JP3076210B2 - 建設機械の油圧駆動装置 - Google Patents

建設機械の油圧駆動装置

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JP3076210B2
JP3076210B2 JP07029442A JP2944295A JP3076210B2 JP 3076210 B2 JP3076210 B2 JP 3076210B2 JP 07029442 A JP07029442 A JP 07029442A JP 2944295 A JP2944295 A JP 2944295A JP 3076210 B2 JP3076210 B2 JP 3076210B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油圧ショベル等の建設
機械に備えられ、排土板の昇降と走行との複合動作が可
能な建設機械の油圧駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】走行しながら排土板を昇降させて排土作
業を行なう油圧ショベル等の建設機械に備えられる油圧
駆動装置の構成として、従来、例えば以下のようなもの
がある。これを図3に示す。すなわち、図3において、
この油圧駆動装置は、油圧ポンプとして第1のメインポ
ンプ2、第2のメインポンプ3、排土板用ポンプ4a、
パイロットポンプ4bとを備えており、また第1のメイ
ンポンプ2から吐出される圧油によって駆動するアクチ
ュエータとして、運転席が配置され本体を形成する旋回
体を駆動する旋回モータと、走行体を形成する左側履帯
を駆動する左走行モータとを備えており、第2のメイン
ポンプ3から吐出される圧油によって駆動するアクチュ
エータとして、走行体を形成する右側履帯を駆動する右
走行モータと、フロントを形成するバケットを駆動する
バケットシリンダとを備えており、第1のメインポンプ
2から吐出される圧油と第2のメインポンプ3から吐出
される圧油とによって駆動するアクチュエータとして、
フロントを形成するブームを駆動するブームシリンダ
と、フロントを形成するアームを駆動するアームシリン
ダとを備えており、排土板用ポンプ4aから吐出される
圧油によって駆動するアクチュエータとして、排土板を
駆動する排土板用シリンダ20を備えている。
【0003】また、この油圧駆動装置においては、第1
のメインポンプ2及び第2のメインポンプ3には、各ア
クチュエータへの圧油の流れを制御するコントロールバ
ルブ5群が接続されており、さらに詳細には、第1のメ
インポンプ2に、旋回モータの駆動を制御する旋回用コ
ントロールバルブ21と、ブームシリンダの駆動を制御
するブーム用コントロールバルブ22と、アームシリン
ダの駆動を制御するアーム用コントロールバルブ23
と、左走行モータ9の駆動を制御する左走行用コントロ
ールバルブ7とがパラレルに接続されている。なお、ア
ーム用コントロールバルブ23と左走行用コントロール
バルブ7との間には、バケットに代えて例えばブレーカ
ー等のアタッチメントを取り付けて駆動する場合にその
ブレーカー等用シリンダの駆動を制御する予備コントロ
ールバルブ11がやはりパラレルに接続されている。一
方、第2のメインポンプ3には、右走行モータ8の駆動
を制御する右走行用コントロールバルブ6と、ブームシ
リンダの駆動を制御するブーム用コントロールバルブ
と、アームシリンダの駆動を制御するアーム用コントロ
ールバルブと、バケットシリンダの駆動を制御するバケ
ット用コントロールバルブとがこの順番にタンデムに接
続されている。また、排土板用ポンプ4bには、排土板
用シリンダ20の駆動を制御する排土板用コントロール
バルブ10が接続されている。
【0004】上記構成において、例えば排土板の昇降と
走行との複合操作は、左走行用コントロールバルブ7、
右走行用コントロールバルブ6、及び排土板用コントロ
ールバルブ10のそれぞれを切り換えることによって行
われる。すなわち、左走行用コントロールバルブ7の切
り換えで第1のメインポンプ2の圧油が左走行モータ9
に供給され、右走行用コントロールバルブ6の切り換え
で第2のメインポンプ3の圧油が右走行モータ8に供給
され、排土板用コントロールバルブ10の切り換えで排
土板用ポンプ4aの圧油が排土板用シリンダ20に供給
され、これにより走行体を形成する左側履帯、右側履
帯、及び排土板が駆動され、排土板の昇降と走行との複
合操作を実施することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術においては、以下のような問題点が存在す
る。すなわち排土板は、走行しながら排土板を昇降させ
て排土作業を行なうという形で使用するので、通常、排
