JP2007152670A - 記録媒体判別方法およびインクジェット記録装置 - Google Patents

記録媒体判別方法およびインクジェット記録装置 Download PDF

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Abstract

【課題】記録されたテストパターンの特徴を、比較的簡易な構成で且つ性能の高い状態で検出できるような記録媒体判別方法を提供する。
【解決手段】記録媒体に所定のピッチでドットが配列するテストパターンを記録し、その後記録されたドットが複数含まれるエリアの濃度を測定することにより、得られた濃度に基づいて記録媒体の種類を判別する。これにより、個々のドットの形状に関係なく、複数のドットが含まれるエリアの濃度によって記録媒体の特徴を判断することが出来る。すなわち、高解像な読み取りセンサや高精度な移動走査機構を備えなくても、比較的精度の高い状態で記録媒体の種類を判別することが出来る。
【選択図】図7

Description

本発明は、インクジェット方式の記録装置における記録媒体の種類を判別すための方法に関するものである。
インクジェット記録装置においては、記録データに基づいてインクを吐出する記録素子(ノズル)を複数備えた記録ヘッドを用い、記録媒体に画像を記録する。記録ヘッド上に配列する記録素子の記録密度に応じて記録解像度が定まり、当該記録解像度に応じて個々の記録素子から吐出されるインク量も適量に定められている。
インクジェット記録装置においては、記録媒体に対し非接触で画像を形成することが出来るため、様々な種類の記録媒体に対し記録を行うことが出来る。但し、インクの定着時間、吸収可能なインクの最大量、発色性のような記録条件が、記録媒体の種類によって異なることも知られている。よって、各種の記録媒体に対し同等の条件で記録を行っていると、例えばインク吸収率の低い記録媒体では、吸収しきれないインクが表面で溢れるといった問題が生じる。
このような問題を回避するためには、記録媒体の種類に応じてインクの付与量や記録時間を調整し、記録条件を適切に変更することが有効である。但しそのためには、記録前に記録媒体の種類を設定することが必要とされる。記録媒体の設定はドライバソフトなどを用いてユーザが行うことも出来るが、記録装置に記録媒体の種類を検出するための手段を設け、検出の結果に応じて記録条件を自動的に設定する構成および方法も提案されている。
例えば、記録媒体の種類を自動で判別する方法の一つとして、記録媒体の表面に可視光線を照射し、その乱反射光量と正反射光量を受光センサで読み取る方法が知られている。本方法によれば、検出した乱反射光量と正反射光量とを解析することにより、記録媒体の厚みや光沢度を把握し、その結果として記録媒体の種類を判別する。以下、本方法を「方式1」と称する。
また、記録媒体の別の判別方法として、透過光を受光するセンサを用いた方法が知られている。この方法は、普通紙のような不透明な記録媒体とOHP用紙のような透明媒体を判別する場合に有効である。以下、本方法は「方式2」と称する。
更に、実際に記録媒体に所定のマークを記録し、形成されたマーク形状あるいは濃度を光学センサで読み取ることによって記録媒体の種類を判別する方法も提案されている(例えば特許文献1参照。)。特許文献1では、原稿画像を記録する前の前処理として、記録媒体に特定パターンのマークを記録し、これを光学センサで読み取る方法が開示されている。インクの吸収特性は記録媒体の種類によって異なるため、記録されたマークは、記録媒体の種類に応じてその形状に特徴が現れる。特許文献1では、この形状を光学センサで読み取り、更にその特徴を解析することによって、記録媒体の種類を判別する方法が開示されている。
例えば、一般的な1ドットの大きさを直径100μm程度とする。この場合、記録媒体の種類を判別できる程度に1ドットの形状を正確に読み取るためには、100μmピッチよりも充分に高い解像度のセンサが必要になる。しかし、特許文献1のように、複数のドットで構成される特定のパターンをマークとして採用した場合、当該マークの形状の違いを把握できる程度の解像度で読み取れば、記録媒体の種類を判別することが出来る。
更に、特許文献1には、複数のインク滴で構成した円形パターンやベタ濃度を検出するためのパターンなどのような複数種類のマークを記録し、ぞれぞれのマークから取得できる情報を使い分けることによって、判別の精度を上げる内容も開示されている。特許文献1の方法によれば、上述した方式1や方式2のように、何も記録されていない記録媒体の表面に対して照射した光の動向を読み取る場合よりも、より精度の高い状態で記録媒体の判別を行うことが出来る。
