JP2002173071A - ピリオンステップ構造 - Google Patents

ピリオンステップ構造

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JP2002173071A JP2000403914A JP2000403914A JP2002173071A JP 2002173071 A JP2002173071 A JP 2002173071A JP 2000403914 A JP2000403914 A JP 2000403914A JP 2000403914 A JP2000403914 A JP 2000403914A JP 2002173071 A JP2002173071 A JP 2002173071A
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Naoki Henda
直樹 邊田
Hiroshi Shirakawa
浩 白川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ピリオンステップを収納式とし、かつライダー
が着座したままで収納操作しやすくする。 【構成】 車体フレームへ取付けられたステップフレー
ム41の頂部にボス42を設け、これに前上がりに傾斜
する回動中心軸60を介してピリオンステップ17を回
動自在に取付ける。ピリオンステップ17は足の略中央
を乗せる程度の幅を有する板状部材であり、踏ん張りや
すくなっている。収納時のピリオンステップ17はフロ
アパネル12の後端部に形成された後端延出部70と重
なるようになっており、後端延出部12aはピリオンス
テップ17と略同形で、段差部61を介して延長下部6
3より内側へ引き込んでおり、段差部61にはボス42
を出させるための開口部62を後方へ開放して設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、二人乗り可能な
自動2輪車に設けられる同乗者用のステップであるピリ
オンステップの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】特公平4−90815号には、板状で足
全体を乗せることができる大きさのピリオンステップを
シートの前席下方における車体側部へ略水平に固定した
自動2輪車が示されている。板状のステップはバー状に
対して足を置き易く自由度が高いという利点がある。ま
た、ピリオンステップを車体前後方向に延びる回動中心
軸を中心にして折り畳み自在としたものも公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところでピリオンステ
ップは、同乗者がいないとき収納できるように回動自在
にするが、ピリオンステップを収納するとき前席のライ
ダーが着座したままで回動させることができるようにす
ることが望まれる。しかし回動自在であっても上記従来
例のように回動中心軸が水平であると、ライダーが着座
したままではピリオンステップを収納しにくい。さらに
同乗者側では減速時などのときピリオンステップが板状
でかつその面が水平であると踏ん張りにくい。そこで本
願発明はこのような問題点の解決を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本願発明に係るピリオンステップ構造は、車体側部に収
納状態と使用状態の間で回動自在に設けられる板状のピ
リオンステップにおいて、このピリオンステップの回動
中心軸を水平面に対して前上がりに傾斜させたことを特
徴とする。
【0005】また、収納時の前記ピリオンステップに対
向面する位置までステップフロアを延出させることもで
きる。この場合、前記回動中心軸を車体フレームより延
出するボス部に設け、このボス部が外側へ突出する開口
部を前記ステップフロアに設けるとともに、この開口部
を車体後方へ開放させることもできる。さらに前記ステ
ップフロアの延出部にける前記ピリオンステップに対面
する部位の形状を、収納時のピリオンステップと略同等
の形状にすることもできる。
【0006】
【発明の効果】本願発明のピリオンステップは、ステッ
プを板状の収納式とし、同乗者の足乗せにおける自由度
を高くしながらも、前上がりに傾斜する軸線に対して回
動自在になっているから、同乗者がいなくてピリオンス
テップを収納しようとするとき、ライダーは前席へ着座
したままで足により前方からパッセンジャーステップを
