JP2002246107A - コネクタ - Google Patents
コネクタInfo
- Publication number
- JP2002246107A JP2002246107A JP2001040133A JP2001040133A JP2002246107A JP 2002246107 A JP2002246107 A JP 2002246107A JP 2001040133 A JP2001040133 A JP 2001040133A JP 2001040133 A JP2001040133 A JP 2001040133A JP 2002246107 A JP2002246107 A JP 2002246107A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector
- terminal
- fitting
- housing
- female
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R12/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
- H01R12/70—Coupling devices
- H01R12/71—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures
- H01R12/72—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures coupling with the edge of the rigid printed circuits or like structures
- H01R12/722—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures coupling with the edge of the rigid printed circuits or like structures coupling devices mounted on the edge of the printed circuits
- H01R12/727—Coupling devices presenting arrays of contacts
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/62—Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
- H01R13/629—Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
- H01R13/62905—Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances comprising a camming member
Abstract
(57)【要約】
【課題】 コネクタを嵌合方向の後方に広いスペースを
確保することができない場合にも、電線の取り廻し及び
コネクタの嵌合作業を容易に行うことが可能なコネクタ
を提供する。 【解決手段】 複数の電線７０は、Ｌ字状の各雌端子金
具４２の一辺に設けた電線固着部５５に固着され、それ
ら雌端子金具４２がコネクタハウジングに収容される
と、電線７０郡が、コネクタの嵌合方向と直交する方向
に引き出された状態になる。即ち、従来のように、コネ
クタの嵌合方向の後方に、電線の許容屈半径に相当する
スペースを確保する必要がなくなる。これにより、コネ
クタの後方に広いスペースを確保することができない場
合であっても、電線を容易に取り廻すことができる。
確保することができない場合にも、電線の取り廻し及び
コネクタの嵌合作業を容易に行うことが可能なコネクタ
を提供する。 【解決手段】 複数の電線７０は、Ｌ字状の各雌端子金
具４２の一辺に設けた電線固着部５５に固着され、それ
ら雌端子金具４２がコネクタハウジングに収容される
と、電線７０郡が、コネクタの嵌合方向と直交する方向
に引き出された状態になる。即ち、従来のように、コネ
クタの嵌合方向の後方に、電線の許容屈半径に相当する
スペースを確保する必要がなくなる。これにより、コネ
クタの後方に広いスペースを確保することができない場
合であっても、電線を容易に取り廻すことができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクタに関す
る。
る。
【０００２】
【従来の技術】従来技術の一例として、図１１には、例
えば、自動車のハーネス１の端部に設けた雌型のコネク
タ２と、自動車のボディの内壁３に固定された雄型のコ
ネクタ４とが示されている。コネクタ２は、ハーネス１
を構成する複数の電線１Ａの各端末に固着した端子金具
（図示せず）を、コネクタハウジング５の後面に開放し
た各キャビティ内に収容てなる。そして、コネクタハウ
ジング５の後方に延びた電線１Ａを、途中で側方に向け
て屈曲させてある。
えば、自動車のハーネス１の端部に設けた雌型のコネク
タ２と、自動車のボディの内壁３に固定された雄型のコ
ネクタ４とが示されている。コネクタ２は、ハーネス１
を構成する複数の電線１Ａの各端末に固着した端子金具
（図示せず）を、コネクタハウジング５の後面に開放し
た各キャビティ内に収容てなる。そして、コネクタハウ
ジング５の後方に延びた電線１Ａを、途中で側方に向け
て屈曲させてある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来のコネクタ２では、電線１Ａが、その許容屈半径に係
る寸法Ｌ１分だけ、コネクタハウジング５の後面から突
出してしまう。このため、コネクタ２の後方にスペース
を確保できない場合には、電線１Ａが、無理曲げされ
て、大きな応力を受けるという問題が生じていた。ま
た、コネクタ２は、後端部を押されて、相手方のコネク
タ３に嵌合される構成なので、後方にスペースを確保で
きない場合には、コネクタの嵌合作業が困難になる。
来のコネクタ２では、電線１Ａが、その許容屈半径に係
る寸法Ｌ１分だけ、コネクタハウジング５の後面から突
出してしまう。このため、コネクタ２の後方にスペース
を確保できない場合には、電線１Ａが、無理曲げされ
て、大きな応力を受けるという問題が生じていた。ま
た、コネクタ２は、後端部を押されて、相手方のコネク
タ３に嵌合される構成なので、後方にスペースを確保で
きない場合には、コネクタの嵌合作業が困難になる。
【０００４】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、コネクタを嵌合方向の後方に広いスペースを確保す
ることができない場合にも、電線の取り廻し及びコネク
タの嵌合作業を容易に行うことが可能なコネクタの提供
を目的とする。
で、コネクタを嵌合方向の後方に広いスペースを確保す
ることができない場合にも、電線の取り廻し及びコネク
タの嵌合作業を容易に行うことが可能なコネクタの提供
を目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】＜請求項
１の発明＞請求項１に係る発明は、電線の端末に固着し
た端子金具を、コネクタハウジングに挿入して、リテー
ナで抜け止めしたコネクタにおいて、端子金具は、全体
としてＬ字状をなし、そのＬ字のうちコネクタの嵌合方
向と交差する方向を向いた一辺に沿って、電線を固着し
た電線固着部が設けられ、リテーナは、端子金具のうち
コネクタハウジングへの挿入方向の後端部に宛われた状
態で、コネクタハウジングに係止されたところに特徴を
有する。
１の発明＞請求項１に係る発明は、電線の端末に固着し
た端子金具を、コネクタハウジングに挿入して、リテー
ナで抜け止めしたコネクタにおいて、端子金具は、全体
としてＬ字状をなし、そのＬ字のうちコネクタの嵌合方
向と交差する方向を向いた一辺に沿って、電線を固着し
た電線固着部が設けられ、リテーナは、端子金具のうち
コネクタハウジングへの挿入方向の後端部に宛われた状
