JP2002166827A - ロック状態検出装置 - Google Patents

ロック状態検出装置

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JP2002166827A JP2000367536A JP2000367536A JP2002166827A JP 2002166827 A JP2002166827 A JP 2002166827A JP 2000367536 A JP2000367536 A JP 2000367536A JP 2000367536 A JP2000367536 A JP 2000367536A JP 2002166827 A JP2002166827 A JP 2002166827A
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Shinsuke Okamura
真輔 岡村
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Masanobu Yamaguchi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 的確なロック判定が行えるロック状態検出装
置を提供する。 【解決手段】 ブレーキペダルの踏み込み状態に応じて
車輪制動力を推定する車輪制動力推定部41と、推定さ
れた車輪制動力に基づいて車体減速度を演算する車体減
速度演算部43と、車輪速度の検出を行う車輪速度検出
部44と、検出された車輪速度に基づいて車輪減速度を
演算する車輪減速度演算部45と、車体減速度と車輪減
速度とに基づいて、車体速度を演算する車体速度演算部
47と、車体速度と車輪減速度とに基づいて、車輪がロ
ック状態に至ることを検出するロック判定部48とを備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車輪がロック状態
に至ることを検出するロック状態検出装置およびロック
状態検出に適用可能な車体速度検出装置に関するもの
で、特に横滑り防止装置等のようにマスタシリンダ(以
下、M/Cという)の圧力の検出が行えるように構成さ
れたブレーキ装置に適用して好適である。
【0002】
【従来の技術】従来、2駆系の車両においては、各車輪
の車輪速度から、以下のようにして車体速度の演算を行
っている。
【0003】まず、各車輪の車輪速度のうち最も大きな
ものを抽出し、この抽出された車輪速度の加減速度を演
算する。そして、加減速度の変化割合として予測される
勾配(車輪挙動として想定されうる勾配;例えば1G)
をαとすると、車輪速度の加減速度が勾配αの範囲内で
ある場合には、その車輪速度をそのまま車体速度として
設定し、車輪速度の加減速度が勾配αの範囲を超える場
合には、勾配αをその時の加減速度として、車輪速度か
らその時の加減速度分を加減算した値を車体速度として
推定するようにしている。
【0004】一方、4駆系の車両においては、前後加速
度の検出を行うGセンサを備え、このGセンサの出力と
各車輪の車輪速度とに基づいて車体速度の推定を行うよ
うにしている。
【0005】そして、算出された車体速度と車輪速度と
から、スリップ率が高まって車輪がロック傾向に至って
いるか否かを判定するロック判定を行っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、2駆系
の車両においては、4輪が同時にロックした場合に、減
速度が勾配α内で落ち込むと、精度よく車体速度を推定
することができず、4輪のロック判定を行うことができ
ない。
【0007】一方、4駆系の車両においては、Gセンサ
を付加していることから、2駆系よりも精度良い車体速
度の推定が行えるため、ロック判定を行うことが可能で
あるが、その分コスト高になるという問題がある。
【0008】本発明は上記点に鑑みて、的確なロック判
定が行えるロック状態検出装置を提供することを目的と
する。また、ロック判定に用いられる車体速度を、Gセ
ンサによらなくても精度良く推定できる車体速度検出装
置を提供することも目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、ブレーキペダルの踏み
込み状態に応じて車輪制動力を推定する車輪制動力推定
手段(41)と、推定された車輪制動力に基づいて車体
