JP2002365969A - 画像形成装置、製本モード制御方法、製本モード制御プログラムおよびこのプログラムが記録された記憶媒体 - Google Patents

画像形成装置、製本モード制御方法、製本モード制御プログラムおよびこのプログラムが記録された記憶媒体

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JP2002365969A
JP2002365969A JP2001169096A JP2001169096A JP2002365969A JP 2002365969 A JP2002365969 A JP 2002365969A JP 2001169096 A JP2001169096 A JP 2001169096A JP 2001169096 A JP2001169096 A JP 2001169096A JP 2002365969 A JP2002365969 A JP 2002365969A
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Mitsushige Murata
光繁 村田
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  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 製本モードのときに分割モードの設定の有無
により制御をかえ、適切な処理をして多数枚の用紙によ
り構成される用紙束を高品位に折り曲げることができる
ようにする。 【解決手段】 製本モードに、パンフレットを構成する
複数枚の出力用紙を複数の分割用紙束に分割して前記後
処理部にて後処理を行う分割モードを設定し、分割モー
ド選択時に、前記各分割用紙束がページ順になるように
分割用紙束を構成する各出力用紙の表裏に画像データが
それぞれ2ページ分割り付けられるように画像配置を制
御する面付け手段を有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、出力用紙を複数枚
重ね中央より折り返したときにページ順になるように割
り当てた画像データに基づき、各出力用紙の表面と裏面
に印刷し、印刷された出力用紙を半分に折り返して製本
する画像形成装置、製本モード制御方法、製本モード制
御プログラムおよびこのプログラムが記録された記憶媒
体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、複写するための全ての原稿を
読み取り、得られた原稿画像データをハードディスク等
の外部記憶装置に一旦記憶し、プリントアウト時に、そ
の外部記憶装置から原稿画像データを繰り返し読み出
し、その原稿画像データに基づきプリントアウトする電
子ソート機能を備えたデジタル複写機が知られている。
【0003】このような電子ソート機能を備えたデジタ
ル複写機を利用して、パンフレット機能を行う場合、出
力紙で作成されたパンフレットがページ順になるように
するため、重ねて中心線で折り返した出力用紙の表裏
に、原稿がそれぞれ2ページ分割り付けられるように、
原稿画像の配置を制御している。左開き右開きの製本を
作成した後、重ねられた出力紙の中心線に沿って、サド
ルスイッチ装置によりステッチし、折り返して、週刊誌
とじを実現していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、出力紙
のページ数が多い場合や、出力する用紙の厚さが厚い場
合などは、用紙束を折り返しがあまくなって排出された
用紙束が開いた状態になってしまうことがあった。ま
た、出力された用紙束にパンチなど施す場合にページ数
が多いとパンチ処理が行えないなどの制約があった。
【0005】本発明の目的は、上記のような問題点を解
決し、製本モードのときに分割モードの設定の有無によ
り制御をかえ、適切な処理ができる画像形成装置、製本
モード制御方法、製本モード制御プログラムおよびこの
プログラムが記録されたコンピュータ読取り可能な記録
媒体を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る画像形成装置は、用紙の表裏面に画像
を形成する画像形成部と、該画像形成部から出力された
複数枚の出力用紙を重ねて中央で折って製本する後処理
部を備え、製本モード時には、複数枚の出力用紙で作成
されたパンフレットがページ順になるようにするため出
力用紙の表裏に画像データがそれぞれ2ページ分割り付
けられるように画像配置を制御する画像形成装置におい
て、前記製本モードに、パンフレットを構成する複数枚
の出力用紙を複数の分割用紙束に分割して前記後処理部
にて後処理を行う分割モードを設定し、該分割モード選
