JP2002337184A - 射出成形機の駆動源支持装置 - Google Patents

射出成形機の駆動源支持装置

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JP2002337184A
JP2002337184A JP2001146182A JP2001146182A JP2002337184A JP 2002337184 A JP2002337184 A JP 2002337184A JP 2001146182 A JP2001146182 A JP 2001146182A JP 2001146182 A JP2001146182 A JP 2001146182A JP 2002337184 A JP2002337184 A JP 2002337184A
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shaft
hole
injection molding
molding machine
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JP2001146182A
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Ryuichi Takanohashi
龍一 鷹觜
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】エンコーダのメンテナンスを行う場合に、サー
ボモータの重量を支えることなく、サーボモータの回転
軸をフリーにすることができるようにする。 【解決手段】回転軸及び回転検出手段を備える駆動源が
取り付けられる支持部材と、前記駆動源を前記支持部材
に取り付けるために貫通孔を備える取付用板部材とを有
し、前記貫通孔に挿入されるとともに前記支持部材に支
持されたガイド部材に沿って、前記取付用板部材が移動
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、射出成形機の駆動
源支持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、射出成形機においては、加熱シリ
ンダ内において加熱され、溶融させられた樹脂を高圧で
射出して金型装置のキャビティ空間に充填(てん)し、
該キャビティ空間内において樹脂を冷却し、固化させる
ことによって成形品を成形している。
【0003】そのために、前記金型装置は固定金型及び
可動金型から成り、型締装置によって前記可動金型を進
退させ、前記固定金型に対して接離させることによっ
て、型閉じ、型締め及び型開きを行うことができるよう
になっている。
【0004】そして、前記型締装置に、前記可動金型を
前進又は後退させるためにトグル機構が配設され、該ト
グル機構は、一般に、駆動部に配設されたサーボモータ
を駆動することによって作動させられる。該サーボモー
タは回転軸を有し、トグルサポート等の固定部材に取り
付けられる。なお、前記回転軸の前端は、カップリング
等を介して、ボールネジ軸の後端に連結されている。ま
た、前記回転軸の後端には、回転軸の回転角、回転速度
等を検出するエンコーダが取り付けられている。
【0005】また、前記ボールネジ軸は、外周のほぼ全
長にわたりネジが形成され、ボールネジナットが螺
(ら)合される。さらに、該ボールネジナットは、ガイ
ドバーに沿ってスライド可能なトグル機構のクロスヘッ
ドに取り付けられる。
【0006】したがって、前記サーボモータを作動させ
ると、回転軸の回転がボールネジ軸に伝達され、該ボー
ルネジ軸に螺合されたボールネジナットがボールネジ軸
の軸方向に移動するので、前記クロスヘッドが右方又は
左方に移動させられる。
【0007】そして、前記クロスヘッドを前進させる
と、トグル機構が伸展して可動プラテンが前進させら
れ、型閉じ及び型締めが行われ、前記クロスヘッドを後
退させると、トグル機構が屈曲して可動プラテンが後退
させられ、型開きが行われる。
【0008】なお、前記サーボモータの回転軸の前端