減速度を演算する車体減速度演算手段(43)と、車輪
速度の検出を行う車輪速度検出手段(44)と、検出さ
れた車輪速度に基づいて車輪減速度を演算する車輪減速
度演算手段(45)と、車体減速度と車輪減速度とに基
づいて、車体速度を演算する車体速度演算手段(47)
と、車体速度と車輪減速度とに基づいて、車輪がロック
状態に至ることを検出するロック判定手段(48)と、
を備えていることを特徴としている。
【0010】このように、ブレーキペダルの踏み込み状
態に応じて車輪制動力を推定し、この推定した車輪制動
力から車体減速度を演算すると共に、この車体減速度と
車輪速度検出手段で検出した車輪速度とから精度良い車
体速度を検出することができる。この精度良い車体速度
に基づいてロック判定が行われるようにすることで、的
確なロック判定が行えるロック状態検出装置とすること
ができる。
【0011】例えば、請求項2に示すように、車輪制動
力推定手段に、マスタシリンダ内の油圧を検出するマス
タシリンダ圧検出手段(51)を備え、マスタシリンダ
圧検出手段で検出されたマスタシリンダ内の油圧に基づ
いて、車輪制動力の推定が行われるようにすることがで
きる。
【0012】具体的には、請求項3に示すように、車輪
制動力推定手段に、ABS制御の増圧タイミングにおけ
る増圧時間を演算する増圧時間演算手段(52)と、A
BS制御の減圧タイミングにおける減圧時間を演算する
減圧時間演算手段(53)と、ホイールシリンダ内の油
圧を推定するホイールシリンダ圧推定手段(58)と、
推定したホイールシリンダ内の油圧を記憶する記憶手段
(59)とを備え、車輪制動力推定手段では、推定され
たホイールシリンダ内の油圧に基づいて車輪制動力を推
定するようにし、ABS制御の増圧タイミングの際に
は、マスタシリンダ圧検出手段が検出したマスタシリン
ダの油圧と記憶手段に記憶された前回の車輪制動力との
差分、および増圧時間演算手段が演算した増圧時間に基
づいてホイールシリンダ内の油圧を演算し、ABS制御
の減圧タイミングの際には、記憶手段に記憶された前回
の車輪制動力と減圧時間演算手段が演算した減圧時間と
に基づいてホイールシリンダ内の油圧を演算する。
【0013】また、請求項4に示すように、車輪制動力
推定手段に、車輪制動力を発生させるアクチュエータに
対してブレーキペダルの踏み込み状態に応じて流される
電流の通電量を検出する電流量検出手段を備え、アクチ
ュエータへの通電量に基づいて、車輪制動力の推定が行
われるようにしてもよい。
【0014】請求項5に記載の発明においては、マスタ
シリンダ内の油圧を検出するマスタシリンダ圧検出手段
(51)と、ABS制御の増圧タイミングにおける増圧
時間を演算する増圧時間演算手段(52)と、マスタシ
リンダ内の油圧と増圧時間とに基づいて各車輪の減速度
変化量を推定する減速度変化量推定手段(64)と、車
輪速度の検出を行う車輪速度検出手段(44)と、検出
された車輪速度に基づいて車輪減速度の変化量を演算す
る車輪減速度演算手段(45)と、減速度変化量推定手
段で推定された推定値となる減速度変化量と車輪減速度
変化量演算手段で演算された実際値となる減速度変化量
とに基づいて、車輪がロック状態に至ることを検出する
ロック判定手段(67)と、を備えていることを特徴と
している。
【0015】このように、マスタシリンダの油圧と増圧
時間とに基づいて推定される各車輪の減速度変化量の推
定値と、車輪速度から求められる各車輪の減速度変化量
の実際値とに基づき、カスケードロックに関するロック
判定を行うことが可能である。
【0016】請求項6に記載の発明においては、ブレー
キペダルの踏み込み状態に応じて車輪制動力を推定する
車輪制動力推定手段(41)と、推定された車輪制動力
に基づいて車体減速度を演算する車体減速度演算手段
(43)と、車輪速度の検出を行う車輪速度検出手段
(44)と、検出された車輪速度に基づいて車輪減速度
を演算する車輪減速度演算手段(45)と、車体減速度
と車輪減速度とに基づいて、車体速度を演算する車体速
度演算手段(47)と、を備えていることを特徴として
いる。
【0017】このような構成の車体速度検出装置によ
り、上述したように精度良い車体速度を検出することが
可能である。このような車体速度検出装置により求めら
れる車体速度をロック判定に用いると好適である。
【0018】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すも