態で、コネクタハウジングに係止されたところに特徴を
有する。
【０００６】本発明によれば、電線は、Ｌ字状の各端子
金具の一辺に設けた電線固着部に固着され、それら端子
金具がコネクタハウジングに収容されると、電線がコネ
クタの嵌合方向と交差する方向に引き出された状態にな
る。即ち、従来のように、コネクタの嵌合方向の後方
に、電線の許容屈半径に相当するスペースを確保する必
要がなくなる。これにより、コネクタの後方に広いスペ
ースを確保することができない場合であっても、電線を
容易に取り廻すことができる。また、本発明にかかるコ
ネクタでは、リテーナを、端子金具のうちコネクタハウ
ジングへの挿入方向の後端部に宛って、端子金具の抜け
止めが図られる。
金具の一辺に設けた電線固着部に固着され、それら端子
金具がコネクタハウジングに収容されると、電線がコネ
クタの嵌合方向と交差する方向に引き出された状態にな
る。即ち、従来のように、コネクタの嵌合方向の後方
に、電線の許容屈半径に相当するスペースを確保する必
要がなくなる。これにより、コネクタの後方に広いスペ
ースを確保することができない場合であっても、電線を
容易に取り廻すことができる。また、本発明にかかるコ
ネクタでは、リテーナを、端子金具のうちコネクタハウ
ジングへの挿入方向の後端部に宛って、端子金具の抜け
止めが図られる。
【０００７】＜請求項２の発明＞請求項２の発明は、請
求項１記載のコネクタにおいて、コネクタハウジングに
は、Ｌ字状の端子金具が複数段にして収容され、一方の
段に収容された端子金具を、他方の段に収容された端子
金具に対して、コネクタハウジングへの端子挿入方向の
斜め後方にオフセットして配置したから、段を違えて隣
り合った端子金具同士を隣接させることができ、コネク
タハウジングをコンパクトにすることができる。
求項１記載のコネクタにおいて、コネクタハウジングに
は、Ｌ字状の端子金具が複数段にして収容され、一方の
段に収容された端子金具を、他方の段に収容された端子
金具に対して、コネクタハウジングへの端子挿入方向の
斜め後方にオフセットして配置したから、段を違えて隣
り合った端子金具同士を隣接させることができ、コネク
タハウジングをコンパクトにすることができる。
【０００８】＜請求項３の発明＞請求項３の発明は、請
求項１記載のコネクタにおいて、コネクタハウジングに
は、端子金具が２段にして収容され、一方の段に収容さ
れた端子金具の電線固着部と、他方の段に収容された端
子金具の電線固着部とを、逆向きに配置したから、段を
違えて隣り合った端子金具同士を隣接させることがで
き、コネクタハウジングをコンパクトにすることができ
る。
求項１記載のコネクタにおいて、コネクタハウジングに
は、端子金具が２段にして収容され、一方の段に収容さ
れた端子金具の電線固着部と、他方の段に収容された端
子金具の電線固着部とを、逆向きに配置したから、段を
違えて隣り合った端子金具同士を隣接させることがで
き、コネクタハウジングをコンパクトにすることができ
る。
【０００９】＜請求項４の発明＞請求項４の発明は、請
求項１〜請求項３のいずれかに記載のものにおいて、コ
ネクタの嵌合方向と直交する方向にスライドするスライ
ダを設け、スライダには、そのスライド動作に伴って、
コネクタハウジングと相手方のコネクタハウジングとを
互いに引き寄せて嵌合させるカム機構が備えられたとこ
ろに特徴を有する。
求項１〜請求項３のいずれかに記載のものにおいて、コ
ネクタの嵌合方向と直交する方向にスライドするスライ
ダを設け、スライダには、そのスライド動作に伴って、
コネクタハウジングと相手方のコネクタハウジングとを
互いに引き寄せて嵌合させるカム機構が備えられたとこ
ろに特徴を有する。
【００１０】本発明によれば、コネクタの嵌合方向と直
交する方向にスライダをスライド操作して、コネクタハ
ウジング同士が引き寄せられ、本発明に係るコネクタと
相手方のコネクタとが嵌合するから、コネクタの嵌合方
向の後方に広いスペースを確保できない場合であって
も、容易にコネクタの嵌合操作を行うことができる。
交する方向にスライダをスライド操作して、コネクタハ
ウジング同士が引き寄せられ、本発明に係るコネクタと
相手方のコネクタとが嵌合するから、コネクタの嵌合方
向の後方に広いスペースを確保できない場合であって
も、容易にコネクタの嵌合操作を行うことができる。
【００１１】
【発明の実施の形態】＜第１実施形態＞以下、本発明の
第１実施形態を図１〜図８に基づいて説明する。図１に
おいて、符号１０は、本発明の相手方のコネクタに相当
する雄型コネクタであって、横長フード状の雄型コネク
タハウジング１１（以下、雄ハウジング１１という）を
備える。
第１実施形態を図１〜図８に基づいて説明する。図１に
おいて、符号１０は、本発明の相手方のコネクタに相当
する雄型コネクタであって、横長フード状の雄型コネク
タハウジング１１（以下、雄ハウジング１１という）を
備える。
【００１２】この雄ハウジング１１は、例えば、自動車
のボディの内壁１０Ｄに固定されており、雄ハウジング
１１の奥壁１２は、図２に示すように、段付き状をなし
て、同図における上側の奥面１４が、下側の奥面１５よ
り奥側に位置している。そして、これら各奥面１４，１
５から、雄タブ１６が突出している。より詳細には、各
雄タブ１６は、帯板をＬ字状に直角曲げしてなり、これ
ら雄タブ１６を、上下２段にして複数横並に配し、各雄
タブ１６の一端を、前記しように、奥壁１２に備えた各
奥面１４，１５に貫通させてある。また、雄タブ１６の
基端部は、雄ハウジング１１の背面において、図２にお
ける下方に向けられて、基板１６Ｋのピンホールに通さ
れ、例えば、基板１６Ｋ上に敷設されたパターンに半田
付けされている。
のボディの内壁１０Ｄに固定されており、雄ハウジング
１１の奥壁１２は、図２に示すように、段付き状をなし
て、同図における上側の奥面１４が、下側の奥面１５よ
り奥側に位置している。そして、これら各奥面１４，１
５から、雄タブ１６が突出している。より詳細には、各
雄タブ１６は、帯板をＬ字状に直角曲げしてなり、これ
ら雄タブ１６を、上下２段にして複数横並に配し、各雄
タブ１６の一端を、前記しように、奥壁１２に備えた各
奥面１４，１５に貫通させてある。また、雄タブ１６の
基端部は、雄ハウジング１１の背面において、図２にお
ける下方に向けられて、基板１６Ｋのピンホールに通さ
れ、例えば、基板１６Ｋ上に敷設されたパターンに半田
付けされている。
【００１３】雄ハウジング１１の図２における上下の壁
部は、内壁１９と外壁１８とを対向させた二重構造にな
っている。詳細には、これら内外壁１８，１９は、図６
（Ａ）に示すように、雄ハウジング１１の後面側の両角
部から後縁部に沿って周壁４３Ｓにて繋がれる一方、内
外壁１８，１９の間の隙間１８Ａが、前面及び前面側角
部の側方に開放しており、その隙間１８Ａ内に、スライ
ダ２０が組み付けられている。
部は、内壁１９と外壁１８とを対向させた二重構造にな
っている。詳細には、これら内外壁１８，１９は、図６
（Ａ）に示すように、雄ハウジング１１の後面側の両角
部から後縁部に沿って周壁４３Ｓにて繋がれる一方、内
外壁１８，１９の間の隙間１８Ａが、前面及び前面側角
部の側方に開放しており、その隙間１８Ａ内に、スライ
ダ２０が組み付けられている。
【００１４】スライダ２０は、図３に示すように、前記
内外壁１８，１９の隙間１８Ａ内に組み付けられる平板
体２１，２１を対向させて、それらの両端部を、操作部
２１Ｂ，２１Ｂで繋げてなり、全体として、矩形枠状を
なしている。また、各平板体２１は、帯板２２の中間部
分から突片２３を前記隙間１８Ａに向けて張り出した構
造をなし、その突片２３の先端側には、雌雄のコネクタ
１０，４０の嵌合方向（以下、単にこれを「コネクタ嵌
合方向」という）と直交する方向に沿ってスライド案内
溝２４が形成されている。一方、隙間１８Ａの奥部で
は、図２に示すように、外壁１８から内壁１９に向けて
案内突部２５が突出形成されている。そして、外壁１８
を外側に弾性変形さて、スライダ２０の突片２３を隙間
１８Ａ内に押し込むことで、外壁１８が復元し、前記案
内突部２５がスライド案内溝２４内に収まった状態にな