が、カップリング等を介して、ボールネジナットに連結
されている場合もある。この場合、該ボールネジナット
に螺入されたボールネジ軸が軸方向に移動して、該ボー
ルネジ軸の端部に固定されたクロスヘッドが右方又は左
方に移動させられる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の射出成形機においては、エンコーダのメンテナンス
を行うためにサーボモータの回転軸をフリーにする場
合、前記サーボモータが重いので、クレーン等の機器を
使用して、トグルサポート等の固定部材から前記サーボ
モータを取り外す必要があった。このため、クレーン等
の機器が配設されていない場所で使用されている射出成
形機においてエンコーダのメンテナンスを行うことが困
難であった。
【0010】射出成形機の駆動源として使用されるサー
ボモータは、通常、回転軸に取り付けられたロータに複
数の永久磁石が埋め込まれ、ステータは鉄心に複数のコ
イルが埋め込まれている。そして、前記ロータの永久磁
石の位置と前記ステータのコイルが励磁されるタイミン
グとを正確に合わせる必要があるので、前記ステータの
コイルに印加されるパルス電流は、エンコーダによって
検出された回転軸の回転角、回転速度等に基づいて制御
される。
【0011】ところで、エンコーダに使用されているL
ED等の発光素子や、エンコーダの回転部材のベアリン
グ等の寿命のために、前記エンコーダの部品を交換した
り、調整したりするメンテナンスを行う場合、サーボモ
ータの回転軸の角度とエンコーダの回転部材の角度とを
厳密に一致させる必要がある。この場合、前記サーボモ
ータの回転軸をフリーにして、該回転軸を少しずつ回転
させながら、該回転軸の角度とエンコーダの回転部材の
角度とが一致するように調整を行っている。
【0012】そのため、従来は、クレーン等の機器を使
用して、トグルサポート等の固定部材から前記サーボモ
ータを取り外して、前記エンコーダのメンテナンスを行
っていた。また、エンコーダのメンテナンスが終了する
と、再度クレーン等の機器を使用して、前記サーボモー
タを持ち上げて、前記固定部材にサーボモータを取付て
いた。
【0013】しかし、前記サーボモータは重量物である
ため、射出成形機がクレーン等の設備がない場所に配設
されている場合、エンコーダのメンテナンスを行うこと
は非常に困難であった。また、サーボモータの回転軸の
先端をボールネジ軸やボールネジナットに連結させるた
めには、微妙な位置調整を行う必要があるので、クレー
ン等を使用しても、重量物である前記サーボモータの位
置や姿勢を微妙に調整しながら、前記回転軸の先端をボ
ールネジ軸やボールネジナットに連結させることは難し
く、長い時間を費やしてしまう。
【0014】本発明は、前記従来の問題点を解決して、
エンコーダのメンテナンスを行う場合に、サーボモータ
の重量を支えることなく、サーボモータの回転軸をフリ
ーにすることができる射出成形機の駆動源支持装置を提
供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の射
出成形機の駆動源支持装置においては、回転軸及び回転
検出手段を備える駆動源が取り付けられる支持部材と、
前記駆動源を前記支持部材に取り付けるために貫通孔を
備える取付用板部材とを有し、前記貫通孔に挿入される
とともに前記支持部材に支持されたガイド部材に沿っ
て、前記取付用板部材が移動することができる。
【0016】本発明の他の射出成形機の駆動源支持装置
においては、さらに、前記回転軸は、前記支持部材側に
配設された回転部材に着脱可能に係合され、前記取付用
板部材がガイド部材に沿って移動することにより前記回
転部材に着脱される。
【0017】本発明の更に他の射出成形機の駆動源支持
装置においては、さらに、前記貫通孔には、前記取付用
板部材を支持部材側に固定するボルトが挿入される。
【0018】本発明の更に他の射出成形機の駆動源支持
装置においては、さらに、前記取付用板部材は、該取付
用板部材を支持部材側に固定するボルトが挿入されるボ
