JP2002147822A - 空気調和機の除湿制御 - Google Patents
空気調和機の除湿制御Info
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Abstract
でき、かつ室内負荷にあわせ除湿能力を可変できる空気
調和機の除湿制御を実現する。 【解決手段】 空気調和機の除湿制御に関して、室内温
度の設定値と室内温度を比較して室内送風機を微少運転
するとともに、室内温度と、室内湿度から求められる目
標配管温度と室内配管温度を比較して圧縮機容量や電動
膨張弁の開度を制御する空気調和機において、室内温度
設定値と室内温度の差により、室内送風機の微少運転レ
ベルを複数段階に分けて制御する。
Description
えた無気流感な除湿運転ができ、かつ室内負荷にあわせ
除湿能力を可変できる空気調和機の制御に関するもので
ある。
は、一般的に室内の風量を最小風量にし直接冷風が体に
あたらず冷風感を感じないように風向を水平方向に設定
して圧縮機の周波数を最小より少し高い周波数にして除
湿運転を行っている。
ようにして除湿運転を行う方法として、室内機に凝縮器
と蒸発器を構成する再熱方式の除湿制御が提案されてい
る。
空気調和装置として、室内送風機を微少運転しつつ室内
温湿度より選定した目標配管温度に室内配管温度が近づ
くよう、容量可変形圧縮機をコントロールする除湿制御
も提案されてきている。
1の方式においては、冷風は水平方向には送風されるの
で、室内居住者に直接冷風があたることはないが、室内
上方に送出された冷風は、その後下降することから、や
はり冷風感が残るという不具合があった。また最小風量
で、圧縮機周波数を最小より少し高い周波数で運転させ
る除湿運転では、顕熱能力が大きく、除湿する前に室温
を下げてしまい、圧縮機が停止してしまい結果的に湿度
が下がらないという問題が発生していた。
ては、室内の温度を下げないようにして除湿を行う方法
として、室内機に凝縮器と蒸発器を構成する再熱方式の
除湿制御が提案されているが、凝縮器での放熱と蒸発器
での吸熱を行うために送風運転が必要であり、吹き出し
温度が吸い込み温度と同等であっても室内温度が低けれ
ば冷風感は残ってしまう。また送風運転を行うことで騒
音が高くなることや室内機側で凝縮器からの冷媒を減圧
するために冷媒音がでやすく対策が困難となる。また室
内機に凝縮器と蒸発器とを、その間に減圧器が入るよう
に設け、その減圧器をバイパスする二方弁を設ける構成
にしなければならないことから、構造が複雑でコストも
高くなるという製造上の課題もある。
ては、室内風量を微少運転しているので、顕熱能力を極
端に抑えることができ室温を下げにくくしているし、当
然冷風感を感じることもない。また冷媒音の発生する要
因もなく送風音もほとんどなくまさに無音ドライといえ
る。しかし、室内の負荷変動に対して能力制御すること
ができないため、外気温変化等による室内侵入熱量の変
動や内部発生熱量の変化等対応できず、一般住宅への展
開は困難である。
題点に鑑みてなされたものであり、室内負荷対応も考慮
した除湿性能を向上させるとともに気流感あるいは冷風
感を抑え、省エネ性、静音性、さらにコスト性に優れた
効果を有する空気調和機を提供することを目的としてい
る。
に、本発明のうちで請求項1に記載の発明は、容量可変
型圧縮機と、四方弁と、室外熱交換器と、送風機と、電
動膨張弁と、室外温度を検出する室外温度検出手段とを
有する室外機と、室内熱交換器と送風機と室内温度の設
定値を記憶する室内温度設定記憶手段と、室内温度を検
出する室内温度検出手段と、室内湿度を検出する室内湿
度検出手段と、前記室内温度検出手段で検出された室内
温度と前記室内湿度検出手段で検出された室内湿度から
目標配管温度を設定および記憶する目標配管温度設定手