っている。これにより、スライダ２０が、隙間１８Ａ内
に抜け止めされ、かつ、コネクタ嵌合方向と直交する方
向にスライド可能となっている。
内外壁１８，１９の隙間１８Ａ内に組み付けられる平板
体２１，２１を対向させて、それらの両端部を、操作部
２１Ｂ，２１Ｂで繋げてなり、全体として、矩形枠状を
なしている。また、各平板体２１は、帯板２２の中間部
分から突片２３を前記隙間１８Ａに向けて張り出した構
造をなし、その突片２３の先端側には、雌雄のコネクタ
１０，４０の嵌合方向（以下、単にこれを「コネクタ嵌
合方向」という）と直交する方向に沿ってスライド案内
溝２４が形成されている。一方、隙間１８Ａの奥部で
は、図２に示すように、外壁１８から内壁１９に向けて
案内突部２５が突出形成されている。そして、外壁１８
を外側に弾性変形さて、スライダ２０の突片２３を隙間
１８Ａ内に押し込むことで、外壁１８が復元し、前記案
内突部２５がスライド案内溝２４内に収まった状態にな
っている。これにより、スライダ２０が、隙間１８Ａ内
に抜け止めされ、かつ、コネクタ嵌合方向と直交する方
向にスライド可能となっている。
【００１５】図３に示すように、平板体２１には、スラ
イド案内溝２４に対して斜め向きに延びた一対のカム溝
２６，２６が形成されている。これらカム溝２６，２６
のうちスライド案内溝２４から離れた側の端部は、平板
体２１の前縁部に開放している。また、これに対応し
て、雄ハウジング１１の内壁１９には、コネクタ嵌合方
向に沿って一対の溝１７，１７が形成され、それら溝１
７，１７の一端も、内壁１９の前縁部に開放している。
そして、図６（Ａ）に示すように、スライダ２０を、そ
のスライドストロークの一端側に寄せた状態では、前記
カム溝２６と溝１７の開放口が一致する。
イド案内溝２４に対して斜め向きに延びた一対のカム溝
２６，２６が形成されている。これらカム溝２６，２６
のうちスライド案内溝２４から離れた側の端部は、平板
体２１の前縁部に開放している。また、これに対応し
て、雄ハウジング１１の内壁１９には、コネクタ嵌合方
向に沿って一対の溝１７，１７が形成され、それら溝１
７，１７の一端も、内壁１９の前縁部に開放している。
そして、図６（Ａ）に示すように、スライダ２０を、そ
のスライドストロークの一端側に寄せた状態では、前記
カム溝２６と溝１７の開放口が一致する。
【００１６】さて、本発明に係る雌型コネクタ４０は、
図１に示すように、雄ハウジング１１に対応して横長に
形成された雌型コネクタハウジング４１（以下、雌ハウ
ジング４１という）を備える。雌ハウジング４１は、図
４に示すように、複数の雌端子金具４２郡を収容する端
子収容部４３を、上下２段にして備える。そして、上側
の端子収容部４３全体が、下側の端子収容部４３より、
コネクタ嵌合方向の前方にずれている。これにより、雌
ハウジング４１の前端面は、段付き状をなして、前述し
た雄ハウジング１１の奥面１４，１５と整合する。
図１に示すように、雄ハウジング１１に対応して横長に
形成された雌型コネクタハウジング４１（以下、雌ハウ
ジング４１という）を備える。雌ハウジング４１は、図
４に示すように、複数の雌端子金具４２郡を収容する端
子収容部４３を、上下２段にして備える。そして、上側
の端子収容部４３全体が、下側の端子収容部４３より、
コネクタ嵌合方向の前方にずれている。これにより、雌
ハウジング４１の前端面は、段付き状をなして、前述し
た雄ハウジング１１の奥面１４，１５と整合する。
【００１７】また、雌ハウジング４１は、その後端面も
段付き状をなしており、各端子収容部４３の端子挿入口
４３Ａが、端子挿入方向で、前後にずれた配置になって
いる。そして、雌ハウジング４１の上面の後端縁から上
方に向けて補助壁４４が起立する一方、下面の後端縁か
ら後方に向けて、底壁４５が延ばされている。さらに、
雌ハウジング４１の上面と下面とには、図４及び図５に
示すように、円柱状の一対のカムフォロア４９が突出し
ている。
段付き状をなしており、各端子収容部４３の端子挿入口
４３Ａが、端子挿入方向で、前後にずれた配置になって
いる。そして、雌ハウジング４１の上面の後端縁から上
方に向けて補助壁４４が起立する一方、下面の後端縁か
ら後方に向けて、底壁４５が延ばされている。さらに、
雌ハウジング４１の上面と下面とには、図４及び図５に
示すように、円柱状の一対のカムフォロア４９が突出し
ている。
【００１８】雌ハウジング４１の後端部には、各端子収
容部４３の端子挿入口４３Ａに対向させて、それぞれリ
テーナ４６，４６が装着される。リテーナ４６は、帯板
体４７の両端部から雌ハウジング４１に向けて係止爪４
８を延ばして備え、これら係止爪４８が、各端子収容部
４３の両側面に形成した係止突部４３Ｋに係止される。
また、帯板体４７には、隣合った端子挿入口４３Ａ同士
の間の区画壁に突き合わされる複数の突片４７Ａが形成
されている。さらに、突片４７Ａの間には、図５に示す
ように、端子挿入口４３Ａに向けて突部４７Ｂが突出形
成されており、この突部４７Ｂが後述する雌端子金具４
２のうち端子本体５０の後端部に突き合わせられて、雌
端子金具４２が抜け止めされる。
容部４３の端子挿入口４３Ａに対向させて、それぞれリ
テーナ４６，４６が装着される。リテーナ４６は、帯板
体４７の両端部から雌ハウジング４１に向けて係止爪４
８を延ばして備え、これら係止爪４８が、各端子収容部
４３の両側面に形成した係止突部４３Ｋに係止される。
また、帯板体４７には、隣合った端子挿入口４３Ａ同士
の間の区画壁に突き合わされる複数の突片４７Ａが形成
されている。さらに、突片４７Ａの間には、図５に示す
ように、端子挿入口４３Ａに向けて突部４７Ｂが突出形
成されており、この突部４７Ｂが後述する雌端子金具４
２のうち端子本体５０の後端部に突き合わせられて、雌
端子金具４２が抜け止めされる。
【００１９】雌端子金具４２は、図４に示すように、細
い電線用のものと、太い電線用のものとの２種類があ
り、これらは基本構造は共通している。即ち、雌端子金
具４２は、図５に示すように、角筒状の端子本体５０の
後端部から、電線固着部５５を、同図の上方に向けて起
立させた構造をなす。
い電線用のものと、太い電線用のものとの２種類があ
り、これらは基本構造は共通している。即ち、雌端子金
具４２は、図５に示すように、角筒状の端子本体５０の
後端部から、電線固着部５５を、同図の上方に向けて起
立させた構造をなす。
【００２０】電線固着部５５は、端子本体５０の底壁か
ら延設した平板５５Ａを、上方に直角曲げし、さらに、
その平板５５Ａの両側縁部を、対向状態に折り曲げるこ
とで、いわゆるワイヤバレル５６とインシュレーション
バレル５７とを形成して備える。また、端子本体５０の
側壁の後端縁から延設した補助爪５８を、平板５５Ａの
基端部に係止させて、電線固着部５５が倒れないように
してある。そして、図２に示すように、電線７０の端末
部において、被覆部から芯線を露出させ、その露出され
た芯線を、ワイヤバレル５６内に配し、かつ、被覆部
を、インシュレーションバレル５７内に配して、各バレ
ル５６，５７を固着（圧着）してある。
ら延設した平板５５Ａを、上方に直角曲げし、さらに、
その平板５５Ａの両側縁部を、対向状態に折り曲げるこ
とで、いわゆるワイヤバレル５６とインシュレーション
バレル５７とを形成して備える。また、端子本体５０の
側壁の後端縁から延設した補助爪５８を、平板５５Ａの
基端部に係止させて、電線固着部５５が倒れないように
してある。そして、図２に示すように、電線７０の端末
部において、被覆部から芯線を露出させ、その露出され
た芯線を、ワイヤバレル５６内に配し、かつ、被覆部
を、インシュレーションバレル５７内に配して、各バレ
ル５６，５７を固着（圧着）してある。
【００２１】一方、端子本体５０の前端部の内部には、
図５に示すように、相手側の雄タブ１６に弾性接触する
舌片５１が備えられられている。また、端子本体５０の
下面には、係止孔５２が形成されており、端子収容部４
３内に形成した片持梁状のランス５３が、前記係止孔５
２に係止して、雌端子金具４２が端子収容部４３内に一
次係止される。そして、この状態で、前述したリテーナ