のである。
【0019】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1に、本発明
の一実施形態におけるロック状態検出装置が適用される
ブレーキ装置のブレーキ配管概略図を示す。以下、ブレ
ーキ装置の基本構成を、図1に基づいて説明する。な
お、本例では4輪車のうちの2輪に接続される第1配管
系統についてのみ図示してあるが、第2配管系統に関し
ても同様である。
【0020】図1に示すように、ブレーキペダル1は倍
力装置2と接続されており、この倍力装置2によりブレ
ーキ踏力等が倍力される。
【0021】そして、倍力装置2は、倍力された踏力を
M/C3に伝達するブッシュロッド等を有しており、こ
のブッシュロッドがM/C3に配設されたマスタピスト
ンを押圧することによりM/C圧が発生する。なお、こ
れらブレーキペダル1、倍力装置2及びM/C3がブレ
ーキ液圧発生手段に相当する。
【0022】また、このM/C3には、M/C3内にブ
レーキ液を供給したり、M/C3内の余剰ブレーキ液を
貯留するマスタリザーバ3aが接続されている。そし
て、M/C圧は、アンチロックブレーキ装置(以下、A
BSという)を介して各車輪に備えられたホイールシリ
ンダ(以下、W/Cという)4、5へ伝達されている。
なお、各車輪には車輪速度センサ4a、5aが備えられ
ており、この車輪速度センサ4a、5aから車輪の回転
に応じた検出信号が出力されるようになっている。
【0023】また、ブレーキ装置には、M/C3に接続
する管路(主管路)Aが備えられている。この管路Aに
は比例制御弁(PV:プロポーショニングバルブ)22
が備えられている。この比例制御弁22によって管路A
は2部位に分けられている。すなわち管路Aは、M/C
3から比例制御弁22までの間においてM/C圧を受け
る管路A1と、比例制御弁22から各W/C4、5まで
の間の管路A2に分けられる。
【0024】この比例制御弁22は、通常、正方向にブ
レーキ液が流動する際には、ブレーキ液の基準圧を所定
の減衰比率をもって下流側に伝達する作用を有してい
る。そして、図1に示すように、比例制御弁22を逆接
続することにより、管路A2側が基準圧となる。
【0025】また、管路Aには、管路A内のブレーキ液
圧に応じた検出信号を出力する圧力センサ23が備えら
れている。この圧力センサは、横滑り防止機能を有する
ブレーキ装置には一般的に装備されているものである。
この圧力センサ23により、M/C圧の検出が行えるよ
うになっている。
【0026】また、管路A2において、管路Aは2つに
分岐しており、開口する一方にはW/C4へのブレーキ
液圧の増圧を制御する増圧制御弁30が備えられ、他方
にはW/C5へのブレーキ液圧の増圧を制御する増圧制
御弁31が備えられている。
【0027】これら増圧制御弁30、31は、ABS用
の電子制御装置(以下、ECUという)により連通・遮
断状態を制御できる2位置弁として構成されている。そ
して、この2位置弁が連通状態に制御されているときに
は、M/C圧あるいはポンプのブレーキ液の吐出による
ブレーキ液圧を各W/C4、5に加えることができる。
【0028】なお、ABS制御が実行されていないノー
マルブレーキ時には、これら第1、第2の増圧制御弁3
0、31は常時連通状態に制御されている。なお、増圧
制御弁30、31には、それぞれ安全弁30a、31a
が並列に設けられており、ブレーキ踏み込みを止めてA
BS制御が終了したときにおいてW/C4、5側からブ
レーキ液を排除するようになっている。
【0029】また、第1、第2の増圧制御弁30、31
と各W/C4、5との間における管路Aとリザーバ20
のリザーバ孔20aとを結ぶ管路Bには、ABS用のE
CUにより連通・遮断状態を制御できる減圧制御弁3
2、33がそれぞれ配設されている。これらの減圧制御
弁32、33はノーマルブレーキ状態(ABS非作動
時)では、常時遮断状態とされている。
【0030】管路Aの比例制御弁22と増圧制御弁3
0、31とリザーバ20のリザーバ孔20aとを結ぶ管
路Cには回転式ポンプ10が安全弁10a、10bに挟
まれて配設されている。また、この回転式ポンプ10に
はモータ11が接続されており、このモータ11によっ
て回転式ポンプ10は駆動される。さらに、この回転式
ポンプ10が吐出したブレーキ液の脈動を緩和するため
