JP3764065B2 - インク残量検知装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インクジェットプリンタのインク残量を検知するインク残量検知装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のインク残量検知装置としては、例えば、図8乃至図11に示すようなものがある。図8は、インク残量検知装置51が設けられたインクカートリッジ52の斜視図、図9は図8の正面図、図10はインク残量検知装置51の機能を説明するための要部断面構成図、図11は、図9のY−Y線矢視断面図である。
【0003】
これらの図に示すように、インクカートリッジ52の側面には略V字状の溝形状をなす第1インク残量検知部53と、インクカートリッジ52内部に突出して形成された断面略台形状の第2インク残量検知部54とが離れた2箇所に設けられており、それらのインク残量検知部53,54は上下方向に距離x(図9参照)をずらせて配設されている。
【0004】
第1インク残量検知部(以下、第1検知部)53と第2インク残量検知部(以下、第2検知部)54には、それぞれ対応する発光素子531,541と受光素子532,542の2組が、プリンタ本体(図示省略)に固定して設けられている。なお、他方の発光素子541と受光素子542は図示を省略している。
【0005】
その発光素子531から発光された光は、図10に示すように、第1検知部53の2つの斜面533,534を反射して受光素子532に入射されるように、発光素子531及び受光素子532が位置決め配設されている。また、図示は省略するが、第2検知部54に対応する発光素子541及び受光素子542についても、上記第1検知部53と同様に位置決め配設されている。
【0006】
次に、インク残量検出の方法について、第1検知部53を例として説明する(なお、第1検知部53と第2検知部54とは構成は相違するものの、インク残量の検出原理は同一である)。
インク残量を検出する際は、まず、インクキャリッジ(図示省略)等に搭載されたインクカートリッジ52を所定位置まで移動させ(主走査方向に)、図10に示すように、第1検知部53の発光素子531から発光させた光を上斜面533のポイントaに向けて照射する。
【0007】
上斜面533はインクカートリッジ52と同一材質であり、上斜面533に対して図中右側で且つポイントaと同じ高さ位置の内部は空間55となっているため、インクカートリッジ52のケースのほうが空気より屈折率が高く、上斜面533に照射された光は必ず反射する。
【0008】
上斜面533を反射した光はインクカートリッジ52と同一材質で形成された下斜面534のポイントbに入射する。下斜面534に対して図中右側で且つポイントbと同じ高さ位置の領域(即ち、図中斜線部)はインク収容部56になっている。
【0009】
インク上表面が光照射ポイントbより高い位置にあるとき、インクの屈折率がインクカートリッジ52のケースの屈折率より高いため、下斜面534に入射した光は反射することなく下斜面534を透過し、光は受光素子532によって検知されない。
【0010】
一方、インク上表面が光照射ポイントbより低い位置にあるとき、ポイントbと同じ高さ位置のインク収容部56内は空気55であるため、インクカートリッジ52のケースの屈折率が空気より高く、下斜面534に入射した光は下斜面534を反射し、受光素子532に入射する。その光を受光素子532が検知した時点で使用者にインクの補充を促す信号を発する。
【0011】
上記従来技術では、第1検知部53で受光素子532が光を検出した時には、プリンタは、所定枚数を印刷した後停止するような制御がおこなわれる。また、第2検知部54で受光素子542が光を検出したときには、プリンタは、使用者にインクカートリッジ52の交換又はインクの補充を促す信号を発する。
以上のような構成により、使用者がインク残量を確認しつつ作業する煩わしさから開放され、作業効率が向上する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術では、以下の問題点があった。
【0013】
(1)2組の発光素子531,541と、受光素子532,542を必要としているため、大きなスペースを必要としてコンパクト化の妨げとなっていた。
【0014】
(2)合計4個の光学素子を必要とするため、部品点数が多く、コスト高になっていた。
【0015】
