JPH10103739A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH10103739A
JPH10103739A JP8256909A JP25690996A JPH10103739A JP H10103739 A JPH10103739 A JP H10103739A JP 8256909 A JP8256909 A JP 8256909A JP 25690996 A JP25690996 A JP 25690996A JP H10103739 A JPH10103739 A JP H10103739A
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JP
Japan
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air
operation mode
room temperature
temperature sensor
heating
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JP8256909A
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English (en)
Inventor
Eiji Watanabe
邊 英 司 渡
Ichiro Hongo
郷 一 郎 本
Hiroyuki Tokita
田 博 之 時
Tetsuji Yamashita
下 哲 司 山
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低温多湿の状態でも除湿運転を可能にすると
共に、温風又は冷風に起因する居住者の不快感を防止す
ることのできる空気調和機を提供する。 【解決手段】 室温を検出する室温センサ(15)と、
手動にて暖房運転を選択する手動運転モードと室温セン
サの検出値(15)に基づいて、暖房運転及び除湿運転
のいずれか一方を自動選択する除湿優先自動運転モード
とに切換えて運転することが可能で、かつ、除湿優先自
動運転モードにおける暖房運転時の空調能力を、手動運
転モードにおける暖房運転時の空調能力よりも低く制限
して運転する制御部(40)とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、手動にて暖房運転
を選択する手動運転モードと室温センサの検出値に基づ
いて、除湿運転を含む複数の運転状態のいずれか一つを
自動選択する除湿優先自動運転モードとに切換えて運転
することが可能な空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】冷房と
暖房とに切換運転が可能な空気調和機においては、使用
者が暖房、冷房及び除湿のいずれか一つの運転状態を選
択する手動運転モードと、運転開始時の外気温や室温な
どに基づき、冷房、暖房等を自動的に選択する自動運転
モードとのいずれかを選択できるようにしたものがあ
る。なお、自動運転モードでは冷房、暖房の他に送風や
除湿をも自動的に選択するものもある。さらに、自動運
転モードでの運転中に、室温等が大きく変化した場合に
は、これを検出して再度、最適な状態に変更するものも
ある。これらの自動運転モードを選択した場合には、使
用者がわざわざ運転モードを設定する必要がなく、か
つ、運転中に室内、外の状況が大きく変化した場合でも
適切な運転モードに選択変更される利点がある。
【0003】しかし、自動運転モードの選択項目に除湿
運転があっても、基本的には室温を設定温度に到達させ
ることが主目的であり、室温が設定温度近傍にあり、か
つ、湿度が高い場合に初めて除湿運転が選択されるよう
になっていたので、梅雨時等の多湿の条件下で除湿を優
先する運転が望まれたとしても、室温が低下した低温多
湿の状態では、暖房運転が選択される。この暖房運転時
には、空気調和機の吹出空気の温度が高くなり、使用者
には体感的に湿度が上昇したように感じられ、さらに、
風向変更板が斜め下方に向いて温風が居住域に吹出すた
め使用者の不快感が増すというような問題があった。
【0004】また、除湿運転における他の制御例とし
て、室温が目標値よりも所定値以上に上昇したときには
冷房運転を行い、所定値以下に降下したところで除湿運
転に復帰するものがあった。しかし、この制御方法で
は、室温の低下した低温多湿の状態では運転を停止する
しか方法がなく、温度及び湿度の両方の制御ができない
という問題を生じる。
【0005】さらにまた、除湿運転における他の制御例
として、所定の時間毎に暖房運転と冷房運転とを交互に
行うものがあった。しかるにこの方法も、暖房運転時に
空気調和機の吹出空気の温度が高くなり、使用者には体
感的に湿度が上昇したように感じられ、また、暖房運転
時に風向変更板が斜め下方に向いて温風が居住域に吹出
すため使用者の不快感が増すという問題があった。
【0006】本発明は上記の課題を解決するためになさ
れたもので、低温多湿の状態でも除湿運転を可能にする
と共に、温風又は冷風に起因する居住者の不快感を防止
することのできる空気調和機を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の空気調
和機は、手動にて暖房運転を選択する手動運転モード
と、室温センサの検出値に基づいて、暖房運転及び除湿
運転のいずれか一方を自動選択する除湿優先自動運転モ
ードとに切換えて運転することが可能で、かつ、除湿優
先自動運転モードにおける暖房運転時の空調能力を、手
動運転モードにおける暖房運転時の空調能力よりも低く
制限して運転する制御部を備えているので、除湿優先自
動運転モードにおいて暖房運転と除湿運転との切換えに
より、低温多湿状態での除湿運転が可能となり、また、
空調能力(この場合は暖房能力)を手動による通常運転
時より低くして低温多湿時に発生しやすい暖かい風によ
る不快感を防止することができる。
【0008】請求項2に記載の空気調和機は、手動運転
モード及び除湿優先自動運転モードにてそれぞれ選択さ
れる暖房運転時に、圧縮機の空調能力を最大値と最小値
の範囲で可変すると共に、除湿優先自動運転モードの空
調能力の最大値を手動運転モードの空調能力の最大値よ
りも低く制限しているので、請求項1と同様な効果が得
られる。
【0009】請求項3に記載の空気調和機は、圧縮機の
回転速度をインバータ回路によって可変する構成とし、
除湿優先自動運転モードにて選択された暖房運転時の圧
縮機の最大回転速度を手動にて選択される暖房運転時の
圧縮機の最大回転速度よりも低く制限することにより、
除湿優先自動運転モードの空調能力の最大値を手動運転
モードの空調能力の最大値よりも低く制限するようにし
たので、請求項1と同様な効果が得られる。
【0010】請求項4に記載の空気調和機は、手動にて
