JP2002350762A - 光書込装置及び画像形成装置 - Google Patents

光書込装置及び画像形成装置

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JP2002350762A
JP2002350762A JP2001157132A JP2001157132A JP2002350762A JP 2002350762 A JP2002350762 A JP 2002350762A JP 2001157132 A JP2001157132 A JP 2001157132A JP 2001157132 A JP2001157132 A JP 2001157132A JP 2002350762 A JP2002350762 A JP 2002350762A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 温度上昇による同期検知板のずれと感光体上
に書き込まれる各色の主走査方向の位置ずれを低減でき
る光書込装置を提供する。 【解決手段】 光書込装置5は、感光体ドラムが設けら
れた作像部の斜め上方に配置され、画像形成装置本体の
ハウジング側の主基準ピンA、従基準ピンBにより画像
形成装置の本体フレーム29に位置決めされ固定され
る。フレーム29には、主基準ピンA側が決め穴(丸
穴)29A、従基準ピンB側が長穴29Bとして設けて
あり、基準ピンAを位置決めにして本体ステー29の決
め穴29Aにはめ、一方、従基準ピンB側は本体ステー
29の長穴29Bにはめるようにする。また基準ピンA
と同期検知器を搭載した同期検知板Sの位置を同一線上
に位置させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、並設された複数の
像担持体の被走査面上に光ビームを照射して潜像を書き
込む光書込装置、及びその光書込装置を備えて多色画像
を形成する複写機、プリンタ、ファクシミリ、プロッタ
等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の光源から出射される光ビー
ムを、並設された4つの像担持体(例えば、感光体ドラ
ム)に照射して潜像の書き込みを行い、各像担持体上に
形成された潜像を異なる色の現像剤(例えば、イエロ
ー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナー)でそれぞれ
現像して可視像化した後、転写搬送ベルト等に担持され
た記録用紙等の転写材を各像担持体の転写部に順次搬送
し、各像担持体上に形成された各色の可視像を転写材に
重ね合わせて転写した後、転写材上に転写された画像を
定着して多色画像を得るタンデム式のカラー画像形成装
置が知られている。
【0003】このようなタンデム式のカラー画像形成装
置において、従来から各像担持体への潜像書き込みを像
担持体毎に個別に設けた光書込装置により別個に行うも
のが知られているが、ポリゴンミラーとその駆動用モー
タからなる光偏向器を用いた光書込装置は比較的高価で
あり、各像担持体毎に個別に光書込装置を設けることは
部品コストや製造コストの点で問題がある。
【0004】また、光偏向器を有する光書込装置を像担
持体の数に対応させて複数設置するには大きな設置スペ
ースを必要とするため、画像形成装置全体が大型化する
という問題もある。
【0005】そこで、タンデム式のカラー画像形成装置
の低コスト化、小型化を図るために、複数の像担持体へ
光書込みを行う手段として、光偏向器を複数の光源で共
通化し、一つの光偏向器で複数の光源からの光ビームを
同時に偏向走査して複数の像担持体に照射し光書き込み
を行う光書込装置が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように一つの光
偏向器で複数の光源からの光ビームを同時に偏向走査し
て複数の像担持体に照射し光書き込みを行う光書込装置
は、複数の光源ユニットと、一つの光偏向器と、光偏向
器を中心にして2方向に対称に配置され光偏向器により
偏向走査される複数の光ビームをそれぞれ対応する被走
査面上に導き結像する光学系とを備えた構成であり、こ
れらの光学部材を一つのハウジングに収納した構成であ
るので、従来の複数の光書込装置を備えた構成と比べて
部品点数を削減でき、設置スペースも小さくて済むの
で、画像形成装置の低コスト化、小型化を図ることがで
きる。
【0007】上記のような構成の光書込装置を備え、フ
ルカラー画像を形成する画像形成装置の場合、通常、複
数の光源ユニットとして、ブラック用の光源ユニット
