JP2002125746A - 頭髪処理促進機 - Google Patents
頭髪処理促進機Info
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Abstract
のできる頭髪処理促進機を提供する。 【解決手段】 頭髪の頭頂部分にあるほぼ半円円弧状の
頭頂ユニット支持部3の先端部分に連結された、ほぼ半
円円弧状の第1,第2のヒーターを有する第1,第2の
ヒーターユニット1,2を有し、本体支持部5に内蔵さ
れたヒーターユニット駆動部50によって、上記第1,
第2のヒーターユニットが左右に相互に離れるように、
あるいは左右から相互に近づくように、X位置―Y位置
―Z位置―Y位置―X位置と移動して頭髪の周囲を揺動
回動しながら、頭髪の頭頂部分から各々左,右側面にわ
たる頭髪全域に対して熱を照射する。
Description
頭髪のパーマ、毛染め、乾燥等の処理を行う際に、頭髪
に熱を照射して、該処理を促進させる頭髪処理促進機に
関する。
てパーマや毛染めや乾燥等の処理を行う場合、ヒーター
等で頭髪に熱を照射し、該処理の進行を促進させる。そ
して、その頭髪に熱を照射する装置としては、特公平4
−644に記載されている、リング状ヒーターが頭部周
囲を回転しながら熱を照射し、頭髪を加温する毛髪処理
促進装置や、特公平7−32729に記載されている、
頭部両側面、後部、頭頂部など、各部分に熱を照射す
る、分割された複数のヒーターが、頭髪を加温する毛髪
処理促進制御装置などがある。
対してパーマや毛染めの処理を行う場合、該処理を促進
させるには、特に頭髪の生え際に対して熱が照射される
ことが必要である。この点に関して、従来の特公平4−
644に記載されている毛髪処理促進装置においては、
リング状ヒーターが軸を中心として偏心回転運動を行
い、頭部周囲を回転しながら頭髪を加温するものであっ
て、熱が特に必要な頭髪の生え際部分と熱があまり必要
でない頭髪の頭頂部分との熱分布のバランスが悪く、パ
ーマや毛染めのムラなどが生じやすいものであった。ま
た、特公平7−32729に記載されている毛髪処理促
進制御装置においても同様に、頭頂部、頭部両側面、後
部にある複数のヒーターでは、熱が特に必要な頭髪の生
え際部分と熱があまり必要でない頭髪の頭頂部分との熱
分布のバランスが悪く、パーマや毛染めのムラなどが生
じやすいものであった。
であり、頭髪の頭頂部分より、頭髪の生え際部分に多く
の熱を照射することのできる頭髪処理促進機を提供する
ことを目的とする。
に、本発明の請求項1記載の頭髪処理促進機は、本体支
持部に固定された、頭髪の頭頂部分にあるほぼ半円円弧
状の頭頂ユニット支持部と、その両端部分の各々が上記
頭頂ユニット支持部の各先端部分に回動自在に連結され
た、頭髪の頭頂部分から各々左,右側面にわたる頭髪全
域に対して熱を照射するほぼ半円円弧状の第1,第2の
ヒーターを有する、第1,及び第2のヒーターユニット
と、上記第1,第2のヒーターユニットを相互に逆方向
に回転駆動させるユニット駆動部と、上記第1,第2の
ヒーターユニットの、上記回転駆動範囲の上限位置を検
出する上限リミットスイッチと、上記第1,第2のヒー
ターユニットの、上記回転駆動範囲の下限位置を検出す
る下限リミットスイッチとを備え、上記第1,第2のヒ
ーターユニットは、上記上限位置と上記下限位置との間
で回動可能である、ようにしたものである。
進機は、請求項1記載の頭髪処理促進機において、頭髪
処理促進機本体が、スタンドの先端部に、該頭髪処理促
進機本体に連結された支持棒を介して挿入され、該スタ
ンドごと床面上を移動可能である、ようにしたものであ
る。
進機は、請求項2記載の頭髪処理促進機において、上記
頭髪処理促進機は、上記頭髪処理促進機本体を、上記支
持棒に対して支持軸を中心に前後に傾動可能であり、上
記支持軸の回動をロックすることにより、上記頭髪処理
促進機本体の前後傾動位置を固定可能である、ようにし
たものである。
進機は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の頭
髪処理促進機において、上記上限位置は、上記第1,第
2のヒーターユニットが相互に平行な面に位置し且つ上