に、管路Cのうち回転式ポンプ10の吐出側にはダンパ
12が配設されている。
【0031】図2に、上記ブレーキ装置の制御を行うE
CU50の概略構成を示す。この図に示されるように、
ECU50には、圧力センサ23からの検出信号や車輪
速度センサ4a、5aからの検出信号が入力され、これ
らの検出信号に基づいてロック判定や車体速度の演算等
が行われる。そして、ECU50での演算結果に基づい
て各種制御弁30〜33の駆動やモータ11の駆動の制
御が行われるようになっている。
【0032】次に、上記構成のECU50によって行わ
れるロック判定について説明する。図3に、ECU50
に備えられるロック判定処理部のブロック構成を示す。
このロック判定処理部が、本発明におけるロック状態検
出装置に相当する。以下、図3に基づいてロック判定処
理の説明を行う。
【0033】まず、図3に従って、ロック判定処理部の
構成について説明する。ロック判定処理部には、車輪制
動力推定部41、各輪ブレーキ効力演算部42、車体減
速度演算部43、車輪速度検出部44、車輪減速度演算
部45、補正演算部46、車体速度演算部47、および
ロック判定部48が備えられている。
【0034】車輪制動力推定部41は車輪制動力推定手
段に相当し、圧力センサ23によって検出されるM/C
圧、すなわちブレーキペダル1の踏み込み状態に応じて
発生するM/C圧に基づいて車輪制動力を推定するもの
であり、本実施形態の場合には、車輪制動力に相当する
各車輪の油圧の推定を行うものである。
【0035】この車輪制動力推定部41の構成の詳細を
図4に示す。図4に示すように、車輪制動力推定部41
には、M/C圧検出部51、増圧時間演算部52、減圧
時間演算部53、比例制御弁特性演算部54、各車輪差
圧演算部55、増圧量演算部56、減圧量演算部57、
W/C圧推定部58、及び推定した各車輪のW/C圧を
記憶しておく記憶手段としてのメモリ59が備えられて
いる。
【0036】M/C圧検出部51は、M/C圧検出手段
に相当し、圧力センサ23からの検出信号に基づいてM
/C圧の検出を行う。増圧時間演算部52および減圧時
間演算部53は、ABS制御中における増圧時間若しく
は減圧時間を演算するものである。これら増圧時間演算
部52と減圧時間演算部53が、それぞれ増圧時間演算
手段と減圧手段演算手段に相当する。また、比例制御弁
特性演算部54は、M/C圧検出部51からの検出信号
を受け、この検出信号に比例制御弁22の特性分を加味
した信号を出力するものである。
【0037】各車輪差圧演算部55は、M/C圧検出部
51からの検出信号とメモリ59に記憶された前回の各
車輪のW/C圧との差分からM/C圧とW/C圧との間
の差圧量を求めるものである。増圧量演算部56は、各
車輪差圧演算部55で求められたM/C圧とW/C圧と
の間の差圧量と増圧時間演算部52で演算された増圧時
間とからW/C圧の増圧量を演算するものである。すな
わち、ABS制御の増圧タイミングにおいては、増圧さ
せる車輪に対応する増圧制御弁30、31を開弁してW
/C圧を増圧させることになるが、W/C圧の増圧量
は、現在のM/C圧と前回のW/C圧との間の差圧量お
よび開弁時間(増圧パルスの幅)に依存するため、これ
らに基づいてW/C圧の増圧量の演算を行う。また、減
圧量演算部57は、減圧時間演算部53で演算された減
圧時間からW/C圧の減圧量を演算するものである。す
なわち、ABS制御の減圧タイミングにおいては、減圧
させる車輪に対応する減圧制御弁32、33を開弁して
W/C圧を減圧させることになるが、W/C圧の減圧量
は、前回の各輪のW/C圧と開弁時間(減圧パルスの
幅)に依存するため、これらに基づいてW/C圧の減圧
量の演算を行う。
【0038】そして、W/C圧推定部58は、W/C圧
推定手段に相当し、メモリ59に記憶されている前回の
W/C圧と比例制御弁22の特性を加味したW/C圧、
W/C圧の増圧量および減圧量に基づいて、各車輪にお
けるW/C圧を推定するものである。
【0039】このように構成された車輪制動力推定部4
1による推定結果が、図3に示すように各輪ブレーキ効
力演算部42に入力されるようになっている。このブレ
ーキ効力演算部42により、推定されたW/C圧に基づ
いて各輪のブレーキ効力、つまりブレーキトルクの演算
が行われれ、この各輪ブレーキ効力演算部42での演算
結果が車体減速度演算部43に入力されるようになって