と、カラー用の3つの光源ユニット(例えばシアン、マ
ゼンタ、イエロー用の光源ユニット)が設けられてお
り、白黒画像を形成する白黒モード時にはブラック用の
光源ユニットのみが使用され、カラー画像を形成するカ
ラーモードの時には上記4つの光源ユニットが使用され
る。
【0008】そして、カラーモード時にはブラック用と
カラー用の合わせて4つの光源ユニットを使用し、この
4つの光源ユニットからの光ビームを一つの光偏向器で
同時に偏向走査してそれぞれ光学系を介して4つの像担
持体に照射し光書き込みを行う。4つの像担持体に光を
照射し潜像を形成する場合、それぞれの4つの光源から
の光の主走査方向の書込位置を合わせるために同期セン
サを備え、この同期センサの出力により各4色の書き込
みタイミングを合わせる。
【0009】この同期センサはハウジングに取り付けら
れているが、ハウジングは前述のように偏向器を備えて
いるため、偏向器が回転し始めてからしばらくすると、
偏向器から発せられる熱によりハウジング自体が熱を帯
び、その熱によりハウジングが膨張して同期検知板の位
置がずれる状態が生じる。
【0010】そして、この同期検知板の位置ずれが各色
の光ビーム走査位置ずれを起こし、転写材上に形成した
カラー画像に色ずれが発生し、画像品質が低下する原因
となる。
【0011】本発明は上記事情にかんがみてなされたも
ので、ハウジングが温度上昇したときの同期検知板のず
れと感光体上に書き込まれる各色の主走査方向の位置ず
れを低減するようにして色ずれの発生を低減することが
できる光書込装置を提供することを目的とし、さらに
は、その光書込装置を備え、画像品質の向上を図ること
ができる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の光書込装置のう
ち請求項1に係るものは、上記目的を達成するために、
複数の光源と、該複数の光源からの光ビームを対象2方
向に振り分けて偏向走査する光偏向器と、該光偏向器を
中心にして上記2方向に対称に配置され、上記光偏向器
により偏向走査される複数の光ビームをそれぞれ対応す
る被走査面上に導き結像する光学系を備え、上記複数の
光源、上記光偏向器及び上記光学系を一つのハウジング
に収納し、上記偏光器による走査方向の先端に同期検知
手段を備える光書込装置において、上記複数の光ビーム
の主走査方向の位置合わせの基準となるビームの同期検
知手段が、画像形成装置本体との位置決めに使用するた
めの主基準となる突起側に配置されていることを特徴と
する。
【0013】同請求項2に係るものは、上記目的を達成
するために、請求項1の光書込装置において、上記同期
検知手段の位置と上記画像形成装置本体との位置決めに
使用するための主基準となる上記突起の位置を同一線上
に配置してなることを特徴とする。
【0014】本発明の画像形成装置のうち請求項3に係
るものは、上記目的を達成するために、上記請求項1の
光書込装置を備えることを特徴とする。
【0015】同請求項4に係るものは、上記目的を達成
するために、請求項2の光書込装置を備えることを特徴
とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る光書込装置及
び画像形成装置の実施の形態を図面を参照して説明す
る。図1は、本発明に係る光書込装置の一実施形態を示
す断面図であり、図2は図1に示す光書込装置の光偏向
器より図中左側の部分を拡大して示す要部断面図であ
る。また図3は、図1に示す光書込装置を備えた本発明
に係る画像形成装置の一実施形態を示す概略構成図であ
る。また図4は、図1に示す光書込装置の基盤上面側の
構成を示す平面図である。なお、図1は図4のI−I線
に沿う断面構成を示す。さらに図5は、図1に示す光書
込装置の構成から光偏向器及び光学系を抜き出してその
配置構成を示したものであり、図6は、図4に示す基盤
上面側の構成から光源ユニット、光偏向器及び光学系を
抜き出してその配置構成を示したものである。
【0017】図3に示す画像形成装置は、複数の像担持
体として、複数のドラム状の光導電性感光体(以下、感
光体ドラム)1、2、3、4を並置したフルカラー画像
形成装置であり、これら4つの感光体ドラム1〜4は、
例えば図に対して右から順に、イエロー(Y)、マゼン
タ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)の各色に対
応した画像を形成するものである。なお、色の順はこの
限りではなく任意に設定することができる。
【0018】これら4つの感光体ドラム1〜4の各々の
周囲には、電子写真プロセスにより画像形成を行うた