記頭頂ユニット支持部が位置する面と平行な平面上に位
置する状態にある位置であり、上記下限位置は、上記第
1,第2のヒーターユニットが同一平面上に位置し該両
ヒーターユニットでほぼ円形状をつくる状態にある位置
である、ようにしたものである。
進機は、請求項4記載の頭髪処理促進機において、上記
第1,第2のヒーターユニットは、上記上限位置から上
記下限位置まで回動し、上記下限位置から、上記上限位
置と上記下限位置との間の所定の斜め位置まで回動した
後、該斜め位置で反転して再び上記下限位置まで回動
し、さらに該下限位置から上記上限位置まで回動する動
作を繰り返す、ようにしたものである。
進機は、請求項5記載の頭髪処理促進機において、上記
斜め位置は、上記第1,第2のヒーターユニットが上記
下限位置から上記上限位置にむかって回動する際の経過
時間を制御して設定する、ようにしたものである。
進機は、請求項4記載の頭髪処理促進機において、上記
第1,第2のヒーターユニットは、上記上限位置から上
記下限位置まで回動し、上記下限位置から、上記上限位
置と上記下限位置との間の所定の斜め位置まで回動し、
該斜め位置で所定時間停止した後、さらに該斜め位置か
ら上記上限位置まで回動する動作を繰り返す、ようにし
たものである。
進機は、請求項7記載の頭髪処理促進機において、上記
斜め位置は、上記第1,第2のヒーターユニットが上記
下限位置から上記上限位置にむかって回動する際の経過
時間を制御して設定する、ようにしたものである。
図8を用いて、本実施の形態1における頭髪処理促進機
について説明する。まず、図1を用いて、本実施の形態
1における頭髪処理促進機の構成について説明する。
促進機の正面斜視図である。図1において、本実施の形
態1の頭髪処理促進機は、本体支持部5に内蔵されてい
るヒーターユニット駆動部50(図示せず)により左右
に相互に離れるように、あるいは左右から相互に近づく
ように、頭髪の周囲を揺動回動しながら、頭髪の頭頂部
分から各々左,右側面にわたる頭髪全域に対して熱を照
射する第1,及び第2のヒーターユニット1,2を備え
る頭髪処理部20を有するものであり、該頭髪処理部2
0は支持棒9を介してスタンド10の先端に挿入され、
これを床面上の任意の位置に設置するものである。
9に対して支持軸6を中心に前後に傾動させることがで
きるものであり、支持軸ロックブラケット8に固着され
た把手7を上方に持ち上げることで支持軸6の回動をロ
ックさせ、上記頭髪処理部20の前後傾動位置を固定す
るものである。
理部20の各部について詳細に説明する。まず、第1,
第2のヒーターユニット1,2の構成、及び該両ヒータ
ーユニット1,2と、頭髪の頭頂部分にある頭頂ユニッ
ト支持部3との連結部分について、図2、及び図3を参
照しながら説明する。図2は、図1の頭髪処理部のA−
A’断面図であり、図3は、図2の頭髪処理部のB−
B’断面図である。
ット1,2は、頭髪に熱を照射するヒーターと、そのヒ
ーターの熱がより広範囲に届くようにする反射板14
と、ヒーター及び反射板14の枠であるヒーターカバー
15と、第1,第2のヒーターユニット1,2の両先端
部分に設けられた第1,第2の回動ブラケット16,1
7とからなるものであり、上記第1,第2のヒーターユ
ニット1,2と頭頂ユニット支持部3とは、図3に示す
ように上記第1,第2の回動ブラケット16,17の部
分で、回動軸4と、ヒーターユニット駆動部50の第
1,第2のモーター出力軸56,57とにより連結され
ている。
て図4、図5を参照しながら説明する。図4(a)は、
本実施の形態1におけるヒーターユニット駆動部50の
断面図であり、図4(b)はヒーターユニット駆動部5
0の正面図であり、図5は、本実施の形態1における第
1,第2のヒーターユニットが頭髪の周囲を揺動回動す
る場合の回動範囲を示す図である。
0は、モーター51と、モーターギアボックス52と、
駆動カム53と、上限,下限リミットスイッチ54a,
54bと、第1,第2のモーター出力軸56、57とか
らなるものであり、第1,第2のヒーターユニット1,
2が頭髪の周囲を左右相互に離れるように、あるいは左
右相互に近づくように回動させる駆動部である。