択時に、前記各分割用紙束がページ順になるように分割
用紙束を構成する各出力用紙の表裏に画像データがそれ
ぞれ2ページ分割り付けられるように画像配置を制御す
る面付け手段を有することを特徴とする。
【0007】また、前記面付け手段は、分割された分割
用紙束の各々に対して、パンフレットを構成する用紙の
ページ全てが連続するページ番号となるように画像配置
を制御することを特徴とする。
【0008】さらに、本発明に係る画像形成装置の製本
モード制御方法は、用紙の表裏面に画像を形成する画像
形成部と、該画像形成部から出力された複数枚の出力用
紙を重ねて中央で折って製本する後処理部を備え、製本
モード時には、複数枚の出力用紙で作成されたパンフレ
ットがページ順になるようにするため出力用紙の表裏に
画像データがそれぞれ2ページ分割り付けられるように
画像配置を制御する画像形成装置において、出力用紙の
枚数が後処理部で処理できる枚数より多い場合に、パン
フレットを構成する複数枚の出力用紙を複数の分割用紙
束に分割し、分割用紙束毎に後処理部にて後処理を行
い、前記各分割用紙束がページ順になるように分割用紙
束を構成する各出力用紙の表裏に画像データがそれぞれ
2ページ分割り付けることを特徴とする。
【0009】さらに、本発明に係る画像形成装置の製本
モード制御プログラムは、製本モードが開始されると、
原稿画像を全て画像記憶部に記憶し、原稿画像の枚数か
ら出力用紙の枚数を求め、次いで、出力用紙の枚数が後
処理部で処理できる枚数より多いか否かを判定し、肯定
判定の場合は、パンフレットを構成する複数枚の出力用
紙を所定枚数毎の分割用紙束に分割する数を算出し、否
定判定の場合は分割数nを1として次行程に進み、分割
回数をカウントするためのカウンタkを1とし、k番目
の分割の出力用紙を随時後処理部へ出力するように制御
し、このとき出力用紙を重ねて中央で折り返したとき
に、ページ順になるように出力用紙の表裏にそれぞれ2
ページの原稿画像を割り付けるように制御して後処理す
べき枚数になるまで画像形成を行って用紙を後処理部に
出力し、その後、後処理部で出力用紙を半分に折って排
出し、排出した分割用紙束が、分割の最終の束であるか
判定し、否定判定の場合は、分割回数カウンタkを1イ
ンクリメントし次の分割用紙束の処理を行い、肯定判定
の場合は、設定された部数の出力が終了したか判断し、
否定判定なら処理を製本手順を繰り返し、肯定判定なら
製本モードの処理を終了することを特徴とする。
【0010】さらに、本発明に係る製本モード制御プロ
グラムが記録された記憶媒体は、上記製本モード制御プ
ログラムが記録されている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明を図示の実施の形態
に基づいて詳細に説明する。図4には本発明が適用され
る一般的な画像形成装置の構成例が示されている。ま
た、図5に、図4のフィニッシャとサドルステッチ装置
の外観を示す斜視図を示す。なお、以下の本発明に係る
画像形成装置の実施形態の説明は、本発明に係る製本モ
ード制御方法、製本モード制御プログラムおよびこのプ
ログラムが記録された記憶媒体の実施形態の説明を兼ね
る。
【0012】この画像形成装置は、画像形成部としての
複写装置本体100と循環式自動原稿送り装置(AD
F)180と、複写装置本体100から出力される複数
枚の出力用紙を重ねて中央で折って製本する後処理部と
してのフィニッシャ401とを備えている。
【0013】ADF180の読み取りモードには、AD
F180内に載せた原稿を下から給紙する降順読み取り
モードと、上から給紙する昇順読み取りモードがある。
【0014】複写装置本体100を説明する。101は
原稿載置台としてのプラテンガラスであり、ADF18
0により給紙された原稿を載置するためのものである。
102はスキャナであり、原稿照明ランプ103と、走
査ミラー104とを有し、原稿載置台101に載置され
た原稿をスキャンするものである。
【0015】図示しないモータによりスキャナ102が
所定方向に往復走査されたとき、原稿からの反射光は、
走査ミラー104〜106を介してレンズ108に導か
れ、レンズ108を透過した光は読取素子(CCD(Cha
rge coupled device)) 109に結像される。CCD1
09からの画像信号は後述する所定の画像処理が行われ
る。
【0016】120は露光制御部であり、レーザと、ポ
リゴンスキャナとを有し、変調されたレーザ光129を
出射するものである。出射されたレーザ光は複数のミラ
ーにより感光体ドラム110に導かれる。
【0017】126は画像形成部であり、感光体ドラム
110の周囲に、1次帯電器112と、現像器121
と、転写帯電器118と、クリーニング装置116と、
前露光ランプ114が配置してある。