押仕上げることにより容易に収納できるため操作性が向
上する。
【0007】しかも回動中心軸を前上がりに傾斜させた
ことにより、減速時等において同乗者が足に力を加える
とき、ピリオンステップの足に対する支持面をほぼ直角
に近くできるから、踏ん張り易くなる。
【0008】また、収納時のピリオンステップに対面す
る位置までステップフロアを延長させたので、収納状態
をステップフロアと一体感のある外観にでき、外観を良
好にする。そのうえ、ステップフロアのピリオンステッ
プが収納時に対面する部分をピリオンステップと略同形
にすれば、さらに収納時の一体感を強めて外観性をより
向上させることができる。
【0009】さらに、ステップフロアの後端部にピリオ
ンステップを取付けるためのボス部が突出する開口部を
設け、この開口部を車体後方へ開放したので、ステップ
フロアを車体へ取付けるとき、ボス部のみを外側に出し
て他のフレーム部は内側に覆った状態で容易に取付けで
きるから、作業性がよく、かつ外観性も良好になる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて実施例を説
明する。図1は本実施例の適用された自動2輪車の外観
側面図、図2はその平面図、図3は車体カバー内側にお
ける主要部品のレイアウトを示す車体前半側側面図、図
4は図3に続く車体後半側側面図、図5は車体カバー内
側における主要部品のレイアウトを示す車体前半側平面
図、図6は図5に続く車体後半側平面図、図7は車体カ
バーの一部を切り欠いてエンジン回りを示す図、図8は
車体フレームの概略構成を示す斜視図、図9はその平面
図、図10はフロア下に設けられるフロアトレーの斜視
図である。
【0011】まず本実施例の適用される自動2輪車の全
体構造について概説する。図1に示すように、この自動
2輪車は大径の前輪1及び後輪2を採用したスクータ型
車両であり、フロントフォーク3の上部は、フロントカ
バー4とレッグシールド5で前後から覆われ、フロント
カバー4の前面中央部には、ラジエタの冷却風を取り込
むための空気取入口6、その左右にウインカ7が設けら
れ、レッグシールド5の左右両側にはラジエタの温排風
を外部へ排出するための排風口8が設けられている。
【0012】フロントカバー4は、前輪1の上方に位置
する本体部4aとその下部に接続して前輪1の後方を斜
め下がり後方へ延びるフロントサイドカバー4bで構成
され略。フロントカバー4及びレッグシールド5の上方
には、ハンドル9を覆うハンドルカバー10が設けら
れ、このハンドルカバー10の前面にはヘッドライト1
1が設けられている。またハンドルカバー10の上面後
部側にはメーターパネル10aが設けられている(図
2)。
【0013】レッグシールド5の下部は低床式のステッ
プフロアを覆うフロアパネル12へ接続し、このフロア
パネル12はレッグシールド5の接続部から若干下方で
略水平に曲がって後方へ延び、ライダー(運転者)が足
を乗せるステップフロア面になっている。フロアパネル
12の後部はフロア面よりも上方へ立ち上がるリヤカバ
ー13へ接続する。
【0014】リヤカバー13は、シート14と後輪2の
前方及び上方部分の間を覆う上下方向へ開放された部材
であり、上方の開口部はシート14により開閉自在に覆
われる。シート14は二人乗り用であり、ライダー用の
前席14aとパッセンジャー(同乗者)用の後席14b
を備える。後席14bの左右両側から後方にグラブレー
ル兼キャリヤ33aが配置され、前端部をリヤカバー1
3を内側から外側へ貫通するステー33bを介して後述
する車体フレームのシートレール部へ支持されている。
【0015】リヤカバー前部13aはフロア面から前席
14aまでと上下方向幅が最も広い部分であり、その下
部に前方から左右両側面へ回り込むように形成されたメ
ンテナンスホールを着脱自在に覆うメンテナンスリッド
15が取付けられている。
【0016】フロアパネル12より下方のステップフロ
ア側面はロアーカバー16で覆われ、その前端部はフロ
ントカバー4の後端部と接続し、上部はフロアパネル1
2と接続する。本願においては便宜的に、フロントカバ
ー4、レッグシールド5及びハンドルカバー10を前部
車体カバーとし、フロアパネル12及びロアーカバー1
6をフロアカバーとし、リヤカバー13を後部車体カバ
ーとし、これらを総称して車体カバーとする。これらの
車体カバーは外観部材であってそれぞれプラスチック等
の適宜材料から形成できる。
【0017】メンテナンスリッド15はプラスチック等
