JP2002370372A - インク残量検知装置 - Google Patents

インク残量検知装置

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JP2002370372A JP2001180532A JP2001180532A JP2002370372A JP 2002370372 A JP2002370372 A JP 2002370372A JP 2001180532 A JP2001180532 A JP 2001180532A JP 2001180532 A JP2001180532 A JP 2001180532A JP 2002370372 A JP2002370372 A JP 2002370372A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】記録ヘッドと共にキャリッジに装着されたイン
クタンク内の全インク残量を1組の光学センサのみで精
度よく検知できる構成が簡易なインク残量検知装置を提
供する。 【解決手段】インクタンク1の高さ方向に設けられ、入
射面41を凹曲面状に形成したインク残量検出用のプリ
ズム4と、そのプリズム4上の複数の検知点11…に対
して光を入射させる単一の光入射手段(発光手段)6
と、前記各検知点11からの反射光を受光する単一の受
光手段7と、その受光手段7で受光した受光量に応じて
インクの残量を求めるインク残量判定手段と、を具備す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ、複
写機、プリンタやコンピュータ等の出力装置等に用いら
れる記録装置に係り、特にインクジェット方式で記録用
紙に記録を行うインクジェット記録装置のインク残量検
知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】記録媒体に沿って移動するキャリッジ上
に搭載された記録へツドからインクを噴射することによ
り、前記記録媒体上に記録を行うようにしたインクジェ
ットプリンタでは、従来、その記録へツドに装着された
インクタンク内のインクの残量を、次のような方法で検
知していた。
【0003】すなわち、例えば、(1)インクタンク本
体の内部に反射面の異なる2つの光学的反射部を設け、
装置本体の底部に上記2つの光学的反射部に対応する2
つの光学センサを設置し、2つの光学的反射部を用いて
インクの液位を検知することでインク残量を検知してい
た。
【0004】また、別の方法では、(2)インクタンク
および光学センサの発光部・受光部の一方を移動させ、
光学的反射部の状態を検知可能にする移動制御部を設
け、前記移動制御部の位置情報と前記光学センサの検知
状態からインク残量を検知していた(特開昭2000−
43287号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一般に、記録用紙にイ
ンクを直接吐出して印字を行うインクジェット方式にお
けるインク残量検知は、記録へツドと共にキャリッジに
装着されたインクタンク内のインク残量を検知する上記
(1)の方法が制御上及びインク残量表示上の利点が多
い。
【0006】しかし、この方法では、インク残量検知装
置に、光入射手段(発光手段)及び受光手段を駆動させ
る駆動部及び、複数の光学センサが必要となり、部品点
数が多くなる難点があった。
【0007】本発明は、このような実情に鑑みてなさ
れ、記録ヘッドと共にキャリッジに装着されたインクタ
ンク内の全インク残量を1組の光学センサのみで精度よ
く検知できる構成が簡易なインク残量検知装置を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するための手段を以下のように構成している。
【0009】(1)壁面の一部が光透過性部材で構成さ
れたインクタンク内部のインク残量を検出するインク残
量検出装置において、前記インクタンクの高さ方向に設
けられ、入射面を凹曲面状に形成したインク残量検出用
のプリズムと、前記プリズム上の複数の検知点に対して
光を入射させる単一の光入射手段(発光手段)と、前記
各検知点からの反射光を受光する単一の受光手段と、前
記受光手段で受光した受光量に応じてインクの残量を求
めるインク残量判定手段と、を具備したことを特徴とす
る。
【0010】この構成によれば、入射面を凹曲面状に形
成されたプリズムの採用により、単一(一対)の光入射
手段(発光手段)と受光手段を対象として、無段階連続
的に検知点を確保することができ、インクタンク全体の
インク残量を途切れることなく連続してアナログ的に検