【0018】感光体ドラム110は図示しないモータに
より図4に矢印で示す方向に回転され、1次帯電器11
2により所望の電位に帯電された後、露光制御部120
からのレーザ光12が照射され、感光体ドラム110に
静電潜像が形成される。感光体ドラム110上に形成さ
れた静電潜像は、現像器121により現像されて、トナ
ー像として可視化される。
【0019】131は上段カセット、132は下段カセ
ットであり、用紙を収納するためのものである。
【0020】上段カセット131の用紙は、ピックアッ
プローラ133により1枚づつ取り出され、給紙ローラ
135により経路160を通ってレジストローラ137
に送られる。下段カセット132の用紙は、ピックアッ
プローラ134により1枚づつ取り出され、給紙ローラ
136により経路160を通ってレジストローラ137
に送られる。
【0021】118は転写帯電器であり、レジストロー
ラ137により転写ベルト130に送られる用紙(転写
紙)に、感光体ドラム110上のトナー像を転写させる
ものである。
【0022】転写後の感光体ドラム110の残留トナー
は、クリーナー装置116により清掃され、残留電荷が
前露光ランプ114により消去される。
【0023】119は吸着帯電器であり、レジストロー
ラ137から送られた転写紙を転写ベルト130に吸着
させるものである。
【0024】138は転写ベルトローラであり、転写ベ
ルト130を回転させるものであり、吸着帯電器119
と協働して転写ベルト130に転写紙を吸着帯電させる
ものである。転写後の転写紙は転写ベルト130から分
離され、転写紙上のトナー像は定着前帯電器139,1
40により再帯電され、ついで、定着器141により加
圧、加熱されて定着され、排紙ローラ142により本体
100外に排出される。
【0025】150はデッキであり、多量の転写紙、例
えば、4000枚の転写紙を収納するためのものであ
る。
【0026】151はデッキ150のリフタ151であ
り、給紙ローラ152に転写紙が常に当接するように、
転写紙の量に応じて上昇する。153はマルチ手差し1
53であり、例えば100枚の転写紙を収容し得るよう
になっている。
【0027】154は排紙フラッパであり、両面記録側
ないし多重記録側と排紙側の経路を切り替えるためのも
のである。排紙ローラ142から送り出された転写紙
は、この排紙フラッパ154により両面記録側ないし多
重記録側に切り替えられる。
【0028】158は下搬送パスであり、排紙ローラ1
42から送り出された転写紙を反転パス155を介し、
転写紙を裏返して再給紙トレイ156に導くためのもの
である。
【0029】157は両面記録と多重記録の経路を切り
替える多重フラッパであり、これを左方向に倒すことに
より、転写紙を反転パス155に介さずに、直接、下搬
送パス158に導くためのものである。159は給紙ロ
ーラであり、経路160を通して転写紙を感光体ドラム
126側に給紙するものである。
【0030】161は排出ローラであり、排紙フラッパ
154の近傍に配置してあり、排紙フラッパ154によ
り排出側に切り替えられた転写紙を本装置外に排出する
ものである。
【0031】両面記録(両面複写)や多重記録(多重複
写)時には、排紙フラッパ154を上方に上げて、複写
済みの転写紙を搬送パス155,158を介して裏返し
た状態で再給紙トレイ156に格納する。
【0032】このとき、両面記録時には、多重フラッパ
157を右方向へ倒し、多重記録時には、再給紙トレイ
156に格納されている転写紙が、下から1枚ずつ給紙
ローラ159により経路160を介して本体のレジスト
ローラ13に導かれる。
【0033】本体から転写紙を反転して排出する時に
は、排紙フラッパ154を上方へ上げ、多重フラッパ1
57を右方向へ倒し、複写済みの転写紙を搬送パス15
5側へ搬送し、転写紙の後端が第1の送りローラ162
を通過した後に、反転ローラ163によって第2の送り
ローラ側へ搬送し、排出ローラ161によって、転写紙
を裏返して本装置外に排出される。
【0034】転写紙は、図5に示されるように、後処理
部であるフィニッシャ401に排出される。402,4
03,404はステイプルトレイであり、フィニッシャ
401内でステイプル単位ごとに転写紙が溜められ、溜
められた転写紙がステイプルされ、所定のトレイに排出
される。
【0035】後述するパンフレットモードの場合には、
フィニッシャ401内でステッチ単位ごとに転写紙が溜
められ、溜められた転写紙が中央線に沿って2ヶ所綴じ
されて、中心線で折り曲げられ、ステッチトレイ405
に排出される。ステイプルトレイやステッチトレイが何
らかの原因で使用できない場合には、転写紙は割り込み
トレイ406に排出される。
【0036】次に、図6を用いて、図4の画像形成装置
