JP2002198284A - ステージ装置および露光装置 - Google Patents

ステージ装置および露光装置

Info

Publication number
JP2002198284A
JP2002198284A JP2000393835A JP2000393835A JP2002198284A JP 2002198284 A JP2002198284 A JP 2002198284A JP 2000393835 A JP2000393835 A JP 2000393835A JP 2000393835 A JP2000393835 A JP 2000393835A JP 2002198284 A JP2002198284 A JP 2002198284A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stage
power supply
supply member
reticle
wafer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000393835A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromitsu Yoshimoto
宏充 吉元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP2000393835A priority Critical patent/JP2002198284A/ja
Publication of JP2002198284A publication Critical patent/JP2002198284A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70691Handling of masks or workpieces
    • G03F7/70716Stages

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ステージ本体が移動した際にも、用力供給部
材に起因する外乱を低減させる。 【解決手段】 用力を供給する用力供給部材TB1が接
続されて移動するステージ本体XGを備える。用力供給
部材TB1を保持してステージ本体XGと同期移動する
用力供給ステージ63と、ステージ本体XGと用力供給
ステージ63との相対位置関係を検出する検出装置67
と、検出装置67の検出結果と所定のしきい値との比較
結果に基づいてステージ本体XGおよび用力供給ステー
ジ63の駆動を制御する駆動制御装置とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種用力が供給さ
れてステージ本体が移動するステージ装置、およびこの
ステージ装置に保持されたマスクと基板とを用いてマス
クのパターンを基板に露光する露光装置に関し、特に液
晶表示素子や半導体素子等のデバイスを製造する際に、
リソグラフィ工程で用いて好適なステージ装置および露
光装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、半導体デバイスの製造工程の
1つであるリソグラフィ工程においては、マスク又はレ
チクル(以下、レチクルと称する)に形成された回路パ
ターンをレジスト(感光剤)が塗布されたウエハ又はガ
ラスプレート等の基板上に転写する種々の露光装置が用
いられている。例えば、半導体デバイス用の露光装置と
しては、近年における集積回路の高集積化に伴うパター
ンの最小線幅(デバイスルール)の微細化に応じて、レ
チクルのパターンを投影光学系を用いてウエハ上に縮小
転写する縮小投影露光装置が主として用いられている。
【0003】この縮小投影露光装置としては、レチクル
のパターンをウエハ上の複数のショット領域(露光領
域)に順次転写するステップ・アンド・リピート方式の
静止露光型の縮小投影露光装置(いわゆるステッパ)
や、このステッパを改良したもので、特開平8−166
043号公報等に開示されるようなレチクルとウエハと
を一次元方向に同期移動してレチクルパターンをウエハ
上の各ショット領域に転写するステップ・アンド・スキ
ャン方式の走査露光型の露光装置(いわゆるスキャニン
グ・ステッパ)が知られている。
【0004】このようなステッパやスキャニング・ステ
ッパでは、焦点位置調整のために光軸方向への移動やレ
ベリング調整可能で負圧吸引等の吸着手段によってウエ
ハを保持するテーブル(ステージ本体)をステージ上に
設置し、これらテーブルおよびステージを非接触ベアリ
ングであるエアベアリングによって浮揚させた状態で、
リニアモータ等の駆動装置により定盤上を移動させてい
る。そして、テーブル上には、検出光を反射する移動鏡
を配設し、移動鏡に対向配置されたレーザ干渉計等の位
置検出装置から検出光を照射し、移動鏡からの反射光に
基づいてステージとの間の距離を計測することで、ウエ
ハの位置を高精度に検出している。レチクルにおいても
同様に、レチクルを吸着保持するレチクルステージ(ス
テージ本体)上に移動鏡を設け、位置検出装置から検出
光を照射し、レチクルステージとの間の距離を計測する
ことで、レチクルの位置を高精度に検出している。
【0005】上記テーブル、レチクルステージ等のステ
ージ本体には、各種用力が供給される用力供給部材とし
ての配管・配線が接続されている。具体的には、エアベ
アリング用のエアを用力として供給する配管、吸着手段
用の負圧を用力として供給する配管、フロリナート等の
温度調整用媒体を用力として供給する配管、さらにはレ
ベリングセンサ等へ用力として電力を供給する配線、各
種制御信号を用力として供給するシステム配線等がステ
ージ本体には接続されている。
【0006】ところで、これらの用力供給部材は、ステ
ージ本体の移動に伴って引張力を与えたり、その反力で
微振動を発生させ、ステージ本体の同期精度に誤差を及
ぼす可能性がある。従来、この微振動に起因する同期誤
差は無視されていたが、近年、パターンの微細化に伴う
露光精度の高度化が進むに従って、この誤差に対しても
対策を施す必要に迫られていた。そこで、この問題に対
しては、図8に示すステージ装置が提供されている。
【0007】この図に示すステージ装置91は、X方向
に延びる固定子92、92に沿って可動子93、93が
X方向に移動し、可動子93、93間に懸架されY方向
に延びる長尺のガイドバー94に設けられた固定子95
に沿って可動子としてのステージ本体96がY方向に移
動するものであり、ステージ本体96のX側には配管ト
レー97が配設されている。配管トレー97は、可動子
93、93(またはガイドバー94)に連結され、X方
向に関してはステージ本体96と一体的に移動する構成
になっている。用力供給部材98から供給される空気
は、ガイドバー94に対向してステージ本体96に設け
られたエアベアリングに供給されている。この配管トレ
ー97には、ステージ本体96に接続される上記の各種
用力供給部材98、および一方の可動子93に接続され
る用力供給部材99が収容・支持される。そして、この
ステージ装置は、ステージ本体96のX方向に移動に対
して、配管トレー97が追従移動することにより、用力
供給部材98がステージ本体96に作用する引張力や振
動を低減させている。
【0008】同様に、用力供給部材98がステージ本体
96に作用する引張力や振動を低減させるステージ装置
としては、特開平8−63231号公報に記載されたも
のが提供されている。このステージ装置は、ステージ本
体に設けられた可動子と、用力供給部材としてのケーブ
ルが接続されたキャリア/従動子に設けられた可動子と
が固定子として同一の磁気軌道から同時に磁束がもたら
されることで、ステージ本体の移動に対してキャリア/
従動子が追従移動し、ケーブルがステージ本体に与える
引張力を取り除いている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来のステージ装置および露光装置には、以下
のような問題が存在する。ステージ本体96のY方向の
移動に関しては、図9に示すように、ステージ本体96
と配管トレー97とが相対移動するため、ステージ本体
96には用力供給部材98を介して種々の外乱が伝達さ
れる。外乱の中、動的なものとしては、例えばステージ
本体96が−Y方向に移動することにより、用力供給部
材98の配管トレー97への接触や、複数の用力供給部
材98同士の擦れ、叩き、さらには用力供給部材98内
の流体内部圧力変動、床振動伝達等に起因して発生する
微振動が挙げられ、この微振動がステージ本体96に伝
わる虞がある。
【0010】また、外乱の中、静的なものとしては、用
力供給部材98の変形に伴う抗力が挙げられ、この抗力
がステージ本体96に伝わる虞がある。特に、昨今、用
