JP2011063180A - 倒立振子型車両 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】基体2と、床面G上を移動可能に基体に接続され、該基体を所望する方向に移動させる移動動作部3と、該移動動作部を駆動する駆動部と、基体の左右にそれぞれ取り付けられ、搭乗者Pが該基体を跨ぎながら足部を載置するステップ部5と、基体の上部に取り付けられ、搭乗者が着座可能な着座部6と、を備え、ステップ部には、少なくとも水平方向に展開可能とされた補助ステップ部20が設けられている倒立振子型車両1を提供する。
【選択図】図2
Description
この全方向移動車両にあっては、床面に接地しながら該床面上を全方向に移動可能な移動動作部と、該移動動作部を駆動する電動モータ等を有するアクチュエータ装置と、が車両の基体に組付けられている。
しかしながら、より楽な姿勢で運転したい、或いは、全方向移動車両に乗り込む際により簡単に乗り込みたい等のニーズがあり、シート等の設置が望まれていた。そこで最近では、搭乗者(乗員)が着座できるシート等の着座部が設けられ、立ち乗りに加え、座り乗り状態で運転を行えるものも開発されている。
ところが、主に立ち乗りの場合を想定してステップ部の位置が決まっているので、座り乗りした場合に足の置き場が立ち乗り時に想定された位置に規制されてしまい、乗り難さを感じる場合があった。
(1)本発明に係る倒立振子型車両は、基体と、床面上を移動可能に前記基体に接続され、該基体を所望する方向に移動させる移動動作部と、前記基体に配設され、前記移動動作部を駆動する駆動部と、前記基体の左右にそれぞれ取り付けられ、搭乗者が該基体を跨ぎながら足部を載置するステップ部と、前記基体の上部に取り付けられ、前記搭乗者が着座可能な着座部と、を備え、前記ステップ部が、少なくとも水平方向に移動可能に取り付けられていることを特徴とする。
立ち乗りする場合には、搭乗者は基体を跨ぎながら両脚の足部をステップ部に載置して乗車する。乗車後、搭乗者が進行したい方向に上体を傾ける等して基体を傾かせると、駆動部が基体の傾きに応じて移動動作部を適宜駆動する。すると、移動動作部は、床面上を移動し、基体を搭乗者が進行したい方向に向けて移動させる。その結果、搭乗者は立ち乗り状態で基体を所望する方向に進行させることができる。
一方、座り乗りをする場合には、搭乗者は、ステップ部に足部を載置すると共に基体の上部に取り付けられている着座部に腰掛けて着座する。これにより、搭乗者は座り乗り状態で基体を所望する方向に進行させることができる。
特に、ステップ部は、少なくとも水平方向に移動可能とされている。これにより、搭乗者は、立ち乗り時と座り乗り時とで、足部を乗せる足置き場の位置をそれぞれの姿勢に応じた最適な位置に変化させることができる。従って、座り乗りの場合に、従来よりも足を楽にすることができ、窮屈さを感じることなく乗車することができる。その結果、運転性を向上することができる。
また、ステップ部は、足部の爪先側に向けて移動可能に取り付けられている。そのため、搭乗者は、座り乗りする際に、足部を立ち乗り時よりも前方に置くことができる。従って、座り乗り時に、膝から下を後側に窮屈に折り畳むのではなく、できるだけ前方に出した状態でゆったりと楽な姿勢で座ることができる。よって、乗り易さがさらに向上して、より運転し易くなる。
立ち乗りする場合には、搭乗者は基体を跨ぎながら両脚の足部をステップ部に載置して乗車する。乗車後、搭乗者が進行したい方向に上体を傾ける等して基体を傾かせると、駆動部が基体の傾きに応じて移動動作部を適宜駆動する。すると、移動動作部は、床面上を移動し、基体を搭乗者が進行したい方向に向けて移動させる。その結果、搭乗者は立ち乗り状態で基体を所望する方向に進行させることができる。