土板の昇降と走行との複合操作において使用され、排土
板の単独操作として使用されることはほとんどない。し
たがって、排土板の使用頻度は比較的少なく、排土板用
ポンプ4aの容量はもともと比較的小さく設定されてい
ることが多い。よって、比較的高速で走行させながら排
土板の昇降を行おうとする場合には排土板用ポンプ4a
の油量が不足し、排土板の昇降速度が走行速度にうまく
マッチングせず円滑な排土作業が行えない場合があっ
た。
【0006】本発明の目的は、比較的小容量の排土板用
ポンプを備えた油圧駆動装置において、高速走行と排土
板昇降との複合操作を行う場合であっても、排土板昇降
速度を走行速度に対応して向上させ円滑な排土作業を行
うことができる構成を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によれば、第1及び第2の油圧ポンプと、前
記第1及び第2の油圧ポンプから吐出される圧油によっ
て駆動され、左右1対の走行機構をそれぞれ駆動する第
1及び第2の走行モータを含む複数のアクチュエータ
と、前記第1の油圧ポンプの吐出管路に接続され、前記
第1の走行モータに供給される圧油の流量を制御する第
1の走行用方向制御弁を含む第1の弁グループと、前記
第2の油圧ポンプの吐出管路に接続され、前記第2の走
行モータに供給される圧油の流量を制御する第2の走行
用方向制御弁を含む第2の弁グループと、第3の油圧ポ
ンプと、前記第3の油圧ポンプから吐出される圧油によ
って駆動する排土板用シリンダと、前記第3の油圧ポン
プから前記排土板用シリンダに供給される圧油の流れを
制御する排土板用方向制御弁とを有し、排土板の昇降と
走行との複合操作が可能な建設機械の油圧駆動装置にお
いて、前記排土板用シリンダが作動したかどうかを検出
する検出手段と、前記検出手段で前記排土板用シリンダ
が作動したことが検出されたときは、前記第1の油圧ポ
ンプから前記第1の弁グループに供給される圧油及び前
記第2の油圧ポンプから前記第2の弁グループに供給さ
れる圧油のうちいずれか一方の圧油の少なくとも一部
を、排土板用シリンダの圧油供給管路へ合流させて排土
板用シリンダへの圧油流量を補給し、前記検出手段で前
記排土板用シリンダが作動したことが検出されないとき
は、前記排土板用シリンダへの圧油の補給を中止する圧
油補給手段とを有することを特徴とする建設機械の油圧
駆動装置が提供される。
【0008】好ましくは、前記建設機械の油圧駆動装置
において、前記排土板用方向制御弁はパイロット圧によ
り駆動されるパイロット操作弁であり、前記検出手段は
前記排土板用方向制御弁に与えられるパイロット圧を検
出する手段であることを特徴とする建設機械の油圧駆動
装置が提供される。
【0009】また好ましくは、前記建設機械の油圧駆動
装置において、前記圧油補給手段は、前記第1及び第2
の走行用方向制御弁のうちいずれか一方の走行用方向制
御弁の圧油供給管路と前記排土板用シリンダの圧油供給
管路とを連通する第1の連通管と、前記第1の連通管上
に設けられ、前記検出手段で前記排土板用シリンダが作
動したことが検出されたときは該第1の連通管を導通さ
せ、前記検出手段で前記排土板用シリンダが作動したこ
とが検出されないときは該第1の連通管を遮断する切換
弁とを有することを特徴とする建設機械の油圧駆動装置
が提供される。
【0010】さらに好ましくは、前記建設機械の油圧駆
動装置において、前記第1及び第2の弁グループに備え
られる方向制御弁のそれぞれは、メータイン通路とメー
タアウト通路とセンタバイパス通路とを備えたセンタバ
イパス型の弁であり、前記第1及び第2の弁グループの
うちいずれか一方は、前記第1または第2の走行用方
向制御弁の上流側に、メータイン通路及びメータアウト
通路を閉止可能で、予備用アクチュエータ通路に接続可
能なセンタバイパス型の予備用方向制御弁をさらに備
え、前記予備用方向制御弁の上流側のセンタバイパス通
路に前記第1の連通管が接続されるとともに、この予備
用方向制御弁は、前記検出手段で前記排土板用シリンダ
が作動したことが検出されたときには、切り換え位置に
切り換えられてセンタバイパス通路を遮断するともに
メータイン通路及びメータアウト通路を前記予備用アク
チュエータ通路に導通させ、前記検出手段で前記排土板
用シリンダが作動したことが検出されないときは、中立
位置に切り換えられてセンタバイパス通路を導通させる
とともにメータイン通路及びメータアウト通路を遮断す
ることを特徴とする建設機械の油圧駆動装置が提供され
る。
【0011】また好ましくは、前記圧油補給手段は、前
記第1の連通管に設けられ、該第1の連通管の圧油の流
量を調整する流量調整弁をさらに有することを特徴とす
る建設機械の油圧駆動装置が提供される。