力供給部材98に対するケミカルクリーンの要求が高ま
り、内部流体の透過防止、滲み出し防止の観点から用力
供給部材98としては、肉厚が大きなものや、二重構造
を有する硬化材が採用されている。そのため、用力供給
部材98の抗力がますます大きくなる傾向にあり、ステ
ージ本体96に与える影響も大きくなると懸念されてい
る。そして、このような、ステージ装置を用いてマスク
のパターンをウエハ等の基板に露光する露光装置におい
ては、外乱によりステージ本体の移動制御に支障を来す
と、パターンを基板上に高精度に露光できないという問
題が発生することになる。
【0011】そこで、上記のような問題を回避する方法
として、例えばステージ本体96と配管トレー97とを
同期移動させることが考えられるが、この場合、ステー
ジ本体96と配管トレー97との位置的な同期が崩れる
と用力供給部材98を介して、どちらか一方または両者
が損傷を受ける可能性がある。また、ステージ本体96
と配管トレー97との同期ずれを許容して用力供給部材
98の長さを設定すると、その長さが大きくなり用力供
給部材98自身の固有振動や慣性力がステージ本体96
に対する外乱になるという問題が発生する。
【0012】本発明は、以上のような点を考慮してなさ
れたもので、ステージ本体が移動した際にも、用力供給
部材に起因する外乱(振動)を低減できるとともに、ス
テージ本体等の損傷を防止できるステージ装置、および
このステージ装置を用いてマスクのパターンを高精度に
基板に露光できる露光装置を提供することを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、実施の形態を示す図1ないし図6に対応
付けした以下の構成を採用している。本発明のステージ
装置は、用力を供給する用力供給部材(TB1)が接続
されて移動するステージ本体(XG)を備えたステージ
装置(7)において、用力供給部材(TB1)を保持し
てステージ本体(XG)と同期移動する用力供給ステー
ジ(63)と、ステージ本体(XG)と用力供給ステー
ジ(63)との相対位置関係を検出する検出装置(6
7)と、検出装置(67)の検出結果と所定のしきい値
との比較結果に基づいてステージ本体(XG)および用
力供給ステージ(63)の駆動を制御する駆動制御装置
とを備えるを特徴とするものである。
【0014】従って、本発明のステージ装置では、用力
供給ステージ(63)がステージ本体(XG)と同期移
動し、これらの間の相対位置関係が維持されるので、用
力供給部材(TB1)の変形に伴う微振動や抗力の発生
を抑止でき、ステージ本体(XG)に外乱として伝わる
ことを防止できるが、これらの相対位置関係が、例えば
最小限の同期ずれを許容するためのしきい値を越えたと
きにステージ本体(XG)および用力供給ステージ(6
3)の駆動を停止することで、これらが損傷することを
防ぐことができる。また、このようにステージ本体(X
G)および用力供給ステージ(63)の相対位置関係を
しきい値までの範囲内に抑えることができるので、用力
供給部材(TB1)の長さを必要以上に大きくする必要
がなくなり、用力供給部材(TB1)自身の固有振動や
慣性力がステージ本体に対する外乱を抑制することがで
きる。
【0015】また、本発明の露光装置は、マスクステー
ジ(2)に保持されたマスク(R)のパターンを基板ス
テージ(5)に保持された基板(W)に露光する露光装
置(1)において、マスクステージ(2)と基板ステー
ジ(5)との少なくとも一方のステージとして、請求項
1から6のいずれかに記載されたステージ装置(7)が
用いられることを特徴とするものである。
【0016】従って、本発明の露光装置では、用力供給
ステージ(63)の移動に伴う外乱がマスク(R)や基
板(W)に伝達されることを抑止できる。そのため、マ
スク(R)と基板(W)との位置制御を高精度に実行す
ることが可能になり、マスク(R)のパターンを基板
(W)に高精度に露光形成することができる。また、用
力供給ステージ(63)とステージ本体(XG)とが損
傷することで生産効率が低下してしまうことを未然に防
ぐことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明のステージ装置およ
び露光装置の実施の形態を、図1ないし図7を参照して
説明する。ここでは、例えば露光装置として、レチクル
とウエハとを同期移動しつつ、レチクルに形成された半
導体デバイスの回路パターンをウエハ上に転写する、ス
キャニング・ステッパを使用する場合の例を用いて説明
する。また、この露光装置においては、本発明のステー
ジ装置をウエハステージに適用するものとする。なお、
これらの図において、従来例として示した図8および図
9と同一の構成要素には同一符号を付し、その説明を省
略する。
【0018】図1に示す露光装置1は、光源(不図示)
からの露光用照明光によりレチクル(マスク)R上の矩
形状(あるいは円弧状)の照明領域を均一な照度で照明
する照明光学系IUと、レチクルRを保持して移動する
レチクルステージ(マスクステージ)2および該レチク
ルステージ2を支持するレチクル定盤3を含むステージ
装置4と、レチクルRから射出される照明光をウエハ
(基板、感光基板)W上に投影する投影光学系PLと、
試料であるウエハWを保持して移動するウエハステージ
(基板ステージ)5および該ウエハステージ5を保持す
るウエハ定盤6を含むステージ装置7と、上記ステージ
装置4および投影光学系PLを支持するリアクションフ
レーム8とから概略構成されている。なお、ここで投影
光学系PLの光軸方向をZ方向とし、このZ方向と直交
する方向でレチクルRとウエハWの同期移動方向をY方
向とし、非同期移動方向をX方向とする。また、それぞ
れの軸周りの回転方向をθZ、θY、θXとする。
【0019】照明光学系IUは、リアクションフレーム
8の上面に固定された支持コラム9によって支持され
る。なお、露光用照明光としては、例えば超高圧水銀ラ
ンプから射出される紫外域の輝線(g線、i線)および
KrFエキシマレーザ光(波長248nm)等の遠紫外
光(DUV光)や、ArFエキシマレーザ光(波長19
3nm)およびF2レーザ光(波長157nm)等の真
空紫外光(VUV)などが用いられる。
【0020】リアクションフレーム8は、床面に水平に
載置されたベースプレート10上に設置されており、そ
の上部側および下部側には、内側に向けて突出する段部
8aおよび8bがそれぞれ形成されている。
【0021】ステージ装置4の中、レチクル定盤3は、
各コーナーにおいてリアクションフレーム8の段部8a
に防振ユニット11を介してほぼ水平に支持されており
(なお、紙面奥側の防振ユニットについては図示せ
ず)、その中央部にはレチクルRに形成されたパターン
像が通過する開口3aが形成されている。なお、レチク
ル定盤3の材料として金属やセラミックスを用いること
ができる。防振ユニット11は、内圧が調整可能なエア
マウント12とボイスコイルモータ13とが段部8a上
に直列に配置された構成になっている。これら防振ユニ
ット11によって、ベースプレート10およびリアクシ
ョンフレーム8を介してレチクル定盤3に伝わる微振動
がマイクロGレベルで絶縁されるようになっている(G
は重力加速度)。
【0022】レチクル定盤3上には、レチクルステージ
2が該レチクル定盤3に沿って2次元的に移動可能に支
持されている。レチクルステージ2の底面には、複数の
エアベアリング(エアパッド)14が固定されており、
これらのエアベアリング14によってレチクルステージ
2がレチクル定盤3上に数ミクロン程度のクリアランス
を介して浮上支持されている。また、レチクルステージ
2の中央部には、レチクル定盤3の開口3aと連通し、
レチクルRのパターン像が通過する開口2aが形成され
ている。
【0023】レチクルステージ2について詳述すると、
図2に示すように、レチクルステージ2は、レチクル定
盤3上を一対のYリニアモータ15、15によってY軸
方向に所定ストロークで駆動されるレチクル粗動ステー
ジ16と、このレチクル粗動ステージ16上を一対のX
ボイスコイルモータ17Xと一対のYボイスコイルモー
タ17YとによってX、Y、θZ方向に微小駆動される
レチクル微動ステージ18とを備えた構成になっている
(なお、図1では、これらを1つのステージとして図示
している)。
【0024】各Yリニアモータ15は、レチクル定盤3
上に非接触ベアリングである複数のエアベアリング(エ
アパッド)19によって浮上支持されY軸方向に延びる
固定子20と、この固定子20に対応して設けられ、連
結部材22を介してレチクル粗動ステージ16に固定さ
れた可動子21とから構成されている。このため、運動
量保存の法則により、レチクル粗動ステージ16の+Y
方向の移動に応じて、固定子20は−Y方向に移動す
る。この固定子20の移動によりレチクル粗動ステージ
