JP3255591B2 - 射出成形機 - Google Patents

射出成形機

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JP3255591B2 JP22534697A JP22534697A JP3255591B2 JP 3255591 B2 JP3255591 B2 JP 3255591B2 JP 22534697 A JP22534697 A JP 22534697A JP 22534697 A JP22534697 A JP 22534697A JP 3255591 B2 JP3255591 B2 JP 3255591B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱可塑性樹脂を溶
融して金型キャビティ内に射出して所定形状の成形品を
得る射出装置と型締装置とからなる射出成形機に係り、
特に射出装置および型締装置の駆動手段として、リニア
モータを適用した射出成形機の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、可塑性樹脂を溶融して金型キャビ
ティ内に射出して所定形状の成形品を得る射出装置と型
締装置とからなる射出成形機においては、可動部の動作
遅れや構造の複雑化を解消し、作業効率の向上を図るこ
とができるようにするため、可動部の駆動手段としてリ
ニアモータを使用した射出成形機が提案されている。
【0003】例えば、フレーム上に固設された固定ブラ
ケットと一方側の金型を支持する固定ダイプレートとの
間に、他方の金型を支持する移動ダイプレートが設けら
れると共に、フレーム上に移動可能に設けられる移動ブ
ラケットに支持されたバレルに、スクリュが回転駆動自
在に内挿され、バレル内に供給される樹脂材料を加熱溶
融して先端ノズルから金型キャビティ内に射出して成形
する射出成形機において、前記移動ダイプレートと固定
ブラケット、移動ブラケットと固定ダイプレート、スク
リュ後端と移動ブラケット間に回転用と直線用のそれぞ
れ磁極を直線状に配列したロタロッドとステータとから
なるリニアモータを設けた射出成形機が提案されている
(特開昭62−25022号公報)。
【0004】すなわち、前記提案に係る射出成形機は、
図2に示すように、フレーム10上に固設された固定ブ
ラケット17と一方側の金型15Aを支持する固定ダイ
プレート14との間に、他方の金型15Bを支持する移
動ダイプレート16が設けられている。また、フレーム
10上に移動可能に設けられる移動ブラケット12にス
クリュ11が内挿され、スクリュ回転用モータ13によ
り回転駆動自在に構成されている。
【0005】前記移動ダイプレート16と固定ブラケッ
ト17、移動ブラケット12と固定ダイプレート14、
スクリュ後端と移動ブラケット12間に回転用と直線用
のそれぞれリニアモータからなる型締めモータ18、ブ
ラケット移動用モータ19、射出モータ20が設けられ
ている。
【0006】そして、前記型締めモータ18は、移動ダ
イプレート16に連結された直線状のロータ18Aと、
固定ブラケット17の内側面に設けられたステータ18
Bとからなり、ロータ18Aは固定ブラケット17の孔
から外部に導出されている。同様に、ブラケット移動用
モータ19は、ロータ19Aとステータ19Bとからな
り、また射出モータ20も、ロータ20Aとステータ2
0Bとからなっている。
【0007】このように型締めモータ18、ブラケット
移動用モータ19および射出モータ20を、それぞれリ
ニアモータにより構成したことにより、射出成形機の可
動部をダイレクトに駆動することができ、動作に遅れを
生じることがなく、適応性を高め、効率の向上を図るこ
とができるものである。
【0008】また、前記提案に係る射出成形機と同様
に、装置の応答特性を向上させる射出成形機を得るた
め、固定プレートに対して可動プレートを進退移動して
それらに取付けられた金型を開閉する型締装置と、前記
型締装置の一側に設けられた射出筒内に進退、回転自在
に挿入されたスクリュを駆動して前記金型に樹脂を供給
する射出装置とを有する射出成形機において、前記可動
プレートやスクリュ等の可動体をリニアモータによって
駆動するように構成した射出成形機が提案されている
(特公平4−34929号公報)。