知することができる。
【0011】また、光入射手段(発光手段)と受光手段
を単一としたことに加えて、プリズムをも単一化したこ
とにより、部品点数の大幅な削減が可能となる。
【0012】(2)壁面の一部が光透過性部材で構成さ
れたインクタンク内部のインク残量を検出するインク残
量検出装置において、前記インクタンクの高さ方向に配
列されたインク残量検出用の複数のプリズムと、前記各
プリズム上の検知点に対して光を入射させる単一の光入
射手段(発光手段)と、前記各検知点からの反射光を受
光する単一の受光手段と、前記受光手段で受光した受光
量に応じてインクの残量を求めるインク残量判定手段
と、を具備してなることを特徴とする。
【0013】この構成によれば、インクタンクの高さ方
向に、複数のプリズムを配列し、その各プリズムからの
反射光を(単一の受光手段で)検知することにより、
(その受光量に基づいて)インクタンク内のインクの高
さを段階的に精度よく検出することが可能となる。
【0014】(3)前記プリズムの頂角を90°に設定
したことを特徴とする。
【0015】この構成によれば、各プリズムの頂角を9
0°に設定したことで、プリズムへの入射光路とプリズ
ムからの反射光路が平行となるため、光入射手段(発光
手段)と受光手段を近接した位置に配置することがで
き、装置のコンパクト化が可能となる。
【0016】(4)前記各プリズムの2つの反射面の交
線が、前記インクタンクの高さ方向に対して垂直に対応
し、かつ、前記各プリズムの入射面に対する垂線が1点
に収束する(交わる)ことを特徴とする。
【0017】この構成によれば、各プリズムの入射面に
対する垂線が1点に収束するので、その収束点に単一の
光入射手段(発光手段)と受光手段を配置することによ
り、インク残量の検知が可能となる。
【0018】(5)前記各プリズムの2つの反射面の交
線の向きが、前記インクタンクの高さ方向に沿い、か
つ、前記各プリズムの入射面に対する垂線が1点に収束
する(交わる)ことを特徴とする。
【0019】この構成によれば、各プリズムの入射面に
対する垂線が1点に収束するので、その収束点に単一の
光入射手段(発光手段)と受光手段を配置することによ
り、インク残量の検知が可能となる。また、この場合、
前(3)項の場合よりも、プリズムの配置が容易となる
(プリズム配置の自由度が向上する)。
【0020】(6)前記光入射手段(発光手段)からの
入射光路が、前記プリズムの入射面に対して垂直方向に
入射し、前記プリズムからの反射光路が、前記入射光路
と同一方向の線上となることを特徴とする。
【0021】この構成によれば、光入射手段(発光手
段)からプリズムの入射面に対して垂直方向に入射光を
照射することにより、その入射光がプリズムの入射面で
反射するのを防ぐことができ、受光手段による効率の高
い受光が可能となる。
【0022】また、光入射手段(発光手段)からの入射
光が、(光透過性部材で構成された)プリズムの反射面
において全反射されて受光手段で受光されるので、精度
の高いインク残量検知が可能となる。
【0023】そして、入射光路と反射光路とを同一方向
の線上に設定したことにより、光入射手段(発光手段)
と受光手段とを同一高さレベルの位置に配置することが
でき、装置のコンパクト化が容易となる。
【0024】(7)前記光入射手段(発光手段)からの
前記プリズムへの入射光路と、前記プリズムからの前記
受光手段への反射光路とが、前記プリズムの入射面に対
して垂直方向に対応するように構成したことを特徴とす
る。
【0025】この構成によれば、前記光入射手段(発光
手段)からプリズムの入射面に対して垂直方向に入射光
を照射することにより、その入射光がプリズムの入射面
で反射するのを防ぐことができ、受光手段による効率の
高い受光が可能となる。
【0026】また、光入射手段(発光手段)からの入射
光が、(光透過性部材で構成された)プリズムの反射面
において全反射されて受光手段で受光されるので、精度
の高いインク残量検知が可能となる。
【0027】(8)前記光入射手段(発光手段)と受光
手段の周囲に、インク残量検知範囲のみを光路とするた
めの遮光部材を配置したことを特徴とする。
【0028】この構成によれば、インク残量検知範囲の
みが光路となるように遮光部材を配置するので、検出範
囲以外の周辺からの光の受光を防止し、効率の良い受光
が可能となり、検知精度が向上する。
【0029】(9)前記光入射手段(発光手段)と受光
手段が、記録媒体に沿って移動するキャリッジ上に、記
録ヘッド及び前記インクタンクと共に搭載され、そのイ
ンクタンク内のインクの残量を検知することを特徴とす