16の移動に伴う反力を相殺するとともに、重心位置の
変化を防ぐことができる。
【0025】また、固定子20は、レチクル定盤3上に
代えて、リアクションフレーム8に設けてもよい。固定
子20をリアクションフレーム8に設ける場合には、エ
アベアリング19を省略し、固定子20をリアクション
フレーム8に固定して、レチクル粗動ステージ16の移
動により固定子20に作用する反力をリアクションフレ
ーム8を介して床に逃がしてもよい。
【0026】レチクル粗動ステージ16は、レチクル定
盤3の中央部に形成された上部突出部3bの上面に固定
されY軸方向に延びる一対のYガイド51、51によっ
てY軸方向に案内されるようになっている。また、レチ
クル粗動ステージ16は、これらYガイド51、51に
対して不図示のエアベアリングによって非接触で支持さ
れている。
【0027】レチクル微動ステージ18には、不図示の
バキュームチャックを介してレチクルRが吸着保持され
るようになっている。レチクル微動ステージ18の−Y
方向の端部には、コーナキューブからなる一対のY移動
鏡52a、52bが固定され、また、レチクル微動ステ
ージ18の+X方向の端部には、Y軸方向に延びる平面
ミラーからなるX移動鏡53が固定されている。そし
て、これら移動鏡52a、52b、53に対して測長ビ
ームを照射する3つのレーザ干渉計(いずれも不図示)
が各移動鏡との距離を計測することにより、レチクルス
テージ2のX、Y、θZ(Z軸回りの回転)方向の位置
が高精度に計測される。なお、レチクル微動ステージ1
8の材質として金属やコージェライトまたはSiCから
なるセラミックスを用いることができる。
【0028】図1に戻り、投影光学系PLとして、ここ
では物体面(レチクルR)側と像面(ウエハW)側の両
方がテレセントリックで円形の投影視野を有し、石英や
蛍石を光学硝材とした屈折光学素子(レンズ素子)から
なる1/4(または1/5)縮小倍率の屈折光学系が使
用されている。このため、レチクルRに照明光が照射さ
れると、レチクルR上の回路パターンのうち、照明光で
照明された部分からの結像光束が投影光学系PLに入射
し、その回路パターンの部分倒立像が投影光学系PLの
像面側の円形視野の中央にスリット状に制限されて結像
される。これにより、投影された回路パターンの部分倒
立像は、投影光学系PLの結像面に配置されたウエハW
上の複数のショット領域のうち、1つのショット領域表
面のレジスト層に縮小転写される。
【0029】投影光学系PLの鏡筒部の外周には、該鏡
筒部に一体化されたフランジ23が設けられている。そ
して、投影光学系PLは、リアクションフレーム8の段
部8bに防振ユニット24を介してほぼ水平に支持され
た鋳物等で構成された鏡筒定盤25に、光軸方向をZ方
向として上方から挿入されるとともに、フランジ23が
係合している。なお、鏡筒定盤25として、高剛性・低
熱膨張のセラミックス材を用いてもよい。
【0030】フランジ23の素材としては、低熱膨張の
材質、例えばインバー(Inver;ニッケル36%、
マンガン0.25%、および微量の炭素と他の元素を含
む鉄からなる低膨張の合金)が用いられている。このフ
ランジ23は、投影光学系PLを鏡筒定盤25に対して
点と面とV溝とを介して3点で支持する、いわゆるキネ
マティック支持マウントを構成している。このようなキ
ネマティック支持構造を採用すると、投影光学系PLの
鏡筒定盤25に対する組み付けが容易で、しかも組み付
け後の鏡筒定盤25および投影光学系PLの振動、温度
変化等に起因する応力を最も効果的に軽減できるという
利点がある。
【0031】防振ユニット24は、鏡筒定盤25の各コ
ーナーに配置され(なお、紙面奥側の防振ユニットにつ
いては図示せず)、内圧が調整可能なエアマウント26
とボイスコイルモータ27とが段部8b上に直列に配置
された構成になっている。これら防振ユニット24によ
って、ベースプレート10およびリアクションフレーム
8を介して鏡筒定盤25(ひいては投影光学系PL)に
伝わる微振動がマイクロGレベルで絶縁されるようにな
っている。
【0032】ステージ装置7は、ウエハステージ5、こ
のウエハステージ5をXY平面に沿った2次元方向に移
動可能に支持するウエハ定盤6、ウエハステージ5と一
体的に設けられウエハWを吸着保持する試料台ST、こ
れらウエハステージ5および試料台STを相対移動自在
に支持するXガイドステージXG、XガイドステージX
Gと同期移動する同期ステージ装置DS(図4参照)を
主体に構成されている。ウエハステージ5の底面には、
非接触ベアリングである複数のエアベアリング(エアパ
ッド)28が固定されており、これらのエアベアリング
28によってウエハステージ5がウエハ定盤6上に、例
えば数ミクロン程度のクリアランスを介して浮上支持さ
れている。
【0033】なお、XガイドステージXGとウエハステ
ージ5との間には線幅の小さいチューブが多く接続され
ており、これらのチューブに起因する外乱は無視できる
程度である。そこで、本実施の形態では、主にXガイド
ステージXGに対して用力供給用の配管・配線が接続さ
れていることを考慮して、このXガイドステージXGを
ステージ本体として取り扱うものとする。
【0034】ウエハ定盤6は、ベースプレート10の上
方に、防振ユニット29を介してほぼ水平に支持されて
いる。防振ユニット29は、ウエハ定盤6の各コーナー
に配置され(なお、紙面奥側の防振ユニットについては
図示せず)、内圧が調整可能なエアマウント30とボイ
スコイルモータ31とがベースプレート10上に並列に
配置された構成になっている。これら防振ユニット29
によって、ベースプレート10を介してウエハ定盤6に
伝わる微振動がマイクロGレベルで絶縁されるようにな
っている。
【0035】図3に示すように、XガイドステージXG
は、X方向に沿った長尺形状を呈しており、その長さ方
向両端には電機子ユニットからなる可動子36,36が
それぞれ設けられている。これらの可動子36,36に
対応する磁石ユニットを有する固定子37,37は、ベ
ースプレート10に突設された支持部32、32に設け
られている(図1参照、なお図1では可動子36および
固定子37を簡略して図示している)。そして、これら
可動子36および固定子37によってムービングコイル
型のリニアモータ33、33が構成されており、可動子
36が固定子37との間の電磁気的相互作用により駆動
されることで、XガイドステージXGはY方向に移動す
るとともに、リニアモータ33、33の駆動を調整する
ことでθZ方向に回転移動する。すなわち、このリニア
モータ33によってXガイドステージXGとほぼ一体的
にウエハステージ5(および試料台ST、以下単にウエ
ハステージ5と称する)がY方向およびθZ方向に駆動
されるようになっている。
【0036】また、XガイドステージXGの−X方向側
には、Xトリムモータ34の可動子が取り付けられてい
る。Xトリムモータ34の固定子34bはリアクション
フレーム8に設けられている。このため、ウエハステー
ジ5をX方向に駆動する際の反力は、Xトリムモータ3
4およびリアクションフレーム8を介してベースプレー
ト10に伝達される。
【0037】ウエハステージ5は、XガイドステージX
Gとの間にZ方向に所定量のギャップを維持する磁石お
よびアクチュエータからなる磁気ガイドを介して、Xガ
イドステージXGにX方向に相対移動自在に非接触で支
持・保持されている。また、ウエハステージ5は、Xガ
イドステージXGに埋設されたXリニアモータ35によ
る電磁気的相互作用によりX方向に駆動される。なお、
ウエハステージ5の上面には、ウエハホルダ41を介し
てウエハWが真空吸着等によって固定される(図1参
照、図3以降では図示略)。
【0038】同期ステージ装置DSは、Xガイドステー
ジXGの下方に配置されY方向に延在するエアガイド6
1と、エアガイド61上にY方向に沿って固定された固
定子62と、固定子62との間の電磁気的相互作用によ
り駆動されることでY方向に移動する可動子としてのサ
ブステージ(用力供給ステージ)63とから概略構成さ
れており、固定子62およびサブステージ63によって
ムービングコイル型のリニアモータが構成されている。
また、サブステージ63には、複数のエアベアリング
(エアパッド)が固定されており、これらのエアベアリ
ングによってサブステージ63は、例えば数ミクロン程
度のクリアランスを介してエアガイド61に移動自在に
支持されている。なお、これらエアガイド61、固定子
62は、ウエハ定盤6に対して振動的に独立して配置さ
れている。サブステージ63用リニアモータや、レチク
ルステージ2駆動用リニアモータ15、ウエハステージ
5用リニアモータ33、35の駆動は、不図示の駆動制
御装置により統括的に制御される。
【0039】XガイドステージXGの下方(−Z側)に