４６が、雌ハウジング４１に後方から装着されて、雌端
子金具４２が端子収容部４３内に、二次係止される。こ
れらの組み付けの詳細は、上側の端子収容部４３に雌端
子金具４２を挿入し、その後方からリテーナ４６を装着
した後で、下側の端子収容部４３に雌端子金具４２を挿
入して、その後方からリテーナ４６を装着する手順で行
われる。そして、この状態で、雌ハウジング４１の後端
部から上方に向けて延びた電線７０郡は、それぞれ側方
屈曲され、これをテープで一束に纏めてハーネス化して
ある。
図５に示すように、相手側の雄タブ１６に弾性接触する
舌片５１が備えられられている。また、端子本体５０の
下面には、係止孔５２が形成されており、端子収容部４
３内に形成した片持梁状のランス５３が、前記係止孔５
２に係止して、雌端子金具４２が端子収容部４３内に一
次係止される。そして、この状態で、前述したリテーナ
４６が、雌ハウジング４１に後方から装着されて、雌端
子金具４２が端子収容部４３内に、二次係止される。こ
れらの組み付けの詳細は、上側の端子収容部４３に雌端
子金具４２を挿入し、その後方からリテーナ４６を装着
した後で、下側の端子収容部４３に雌端子金具４２を挿
入して、その後方からリテーナ４６を装着する手順で行
われる。そして、この状態で、雌ハウジング４１の後端
部から上方に向けて延びた電線７０郡は、それぞれ側方
屈曲され、これをテープで一束に纏めてハーネス化して
ある。
【００２２】次に、上記構成からなる本実施形態の作用
・効果を説明する。雌雄のコネクタ１０，４０を嵌合す
るには、図６（Ａ）に示すように、スライダ２０をスラ
イドストロークの一端側に寄せて、前記カム溝２６と溝
１７の開放口を一致させる。この状態で、雌ハウジング
４１を、雄ハウジング１１に宛うと、前記カム溝２６と
溝１７の一致した開放口から、雌ハウジング４１に設け
たカムフォロア４９が進入する。そして、この状態で、
スライダ２０をスライドさせると、図７（Ａ）、図７
（Ｂ）及び図８に示すように、両コネクタ３０，４０が
互いに引き寄せさられて嵌合する。このスライダ２０の
操作は、コネクタ嵌合方向と直交する方向で行われるか
ら、雌型コネクタ４０の後方に広いスペースを確保でき
ない場合も、容易に両コネクタ１０，４０を嵌合させる
ことができる。なお、雌雄のコネクタ１０，４０を離脱
させるには、スライダ２０を上記した場合とは、逆方向
にスライドさせればよい。
・効果を説明する。雌雄のコネクタ１０，４０を嵌合す
るには、図６（Ａ）に示すように、スライダ２０をスラ
イドストロークの一端側に寄せて、前記カム溝２６と溝
１７の開放口を一致させる。この状態で、雌ハウジング
４１を、雄ハウジング１１に宛うと、前記カム溝２６と
溝１７の一致した開放口から、雌ハウジング４１に設け
たカムフォロア４９が進入する。そして、この状態で、
スライダ２０をスライドさせると、図７（Ａ）、図７
（Ｂ）及び図８に示すように、両コネクタ３０，４０が
互いに引き寄せさられて嵌合する。このスライダ２０の
操作は、コネクタ嵌合方向と直交する方向で行われるか
ら、雌型コネクタ４０の後方に広いスペースを確保でき
ない場合も、容易に両コネクタ１０，４０を嵌合させる
ことができる。なお、雌雄のコネクタ１０，４０を離脱
させるには、スライダ２０を上記した場合とは、逆方向
にスライドさせればよい。
【００２３】このように本実施形態によれば、複数の電
線７０は、Ｌ字状の各雌端子金具４２の一辺に設けた電
線固着部５５に固着され、それら雌端子金具４２が雌ハ
ウジング４１に収容されると、電線７０郡が、コネクタ
嵌合方向と直交する方向に引き出された状態になる。即
ち、従来のように、コネクタ嵌合方向の後方に、電線の
許容屈半径に相当するスペースを確保する必要がなくな
る。これにより、コネクタの嵌合方向の後方に広いスペ
ースを確保することができない場合にも、電線７０を容
易に取り回すことができる。また、本実施形態の雌型コ
ネクタ４０では、２段に重ねて収容した雌端子金具４
２，４２同士を、斜めにオフセットさせたことで、段を
違えて隣り合った雌端子金具４２，４２同士を隣接させ
ることができ、これにより、雌ハウジング４１をコンパ
クトにすることができる。
線７０は、Ｌ字状の各雌端子金具４２の一辺に設けた電
線固着部５５に固着され、それら雌端子金具４２が雌ハ
ウジング４１に収容されると、電線７０郡が、コネクタ
嵌合方向と直交する方向に引き出された状態になる。即
ち、従来のように、コネクタ嵌合方向の後方に、電線の
許容屈半径に相当するスペースを確保する必要がなくな
る。これにより、コネクタの嵌合方向の後方に広いスペ
ースを確保することができない場合にも、電線７０を容
易に取り回すことができる。また、本実施形態の雌型コ
ネクタ４０では、２段に重ねて収容した雌端子金具４
２，４２同士を、斜めにオフセットさせたことで、段を
違えて隣り合った雌端子金具４２，４２同士を隣接させ
ることができ、これにより、雌ハウジング４１をコンパ
クトにすることができる。
【００２４】＜第２実施形態＞本実施形態に係る雌型コ
ネクタ６０は、図９及び図１０に示されている。この雌
型コネクタ６０に備えた雌型コネクタハウジング６１
（以下、単に、「雌ハウジング６１」という）は、端子
収容部６２を上下２段にして備える。これら端子収容部
６２，６２は、第１実施形態のようにずらされることな
く、互いの前面と後面とが面一になっている。また、雌
ハウジング６１の後端縁からは、上下方に向けてそれぞ
れ補助壁６３，６３が設立され、さらに、上側の端子収
容部６２内に天井面と、下側の端子収容部６２内の底面
には、雌端子金具７１を抜け止めするための突起６４が
それぞれ形成されている。
ネクタ６０は、図９及び図１０に示されている。この雌
型コネクタ６０に備えた雌型コネクタハウジング６１
（以下、単に、「雌ハウジング６１」という）は、端子
収容部６２を上下２段にして備える。これら端子収容部
６２，６２は、第１実施形態のようにずらされることな
く、互いの前面と後面とが面一になっている。また、雌
ハウジング６１の後端縁からは、上下方に向けてそれぞ
れ補助壁６３，６３が設立され、さらに、上側の端子収
容部６２内に天井面と、下側の端子収容部６２内の底面
には、雌端子金具７１を抜け止めするための突起６４が
それぞれ形成されている。
【００２５】雌端子金具７１，７１は、図９に示すよう
に、端子を抜け止めするための金属ランス７２を備えた
点以外は、前記第１実施形態の雌端子金具４２と同じ構
成になっている。その金属ランス７２は、端子本体５０
の周壁を、端子挿入方向の斜め後方に向けて切り起こし
てなり、雌端子金具７１が、端子収容部６２内に挿入さ
れると、この金属ランス７２が、突起６４を乗り越え
て、その奥側に係止する（一次係止される）。次いで、
雌ハウジング６１の後端面に、リテーナ６５を宛って、
雌端子金具７１が二次係止される（図１０参照）。
に、端子を抜け止めするための金属ランス７２を備えた
点以外は、前記第１実施形態の雌端子金具４２と同じ構
成になっている。その金属ランス７２は、端子本体５０
の周壁を、端子挿入方向の斜め後方に向けて切り起こし
てなり、雌端子金具７１が、端子収容部６２内に挿入さ
れると、この金属ランス７２が、突起６４を乗り越え
て、その奥側に係止する（一次係止される）。次いで、
雌ハウジング６１の後端面に、リテーナ６５を宛って、
雌端子金具７１が二次係止される（図１０参照）。
【００２６】リテーナ６５は、前記した上下の補助壁６
３，６３の上端から下端までに対応した大きさの平板部
６６を備え、その平板部６６から、上下の端子収容部６
２，６２の中央部に向けて、突部６７を突出させた構造
をなす。また、リテーナ６５の両端部からは、図示しな
い係止爪が、雌ハウジング６１に向けて延びており、こ
れが雌ハウジング６１に係止して固定される。
３，６３の上端から下端までに対応した大きさの平板部
６６を備え、その平板部６６から、上下の端子収容部６
２，６２の中央部に向けて、突部６７を突出させた構造
をなす。また、リテーナ６５の両端部からは、図示しな
い係止爪が、雌ハウジング６１に向けて延びており、こ
れが雌ハウジング６１に係止して固定される。
