JP4564609B2 - 印刷装置、印刷方法、及び記憶媒体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、入力された画像とフォーム画像を合成し、合成したデータを出力する印刷装置、印刷方法、及び記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電子ソート機能を備えたデジタル複写機が知られている。電子ソート機能は、複写(コピー)を行う全ての原稿の画像を読み取って、それらの画像データをハードディスクなどのメモリに一旦記憶し、そのメモリから任意の原稿の画像データを繰り返し読み出してプリントアウトするものである。これにより、複数のビンをもつソータ装置を持たなくても、コピー紙をソートした状態で排紙することが可能である。
【0003】
また、一旦ハードディスクに記憶した画像データを繰り返し読み出してプリントアウトしている間に並行して、他のジョブの原稿データを、プリントアウトに使用している以外のメモリの空き領域に読み込んで記憶し、先にプリントアウトしている原稿についてのコピージョブが終了したら、後から読み込んでメモリに記憶した原稿についてプリントアウトするといった制御方法もある。この場合、後のジョブの原稿を読み込んで記憶する時間が、先にプリントアウトしている間の時間に行えるので、全体的なコピージョブ時間の短縮を図ることが出来る。
【0004】
同様に、外部のコンピュータから印刷データを入力して複写機でプリントアウトする、といったコンピュータのプリンタ機能を備えた複写機も知られている。
例えば、自動原稿送り装置(ADF)で給送された原稿を読み取り、一旦メモリに記憶した画像データを繰り返し読み出してプリントアウトしている間に、並行して外部のコンピュータからの印刷データを入力し、その画像データを、プリントアウトしている以外のメモリの空き領域に読み込んで記憶し、先にプリントアウトしている原稿についてのコピージョブが終了したら、外部のコンピュータから入力された画像データをプリントアウトするといった制御方法である。この場合も、外部のコンピュータから入力された画像を記憶する時間が、先にプリントアウトしている間の時間に行えるので、全体のジョブ時間の短縮が図れていた。
【0005】
このような大量のページ数の画像データを記憶させるハードディスクなどのメモリを持つ画像形成装置においては、電子ソート機能以外にも、予め複数のフォーム画像(表やイラストなど)を登録しておき、読み取った画像とフォーム画像とを合成して出力する装置も提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、合成処理が可能な上記従来の画像形成装置等では、例えば次のような問題点があった。
【0007】
画像合成を行う際には、複数のフォーム画像から任意の1つしか指定することが出来なかった。そのため、複数ページの画像に対して画像合成を行う際にも1種類のフォーム画像との合成しか出来ず用途が限られていた。
【0008】
どうしてもページ毎に異なるフォーム画像を合成する必要がある場合には、複数ページの画像データを1ページ単位で合成出力し、この作業を複数回繰り返し行って必要なページ数を出力していた。このため、作業性が悪く作業効率の向上は望めなかった。
【0009】
従って、このようなフォーム画像を合成する場合において作業効率を向上させると共に、ユーザに対する操作性を向上させることが望まれる。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の印刷装置は、複数の画像データを入力する入力手段と、前記入力手段により入力される複数の画像データに合成させるための複数の画像データを記憶する記憶手段と、前記入力手段により入力された複数の画像データを用いて複数のシートの片面に画像を印刷する片面印刷モードと前記入力手段により入力された複数の画像データを用いて複数のシートの両面に画像を印刷する両面印刷モードを含む複数の印刷モードのうち何れかの印刷モードを設定する設定手段と、前記設定手段により前記片面印刷モードが設定された場合に、前記記憶手段に記憶された複数の画像データから前記複数のシートの片面に印刷すべき片面用画像データを選択し、前記設定手段により前記両面印刷モードが設定された場合に、前記記憶手段に記憶された複数の画像データから前記複数のシートの表面に印刷すべき表面用画像データと前記複数のシートの裏面に印刷すべき裏面用画像データを選択する選択手段と、前記設定手段により前記片面印刷モードが設定された場合に、前記選択手段により選択された前記片面用画像データを前記入力手段により入力された複数の画像データそれぞれと合成し、前記設定手段により前記両面印刷モードが設定された場合に、前記選択手段により選択された前記表面用画像データを前記入力手段により入力された複数の画像データのうち前記複数のシートの表面に印刷される複数の画像データそれぞれと合成するとともに前記選択手段により選択された前記裏面用画像データを前記入力手段により入力された複数の画像データのうち前記複数のシートの裏面に印刷される複数の画像データそれぞれと合成する合成手段と、前記合成手段により合成された複数の画像データを用いて複数のシートに画像を印刷する印刷手段とを有することを特徴とする。
【0035】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
【0036】
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の概略構成を示すブロック図である。図2は、図1に示した画像形成装置と、コンピュータとがネットワークで接続された状態を示す図である。図3は、図1に示した画像形成装置の一例を示す断面図である。
【0037】
まず、図2において、11は、画像読み取り部及びコンピュータからのプリントデータをビットイメージに展開するデータ展開処理部(プリンタボード)等を備えた画像形成装置である。この画像形成装置11は、画像を記憶するハードディスク等のメモリが内蔵されており、複写動作(コピー)以外にプリント動作が可能な複合機である。
【0038】
12及び13は、コンピュータであり、アプリケーションソフトにより作成した文書や図形などを画像形成装置11にプリント出力させる。14は、ネットワークであり、イーサーネットなど汎用のプロトコルで画像形成装置11とコンピュータ12及び13を接続している。
【0039】
コンピュータ12及び13から行える機能としては、通常のプリント動作以外に、暗証番号を画像形成装置11の操作部2000から入力することによりメモリに記録した画像データのプリント動作を開始するメールボックス機能や、画像読み取り部またはコンピュータから入力される画像データに合成するためのフォーム画像の登録を行う機能がある。また、画像形成装置11の管理情報や登録されたフォーム画像の種類などの情報をネットワーク14を介してコンピュータ12,13で見ることが可能である。
【0040】
次に、図3を参照して上記画像形成装置11の構成を説明する。
【0041】
図3において、100は複写装置本体、180は循環式自動原稿送り装置(RDF)である。さらに、101は原稿載置台としてのプラテンガラスであり、102はスキャナで、原稿照明ランプ103及び走査ミラー104等で構成される。
【0042】
不図示のモータによりスキャナ102が所定方向に往復走査されて原稿の反射光を走査ミラー104〜106を介してレンズ108を透過してCCDセンサ109に結像する。
【0043】
120はレーザ、ポリゴンスキャナ等で構成された露光制御部で、イメージセンサ部109で電気信号に変換され、後述する所定の画像処理が行われた画像信号に基づいて変調されたレーザ光129を感光体ドラム110に照射する。感光体ドラム110の周りには、1次帯電器112、前露光ランプ114、クリーニング装置116、転写帯電器118、及び現像器121が装備されている。