ルト用貫通孔を備える。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0020】図2は本発明の実施の形態における射出成
形機の型締装置の概略図である。
【0021】図において、15はフレーム、13は該フ
レーム15に固定された固定プラテン、23は該固定プ
ラテン13との間に所定の距離を置いて、前記フレーム
15に対して移動自在に配設されたベースプレートとし
てのトグルサポート、14は前記固定プラテン13とト
グルサポート23との間に架設されたタイバー、12は
前記固定プラテン13と対向して配設され、前記タイバ
ー14に沿って進退(図における左右方向に移動)自在
に配設された可動プラテンである。そして、前記固定プ
ラテン13における可動プラテン12と対向する面に図
示されない固定金型が取り付けられ、また、前記可動プ
ラテン12における前記固定プラテン13と対向する面
に図示されない可動金型が取り付けられる。
【0022】また、前記可動プラテン12の後端 (図に
おける左端) には駆動装置10が取り付けられる。該駆
動装置10は、駆動源としてのサーボモータ11を有
し、被駆動部材としてのエジェクタロッド24を前進又
は後退(図における右方向又は左方向に移動)させる。
そして、該エジェクタロッド24が前進又は後退するこ
とによって、金型装置における可動金型内部のキャビテ
ィに突出して成形品をエジェクトするための図示されな
いエジェクタピンが前進又は後退させられる。なお、前
記サーボモータ11は、いかなる種類のサーボモータで
あってもよい。
【0023】そして、前記可動プラテン12とトグルサ
ポート23との間にはトグル機構18が取り付けられ、
前記トグルサポート23の後端には射出成形機の型締め
用の駆動手段として、駆動装置10が取り付けられる。
該駆動装置10は、駆動源としてのサーボモータ11を
有し、被駆動部材としてのクロスヘッド17を前進又は
後退させることによって、トグル機構18を作動させる
ことができる。これにより、前記可動プラテン12が前
進(図における右方向に移動)させられて型閉じが行わ
れるとともに、サーボモータ11による推進力にトグル
倍率を乗じた型締力が発生させられ、該型締力によって
型締めが行われる。本実施の形態においては、トグル機
構18を作動させることによって型締力を発生させるよ
うにしているが、トグル機構18を使用することなく、
サーボモータ11による推進力をそのまま型締力として
可動プラテン12に伝達することもできる。
【0024】前記トグル機構18は、前記クロスヘッド
17に対して揺動自在に支持されたトグルレバー21、
前記トグルサポート23に対して揺動自在に支持された
トグルレバー22、及び前記可動プラテン12に対して
揺動自在に支持されたトグルアーム16から成り、前記
トグルレバー21と22との間、及び、トグルレバー2
2とトグルアーム16との間がそれぞれリンク結合され
る。
【0025】次に、前記駆動装置10の駆動源としての
サーボモータ11の取付装置について説明する。なお、
可動プラテン12に取り付けられた駆動装置10とトグ
ルサポート23に取り付けられた駆動装置10は、被駆
動部材が相違するだけで、構造及び動作が同一なので、
ここではトグルサポート23に取り付けられ、被駆動部
材がクロスヘッド17である駆動装置10のサーボモー
タ11の取付装置について説明する。
【0026】図3は本発明の実施の形態におけるトグル
サポートに取り付けられた駆動装置の断面図である。
【0027】図において、駆動源としてのサーボモータ
11は、ステータ27、軸受29を介してサーボモータ
11のハウジングのフランジ28に回転可能に取り付け
られた回転軸としての中空回転軸26、該中空回転軸2
6に取り付けられたロータ30を有する。
【0028】ここで、前記サーボモータ11は、例え
ば、複数の永久磁石が埋め込まれたロータ30と、鉄心
に複数のコイルが埋め込まれたステータ27を有する同
期型サーボモータであるが、いかなる種類のサーボモー
タであってもよい。
【0029】そして、中空回転軸26の後端(図におけ
