JP2002221079A - 往復動型水冷式内燃機関のシリンダブロック - Google Patents

往復動型水冷式内燃機関のシリンダブロック

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JP2002221079A
JP2002221079A JP2001016379A JP2001016379A JP2002221079A JP 2002221079 A JP2002221079 A JP 2002221079A JP 2001016379 A JP2001016379 A JP 2001016379A JP 2001016379 A JP2001016379 A JP 2001016379A JP 2002221079 A JP2002221079 A JP 2002221079A
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cooling water
cylinder block
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Hiroaki Haneda
裕彰 羽根田
Takumi Ishigaki
匠 石垣
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数個のシリンダライナがクランク軸に沿っ
て配列され,該シリンダライナの外周面と前記シリンダ
ブロック本体の内周面との間に冷却水通路が構成された
多気筒往復動型水冷式内燃機関のシリンダブロックの冷
却性能を高める。 【解決手段】 前記シリンダライナの外周面および前記
シリンダブロック本体の内周面のいずれか一方または両
方に、前記シリンダ列の中心面から最も離れた個所から
前記冷却水通路の下流方向へ沿いシリンダヘッド側に向
って傾斜したガイドリブを形成する。あるいはさらに、
シリンダボア軸間部のシリンダヘッド側の部分には、ガ
イドリブの延長方向に冷却水孔を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は,複数個のシリン
ダライナがクランク軸に沿って配列され,該シリンダラ
イナの外周面と前記シリンダブロック本体の内周面との
間に冷却水通路が構成された冷却性能の優れた多気筒往
復動型水冷式内燃機関のシリンダブロックに関するもの
である。
【0002】
【従来技術】クランク軸に沿って配列された複数個のシ
リンダライナの外周面とシリンダブロック本体の内周面
との間に冷却水通路が構成されたシリンダブロックにお
いて、該冷却水通路の上部と下部とに冷却水を導くため
に、特開平7−109952号公報記載のものでは、シ
リンダ列の中心面(クランク軸の回転軸中心線とシリン
ダ孔中心線とを含む面)から最も離れた個所の上下方向
の略中央部に、上流側から下流側に向い上下へ末広がり
状に上下対をなしてガイドリブが突設されていた。
【0003】
【解決しようとする課題】前記公報記載のものでは、末
広がり状に配置された上下1対のガイドリブの下流端か
ら渦が発生して、前記冷却水通路の冷却水流に大きな乱
れが生じ,シリンダ列中心面に最も近い位置にあり高温
となる部分に隣接した冷却水通路の上下部を充分に冷却
しようとしても、期待する程には冷却されないのみなら
ず、全体として、冷却性能が著しく低下する難点があっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段および効果】本願発明は、
このような難点を克服した往復動型水冷式内燃機関のシ
リンダブロックの改良に係り,請求項1記載の発明は,
複数個のシリンダライナがクランク軸に沿って配列さ
れ、該シリンダライナの外周面と前記シリンダブロック
本体の内周面との間に冷却水通路が構成された往復動型
水冷式内燃機関のシリンダブロックにおいて、前記シリ
ンダ列の一端に冷却水流入部が形成されるとともに、該
シリンダ列の他端に冷却水流出部が形成され、前記シリ
ンダライナの外周面および前記シリンダブロック本体の
内周面のいずれか一方または両方に、前記シリンダ列の
中心面から最も離れた個所から前記冷却水通路の下流方
向へ沿いシリンダボア軸間部のシリンダヘッド側に向っ
て傾斜したガイドリブが形成されたことを特徴とするも
のである。
【0005】複数個のシリンダライナが1列に配列され
ているシリンダブロックでは、ウオータジャケット内流
路の、シリンダボア軸間部の付近、即ち流路がシリンダ
列中心面に最も接近した部分で冷却水が淀み易く、特に
シリンダヘッドに近いシリンダライナの上部が高温に加
熱され易いが、請求項1記載のように発明を構成するこ
とにより、隣接するシリンダボア軸間部の上部近くの高
温部分に、前記ガイドリブによって冷却水が乱れを起さ