本発明は、このような実情に鑑みてなされ、コンパクト化と、コストの低減化を図ったインク残量検知装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述の課題を解決するための手段を以下のように構成している。
【0017】
(1)インクキャリッジに搭載されたインクカートリッジのインク収容部の側面から内側に突出して設けられ、上側の第1斜面と下側の第2斜面と有し、それらの斜面が角度を有して対面し、各斜面を構成する光透過性の部材の屈折率をn1、空気の屈折率をn0、収納されるインクの屈折率をn2としたとき、n0<n1<n2であるインク残量検知部と、
前記インク収容部の側面に対向している状態で、前記インク残量検知部の第1斜面に向けて水平方向に光を照射する発光手段と、を備え、
前記インク残量検知部は、前記第1斜面が空気に接しているときは前記発光手段から照射された光が該第1斜面で第1の反射光として反射をし、前記第1斜面がインクに接しているときは前記発光手段から照射された光が前記インク収容部内を透過するように該第1斜面の角度が設定されており、前記第2斜面が空気に接しているときは前記第1斜面で反射した前記第1の反射光が前記第2斜面で第2の反射光として反射をし、前記第2斜面がインクに接しているときは前記第1の反射光が前記インク収容部内を透過するように該第2斜面の角度が設定されており、
前記第2の反射光を受光する第1受光手段と、
前記第1の反射光が前記第2斜面で反射されず前記インク収容部内を透過したときにその光を受光する第2受光手段と、
前記第1受光手段及び前記第2受光手段から伝達された信号に基づき、前記インク収容部内のインク残量を検知する検知手段と、を具備したことを特徴とする。
【0018】
この構成によれば、インク収容部内のインク量が十分にある場合、警告信号表示の場合、停止信号表示の場合の3段階のインク残量を1個の発光手段、第1受光手段及び第2受光手段という少ない構成要素で検出することができるので、発光手段と受光手段を設けるスペースを小さくすることができる。
【0019】
(2)前記インク残量検知部の第1斜面と第2斜面の各法線は直角を成すように設定されていることを特徴とする。
【0020】
この構成によれば、第1斜面と第2斜面の法線が直角を成して形成されているので、発光手段、第1受光手段及び第2受光手段の位置調整が容易である。
【0021】
)前記発光手段、前記第1受光手段及び前記第2受光手段は、プリンタの用紙搬送領域外側に配置されることを特徴とする。
【0022】
この構成によれば、インクカートリッジを搭載しているインクキャリッジの移動速度が低い領域にて、インク残量検知をおこなうので、検知精度を向上することができる。また、搬送される用紙によって、インク残量検知作業が、阻害されないので、印字中においても、精度よくインク残量を検知することができる。
【0023】
なお、より具体的には、前記発光手段、前記第1受光手段及び前記第2受光手段は、プリンタの用紙搬送領域外側であり、かつ、インクキャリッジの移動範囲内における画像形成領域外(の加減速領域)の位置に配置するのが好ましい。
【0024】
)前記インク残量検知部に設けられ、前記発光手段から発光された光をすべて反射して、前記第1受光手段に入射させ、インクカートリッジの有無の検知に用いる反射部材を更に有することを特徴とする。
【0025】
この構成によれば、第1受光手段はインク残量検知時に入射する光量より多い光量を得ることができるので、インクカートリッジの有無の検知を従来よりも確実に行うことができ、更に所定距離移動後にインク残量検知を行う制御をすることができる。
【0026】
)前記発光手段は、赤外光を発光する発光素子であることを特徴とする。
【0027】
この構成によれば、発光手段に赤外光を発光する発光素子を用いているので、赤外光が黒のインク内を通過するとき、吸収されずに透過するため、確実に受光素子で受光することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施形態に係るインク残量検知装置について図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0029】
(構成の説明)
図1はインクジェットプリンタ1の要部概略構成を示す斜視図、図2はインク残量検知の対象となるインクカートリッジ2の斜視図、図3は図2の正面図、図4はインク残量検知機能を説明するための要部破断構成図、図5はインク残量検知処理のブロック図である。
【0030】