の適宜材料からなる側面視略L字形をなす部材であり、
その着脱により前記リヤカバー前部13a側のメンテナ
ンスホールに対する開閉と同時に、略水平に形成された
底部がフロアパネル12に形成されたフロア側のメンテ
ナンスホール(図示省略)を開閉するようになってい
る。フロアパネル12の左右各後端部はリヤカバー前部
13aの側方を後方へ延び、斜め上がりの延長端部12
aをなし、ここにパッセンジャー用のピリオンステップ
17が収納時に重なるようになっている。
【0018】リヤカバー13の側面で前席14aの下方
かつピリオンステップ17の上方部分には平坦面18が
形成され、後端部には大型のテールライトユニット19
が側面まで回り込んで取付けられている。また、テール
ライトユニット19の近傍で後輪2の上方となる側面に
はシートロック用キー穴20が設けられている。図中の
符号21はスイング式パワーユニット、22はエアクリ
ーナ、23はリヤクッション、24はメインスタンドで
ある。
【0019】スイング式パワーユニット21は後述する
4サイクルエンジンとVベルト式変速機を備える。図中
の符号21aはクランク軸であり駆動プーリーが同軸で
配置される。21bは変速出力軸であり、被動プーリー
及び発進クラッチが同軸で配置される。21cは駆動プ
ーリーと被動プーリー間に巻き掛けられるVベルト、2
1dは後輪車軸である。
【0020】図3に示すように、車体フレーム25の前
端部に設けられたヘッドパイプ26へステアリング軸2
7が回動自在に支持され、このステアリング軸27を介
してフロントフォーク3とハンドル9が連結される。ま
た、図4に示すように車体フレーム25の中央部にスイ
ング式パワーユニット21がリンク28を介して揺動自
在に支持される。
【0021】図8及び9にも示すように、車体フレーム
25は、ヘッドパイプ26から斜め下がりに車体中心を
後方へ延びるダウン部30、その下部両側へ前端を溶接
されて斜め下がりに後方へ延びた後略水平に曲がってさ
らに後方へ延びる左右一対のフロア部31、各後端部か
ら屈曲して後輪2の前方を上方へ延びるピラー部32、
このピラー部32の上端部が溶接されるとともに、シー
ト14の下方かつ後輪2の上方を斜め上がりに後方へ延
びるシートレール部33を備える。
【0022】ダウン部30は1本だけで用いられるパイ
プ部材であり、フロア部31及びピラー部32は連続す
るパイプ部材であって左右一対で設けられる。シートレ
ール部33は左右一対で設けられるが、ピラー部32の
上端から車体前方へ延出する前方へ凸に湾曲した張り出
し部34でつながった平面視略U字状をなす単一のパイ
プ部材であり、後部側はクロスメンバ35で左右を連結
されている。シートレール部33とピラー部32の接続
部にはピボットプレート36が設けられ、ここに設けら
れたピボット部36aにより他端側でスイング式パワー
ユニット21を支持したリンク28の一端側を軸受支持
するようになっている。
【0023】左右のフロア部31の後端部間は後方へ凸
に湾曲する後クロスパイプ38で連結され、後クロスパ
イプ38の両側は左右のフロア部31の後端部下面へ溶
接されている。さらに左右のフロア部31の各外側方を
略平行に前後方向へ延びるサイドステー39が設けら
れ、各サイドステー39はそれぞれステー40a、40
bで対応するフロア部31と連結されている。また、後
ろ側のステー40bにはステップフレーム41の前端部
も締結される。
【0024】ステップフレーム41は左右それぞれのピ
ラー部32の下部に沿ってその斜め後方を上方へ凸に湾
曲して設けられるパイプ部材であり、他端側はピラー部
32の背面側へ取付けられているブラケット32a(図
7、10)へ後方から取付けられる。また、最も上方へ
突出した頂部にピリオンステップ用の取付ボス42が設
けられている。
【0025】左右のフロア部31の前端部間も前クロス
パイプ37で連結され、その中間部にダウン部30の下
端が溶接されている。これにより、左右のフロア部3
1、前クロスパイプ37及び後クロスパイプ38に囲ま
れたフロア下空間が形成されている。
【0026】再び図3乃至6により車体フレーム25と
各部品の配置関係を説明する。フロントカバー4とレッ
グシールド5に囲まれた空間内には、ヘッドパイプ26
が収容され、この前方にラジエタ43、その前方に冷却
ファン44、その下方にラジエタリザーブタンク45が
配置され、ラジエタ43の上方にホーン46が配置され
る。