特開平9−193370号公報
しかしながら、上述した記録媒体の種類を判別するための従来の方法には、未だ問題が残されていた。例えば、照射した可視光線の乱反射光量と正反射光量を取得する方法(方式1)では、OHPシートのような透明な記録媒体に適用することは困難であった。透明な記録媒体は、可視光をほぼ完全に透過するので、得られる乱反射光量と正反射光量が僅かであり、記録媒体の特徴が定められるほどの情報が得られない。結果、不透明な記録媒体に比べ、記録媒体の判別のために多大な時間を要したり、判別が不能になったりと言う問題が発生する。
この場合、光源として赤外光を用いた反射型センサを追加すれば透明な記録媒体も検知可能となる。また、透明媒体を判別する場合に有効な方式2を同時に採用することも可能である。しかし、記録媒体判別のための発光・受光手段を装置内に複数設置することは、コストアップを招致し、あまり好適な方法とは言えなくなる。
近年、インクジェット記録装置の用途は多様化しており、これに伴って記録媒体の種類も増えつつある。例えば、表面が白く不透明な記録媒体であっても、その種類は、普通紙、光沢紙、半光沢紙、写真専用紙等と様々である。すなわち、表面の反射率が似通っていても、インクの定着状態が互いに異なる記録媒体が多く提供されつつあり、もはや方式1や方式2のような判別方法のみでは、これらの違いを正確に判別することは困難となっているのである。
これに対し、特許文献1に開示された方法は、記録媒体におけるインク吸収特性を直接確認できる方法である。よって、反射率の似通った記録媒体も精度良く判別し、記録媒体のインク吸収特性に基づいた最適な記録制御を実行することが可能となる。
しかしながら、昨今のインクジェット記録の小液滴化に伴い1ドットの大きさは益々小さく設計されている。すなわち、より小さなドットの集まりで形成されたマークの形状特徴を正確に判断するために、特許文献1のような方法であっても、より解像度の高い読み取りセンサが必要とされる。結果、近年のインクジェット記録装置で特許文献1に記載の方法で記録媒体の判別を行おうとすると、従来よりも解像度の高い読み取りセンサが必要とされ、コストアップが懸念される。
また仮に、センサに十分な解像度を持たせた場合であっても、記録媒体上のマークの位置と、センサの読み取り位置にずれが生じていると、マークの中心位置やその形状を正確に把握することは出来ない。すなわち、マークの形状を高精度に読み取るためには、センサとマークとの位置関係がある程度正確に固定されていなければならない。この場合、マークを形成するために使用する記録素子(ノズル)を予め定めておき、記録ヘッドとセンサの相対位置を固定しておけば、読取精度を低下させることはない。しかし、マークを記録するのに使用するノズルが固定されるため、そのノズルに吐出不良が発生すると所望のパターンが形成されず、記録媒体を誤って判別してしまう恐れが生じる。
一方で、複数のマークを複数のノズルを用いて記録すれば、読み取った複数のデータの間で平均を取ることにより、個々のノズルの吐出状態のばらつきや、紙面状態のばらつきの影響を抑えることができる。しかし、この場合には、ノズル並び方向に記録媒体を移動させ、読み取りセンサの位置に精度良く個々のマークを配置させなければならない。すなわち、記録媒体の搬送手段やセンサの取り付けにかなりの精度が要求され、記録装置自体が大掛かりで高価なものとなりかねない。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、記録されたテストパターンの特徴を、比較的簡易な構成で且つ性能の高い状態で検出できるような新たな記録媒体判別方法を提供することである。
そのために本発明においては、ノズルからインクを吐出することにより記録媒体に所定のピッチでドットが配列するテストパターンを記録する工程と、前記所定のピッチで配列するドットが複数含まれる所定のエリアの濃度を測定する工程と、前記濃度に基づいて前記記録媒体に対応する濃度Dを決定する工程と、前記濃度Dに基づいて前記記録媒体の種類を判別する工程と、を有することを特徴とする。