【0012】さらに好ましくは、前記建設機械の油圧駆
動装置において、前記第1及び第2の走行用方向制御弁
のうちいずれか一方の走行用方向制御弁のメータイン通
路と他方の走行用方向制御弁の圧油供給管路とを接続す
る第2の連通管と、この第2の連通管から前記第1の連
通管への圧油の流入を防止する流入防止手段とを有する
ことを特徴とする建設機械の油圧駆動装置が提供され
る。
【0013】
【作用】以上のように構成した本発明においては、オペ
レータが走行しながら排土板を昇降させて排土作業を行
うことを意図し、第1及び第2の走行用方向制御弁と排
土板用方向制御弁とを操作すると、第1及び第2の油圧
ポンプからの圧油が第1及び第2の走行用方向制御弁を
介してそれぞれ第1及び第2の走行モータに供給され、
左右の走行機構が駆動されて建設機械が走行する。と同
時に、排土板用である第3の油圧ポンプからの圧油が排
土板用方向制御弁を介して排土板用シリンダに供給さ
れ、排土板が昇降動作する。このとき、排土板用シリン
ダの作動が検出手段で検出され、これに応じ、圧油補給
手段によって第1の油圧ポンプから第1の弁グループに
供給される圧油又は第2の油圧ポンプから第2の弁グル
ープに供給される圧油の少なくとも一部が排土板用シリ
ンダに供給される。したがって、排土板用シリンダに
は、第3の油圧ポンプからの圧油と圧油補給手段を介し
導かれる圧油との両方が供給される。よって、排土板用
の第3の油圧ポンプが比較的小容量に設定してあるとき
に比較的高速で走行させつつ排土板を昇降させる複合操
作を行う場合でも、排土板用シリンダへの圧油流量が十
分足りて排土板の動きが速くなるので、排土板昇降速度
と走行速度をうまくマッチングさせることができる。ま
た、オペレータが排土板の昇降を意図せず排土板用方向
制御弁を操作しない場合には、圧油補給手段による排土
板用シリンダへの補給が中止され、第1及び第2の油圧
ポンプからの圧油はそれぞれ第1及び第2の弁グループ
にのみ導かれるので、これら第1及び第2の弁グループ
により圧油流量を制御されるアクチュエータの動作速度
を低下するのを防止できる。すなわち例えば、走行単独
操作の場合には、第1及び第2の走行用方向制御弁で圧
油流量を制御される第1及び第2の走行モータの走行速
度の低下を防止することができる。
【0014】また、排土板用方向制御弁はパイロット圧
により駆動されるパイロット操作弁であり、検出手段は
排土板用方向制御弁に与えられるパイロット圧を検出す
る手段であることにより、排土板用シリンダが作動した
かどうかを検出する手段を実現できる。
【0015】さらに、圧油補給手段は、第1及び第2の
走行用方向制御弁のうちいずれか一方の走行用方向制御
弁の圧油供給管路と排土板用シリンダの圧油供給管路と
を連通する第1の連通管と、第1の連通管上に設けら
れ、検出手段で排土板用シリンダが作動したことが検出
されたときは第1の連通管を導通させ、検出手段で排土
板用シリンダが作動したことが検出されないときは第1
の連通管を遮断する切換弁とを有することにより、排土
板用シリンダの作動時には第1及び第2の油圧ポンプか
ら第1又は第2の弁グループへの圧油の少なくとも一部
を排土板用シリンダへ補給し、排土板用シリンダの不作
動時には補給を中止する手段を実現できる。
【0016】また、第1の連通管は、予備用方向制御弁
のセンタバイパス通路を介し下流側に第1又は第2の走
行用方向制御弁のセンタバイパス通路と接続され、また
予備用方向制御弁のメータイン通路及びメータアウト通
路を介し閉止可能な予備用アクチュエータ通路に接続可
能である。これにより、排土板用シリンダの作動時に
は、予備用方向制御弁が切り換え位置に切り換えられて
センタバイパス通路を遮断するので、第1の連通管は、
予備用アクチュエータ通路に接続されることとなる。こ
こで、予備用アクチュエータ通路を例えばロッド等によ
りあらかじめ閉止しておけば、第1又は第2の走行モー
タに供給される圧油の一部を排土板用シリンダに導く構
成を実現できる。
【0017】さらに、圧油補給手段は、第1の連通管の
圧油の流量を調整する流量調整弁をさらに有することに
より、排土板用シリンダの圧油供給管路へ合流させる圧
油の流量を調整することができる。
【0018】また、第1及び第2の油圧ポンプのうちの
一方から第1及び第2の走行用方向制御弁のうちの一方
に供給される圧油のうち、第1の連通管を介し排土板用
シリンダの圧油供給管路へ導かれる分を、他方の油圧ポ
ンプから第2の連通管を介して補填し、このとき流入防
止手段によって、第2の油圧ポンプから第2の連通管を
介し導かれた圧油が第1の連通管を介し排土板用シリン
ダへ混入するのが防止される。よって、一方の走行モー
タの走行速度が低下するのを防止することができるの
で、複合操作時にも、2つの走行モータの等速性を十分