【0009】すなわち、前記提案に係る射出成形機は、
図3に示すように、型締装置Aにおいては、移動プレー
ト21においてタイバー22を貫通させると共に、この
貫通孔の周囲に筒状のステータ23が固設され、タイバ
ー22が2次導体24となって型締用リニアモータ25
が構成されている。また、射出装置Bにおいては、上側
スライドタイバー26が2次導体27となり、駆動プレ
ート28のこの2次導体27に外嵌する位置には、筒状
のステータ29が固設されて射出用リニアモータ30が
構成されている。なお、射出装置Bにおいて、スクリュ
31は、駆動プレート28に載置されたスクリュ回転用
モータ32によりタイミングプーリ33、タイミングベ
ルト34、タイミングプーリ35を介して回動するよう
に構成されている。
【0010】このように構成される射出成形機は、駆動
源がリニアモータ25、32であるため、タイミングプ
ーリやタイミングベルト等の伝達機構および回転運動を
直線運動に変換する機構が不要であり、制御において作
動の遅れが減少する等の利点が得られる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の射出成形機において、型締装置に対しては、移
動プレートに単一のリニアモータを適用して、型開閉操
作と型締め操作とを行うため、型閉じ状態を保持するこ
とが不安定となると共に、十分な型締め操作を行うこと
が困難となる難点がある。また、射出装置に対しては、
スクリュを回転駆動させるサーボモータと、スクリュお
よび射出ノズルを進退移動させるリニアモータとの組合
せに際して、例えば前者の射出成形機においては、スク
リュの移動と射出ノズルの移動とを個別に行うために複
数のリニアモータを設けたり、あるいは後者の射出成形
機においては、サーボモータとリニアモータとをスクリ
ュ軸に対し径方向に多重に配設して、その結合構成が複
雑になるばかりでなく、その装置構造も大形化する難点
がある。
【0012】そこで、本発明者は、鋭意研究を重ねた結
果、型締装置に対しては、型締用駆動手段として高圧・
低速リニアモータを設けると共に、型開閉用駆動手段と
して低圧・高速リニアモータを設け、また射出装置に対
しては、スクリュの延長軸ににサーボモータからなる回
転形中空軸モータを樹脂原料の計量用駆動手段として適
用すると共に、前記回転形中空軸モータを支持するガイ
ド軸に射出ブラケットを進退自在に挿通配置し、このガ
イド軸と射出ブラケットの挿通部に射出駆動手段として
のリニアモータを設けることにより、前述した問題点を
全て克服することができることを突き止めた。
【0013】従って、本発明の目的は、型締装置におい
て、円滑かつ迅速にして型開閉操作と型締め操作とを確
実に達成することができるようにリニアモータを構成配
置すると共に、射出装置において、サーボモータとリニ
アモータとを簡単かつコンパクトな組立て構成とするこ
とができ、適正かつ迅速な射出成形を実現することがで
きる射出成形機を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る射出成形機は、固定プレートに対しタ
イバーを介して移動プレートを進退自在に対向配置して
金型の開閉および型締めを行う型締装置と、この型締装
置の一側に設けられた加熱バレル内に進退かつ回転自在
に挿通されたスクリュを駆動して金型キャビティ内に溶
融樹脂を供給する射出装置とを備えてなる射出成形機に
おいて、前記型締装置は、移動プレートの反金型取付面
側にタイバーを介して連結プレートを対向配置すると共
にその中心部にタイバーと平行に延在するガイド軸を突
設してこのガイド軸の先端部を前記連結プレートに挿通
し、前記移動プレートとタイバーとの挿通部に型締用駆
動手段として第1の円筒形リニアモータを配設し、前記
ガイド軸と連結プレートとの挿通部に型開閉用駆動手段
として第2の円筒形リニアモータを配設して構成し、前
記射出装置は、加熱バレルを支持する射出ブラケットよ
り外部後方へスクリュを延在させ、このスクリュの外部
延在部分に計量用駆動手段としてスクリュを回転駆動さ
せる回転形中空軸モータを囲繞配置し、さらにこの回転
形中空軸モータを支持する取付板に固定されたガイド軸
をスクリュと平行で射出ブラケット側に突設して、この
ガイド軸の先端部を前記射出ブラケットに挿通すると共
にこのガイド軸と射出ブラケットの挿通部に射出用駆動
