JP2002244396A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002244396A JP2001040119A JP2001040119A JP2002244396A JP 2002244396 A JP2002244396 A JP 2002244396A JP 2001040119 A JP2001040119 A JP 2001040119A JP 2001040119 A JP2001040119 A JP 2001040119A JP 2002244396 A JP2002244396 A JP 2002244396A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】一つの光偏向器で複数の光源からの光ビームを
同時に偏向走査して複数の像担持体に照射し光書き込み
を行う光書込装置を備えた画像形成装置において、光書
込装置の位置決めを簡易に且つ低コストに行うことがで
き、且つさらなる小型化を図ることのできる構成を提案
する。 【解決手段】本発明の画像形成装置においては、複数の
像担持体1〜4の並設方向は水平面(図中のX方向)に
対して傾斜しており、且つ光書込装置5のハウジング5
0は、複数の像担持体1〜4の斜め上方に位置し該複数
の像担持体の並設方向と略平行となるように水平面に対
して傾斜して配置されており、且つハウジング50は、
その傾斜方向の上端側を位置決めの基準位置として、位
置決め手段51a,bにより画像形成装置本体の傾斜し
たフレーム29の基準位置に係合されている構成とし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、並設された複数の
像担持体の被走査面上に光ビームを照射して潜像を書き
込む光書込装置を備え、複数の像担持体に形成された潜
像を異なる色の現像剤で現像した後、順次転写材に転写
して多色画像を形成する複写機、プリンタ、ファクシミ
リ、プロッタ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の光源から出射される光ビー
ムを、並設された4つの像担持体(例えば、感光体ドラ
ム)に照射して潜像の書き込みを行い、各像担持体上に
形成された潜像を異なる色の現像剤(例えば、イエロ
ー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナー)でそれぞれ
現像して可視像化した後、転写搬送ベルト等に担持され
た記録用紙等の転写材を各像担持体の転写部に順次搬送
し、各像担持体上に形成された各色の可視像を転写材に
重ね合わせて転写した後、転写材上に転写された画像を
定着して多色画像を得るタンデム式のカラー画像形成装
置が知られている。このようなタンデム式のカラー画像
形成装置において、従来から各像担持体への潜像書き込
みを像担持体毎に個別的に設けた光書込装置により別個
に行うものが知られているが、ポリゴンミラーとその駆
動用モータからなる光偏向器を用いた光書込装置は比較
的高価であり、各像担持体毎に個別に光書込装置を設け
ることは部品コストや製造コストの点で問題がある。ま
た、光偏向器を有する光書込装置を像担持体の数に対応
して複数設置するためには大きな設置スペースを必要と
するため、画像形成装置全体が大型化するという問題も
ある。
【0003】そこで、タンデム式のカラー画像形成装置
の低コスト化、小型化を図るために、複数の像担持体へ
光書込みを行う手段として、光偏向器を複数の光源で共
通化し、一つの光偏向器で複数の光源からの光ビームを
同時に偏向走査して複数の像担持体に照射し光書き込み
を行う光書込装置が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように一つの光
偏向器で複数の光源からの光ビームを同時に偏向走査し
て複数の像担持体に照射し光書き込みを行う光書込装置
は、複数の光源ユニットと、一つの光偏向器と、光偏向
器を中心にして2方向に対称に配置され光偏向器により
偏向走査される複数の光ビームをそれぞれ対応する被走
査面上に導き結像する光学系とを備えた構成であり、こ
