JP3321431B2 - 電動射出成形機の射出機構 - Google Patents
電動射出成形機の射出機構Info
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- JP3321431B2 JP3321431B2 JP12681099A JP12681099A JP3321431B2 JP 3321431 B2 JP3321431 B2 JP 3321431B2 JP 12681099 A JP12681099 A JP 12681099A JP 12681099 A JP12681099 A JP 12681099A JP 3321431 B2 JP3321431 B2 JP 3321431B2
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- ball screw
- support plate
- attached
- movable
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/46—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould
- B29C45/47—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould using screws
- B29C45/50—Axially movable screw
- B29C45/5008—Drive means therefor
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動射出成形機の
射出機構に関するものである。
射出機構に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、射出成形機においては、加熱シリ
ンダ内において加熱されて溶融した樹脂を、高圧で射出
して金型装置のキャビティ空間に充填し、該キャビティ
空間内において冷却固化させることによって成形品を取
り出すことができるようになっている。
ンダ内において加熱されて溶融した樹脂を、高圧で射出
して金型装置のキャビティ空間に充填し、該キャビティ
空間内において冷却固化させることによって成形品を取
り出すことができるようになっている。
【０００３】このような射出成形機は型締装置及び射出
装置を有し、型締装置は、固定プラテン及び可動プラテ
ンを備え、型締用シリンダが可動プラテンを進退させる
ことによって型閉じ、型締め及び型開きを行う。
装置を有し、型締装置は、固定プラテン及び可動プラテ
ンを備え、型締用シリンダが可動プラテンを進退させる
ことによって型閉じ、型締め及び型開きを行う。
【０００４】一方、射出装置は、ホッパから供給された
樹脂を加熱して溶融させる加熱シリンダ、及び溶融した
樹脂を射出する射出ノズルを備え、加熱シリンダ内にス
クリューが回転自在に、かつ、進退自在に配設される。
そして、スクリューを、後端に配設された駆動部によっ
て前進させることにより射出ノズルから樹脂を射出し、
再び駆動部によって後退させることにより所定量の樹脂
の計量が行われる。
樹脂を加熱して溶融させる加熱シリンダ、及び溶融した
樹脂を射出する射出ノズルを備え、加熱シリンダ内にス
クリューが回転自在に、かつ、進退自在に配設される。
そして、スクリューを、後端に配設された駆動部によっ
て前進させることにより射出ノズルから樹脂を射出し、
再び駆動部によって後退させることにより所定量の樹脂
の計量が行われる。
【０００５】ところで、前記スクリューの駆動部は、加
熱シリンダを支持するフロントプレート、その後方にあ
ってフロントプレートと所定の間隔を置いて配設された
リヤプレート、フロントプレートとリヤプレートとの間
に架設されたガイドバー、及びこのガイドバーに沿って
移動する可動プレートを備え、可動プレートに対して前
記スクリューが回転自在に取り付けられている。
熱シリンダを支持するフロントプレート、その後方にあ
ってフロントプレートと所定の間隔を置いて配設された
リヤプレート、フロントプレートとリヤプレートとの間
に架設されたガイドバー、及びこのガイドバーに沿って
移動する可動プレートを備え、可動プレートに対して前
記スクリューが回転自在に取り付けられている。
