JP2002349699A - 車両用変速機のギア変速装置 - Google Patents

車両用変速機のギア変速装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モータを用いた変速機のギア変速装置の省ス
ペース化を図る。 【解決手段】 ギア変速装置4は、シャフト11と、シ
フトヨーク12と、ギアセレクト機構13と、ギアシフ
ト機構14とを備えている。シフトヨーク12は、シャ
フト11に移動可能・回転不能に装着されている。ギア
シフト機構14は、シフトヨーク11を揺動させる。ギ
アセレクト機構13は、シフトヨーク12をシャフト1
1の長手方向に移動させ任意のスプール10に選択対応
させる機構であり、雄ネジ部材31と、雄ネジ部材31
を回転させるモータ33と、雌ネジ部材32とを有す
る。雄ネジ部材31は、シャフト11と同軸に配置さ
れ、シャフト11に対して回転可能である。雌ネジ部材
32は、シャフト11と同軸に配置され、雄ネジ部材3
1に噛み合い、シフトヨーク12に連結される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用変速機のギ
ア変速装置、特に、モータによってギアセレクト機構を
作動させる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】バスやトラック等の大型車両では、現在
でも主として手動変速機が採用されている。手動変速機
では、運転席の変速レバーと変速機とがコントロールロ
ッド等のリンク機構によって機械的に連結されている。
そして、ギア変速時には、運転手がレバー操作をするこ
とで、ギア機構が物理的に駆動される。このため、頻繁
に変速を要求される場合には、ある程度の力を必要とす
るレバー操作は運転者にとって大きな負担になる。
【0003】この問題を解決するために、モータにより
作動するギア変速装置を手動変速機に設けるとともに、
そのギア変速装置を電気信号によって制御するためのト
ランスミッションECUを設けた遠隔操作式の手動変速
機が開発されている。この変速機では、モータがギア機
構の駆動を行うため、単に変速レバーを操作するだけの
小さな力で変速を行えるようになり、変速のレバー操作
に関する運転者の負担が軽減される。
【0004】一般に、手動変速機では、複数のスプール
がセレクト方向に並んで設けられている。そして、手動
変速機に設けられるギア変速装置は、ギアセレクト機構
により選択したスプールをシフト方向に駆動すること
で、ギアの断接を行う。ギア変速装置は、通常、一端が
各スプールに係合可能なシフトヨーク、シフトヨークが
回転不能にスプライン係合するシャフト、シャフト上の
シフトヨークをセレクト方向に移動させるギアセレクト
機構、シフトヨークを揺動させてスプールをシフト方向
に移動させるギアシフト機構などを備えている。ギアセ
レクト機構やギアシフト機構には、例えば電動ボールネ
ジ機構が採用される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】モータを使った従来の
ギア変速装置においては、例えば電動ボールネジ機構に
よってモータの回転を直線運動に変換させている。そし
て、それにより直線移動する部材をシフトヨークにリン
ケージで連結させ、シャフト上のシフトヨークをセレク
ト方向に移動させている。したがって、電動ボールネジ
機構は、シャフトと平行に配置されており、ギア変速装
置の占有スペースが比較的大きなものとなっている。ま
た、電動ボールネジ機構の可動部とシフトヨークとをリ
ンケージで連結する必要もあり、シフトヨークにセレク
ト方向以外の偏芯荷重が作用する恐れが高い。
【0006】本発明の課題は、モータを用いた変速機の
ギア変速装置の省スペース化(コンパクト化)を図ると
ともに、ギアセレクト機構からシフトヨークに偏芯荷重
が作用することを抑制することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の車両用
変速機のギア変速装置は、シャフトと、シフトヨーク
と、ギアセレクト機構と、ギアシフト機構とを備えてい
る。シフトヨークは、シャフトの長手方向に移動可能な
ように装着されている。また、このシフトヨークは、シ
ャフトに対して回転不能に装着されている。ギアシフト
機構は、シフトヨークを揺動させてシフトヨークからス
プールに力を作用させ、スプールの動きによって変速用
ギアの断接を行わせる機構である。ギアセレクト機構