また、ノズルからインクを吐出する記録ヘッドを用い、記録媒体に画像を形成する画像形成装置であって、記録媒体に所定のピッチでドットが配列するテストパターンを記録する手段と、前記所定のピッチで配列するドットが複数含まれる所定のエリアの濃度を測定する濃度センサと、前記濃度に基づいて前記記録媒体に対応する濃度Dを決定する手段と、複数種類の記録媒体に対応する複数の濃度値が記憶された濃度テーブルを格納する手段と、前記濃度Dと前記複数の濃度値を比較することによって前記記録媒体の種類を判別する手段と、前記判別手段によって得られた前記記録媒体の種類を記憶する手段と、を具備することを特徴とする。
本発明によれば、記録解像度が高く小さいドットを記録するインクジェット記録装置であっても、高精度な読み取りセンサや高精度な移動走査機構を備えなくても、比較的精度の高い状態で記録媒体の種類を判別することが出来る。
図1は、本発明に適用可能な記録装置20の制御の構成を説明するためのブロック図である。図において、1は記録媒体の種類を判別するための濃度センサであり、可視光LEDとフォトダイオードにより構成される反射タイプのものである。また、2は記録信号に従って個々の記録素子よりインクを吐出する記録ヘッドであり、同色のインクを吐出する記録素子(ノズル)は、1200dpi(ドット/インチ;参考値)のピッチで配列している。本実施形態の記録ヘッド2は、シアン、マゼンダ、イエローおよびブラックの4色を吐出するマルチヘッドとなっている。13は記録媒体の左右端部を検出するための端部位置センサである。
濃度センサ1、記録ヘッド2、および端部位置センサ13は、これらとの間でデータの授受を行う中継基板4とともに、矢印X方向に移動走査するキャリッジユニット5に搭載されている。ここで、記録ヘッド2と濃度センサ1は、X方向への同一の走査において記録媒体の同領域上を走査する様に位置決めされている。なお、各色の記録ヘッドにインクを供給するためのインクタンクも、やはりキャリッジユニット5に搭載されており、個々の記録ヘッドの上部からインクを供給する様に構成されている。
中継基板4は、キャリッジユニット5とともにX方向に移動するが、中継基盤4が授受するデータは、フレキシブルケーブル15を介し、記録装置本体に固定されているメイン基板6との間で送受信される。
メイン基板6には、記録装置20全体の制御を司るCPU7が搭載されており、CPU7には受け取った各種データをA/D変換するためのA/Dコンバータ(ADC)8や、記録データを一時的に格納しておくためのメモリ9などが配備されている。また、メイン基板6は、記録装置20の外部に接続されたホスト装置19に接続されており、ホスト装置19で作成された画像データを受信したり、記録装置20の状態をホスト装置19に通知したりすることが出来る。
本実施形態のホスト装置19には、記録装置20を制御するためのドライバソフトがインストールされている。本発明特有の記録媒体判別シーケンスや記録モードの設定は、ユーザがドライバソフトを介して行い、ユーザが設定した内容はホスト装置19から記録装置20に送信される。
10は、キャリッジユニット搬送装置であり、CPU7からの信号を受けてキャリッジユニット5を所定の速度でX方向に移動させる。キャリッジユニット搬送装置10には、キャリッジユニット5を動かすためのローラ、ギア、モータ、レール、ベルトなどのような搬送に必要な部品一式が備えられている。
11は、記録媒体搬送装置であり、CPU7からの信号を受けて記録媒体をX方向とは交差する方向に搬送する。記録媒体搬送装置11には、記録媒体を給送するためのローラ、ギア、モータ、ベルトなど必要な部品一式が備えられている。12は記録中の記録媒体を下方から支持するプラテンである。プラテン上を搬送される記録媒体3においては、その浮きが懸念されることもあるが、本実施形態においては、記録媒体搬送装置11に備えられたローラによってこのような浮きは十分に抑えられている。従って、得られた濃度データに対し、濃度センサ1と記録媒体との距離の変動によって、影響を及ぼすことはない。
16は、キャリッジユニット5の初期位置(HP)を検出するためのホームポジションセンサ(HPセンサ)である。HPセンサ16がキャリッジユニット5を検出することによってキャリッジユニット5の初期位置が決定される。その後キャリッジユニット5が移動しても、HPからの移動距離は、不図示のエンコーダセンサとエンコーダスケールによって正確に把握される。
18は、記録装置の状態をユーザに告知するためのオペレーションパネル(OP)である。
図2(a)および(b)は、本実施形態の記録装置20の機構を説明するための上面図および側面図である。記録装置20の本体の記録部より下方の位置には、複数の記録媒体3を収容した給紙カセット17が着脱可能に装着される。給紙カセット17の装着は不図示のセンサによって検出される。