は、チューブクランプ部64が突設されており、このチ
ューブクランプ部64には各種配管・配線が接続され
る。具体的には、温度調整用冷媒を供給・排出する配
管、エアベアリングに用いられるエアを供給する配管、
ウエハWを負圧吸引するための負圧(真空)を供給する
配管、各種のセンサへ電力を供給する配線、各種制御信
号・検出信号を供給するためのシステム配線等が種々の
駆動機器、制御機器に対して配設される。例えば、ウエ
ハステージ5に対しては、温度調整用配管、ウエハWを
吸着するための配管、エアベアリング用の空気配管、レ
ベリングセンサや後述する距離センサ等へ電力を供給す
る電力配線、これらセンサの検出信号やリニアモータ駆
動用のシステム配線等が接続される。なお、以下の説明
では、これら各種の用力が用力供給部材として、代表的
に帯状のチューブを介して供給されるものとして説明す
る。また、このチューブとしては、ケミカルクリーンに
対する要求を満たすべく、肉厚が大きなものや、二重構
造を有する硬化材で、且つ可撓性を有するものが用いら
れている。
【0040】サブステージ63の側方(+X側)には、
チューブクランプ部64との間でチューブ(用力供給部
材、第1用力供給部材)TB1が接続されるチューブク
ランプ部65が突設されており、チューブTB1が接続
されたチューブクランプ部64の端面(接続面)64a
とチューブクランプ部65の端面(接続面)65aと
は、サブステージ63とXガイドステージXGとが位置
決めされたときに、略面一になるように配置されてい
る。チューブクランプ部65には、リアクションフレー
ム8等に固定された固定部66との間でチューブ(第2
用力供給部材)TB2が接続されており、固定部66に
は用力供給源との間で用力が供給されるチューブTB3
が接続されている。なお、チューブTB1、TB2とは
チューブクランプ部65内において不図示の継手等によ
り保持されて接続されている。
【0041】チューブTB1は、端面64a、65aに
略円弧状に湾曲して接続されており、各端面64a、6
5aの接続部間の距離をLとすると、その湾曲半径はほ
ぼL/2に形成されている。また、チューブTB2も、
チューブクランプ部65と固定部66との間で略円弧状
に湾曲して接続されており、チューブTB1の湾曲方向
とチューブTB2の湾曲方向とは、略直交するように捻
ったように配置されている。
【0042】一方、サブステージ63には、位置ずれ検
出センサ(検出装置)67、67と位置ずれ制限ストッ
パー(制限装置)68、68とがXガイドステージXG
に向けて突設されている。位置ずれ検出センサ67は、
XガイドステージXGとサブステージ63との相対位置
関係を検出するものであって、光電スイッチ機能を有す
るフォトセンサで構成され、XガイドステージXGを挟
んだY方向両側に配置されている。このフォトセンサ
は、サブステージ63が所定位置に位置決めされたとき
に、サブステージ63に設けられた遮光板(不図示)
と、しきい値として設定された例えば5mm程度離間し
た位置に検知光を送光しており、XガイドステージXG
とサブステージ63との相対位置関係が5mm以上ず
れ、遮光板が検知光を遮光したときに検知信号を駆動制
御装置に出力する構成になっている。
【0043】位置ずれ制限ストッパー68は、Xガイド
ステージXGとサブステージ63との相対位置関係を所
定範囲内に制限するものであって、XガイドステージX
Gを挟んだY方向両側に、サブステージ63が所定位置
に位置決めされたときに、サブステージ63と例えば5
mm程度の隙間があく位置に配置されている。なお、こ
の位置ずれ制限ストッパー68は、ショックアブソーバ
(衝撃吸収材)で形成されており、XガイドステージX
Gが衝突した際の衝撃を吸収する構成になっている。
【0044】次に、上記のように構成されたステージ装
置および露光装置の中、まずステージ装置7の動作につ
いて説明する。駆動制御装置の制御の下、リニアモータ
33の駆動によりウエハステージ5とともにXガイドス
テージXGがY方向に移動すると、XガイドステージX
Gと同期してサブステージ63も、チューブクランプ部
64、65における端面64a、65aの面一状態を維
持しながらY方向に移動する。従って、チューブTB1
は、略円弧状の形状を保持した状態で移動することにな
り、サブステージ63からXガイドステージXGへの、
特に低周波の振動伝達と力の伝達が小さくなる。
【0045】なお、サブステージ63の駆動がリニアモ
ータにより非接触で行われ、またサブステージ63がエ
アベアリングにより非接触でエアガイド61に沿って移
動するため、冷却液等が入ったチューブ等により発生し
やすい高周波成分の振動伝達を抑制することができる。
【0046】サブステージ63がXガイドステージXG
と移動することで、サブステージ63は固定部66に対
して相対移動することになり、チューブTB2は、その
柔軟性を利用して変形される。このときの様子を図5お
よび図6に簡略的に示す。なお、図5および図6では、
便宜上X方向とZ方向とを展開して図示してある。これ
らの図に示すように、チューブTB2は固定部66に対
するサブステージ63(チューブクランプ部65)の位
置に応じて変形する。このときチューブTB2を変形さ
せる力や、チューブTB2から発生する力、変形に伴う
チューブTB2間の摩擦等によって発生する外乱、振動
等は、チューブクランプ部65を介してサブステージ6
3に伝わるが、サブステージ63を駆動するリニアモー
タおよびエアガイド61で吸収され遮断されるため、X
ガイドステージXGに伝わることを防ぐことができる。
しかも、エアガイド61や固定子62がウエハ定盤6と
振動的に独立しているので、サブステージ63の駆動に
係る振動がウエハ定盤6を介してXガイドステージ(ウ
エハW)に伝わることも防止できる。
【0047】また、常態においては駆動制御装置により
サブステージ63とXガイドステージXGとの相対位置
関係は維持されているが、不測の事態によりこの相対位
置関係が崩れ、位置ずれ検出センサ67において検知光
が遮断されると、駆動制御装置は遮断信号を受けてサブ
ステージ63を駆動するリニアモータおよびXガイドス
テージXGを駆動するリニアモータ33の双方の推力を
停止させ、エラーを発する。これらアクチュエータの推
力が停止しても慣性力によりサブステージ63とXガイ
ドステージXGとが相対移動した場合、Xガイドステー
ジXGは位置ずれ制限ストッパー68に当接すること
で、これら相対移動が制限される。
【0048】このように、チューブTB1に起因する外
乱が遮断された状態のウエハステージ5上のウエハWに
対して、上記露光装置1では、露光時に照明光学系IU
からの露光用照明光により、レチクルR上の所定の矩形
状の照明領域が均一な照度で照明される。この照明領域
に対してレチクルRがY方向に走査されるのに同期し
て、この照明領域と投影光学系PLに関して共役な露光
領域に対してウエハWを走査する。これにより、レチク
ルRのパターン領域を透過した照明光が投影光学系PL
により1/4倍に縮小され、レジストが塗布されたウエ
ハW上に照射される。そして、ウエハW上の露光領域に
は、レチクルRのパターンが逐次転写され、1回の走査
でレチクルR上のパターン領域の全面がウエハW上のシ
ョット領域に転写される。
【0049】本実施の形態のステージ装置および露光装
置では、チューブTB1を保持するサブステージ63が
XガイドステージXGと同期して移動するため、このチ
ューブTB1を介して微振動やチューブ変形に伴う抗力
等の外乱を遮断でき、XガイドステージXGに対する位
置制御性が向上するとともに、XガイドステージXGと
サブステージ63との相対位置関係がしきい値を越えて
崩れたことを検出してサブステージ63とXガイドステ
ージXGとの駆動を停止するので、チューブTB1を介
してこれらのステージ63、XGが損傷することを防止
できる。しかも、本実施の形態では、位置ずれ制限スト
ッパー68を設けているので、慣性力でサブステージ6
3とXガイドステージXGとが相対移動して損傷するこ
とも防止できる。また、位置ずれ制限ストッパー68が
ショックアブソーバで構成されているので、位置ずれ制
限ストッパー68とXガイドステージXGとの衝突の衝
撃でステージ63、XGが損傷することも防止できるよ
うになっている。
【0050】また、本実施の形態では、このように、位
置ずれ制限ストッパー68によりXガイドステージXG
の移動が機械的に制限されているため、チューブTB1
の長さに余裕を持たせる必要がなくなり、チューブTB
1自身の固有振動や慣性力によりXガイドステージXG
へ伝わる振動や力を抑えることができる。しかも、本実
施の形態では、チューブTB1を略円弧状に設けること
で、特に低周波の振動伝達および力の伝達を小さくでき
るとともに、この円弧の半径を接続端面64a、65a
との接続部間の距離の半分とすることでほぼ一円弧で湾