暖房運転及び冷房運転のいずれか一方を選択する手動運
転モードと、室温センサの検出値に基づいて、暖房運
転、冷房運転ード、送風運転モード及び除湿運転モード
のいずれか一つを自動選択する除湿優先自動運転モード
とに切換えて運転することが可能で、かつ、除湿優先自
動運転モードの空調能力の最大値を手動運転モードの空
調能力の最大値よりも低く制限して運転するので、請求
項1と同様な効果が得られると同時に、状況の変化に応
じて多様な制御が可能となる。
【0011】請求項5に記載の空気調和機は、室温セン
サの検出値に基づいて、暖房運転及び除湿運転モードの
いずれか一方を自動選択する除湿優先自動運転モードで
の運転が可能で、かつ、暖房運転における室内ユニット
の空気の吹出し方向をほぼ水平にするように風向変更板
を制御するので、低温多湿時に下向きに温風が吹出され
ることがなくなり、下向きの温風による不快感を防止す
ることができる。
【0012】請求項6に記載の空気調和機は、室温セン
サの検出値に基づいて、暖房運転、冷房運転ード、送風
運転モード及び除湿運転モードのいずれか一つを自動選
択する除湿優先自動運転モードでの運転を可能にすると
共に、運転状態の如何にかかわらず風向変更板をほぼ水
平に制御するようにしたので、運転状態が種々に変化し
ても室内ユニットからの吐出風が直接下方に向かうこと
がなくなり、温風が居住者に当たり難くなるため、低温
多湿時の温風による不快感を防止することができる。
【0013】請求項7に記載の空気調和機は、室内ユニ
ットとして上方に空気の吸込み口を、下方に空気の吹出
し口をそれぞれ備えるものを用い、暖房運転時及び冷房
運転時に風向変更板の先端部を水平線より僅かに上向き
に位置させると共に、除湿運転時に風向変更板の先端部
を暖房運転時及び冷房運転時よりもさらに上向きにする
ことによって、温風のショートサーキットの割合高める
と共に、除湿運転時に温風が居住者に到達しないようし
て、温風による不快感の防止効果と冷風による不快感の
防止効果をさらに高めることができる。
【0014】請求項8に記載の空気調和機は、室温セン
サの検出値に基づいて、暖房運転、冷房運転及び除湿運
転のいずれか一つを自動選択する除湿優先自動運転モー
ドの運転が可能で、かつ、暖房運転時に風向変更板をほ
ぼ水平に制御し、冷房運転時における室温センサの検出
値が所定値以上のとき風向変更板の先端部を水平線より
僅かに下向きに位置させ、所定値未満のとき風向変更板
の先端部を水平又は水平線より僅かに上向きに位置させ
るようにしたため、冷房運転が行われる室温の高い状態
で冷風が居住者に当たっても冷風による不快感を生ずる
ことなく、これよりも温度が高くなったときに冷風が居
住者に当たり難くして温風による不快感の防止と冷風に
よる不快感の防止が可能になる。
【0015】請求項9に記載の空気調和機は、手動運転
モードにて暖房運転が選択されたとき、吹出し空気温度
が所定値より低い場合に吹出し空気量を低減するが、除
湿優先自動運転モードでの暖房モード運転時には吹出し
空気量の低減動作を禁止又は緩和するので、冷風吹出防
止制御に付随する温風吹出がなくなり、温風による不快
感を防止することができる。
【0016】請求項10に記載の空気調和機は、室内ユ
ニットが、回転数可変の室内ファンと、室内ユニットか
ら吹出される空気の温度を検出する吹出空気温度センサ
とを備え、吹出空気温度センサの温度検出値が所定値以
下の場合、室内ファンの回転数を低下させるので、冷風
に起因する不快感防止の効果を高めることができる。
【0017】請求項11に記載の空気調和機は、室内熱
交換器温度センサによる温度検出値が所定値以下の場
合、室内ファンの回転数を低下させるので、冷風に起因
する不快感防止の効果を高めることができる。
【0018】請求項12に記載の空気調和機は、室内熱
交換器温度センサによる温度検出値が第1の設定値以下
の場合に室内ファンを停止し、除湿優先自動運転モード
での暖房運転時に、室内熱交換器温度センサによる温度
検出値が第1の設定値よりも低い場合、室内ファンを停
止させるようにしたので、冷風に起因する不快感防止の
効果を一層高めることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明を好適な実施形態に
基づいて詳細に説明する。図2は本発明の一実施形態を
構成する室内ユニットの断面図である。同図において、
室内ユニット1は前面に室内空気の吸込口2を有し、上
面にも室内空気の吸込口3を有し、さらに、前面下部に
空調用空気(冷房空気、除湿空気、暖房空気など)の吹
出口4を有している。
【0020】室内ユニット1内には、上記吸込口2,3
から吹出口4にかけて通風路5が形成される。この通風
路5において、吸込口2,3の内側に防塵用(及び消臭
用)のフィルタ6が設けられ、このフィルタ6の内部に
主室内熱交換器8及び補助室内熱交換器7が配設され
る。そして、両熱交換器7.8の内側に横流型の室内フ
ァン9が設けられる。
【0021】主室内熱交換器8は二分されて室内ファン
9を囲むように逆V字状に配置される。熱交換器8はそ
の一部が前面の吸込口2に対向し、他の一部が上面の吸
込口3に対向する。そして、熱交換器吸込口3との間、
すなわち、室内空気の吸込み流路において熱交換器8よ
り上方の風上側となる位置に、補助室内熱交換器7が配
置される。熱交換器8の下方にドレン受け部19a,1
9bが形成される。
【0022】室内ファン9が回転すると、室内空気が吸
込口2及び吸込口3をそれぞれ通して室内ユニット1内
に吸込まれる。吸込口2からの吸込み空気は、フィルタ
6を通り、さらに、熱交換器8を通って室内ファン9側
に流れる。吸込口3からの吸込み空気は、フィルタ6を
通った後、先ず補助室内熱交換器7を通り、次に熱交換
器8を通って室内ファン9側に流れる。
【0023】通風路5において、室内ファン9の下流側
の吹出口4を臨む位置に、左右風向変更板10が設けら
れる。この左右風向変更板10は、吹出し風の方向を室
内ユニット1の左右方向において設定するためのもの
で、モータ駆動式である。
【0024】左右風向変更板10より下流側に、複数
の、例えば一対の上下風向変更板11、11が上下に並
べて設けられる。この上下風向変更板)(以下、単に風
向変更板とも言う)11,11は、互いに連動して単一
のモータによって駆動され、運転時は図面上で反時計回
りに回動して吹出口4を開放し、吹出し風の方向を室内
ユニット1の上下方向に設定すると共に、運転停止時は
時計回りに回動して吹出口4を閉成し、塵埃が室内ユニ
ット1内に入り込むのを防ぐ働きをする。
【0025】図1は上記室内ユニット1を含めた制御系
の構成を、冷媒系統と併せて示した系統図である。同図
において、圧縮機21の吐出側に四方弁22を介して室
外熱交換器23が配管接続され、その室外熱交換器23
に膨張機構、例えば電動膨張弁24が配管接続されてい
る。この電動膨張弁24は、入力される駆動パルスの数