は、それぞれが相互に逆に回動するようにギアで連結さ
れ、モーター51の駆動により、相互に逆方向に回動す
るようになっており、該第1のモーター出力軸56を第
1の回動ブラケット16bに、第2のモーター出力軸5
7を第2の回動ブラケット17bに連結させることで、
モーター51からの駆動出力を上記第1,第2のヒータ
ーユニット1,2に伝え、該両ヒーターユニット1,2
を上述のように頭髪周囲を左右相互に揺動回動させるも
のである。
連通させた軸の他端に取り付けられているものであり、
上記第1,第2のヒーターユニット1,2と共に揺動回
動するものである。
bは、上記駆動カム53の突起部分によって押されて、
上記第1,第2のヒーターユニット1,2の上限,下限
位置を検出し、該両ヒーターユニット1,2の回動可能
範囲を決定するものである。本実施の形態1において
は、第1,第2のヒーターユニット1,2が、図5に示
すX位置である、相互に平行で且つ頭頂ユニット支持部
3が位置する面と平行な平面に位置する状態と、Y位置
である、同一平面上で両ヒーターユニット1,2でほぼ
円形状態をつくる状態との間を回動可能範囲とし、該両
ヒーターユニット1,2は、上記X位置と上記Y位置と
の間の、所定のZ位置で回動方向を反転して、X位置―
Y位置―Z位置―Y位置―X位置と移動して、頭髪の周
囲を揺動するものである。このように上記両ヒーターユ
ニット1,2がX位置とY位置との間の往復回動に加え
て、さらにZ位置とY位置との間を回動することによ
り、あまり熱の必要がない頭髪の頭頂部分より、熱が必
要な頭髪の生え際部分に多くの熱を照射するものであ
る。また、上記所定のZ位置は、ヒーターユニット1,
2がY位置からX位置に移動する経過時間を制御して、
位置設定することが可能なものである。
ヒーターユニット1,2の回動動作について詳細に説明
する。まず第1,第2のヒーターユニット1,2はX位
置にあり、該X位置から両ヒーターユニット1,2が左
右相互に離れていくように、Y位置にむかって回動す
る。そして下限リミットスイッチ54bによりY位置が
検出されると、今度は該Y位置から両ヒーターユニット
1,2が左右相互に近づくように、X位置にむかって回
動する。両ヒーターユニット1,2がY位置からX位置
への回動が開始されてから、予め設定しておいた時間が
経過すると、ヒーターユニット駆動部50により反転出
力が出力され、両ヒーターユニット1,2はその設定時
間が経過した時の地点であるZ位置で反転し、Z位置か
ら再びY位置にむかって相互左右に離れるように回動す
る。そして下限リミットスイッチ54bにより再びY位
置が検出されると、Y位置から上限リミットスイッチ5
4aによりX位置が検出されるまで左右相互に近づくよ
うに回動していく。
部分について、図2を参照しながら説明する。図2にお
いて、支持軸6には、当該頭髪処理部20のシャーシ9
2,93のうち支持軸6側のシャーシ92と、支持軸ロ
ックボルト81とが固着されており、該支持軸ロックボ
ルト81が適度な硬さで締め込まれている支持軸ロック
ブラケット8には、把手7が固着されている。支持棒9
は内部にバネ91を備えていて、バネ91の一端は支持
棒9に、他端は支持軸6に固定されている。このバネ9
1は、シャーシ92が固着されている支持軸6をバネの
反発力で外側に押し出し、それによって該支持軸6に固
着している支持軸ロックボルト81をシャーシ93のほ
うにひきよせて支持棒9を押さえつけることで、該頭髪
処理部20が前方に倒れるのを防いでいる。また、さら
に頭髪処理部20の位置をロックさせたい場合は、把手
7を上方に持ち上げる。これにより、支持軸ロックブラ
ケット8が支持軸ロックボルト81にさらに締め込ま
れ、それによって支持軸ロックブラケット8と支持軸6
とがそれぞれシャーシ93,92側にさらに押さえつけ
られ、支持軸6とシャーシ92との摩擦力、及び支持軸
ロックブラケット8とシャーシ93との摩擦力で頭髪処
理部20の位置を動かないようにロックすることができ
る。
進機の電源や、第1,第2のヒーターユニット1,2の
第1,第2のヒーター11,12の温度や該ヒーターに
よる熱照射時間の設定、第1,第2のヒーターユニット