いる。
【0040】車体減速度演算部43は車体減速度演算手
段に相当する。この車体減速度演算部43では、演算さ
れたブレーキ効力に基づいて車体減速度を推定する。例
えば、演算された各車輪のブレーキ効力が大きければ、
それだけ大きな車体減速度が得られ、逆に小さければ、
小さな車体減速度した得られないということを関係づけ
たマップ等を用いて車体減速度の推定を行う。
【0041】一方、車輪速度演算部44は車輪速度検出
手段に相当し、車輪速度センサ4a、5aからの車輪速
度信号に基づいて各輪の車輪速度の演算を行う。この車
輪速度演算部44での演算結果は、車輪減速度演算部4
5に入力されるようになっている。また、車輪減速度演
算部45は車輪減速度演算手段に相当し、この車輪減速
度演算部45での演算結果に基づいて各輪の車輪減速度
を演算するようになっている。
【0042】そして、車体速度演算部47は車体速度演
算手段に相当し、この車体速度演算部47により、車体
減速度演算部43での演算結果と車輪減速度演算部45
での演算結果とに基づいて推定車体速度の演算が行わ
れ、さらに、ロック判定部48により、推定された車体
速度と車輪減速度演算部43での演算結果に基づいてロ
ック判定が成されるようになっている。
【0043】なお、補正演算部46は、車体減速度演算
部43と車輪減速度演算部45それぞれの演算結果に基
づいて摩擦係数等の補正を行うものであり、例えば、A
BS制御中でないときに、ブレーキパッドの摩擦係数、
車両への積載量等の要因によるブレーキ効力の変動を補
正するものである。
【0044】続いて、上述のように構成されたロック判
定処理部で実行されるロック判定処理について説明す
る。
【0045】まず、ABS制御前におけるロック判定処
理について説明する。ABS制御前においては、ABS
制御時のように各車輪に対して増圧時間若しくは減圧時
間が設定されないため、W/C圧推定部58では、M/
C圧検出部51および比例制御弁特性演算部54からの
信号に基づいて各輪におけるW/C圧の推定を行う。
【0046】そして、このW/C圧推定部58において
推定されたW/C圧に基づいて、各輪ブレーキ効力演算
部42でブレーキ効力が演算され、さらに演算されたブ
レーキ効力に基づいて車体減速度が演算される。
【0047】一方、車輪速度検出部44によって各車輪
速度が検出されると、この検出値に基づいて車輪減速度
演算部45で車輪減速度が演算される。そして、この車
輪減速度と車体減速度演算部43で演算された車体減速
度とに基づいて、車体速度演算部47で推定車体速度が
演算され、さらに演算された推定車体速度と先の車体減
速度とに基づいてロック判定が成される。
【0048】次に、ABS制御中におけるロック判定処
理について説明する。ABS制御における増圧タイミン
グの際には、増圧時間演算部52によって増圧が成され
る時間(増圧のパルス幅)が演算される。そして、各車
輪差圧演算部55により、M/C圧検出部51で検出さ
れた現在のM/C圧とメモリ59に記憶された前回の各
輪のW/C圧との差分が求められ、これによって求めら
れる各車輪の差圧と増圧時間演算部52によって演算さ
れた増圧時間とに基づき、増圧量演算部56でW/C圧
の増圧量が求められる。
【0049】また、ABS制御における減圧タイミング
の際には、減圧時間演算部53によって減圧が成される
時間(減圧のパルス幅)が演算される。そして、減圧量
演算部57により、減圧時間演算部53で演算された減
圧時間とメモリ59に記憶された前回の各輪のW/C圧
とに基づき、W/C圧の減圧量が求められる。
【0050】そして、W/C圧推定部58にて、メモリ
59に記憶された前回のW/C圧と増圧量演算部56や
減圧量演算部58で求めたW/C圧の増圧量もしくは減
圧量とに基づいて、W/C圧の推定が行われる。
【0051】このようにしてW/C圧の推定が行われる
と、この推定値に基づいて上述したABS制御前と同様
の動作が行われ、推定車体速度が演算されると共にロッ
ク判定が成される。
【0052】このように、圧力センサ23によって検出
されるM/C圧に基づいて推定車体速度の演算が行える
ため、4輪が同時にロックした場合にGセンサによらな
くても正確な推定車体速度を演算することができる。ま
た、このように求められた正確な推定車体速度に基づい
てロック判定を行っているため、的確なロック判定を行
うことができる。