【0044】
画像形成部126において、感光体ドラム110は不図示のモータにより図に示す矢印の方向に回転しており、1次帯電器112により所望の電位に帯電された後、露光制御部120からのレーザ光129が照射され、静電潜像が形成される。感光体ドラム110上に形成された静電潜像は、現像器121により現像されて、トナー像として可視化される。
【0045】
一方、上段カセット131あるいは下段カセット132からピックアップローラ133,134により給紙された転写紙は、給紙ローラ135,136により本体に送られ、レジストローラ137により転写ベルトに給送され、可視化されたトナー像が転写帯電器118により転写紙に転写される。転写後の感光体ドラムは、クリーナー装置116により残留トナーが清掃され、前露光ランプ114により残留電荷が消去される。
【0046】
転写後の転写紙は、転写ベルト130から分離される。そして、定着前帯電器139,140によりトナー画像が再帯電された後、定着器141へ送られて加圧、加熱により定着され、排出ローラ142により本体100の外に排出される。
【0047】
138は、レジストローラから送られた転写紙を転写ベルト130に吸着される吸着帯電器であり、139は転写ベルト130の回転に用いられると同時に、吸着帯電器138と対になって、転写ベルト130に転写紙を吸着帯電させる転写ベルトローラである。
【0048】
本体100には、例えば4000枚の転写紙を収納し得るデッキ150が装備されている。デッキ150のリフタ151は、給紙ローラ152に転写紙が常に当接するように転写紙の量に応じて上昇する。また、100枚の転写紙を収容し得る、マルチ手差し153が装備されている。
【0049】
さらに、図3において、154は排紙フラッパであり、両面記録側ないし多重記録側と排紙側の経路を切り替える。排紙ローラ142から送り出された転写紙は、この排紙フラッパ154により両面記録側ないし多重記録側に切り替えられる。また、158は下搬送パスであり、排紙ローラ142から送り出された転写紙を反転パス155を介し、転写紙を裏返して再給紙トレイ156に導く。
【0050】
157は、両面記録と多重記録の経路を切り替える多重フラッパであり、これを左方向に倒すことにより、転写紙を反転パス155に介さず、直接下搬送パス158に導く。159は、経路160を通じて転写紙を感光体ドラム126側に給紙する紛紙ローラである。161は、排紙フラッパ154の近傍に配置されて、この排紙フラッパ154により排出側に切り替えられた転写紙を機外に排出する排出ローラである。
【0051】
両面記録(両面複写)や多重記録(多重複写)時には、排紙フラッパ154を上方に上げて、複写済みの転写紙を搬送パス155,158を介して裏返した状態で再給紙トレイ156に格納する。このとき、両面記録時には、多重フラッパ157を右方向へ倒し、また多重記録時には、再給紙トレイ156に格納されている転写紙が、下から1枚ずつ絵紙ローラ159により経路160を介して本体のレジストローラ137に導かれる。
【0052】
本体から転写紙を反転して排出する時には、排紙フラッパ154を上方へ上げ、フラッパ157を右方向へ倒し、複写済みの転写紙を搬送パス155側へ搬送し、転写紙の後端が第1の送りローラ162を通過した後に、反転ローラ163によって第2の送りローラ側へ搬送し、排出ローラ161によって、転写紙を裏返して機外へ排出する。
【0053】
次に、図1を参照して上記画像形成装置11のブロック構成を説明する。
【0054】
図1において、画像読み取り部201は、CCDセンサ109、アナログ信号処理部202等により構成され、レンズ108を介してCCDセンサ109に結像された原稿画像は、CCDセンサ109により、アナログ電気信号に変換される。変換された画像情報は、アナログ信号処理部202に入力され、サンプル&ホールドやダークレベルの補正等が行われた後に、アナログ/デジタル変換(A/D変換)される。デジタル化された信号は、シェーディング補正処理(原稿を読み取るセンサのばらつき、及び原稿照明用ランプの配光特性の補正)及び変倍処理を経て、電子ソータ部203に入力される。
【0055】
一方、データ展開処理部209は、外部のコンピュータ12あるいは13から入力された画像情報を展開し、画像データ(ビットデータ)として電子ソータ部203へ出力する。電子ソータ部203では、受け取った画像データに対して、γ補正等の出力系で必要な補正処理や、スムージング処理、エッジ強調、その他の処理及び加工等を行い、プリンタ部204へ出力する。
【0056】
プリンタ部204は、図3の断面構成図により説明した、露光制御部120、画像形成部126、及び転写紙の搬送制御部等により構成され、入力された画像信号により転写紙上に画像を記録する。
【0057】
また、CPU回路部205は、CPU206、ROM207、及びRAM208等により構成され、画像読み取り部201、電子ソータ部203、プリンタ部204等を制御し、本装置のシーケンスを統括的に制御する。そして、画像形成装置の操作部2000で設定された指示はCPU回路部205に入力され、CPU回路部205は、入力された指示データに基づき所定の処理を実行する。
【0058】
図4は、電子ソータ部203の詳細構成を示すブロック図である。
【0059】
同図に示す様に、画像読み取り部201からの画像は、Blackの輝度のデータとして入力され、log変換部301へ送られる。log変換部301では、入力された輝度データを濃度データ変換するためのLUTが格納されており、入力されたデータに対応するテーブル値を出力することによって、輝度データを濃度データに変換する。
【0060】
その後、濃度データは2値化部302へ送られる。2値化部302では、多値の濃度データが2値化され、濃度値が「0」あるいは「255」となる。2値化された8ビットの画像データは、「0」または「1」の1bitの画像データに変換され、メモリに格納する画像データ量は小さくなる。
【0061】
しかし、画像を2値化すると、画像の階調数は256階調から2階調になるため、写真画像のような中間調の多い画像データは2値化すると一般に画像の劣化が著しい。そこで、2値データによる擬似的な中間調表現をする必要がある。ここでは、2値のデータで擬似的に中間調表現を行う手法として誤差拡散法を用いる。この方法は、ある画像の濃度がある敷居値より大きい場合は「255」の濃度データであるとし、ある敷居値以下である場合は「0」の濃度データであるとして2値化した後、実際の濃度データと2値化されたデータの差分を誤差信号として、周りの画素に配分する方法である。誤差の配分は、予め用意されているマトリクス上の重み係数を2値化によって生じる誤差に対して掛け合わせ、周りの画素に加算することによって行う。これによって、画像全体での濃度平均値が保存され、中間調を擬似的に2値で表現することが出来る。
【0062】
2値化された画像データは、DRAM等で構成された画像レイアウトを行うためのバッファメモリを備えたメモリ制御部303に送られる。また、データ展開処理部209から入力される、コンピュータ12または13からの画像データは、データ展開時には通常、2値画像データとして処理されているため、そのままメモリ制御部303に送られる。
【0063】
メモリ制御部303では、本体からの指令により、プリントを行う原稿の画像を一旦、後述のレイアウトメモリに記憶し、画像圧縮伸長回路304で圧縮して画像記憶部305に格納したり、画像記憶部305から画像データを順次読み出して画像圧縮伸長回路304で伸長してレイアウトメモリに書き込み後に出力する。メモリ制御部303のレイアウトメモリに画像データを書き込むあるいは読み出す際に必要に応じて画像の回転処理が行われる。
【0064】