確保することができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図4により説
明する。本発明の第1の実施例を図1〜図4により説明
する。本実施例は、油圧ショベルの油圧駆動装置に適用
した場合の実施例である。本実施例による油圧駆動装置
が適用される油圧ショベルの一例を図2に示す。図2に
おいて、油圧ショベル100は、走行体を形成する右側
履帯120及び図示しない左側履帯と、この走行体上に
形成され運転席が設けられる本体を構成する旋回体12
1と、この旋回体121の前方位置に回転可能に設けら
れブームシリンダ105によって駆動するブーム122
と、このブーム122に回転可能に設けられアームシリ
ンダ108によって駆動するアーム123と、このアー
ム123に回転可能に設けられバケットシリンダ106
によって駆動するバケット124と、走行体に回動可能
に設けられ排土板用シリンダ20によって駆動する排土
板125とを有している。
【0020】以上のような構成の油圧ショベルに備えら
れる本実施例の油圧駆動装置の油圧回路を図1に示す。
図1及び図2において、本実施例による油圧駆動装置
は、エンジン1で駆動される油圧ポンプとして第1のメ
インポンプ2、第2のメインポンプ3、排土板用ポンプ
4a、パイロットポンプ4bとを備えており、第1のメ
インポンプ2から吐出される圧油と第2のメインポンプ
3から吐出される圧油によって駆動するアクチュエータ
として、前述したブームシリンダ105とアームシリン
ダ108とを備えており、第1のメインポンプ2から吐
出される圧油によって駆動するアクチュエータとして、
旋回体121を駆動する旋回モータ(図示せず)と、左
側履帯(図示せず)を駆動する左走行モータ9とを備え
ており、第2のメインポンプ3から吐出される圧油によ
って駆動するアクチュエータとして、右側履帯120を
駆動する右走行モータ8と、前述したバケットシリンダ
106とを備えており、排土板用ポンプ4aから吐出さ
れる圧油によって駆動するアクチュエータとして、前述
した排土板用シリンダ20を備えている。
【0021】第1のメインポンプ2及び第2のメインポ
ンプ3には、各アクチュエータへの圧油の流れを制御す
るコントロールバルブ群5が接続されている。これを以
下に詳細に説明する。まず、第1のメインポンプ2に
は、旋回モータ(図示せず)の駆動を制御する旋回用コ
ントロールバルブ21と、ブームシリンダ105の駆動
を制御するブーム用コントロールバルブ22と、アーム
シリンダ108の駆動を制御するアーム用コントロール
バルブ23と、左走行モータ9の駆動を制御する左走行
用コントロールバルブ7とがパラレルに接続されてい
る。これらのコントロールバルブはすべてパイロット圧
により駆動されるパイロット操作弁であり、かつ、メー
タイン通路とメータアウト通路とセンタバイパス通路と
を備えたセンタバイパス型の弁であって、そのセンタバ
イパス通路が、図1に示すように、旋回用コントロール
バルブ21、ブーム用コントロールバルブ22、アーム
用コントロールバルブ23、予備コントロールバルブ1
1(後述)、左走行用コントロールバルブ7の順となる
ように接続されている。なお、旋回用コントロールバル
ブ21、ブーム用コントロールバルブ22、アーム用コ
ントロールバルブ23については本実施例の要部をなす
ものではなく、かつ公知の構成で足りるので、一部図示
を省略している。
【0022】次に、第2のメインポンプ3には、右走行
モータ8の駆動を制御する右走行用コントロールバルブ
6と、ブームシリンダ105の駆動を制御するブーム用
コントロールバルブ24と、アームシリンダ108の駆
動を制御するアーム用コントロールバルブ25と、バケ
ットシリンダ106の駆動を制御するバケット用コント
ロールバルブ26とがこの順番にタンデムに接続されて
いる。すなわち、これらのコントロールバルブも上記同
様すべてセンタバイパス型のパイロット操作弁であり、
そのセンタバイパス通路が、図1に示すように、右走行
用コントロールバルブ6、ブーム用コントロールバルブ
24、アーム用コントロールバルブ25、バケット用コ
ントロールバルブ26の順になるように接続されてい
る。なお、ブーム用コントロールバルブ24、アーム用
コントロールバルブ25、バケット用コントロールバル
ブ26については本実施例の要部をなすものではなく、
かつ公知の構成で足りるので、一部図示を省略してい
る。
【0023】また、排土板用ポンプ4aには、排土板用
シリンダ20の駆動を制御する排土板用コントロールバ
ルブ10が接続されている。排土板用コントロールバル
ブ10も上記同様、メータイン通路とメータアウト通路
とセンタバイパス通路とを備えたセンタバイパス型の弁