る左端)には、該中空回転軸26の回転を検出する回転
検出手段としてのエンコーダ25が取り付けられる。
【0030】ここで、該エンコーダ25は、例えば、L
ED等の発光素子とフォトトランジスタ等の受光素子を
備え、回転軸に取り付けられたディスクに穿(せん)設
されたスリットを通過する発光素子からの光線を受光素
子が検出することによって、前記ディスクの回転角、回
転速度等を検出するオプティカルエンコーダであるが、
磁気抵抗素子を備え、回転軸に取り付けられた磁気ドラ
ムの回転を磁気抵抗素子が検出することによって、前記
磁気ドラムの回転角、回転速度等を検出する磁気エンコ
ーダであってもよいし、いかなる種類のエンコーダであ
ってもよい。なお、前記エンコーダ25の回転軸が、中
空回転軸26に連結されているので、前記ディスク、磁
気ドラム等の回転角、回転速度等を検出することは、前
記中空回転軸26及びロータ30の回転角、回転速度等
を検出することである。
【0031】また、前記中空回転軸26の前記エンコー
ダ25と反対側の端部、すなわち、前端(図における右
端)には、前記中空回転軸26とほぼ等しい内径を有す
る回転軸の一部としての雄スプライン中空軸31が取り
付けられる。該雄スプライン中空軸31の前記中空回転
軸26と反対側の外面には、軸方向に延在するスプライ
ンが形成されている。
【0032】なお、前記サーボモータ11の取付用板部
材としてのフランジ28は、駆動源が取り付けられる支
持部材としてのトグルサポート23の駆動源取付部35
に複数の取付ボルト38によって固定されている。ここ
で、前記フランジ28には貫通孔としての複数のボルト
用貫通孔39が形成され、前記駆動源取付部35には、
前記ボルト用貫通孔39に対応する位置に、内周面に雌
ネジが形成されたボルト孔41が形成されている。そし
て、図において左方から前記ボルト用貫通孔39に挿入
された取付ボルト38を前記ボルト孔41に螺入し、ネ
ジ締めすることによって、前記フランジ28は駆動源取
付部35に固定される。
【0033】そして、該駆動源取付部35内には、ベア
リング34を保持するベアリング保持部材36が配設さ
れ、前記駆動源取付部35と協働して、ベアリング34
の外側を固定して保持する。また、該ベアリング34内
には、内面における軸方向に延在するスプラインが形成
されている回転部材としての雌スプライン中空軸32が
挿入される。そして、該雌スプライン中空軸32の前端
には、ボールネジナット33が取り付けられ、前記雌ス
プライン中空軸32と協働して、ベアリング34の内側
を固定して保持する。これにより、前記雌スプライン中
空軸32及びボールネジナット33は、前記駆動源取付
部35及びベアリング保持部材36に対して、すなわ
ち、トグルサポート23に対して、回転可能であるが、
軸方向に移動不能に取り付けられる。
【0034】ここで、前記雌スプライン中空軸32内に
は、前記雄スプライン中空軸31の前端が挿入される。
そして、前記雌スプライン中空軸32及び雄スプライン
中空軸31は、互いのスプラインが咬(か)み合うこと
によって係合されるので、軸方向に互いに移動可能であ
り、雄スプライン中空軸31の回転が雌スプライン中空
軸32に伝達される。これにより、雄スプライン中空軸
31の回転が前記ボールネジナット33に伝達される。
【0035】また、ボールネジナット33には、ボール
ネジ軸37が螺入されている。該ボールネジ軸37の図
示されない前端は、クロスヘッド17に回転不能に固定
されている。
【0036】これにより、サーボモータ11が駆動して
中空回転軸26が回転すると、前記ボールネジナット3
3が回転させられ、ボールネジ軸37が前進又は後退さ
せられるので、前記クロスヘッド17が前進又は後退さ
せられる。なお、図3に示される状態は、前記ボールネ
ジ軸37が最も前進した状態である。
【0037】また、ボールネジ軸37の外径は、前記雌
スプライン中空軸32及び雄スプライン中空軸31の内
径よりも小さくなっている。したがって、前記ボールネ
ジ軸37は、図3に示される状態よりも後退させられる
と、前記雌スプライン中空軸32及び雄スプライン中空
