JPH04644A - データアクセス処理方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概　要〕 端末装置からホスト計算機のデータにアクセスするため
の処理に関し、 端末装置ごとに選べる適切なファイル名を使用して、ホ
スト計算機のファイルを指定できるようにしたデータア
クセス処理方式を目的とし、ホスト計算機と接続する端
末装置であって、ファイル名管理部を有し、該ファイル
名管理部は、ファイル名テーブルに端末ファイル名とホ
ストファイルとの対応を示す情報を保持し、所定のデー
タアクセス要求があった場合に、該ファイル名テーブル
を検索して、該要求に指定するファイル名と一致する該
端末ファイル名を検出した場合には、該ファイル名の指
定を、当該端末ファイル名に対応する該ホストファイル
名によって置き換えて、該ホスト計算機へ該要求を転送
するように構成する。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、端末装置からホスト計算機のデータにアクセ
スするための処理方式に関する。

〔従来の技術〕

第３図は計算機システムの構成例を示すブロック図であ
る。ワークステーション等の端末装置１は、ホスト計算
機２と接続し、端末装置１からホスト計算機２に格納さ
れているファイル３の所要のデータにアクセスすること
ができるように構成されている。

そのために、端末装置１には入出力処理部４と連携処理
部５を設け、マウス、キー等の入力装置６によって利用
者がホスト計算機の所要のファイル３を参照するための
データアクセス要求を入力すると、入出力処理部４がこ
れを受は取り、ホスト計算機２へ要求するために連携処
理部５に渡す。

連携処理部５は、この要求をホスト計算機２へ宛てて送
信して、ホスト計算機２からのデータを待つ ホスト計算機２では、連携処理部７がデータアクセス要
求を受は取ると、その要求に指定されたファイル名によ
ってファイル３の１つを選択し、当該ファイル３から、
データを読み出して端末装置１へ送信する。

端末装置１の連携処理部５は、ホスト計算機から送られ
るデータを受信すると、入出力処理部４に通知するので
、入出力処理部４はデータを連携処理部５から受は取っ
て、所要長づつデイスプレィ等の表示装置８に表示させ
る。

又、端末装置ｌの利用者が、例えば表示装置８の画面に
表示したデータによって、ホスト計算機の所要のファイ
ル３を更新するためのデータアクセス要求を入力した場
合には、入出力処理部４が前記と同様に、連携処理部５
を経てホスト計算機２に対し、要求とデータを送信し、
連携処理部７によって、指定のファイル３に対する更新
が実行される。

〔発明が解決しようとする課題〕

以上のようにして、端末装置１の利用者はホスト計算機
２にあるデータを利用することができるが、そのために
は前記から明らかなように、ホスト計算機２内でファイ
ル３を管理するために使用されるファイル名を、データ
アクセス要求において指定しなければならない。

しかし、一般に各端末装置でも独自に管理するファイル
を持つ場合が多く、端末とホストで個別に管理されるフ
ァイルの識別名を共に扱わなければならないことは、操
作を繁雑にし、誤操作を生し易くする。

本発明は、端末装置ごとに選べる適切なファイル名を使
用して、ホスト計算機のファイルを指定できるようにし
たデータアクセス処理方式を目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

第１図は、本発明の構成を示すブロック図である。

図はデータアクセス処理方式の構成であって、ホスト計
算機２と接続する端末袋Ｗ１０であって、ファイル名管
理部１１を有し、ファイル名管理部１１は、ファイル名
テーブル１２に端末ファイル名とホストファイルとの対
応を示す情報を保持し、所定のデータアクセス要求があ
った場合に、ファイル名テーブル１２を検索して、該要
求に指定するファイル名と一致する該端末ファイル名を
検出した場合には、該ファイル名の指定を、当該端末フ
ァイル名に対応する該ホストファイル名によって置き換
えて、ホスト計算機２へ該要求を転送する。又、このデ
ータアクセス処理方式において、ファイル名テーブル１
２には、前記端末ファイル名ごとに、更新可否を示す処
理種別情報を保持し、ファイル名管理部１１は、前記デ
ータアクセス要求で指定されたファイル名によって、フ
ァイル名テーブル１２を検索した場合に、当該端末ファ
イル名に対応する該処理種別を識別し、当該処理種別が
更新を可とする所定の値でない場合には、データを更新
する該要求の処理を抑止するように制御する。

［作　用〕 本処理方式により、端末装置の利用者は、端末装置ごと
に自由に定めるファイル名（端末ファイル名）を使用し
て、ホスト計算機のデータにアクセスでき、その場合に
ファイル名はホストで使用するファイル名（ホストファ
イル名）に自動変換されるので、ホスト計算機は従来と
同様に処理できる。更に、端末ファイル名を更新要否の
処理目的に関連させることにより、誤ったファイル利用
を端末側で制御してホスト計算機のデータ破壊を未然に
防ぐような運用が可能になる。

〔実施例〕

第１図において、端末装置１０の入出力処理部４と連携
処理部５とは前記従来と同様に動作し、入力装置６によ
って利用者がホスト計算機２の所要のファイル３を参照
するためのデータアクセス要求を入力すると、入出力処
理部４がこれを受は取る。こ−で入出力処理部４は本発
明により、その要求をファイル名管理部１１に渡す。

ファイル名管理部１１はファイル名テーブル１２を持ち
、渡された要求で指定しているファイル名によってファ
イル名テーブル１２を検索する。

ファイル名テーブル１２は、例えば第２図に示すような
構成で、端末ファイル名とホストファイル名の桐と、要
すれば処理種別の欄を有し、ホスト計算機２における所
要の各ファイル３のファイル名をホストファイル各欄に
登録し、そのファイルに対して端末装置１０で付けた１
個以上のファイル名を端末ファイル名の各欄に登録する
。