画像記憶部305は、HDコントローラとハードディスク(メモリ)を有し、HDコントローラからの指令に従い、ハードディスクに画像データを書き込む。
ハードディスクに格納された複数の画像データは、複写機の操作部2000やコンピュータから指定された動作モードに応じた順序で出力される。例えば、ソートの場合、DF180から原稿束の最終ページから最初のページに向かって順に読み込み、一旦ハードディスクに格納する。そして、最終ページから最初のページに向かって順番にハードディスクから一旦格納された原稿の画像データを読み出し、これを複数回繰り返して出力する。これにより、ビンが複数あるソータと同じ役割を果たすことが出来る。
【0065】
画像記憶部305から呼び出された画像データは、メモリ制御部303のレイアウトメモリを介して画像合成部306に送られる。画像合成部306は、2種類の画像の論理和演算を行い画像合成の処理を行う。画像合成部306では、メモリ制御部303から出力された画像データ(A)と画像データ(B)が入力され、必要に応じて合成されて出力する。例えば、合成処理が行われる場合には、画像データ(A)はプリントを行っている画像情報、画像データ(B)は画像記憶部305に予め登録されていたフォーム画像である。合成処理を行わない場合には画像データ(A)がそのまま出力される。307はスムージング回路で、予め決められたマトリクス上の係数と演算されて、画像エッジ部の補正が行われる。そして、処理されたデータはプリンタ部204に出力される。
【0066】
次に、図5を用いて上記メモリ制御部303の構成を説明する。
【0067】
データ展開処理部209と2値化部302から入力された画像データは、画像選択部401に入力されて、記憶する画像データが選択される。選択された画像データは、シリアルパラレル変換部402で2値データを16ビットのパラレルデータに変換する処理が施される。実際には、1次元の2値データを図示してない4ラインのラインメモリで4画素×4ラインの16ビットデータに変換される。
【0068】
403は回転処理部(A)であり、シリアルパラレル変換部402から入力された16ビットの画像データの配列を変えると共に、図示してないメモリアドレスのスタート値を変更することで入力画像データをメモリに書き込む際に回転させる。404は回転処理部(B)であり、画像圧縮伸長回路304からの16ビットの入出力画像の配列を変えると共に、メモリアドレスのスタート値を変えてレイアウトメモリの読み出しあるいは書き込みの際に画像回転を行う。405は制御部であり、回転処理部(A)403、回転処理部(B)404、後述するレイアウトメモリ406、回転処理部(C)407、回転処理部(D)409を制御するための制御部とアドレス発生部を有し、メモリタイミング等を発生させてレイアウトメモリ406の読み出し/書き込みを制御する。
【0069】
レイアウトメモリ406は、例えばDRAM等の半導体メモリで構成されている。実際には、入力された画像データ(ビットイメージ)のリード及びライト処理を高速に行うために、例えばA4サイズのデータが4ページ入る容量のDRAMで構成されている。図5では、メモリ0,1,2,3の名称で示してあり、A4サイズの原稿はメモリ0とメモリ1をダブルバッファで使用し、合成処理時には、メモリ2をフォーム画像の書き込み用として使用する。また、原稿がA3サイズなどのラージサイズであるなら、メモリ0+メモリ1と、メモリ2+メモリ3の2ページをダブルバッファとして用いる。具体的には600dpiの解像度の画像データの場合には本実施形態の様な2値画像では約18Mバイトの容量が必要となる。
【0070】
407は、回転処理部(C)であり、レイアウトメモリ406から出力された画像データのビット配置を変えると共に、メモリアドレスのスタート値を変えてプリントアウトする際に画像を回転して出力する。408は、パラレルシリアル変換部(A)でメモリに記憶されていた16ビットの画像データをプリントアウトするために1ビットのシリアルデータに変換する。実際には、画像データは4画素×4ラインの16ビットで構成されているので、プリントアウトのライン毎に16ビットのうち所定の4画素分のデータを読み出してシリアルに変換する。
パラレルシリアル変換部(A)408でシリアルに変換された画像データ(A)は、画像合成部306に送られて、その後、プリンタ部204に出力されて記録される。
【0071】
同様に、409は回転処理部(D)であり、レイアウトメモリ406から出力された画像データのビット配置を変えると共にメモリアドレスのスタート値を変えてプリントアウトする際に画像を回転して出力する。410はパラレルシリアル変換部(B)であり、メモリに記憶されていた16ビットの画像データをプリントアウトするために1ビットのシリアルデータに変換する。パラレルシリアル変換部(B)410でシリアルに変換された画像データ(B)は、画像合成部306に出力される。
【0072】
次に、実際にレイアウトメモリ406を使用して電子ソータが動作する場合のタイミングについて詳しく説明する。
【0073】
図6は、原稿A,B,Cを2部プリントする場合の原稿とプリントとの関係を示した図である。原稿読み取りを行う際に、画像記憶部305のハードディスクに記憶すると同時に1部目の画像をプリントする。2部目以降は、ハードディスクに記憶してあるデータを順次読み出して出力する。この時には、原稿読み取りを行う必要がない。
【0074】
この例について図7を用いて動作タイミングを説明する。
【0075】
図7は、レイアウトメモリ406のメモリ0とメモリ1をダブルバッファとして使用する場合の動作タイミングを示した図である。同図においては、原稿スキャン(レイアウトメモリ406への書き込み)、HD記憶(レイアウトメモリ406からの読み出し、ハードディスクへの記憶)、HD読み出し(ハードディスクからの読み出し、レイアウトメモリへの書き込み)、及びプリント(レイアウトメモリ406からの読み出し、記録)の動作を表している。また、横軸のT1,T2,…,T8はそれぞれの時間における周期を表したもので、説明上同じ時間間隔で表している。
【0076】
図6で示した原稿A,B,Cが自動原稿送り装置180により原稿C,B,Aの順にプラテンガラス101に給送されて読み取られる。原稿スキャンされた原稿は、順次レイアウトメモリ406のメモリ0、メモリ1、メモリ0と順番に書き込まれる。
【0077】
T1において、メモリ0に書き込まれた原稿Cの情報は、少し遅れて読み出されて1部目の出力C1としてプリントされる。メモリ0に書き込むのと同時に読み出してプリントすることで全ての原稿を記憶するまで待つことなく1部目のプリントを完了させることが出来る。
【0078】
T2においては、次の原稿Bをスキャンしメモリ1に書き込むのと同時に読み出し原稿Bの1部目のプリントB1を得る。その際、先程メモリ0に記憶しておいた原稿Cのデータをハードディスクに記憶する。このようなレイアウトメモリ406の一方に書き込みを行っている時に他方から読み出すことでダブルバッファとして動作させて全体として高速に動作させている。
【0079】
以下、T3で原稿Aの読み込み及びプリント、原稿BのデータをHDに書き込み、T4で原稿Aのデータをハードディスクに書き込みを行う。この時点で原稿A,B,Cの1部目のプリント及びハードディスクへの記憶が終了している。
【0080】
T5,T6,T7,T8では、ハードディスクに記憶した画像データを順次読み出して2部目のC2,B2,A2をプリントする。この場合にもメモリ0とメモリ1を、交互の書き込みと読み出し動作に使用している。
【0081】
図8は、本実施形態の画像記憶部305で用いられるハードディスクの画像データの管理及び記憶形式を説明するための図である。
【0082】
