JP2002331889A - 自動車の車体前部構造 - Google Patents

自動車の車体前部構造

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JP2002331889A JP2001141601A JP2001141601A JP2002331889A JP 2002331889 A JP2002331889 A JP 2002331889A JP 2001141601 A JP2001141601 A JP 2001141601A JP 2001141601 A JP2001141601 A JP 2001141601A JP 2002331889 A JP2002331889 A JP 2002331889A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車Vの車体前部バンパーフェース4及び
レインフォースメント6からなるフロントバンパー1を
配設し、そのバンパーフェース4を貫通して車体前方へ
突出するように、牽引フック30をレインフォースメン
ト6に対し着脱自在に取り付ける場合に、エネルギ吸収
部によって衝突初期の衝撃を十分に軽減できるようにす
る。 【解決手段】 レインフォースメント6を、車幅方向に
延びるクロスメンバ16とその左右両端部に設けられた
クラッシュ管17,17とを備えるものとし、牽引フッ
ク30の取付部材31を、車体左側のクラッシュ管17
に対して右側(車体内側)にずらして、クロスメンバ1
6に固定する。取付部材31は、クロスメンバ16の前
壁部を貫通して、中空部内を車体前後方向に後壁部まで
延びるように配置し、該前壁部及び後壁部にそれぞれ溶
接して固定するのが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のフロント
バンパーに牽引フックを着脱自在に設けた車体前部構造
に関し、特に、バンパーの衝撃吸収機能に配慮した牽引
フックの取付構造の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の牽引フックは一般的
に、車体前部におけるフレーム部材の前端側に固着され
ていて、その前方に位置するバンパーとの干渉を避ける
ために、フレーム部材から下方に延びるように設けられ
ている。このため、自動車の牽引荷重は牽引フックに対
して比較的大きな曲げ荷重となって作用することにな
り、これに耐え得るように牽引フックを補強しようとす
ると、コストや重量の増大を招くという不具合があっ
た。
【0003】これに対し、例えば、実開平4−3991
1号公報に開示されるように、車体前後方向に延びるフ
レーム部材に対してその長手方向に沿ってバンパーを貫
通するように、牽引フックを取り付けたものがある。こ
のものでは、牽引フックの取付部材を筒状のものとし、
バンパーレインフォースメントを貫通して車体前後方向
に延びるように配設して、その後端側をフレーム部材の
端部に固着させており、その取付部材の前端部に牽引フ
ックの端部を螺入して着脱自在に連結するようにしてい
る。従って、この従来例の場合、自動車の牽引荷重は牽
引フック及びその取付部材に対して単純な引張り荷重と
して作用するようになり、その軽量化及びコストダウン
が可能となる。また、非使用時には牽引フックを取り外
すようにすれば、バンパの見栄えを損なうこともない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、自動
車の衝突安全性をさらに高めるために、特にフロントバ
ンパーのエネルギ吸収構造について種々の提案がなされ
ており、例えば、バンパーレインフォースメントの左右
両端側にそれぞれクラッシュ管等のエネルギ吸収部を設
けて、衝突初期のエネルギを吸収させることが考えられ
る。すなわち、自動車の前方の障害物がバンパーに衝突
したときに、その衝突の荷重を直ちにクラッシュ管に伝
達し、このクラッシュ管を予め設定した低い荷重でもっ
て潰れ変形させるようにすれば、衝突初期の衝撃を大幅
に軽減することができるのである。
【0005】しかしながら、そのようにバンパーレイン
フォースメントの端部にクラッシュ管等を設けた場合、
前記従来例のような着脱式の牽引フックを設けることは
できなくなる。すなわち、前記従来例のように牽引フッ
クの取付部材をフレーム部材に固定すると、この取付部
材がクラッシュ管の内部で車体前後方向に延びるように
位置することになり、結果的に取付部材がクラッシュ管
