JP2002283908A - 格納式荷受台昇降装置 - Google Patents

格納式荷受台昇降装置

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JP2002283908A
JP2002283908A JP2001090123A JP2001090123A JP2002283908A JP 2002283908 A JP2002283908 A JP 2002283908A JP 2001090123 A JP2001090123 A JP 2001090123A JP 2001090123 A JP2001090123 A JP 2001090123A JP 2002283908 A JP2002283908 A JP 2002283908A
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JP2001090123A
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English (en)
Inventor
Yuji Sakurai
祐二 櫻井
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Shinmaywa Auto Engineering Ltd
Original Assignee
Shinmaywa Auto Engineering Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】搭載できる車輌の種類を拡大することができ、
また、車輌の構造を改良する必要がある場合でも、簡単
な改良で対応することが可能な格納式荷受台昇降装置を
提供する。 【解決手段】荷台1にリンク機構3を介して荷受台4が
昇降自在に設けられるとともに、該荷受台4が前後に少
なくとも2つ折り自在になされ、この荷受台4を折り畳
んで格納するように構成された格納式荷受台昇降装置2
において、荷台1には、格納・展開途中において折り畳
んだ荷受台4の先端を支持する支持ローラ5が設けられ
ている。荷受台4は、基端部材41と、基端部材41に
折り畳み自在に設けられた中間部材42と、中間部材4
2に折り畳み自在に設けられた先端部材43とで構成さ
れる一方、支持ローラ5が折り畳んだ中間部材42及び
先端部材43の先端を支持するように構成されている。
中間部材42と先端部材43との前後方向の長さが略同
じ長さに形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、荷台に昇降自在に
設けられた荷受台が折り畳んだ状態で格納可能になされ
た格納式荷受台昇降装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、荷台にリンク機構を介して荷受台
が昇降自在に設けられるとともに、該荷受台が前後に折
り畳み自在になされ、この荷受台を折り畳んで格納する
ように構成された格納式荷受台昇降装置が提供されてい
る。
【0003】この荷受台の格納は、まず、地上位置に配
置した荷受台を前後に折り畳んだ後、当該折り畳んだ荷
受台を前方に回動させることで、荷台側に設けた支持ロ
ーラによって荷受台を前方に傾斜した状態で支持する。
続いて、この荷受台を格納高さ位置まで上昇させること
により、折り畳まれた荷受台が支持ローラに支持されな
がら水平状態になり荷台の底部後方に格納配置してい
る。
【0004】また、格納された荷受台を展開する際に
は、上述と逆の動作により地上位置に配置している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の格納式荷受台昇降装置では、支持ローラは、折り畳
んだ荷受台の中央部を支持しており、このように支持ロ
ーラで支持した位置を支点として荷受台を回動させなが
ら格納位置に配置するとともに、格納位置から回動させ
ながら展開している。このため、上記支点から回動する
際の荷受台の先端までの距離が長くなるので、この長い
分、荷受台の先端が回動によって描く軌跡が高くなり、
荷台の底面側に近づくことになる。
【0006】従って、このような荷受台昇降装置を荷台
に設けるには、格納及び展開時に荷受台の先端が接触し
ないようなスペースに余裕のある車輌に限定されること
になり制約を受け、また、荷受台の先端が接触しないよ
うに荷台の底部の構造をカットなど大幅に改良する必要
があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の格
納式荷受台昇降装置は、荷台にリンク機構を介して荷受