は、シフトヨークをシャフトの長手方向に移動させ、シ
フトヨークを任意のスプールに選択的に対応させる機構
である。また、ギアセレクト機構は、第1ネジ部材と、
モータと、第2ネジ部材とを有している。第1ネジ部材
は、シャフトと同軸に配置される部材であって、シャフ
トに対して回転可能である。モータは、第1ネジ部材を
回転させる。第2ネジ部材は、シャフトと同軸に配置さ
れ、第1ネジ部材に噛み合うとともに、シフトヨークに
連結されている。
【0008】ここでは、モータにより第1ネジ部材を回
転させると、それに噛み合う第2ネジ部材が、シャフト
に回転不能に装着されているシフトヨークを、シャフト
の長手方向に沿って移動させる。これにより、ギアセレ
クト機構は、シフトヨークを任意のスプールに対応する
位置に移動させる。そして、ここでは、第1ネジ部材と
第2ネジ部材とから成るネジ送り機構を、シャフトと同
軸に配置している。例えば、ネジ部材を筒状に形成する
ことで、シャフトの外周側にネジ部材を同軸に配するこ
とができる。このようにネジ送り機構をシャフトと同軸
に配置しているため、シャフトと平行にギアセレクト機
構を配置している従来のギア変速装置に較べて、装置の
軽量コンパクト化を図ることができる。
【0009】また、両ネジ部材をシャフトと同軸に配し
ているため、ギアセレクト機構からシフトヨークに作用
する力によってシャフトに装着されたシフトヨークにシ
ャフトの長手方向に沿った力以外の偏芯荷重が作用して
しまうという不具合が抑えられる。これにより、シフト
ヨークの動きがより確実になるとともに、ギア変速装置
の耐久性も向上する。
【0010】請求項2に記載の車両用変速機のギア変速
装置は、請求項1に記載の装置であって、シャフトに
は、スプールのそれぞれに対応する位置に溝が形成され
ている。また、シフトヨークには、位置決め機構が含ま
れている。この位置決め機構は、溝に係合し得る係合部
材と、その係合部材を弾性的に支持する弾性部材とを有
している。第2ネジ部材は、シフトヨークに隙間を介し
て連結されている。
【0011】ここでは、シャフトに溝を形成し、その溝
に係合部材を係合させてシフトヨークの位置決めを行う
位置決め機構を設けている。そして、第1ネジ部材と第
2ネジ部材とから成るネジ送り機構の送りに多少の誤差
が出るような場合にも、第2ネジ部材とシフトヨークと
の間の隙間がそれを吸収し、位置決め機構によるシフト
ヨークの位置決めへの悪影響が概ね回避される。このよ
うな比較的簡易な構造によって、本請求項の装置では、
シフトヨークが任意のスプールの位置に確実に対応する
ようになる。
【0012】請求項3に記載の車両用変速機のギア変速
装置は、請求項1に記載の装置であって、ハウジングを
さらに備えている。ハウジングは、シャフトに対し、シ
ャフトの長手方向に移動不能である。シフトヨークに
は、スプールのそれぞれに対応する位置に溝が形成され
ている。また、ハウジングには、位置決め機構が含まれ
ている。この位置決め機構は、溝に係合し得る係合部材
と、その係合部材を弾性的に支持する弾性部材とを有し
ている。第2ネジ部材は、シフトヨークに隙間を介して
連結されている。
【0013】ここでは、シャフトと相対移動不能である
ハウジングに位置決め機構を設けて、その位置決め機構
の係合部材をシフトヨークの溝に係合させる構造を採っ
ている。そして、第1ネジ部材と第2ネジ部材とから成
るネジ送り機構の送りに多少の誤差が出るような場合に
も、第2ネジ部材とシフトヨークとの間の隙間がそれを
吸収し、位置決め機構によるシフトヨークの位置決めへ
の悪影響が概ね回避される。このような比較的簡易な構
造によって、本請求項の装置では、シフトヨークが任意
のスプールの位置に確実に対応するようになる。
【0014】請求項4に記載の車両用変速機のギア変速
装置は、請求項2又は3に記載の装置であって、第2ネ
ジ部材は、前記の隙間に配置されたダンパーを介してシ
フトヨークに連結されている。
【0015】
【発明の実施の形態】[第1実施形態] <マニュアルトランスミッション自動変速システムの概
要>図1に、本発明の一実施形態に係るトランスミッシ
ョン(車両用変速機)を含むマニュアルトランスミッシ
ョン自動変速システムを示す。
【0016】図1において、エンジン1とトランスミッ
ション2との間には、乾式単板クラッチディスクを含む
クラッチ3が配置されている。トランスミッション2を
駆動するアクチュエータとしては、ギア変速装置4が設
けられている。クラッチ3を駆動するアクチュエータと