に応じて開度が連続的に変化する。
【0026】電動膨張弁24に補助室内熱交換器7の一
端が配管接続され、その補助室内熱交換器7の他端に室
内熱交換器8が配管接続される。そして、主室内熱交換
器8に、上記四方弁22を介して圧縮機21の吸込口が
配管接続される。
【0027】こうして、冷房、除湿、および暖房が可能
なヒートポンプ式冷凍サイクルが構成される。
【0028】冷房時は、図示実線矢印で示すように、圧
縮機21から吐出される冷媒が四方弁22から室外熱交
換器23、電動膨張弁24、補助室内熱交換器7、主室
内熱交換器8へと順次に流れ、主室内熱交換器8を経た
冷媒が四方弁22を通って圧縮機21に戻る冷房サイク
ルが形成される。すなわち、室外熱交換器23が凝縮
器、補助室内熱交換器7および主室内熱交換器8が蒸発
器として機能する。
【0029】除湿時は、冷房時と同方向に冷媒が流れる
除湿サイクルが形成される。この除湿サイクルは、補助
室内熱交換器7の温度と、主室内熱交換器温度8の温度
との差が所定値になるように、しかも、補助室内熱交換
器7の温度が露点温度以下になるように冷媒流量が制御
され、さらに、吹出口4から吹出される空気がそのまま
吸込口2に流れるショートサーキットが形成され、吹出
風が居住域に届かないように、風向変更板11,11の
角度と、室内ファン9の速度が制御される。
【0030】暖房時は、四方弁22が切換わることによ
り、図示破線矢印で示すように、圧縮機21から吐出さ
れる冷媒が四方弁22から主室内熱交換器8、補助室内
熱交換器7、電動膨張弁24、室外熱交換器23へと順
次流れ、室外熱交換器23を経た冷媒が四方弁22を通
って圧縮機21に戻るサイクルが形成される。すなわ
ち、補助室内熱交換器7および主室内熱交換器8が凝縮
器、室外熱交換器23が蒸発器として機能する。
【0031】図1および図2の両方に示すように、補助
室内熱交換器7の出口側の熱交換パイプに熱交換器温度
センサ13が取り付けられ、主室内熱交換器8の中間部
の熱交換パイプに熱交換器温度センサ14が取付けられ
る。
【0032】吸込口2から主室内熱交換器8にかけての
室内空気の吸込み流路に室内温度センサ15が設けられ
る。また、室外熱交換器23の近傍に室外ファン25が
設けられる。この室外ファン25は、室外空気を室外熱
交換器23に供給する。
【0033】商用交流電源30に、インバータ回路3
1、速度制御回路32,33、および制御部40が接続
される。そして、制御部40に、インバータ回路31、
速度制御回路32,33、風向変更板モータ10M(図
示を省略),11M、熱交換器温度センサ14、室内温
度センサ15、四方弁22、電動膨張弁24、および受
光部41が接続される。
【0034】インバータ回路31は、電源電圧を整流
し、それを制御部40の指令に応じた周波数(および電
圧)の交流に変換し、出力する。この出力は圧縮機21
の駆動モータ(圧縮機モータ)の駆動電力となる。従っ
て、圧縮機21の回転数はインバータ回路31の出力周
波数に応じて変化する。
【0035】速度制御回路32は、室外ファンモータ2
5Mに対する電源電圧の供給制御(たとえば通電位相制
御)により、室外ファンモータ25Mの速度(室外ファ
ン25の送風量)を制御部40の指令に応じた速度に設
定する。速度制御回路33は、室内ファンモータ9Mに
対する電源電圧の供給制御(室内ファン9の送風量)を
制御部40の指令に応じた速度に設定する。
【0036】受光部41は、リモートコントロール式の
操作器(以下、リモコン装置と略称する)42から送出
される赤外線光を受光する。制御部40は、空気調和機
全般にわたる制御を行うもので、主要な機能手段として
次の(a)から(l)を備える。 (a)手動にて暖房運転を選択する手動運転モードと、
室温センサの検出値に基づいて、暖房運転及び除湿運転
のいずれか一方を自動選択する除湿優先自動運転モード
とに切換えて運転することが可能で、かつ、除湿優先自
動運転モードにおける暖房運転時の空調能力を、手動運
転モードにおける暖房運転時の空調能力よりも低く制限
して運転する。 (b)手動運転モードにて選択される暖房運転及び除湿
優先自動運転モードにて自動選択される暖房運転のいず
れにおいても、圧縮機の空調能力を最大値と最小値の範
囲で可変すると共に、除湿優先自動運転モードの空調能
力の最大値が手動運転モードの空調能力の最大値よりも
低く制限する。 (c)除湿優先自動運転モードにて選択された暖房運転
の圧縮機の最大回転速度を手動にて選択される暖房運転
の圧縮機の最大回転速度よりも低く制限することによ
り、除湿優先自動運転モードの空調能力の最大値を手動
運転モードの空調能力の最大値よりも低く制限する。 (d)手動にて暖房運転及び冷房運転のいずれか一方を
選択する手動運転モードと、室温センサの検出値に基づ
いて、暖房運転、冷房運転ード、送風運転モード及び除
湿運転モードのいずれか一つを自動選択する除湿優先自
動運転モードとに切換えて運転することが可能で、か
つ、除湿優先自動運転モードの空調能力の最大値を手動
運転モードの空調能力の最大値よりも低く制限して運転
する。 (e)室温センサの検出値に基づいて、暖房運転及び除
湿運転モードのいずれか一方を自動選択する除湿優先自
動運転モードでの運転が可能で、かつ、暖房運転におけ
る室内ユニットの空気の吹出し方向をほぼ水平にするよ
うに風向変更板を制御する。 (f)室温センサの検出値に基づいて、暖房運転モー
ド、冷房運転ード、送風運転モード及び除湿運転モード
のいずれか一つを自動選択する除湿優先自動運転モード
での運転が可能で、かつ、運転状態の如何にかかわらず
室内ユニットの風向変更板をほぼ水平に制御する。 (g)暖房運転時に風向変更板の先端部を水平線より僅
かに上向きに位置させると共に、除湿運転時に風向変更
板の先端部を暖房運転時よりもさらに上向きにする。 (h)室温センサの検出値に基づいて、暖房運転、冷房
運転及び除湿運転のいずれか一つを自動選択する除湿優
先自動運転モードの運転が可能で、かつ、暖房運転時に
風向変更板を水平又は水平より僅かに上向きに制御し、
冷房運転時における室温センサの検出値が所定値以上の
とき風向変更板の先端部を水平より僅かに下向きに位置
させ、所定値未満のとき風向変更板の先端部を水平又は
水平より僅かに上向きに位置させる。 (i)手動運転モードにて暖房運転が選択されたとき、
吹出し空気温度が所定値より低い場合に吹出し空気量を
低減し、除湿優先自動運転モードでの暖房モード運転時
には吹出し空気量の低減動作を禁止又は緩和する。 (j)室内熱交換器温度センサによる温度検出値が所定
値以下の場合、室内ファンの回転数を低下させる。 (k)室内熱交換器温度センサの代わりに、室内ユニッ
トから吹出される空気の温度を検出する吹出空気温度セ
ンサを用いる。 (l)手動運転モードにて選択された暖房運転時に、室
内熱交換器温度センサによる温度検出値が第1の設定値
