JP2002139755A - 波長変換素子及びその製造方法 - Google Patents
波長変換素子及びその製造方法Info
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Abstract
等への結合の容易なビーム形状を持つ波長変換素子を低
コストで製造する。 【解決手段】 反転ドメイン13を形成した下部基板1
0に、プロトン交換を行って導波路16を形成した後、
上部基板20を導波路16に対向するようにして、下部
基板10に貼り合わせ、その後熱処理を行ってプロトン
を上部基板20と下部基板10中に拡散させ、導波路1
6を屈折率分布の対称な導波路とすると同時に、この熱
処理により上部基板20と下部基板10とを接合させ
る。
Description
その製造方法に係り、特に、基本波を第2高調波に変換
する波長変換素子及びその製造方法に関する。
波長変換素子は、Ti熱拡散法やプロトン交換法によっ
て導波路が形成されている。これらの方法は光学結晶基
板の表面から拡散するので、その表面近傍に高屈折率の
領域からなる扁平導波路が形成される。したがって、こ
の導波路を導波したレーザ光の形状も扁平になり、波長
変換素子とレンズ又は光ファイバ等との結合に不具合が
生じる。また、基本波に対し、第2高調波の方が高屈折
率側に閉じ込まれるため、基本波と第2高調波の重なり
が小さくなり、波長変換効率が低下するという問題もあ
る。
9−281536号公報によって、基板表面に高屈折率
のクラッド層を形成した光導波路が提案されている。ま
た、特開平11−72810号公報によって、2回のプ
ロトン交換を行うことで基板の表面近傍に高屈折率層を
形成する光導波路が提案されている。これらの光導波路
は、基板の表面に高屈折率層を形成することによって、
基本波のピークを基盤近傍に引き上げ、第2高調波との
重なりを大きくして、変換効率を上げるものである。し
かし、これらは表面近傍が高屈折率となる扁平な導波路
に変わりなく、基本波と第2高調波のピークは一致しな
いため、波長変換効率の向上に限界があり、またビーム
形状の制御も難しい。
て、反転ドメインと導波路を形成した2つの基板を対向
させ、アライナーにより相互の位置を合わせて貼り合わ
せることで、波長変換効率を高くした光波長変換素子が
提案されている。しかし、この光波長変換素子は変換効
率が高いものの、2つの基板をほぼ同じ工程で作製する
必要があり、製造コストが大きくなるという問題があ
る。また、2枚の基板を貼り合わせる際、光導波路や反
転ドメイン自体は透明であるために視認性が悪く、その
ために生じるアライメントエラーにより変換効率が低下
するという問題もある。
提案されたものであり、レンズあるいは光ファイバとの
結合に適したビーム形状をもつ波長変換素子、及び歩留
まりの低下を抑えて製造コストを抑制するその製造方法
を提供することを目的とする。
プロトン交換によって形成された導波路と、前記導波路
の光進行方向に対して周期的に形成された反転ドメイン
と備えた下部基板と、前記導波路に対向するように下部
基板に貼り合わされた上部基板と、を備えている。
成する必要はなく、例えば洗浄等をするだけでよい。そ
して、下部基板に上部基板を貼り合わせることによっ
て、上部基板と下部基板の界面近傍に導波路が形成され
る。したがって、この導波路を備えた波長変換素子は、
基板内部に導波路が形成されるため、通常、表面拡散に
よって作製される導波路デバイスで問題となっていた研
磨やハンドリングの際のエッジのチッピングによって歩
留まりが低下するのを抑制し、さらに導波路上に塵など
が付着して光損失が生じるのを防止することができる。
うに、前記下部基板の厚さよりも薄い方が好ましい。こ
れにより、貼り合わせの際には上部基板が変形して、下
部基板の変形を抑えることができるので、その結果、下
部基板の歪による位相整合の条件の変化を抑制すること
ができる。
インが形成された下部基板にプロトン交換することで導
波路を形成し、前記導波路に対向するように上部基板を
下部基板に貼り合わせている。
部基板に形成された導波路に対向するように上部基板を
貼り合わせる。このとき高精度のアライメントが必要で
ないので、これによる歩留まりの低下を回避することが
できる。
記下部基板とを貼り合わさせた状態で熱処理を行い、下
部基板に交換されたプロトンを上部基板に拡散すると同
時に前記上部基板と前記下部基板を接合させるのが好ま
しい。熱処理を行いながらプロトンを拡散することによ
って、上部基板と下部基板を強固に貼り合わせることが
でき、さらに、上部基板と下部基板の界面近傍に導波路
を形成することができる。