【0053】(第2実施形態)上記第1実施形態では、
推定車体速度の演算と共にロック判定を行っているが、
本実施形態では、M/C圧とABS制御における増圧時
間および各車輪速度に基づき、いわゆるカスケードロッ
ク、すなわち4輪が同時にロックして減速度が勾配α内
で落ち込むようなロック状態の判定を行う場合を説明す
る。
【0054】図5(a)、(b)に、カスケードロック
が発生した場合における各車輪のW/C圧の変化に対す
る各車輪速度の変化、およびその時の各車輪減速度変化
量の変化を示す。この図に示されるように、各車輪速度
や各車輪減速度変化量は推定値と実際値とでズレが発生
する。従って、これらの推定値と実際値との比較により
カスケードロックを判定することが可能である。
【0055】図6に、カスケードロック判定が行われる
カスケード判定処理部のブロック構成を示し、この図に
基づいてカスケード判定処理の詳細を説明する。なお、
ブレーキ装置の全体構成に関しては第1実施形態で示し
た図1と同様であるため、図1を参照する。
【0056】まず、図6に基づいてカスケード判定処理
部の構成を説明する。カスケード判定処理部には、M/
C圧検出部61、増圧時間演算部62、増圧勾配演算部
63、各車輪減速度変化量推定部64、車輪速度検出部
65、各車輪減速度変化量演算部66、およびカスケー
ドロック判定部67が備えられている。
【0057】M/C圧検出部61、増圧時間演算部6
2、車輪速度検出部65は、第1実施形態の図4に示し
たM/C圧検出部51と増圧時間演算部52、図3に示
した車輪速度検出部44と同様である。
【0058】増圧勾配演算部63は、M/C圧検出部6
1によって検出されたM/C圧から例えば20気圧相当
を差し引いた値と、増圧時間演算部62によって演算さ
れた増圧時間とからW/C圧の増圧勾配の演算を行う。
すなわち、カスケードロックが発生する場合が低μ路面
であることから、低μ路面であることを前提として、低
μ路面において想定されるM/C圧である例えば20気
圧相当を差し引き、その差し引いた値に基づいてW/C
圧の増圧勾配を演算する。そして、車輪減速度変化量推
定部64では、増圧勾配演算部63によって演算された
W/C圧の増圧勾配に基づいて各輪における車輪減速度
変化量の推定値が求められ、車輪減速度変化量演算部6
6では、車輪速度検出部65で検出された各車輪速度に
基づいて、各輪の実際の車輪減速度変化量が演算され
る。なお、これら車輪減速度変化量推定部64と車輪減
速度変化量演算部66が、それぞれ減速度変化量推定手
段と減速変化量演算手段に相当する。
【0059】これら車輪減速度変化量推定部64による
車輪減速度変化量の推定値と、車輪減速度変化量演算部
66による車輪減速度変化量の実際値との差分が求めら
れ、カスケードロック判定部でその差分が所定のしきい
値よりも大きければカスケードロックとして判定される
ようになっている。
【0060】続いて、上述のように構成されたカスケー
ドロック判定処理部で実行されるカスケードロック判定
処理について説明する。
【0061】まず、ABS制御前におけるカスケードロ
ック判定について説明する。ABS制御前においては、
ABS制御時のように各車輪に対して増圧時間が設定さ
れていないため、増圧勾配演算部63により、M/C圧
検出部61での検出値から20気圧相当を減じた値に基
づいてW/C圧の増圧勾配が演算される。
【0062】そして、この演算された増圧勾配に基づ
き、車輪減速度変化量推定部64で各車輪における減速
度変化量が推定される。
【0063】一方、車輪速度検出部65によって各車輪
速度が検出されると、この検出値に基づいて車輪減速度
変化量演算部66で各車輪における実際の減速度変化量
が演算される。そして、この実際の車輪減速度変化量と
車輪減速度変化量推定部64で推定された車輪減速度変
化量との差分に基づき、カスケードロック判定部67で
カスケードロック判定が成される。
【0064】次に、ABS制御中におけるカスケードロ
ック判定について説明する。ABS制御における増圧タ
イミングの際には、増圧時間演算部62によって増圧が
成される時間(増圧のパルス幅)が演算される。そし
て、増圧勾配演算部63により、増圧が成される時間お
よびM/C圧検出部61での検出値から20気圧相当を
減じた値に基づいてW/C圧の増圧勾配が演算される。
【0065】そして、上述したABS制御前と同様に、