ずに円滑に流れ込み、この加熱され易い高温部分が冷却
水で充分に冷却される結果,ピストン摺動による機械摩
擦の増大や、ノッキング等の異常燃焼が阻止される。
【0006】また、請求項2記載のように発明を構成す
ることにより,隣接するシリンダボア軸間部の上部近く
に導かれた冷却水が該シリンダボア軸間部の上部に設け
られた冷却水孔を介して、シリンダヘッド側のウオータ
ジャケットに流れるので、前記シリンダライナ相互結合
部のシリンダ列中心面に接近した部分の上部の冷却が一
段と促進され、ガスケットのシール性等が一層改善され
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下,図1ないし図5に示された
本発明の第1実施形態について説明する。実施形態は4
連シリンダライナを例として示しているが、本発明は複
数の独立のシリンダライナが装着されている場合にも適
用可能である。
【0008】図1に示した4ストロークサイクル直列4
気筒往復動型水冷式内燃機関1のシリンダブロック2で
は、アルミニウム合金製のシリンダブロック本体3より
も強度,剛性の高い金属製または繊維強化金属製のシリ
ンダライナ6が、図2に示すように、シリンダブロック
本体3のライナ嵌合孔4に嵌合され、該ライナ嵌合孔4
の段部5の頂面とシリンダライナ6の下端面とに弾性に
富んだシールリング7が介装され、該シリンダライナ6
は、図1に示すように、クランクシャフト8の回転軸中
心線とシリンダ中心線とを含む面、即ちシリンダ列中心
面に沿って、一直線状に並んだ状態で相互に一体的に結
合され、該シリンダブロック本体3の内周面とシリンダ
ライナ6の外周面との間で冷却水通路であるウオータジ
ャケット9が構成されている。
【0009】さらに、図2(図1のII-II断面図)に示
すように、シリンダブロック2のシリンダブロック本体
3の頂面にガスケット13を介してシリンダヘッド14が重
ねられ、図3(図1のIII-III断面図)に示すように、
該シリンダヘッド14を上方から下方へ貫通してシリンダ
ブロック本体3のボルト孔16に締結されるシリンダヘッ
ド取り付けボルト17によって、シリンダブロック本体3
とシリンダヘッド14とは一体的に結合されるようになっ
ている。
【0010】さらにまた、図3に示すように、クランク
シャフト8はシリンダブロック本体3の下部中央の軸受
部18とクランクシャフトホルダ19とに回転自在に枢支さ
れ、該クランクシャフトホルダ19はこのクランクシャフ
トホルダ19を下方から上方へ貫通してボルト孔20に締結
されるホルダボルト21によって軸受部18に一体に結合さ
れている。
【0011】シリンダブロック本体3には、図3に示す
ように、軸受部18の幅方向中央にクランクシャフト8の
回転方向に沿った給油溝22が形成され、該給油溝22から
シリンダブロック本体3の給油通路23に向って給油孔24
が形成されるとともに、シリンダ列中心面Lに関して給
油孔24の開口部24aとは反対側において、給油溝22から
シリンダライナ6のシリンダ結合部6aに向い垂直方向
にボルト孔25が形成され、該シリンダブロック2とシリ
ンダライナ相互結合部6aの雌ネジ孔26とにスリーブ27
が嵌装されるとともに、該ボルト孔25およびスリーブ27
を貫通して雌ネジ孔26にライナ結合ボルト28が締結され
ている。
【0012】また、各シリンダライナ6には、図2に示
すように、それぞれピストン29が上下に摺動自在に嵌装
され、該ピストン29とクランクシャフト8とはコネクテ
ィングロッド30を介して連結されており、燃焼ガス圧力
で下降するピストン29からの動力を受けてクランクシャ
フト8は回転駆動されるようになっている。
【0013】前記シリンダライナ6の列の一端側(図1
の右側)に位置してウオータジャケット9に冷却水入口
(図示されず)が設けられるとともに、該シリンダライ
ナ6のシリンダ列の他端側(図1の左側)に位置してウ
オータジャケット9から図3に示したシリンダヘッド14
の冷却水通路15に通じる冷却水出口が設けられている。
前記冷却水入口は、図示されない冷却水ポンプを介して
ラジェータ(図示されず)に接続されており、ラジエー
タで冷却された冷却水の大部分は、シリンダブロック2
のウオータジャケット9を図1の右側から図1の左側へ
向って流れた後、冷却水出口からシリンダヘッド14の冷
却水通路15に流入し、該冷却水通路15内を、ウオータジ
ャケット内の流れ方向とは反対の方向へ向って流れるよ
うになっている。
【0014】シリンダライナ相互結合部6aの外面に
は、図4に示すように、下部から上端に向って凹溝10が
形成されている。また、図4、図5に示すように、前記
シリンダライナ6の外周面には、前記シリンダ列の中心
面Lから最も離れた個所から前記ウオータジャケット9