以下の場合に室内ファンを停止し、除湿優先自動運転モ
ードでの暖房運転時に、室内熱交換器温度センサによる
温度検出値が第1の設定値よりも低い第2の設定値より
も低い場合、室内ファンを停止させる。
【0037】上記のように構成された本実施形態の動作
について、制御部40を構成するマイクロコンピュータ
の処理手順を示す図3乃至図11のフローチャートに従
って、図12乃至図15の説明図をも参照して以下に説
明する。本実施形態では、リモコン装置42によって、
手動による運転モード設定の他に、除湿運転を優先して
自動的に運転モードを選択する除湿優先自動運転モード
の選択が可能になっている。この場合、各種の運転モー
ドm(n)のうち、 手動による送風運転モードをn=0 暖房運転モードをn=1 冷房運転モードをn=2 とし、除湿を優先して自動的に選択する運転モードm
(n)のうち、 除湿運転モードをn=3 送風運転モードをn=4 暖房運転モードをn=5 暖房運転モードをn=6 とし、これらの運転モードに応じて、圧縮機21の回転
数、室内ファン9の風量(ファンモータの速度に対
応)、上下風向変更板(ルーバ)11の角度等を予め定
めた値に設定する。特に、除湿優先自動運転モードに対
して、手動による運転モードを通常運転モードとも称す
る。
【0038】先ず、制御部40を構成するマイクロコン
ピュータは、電源投入後の最初のステップ101 でリモコ
ン装置42から受光部41(図1参照)に運転開始の指
令が送信されたか否かを判定し、送信されておればステ
ップ102 で、手動暖房運転モードが設定されたか否か判
定し、手動暖房運転モードが設定されておればステップ
103 にて通常暖房モードm(1)を記憶する。
【0039】もし、ステップ102 にて、手動暖房運転モ
ードが設定されていないと判定されたときは、ステップ
104 にて除湿優先自動運転モードが設定されたか否かを
判定する。ここで、除湿優先自動運転モードでもないと
判定した場合には、ステップ105 の処理に移り、さらに
手動設定による冷房運転モードが設定されたか否かを判
定し、冷房運転モードであれば、ステップ106 で通常の
冷房モードm(2)を記憶し、冷房運転モードでない場
合には送風モードと判定してステップ107 にて送風モー
ドm(0)を記憶する。
【0040】次に、最初のステップ101 で運転開始の指
令が送信されていないと判定すれば、ステップ108 で現
在運転中であるか否かを調べる。もし、運転中であれ
ば、さらに、ステップ109 で運転停止信号を受信したか
否かを判定し、運転停止信号を受信した場合にはステッ
プ119 にて停止処理、すなわち、図2に示す上下風向変
更板11によって吹出口4を閉成し、塵埃が室内ユニッ
ト1の内部に入り込むのを防ぐ。そして、停止処理を終
わった場合、あるいは、ステップ108 にて運転中ではな
いと判定されたときには、ステップ111 にて待機の状態
とする。
【0041】ところで、ステップ109 で運転停止の信号
を受信していない場合には、その時の運転モードが問題
となるためステップ112 にて運転モードmを示すnの値
が2より大きいか否かを判定し、n>2の場合に除湿優
先自動運転モードと判定し、詳細を後述するステップ20
0 の設定温度決定処理を実行し、n≦2の場合には、図
4に示す圧縮機21の運転速度決定処理に移る。
【0042】次に、ステップ104 で除湿優先自動運転モ
ードと判定した場合には、ステップ113 で室内ファンモ
ータ9(図2)を駆動し、続いて、ステップ114 で運転
時間を計測するためのタイマt1を始動させる。そし
て、次のステップ200 では、図8乃至図11を用いて詳
細を後述する設定室温Tscの決定処理を実行する。そし
て、設定室温Tscが決まると、ステップ115 で現在の室
温Ta を読取り、さらに、ステップ116 では、検出室温
Ta と設定室温Tscと差ΔTa =Ta −Tscに従って、
図12に運転モードを決定し、その運転モードが除湿暖
房であればステップ118 でその運転モードm(5)を記
憶し、除湿であればステップ119 でその運転モードm
(3)を記憶し、除湿冷房であればステップ120 でその
運転モードm(6)を記憶し、さらに、除湿送風であれ
ばステップ121 でその運転モードm(4)を記憶する。
【0043】ところで、図12は検出室温Ta と設定室
温Tscとの差ΔTa =Ta −Tscによって運転モード、
すなわち、冷房サイクル、除湿サイクル、送風サイク
ル、および暖房サイクルのいずれかを決定するが、温度
差が減小傾向にある場合と、増大傾向にある場合とでヒ
ステリシスを持たせて各運転モードを決定している。な
お、図12には圧縮機21の回転数、室内ファンによる
風量、上下風向変更板(ルーバ)11の風向も併せて示
されているが、これらの詳しい設定方法について、図4
乃至図7を用いて説明する。
【0044】図4はインバータ回路31が出力すべき出
力周波数、すなわち、圧縮機回転数を決定する処理を示
したもので、ステップ131 にて現在の室温Ta を読取
り、ステップ132 では、検出室温Ta と設定室温Tscと
の差ΔTa =Ta −Tscを算出し、続いて、ステップ13
3 では図3に示した処理によって記憶した運転モードm
(n)を判別し、判別結果が手動送風の運転モードm
(0)又は除湿優先冷房モードm(6)であればステッ
プ134 で圧縮機を停止状態に保持し、手動設定による暖
房モードm(1)又は冷房モードm(2)であればステ
ップ135 において、その時の温度差ΔTa の大きさに従
って、図13に示した通常運転モードの関係図表に従っ
て圧縮機回転数rpsを決定し、さらに、除湿優先自動
運転の除湿モードm(3)、送風モードm(4)、暖房
モードm(5)のいずれかであれば、ステップ136 で、
その時の温度差ΔTa の大きさに従って、図12に示し
た除湿優先自動運転モードの関係図表に従って圧縮機回
転数rpsを決定する。
【0045】この図4に示した処理手順と、図12に示
した除湿優先自動運転モードの関係図表及び図13に示
した通常運転モードの関係図表から明らかなように、除
湿優先自動運転モードにおける暖房運転時の圧縮機回転
数は手動運転モードにおける暖房運転時の圧縮機回転数
よりも格段に低く、従って、除湿優先自動運転モードに
おける暖房運転時の空調能力を、手動運転モードにおけ
る暖房運転時の空調能力よりも低く制限して運転する制
御が行われる。
【0046】また、手動運転モードにて選択される暖房
運転及び除湿優先自動運転モードにて自動選択される暖
房運転のいずれにおいても、圧縮機回転数を最大値と最
小値(停止)の間で可変すると共に、除湿優先自動運転
モードの圧縮機回転数の最大値(28rps)が手動運
転モードの圧縮機回転数の最大値(100rps)より
も低く制限した制御が可能となる。従って、除湿優先自
動運転モードの空調能力の最大値が手動運転モードの空