れらの光学部材を一つのハウジングに収納した構成であ
るので、従来の複数の光書込装置を備えた構成と比べ
て、画像形成装置の低コスト化、小型化を図ることがで
きる。
【0005】このような光書込装置では、複数の光ビー
ムを複数の像担持体に照射して光書き込みを行うため、
並設された像担持体に対する位置決めを確実に行わなけ
ればならない。このため、従来は光書込装置を画像形成
装置本体に対して水平に設置し、画像形成装置本体側の
フレームに設けた位置決め部に、光書込装置のハウジン
グの一端側に設けた基準面を押し当て、ハウジングの反
対側からバネ等の付勢手段で押さえ付けた状態で位置決
めした後、ハウジングを本体側フレームにネジ止めし、
固定するなどの方法が採られていた。しかしながら、上
記のような位置決め方法では、バネ等の付勢手段でハウ
ジングを押さえ付ける際に位置がずれたり、また、付勢
手段を必要とするため部品コストや組付けの手間がかか
るという不具合があった。
【0006】本発明は上記事情に鑑みなされたものであ
って、一つの光偏向器で複数の光源からの光ビームを同
時に偏向走査して複数の像担持体に照射し光書き込みを
行う光書込装置を備えた画像形成装置において、光書込
装置の位置決めを簡易に且つ低コストに行うことがで
き、且つさらなる小型化を図ることのできる構成を提案
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、並設された複数の像担持体と、その複数
の像担持体の被走査面上に光ビームを照射して潜像を書
き込む光書込手段と、各像担持体に形成された潜像を異
なる色の現像剤で現像して可視像化する現像手段と、各
像担持体の位置に順次転写材を搬送し各像担持体上に形
成された各色の可視像を転写材に重ね合わせて転写する
手段と、転写材上に転写された画像を定着する手段を備
え、前記光書込手段として、複数の光源からの光ビーム
を一つの光偏向器により対称な2方向に振り分けて偏向
走査し、該光偏向器を中心にして前記2方向に対称に配
置された光学系を介して複数の光ビームをそれぞれ対応
する像担持体の被走査面上に導き結像する構成の光書込
装置を備えた画像形成装置において、前記複数の像担持
体の並設方向は水平面に対して傾斜しており、且つ前記
光書込装置のハウジングは、前記複数の像担持体の斜め
上方に位置し該複数の像担持体の並設方向と略平行とな
るように水平面に対して傾斜して配置されており、且つ
前記ハウジングは、その傾斜方向の上端側を位置決めの
基準位置として、画像形成装置本体の傾斜したフレーム
の基準位置に係合されていることを特徴とする(請求項
1)。
【0008】ここで本発明では、上記画像形成装置にお
いて、前記画像形成装置本体のフレーム側の基準位置
と、前記光書込装置のハウジングの前記傾斜方向の上端
側で前記フレーム側の基準位置に対応する位置には、互
いに係合してハウジングを位置決めする位置決め手段を
設けた構成とした(請求項2)。より具体的には、前記
位置決め手段として、前記画像形成装置本体のフレーム
側の基準位置には、少なくとも2個所に穴部もしくは凹
部が設けられ、且つ前記光書込装置のハウジングには、
前記傾斜方向の上端側で前記フレーム側の穴部もしくは
凹部に対応する位置に位置決めピンが設けられており、
前記ハウジング側の位置決めピンを前記フレーム側の穴
部もしくは凹部に嵌入して係合することにより、前記ハ
ウジングの位置決めを行う構成とした(請求項3)。そ
して本発明の画像形成装置においては、前記位置決め手
段により前記画像形成装置本体の傾斜したフレームの基
準位置に前記光書込装置のハウジングの傾斜方向の上端
側を係合し、光書込装置の自重により位置決めと固定を
行う構成とした(請求項4)。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像形成装置
の構成、動作及び作用について図示の実施例に基づいて
詳細に説明する。図1は本発明の一実施例を示す画像形
成装置の概略構成図であり、図2は図1に示す画像形成
装置に装備される光書込装置の一例を示す断面図であ
り、図3は図2に示す光書込装置の基盤上面側の構成を