【0027】ダウン部30は前輪1の後方となるフロン
トカバー4とレッグシールド5の間に配置され、フロア
部31及びサイドステー39はフロアパネル12とロア
ーカバー16で覆われる。また、左右のフロア部31、
前クロスパイプ37及び後クロスパイプ38に囲まれた
前記フロア下空間には、図9に示すフロアトレー47の
凹部48が収容され、その内部にバッテリ49a及びス
ターターリレー49bのような関連する電機部品が収容
されている。
【0028】フロアトレー47はプラスチック等の適宜
材料から形成され、凹部48の周囲部分で左右のフロア
部31、前クロスパイプ37及び後クロスパイプ38に
支持され、かつ凹部48の上方に開放された開口部はフ
ロアパネル12のメンテナンスホールに臨み、メンテナ
ンスリッド15の底部によって開閉される。
【0029】ステップフレーム42はフロアパネル12
の延出端12aで覆われ、その一部に形成された開口部
からボス42及びピリオンステップ17が外部へ出るよ
うになっている(図2)。
【0030】ピボットプレート36に支持されるスイン
グ式パワーユニット21は、その前部に水冷4サイクル
式エンジンが設けられ、このエンジンは図7に明らかな
ように、シリンダ50、シリンダヘッド51、シリンダ
ヘッドカバー52を備え、略水平に配置され、シリンダ
ヘッドカバー52、シリンダヘッド51及びその側面へ
取付けられる点火プラグ53並びにシリンダヘッド51
の吸気口へ接続する気化器54の一部がメンテナンスリ
ッド15で覆われるメンテナンスホールの開口部へ臨ん
でいる。
【0031】なお、エアクリーナ22はその前部に前方
へ突出して設けられたダクト22aより外気を吸入して
コンチューブ22bにより気化器54へ新気を供給す
る。また、シリンダヘッド51の排気口に接続された排
気管55がエンジンの下方を通って後輪側方のマフラー
56(図3)へ接続されている。さらに図2に示すよう
に、エンジン側とラジエタ43との間は車体右側に片寄
って配置された送水管57aと57bで連結され、冷却
水を循環するようになっている。
【0032】図4に示すように、張り出し部34はシリ
ンダヘッドカバー52と同程度まで前方へ延出し、ここ
に物入れ58がシートレール部33の前半部にかけて支
持され、その後方に燃料タンク59がシートレール部3
3の後段部上に支持される。さらに燃料タンク59の前
後方向中間部近傍のシートレール部33にリヤクッショ
ン23の上端部が支持されている。
【0033】次に、ピリオンステップについて説明す
る。図11はピリオンステップ17の取付部を収納状態
で示す斜視図、図12はピリオンステップ17の使用状
態を示す概略平面図である。図11に明らかなように、
ピリオンステップ17は、ステップフレーム41の頂部
に設けられたボス42に対して回動中心軸60により回
動自在に支持され、外側方へ略水平に倒したときの使用
位置と起立させた収納位置との間に回動自在である。回
動中心軸60は前上がりの傾斜を有し、ライダーが前席
14aへ座ったまま足で後ろへ押し上げることにより容
易に収納されるようになっている。
【0034】収納時のピリオンステップ17は、ステッ
プフロア12の後端延出部12aに対面する。後端延出
部12aは収納時のピリオンステップ17が重なるよ
う、車体内側へ段差をもって一段低く引き込んだ位置に
あり、かつピリオンステップ17と略同形(略3角形)
に形成されている。
【0035】後端延出部12aはピリオンステップ17
を収納するために、ステップフロア12の後部をスイン
グユニット20の側方へ重なる位置(図3)まで特別延
長したものであり、段差部61にはボス42を突出させ
るための開口部62が形成され、この開口部62は車体
後方へ開放されている(図2参照)。開口部62の下方
には、後端延出部12aより一段高く外側方へ突出する
延長下部63が設けられ、ステップフレーム41の頂部
側を覆っている。
【0036】図12は、使用状態におけるピリオンステ
ップ17の平面視形状を示し、ピリオンステップ17の
前後幅Wはパッセンジャーの足Fの長さよりも狭く、そ
の中央部分のみを乗せることができる程度になってい
る。
【0037】次に、本実施例の作用を説明する。このピ
リオンステップ17は、板状であるが収納式とし、かつ
前上がりに傾斜する軸線60に対して回動自在になって
いるから、同乗者がいなくてピリオンステップを収納し
ようとするとき、ライダーは前席14aへ着座したまま
で足により前方からピリオンステップ17を後ろ斜め上