め、帯電部(帯電ローラ、帯電ブラシ、帯電チャージャ
等)6、7、8、9と、光書込装置5からの光ビームL
1、L2、L3、L4の露光部と、現像部(Y、M、
C、Bkの各色の現像装置)10、11、12、13
と、転写搬送ベルト22a及びその裏面に配置された転
写手段(転写ローラ、転写ブラシ等)14、15、1
6、17を備えた転写搬送装置22と、クリーニング部
(クリーニングブレード、クリーニングブラシ等)1
8、19、20、21等が配設されており、それぞれの
感光体ドラム1〜4に各色の画像形成を行うことが可能
となっている。
【0019】光書込装置5は、4つの感光体ドラム1〜
4が並設された作像部の斜め上方に配置され、ハウジン
グ側の主基準ピンA、従基準ピンBにより画像形成装置
の本体フレーム29に位置決めされ固定される。フレー
ム29の上面は図4に示すが、主基準ピンA側が決め穴
(丸穴)29A、従基準ピンB側が長穴29Bとなって
いる。
【0020】この光書込装置5は、図1〜6に構成例を
示すように、4つの光源ユニット52、53、54、5
5と、各光源ユニットからの光ビームL1〜L4を対称
な2方向に振り分けて偏向走査する光偏向器62と、こ
の光偏向器62を中心にして上記2方向に対称に配置さ
れ、光偏向器62により偏向走査される複数の光ビーム
L1〜L4をそれぞれ対応する感光体ドラム1〜4の被
走査面上に導き結像する光学系(結像用レンズ63、6
4、69、70、71、72、光路折り返し用のミラー
65、66、67、68、73、74、75、76、7
7、78、79、80等の光学部材からなる)を備えて
おり、これらの構成部材は一つのハウジング50内に収
納されている。
【0021】より具体的には、ハウジング50は、光偏
向器62や光学系が配設される基盤50Aと、基盤50
Aの周囲を囲む枠状の側壁50Bとを有するとともに、
基盤50Aが側壁50Bの略中央部に設けられてハウジ
ング50を上下に仕切る構造であり、4つの光源ユニッ
ト52〜55はハウジング50の側壁50Bに配置さ
れ、光偏向器62はハウジング50の基盤50Aの略中
央部に配置され、光学系を構成する光学部材(結像用レ
ンズ63、64、69〜72、光路折り返し用のミラー
65〜68、73〜80等)は基盤50Aの両面(上面
側と下面側)に分けて配設されている。また、ハウジン
グ50の上部と下部にはカバー87、88が設けられて
おり、下部側のカバー87には光ビームを通過する開口
が設けられ、その開口には防塵ガラス83、84、8
5、86が取り付けられている。
【0022】この光書込装置5では、図示しない原稿読
み取り装置(スキャナー)あるいは画像データ出力装置
(パーソナルコンピュータ、ワードプロセッサ、ファク
シミリの受信部等)から入力される色分解された画像デ
ータを光源駆動用の信号に変換し、それに従い各光源ユ
ニット52〜55内の光源(半導体レーザ(LD))を
駆動して光ビームを出射する。各光源ユニット52〜5
5から出射された光ビームは、面倒れ補正用のシリンド
リカルレンズ56〜59を通り、直接あるいはミラー6
0、61を介して光偏向器62に至り、ポリゴンモータ
62cで等速回転されている2段のポリゴンミラー62
a、62bで対称な2方向に偏向走査される。なお、図
1、2、5に示す構成では、ポリゴンミラーは光ビーム
L2、L3用と、光ビームL1、L4用の上下2段に分
けた構成となっているが、1つの厚めのポリゴンミラー
で4つの光ビームを偏向走査する構成としてもよい。
【0023】光偏向器62のポリゴンミラー62a、6
2bで2ビームずつ2方向に偏向走査された光ビーム
は、例えば上下2層構成のfθレンズからなる第1の結
像用レンズ63、64をそれぞれ通過し、第1折り返し
ミラー65〜68により折り返されて基盤51の開口部
を通過した後、例えば長尺トロイダルレンズ(WTL)
からなる第2の結像用レンズ69〜72を通過し、第2
折り返しミラー73、75、77、79、第3折り返し
ミラー74、76、78、80、防塵ガラス83〜86
を介して各色用の感光体ドラム1〜4の被走査面上に照
射され、静電潜像を書き込む。
【0024】なお光書込装置5において、4つの光源ユ
ニット52〜55は、光源である半導体レーザ(LD)
とその半導体レーザの出射光束をコリメートするコリメ
ートレンズから構成され、これらがホルダーに一体に組
み込まれた構成であるが、白黒画像形成時に多用される
ブラック用の光源ユニット(例えば符号54の光源ユニ
ット)は、高速書込を可能とするために、2つ以上の光
源(LD)とコリメートレンズの組を備えたマルチビー