示す平面図である。また、図4は図3に示す光書込装置
の構成から光源ユニット、光偏向器及び光学系を抜き出
してその配置構成を示したものであり、図5は図2に示
す光書込装置の構成から光偏向器及び光学系を抜き出し
てその配置構成を示したものである。
【0010】図1に示す画像形成装置は、複数の像担持
体として、複数のドラム状の光導電性感光体(以下、感
光体ドラム)1,2,3,4を並置したフルカラー画像
形成装置であり、この4つの感光体ドラム1,2,3,
4は、例えば図に対して右から順に、イエロー(Y)、
マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)の各
色に対応した画像を形成するものである(尚、色の順は
この限りではなく任意に設定することができる)。その
4つの感光体ドラム1,2,3,4の各々の周囲には、
電子写真プロセスにより画像形成を行うための、帯電部
(帯電ローラ、帯電ブラシ、帯電チャージャ等)6,
7,8,9と、光書込装置5からの光ビームL1,L
2,L3,L4の露光部と、現像部(Y,M,C,Bk
の各色の現像装置)10,11,12,13と、転写搬
送ベルト22a及びその裏面に配置された転写手段(転
写ローラ、転写ブラシ等)14,15,16,17を備
えた転写搬送装置22と、クリーニング部(クリーニン
グブレード、クリーニングブラシ等)18,19,2
0,21などが配設されており、それぞれの感光体ドラ
ム1,2,3,4に各色の画像形成を行うことが可能と
なっている。
【0011】図1において、図中のZ方向を鉛直上方
向、X,Y方向を水平方向とした場合、4つの感光体ド
ラム1,2,3,4の並設方向は水平面に対して傾斜し
ており(尚、図1の場合はX方向に対して傾斜してい
る)、光書込装置5は、4つの感光体ドラム1,2,
3,4が並設された作像部の斜め上方に配置され、且つ
光書込装置5のハウジング50は、4つの感光体ドラム
1,2,3,4の並設方向と略平行となるように水平面
(図中のX方向)に対して傾斜して配置されており、画
像形成装置本体の傾斜したフレーム29,30に固定さ
れている。尚、ハウジング50の傾斜角度は、例えば水
平面に対して30°〜50°である。
【0012】この光書込装置5は、図2,3,4,5に
構成例を示すように、4つの光源ユニット52,53,
54,55と、各光源ユニットからの光ビームL1,L
2,L3,L4を対称な2方向に振り分けて偏向走査す
る光偏向器62と、この光偏向器62を中心にして前記
2方向に対称に配置され光偏向器62により偏向走査さ
れる複数の光ビームL1,L2,L3,L4をそれぞれ
対応する感光体ドラム1,2,3,4の被走査面上に導
き結像する光学系(結像用レンズ63,64,69,7
0,71,72、光路折り返し用ミラー65,66,6
7,68,73,74,75,76,77,78,7
9,80等の光学部材からなる)を備えており、これら
の構成部材は一つのハウジング50内に収納されてい
る。
【0013】より具体的には、ハウジング50は、光偏
向器62や光学系が配設される基盤50Aと、基盤50
Aの周囲を囲む枠状の側壁50Bとを有すると共に、基
盤50Aが側壁50Bの略中央部に設けられてハウジン
グ50を上下に仕切る構造であり、4つの光源ユニット
52,53,54,55はハウジング50の側壁50B
に配置され、光偏向器62はハウジング50の基盤50
Aの略中央部に配置され、光学系を構成する光学部材
(結像用レンズ63,64,69,70,71,72、
光路折り返し用ミラー65,66,67,68,73,
74,75,76,77,78,79,80等)は基盤
50Aの両面(上面側と下面側)に分けて配設されてい
る。また、ハウジング50の上部と下部にはカバー8
7,88が設けられており、下部側のカバー87には光
ビームを通過する開口が設けられ、その開口には防塵ガ
ラス83,84,85,86が取り付けられている。
【0014】この光書込装置5では、図示しない原稿読
み取り装置(スキャナー)あるいは画像データ出力装置
(パーソナルコンピュータ、ワードプロセッサ、ファク
シミリの受信部等)から入力される色分解された画像デ