の圧壊によるエネルギ吸収機能を阻害することになるか
らである。
【0006】本発明は、斯かる点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、自動車のフロントバ
ンパーに対する牽引フックの取付構造に工夫を凝らし、
着脱自在で利便性に優れかつ軽量かつ低コストの構造と
しながら、バンパーのエネルギ吸収部によって衝突初期
の衝撃を十分に軽減できるようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の解決手段では、自動車のフロントバンパー
におけるレインフォースメントの左右両端側にそれぞれ
エネルギ吸収部を備えるとともに、牽引フックの取付部
材はそのエネルギ吸収部の中間のクロスメンバに固定す
るものとした。
【0008】具体的に、請求項1の発明では、車体前部
にバンパーフェース及びバンパーレインフォースメント
からなるフロントバンパーを配設し、そのバンパーフェ
ースを貫通して車体前方へ突出するように、牽引フック
を前記バンパーレインフォースメントに対し着脱自在に
取り付けた自動車の車体前部構造を対象とする。そし
て、前記バンパーレインフォースメントとして、車幅方
向に延びるクロスメンバと、該クロスメンバの両端側を
それぞれ後方の車体フレームに連結するとともに、衝突
初期のエネルギを吸収可能な一対のエネルギ吸収部とを
備えるものとし、前記牽引フックをバンパーレインフォ
ースメントに取り付けるための取付部材を、車体前後方
向から見て、前記一対のエネルギ吸収部の中間のクロス
メンバに固定した。
【0009】この構成により、まず、牽引フックの取付
部材が比較的強度の高いバンパーレインフォースメント
のクロスメンバに固定されていて、該取付部材に取り付
けられる牽引フックがバンパーフェースを貫通して車体
前後方向に直線的に延びるようになり、このことで、牽
引フック及びその取付部材に対する牽引荷重が単純な引
張り荷重となるから、軽量化及びコストダウンが可能と
なる。また、牽引フックは着脱自在なので、非使用時に
はバンパーの見栄えを損なうこともない。
【0010】一方、自動車が前方の障害物と衝突したと
きには、バンパーフェース及びバンパーレインフォース
メントを介して衝突荷重がエネルギ吸収部に伝達され、
このエネルギ吸収部が相対的に低い荷重でもって潰れ変
形することにより、衝突のエネルギが吸収される。この
際、牽引フックの取付部材がエネルギ吸収部に対し車幅
方向にずれて位置することから、該取付部材がエネルギ
吸収部の変形を阻害することがなく、従って、このエネ
ルギ吸収部によって所期の狙い通りに衝突所期の衝撃を
十分に軽減できる。
【0011】請求項2の発明では、バンパーレインフォ
ースメントのクロスメンバが中空の閉断面構造を有する
ものであり、牽引フックの取付部材は、前記クロスメン
バの前壁部を貫通して中空部内を後壁部まで延びるよう
に設けるものとする。この構成では、取付部材の車体前
方側をクロスメンバの前壁部に、また車体後方側を後壁
部にそれぞれ固定することができるので、牽引荷重に対
して十分な取付強度が容易に得られる。
【0012】請求項3の発明では、バンパーフェースに
は、車体前後方向から見てバンパーレインフォースメン
トのクロスメンバよりも下方に開口するように、走行風
導入孔が形成されていて、牽引フックの取付部材を前記
クロスメンバの下面に固定するものとする。
【0013】このことで、牽引フックは、その使用時に
はバンパーフェースの走行風導入孔を介して取付部材に
取り付けることができるので、バンパーフェースには牽
引フックを挿通するための専用の孔部を設ける必要がな
くなり、よって、バンパーの見栄えをさらに向上でき
る。
【0014】請求項4の発明では、バンパーレインフォ
ースメントのクロスメンバは、車幅方向に長い帯状の金
属製板材を長手方向の折曲線に沿って折り曲げて、中空
部を有する略矩形閉断面構造としたものであって、当該
クロスメンバの後壁部の上下方向略中央部に、車体前方
に向かって突出する土手状の突出部を車幅方向の全体に
亘って形成するとともに、該後壁部の上下両端縁からそ
れぞれ車体前方に向かって延びるように上壁部及び下壁
部を形成し、該上壁部の前端縁から下方に向かって垂下
する垂下壁部を形成する一方、下壁部の前端縁から上方
に向かって立ち上がる起立壁部を形成し、さらに、該垂
下壁部の下縁部と起立壁部の上縁部とをそれぞれ前記突
出部の前端部に接合して、該突出部によりクロスメンバ
の中空部内を上下に区画したものとする。そして、牽引
