EP1469295A2 (en) 2004-10-20
KR20050046758A (ko) 2005-05-18
US5907093A (en) 1999-05-25
JP2007316086A (ja) 2007-12-06
EP1021697A1 (en) 2000-07-26
CN1519552A (zh) 2004-08-11
EP2293037A2 (en) 2011-03-09
CN100442038C (zh) 2008-12-10
KR20050051656A (ko) 2005-06-01
CN1223837C (zh) 2005-10-19
CN1224832C (zh) 2005-10-26
KR100649265B1 (ko) 2006-11-28
KR100649266B1 (ko) 2006-11-28
RU2003132450A (ru) 2005-04-10
CA2648041C (en) 2012-04-17
CN1519551A (zh) 2004-08-11
RU2251673C1 (ru) 2005-05-10
JP2007316083A (ja) 2007-12-06
JP2008008909A (ja) 2008-01-17
JP4351275B2 (ja) 2009-10-28
CA2648041A1 (en) 1998-12-03
PT1021697E (pt) 2005-02-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002500764A (ja) リークテストのための方法および装置
US6082184A (en) Method for leak testing and leak testing apparatus
JP2010117376A (ja) リークテストのための方法および装置
AU2003200115B2 (en) Method and Apparatus for Leak Testing
AU7945201A (en) Method and apparatus for leak testing

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040426

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070306

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20070606

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20070723

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070904

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080729

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20081023

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20081201

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20081121

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20090109

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20081225

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20090209

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090630

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091201