一方、座り乗りをする場合には、搭乗者は、ステップ部に足部を載置すると共に基体の上部に取り付けられている着座部に腰掛けて着座する。これにより、搭乗者は座り乗り状態で基体を所望する方向に進行させることができる。
特に、ステップ部には少なくとも水平方向に展開可能とされた補助ステップ部が設けられている。これにより、搭乗者は座り乗り状態の際に、ステップ部に加え、補助ステップ部を利用して足部を載置することができる。つまり、立ち乗り時よりも、足部を乗せる足置き場をより広範囲に確保することができ、着座した姿勢に応じた最適な位置に足部を乗せることができる。従って、座り乗りの場合に、従来よりも足を楽にすることができ、窮屈さを感じることなく乗車することができる。その結果、運転性を向上することができる。
また、補助ステップ部は、足部の爪先側に向けて展開可能にステップ部に設けられている。そのため、搭乗者は、座り乗りする際に、足部を立ち乗り時よりも前方に置くことができる。従って、座り乗り時に、膝から下を後側に窮屈に折り畳むのではなく、できるだけ前方に出した状態でゆったりと楽な姿勢で座ることができる。よって、乗り易さがさらに向上して、より運転し易くなる。
また、持ち運びする際に、着座部やステップ部に干渉することなく、またこれらを気にすることなく持ち運びできる。従って、この点においても扱い易く、利便性を高めることができる。
本実施形態の倒立振子型車両1は、図1及び図2に示すように、搭乗者Pが立ち乗り状態或いは座り乗り状態のいずれの状態であっても運転することが可能とされ、床面G上を所望する方向に移動する全方向移動車両である。
なお、図1は、立ち乗り状態で運転している最中の斜視図である。図2は、座り乗り状態で運転している最中の斜視図である。
従って、図1においては、「前」とは紙面に対して左斜め下方向をいい、「後」とは紙面に対して右斜め上方向をいうものとする。また、「右」とは紙面に対して左斜め上方向をいい、「左」とは紙面に対して右斜め下方向をいうものとする。また、「上」とは紙面に対して上方向をいい、「下」とは紙面に対して下方向をいうものとする。また、「前」と「後」とを結ぶ方向を前後方向L1といい、「左」と「右」とを結ぶ方向を左右方向L2といい、「上」と「下」とを結ぶ方向を上下方向L3という。
下部フレーム10内には、図5に示すように、車輪体3及びアクチュエータ装置4が内蔵されている。車輪体3は、下部フレーム10の下端部に形成された開口部10aを通じて外部に露出し、床面Gに接地するようになっている。なお、これら車輪体3及びアクチュエータ装置4に関しては、後に詳細に説明する。
詳細に説明すると、下部フレーム10の側面部には、ステップ部5を収納するための収納凹部15が縦長状に凹み形成されている。この収納凹部15は、図6に示すように、車両1を後傾(上部フレーム11を下部フレーム10よりも後方に倒した状態)させた際に、上下方向に沿って縦長状となるように形成されている。そして、この収納凹部15内に収まるように、ステップ部5とストッパ16とが配設されている。
これにより、ステップ部5は、収納凹部15内に収納された収納状態から、右側及び左側にそれぞれ張り出すオープン状態の間で、回動自在とされている。
そのため、搭乗者Pがこのステップ部5を利用して立ち乗り状態又は座り乗り状態のいずれの状態で運転する場合であっても、搭乗者Pの重心位置がこの車両軸線T上に一致し易くなっている。
また、車輪体3の接地点Sの略真上にステップ部5が位置するので、この点においても搭乗者Pが非常にバランスを取り易く、運転し易い設計とされている。
この補助ステップ部20について、図7から図11を参照しながら詳細に説明する。なお、図7は、図4に示すステップ部5の拡大斜視図である。図8は、図7に示すステップ部5を矢印D方向から見た上面図である。図9は、図7に示す状態から補助ステップ部20を前方に向けて回動させた状態を示す斜視図である。図10は、図9に示す状態から補助ステップ部20をさらに回動させ、前方に展開させた状態を示す斜視図である。