曲することになり、振動の伝達率が大きい直線部分の長
さを短くできるので、チューブTB1自身の固有振動や
慣性力に起因する悪影響をより小さくできる。加えて、
本実施の形態では、接続端面64a、65aをほぼ面一
にすることで、チューブTB1の長さを最短にすること
ができる。なお、本実施の形態では、サブステージ63
をエアガイド61およびリニアモータにより非接触で駆
動しているので、チューブTB1を介して伝わる高周波
の振動も抑制することができる。
【0051】また、本実施の形態では、チューブTB1
とTB2との湾曲方向を直交させたので、チューブクラ
ンプ部64、65、固定部66を同一方向に沿って配置
する必要がなくなり、特にZ方向の高さを小さくするこ
とができ装置の小型化に寄与することができる。
【0052】従って、上記のステージ装置7を備えた露
光装置では、ウエハWに対する位置決め制御や、走査露
光時の速度制御を、効果的に制振した状態、且つ高い安
全性の下で実行することが可能になり、重ね合わせ精度
等、露光処理に係る精度を確実に維持することができ
る。
【0053】なお、上記実施の形態において、位置ずれ
検出センサとして光電スイッチ機能を有するフォトセン
サを用いる構成としたが、これに限定されるものではな
く、例えばXガイドステージXGとサブステージ63と
の相対距離を検出するセンサであってもよい。この場
合、駆動制御装置は、例えば5mmのしきい値保持して
おき、XガイドステージXGとサブステージ63との間
の距離が5mmを越えたときにサブステージ63とXガ
イドステージXGの駆動を停止させるような構成として
もよい。
【0054】また、上記実施の形態では、ウエハ側のス
テージ装置7のみに同期ステージ装置DSが設けられる
構成としたが、これに限られず、レチクル側のステージ
装置4にも、ステージ装置7と同様の構成を有する同期
ステージを設けてもよい。また、上記実施の形態では、
本発明のステージ装置を露光装置1のウエハステージに
適用した構成としたが、露光装置1以外にも転写マスク
の描画装置、マスクパターンの位置座標測定装置等の精
密測定機器にも適用可能である。
【0055】なお、本実施の形態の基板としては、半導
体デバイス用の半導体ウエハWのみならず、液晶ディス
プレイデバイス用のガラス基板や、薄膜磁気ヘッド用の
セラミックウエハ、あるいは露光装置で用いられるマス
クまたはレチクルの原版(合成石英、シリコンウエハ)
等が適用される。
【0056】露光装置1としては、レチクルRとウエハ
Wとを同期移動してレチクルRのパターンを走査露光す
るステップ・アンド・スキャン方式の走査型露光装置
(スキャニング・ステッパー;USP5,473,410)の他に、
レチクルRとウエハWとを静止した状態でレチクルRの
パターンを露光し、ウエハWを順次ステップ移動させる
ステップ・アンド・リピート方式の投影露光装置(ステ
ッパー)にも適用することができる。
【0057】露光装置1の種類としては、ウエハWに半
導体デバイスパターンを露光する半導体デバイス製造用
の露光装置に限られず、液晶表示素子製造用の露光装置
や、薄膜磁気ヘッド、撮像素子(CCD)あるいはレチ
クルなどを製造するための露光装置などにも広く適用で
きる。
【0058】また、露光用照明光の光源として、超高圧
水銀ランプから発生する輝線(g線(436nm)、h
線(404.7nm)、i線(365nm))、KrF
エキシマレーザ(248nm)、ArFエキシマレーザ
(193nm)、F2レーザ(157nm)のみなら
ず、X線や電子線などの荷電粒子線を用いることができ
る。例えば、電子線を用いる場合には電子銃として、熱
電子放射型のランタンヘキサボライト(LaB6)、タ
ンタル(Ta)を用いることができる。さらに、電子線
を用いる場合は、レチクルRを用いる構成としてもよい
し、レチクルRを用いずに直接ウエハ上にパターンを形
成する構成としてもよい。また、YAGレーザや半導体
レーザ等の高周波などを用いてもよい。
【0059】投影光学系PLの倍率は、縮小系のみなら
ず等倍系および拡大系のいずれでもよい。また、投影光
学系PLとしては、エキシマレーザなどの遠紫外線を用
いる場合は硝材として石英や蛍石などの遠紫外線を透過
する材料を用い、F2レーザやX線を用いる場合は反射
屈折系または屈折系の光学系にし(レチクルRも反射型
タイプのものを用いる)、また電子線を用いる場合には
光学系として電子レンズおよび偏向器からなる電子光学
系を用いればよい。なお、電子線が通過する光路は、真
空状態にすることはいうまでもない。また、投影光学系
PLを用いることなく、レチクルRとウエハWとを密接
させてレチクルRのパターンを露光するプロキシミティ
露光装置にも適用可能である。
【0060】ウエハステージ5やレチクルステージ2に
リニアモータ(USP5,623,853またはUSP5,528,118参照)
を用いる場合は、エアベアリングを用いたエア浮上型お
よびローレンツ力またはリアクタンス力を用いた磁気浮
上型のどちらを用いてもよい。また、各ステージ2、5
は、ガイドに沿って移動するタイプでもよく、ガイドを
設けないガイドレスタイプであってもよい。
【0061】各ステージ2、5の駆動機構としては、二
次元に磁石を配置した磁石ユニット(永久磁石)と、二
次元にコイルを配置した電機子ユニットとを対向させ電
磁力により各ステージ2、5を駆動する平面モータを用
いてもよい。この場合、磁石ユニットと電機子ユニット
とのいずれか一方をステージ2、5に接続し、磁石ユニ
ットと電機子ユニットとの他方をステージ2、5の移動
面側(ベース)に設ければよい。
【0062】以上のように、本願実施形態の露光装置1
は、本願特許請求の範囲に挙げられた各構成要素を含む
各種サブシステムを、所定の機械的精度、電気的精度、
光学的精度を保つように、組み立てることで製造され
る。これら各種精度を確保するために、この組み立ての
前後には、各種光学系については光学的精度を達成する
ための調整、各種機械系については機械的精度を達成す
るための調整、各種電気系については電気的精度を達成
するための調整が行われる。各種サブシステムから露光
装置への組み立て工程は、各種サブシステム相互の、機
械的接続、電気回路の配線接続、気圧回路の配管接続等
が含まれる。この各種サブシステムから露光装置への組
み立て工程の前に、各サブシステム個々の組み立て工程
があることはいうまでもない。各種サブシステムの露光
装置への組み立て工程が終了したら、総合調整が行わ
れ、露光装置全体としての各種精度が確保される。な
お、露光装置の製造は温度およびクリーン度等が管理さ
れたクリーンルームで行うことが望ましい。
【0063】半導体デバイスは、図7に示すように、デ
バイスの機能・性能設計を行うステップ201、この設
計ステップに基づいたマスク(レチクル)を製作するス
テップ202、シリコン材料からウエハを製造するステ
ップ203、前述した実施形態の露光装置1によりレチ
クルのパターンをウエハに露光するウエハ処理ステップ
204、デバイス組み立てステップ(ダイシング工程、
ボンディング工程、パッケージ工程を含む)205、検
査ステップ206等を経て製造される。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係るス
テージ装置は、ステージ本体と用力供給ステージとの相
対位置関係と所定のしきい値との比較結果に基づいてス
テージ本体および用力供給ステージの駆動を制御する構
成となっている。これにより、このステージ装置では、
ステージ本体に対する位置制御性が向上するとともに、
ステージ本体と用力供給ステージとの同期が崩れた際に
もこれらの損傷を防止できるという効果が得られる。
【0065】請求項2に係るステージ装置は、ステージ
本体と用力供給ステージとの相対位置関係を所定の範囲
内に制限する構成となっている。これにより、このステ
ージ装置では、慣性力でステージ本体と用力供給ステー
ジとが相対移動した際にも、これらの損傷を防止できる
という効果が得られる。
【0066】請求項3に係るステージ装置は、ステージ
本体と用力供給ステージとの相対位置関係を衝撃吸収材
により制限する構成となっている。これにより、このス
テージ装置では、ステージ本体と制限装置との衝突の衝
撃でステージ本体と用力供給ステージとの損傷を防止で
きるという効果が得られる。
【0067】請求項4に係るステージ装置は、ステージ
本体の用力供給部材が接続された接続面と、用力供給ス
テージの用力供給部材が接続された接続面とが略面一に
配置される構成となっている。これにより、このステー
ジ装置では、用力供給部材の長さを最短にすることがで
き用力供給部材自身の固有振動や慣性力に起因する悪影
響を小さくできるという効果が得られる。
【0068】請求項5に係るステージ装置は、ステージ