段と、室内配管温度を検出する室内配管温度検出手段と
を有する室内機とを連結し、前記室内温度の設定値と前
記室内温度を比較して室内送風機を微少運転するととも
に、前記目標配管温度と前記室内配管温度を比較して圧
縮機容量や電動膨張弁の開度を制御する空気調和機にお
いて、前記室内温度設定値と前記室内温度の差により、
室内送風機の微少運転レベルを複数段階に分けたことを
特徴とする。
温度設定値と前記室内温度の差に外気温度を考慮し、室
内送風機の微少運転レベルを複数段階に分けたことを特
徴とする。
配管温度がある値以下に設定された場合、室内送風機の
微少運転レベルを複数段階に分けた内の最小レベルに固
定することを特徴とする。
温度がある値以下に設定された場合、室内送風機の微少
運転レベルを複数段階に分けた内の最小レベルに固定す
ることを特徴とする。
温度と前記室内温度設置値との差がある値以下に設定さ
れた場合、室内送風機の微少運転レベルを複数段階に分
けた内の最小レベルに固定することを特徴とする。
温度と前記室内温度設置値との差がある値以下に設定さ
れた場合、室内送風機の微少運転レベルを複数段階に分
けた内の最小レベルに一定間隔で一定時間固定すること
を特徴とする。
配管温度と前記室内配管温度を比較して電動膨張弁の開
度を制御する空気調和機において、前記目標配管温度と
前記室内配管温度との差により多段的に電動膨張弁の開
度を変更することを特徴とする。
配管温度と前記室内配管温度を比較して電動膨張弁の開
度を制御する空気調和機において、電動膨張弁開度が上
限もしくは下限に固定されているにもかかわらず、電動
膨張弁の開度をマイナスもしくはプラスしなければなら
ない場合に、前記圧縮機容量をプラスもしくはマイナス
して前記室内配管温度を前記目標配管温度に接近させる
ようにしたことを特徴とする。
配管温度と前記室内配管温度を比較して電動膨張弁の開
度を制御する空気調和機において、電動膨張弁開度が上
限もしくは下限に固定されているにもかかわらず、電動
膨張弁の開度をマイナスもしくはプラスしなければなら
ない場合に、前記室外送風機の出力をプラスもしくはマ
イナスして前記室内配管温度を前記目標配管温度に接近
させるようにしたことを特徴とする。
て、図面を参照しながら説明する。
調和機の除湿制御を採用した冷凍サイクルを示してお
り、室外機1及び室内機2は接続配管14を介して接続
されている。
型圧縮機3(以下、単に圧縮機と称す)と、冷暖房切替
用の四方弁4と、室外熱交換器13と、電動膨張弁6が
設けられる一方、室内機2には、室内熱交換器7が設け
られている。図中、8,9は、室外熱交換器5及び室内
熱交換器7に隣接して設けられた室外送風機及び室内送
風機をそれぞれ示しており、10,11,12は室内機
4に設けられた配管温センサ、吸込温センサ及び相対湿
度センサである。
るいは除湿運転時、圧縮機3から吐出された冷媒は四方
弁4を介して室外熱交換器5へと流れ、室外熱交換器5
で室外空気と熱交換して凝縮液化し、次に電動膨張弁6
を通過して減圧されるが、電動膨張弁6は室内の負荷に
見合った開度となるようにステッピングモータ等により
パルス制御されるため、冷媒も室内負荷に応じた流量で
低圧となって接続配管14を介して室内機2へ流入し、
室内熱交換器7で蒸発した後、接続配管14及び四方弁
4を介して再び圧縮機3に吸入される。
波数および室外送風機の制御について説明する。図2は
室内機から温度、湿度、配管温度の検知と運転設定との
関係から差温を検知し、目標配管温度を設定し、室内送
風機の制御を行うとともに、それらの信号を室外機に送
信し、電動膨張弁、圧縮機周波数及び室外送風機の制御
を行う流れを示すブロック図である。
ンサ11の出力(室内温度)を室内温度検知回路15よ
り温度信号として差温演算回路16に送出する一方、運
