JPS639361A

JPS639361A - レ−ザプリンタ

Info

Publication number: JPS639361A
Application number: JP61153202A
Authority: JP
Inventors: Kyoji Komi; 小見　恭治
Original assignee: Ricoh Co Ltd
Current assignee: Ricoh Co Ltd
Priority date: 1986-06-30
Filing date: 1986-06-30
Publication date: 1988-01-16

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】技術分野本発明は、複数、例えば２〜４のレーザー光源から各々
異なる画像信号により変調されたレーザビームを射出さ
せて各々対応する感光体上に結像させて静電潜像を形成
し、現像して可視像化した後、同一の転写媒体上に重ね
て転写して−っのカラー画像或いはフオームオーバレイ
を行なうモノクロ画像等を得るデジタル式電子写真方式
のレーザプリンタに関する。

従来技術近年、レーザプリンタはＯＡｉ器における出力装置とし
て重要度が増している。そして、このようなレーザプリ
ンタによるカラー化の実用・開発化も盛んであり、各種
の提案がなされている。

その一つとして１例えば特開昭５８−９５３６１号公報
に示されるように、複数のレーザ光源から射出されたレ
ーザビームを一つの回転多面鏡（ポリゴンミラー）を共
用し、その異なる反射面で反射走査して各々の感光体上
に結像させるようにしたものがある。つまり、レーザプ
リンタとして最も一般的な回転多面鏡を利用するもので
ある。

このような回転多面鏡の場合には、各反射面の精度が悪
いと、回転多面鏡の異なる反射面を利用するので、各反
射面間の平面度の差が走査速度の差となって現れ、各反
射面間の割出し角度の誤差が位相差となって現れ、画質
が低下してしまうものである。特に、カラー印字等にあ
っては顕著となる。又、走査方向が逆となる部分がある
ので、バッファメモリ及びその制御回路等を必要とする
とともに、制御が面倒である。更に、光学系としてもｆ
−θレンズが４個、ミラーが４個の如く必要で部品点数
の多いものとなり、かつ、各部品に精度が要求され、コ
スト高となる。

又、特開昭５４−１３４３９号公報に示されるように、
複数のレーザ光源に対して、一つの回転多面鏡と一つの
ｆ−〇レンズとを共用させ、ｆ−θレンズに対してレー
ザビームを平行状態で入射させる方式のものもある。し
かし、この方式の場合、ｆ−θレンズは一つであるが、
このｆ−θレンズの後段（感光体側）に多数のミラーを
用いて各々の感光体上に結像させているものである。よ
って１部品点数が多いとともに、各ミラー間の精度及び
組立精度を高精度とする必要があり、コスト高となり、
かつ、信頼性に欠けるものである。

又、精度を向上させたとしても、若干の誤差は残り、こ
の結果、速度差と位相差が走査線上で若干残ることとな
り、やはり画質低下を生ずる。

目的本発明は、このような点に鑑みなされたもので、部品点
数が少なくて簡単な構造にして複数の感光体に対するレ
ーザビームの走査速度及び位相の精度を向上させて高品
質のプリントを行なうことができるレーザプリンタを得
ることを目的とする。

構成本発明は、上記目的を達成するため、各々異なる画像信
号により変調されたレーザビームを射出する複数のレー
ザ光源と、これらのレーザ光源に対応した数の感光体と
を備え、前記レーザビームにより形成されたこれらの感
光体上の画像を一枚の転写媒体上に重ねて転写して一つ
の画像を得るレーザプリンタにおいて、一つの回転多面
鏡と一つのｆ−θレンズとを対向させて設け、前記回転
多面鏡の回転軸と平行な平面内で一つの同一反射面への
入射角を各々異ならせてレーザビームを射出させる位置
に複数の前記レーザ光源を設置し、これらのレーザ光源
から射出されて前記回転多面鏡により反射され前記Ｃ−
θレンズを通過したレーザビームの前記ｆ−θレンズに
よる結像位置に各々のレーザ光源に対応した感光体を設
置したことを特徴とするものであるゆ以下、本発明の第一の実施例を第１図ないし第３図に基
づいて説明する。まず、第１図は概念図を示すものであ
り、一つの回転多面鏡（ポリゴンミラー）■が回転軸２
を垂直状態とした水平状態で設けられている。二の回転
多面鏡１は前記回転軸２を中心としてモータ等の駆動に
より一方向に回転駆動されるもので、平面的に見ると例
えば正八角形形状とされ、側面には８個の反射面３を有
する。ここに、一つの反射面３は１ライン分の走査を行
なう。このような回転多面鏡１の側方には、複数例えば
ＲＧＢ＋黒の４色カラープリントを想定して４個のレー
ザー光源４，５，６．７が設けられている。これらのレ
ーザー光源４〜７は各々コリメータ光学系等を含む半導
体レーザユニットを構成するとともに、各々異なる画像
信号によって変調された同一波長のレーザビーム４ａ、
５ａ。

