JP2002167811A - 旋回作業機の油圧回路 - Google Patents

旋回作業機の油圧回路

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JP2002167811A
JP2002167811A JP2000363210A JP2000363210A JP2002167811A JP 2002167811 A JP2002167811 A JP 2002167811A JP 2000363210 A JP2000363210 A JP 2000363210A JP 2000363210 A JP2000363210 A JP 2000363210A JP 2002167811 A JP2002167811 A JP 2002167811A
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JP
Japan
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valve
control
control valve
pilot
turning
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JP2000363210A
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English (en)
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Shiro Watanabe
史郎 渡辺
Keiichiro Yamamoto
桂一郎 山本
Hidetoshi Sugimoto
豪利 杉本
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 旋回動作とスイング動作とを切換えるとき、
個々の切換弁を採用していたので部品点数が多くなって
いた。 【解決手段】 2つの制御弁をひとつの切換弁によって
作動させている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、旋回作業機の油圧
回路に係り、より具体的には、旋回作業機の複数の制御
弁を、レバー操作されるパイロット弁で制御するパイロ
ット用油圧回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】バックホー等の土木・建設用の旋回作業
機では、走行機台上に旋回自在に支持された旋回台の前
部にブーム、アーム及び作業具等を有するバックホー作
業装置を、後部にエンジンをそれぞれ搭載し、走行モー
タ、旋回モータ、ブームシリンダ、アームシリンダ及び
作業具シリンダ等のアクチュエータを制御する制御弁を
旋回台の左右一側前部に配置し、かつ制御弁を操作する
パイロット弁を運転部に設けており、エンジンで複数個
の油圧ポンプを駆動して、前記制御弁及びパイロット弁
へ圧油を供給している。
【0003】前記制御弁は、多数個を前後直列連結して
旋回台の基板上に配置され、その内のいくつかは運転部
の一対のパイロット弁をレバー操作することによって制
御されており、旋回台後部の油圧ポンプと前上部のパイ
ロット弁との間にはアンロード弁、オフセット切換え弁
等が、パイロット弁と制御弁との間にはパイロット油路
切換え弁、ストップ弁等が、設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術では、旋
回動作(旋回台の縦軸心廻りに回動をいい、正逆動作さ
れる)とスイング動作(バックホー作業装置の左右方向
の回動をいい、正逆動作される)をひとつの操作レバー
で操作するためパイロット弁と制御弁との間に2つのパ
イロット油圧切換弁を装着し、例えば旋回作業中に不測
に切り換えた場合でも旋回が止まるようにタンク回路へ
のドレン回路を形成して安全対策を図っていた。
【0005】しかしながら、パイロット油圧切換弁を2
つ装着するのはコスト高であり、該切換弁が電磁弁であ
るときには、コストアップとなる傾向が顕著であった。
本発明は、パイロット油圧切換弁をひとつで構成しても
2つの制御弁を操作可能としてコンパクトに設計可能で
かつコストダウンを図ることが目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、旋回作業機の
複数の制御弁を、レバー操作されるパイロット弁で制御
するパイロット用油圧回路において、前述の目的を達成
するために、次の技術的手段を講じている。すなわち、
請求項1に係る旋回作業機の油圧回路は、ひとつのパイ
ロット弁でひとつの切換弁を切換えて2つの制御弁を制
御していることを特徴とするものである。
【0007】このように、切換弁はひとつであることか
ら、コストダウンを図れるし、コンパクトな設計が可能
となる。本発明においては、前記切換弁には、この切換
時に閉鎖側の制御弁の圧を抜くドレン回路を備えている
ことが推奨される(請求項2)。このように構成するこ
とによって、不意(不測)に切替えが行われても作動が
継続するのが防止されるのである。本発明においては、
前記2つの制御弁は異種動作するものであれば任意であ
るが、一方が旋回用制御弁であり、他方がスイング用制
御弁であることが推奨される(請求項3)。
【0008】これは、旋回台の旋回動作とバックホー作
業装置のスイング動作とが関係性をもって操作されるか
らであり、ここでスイング動作は、オフセット動作を含
むものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態について説明する。図1(1)は本発明に係る油
圧回路を採用するバックホーで例示する旋回作業機1の
全体を示し、図1(2)はその操縦台装置2を示してい
る。図1(1)において、旋回作業機1は左右のクロー
ラー形走行装置3を備え旋回軸受4を介して縦軸心X廻
りに旋回(正逆転可能で360°回転可能)自在な旋回
機体5が支持されている。
【0010】左右のクローラ形走行装置3は、トラック
フレーム6の前後に備えた駆動スプロケット7Aとアイ
ドラ7Bとにゴム履帯7Cをエンドレスに掛架して構成
され、左右の駆動スプロケット7Aは油圧モータ(走行
モータ)によって正逆転自在である。旋回機体5には、
エンジン8が搭載され、このエンジン8はボンネット9
で覆われており、操縦台装置2と運転席10を備え、こ
の運転操縦装置はキャビン11によって包囲されてい
る。
【0011】旋回機体5の前部には、作業装置12が装
備されており、この作業装置12には、旋回機体5に縦
軸心廻りに回動自在として支持されているスイングブラ