る。
【0030】この構成によれば、キャリッジ上に光入射
手段(発光手段)及び受光手段を配設することにより、
記録媒体に沿って移動するキャリッジ上に、前記記録媒
体に対しインクを噴射して記録を行う記録ヘッドと共に
装着されたインクタンク内のインク残量の検知が可能と
なる。
【0031】また、キャリッジ上にインクタンクと共に
インク残量検知装置を設けることにより検知範囲のバラ
ツキを抑え(∵記録媒体厚に応じてへツドギャップが変
化してもタンクと光入射手段(発光手段)及び受光手段
の位置関係が変化しない)、キャリッジ移動経路上にお
ける任意位置でのインク残量検知が可能となる。
【0032】(10)前記光入射手段(発光手段)及び
受光手段は、記録媒体に対して多色の記録を行う記録ヘ
ッド及び前記インクタンクを搭載したキャリッジの移動
経路に沿った所定位置に固設され、前記キャリッジが前
記所定位置への移動を完了した後に、前記インク残量判
定手段が前記受光手段からの検知信号を受け、各色毎に
インクの残量を検知することを特徴とする。
【0033】この構成によれば、前記光入射手段(発光
手段)及び受光手段を前記キャリッジの移動経路に沿っ
た所定位置に固設することにより、キャリッジの各イン
クタンクに対応するインク残量検知部が所定位置への移
動完了後に前記受光手段よりの信号からインクの残量検
知を各色毎に行うことが可能となる。また、一対の光入
射手段(発光手段)・受光手段により全ての色のインク
タンクのインク残量検知を行うことが可能となる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施形態に係る
インク残量検出装置について説明する。 (実施形態1)本実施形態は、請求項1に対応する。図
1は、図示省略のインクジェット方式の記録へツド記録
装置のキャリッジに搭載したインクタンク1とインク残
量検知装置の側断面図、図2はその平断面図で、インク
タンク1は、記録ヘッド2に着脱可能に装着され、記録
へツド2は、図示省略のキャリッジに搭載されて、記録
媒体(記録用紙)との間に所定の間隔を保持して移動す
る。
【0035】そのインクタンク1は、光透過性部材で構
成されたタンクケース3を有し、かつ、その入射面8の
内部には、光透過性部材で構成された、例えば、頂角9
0°の凹面状の入射面41を有するプリズム4が設けら
れている。なお、図3以降の各図面では、タンクケース
3の入射面8の図示を省略している。
【0036】そして、インクタンク1の正面の対向位置
に固設された縦壁部材5には、光入射手段(発光手段)
としての発光ダイオード6と、その発光ダイオード6に
近接してそれと並列に受光手段としてのフォトトランジ
スタ7が設けられている。
【0037】発光ダイオード6は、図1に示すように、
インクタンク1の高さ方向の全ての入射面41に対して
放射状に光を入射する。発光ダイオード6は、入射面4
1に垂直に光を入射する位置(一点)に配置され、フォ
トトランジスタ7は、入射光のプリズム4での反射光を
全て受光できる位置(一点)に配置されている。
【0038】発光ダイオード6のケース9、フォトトラ
ンジスタ7のケース10は、プリズム4の入射面41に
対してインク高さ方向に沿った方向で、かつ、反射面4
2,42上の検知点11,11のみが光路となるような
スリットsを有する形状とする。発光ダイオード6は、
単一で全ての入射面41に垂直に同光量の光を略同一条
件で入射する。
【0039】前記フォトトランジスタ7は、単一で、プ
リズム4の反射面41で全反射される全ての反射光を略
同一条件で受光する。インク残量の減少に伴い、前述し
た全反射される光の総量が増加することから、前記フォ
トトランジスタ7で検出する受光量が大きくなる。これ
により、インクの残量を検出することができる。
【0040】より詳しく説明すると、発光ダイオード6
から照射された光がインクタンク1の(プリズム4の)
入射面41に対して垂直に入射すると、インクタンク1
内にインクが無い部分では、プリズム4の反射面42,
42の検知点11,11において全反射し、再度プリズ
ム4の反射面42,42(の検知点11,11)におい
て全反射を行う(∵プリズム4を構成する光透過性部材
の屈折率>空気の屈折率)。
【0041】一方、インクのある部分では、プリズム4
の反射面42,42の検知点11,11において、入射
光はインク内に透過する(∵インクの屈折率>プリズム
4を構成する光透過性部材の屈折率)。これにより、上
述したように、プリズム4における反射光の総光量が、
インクタンク1内のインク残量によって変化する。この