転設定回路17で設定された設定温度及び運転モードを
判別して差温演算回路16に送出し、ここで差温ΔT
(=Tr−Ts)を算出し、差温信号とする。このとき
のTrは室温でありTsは設定温度である。この差温Δ
Tにより室内送風機9に送信する微少運転レベルを決定
する。
12の出力を室内湿度検出回路18より湿度信号として
目標配管温度設定回路19に送出する一方、室内吸い込
み温度センサ11の出力を室内温度検出回路15より温
度信号として目標配管温度設定回路19に送出して、目
標配管温度テーブル20から室内機2の熱交換器7の配
管温度を制御する目標配管温度を設定する。この熱交換
器7の配管温度を、配管温度センサ10の出力から配管
温度検出回路21により検出し配管温度信号として送信
する。
機9に微少運転信号を送信されたときに、室内機2の信
号送信回路22から送信された目標配管温度と配管温度
を、室外機1の信号受信回路23で受信し、それから膨
張弁開度演算回路24により電動膨張弁6の開度を決定
する。
外機1において外気温度センサ13の出力を外気温検出
回路25より外気温信号として信号送信回路26より室
内機2の信号受信回路27に送信し、差温検出回路16
等にて制御を行う。
おいて、室内から送信された目標配管温度と配管温度さ
らに膨張弁開度から膨張弁開度演算回路24により圧縮
機3の運転周波数および室外送風機8の出力を決定す
る。
・ドライ領域・微少運転領域(ドライFAN1、ドライFAN
2、ドライFAN3)での領域制御方法における領域図お
よびフローチャートである。
内温度センサで検知された室内温度(Tr)とユーザー
が設定した設定温度(Ts)との差温ΔTが計算され
る。ステップS2においてΔTとt7を比較しΔTがt7
よりも大きいと判断された場合はステップS3で冷房運
転を行い、小さいと判断された場合はステップS4に移
行する。ステップS4ではΔTとt5を比較しΔTがt5
よりも大きいと判断された場合はステップS5でドライ
運転を行い、小さいと判断された場合はステップS7に
移行する。
テップS6に移行する。ステップS6では、ΔTとt8
を比較しΔTがt8よりも大きいと判断された場合はス
テップS3で冷房運転を行い、小さいと判断された場合
はステップS4に移行する。
ΔTがt3よりも大きいと判断された場合はステップS
8で微少運転領域に入り、室内送風機は表1に示す微少
運転(ドライFAN1)を行い、小さいと判断された場合
はステップS10に移行する。ステップS8で微少運転
(ドライFAN1)を実施した後ステップS9に移行す
る。ステップS9では、ΔTとt6を比較しΔTがt6よ
り大きいと判断された場合はステップS11で室内送風
機は表1に示す微少運転(ドライFAN2)を行い、小さ
いと判断された場合はステップS13に移行する。
2)を実施した後ステップS12に移行する。ステップ
S12では、ΔTとt4を比較しΔTがt4よりも大きい
と判断された場合はステップS8で微少運転(ドライFA
N1)を行い、小さいと判断された場合はステップS1
0に移行する。更にステップS13ではΔTとt0を比
較しΔTがt0よりも大きいと判断された場合はステッ
プS14で室内送風機は表1に示す微少運転(ドライFA
N3)を行い、小さいと判断された場合はステップS1
6に移行する。
3)を実施した後ステップS15に移行する。ステップ
S15では、ΔTとt2を比較しΔTがt2よりも大きい
と判断された場合はステップS11で微少運転(ドライ
FAN2)を行い、小さいと判断された場合はステップS
16に移行する。ステップS16では圧縮機の運転を停
止し、次のステップS17で圧縮機の所定停止時間経過
したかどうかを判定し、所定時間経過している場合はス
テップS18においてΔTとt0を比較しΔTがt0より