そして、補助ステップ部20は、略180度の回動角度で回動するように設計されている。これにより、補助ステップ部20は、図7及び図8に示すように、ステップ部5の3つのフレーム5a、5b、5c内に囲まれた空間内に収まった状態から、図9に示す状態を経由して、図10に示すように裏返しになった状態まで回動するようになっている。
なお、この裏返しになった面20aが、補助ステップ部20のステップ面であり、凹凸のない平坦な面とされている。但し、このステップ面に若干の凹凸を形成し、滑り止め機能を発揮させるようにしても構わない。
これにより、補助ステップ部20を図10に示すように前方展開した際に、パターン部24が第2凹み部23に嵌合すると共に、全体形状が第1凹み部22に嵌合する。従って、補助ステップ部20は、非常に安定した状態でステップ部5の前方側フレーム上に重なり、がたつき等が生じ難い設計とされている。
上部フレーム11の最上部には、上方に引き出し可能な取手部30が取り付けられている。この取手部30は、前後方向L1に延在し、且つ、上部フレーム11の外形に合わせて湾曲するように形成されており、複数のロッド部31を介して上部フレーム11に連結されている。これら複数のロッド部31は、上下方向L3に移動自在に上部フレーム11に固定されており、取手部30の引き出しに応じて上方移動すると共に、取手部30の押し込みに応じて下方移動するようになっている。
このように、上部フレーム11に引き出し可能な取手部30が設けられているので、未使用時等の段階で取手部30を利用して車両1を容易に持ち運びできるように設計されている。
詳細に説明すると、まず、上部フレーム11には、左右方向L2に貫通する平面視円形状の収納室33が形成されており、この収納室33を利用して図3に示すように着座部6を収納することが可能とされている。
シート面35aは、着座した際のフィット感を高めるために、周縁よりも中央部が凹むように滑らかに湾曲している。また、周面35cは、着座部6を収納室33に収納した際に上部フレーム11に隙間なく接するように、滑らかな湾曲を描くR形状に形成されている。
回動体37は、前後方向L1に隣接して並んだ状態で配設されると共に、前後方向L1に軸方向が向いた回動軸38に軸支されている。この回動体37には上記挿入部37aが一体的に形成されており、該挿入部37aを略90度の範囲内で回動させることができるようになっている。これにより、着座部6は、図3に示すように収納室33に収まった状態から、図4に示すようにシート部35が左右方向L2にそれぞれ跳ね上がり上部フレーム11の最上部よりも高い位置でシート部35が略水平となる状態まで可動するようになっている。
なお、図12は、図5に示す車輪体3及びアクチュエータ装置4を斜め下側から見た斜視図である。図13は、図5に示す車輪体3の斜視図である。図14は、図5に示す車輪体3とフリーローラ43との関係を示す図であって、車輪体3を側方から見た図である。図15は、図5に示す車輪体3とフリーローラ43との関係を示す図であって、車輪体3を上方から見た図である。
なお、車輪体3の外表面にグリッド溝が形成されていても良い。このような場合には、厳密に言うと車輪体3の横断面形状が円形にはならないが、車輪体3の横断面形状は上記C1を中心として回転可能であれば良く、ここではグリッド溝が形成されているようなものも、まとめて円形という。
そして、車輪体3は、アクチュエータ装置4による駆動によって、図13の矢印Y2で示す如く車輪体3の軸心C2回りに回転する動作(即ち、床面G上を輪転する動作)と、車輪体3の横断面中心C1回りに回転する動作と、をそれぞれ行なうことが可能である。その結果、車輪体3は、それらの回転動作の複合動作によって、床面G上を全方向に移動することが可能となっている。