同図に示すディレクトリがページ単位の管理を行っている部分であり、先述のCPU回路部205内のRAM208とハードディスクに記憶されている情報である。例えば、画像のX方向及びY方向のドット数、先頭のFAT番号、解像度、濃度情報、圧縮前及び後の画像バイト数が記憶されている。また、上記ハードディスクは、テンポラリー領域、メールボックス領域、フォーム領域の3つの領域を有す。
【0083】
テンポラリー領域は、電子ソート動作などでソー卜するための画像を一時的に記憶する部分であり、全てのデータを出力後に消去されるか次のジョブの画像データ入力用に開放される。メールボックス領域は、外部のコンピュータからプリントするデータを記憶させてから画像形成装置11の操作部からの暗証番号の指定、ボックス番号の入力によってプリントするもので管理者等の指示があるまで画像データは消去されずに残る。フォーム領域は、テンポラリー領域あるいはメールボックス領域から出力された画像データと合成処理を行うフォーム画像を記憶する部分である。尚、フォーム領域には、複数のフォーム画像が記憶可能である。
【0084】
この3つの領域のそれぞれの容量は、動作していない時に管理者が自由に変更することが可能である。FATは、ハードディスクの画像領域のどの部分に記憶しているかの順番を表しているものであり、次に記憶されているFAT番号が記憶されており、最後のFATには区切りコード(例えばFFFFh)が記憶されている。これもディレクトリ情報と同様にRAM208とハードディスクに記憶されている。FAT番号は、ハードディスクの画像領域の1ブロック(図では512KB)に1対1で対応している。この例ではディレクトリのページ1のFAT番号情報として1が記憶されているのでFAT1が参照される。FAT1には次のFAT番号として4が記憶されている。FAT4には区切りコードが書かれているので、ページ1の画像は画像領域1と4で構成されていることになる。この使用される画像領域の数は、画像データが圧縮後に記憶されるので画像の特性により異なる。
【0085】
このような、出力するページ番号を指定するだけで必要なハードディスクに記憶されて画像データを容易に出力することが可能となる。
【0086】
図9、図10、及び図11は、フォーム画像の登録、名称入力、消去の操作を行う画像形成装置11の操作部2000に表示される画面を示したものある。液晶画面とタッチパネルで構成されていて、タッチパネルを押す毎に画面が変わる。
【0087】
図9は、画像読み取り部201からフォーム画像の登録を行う場合の画像形成装置11の操作画面を示す図である。
【0088】
まず、画面(1)において、フォームを登録する番号を指定する。フォーム番号の後に未登録の表示があるものは新規に登録するフォームを示している。画面(1)においてユーザが何れかのフォームを選択してOKキーを押すと、画面(2)の原稿サイズ選択の画面に切り替わる。画面(2)において、ユーザが何れかの原稿サイズを選択してOKキーを押すと画面(3)に移る。
【0089】
画面(3)では、フォーム画像として登録すべき画像が形成されている原稿をセットするよう、その旨を示すメッセージが表示される。ユーザにより原稿がセットされ操作部2000のスタートキーが押下されたら、画像形成装置11は原稿の読み取り処理を開始し、読み取り処理が完了したら画面(3)から画面(4)に表示を切り替える。ユーザは、画面(4)が表示された時点でフォーム画像の登録が完了したことを確認できる。画面(4)では、「SCAN 01」というフォーム画像が、フォーム番号N0.1に対応して登録されたことを示している。
【0090】
登録直後は、フォームの入力装置を意味したフォーム名称が自動的に設定される。例えば、フォーム画像を入力する装置が原稿読み取り装置の場合にはSCAN01とかSCAN02となる。その後、必要に応じて名称入力を行いフォーム名称を変更する。また、画面(4)において、「チェックコピー」キーはフォーム画像の内容がファイル名称だけで判断できない場合にプリントして画像をチェックする機能である。ユーザは所望するフォームを選択してチェックキーを押すことで、登録されているフォーム画像を可視的に確認することが出来る。
【0091】
図10は、フォーム画像の名称を入力する場合の画像形成装置11の操作画面を示す図である。
【0092】
画面(5)において、名称入力のキーを押しフォーム名称を入力したいフォームを選択する。例ではNo.1のSCAN01を選択している。OKキーを押すと画面(6)に変わり表示されたキー入力から名称をローマ字入力と変換キーにより行う。OKキーを押すと画面(7)に変わる。この画面では、No.1がフォームという名称になっている。
【0093】
図11は、フォーム画像を消去する場合の画像形成装置11の操作画面を示す図である。
【0094】
画面(8)で消去キーを押し消去したいフォームを選択する。OKキーを押すと画面(9)が表示され、消去して良いかどうかの確認画面となる。「いいえ」なら画面(8)に戻り再度フォームを選択する。消去するフォーム番号が正しければ「はい」を選択するとフォーム消去後に画面(10)に戻る。消去されたフォームは「未登録」という最初の名称になる。
【0095】
図12は、画像形成装置11の操作部のフォーム画像指定方法を示した図である。本実施形態では、フォーム指定の画面の選択の操作性を良くするために、設定された画像形成装置の動作モードに応じて操作画面を変えている。画面(12)は、片面原稿から片面プリントするモードの場合、画面(13)は片面原稿から両面プリンするモードの場合ト、画面(14)は表紙モードで表と裏に表紙画像を出力すると同時に両面プリントを行う場合の操作画面をそれぞれ表している。このような操作部でフォーム合成が指定されると、予め指定された動作モードに応じてフォーム指定の操作画面を変えて表示される。画面(12)、画面(13)、及び画面(14)の3種類の動作の場合を例に挙げて説明する。
【0096】
画面(12)は、通常の片面コピーの場合の画面であり、即ち、1枚の片面原稿から1枚のシートの片面にコピーするモード(通常のコピーモード)が予め設定されている場合に、フォーム画像の基本設定画面(11)において、ユーザにより何れかのフォーム画像が選択され、OKキーが押下された場合に表示される画面である。図に示す例では、フォームN0.3のフォーム画像「フォーム1」が選択されていることを示している。
【0097】
このフォームで良ければ「OK」キーを押し、これより画面(12)から画面(15)のコピー画面に切り替わる。変更したい場合には「フォーム」キーを押すことで画面(11)に戻り、新たにフォーム番号を選択することが出来る。
【0098】
図13は、本実施形態におけるフォーム画像と原稿とコピー画像の関係を示す図である。片面原稿A,B,Cにフォーム2の画像を合成して片面コピーする場合を例に、これらの関係を図14のタイミング図を参照して説明する。
【0099】
図14において、横軸は時間を表し、縦軸は各処理を表し、各時間に行われる処理が分かるように表している。尚、後述する図16及び図18も同様である。
また、図14から明らかなように、本例では、2部目を後で出力可能な様にハードディスクにも並行して記憶させている。
【0100】
まずT1のタイミングで、ハードディスクからフォーム2(F2で示す)を読み出し、レイアウトメモリ406のメモリ2に書き込む。このフォーム合成の動作においては、図5を参照して、画像を順次、書き込むためのメモリ0、メモリ1の他にフォーム画像を記憶しておくためのメモリ2の合計3つのメモリを用いて動作させる。
【0101】
T2のタイミングで、原稿Cの原稿スキャンが行われてメモリ0に書き込まれる。ほぼこの処理と同時にメモリ0からは原稿Cのデータが読み出されてメモリ制御部303の回転処理部407、パラレルシリアル変換部408を通り画像データ(A)として出力される。この出力に同期を取って、予めメモリ2に書き込まれているフォーム2の画像を読み出して、回転処理部409及びパラレルシリアル変換部410を通り画像データ(B)として出力する。読み出された画像データ(A),(B)は、図4を参照して、後段の画像合成部306により合成される。合成したデータは、図14では(C+F2)で表され、該合成データはT2のタイミングでプリントされる。