であり、パイロット圧により駆動されるパイロット操作
弁である。すなわち、パイロットポンプ4bで発生した
パイロット圧が図示しない管路を介しパイロットバルブ
13に導かれて減圧された後、パイロットバルブ13の
操作レバー13Aの操作方向に応じて、配管13a又は
13bを介し排土板用コントロールバルブ10の信号ポ
ート10A又は10Bに導かれる構成となっている。
【0024】また、本実施例による油圧駆動装置におい
ては、第1のメインポンプ2の下流側のアーム用コント
ロールバルブ23と左走行用コントロールバルブ7との
間にパラレルに接続された予備コントロールバルブ11
と、予備コントロールバルブ11及び左走行用コントロ
ールバルブ7の圧油供給管路と排土板用シリンダ20
圧油供給管路とを連通する連通管14とを備えている。
【0025】予備コントロールバルブ11は、バケット
に代えて例えばブレーカー等のアタッチメントを取り付
けて駆動する場合にそのブレーカー等用シリンダの駆動
を制御するためのものであり、センタバイパス通路11
bの上流側が連通管14に接続されるとともに、センタ
バイパス通路11bの下流側が左走行用コントロールバ
ルブ7のセンタバイパス通路7bの上流側に接続され、
またメータイン通路11a及びメータアウト通路11c
は先端が閉止状態(図1中×印で示す)とされている予
備用アクチュエータ通路12a,bに接続可能である。
また、予備用コントロールバルブ11は、パイロットバ
ルブ13の操作レバー13Aが操作されて配管13a,
bのいずれかにパイロット圧が生じたときには、このパ
イロット圧が配管17a,b、シャトル弁17c、及び
配管27を介して信号ポート11Aに導かれ、図1中の
左側位置に切り換えられる。これによってセンタバイパ
ス通路11bを遮断するともにメータイン通路11a及
びメータアウト通路11cを予備用アクチュエータ通路
12a,12bに導通させる。またパイロットバルブ1
3が操作されないときには、中立位置(図1に示す位
置)に切り換えられてセンタバイパス通路11bを導通
させるとともにメータイン通路11a及びメータアウト
通路11cを遮断する。
【0026】連通管14上には、連通管14を通過する
圧油の流量を調整する流量調整弁15と、切換弁16と
が設けられている。この切換弁16は、パイロットバル
ブ13の操作レバー13Aが操作され配管13a,bの
いずれかにパイロット圧が生じたときには、このパイロ
ット圧が管路17a,b及びシャトル弁17cを介し信
号ポート16Aに導かれることで図1中の右側位置に切
り換えられ、入口側16aと出口16bとを連結するこ
とにより連通管14を導通させる。操作レバー13Aが
操作されずパイロット圧が導かれないときには、中立位
置(図1に示す位置)に切り換えられ、連通管14を遮
断する。
【0027】なお、上記において、コントロールバルブ
21,22,23,11,7が第1の弁グループを構成し、
コントロールバルブ6,24,25,26が第2の弁グル
ープを構成し、配管17a,b、シャトル弁17c、及
び配管27が、排土板用シリンダ20が作動したかどう
かを検出する検出手段を構成し、連通管14、流量調整
弁15、及び切換弁16が圧油補給手段を構成する。
【0028】次に、本実施例の作用を説明する。本実施
例の比較例として、従来のこの種の油圧駆動装置の油圧
回路を図3に示す。本実施例を示す図1と同等の部材に
は同一の符号を付す。図3において、図1の本実施例の
油圧回路と異なる主要な点は、連通管14が設けられて
いないことであり、これに伴い、流量調整弁15、切換
弁16、配管17a,b、シャトル弁17cが省略さ
れ、また左走行用コントロールバルブ7のメータイン通
路7a付近の接続が若干異なっている。その他の構成
は、図1の油圧回路とほぼ同様である。
【0029】上記構成において、例えば排土板125の
昇降と走行との複合操作を行う場合は、左走行用コント
ロールバルブ7、右走行用コントロールバルブ6、及び
排土板用コントロールバルブ10のそれぞれを、オペレ
ータが切り換えることによって行われる。すなわち、オ
ペレータが図示しない減圧弁の操作手段を操作すると、
パイロットポンプ4bからのパイロット圧が減圧されて
左走行用コントロールバルブ7の信号ポート7A(又は
7B)に供給され、左走行用コントロールバルブ7が図
示左側位置(又は右側位置)に切り換えられる。これに
より、第1のメインポンプ2の圧油が左走行モータ9に
供給されて左側履帯(図示せず)が前進方向(又は後進
方向)に駆動される。同様に、図示しない減圧弁の操作
手段を操作するとパイロットポンプ4bからのパイロッ
ト圧が減圧されて右走行用コントロールバルブ6の信号
ポート6A(又は6B)に供給され、右走行用コントロ