軸31の内部に進入する。したがって、駆動装置10全
体の図における左右方向の長さが短く、小型化すること
ができる。
【0038】次に、前記駆動装置10の動作を説明す
る。
【0039】まず、ステータ27のコイルに電流を供給
してサーボモータ11を駆動すると、ロータ30が回転
し、該ロータ30に取り付けられた中空回転軸26が回
転する。すると、該回転が中空回転軸26の後端に取り
付けられたエンコーダ25の回転軸に伝達される。これ
により、中空回転軸26及びロータ30の回転角、回転
速度等が検出される。
【0040】一方、前記中空回転軸26の回転は、中空
回転軸26の前端に取り付けられた雄スプライン中空軸
31に伝達される。そして、該雄スプライン中空軸31
の回転は、スプラインによって係合している雌スプライ
ン中空軸32よって、ボールネジナット33に伝達され
る。
【0041】ここで、ボールネジナット33にはボール
ネジ軸37が螺入され、かつ、前記ボールネジナット3
3はトグルサポート23に対して、回転可能であるが、
軸方向に移動不能に取り付けられているので、前記ボー
ルネジナット33が回転することによって前記ボールネ
ジ軸37が軸方向に移動する、すなわち、前進又は後退
する。なお、前進するか後退するかは、ネジの向きとボ
ールネジナット33の回転方向とによって決定される
が、図3に示される状態では、ボールネジ軸37は最前
端に位置し、これ以上前進することができないので、こ
こでは、後退する場合について説明する。
【0042】そして、ボールネジ軸37が後退すると、
該ボールネジ軸37の図示されない前端に固定されたク
ロスヘッド17が後退する。これにより、トグル機構1
8が作動して、可動プラテン12が後退し、該可動プラ
テン12に取り付けられた図示されない可動金型が、固
定プラテン13に取り付けられた図示されない固定金型
から離れて、型開きが行われる。
【0043】ここでは、被駆動部材がクロスヘッド17
である場合について説明したが、前記被駆動部材がエジ
ェクタロッド24である場合も同様である。
【0044】そして、サーボモータ11が長時間にわた
り上記の動作を繰り返して、あらかじめ決められた時間
を経過した結果、駆動装置等に異常が生じた場合等に
は、エンコーダ25のメンテナンスを行う。この場合、
サーボモータ11の中空回転軸26をフリーにして、す
なわち、自由に回転することができるようにして、該中
空回転軸26を少しずつ回転させながら、該中空回転軸
26の角度とエンコーダ25のディスク、磁気ドラム等
の回転部材の角度とが一致するように調整を行う必要が
ある。
【0045】次に、前記サーボモータ11の中空回転軸
26をフリーにしてエンコーダ25のメンテナンスを行
う動作について説明する。
【0046】図1は本発明の実施の形態におけるサーボ
モータの中空回転軸をフリーにする場合のトグルサポー
トに取り付けられた駆動装置の断面図である。
【0047】本実施の形態においては、サーボモータ1
1のハウジングのフランジ28には複数のガイドバー用
貫通孔43が形成され、トグルサポート23の駆動源取
付部35には、前記ガイドバー用貫通孔43に対応する
位置に、内周面に雌ネジが形成されたガイド部材として
のガイドバー固定孔44が形成されている。
【0048】そして、前記サーボモータ11の中空回転
軸26をフリーにする場合、複数のガイドバー42がそ
れぞれ前記ガイドバー用貫通孔43に挿入され、先端が
前記ガイドバー固定孔44に螺入されて固定される。
【0049】ここで、前記ガイドバー42は、長尺の軸
を備えるボルトであるが、雄ネジは先端部分にのみ形成
されており、前記軸の大部分は前記雄ネジよりも大径の
丸棒となっている。また、前記丸棒の部分は雄スプライ
ン中空軸31の長さとフランジ28の厚さとの合計以上
の長さを有することが望ましい。
【0050】次に、取付ボルト38がすべて取り外され
る。この場合、前記サーボモータ11の重量は、前記ガ
イドバー42によって支えられているので、前記取付ボ
ルト38がすべて取り外されても、前記サーボモータ1
1は落下することがない。また、互いのスプラインが咬