【0102】
以下同様に、T3のタイミングで合成データ(B+F2)が、T4のタイミングで合成データ(A+F2)がそれぞれプリントされ、1部目の出力が完了する。
【0103】
図15は、片面原稿A,B,C,Dを両面コピーする場合に表面にフォーム2の画像、裏面にフォーム20を合成する場合を示す図である。フォーム指定の操作画面は、図12の画面(13)である。
【0104】
図12の画面(13)は、2枚の片面原稿から1枚のシートの両面にコピーするモード(両面コピーモード)が予め設定されている場合に、フォーム画像の基本設定画面(11)において、シートの表面用のフォーム画像と裏面用のフォーム画像がそれぞれユーザにより選択され、OKキーが押下された場合に表示される画面である。画面(13)では、シートの表面に形成されるフォーム画像が「フォームl」という名称のフォーム画像であり、シートの裏面に形成されるフォーム画像が「フォーム2]という名称のフォーム画像であることを表している。
このような、画像形成装置の動作モードとして両面プリントモードが設定された場合において、フォーム画像の合成処理を行う場合は、シートの表面と裏面の各面毎にフォーム画像を選択できるよう、ユーザが選択可能なフォーム画像の数を2つとする。尚、シートの表面と裏面で同一のフォーム画像を選択しても良いし、どちらか一方の面だけフォーム画像を選択しても良い。
【0105】
図16は、これらのタイミングを示したもので両面コピーで原稿の出力順を変えるのと、2部目を後で出力可能な様にハードディスクにも並行して記憶させている。
【0106】
まずT1のタイミングで、ハードディスクからフォーム20(F20で示す)を読み出し、レイアウトメモリ406のメモリ2に書き込む。このフォーム合成の動作においては、図5を参照して、画像を順次、書き込むためのメモリ0、メモリ1の他にフォーム画像を記憶しておくメモリ2の合計3つのメモリを用いて動作させる。
【0107】
T2のタイミングで、原稿Dの原稿スキャンが行われてメモリ0に書き込まれる。ほぼこの処理と同時にメモリ0からは原稿Dのデータが読み出されてメモリ制御部303の回転処理部407、及びパラレルシリアル変換部408を通り画像データ(A)として出力される。この出力に同期を取って予めメモリ2に書き込まれているフォーム20の画像を読み出して回転処理部409及びパラレルシリアル変換部410を通り画像データ(B)として出力する。読み出された画像データ(A),(B)は、図4を参照して、後段の画像合成部306により合成される。図16では(D+F20)のプリントで示される。
【0108】
T3のタイミングでは、原稿Cの原稿スキャンが行われてメモリ1に書き込まれる。同時にメモリ0からは先程読み取られた原稿Dのデータが読み出されてハードディスクに記憶される。
【0109】
T4のタイミングで、原稿Bの原稿スキャンが行われてメモリ0に書き込まれる。ほぼ同時にメモリ0から原稿Bのデータが読み出され、先程と同様の処理が行われて画像データ(A)が出力される。この出力と同期を取ってメモリ2からはフォーム20の画像データ(B)が出力され画像合成部306により合成される。図16では(B+F20)で示される。ここまでの動作で両面コピーの裏面のプリントが終了する。その後のT5,T6のタイミングで、原稿B,原稿Aの画像データを順次ハードディスクに記憶させる。
【0110】
次に表面のプリントを行う最初のT7のタイミングで、表面側に合成するフォーム2をハードディスクから読み出しメモリ2に書き込む。その後T8,T9,T10のタイミングで、表面用の画像データ、即ち原稿C、原稿Aの画像データをハードディスクから順次読み出し、メモリ2のフォーム2の画像と合成し、合成データ(C+F2)、及び(A+F2)を順次シート上にプリントして両面コピーを完成させる。
【0111】
図17は、片面原稿A,B,C,Dを表紙モードで両面コピーする場合において、フォーム画像を使用し合成出力する場合を示す図であり、原稿の画像データ(片面原稿4枚分)にフォーム画像20を合成し、表表紙にはフォーム画像1を使用し、裏表紙にはフォーム画像3を使用するよう、図12に示す操作部の画面(11)及び(14)にてユーザが指定した場合の例である。フォーム指定の操作画面は、図12の画面(14)である。
【0112】
図12の画面(14)は、画像形成装置の動作モードとして表紙モードが設定されている場合に、フォーム画像の基本設定画面(11)において、ユーザにより所定のフォーム画像が選択され、OKキーが押下された場合に表示される画面である。図に示す例では、原稿本文用のフォーム画像と表表紙用のフォーム画像と裏表紙用のフォーム画像がそれぞれ選択されていることを示している。このような、本形態では、画像形成装置の動作モードとして表紙モードが設定されている場合において、フォーム画像を使用する場合は、表表紙用、中身用、裏表紙用のフォーム画像を選択できるよう、ユーザにより選択可能なフォーム画像の数を3つとしている。
【0113】
当該ジョブの仕上がり状態に関しては、図17の下方を参照して、3ページからなる出力データの1ページ目の表面に、表表紙用の画像としてのフォーム1の画像が形成され、1ページ目の裏面には、原稿画像Aとフォーム画像20との合成画像が形成され、2ページ目の表面には原稿画像Bとフォーム画像20との合成画像が形成され、2ページ目の裏面には原稿画像Cとフォーム画像20との合成画像が形成され、3ページ目の表面には原稿画像Dとフォーム画像20との合成画像が形成され、3ページ目の裏面には、裏表紙用の画像としてフォーム画像3が形成されることになる。
【0114】
図18は、該ジョブの処理のタイミングを示した図であり、表紙モードでの両面コピーで原稿の出力順を変えるのと、2部目を後で出力可能な様にハードディスクにも並行して記憶させている。
【0115】
まずT1のタイミングで、裏表紙用の画像として出力するフォーム画像3をハードディスクから読み出しメモリ2に記憶し、T2のタイミングでは、原稿に合成するフォーム画像20をハードディスクから読み出しメモリ3に記憶している。尚、表表紙用の画像として出力するフォーム画像1は、T9のタイミングで、ハードディスクから読み出され、メモリ2に記憶される。この例ではフォームの種類が全部で3種類使用することや原稿読み取りの高速動作のダブルバッファ動作のために、図5を参照してレイアウトメモリ406をメモリ0からメモリ3までの4種類を全て使用している。その他の動作においては、図16と図18で説明した動作と同じなので省略する。
【0116】
尚、画像形成順序に関して、T2のタイミングで、出力データの3ページ目となるシートの裏面に裏表紙用の画像としてフォーム画像3を形成し、次いでT3のタイミングで、2ページ目となるシートの裏面に原稿画像Cとフォーム画像20の画像との合成画像を形成し、T5のタイミングで、1ページ目となるシートの裏面に原稿画像Aとフォーム画像20との合成画像を形成し、T8のタイミングで、3ページ目となるシートの表面に原稿画像Dとフォーム画像20との合成画像を形成し、T9のタイミングで、2ページ目となるシートの表面に原稿画像Bとフォーム画像20との合成画像を形成、T10のタイミングで、1ページ目となるシートの表面に表表紙用の画像としてフォーム画像1を形成する。T10の時点で、両面3ページからなる出力データの1部目のプリント処理が完了する。
【0117】