調能力の最大値よりも低く制限される制御が行われる。
【0047】図5は上述のように決定された運転モード
に従って、上下風向変更板11の方向決定の処理手順を
示したもので、ステップ141 で運転モードm(n)を判
別し、手動による送風運転モードm(0)又は冷房運転
モードm(2)ではステップ142 にて、上下風向変更板
11を水平に固定し、手動による暖房運転モードm
(1)であれば、ステップ143 で上下風向変更板11を
斜め下向きに固定し、除湿優先自動運転の除湿モードm
(3)の場合にはステップ144 にて上下風向変更板11
を水平より僅かに上向きにするか、あるいは、これより
も大きく上向きにして、ショートサーキットの傾向を強
める。また、除湿優先自動運転の送風モードm(4)、
暖房モードm(5)のいずれかの場合には、ステップ14
5 で、上下風向変更板11を水平または水平よりも僅か
に上向きとし、除湿優先自動運転の冷房モードm(6)
であれば、ステップ146 にて室温Ta を読み込み、ステ
ップ147 にて室温Ta が予め設定した温度Tfs(例えば
18℃)より高いか否かを判定し、室温Ta が設定温度
Tfsより高いと判定すればステップ148 にて上下風向変
更板11を水平より僅かに下向きに固定し、室温Ta が
設定温度Tfsより高くないと判定すれば、前述のステッ
プ145 の処理により、上下風向変更板11を水平または
水平よりも僅かに上向きとする処理を実行する。
【0048】因みに、図5に示した処理手順のうち、除
湿優先自動運転モードにおける上下風向変更板の位置及
び変更範囲を図示すると図14のようになる。すなわ
ち、除湿運転時m(3)においては同図(a)に示すよ
うに、ショートサーキットの傾向を強めるべく、水平よ
り若干上向きまたはこれより大きく上向きの角度α(>
β)の範囲に調整し、送風運転時m(4)又は暖房運転
時m(5)あるいは室温が低い場合の冷房運転時m
(6)においては同図(b)に示すように、水平又は水
平より僅かに上向きの角度βの範囲に調整し、室温の高
い冷房運転時m(6)においては同図(c)に示すよう
に、水平より僅かに下向きの角度βに固定される。
【0049】これらの説明から明らかなように、除湿優
先自動運転モードでの暖房運転における室内ユニットの
空気の吹出し方向をほぼ水平にしてショートサーキット
を形成する制御が可能となる。
【0050】また、水平より僅かに上向き、水平、水平
より僅かに下向きの三つの方向をほぼ水平方向と考えた
場合、除湿優先自動運転モードのいずれの運転モードに
おいてもほぼ水平にする制御により、構成の簡易化と合
わせた効果が期待できる。
【0051】さらに、除湿優先自動運転モードの除湿時
には、暖房運転時と比較して先端部をより上向きに位置
させる制御も可能となる。
【0052】さらにまた、除湿優先自動運転モードの冷
房運転時に、室温センサの検出値が所定値以下のとき風
向変更板の先端部を水平線より僅かに下向きに位置さ
せ、室温センサの検出値が所定値以上のとき風向変更板
を水平又は水平より僅かに上向きに制御することが可能
となる。
【0053】図6は上述のように決定された運転モード
に従って、室内ファンモータ9Mの速度、すなわち、室
内ファン9の風量制御を実行する処理手順を示したもの
で、ステップ151 で熱交換器温度センサ14の出力から
その温度Tc を読込み、次のステップ152 にて記憶され
た運転モードm(n)を判別する。この判別により、手
動設定による送風運転モードm(0)であれば、ステッ
プ153 にて風量Fを弱風Lに設定し、手動による冷房運
転モードm(2)であるときには、ステップ154 で図1
3に示したように、温度差ΔTa に応じて風量Fを強風
M、弱風L、微風ULのいずれかに決定する。一方、手
動設定による暖房モードm(1)の場合には、ステップ
155 にて図13に示したように、温度差ΔTa に応じて
風量Fを零のoff、極微風SUL、微風UL、弱風
L、強風Mのいずれかに設定し、その後、室内熱交換器
温度Tc が35℃を越えるか否かを判定し、35℃を越
えていなければステップ157 にて風量Fを零のoffに
設定する。逆に35℃を越えていた場合には、ステップ
158 において室内熱交換器温度Tc が45℃を越えてい
るか否かを判定し、越えている場合にはステップ165 に
て、それぞれ決定された風量に従って室内ファンモータ
9Mの回転速度を制御する。室内熱交換器温度Tc が4
5℃を越えていない場合には、そのときの風量設定値が
超微風SULより多いか否かを判断し、多いときにはス
テップ160 で風量Fを超微風SULに設定変更し、極超
微風SUL以下であればステップ165 にて、それぞれ決
定された風量に従ってそのまま室内ファンモータ9Mの
回転速度を制御する。次に、除湿優先自動運転の除湿モ
ードm(3)、送風モードm(4)、暖房モードm
(5)、冷房モードm(6)であれば、ステップ161 に
て図12に示したように、温度差ΔTa に応じて風量F
を超微風SUL、微風UL、弱風Lのいずれかに設定し
て、ステップ165 の処理を実行する。この図6に例示し
た処理は、室内熱交換器温度Tc が室温Ta よりも低い
ことがあったとしても、手動設定による暖房モードm
(1)の場合に行っていた、冷風吹出し防止制約は行わ
ない場合を示している。
【0054】もし、除湿優先自動運転の暖房モードm
(5)において、冷風吹出防止条件を、暖房モードm
(1)の場合よりも緩和して行う場合には、図7に示し
たように、除湿優先自動運転の除湿モードm(3)、送
風モードm(4)、冷房モードm(6)の場合には、上
述したステップ161 の処理を実行し、除湿優先自動運転
の暖房モードm(5)においては、ステップ162 で図1
2に示したように、温度差ΔTa に応じて風量Fを超微
風SUL、微風UL、弱風Lのいずれかに設定し、その
後、室内熱交換器温度Tc が室温Ta (≦35℃)を越
えるか否かを判定し、越えておればステップ165 の処理
に移り、越えていないときには、風量Fを零のoffに
設定し、ステップ165 の処理に移る処理を実行する。
【0055】かくして、図6及び図7に示した処理手順
と、図12に示した除湿優先自動運転モードの関係図表
及び図13に示した通常運転モードの関係図表から明ら
かなように、手動運転モードにて暖房運転が選択された
とき、吹出し空気温度が所定値より低い場合に吹出し空
気量を低減し、除湿優先自動運転モードでの暖房モード
運転時には吹出し空気量の低減動作を禁止又は緩和する
ことができる。
【0056】また、手動運転モードにて選択された暖房
運転時に、室内熱交換器温度センサによる温度検出値が
第1の設定値以下の場合に室内ファンを停止し、除湿優
先自動運転モードでの暖房運転時に、室内熱交換器温度
センサによる温度検出値が第1の設定値に比べて値の小
さい第2の設定値よりも低い場合、室内ファンを停止さ
せる制御が行なわれる。