ータを光源駆動用の信号に変換し、それに従い各光源ユ
ニット52,53,54,55内の光源(半導体レーザ
(LD))を駆動して光ビームを出射する。各光源ユニ
ット52,53,54,55から出射された光ビーム
は、面倒れ補正用のシリンドリカルレンズ56,57,
58,59やミラー60,61を介して光偏向器62に
至り、ポリゴンモータ62cで等速回転されている2段
のポリゴンミラー62a,62bで対称な2方向に偏向
走査される。尚、図2,5の構成ではポリゴンミラーは
L2,L3の光ビーム用と、L1,L4の光ビーム用の
上下2段に分けた構成となっているが、1つの厚めのポ
リゴンミラーで偏向走査する構成としてもよい。
【0015】光偏向器62のポリゴンミラー62a,6
2bで2ビームづつ2方向に偏向走査された光ビーム
は、例えば上下2層構成のfθレンズ等からなる第1の
結像用レンズ63,64をそれぞれ通過し、第1折り返
しミラー65,66,67,68により折り返されて基
盤51の開口部を通過した後、例えば長尺トロイダルレ
ンズ等からなる第2の結像用レンズ69,70,71,
72を通過し、第2折り返しミラー73,75,77,
79、第3折り返しミラー74,76,78,80、防
塵ガラス83,84,85,86を介して各色用の感光
体ドラム1,2,3,4の被走査面上に照射され静電潜
像を書き込む。
【0016】尚、上記の光書込装置5において、4つの
光源ユニット52,53,54,55は、光源である半
導体レーザ(LD)とその半導体レーザの出射光束をコ
リメートするコリメートレンズから構成され、これらが
ホルダーに一体に組み込まれた構成であるが、白黒画像
形成時に多用されるブラック用の光源ユニット(例えば
符号54の光源ユニット)は、高速書込を可能とするた
めに、2つ以上の光源(LD)とコリメートレンズを備
えたマルチビーム構成としてもよい。また、マルチビー
ム構成とした場合には、ハウジング50の側壁50Bに
対して光源ユニットを光軸中心に回転可能に構成すれ
ば、副走査方向のビームピッチを調整することができ、
白黒画像形成時に画素密度(例えば600dpi,12
00dpi等)を切り替えることが可能となる。
【0017】さらに、各光ビームL1,L2,L3,L
4の光路には、主走査方向の走査開始位置の光束を取り
出すための図示しない同期検知用ミラーが設けられてお
り、同期検知用ミラーで反射された光束は、図5中に破
線で示すように同期検知器81,82で受光されて走査
開始の同期信号が出力される。また、図5に示すよう
に、L1,L2,L3の光ビームの光路に配置された第
3折り返しミラー74,76,78にはスキュー調整用
のステッピングモータ92,93,94が設けられてお
り、L1の光ビームの走査線位置を基準にして、L1,
L2,L3の光ビームの走査線位置のずれを補正してい
る。
【0018】尚、光偏向器62によって偏向走査される
光ビームの走査方向が主走査方向であり、これは各感光
体ドラムの軸方向である。また、この主走査方向に直交
する方向が副走査方向であり、これは感光体ドラムの回
転方向(感光体ドラム表面の移動方向)であり、さらに
は後述する転写搬送ベルト22aの搬送方向である。す
なわち転写搬送ベルト22aの幅方向が主走査方向、搬
送方向が副走査方向となる。
【0019】図1に示すように、並設された4つの感光
体ドラム1,2,3,4の下には駆動ローラと複数の従
動ローラに張架された転写搬送ベルト22aが配設され
ており、駆動ローラにより図中に矢印で示す方向に搬送
されている。また、画像形成装置の本体下部には記録用
紙等の転写材を収納した複数の給紙部23,24が設置
されており、この給紙部23,24に収納された転写材
が、給紙ローラ、搬送ローラ、レジストローラ25を介
して転写搬送ベルト22aに給紙され、転写搬送ベルト
22aにより担持され搬送される。
【0020】前記光書込装置5により各感光体1,2,
3,4に形成された各潜像は、各現像部10,11,1
2,13のY,M,C,Bkの各色のトナーで現像され
て顕像化され、その顕像化されたY,M,C,Bkの各
色のトナー画像は、転写搬送装置22の各転写手段1
4,15,16,17により転写搬送ベルト22a上に