み合うことによって係合されている雄スプライン中空軸
31及び雌スプライン中空軸32に図における下方の力
が加わることもない。
【0051】続いて、前記サーボモータ11が図におい
て左方へ移動させられる。この場合、前記サーボモータ
11の重量が前記ガイドバー42によって支えられた状
態で前記フランジ28が前記ガイドバー42に沿ってス
ライドするので、わずかな力を加えるだけで、前記サー
ボモータ11を図1に示される位置にまで、移動させる
ことができる。また、前記雄スプライン中空軸31及び
雌スプライン中空軸32に無理な力が加わることなく、
前記雄スプライン中空軸31が雌スプライン中空軸32
から引き離される。
【0052】そして、前記サーボモータ11が図1に示
される位置にある時は、中空回転軸26を自由に回転さ
せることができるので、エンコーダ25のメンテナンス
を行う際に前記中空回転軸26を少しずつ回転させなが
ら、該中空回転軸26の角度とエンコーダ25のディス
ク、磁気ドラム等の回転部材の角度とが一致するように
調整を行うことができる。
【0053】次に、エンコーダ25のメンテナンスが終
了すると、サーボモータ11が図において右方へ移動さ
せられる。この場合も、前記サーボモータ11の重量が
前記ガイドバー42により支えられた状態で前記フラン
ジ28が前記ガイドバー42に沿ってスライドするの
で、わずかな力を加えるだけで、前記サーボモータ11
を図3に示される位置にまで、移動させることができ
る。また、前記雄スプライン中空軸31及び雌スプライ
ン中空軸32に無理な力が加わることなく、前記雄スプ
ライン中空軸31と雌スプライン中空軸32とを係合さ
せられる。
【0054】続いて、取付ボルト38が、フランジ28
のボルト用貫通孔39に挿入され、ボルト孔41に螺入
され、ネジ締めされることによって、前記フランジ28
は駆動源取付部35に固定される。
【0055】そして、最後に前記ガイドバー42が取り
外される。
【0056】なお、前記ガイドバー42を常時取り付け
た状態にすることもできる。この場合、前記ガイドバー
42の取付及び取外の作業が不要となるので、エンコー
ダ25のメンテナンスを短時間で終了させることができ
る。
【0057】さらに、本実施の形態においては、前記フ
ランジ28にボルト用貫通孔39とは別にガイドバー用
貫通孔43を形成し、また、駆動源取付部35にボルト
孔41とは別にガイドバー固定孔44が形成されるよう
にしたが、ボルト用貫通孔39がガイドバー用貫通孔4
3を兼ね、また、ボルト孔41がガイドバー固定孔44
を兼ねるようにすることもできる。
【0058】この場合、まず、複数の取付ボルト38の
中のいくつかが取り外され、取付ボルト38が取り外さ
れたボルト用貫通孔39にガイドバー42が挿入され、
先端が取付ボルト38が取り外されたボルト孔41に螺
入されて固定される。次に残りの取付ボルト38がすべ
て取り外される。
【0059】以降の動作は前述された動作と同様であ
り、エンコーダ25のメンテナンスが終了し、最後にガ
イドバー42が取り外された後で、ガイドバー42が取
り外されたボルト用貫通孔39に取付ボルト38が挿入
され、ガイドバー42が取り外されたボルト孔41に螺
入されて固定される。
【0060】また、取付ボルト38の数が少ない場合に
は、前記取付ボルト38を順次ガイドバー42に置き換
えるようにすることが望ましい。
【0061】ボルト用貫通孔39がガイドバー用貫通孔
43を兼ね、また、ボルト孔41がガイドバー固定孔4
4を兼ねるようにすると、フランジ28や駆動源取付部
35の構造を簡素化することができ、製造コストを低く
することができる。
【0062】このように、本実施の形態においては、エ
ンコーダ25のメンテナンスを行う際に、サーボモータ
11のフランジ28を駆動源取付部35に取り付けたガ
イドバー42に沿ってスライドさせて、サーボモータ1
1の中空回転軸26をフリーにするようになっている。
【0063】したがって、クレーン等の機器を使用し
て、サーボモータ11の重量を支える必要がない。ま