基板に前記上部基板を貼り合わせる前に、前記下部基板
と前記上部基板との間を脱気するのが好ましい。このよ
うに脱気することによって、下部基板と上部基板の貼り
合わせの際、間に空気溜まりが発生することを防止でき
る。また、請求項5記載のように、基板表面に凹部が形
成されている場合、その内部が減圧状態になり、下部基
板と上部基板が大気圧で押されるため、より強固に密着
して上下基板を剥がれ難くできる。更に、上下基板間に
挟まったパーティクルに起因する空気溜まりが発生した
場合、それが熱処理中に膨張して上下基板を広範囲で引
き剥がすことがあるが、凹部を形成していることにより
膨張分を凹部で吸収できるため、剥離を抑制することが
でき、歩留まりを向上させられる。
て図面を参照しながら詳細に説明する。
の形態に係る波長変換素子1は、図1に示すように、互
いに密着接合された下部基板10及び上部基板20と、
これらの間に形成された導波路16と、光導波方向に対
して周期的に自発分極の向きが反転した反転ドメイン1
3とを備えている。
2に示すように、MgOがドープされたLiNbO
3(MgO−LN)のXカット基板(以下「下部基板」
という。)10を用いる。そして、下部基板10の主面
11に、フォトリソグラフィーにより電極パターンを形
成し、Crを真空蒸着後リフトオフを行って、櫛型の反
転電極12a及びそれに対応する平面電極12bを形成
する。
b間に所定の電圧(例えば2kV)を印加する。これに
より、下部基板10の内部の自発分極の向きが反転し、
反転ドメイン13が形成される。このように、反転電極
12a及び平面電極12bの組みにそれぞれ高電圧を印
加することで、反転ドメイン13を周期的に形成する。
そして、図3に示すように、エッチングを行うことで、
Crの反転電極12a及び平面電極12bを除去する。
の主面11上であって、導波路16が形成される領域以
外の領域に、Taプロトン交換マスク14を形成する。
これにより、導波路16の形成位置及びその幅が決定さ
れる。
たピロリン酸中に浸漬し、プロトン交換を行う。なお、
ピロリン酸の温度は160℃、下部基板10の浸漬時間
は60分が好ましい。これにより、図5に示すように、
主面11近傍であってTaプロトン交換マスク14が形
成されていない領域に、導波路16が形成される。さら
に、フッ酸と硝酸の混合液中に下部基板10を浸漬し、
図6に示すように、Taプロトン交換マスク14を除去
する。
に対して、オリフラを基準として結晶軸が合うように未
処理の光学結晶板である上部基板20を貼り合わせ、こ
の状態でオプティカルコンタクトさせる。なお、下部基
板10と上部基板20を貼り合わせる前に、上部基板2
0を洗浄してもよい。
に加熱した炉のなかで、所定時間、例えば30〜90分
のアニール処理を行うことで、下部基板10と上部基板
20とを接合させると同時に下部基板10に注入された
プロトンを上部基板20に拡散させる。その後、従来法
と同様にして、素子化を行う。これにより、図1に示す
ように、下部基板10及び上部基板20の間に導波路1
6を形成することができる。
方法は、下部基板10に貼り合わせられる上部基板20
に対して、特別な処理を行わず、例えば上部基板20を
洗浄するような簡単な処理だけで済むので、製造コスト
の上昇を抑制することができる。さらに、高精度のアラ
イメントが不要であるので、これによる歩留まりの低下
を改善することができる。
を熱拡散により接合しているので、これらを強固に密着
することができる。したがって、ダイシングや研磨等の
機械的な力に対する耐久力も向上させることができる。
に導波路が形成されていた場合、研磨やハンドリングの
際に発生するエッジのチッピングによって、歩留まりが
低下するという問題があった。これに対して、この波長
変換素子1は、下部基板10及び上部基板20の間に導
波路16を形成しているので、このような歩留まりの低
下を回避することができる。
従来の波長変換素子は、その導波路上に付着して散乱光
の原因となるパーティクルなどの影響によって光損失が
生じていた。これに対して、波長変換素子1は、導波路
16にパーティクルが直接付着することがないので、こ
のような光損失を回避することができる。
a及び平面電極12bの除去後にTaプロトン交換マス
ク14によるプロトン交換を行ったが、反転電極12a
及び平面電極12bを残したままプロトン交換を行っ
て、その後除去してもよい。この場合、反転電極12a
及び平面電極12bと同時に形成したアライメントマー
クをTaプロトン交換マスク14形成のための位置合わ
せに使用することができ、反転ドメイン13と導波路1
6の位置精度を向上できる。