このような、本形態では、画像形成装置の動作モードとして表紙モードが設定された場合において、フォーム画像の合成処理を行う場合は、本文(原稿)用のフォーム画像と表表紙用のフォーム画像と裏表紙用のフォーム画像をそれぞれユーザが選択できるよう、選択可能なフォーム画像の数を3つとする。尚、表紙モードに関して、図17に示す例では、表表紙、裏表紙には原稿画像を形成しないようにしているが、図20に示すように、表表紙、裏表紙に原稿画像を形成できるようにし、どちらか一方をユーザが選択できるようにしても良い。図20に示す例では、表表紙用のシートの表面に原稿画像Aとフォーム画像1との合成画像を形成し、裏表紙用のシートの裏面に原稿画像Fとフォーム画像3との合成画像を形成している。
【0118】
尚、表表紙や裏表紙を混在させる表紙モードの他にも、シートとシートの間に仕切り紙として合紙用のシートを挿入する動作モード(合紙モード)の場合でも、本発明を適用できる。図21に示す例を用いて説明する。
【0119】
図21に示す例は、片面原稿A、B、C、D、E、F、Gを表紙・合紙モード(表紙モード+合紙モード)で両面コピーする場合において、フォーム画像を使用して合成出力する場合の例である。尚、ここでは、原稿の画像データ(片面原稿7枚分)にフォーム画像20を合成し、表表紙にはフォーム画像1を使用し、合紙にはフォーム画像2を使用し、裏表紙にはフォーム画像3を使用するよう、操作部の画面でユーザによりフォーム画像の選択が行われ、合成出力するよう指示されたものとする。画像形成装置は、ユーザからの指示に基づいて合成処理を行いプリントする。
【0120】
該ジョブの仕上がり状態に関しては、図21の下方を参照して、5ページからなる出力データの1ページ目の表面に、表表紙用の画像としてのフォーム1の画像が形成され、1ページ目の裏面には、原稿画像Aとフォーム画像20との合成画像が形成され、2ページ目の表面には原稿画像Bとフォーム画像20との合成画像が形成され、2ページ目の裏面には原稿画像Cとフォーム画像20との合成画像が形成され、3ページ目の表面には、合紙用の画像としてのフォーム画像2が形成され、3ページ目の裏面には、原稿画像Dとフォーム画像20との合成画像が形成され、4ページ目の表面には、原稿画像Eとフォーム画像20との合成画趣が形成され、4ページ目の裏面には、原稿画像Fとフォーム画像20の合成画像が形成され、5ページ目の表面には、原稿画像Gとフォーム画像20との合成画像が形成され、5ページ目の裏面には、裏表紙用の画像としてフォーム画像3が形成されることになる。
【0121】
ユーザは、原稿画像(本文用の画像)に合成すべきフォーム画像を選択できると共に、表表紙、合紙、裏表紙用の各特別なシート毎にフォーム画像を選択できる。尚、図21では、表表紙と裏表紙とを含むデータに合紙を1枚挿入させる場合の例だが、例えば、合紙を更にもう1枚挿入する場合は、ユーザが選択できるフォーム画像の数は更に1つ増える。
【0122】
このような、画像形成装置の動作モードとして、通常のシート及び表紙(表表紙と裏表紙を含む)や合紙用の通常のシートとは異なる特別なシートに画像を形成して、これらを混在して出力するモード(表紙モードや合紙モードや表紙・合紙モード等)が設定されている場合、通常のシートに形成すべきフォーム画像を選択可能にすると共に、通常のシートに混在すべき特別なシート毎にフォーム画像を選択可能にする。即ち、該モードにおいて、ユーザが選択可能なフォーム画像の数は、混在させる特別なシートの枚数に相当する数に1を加算した数とする。
【0123】
以上説明したように、本形態では、通常のプリントモード、両面プリントモード、表紙モード等の画像形成装置が有する複数の動作モード毎にフォーム画像の選択方法を異ならせるよう制御しており、設定された動作モードに応して、ユーザが選択可能なフォーム画像の数を決定している。また、これに伴い、フォーム画像の選択画面も、図l2を用いて説明したように、複数の動作モード毎に異ならせるようにしている。
【0124】
次に、画像読み取り部201とは異なるデータ発生源であるコンピュータ12や13上で作成した画像データをフォーム画像として画像形成装置11内のハードディスクに登録させる場合について説明する。図19に示す画面(16)及び画面(17−1)、(17−2)、(17−3)は、コンピュータのディスプレイに表示される画面であり、コンピュータに備え付けられたキーボードやマウス等により所定の操作が可能である。
【0125】
図19において、画面(16)は、フォーム画像の登録、名称入力、選択、消去の何れかの操作を行うの場合のフォーム選択メニュー画面である。ユーザはまずコンピュータ上のアプリケーションソフトを使用してフォーム画像を作成する。その後、画面(16)のフォーム選択メニュー画面を開き、フォーム登録を選択する。登録したいフォーム名をスクロールして選択後にOKキーを押すと、画像形成装置11内にフォーム画像として登録される。この時のファイル名称は、基本的にはアプリケーションソフトで作成したファイル名称が使用される。名称を変更したい場合には名称入力を選択し、新たな名称を入力することで変更できる。
【0126】
画面(17−1)は、フォーム画像選択画面であり、予めプリンタドライバからの設定で両面プリントモードが設定されている場合に表示される画面である。
操作し易い様にシートの表面、裏面の各面毎に独立にフォーム画像を選択可能になっている。OKキーを選ぶとフォーム画像が選択され、プリント時には自動的にフォーム合成処理が行われる。両面プリントモード以外でも同様に動作モードに応じて最適な選択画面がコンピュータのディスプレイに表示される。
【0127】
例えば、両面(17−2)は、予め設定された動作モードが通常のプリントモードの場合に表示される画面であり、該画面にてユーザは、合成すべきフォーム画像を1つ選択可能になっている。一方、画面17(17―3)は、予め設定された動作モードが表紙モードの場合に表示される画面であり、該画面にてユーザは、表紙用、本文用、裏表紙用のフォーム画像をそれぞれ選択可能となっている。このような、複数の動作モード毎にフォーム画像の選択画面を異ならせている。尚、画像形成装置において操作する場合においても、画面(17―1)、(17―2)、(17―3)のような選択画面を操作部2000に表示させるような構成でも良い。
【0128】
このような本実施形態では、画像形成装置の操作部2000における操作により原稿読み取り装置から、あるいはコンピュータ12,13からの指示により、データ展開処理部209を介してコンピュータ12や13から画像記憶部305のハードディスクに複数のフォーム画像を予め登録しておき、操作部2000またはコンピュータからの指示に基づいて、ページ毎に任意のフォーム画像をハードディスクから読み出すことが出来るように構成したので、作業効率を向上させた電子ソート機能とフォーム合成機能を実現可能となる。また、図12、図19等を用いて述べたようにフォーム画像の選択方法も画像形成装置が有する複数の動作モード毎に異ならせることで、簡単に最適なフォーム画像を選択可能になり、ユーザに対する操作性を向上させることが出来る。
【0129】
図22は、ハードディスクに記憶されたフォーム画像を使用して画像形成処理を行う場合における処理のフローチャートを示す図であり、該処理を実行するためのプログラムは、上述した図1のCPU回路部内のROM207にコードの形で記憶されており、CPU108により該コードが読み出され実行される。尚、該処理は、画像形成装置の操作部2000またはコンピュータ12または13においてユーザによる操作が行われた際に実行される処理である。
【0130】
まず、操作部2000またはコンピュータ12、13等からフォーム画像の出力を要求する指示がなされたか否かを判断する(ステップS2201)。この指示は、例えば、ユーザが、操作部2000のタッチパネルにて操作することによって行われる。
【0131】
ステップS2201においてフォーム画像の出力を要求する指示がなされたと判断した場合は、予め設定された動作モードを判別(ステップS2202)し、設定された動作モードに応して、当該ジョブにて選択可能なフォーム画像の数を決定する(ステップS2203)。