電動モータ41は、それぞれのハウジングが下部フレーム10を構成する図示しない骨組に各々取付けられている。なお、図示は省略するが、電動モータ41の電源(蓄電器)は、基体2の適所に搭載されている。
回転部材40のテーパ外周面40aの周囲には、回転部材40と同心の円周上に等間隔で並ぶようにして、複数のフリーローラ43が配列されている。そして、これらのフリーローラ43は、それぞれ、ブラケット44を介してテーパ外周面40aに取付けられ、該ブラケット44に回転自在に支承されている。
図14及び図15に示すように、各フリーローラ43の軸心C3は、車輪体3の軸心C2の軸方向から見て、少なくとも車輪体3の径方向に対してある角度(図14に示す角度α)を持って傾いていると同時に、車輪体3の内周側から径方向に見て、車輪体3の横断面中心C1に対してある角度(図15に示す角度β1、β2)を持って傾いている。このような三次元的な軸線の傾きは、喩えると、ある角度の円錐面上に置かれた「はす歯傘歯車」の歯の傾きに似ている。
なお、傾斜角度αは、0度ではなく、角度β1、β2は何れも90度でないことが必要である。
なお、フリーローラ43は、その一方だけが三次元的に傾いていれば良く、他方は車輪体3の回転方向に対して平行であっても良い。また、上述した摩擦力が最大限発揮されるように、フリーローラ43と車輪体3との接触面には、適度な凹凸加工や粗面加工を施しておくと良い。
はじめに、本実施形態の車両1においては、基体2にステップ部5及び着座部6がそれぞれ取り付けられているので、立ち乗り状態及び座り乗り状態のいずれの状態であっても運転することが可能である。
この場合には、図3に示すように、下部フレーム10の収納凹部15内に収納されているステップ部5を略90度回動させて収納凹部15から引き出し、図1に示すように左右に張り出させる。この際、左右のステップ部5は、略90度回動した時点でストッパ16に当たるので、ステップ面が床面Gに対して略平行な状態で姿勢が安定する。
なお、立ち乗りの段階では、補助ステップ部20を作動させる必要はない。
そして、立ち乗りした後、搭乗者Pの体重移動等に起因する基体2の傾きに応じて、アクチュエータ装置4が車輪体3を駆動する。
具体的には、図16に示すように前方に傾斜している基体2を、搭乗者Pが上体を傾ける等の体重移動によってさらに前方に傾斜させた場合には、車両1が前方に移動するように、アクチュエータ装置4が車輪体3を駆動する。
同様に、搭乗者Pが上体を傾ける等の体重移動によって基体2を後方、右側或いは左側に傾斜させた場合には、基体2がそれぞれ傾いた方向に車両1が移動するように、アクチュエータ装置4が車輪体3を駆動する。
まず、搭乗者Pが体重移動によって基体2を前後方向L1に傾けた場合、電動モータ41はそれぞれ、回転部材40を同方向に等速度で回転駆動する。すると、車輪体3は、回転部材40と同方向に軸心C2回りに回転することとなる。その結果、車輪体3が床面G上を前後方向L1に輪転するので、車両1を前後方向L1に移動させることができる。
なお、この場合、車輪体3はその横断面中心C1回りには回転しない。
なお、この場合、車輪体3はその軸心C2回りには回転しない。
なお、この場合の車輪体3の移動方向は、回転部材40の回転方向を含めた回転速度(回転方向に応じて極性が定義された回転速度ベクトル)の差に依存して変化するものとなる。
特に、ステップ部5には、ステップ面に平行な方向である水平方向に展開可能とされた補助ステップ部20が設けられている。これにより、搭乗者Pは、座り乗り状態の際に、ステップ部5に加え、補助ステップ部20を利用して足部を載置することができる。つまり、立ち乗り時よりも、足部を乗せる足置き場を広範囲に確保することができ、着座した姿勢に応じた最適な位置に足部を乗せることができる。