た、わずかな力を加えてサーボモータ11を横方向に移
動させることができるので、雄スプライン中空軸31及
び雌スプライン中空軸32を係合及び取外を容易に行う
ことができる。
【0064】また、本発明の射出成形機の駆動源支持装
置は、ダイキャストマシーン、IJ封止プレス等に使用
することができる。
【0065】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
【0066】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、射出成形機の駆動源支持装置においては、回転軸
及び回転検出手段を備える駆動源が取り付けられる支持
部材と、前記駆動源を前記支持部材に取り付けるために
貫通孔を備える取付用板部材とを有し、前記貫通孔に挿
入されるとともに前記支持部材に支持されたガイド部材
に沿って、前記取付用板部材が移動することができる。
【0067】この場合、回転検出手段のメンテナンスを
行う場合に、駆動源の重量を支える必要がない。
【0068】他の射出成形機の駆動源支持装置において
は、さらに、前記回転軸は、前記支持部材側に配設され
た回転部材に着脱可能に係合され、前記取付用板部材が
ガイド部材に沿って移動することにより前記回転部材に
着脱される。
【0069】この場合、駆動源の回転軸を容易にフリー
にすることができる。
【0070】更に他の射出成形機の駆動源支持装置にお
いては、さらに、前記貫通孔には、前記取付用板部材を
支持部材側に固定するボルトが挿入される。
【0071】この場合、取付用板部材や支持部材の構造
を簡素化することができ、製造コストを低くすることが
できる。
【0072】更に他の射出成形機の駆動源支持装置にお
いては、さらに、前記取付用板部材は、該取付用板部材
を支持部材側に固定するボルトが挿入されるボルト用貫
通孔を備える。
【0073】この場合、ガイド部材の取付及び取外の作
業が容易となるので、回転検出手段のメンテナンスを短
時間で終了させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるサーボモータの中
空回転軸をフリーにする場合のトグルサポートに取り付
けられた駆動装置の断面図である。
【図2】本発明の実施の形態における射出成形機の型締
装置の概略図である。
【図3】本発明の実施の形態におけるトグルサポートに
取り付けられた駆動装置の断面図である。
【符号の説明】
11 サーボモータ 23 ドグルサポート 25 エンコーダ 26 中空回転軸 28 フランジ 31 雄スプライン中空軸 32 雌スプライン中空軸 38 取付ボルト 39 ボルト用貫通孔 43 ガイドバー用貫通孔 44 ガイドバー固定孔

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)回転軸及び回転検出手段を備える
    駆動源が取り付けられる支持部材と、(b)前記駆動源
    を前記支持部材に取り付けるために貫通孔を備える取付
    用板部材とを有し、(c)前記貫通孔に挿入されるとと
    もに前記支持部材に支持されたガイド部材に沿って、前
    記取付用板部材が移動することができることを特徴とす
    る射出成形機の駆動源支持装置。
  2. 【請求項2】 前記回転軸は、前記支持部材側に配設さ
    れた回転部材に着脱可能に係合され、前記取付用板部材
    がガイド部材に沿って移動することにより前記回転部材
    に着脱される請求項1に記載の射出成形機の駆動源支持
    装置。
  3. 【請求項3】 前記貫通孔には、前記取付用板部材を支
    持部材側に固定するボルトが挿入される請求項1又は2
    に記載の射出成形機の駆動源支持装置。
  4. 【請求項4】 前記取付用板部材は、該取付用板部材を
    支持部材側に固定するボルトが挿入されるボルト用貫通
    孔を備える請求項1又は2に記載の射出成形機の駆動源
    支持装置。
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