本体と用力供給ステージとの間に接続された第1用力供
給部材が各接続部間の距離に応じた半径の略円弧形状に
湾曲する構成となっている。これにより、このステージ
装置では、振動の伝達率が大きい直線部分の長さを短く
できるので、用力供給部材自身の固有振動や慣性力に起
因する悪影響をより小さくできるという効果が得られ
る。
【0069】請求項6に係るステージ装置は、固定部と
用力供給ステージとの間で略円弧形状に湾曲して接続さ
れた第2用力供給部材を有し、第1用力供給部材の湾曲
方向と第2用力供給部材の湾曲方向とが略直交する構成
となっている。これにより、このステージ装置では、固
定部、用力供給ステージ、ステージ本体を同一方向に沿
って配置する必要がなくなり、装置の小型化に寄与でき
るという効果を奏する。
【0070】請求項7に係る露光装置は、マスクステー
ジと基板ステージとの少なくとも一方のステージとして
請求項1から6のいずれかに記載されたステージ装置が
用いられる構成となっている。これにより、この露光装
置では、マスクや基板を駆動する際の安全性が高まると
ともに、基板に対する位置決め制御や、走査露光時の速
度制御を、効果的に制振した状態で実行することが可能
になり、重ね合わせ精度等、露光処理に係る精度を確実
に維持できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 レチクルステージ、ウエハステージおよび
投影光学系が振動に関して独立して配置された露光装置
の概略構成図である。
【図2】 同露光装置を構成するレチクルステージの
外観斜視図である。
【図3】 同露光装置を構成するウエハ側ステージ装
置の外観斜視図である。
【図4】 Xガイドステージと同期移動する同期ステ
ージ装置の外観斜視図である。
【図5】 サブステージとXガイドステージとが同期
移動する様子を示す図である。
【図6】 サブステージとXガイドステージとが同期
移動する様子を示す図である。
【図7】 半導体デバイスの製造工程の一例を示すフ
ローチャート図である。
【図8】 従来技術のステージ装置の一例を示す外観
斜視図である。
【図9】 ステージ本体の移動と用力供給部材との関
係を示す概略正面図である。
【符号の説明】
R レチクル TB1 チューブ(用力供給部材、第1用力供給部材) XG Xガイドステージ(ステージ本体) W ウエハ(基板) 1 露光装置 2 レチクルステージ(マスクステージ) 5 ウエハステージ(基板ステージ) 7 ステージ装置 63 サブステージ(用力供給ステージ) 64a、65a 端面(接続面) 67 位置ずれ検出センサ(検出装置) 68 位置ずれ制限ストッパー(制限装置)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用力を供給する用力供給部材が接続さ
    れて移動するステージ本体を備えたステージ装置におい
    て、 前記用力供給部材を保持して前記ステージ本体と同期移
    動する用力供給ステージと、 前記ステージ本体と前記用力供給ステージとの相対位置
    関係を検出する検出装置と、 該検出装置の検出結果と所定のしきい値との比較結果に
    基づいて前記ステージ本体および前記用力供給ステージ
    の駆動を制御する駆動制御装置とを備えることを特徴と
    するステージ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のステージ装置におい
    て、 前記ステージ本体と前記用力供給ステージとの相対位置
    関係を所定の範囲内に制限する制限装置を備えることを
    特徴とするステージ装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のステージ装置におい
    て、 前記制限装置は、衝撃吸収材であることを特徴とするス
    テージ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれかに記載のス
    テージ装置において、 前記ステージ本体の前記用力供給部材が接続された接続
    面と、 前記用力供給ステージの前記用力供給部材が接続された
    接続面とは略面一に配置されていることを特徴とするス
    テージ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれかに記載のス
    テージ装置において、 前記ステージ本体と前記用力供給ステージとの間に接続
    された第1用力供給部材は、各接続部間の距離に応じた
    半径の略円弧形状に湾曲して設けられることを特徴とす
    るステージ装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のステージ装置におい
    て、 固定部と前記用力供給ステージとの間で略円弧形状に湾
    曲して接続された第2用力供給部材を有し、 前記第1用力供給部材の湾曲方向と前記第2用力供給部
    材の湾曲方向とは、略直交することを特徴とするステー
    ジ装置。
  7. 【請求項7】 マスクステージに保持されたマスクの
    パターンを基板ステージに保持された基板に露光する露
    光装置において、 前記マスクステージと前記基板ステージとの少なくとも
    一方のステージとして、請求項1から6のいずれかに記
    載されたステージ装置が用いられることを特徴とする露
    光装置。
JP2000393835A 2000-12-25 2000-12-25 ステージ装置および露光装置 Withdrawn JP2002198284A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000393835A JP2002198284A (ja) 2000-12-25 2000-12-25 ステージ装置および露光装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000393835A JP2002198284A (ja) 2000-12-25 2000-12-25 ステージ装置および露光装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002198284A true JP2002198284A (ja) 2002-07-12

Family

ID=18859560

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000393835A Withdrawn JP2002198284A (ja) 2000-12-25 2000-12-25 ステージ装置および露光装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002198284A (ja)

Cited By (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005203483A (ja) * 2004-01-14 2005-07-28 Nikon Corp ステージ装置及び露光装置
WO2005122242A1 (ja) * 2004-06-07 2005-12-22 Nikon Corporation ステージ装置、露光装置及び露光方法
JP2006287122A (ja) * 2005-04-04 2006-10-19 Canon Inc 平面ステージ装置及び露光装置
WO2007049604A1 (ja) * 2005-10-24 2007-05-03 Nikon Corporation 用力伝送装置、ステージ装置、露光装置、及びデバイス製造方法
US7236228B2 (en) 2003-07-08 2007-06-26 Canon Kabushiki Kaisha Exposure apparatus
JP2007305778A (ja) * 2006-05-11 2007-11-22 Nikon Corp ステージ装置、露光装置、デバイスの製造方法、配線方法
JP2008042201A (ja) * 2006-08-08 2008-02-21 Asml Netherlands Bv ケーブル接続、ケーブル接続用の制御システム、およびケーブル接続を経て振動が第1の対象から第2の対象へと伝達されることを軽減する方法
JP2008198134A (ja) * 2007-02-15 2008-08-28 Yaskawa Electric Corp 可動テーブルの制御装置およびそれを備えた可動テーブル装置
JP2009147322A (ja) * 2007-11-29 2009-07-02 Asml Netherlands Bv 予備成形したフレキシブル搬送ラインを有するリソグラフィ装置