車輪減速度変化量推定部64で各車輪の減速度変化量が
推定されると共に、車輪減速度変化量演算部66で各車
輪の実際の減速度変化量が演算され、これら減速度変化
量の推定値と実際値とに基づいてカスケードロック判定
部67によってカスケードロック判定が行われる。
【0066】このように、圧力センサ23によって検出
されるM/C圧に基づいてカスケードロック判定を行う
ことができるため、的確なロック判定を行うことが可能
となる。
【0067】(他の実施形態)上記各実施形態では、M
/C3と各W/C4、5とを油圧配管で接続した油圧ブ
レーキ装置に本発明の一実施形態を適用したものを例に
挙げて示したが、ブレーキペダルの踏み込み状態に応じ
た車輪制動力を推定できるものであれば他のものであっ
てもよい。
【0068】例えば、ブレーキペダルの踏み込み状態に
応じて電気的に制動力を制御する電気ブレーキ装置にも
本発明の一実施形態を適用することができる。この場
合、圧力センサ23によってM/C圧を検出するのでは
なく、制動力を発生させる際に駆動するアクチュエータ
(例えば、ディスクブレーキにおけるブレーキパッドを
駆動するモータ等)への通電量を電流量検出手段によっ
て検出する。このアクチュエータへの通電量及びブレー
キパッドの摩擦係数等に依存するブレーキ効力に基づい
て、車体減速度を推定することができ、この推定された
車体減速度に基づいて精度よく推定車体速度を求めた
り、ロック判定を行ったりすることが可能である。
【0069】さらに、ブレーキペダルの踏み込み量、踏
力等から車輪制動力を推定することも可能である。
【0070】また、上記第1実施形態では、ロック状態
検出装置を例に挙げて説明したが、図3に示すロック判
定処理部のうちロック判定部48を除いた構成により、
ロック判定に用いる車体速度を精度よく推定できる車体
速度検出装置とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態におけるロック状態検出
装置が適用されるブレーキ装置の全体構成を示した図で
ある。
【図2】図1に示すブレーキ装置のECU50の概略構
成を示す図である。
【図3】図2に示すECU50に備えられるロック判定
処理部の概略構成を示す図である。
【図4】図3に示す車輪制動力推定部41の詳細を示す
ブロック図である。
【図5】本発明の第2実施形態に示すカスケードロック
の様子を表した図である。
【図6】本発明の第2実施形態におけるカスケードロッ
ク判定処理部の概略構成を示す図である。
【符号の説明】
3…M/C、23…圧力センサ、41…車輪制動力推定
部、42…各輪ブレーキ効力演算部、43…車体減速度
演算部、44…車輪速度検出部、45…車輪減速度演算
部、47…車体速度演算部、48…ロック判定部。
フロントページの続き (72)発明者 井本 雄三 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 山口 昌信 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 Fターム(参考) 3D046 BB28 CC02 DD02 EE01 FF03 HH02 HH16 HH22 HH25 HH36 HH39 HH51 JJ07 LL02 LL05 LL23 LL37 LL46

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブレーキペダルの踏み込み状態に応じて
    車輪制動力を推定する車輪制動力推定手段(41)と、 前記車輪制動力推定手段によって推定された車輪制動力
    に基づいて車体減速度を演算する車体減速度演算手段
    (43)と、 車輪速度の検出を行う車輪速度検出手段(44)と、 前記車輪速度検出手段によって検出された車輪速度に基
    づいて車輪減速度を演算する車輪減速度演算手段(4
    5)と、 前記車体減速度演算手段で求めた車体減速度と前記車輪
    減速度演算手段で求めた車輪減速度とに基づいて、車体
    速度を演算する車体速度演算手段(47)と、 前記車体速度演算手段で求めた車体速度と前記車輪減速
    度演算手段で求めた車輪減速度とに基づいて、車輪がロ
    ック状態に至ることを検出するロック判定手段(48)
    と、を備えていることを特徴とするロック状態検出装
    置。