方へ押仕上げることにより容易に収納できるため操作性
が向上する。
【0038】また、回動中心軸60を前上がりに傾斜さ
せたことにより、減速時等において足Fに力を加えると
き、ピリオンステップ17の足に対する支持面をほぼ直
角に近くできるから、踏ん張り易くなる。しかも、ピリ
オンステップ17の前後幅Wをパッセンジャーの足Fの
長さよりも狭くして足Fの中央部分のみを乗せることが
できる程度にしたので、足のピリオンステップ17に対
する当たり角度を自在に調節できる。
【0039】さらに、収納時のピリオンステップ17に
対面する位置までフロアパネル12の一部を延長させて
フロアパネルの後端延出部12aとしたので、収納状態
をフロアパネルの後端延出部12aと一体感のある外観
にでき、外観を良好にする。そのうえ、フロアパネルの
後端延出部12aのピリオンステップ17が収納時に対
面する部分をピリオンステップ17と略同形にすれば、
さらに収納時の一体感を強めて外観性をより向上させる
ことができる。
【0040】また、フロアパネル12の後端部にピリオ
ンステップ17を取付けるためのボス部42が突出する
開口部62を設け、この開口部62を車体後方へ開放し
たので、フロアパネル12を車体へ取付けるとき、ボス
部42のみを外側に出し、他のステップフレーム41等
は内側に覆った状態で容易に取付けできるから、作業性
がよく、かつ外観性も良好になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施例の適用された自動2輪車の外観側
面図
【図2】 その平面図
【図3】 車体前半側における主要部品のレイアウト
を示す側面図
【図4】 図3に続く車体後半側の側面図
【図5】 車体前半側における主要部品のレイアウト
を示す平面図
【図6】 図6に続く車体後半側の平面図
【図7】 車体カバーの一部を切り欠いてエンジン回
りを示す図
【図8】 車体フレームの斜視図
【図9】 その平面図
【図10】 フロア下に設けられるフロアトレーの斜視
【図11】 ピリオンステップ部分の取付部を示す斜視
【図12】 使用状態にあるピリオンステップの平面図
【符号の説明】
4:フロントカバー、5:レッグシールド、6:空気取
入口、8:排風口、10:ハンドルカバー、11:ヘッ
ドライト、12:フロアパネル、12a:後端延出部、
13:リヤカバー、14:シート、17:ピリオンステ
ップ、25:車体フレーム、41:ステップフレーム、
42:ボス部、60:回動中心軸、61:段差部、6
2:開口部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年12月22日(2000.12.
22)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】特公平−90815号には、板状で足
全体を乗せることができる大きさのピリオンステップを
シートの前席下方における車体側部へ略水平に固定した
自動2輪車が示されている。板状のステップはバー状に
対して足を置き易く自由度が高いという利点がある。ま
た、ピリオンステップを車体前後方向に延びる回動中心
軸を中心にして折り畳み自在としたものも公知である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体側部に収納状態と使用状態の間で回動
    自在に設けられる板状のピリオンステップにおいて、こ
    のピリオンステップの回動中心軸を水平面に対して前上
    がりに傾斜させたことを特徴とするピリオンステップ構
    造。
  2. 【請求項2】収納時の前記ピリオンステップに対向面す
    る位置までステップフロアを延出したことを特徴とする
    請求項1に記載したピリオンステップ構造。
  3. 【請求項3】前記回動中心軸は車体フレームより延出す
    るボス部に設けられ、このボス部が外側へ突出する開口
    部を前記ステップフロアに設けるとともに、この開口部
    を車体後方へ開放したことを特徴とする請求項2に記載
    したピリオンステップ構造。
  4. 【請求項4】前記ステップフロアの延出部にける前記ピ
    リオンステップに対面する部位の形状は、収納時のピリ
    オンステップと略同等の形状にしたことを特徴とする請
    求項2に記載したピリオンステップ構造。
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