【0057】ところで、図3に示したステップ200 の設
定温度決定処理は、現在の室温に応じて室温設定値を決
め、かつ、使用者が暑く感じたりあるいは寒く感じたり
した場合に、室温設定値に対する補正指令を出力したこ
とに対応する処理を実行するものである。図8乃至図1
1はその処理例を示したものである。
【0058】図8は本実施形態の標準的な設定温度決定
方法を示したもので、基本的には、設定温度を運転開始
時の室温に設定するが、前回の運転による熱の籠り具合
によつて適切さを欠く場合もあることを考慮して、運転
から所定の時間を経過した段階で室温設定値を決めるよ
うにしている。すなわち、ステップ211 で、図3のステ
ップ114 でスタートさせたタイマt1の値が1分を経過
するまで待機する。この間、すでに室内ファン9Mはス
テップ113 でオンされているため、熱籠りは解消され、
平均的室温の検出が可能である。そして、ステップ222
で丁度1分を経過したことを確認し、ステップ213 で室
温Ta を読込み、この室温Ta を運転開始時の初期室温
Taoとする。その後のステップ215 にてリモコン装置4
2から設定温度の調整信号ΔTs を受信したか否かを調
べ、受信しておればステップ216で受信した値ΔTs 、
例えば、3℃をそのまま補正値ΔTs として決定し、続
いて、ステップ217 で初期室温Taoに対して補正値ΔT
s による補正、すなわち、Tsc=Tao+ΔTs の処理を
実行して室温設定値Tscを決定する。ここで、運転開始
から1分を経過した後は、ステップ213 ,214 の処理を
省き、リモコン装置42からの指令によってのみ室温設
定値Tscの変更を行う。
【0059】この図8に示した処理を実行すれば、前回
の運転終了後に、僅かな時間しか経過していないにも拘
らず再度運転した場合に発生しやすい熱の籠りに伴う誤
設定を回避することができる。
【0060】図9は本実施形態のもう一つの標準的な設
定温度決定方法を示したもので、室内ユニット1(図2
参照)の吹出口4からの空気が吸込口3に吸込まれ易
い、いわゆる、ショートサーキット時の検出温度を室温
設定値に決定すると実際の室温とずれを生じる場合があ
る。そこで、25分を経過後に設定値をその時の室温を
設定温度の基準値とするものである。そのために、ステ
ップ221 でタイマt1の値が1分を経過するまで待機す
る処理を実行し、ステップ222 で1分を経過したことを
確認し、次のステップ233 で初期室温Taoを読込み、そ
の後のステップ224 にてリモコン装置42から設定温度
の調整信号ΔTs を受信したか否かを調べ、受信してお
ればステップ225 で受信した値ΔTs をそのまま補正値
として決定し、続いて、ステップ226 で初期室温Taoに
対して補正値ΔTs による補正、すなわち、Tsc=Tao
+ΔTs の処理を実行して室温設定値Tscを決定する。
一方、運転開始から1分を経過した後は、ステップ227
で運転開始から25分を経過したか否かを調べ、丁度2
5分を経過した時点で、ステップ228 にてその時点の室
温Ta を読込み、ステップ229 でこの室温Ta を初期室
温Taoとしてステップ224 以下の処理を実行する。
【0061】この結果、ショートサーキットの運転状態
としても、その後に設定室温を適切な値に変更すること
ができる。
【0062】ところで、図8及び図9に示した処理は運
転開始から1分を経過した時の室温、あるいは、25分
を経過した時の室温を室温設定値に定めたが、その後に
使用者が設定温度の変更を要求するのは、その時点の室
温が使用者の希望に合わないためになされると考えるの
で、設定温度の変更要求があった場合には、その時点の
温度を基準値Taoとすることが適切である。
【0063】図10はこのことに着目した処理手順の一
部を示したもので、図8のステップ215 、あるいは、図
9のステップ224 で設定温度調整信号を受信した後、ス
テップ231 で調整信号ΔTs をそのまま補正値として決
定し、続いて、ステップ232で現在の室温Ta を読込
み、ステップ233 ではこの室温Ta を初期室温Taoに決
定し、ステップ234 にて、この初期室温Taoに対して補
正値ΔTs による補正、すなわち、Tsc=Tao+ΔTs
の処理を実行して室温設定値Tscを決定する。
【0064】一方、上述した設定室温の決定方法は、室
温Ta を基準としたため、運転開始時の室温が高かった
り、あるいは、低かったりすると、その後の運転によっ
て極端な高温や低温の状態に至る可能性がある。図11
はこのことに対処するために、Tsc=Tao+ΔTs の処
理を実行した後に付加する処理手順を示している。すな
わち、図8に示したステップ217 又は図9に示したステ
ップ226 又は図10に示したステップ234 の処理の後、
ステップ241 で初期室温Taoが28℃を越えるか否かを
判定し、越えた場合にはTsc=28+ΔTs の処理を実
行し、越えていなければその補正は行わない。次に、ス
テップ243 で初期室温Taoが15℃を下回っているか否
かを判定し、下回っている場合にはステップ242 にてT
sc=15+ΔTs の処理を実行し、下回っていなければ
その補正は行わないで処理を終了する。この結果、設定
室温の基準値を28℃と15℃の間に制限することがで
きる。
【0065】上述した補正値ΔTs は一例として3℃と
して説明したが、この補正値ΔTsはリモコン装置42
によってその大きさ及び増、減を任意に設定することが
可能に構成されている。図15はこのことを説明するた
めの説明図であり、表示画面43には除湿優先自動運転
モードであることが「ドライ」で示されている。補正値
ΔTs を送信しない場合には、同図(a)に示したよう
に、表示画面43に温度表示はされない。一方、室温を
高目に補正する場合に、例えば、室温上昇用の釦44を
2回続けて押し操作することによって、表示画面43に
は補正値を2℃とすることが記号と併せて表示される。
反対に、室温を低目に補正する場合に、例えば、室温降
下用の釦45を3回続けて押し操作すれば、表示画面4
3には補正値を3℃とすることが下降補正する記号と併
せて表示される。すなわち、室温上昇用の釦44を1回
押す毎に表示画面43に表された補正値を1℃上昇させ
ることができ、逆に、室温降下用の釦45を1回押す毎
に表示画面43に表された補正値を1℃下げることがで
きる。
【0066】なお、上記の実施形態では、除湿優先自動
運転モードにおいて、室温と設定温度との差ΔTa に基
づいて冷房、除湿、送風、暖房のいずれか一つを選択し
たが、外気温が高く、冷房負荷の大きいときには暖房を
行わないという通常運転モードの暖房禁止ゾーン、ある
いは、外気温が低く、暖房負荷の大きいときには冷房を
行わないという通常運転モードの冷房禁止ゾーンにある
場合には、暖房、冷房の各運転状態の代わりに送風モー
ドを選択するように構成すれば良い。