【0132】
例えば、画像形成装置に対して設定された動作モードが、通常のコピーモードの場合は選択可能なフォーム画像の数を1つとし、両面コピーモードの場合は選択可能なフォーム画像の数を2つとし、表紙モードの場合は選択可能なフォーム画像の数を3つとする。
【0133】
そして、ステップS2203の処理に引き続き、設定された動作モードに応したフォーム画像の操作画面を表示する(ステップS2204)。尚、ステップS2204では、フォーム画像の出力を要求する指示を送出した送出元に対して行われる処理である。
【0134】
例えば、図12を用いて説明したように、操作部2000にて予め設定された動作モードが、通常のコピーモードの場合は操作部2000のタッチパネルに画面(12)を表示し、両面コピーモードの場合は画面(13)を表示し、表紙モードの場合は画面(14)を表示する。また、例えば、図19を用いて説明したように、コンピュータ側から予め設定された動作モードが、両面プリントモードの場合はコンピュータのディスプレイに画面(17−1)を表示させ、通常のプリントモードの場合は画面(17−2)を表示させ、表紙モードの場合は画面(17−3)を表示させる。このような、複数の動作モード毎に表示内容を異ならせ、フォーム画像の選択方法を異ならせる。
【0135】
次いで、ユーザによりフォーム画像が選択され、画像形成処理の開始を要求する指示がなされたか否かを判断する(ステップS2205)。この処理は、画像形成処理の開始を要求する指示が有るまで繰り返される。
【0136】
ステップS2205にて画像形成処理の開始を要求する指示がなされたと判断した場合は、画像記憶部305内のハードディスクのフォーム領域からユーザにより選択されたフォーム画像を読み出し、レイアウトメモリ406内の所定のメモリに格納する(ステップS2206)。そして、読み出したフォーム画像とデータ発生源(例えば、画像読取部201やコンピュータ)から入力された画像データとの合成処理を行い、合成処理したデータをプリンタ部204に出力する(ステップS2207)。
【0137】
尚、シート上にフォーム画像のみを形成する場合(例えば、図17を参照して、出力データの1ページ目の表面や3ページ目の裏面にフォーム画像を形成する場合)や、原稿画像のみを形成するようユーザにより設定されている場合は、ステップS2207では合成処理は行わず、そのままプリンタ部204にデータを出力する。また、ステップS2206にて、ハードディスクからレイアウトメモリ406に読み出されたフォーム画像は、当該ジョブが終了するまで消去されることはない。従って、1つのジョブで複数回使用されるフォーム画像は、ハードディスクから一度読み出しておけば、ハードディスクから繰り返し読み出す必要がない。
【0138】
ステップS2207の処理に引き続き、プリンタ部204にて1ページ分(シートの片面分に相当)の画像形成処理が完了したか否かを判断する(ステップS2208)。ステップS2208の処理は、1ページ分の画像形成処理が完了するまで繰り返される。ステップS2208にて、1ページ分の画像形成処理が完了したと判断した場合は、該ジョブにて出力すべきデータが未だ有るか否かを判断する(ステップS2209)。
【0139】
ステップS2209にて、出力すべきデータが無いと判断した場合は該処理を終了する。一方、出力すべきデータが未だ有ると判断した場合は、ユーザにより選択されたフォーム画像のうちハードディスクから読み出してないフォーム画像が未だ有るか否かを判断し(ステップS2210)、読み出していないフォーム画像が有ると判断した場合はステップS2206に戻る。一方、ユーザにより選択されたフォーム画像のうち読み出していないフォーム画像は無いと判断した場合はステップS2207に戻る。
【0140】
尚、本発明は図示の実施形態に限定されず種々の変形が可能である。その変形例としては、例えば次のようなものがある。
【0141】
(1)上述した実施形態の機能(例えば、例えば、複数の動作モード毎にフォーム画像の操作画面を異ならせ、フォーム画像の選択方法を異ならせるための処理、選択可能なフォーム画像の数を決定するための処理、図9乃至図21を用いて説明したことを実行するための処理、図22のフローチャートに示した処理等)を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し、実行することによっても、本発明の目的を達成することが出来る。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が、上述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピーディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発のメモリカード、ROM等を用いることが出来る。
【0142】
(2)また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上述した実施形態の機能が実現できるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって、上述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0143】
(3)さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合も含む。
【0144】
(4)上述の実施形態では、動作モードに応じて最適な操作が出来る画面を自動的に表示させる場合について説明したが、この表示の組み合わせは、管理者あるいはサービスマンが自由に選択できる様にしても良い。これは、例えば、片面から片面コピーの場合でも、奇数ページと偶数ページで合成するフォーム画像を変えたい場合などに当てはまる。
【0145】
以上詳述したように、本形態によれば、ページ毎に異なるフォーム画像を合成する場合に作業効率を著しく向上させることが可能になると共に、フォーム合成画像を短時間で出力することが出来る。
【0146】
また、操作部2000からのフォーム指定操作またはコンピュータからの指示に従って、画像合成すべきフォーム画像をページ毎に指定するようにしたので、例えば画像形成の動作モード毎にフォーム画像の選択方法を変えることにより、簡単に最適なフォーム画像を選択することが可能になる。
【0147】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、入力手段により入力される画像データに合成させるための複数の画像データから、入力手段により入力された画像データを用いてシートに画像を印刷する際の印刷モードに応じた数の画像データを選択し、選択された画像データを入力手段により入力された複数の画像データの少なくとも何れかと合成して出力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示した画像形成装置とコンピュータとがネットワークで接続された状態を示す図である。
【図3】図1に示した画像形成装置の一例を示す断面図である。
【図4】電子ソータ部203の詳細構成を示すブロック図である。
【図5】メモリ制御部303の詳細構成を示すブロック図である。
【図6】原稿A,B,Cを2部プリントする場合の原稿とプリントとの関係を示した図である。
【図7】図6に示した例における動作タイミングを示す図である。
【図8】画像記憶部で用いられるハードディスクの画像データの管理及び記憶形式を説明するための図である。
【図9】画像読み取り装置からフォーム画像の登録を行う場合の画像形成装置の操作画面を示す図である。
【図10】フォーム画像の名称を入力する場合の画像形成装置の操作画面を示す図である。
【図11】フォーム画像を消去する場合の画像形成装置11の操作画面を示す図である。