反射光の総光量をフォトトランジスタ7によって検知
し、その検知信号をインク残量判定手段(図示省略)に
入力して、その総受光量からインクタンク1内のインク
残量の検知を行う。
【0042】インク残量判定手段は、例えば、マイコン
等からなり、予め設定記憶させたプログラムに従い、総
受光量に対応するインク残量を読み出せるように構成す
ればよい。例えば、機種に応じて予め経験的乃至は理論
的に求めておいた受光量に対するインク残量の割合のデ
ータを記憶部に記憶させておき、検出した受光量をその
データと比較することにより(その機種の)インク残量
を求めることができる。
【0043】図3は、本実施形態に係るインクタンク1
とインク残量検知装置の対応関係を示す構成説明図で、
その要部〜の断面を図4に示す。これらの図を参照
しつつ、以下に、インク残量検知方法等について説明す
る。
【0044】本実施形態では、インクタンク1の形状
を、特に、図3,図4に示すようなプリズム4の2つの
反射面42,42がなす(連続した凹曲線状の)交線4
3が、インクタンク1の高さ方向に沿い、かつ、その入
射面41の任意の位置での垂線が1点で交わる単一構成
のプリズム4で形成された凹曲面状の入射面41を持つ
ように形成する。
【0045】その入射面41の形状を、インクタンク1
を側面から見て、互いに近接させて並列に配置した発光
ダイオード6とフォトトランジスタ7を中心とする(円
周上の一部に形成される)円弧状とし、インクタンク1
の入射面41に形成されているプリズム4が、前記円弧
の中心である発光ダイオード6とフォトトランジスタ7
に対して(無段階連続的に)水平に対応するような構成
とする。
【0046】このような構成にすれば、例えば、図3の
〜(任意位置で)の断面は、全て図4に示すように
同一となる。このことにより、前記円の中心に配置され
た前記発光ダイオード6から照射される光は、インクタ
ンク1の入射面41に対して垂直に入射することとな
る。これにより、前記プリズム4の入射面41での反射
による入射光の減衰が防止され、効率の良いインク残量
検知が可能となる(∵光が斜めに入射すると散乱しやす
くなる)。
【0047】また、前記円の中心に配置された発光ダイ
オード6からインクタンク1の入射面41に照射された
光の反射光の全てを前記円の中心に配置されたフォトト
ランジスタ7で受光可能になることから、単一の光入射
手段(発光手段)6と、単一の受光手段7での全インク
残量の検知が可能となる。すなわち、入射面41を図3
に示すような凹曲面状にしたことにより、インクタンク
1内の全てのインク残量の変化をアナログ的に(連続的
なアナログ量として漏れなく)検出することが可能とな
る。
【0048】なお、プリズム4の頂角を90°に設定し
た場合には、入射面41に対して垂直に入射した光が、
プリズム4内部で全反射すると、その反射光は、両反射
点(検知点)11,11間の間隔を隔てて入射光と平行
方向に逆進するため、光入射手段6と受光手段7を近接
させて配置することができ、装置のコンパクト化が可能
となるが、光入射手段6と受光手段7をある程度離間さ
せて設ける場合には、プリズム4の頂角は90°以上に
設定されてもよい。また、プリズム4は、単一で形成す
るのが望ましいが、円弧状に形成した複数個を接続して
一体化してもよい。
【0049】(実施形態2)本実施形態は、請求項2,
3に対応する。図5は、インクタンク1とインク残量検
知装置の構成説明図で、この場合、同図に示すように、
インクタンク1の形状を、プリズム4の2つの反射面4
2,42がなす交線(二等辺三角形の頂点を形成する)
43がインクタンク1の高さ方向に対して垂直で且つ、
各プリズム4の入射面41に対する垂線が1点に収束す
る(交わる)ように連続的に配列した複数のプリズム4
…で構成された入射面41…を持つように構成する。
【0050】このような構成により、単一の発光ダイオ
ード6とフォトトランジスタ7とで、インク残量の変化
を段階的に検出することが可能となる。なお、本実施形
態以降のその他の構成については、実施形態1と同様で
あるとし、相違点のみについて説明する。
【0051】本実施形態では、インクタンク1の入射面
41に対して垂直方向に光を照射させる発光ダイオード
6と、プリズム4の反射面42,42において全反射さ
れた光を受光するフォトトランジスタ7と、をインクタ
ンク1の主走査方向(図5の紙面に垂直方向)に対して
垂直方向に対応する同一線上に配列する。
【0052】そして、空気の屈折率はl、インクタンク
1内のインクの屈折率を1.47、タンクケース3及び
プリズム4(及びプリズム4の前面に別部材で入射面を