台が昇降自在に設けられるとともに、該荷受台が前後に
少なくとも2つ折り自在になされ、この荷受台を折り畳
んで格納するように構成された格納式荷受台昇降装置に
おいて、前記荷台には、格納・展開途中において前記折
り畳んだ荷受台の先端を支持する支持ローラが設けられ
たものである。
【0008】請求項2に係る発明の格納式荷受台昇降装
置は、前記荷受台が、前記リンク機構に連結された基端
部材と、該基端部材に折り畳み自在に設けられた中間部
材と、この中間部材に折り畳み自在に設けられた先端部
材とで構成される一方、支持ローラが折り畳んだ上記中
間部材及び先端部材の先端を支持するように構成された
ものである。
【0009】請求項3に係る発明の格納式荷受台昇降装
置は、前記中間部材と先端部材との前後方向の長さが略
同じ長さに形成されたことを特徴とする請求項3記載の
格納式荷受台昇降装置。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0011】図1は、本発明の格納式荷受台昇降装置の
構成を示している。
【0012】図1において、1は、車輌の車枠11上に
載置された荷台で、この荷台1の後端部下方に格納式荷
受台昇降装置2が設けられている。
【0013】格納式荷受台昇降装置2は、車枠11の後
端部にリンク機構3を介して荷受台4が昇降自在に設け
られてなるものである。
【0014】リンク機構3は、上リンク31と下リンク
32とで構成さている。具体的には、上リンク31は、
その基端部が車枠11に固設された取付部材12の上部
に枢支されるとともに、略T字状に形成された先端部の
上部が荷受台4の基端部材41に枢支されている。下リ
ンク32は、リフトシリンダからなるもので、その基端
部が取付部材12の下部に枢支されるとともに、先端部
が上リンク31の先端部の下部に枢支されている。
【0015】荷受台4は、基端側から先端側にかけて基
端部材41、中間部材42及び先端部材43の3枚に分
割されている。
【0016】基端部材41は、前記上リンク31の先端
部に図示しない水平支持機構により水平に支持された状
態で昇降するように連結されている。
【0017】中間部材42は、基端部材41にヒンジ4
4を介して当該基端部材41と同一水平面状となる水平
状態から基端部材41の上方へ折り畳み自在に構成され
ている。
【0018】先端部材43は、中間部材42の前後長さ
と略同じ前後長さを有しており、中間部材42にヒンジ
45を介して当該中間部材42と同一水平面状となる水
平状態から中間部材42上へ折り畳み自在に構成されて
いる。
【0019】一方、前記車枠11の後端部には支持ロー
ラ5が設けられている。この支持ローラ5は後述するよ
うに折り畳んだ荷受台4の先端を支持するためのもの
で、車枠11の後端から後方に延設された支持部材51
の先端に設けられている。
【0020】従って、この荷受台4の展開時において
は、図1に実線で示すように基端部材41、中間部材4
2及び先端部材43が同一水平面状に配置され、この状
態で下リンク32であるリフトシリンダを伸縮作動させ
ることで、荷受台4を水平状態を保持しながら地上と荷
台1との間で昇降させることができる。
【0021】また、荷受台4の格納時においては、図1
に二点鎖線で示すように3つ折りの状態で当該荷受台4
の先端が支持ローラ5から若干上方に移動した位置に配
置されるようになされている。
【0022】次に、荷受台4を展開した状態から格納す
る動作について詳説する。
【0023】まず、水平状態に展開した荷受台4を地上
位置に配置し、先端部材43をヒンジ45を通じて中間
部材42上に折り畳む。続いて、このように折り畳んだ
先端部材43及び中間部材42をヒンジ44を通じて基
端部材41の上方側に回動させ、その先端を図2に示す
ように支持ローラ5に当接させて支持させる。
【0024】この後、この状態で荷受台4全体を格納高
さ位置まで昇降させることで、折り畳んだ先端部材43
及び中間部材42がその先端を支持ローラ5で支持され
ながら徐々に基端部材41側に回動され、先端部材43
が基端部材41上に配置される。これにより荷受台4が
3つ折りされた水平状態で且つ当該荷受台4の先端が支
持ローラ5から若干上方に退避した格納位置に配置され
る。
【0025】また、上記格納状態から荷受台4を展開さ
せる場合には、荷受台4を格納高さ位置から地上位置ま
で降下させることで、上述と逆の動作によって、まず、
折り畳んだ先端部材43及び中間部材42の先端が支持
ローラ5当接し、この支持ローラ5に支持されながら徐
々に傾斜状態(図2参照)になる。そして、地上位置で
折り畳んだ先端部材43及び中間部材42を水平に配置