担持された転写材に順次重ね合わせて転写される。そし
て、4色の画像が転写された転写材は定着部26に搬送
され、定着部26で画像が定着された後、排紙ローラ2
7により排紙トレイ28上に排出される。
【0021】以上、本発明に係る画像形成装置の構成・
動作について説明したが、本発明に係る画像形成装置で
は、図1に示すように、4つの感光体ドラム1,2,
3,4が並設された作像部や光書込装置5及び転写搬送
装置22が水平方向(図中のX方向)に対して斜めに設
置されているので、従来の水平配置に比べて設置スペー
スが小さくて済み、タンデム式のカラー画像形成装置の
更なる小型化を達成することができる。
【0022】ここで、本発明では、光書込装置5のハウ
ジング50は、その傾斜方向の上端側を位置決めの基準
位置として画像形成装置本体の傾斜したフレーム29に
係合されており、重力を利用して位置決めを簡易に行え
る構成となっている。より詳しくは、画像形成装置本体
のフレーム29側の基準位置と、光書込装置5のハウジ
ング50の傾斜方向の上端側でフレーム29側の基準位
置に対応する位置には、互いに係合してハウジング50
を位置決めする位置決め手段29a,29b,51a,
51bを設けた構成としている。
【0023】具体的には、図2及び図3に示すように、
位置決め手段として、画像形成装置本体のフレーム29
側の基準位置には、少なくとも2個所に穴部(または凹
部)29a,29bが設けられ、且つ光書込装置5のハ
ウジング50には、前記傾斜方向の上端側の辺部50C
でフレーム29側の穴部(または凹部)29a,29b
に対応する位置に位置決めピン51a,51bが設けら
れており、このハウジング50側の位置決めピン51
a,51bをフレーム29側の穴部(または凹部)29
a,29bに嵌入して係合することにより、光書込装置
5のハウジング50の位置決めと固定を行う構成として
いる。
【0024】すなわち、画像形成装置本体の傾斜したフ
レーム29側の基準位置に設けた穴部(または凹部)2
9a,29bに、ハウジング50の傾斜方向上端側の辺
部50Cに設けた位置決めピン51a,51bを嵌入し
て係合することにより、光書込装置5は重力の作用によ
りその自重でフレーム29の基準位置に係合され位置決
めと固定が行われるので、バネ等の付勢部材を用いずに
ハウジング50をフレーム29の基準位置に簡易に設置
することができる。尚、フレーム29側の基準位置の2
個所に設ける穴部(または凹部)29a,29bは、ハ
ウジング50の樹脂成型後の寸法誤差や熱膨張などによ
る微小な寸法変化などを考慮して、一方側の穴部(例え
ば符号29a側)は長穴にしておくとよい。
【0025】また、本発明の構成では、上述したよう
に、画像形成装置本体の傾斜したフレーム29側の基準
位置に設けた穴部(または凹部)29a,29bに、ハ
ウジング50の傾斜方向上端側の辺部50Cに設けた位
置決めピン51a,51bを嵌入して係合することによ
り、光書込装置5のハウジング50は自重でフレーム2
9の基準位置に位置決めされ固定されるので、このまま
の状態でも使用することができるが、光書込装置5のよ
り確実な固定を行うためには以下のような構成とすると
よい。
【0026】すなわち、図3に示すように、画像形成装
置本体側の傾斜方向上下のフレーム29,30の2個所
づつにネジ穴29c,29d,30a,30bを設け、
ハウジング50の傾斜方向上下の辺部50C,50Dの
上記ネジ穴に対応する位置には抜き穴51c,51d,
51e,51fを設けておき、フレーム29側の基準位
置に設けた穴部(または凹部)29a,29bにハウジ
ング50側の位置決めピン51a,51bを嵌入して係
合し位置決めした後、ハウジング50に設けた抜き穴5
1c51d,51e,51f側からネジを指し込み、フ
レーム29,30側のネジ穴29c、29d、30a,
30bに螺合して固定することにより、ハウジング50
をフレーム29,30に確実に固定することができる。
尚、このような固定方法の場合、ハウジング50側の抜
き穴51c,51d,51e,51fの径は、前述した
寸法誤差や寸法変化等を考慮してネジの径より大きく形