設ける場合はその入射面)を構成する光透過性を有する
光透過性部材の屈折率を1.49とする。
【0053】このような構成により、発光ダイオード6
からプリズム4の入射面41に垂直に入射された光は、
プリズム4内に透過されるが、頂角90°のプリズム4
からインクタンク1への光の入射角aが45°となるよ
うに設定することにより、インクタンク1内にインクが
無い検知点11では、前記プリズム4とインクタンク1
内の空気とが接する内面において入射角aが臨界角の4
2゜より大きくなることから反射角bの角度で全反射が
行われる。
【0054】ここで、反射角b=入射角a=45°であ
るから、全反射は、入射光と直角方向に行われ、再度、
前記プリズム4とインクタンク1内の空気とが接する内
面において、入射光と直角方向に全反射が行われる(入
射角c=反射角b=45°、反射角d=入射角c=45
°)。これにより、発光ダイオード6から入射された光
は、減衰することなく、フォトトランジスタ7に受光さ
れる。
【0055】また、プリズム4からインクタンク1への
光の入射角aが45°となるように設定することによ
り、インクタンク1内にインクがある検知点では、プリ
ズム4のインクと接する内面において入射角aが臨界角
の83゜より小さくなることから、入射光はインク内に
透過される。
【0056】これにより、インクタンク1内にインクが
ある場合には、発光ダイオード6から入射された光はフ
ォトトランジスタ7で受光されず、インクタンク1内に
インクが無い場合には、発光ダイオード6から入射され
た光がほとんど減衰しないでフォトトランジスタ7で受
光されることから精度の良いインク残量検知が可能とな
る。
【0057】(実施形態3)本実施形態は、請求項2,
4に対応する。図6は、インクタンク1の構成説明図、
図6の〜の断面図は図7に示される。これらの図に
示すように、インクタンク1の形状を、プリズム4の2
つの反射面42,42がなす交線(二等辺三角形の頂点
をなす)43がインクタンク1の高さ方向に沿い、か
つ、各プリズム4の入射面41に対する垂線が1点に収
束する(交わる)複数のプリズム4…で構成された入射
面41を持つように構成することにより、単一の発光ダ
イオード6と、単一のフォトトランジスタ7とにより、
インク残量の変化を段階的に検出することが可能とな
る。
【0058】この場合、インクタンク1の入射面41に
対して垂直に光を照射する発光ダイオード6と、プリズ
ム4で全反射された後の反射光を受光するフォトトラン
ジスタ7とを、インクタンク1の主走査方向(図6の紙
面に垂直方向)と同一線上に配置している。
【0059】そして、空気の屈折率をl、インクタンク
1内のインクの屈折率を1.47、タンクケース3及び
プリズム4(及び、プリズム4の前面に別部材で入射面
を設ける場合はその入射面)を構成する光透過性を有す
る光透過性部材の屈折率を1.49とする。
【0060】このような構成により、発光ダイオード6
から入射面41に垂直に入射された光はプリズム4内に
透過される。プリズム4からインクタンク1への光の入
射角aが45°となるように構成することにより、イン
クタンク1内にインクが無い検知点11では、プリズム
4とインクタンク1内の空気とが接する内面において入
射角aが臨界角の42°より大きくなることから、反射
角bの角度で全反射が行われる。
【0061】ここで、反射角b=入射角a=45°であ
るから、入射光と直角方向に全反射画像こなわれ、再
度、プリズム4とインクタンク1内の空気とが接する内
面において、入射光と直角方向に全反射が行われる(入
射角c=反射角b=45°、反射角d=入射角c=45
°)。これにより、発光ダイオード6から入射された光
は、減衰することなくフォトトランジスタ7に受光され
る。
【0062】また、プリズム4からインクタンク1への
光の入射角aが45°となるように構成することによ
り、インクタンク1内にインクがある検知点11では、
プリズム4のインクと接する内面において入射角aが臨
界角の83゜より小さくなることから入射光は、インク
内に透過される。
【0063】以上のように、インクタンク1内にインク
がある場合には、発光ダイオード6から入射された光が
フォトトランジスタ7で受光されず(図8参照)、イン
クタンク1内にインクが無い場合には、発光ダイオード
6から入射された光がほとんど減衰しないでフォトトラ
ンジスタ7で受光されることから精度の良いインク残量
検知が可能となる(図9参照)。
【0064】(実施形態4)本実施形態は、請求項8に
対応する。図10は、発光ダイオード6とフォトトラン
ジスタ7のケース9,10の形状を示す三面図、図11