も大きいと判断された場合はステップS19にて圧縮機
を再び再起動する。
(たとえば約1秒)ごとに行われており、ΔTをその都
度計算することにより運転条件が決定される。また図4
における微少運転領域とは、室内送風機9が以降で説明
する仕様で運転する領域のことであり、このとき室内配
管温度が、以降表1で説明する目標配管温度(A)にな
るように膨張弁開度演算回路24で膨張弁6等を制御す
る状態のことである。
図8にまとめる。図5はドライ運転での室内送風機運転
仕様を時間と風量の関係を表したものである。図のよう
に従来仕様と同等であるドライ運転では時間に関係なく
一定の風量(Q)がでるように設定されている。
送風機運転仕様を時間と風量の関係を表したものであ
る。図6のようにドライ運転とは異なり、時間により風
量を幾分下げることにより従来仕様よりも冷風感(気流
感)が若干緩和されるとともに、微少運転モードでは後
に述べるように目標配管温度に配管温度が近づくよう制
御されているため、除湿量は必要以上に確保できるよう
設定されている。
送風機運転仕様を時間と風量の関係を表したものであ
る。図7のように微少運転(ドライFAN1)と同様に、
時間により風量を幾分下げるとともに初期風量もドライ
運転より更に下げることにより、より冷風感(気流感)
が緩和されるとともに、微少運転モードのため、除湿量
は十分に確保できるよう設定されている。
送風機運転仕様を時間と風量の関係を表したものであ
る。図8のように微少運転(ドライFAN1、2)と同様
に、時間により風量を幾分下げるとともに更に出力停止
時間設けることにより、更に冷風感(気流感)が緩和さ
れるとともに、微少運転モードのため、除湿量はある程
度確保できるよう設定されている。
量が室内負荷にあわせて ドライ運転>ドライFAN1>ドライFAN2>ドライFAN3 となっていれば特に停止時間の有無には関係ないものと
する。
ある。目標配管温度(A)は室内温度センサにより検知
された室内温度と室内湿度センサにより検知された室内
相対湿度から表1に基づいて決定される。
説明する。外気温度が低い場合は特に一般住宅の場合、
住宅内部発生熱量の内かなりの部分が外気漏洩熱量とし
て放出されてしまうため、室内送風機微少運転モードの
内のドライFAN1および2においても室温を下げる顕熱
能力が大きすぎる可能性がある。結果ドライFAN3に移
行したとしてもt0をこえて圧縮機停止に至る場合がか
なり多い。そこで外気温度(To)がある設定値以下に
なったときにt1〜t4の各値をそれぞれ+α(t1'〜t
4')することによって、より風量の少ない室内送風機出
力に設定することができる。
するのを極力抑え除湿運転を継続することが可能になる
とともにより冷風感をも抑えることが可能となる。
配管温度で説明する。
ば、室内送風機微少運転モードの内のドライFAN1およ
び2においても室温を下げる顕熱能力が大きすぎる可能
性がある。結果ドライFAN3に移行したとしてもt0をこ
えて圧縮機停止に至る場合がかなり多い。そこで目標配
管温度(A)がある設定値以下になったときに、仮に室
内送風機微少運転モードの内のドライFAN1および2で
運転しなければいけない状態においても室内機送風機出
力を微少運転の最小レベルに固定するようにする。
するのを極力抑え除湿運転を継続することが可能になる
とともにより冷風感をも抑えることが可能となる。
(To)がある程度低い温度になれば、特に一般住宅の
場合、住宅内部発生熱量の内かなりの部分が外気漏洩熱
量として放出されてしまうため、室内送風機微少運転モ
ードの内のドライFAN1および2においても室温を下げ
る顕熱能力が大きすぎる可能性がある。結果ドライFAN
3に移行したとしてもt0をこえて圧縮機停止に至る場
合がかなり多い。そこで外気温度(To)がある設定値