手段としてスクリュを進退移動させる円筒形リニアモー
タを配設して構成することを特徴とする。
【0015】この場合、前記型締装置の固定プレートと
射出装置の射出ブラケットとの間に、射出装置の加熱バ
レルの一端に形成したノズル部を固定金型に設けたノズ
ルタッチ部に当接させるための射出ブラケット移動手段
を設けることができる。
【0016】なお、本発明の射出成形機において、型締
装置および射出装置の駆動手段としてそれぞれ適用する
リニアモータは、例えば移動プレートないし射出ブラケ
ットが、それぞれ移動するタイバーないしガイド軸の一
部を2次導体とし、この2次導体の外周部に、内周面に
1次巻線を装着した円筒状の1次鉄心を配設して構成し
てなる、公知のリニア誘導モータを好適に使用すること
ができる。
【0017】
【実施例】次に、本発明に係る射出成形機の実施例につ
き、添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。
【0018】図1は、本発明に係る射出成形機の一実施
例を示すものである。すなわち、図1において、参照符
号40は射出成形機の型締装置を示すと共に、参照符号
60は射出成形機の射出装置を示す。
【0019】しかるに、型締装置40は、固定金型42
を取付けた固定プレート44に対し、移動金型46を取
付けた移動プレート48を、タイバー50を介して前進
後退自在に対向配置されている。また、この移動プレー
ト48の反金型取付面側には、タイバー50を介して連
結プレート52が対向配置されている。
【0020】そこで、本実施例においては、移動プレー
ト48のタイバー50が挿通する反金型取付面に、前記
タイバー50を囲繞するように第1の円筒形リニアモー
タ54を配設する。この場合、第1の円筒形リニアモー
タ54は、対応するタイバー50の一部を2次導体とし
て構成すると共に、この2次導体の外周部に、内周面に
1次巻線54aを装着した円筒状の1次鉄心54bを配
設した構成からなる。そして、この第1の円筒形リニア
モータ54は、高圧・低速特性を備えた型締用駆動手段
として構成する。
【0021】また、移動プレート48の反金型取付面の
中央部にタイバー50と平行にガイド軸55を延設し、
このガイド軸55の先端部を連結プレート52に進退自
在に挿通配置する。そして、前記連結プレート52のガ
イド軸55が挿通する一側面に、前記ガイド軸55を囲
繞するように第2の円筒形リニアモータ56を配設す
る。この場合、第2の円筒形リニアモータ56は、対応
するガイド軸55の一部を2次導体として構成すると共
に、この2次導体の外周部に、内周面に1次巻線56a
を装着した円筒状の1次鉄心56bを配設した構成から
なる。そして、この第2の円筒形リニアモータ56は、
低圧・高速特性を備えた型開閉用駆動手段として構成す
る。なお、参照符号58は、移動プレート48の移動位
置ないし型締め位置を検知するためのリニアスケールを
示す。
【0022】これに対し、射出装置60は、ノズル部6
2を有する加熱バレル64を一体的に設けた射出ブラケ
ット66と、前記加熱バレル64内において回転自在に
かつ軸方向に所定距離移動自在に挿通配置されたスクリ
ュ68とを備える。
【0023】そして、前記スクリュ68の後端は、射出
ブラケット66より外部へ十分に延在させ、このスクリ
ュ68の外部延在部分68aに対しサーボモータからな
る回転形中空軸モータ70を配設する。すなわち、前記
回転形中空軸モータ70は、前記スクリュ68の外部延
在部分68aの外周に固定配置されたロータ部材70a
と、このロータ部材70aをベアリング76、76を介
して回転自在に支承するよう囲繞配置したステータ部材
70bとから構成され、取付板72に支持されている。
【0024】従って、この回転形中空軸モータ70は、
加熱バレル64内に供給される樹脂原料の計量用駆動手
段として構成する。
【0025】また、ガイド軸74、74は、取付板72
に固定され、スクリュ68と平行で射出ブラケット66
に突設して挿通配置され、前記射出ブラケット66のガ
イド軸74、74が挿通する部分に、前記ガイド軸7
4、74を囲繞するように円筒形リニアモータ78を配
設する。なお、回転形中空軸モータ70に直接ガイド軸
74、74を固定し、取付板72を省略することができ
る。