の制御ブロックについて説明する。図6は、図4の画像
形成装置の制御ブロック図である。図6において、10
8,109は図4と同一部分を示す。
【0037】201は画像読み取り部であり、レンズ1
08と、CCD109と、アナログ信号処理部202と
を有し、原稿画像をレンズ108によりCCD109に
結像させ、CCD109からのアナログ電気信号を、ア
ナログ信号処理部202によりサンプル・ホールドし、
ダークレベルを補正し、デジタル信号に変換し、デジタ
ル化された信号をシェーディング補正し(原稿を読み取
るセンサのばらつき、および原稿照明用ランプの配光特
性の補正を行ない)、変倍処理するものである。
【0038】203は電子ソータ部であり、画像読み取
り部201から送られた画像がBlackの輝度データ
として入力され、γ補正等の出力系で必要な補正処理
や、スムージング処理、エッジ強調、画像の回転、その
他の処理、加工等を行うものである。
【0039】204はプリンタ部であり、図4に示す露
光制御部120と画像形成部126と転写紙の搬送制御
部を有し、入力された画像信号に基づき、転写紙上に画
像を記録するものである。205はCPU(central pro
cessing unit) 回路部であり、CPU206と、ROM
(read only memory) 207と、RAM(random access
memory)208とを有し、画像読み取り部201と、電
子ソータ部203と、プリンタ部204とを制御し、本
装置のシーケンスを統括的に制御するものである。
【0040】図7に図6に示す電子ソータ部203の構
成を示す。図7において、301はlog変換部であ
り、画像読み取り部201からの輝度データに対応する
テーブル値を、起動データを濃度データに変換するため
のLUT(look up table)に従って出力することによっ
て、輝度データを多値の濃度データに変換するものであ
る。
【0041】302は2値化部であり、log変換部3
01からの多値の濃度データを2値化し、濃度値を8b
itの「0」または「255」とするものである。
【0042】303は制御部であり、2値化部302か
ら2値化された画像データが入力されるか、あるいは、
コンピュータからの画像データであって外部I/F処理
部により処理されて得られた2値画像データが入力さ
れ、本体からの指令により、画像記憶部304の制御部
を結ぶパスを選択して、コピーを行う原稿の全画像を画
像記憶部304に一旦格納したり、画像記憶部304か
ら画像データを順次読み出して出力するものである。
【0043】2値化により得られた8bitの画像デー
タは、「0」または「1」の1bitの画像データに変
換されるので、画像記憶部304に格納される画像デー
タ量は少なくなる。画像記憶部304はSCSIコント
ローラとハードディスク(外部記憶装置)を有する複数
の記憶部と制御部により構成されている。複数の記憶部
それぞれ独立して動作することができる。
【0044】305は平滑化部であり、制御部308に
より画像記憶部304から読み出された1bitのデー
タを8bitのデータに変換し、画像データの信号を
「0」または「255」にするものである。306はγ
補正部であり、平滑化部305からの8bitのデータ
をγ補正するものであり、濃度データを出力する際に、
プリンタの特性を考慮したLUTによる変換を行い、操
作部で設定された濃度値に応じた出力の調整を行うもの
である。
【0045】次に、電子ソータ部203の動作を説明す
る。画像読み取り部201から送られた画像は、Bla
ckの輝度のデータとして入力され、log変換部30
1により、輝度データを濃度データに変換するためのL
UT(look up table)に従って、輝度データに対応する
テーブル値(濃度データ)が出力され、得られた濃度デ
ータは2値化部302により2値化され、1bitの画
像データに変換される。
【0046】しかし、画像を2値化すると、画像の階調
数は256階調から2階調になるため、写真画像のよう
な中間調の多い画像データは2値化した場合、一般に、
画像の劣化が著しい。
【0047】そこで、2値データによる擬似的な中間調
表現をする必要がある。ここでは、2値のデータで擬似
的に中間調表現を行う手法として誤差拡散法を用いる。
この方法は、ある画像の濃度がある閾値より大きい場合
は、「255」の濃度データであるとし、ある閾値以下
である場合は、「0」の濃度データであるとして2値化
した後、実際の濃度データと2値化されたデータの差分
を誤差信号として、回りの画素に配分する方法である。
【0048】誤差の配分は、予め用意されているマトリ
クス上の重み係数を2値化によって生じる誤差に対して
掛け合わせ、回りの画素に加算することによって行う。
これによって、画像全体での濃度平均値が保存され、中