以下になったときに、仮に室内送風機微少運転モードの
内のドライFAN1および2で運転しなければいけない状
態においても室内機送風機出力を微少運転の最小レベル
に固定するようにする。
するのを極力抑え除湿運転を継続することが可能になる
とともにより冷風感をも抑えることが可能となる。
漏洩熱量として放出されてしまうときは、室内送風機微
少運転モードの内のドライFAN1および2においても室
温を下げる顕熱能力が大きすぎる可能性がある。結果ド
ライFAN3に移行したとしてもt0をこえて圧縮機停止に
至る場合がかなり多い。そこで外気温度(To)と室内
設定温度(Ts)の差で外気漏洩熱量として放出されて
しまう量を推定し、 (Ts)−(To)<β ……(1) 式(1)が成立した場合、仮に室内送風機微少運転モー
ドの内のドライFAN1および2で運転しなければいけな
い状態においても室内機送風機出力を微少運転の最小レ
ベルに固定するようにする。
するのを極力抑え除湿運転を継続することが可能になる
とともにより冷風感をも抑えることが可能となる。
ドの内のドライFAN1および2で運転しなければいけな
い状態においても、ある一定の時間室内機送風機出力を
微少運転の最小レベルに固定するようにする。
するのを極力抑え除湿運転を継続することが可能になる
とともにより冷風感をも抑えることが可能となる。
説明する。図9および図10は除湿モード時における微
少運転領域(ドライFAN1、ドライFAN2、ドライFAN
3)での電動膨張弁制御方法における領域図および電動
膨張弁演算回路のフローチャートである。
てB秒という一定のインターバルをあけ、ステップS2
1で室内から送られてきた配管温度が表1で決定された
目標配管温度(A)より0.5度以上低ければステップ
S22に移行、そうでなければステップS23に移行す
る。ステップS22では電動膨張弁パルスが現モードで
これ以上開けられないよう設定されたパルスであればス
テップS30に移行し、そうでなければステップS24
に移行する。ステップS24で配管温度が目標配管温度
(A)より1.5度以上低ければステップS26に移
行、そうでなければステップS25に移行する。
(A)より0.5度以上高ければステップS29に移
行、そうでなければステップS27に移行する。ステッ
プS27では電動膨張弁パルスが現モードでこれ以上絞
られないよう設定されたパルスであればステップS31
に移行し、そうでなければステップS28に移行する。
ステップS25、ステップS26およびステップS28
で膨張弁パルスを+5パルス、+10パルス、−5パル
スした後、ステップS29に移行する。ステップS29
ではCOUNT1,2をリセットする。またステップS
30ではCOUNT1を+1しCOUNT2をリセット
し、またステップS31ではCOUNT2を+1しCO
UNT1をリセットする。
温度との差により多段的に電動膨張弁の開度を制御する
ことにより、より目標配管温度に早く近づけることがで
き、本体結露等危険な状況をすばやく回避したり、また
すばやく除湿することが可能となる。
1,2に基づいて説明する。 COUNT1は室内配管
温度が目標配管温度よりも低いが、電動膨張弁の開度が
上限に固定されているために配管温度を上げられない状
態のときにカウントされるタイマである。このように電
動膨張弁だけでは制御しきれない条件が連続して続いた
とき、COUNT1がある設定値をこえたときに周波数
をさげて配管温度を上げるようにしたものである。同様
にCOUNT2は室内配管温度が目標配管温度よりも高
いが、電動膨張弁の開度が下限に固定されているために
配管温度を差下げられない状態のときにカウントされる
タイマである。COUNT2がある設定値をこえたとき
に周波数を上げて配管温度を下げるようにしたものであ
る。
せて変更することにより、配管温度をコントロールでき