【０００６】このように従来の電動射出成形機は、加熱
シリンダを支持するフロントプレート、その後方にある
リヤプレート、両者との間に架設されたガイドバー等に
沿って移動する可動プレートにより構成されており、い
わゆる３プレートタイプである。
シリンダを支持するフロントプレート、その後方にある
リヤプレート、両者との間に架設されたガイドバー等に
沿って移動する可動プレートにより構成されており、い
わゆる３プレートタイプである。
【０００７】しかし、この構成では部品点数が多くなる
だけでなく、軸方向寸法が大きくなること、またガイド
バーに射出力が加わるので、ガイドバーの軸径も大きく
なること、その他、ボールねじ交換等のメンテナンスの
煩雑さも無視できなかった。これらの問題を解決する方
法として、図５のような２プレートタイプの構造を本出
願人は先に開示した（特願平１０−２７９７６６号(以
下先発明という)）。
だけでなく、軸方向寸法が大きくなること、またガイド
バーに射出力が加わるので、ガイドバーの軸径も大きく
なること、その他、ボールねじ交換等のメンテナンスの
煩雑さも無視できなかった。これらの問題を解決する方
法として、図５のような２プレートタイプの構造を本出
願人は先に開示した（特願平１０−２７９７６６号(以
下先発明という)）。
【０００８】しかし、この先発明の構造ではボールねじ
３の端部にベルト４の張力が作用する。このためボール
ねじ３がたわみ、動力の伝達ロス、ボールねじ３の寿命
低下という問題が残された。又複数の射出用ボールねじ
３を使用する際は、各ボールねじ３のたわみ挙動が一致
しないため、可動プレート２の動きに誤差が生じるとい
う問題もあった。
３の端部にベルト４の張力が作用する。このためボール
ねじ３がたわみ、動力の伝達ロス、ボールねじ３の寿命
低下という問題が残された。又複数の射出用ボールねじ
３を使用する際は、各ボールねじ３のたわみ挙動が一致
しないため、可動プレート２の動きに誤差が生じるとい
う問題もあった。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】射出用ボールねじのた
わみを少なくして、動力伝達のロス、ボールねじの寿命
低下を防ぐことができるようにすること、複数あるボー
ルねじのたわみ挙動の差をなくし、可動プレートの動き
を正確にすること、及びボールねじやベルト等のメンテ
ナンスの煩雑さをなくすことのできる射出機構を提供す
ることを目的とする。
わみを少なくして、動力伝達のロス、ボールねじの寿命
低下を防ぐことができるようにすること、複数あるボー
ルねじのたわみ挙動の差をなくし、可動プレートの動き
を正確にすること、及びボールねじやベルト等のメンテ
ナンスの煩雑さをなくすことのできる射出機構を提供す
ることを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】（１）ａ)シリンダ部
と、ｂ)シリンダ部の後部に取り付けられた固定プレー
トと、ｃ)固定プレートに対して移動可能な可動プレー
トと、ｄ)前記シリンダ部内において回転可能で、か
つ、進退可能に配設され、後端が前記可動プレートに対
して回転可能に取り付けられた射出部材と、ｅ)前記固
定プレートと可動プレートとの間に配設され、駆動手段
によって回転される複数本のボールねじと、ｆ)前記固
定プレートに取付けられ、前記ボールねじと螺合するボ
ールナットを有し、駆動手段によって発生された回転力
を推力に変換し、前記可動プレートを進退させる変換手
段とからなる射出成形装置において、ｇ)前記複数本の
ボールねじの位置を規制する支持プレートを前記可動プ
レートに設け、前記ボールねじの端部を前記支持プレー
トに回転可能に取付けた。 （２）ａ)シリンダ部と、ｂ)シリンダ部の後部に取り付
けられた固定プレートと、ｃ)固定プレートに対して移
動可能な可動プレートと、ｄ)前記シリンダ部内におい
て回転可能で、かつ、進退可能に配設され、後端が前記
可動プレートに対して回転可能に取り付けられた射出部
材と、ｅ)前記固定プレートと可動プレートとの間に配
設され、駆動手段によって回転される複数本のボールね
じと、ｆ)前記固定プレートに取付けられ、前記ボール
ねじと螺合するボールナットを有し、駆動手段によって
発生された回転力を推力に変換し、前記可動プレートを
進退させる変換手段とからなる射出成形装置において、