を反転させる任意の位置の設定、熱照射の開始など、当
該頭髪処理促進機を操作するスイッチが設けられた操作
盤13が取り付けられている。
態1における頭髪処理促進機を使用して、被施術者の頭
髪に熱を照射する動作について説明する。図6(a)
は、本実施の形態1における頭髪処理部20の位置調整
する前の側面図で、図6(b)は、本実施の形態1にお
ける頭髪処理部20の位置調整時の側面図であり、図7
は、本実施の形態1の頭髪処理促進機の第1,第2のヒー
ターユニットが、図5におけるY位置にある時の頭髪処
理部を示す正面図であり、図8は、本実施の形態1の頭
髪処理促進機の第1,第2のヒーターユニットが、図5
におけるZ位置にある時の頭髪処理部を示す正面図であ
る。
20が図6(a)に示す上方保持位置X0位置にある頭
髪処理促進機を、理美容椅子に座っている被施術者の後
ろに設置する。そして次に美容師は、図6(a)の上方
保持位置X0にある頭髪処理部20を図6(b)に示す
所望の位置である実線位置X1まで傾動させる。
対する具体的な傾動動作について述べると、頭髪処理部
20を図6(a)の位置X0から、図6(b)の実線位
置X1まで移動させる場合、まず美容師(図示せず)
は、把手7を図6(a)のlock位置からunloc
k位置に下げて、頭髪処理部20位置のロックをはず
す。次に美容師は、頭髪処理部20を図6(b)斜線位
置X0の位置から徐々に前に傾動させていき、頭髪処理
部20のヒーターユニット1,2が被施術者の頭髪に熱
を十分に照射できる位置、図6(b)実線位置X1に至
った時、把手7をlock位置に上げて、頭髪処理部2
0の傾動位置をロックする。
施術者にあわせて調整した後、美容師は本頭髪処理促進
機に対して通電させ、操作盤13上にある電源スイッチ
を押して上記頭髪処理促進機の電源を入れる。そして、
美容師は操作盤13上にあるスイッチを操作して、被施
術者がうけている施術の内容、例えば頭髪のパーマや毛
染め、あるいはトリートメント等、に適当なヒーターの
温度や熱照射時間を設定した後、熱照射を開始させるス
イッチを押して被施術者の頭髪に対する熱照射を開始さ
せる。
て熱照射が開始されると同時に、第1,第2のヒーター
ユニット1,2が被施術者の頭髪の周囲を揺動回動しは
じめる。上記第1,第2のヒーターユニット1,2は、
上述したようにしてX位置―Y位置―Z位置―Y位置―
X位置と回動する。ここで美容師が、現時点で予め設定
されていた反転位置が被施者の頭髪に対して少し低く、
頭髪の生え際に十分に熱が照射されていないと感じた場
合は、Y位置からZ位置まで移動するのにかかる経過時
間を操作盤13で長く設定しなおし、Z位置を現時点よ
り高くすることができる。
の熱照射時間が経過すると、ヒーター11,12が自動
的に切れ、被施術者の頭髪に対する熱の照射が終了す
る。それに伴い、第1,第2のヒーターユニット1,2
が図1に示す状態にまで自動的に戻るようになってい
る。美容師は、操作盤13の電源を切り、頭髪処理促進
機を被施術者の後ろから、このあとの被施術者に対する
施術を行う際に邪魔にならない場所に移動させる。
髪処理促進機によれば、被施術者の頭髪の頭頂部分にあ
る頭頂ユニット支持部3に対して、第1,第2のヒータ
ーユニット1,2を回動軸4a,4bにより回動可能に
連結し、ヒーターユニット駆動部50を該回動軸4bに
嵌めこんで、上記第1,第2のヒーターユニット1,2
が頭髪の頭頂部分から左右に相互に離れるように、ある
いは左右から相互に近づくように揺動回動させ、その回
動動作は第1,第2のヒーターユニット1,2が相互に
平行な面に位置し、且つ上記頭頂ユニット支持部3が位
置する面と平行な平面上に位置する状態である上限位置
から、第1,第2のヒーターユニットが同一平面状に位
置し、該両ヒーターユニット1,2で略円形状をつくる
下限位置まで回動し、該下限位置からある所定の斜め位
置まで回動した後、該所定の斜め位置において上記ヒー
ターユニット駆動部50によって反転出力されて、再度
上記下限位置まで回動した後、該下限位置から上記上限
位置まで回動するものであるようにしたので、熱のあま
り必要ない頭髪の頭頂部分より、熱が必要な頭髪の生え