ム構成としてもよい。また、マルチビーム構成とした場
合には、ハウジング50の側壁50Bに対して光源ユニ
ットを光軸中心に回転可能に構成すれば、副走査方向の
ビームピッチを調整することができ、白黒画像形成時に
画素密度(例えば600dpi、1200dpi等)を
切り替えることが可能となる。
【0025】さらに、各光ビームL1〜L4の光路に
は、主走査方向の走査開始位置の光束を取り出すための
図示しない同期検知用ミラーが設けられており、同期検
知用ミラーで反射された光束は、図5中に破線で示すよ
うに同期検知器81、82で受光されて走査開始の同期
信号が出力される。また、図5に示すように、L1〜L
3の光ビームの光路に配置された第3折り返しミラー7
4、76、78にはスキュー調整用のステッピングモー
タ92、93、94が設けられており、光ビームL1の
走査線位置を基準にして、光ビームL1〜L3の走査線
位置のずれ(傾き)を補正している。
【0026】なお光偏向器62によって偏向走査される
光ビームの走査方向が主走査方向であり、これは各感光
体ドラム1〜4の軸方向である。また、この主走査方向
に直交する方向が副走査方向であり、これは感光体ドラ
ム1〜4の回転方向(感光体ドラム表面の移動方向)で
あり、さらには後述する転写搬送ベルト22aの搬送方
向である。すなわち転写搬送ベルト22aの幅方向が主
走査方向、搬送方向が副走査方向となる。
【0027】図3に示すように、並設された4つの感光
体ドラム1〜4の下には駆動ローラと複数の従動ローラ
に張架された転写搬送ベルト22aが配設されており、
駆動ローラにより図中に矢印で示す方向に搬送されてい
る。また、画像形成装置の本体下部には記録用紙等の転
写材を収納した複数の給紙部23、24が設置されてお
り、この給紙部23、24に収納された転写材が、給紙
ローラ、搬送ローラ、レジストローラ25を介して転写
搬送ベルト22aに給紙され、転写搬送ベルト22aに
より担持され搬送される。
【0028】光書込装置5により各感光体1〜4に形成
された各潜像は、各現像部10〜13のY、M、C、B
kの各色のトナーで現像されて顕像化され、その顕像化
されたY、M、C、Bkの各色のトナー画像は、転写搬
送装置22の各転写手段14〜17により転写搬送ベル
ト22a上に担持された転写材に順次重ね合わせて転写
される。そして、4色の画像が転写された転写材は定着
装置26に搬送され、定着装置26で画像が定着された
後、排紙ローラ27により排紙トレイ28上に排出され
る。
【0029】また光書込装置5では、ハウジング50
は、光偏向器62や光学系が配設される基盤50Aと、
基盤50Aの周囲を囲む枠状の側壁50Bとを有すると
ともに、基盤50Aが側壁50Bの略中央部に設けられ
てハウジング50を上下に仕切る構造であり、4つの光
源ユニット52〜55はハウジング50の側壁50Bに
配置され、光偏向器62はハウジング50の基盤50A
の略中央部に配置され、光学系を構成する光学部材(結
像用レンズ63、64、69〜72、光路折り返し用の
ミラー65〜68、73〜80等)は基盤50Aの両面
(上面側と下面側)に分けて配設されている構成なの
で、光学系の全体の光路長を確保しながら光書込装置5
のハウジング50の大きさは光路長の半分以下となるの
で、光書込装置5のコンパクト化を達成することができ
る。
【0030】また、図1に示す構成の画像形成装置で
は、4つの感光体ドラム1〜4が並設された作像部や光
書込装置5及び転写搬送装置22が画像形成装置本体内
にコンパクトに収納され、さらには水平方向(図中のX
方向)に対して斜めに設置されているので、従来の水平
配置に比べて設置スペースが小さくて済み、タンデム式
のカラー画像形成装置の更なる小型化を達成できてい
る。
【0031】ところで、上記構成の光書込装置5におい
ては、連続プリントにより光偏向器62から発せられる
熱により光書込装置5(ハウジング)が熱膨張し、複数
ビームの主走査方向の位置合わせの基準となるビームの
同期検知器81、82の位置が変化することにより、転
写材上に形成したカラー画像に色ずれが発生し、画像品
質が低下する原因になることは既述のとおりである。
【0032】そこで本実施形態では、図4に示すよう
に、基準ピンAを位置決めにして本体ステー29の決め
穴29Aにはめ、一方、従基準ピンB側は本体ステー2
9の長穴29Bにはめるようにするとともに、基準ピン
Aと同期検知器81、82を搭載した同期検知板Sの位
置を同一線上に位置させてある。
【0033】すなわち、連続通紙が行われて書込装置5
の温度が上昇した場合、ハウジング50が熱膨張する
が、図7(A)に示す構成のように書き出し開始側であ