ｇ)前記複数本のボールねじの位置を規制する支持プレ
ート６を前記ボールねじの端部に設け、ボールねじの端
部を支持プレートに回転可能に取付けた。 （３）前記支持プレートを支持材７を介して可動プレー
トに取付けた。 （４）ボールねじの端部は支持プレート６に対し軸受８
を介し取付けられ、該軸受８の内輪をボールねじ３の端
部に設けた肩部３ａに対し押え板９で押し付け保持する
ようにした。 （５）ボールねじの端部は支持プレート６に対し軸受８
を介し取付けられ、該軸受の外輪が支持プレート６の端
部に設けた肩部６ａに対し、支持プレート６の外側に固
定された押え板８ａで押圧し保持されている。 （６）支持プレート６はボールねじの端部は支持プレー
ト６に対し軸受８を介し取付けられ、軸受８の外輪を支
持プレートに設けた肩部６ｂに対し支持プレートの内側
に固定された押え板８ｃによって押圧保持されている。
と、ｂ)シリンダ部の後部に取り付けられた固定プレー
トと、ｃ)固定プレートに対して移動可能な可動プレー
トと、ｄ)前記シリンダ部内において回転可能で、か
つ、進退可能に配設され、後端が前記可動プレートに対
して回転可能に取り付けられた射出部材と、ｅ)前記固
定プレートと可動プレートとの間に配設され、駆動手段
によって回転される複数本のボールねじと、ｆ)前記固
定プレートに取付けられ、前記ボールねじと螺合するボ
ールナットを有し、駆動手段によって発生された回転力
を推力に変換し、前記可動プレートを進退させる変換手
段とからなる射出成形装置において、ｇ)前記複数本の
ボールねじの位置を規制する支持プレートを前記可動プ
レートに設け、前記ボールねじの端部を前記支持プレー
トに回転可能に取付けた。 （２）ａ)シリンダ部と、ｂ)シリンダ部の後部に取り付
けられた固定プレートと、ｃ)固定プレートに対して移
動可能な可動プレートと、ｄ)前記シリンダ部内におい
て回転可能で、かつ、進退可能に配設され、後端が前記
可動プレートに対して回転可能に取り付けられた射出部
材と、ｅ)前記固定プレートと可動プレートとの間に配
設され、駆動手段によって回転される複数本のボールね
じと、ｆ)前記固定プレートに取付けられ、前記ボール
ねじと螺合するボールナットを有し、駆動手段によって
発生された回転力を推力に変換し、前記可動プレートを
進退させる変換手段とからなる射出成形装置において、
ｇ)前記複数本のボールねじの位置を規制する支持プレ
ート６を前記ボールねじの端部に設け、ボールねじの端
部を支持プレートに回転可能に取付けた。 （３）前記支持プレートを支持材７を介して可動プレー
トに取付けた。 （４）ボールねじの端部は支持プレート６に対し軸受８
を介し取付けられ、該軸受８の内輪をボールねじ３の端
部に設けた肩部３ａに対し押え板９で押し付け保持する
ようにした。 （５）ボールねじの端部は支持プレート６に対し軸受８
を介し取付けられ、該軸受の外輪が支持プレート６の端
部に設けた肩部６ａに対し、支持プレート６の外側に固
定された押え板８ａで押圧し保持されている。 （６）支持プレート６はボールねじの端部は支持プレー
ト６に対し軸受８を介し取付けられ、軸受８の外輪を支
持プレートに設けた肩部６ｂに対し支持プレートの内側
に固定された押え板８ｃによって押圧保持されている。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図１〜図４を参照して説明する。図１で、１は固定プ
レートで、該固定プレート１は射出成形機のフレーム２
０に立設され、中間部にシリンダ部２１の後部が取り付
けられている。２は可動プレートで、固定プレート１に
対して移動可能に設けられていると共に、中間部に回転
可能に設けられた射出部材（スクリュ）２２を有してい
る。また、可動プレート２の下端は、規制部材２３を介
してフレーム２０に設けられたガイドレール２４に沿っ
て移動可能になっている。
て図１〜図４を参照して説明する。図１で、１は固定プ
レートで、該固定プレート１は射出成形機のフレーム２
０に立設され、中間部にシリンダ部２１の後部が取り付
けられている。２は可動プレートで、固定プレート１に
対して移動可能に設けられていると共に、中間部に回転
可能に設けられた射出部材（スクリュ）２２を有してい
る。また、可動プレート２の下端は、規制部材２３を介
してフレーム２０に設けられたガイドレール２４に沿っ
て移動可能になっている。