【0067】また、上記の実施形態によれば、室内熱交
換器温度センサによって風量設定値の変更等を行った
が、この室内熱交換器温度センサの代わりに、室内ユニ
ットから吹出される空気の温度を検出する吹出空気温度
センサを用いるようにしても、上述したとほぼ同様な制
御ができる。
【0068】
【発明の効果】請求項1に記載の空気調和機は、除湿優
先自動運転モードにおける暖房運転時の空調能力を、手
動運転モードにおける暖房運転時の空調能力よりも低く
制限して運転するので、除湿優先自動運転モードにおい
て暖房運転と除湿運転との切換えにより、低温多湿状態
での除湿運転が可能となり、また、空調能力を手動によ
る通常運転時より低くして低温多湿時に発生しやすい暖
かい風による不快感を防止することができる。
【0069】請求項2に記載の空気調和機は、圧縮機の
空調能力を最大値と最小値の範囲で可変すると共に、除
湿優先自動運転モードの空調能力の最大値を手動運転モ
ードの空調能力の最大値よりも低く制限しているので、
請求項1と同様な効果が得られる。
【0070】請求項3に記載の空気調和機は、圧縮機の
回転速度をインバータ回路によって可変する構成とし、
その最大回転速度を手動にて選択される暖房運転の圧縮
機の最大回転速度よりも低く制限することにより、除湿
優先自動運転モードの空調能力の最大値を手動運転モー
ドの空調能力の最大値よりも低く制限するようにしたの
で、請求項1と同様な効果が得られる。
【0071】請求項4に記載の空気調和機は、除湿優先
自動運転モードにて、暖房運転、冷房運転、送風運転及
び除湿運転のいずれかを選択するので、請求項1と同様
な効果が得られと同時に、状況の変化に応じて多様な制
御が可能となる。
【0072】請求項5に記載の空気調和機は、暖房運転
における室内ユニットの空気の吹出し方向をほぼ水平に
するように風向変更板を制御するので、低温多湿時に下
向きに温風が吹出されることがなくなり、下向きの温風
による不快感を防止することができる。
【0073】請求項6に記載の空気調和機は、除湿優先
自動運転モードでの運転状態の如何にかかわらず風向変
更板をほぼ水平に制御するようにしたので、温風が居住
者に当たり難くする制御が簡易になるという効果があ
る。
【0074】請求項7に記載の空気調和機は、除湿運転
時に風向変更板の先端部を暖房運転及び冷房運転ードの
各運転時よりもさらに上向きにすることによって、温風
のショートサーキットの割合を高めると共に、除湿運転
時に温風が居住者に到達しないようして、温風による不
快感の防止効果と冷風による不快感の防止効果をさらに
高めることができる。
【0075】請求項8に記載の空気調和機は、暖房運転
時に風向変更板をほぼ水平に制御し、冷房運転時におけ
る室温センサの検出値が所定値以上のとき風向変更板の
先端部を水平線より僅かに下向きに位置させ、所定値未
満のとき風向変更板の先端部を水平又は水平線より僅か
に上向きに位置させるようにしたため、冷房運転が行わ
れる室温の高い状態で冷風が居住者に当たっても冷風に
よる不快感を生ずることなく、これよりも温度が高くな
ったときに冷風が居住者に当たり難くして温風による不
快感の防止と冷風による不快感の防止が可能になる。
【0076】請求項9に記載の空気調和機は、手動モー
ドにて暖房運転が選択されたとき、吹出し空気温度が所
定値より低い場合に吹出し空気量を低減するが、除湿優
先自動運転モードでの暖房モード運転時には吹出し空気
量の低減動作を禁止又は緩和するので、冷風吹出防止制
御に付随する温風吹出がなくなり、温風による不快感を
防止することができる。
【0077】請求項10に記載の空気調和機は、吹出空
気温度センサによる温度検出値が所定値以下の場合、室
内ファンの回転数を低下させるので、冷風に起因する不
快感防止の効果を高めることができる。
【0078】請求項11に記載の空気調和機は、室内熱
交換器温度センサによる温度検出値が所定値以下の場
合、室内ファンの回転数を低下させるので、請求項10
と同様な効果が得られる。
【0079】請求項12に記載の空気調和機は、手動運
転モードでの暖房運転時に、室内熱交換器温度センサに
よる温度検出値が第1の設定値以下の場合に室内ファン
を停止し、除湿優先自動運転モードでの暖房運転時に、
室内熱交換器温度センサによる温度検出値が第1の設定
値よりも低い第2の設定値よりも降下した場合、室内フ
ァンを停止させるようにしたので、冷風に起因する不快
感防止の効果を一層高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の冷凍サイクルの構成及び
制御回路の構成を示す図。
【図2】図1に示した実施形態を構成する室内ユニット
の内部構成を示す断面図。
【図3】図1に示した実施形態の制御部を構成するマイ
クロコンピュータの処理手順を示すフローチャート。
【図4】図1に示した実施形態の制御部を構成するマイ
クロコンピュータの処理手順を示すフローチャート。
【図5】図1に示した実施形態の制御部を構成するマイ
クロコンピュータの処理手順を示すフローチャート。
【図6】図1に示した実施形態の制御部を構成するマイ
クロコンピュータの処理手順を示すフローチャート。
【図7】図1に示した実施形態の制御部を構成するマイ
クロコンピュータの処理手順を示すフローチャート。
【図8】図1に示した実施形態の制御部を構成するマイ
クロコンピュータの処理手順を示すフローチャート。
【図9】図1に示した実施形態の制御部を構成するマイ
クロコンピュータの処理手順を示すフローチャート。
【図10】図1に示した実施形態の制御部を構成するマ
イクロコンピュータの処理手順を示すフローチャート。
【図11】図1に示した実施形態の制御部を構成するマ
イクロコンピュータの処理手順を示すフローチャート。
【図12】図1に示した実施形態の制御部の動作を説明
するために、室温と設定温度の差と、運転モード、圧縮
機回転数、室内ファン風量及び上下風向変更板の方向と
の関係を示す図。
【図13】図1に示した実施形態の制御部の動作を説明
するために、室温と設定温度の差と、圧縮機回転数及び
室内ファン風量との関係を示した図。
【図14】図1に示した実施形態の制御部の動作を説明
するために、運転状態と上下風向変更板の関係を示す説
明図。
【図15】図1に示した実施形態の制御部を構成するリ
モコン装置の設定状態を示した平面図。
【符号の説明】 1 室内ユニット 2,3 吸込口 4 吹出口 8 室内熱交換器 9 室内ファン 11 上下風向変更板 14 熱交換器温度センサ 15 室内温度センサ 21 圧縮機 22 四方弁 23 室外熱交換器 24 電動膨脹弁 25 室外ファン 31 インバータ回路 32,33 速度制御回路 40 制御部 42 操作器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山 下 哲 司 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】室温を検出する室温センサと、 手動にて暖房運転を選択する手動運転モードと前記室温