記録動作が開始すると、給紙カセットの最上面にある1枚の記録媒体が記録装置20内に給紙され、Uターンパスによって装置内の記録位置、すなわちプラテン12上で記録ヘッド2による記録可能な位置まで搬送される。このとき、記録媒体の先端部は装置内に設置されている先端検知センサ14によって検出される。その後、記録ヘッド2からインク吐出を行いながらキャリッジユニット5がX方向に移動する記録主走査と、当該記録主走査での記録幅に応じて記録媒体をY方向に所定量搬送する副走査とを交互に繰り返すことにより、記録媒体3には徐々に画像が形成される。
なお、以下の説明において、給紙カセット17には同一種類の記録媒体がセットされているものとする。つまり、特に給紙カセット17の着脱が確認されない限り、次回の記録も前回と同種類の記録媒体に対して行うものと判断することが出来る。よって、本実施形態の記録装置では、給紙カセット17の着脱が検出されたタイミングで、記録媒体判別モードを実行可能とする。
図3は、スタンバイ中の記録装置において給紙カセットの装着が検知された場合の、CPUが行う一連の工程を説明するためのフローチャートである。
ステップ301においてスタンバイ状態にある記録装置は、所定の時間間隔でステップS302に進み、給紙カセットのセットが行われたか否かを判断する。ここで行われていないと判断された場合はステップS301へ戻り、スタンバイ状態を継続する。一方、給紙カセットのセットが確認された場合は、ステップS303へ進む。
ステップS303では、記録媒体の種類の判別を行うか否かの選択をユーザに促すための表示をOPパネルにて行う。また同時に、ホスト装置19に対して記録装置の状態情報を送信する。ホスト装置20にインストールされているドライバソフトはこの情報を受け、モニタ画面にも同様のポップアップメッセージを表示する。ユーザはこれを確認し、ドライバソフトから記録媒体判別モードの実行・非実行を選択する。
ステップS304では、ユーザによる入力の判断を行う。ユーザによって非実行が選択されたと判断された場合には、ステップS306へ進み、記録コマンド待ち状態となる。一方、ユーザによって記録媒体判別モードの実行が選択された場合には、ステップS305へ進み、記録媒体判別モードを実行する。記録媒体判別モードについての詳細は、図4を用いて後述する。
ステップS305にて、記録媒体判別モードが実行され現在装着されているカセットに収容されている記録媒体の種類が判断されると、ステップS306へ進み、記録コマンドの有無を確認する。記録コマンドが確認されない場合には、確認されるまで当該ルーチンを繰り返し、記録コマンド待ち状態となる。
ステップS306で記録コマンドが確認されると、ステップS307へ進み設定された記録モードに従って画像を記録する。記録シーケンスについての詳細は、図9を用いて後述する。
記録シーケンスが終了すると、再びステップS306へ戻り記録コマンド待ち状態を継続する。記録コマンド待ち状態において、給紙カセットのセットが確認された場合には、ステップS302にジャンプする。
図4は、本実施形態の記録媒体判別モードにおいてCPU7が実行する各工程を説明するためのフローチャートである。
記録媒体判別モードが開始されると、まずステップS401へ進み、テストパターンの記録を実行する。具体的には、給紙カセット内の最上位にある記録媒体が装置本体内に給紙され、Uターンパスの後、記録位置まで搬送される。記録紙先端検知センサ14が記録媒体3の先端を検知することにより、Y方向に対する正確な位置合わせが行われる。
次に、キャリッジユニット5を、キャリッジユニット搬送装置10を用いてHPとは逆方向に移動させながら、記録紙端部検知センサ13の出力を逐次取得する。キャリッジユニット5を全可動範囲内で移動させる間に、記録紙端部検知センサ13によって記録媒体の右端と左端が検出される。この検出タイミングによって記録媒体の記録可能幅が取得される。
次に、得られた記録可能幅内に収まる様に、キャリッジユニット5の搬送と記録ヘッド2のインク吐出を制御しながら、記録媒体3に所定のテストパターンを記録する。
図5(a)および(b)は、本実施形態でのテストパターンと、当該テストパターンを読み取る濃度センサ1のアパーチャの関係を説明するための模式図である。図5(a)は、濃度センサ1のアパーチャサイズを説明するための図で、本実施形態では30dpiに相当する大きさ、すなわち約847μm四方の広さを示している。