フックの取付部材は、前記垂下壁部又は起立壁部のいず
れか一方と突出部の前端部とに跨るように接合する構成
とする。
【0015】この構成によると、バンパーレインフォー
スメントのクロスメンバは、垂下壁部及び起立壁部から
なる前壁部と後壁部との間に突出部により上下に区画さ
れた上下2つの中空部を有する閉断面構造となり、この
クロスメンバの剛性が極めて高くなるので、自動車の衝
突安全性がさらに向上する。しかも、クロスメンバの剛
性が高くなることで、衝突時に該クロスメンバに作用す
る衝撃荷重が瞬時にエネルギ吸収部に伝達されるように
なり、エネルギ吸収部の潰れ変形による衝撃の軽減作用
が一層、確実なものとなる。また、クロスメンバは1枚
の金属製板材を折り曲げて形成することができるので、
製造コストの低減も図られる。
【0016】一方、前記クロスメンバの前壁部が上側の
垂下壁部と下側の起立壁部とからなり、該両壁部が後方
の突出部にスポット溶接等により接合されているため、
この両壁部に対して牽引フックの取付部材を固定した場
合、自動車の牽引荷重が加わったときに該垂下壁部ない
し起立壁部が突出部から剥離する虞れがある。
【0017】そこで、この発明では、前記牽引フックの
取付部材を前記垂下壁部又は起立壁部のいずれか一方と
突出部の前端部とに跨るように接合して、自動車の牽引
荷重が垂下壁部や起立壁部だけでなくその後方の突出部
にも直接的に作用するようにしたので、該垂下壁部や起
立壁部の突出部からの剥離を確実に防止できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基いて説明する。
【0019】(実施形態1)図1は、本発明の実施形態
1に係る自動車Vの車体前部を示し、フロントバンパー
1がボンネットフード2や左右のフロントフェンダ3,
3の前端に連なるように設けられていて、それらが一体
となって自動車Vのフロントノーズ部分を構成してい
る。このバンパー1は、前記ボンネットフード2及び各
フロントフェンダ3と略連続する形状となるように射出
成形された樹脂製のバンパーフェース4と、車幅方向に
延びるように配設され、左右両端部がそれぞれフロント
サイドフレーム5,5(車体フレーム)の前端部に固定
された鋼製バンパーレインフォースメント6(以下、単
にレインフォースメントという)とからなる。
【0020】前記バンパーフェース4は、図2〜4にも
示すように、車幅方向の略中央部分から左右両端側に向
かって徐々に後退するように全体として大きく湾曲形成
された正面部分と、その左右両端側からそれぞれ車体後
方に向かって延びてフロントフェンダ3に連続する側面
部分とからなる。また、それらの下端縁には、図4にの
み示すが、バンパーフェース4の内方に向かうように湾
曲して延びる湾曲縁部4aが略全周に亘って設けられ、
さらに、車幅方向について中央部分を含む略6割ぐらい
の範囲においては該湾曲縁部4aに連続して車体後方に
延びる底板部4bが設けられている。
【0021】また、前記バンパーフェース4の正面部分
は、上下方向の略中央部分において車幅方向の全体に亘
る帯状の範囲がバンパー本来の機能を有するバンパー機
能部4cとされており、このバンパー機能部4cよりも
上側には、車幅方向略中央位置においてボンネットフー
ド2の先端縁との間に略五角形状のフロントグリルを形
成する中央切欠部8が形成されるとともに、その左右両
側にそれぞれヘッドランプ9,9の取り付けられる左右
一対のヘッドランプ取付部10,10が形成されてい
る。
【0022】一方、前記バンパー機能部4cよりも下側
のバンパーフェース4には、図2、3に示すように、車
幅方向の略全体に亘って空気取入口が開口していて、前
記底板部4bに対応する車幅方向の略中央部分において
車体前方へ開口する中央開口部12が形成されるととも
に、その左右両側においてバンパーフェース4の正面部
分から側面部分に回り込むように側方開口部13,13
がそれぞれ形成されている。前記中央開口部12は、自
動車Vのエンジンルームに走行風を導入する走行風導入
孔であり、また、各側方開口部13は、図示しない前輪
のブレーキ用ロータに向けて走行風を導入するためのも
のである。
【0023】そして、前記バンパーフェース4の車体へ
の取付け構造としては、図4にのみ示すが、中央切欠部
8と各ヘッドランプ取付部10との間の中間部分の上端
にそれぞれ上側取付フランジ部14,14が設けられて
いて、この左右一対の上側取付フランジ部14,14が
それぞれ図示しないシュラウドアッパパネルに対してボ