更に、処理種別による制御を要する場合には、各端末フ
ァイル名について参照のみか、更新を行うかを示す所定
値（図では「参照」と「更新」で表す）を処理種別欄に
設定しておく。

図の例でも明らかなように、同じホストファイル名に対
して複数の端末ファイル名を設けることができる。又、
ホストの同しファイルについて、異なる端末装置ごとに
異なる端末ファイル名を定義することが勿論可能である
。

図の例は、例えばＸ氏の予定表データのファイル’Ｘ、
Ｆｉｌｅ」を、Ｘ氏自身はｒＸ、１２３４Ｊというファ
イル名で更新可としてアクセスし、他のＡ氏と８氏はｒ
　Ｘｙｏｔｅｉ　Ｊ及び’Ｘｋｏｕｄｏｕ　Ｊというフ
ァイル名で参照のみできるようにする運用を想定したも
のであり、Ｘ氏、Ａ氏及び８氏がそれぞれ別のワークス
テーションを持つ場合も、各ワークステーションのファ
イル名テーブルに必要な端末ファイル名を登録すればよ
い。

ファイル名管理部１１はデータアクセス要求で指定され
たファイル名と同一の端末ファイル名を、ファイル名テ
ーブル１２上で検索し、該当する端末ファイル名があれ
ば、当該項のホストファイル名及び処理種別欄の内容を
取り出し、端末ファイル名と共に記憶する。

次に、データアクセス要求のファイル名を、取り出した
ホストファイル名に置き換えて連携処理部５に渡すので
、連携処理部５は従来と同様に、この要求をホスト計算
機２へ宛てて送信して、ホスト計算機２からのデータを
待ち、ホスト計算機２の連携処理部７がデータアクセス
要求を受は取ると、その要求に指定されたファイル名に
よってファイル３の１つを選択し、当該ファイル３から
、データを読み出して端末装置１０へ送信する。

端末装置１０の連携処理部５は、ホスト計算機から送ら
れるデータを受信すると、ファイル名管理部１１に通知
する。そこでファイル名管理部１１は、データを連携処
理部５から入出力処理部４に中継して表示装置８に表示
させるが、その際記憶しである処理種別値に従い、「参
照」の場合には入出力処理部４に対して、そのデータを
表示する画面領域を書き込み禁止領域に設定するように
指示することにより、誤って更新しようとしても操作で
きないようにする。

又、端末装置１の利用者が、例えば表示装置８の画面に
入力して表示したデータによって、ホスト計算機の所要
のファイル３を更新するためのデータアクセス要求を入
力した場合には、入出力処理部４が前記と同様に、ファ
イル名管理部１１に要求を渡すので、ファイル名管理部
１１は前記のようにファイル名テーブル１２を検索して
、該当する端末ファイル名の処理種別が「更新」でない
限り、その要求を拒否し、例えばその旨のメツセージを
入出力処理部４を経て表示させる。

データアクセス要求で指定されたファイル名によってフ
ァイル名テーブルを検索した結果、該当する端末ファイ
ル名が無かった場合には、従来のようにホストのファイ
ル名が直接指定されたものとみなして、要求で指定され
たファイル名ををそのま＼にして、連携処理部５に渡す
ことにより、必要なファイルについてのみ、端末独自の
ファイル名を設けるように運用することもできる。

〔発明の効果］ 以上の説明から明らかなように本発明によれば、端末装
置からホスト計算機のデータにアクセスする場合に、端
末装置ごとに選べる適切なファイル名を使用して、ホス
ト計算機のファイルを指定できるので、端末装置利用者
の操作効率を改善するという著しい工業的効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の構成を示すブロック図、第２図は本発
明のファイル名テーブルの説明図、第３図は従来の構成
例を示すブロック図である。 図において、 １．１０は端末装置、　　２はホスト計算機、３はファ
イル、　　　　　４は入出力処理部、５．７は連携処理
部、　６は入力装置、８は表示装置、　　　　１１はフ
ァイル名管理部、本発明の構成を示す７（１２２図 第１図 従来の構成例を示すブロック図 第３図 本発明のファイル名テーブルの説明図 第２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ホスト計算機（２）と接続する端末装置（１０）で
   あって、ファイル名管理部（１１）を有し、該ファイル
   名管理部（１１）は、ファイル名テーブル（１２）に端
   末ファイル名とホストファイルとの対応を示す情報を保
   持し、 所定のデータアクセス要求があった場合に、該ファイル
   名テーブル（１２）を検索して、該要求に指定するファ
   イル名と一致する該端末ファイル名を検出した場合には
   、該ファイル名の指定を、当該端末ファイル名に対応す
   る該ホストファイル名によって置き換えて、該ホスト計
   算機（２）へ該要求を転送するように構成されているこ
   とを特徴とするデータアクセス処理方式。 ２、前記ファイル名テーブル（１２）には、前記端末フ
   ァイル名ごとに、更新可否を示す処理種別情報を保持し
   、 前記ファイル名管理部（１１）は、前記データアクセス
   要求で指定されたファイル名によって、該ファイル名テ
   ーブル（１２）を検索した場合に、当該端末ファイル名
   に対応する該処理種別を識別し、当該処理種別が更新を
   可とする所定の値でない場合には、データを更新する該
   要求の処理を抑止するように制御する、請求項１記載の
   データアクセス処理方式。