2の実施の形態について説明する。
長変換素子50は、互いに密着接合された下部基板60
及び上部基板70と、これらの間に形成された導波路6
6と、光導波方向に対して周期的に自発分極の向きが反
転した反転ドメイン63と、素子分離溝64とを備えて
いる。なお、上部基板70の厚さは、下部基板60の厚
さよりも薄くなっているのが好ましい。
うに、MgOがドープされたMgO−LNのXカット基
板である下部基板60を用いる。そして、下部基板60
の主面に、フォトリソグラフィーにより電極パターンを
形成し、Crを真空蒸着後リフトオフを行って、櫛型の
反転電極62a及びそれに対応する平面電極62bを形
成する。
の反転電極62a及び平面電極62b間に生じる電界
が、隣り合う組の反転電極62a及び平面電極62b間
に影響を与えないようにするために、図10に示すよう
に、ある組の反転電極62aとそれに隣り合う組の平面
電極62bとの間に、素子分離溝64を形成する。
された下部基板60上に、厚膜レジスト、例えばドライ
フィルムレジストのような、数十μmの厚さのレジスト
膜を形成する。そして、反転電極62aと隣り合う組の
平面電極62bの間の一部が露出するよう、露光、現像
してレジストパターンを形成する。このレジストパター
ンをマスクとしてサンドブラストを行うことにより、反
転電極62aと隣り合う組の平面電極62bの間に溝を
形成し、その後レジストを剥離、除去する。これによ
り、各組の電極間に生じる電界を他の組に及ばないよう
に隔絶し、各反転ドメイン63を安定して形成できるよ
うにする。
周端部近傍を除く領域に形成するのが好ましい。下部基
板60の周端部近傍に素子分離溝64を形成すると、下
部基板60と上部基板70とを接合した後に素子分離溝
64から空気が入り、後述する基板間を脱気する効果が
少なくなるからである。
b間に所定の電圧(例えば2kV)を印加して、反転ド
メイン63を周期的に形成する。なお、反転電極62a
及び平面電極62b間の高電圧印加は、各組同時でも順
次行ってもよい。そして、図11に示すように、エッチ
ングを行うことで、Crの反転電極62a及び平面電極
62bを除去する。
0の主面61上であって、導波路が形成される領域以外
の領域に、Taプロトン交換マスク65を形成する。こ
れにより、導波路66の形成位置及びその幅が決定され
る。
たピロリン酸中に浸漬し、プロトン交換を行う。なお、
ピロリン酸の温度は160℃、下部基板60の浸漬時間
は90分とした。これにより、図13に示すように、主
面近傍であってTaプロトン交換マスク65が形成され
ていない領域に、導波路66を形成することができる。
さらに、フッ酸と硝酸の混合液中に下部基板60を浸漬
し、図14に示すように、Taプロトン交換マスク65
を除去する。
0に対して、オリフラを基準として結晶軸が合うよう
に、洗浄済みの又は未処理の光学結晶板である上部基板
70を配置する。下部基板60と上部基板70の配置合
わせにおいては、素子分離溝64と同時に形成したアラ
イメントマークを用いるとよい。そして、下部基板60
と上部基板70の間を脱気して、これらを貼り合わせ
る。このように脱気することによって、素子形成溝64
内が減圧状態となり、下部基板60と上部基板70が大
気圧で押されるために剥れにくくしている。また、上部
基板70は、下部基板60との間でパーティクルを挟ん
だ状態でも十分密着するように下部基板60より薄く、
例えば0.3mm厚以下にするのが好ましい。
熱した炉のなかで30〜90分の所定時間アニール処理
を行うことで、下部基板60と上部基板70とを接合さ
せて、下部基板60に注入されたプロトンを上部基板7
0に拡散させる。その後、ダイシングソーで素子に分離
する。このとき、素子分離溝64、あるいはそれと同時
に形成されたアライメントマークを切断の際の位置合わ
せに用いるとよい。その後、従来法と同様にして、素子
化を行う。これにより、図16に示すように、下部基板
60及び上部基板70の界面近傍に導波路66を形成す
ることができる。
は、下部基板60にプロトン交換により入り込んだプロ
トンが、熱処理により上部基板70と下部基板60の両
方の基板中に拡散するため、上部基板70と下部基板6
0の接合界面近傍に屈折率のピークを持つ対称導波路と
なる。これにより、基本波と第2高調波の重なりを大き
くすることができ、波長変換効率を向上させることが可
能となる。
から、第2高調波のビーム形状の扁平性が改善され、出
射光のレンズや光ファイバーとの結合を容易にすること
ができる。
70の厚さを薄くし、さらに下部基板60と上部基板7
0の間を脱気することによって、パーティクルを挟んだ