成し、遊びを設けておく必要がある。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、並設さ
れた複数の像担持体と、その複数の像担持体の被走査面
上に光ビームを照射して潜像を書き込む光書込手段と、
各像担持体に形成された潜像を異なる色の現像剤で現像
して可視像化する現像手段と、各像担持体の位置に順次
転写材を搬送し各像担持体上に形成された各色の可視像
を転写材に重ね合わせて転写する手段と、転写材上に転
写された画像を定着する手段を備え、前記光書込手段と
して、複数の光源からの光ビームを一つの光偏向器によ
り対称な2方向に振り分けて偏向走査し、該光偏向器を
中心にして前記2方向に対称に配置された光学系を介し
て複数の光ビームをそれぞれ対応する像担持体の被走査
面上に導き結像する構成の光書込装置を備えた画像形成
装置において、前記複数の像担持体の並設方向は水平面
に対して傾斜しており、且つ前記光書込装置のハウジン
グは、前記複数の像担持体の斜め上方に位置し該複数の
像担持体の並設方向と略平行となるように水平面に対し
て傾斜して配置されており、且つ前記ハウジングは、そ
の傾斜方向の上端側を位置決めの基準位置として、画像
形成装置本体の傾斜したフレームの基準位置に係合され
ていることを特徴とするので、画像形成装置の小型化を
図ることができ、且つ光書込装置の位置決めと固定を簡
易に低コストに行うことが可能となる。
【0028】すなわち、本発明の画像形成装置において
は、前記画像形成装置本体のフレーム側の基準位置と、
前記光書込装置のハウジングの前記傾斜方向の上端側で
前記フレーム側の基準位置に対応する位置には、互いに
係合してハウジングを位置決めする位置決め手段を設け
た構成としたので、前記位置決め手段により画像形成装
置本体のフレーム側の基準位置にハウジングの傾斜方向
の上端側を係合することにより、光書込装置の位置決め
と固定を簡易に行うことができる。より具体的には、前
記位置決め手段として、前記画像形成装置本体のフレー
ム側の基準位置には、少なくとも2個所に穴部もしくは
凹部が設けられ、且つ前記光書込装置のハウジングに
は、前記傾斜方向の上端側で前記フレーム側の穴部もし
くは凹部に対応する位置に位置決めピンが設けられてお
り、前記ハウジング側の位置決めピンを前記フレーム側
の穴部もしくは凹部に嵌入して係合することにより、前
記ハウジングの位置決めを行う構成としたので、光書込
装置の位置決めを簡易に低コストに行うことができる。
そして本発明の画像形成装置においては、前記位置決め
手段により前記画像形成装置本体の傾斜したフレームの
基準位置に前記光書込装置のハウジングの傾斜方向の上
端側を係合し、光書込装置の自重により位置決めと固定
を行う構成としたので、光書込装置は重力の作用により
その自重でフレームの基準位置に係合され位置決めと固
定が行われるので、バネ等の付勢部材を用いずにハウジ
ングをフレームの基準位置に簡易に低コストに設置する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す画像形成装置の概略構
成図である。
【図2】図1に示す画像形成装置に装備される光書込装
置の一例を示す断面図である。
【図3】図2に示す光書込装置の基盤上面側の構成を示
す平面図である。
【図4】図3に示す光書込装置の構成から光源ユニッ
ト、光偏向器及び光学系を抜き出してその配置構成を示
した概略構成図である。
【図5】図2に示す光書込装置の構成から光偏向器及び
光学系を抜き出してその配置構成を示した概略構成図で
ある。
【符号の説明】
1,2,3,4:感光体ドラム(像担持体) 5:光書込装置 6,7,8,9:帯電部 10,11,12,13:現像部(Y,M,C,Bkの
各色の現像装置) 14,15,16,17:転写手段 18,19,20,21:クリーニング部 22:転写搬送装置 22a:転写搬送ベルト 23,24:給紙部 25:レジストローラ 26:定着部 27:排紙ローラ 28:排紙トレイ 29,30:画像形成装置本体の傾斜したフレーム 29a,29b:穴部または凹部(フレーム側の位置決