  2. 【請求項2】 前記車輪制動力推定手段には、マスタシ
    リンダ内の油圧を検出するマスタシリンダ圧検出手段
    (51)が備えられており、 前記車輪制動力推定手段は、前記マスタシリンダ圧検出
    手段で検出されたマスタシリンダ内の油圧に基づいて、
    前記車輪制動力の推定を行うようになっていることを特
    徴とする請求項1に記載のロック状態検出装置。
  3. 【請求項3】 前記車輪制動力推定手段には、 ABS制御の増圧タイミングにおける増圧時間を演算す
    る増圧時間演算手段(52)と、 ABS制御の減圧タイミングにおける減圧時間を演算す
    る減圧時間演算手段(53)と、 前記マスタシリンダ検出手段が検出したマスタシリンダ
    内の油圧、前記増圧時間演算手段が演算した増圧時間お
    よび前記減圧時間演算手段が演算した減圧時間に基づい
    てホイールシリンダ内の油圧を推定するホイールシリン
    ダ圧推定手段(58)と、 前記ホイールシリンダ圧推定手段によって推定されたホ
    イールシリンダ内の油圧を記憶する記憶手段(59)
    と、が備えられ、 前記車輪制動力推定手段は、前記ホイールシリンダ圧推
    定手段によって推定されたホイールシリンダ内の圧力に
    基づいて、前記車輪制動力を推定しており、 前記ホイールシリンダ圧推定手段は、前記ABS制御の
    増圧タイミングの際には、前記マスタシリンダ圧検出手
    段が検出したマスタシリンダの油圧と前記記憶手段に記
    憶された前回の車輪制動力との差分、および前記増圧時
    間演算手段が演算した増圧時間に基づいて前記ホイール
    シリンダ内の油圧を演算し、前記ABS制御の減圧タイ
    ミングの際には、前記記憶手段に記憶された前回の車輪
    制動力と前記減圧時間演算手段が演算した減圧時間とに
    基づいて前記ホイールシリンダ内の油圧を演算するよう
    になっていることを特徴とする請求項2に記載のロック
    状態検出装置。
  4. 【請求項4】 前記車輪制動力推定手段には、前記車輪
    制動力を発生させるアクチュエータに対して前記ブレー
    キペダルの踏み込み状態に応じて流される電流の通電量
    を検出する電流量検出手段が備えられ、 前記車輪制動力推定手段は、前記電流量検出手段によっ
    て検出される前記アクチュエータへの通電量に基づい
    て、前記車輪制動力の推定を行うようになっていること
    を特徴とする請求項1に記載のロック状態検出装置。
  5. 【請求項5】 マスタシリンダ内の油圧を検出するマス
    タシリンダ圧検出手段(51)と、 ABS制御の増圧タイミングにおける増圧時間を演算す
    る増圧時間演算手段(52)と、 前記マスタシリンダ圧検出手段が検出したマスタシリン
    ダ内の油圧と前記増圧時間演算手段が演算した増圧時間
    とに基づいて各車輪の減速度変化量を推定する減速度変
    化量推定手段(64)と、 車輪速度の検出を行う車輪速度検出手段(44)と、 前記車輪速度検出手段によって検出された車輪速度に基
    づいて車輪減速度の変化量を演算する車輪減速度演算手
    段(45)と、 前記減速度変化量推定手段で推定された推定値となる減
    速度変化量と前記車輪減速度変化量演算手段で演算され
    た実際値となる減速度変化量とに基づいて、車輪がロッ
    ク状態に至ることを検出するロック判定手段(67)
    と、を備えていることを特徴とするロック状態検出装
    置。
  6. 【請求項6】 ブレーキペダルの踏み込み状態に応じて
    車輪制動力を推定する車輪制動力推定手段(41)と、 前記車輪制動力推定手段によって推定された車輪制動力
    に基づいて車体減速度を演算する車体減速度演算手段
    (43)と、 車輪速度の検出を行う車輪速度検出手段(44)と、 前記車輪速度検出手段によって検出された車輪速度に基
    づいて車輪減速度を演算する車輪減速度演算手段(4
    5)と、 前記車体減速度演算手段で求めた車体減速度と前記車輪
    減速度演算手段で求めた車輪減速度とに基づいて、車体
    速度を演算する車体速度演算手段(47)と、を備えて
    いることを特徴とする車体速度検出装置。
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