ルトにより固定される。また、該バンパーフェース4の
底板部4bの後端側が図示しないシュラウドロワパネル
に対してボルトにより固定され、さらに、湾曲縁部4b
の左右両側に各々3つずつ設けられた下側取付フランジ
部15,15,…がそれぞれ図示しないペリメータフレ
ームのフロントメンバに対しブラケット等を介して固定
され、これにより、バンパーフェース4が車体に取り付
けられるようになっている。
【0024】前記レインフォースメント6は、バンパー
フェース4におけるバンパー機能部4cの背後に所定間
隔を空けて配置され、図4〜7にもに示すように、車体
平面視で緩やかな円弧形状をなすクロスメンバ16と、
そのクロスメンバ16の左右両端部からそれぞれ車体後
方に延びるように設けられて、該クロスメンバ16をフ
ロントサイドフレーム5、5に対し連結支持するととも
に、自動車Vの前面衝突の際に前後方向に圧壊して衝突
初期のエネルギを吸収するクラッシュ管17,17(エ
ネルギ吸収部)とからなる。
【0025】前記クロスメンバ16は、図8に車幅方向
中央位置での横断面を示すように、高張力鋼板をロール
成形してなる断面略コ字状のアウタパネル18と平板状
のインナパネル19とからなり、車体前側に配置したア
ウタパネル18のコ字の開口を閉塞するように車体後側
にインナパネル19を組み合わせて、溶接により一体と
したものである。これにより、クロスメンバ16は、中
空の閉断面構造となり、アウタパネル18により前壁部
及び上下両壁部が形成されるとともに、インナパネル1
9により後壁部が形成される。尚、アウタパネル18に
より形成されるクロスメンバ16の前壁部には、車幅方
向の全体に亘って車体前方に突出する土手状の突部18
aが設けられている。
【0026】また、前記クラッシュ管17,17は、図
5〜7や図9にも示すように、各々車体前方ほど幅の広
い略台形板状の上壁部20及び下壁部21と、それら両
壁部20,21の前端を繋ぐように設けられた前壁部2
2と、左右一対の矩形板状の側壁部23,23とを備
え、それら壁部20〜23が車体後方に開口する箱状に
なるように組み合わされていて、その開口部が矩形板部
材24により閉止されてなる。該板部材24の外周側に
はフランジ部が形成されていて、フロントサイドフレー
ム5の前端部に設けられた剛性の高い締結固定部にボル
トにより固定されるようになっている。
【0027】前記クラッシュ管17の上壁部20、下壁
部21及び前壁部22は、1枚の鋼板部材をプレス成形
して、上壁部20及び下壁部21が互いに略平行となる
ように全体として略コ字状としたものである。また、図
9に拡大して示すように、クロスメンバ16とクラッシ
ュ管17との連結部分では、クロスメンバ16のインナ
パネル19の端部がクラッシュ管17の外側(図の左
側)に到達する一方、アウタパネル18の前壁部はクラ
ッシュ管17の内側(図に右側)に留まり、このアウタ
パネル18の端部からインナパネル19の端部までの間
を前記クラッシュ管17の前壁部22が車体前方から覆
うように取り付けられている。
【0028】また、前記クラッシュ管17の側面を形成
する左右一対の側壁部23,23は、互いの間隔が車体
前側ほど大きくなるように前記上壁部20及び下壁部2
1の間に配置されていて、それぞれ、前端縁部がクロス
メンバ16の後壁部(インナパネル19)に溶接される
とともに、上下両端縁部が各々クラッシュ管17の上壁
部20及び下壁部21に溶接されている。こうして、ク
ラッシュ管17は、車体前側から後側に向かって断面積
が徐々に小さくなる台形の箱状とされ、車体前後方向の
圧縮荷重を受けて車体前側から徐々に潰れ変形し、その
変形に伴い変形荷重が徐々に増大する。さらに、クラッ
シュ管17の上下両壁部20,21及び左右両側壁部2
3,23には、それぞれ長円形状のビードが車体前後方
向に並ぶように形成されていて、このビードによりクラ
ッシュ管17の潰れ変形の過程が所期の狙い通りのもの
となるように調整される。
【0029】尚、前記図8に示す符号25は、フロント
グリルの樹脂製ルーバーであり、また、符号26は、中
央開口部12に嵌め込まれる金属製メッシュである。さ
らに、前記図9に示す符号27は、各クラッシュ管17
の車体内側の側壁部23に形成された丸穴である。この
丸穴27が設けられていることで、バンパー1に車体前
方からの衝突荷重が入力したときにはまず該丸穴27の
周囲の側壁部23が変形し、その後に左右の両側壁部2
3,23が略均等に潰れ変形するようになる。このこと