際部分に熱を多く照射することができる。
進機によれば、上記反転する位置を上記下限位置からの
経過時間を制御することで設定するようにしたので、被
施術者の頭に合わせて、上記反転位置を移動させること
ができる。なお、本実施の形態1においては、上記第
1,第2のヒーターユニット1,2の回動動作をある所
定の斜め位置で反転させて再度上記下限位置まで回動し
た後、上記上限位置まで回動するようにしたが、上記所
定の斜め位置で反転するのではなく、ある一定時間停止
させた後に上記上限位置に回動するようにしても同じ効
果がえられる。
によれば、本体支持部に固定された、頭髪の頭頂部分に
あるほぼ半円円弧状の頭頂ユニット支持部と、その両端
部分の各々が上記頭頂ユニット支持部の各先端部分に回
動自在に連結された、頭髪の頭頂部分から各々左,右側
面にわたる頭髪全域に対して熱を照射するほぼ半円円弧
状の第1,第2のヒーターを有する、第1,及び第2の
ヒーターユニットと、上記第1,第2のヒーターユニッ
トを相互に逆方向に回転駆動させるユニット駆動部と、
上記第1,第2のヒーターユニットの、上記回転駆動範
囲の上限位置を検出する上限リミットスイッチと、上記
第1,第2のヒーターユニットの、上記回転駆動範囲の
下限位置を検出する下限リミットスイッチとを備え、上
記第1,第2のヒーターユニットは、上記上限位置と上
記下限位置との間で回動可能であるようにしたので、第
1,第2のヒーターユニットを頭頂ユニット支持部に対
して左右相互に離れるように、あるいは左右相互に近づ
くように揺動回動させて、被施術者の頭髪に対して熱の
照射を行うことができる。
進機によれば、請求項1記載の頭髪処理促進機におい
て、頭髪処理促進機本体が、スタンドの先端部に、該頭
髪処理促進機本体に連結された支持棒を介して挿入さ
れ、該スタンドごと床面上を移動可能であるようにした
ので、本頭髪処理促進機を任意の位置に設置することが
できる。
進機によれば、請求項2記載の頭髪処理促進機におい
て、上記頭髪処理促進機は、上記頭髪処理促進機本体
を、上記支持棒に対して支持軸を中心に前後に傾動可能
であり、上記支持軸の回動をロックすることにより、上
記頭髪処理促進機本体の前後傾動位置を固定可能である
ようにしたので、被施術者の頭の位置に合わせて、本頭
髪処理促進機本体を前後に傾動させることができる。
進機によれば、請求項1ないし請求項3のいずれかに記
載の頭髪処理促進機において、上記上限位置は、上記第
1,第2のヒーターユニットが相互に平行な面に位置し
且つ上記頭頂ユニット支持部が位置する面と平行な平面
上に位置する状態にある位置であり、上記下限位置は、
上記第1,第2のヒーターユニットが同一平面上に位置
し該両ヒーターユニットでほぼ円形状をつくる状態にあ
る位置であるようにしたので、被施術者の頭髪全周の生
え際に対して熱の照射を行うことができる。
進機によれば、請求項4記載の頭髪処理促進機におい
て、上記第1,第2のヒーターユニットは、上記上限位
置から上記下限位置まで回動し、上記下限位置から、上
記上限位置と上記下限位置との間の所定の斜め位置まで
回動した後、該斜め位置で反転して再び上記下限位置ま
で回動し、さらに該下限位置から上記上限位置まで回動
する動作を繰り返すようにしたので、熱のあまり必要で
ない頭髪の頭頂部分より、熱の必要な頭髪の生え際部分
に熱を多く照射することができる。
進機によれば、請求項5記載の頭髪処理促進機におい
て、上記斜め位置は、上記第1,第2のヒーターユニッ
トが上記下限位置から上記上限位置にむかって回動する
際の経過時間を制御して設定するようにしたので、上記
第1,第2のヒーターユニットを反転させる位置を、所
望の位置に設定することができる。
進機によれば、請求項4記載の頭髪処理促進機におい
て、上記第1,第2のヒーターユニットは、上記上限位
置から上記下限位置まで回動し、上記下限位置から、上
記上限位置と上記下限位置との間の所定の斜め位置まで
回動し、該斜め位置で所定時間停止した後、さらに該斜
め位置から上記上限位置まで回動する動作を繰り返すよ
うにしたので、熱のあまり必要でない頭髪の頭頂部分よ
り、熱の必要な頭髪の生え際部分に熱を多く照射するこ
とができる。