は、発光ダイオード6の発光範囲R及びフォトトランジ
スタ7の受光範囲R(側面図)の説明図、図12は、発光
ダイオード6の発光幅B及びフォトトランジスタ7の受
光幅B(断面図)の説明図である。なお、発光幅Bと受
光幅Bと、発光範囲Rと受光範囲Rは、直交しあう方向
の概念である。
【0065】本実施形態では、図10に示すように、内
部が遮光物からなる方形状のケース9,10内に発光ダ
イオード6,フォトトランジスタ7を収納し、そのケー
ス9,10の前面に矩形状のスリットsを形成し、その
スリットsからのみ光が出入りできるように構成する。
【0066】このような構成により、図11に示すよう
に、発光ダイオード6の発光範囲Rと、フォトトランジ
スタ7の受光範囲Rを、図11に示すように、インク残
量検知範囲であるRの範囲(インクタンク1の全高さ)
のみに設定することが可能となる。また、その発光範囲
Rと受光範囲Rに直交する方向の幅(または厚み)B
は、図12に示すように、カバー9,10に形成したス
リットsの幅に制約される。そのスリットsの幅は、十
分な光量が得られる程度に設定されればよく、例えば、
2〜5mm程度に設定することができる。
【0067】(実施形態5)本実施形態は、請求項9に
対応する。本実施形態では、例えば、図13に示すよう
に、記録媒体に沿って移動するキャリッジ(インクキャ
リッジ)C上に、前述した各実施形態に係るインク残量
検知装置(発光手段6,受光手段7,インク残量判定手
段)を設けている。すなわち、記録ヘッド2(図1参
照)と共に、キャリッジCに搭載された各インクタンク
1のインク残量検知部分に対し、インク残量検知装置
を、そのキャリッジC上の適切な位置に固設している。
【0068】なお、図13にて、符号31はキャリッジ
Cを移動させるスライド軸、32はキャリッジCに固定
されたベルト、33はベルト32を駆動するプーリ、3
4はプーリ33を回転させるステッピングモータ、35
はキャリッジCに取り付けられたタイミングセンサ、3
6はタイミングフェンスである。
【0069】この場合、インク残量の検知は、以下のよ
うにしておこなう。すなわち、例えば、インク残量検知
タイミングにおいて、発光手段6により各インクタンク
1のインク残量検知部分に光が入射され、その入射光の
前記インク残量検知部分での反射光を受光手段9により
受光し、その受光反射光を、例えば、記録ヘッド2の内
部に設けたインク残量判定手段(図示省略)にて信号に
変換し、予め経験的乃至は理論的に求めて記憶部に記憶
させてあるデータ(比較値)と比較を行うことによりイ
ンク残量が求められる。
【0070】このように、インクタンク1と共に移動す
るキャリッジC上でインク残量の検知をおこなうことに
より、検知対象物と検知装置との相対位置関係が固定さ
れているため、キャリッジCの移動経路に沿った所定位
置に固設された(キャリッジに搭載されていない)イン
ク残量検知装置と比べて検知範囲のバラツキを著しく低
く抑えることが可能となる(検知精度ないしは信頼性を
顕著に向上することができる)。また、同じキャリッジ
C上にインクタンク1とインク残量検知装置が設置され
ていることから、キャリッジ移動経路上における任意位
置でのインク残量検知が可能となる利点もある。
【0071】(実施形態6)本実施形態は、請求項10
に対応する。本実施形態では、例えば、図14に示すよ
うに、記録媒体に対し多色の記録を行う記録ヘッドと共
に、キャリッジC上に搭載されたインクタンク1の各色
毎のインク残量検知を行うインク残量検知装置(発光手
段6,受光手段7)を、キャリッジCの移動経路に沿っ
た所定位置に固設している。なお、インクタンク1は、
シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラ
ック(B)の各カートリッジを含む。
【0072】この場合、インク残量検知は、以下のよう
におこなう。すなわち、例えば、キャリッジCの各色の
インクタンク1が前記所定位置に移動を完了した後に発
光手段6からインク残量検知対象タンクのインク残量検
知部に向い入射された光の反射光を受光手段7により受
光し、これを、例えば、記録ヘッド2の内部に設けたイ
ンク残量判定手段(図示省略)にて信号に変換し、予め
経験的乃至は理論的に求めて記憶部に記憶させてあるデ
ータ(比較値)と比較を行うことにより、インク残量を
求めることができる。これにより、単一の発光手段6と
受光手段7を用いて、全色のインクタンクについて、そ
のインク残量検知を行うことが可能となる。
【0073】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明