の冷却水下流方向へ沿い下方から上方に向って傾斜した
請求範囲の凸条に相当するガイドリブ11が形成されてい
る。さらに、図3、図4、図5に示すように、シリンダ
ライナ相互結合部6aの上部6bには、前記ガイドリブ
11の斜上方延長方向に沿った冷却水通過孔12が形成され
ている。
【0015】前記ラジェータで冷却された冷却水は、前
記冷却水入口よりシリンダライナ6の一端側を介してウ
オータジャケット9に流入し、その大部分は該ウオータ
ジャケット9内を略水平に流れて前記冷却水出口からシ
リンダヘッド14の冷却水通路15に流れ、前記冷却水の一
部は,前記ガイドリブ11によってシリンダボア軸間部の
シリンダヘッド14の方向に向い斜上方へ導かれて冷却水
通過孔12を通過した後、シリンダヘッド14の冷却水通路
15に流入するようになっている。
【0016】図1ないし図5に示した実施形態では、前
述したように図示されないラジェータにより冷却された
冷却水は、ウオータジャケット9の一端側からウオータ
ジャケット9内に流入し、他端側に向って略水平に流れ
るが、ウオータジャケット9内における各シリンダライ
ナ6毎において、シリンダ列の中心面Lから最も離れた
個所から下流側では、ガイドリブ11によって斜上方へ向
って流れ、シリンダライナ6間のシリンダ結合部6aの
凹溝10に達してから上昇して、その一部は冷却水通過孔
12を通過し、シリンダヘッド14の冷却水通路15に流入
し、他の大部分の冷却水は、シリンダヘッドに接近して
高温にさらされるシリンダライナ6の上部近傍を高速で
下流方向に向い流れ、最下流側のシリンダライナ6の近
くの冷却水出口からシリンダヘッド14の冷却水通路15に
流入し、該冷却水通路15内では、ウオータジャケット9
内の流れ方向と逆方向に流れた後、図示されない冷却水
出口を経てラジェータに送られ冷却される。
【0017】このように、シリンダヘッドに近いシリン
ダライナ6の頂部近傍に冷却水が高速で流れて、シリン
ダライナ6の頂部近傍が冷却され、しかも相隣るシリン
ダライナ6間の相互結合部6aでは、ウオータジャケッ
ト9に接する面が狭くて放熱され難い部分に冷却水通過
孔12が設けられて、このシリンダライナ相互結合部6a
の頂部が冷却されるため、ピストン29の摺動による機械
摩擦の増大、高温上昇に伴なう強度低下によるシリンダ
孔変形が未然に阻止され、ガスケット面の平滑度が保た
れ、ガス吹き抜けに対するシール性が改善される。
【0018】本発明の第2実施形態に係るガイドリブ
は、図6に示すように、4連シリンダライナの冷却水入
口に近い側の3連に、冷却水入口に近い側から順に、上
下に対になっているガイドリブ31a,31b,31cであ
り、一対のガイドリブの上下間隔は、冷却水入口側のガ
イドリブ31aが最も間隔が大であり、出口側にゆくにつ
れて順次上下間隔が狭くなり、31cの上下間隔が最も狭
い。これは、入口端から遠ざかるほど、冷却水の温度が
高くなるので、ガイドリブの上下間隔を流れに沿って順
次狭くし、水流が下流側シリンダボア軸間部のシリンダ
ヘッド側に向う流速を速めて、その部分を効率良く冷却
し、冷却の均等化を図ったものである。
【0019】本発明の第3実施形態に係るガイドリブ
は、図7に示すように、冷却水入口に近い側のシリンダ
ライナから順に、上下に対になっているガイドリブ32
a,32b,32cであり、一対のガイドリブは、出口側に
ゆくにつれて、順次低い位置に設けられると共に、上方
へ向く傾斜角度は順次大となっている。即ちガイドリブ
32aは最もシリンダヘッドに近い側にあり、かつ上向き
傾斜角度が最も小さく、ガイドリブ32cは最もシリンダ
ヘッドに遠い側にあり、かつ上向き傾斜角度が最も大き
い。これは、冷却水入口端から遠いシリンダに、燃焼室
側よりもかなり温度の低いシリンダライナの下端側を通
って冷えた冷却水が届くようにしたもので、冷却の均等
化を図ったものである。また、逆の構成、すなわち、出
口側につれて順次高い位置であると共に、傾斜角度は順
次小さくなる構成でも成立する。
【0020】本発明の第4実施形態に係るガイドリブ
は、図8に示すように、冷却水入口に近い側のシリンダ
ライナから順に、上下に対になっているガイドリブ33
a,33b,33cであり、一対のガイドリブは、上下位置
はほぼ同じであるが、出口側にゆくにつれて、上方へ向
く傾斜角度は順次大となっている。即ちガイドリブ33a
は上向き傾斜角度が最も小さく、ガイドリブ33cは上向
き傾斜角度が最も大きい。本実施形態の場合は、ガイド
リブがシリンダ軸の方向にずれていないので、下流側の
ガイドリブは上流側のガイドリブの影響で流速が低下す
るので、シリンダボア軸間部の冷却性能を低下させない
よう流速が落ちた分を傾斜角を大にして補おうとするも
のである。
【0021】本発明の第5実施形態に係るガイドリブ