状態であっても、上部基板70が変形することにより互
いに容易に密着固定するようになる。これにより、下部
基板60の変形を抑えることができ、歪による位相整合
条件の変化を低減することができる。さらに、下部基板
60と上部基板70の間を脱気することは、パーティク
ルによって空気の残っている部分がアニール処理中に熱
膨張してその部分の周囲が剥離することを防止して、歩
留まりを向上させることができる。
部基板60に素子分離溝64を形成することによって、
ウエハでの反転を可能にすることができる。また、この
素子分離溝64をアライメントマークとして使用するこ
とによって、従来行っていた上部基板70にアライメン
トマークを形成する工程を省くことができ、工数の削減
及び精度の向上を図ることができる。
施の形態と同様に、基板の表面に導波路が形成されてい
た従来の波長変換素子の問題、すなわち研磨やハンドリ
ングの際に発生するエッジのチッピングによって歩留ま
りが低下するという問題を回避することができる。
に散乱光の原因となるパーティクルが直接付着すること
がないので、これによって光損失が生じるという従来の
問題も改善することができる。
定されるものではなく、例えば以下のようにしてもよ
い。
ストを使用して素子分離溝64を形成していたが、エッ
チングやイオンミリング等を用いてもよい。さらに、上
記実施の形態では、反転電極62をエッチングにより除
去してからTaプロトン交換マスク65を作製したが、
第1の実施の形態と同様に反転電極62を除去すること
なくTaプロトン交換マスク65を作製し、その後Ta
プロトン交換マスク65を除去してから反転電極62を
除去してもよい。
転ドメインを形成した後、導波路を形成しているが、導
波路を形成した後、反転ドメインを形成する工程順に適
用しても、本発明の効果が損なわれるものではない。
交換によって形成された導波路と前記導波路の光進行方
向に対して周期的に形成された反転ドメインと有する下
部基板と、前記導波路に対向するように下部基板に貼り
合わされた上部基板と、を備えたことにより、レンズや
ファイバーとの接合がし易く、波長変換効率の高いビー
ム形状を得ることを可能とする。
プロトン交換によって形成された導波路とその導波路の
光進行方向に対して周期的に形成された反転ドメインと
を備えた下部基板に対して、前記導波路に対向するよう
に上部基板を貼り合わせ、その後、熱処理することによ
り、プロトンを上下基板に拡散させると同時に、上下基
板同士を接合させることにより、レンズやファイバーと
の接合がしやすいビーム形状、且つ波長変換効率の高い
導波路波長変換素子を容易に、高い歩留まりで製造する
ことを可能とする。
の概略的な斜視図である。
する図である。
した状態を説明する図である。
た状態を説明する図である。
る。
図である。
る図である。
部基板に拡散した状態を説明する図である。
の構成を示す斜視図である。
明する図である。
去した状態を説明する図である。
した状態を説明する図である。
る。
る図である。
て接合した状態を説明する図である。
上部基板に拡散した状態を説明する図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 プロトン交換によって形成された導波路
と、前記導波路の光進行方向に対して周期的に形成され
た反転ドメインと、を備えた下部基板と、 前記導波路に対向するように下部基板に貼り合わされた
上部基板と、 を備えた波長変換素子。 - 【請求項2】 前記上部基板の厚さは、前記下部基板の
厚さよりも薄いことを特徴とする請求項1記載の波長変
換素子。 - 【請求項3】 周期的に反転ドメインが形成された下部
基板にプロトン交換することで導波路を形成し、 前記導波路に対向するように上部基板を下部基板に貼り
合わせる波長変換素子の製造方法。 - 【請求項4】 前記上部基板と前記下部基板とを貼り合
わさせた状態で熱処理を行い、下部基板に交換されたプ
ロトンを上部基板に拡散すると同時に前記上部基板と前
記下部基板を接合させることを特徴とする請求項3記載
の波長変換素子の製造方法。 - 【請求項5】 前記上部基板あるいは前記下部基板は、
対向する基板表面に対して凹となる領域が形成されてい
ることを特徴とする請求項3または4記載の波長変換素
子の製造方法。 - 【請求項6】 前記下部基板に前記上部基板を貼り合わ
せる前に、前記下部基板と前記上部基板との間を脱気す
ることを特徴とする請求項3から請求項5のいずれか1
項記載の波長変換素子の製造方法。
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