間調を擬似的に2値で表現することができる。
【0049】2値化された画像データは、本体からの指
令に従って、制御部303により、画像記憶部304の
制御部に結ぶパスを選択し、コピーを行う原稿の全画像
を画像記憶部304に一旦格納し、画像記憶部304か
ら画像データを順次読み出す。
【0050】本体からの指令により、画像記憶部304
の制御部は指示された記憶部と結び、SCSIコントロ
ーラからの指令に従い、ハードディスクに画像データを
書き込む。
【0051】ハードディスクに格納された複数の画像デ
ータは、複写機の操作部で指定された編集モードに応じ
た順序で出力される。例えば、ソートの場合、DF(doc
ument feeder) から原稿束の最終ページから最初のペー
ジに向かって順に読み込み、一旦、画像記憶部304の
ハードディスクに格納する。
【0052】そして、最終ページから最初のページに向
かって順番に、画像記憶部304のハードディスクから
原稿の画像データを読み出し、これを複数回繰り返して
出力する。これにより、複数のピンを有するソータと同
じ役割を果たすことができる。
【0053】画像記憶部304から読み出された1bi
tの画像データは、平滑化部305により、8bitの
画像データに変換される。
【0054】変換された画像データは、予め決められた
マトリクス上の係数と、近傍画素の濃度値をそれぞれ乗
算したものの総和で得られる。重みづけされた平均値に
置き換えられる。
【0055】これによって2値のデータは近傍の画素に
おける濃度値に応じて多値のデータに変換され、読み取
られた画像により近い画質が再現できる。平滑化された
画像データは、γ補正部306に入力される。
【0056】γ補正部306では、濃度データを出力す
る際に、プリンタの特性を考慮したLUTにより変換が
行われ、操作部で設定された濃度値に応じた出力の調整
が行われる。
【0057】図1は図6のRAM208にストアされる
制御プログラムの一例を示すフローチャートである。
【0058】すなわち、製本モードに、パンフレットを
構成する複数枚の出力用紙を複数の分割用紙束に分割し
てフィニッシャ401にて後処理を行う分割モードを設
定し、分割モード選択時に、各分割用紙束がページ順に
なるように分割用紙束を構成する各出力用紙の表裏に画
像データがそれぞれ2ページ分割り付けられるように画
像配置を制御する面付け手段を有する。
【0059】面付け手段は図6のRAM208にストア
された制御プログラムを実行するCPU206によって
構成される。
【0060】CPU206は、制御プログラムに基づい
て、分割された分割用紙束の各々に対して、パンフレッ
トを構成する用紙のページ全てが連続するページ番号と
なるように画像配置を制御するもので、出力用紙の枚数
がフィニッシャ401で折り曲げ処理できる枚数より多
い場合に、パンフレットを構成する複数枚の出力用紙を
複数の分割用紙束に分割し、分割用紙束毎に後処理部に
て後処理を行い、各分割用紙束がページ順になるように
分割用紙束を構成する各出力用紙の表裏に画像データが
それぞれ2ページ分割り付ける。
【0061】次に、制御プログラムについて詳細に説明
する。パンフレットモードが選択されると、処理が開始
される。原稿を全て画像記憶部304(図7)に記憶
し、原稿の枚数を求め(S501)、原稿枚数から出力
用紙の枚数を求める(S503)。ついで、出力用紙の
枚数がステッチ手段と折り手段で制御できる枚数より多
いか否かを判定する(S505)。
【0062】肯定判定された場合、本来、図2(A),
図3(A)に示すように、1束の用紙束に形成され出力
されるものを、図2(B),図3(B)に示す様、1束
の用紙枚数がステッチ手段と折り手段で制御できる枚数
より小さくなるように分割して用紙出力を行うことにす
る。このとき分割される数nは、次の割付計算式により
算出される(S507)。
【0063】すなわち、ページ数が18枚の場合、図2
(A),図3(A)に示すように分割しない場合には、
【0064】使用枚数=INT((ページ数)+(4−
1))/(3*4)=INT((18+3)/4)=5
[枚]
【0065】ここで、“INT”とは括弧()内の数の
小数点以下を切り捨てた数を得る関数である。
【0066】これに対して、図2(B),図3(B)に
示すように、3枚毎に分割を行った場合、 分割数=INT((ページ数)+(3*4−1))/
(3*4)=INT((18+11)/12)=2
[枚] 使用枚数=3+2=5[枚]
【0067】また、否定判定の場合は、分割数nを1と
して次の処理へ進む(S509)。
【0068】ここで分割回数をカウントするためのカウ
ンタkを1として以降の分割の管理を行っていく(S5
11)。
【0069】k番目の分割の出力用紙を随時ステッチ手