る領域が大幅に増大するとともに、室内負荷に合わせて
室内送風機の出力を変更させる本制御においては特に有
効である。
2をいったんリセットし、更にカウントを繰り返し多段
的に周波数を増減すること、また周波数変更後に膨張弁
開度変更領域に入れば当然膨張弁開度を変更し、配管温
度を目標配管温度に近づけようとする内容も当然本制御
の仕様に含まれる。
1,2に基づいて説明する。 COUNT1は室内配管
温度が目標配管温度よりも低いが、電動膨張弁の開度が
上限に固定されているために配管温度を上げられない状
態のときにカウントされるタイマである。このように電
動膨張弁だけでは制御しきれない条件が連続して続いた
とき、COUNT1がある設定値をこえたときに室外送
風機の出力をさげて配管温度を上げるようにしたもので
ある。同様にCOUNT2は室内配管温度が目標配管温
度よりも高いが、電動膨張弁の開度が下限に固定されて
いるために配管温度を差下げられない状態のときにカウ
ントされるタイマである。COUNT2がある設定値を
こえたときに室外送風機の出力を上げて配管温度を下げ
るようにしたものである。
合わせて変更することにより、配管温度をコントロール
できる領域が大幅に増大するとともに、室内負荷に合わ
せて室内送風機の出力を変更させる本制御においては特
に有効である。
UNT1,2をいったんリセットし、更にカウントを繰
り返し多段的に室外送風機の出力を増減すること、また
室外送風機の出力変更後に膨張弁開度変更領域に入れば
当然膨張弁開度を変更し、配管温度を目標配管温度に近
づけようとする内容も当然本制御の仕様に含まれる。
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
機の微少運転レベルを変更させるため、お客様の設定温
度により除湿量を確保しつつ、ローコスト、低騒音で冷
風感のない無気流感覚の除湿制御を提供することができ
る。
の小レベル運転領域を増やすことにより、除湿運転をよ
り継続することができるとともに冷風感のない無気流感
覚の除湿制御を提供することができる。
微少運転の最小レベルに固定することにより、冷風感の
ない無気流感覚の除湿制御を提供することができる。
転の最小レベルに固定することにより、冷風感のない無
気流感覚の除湿制御を提供することができる。
値いより低いときに、室内送風機の微少運転の最小レベ
ルに固定することにより、冷風感のない無気流感覚の除
湿制御を提供することができる。
る値いより低いときに、室内送風機の微少運転の最小レ
ベルに一定時間固定することにより、負荷にあわせた除
湿量を確保しつつ冷風感のない無気流感覚の除湿制御を
提供することができる。
り多段的に電動膨張弁の開度を制御することにより、よ
り目標配管温度に早く近づけることができ、本体結露等
危険な状況をすばやく回避したり、またすばやく除湿す
ることが可能となる除湿制御を提供することができる。
力を変更させる本制御においては、電動膨張弁だけでな
く周波数も合わせて変更することにより、配管温度をコ
ントロールできる領域が大幅に増大するため、より多く
の条件で快適な除湿制御を提供することができる。
力を変更させる本制御においては、電動膨張弁だけでな
く室外送風機の出力も合わせて変更することにより、配
管温度をコントロールできる領域が大幅に増大するた
め、より多くの条件で快適な除湿制御を提供することが
できる。
た冷凍サイクルの配管系統図
設定との関係から差温を検知し、目標配管温度を設定
し、室内送風機の制御を行うとともに、それらの信号を
室外機に送信し、電動膨張弁、圧縮機周波数及び室外送
風機の制御を行う流れを示すブロック図
転領域(ドライFAN1、ドライFAN2、ドライFAN3)で
の領域制御方法における領域図
転領域(ドライFAN1、ドライFAN2、ドライFAN3)で