して昇降作動させることで、この荷受台4により地上と
荷台1との間での荷物の積卸し作業を行うことができ
る。
【0026】ここで、上述のように荷受台4を展開状態
から格納状態に、並びに格納状態から展開状態に配置す
る途中において、荷受台4は、その折り畳んだ先端部材
43及び中間部材42の先端が支持ローラ5で支持さ
れ、この支持ローラ5を支点として先端部材43及び中
間部材42がヒンジ44を通じて回動する。
【0027】従って、従来のように折り畳んだ荷受台の
中央部を支持ローラ5で支持したものに比べて、先端部
材43及び中間部材42の先端が支持ローラ5を中心に
回動する軌跡を大幅に低く抑えることができる。また、
先端部材43及び中間部材42を略同じ長さにしてお
り、しかも基端部材41は回動せず、折り畳んだ先端部
材43及び中間部材42を回動させることから、ヒンジ
44から先端部材43及び中間部材42の先端までの長
さを極力抑えることができる。これにより、図2に示す
傾斜状態から後方に回動させる際にも先端部材43及び
中間部材42の先端の軌跡を低く確保することができ
る。
【0028】このため、車輌に搭載する際に必要なスペ
ースを小さくすることができ、このスペース上の制約を
緩和できるので、従来では搭載できなかったタイプの車
輌にも搭載することが可能になり、搭載できる車輌の種
類を拡大することができる。また、上記スペース上の面
から荷受台4が接触しないように車輌の構造を改良する
必要がある場合でも、改造する部分を少なくでき簡単な
改良で対応することが可能になる。
【0029】なお、本実施の形態では、荷受台4を折り
畳んで格納位置に配置した際には、当該折り畳んだ荷受
台4の先端は、支持ローラ5の上方に配置されて当該支
持ローラ5に支持されていないが、これに限らず格納位
置において折り畳んだ荷受台4の先端を支持ローラ5に
支持させるようにしてもよい。要するに支持ローラ5は
荷受台4の少なくとも格納・展開途中において折り畳ん
だ荷受台4の先端を支持するようにすればよい。
【0030】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の格納式荷受
台昇降装置によれば、荷受台の格納・展開途中において
折り畳んだ荷受台の先端を支持ローラにより支持するこ
とで、この支持ローラを支点として回動する折り畳んだ
荷受台の先端の軌跡を大幅に低く抑えることができ、ま
た、先端部材及び中間部材を略同じ長さにしていること
により、基端部材から折り畳んだ先端部材及び中間部材
の先端までの長さを極力抑えることができる。
【0031】このため、車輌に格納式荷受台昇降装置を
搭載する際に必要なスペースを小さくすることができ、
搭載できる車輌の種類を拡大することができる。また、
上記スペース上の面から荷受台が接触しないように車輌
の構造を改良する必要がある場合でも、簡単な改良で対
応することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の格納式荷受台昇降装置の構成を示す側
面図である。
【図2】格納式荷受台昇降装置の格納・展開動作を説明
するための側面図である。
【符号の説明】
1 荷台 11 車枠 2 格納式荷受台昇降装置 3 リンク機構 4 荷受台 41 基端部材 42 中間部材 43 先端部材 5 支持ローラ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷台にリンク機構を介して荷受台が昇降
    自在に設けられるとともに、該荷受台が前後に少なくと
    も2つ折り自在になされ、この荷受台を折り畳んで格納
    するように構成された格納式荷受台昇降装置において、 前記荷台には、格納・展開途中において前記折り畳んだ
    荷受台の先端を支持する支持ローラが設けられたことを
    特徴とする格納式荷受台昇降装置。
  2. 【請求項2】 前記荷受台は、前記リンク機構に連結さ
    れた基端部材と、該基端部材に折り畳み自在に設けられ
    た中間部材と、この中間部材に折り畳み自在に設けられ
    た先端部材とで構成される一方、支持ローラが折り畳ん
    だ上記中間部材及び先端部材の先端を支持するように構
    成されたことを特徴とする請求項1記載の格納式荷受台
    昇降装置。
  3. 【請求項3】 前記中間部材と先端部材との前後方向の
    長さが略同じ長さに形成されたことを特徴とする請求項
    2記載の格納式荷受台昇降装置。
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