ールバルブ6が図示左側位置(又は右側位置)に切り換
えられる。これにより、第2のメインポンプ3の圧油が
右走行モータ8に供給されて右側履帯120(図2参
照)が前進方向(又は後進方向)に駆動される。そして
このとき同時に、オペレータが、パイロットバルブ13
の操作レバー13Aを図示右側(又は左側)に操作して
排土板用コントロールバルブ10を図示左側位置(又は
右側位置)に切り換えることで、排土板用ポンプ4aか
ら発生されたパイロット圧が図示しない管路を介しパイ
ロットバルブ13に導かれて減圧され、さらにこのパイ
ロット圧が配管13b(又は配管13a)を介して排土
板用シリンダ20のボトム側20a(又はロッド側20
b)に供給されることにより、排土板125が下げ動作
(又は上げ動作)を行う。このようにして、排土板12
5の昇降と走行との複合操作を実施することができる。
【0030】ここにおいて、排土板125は、走行しな
がら昇降させて排土作業を行なうという形で使用するも
のであるので、通常、排土板125の単独操作として使
用されることはほとんどない。したがって、排土板12
5の使用頻度は比較的少なく、排土板用ポンプ4aの容
量はもともと比較的小さく設定されていることが多い。
よって、比較的高速で走行させながら排土板125の昇
降を行おうとする場合には、排土板用ポンプ4aからの
圧油量が不足し、排土板125の昇降速度が走行速度に
うまくマッチングせず円滑な排土作業が行えない場合が
ある。
【0031】一方、本実施例の油圧駆動装置の図1に示
す油圧回路においても、オペレータが、走行しながら排
土板125を昇降させて排土作業を行うことを意図し、
上記と同様にして左走行用コントロールバルブ7、右走
行用コントロールバルブ6、排土板用コントロールバル
10を切り換えると、上記同様、第1のメインポンプ
2及び第2のメインポンプ3からの圧油が左走行用コン
トロールバルブ7及び右走行用コントロールバルブ6を
介してそれぞれ左走行モータ9及び右走行モータ8に供
給され、左側履帯(図示せず)及び右側履帯120が前
進・後進駆動される。そして同時に、排土板用ポンプ4
aからの圧油が排土板用コントロールバルブ10を介し
て排土板用シリンダ20に供給され、排土板125が昇
降動作する。
【0032】しかしながら、本実施例の油圧回路におい
ては、このとき、排土板用コントロールバルブ10を操
作するパイロット圧が配管17a,17b及びシャトル
弁17cを介して切換弁16の信号ポート16Aに導か
れることにより、切換弁16が図1中の右側位置に切り
換えられて連通管14を導通させる。また同時に、この
パイロット圧が配管27を介して予備コントロールバル
ブ11の信号ポート11Aに導かれて予備コントロール
バルブ11を図1中の左側位置に切り換え、センターバ
イパスライン11bを遮断する。これにより、連通管1
4は、予備用アクチュエータ通路12aに接続されるこ
ととなる。しかし、予備用アクチュエータ通路12a
先端が閉止されていることから、第1のメインポンプ2
ら左走行モータ9に供給される圧油の一部を、排土板
用シリンダ20に導くことができる。
【0033】すなわち、排土板用シリンダ20には、排
土板用ポンプ4aからの圧油と連通管14から導かれる
圧油との両方が供給される。したがって、排土板用ポン
プ4aが比較的小容量に設定してあるときに、比較的高
速で走行させつつ排土板を昇降させる複合操作を行う場
合でも、排土板用シリンダ20への圧油流量が十分足り
て排土板125の動きが速くなるので、排土板125の
昇降速度と走行速度をうまくマッチングさせることがで
きる。一方、オペレータが排土板125の昇降を意図せ
ず操作レバー13Aを操作しない場合には、切換弁16
が図1中の左側位置に切り換えられて連通管14を遮断
するとともに、予備コントロールバルブ11が図1に示
す中立位置に切り換えられ、これにより排土板用シリン
ダ20への圧油の補給が中止される。すなわち、第1及
び第2のメインポンプ2,3からの圧油はそれぞれコン
トロールバルブ21,22,23,11,7及びコントロー
ルバルブ6,24,25,26にのみ導かれるので、これ
らにより圧油流量を制御されるアクチュエータの動作速
度を低下するのを防止できる。つまり例えば、走行単独
操作の場合には、左・右走行用コントロールバルブ1
1,6で圧油流量を制御される左・右走行モータ9,8の
走行速度の低下を防止することができる。
【0034】本発明の第2の実施例を図4により説明す
る。本実施例も、油圧ショベルの油圧駆動装置に適用し
た場合の実施例である。本実施例による油圧駆動装置の
油圧回路を図4に示す。図4において、本実施例による
油圧駆動装置が、図1に示した第1の実施例の油圧駆動
装置と異なる主要な点は、右走行用コントロールバルブ