【００２７】なお、上記以外の構成は、前記第１実施形
態と同一の構成になっており、それら同一構成の部位に
は、第１実施形態と同一符号を付して、重複説明は省略
する。
態と同一の構成になっており、それら同一構成の部位に
は、第１実施形態と同一符号を付して、重複説明は省略
する。
【００２８】本実施形態によっても、第１実施形態と同
様に、Ｌ字状の各雌端子金具４２に設けた電線固着部５
５に固着された電線は、コネクタ嵌合方向と直交する方
向に引き出された状態になり、これにより、コネクタの
嵌合方向の後方に広いスペースを確保することができな
い場合にも対応することできる。
様に、Ｌ字状の各雌端子金具４２に設けた電線固着部５
５に固着された電線は、コネクタ嵌合方向と直交する方
向に引き出された状態になり、これにより、コネクタの
嵌合方向の後方に広いスペースを確保することができな
い場合にも対応することできる。
【００２９】＜他の実施形態＞本発明は、前記実施形態
に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するよ
うな実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、
下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実
施することができる。
に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するよ
うな実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、
下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実
施することができる。
【００３０】（１）前記第１実施形態では、電線７０
を、雌ハウジング４１の後端部から、図１における上方
に引き出し、さらに、これを側方に屈曲させて一纏めに
した構成であったが、例えば、電線７０を、雌ハウジン
グ４１から図１における上方に引き出して、これを一纏
めにした構成、即ち、ハーネスを上方に向けて延ばした
構成にしてもよい。
を、雌ハウジング４１の後端部から、図１における上方
に引き出し、さらに、これを側方に屈曲させて一纏めに
した構成であったが、例えば、電線７０を、雌ハウジン
グ４１から図１における上方に引き出して、これを一纏
めにした構成、即ち、ハーネスを上方に向けて延ばした
構成にしてもよい。
【００３１】（２）前記第１実施形態の雌ハウジング４
１は、前面が段付き構造になっていたが、例えば、前記
第１実施形態において、下側の端子収容部４３に収容さ
れる雌端子金具４２の端子本体５０を、上側の端子収容
部４３に収容される雌端子金具４２の端子本体５０より
長くすることで、雌ハウジング４１の前面を、平坦構造
にしてもよい。
１は、前面が段付き構造になっていたが、例えば、前記
第１実施形態において、下側の端子収容部４３に収容さ
れる雌端子金具４２の端子本体５０を、上側の端子収容
部４３に収容される雌端子金具４２の端子本体５０より
長くすることで、雌ハウジング４１の前面を、平坦構造
にしてもよい。
【００３２】（３）前記第１実施形態の雌ハウジング４
１には、雌端子金具４２が、２段にして収容されていた
が、雌ハウジングに、端子金具を１段にして収容した構
成や、３段以上にして収容した構成としてもよい。
１には、雌端子金具４２が、２段にして収容されていた
が、雌ハウジングに、端子金具を１段にして収容した構
成や、３段以上にして収容した構成としてもよい。
【００３３】（４）前記第１実施形態では、スライダ２
０は、雄ハウジング１１に組み付けて備えられていた
が、スライダを、雌ハウジングに組み付けて備えてもよ
い。
０は、雄ハウジング１１に組み付けて備えられていた
が、スライダを、雌ハウジングに組み付けて備えてもよ
い。
【図１】本発明の第１実施形態に係る雌雄のコネクタの
斜視図
斜視図
【図２】それら雌雄のコネクタの側断面図
【図３】雄型コネクタの分解斜視図
【図４】雌型コネクタの分解斜視図
【図５】雌型コネクタの分解側断面図
【図６】（Ａ）雌雄のコネクタの嵌合初期段階の平断面
図 （Ｂ）その側断面図
図 （Ｂ）その側断面図
【図７】（Ａ）雌雄のコネクタの嵌合完了状態の平断面
図 （Ｂ）その側断面図
図 （Ｂ）その側断面図
【図８】雌雄のコネクタの嵌合完了状態の斜視図
【図９】第２実施形態の雌型コネクタの分解側断面図
【図１０】その雌型コネクタの側断面図
【図１１】従来のコネクタの斜視図
１７…溝（カム機構） ２０…スライダ ２６…カム溝（カム機構） ４０，６０…雌型コネクタ ４１，６１…雌型コネクタハウジング ４２，７１…雌端子金具 ４６，６５…リテーナ ４９…カムフォロア（カム機構） ５０…端子本体 ５５…電線固着部 ７０…電線
Claims (4)
- 【請求項１】 電線の端末に固着した端子金具を、コネ
クタハウジングに挿入して、リテーナで抜け止めしたコ
ネクタにおいて、 前記端子金具は、全体としてＬ字状をなし、そのＬ字の
うちコネクタの嵌合方向と交差する方向を向いた一辺に
沿って、前記電線を固着した電線固着部が設けられ、前
記リテーナは、前記端子金具のうち前記コネクタハウジ
ングへの挿入方向の後端部に宛われた状態で、前記コネ
クタハウジングに係止されていることを特徴とするコネ
クタ。 - 【請求項２】 前記コネクタハウジングには、前記Ｌ字
状の端子金具が複数段にして収容され、一方の段に収容
された端子金具を、他方の段に収容された端子金具に対
して、前記コネクタハウジングへの端子挿入方向の斜め
後方にオフセットして配置したことを特徴とする請求項
１記載のコネクタ。 - 【請求項３】 前記コネクタハウジングには、前記端子
金具が２段にして収容され、一方の段に収容された端子
金具の前記電線固着部と、他方の段に収容された端子金
具の前記電線固着部とを、逆向きに配置したことを特徴
とする請求項１記載のコネクタ。 - 【請求項４】 コネクタの嵌合方向と直交する方向にス
ライドするスライダを設け、前記スライダには、そのス
ライド動作に伴って、前記コネクタハウジングと相手方
のコネクタハウジングとを互いに引き寄せて嵌合させる
カム機構が備えられたことを特徴とする請求項１〜請求
項３のいずれかに記載のコネクタ。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001040133A JP2002246107A (ja) | 2001-02-16 | 2001-02-16 | コネクタ |
| DE10203162A DE10203162B4 (de) | 2001-02-16 | 2002-01-28 | Verbinder |
| US10/067,568 US6666708B2 (en) | 2001-02-16 | 2002-02-05 | Connector |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001040133A JP2002246107A (ja) | 2001-02-16 | 2001-02-16 | コネクタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002246107A true JP2002246107A (ja) | 2002-08-30 |
Family
ID=18902796
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001040133A Pending JP2002246107A (ja) | 2001-02-16 | 2001-02-16 | コネクタ |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6666708B2 (ja) |
| JP (1) | JP2002246107A (ja) |
| DE (1) | DE10203162B4 (ja) |