【００１２】射出部材２２は、シリンダ部２１内におい
て回転可能で、かつ進退可能に設けられ、可動プレート
２に設けられた駆動手段（図示せず）により回転させら
る。３はボールねじで、このボールねじ３は固定プレー
ト１と可動プレート２との間に複数本配設されている。
て回転可能で、かつ進退可能に設けられ、可動プレート
２に設けられた駆動手段（図示せず）により回転させら
る。３はボールねじで、このボールねじ３は固定プレー
ト１と可動プレート２との間に複数本配設されている。
【００１３】また、ボールねじ３は、固定プレート１に
設けられたボールナット２５に螺合すると共に、可動プ
レート２に対しベアリング２６を介して回転可能に支持
されている。ボールねじ３は可動プレート２の後方（図
の右方）に延在する軸部３ｂを有し、この軸部３ｂには
プーリ５が設けられている。プーリ５の間には、ベルト
４が張設されている。
設けられたボールナット２５に螺合すると共に、可動プ
レート２に対しベアリング２６を介して回転可能に支持
されている。ボールねじ３は可動プレート２の後方（図
の右方）に延在する軸部３ｂを有し、この軸部３ｂには
プーリ５が設けられている。プーリ５の間には、ベルト
４が張設されている。
【００１４】２７は一つのボールねじ３の軸部３ｂに設
けられた駆動プーリで、該駆動プーリ２７は可動プレー
ト２に設けられたモータ２８（図４）のプーリ２９にベ
ルト３０を介して連結されている。前記ボールねじ３と
ボールナット２５によって、ボールねじ３に伝達される
回転力を推力に変換する変換手段が構成されている。
けられた駆動プーリで、該駆動プーリ２７は可動プレー
ト２に設けられたモータ２８（図４）のプーリ２９にベ
ルト３０を介して連結されている。前記ボールねじ３と
ボールナット２５によって、ボールねじ３に伝達される
回転力を推力に変換する変換手段が構成されている。
【００１５】本発明は、図１のように一枚の支持プレー
ト６（図４参照）を対をなすボールねじ３の端部に設け
ている。支持プレート６はボールねじ３の端部に軸受８
を介して軸と直交する方向に取付けられるので、これに
よりボールねじ３の動きを拘束している。この支持プレ
ート６は支持材７を介して可動プレート２に取付けられ
ている。前記軸受８はその内輪を図２又は図３のように
前記軸部３ｂに設けた肩部３ａと押え板９とで挟み固定
される。図１の場合には支持プレート６には肩がなく、
軸受８の外輪と中間嵌め又はゆるみ嵌めで嵌め合ってい
る。
ト６（図４参照）を対をなすボールねじ３の端部に設け
ている。支持プレート６はボールねじ３の端部に軸受８
を介して軸と直交する方向に取付けられるので、これに
よりボールねじ３の動きを拘束している。この支持プレ
ート６は支持材７を介して可動プレート２に取付けられ
ている。前記軸受８はその内輪を図２又は図３のように
前記軸部３ｂに設けた肩部３ａと押え板９とで挟み固定
される。図１の場合には支持プレート６には肩がなく、
軸受８の外輪と中間嵌め又はゆるみ嵌めで嵌め合ってい
る。
【００１６】図２は支持プレート６が可動プレート２に
対し図１の如く支持材７で支持されていない場合であ
る。この場合には支持プレート６が図１のごとく支持材
を介し可動プレート２に支持されないので、支持プレー
ト６とボールねじ３の端部の取付構造に於て図１の例と
異っている。図２に示す如く、軸受８の内輪はボールね
じ３に設けた肩部３ａと押え板９で、又外輪は支持プレ
ート６に設けた肩部６ａと支持プレート６にボルト８ｂ
で固着された押え板８ａで押圧保持する構成になってい
る。
対し図１の如く支持材７で支持されていない場合であ
る。この場合には支持プレート６が図１のごとく支持材
を介し可動プレート２に支持されないので、支持プレー
ト６とボールねじ３の端部の取付構造に於て図１の例と
異っている。図２に示す如く、軸受８の内輪はボールね
じ３に設けた肩部３ａと押え板９で、又外輪は支持プレ
ート６に設けた肩部６ａと支持プレート６にボルト８ｂ
で固着された押え板８ａで押圧保持する構成になってい
る。
【００１７】図１で、ベルト４を介してボールねじ３に
駆動力が伝達されても、ボールねじ３の端部は支持プレ
ート６で支持されているので、ボールねじ３に作用する
曲げモーメントが小さくなり、ボールねじ３のたわみは
極めて小さくなる。
駆動力が伝達されても、ボールねじ３の端部は支持プレ
ート６で支持されているので、ボールねじ３に作用する