しては、クラッチアクチュエータ5が設けられている。
クラッチアクチュエータ5は、クラッチ3の近傍に設け
られたスレーブシリンダ6に油圧回路を介して接続され
たマスタシリンダを有している。
【0017】このシステムには、エンジンECU51と
トランスミッションECU52とが設けられており、互
いに通信可能となっている。例えば、両者は、エンジン
回転情報やアクセル開度情報をやりとりすることができ
る。
【0018】エンジンECU51は、エンジン1の制御
を行っており、アクセルペダル54からのアクセル開度
信号が入力されるようになっている。トランスミッショ
ンECU52は、主にクラッチ制御と変速制御を行うた
めのものであり、クラッチアクチュエータ5にクラッチ
制御信号を、ギア変速装置4に変速制御信号を出力する
ようになっている。これら制御信号は、各種モータを駆
動するための信号である。
【0019】また、トランスミッションECU52に
は、各種センサからの信号が入力される。具体的には、
アクセルペダル54からアイドル信号、シフトレバー5
5からシフトポジション信号、クラッチペダル56から
クラッチストローク信号、クラッチアクチュエータ5か
らのクラッチストローク信号及び液圧信号、クラッチ3
からクラッチ回転信号、トランスミッション2から車速
信号、ギア変速装置4からシフト・セレクトストローク
信号が、トランスミッションECU52に入力される。
【0020】以上に述べたシステムでは、トランスミッ
ションECU52によってクラッチ操作とギア変速操作
が自動的に制御される。また、シフトレバー55の操作
によってギア変速操作を行う手動操作を選択的に用いる
こともできる。
【0021】クラッチペダル56に連動する第2マスタ
シリンダ57は、油路を介してスレーブシリンダ6に接
続されている。したがって、運転者がクラッチペダル5
6を操作すると、第2マスタシリンダ57からスレーブ
シリンダ6に油圧が供給され、クラッチ断接動作が行わ
れる。なお、この実施形態では、クラッチペダル56は
クラッチアクチュエータ5等の電気関係に不具合が生じ
たときのみに使用する緊急用であり、通常走行時には折
り畳まれている。
【0022】<ギア変速装置>図2を用いて、ギア変速
装置4について詳細に説明する。 (ギア変速装置の概要)ギア変速装置4は、トランスミ
ッションECU52からの変速制御信号に基づいて、ト
ランスミッション2の変速用ギアの断接を行う装置であ
る。図2に示すように、それぞれシフトレール9によっ
て直線移動するように保持されているトランスミッショ
ン2のスプール10は、セレクト方向(図2の左右方
向)に並んでいる。ギア変速装置4は、これらのスプー
ル10の1つを選択して押すことで、そのスプール10
をシフトレール9に沿って移動させる。具体的には、ギ
ア変速装置4のシフトヨーク12の爪12b(後述)
が、スプール10のスプールヨーク10aの切欠き部1
0bに入り、シャフト11の揺動運動によりスプール1
0が移動する。そして、スプール10の直線移動によ
り、図示しないコーンクラッチを含むシンクロ機構を介
して変速用ギアの断接が行われる。
【0023】ギア変速装置4は、主として、シャフト1
1と、シフトヨーク12と、ギアセレクト機構13と、
ギアシフト機構14とを備えている。 (シャフト)シャフト11は、両端近傍がベアリングを
介してハウジング45に軸支されている。また、シャフ
ト11の中央部分の外周面には、スプライン11aが形
成されている。
【0024】さらに、シャフト11のスプライン11a
には、後述するシフトヨーク12の爪12bが各スプー
ル10の切欠き部10bに入る位置に、それぞれ溝11
bが設けられている。
【0025】(シフトヨーク)シフトヨーク12は、内
周のスプライン12aがシャフト11のスプライン11
aに係合している。したがって、シフトヨーク12は、
シャフト11の長手方向に移動可能であるが、シャフト
11に対して回転が拘束されている。また、シフトヨー
ク12は、揺動によって各スプール10の切欠き部10
bに入り得る爪12bを有している。
【0026】さらに、シフトヨーク12には、シャフト
11の長手方向に直交するように筒状空洞部12cが形
成されている。そして、この筒状空洞部12cには、位
置決め機構20が配置される。この位置決め機構20
は、シャフト11の溝11bに係合し得るボール21
と、シフトヨーク12に固定される蓋23と、ボール2
1と蓋23とを弾性連結するバネ22とから構成されて
いる。位置決め機構20は、バネ22の付勢力によりボ