US20130271945A1 (en) 2004-02-06 2013-10-17 Nikon Corporation Polarization-modulating element, illumination optical apparatus, exposure apparatus, and exposure method
NL2010502A (en) * 2012-09-12 2014-03-18 Mapper Lithography Ip Bv Fluid transfer system and substrate processing apparatus comprising the same.
JP2014090075A (ja) * 2012-10-30 2014-05-15 Canon Inc ステージ装置、リソグラフィ装置、および物品の製造方法
US9341954B2 (en) 2007-10-24 2016-05-17 Nikon Corporation Optical unit, illumination optical apparatus, exposure apparatus, and device manufacturing method
US9423698B2 (en) 2003-10-28 2016-08-23 Nikon Corporation Illumination optical apparatus and projection exposure apparatus
US9678437B2 (en) 2003-04-09 2017-06-13 Nikon Corporation Illumination optical apparatus having distribution changing member to change light amount and polarization member to set polarization in circumference direction
US9678332B2 (en) 2007-11-06 2017-06-13 Nikon Corporation Illumination apparatus, illumination method, exposure apparatus, and device manufacturing method
US9703213B2 (en) 2011-09-12 2017-07-11 Mapper Lithography Ip B.V. Substrate processing apparatus
JP2017173140A (ja) * 2016-03-24 2017-09-28 住友重機械工業株式会社 保持具およびステージ装置
US9885872B2 (en) 2003-11-20 2018-02-06 Nikon Corporation Illumination optical apparatus, exposure apparatus, and exposure method with optical integrator and polarization member that changes polarization state of light
US9891539B2 (en) 2005-05-12 2018-02-13 Nikon Corporation Projection optical system, exposure apparatus, and exposure method
US10101666B2 (en) 2007-10-12 2018-10-16 Nikon Corporation Illumination optical apparatus, exposure apparatus, and device manufacturing method

Cited By (41)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9885959B2 (en) 2003-04-09 2018-02-06 Nikon Corporation Illumination optical apparatus having deflecting member, lens, polarization member to set polarization in circumference direction, and optical integrator
US9678437B2 (en) 2003-04-09 2017-06-13 Nikon Corporation Illumination optical apparatus having distribution changing member to change light amount and polarization member to set polarization in circumference direction
US7236228B2 (en) 2003-07-08 2007-06-26 Canon Kabushiki Kaisha Exposure apparatus
US9423698B2 (en) 2003-10-28 2016-08-23 Nikon Corporation Illumination optical apparatus and projection exposure apparatus
US9760014B2 (en) 2003-10-28 2017-09-12 Nikon Corporation Illumination optical apparatus and projection exposure apparatus
US10281632B2 (en) 2003-11-20 2019-05-07 Nikon Corporation Illumination optical apparatus, exposure apparatus, and exposure method with optical member with optical rotatory power to rotate linear polarization direction
US9885872B2 (en) 2003-11-20 2018-02-06 Nikon Corporation Illumination optical apparatus, exposure apparatus, and exposure method with optical integrator and polarization member that changes polarization state of light
JP2005203483A (ja) * 2004-01-14 2005-07-28 Nikon Corp ステージ装置及び露光装置
JP4586367B2 (ja) * 2004-01-14 2010-11-24 株式会社ニコン ステージ装置及び露光装置
US20130271945A1 (en) 2004-02-06 2013-10-17 Nikon Corporation Polarization-modulating element, illumination optical apparatus, exposure apparatus, and exposure method
US10234770B2 (en) 2004-02-06 2019-03-19 Nikon Corporation Polarization-modulating element, illumination optical apparatus, exposure apparatus, and exposure method
US10241417B2 (en) 2004-02-06 2019-03-26 Nikon Corporation Polarization-modulating element, illumination optical apparatus, exposure apparatus, and exposure method
US10007194B2 (en) 2004-02-06 2018-06-26 Nikon Corporation Polarization-modulating element, illumination optical apparatus, exposure apparatus, and exposure method
WO2005122242A1 (ja) * 2004-06-07 2005-12-22 Nikon Corporation ステージ装置、露光装置及び露光方法
JP2011077528A (ja) * 2004-06-07 2011-04-14 Nikon Corp ステージ装置、露光装置及び露光方法