で、クラッシュ管17の前壁部22が車体内側ほど車体
前方に突出するように傾斜していても、片当たりが抑制
されて、クラッシュ管17が全体としては車体前後方向
に真っ直ぐに潰れ変形することになる。
【0030】本発明の特徴は、上述の如き構成のフロン
トバンパー1に対する牽引フック30の配設構造にあ
り、図1にも示すように、この実施形態では、自動車V
を牽引するときに使用する牽引フック30がバンパーフ
ェース4を貫通して車体前方へ突出するように着脱自在
に設けられている。すなわち、図5〜7や図10に示す
ように、牽引フック30の取付部材31は、車体左側の
クラッシュ管17の付近で該クラッシュ管17の車体内
側の側壁部23よりもさらに車体内側にずれた位置に配
設されていて、この取付部材31に対して牽引フック3
0が着脱自在に固定されるようになっている。言い換え
ると、牽引フック30及びその取付部材31は、図7に
示すように車体前後方向から見て、左右のクラッシュ管
17,17の中間のクロスメンバ16に配設されてい
る。
【0031】前記牽引フック30は、鋼製の丸棒部材3
0aの先端に目玉状の係合部30bが溶接されたもの
で、この係合部30bに図示しない牽引用ワイヤの端部
が係合されるようになっている。また、該丸棒部材30
aの基端側外周には雄ネジが螺設されており、これに対
応するように、円筒状取付部材31の車体前側の端部内
周には雌ネジが螺設されている。そして、前記牽引フッ
ク30の丸棒部材30aの端部が取付部材31の端部に
螺入されて、締結される。
【0032】前記取付部材31は、図10に示すよう
に、レインフォースメント6のクロスメンバ16を貫通
して、その内部の中空部を車体前後方向に延びるように
設けられている。すなわち、クロスメンバ16の前壁部
及び後壁部には、それぞれ取付部材31の外径状に対応
する丸穴が形成されており、取付部材31は前端側及び
後端側がそれぞれ前記丸穴に内嵌合された状態で溶接に
より固定されている。このように、取付部材31をクロ
スメンバ16の前壁部及び後壁部にそれぞれ溶接により
固定しているので、牽引荷重に対して十分な取付強度が
容易かつ確実に得られる。
【0033】さらに、前記図10に示すように牽引フッ
ク30を取付部材31に取り付けた状態で、該牽引フッ
ク30の丸棒部材30aが挿通されるよう、バンパーフ
ェース4のバンパー機能部4cにおいて前記取付部材3
1の車体前側の端部に対向する位置に断面円形の貫通孔
32が設けられている。そして、その貫通孔32の内周
には車体後方に向かって延びるように環状の壁部が形成
されており、図示しない樹脂製キャップが車体外方から
貫通孔32に嵌め込まれて、前記環状壁部により保持さ
れるようになっている。
【0034】したがって、この実施形態1に係る自動車
の車体前部構造1によれば、まず、フロントバンパー1
の車体左側において牽引フック30が着脱自在に設けら
れており、牽引フック30を使用したいときにはキャッ
プによりバンパーフェース4の貫通孔32を閉塞するだ
けで、バンパー1の見栄えは何ら損なわれることがな
い。この際、取り外した牽引フック30は工具箱等に収
納すればよい。
【0035】また、自動車Vを牽引するときには、前記
キャップを取り外して、牽引フック30をその基端側か
らバンパーフェース4の貫通孔32に挿入し、さらに、
該牽引フック30の基端部を取付部材31の前端部に螺
入して締結する。このとき、該牽引フック30及び取付
部材31は、バンパーフェース4を貫通して車体前後方
向に直線的に延びるようになり、それらに作用する牽引
荷重が単純な引張り荷重となるから、牽引フック30及
びその取付部材31の補強が容易に行え、その軽量化及
びコストダウンが可能となる。
【0036】一方、自動車Vが前方の障害物と衝突した
ときには、バンパーフェース4及びクロスメンバ16を
介して衝突荷重がクラッシュ管17,17に伝達され、
このクラッシュ管17,17がそれぞれ比較的低い荷重
でもって潰れ変形することにより、衝突初期のエネルギ
を吸収することになる。この際、前記したように、牽引
フック30の取付部材31がクラッシュ管17に対し車
幅方向にずれているから、前後方向に強い取付部材31
がクラッシュ管17の潰れ変形を阻害することがなく、
従って、クラッシュ管17,17の潰れ変形によって所
期の狙い通りに衝突初期の衝撃を十分に軽減することが
できる。
【0037】(実施形態2)図11は、本願発明の実施
形態2に係る牽引フック30の取付構造を示し、この実