ール21を溝11bに押しつけることで、シフトヨーク
12の位置を一定の力でセレクト方向に保持する。
【0027】(ギアシフト機構)ギアシフト機構14
は、シャフト11を揺動させることでシフトヨーク12
からスプール10に力を作用させ、スプール10を移動
させて変速用ギアの断接を行わせる機構である。このギ
アシフト機構14として、ここでは遊星ギア減速機構を
使っているが、ハーモニックドライブ減速機構やサイク
ロ(登録商標)減速機構など他の機構を使ってもよい。
【0028】(ギアセレクト機構の構成)ギアセレクト
機構13は、シフトヨーク12をシャフト11の長手方
向(セレクト方向Ds)に移動させ、シフトヨーク12
を任意のスプール10に選択的に対応させる機構であ
る。このギアセレクト機構13は、主として、雄ネジ部
材31と、雌ネジ部材32と、電動モータ33とから構
成されている。
【0029】雄ネジ部材31は、その筒状部が、ラジア
ル軸受35,36を介して、シャフト11の端部の外周
側に配置されている。雄ネジ部材31の筒状部の外周面
には、雄ネジ31bが形成されている。また、雌ネジ部
材31の端部31aには、電動モータ33の回転軸33
aが連結されている。したがって、電動モータ33の回
転により、雄ネジ部材31も回転運動をする。
【0030】雌ネジ部材32は、筒状の部材であり、一
端の内周面に形成された雌ネジ32aが雄ネジ部材31
の雄ネジ31bと噛み合っている。また、雌ネジ部材3
2の他端の内周部には、シフトヨーク12のスプライン
12aと同じ形状のスプライン32bが形成されてお
り、シャフト11のスプライン11aと係合している。
さらに、雌ネジ部材32の他端の外周部には、フランジ
32cが形成されている。そして、このフランジ32c
からセレクト方向に一定の間隔を隔ててリティニングリ
ング61が取り付けられている。
【0031】また、シフトヨーク12の端部の内周部分
には、セレクト方向の当たり部12dより上記のフラン
ジ32cとリティニングリング61との間の間隔と同じ
間隔を隔てて、リティニングリング62が取り付けられ
ている。そして、雌ネジ部材32のフランジ32c、シ
フトヨーク12の当たり部12d、及び両リティニング
リング61,62に囲まれる環状の空間には、相対する
2個のディッシュプレート63を挟んで2個のワッシャ
64が配置されており、ダンパーの役割を果たしてい
る。このダンパー及び雌ネジ部材32とシフトヨーク1
2とのセレクト方向の間の隙間S(図2参照)によっ
て、雌ネジ部材32とシフトヨーク12とは、隙間Sの
寸法tに等しい2個のディッシュプレート63の圧縮可
能量tだけセレクト方向に相対移動可能な状態で、互い
に連結される状態となっている。
【0032】また、ギアセレクト機構13には、セレク
ト方向に沿ったシフトヨーク12の移動量を検出するこ
とのできるセンサ(図示せず)が設けられている。 (ギアセレクト機構の動作)トランスミッションECU
52からのギアセレクト信号により電動モータ33が回
転すると、電動モータ33の回転軸33aに連結されて
いる雄ネジ部材31が、ハウジング45に固定されたラ
ジアル軸受37を介してシャフト11の回りを回転す
る。このとき、雄ネジ部材31に噛み合っている雌ネジ
部材32は、スプライン係合を介してシャフト11に連
結されていることで回転が規制されているため、シャフ
ト11の軸方向(セレクト方向)に移動する。そして、
雌ネジ部材32が位置決め機構20によるシフトヨーク
12の保持力を上回る力でディッシュプレート63を圧
縮させたときに、シフトヨーク12がシャフト11上を
軸方向(セレクト方向)に移動する。
【0033】また、シフトヨーク12の移動量を検出す
るセンサにより電動モータ33の電流が遮断されても、
電動モータ33は慣性の影響ですぐには止まらず、雌ネ
ジ部材32は更に移動して停止することになる。この移
動時間は短時間(約0.1秒)であることが要求される
が、雌ネジ部材32の正確な停止位置を制御することは
一般的に困難である。しかしながら、本実施形態のギア
変速装置4ではシャフト11のスプライン11aに溝1
1bが設けられているため、シフトヨーク12は、ボー
ル21やバネ22から成る位置決め機構20によって、
正確な停止位置において強制的に固定されることにな
る。但し、雌ネジ部材32の停止位置とシフトヨーク1
2の正確な停止位置との差は、上記の2個のディッシュ
プレート63の圧縮可能量t(図2の隙間Sの寸法t)
以内である必要がある。
【0034】(ギア変速装置の特徴)本装置では、互い