の領域制御方法におけるフローチャート
量の関係を表した図
仕様を時間と風量の関係を表した図
仕様を時間と風量の関係を表した図
仕様を時間と風量の関係を表した図
N1、ドライFAN2、ドライFAN3)での電動膨張弁制御
方法における領域図
(ドライFAN1、ドライFAN2、ドライFAN3)での電動
膨張弁制御方法における電動膨張弁演算回路のフローチ
ャート
Claims (9)
- 【請求項1】 容量可変型圧縮機と、四方弁と、室外熱
交換器と、送風機と、電動膨張弁と、室外温度を検出す
る室外温度検出手段とを有する室外機と、 室内熱交換器と送風機と室内温度の設定値を記憶する室
内温度設定記憶手段と、室内温度を検出する室内温度検
出手段と、室内湿度を検出する室内湿度検出手段と、前
記室内温度検出手段で検出された室内温度と前記室内湿
度検出手段で検出された室内湿度から目標配管温度を設
定および記憶する目標配管温度設定手段と、室内配管温
度を検出する室内配管温度検出手段とを有する室内機と
を連結し、 前記室内温度の設定値と前記室内温度を比較して室内送
風機を微少運転するとともに、前記目標配管温度と前記
室内配管温度を比較して圧縮機容量や電動膨張弁の開度
を制御する空気調和機において、 前記室内温度設定値と前記室内温度の差に基づいて、室
内送風機の微少運転レベルを複数段階に分けて制御する
空気調和機の除湿制御。 - 【請求項2】 前記室内温度設定値と前記室内温度の差
と外気温度に基づいて、室内送風機の微少運転レベルを
複数段階に分けて制御する請求項1に記載の空気調和機
の除湿制御。 - 【請求項3】 前記目標配管温度が所定値以下に設定さ
れた場合、室内送風機の微少運転レベルを複数段階に分
けた内の最小レベルの段階に固定する請求項1、2のい
ずれかに記載の空気調和機の除湿制御。 - 【請求項4】 前記室外温度が所定値以下の場合、室内
送風機の微少運転レベルを複数段階に分けた内の最小レ
ベルの段階に固定する請求項1〜3のいずれかに記載の
空気調和機の除湿制御。 - 【請求項5】 前記室外温度と前記室内温度設置値との
差が、所定値以下に設定された場合、室内送風機の微少
運転レベルを複数段階に分けた内の最小レベルの段階に
固定する請求項1〜4のいずれかに記載の空気調和機の
除湿制御。 - 【請求項6】 前記室外温度と前記室内温度設置値との
差が、所定値以下に設定された場合、室内送風機の微少
運転レベルを複数段階に分けた内の最小レベルの段階
に、所定間隔でかつ所定時間固定する請求項1〜5のい
ずれかに記載の空気調和機の除湿制御。 - 【請求項7】 前記目標配管温度と前記室内配管温度を
比較して電動膨張弁の開度を制御する空気調和機におい
て、前記目標配管温度と前記室内配管温度との差に基づ
いて、多段的に電動膨張弁の開度を変更する請求項1〜
6のいずれかに記載の空気調和機の除湿制御。 - 【請求項8】 前記目標配管温度と前記室内配管温度を
比較して電動膨張弁の開度を制御する空気調和機におい
て、電動膨張弁開度が上限もしくは下限にある場合で、
電動膨張弁の開度をさらに増減する必要がある場合に、
前記圧縮機容量を増減して前記室内配管温度を前記目標
配管温度に近づけるようにした請求項1〜7のいずれか
に記載の空気調和機の除湿制御。 - 【請求項9】 前記目標配管温度と前記室内配管温度を
比較して電動膨張弁の開度を制御する空気調和機におい
て、電動膨張弁開度が上限もしくは下限にある場合で、
電動膨張弁の開度をさらに増減する必要がある場合に、
前記室外送風機の出力を増減して前記室内配管温度を前
記目標配管温度に近づけるようにした請求項1〜8のい
ずれかに記載の空気調和機の除湿制御。
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