図1に示すように、シアンC、マゼンタM、イエローY及び黒Bのインクカートリッジ2がインクキャリッジ3に搭載されている。インクキャリッジ3には、スライド軸4をスライド可能に貫挿させる軸受部5が設けられ、かつ、無端ベルト6の一部が固定されている。
【0031】
その無端ベルト6は、ステッピングモータ7の出力軸に固定されたプーリ8に巻回され、ステッピングモータ7からの駆動力が無端ベルト6を介してインクキャリッジ3に伝達され、インクキャリッジ3が、スライド軸4に沿って主走査方向に移動するように構成されている。
【0032】
そのインクキャリッジ3の側面には、タイミングセンサ11が設けられ、そのタイミングセンサ11の発光部と受光部との間の隙間に挿入されたタイミングフェンス12のバーを検出して、ステッピングモータ7を制御するための信号が得るようになっている。
【0033】
このように構成されるインクジェットプリンタ1のインクカートリッジ2におけるインク残量検知方法について以下に説明する。なお、各色のインクカートリッジ2は共通の構成であるので、1つのインクカートリッジ2についての構成とインク残量検出方法について説明する。
【0034】
インクカートリッジ2は、図2乃至図6に示すように、その側面に略V字状の溝13が設けられており、この溝13には、インク残量を検知するために、断面略台形状(図11参照)にインク収容部16内に突出するインク残量検知部(以下、検知部という)14が設けられている。
【0035】
検知部14の第1斜面としての上斜面141及び第2斜面としての下斜面142は、インクカートリッジ2がインクキャリッジ3に搭載された状態で主走査方向に沿う軸を中心に回動させた傾斜状態に設けられ、上斜面141及び下斜面142の法線は互いに直交し合うように設定されている。
【0036】
上斜面141及び下斜面142上でインクカートリッジ2の幅方向端部から中央部にかけて、光が全反射する反射部材としての反射テープ15が貼付されている。これは、後述する発光素子143からの光が反射されて受光素子144に入射されることによってインクカートリッジ2の位置を検出するために設けられたものである。
【0037】
検知部14には、発光手段としての1個の発光素子143と、第1及び第2受光手段としての2個の受光素子144,145が設けられている。その発光素子143は、赤外光を発光する素子が用いられるが、特にLEDが好ましい。また、受光素子144,145はホトトランジスタが好ましい。これらの素子は、好ましくはプリンタ本体の用紙搬送領域外側であり、かつ、インクキャリッジ3の移動範囲内における画像形成領域外の位置、特に、メンテナンスユニット近傍位置(メンテナンス位置)等に配置されるのが好ましい。
【0038】
このような素子の配置により、インクカートリッジ2を搭載しているインクキャリッジ3の移動速度が低くなる領域(加減速領域)でインク残量を検知できるので、高い検知精度を得ることができる。また、この領域においては、搬送される用紙による検知精度への影響がないため、印字中においても常時インク残量を精度よく検知することができる。
【0039】
その発光素子143と第1,第2受光素子144,145の相互位置関係は、図4ないし図6に示される通りであり、発光素子143から発光された光が、検知部14の2つの斜面141,142を反射して第1受光素子144に入射するように、発光素子143、第1受光素子144及び2つの斜面141,142のそれぞれの対応位置状態が設定されている。詳しくは、発光素子143と第1受光素子144の光軸は互いに平行となるように設定される。
【0040】
また、発光素子143と第2受光素子145の対応位置関係は、発光素子143から発光された光が、検知部14の上斜面141を反射しその後下斜面142を透過して第2受光素子145に入射するように、かつ、その発光素子143と第2受光素子145の光軸が直角を成すように設定されている。
【0041】
(インク残量の検出)
(1)初期設定
インク残量を検出する際は、タイミングセンサ11(図1参照)でインクキャリッジ3の位置を検出しながらステッピングモータ7の回転を制御し、インクカートリッジ2を搭載したインクキャリッジ3を主走査方向に移動させ、まず発光素子143からの光が上斜面141の反射テープ15上に来るようにする。
【0042】
発光素子143を発光させながらインクキャリッジ3を移動させると、上斜面141上の反射テープ15に光が当たり反射する。反射した光は下斜面142上の反射テープ15に照射されて更に反射する。この反射光は、第1受光素子144に入射し、これによって、インクカートリッジ2の存在が検出される。