に噛み合う雄ネジ部材31及び雌ネジ部材32から成る
ネジ送り機構を、シャフト11と同軸に配置している。
このようにネジ送り機構をシャフト11と同軸に配置し
ているため、シャフト11と平行に電動ボールネジなど
のギアセレクト機構を配置している従来のギア変速装置
に較べて、装置の軽量コンパクト化を図ることができて
いる。
【0035】また、両ネジ部材31,32をシャフト1
1と同軸に配しているため、ギアセレクト機構13から
シフトヨーク12に作用する力によってシャフト11に
装着されたシフトヨーク12にシャフト11の長手方向
に沿った力以外の偏芯荷重が作用してしまうという不具
合が抑えられる。すなわち、図2に示すようにシフトヨ
ーク12の中心円周部の近傍に対して雌ネジ部材32か
らの力を作用させる構造としているため、両ネジ部材3
1,32やシフトヨーク12に作用する力は概ね引っ張
り・圧縮荷重だけとなり、ギア変速装置4の作動が確実
になるとともに耐久性も向上している。
【0036】[第2実施形態]上記第1実施形態ではデ
ィッシュプレート63及びワッシャ64を介して雌ネジ
部材32とシフトヨーク12とを連結しているが、この
ようなダンパー構造を介さずに、所定の隙間を開けただ
けの状態で雌ネジ部材32とシフトヨーク12とを連結
させる構造を採ることも可能である(図3参照)。
【0037】ここでは、雌ネジ部材32の他端の外周部
には、フランジ32cではなく2箇所に凸部32dが形
成されている。そして、凸部32dは、シフトヨーク1
2に形成されている凹部12eに配置される。凹部12
eを形成する壁65に凸部32dを通す切欠きが形成さ
れているので、雌ネジ部材32は、凸部32dを壁65
の切欠きを通して凹部12eの中に入れた後に一定量回
転させることによって、シフトヨーク12と連結され
る。凹部12eのセレクト方向の幅は、凸部32dのセ
レクト方向の幅よりも大きい。したがって、この状態に
おいて、雌ネジ部材32は、所定の隙間を開けてシフト
ヨーク12と連結される。
【0038】トランスミッションECU52からのギア
セレクト信号により電動モータ33が回転すると、電動
モータ33の回転軸33aに連結されている雄ネジ部材
31が、ハウジング45に固定されたラジアル軸受37
を介してシャフト11の回りを回転する。このとき、雄
ネジ部材31に噛み合っている雌ネジ部材32は、スプ
ライン係合を介してシャフト11に連結されていること
で回転が規制されているため、シャフト11の軸方向
(セレクト方向)に移動する。そして、雌ネジ部材32
は、凸部32dが隙間を移動してシフトヨーク12に接
触した後に、シフトヨーク12がシャフト11上を軸方
向(セレクト方向)に移動する。
【0039】また、シフトヨーク12の移動量を検出す
るセンサにより電動モータ33の電流が遮断されても、
電動モータ33は慣性の影響ですぐには止まらず、雌ネ
ジ部材32は更に移動して停止することになる。この移
動時間は短時間(約0.1秒)であることが要求される
が、雌ネジ部材32の正確な停止位置を制御することは
一般的に困難である。しかしながら、本実施形態のギア
変速装置4ではシャフト11のスプライン11aに溝1
1bが設けられているため、シフトヨーク12は、ボー
ル21やバネ22から成る位置決め機構20によって、
正確な停止位置において強制的に固定されることにな
る。但し、雌ネジ部材32の停止位置とシフトヨーク1
2の正確な停止位置との差は、凹部12eのセレクト方
向の幅と凸部32dのセレクト方向の幅との差よりも小
さくなっている必要がある。
【0040】[第3実施形態]上記第1実施形態ではシ
ャフト11に溝11bを形成してシフトヨーク12に位
置決め機構20を設ける構造を採ることでシフトヨーク
12を正確な停止位置で止めるようにしているが、図4
に示すような構造を採った場合にも、シフトヨーク12
を正確な停止位置で止めさせることができる。
【0041】ここでは、シャフト11に溝を設ける代わ
りに、シフトヨーク12の外周面の一部に溝12fを設
けている。これらの溝12fは、シフトヨーク12の爪
12bが各スプール10の切欠き部に入る位置に設けら
れている。そして、位置決め機構120を、ハウジング
45に固定している。具体的には、溝12fの外周側に
位置するハウジング45の部分に筒状の保持部を形成
し、その保持部の筒状空洞45aの中に位置決め機構1
20を配している。位置決め機構120は、シフトヨー
ク12の溝12fに係合し得るボール121と、ハウジ