段、折り手段側へ出力するようにフィニッシャ401の
内部制御をする(S513)。このとき出力用紙を重ね
て中央で折り返したときに、ページ順になるように、出
力用紙の表裏にそれぞれ2ページの原稿を割り付けるよ
うに制御して、ステッチすべき枚数になるまで出力する
(S515)。
【0070】ついで、フィニッシャ401で用紙を半分
に折ったときの折り目部分にステッチを行い(S51
7)、半分に折り(S519)、ステッチトレイに出力
する(S521)。
【0071】ここで、排出した用紙の束が、分割の最終
の束であるか判定し(S523)、否定判定の場合は、
分割回数カウンタkを1インクリメントし、処理をS5
13に戻す(S525)。
【0072】また、肯定判定の場合は、設定された部数
の出力が終了したか判断し、否定判定なら処理をS50
5に戻し、肯定判定なら本モードの処理を終了する(S
527)。
【0073】以上のように、上述した実施形態の機能を
実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出
し実行することによっても、本発明の目的が達成される
ことは言うまでもない。
【0074】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記録した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0075】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディス
ク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、C
D−ROM(compactdisk ROM)、CD−R(compact
disk recordable)、磁気テープ、不揮発性のメモリカー
ド、ROM(read only memory)、等々を用いることがで
きる。
【0076】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、上述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(opera
ting system)などが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現さ
れる場合も含まれることは言うまでもない。
【0077】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現さ
れる場合も含まれることは言うまでもない。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像形成
装置およびその製本モードの制御方法によれば、製本モ
ードに、パンフレットを構成する複数枚の出力用紙を複
数の分割用紙束に分割して後処理部にて後処理を行う分
割モードを設定したので、多数枚の出力用紙により構成
されるパンフレットについても、用紙束を品位良く折り
曲げることができる。
【0079】これにより、用紙束の積載性の向上や、用
紙束の潜り込み防止による識別性の向上が図れる。
【0080】面付け手段は、分割された分割用紙束の各
々に対して、パンフレットを構成する用紙のページ全て
が連続するページ番号となるように画像配置を制御する
ことにより、複数の分割用紙束を通じて自動的にページ
順に揃えることができる。
【0081】本発明の製本モードの制御プログラムによ
れば、制御プログラムを実行させるだけで、様々な画像
形成装置に対して分割モードの制御をさせることが可能
となる。
【0082】さらに、本発明の製本モード制御プログラ
ムが記録された記憶媒体を用いれば、記憶媒体を読み込
ませるだけで、容易に分割モードの制御を再現すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の製本
モード制御プログラムの一例を示すフローチャートであ
る。
【図2】図1の分割時の画像割付の様子を示す模式図で
ある。
【図3】図1の分割処理される場合の分割前後の様子を
示す模式図である。
【図4】本発明が適用される画像形成装置の構造を示す
断面図である。
【図5】図4のフィニッシャとサドルステッチ装置の外
観を示す斜視図である。
【図6】図4の画像形成装置の制御ブロック図である。
【図7】図6に示す電子ソータ部の構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