Cited By (19)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003107488A1 (ja) * | 2002-06-12 | 2003-12-24 | 株式会社アドバンテスト | コネクタ、電子部品取付装置、及び試験装置 |
| JP2008523878A (ja) * | 2004-12-20 | 2008-07-10 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 成人及び小児患者用自動体外式除細動装置 |
| JP2013026127A (ja) * | 2011-07-25 | 2013-02-04 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 嵌合検知構造 |
| JP2014107139A (ja) * | 2012-11-28 | 2014-06-09 | Hirose Electric Co Ltd | コネクタ |
| WO2016121476A1 (ja) * | 2015-01-30 | 2016-08-04 | 住友電装株式会社 | 防水コネクタ |
| JP2017138457A (ja) * | 2016-02-03 | 2017-08-10 | キヤノン株式会社 | アクセサリ用信号端子コネクタ、アクセサリーシュー装置、及び撮像装置並びにアクセサリ |
| JP2017138456A (ja) * | 2016-02-03 | 2017-08-10 | キヤノン株式会社 | アクセサリ用信号端子コネクタ、アクセサリーシュー装置、及び撮像装置、並びにアクセサリ |
| US9793618B2 (en) | 2014-02-12 | 2017-10-17 | Autonetworks Technologies, Ltd. | Connector |
| JP7042993B1 (ja) * | 2021-06-14 | 2022-03-28 | 三菱電機株式会社 | 端子台装置 |
| US11444397B2 (en) | 2015-07-07 | 2022-09-13 | Amphenol Fci Asia Pte. Ltd. | Electrical connector with cavity between terminals |
| US11469554B2 (en) | 2020-01-27 | 2022-10-11 | Fci Usa Llc | High speed, high density direct mate orthogonal connector |
| US11522310B2 (en) | 2012-08-22 | 2022-12-06 | Amphenol Corporation | High-frequency electrical connector |
| US11539171B2 (en) | 2016-08-23 | 2022-12-27 | Amphenol Corporation | Connector configurable for high performance |
| US11715914B2 (en) | 2014-01-22 | 2023-08-01 | Amphenol Corporation | High speed, high density electrical connector with shielded signal paths |
| US11757215B2 (en) | 2018-09-26 | 2023-09-12 | Amphenol East Asia Electronic Technology (Shenzhen) Co., Ltd. | High speed electrical connector and printed circuit board thereof |
| US11757224B2 (en) | 2010-05-07 | 2023-09-12 | Amphenol Corporation | High performance cable connector |
| US11799246B2 (en) | 2020-01-27 | 2023-10-24 | Fci Usa Llc | High speed connector |
| US11817655B2 (en) | 2020-09-25 | 2023-11-14 | Amphenol Commercial Products (Chengdu) Co., Ltd. | Compact, high speed electrical connector |
| US11942716B2 (en) | 2020-09-22 | 2024-03-26 | Amphenol Commercial Products (Chengdu) Co., Ltd. | High speed electrical connector |
Families Citing this family (18)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7070445B2 (en) * | 2003-05-15 | 2006-07-04 | Cinch Connectors, Inc. | Cable assembly |
| CN2674695Y (zh) * | 2003-12-06 | 2005-01-26 | 富士康(昆山)电脑接插件有限公司 | 电子卡连接器 |
| JP2005322609A (ja) * | 2004-04-07 | 2005-11-17 | Jst Mfg Co Ltd | 電気的接続装置 |
| JP4364708B2 (ja) * | 2004-04-07 | 2009-11-18 | ミツミ電機株式会社 | 電気的接続装置 |
| JP2006004901A (ja) * | 2004-05-19 | 2006-01-05 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | コネクタ装置 |
| US7798821B2 (en) * | 2008-02-01 | 2010-09-21 | Hon Hai Precision Ind. Co., Ltd | Cable assembly with an organizer for adjusting the cable outlet |
| JP5150428B2 (ja) * | 2008-09-17 | 2013-02-20 | 矢崎総業株式会社 | コネクタ |
| CN201440511U (zh) * | 2009-03-05 | 2010-04-21 | 富士康(昆山)电脑接插件有限公司 | 电连接器 |
| DE102010039314B4 (de) * | 2010-08-13 | 2019-10-10 | Te Connectivity Germany Gmbh | Elektrischer Steckverbinder |
| CN202042687U (zh) * | 2011-01-14 | 2011-11-16 | 富士康(昆山)电脑接插件有限公司 | 电连接器组件 |
| JP2014017085A (ja) * | 2012-07-06 | 2014-01-30 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | コネクタ |
| DE102013211976A1 (de) * | 2013-06-25 | 2015-01-08 | Zf Friedrichshafen Ag | Eindrückvorrichtung für ein Steckermodul einer Leiterplatte für ein Steuergerät eines Fahrzeuggetriebes |
| CN106256049B (zh) * | 2013-12-18 | 2020-01-14 | Afci连接器新加坡私人有限公司 | 电缆连接器及其连接器组件 |