従って、座り乗りの場合に、従来よりも足を楽にすることができ、窮屈さを感じることなく乗車することができる。従って、座り乗り状態での運転性を向上することができる。
また、図3に示すように、着座部6に加え、ステップ部5に関しても基体2に収納することができるので、未使用時や保管時等に車両1をコンパクトにすることができる。従って、狭いスペースであっても保管等を行うことができ、利便性を向上することができる。また、持ち運びする際に、着座部6やステップ部5に干渉することなく、またこれらを気にすることなく持ち運びできる。従って、この点においても扱い易く、利便性を高めることができる。
また、補助ステップ部20を回動させることで前方に展開したが、この場合に限定されず、例えば補助ステップ部20をスライド移動によりステップ部5から引き出すことで、前方に展開させても構わない。
この場合であっても、立ち乗り時と座り乗り時とでステップ部5の位置を変えることで、足部を乗せる足置き場の位置をそれぞれの姿勢に応じた最適な位置に変化させることができる。従って、座り乗り時の場合に、従来よりも足を楽にすることができ、窮屈さを感じることなく乗車することができる。従って、上記実施形態と同様に、車両1の運転性を向上することができる。
例えば、図18及び図19に示すように、円環軸体51と、この円環軸体51に各々円環軸体51の接線方向軸線回りに回転可能に取り付けられ、駆動力を作用させる対象物に接触する複数のスリーブ52と、で構成された車輪体50を移動動作部としても構わない。
G2…車両重心
T…車両軸線T
1…倒立振子型車両
2…基体
3、50…車輪体(移動動作部)
4…アクチュエータ装置(駆動部)
5…ステップ部
6…着座部
20…補助ステップ部
Claims (6)
- 基体と、
床面上を移動可能に前記基体に接続され、該基体を所望する方向に移動させる移動動作部と、
前記基体に配設され、前記移動動作部を駆動する駆動部と、
前記基体の左右にそれぞれ取り付けられ、搭乗者が該基体を跨ぎながら足部を載置するステップ部と、
前記基体の上部に取り付けられ、前記搭乗者が着座可能な着座部と、を備え、
前記ステップ部は、少なくとも水平方向に移動可能に取り付けられていることを特徴とする倒立振子型車両。 - 請求項1に記載の倒立振子型車両において、
前記ステップ部は、前記基体を側面視した際、前記移動動作部の重心と車両全体の重心とを結ぶ車両軸線に対して交わるように取り付けられていると共に、前記足部の爪先側に向けて移動可能に取り付けられていることを特徴とする倒立振子型車両。 - 基体と、
床面上を移動可能に前記基体に接続され、該基体を所望する方向に移動させる移動動作部と、
前記基体に配設され、前記移動動作部を駆動する駆動部と、
前記基体の左右にそれぞれ取り付けられ、搭乗者が該基体を跨ぎながら足部を載置するステップ部と、
前記基体の上部に取り付けられ、前記搭乗者が着座可能な着座部と、を備え、
前記ステップ部には、少なくとも水平方向に展開可能とされた補助ステップが設けられていることを特徴とする倒立振子型車両。 - 請求項3に記載の倒立振子型車両において、
前記ステップ部は、前記基体を側面視した際、前記移動動作部の重心と車両全体の重心とを結ぶ車両軸線に対して交わるように取り付けられ、
前記補助ステップ部は、前記足部の爪先側に向けて展開可能に前記ステップ部に設けられていることを特徴とする倒立振子型車両。 - 請求項1から4のいずれか1項に記載の倒立振子型車両において、
前記着座部は、前記基体に収納可能に取り付けられていることを特徴とする倒立振子型車両。 - 請求項5に記載の倒立振子型車両において、
前記ステップ部は、前記基体に収納可能に取り付けられていることを特徴とする倒立振子型車両。
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