US8325326B2 (en) 2004-06-07 2012-12-04 Nikon Corporation Stage unit, exposure apparatus, and exposure method
JP4655039B2 (ja) * 2004-06-07 2011-03-23 株式会社ニコン ステージ装置、露光装置及び露光方法
JPWO2005122242A1 (ja) * 2004-06-07 2008-04-10 株式会社ニコン ステージ装置、露光装置及び露光方法
JP4677267B2 (ja) * 2005-04-04 2011-04-27 キヤノン株式会社 平面ステージ装置及び露光装置
JP2006287122A (ja) * 2005-04-04 2006-10-19 Canon Inc 平面ステージ装置及び露光装置
US9891539B2 (en) 2005-05-12 2018-02-13 Nikon Corporation Projection optical system, exposure apparatus, and exposure method
WO2007049604A1 (ja) * 2005-10-24 2007-05-03 Nikon Corporation 用力伝送装置、ステージ装置、露光装置、及びデバイス製造方法
JPWO2007049604A1 (ja) * 2005-10-24 2009-04-30 株式会社ニコン 用力伝送装置、ステージ装置、露光装置、及びデバイス製造方法
JP2007305778A (ja) * 2006-05-11 2007-11-22 Nikon Corp ステージ装置、露光装置、デバイスの製造方法、配線方法
JP2008042201A (ja) * 2006-08-08 2008-02-21 Asml Netherlands Bv ケーブル接続、ケーブル接続用の制御システム、およびケーブル接続を経て振動が第1の対象から第2の対象へと伝達されることを軽減する方法
US8743344B2 (en) 2006-08-08 2014-06-03 Asml Netherlands B.V. Cable connection, control system, and method to decrease the passing on of vibrations from a first object to a second object
JP4636034B2 (ja) * 2007-02-15 2011-02-23 株式会社安川電機 可動テーブルの制御装置およびそれを備えた可動テーブル装置
JP2008198134A (ja) * 2007-02-15 2008-08-28 Yaskawa Electric Corp 可動テーブルの制御装置およびそれを備えた可動テーブル装置
US10101666B2 (en) 2007-10-12 2018-10-16 Nikon Corporation Illumination optical apparatus, exposure apparatus, and device manufacturing method
US9341954B2 (en) 2007-10-24 2016-05-17 Nikon Corporation Optical unit, illumination optical apparatus, exposure apparatus, and device manufacturing method
US9857599B2 (en) 2007-10-24 2018-01-02 Nikon Corporation Optical unit, illumination optical apparatus, exposure apparatus, and device manufacturing method
US9678332B2 (en) 2007-11-06 2017-06-13 Nikon Corporation Illumination apparatus, illumination method, exposure apparatus, and device manufacturing method
JP2009147322A (ja) * 2007-11-29 2009-07-02 Asml Netherlands Bv 予備成形したフレキシブル搬送ラインを有するリソグラフィ装置
US8125616B2 (en) 2007-11-29 2012-02-28 Asml Netherlands B.V. Lithographic apparatus with pre-formed flexible transportation line
US9703213B2 (en) 2011-09-12 2017-07-11 Mapper Lithography Ip B.V. Substrate processing apparatus
US10324385B2 (en) 2011-09-12 2019-06-18 Mapper Lithography Ip B.V. Substrate processing apparatus
US11181833B2 (en) 2011-09-12 2021-11-23 Asml Netherlands B.V. Substrate processing apparatus
NL2010502A (en) * 2012-09-12 2014-03-18 Mapper Lithography Ip Bv Fluid transfer system and substrate processing apparatus comprising the same.
JP2014090075A (ja) * 2012-10-30 2014-05-15 Canon Inc ステージ装置、リソグラフィ装置、および物品の製造方法
JP2017173140A (ja) * 2016-03-24 2017-09-28 住友重機械工業株式会社 保持具およびステージ装置
JP6990965B2 (ja) 2016-03-24 2022-01-12 住友重機械工業株式会社 保持具およびステージ装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002198284A (ja) ステージ装置および露光装置
KR100855527B1 (ko) 유지장치, 유지방법, 노광장치 및 디바이스 제조방법
JP4586367B2 (ja) ステージ装置及び露光装置
JP5618163B2 (ja) 露光装置
WO2001027978A1 (fr) Substrat, dispositif a etage, procede d'attaque d'etage, systeme d'exposition et procede d'exposition
KR20020009483A (ko) 스테이지 장치 및 노광장치
KR101010043B1 (ko) 스테이지 장치 및 노광 장치
JP4905135B2 (ja) ステージ装置及び露光装置
JP5348629B2 (ja) 露光装置及びデバイス製造方法
WO2003063212A1 (fr) Dispositif de platine et dispositif d'exposition
JP2002343850A (ja) ステージ装置および露光装置
JP2013217950A (ja) 移動体装置、露光装置、フラットパネルディスプレイの製造方法、及びデバイス製造方法
JP2009170504A (ja) ステージ装置及び露光装置
JP2011244608A (ja) リニアモータ、移動体装置、露光装置、デバイス製造方法、及びフラットパネルディスプレイの製造方法
JP2002198285A (ja) ステージ装置およびその制振方法並びに露光装置
JP2002217082A (ja) ステージ装置及び露光装置
JP5233483B2 (ja) ステージ装置及び露光装置並びにデバイス製造方法
JP2002175963A (ja) ステージ装置とその位置制御方法および露光装置並びに露光方法
JPWO2005074015A1 (ja) 板部材の支持方法、板部材支持装置、ステージ装置、露光装置、及びデバイスの製造方法
TW514983B (en) Stage device and exposure device
JP2002198286A (ja) 露光装置
JP2001345256A (ja) ステージ装置および露光装置
JP2011108983A (ja) 多関節型アーム装置及びステージ装置並びに露光装置
JP2002134387A (ja) ステージ装置および露光装置
JP6573131B2 (ja) 移動体装置、露光装置、フラットパネルディスプレイの製造方法、及びデバイス製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20080304