施形態2に係る自動車Vの前部構造は、前記牽引フック
30の取付構造以外は前記実施形態1のものと同じなの
で、以下、同一部材には同一の符号を付して、その説明
は省略する。そして、この実施形態2の特徴は、牽引フ
ック30の取付部材31をバンパー1のレインフォース
メント6におけるクロスメンバ16の下面に配置して、
牽引フック30を、その使用時にはバンパーフェース4
の中央開口部12(走行風導入孔)を介して取り付ける
ようにしたことにある。
【0038】すなわち、前記図11に示すように、牽引
フック30の取付部材34は、前記実施形態1のものと
同様の構造を有し、レインフォースメント6における左
右のクラッシュ管17,17の中間のクロスメンバ16
に配設されるとともに、該クロスメンバ6の下面に当接
する状態でブラケット35により固定されている。この
ブラケット35は、上方に開口した断面U字状のもの
で、上端部に設けられたフランジがクロスメンバ16の
下壁部にボルトにより締結されている。また、バンパー
フェース4には、前記実施形態1のような貫通孔32は
形成されておらず、その代わりに、中央開口部12の金
属製メッシュ26に、牽引フック30の丸棒部材30a
が挿通されるように、丸穴35が形成されている。
【0039】したがって、この実施形態2の場合、前記
した実施形態1のものと同様の作用効果が得られる上
に、牽引フック30をバンパーフェース4の中央開口部
12を介して取付部材34に装着することができ、バン
パーフェース4に牽引フック30を挿通するための貫通
孔32を設ける必要がないので、バンパー1の見栄えを
さらに向上することができる。
【0040】(実施形態3)図12、13は、本願発明
の実施形態3に係る牽引フック30の配設構造を示し、
この実施形態3に係る自動車Vの前部構造は、レインフ
ォースメント6のクロスメンバ36の構造と、このクロ
スメンバ36に固定される取付部材37の構成とが前記
実施形態1、2のものと異なるだけで、それ以外の構成
は該各実施形態のものと同じなので、以下、同一部材に
は同一の符号を付して、その説明は省略する。
【0041】そして、この実施形態3の特徴は、レイン
フォースメント6のクロスメンバ36が前記各実施形態
のものよりも高い剛性を有するものとされていて、該レ
インフォースメント36の前壁部に取付部材37が溶接
により固定されていることにある。すなわち、まず、前
記レインフォースメント6のクロスメンバ36は、車幅
方向に長い帯状の鋼板を長手方向の折曲線に沿って折り
曲げて、概略、前記実施形態1、2のものと同じく略矩
形の外形状に形成したものである。
【0042】より具体的に、前記クロスメンバ36は、
車幅方向に延びる後壁部36a,36bの上下方向略中
央部に車体前方に向かって突出する土手状の突出部36
cが車幅方向の全体に亘って形成され、車体後方から見
ると、その突出部36cの裏側の開口溝36dによっ
て、後壁部が上側後壁部36aと下側後壁部36bとの
2つに分割されている。また、前記上側後壁部36aの
上端縁が車体前方に折り曲げられて、車体前方に向かっ
て延びる上壁部36eが形成される一方、前記下側後壁
部36bの下端縁が車体前方に折り曲げられて、車体前
方に向かって延びる下壁部36fが形成されている。
【0043】さらに、前記上壁部36eの前端縁が下方
に折り曲げられて、下方に向かって垂れ下がる垂下壁部
36gが形成される一方、前記下壁部36fの前端縁が
上方に折り曲げられて、上方に向かって立ち上がる起立
壁部36hが形成されている。そして、前記垂下壁部3
6gの下縁部と起立壁部36hの上縁部とが互いに対向
するように近接し、その周辺部分がそれぞれ前記突出部
36cの突出面(車体前側の端面)にスポット溶接によ
り接合されていて、該垂下壁部36g及び起立壁部36
hによりクロスメンバ36の前壁部が構成されるととも
に、前記突出部36cによってクロスメンバ36の中空
部内が上下に区画されている。
【0044】このように、クロスメンバ36が内部に2
つの中空部を有する閉断面構造となるので、このクロス
メンバ36の剛性は極めて高くなり、このことによって
も自動車Vの衝突安全性が向上する。しかも、クロスメ
ンバ36の剛性が高くなることで、衝突時に該クロスメ
ンバ36に作用する衝撃荷重が瞬時にクラッシュ管1
7,17に伝達されるようになり、このクラッシュ管1
7の潰れ変形による衝撃吸収作用が一層、高められる。
また、クロスメンバ36は1枚の鋼板により形成されて
いるので、製造コストの低減も可能となる。