同図(b)は本実施形態のテストパターンを示し、縦方向横方向共に1ドットずつ複数のドットが等間隔で記録されている。各ドットを記録するのに適用するインク色は、濃度センサ1に備わる光源の分光感度特性と最も合致した色のものを選択すれば良い。何故なら、パターンを読み取る濃度センサ1が、ドットが記録された位置と記録されていない位置のSN比を比較的高い状態で取得することが望まれるからである。本実施形態の濃度センサ1は緑色LEDを発光素子、可視域に感度特性を持つフォトダイオードを受光素子として備えるものとする。そして、緑色LEDに最も感度良く対応する色としてブラックインクを選択し、これによって図5(b)に示したテストパターンを記録する。
本実施形態において、個々のドットは120dpiに相当する間隔すなわち約212μmの間隔で記録されている。本実施形態の記録ヘッドは、1200dpiのノズル解像度を有しているので、10ノズルおきに吐出させれば上記解像度を実現することができる。この間隔は、特に本発明を限定するものではないが、最もインクが滲みやすい記録媒体であっても、隣接するドット同士が互いに重なり合わない程度に近接した距離であることが好適である。後に詳しく説明するが、本発明では個々のドットの面積の差がアパーチャサイズ内のテストパターンの濃度に影響することを利用して、記録媒体の種類を判定している。よって、個々のドットの面積の差が明確に現れるような記録状態が求められるのである。また一方で、最もインク吸収可能量が少ない記録媒体において、当該インク吸収可能量を超えない密度でドットが記録されなければならない。
本実施形態の濃度センサ1は、その受光素子にレンズなどの光学系を備えておらず、受光面手前に窓を構成するだけの簡易な構成となっている。よって、センサの読み取り解像度も然程高くはなく、約30dpiすなわち、約847μm四方のアパーチャサイズとなっている。
濃度センサ1のアパーチャサイズは約847μm四方であるが、テストパターンは更に広い範囲でドットを記録する。このようにすれば、パターンの記録位置と濃度センサ1の読み取り位置との間に多少の誤差が含まれていても、濃度センサ1のアパーチャの中には安定した数(ここでは16個)のドットを存在させることができる。また、本実施形態においては、互いに異なる位置で複数回の濃度測定が可能なように、広い範囲あるいは数箇所に渡って図5(b)に示したようなテストパターンが記録される。
図6は、図5(b)で説明したテストパターンの記録例を示した模式図である。本例において、副走査方向には記録ヘッドの記録可能幅、主走査方向には記録媒体の記録可能幅全域にテストパターンが記録されている。既に図1を用いて説明したように、本実施形態の記録ヘッド2と濃度センサ1とは、同一の主走査において記録媒体の同領域上を走査するよう配置されている。本例のようなテストパターンであれば、テストパターン記録のための主走査と濃度読み取りのための主走査との間に記録媒体の搬送動作を行う必要がない。よって、読み取りのための1回の主走査でテストパターン上の異なる複数の位置に対して複数回の濃度測定を実行できる。
再び図4のフローチャートに戻る。ステップS401によってテストパターンが記録されると、CPU7はキャリッジユニット5をHPに戻し、記録されたインクが記録媒体に充分に定着するまで所定時間待機する。その後、ステップS402に進む。
ステップS402では、濃度センサ1が記録したテストパターンの読み取りが可能な位置までキャリッジユニット5を移動させ、濃度センサ1によってテストパターンの濃度を検出する。図6で示したテストパターンであれば、1回の主走査の間に複数回の濃度測定を行うことが出来る。濃度センサ1の出力信号は、中継基板4からフレキケーブル15を経由してメイン基板6のCPU7に伝達され、ADC8にてAD変換される。得られたデジタルデータから複数の濃度値の平均値を算出し、この値を記録媒体の濃度値Dとする。図6のパターンのように同一の主走査で複数回の濃度測定を行う場合、濃度測定回数すなわち得られるデジタルデータ数は、キャリッジユニットの移動速度とADCの変換速度能力によって決まる。
図7(a)〜(c)は、図5(b)のようにドットを記録した際に、実際に記録媒体上で形成されるドットの様子を、異なる種類の記録媒体(OHP用紙、半光沢紙、普通紙)ごとに示した図である。図7(a)は、OHP用紙のような比較的インク吸収性の低い記録媒体に形成されたドットを示している。インク吸収性の低い記録媒体では、付与されたインクが記録媒体に即座に浸透しないため、表面張力によって凝縮した状態で徐々に定着する。よって、形成されるドットの形状は丸く、小さい。