６ａ、７ａを前記回転多面鏡１のある一つの同一の反射
面３ａに対して射出するものである。ここに、より具体
的な位置関係について説明すると、これらのレーザビー
ム４ａ、５ａ、６ａ、７ａは前記回転多面鏡１の回転軸
２と平行な同一平面（回転軸２を含む垂直平面）内にあ
って同一の反射面３ａに入射するものであり、かつ、各
々のレーザビーム４ａ、５ａ、６ａ、７ａの反射面３ａ
に対する入射角は異なるように位置設定されている。

この結果、ある同一の反射面３ａに入射したこれらのレ
ーザビーム４ａ、５ａ、６ａ、７ａは各々異なる角度を
持って反射されてレーザビーム４ｂ、５ｂ、６ｂ、７ｂ
となる。そして、このように反射面３ａにより反射され
たレーザビーム４ｂ。

５ｂ、６ｂ、７ｂが入射されるーっのｆ−θレンズ８が
前記回転多面鏡１に対向させて設けられている。ここに
、このｆ−θレンズ８は一般の点対称のｆ−θレンズで
あると走査線が曲がって走査速度に差を生ずるので、本
実施例では、走査方向と走査方向に直交する方向とでは
形状の異なるアナモフィックなｆ−θレンズが用いられ
ている。

そして、このｆ−θレンズ８に入射したレーザビーム４
ｂ、５ｂ、６ｂ、７ｂはレーザビーム４ｃ。

５ｃ、６ｃ、７ｃとして出射する。このようなレーザビ
ーム４ｃ、５ｃ、８ｃ、７ｃの前記ｆ−θレンズ８によ
る結像位置には各々前記レーザ光源４．５，６．７に対
応させた感光体９ａ、９ｂ。

９ｃ、９ｄが上下同一平面内に位置させて配置されてい
る。より具体的には、これらの感光体９ａ。

９ｂ、９ｃ、９ｄの軸心は前記回転多面鏡１の回転軸２
に直交するものであり、各々水平な走査線４ｄ、５ｄ、
ａｄ、７ｄが想定されており、走査開始時の前記レーザ
ビーム４ｃ、５ｃ、６ｃ、７Ｃの結像点が走査ｉ４ｄ、
５ｄ、　　６ｄ、７ｄの一端（例えば、手前側）となる
ように設定されている。

このような構成により、回転多面＃１１の回転とともに
レーザビーム４ｃ、５ｃ、６ｃ、７ｃは反射面３ａによ
り水平方向に偏向されて感光体９ａ。

９ｂ、９ｃ、９ｄ上では走査ｉ４ｄ、５ｄ、ａｄ。

７ｄ上を走査移動し、そのラインの終わりではレーザビ
ーム４ｃ’　、５ｃ’　、６ｃ’　、７ｃ’となる。こ
のようにして、各感光体９ａ、９ｂ、９ｃ。

９ｄ上での１ライン走査が終了すると、レーザ光源４．
　５．６．７からのレーザビーム４ａ、５ａ。

６ａ、７ａは回転多面鏡１の次の反射面３ｂにより同様
に偏向走査されて次の１ライン走査がなされる。このよ
うにして、感光体９ａ、９ｂ、９ｃ。

９ｄには各々のレーザビーム４ａ、５ａ、６ａ。

７ａに応じた静電潜像が形成されるので、これらを各々
のトナー等により現像した後、一枚の転写紙等に順次重
ね転写することによりカラープリントが得られる。

このように、本実施例によれば、複数のレーザ光源４，
５，６．７及び感光体９ａ、９ｂ、９ｃ。

９ｄの他に一つの回転多面鏡１と一つのｆ−θレンズ８
とを設ければよく、部品点数が少なくて済み、低コスト
化を図ることができる。そして、一つの回転多面ｆｉ−
１においてレーザビーム４ａ、５ａ、６ａ、７ａは同一
の反射面３に入射させて反射させているので、従来の回
転多面鏡の異なる反射面を利用するようなものに比べ、
各ビーム間に走査速度及び走査位相にずれを生ずること
がなく、精度のよいものとなる。よって、高品質のカラ
ー印字等を信頼性高く行なうことができる。又、本実施
例によれば、複数のレーザビーム４ａ、５ａ。

６ａ、７ａの交叉する位置をｆ−θレンズ８の中央位置
付近に設定しているので、ｆ−θレンズ８の垂直幅を短
いものとして、図示のように上下をカットしたものを用
いることができる。

つづいて、本発明の第二の実施例を第４図ないし第６図
により説明する。前記実施例で示した部分と同一部分は
同一符号を用いて示す。基本的には前記実施例と同様で
あるが、本実施例では複数のレーザ光Ｍ４，５，８．７
によるレーザビーム４ａ、５ａ、６ａ、７ａの交叉する
位置を回転多面ｉｔの反射面３上に設定したものである
。これにより、ｆ−θレンズ８に対しては各レーザビー
ム４ａ、５ａ、６ａ、７ａが拡散した状態で入射される
ので、前記実施例に対して本実施例のｆ−θレンズ８は
垂直幅を持つようにほぼ円形形状のものが用いられてい
る。しかし、前記実施例に比べると、回転多面鏡１とし
て薄いものを用いることができる。