【図12】画像形成装置の操作部のフォーム画像指定方法を示した図である。
【図13】フォーム画像と原稿とコピー画像の関係を示す図である。
【図14】図13の例における動作タイミングを示す図である。
【図15】片面原稿を両面コピーする場合におけるフォーム画像の合成を示す図である。
【図16】図15の例における動作タイミングを示す図である。
【図17】片面原稿を表紙モードで両面コピーする場合を示す図である。
【図18】図17の例における動作タイミングを示す図である。
【図19】コンピュータからのフォーム画像を登録する場合におけるコンピュータのディスプレイ画面を示す図である。
【図20】表紙モードにおいてフォーム画像と原稿と出力画像の関係を説明するための図である。
【図21】表紙、合紙モードにおいてフォーム画像と原稿と出力画像の関係を説明するための図である。
【図22】フォーム画像を使用して画像形成処理を行う場合における処理のフローチャートを示す図である。
【符号の説明】
11 画像形成装置
12,13 コンピュータ
201 画像読み取り部
203 電子ソータ部
204 プリンタ部
209 データ展開処理部
303 メモリ制御部
305 画像記憶部
306 画像合成部

Claims (4)

  1. 複数の画像データを入力する入力手段と、
    前記入力手段により入力される複数の画像データに合成させるための複数の画像データを記憶する記憶手段と、
    前記入力手段により入力された複数の画像データを用いて複数のシートの片面に画像を印刷する片面印刷モードと前記入力手段により入力された複数の画像データを用いて複数のシートの両面に画像を印刷する両面印刷モードを含む複数の印刷モードのうち何れかの印刷モードを設定する設定手段と、
    前記設定手段により前記片面印刷モードが設定された場合に、前記記憶手段に記憶された複数の画像データから前記複数のシートの片面に印刷すべき片面用画像データを選択し、前記設定手段により前記両面印刷モードが設定された場合に、前記記憶手段に記憶された複数の画像データから前記複数のシートの表面に印刷すべき表面用画像データと前記複数のシートの裏面に印刷すべき裏面用画像データを選択する選択手段と、
    前記設定手段により前記片面印刷モードが設定された場合に、前記選択手段により選択された前記片面用画像データを前記入力手段により入力された複数の画像データそれぞれと合成し、前記設定手段により前記両面印刷モードが設定された場合に、前記選択手段により選択された前記表面用画像データを前記入力手段により入力された複数の画像データのうち前記複数のシートの表面に印刷される複数の画像データそれぞれと合成するとともに前記選択手段により選択された前記裏面用画像データを前記入力手段により入力された複数の画像データのうち前記複数のシートの裏面に印刷される複数の画像データそれぞれと合成する合成手段と、
    前記合成手段により合成された複数の画像データを用いて複数のシートに画像を印刷する印刷手段とを有することを特徴とする印刷装置。
  2. 前記設定手段により前記片面印刷モードが設定された場合に、前記記憶手段に記憶された複数の画像データから前記片面用画像データを選択するための指示を前記印刷装置の操作者から受け付け、前記設定手段により前記両面印刷モードが設定された場合に、前記記憶手段に記憶された複数の画像データから前記表面用画像データと前記裏面用画像データを選択するための指示を前記印刷装置の操作者から受け付ける受付手段を更に有し、
    前記選択手段は、前記設定手段により前記片面印刷モードが設定された場合に、前記記憶手段に記憶された複数の画像データから前記片面用画像データを選択し、前記設定手段により前記両面印刷モードが設定された場合に、前記記憶手段に記憶された複数の画像データから前記表面用画像データと前記裏面用画像データを選択することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 複数の画像データを入力する入力工程と、
    前記入力工程により入力される複数の画像データに合成させるための複数の画像データを記憶手段に記憶する記憶工程と、
    前記入力工程により入力された複数の画像データを用いて複数のシートの片面に画像を印刷する片面印刷モードと前記入力工程により入力された複数の画像データを用いて複数のシートの両面に画像を印刷する両面印刷モードを含む複数の印刷モードのうち何れかの印刷モードを設定する設定工程と、
    前記設定工程により前記片面印刷モードが設定された場合に、前記記憶手段に記憶された複数の画像データから前記複数のシートの片面に印刷すべき片面用画像データを選択し、前記設定工程により前記両面印刷モードが設定された場合に、前記記憶手段に記憶された複数の画像データから前記複数のシートの表面に印刷すべき表面用画像データと前記複数のシートの裏面に印刷すべき裏面用画像データを選択する選択工程と、
    前記設定工程により前記片面印刷モードが設定された場合に、前記選択工程により選択された前記片面用画像データを前記入力工程により入力された複数の画像データそれぞれと合成し、前記設定工程により前記両面印刷モードが設定された場合に、前記選択工程により選択された前記表面用画像データを前記入力工程により入力された複数の画像データのうち前記複数のシートの表面に印刷される複数の画像データそれぞれと合成するとともに前記選択工程により選択された前記裏面用画像データを前記入力工程により入力された複数の画像データのうち前記複数のシートの裏面に印刷される複数の画像データそれぞれと合成する合成工程と、
    前記合成工程により合成された複数の画像データを用いて複数のシートに画像を印刷する印刷工程とを有することを特徴とする印刷方法
  4. 印刷方法を実行するための、コンピュータで読み取り可能なプログラムを記憶する記憶媒体であって、
    前記プログラムは、
    複数の画像データを入力する入力ステップと、
    前記入力ステップにより入力される複数の画像データに合成させるための複数の画像データを記憶手段に記憶する記憶ステップと、
    前記入力ステップにより入力された複数の画像データを用いて複数のシートの片面に画像を印刷する片面印刷モードと前記入力ステップにより入力された複数の画像データを用いて複数のシートの両面に画像を印刷する両面印刷モードを含む複数の印刷モードのうち何れかの印刷モードを設定する設定ステップと、
    前記設定ステップにより前記片面印刷モードが設定された場合に、前記記憶手段に記憶された複数の画像データから前記複数のシートの片面に印刷すべき片面用画像データを選択し、前記設定ステップにより前記両面印刷モードが設定された場合に、前記記憶手段に記憶された複数の画像データから前記複数のシートの表面に印刷すべき表面用画像データと前記複数のシートの裏面に印刷すべき裏面用画像データを選択する選択ステップと、
    前記設定ステップにより前記片面印刷モードが設定された場合に、前記選択ステップにより選択された前記片面用画像データを前記入力ステップにより入力された複数の画像データそれぞれと合成し、前記設定ステップにより前記両面印刷モードが設定された場合に、前記選択ステップにより選択された前記表面用画像データを前記入力ステップにより入力された複数の画像データのうち前記複数のシートの表面に印刷される複数の画像データそれぞれと合成するとともに前記選択ステップにより選択された前記裏面用画像データを前記入力ステップにより入力された複数の画像データのうち前記複数のシートの裏面に印刷される複数の画像データそれぞれと合成する合成ステップと、
    前記合成ステップにより合成された複数の画像データを用いて複数のシートに画像を印刷する印刷ステップとを有することを特徴とする記憶媒体。
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