は、以下の効果を奏する。請求項1によれば、入射面を
凹曲面状に形成したインク残量検出用のプリズムをイン
クタンクの高さ方向に設けるので、無段階連続的に検知
点を確保することができ、インクタンク全体のインク残
量を途切れることなく連続してアナログ的に検知するこ
とができる。
【0074】また、光入射手段(発光手段)と受光手段
を単一としたことに加えて、プリズムをも単一化したこ
とにより、部品点数の大幅な削減が可能となり、構成を
簡素化することができる。
【0075】請求項2によれば、複数のプリズムを、イ
ンクタンクの高さ方向に設けたので、その各プリズムか
らの反射光を単一の受光手段で検出することにより、イ
ンクタンク内のインクの高さを段階的に精度よく検出す
ることが可能となる。
【0076】請求項3によれば、各プリズムの頂角を9
0°に設定したので、プリズムへの入射光路とプリズム
からの反射光路が平行となるため、光入射手段(発光手
段)と受光手段を近接した位置に配置することができ、
装置のコンパクト化が可能となる。
【0077】請求項4によれば、各プリズムの入射面に
対する垂線が1点に収束するので、それぞれ、単一の光
入射手段(発光手段)と受光手段を用いて、インク残量
の検知が可能となる。
【0078】請求項5によれば、各プリズムの入射面に
対する垂線が1点に収束するので、それぞれ、単一の光
入射手段(発光手段)と受光手段を用いて、インク残量
の検知が可能となる。また、この場合、前項の場合より
も、プリズムの配置が容易となる(プリズム配置の自由
度が向上する)。
【0079】請求項6によれば、光入射手段(発光手
段)からプリズムの入射面に対して垂直方向に入射光を
照射するので、その入射光がプリズムの入射面で反射す
るのを防ぐことができ、受光手段による効率の高い受光
が可能となる。
【0080】また、光入射手段(発光手段)からの入射
光が、(光透過性部材で構成された)プリズムの反射面
において全反射されて受光手段で受光されるので、精度
の高いインク残量検知が可能となる。
【0081】そして、入射光路と反射光路とを同一方向
の線上に設定したことにより、光入射手段(発光手段)
と受光手段とを同一高さレベルの位置に配置することが
でき、装置のコンパクト化が容易となる。
【0082】請求項7によれば、光入射手段(発光手
段)からプリズムの入射面に対して垂直方向に入射光を
照射するので、その入射光がプリズムの入射面で反射す
るのを防ぐことができ、受光手段による効率の高い受光
が可能となる。
【0083】また、光入射手段(発光手段)からの入射
光が、(光透過性部材で構成された)プリズムの反射面
において全反射されて受光手段で受光されるので、精度
の高いインク残量検知が可能となる。
【0084】請求項8によれば、インク残量検知範囲の
みが光路となるように遮光部材を配置するので、検出範
囲以外の周辺からの光の受光を防止し、効率の良い受光
が可能となり、検知精度が向上する。
【0085】請求項9によれば、キャリッジ上に光入射
手段(発光手段)及び受光手段を配設するので、記録媒
体に沿って移動するキャリッジ上に、記録媒体に対しイ
ンクを噴射して記録を行う記録ヘッドと共に装着された
インクタンク内のインク残量の検知が可能となる。
【0086】また、キャリッジ上にインクタンクと共に
インク残量検知装置を設けることにより検知範囲のバラ
ツキを抑え、キャリッジ移動経路上における任意位置で
のインク残量検知が可能となる。
【0087】請求項10によれば、光入射手段(発光手
段)及び受光手段をキャリッジの移動経路に沿った所定
位置に固設するので、キャリッジの各インクタンクに対
応するインク残量検知部が所定位置への移動完了後に前
記受光手段よりの信号からインクの残量検知を各色毎に
行うことが可能となる。また、一対の光入射手段(発光
手段)・受光手段により全ての色のインクタンクのイン
ク残量検知を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係るインク残量検知装置
の構成を示す側断面図である。
【図2】同平断面図である。
【図3】同要部構成側面図である。
【図4】同平断面図である。
【図5】本発明の実施形態2に係るインク残量検知装置
の要部構成説明図である。
【図6】本発明の実施形態3に係るインク残量検知装置
の要部構成側面図である。
【図7】同平断面図である。
【図8】同光路の説明図である。
【図9】同光路の説明図である。
【図10】本発明の実施形態4に係る要部構成図であ
る。
【図11】同発光範囲と受光範囲の説明図である。
【図12】同発光幅と受光幅の説明図である。