ケット13と、このブラケット13に基部(下端)が横
軸廻りに回動自在として枢着されたブーム14と、この
ブーム14の先端に屈伸自在として枢着されたアーム1
5と、このアーム15に備えたバケット16を備えて構
成され、それぞれブームシリンダ17、アームシリンダ
18、バケットシリンダ19等で駆動可能であり、左右
のクローラ形走行装置間にはドーザー装置20を備えて
いる。
【0012】操縦台装置2は、操縦塔21に左右の操作
レバー22L,22Rで操作されるパイロット弁23
L,23Rを備えて主構成されており、運転席10から
手動操作可能である。図2を参照すると油圧回路の全体
構成が例示されており、この油圧回路は左右の走行モー
タ24L,24R,旋回モータ25,トーザシリンダ2
6,スイングシリンダ27,アームシリンダ18,ブー
ムシリンダ17,バケットシリンダ19をそれぞれ制御
する制御弁装置28を有する。この制御弁装置28は図
1(1)で示すように、旋回機体5に内蔵されている。
【0013】制御弁装置28は、エンジン8によって駆
動される複数のポンプPの高圧油路(パイプ,ホース等
を含む)に連通しているとともに低圧回路を介してオイ
ルタンク29に接続されている。制御装置28は、直進
走行制御弁28−1,旋回モータ制御弁28−2,ドー
ザー制御弁28−3,スイング制御弁28−4,サービ
スポート制御弁28−5,アーム制御弁28−6,ブー
ム制御弁28−7,28−8,走行モータ制御弁28−
9,28−10,バケット制御弁28−11で構成され
ており電磁切換式,手動又は足動切換式のスプールを有
している。
【0014】制御弁装置28は前述した各制御弁の多数
個を前後左右又は上下に直列連結して一体物の制御弁群
にしている。制御弁装置28における各制御弁はスプー
ルを軸方向に指動することによって、高圧油路を一対の
作動油路の一方に断接するものであり、各制御弁のいく
つかはパイロット油圧で作動され、他はペダル又はレバ
ーでリンク等の作動手段を介して作動される。パイロッ
ト油圧で作動される制御弁は、例えば、旋回用制御弁2
8−2,スイング制御弁28−4,アーム制御弁28−
6,ブーム制御弁28−7,28−8等であり、左右一
対の操作レバー22L,22Rによって操作されるパイ
ロット弁23L,23Rからパイロット油が供給可能と
なっている。
【0015】本発明においてはひとつのパイロット弁2
3Lでひとつの切換弁30を切換えて2つの制御弁,実
施の形態では旋回用制御弁28−2とスイング制御弁2
8−4を制御するようになっている。図3及び図4は、
図2に示した油圧回路を左右で一部重複して拡大して示
してあり、図2〜図4において破線がパイロット油圧を
示しており、左右のパイロット弁23L,23Rにはポ
ンプPからの油圧がサプライユニット弁31を介して供
給可能である。
【0016】図2〜図5で示すように、切換弁30は2
位置切換え可能な電磁弁であって2位置のそれぞれには
ドレン回路が形成されており、操作レバー23Lの操作
によって旋回用制御弁28−2とスイング制御弁28−
4にそれぞれパイロット油を切換えて供給可能とされて
いて、この切換弁30にはこの切換時(実施の形態で
は、旋回用制御弁とスイング制御弁)に閉鎖側の制御弁
の圧を抜くドレン回路を備えている。すなわち、例えば
旋回作業中において旋回用制御弁28−2にパイロット
油を供給して正逆のいずれかに旋回しているとき、スイ
ング用制御弁28−4を運転者の意思に反して不意(不
測)に切り替えたとしても旋回が止まるように(作動が
継続しないように)ドレン回路が形成されているのであ
る。
【0017】本発明の実施の形態は以上の通りであるが
種々の設計変更は可能である。例えば、旋回作業機は、
超小旋回形でも標準形であってもよく、キャビンに代替
してキャノピを付帯させたものでもこれらを付帯してい
ないものであっても良い。
【0018】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、ひ
とつのパイロット弁でひとつの切換弁を切換えて2つの
制御弁を制御しているので、切換弁の個数を節減できて
部品点数が少なくなってコンパクトに設計できるし、コ
ストダウンを図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を採用する旋回作業機を示し、(1)は
その全体側面図、(2)は操縦台装置の立面図である。
【図2】本発明の油圧回路図である。
【図3】図2を左右に分割して一部重複して示した左半
分の回路図である。
【図4】図2の右半分の回路図である。
【図5】本発明の主要部を示す回路図である。
【符号の説明】
1 旋回作業機 2 操縦台装置 22L 操作レバー 23L パイロット弁 25 旋回モータ 27 スイングシリンダ 28 制御弁 30 切換弁
フロントページの続き (72)発明者 杉本 豪利 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 Fターム(参考) 2D003 AA01 AB02 CA02 DA03 3H089 AA60 AA71 BB27 CC01 CC08 DA03 DA13 DB47 DB48 DB49 EE17 GG02 JJ01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 旋回作業機の複数の制御弁を、レバー操
    作されるパイロット弁で制御するパイロット用油圧回路
    において、ひとつのパイロット弁でひとつの切換弁を切
    換えて2つの制御弁を制御していることを特徴とする旋
    回作業機の油圧回路。
  2. 【請求項2】 前記切換弁には、この切換時に閉鎖側の
    制御弁の圧を抜くドレン回路を備えていることを特徴と
    する請求項1に記載の旋回作業機の油圧回路。
  3. 【請求項3】 前記2つの制御弁はこの一方が旋回用制
    御弁であり、他方がスイング用制御弁であることを特徴
    とする請求項1又は2に記載の旋回作業機の油圧回路。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1924367B (zh) * 2005-09-02 2010-07-21 神钢建设机械株式会社 用于工作机的液压控制器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN1924367B (zh) * 2005-09-02 2010-07-21 神钢建设机械株式会社 用于工作机的液压控制器

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