【0043】
この信号が検出されてから、図7に示す検知手段としての制御装置10によってインクキャリッジ3を駆動するステッピングモータ7を制御し、反射テープ15が貼付されていない検知部14に発光素子143からの光が当たるようにインクカートリッジ2を保持したインクキャリッジ3を主走査方向に移動させる。インクキャリッジ3の移動が終了すると、発光素子143から発光された光を第2受光素子145で受光する。
【0044】
(2)インクが十分ある場合
図4および図7に示すように、インク収容部16にインク17が十分ある場合には、上斜面141の第1の反射ポイントであるポイントcに照射された光は上斜面141を透過してインク収容部16内に進む。それは、上斜面141はインクカートリッジ2と同一の樹脂材料でできており、ポイントcと同じ高さ位置のインク収容部16にあるインク17の屈折率がインクカートリッジ2より高い屈折率を有しているので、上斜面141で反射せず透過する。これによって、第1受光素子144及び第2受光素子145に発光素子143からの光は入射されず、制御装置10ではインクは十分あると検知される。
【0045】
(3)警告信号表示時
図5および図7に示すように、インク17の上平面がポイントcより低い位置にあるとき、詳しくは、インク上平面がポイントcと第2の反射ポイントであるポイントdの間にある場合には、上斜面141に照射された光は上斜面141で反射し、その後反射光は下斜面142を透過してインク収容部16内を進む。その後透過光は、インクカートリッジ2の外部に設けられた第2受光素子145に入射する。
【0046】
それは、上斜面141のポイントcと同じ高さ位置のインク収容部16には空気が存在しており、空気はインクカートリッジ2の材料より低い屈折率を有しているので、このポイントに光が入射すると、反射する。次に、ポイントdと同じ高さ位置のインク収容部16にはインク17が存在しており、インク17はインクカートリッジ2の材料より高い屈折率を有しているので、このポイントに上斜面141から反射した光が入射すると、下斜面142を透過し、インクカートリッジ2の外部に出射する。
【0047】
これによってインクカートリッジ2を出射した光は第2受光素子145に入射し、制御装置10ではインクカートリッジ2はインクカートリッジ交換時期或いはインク補充時期であると検知される。制御装置10はこの検知信号を受けて、表示装置12にインクカートリッジ2の交換を促す表示又はインク17の充填を促す表示を指示し、使用者に表示する。
【0048】
(4)停止信号表示時
図6および図5に示すように、インク上平面がポイントcより低い位置にあるとき、上斜面141に照射された光は上斜面141で反射され、その後反射光は下斜面142で反射されて第1受光素子144に入射する。
【0049】
それは、上斜面141のポイントcと同じ高さのインク収容部16には空気が存在しており、空気はインクカートリッジ2の材料より低い屈折率を有しているので、このポイントに光が入射すると、反射する。次に、ポイントdと同じ高さ位置のインク収容部16にも空気が存在しており、空気はインクカートリッジ2の材料より低い屈折率を有しているので、このポイントに上斜面141から反射した光が入射すると、下斜面142も反射する。
【0050】
これによって下斜面142を反射した光は第1受光素子144に入射し、制御装置10はインクカートリッジ2内にはほとんどインク17がないと検知される。制御装置10はこの検知信号を受けて、インクヘッド9が所定ドット数を吐出するとプリンタの印字を停止する指示をすると共に、インクカートリッジ2にインク17がない旨表示装置12に表示するように指示し、使用者に表示する。
【0051】
上記構成によれば、インク17が十分にある場合、警告信号表示の場合、停止信号表示の場合の3段階のインク残量を1個の発光素子143と2個の受光素子144,145、インクカートリッジ2に一箇所の検知部14という少ない構成要素で検出することができるので、その発光素子143と受光素子144,145を設けるスペースを小さくすることができる。更に従来のように警告信号表示用と停止信号表示用の各々に対応して発光素子、受光素子及び検知部を設ける必要がないので、製造するためのコストを下げることができる。
【0052】
【発明の効果】