    センサの検出値に基づいて、暖房運転及び除湿運転のい
    ずれか一方を自動選択する除湿優先自動運転モードとに
    切換えて運転することが可能で、かつ、前記除湿優先自
    動運転モードにおける暖房運転時の空調能力を、前記手
    動運転モードにおける暖房運転時の空調能力よりも低く
    制限して運転する制御部と、 を備えた空気調和機。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の空気調和機において、 前記空気調和機は空調能力が可変の圧縮機を備え、前記
    制御部は、前記手動運転モードにて選択される暖房運転
    及び前記除湿優先自動運転モードにて自動選択される暖
    房運転のいずれにおいても、前記圧縮機の空調能力を最
    大値と最小値の範囲で可変すると共に、前記除湿優先自
    動運転モードの空調能力の最大値を前記手動運転モード
    の空調能力の最大値よりも低く制限した範囲で可変する
    空気調和機。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の空気調和機において、 前記制御部は、前記圧縮機の回転速度を制御するインバ
    ータ回路を含み、前記除湿優先自動運転モードにて選択
    される暖房運転の前記圧縮機の最大回転速度を前記手動
    にて選択される暖房運転の前記圧縮機の最大回転速度よ
    りも低く制限することにより、前記除湿優先自動運転モ
    ードの空調能力の最大値を前記手動運転モードの空調能
    力の最大値よりも低く制限する空気調和機。
  4. 【請求項4】室温を検出する室温センサと、 手動にて暖房運転及び冷房運転のいずれか一方を選択す
    る手動運転モードと前記室温センサの検出値に基づい
    て、暖房運転、冷房運転、送風運転及び除湿運転のいず
    れか一つを自動選択する除湿優先自動運転モードとに切
    換えて運転することが可能で、かつ、前記除湿優先自動
    運転モードの空調能力の最大値を前記手動運転モードの
    空調能力の最大値よりも低く制限して運転する制御部
    と、を備えた空気調和機。
  5. 【請求項5】室温を検出する室温センサと、 室内ユニットの空気の吹出し方向を変更する風向変更板
    と、 手動にて暖房運転を選択する手動運転モードと前記室温
    センサの検出値に基づいて、暖房運転及び除湿運転のい
    ずれか一方を自動選択する除湿優先自動運転モードとに
    切換えて運転することが可能で、かつ、前記除湿優先自
    動運転モードの暖房運転時に前記室内ユニットの空気の
    吹出し方向がほぼ水平になるように前記風向変更板を制
    御する制御部と、 を備えた空気調和機。
  6. 【請求項6】室温を検出する室温センサと、 室内ユニットの空気の吹出し方向を変更する風向変更板
    と、 前記室温センサの検出値に基づいて、暖房運転、冷房運
    転、送風運転及び除湿運転のいずれか一つを自動選択す
    る除湿優先自動運転モードでの運転が可能で、かつ、運
    転状態の如何にかかわらず前記風向変更板をほぼ水平に
    制御する制御部と、 を備えた空気調和機。
  7. 【請求項7】上方に空気の吸込み口が設けられ、下方に
    空気の空気の吹出し口が設けられた室内ユニットと、 室温を検出する室温センサと、 前記室温センサの検出値に基づいて、暖房運転及び除湿
    運転のいずれか一方を自動選択する除湿優先自動運転モ
    ードでの運転が可能で、かつ、暖房運転時に前記風向変
    更板の先端部を水平より僅かに上向きに位置させると共
    に、除湿運転時に前記風向変更板の先端部を暖房運転時
    よりもさらに上向きにする制御部と、を備えた空気調和
    機。
  8. 【請求項8】室温を検出する室温センサと、 室内ユニットの空気の吹出し方向を変更する風向変更板
    と、 前記室温センサの検出値に基づいて、暖房運転、冷房運
    転及び除湿運転のいずれか一つを自動選択する除湿優先
    自動運転モードでの運転が可能で、かつ、暖房運転時に
    前記風向変更板を水平又は水平より僅かに上向きに位置
    させ、冷房運転時に前記室温センサの検出値が所定値以
    上のとき前記風向変更板の先端部を水平より僅かに下向
    きに位置させ、所定値未満のとき前記風向変更板の先端
    部を水平又は水平より僅かに上向きに位置させる制御部
    と、 を備えた空気調和機。
  9. 【請求項9】請求項1乃至5のいずれかに記載の空気調
    和機において、 前記制御部は、手動運転モードにて暖房運転が選択され
    たとき、吹出し空気温度が所定値より低い場合に吹出し
    空気量を低減し、除湿優先自動運転モードでの暖房モー
    ド運転時には吹出し空気量の低減動作を禁止又は緩和す
    る手段を備えた空気調和機。
  10. 【請求項10】請求項9に記載の空気調和機において、 前記室内ユニットは、回転数可変の室内ファンと、前記
    室内ユニットから吹出される空気の温度を検出する吹出
    空気温度センサとを備え、前記制御部は、前記吹出空気
    温度センサの温度検出値が所定値以下の場合、前記室内
    ファンの回転数を低下させる手段を備えた空気調和機。
  11. 【請求項11】請求項9に記載の空気調和機において、 前記室内ユニットは、回転数可変の室内ファンと、室内
    熱交換器の温度を検出する室内熱交換器温度センサとを
    備え、前記制御部は、前記室内熱交換器温度センサの温
    度検出値が所定値以下の場合、前記室内ファンの回転数
    を低下させる手段を備えた空気調和機。
  12. 【請求項12】請求項1乃至5のいずれかに記載の空気
    調和機において、 さらに、室内ユニットからの吹出し空気量を変化させる
    回転数可変の室内ファンと、室内熱交換器の温度を検出
    する室内熱交換器温度センサとを備え、手動運転モード
    にて選択された暖房運転時に、前記制御部は、前記室内
    熱交換器温度センサによる温度検出値が第1の設定値以
    下の場合に前記室内ファンを停止し、除湿優先自動運転
    モードでの暖房運転時に、前記室内熱交換器温度センサ
    による温度検出値が前記第1の設定値よりも低い第2の
    設定値よりも降下した場合に前記室内ファンを停止させ
    る空気調和機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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