は、図9に示すように、ピストン29のスラスト力Fが作
用しない側のガイドリブ34aより、スラスト力Fが作用
する側のガイドリブ34bが、上下方向の幅を大きくして
ある。これはスラスト力の加わる側のシリンダライナ6
の変形防止に役立てるために、その部分のガイドリブの
剛性を高めるためである。この目的のガイドリブ形状と
しては、上述の幅のほか、高さまたは長さを大にしても
よい。
【0022】本発明の第6実施形態に係るガイドリブ
は、図10に示すように、吸気弁35のある側のガイドリ
ブ37aより、排気弁36のある側のガイドリブ37bが、上
下方向の幅を大きくしてある。排気側のシリンダライナ
6の温度は吸気側より高くなるので、変形防止に役立て
るために、その部分のガイドリブの剛性を高めているの
である。この目的のガイドリブ形状としては、上述の幅
のほか、高さまたは長さを大にしてもよい。
【0023】上記各実施形態では、ガイドリブは、凸条
の突起形状であるが、凹条のくぼみ形状であっても良
く、特に突起は一体でも、別体でもかまわない。上記以
外の形態として、シリンダライナ外周面に凹条を設け
る、シリンダブロック内周面に凸条または凹条を設け
る、シリンダライナ外周面とシリンダブロック内周面と
に共に凸条を設ける、シリンダライナ外周面とシリンダ
ブロック内周面との一方に凸条を他方に凹条を設ける、
などの実施形態もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る4ストロークサイ
クル直列4気筒往復動型水冷式内燃機関のシリンダブロ
ックの平面図である。
【図2】図1のII-II断面図である。
【図3】図1のIII-III断面図である。
【図4】上記実施形態の4連シリンダライナの斜視図
【図5】同シリンダライナの一部を切断して示した斜視
図である。
【図6】本発明の第2実施形態に係る4連シリンダライ
ナの側面図である。
【図7】本発明の第3実施形態に係る4連シリンダライ
ナの側面図である。
【図8】本発明の第4実施形態に係る4連シリンダライ
ナの側面図である。
【図9】本発明の第5実施形態に係るシリンダライナの
断面図である。
【図10】本発明の第6実施形態に係るシリンダライナ
の断面図である。
【符号の説明】
1…往復動型水冷式内燃機関、2…シリンダブロック、
3…シリンダブロック本体、4…ライナ嵌合孔、5…段
部、6…シリンダライナ、6a…シリンダライナ相互結
合部、6b…シリンダライナ相互結合部の上部、7…シ
ールリング、8…クランクシャフト、9…ウオータジャ
ケット、10…凹溝、11…ガイドリブ、12…冷却水通過
孔、13…ガスケット、14…シリンダヘッド、15…冷却水
通路、16…ボルト孔、17…シリンダヘッド取り付けボル
ト、18…軸受部、19…クランクシャフトホルダ、20…ボ
ルト孔、21…ホルダボルト、22…給油溝、23…給油通
路、24…給油孔、25…ボルト孔、26…雌ネジ孔、27…ス
リーブ、28…ライナ結合ボルト、29…ピストン、30…コ
ネクティングロッド、31a,31b,31c…ガイドリブ、
32a,32b,32c…ガイドリブ、33a,33b,33c…ガ
イドリブ、34a,34b…ガイドリブ、35…吸気弁、36…
排気弁、37a,37bガイドリブ、L…シリンダ列中心
面、F…スラスト力。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02F 1/16 F02F 1/16 A

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個のシリンダライナがクランク軸に
    沿って配列され、該シリンダライナの外周面と前記シリ
    ンダブロック本体の内周面との間に冷却水通路が構成さ
    れた往復動型水冷式内燃機関のシリンダブロックにおい
    て、 前記シリンダ列の一端に冷却水流入部が形成されるとと
    もに、該シリンダ列の他端に冷却水流出部が形成され、 前記シリンダライナの外周面および前記シリンダブロッ
    ク本体の内周面のいずれか一方または両方に、前記シリ
    ンダ列の中心面から最も離れた個所から前記冷却水通路
    の下流方向へ沿いシリンダボア軸間部のシリンダヘッド
    側に向って傾斜した複数のガイドリブが形成されたこと
    を特徴とする往復動型水冷式内燃機関のシリンダブロッ
    ク。
  2. 【請求項2】 前記相隣るシリンダボア軸間部のシリン
    ダヘッド側の部分には、前記ガイドリブの延長方向に沿
    った冷却水孔が形成されたことを特徴とする請求項1記
    載の往復動型水冷式内燃機関のシリンダブロック。
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