本発明によれば、インク収容部内のインク量が十分にある場合、警告信号表示の場合、停止信号表示の場合の3段階のインク残量を1個の発光手段、第1受光手段及び第2受光手段という少ない構成要素で検出することができるので、発光手段と受光手段を設けるスペースを小さくすることができる。
【0053】
また、第1斜面と第2斜面の法線が直角を成して形成されているので、発光手段、第1受光手段及び第2受光手段の位置調整が容易となる。
【0054】
また、第1受光手段はインク残量検知時に入射する光量より多い光量を得ることができるので、インクカートリッジの有無の検知を確実に行うことができ、更に所定距離移動後にインク残量検知を行う制御が可能となる。
【0055】
また、発光手段に赤外光を発光する発光素子を用いているので、赤外光が黒のインク内を通過するとき、吸収されずに透過するため、確実に受光素子で受光することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るインクジェットプリンタの要部構成を示す斜視図である。
【図2】同インクカートリッジの斜視図である。
【図3】同インクカートリッジの斜視図である。
【図4】同インクが充分ある場合のインク残量検出装置の機能を説明するための要部破断構成図である。
【図5】同インクが所定量以下になった時点の要部破断構成図である。
【図6】同インクがさらに少なくなった時点の要部破断構成図である。
【図7】同インク残量検知処理ブロック図である。
【図8】従来のインクカートリッジの一例を示す斜視図である。
【図9】同インクカートリッジの正面図である。
【図10】同インク残量検出装置の機能を説明するための要部破断構成図である。
【図11】図9のY−Y線矢視断面図である。
【符号の説明】
2−インクカートリッジ
10−検知手段
14−インク残量検知部
15−反射部材
16−インク収容部
17−インク
141−第1斜面
142−第2斜面
143−発光手段
144−第1受光手段
145−第2受光手段
c−第1の反射ポイント
d−第2の反射ポイント

Claims (5)

  1. インクキャリッジに搭載されたインクカートリッジのインク収容部の側面から内側に突出して設けられ、上側の第1斜面と下側の第2斜面と有し、それらの斜面が角度を有して対面し、各斜面を構成する光透過性の部材の屈折率をn1、空気の屈折率をn0、収納されるインクの屈折率をn2としたとき、n0<n1<n2であるインク残量検知部と、
    前記インク収容部の側面に対向している状態で、前記インク残量検知部の第1斜面に向けて水平方向に光を照射する発光手段と、を備え、
    前記インク残量検知部は、前記第1斜面が空気に接しているときは前記発光手段から照射された光が該第1斜面で第1の反射光として反射をし、前記第1斜面がインクに接しているときは前記発光手段から照射された光が前記インク収容部内を透過するように該第1斜面の角度が設定されており、前記第2斜面が空気に接しているときは前記第1斜面で反射した前記第1の反射光が前記第2斜面で第2の反射光として反射をし、前記第2斜面がインクに接しているときは前記第1の反射光が前記インク収容部内を透過するように該第2斜面の角度が設定されており、
    前記第2の反射光を受光する第1受光手段と、
    前記第1の反射光が前記第2斜面で反射されず前記インク収容部内を透過したときにその光を受光する第2受光手段と、
    前記第1受光手段及び前記第2受光手段から伝達された信号に基づき、前記インク収容部内のインク残量を検知する検知手段と、を具備したことを特徴とするインク残量検知装置。
  2. 前記インク残量検知部の第1斜面と第2斜面の各法線は直角を成すように設定されていることを特徴とする請求項1に記載のインク残量検知装置。
  3. 前記発光手段、前記第1受光手段及び前記第2受光手段は、プリンタの用紙搬送領域外側に配置されることを特徴とする請求項1または2に記載のインク残量検知装置。
  4. 前記インク残量検知部に設けられ、前記発光手段から発光された光をすべて反射して、前記第1受光手段に入射させ、インクカートリッジの有無の検知に用いる反射部材を更に有することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のインク残量検知装置。
  5. 前記発光手段は、赤外光を発光する発光素子であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のインク残量検知装置。
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