6の圧油供給管路と左走行用コントロールバルブ7の圧
油供給管路とを接続する連通管28を設けたことであ
る。またこの連通管28は、逆止弁28aを備えるとと
もに、左走行用コントロールバルブ7のメータイン通路
7aに接続する管路29及び管路30の逆止弁29a,
30aより下流側に接続されている。
【0035】その他の構成は、第1の実施例とほぼ同様
である。なお、逆止弁29a及び30aは、連通管28
から連通管14への圧油の流入を防止する流入防止手段
を構成する。
【0036】本実施例においては、第1のメインポンプ
2から左走行用コントロールバルブ7に供給される圧油
のうち連通管14を介して排土板用シリンダ20へ導か
れる分を、第2のメインポンプ3から連通管28を介し
て補填するとともに、このとき、逆止弁29a,30a
によって、第2のメインポンプ3から連通管28を介し
導かれた圧油が連通管14を介し排土板用シリンダ20
へ混入するのを防止する。したがって、左走行モータ9
の走行速度が低下するのを防止することができるので、
複合操作時にも、左・右走行モータ9,8の等速性を十
分確保することができる。
【0037】なお、上記第1及び第2の実施例において
は、本発明を図2に示されるような小形油圧ショベルに
適用した場合を例にとって説明したが、これに限られる
ものではなく、その他の油圧ショベルにも適用すること
ができ、この場合も同様の効果を得る。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、排土板用シリンダに
は、第3の油圧ポンプからの圧油と圧油補給手段を介し
導かれる圧油との両方が供給されるので、排土板用の第
3の油圧ポンプが比較的小容量に設定してあるときに比
較的高速で走行させつつ排土板を昇降させる複合操作を
行う場合でも、排土板の動きを向上させ排土板昇降速度
と走行速度をうまくマッチングさせることができる。よ
って走行時の排土板の操作性を向上させることができ
る。また排土板単独操作時の昇降速度も速くなる。さら
に、排土板を作動しない時は、第1及び第2の油圧ポン
プからの圧油は排土板用シリンダへ流入することがな
く、有効に使用することができる。また、一方の油圧ポ
ンプから第1の連通管を介し排土板用シリンダの圧油供
給管路へ導かれる分を、他方の油圧ポンプから第2の連
通管を介して補填するので、一方の走行モータの走行速
度が低下するのを防止することができる。したがって、
複合操作時にも、2つの走行モータの等速性を十分確保
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による油圧駆動装置の油
圧回路図である。
【図2】図1に示した油圧駆動装置が適用される油圧シ
ョベルの一例を示す側面図である。
【図3】第1の実施例の比較例による従来の油圧駆動装
置の油圧回路図である。
【図4】本発明の第2の実施例による油圧駆動装置の油
圧回路図である。
【符号の説明】
2 第1のメインポンプ(第1の油圧ポン
プ) 3 第2のメインポンプ(第2の油圧ポン
プ) 4a 排土板用ポンプ(第3の油圧ポンプ) 4b パイロットポンプ 5 コントロールバルブ群 6 右走行用コントロールバルブ(第2の走
行用方向制御弁) 7 左走行用コントロールバルブ(第1の走
行用方向制御弁) 7a メータイン通路 7b センタバイパス通路 8 右走行モータ(第2の走行モータ) 9 左走行モータ(第1の走行モータ) 10 排土板用コントロールバルブ 11 予備コントロールバルブ 11a メータイン通路 11b センタバイパス通路 11c メータアウト通路 12a,b 予備用アクチュエータ通路 14 連通管(第1の連通管) 15 流量調整弁 16 切換弁 20 排土板用シリンダ 28 連通管(第2の連通管) 29a 逆止弁(流入防止手段) 30a 逆止弁(流入防止手段) 100 油圧ショベル 120 右側履帯(走行機構)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02F 9/20 E02F 9/22 E02F 3/85

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1及び第2の油圧ポンプと、前記第1
    及び第2の油圧ポンプから吐出される圧油によって駆動
    され、左右1対の走行機構をそれぞれ駆動する第1及び
    第2の走行モータを含む複数のアクチュエータと、前記
    第1の油圧ポンプの吐出管路に接続され、前記第1の走
    行モータに供給される圧油の流量を制御する第1の走行
    用方向制御弁を含む第1の弁グループと、前記第2の油
    圧ポンプの吐出管路に接続され、前記第2の走行モータ