| US9825400B2 (en) * | 2014-07-22 | 2017-11-21 | Baker Hughes Incorporated | Side-exit motor cable connections |
| JP6627599B2 (ja) * | 2016-03-23 | 2020-01-08 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 基板用防水コネクタ及び基板付きコネクタ |
| CN108346869B (zh) * | 2017-01-24 | 2020-07-03 | 泰科电子(上海)有限公司 | 线缆连接器 |
| TWI754961B (zh) | 2019-12-18 | 2022-02-11 | 大陸商東莞訊滔電子有限公司 | 連接器 |
| US11189968B2 (en) * | 2020-01-09 | 2021-11-30 | The Boeing Company | Device and method for locking multiple angular connectors |
Family Cites Families (18)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3577119A (en) * | 1969-06-04 | 1971-05-04 | Amp Inc | Electrical connectors on a carrier strip |
| US3920306A (en) * | 1974-10-02 | 1975-11-18 | Amp Inc | Tap connections for multi-conductor cables |
| US4343523A (en) * | 1980-05-27 | 1982-08-10 | Ford Motor Company | Printed circuit board edge connector |
| JP2629025B2 (ja) | 1988-07-21 | 1997-07-09 | コニカ株式会社 | 信号処理回路 |
| US5181867A (en) * | 1992-05-08 | 1993-01-26 | General Motors Corporation | Electrical sleeve terminal |
| US5288242A (en) * | 1992-07-20 | 1994-02-22 | Itt Corporation | Ring lock connector |
| DE69326696T2 (de) * | 1993-11-26 | 2000-06-08 | Molex Inc | Elektrischer Verbinder mit Deckel und Endlagesicherungsvorrichtung |
| DE4343645C2 (de) * | 1993-12-21 | 1996-08-08 | Harting Elektronik Gmbh | Elektrischer Steckverbinder |
| US5533916A (en) * | 1994-01-19 | 1996-07-09 | Leviton Manufacturing Co., Inc. | Reverse wire termination device |
| DE4438806C1 (de) * | 1994-10-31 | 1996-03-21 | Weidmueller Interface | Modulare Steuerungsanlage mit Busleiter |
| DE29519934U1 (de) * | 1995-12-15 | 1996-02-22 | Kan Jinmou | Zweireihige Drahtverbindungseinrichtung |
| DE29604891U1 (de) * | 1996-01-17 | 1996-06-20 | Augat Components Gmbh | Airbag-Steckverbinder |
| US5664964A (en) * | 1996-04-10 | 1997-09-09 | Ohio Associated Enterprises, Inc. | High density termination system with molded-on strain relief frame, and method |
| US6250952B1 (en) * | 1997-08-08 | 2001-06-26 | The Whitaker Corporation | Air bag connector |
| DE29921719U1 (de) * | 1999-02-20 | 2000-03-02 | Kostal Leopold Gmbh & Co Kg | Elektrische Steckverbinderkupplung |
| US6139351A (en) * | 1999-06-16 | 2000-10-31 | Delphi Technologies, Inc. | High power connection system |
| US6273756B1 (en) * | 1999-10-18 | 2001-08-14 | General Motors Corporation | Chassis power connector with coaxial shielding |
| US6354890B2 (en) * | 2000-03-17 | 2002-03-12 | Delphi Technologies, Inc. | High current sleeve and post terminals |
-
2001
- 2001-02-16 JP JP2001040133A patent/JP2002246107A/ja active Pending
-
2002
- 2002-01-28 DE DE10203162A patent/DE10203162B4/de not_active Expired - Fee Related
- 2002-02-05 US US10/067,568 patent/US6666708B2/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (28)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7033196B2 (en) | 2002-06-12 | 2006-04-25 | Advantest Corp. | Connector, electronic component fixing device, and tester |
| WO2003107488A1 (ja) * | 2002-06-12 | 2003-12-24 | 株式会社アドバンテスト | コネクタ、電子部品取付装置、及び試験装置 |
| US9669229B2 (en) | 2004-12-20 | 2017-06-06 | Koninklijke Philips N.V. | Automatic external defibrillator for adult and pediatric patients |
| JP2008523878A (ja) * | 2004-12-20 | 2008-07-10 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 成人及び小児患者用自動体外式除細動装置 |
| US11757224B2 (en) | 2010-05-07 | 2023-09-12 | Amphenol Corporation | High performance cable connector |
| JP2013026127A (ja) * | 2011-07-25 | 2013-02-04 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 嵌合検知構造 |