【0045】そして、前記の如き構成のクロスメンバ3
6の前面に、牽引フック30の取付部材37が配設され
ている。この取付部材37は、実施形態1、2のものと
同径でかつ長さが半分くらいの円筒状に形成され、基端
部外周に形成された環状フランジがクロスメンバ36の
前壁部に接合されるようになっている。ここで、該クロ
スメンバ36の前壁部は、前記したように上側の垂下壁
部36gと下側の起立壁部36hとからなり、それぞ
れ、背後の突出部36cにスポット溶接されているだけ
なので、そこに牽引フック30の取付部材37を強固に
固定しても、この取付部材37を介して自動車Vの牽引
荷重が加わったときには、クロスメンバ36の前壁部、
即ち前記垂下壁部36gないし起立壁部36hが突出部
36cから引き離されて、剥離する虞れがある。
【0046】そこで、この実施形態では、図示の如く、
牽引フック30の取付部材37を全体として起立壁部3
6hの前面に接合するとともに、この起立壁部36hの
上縁を前記取付部材37の外周形状に沿って円弧状に切
り欠いて、背後の突出部36cを露出させ、その露出し
た突出部36cの前面と起立壁部36hの上縁の切欠部
分と取付部材37のフランジ部とをアーク溶接により一
体的に結合している。すなわち、牽引フック30の取付
部材37は、クロスメンバ36の前壁部を構成する起立
壁部36hの上縁から突出部36cの前端部に跨るよう
に、アーク溶接(図に符号Wで示す)により強固に固定
されている。これにより、前記取付部材37に自動車V
の牽引荷重が加わったときにも、この牽引荷重が起立壁
部40hだけでなく突出部40cにも直接的に作用する
ようになり、よって、起立壁部40hの剥離を確実に防
止することができる。
【0047】したがって、この実施形態3の場合も前記
実施形態1、2と同様の作用効果が得られるとともに、
レインフォースメント6の剛性を高めることによって、
自動車Vの乗員の保護性能と衝突初期の衝撃緩和とをよ
り高い次元で両立させることができ、しかも、該レイン
フォースメント6のクロスメンバ36の構造に起因する
前壁部の剥離も確実に防止できる。尚、牽引フック30
の取付部材37は、クロスメンバ36の垂下壁部36g
と突出部36cとに跨って接合するようにしてもよい。
【0048】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1の発明
に係る自動車の車体前部構造によると、車体前部にバン
パーフェース及びバンパーレインフォースメントからな
るフロントバンパーを配設し、そのバンパーフェースを
貫通して車体前方へ突出するように、牽引フックを前記
バンパーレインフォースメントに対し着脱自在に取り付
ける場合に、その牽引フックの取付部材をレインフォー
スメントの左右両端側に設けたエネルギ吸収部ではな
く、その中間のクロスメンバに設けたことで、前方障害
物と衝突したときに、前記取付部材がエネルギ吸収部の
潰れ変形を阻害することがなくなり、所期の狙い通りに
衝突初期の衝撃を十分に軽減できる。
【0049】請求項2の発明によると、牽引フックの取
付部材を中空閉断面構造のクロスメンバに対して前壁部
から後壁部まで貫通して延びるように設けたので、該取
付部材をクロスメンバの前壁部及び後壁部にそれぞれ固
定して、牽引荷重に対して十分な取付強度を容易に得る
ことができる。
【0050】請求項3の発明によると、牽引フックの取
付部材をクロスメンバの下面に取り付けて、該牽引フッ
クをバンパーフェースの走行風導入孔を介して取付部材
に取り付けられるようにしたので、バンパーフェースに
牽引フックのための専用の孔部を設ける必要がなくな
り、バンパーの見栄えをさらに向上できる。
【0051】請求項4の発明によると、バンパーレイン
フォースメントのクロスメンバを上下2つの中空部を有
する閉断面構造として、自動車の衝突安全性をさらに向
上しながら、エネルギ吸収部の潰れ変形による衝撃の軽
減効果を一層、高めることができる。しかも、前記クロ
スメンバの前壁部において牽引フックの取付部材を、垂
下壁部又は起立壁部のいずれか一方と突出部の前端部と
に跨るように接合したので、該クロスメンバの前壁部の
剥離を確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係る自動車の前部構造を
示す斜視図である。
【図2】実施形態1に係るバンパーの正面図である。
【図3】バンパーの左側面図である。
【図4】バンパーの上面図である。
【図5】レインフォースメントの斜視図である。