    に供給される圧油の流量を制御する第2の走行用方向制
    御弁を含む第2の弁グループと、第3の油圧ポンプと、
    前記第3の油圧ポンプから吐出される圧油によって駆動
    する排土板用シリンダと、前記第3の油圧ポンプから前
    記排土板用シリンダに供給される圧油の流れを制御する
    排土板用方向制御弁とを有し、排土板の昇降と走行との
    複合操作が可能な建設機械の油圧駆動装置において、 前記排土板用シリンダが作動したかどうかを検出する検
    出手段と、 前記検出手段で前記排土板用シリンダが作動したことが
    検出されたときは、前記第1の油圧ポンプから前記第1
    の弁グループに供給される圧油及び前記第2の油圧ポン
    プから前記第2の弁グループに供給される圧油のうちい
    ずれか一方の圧油の少なくとも一部を、排土板用シリン
    ダの圧油供給管路へ合流させて排土板用シリンダへの圧
    油流量を補給し、前記検出手段で前記排土板用シリンダ
    が作動したことが検出されないときは、前記排土板用シ
    リンダへの圧油の補給を中止する圧油補給手段と、を有
    することを特徴とする建設機械の油圧駆動装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の建設機械の油圧駆動装置
    において、前記排土板用方向制御弁はパイロット圧によ
    り駆動されるパイロット操作弁であり、前記検出手段は
    前記排土板用方向制御弁に与えられるパイロット圧を検
    出する手段であることを特徴とする建設機械の油圧駆動
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の建設機械の油圧駆動装置
    において、前記圧油補給手段は、前記第1及び第2の走
    行用方向制御弁のうちいずれか一方の走行用方向制御弁
    の圧油供給管路と前記排土板用シリンダの圧油供給管路
    とを連通する第1の連通管と、前記第1の連通管上に設
    けられ、前記検出手段で前記排土板用シリンダが作動し
    たことが検出されたときは該第1の連通管を導通させ、
    前記検出手段で前記排土板用シリンダが作動したことが
    検出されないときは該第1の連通管を遮断する切換弁と
    を有することを特徴とする建設機械の油圧駆動装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載の建設機械の油圧駆動装置に
    おいて、前記第1及び第2の弁グループに備えられる方
    向制御弁のそれぞれは、メータイン通路とメータアウト
    通路とセンタバイパス通路とを備えたセンタバイパス型
    の弁であり、前記第1及び第2の弁グループのうちいず
    れか一方は、前記第1または第2の走行用方向制御弁
    の上流側に、メータイン通路及びメータアウト通路を閉
    止可能で、予備用アクチュエータ通路に接続可能なセン
    タバイパス型の予備用方向制御弁をさらに備え、前記予
    備用方向制御弁の上流側のセンタバイパス通路に前記第
    1の連通管が接続されるとともに、この予備用方向制御
    弁は、前記検出手段で前記排土板用シリンダが作動した
    ことが検出されたときには、切り換え位置に切り換えら
    れてセンタバイパス通路を遮断するともにメータイン
    通路及びメータアウト通路を前記予備用アクチュエータ
    通路に導通させ、前記検出手段で前記排土板用シリンダ
    が作動したことが検出されないときは、中立位置に切り
    換えられてセンタバイパス通路を導通させるとともにメ
    ータイン通路及びメータアウト通路を遮断することを特
    徴とする建設機械の油圧駆動装置。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の建設機械の油圧駆動装置
    において、前記圧油補給手段は、前記第1の連通管に設
    けられ、該第1の連通管の圧油の流量を調整する流量調
    整弁をさらに有することを特徴とする建設機械の油圧駆
    動装置。
  6. 【請求項6】 請求項3記載の建設機械の油圧駆動装置
    において、前記第1及び第2の走行用方向制御弁のうち
    いずれか一方の走行用方向制御弁のメータイン通路と他
    方の走行用方向制御弁の圧油供給管路とを接続する第2
    の連通管と、この第2の連通管から前記第1の連通管へ
    の圧油の流入を防止する流入防止手段とを有することを
    特徴とする建設機械の油圧駆動装置。
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