進機によれば、請求項7記載の頭髪処理促進機におい
て、上記斜め位置は、上記第1,第2のヒーターユニッ
トが上記下限位置から上記上限位置にむかって回動する
際の経過時間を制御して設定するようにしたので、上記
第1,第2のヒーターユニットを一時停止させる位置
を、所望の位置に設定することができる。
機の正面斜視図である。
ある。
ある。
機のヒーターユニット駆動部を示す図である。
機の第1,第2のヒーターユニットの回動範囲を示す図
である。
機のヒーターユニットの位置調整時の側面図である。
機の第1,第2のヒーターユニットが下限位置にある図
である。
機の第1,第2のヒーターユニットが反転位置にある図
である。
Claims (8)
- 【請求項1】 本体支持部に固定された、頭髪の頭頂部
分にあるほぼ半円円弧状の頭頂ユニット支持部と、 その両端部分の各々が上記頭頂ユニット支持部の各先端
部分に回動自在に連結された、頭髪の頭頂部分から各々
左,右側面にわたる頭髪全域に対して熱を照射するほぼ
半円円弧状の第1,第2のヒーターを有する、第1,及
び第2のヒーターユニットと、 上記第1,第2のヒーターユニットを相互に逆方向に回
転駆動させるユニット駆動部と、 上記第1,第2のヒーターユニットの、上記回転駆動範
囲の上限位置を検出する上限リミットスイッチと、 上記第1,第2のヒーターユニットの、上記回転駆動範
囲の下限位置を検出する下限リミットスイッチとを備
え、 上記第1,第2のヒーターユニットは、上記上限位置と
上記下限位置との間で回動可能である、ことを特徴とす
る頭髪処理促進機。 - 【請求項2】 請求項1記載の頭髪処理促進機におい
て、 頭髪処理促進機本体が、スタンドの先端部に、該頭髪処
理促進機本体に連結された支持棒を介して挿入され、該
スタンドごと床面上を移動可能である、ことを特徴とす
る頭髪処理促進機。 - 【請求項3】 請求項2記載の頭髪処理促進機におい
て、 上記頭髪処理促進機は、上記頭髪処理促進機本体を、上
記支持棒に対して支持軸を中心に前後に傾動可能であ
り、上記支持軸の回動をロックすることにより、上記頭
髪処理促進機本体の前後傾動位置を固定可能である、こ
とを特徴とする頭髪処理促進機。 - 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかに記
載の頭髪処理促進機において、 上記上限位置は、上記第1,第2のヒーターユニットが
相互に平行な面に位置し且つ上記頭頂ユニット支持部が
位置する面と平行な平面上に位置する状態にある位置で
あり、 上記下限位置は、上記第1,第2のヒーターユニットが
同一平面上に位置し該両ヒーターユニットでほぼ円形状
をつくる状態にある位置である、 ことを特徴とする頭髪処理促進機。 - 【請求項5】 請求項4記載の頭髪処理促進機におい
て、 上記第1,第2のヒーターユニットは、上記上限位置か
ら上記下限位置まで回動し、上記下限位置から、上記上
限位置と上記下限位置との間の所定の斜め位置まで回動
した後、該斜め位置で反転して再び上記下限位置まで回
動し、さらに該下限位置から上記上限位置まで回動する
動作を繰り返す、ことを特徴とする頭髪処理促進機。 - 【請求項6】 請求項5記載の頭髪処理促進機におい
て、 上記斜め位置は、上記第1,第2のヒーターユニットが
上記下限位置から上記上限位置にむかって回動する際の
経過時間を制御して設定する、ことを特徴とする頭髪処
理促進機。 - 【請求項7】 請求項4記載の頭髪処理促進機におい
て、 上記第1,第2のヒーターユニットは、上記上限位置か
ら上記下限位置まで回動し、上記下限位置から、上記上
限位置と上記下限位置との間の所定の斜め位置まで回動
し、該斜め位置で所定時間停止した後、さらに該斜め位
置から上記上限位置まで回動する動作を繰り返す、こと
を特徴とする頭髪処理促進機。 - 【請求項8】 請求項7記載の頭髪処理促進機におい
て、 上記斜め位置は、上記第1,第2のヒーターユニットが
上記下限位置から上記上限位置にむかって回動する際の
経過時間を制御して設定する、ことを特徴とする頭髪処
理促進機
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