【図13】本発明の実施形態5に係る構成説明図であ
る。
【図14】本発明の実施形態6に係る構成説明図であ
る。
【符号の説明】
1−インクタンク 4−プリズム 6−光入射手段 7−受光手段 11−検知点 41−入射面 42−反射面 43−交線

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁面の一部が光透過性部材で構成された
    インクタンク内部のインク残量を検出するインク残量検
    出装置において、 前記インクタンクの高さ方向に設けられ、入射面を凹曲
    面状に形成したインク残量検出用のプリズムと、 前記プリズム上の複数の検知点に対して光を入射させる
    単一の光入射手段(発光手段)と、 前記各検知点からの反射光を受光する単一の受光手段
    と、 前記受光手段で受光した受光量に応じてインクの残量を
    求めるインク残量判定手段と、を具備したことを特徴と
    するインク残量検知装置。
  2. 【請求項2】 壁面の一部が光透過性部材で構成された
    インクタンク内部のインク残量を検出するインク残量検
    出装置において、 前記インクタンクの高さ方向に配列されたインク残量検
    出用の複数のプリズムと、 前記各プリズム上の検知点に対して光を入射させる単一
    の光入射手段(発光手段)と、 前記各検知点からの反射光を受光する単一の受光手段
    と、 前記受光手段で受光した受光量に応じてインクの残量を
    求めるインク残量判定手段と、を具備してなることを特
    徴とするインク残量検知装置。
  3. 【請求項3】 前記プリズムの頂角を90°に設定した
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のインク残量
    検知装置。
  4. 【請求項4】 前記各プリズムの2つの反射面の交線
    が、前記インクタンクの高さ方向に対して垂直に対応
    し、かつ、前記各プリズムの入射面に対する垂線が1点
    に収束する(交わる)ことを特徴とする請求項1ないし
    3のいずれかに記載のインク残量検知装置。
  5. 【請求項5】 前記各プリズムの2つの反射面の交線の
    向きが、前記インクタンクの高さ方向に沿い、かつ、前
    記各プリズムの入射面に対する垂線が1点に収束する
    (交わる)ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれ
    かに記載のインク残量検知装置。
  6. 【請求項6】 前記光入射手段(発光手段)からの入射
    光路が、前記プリズムの入射面に対して垂直方向に入射
    し、前記プリズムからの反射光路が、前記入射光路と同
    一方向の線上となることを特徴とする請求項1ないし5
    のいずれかに記載のインク残量検知装置。
  7. 【請求項7】 前記光入射手段(発光手段)からの前記
    プリズムへの入射光路と、前記プリズムからの前記受光
    手段への反射光路とが、前記プリズムの入射面に対して
    垂直方向に対応するように構成したことを特徴とする請
    求項1ないし6のいずれかに記載のインク残量検知装
    置。
  8. 【請求項8】 前記光入射手段(発光手段)と受光手段
    の周囲に、インク残量検知範囲のみを光路とするための
    遮光部材を配置したことを特徴とする請求項1ないし7
    のいずれかに記載のインク残量検知装置。
  9. 【請求項9】 前記光入射手段(発光手段)と受光手段
    が、記録媒体に沿って移動するキャリッジ上に、記録ヘ
    ッド及び前記インクタンクと共に搭載され、そのインク
    タンク内のインクの残量を検知することを特徴とする請
    求項1ないし8のいずれかに記載のインク残量検知装
    置。
  10. 【請求項10】 前記光入射手段(発光手段)及び受光
    手段は、記録媒体に対して多色の記録を行う記録ヘッド
    及び前記インクタンクを搭載したキャリッジの移動経路
    に沿った所定位置に固設され、 前記キャリッジが前記所定位置への移動を完了した後
    に、前記インク残量判定手段が前記受光手段からの検知
    信号を受け、各色毎にインクの残量を検知することを特
    徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載のインク残
    量検知装置。
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