図7(b)は、半光沢紙のようなインク吸収性の高いインク受容層を設けた専用紙に形成されたドットを示している。インク吸収性の高い記録媒体では、付与されたインクが記録媒体の深さ方向だけでなく、その周辺に対しても即座に浸透するため、形成されるドットの形状は丸いが、その径はOHP用紙の場合よりも大きい。
図7(c)は普通紙に形成されたドットを示した図である。普通紙の場合には、インク吸収性が高い上に、不規則に絡み合う紙の繊維に沿ってインクが広く滲んでいく。結果、形成されるドットの形状は不均一で、その面積は3種の記録媒体中最も大きい。
本実施形態において、濃度センサ1のアパーチャサイズは約847μm四方であり、この領域には約16個分のドットが記録されている。複数のドット同士が互いに重なり合わない本実施形態のテストパターンの場合、アパーチャサイズ内の白紙領域のどの程度の面積がインクによって被覆されているか(被覆率)によって、出力濃度が決まる。すなわち、個々のドット面積が最も小さいOHP用紙では得られた濃度Dの値が3紙中最も低く、個々のドット面積が最も大きい普通紙では3紙中最も高くなる。
再び、図4のフローチャートに戻る。ステップS402で濃度値Dが得られると、テストパターンを記録した記録媒体を排紙し、ステップS403へ進む。ステップS403では、装置内に格納されている濃度値テーブルを参照し、ここに記憶されている各種データと得られた濃度値Dとを比較する。
図8は記録装置本体に格納されている濃度値テーブルを説明するための図である。ここでは代表的な5種類の記録媒体に対応する5つの標準的な濃度値a〜eが記憶されている。CPUは、a〜eの中か濃度値Dに最も近い濃度値を選出し、これに対応する記録媒体種を判別結果として決定する(ステップS404)。
その後、ステップS405へ進み、得られた記録媒体情報を記録装置内の所定のメモリ領域に記憶する。以上で、記録媒体判別モードが完了し、図3で示したフローチャートに戻る。
図9は、図3のフローチャートで説明したステップS307の記録シーケンスにおいて、CPU7が実行する各工程を説明するためのフローチャートである。
記録シーケンスが開始されると、CPUはホスト装置19より記録データを受信し、装置内のメモリに順次記憶する(ステップS901)。この記録データの先頭部分(ヘッダ)には、ユーザがドライバソフト上で設定した記録媒体の情報も含まれている。
ステップS902において、CPUはユーザがドライバソフト上で設定した記録媒体の種類と、記録媒体判別モードによって得られた記録媒体の種類との整合性をチェックする。 続くステップS903で整合性がある、すなわちユーザがドライバソフト上で設定した記録媒体の種類と記録媒体判別モードによって得られた記録媒体の種類が一致すると判断された場合、ステップS904に進む。一方、ステップS903で整合性がない、すなわちユーザがドライバソフト上で設定した記録媒体の種類と記録媒体判別モードによって得られた記録媒体の種類が一致しないと判断された場合は、ステップS905に進む。
ステップS905では、ドライバソフトで選択されている記録媒体種と、記録媒体判別モードによって取得された記録媒体種の情報が一致していないことを示すメッセージを、OPに表示する。
続いてステップS906に進み、CPU7はホスト装置19にアクセスすることによって、ドライバソフトにOPと同じ内容のポップアップメッセージをモニタ上に表示させる。更に、ドライバソフトから、設定した記録媒体種のまま記録を開始するか、あるいは記録媒体種を変更するかの選択をユーザに促す表示も行わせる。
ステップS907では、ユーザが再度ドライバソフトに入力した情報から、ドライバソフトから入力された記録媒体種の設定で記録を開始するか、記録媒体種を変更するかを判断する。ステップS907で記録媒体種を変更すると判断された場合には、ステップS908に進み、ユーザによる新たな記録媒体種の情報をドライバソフトより受信する。その後、ステップS902に戻り、新たにドライバソフト上で設定された記録媒体の種類と、記録媒体判別モードによって得られた記録媒体の種類との整合性を再度チェックする。
ステップS903において2つの記録媒体種に整合性があると判断された場合、あるいはステップS907においてドライバソフトから入力した記録媒体種の設定で記録を開始するとユーザが判断した場合には、ステップS904に進む。そして、既に判断されている記録媒体の種類に対応する記録モードに従って記録を実行する。その後、図3で説明したフローチャートに戻る。