【0026】この場合、円筒形リニアモータ78は、対
応するガイド軸74、74の一部を2次導体として構成
すると共に、この2次導体の外周部に、内周面に1次巻
線78aを装着した円筒状の1次鉄心78bを配設した
構成からなる。そして、この円筒形リニアモータ78
は、射出用駆動手段として構成する。
【0027】なお、参照符号80は、射出ブラケット6
6の移動位置を検知するためのリニアスケールを示す。
また、参照符号82は、射出ブラケット66を型締装置
40に対して前進後退させるための射出ブラケット移動
手段を示す。そして、この射出ブラケット移動手段82
は、前述したような円筒形リニアモータにより構成する
ことができる。
【0028】次に、前記構成からなる本実施例の射出成
形機の動作について説明する。
【0029】まず、射出工程において、射出装置60
は、射出ブラケット移動手段82により、射出ブラケッ
ト66を前進(図示において左進)させ、先端ノズル部
62を型締装置40の固定金型42に設けたノズルタッ
チ部(図示せず)に当接する。次いで、円筒形リニアモ
ータ78を付勢して、ガイド軸74、74を介して回転
形中空軸モータ70と一体的にスクリュ68を前進(図
示において左進)させて、スクリュ68の前方に蓄積し
ていた溶融樹脂をノズル部62から金型に対して射出す
ることができる。
【0030】この時、型締装置40は、予め第2の円筒
形リニアモータ56を付勢して移動プレート48を前進
(図示において右進)させて金型を型閉じ状態として置
き、前記射出装置60からの溶融樹脂の射出動作に伴
い、第1の円筒形リニアモータ54を付勢して、適宜型
締め操作を行う。
【0031】次いで、金型を冷却し、第1の円筒形リニ
アモータ54を逆付勢して型締めを解除した後、第2の
円筒形リニアモータ56を逆付勢して移動プレー48を
後退(図示において左進)させて金型の型開きを行い、
成形品の取出しを行う。
【0032】次に、計量工程において、射出装置60
は、予め射出ブラケット移動手段82により、射出ブラ
ケット66を所定位置まで後退(図示において右進)さ
せて置き、次いで回転形中空軸モータ70を付勢してス
クリュ68を回転すると共に、加熱バレル64内に樹脂
原料を投入することにより、スクリュ68の回転により
加熱バレル64内で溶融樹脂が生成され、この溶融樹脂
は次第にスクリュ68の前方に計量蓄積される。
【0033】この時、スクリュ68は、回転しながらス
クリュ前方に蓄積された溶融樹脂の圧力により、回転形
中空軸モータ70およびガイド軸74、74と共に、射
出ブラケット66より後退(サックバック)させること
ができる。
【0034】以上、本発明の好適な実施例について説明
したが、本発明は前記実施例に限定されることなく、本
発明の精神を逸脱しない範囲内において多くの設計変更
が可能である。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る射出
成形機は、固定プレートに対しタイバーを介して移動プ
レートを進退自在に対向配置して金型の開閉および型締
めを行う型締装置と、この型締装置の一側に設けられた
加熱バレル内に進退かつ回転自在に挿通されたスクリュ
を駆動して金型キャビティ内に溶融樹脂を供給する射出
装置とを備えてなる射出成形機において、前記型締装置
は、移動プレートの反金型取付面側にタイバーを介して
連結プレートを対向配置すると共にその中心部にタイバ
ーと平行に延在するガイド軸を突設してこのガイド軸の
先端部を前記連結プレートに挿通し、前記移動プレート
とタイバーとの挿通部に型締用駆動手段として第1の円
筒形リニアモータを配設し、前記ガイド軸と連結プレー
トとの挿通部に型開閉用駆動手段として第2の円筒形リ
ニアモータを配設して構成し、前記射出装置は、加熱バ
レルを支持する射出ブラケットより外部後方へスクリュ
を延在させ、このスクリュの外部延在部分に計量用駆動
手段としてスクリュを回転駆動させる回転形中空軸モー
タを囲繞配置し、さらにこの回転形中空軸モータを支持
する取付板に固定されたガイド軸をスクリュと平行で射
出ブラケット側に突設して、このガイド軸の先端部を前
記射出ブラケットに挿通すると共にこのガイド軸と射出
ブラケットの挿通部に射出用駆動手段としてスクリュを
進退移動させる円筒形リニアモータを配設した構成とす
ることにより、型締装置においては、円滑かつ迅速にし