108 レンズ 109 CCD 201 画像読み取り部 202 アナログ信号処理部 203 電子ソータ部 204 プリンタ部 205 CPU回路部 206 CPU(面付け手段) 207 ROM 208 RAM 304 画像記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 21/00 378 G03G 21/00 382 Fターム(参考) 2H027 DA46 DB08 DE07 ED29 EE07 EE08 FA13 FA21 FA30 FA35 FB19 FD08 2H028 BA02 BA14 BB01 BB04 BB06 BD03 2H072 CA01 GA01 JA02 3F108 GA02 GB03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙の表裏面に画像を形成する画像形成
    部と、該画像形成部から出力された複数枚の出力用紙を
    重ねて中央で折って製本する後処理部を備え、 製本モード時には、複数枚の出力用紙で作成されたパン
    フレットがページ順になるようにするため出力用紙の表
    裏に画像データがそれぞれ2ページ分割り付けられるよ
    うに画像配置を制御する画像形成装置において、 前記製本モードに、パンフレットを構成する複数枚の出
    力用紙を複数の分割用紙束に分割して前記後処理部にて
    後処理を行う分割モードを設定し、 該分割モード選択時に、前記各分割用紙束がページ順に
    なるように分割用紙束を構成する各出力用紙の表裏に画
    像データがそれぞれ2ページ分割り付けられるように画
    像配置を制御する面付け手段を有することを特徴とする
    画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記面付け手段は、分割された分割用紙
    束の各々に対して、パンフレットを構成する用紙のペー
    ジ全てが連続するページ番号となるように画像配置を制
    御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 用紙の表裏面に画像を形成する画像形成
    部と、該画像形成部から出力された複数枚の出力用紙を
    重ねて中央で折って製本する後処理部を備え、 製本モード時には、複数枚の出力用紙で作成されたパン
    フレットがページ順になるようにするため出力用紙の表
    裏に画像データがそれぞれ2ページ分割り付けられるよ
    うに画像配置を制御する画像形成装置において、 出力用紙の枚数が後処理部で処理できる枚数より多い場
    合に、パンフレットを構成する複数枚の出力用紙を複数
    の分割用紙束に分割し、分割用紙束毎に後処理部にて後
    処理を行い、 前記各分割用紙束がページ順になるように分割用紙束を
    構成する各出力用紙の表裏に画像データがそれぞれ2ペ
    ージ分割り付けることを特徴とする画像形成装置の製本
    モード制御方法。
  4. 【請求項4】 製本モードが開始されると、原稿画像を
    全て画像記憶部に記憶し、原稿画像の枚数から出力用紙
    の枚数を求め、次いで、出力用紙の枚数が後処理部で処
    理できる枚数より多いか否かを判定し、 肯定判定の場合は、パンフレットを構成する複数枚の出
    力用紙を所定枚数毎の分割用紙束に分割する数を算出
    し、否定判定の場合は分割数nを1として次行程に進
    み、 分割回数をカウントするためのカウンタkを1とし、k
    番目の分割の出力用紙を随時後処理部へ出力するように
    制御し、このとき出力用紙を重ねて中央で折り返したと
    きに、ページ順になるように出力用紙の表裏にそれぞれ
    2ページの原稿画像を割り付けるように制御して後処理
    すべき枚数になるまで画像形成を行って用紙を後処理部
    に出力し、 その後、後処理部で出力用紙を半分に折って排出し、 排出した分割用紙束が、分割の最終の束であるか判定
    し、 否定判定の場合は、分割回数カウンタkを1インクリメ
    ントし次の分割用紙束の処理を行い、 肯定判定の場合は、設定された部数の出力が終了したか
    判断し、否定判定なら処理を製本手順を繰り返し、肯定
    判定なら製本モードの処理を終了することを特徴とする
    画像形成装置の製本モード制御プログラム。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の製本モード制御プログ
    ラムが記録された記憶媒体。
JP2001169096A 2001-06-05 2001-06-05 画像形成装置、製本モード制御方法、製本モード制御プログラムおよびこのプログラムが記録された記憶媒体 Withdrawn JP2002365969A (ja)

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