なお、複数のレーザビーム４ａ、５ａ、６ａ。

７ａの交叉する位置はこれらの実施例に限定されること
なく、回転多面鏡１とｆ−θレンズ８との間、或いはレ
ーザ光源４，５，６．７と回転多面鏡１との間又はｆ−
θレンズ８と感光体９ａ、９ｂ、９ｃ、９ｄとの間であ
ってもよい６ところで、これらの実施例、例えば第二の
実施例方式を利用して、実際的なレーザプリンタとして
は第７図のように構成することができる。この図におい
ては、回転多面鏡１を回転駆動するモータ１ｏが示され
、レーザ光源４，５，６．７は省略している。又、全体
の構成をコンパクト化するとともに、転写紙カセット１
１から給紙される転写紙１２の搬送性を考慮し、その搬
送経路を略水平状態とするために感光体９ａ、９ｂ、９
ｃ、９ｄを略水平状態に並置させているものであり、前
記ｆ−θレンズ８とこれらの感光体９ａ、９ｂ。

９ｃ、９ｄとの間には一枚のミラー１３が介在されてい
る。そして、各感光体９ａ、９ｂ、９ｃ。

９ａ周りには周知の電子写真プロセスに従い、帯電チャ
ージャ１４　ａ、　　ｌ　４　ｂ、　　１４　ｃ、　　
１５　ｄ、現像器１５ａ、１５ｂ、１５ｃ、１５ｄ、転
写チャージャ１６　ａ、　　１６　ｂ、　　１６　ｃ、
　　１６　ｄ、クリーニング装置１７ａ、１７ｂ、１７
ｃ、１７ｄ等が配設されている。そして、前記転写紙カ
セット１１から給紙コロ１８、レジストローラ１９によ
り給紙された転写紙１２を前記感光体９ａ、９ｂ。

９ｃ、９ｄに対して順次搬送させる搬送ベルト２０が設
けられ、その排出側には定着装置２１及び排紙ローラ２
２が設けられている。更に、前記感光体９ａの結像ライ
ン上の一端には走査タイミングを取るためのビームデテ
クタ２３が設けられている。このような構成において、
結像動作は第１図の場合と同様であり、各感光体９ａ、
９ｂ、９ｃ、９ｄ周りでの画像処理動作も一般のデジタ
ル式電子写真方式のカラープリンタと同様に行なわれる
。このようなプリンタ構成によれば、途中の折返し用の
ミラー１３についても複数のレーザビームで共用するこ
とができる。この点でも、レーザビームの走査速度と位
相の精度が高いものとなり、高品質の印字を行なうこと
ができる。

効果本発明は、上述したように必要数のレーザ光源及び感光
体の他に、一つの回転多面鏡と一つのｆ−θレンズとを
設け、これらを所定の位置関係として構成したので、部
品点数の少ない状態で低コストで構成することができ、
特に、各レーザ光源からのレーザビームを回転多面鏡の
同一の反射面に異なる入射角で入射させ反射させている
ので、各レーザビーム間の走査速度及び走査位相にずれ
を生ずることがなく、高精度の走査を行なって画像を形
成することができ、カラー印字等を高品質にて行なうこ
とができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第一の実施例を示す概念的な斜視図、
第２図はその一部の概略正面図、第３図は概略平面図、
第４図は本発明の第二の実施例を示す概念的な斜視図、
第５図はその一部の概略正面図、第６図は概略平面図、
第７図はプリンタへの適用例を示す概略側面図である。１・・・回転多面鏡、２・・・回転軸、３・・・反射面
、４゜５．６．７・・・レーザ光源、４ａ、５ａ、６ａ
、７ａ・・・レーザビーム、８・・・ｒ−θレンズ、９
ａ、９ｂ、９ｃ、９ｄ・・・感光体、１２・・・転写紙
（転写媒体）３２現

Claims

【特許請求の範囲】

各々異なる画像信号により変調されたレーザビームを射
出する複数のレーザ光源と、これらのレーザ光源に対応
した数の感光体とを備え、前記レーザビームにより形成
されたこれらの感光体上の画像を一枚の転写媒体上に重
ねて転写して一つの画像を得るレーザプリンタにおいて
、一つの回転多面鏡と一つのｆ−θレンズとを対向させ
て設け、前記回転多面鏡の回転軸と平行な平面内で一つ
の同一反射面への入射角を各々異ならせてレーザビーム
を射出させる位置に複数の前記レーザ光源を設置し、こ
れらのレーザ光源から射出されて前記回転多面鏡により
反射され前記ｆ−θレンズを通過したレーザビームの前
記ｆ−θレンズによる結像位置に各々のレーザ光源に対
応した感光体を設置したことを特徴とするレーザプリン
タ。