て型開閉操作と型締め操作とを確実に達成することがで
きるようにリニアモータを構成配置すると共に、射出装
置においては、サーボモータとリニアモータとを簡単か
つコンパクトな組立て構成とすることができ、適正かつ
迅速な射出成形を実現することができる。
【0036】特に、本発明の射出成形機によれば、型締
装置においては円筒形リニアモータの組合せにより、容
易に高出力の型締力を得ることができると共に、射出装
置においては円筒形リニアモータと回転形中空軸モータ
との組合せにより、簡素化された構成にして高出力の可
塑化能力および射出力を得ることができ、簡単かつ小形
化された構成によって形状および容量等の設計の自由度
も拡大され、液圧の漏洩や騒音の発生等を可及的に抑制
することができる。しかも、前記それぞれの駆動手段と
してリニアモータを使用することにより、従来使用され
ているボールねじ軸を不要とすることができるばかりで
なく、また回転形中空軸モータの使用によりスクリュを
ダイレクトに回転させることができ、モータ回転数とス
クリュ回転数とが1対1で対応して高性能な回転制御を
達成することができる等、多くの優れた利点が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る射出成形機の一実施例を示す概略
側面説明図である。
【図2】従来の射出成形機の一構成例を示す概略説明図
である。
【図3】従来の射出成形機の別の構成例を示す概略説明
図である。
【符号の説明】
40 型締装置 42 固定金型 44 固定プレート 46 移動金型 48 移動プレート 50 タイバー 52 連結プレート 54 第1の円筒形リニアモータ 55 ガイド軸 56 第1の円筒形リニアモータ 60 射出装置 62 ノズル部 64 加熱バレル 66 射出ブラケット 68 スクリュ 68a 外部延在部分 70 回転形中空軸モータ 72 取付板 74 ガイド軸 76 ベアリング 78 円筒形リニアモータ 82 射出ブラケット移動手段

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定プレートに対しタイバーを介して移
    動プレートを進退自在に対向配置して金型の開閉および
    型締めを行う型締装置と、この型締装置の一側に設けら
    れた加熱バレル内に進退かつ回転自在に挿通されたスク
    リュを駆動して金型キャビティ内に溶融樹脂を供給する
    射出装置とを備えてなる射出成形機において、 前記型締装置は、移動プレートの反金型取付面側にタイ
    バーを介して連結プレートを対向配置すると共にその中
    心部にタイバーと平行に延在するガイド軸を突設してこ
    のガイド軸の先端部を前記連結プレートに挿通し、前記
    移動プレートとタイバーとの挿通部に型締用駆動手段と
    して第1の円筒形リニアモータを配設し、前記ガイド軸
    と連結プレートとの挿通部に型開閉用駆動手段として第
    2の円筒形リニアモータを配設して構成し、 前記射出装置は、加熱バレルを支持する射出ブラケット
    より外部後方へスクリュを延在させ、このスクリュの外
    部延在部分に計量用駆動手段としてスクリュを回転駆動
    させる回転形中空軸モータを囲繞配置し、さらにこの回
    転形中空軸モータを支持する取付板に固定されたガイド
    軸をスクリュと平行で射出ブラケット側に突設して、こ
    のガイド軸の先端部を前記射出ブラケットに挿通すると
    共にこのガイド軸と射出ブラケットの挿通部に射出用駆
    動手段としてスクリュを進退移動させる円筒形リニアモ
    ータを配設して構成することを特徴とする射出成形機。
  2. 【請求項2】 型締装置の固定プレートと射出装置の射
    出ブラケットとの間に、射出装置の加熱バレルの一端に
    形成したノズル部を固定金型に設けたノズルタッチ部に
    当接させるための射出ブラケット移動手段を設けてなる
    請求項1記載の射出成形機。
JP22534697A 1997-08-21 1997-08-21 射出成形機 Expired - Fee Related JP3255591B2 (ja)

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