以上説明した構成によれば、テストパターンに記録される個々のドット径が小さい場合であっても、個々のドット径よりもはるかに大きなアパーチャサイズの濃度センサで複数のドットをマクロ的に検知することにより、記録媒体の種類を判断することが出来る。この場合、所定アパーチャ内の光学濃度が検知できれば良いので、比較的簡易な構成の濃度センサを用いても、その目的を達成することが出来る。また、一様なテストパターンをアパーチャよりも広い範囲で記録することにより、テストパターンの記録位置とセンサの読み取り位置との間に多少のずれが生じても、得られる結果に影響を及ぼすことはない。更に、複数の異なるノズルによって記録された複数のドットを1回の読み取り動作で検出するので、個々のノズルの吐出ばらつきによる影響も予め抑えられている。
すなわち、本発明によれば、記録解像度が高く小さいドットを記録するインクジェット記録装置であっても、特許文献1で説明したような高精度な読み取りセンサや高精度な移動走査機構を備えなくても、精度の高い状態で記録媒体の種類を判別することが出来る。
なお、以上説明した実施形態では緑色LEDの発光素子を有する濃度センサに対し、テストパターンをブラックインクで記録することによって対応したが、無論、本発明はこのような組み合わせに限定されるものではない。既に説明したように、テストパターンを記録する際のインクは、濃度センサに備わる光源の分光感度特性と極力合致したものであればよい。
よって、例えば発光素子が青色LEDであれば、テストパターンはイエローインクを用いるのが適当と言える。イエローインクのみで記録したテストパターンは、視覚的に目立ちにくいことが予想されるので、実画像を記録する際に、その余白部分などにテストパターンを記録してしまっても良い。この場合、記録媒体判別モードのために記録媒体を消費することがないので、ランニングコストを低減する効果が得られる。
また、上記実施形態では、記録媒体判別モードの結果をドライバソフトで設定されている記録媒体種の確認及び最適化のために利用したが、本発明はこれに限定されるものではい。例えば、記録媒体判別モードの結果を優先して、記録方法を適切に変更したり、画像処理に用いるパラメータなどを変更したりする構成であっても本発明は有効である。更に、ドライバソフトからの記録媒体種の設定は本発明に必須の要件ではなく、記録媒体判別モードの結果のみに応じて、記録モードが設定される構成であっても構わない。
また、以上では記録媒体の種類に応じて記録モードを変更すると説明したが、一般には、記録媒体の種類以外にも、画像の種類、品位、記録速度など様々な設定条件に応じて、様々な記録モード用意されている。但し、記録媒体の種類に基づいて、それぞれの記録媒体に適した記録モードが設定されると言う意味において、本発明の意図するところは変わらない。
また、上記実施形態では給紙カセットがセットされた後に、自動的に記録媒体判別シーケンスを促す工程としたが、記録媒体判別シーケンスを行うタイミングはこれに限定されるものではない。ユーザが希望したときに適宜行うものであっても、記録コマンドが受信されるたびに行うものであっても、本発明の効果に変わりはない。更に、記録媒体が給紙カセットから供給される構成でなくとも、例えばロール紙に記録を行う構成であっても、本発明は有効である。
更に、以上の実施形態では、ホスト装置を記録装置の外部に接続した記録システムについて説明を行ったが、本発明はこのような構成に限定されるものでもない。外付けされたホスト装置や、ドライバソフトが介在しなくても、記録装置に備えられたCPU、オペレーションパネル(OP)、更にOP上に操作ボタン等を用意することにより、上記実施形態と同様の効果を得ることも出来る。逆に、記録装置にオペレーションパネルが備わっていなくても、ドライバソフトで全てに対応することも可能である。
本発明に適用可能な記録装置の制御の構成を説明するためのブロック図である。 (a)および(b)は、本実施形態の記録装置の機構を説明するための上面図および側面図である。 スタンバイ中の記録装置において給紙カセットの装着が検知された場合の、CPUが行う一連の工程を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態の記録媒体判別モードにおいてCPUが実行する各工程を説明するためのフローチャートである。 (a)およ(b)は、テストパターンと、濃度センサのアパーチャの関係を説明するための模式図である。 テストパターンの記録例を示した模式図である。 (a)〜(c)は、記録媒体上で形成されるドットの様子を、異なる種類の記録媒体ごとに示した図である。 記録装置本体に格納されている濃度値テーブルを説明するための図である。 記録シーケンスにおいて、CPUが実行する各工程を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 濃度センサ