曲げモーメントが小さくなり、ボールねじ３のたわみは
極めて小さくなる。
【００１８】また一枚の支持プレート６で複数のボール
ねじ３を拘束している。従って、各ボールねじ３の軸直
角方向の挙動を一致させることができるので、可動プレ
ート２の動きが正確になる。
ねじ３を拘束している。従って、各ボールねじ３の軸直
角方向の挙動を一致させることができるので、可動プレ
ート２の動きが正確になる。
【００１９】さらに図１の場合、支持プレート６に肩部
がないので、軸受８の軸方向の位置（ボールねじ３の肩
の位置）及び支持プレート６の軸方向の位置を正確にす
る必要がない。そしてボールねじ３がどのような挙動を
しても、軸と直交する方向の力の成分を支持プレート６
により拘束することができる。また、支持材７と支持プ
レート６の締結を取れば、支持プレート６はボールねじ
３から容易に外すことができ、ベルト４の交換が容易に
できるようになる。さらに支持プレート６と軸受８とは
取外し可能な程度の隙間を有しているので、支持プレー
ト６の取外しは極めて容易に行いうるようになってい
る。
がないので、軸受８の軸方向の位置（ボールねじ３の肩
の位置）及び支持プレート６の軸方向の位置を正確にす
る必要がない。そしてボールねじ３がどのような挙動を
しても、軸と直交する方向の力の成分を支持プレート６
により拘束することができる。また、支持材７と支持プ
レート６の締結を取れば、支持プレート６はボールねじ
３から容易に外すことができ、ベルト４の交換が容易に
できるようになる。さらに支持プレート６と軸受８とは
取外し可能な程度の隙間を有しているので、支持プレー
ト６の取外しは極めて容易に行いうるようになってい
る。
【００２０】図３は図２の場合に軸受８の外輪の支持を
支持プレート６に設けた肩部６ａと支持プレート６の内
側に固定された押え板８ｃで押圧保持する構成になって
いる。なお、押え板８ｃは取付・取外しを容易にするた
め、図３(ｂ)に示す如く２つ割りになっており、個々に
ボルト８ｄで取付けるようになっている。
支持プレート６に設けた肩部６ａと支持プレート６の内
側に固定された押え板８ｃで押圧保持する構成になって
いる。なお、押え板８ｃは取付・取外しを容易にするた
め、図３(ｂ)に示す如く２つ割りになっており、個々に
ボルト８ｄで取付けるようになっている。
【００２１】図４で(ａ)は支持プレート６を横からみた
図である。同じく(ｂ)は押え板９及び軸受８の部分の断
面図である。図４(ａ)に示すごとく、支持プレート６に
対し、ベルト４のアイドラープーリ１０の支持板１１を
取付け、ベルト張力調整用の長孔１２を設けてある。
図である。同じく(ｂ)は押え板９及び軸受８の部分の断
面図である。図４(ａ)に示すごとく、支持プレート６に
対し、ベルト４のアイドラープーリ１０の支持板１１を
取付け、ベルト張力調整用の長孔１２を設けてある。
【００２２】
【発明の効果】（１）従来の３プレートタイプに対し、
本発明は可動プレートに取付けた支持プレート６の存在
により、ボールねじ３のたわみが小さくなるので、その
分より寿命を長くできる。又支持プレート６により複数
のボールねじ３の軸と直交する方向の挙動が一致するの
で、可動プレート２の動きがより正確になる。 （２）支持プレート６はボールねじ３の端から簡単に外
すことができるので、ベルト４の交換に要する時間が少
なくて済み、また、ボールねじ３の交換の際は、支持プ
レート６を外す必要もない。 （３）上記の如き長所を持っているにも拘らず、従来の
３プレートタイプのように部品点数が増大することな
く、しかも軸方向寸法が長くならない利点を有してい
る。
本発明は可動プレートに取付けた支持プレート６の存在
により、ボールねじ３のたわみが小さくなるので、その
分より寿命を長くできる。又支持プレート６により複数
のボールねじ３の軸と直交する方向の挙動が一致するの
で、可動プレート２の動きがより正確になる。 （２）支持プレート６はボールねじ３の端から簡単に外
すことができるので、ベルト４の交換に要する時間が少
なくて済み、また、ボールねじ３の交換の際は、支持プ
レート６を外す必要もない。 （３）上記の如き長所を持っているにも拘らず、従来の
３プレートタイプのように部品点数が増大することな
く、しかも軸方向寸法が長くならない利点を有してい
る。
【図１】本発明の第一実施形態を示す断面図。