| US11901663B2 (en) | 2012-08-22 | 2024-02-13 | Amphenol Corporation | High-frequency electrical connector |
| US11522310B2 (en) | 2012-08-22 | 2022-12-06 | Amphenol Corporation | High-frequency electrical connector |
| JP2014107139A (ja) * | 2012-11-28 | 2014-06-09 | Hirose Electric Co Ltd | コネクタ |
| US11715914B2 (en) | 2014-01-22 | 2023-08-01 | Amphenol Corporation | High speed, high density electrical connector with shielded signal paths |
| US9793618B2 (en) | 2014-02-12 | 2017-10-17 | Autonetworks Technologies, Ltd. | Connector |
| WO2016121476A1 (ja) * | 2015-01-30 | 2016-08-04 | 住友電装株式会社 | 防水コネクタ |
| US11955742B2 (en) | 2015-07-07 | 2024-04-09 | Amphenol Fci Asia Pte. Ltd. | Electrical connector with cavity between terminals |
| US11444397B2 (en) | 2015-07-07 | 2022-09-13 | Amphenol Fci Asia Pte. Ltd. | Electrical connector with cavity between terminals |
| JP2017138457A (ja) * | 2016-02-03 | 2017-08-10 | キヤノン株式会社 | アクセサリ用信号端子コネクタ、アクセサリーシュー装置、及び撮像装置並びにアクセサリ |
| JP2017138456A (ja) * | 2016-02-03 | 2017-08-10 | キヤノン株式会社 | アクセサリ用信号端子コネクタ、アクセサリーシュー装置、及び撮像装置、並びにアクセサリ |
| US11539171B2 (en) | 2016-08-23 | 2022-12-27 | Amphenol Corporation | Connector configurable for high performance |
| US11757215B2 (en) | 2018-09-26 | 2023-09-12 | Amphenol East Asia Electronic Technology (Shenzhen) Co., Ltd. | High speed electrical connector and printed circuit board thereof |
| US11799246B2 (en) | 2020-01-27 | 2023-10-24 | Fci Usa Llc | High speed connector |
| US11469553B2 (en) | 2020-01-27 | 2022-10-11 | Fci Usa Llc | High speed connector |
| US11469554B2 (en) | 2020-01-27 | 2022-10-11 | Fci Usa Llc | High speed, high density direct mate orthogonal connector |
| US11817657B2 (en) | 2020-01-27 | 2023-11-14 | Fci Usa Llc | High speed, high density direct mate orthogonal connector |
| US11942716B2 (en) | 2020-09-22 | 2024-03-26 | Amphenol Commercial Products (Chengdu) Co., Ltd. | High speed electrical connector |
| US11817655B2 (en) | 2020-09-25 | 2023-11-14 | Amphenol Commercial Products (Chengdu) Co., Ltd. | Compact, high speed electrical connector |
| WO2022264229A1 (ja) * | 2021-06-14 | 2022-12-22 | 三菱電機株式会社 | 端子台装置 |
| JP7042993B1 (ja) * | 2021-06-14 | 2022-03-28 | 三菱電機株式会社 | 端子台装置 |
| CN116325368B (zh) * | 2021-06-14 | 2024-03-26 | 三菱电机株式会社 | 端子台装置 |
| CN116325368A (zh) * | 2021-06-14 | 2023-06-23 | 三菱电机株式会社 | 端子台装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE10203162B4 (de) | 2010-04-08 |
| US20020115335A1 (en) | 2002-08-22 |
| DE10203162A1 (de) | 2002-09-19 |
| US6666708B2 (en) | 2003-12-23 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2002246107A (ja) | コネクタ | |
| US7347744B2 (en) | Connector and a connector assembly method | |
| JP2007200893A (ja) | カップリング | |
| JPH08106944A (ja) | 電気コネクタ及び同電気コネクタのハウジング | |
| EP1418649B1 (en) | A connector | |
| JPH10112355A (ja) | 電気コネクタのガタ防止構造 | |
| JP2004080918A (ja) | 電気接続箱および該電気接続箱の組立方法 | |
| EP0963009A1 (en) | A construction for preventing an error assembling of a connector housing and a cover and a connector comprising the same | |
| JPH11185868A (ja) | 圧接コネクタ | |
| US6702623B2 (en) | Connector | |
| JP2547381Y2 (ja) | 多極コネクタ | |
| JPH0419974A (ja) | ダブルロック型電気コネクタ | |
| JP3542072B2 (ja) | コネクタの電線ガタ防止構造 | |
| JP2007012452A (ja) | コネクタ | |
| JP3278041B2 (ja) | レバー式コネクタ | |
| JP3278042B2 (ja) | レバー式コネクタ | |
| JP2592639Y2 (ja) | 圧接コネクタ | |
| JP3591484B2 (ja) | コネクタ | |
| JPH10289747A (ja) | 雌型コネクタ | |
| JP2022066929A (ja) | 平型導体付電気コネクタ及び電気コネクタ組立体 | |
| JP2001257024A (ja) | コネクタ | |
| JP2002056917A (ja) | ジョイントコネクタ | |
| JPH0554787A (ja) | 自動車用電気接続装置 | |
| JP3399247B2 (ja) | コネクタ | |
| JP3278040B2 (ja) | レバー式コネクタ |