る主基準側に長穴29Bを配置すると、主基準側が伸び
て(図中点線部分が伸びである。)同期がずれてしまう
が、上述してきた本発明の実施形態のように構成した場
合には、従基準ピンB側が変形するため、主基準ピンA
側に配置した同期検知器81、82の位置変動が少なく
なる。また、基準ピンAと同期検知板81、82の位置
が同一線上にあるためより上述の位置変動が無くなる。
このため、4色の主走査方向の位置合わせの基準となる
色の同期検知は感光体との位置の変動が無くなり色ずれ
の要因を抑えることができる。
【0034】
【発明の効果】本発明に係る光書込装置及び画像形成装
置は、以上説明してきたように、光学系は、複数ビーム
の主走査方向の位置合わせの基準となるビームの同期検
知手段が画像形成装置本体と光書込装置の位置決めに使
用するための主基準となる突起側に配置されているた
め、温度変化による光書込装置のハウジングの伸びがあ
っても、位置合わせのための基準となるビームの同期検
知手段と感光体との位置の変動が少なくなり、色ずれの
要因を抑えることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光書込装置の一実施形態を示す断
面図である。
【図2】図1に示す光書込装置の光偏向器より図中左側
の部分を拡大して示す要部断面図である。
【図3】図1に示す光書込装置を備えた本発明に係る画
像形成装置の一実施形態を示す概略構成図である。
【図4】図1に示す光書込装置の基盤上面側の構成を示
す平面図である。
【図5】図1に示す光書込装置の構成から光偏向器及び
光学系を抜き出してその配置構成を示した図である。
【図6】図4に示す基盤上面側の構成から光源ユニッ
ト、光偏向器及び光学系を抜き出してその配置構成を示
した図である。
【図7】本発明実施形態の動作を比較例とともに示す図
である。
【符号の説明】
1、2、3、4 感光体ドラム 5 光書込装置 6、7、8、9 帯電部 10、11、12、13 現像部 14、15、16、17 転写手段 18、19、20、21 クリーニング部 22 転写搬送装置 22a 転写搬送ベルト 23、24 給紙部 25 レジストローラ 26 定着装置 27 排紙ローラ 28 排紙トレイ 29 本体フレーム 29A 決め穴(丸穴) 29B 長穴 50 ハウジング 50A 基盤 50B 側壁 52、53、54、55 光源ユニット 56〜59 シリンドリカルレンズ 60、61 ミラー 62 光偏向器 62a、62b ポリゴンミラー 62c ポリゴンモータ 63、64、69〜72 結像用レンズ 65〜68、73〜80 光路折り返し用のミラー 81、82 同期検知器 83〜86 防塵ガラスステッピングモータ92〜94 87、88 カバー A 主基準ピン B 従基準ピン L1、L2、L3、L4 光ビーム

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の光源と、該複数の光源からの光ビ
    ームを対象2方向に振り分けて偏向走査する光偏向器
    と、該光偏向器を中心にして上記2方向に対称に配置さ
    れ、上記光偏向器により偏向走査される複数の光ビーム
    をそれぞれ対応する被走査面上に導き結像する光学系を
    備え、上記複数の光源、上記光偏向器及び上記光学系を
    一つのハウジングに収納し、上記偏光器による走査方向
    の先端に同期検知手段を備える光書込装置において、上
    記複数の光ビームの主走査方向の位置合わせの基準とな
    るビームの同期検知手段が、画像形成装置本体との位置
    決めに使用するための主基準となる突起側に配置されて
    いることを特徴とする光書込装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の光書込装置において、上記同
    期検知手段の位置と上記画像形成装置本体との位置決め
    に使用するための主基準となる上記突起の位置を同一線
    上に配置してなることを特徴とする光書込装置。
  3. 【請求項3】 請求項1の光書込装置を備えることを特
    徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項2の光書込装置を備えることを特
    徴とする画像形成装置。
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Cited By (3)

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