ング45に固定される蓋123と、ボール121と蓋1
23とを弾性連結するバネ122とから構成されてい
る。位置決め機構120は、バネ122の付勢力により
ボール121を溝12fに押しつけることで、シフトヨ
ーク12の位置を一定の力でセレクト方向に保持する。
【0042】
【発明の効果】本発明では、第1ネジ部材と第2ネジ部
材とから成るネジ送り機構をシャフトと同軸に配置して
いるため、シャフトと平行にギアセレクト機構を配置し
ている従来のギア変速装置に較べて、装置の軽量コンパ
クト化を図ることができる。
【0043】また、両ネジ部材をシャフトと同軸に配し
ているため、ギアセレクト機構からシフトヨークに作用
する力によってシャフトに装着されたシフトヨークにシ
ャフトの長手方向に沿った力以外の偏芯荷重が作用して
しまうという不具合が抑えられる。これにより、シフト
ヨークの動きがより確実になるとともに、ギア変速装置
の耐久性も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るトランスミッション
(車両用変速機)を含むマニュアルトランスミッション
自動変速システム図。
【図2】第1実施形態のギア変速装置の断面図。
【図3】第2実施形態のギア変速装置の断面図。
【図4】第3実施形態のギア変速装置の断面図。
【符号の説明】
2 トランスミッション 10 スプール 11 シャフト 11b 溝 12 シフトヨーク 13 ギアセレクト機構 14 ギアシフト機構 20,120 位置決め機構 21,121 ボール(係合部材) 22,122 バネ(弾性部材) 31 雄ネジ部材(第1ネジ部材) 32 雌ネジ部材(第2ネジ部材) 33 電動モータ 45 ハウジング 63 ディッシュプレート(ダンパー) 64 ワッシャ(ダンパー) S 隙間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 懸樋 亨 大阪府寝屋川市木田元宮1丁目1番1号 株式会社エクセディ内 Fターム(参考) 3J067 AA01 AB23 AB24 AC03 BA58 DA41 DB32 FA26 FB83 FB85 GA01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シャフトと、 前記シャフトの長手方向に移動可能であり且つ前記シャ
    フトに相対回転不能であるように前記シャフトに装着さ
    れたシフトヨークと、 前記シフトヨークを前記シャフトの長手方向に移動さ
    せ、前記シフトヨークを任意のスプールに選択的に対応
    させるギアセレクト機構と、 前記シフトヨークを揺動させて前記シフトヨークから前
    記スプールに力を作用させ、前記スプールの動きによっ
    て変速用ギアの断接を行わせるギアシフト機構と、を備
    え、 前記ギアセレクト機構は、前記シャフトと同軸に配置さ
    れ前記シャフトと相対回転可能な第1ネジ部材と、前記
    第1ネジ部材を回転させるモータと、前記シャフトと同
    軸に配置され前記第1ネジ部材に噛み合うとともに前記
    シフトヨークに連結される第2ネジ部材とを有してい
    る、車両用変速機のギア変速装置。
  2. 【請求項2】前記シャフトには、前記スプールのそれぞ
    れに対応する位置に溝が形成されており、 前記シフトヨークは、前記溝に係合し得る係合部材及び
    前記係合部材を弾性的に支持する弾性部材を有する位置
    決め機構を含んでおり、 前記第2ネジ部材は、前記シフトヨークに隙間を介して
    連結されている、請求項1に記載の車両用変速機のギア
    変速装置。
  3. 【請求項3】前記シャフトの長手方向に沿った前記シャ
    フトとの相対移動が不能なハウジングをさらに備え、 前記シフトヨークには、前記スプールのそれぞれに対応
    する位置に溝が形成されており、 前記ハウジングは、前記溝に係合し得る係合部材及び前
    記係合部材を弾性的に支持する弾性部材を有する位置決
    め機構を含んでおり、 前記第2ネジ部材は、前記シフトヨークに隙間を介して
    連結されている、請求項1に記載の車両用変速機のギア
    変速装置。
  4. 【請求項4】前記第2ネジ部材は、前記隙間に配置され
    たダンパーを介して前記シフトヨークに連結されてい
    る、請求項2又は3に記載の車両用変速機のギア変速装
    置。
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