【図6】レインフォースメントの上面図である。
【図7】レインフォースメントの正面図である。
【図8】図2のVIII-VIII線における端面図である。
【図9】レインフォースメントにおけるクロスメンバー
とクラッシュ管との連結構造を示す断面図である。
【図10】図2のX-X線における端面図である。
【図11】実施形態2に係る牽引フックの取付構造を示
す図10相当図である。
【図12】実施形態3に係る牽引フックの取付構造を示
す図10相当図である。
【図13】実施形態3に係る牽引フックの取付構造を示
す斜視図である。
【符号の説明】
V 自動車 1 フロントバンパー 4 バンパーフェース 5 フロントサイドフレーム 6 バンパーレインフォースメント 12 中央開口部(走行風導入孔) 16 クロスメンバ 17 クラッシュ管(エネルギ吸収部) 30 牽引フック 31、34 取付部材 36 クロスメンバ 36a 上側後壁部 36b 下側後壁部 36c 突出部 36e 上壁部 36f 下壁部 36g 垂下壁部 36h 起立壁部 37 取付部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 和弘 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 Fターム(参考) 3D003 AA05 BB01 CA02 CA09

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体前部にバンパーフェース及びバンパ
    ーレインフォースメントからなるフロントバンパーを配
    設し、そのバンパーフェースを貫通して車体前方へ突出
    するように、牽引フックを前記バンパーレインフォース
    メントに対し着脱自在に取り付けた自動車の車体前部構
    造であって、 前記バンパーレインフォースメントは、車幅方向に延び
    るクロスメンバと、該クロスメンバの両端側をそれぞれ
    後方の車体フレームに連結するとともに、衝突初期のエ
    ネルギを吸収可能な一対のエネルギ吸収部とを備えてお
    り、 前記牽引フックをバンパーレインフォースメントに取り
    付けるための取付部材が、車体前後方向から見て、前記
    一対のエネルギ吸収部の中間のクロスメンバに固定され
    ていることを特徴とする自動車の車体前部構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 バンパーレインフォースメントのクロスメンバは、中空
    の閉断面構造を有し、 牽引フックの取付部材は、前記クロスメンバの前壁部を
    貫通して中空部内を後壁部まで延びるように設けられて
    いることを特徴とする自動車の車体前部構造。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 バンパーフェースには、車体前後方向から見てバンパー
    レインフォースメントのクロスメンバよりも下方位置に
    開口するように、走行風導入孔が形成され、 牽引フックの取付部材は、前記クロスメンバの下面に固
    定されていることを特徴とする自動車の車体前部構造。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 バンパーレインフォースメントのクロスメンバは、車幅
    方向に長い帯状の金属製板材を長手方向の折曲線に沿っ
    て折り曲げて、中空部を有する略矩形閉断面構造とした
    ものであり、 前記クロスメンバの後壁部の上下方向略中央部には、車
    体前方に向かって突出する土手状の突出部が車幅方向の
    全体に亘って形成されるとともに、該後壁部の上下両端
    縁からそれぞれ車体前方に向かって延びるように上壁部
    及び下壁部が形成され、 前記上壁部の前端縁から下方に向かって垂下する垂下壁
    部が形成される一方、前記下壁部の前端縁から上方に向
    かって立ち上がる起立壁部が形成され、かつ該垂下壁部
    の下縁部と起立壁部の上縁部とがそれぞれ前記突出部の
    前端部に接合されて、該突出部によりクロスメンバの中
    空部内が上下に区画されており、 牽引フックの取付部材は、前記垂下壁部又は起立壁部の
    いずれか一方と突出部の前端部とに跨って接合されてい
    ることを特徴とする自動車の車体前部構造。
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