【図２】本発明の第二実施形態を示す断面図。
【図３】本発明の第三実施形態を示す断面図。
【図４】(ａ)は支持プレート取付部の正面図、(ｂ)は支
持プレートのボールねじ端部への取付部断面図。
持プレートのボールねじ端部への取付部断面図。
【図５】本出願人による先発明を示す断面図。
１ 固定プレート ２ 可動プレート ３ ボールねじ ４ ベルト ５ プーリ ６ 支持プレート ７ 支持材 ８ 軸受 8a，8c 押え板 8b，8d ボルト ９ 押え板 10 アイドラープー
リ 11 支持板 12 長孔
リ 11 支持板 12 長孔
Claims (6)
- 【請求項１】 ａ)シリンダ部と、 ｂ)シリンダ部の後部に取り付けられた固定プレート
と、 ｃ)固定プレートに対して移動可能な可動プレートと、 ｄ)前記シリンダ部内において回転可能で、かつ、進退
可能に配設され、後端が前記可動プレートに対して回転
可能に取り付けられた射出部材と、 ｅ)前記固定プレートと可動プレートとの間に配設さ
れ、駆動手段によって回転される複数本のボールねじ
と、 ｆ)前記固定プレートに取付けられ、前記ボールねじと
螺合するボールナットを有し、駆動手段によって発生さ
れた回転力を推力に変換し、前記可動プレートを進退さ
せる変換手段とからなる射出成形装置において、 ｇ)前記複数本のボールねじの位置を規制する支持プレ
ートを前記可動プレートに設け、前記ボールねじの端部
を前記支持プレートに回転可能に取付けたことを特徴と
する電動射出成形機の射出機構。 - 【請求項２】 ａ)シリンダ部と、 ｂ)シリンダ部の後部に取り付けられた固定プレート
と、 ｃ)固定プレートに対して移動可能な可動プレートと、 ｄ)前記シリンダ部内において回転可能で、かつ、進退
可能に配設され、後端が前記可動プレートに対して回転
可能に取り付けられた射出部材と、 ｅ)前記固定プレートと可動プレートとの間に配設さ
れ、駆動手段によって回転される複数本のボールねじ
と、 ｆ)前記固定プレートに取付けられ、前記ボールねじと
螺合するボールナットを有し、駆動手段によって発生さ
れた回転力を推力に変換し、前記可動プレートを進退さ
せる変換手段とからなる射出成形装置において、 ｇ)前記複数本のボールねじの位置を規制する支持プレ
ート(６)を前記ボールねじの端部に設け、ボールねじの
端部を支持プレートに回転可能に取付けたことを特徴と
する電動射出成形機の射出機構。 - 【請求項３】 前記支持プレートを支持材(７)を介して
可動プレートに取付けたことを特徴とする請求項１記載
の電動射出成形機の射出機構。 - 【請求項４】 ボールねじの端部は支持プレート(６)に
対し軸受(８)を介し取付けられ、該軸受(８)の内輪をボ
ールねじ(３)の端部に設けた肩部(3a)に対し押え板(９)
で押し付け保持するようにした請求項１又は請求項２記
載の電動射出成形機の射出機構。 - 【請求項５】 ボールねじの端部は支持プレート(６)に
対し軸受(８)を介し取付けられ、該軸受の外輪が支持プ
レート(６)の端部に設けた肩部(6a)に対し、支持プレー
ト(６)の外側に固定された押え板(8a)で押圧し保持され
ている請求項２記載の電動射出成形機の射出機構。 - 【請求項６】 支持プレート(６)はボールねじの端部は
支持プレート(６)に対し軸受(８)を介し取付けられ、軸
受(８)の外輪を支持プレートに設けた肩部(6b)に対し支
持プレートの内側に固定された押え板(8c)によって押圧
保持されている請求項２記載の電動射出成形機の射出機
構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12681099A JP3321431B2 (ja) | 1999-05-07 | 1999-05-07 | 電動射出成形機の射出機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12681099A JP3321431B2 (ja) | 1999-05-07 | 1999-05-07 | 電動射出成形機の射出機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000318002A JP2000318002A (ja) | 2000-11-21 |
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