2 記録ヘッド
3 記録媒体
4 中継基板
5 キャリッジユニット
6 メイン基板
7 CPU
8 ADC
9 メモリ
10 キャリッジユニット搬送装置
11 記録媒体搬送装置
12 プラテン
13 端部位置センサ
14 先端検知センサ
15 フレキシブルケーブル
16 ホームポジションセンサ
17 給紙カセット
18 オペレーションパネル
19 ホスト装置
20 記録装置

Claims (11)

  1. ノズルからインクを吐出することにより記録媒体に所定のピッチでドットが配列するテストパターンを記録する工程と、
    前記所定のピッチで配列するドットが複数含まれる所定のエリアの濃度を測定する工程と、
    前記濃度に基づいて前記記録媒体に対応する濃度Dを決定する工程と、
    前記濃度Dに基づいて前記記録媒体の種類を判別する工程と
    を有することを特徴とする記録媒体判別方法。
  2. 複数種類の記録媒体に対応する複数の濃度値が記憶された濃度テーブルを用意し、
    前記判別工程では、前記濃度Dと前記複数の濃度値を比較することによって前記記録媒体の種類を判別することを特徴とする請求項1に記載の記録媒体判別方法。
  3. 前記所定のピッチとは、隣接するドットが互いに重複しない間隔であることを特徴とする請求項1または2に記載の記録媒体判別方法。
  4. 前記所定のピッチとは、前記記録媒体のインク吸収可能量を超えない範囲の間隔であることを特徴とする請求項1または2に記載の記録媒体判別方法。
  5. 前記濃度測定工程では、前記所定のピッチに相当する解像度よりも低い解像度のセンサを用いて前記所定のエリアの濃度を測定することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の記録媒体判別方法。
  6. 前記テストパターンの記録領域は、前記所定のエリアよりも大きいことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の記録媒体判別方法。
  7. 前記測定工程では複数箇所の前記所定のエリアの濃度を測定し、前記決定工程では前記複数箇所の前記所定のエリアの濃度の平均値より前記濃度Dを決定することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の記録媒体判別方法。
  8. 前記記録工程の終了後、所定の待機時間の後に前記濃度測定工程を行うことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の記録媒体判別方法。
  9. ノズルからインクを吐出する記録ヘッドを用い、記録媒体に画像を形成するインクジェット記録装置であって、
    記録媒体に所定のピッチでドットが配列するテストパターンを記録する手段と、
    前記所定のピッチで配列するドットが複数含まれる所定のエリアの濃度を測定する濃度センサと、
    前記濃度に基づいて前記記録媒体に対応する濃度Dを決定する手段と、
    複数種類の記録媒体に対応する複数の濃度値が記憶された濃度テーブルを格納する手段と、
    前記濃度Dと前記複数の濃度値を比較することによって前記記録媒体の種類を判別する手段と、
    前記判別手段によって得られた前記記録媒体の種類を記憶する手段と
    を具備することを特徴とするインクジェット記録装置。
  10. 前記記憶手段に記憶された前記記録媒体の種類に応じて、実画像を記録する際の記録モードを設定する手段を更に具備することを特徴とする請求項9に記載のインクジェット記録装置。
  11. 前記記録ヘッドと前記濃度センサを前記記録媒体に対して相対的に移動走査させる手段を更に具備し、
    1回の前記移動走査の間に前記テストパターンの複数箇所の前記所定のエリアの濃度を前記センサによって測定することを特徴とする請求項9または10に記載のインクジェット記録装置。
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