め手段) 29c,29d,30a,30b:ネジ穴 50:ハウジング 50A:基盤 50B:側壁 50C:傾斜方向上端側の辺部 50D:傾斜方向下端側の辺部 51a,51b:位置決めピン(ハウジング側の位置決
め手段) 51c,51d,51e,51f:抜き穴 52,53,54,55:光源ユニット 56,57,58,59:シリンドリカルレンズ 60,61:ミラー 62:光偏向器 62a,62b:ポリゴンミラー 62c:ポリゴンモータ 63,64:第1の結像用レンズ 65,66,67,68:第1折り返しミラー 69,70,71,72:第2の結像用レンズ 73,75,77,79:第2折り返しミラー 74,76,78,80:第3折り返しミラー 81,82:同期検知器 83,84,85,86:防塵ガラス 87,88:カバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C362 BA51 BA90 CA39 DA02 DA04 DA06 DA09 2H030 AA06 AA07 AB02 BB02 BB23 BB46 2H071 BA03 BA16 DA02 DA15 EA04 EA06 EA18

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】並設された複数の像担持体と、その複数の
    像担持体の被走査面上に光ビームを照射して潜像を書き
    込む光書込手段と、各像担持体に形成された潜像を異な
    る色の現像剤で現像して可視像化する現像手段と、各像
    担持体の位置に順次転写材を搬送し各像担持体上に形成
    された各色の可視像を転写材に重ね合わせて転写する手
    段と、転写材上に転写された画像を定着する手段を備
    え、前記光書込手段として、複数の光源からの光ビーム
    を一つの光偏向器により対称な2方向に振り分けて偏向
    走査し、該光偏向器を中心にして前記2方向に対称に配
    置された光学系を介して複数の光ビームをそれぞれ対応
    する像担持体の被走査面上に導き結像する構成の光書込
    装置を備えた画像形成装置において、 前記複数の像担持体の並設方向は水平面に対して傾斜し
    ており、且つ前記光書込装置のハウジングは、前記複数
    の像担持体の斜め上方に位置し該複数の像担持体の並設
    方向と略平行となるように水平面に対して傾斜して配置
    されており、且つ前記ハウジングは、その傾斜方向の上
    端側を位置決めの基準位置として、画像形成装置本体の
    傾斜したフレームの基準位置に係合されていることを特
    徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の画像形成装置において、 前記画像形成装置本体のフレーム側の基準位置と、前記
    光書込装置のハウジングの前記傾斜方向の上端側で前記
    フレーム側の基準位置に対応する位置には、互いに係合
    してハウジングを位置決めする位置決め手段を設けたこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の画像形成装置において、 前記位置決め手段として、前記画像形成装置本体のフレ
    ーム側の基準位置には、少なくとも2個所に穴部もしく
    は凹部が設けられ、且つ前記光書込装置のハウジングに
    は、前記傾斜方向の上端側で前記フレーム側の穴部もし
    くは凹部に対応する位置に位置決めピンが設けられてお
    り、前記ハウジング側の位置決めピンを前記フレーム側
    の穴部もしくは凹部に嵌入して係合することにより、前
    記ハウジングの位置決めを行うことを特徴とする画像形
    成装置。
  4. 【請求項4】請求項2または3記載の画像形成装置にお
    いて、 前記位置決め手段により前記画像形成装置本体の傾斜し
    たフレームの基準位置に前記光書込装置のハウジングの
    傾斜方向の上端側を係合し、光書込装置の自重により位
    置決めと固定を行うことを特徴とする画像形成装置。
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