JP2002111767A - 受信装置 - Google Patents

受信装置

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JP2002111767A
JP2002111767A JP2000292842A JP2000292842A JP2002111767A JP 2002111767 A JP2002111767 A JP 2002111767A JP 2000292842 A JP2000292842 A JP 2000292842A JP 2000292842 A JP2000292842 A JP 2000292842A JP 2002111767 A JP2002111767 A JP 2002111767A
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carrier
signal
phase
synchronization
receiving
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Tamotsu Ikeda
保 池田
Kiyoshi Ono
聖志 小野
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Sony Corp
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 BS/CSデジタル放送の共用受信装置を提
供する。 【解決手段】 復調部内の搬送波同期部134は、タイ
ミング制御回路141と、BS用位相誤差検出回路14
2と、CS用位相誤差検出回路143と、フィルタ14
4と、NCO145とを備えている。この搬送波同期1
34では、位相誤差量の検出部をBS用とCS用とで2
つ設け、以後のフィルタ144、NCO145を共用化
している。そして、BSデジタル放送の受信の場合に
は、伝送データの位相誤差量をBPSKの変調方式に基
づき算出し、さらに、TMCC、TAB、バースト信号
のみを間欠的に検出している。一方、CSデジタル放送
の受信の場合には、伝送データの位相誤差量をQPSK
変調方式に基づき算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル放送を受
信する受信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】デジタル直交変調を行ってデジタルデー
タを伝送する一般の伝送系においては、送信側と受信側
との間で局部発振器から発生される搬送波に位相誤差及
び周波数誤差が存在する。そのため、受信信号点は、送
信信号に対して誤差位相及び周波数誤差に対応する角度
だけ回転してしまう。
【0003】そのため、受信側では、受信信号点から位
相誤差量を検出して位相誤差及び周波数誤差を補正する
といった搬送波同期処理を行い、受信信号点の位相誤差
及び周波数誤差を除去している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、現在、日本
におけるデジタル放送メディアとして、通信衛星(C
S)を用いたCSデジタル放送があり、このサービスに
加え、さらに新たなデジタル放送メディアとして、放送
衛星(BS)を用いたデジタル衛星放送(BSデジタル
放送)が提案されている。
【0005】そのことから、近年、BSデジタル放送を
受信することができるとともに、CSデジタル放送も受
信することができる共用受信装置が求められている。
【0006】しかしながら、日本においてすでにサービ
スが開始されているCSデジタル放送の放送方式では、
QPSK変調方式が採用されているのに対して、日本に
おけるBSデジタル放送の放送方式では、BPSK、Q
PSK、8PSKの3種類の変調方式が採用されており
さらに各変調方式が時間経過とともに動的に変化する。
【0007】そのため、搬送波同期を行うために受信信
号点の位相誤差量を検出する場合、CSデジタル放送は
QPSK変調方式であることから位相誤差検出範囲は4
5度であるが、BSデジタル放送方式では、BPSK、
QPSK、8PSKの3種類の変調方式が採用されるの
で、その検出方式が異なり、搬送波同期部を共用化する
ことが困難であった。
【0008】本発明は、このような実情を鑑みてなされ
たものであり、CSデジタル放送とBSデジタル放送と
の共用の受信装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、同期シンボルがBPSK変調された第1の放送方
式のデジタル放送と、全シンボルがQPSK変調された
第2の放送方式のデジタル放送を受信する受信装置であ
って、伝送データのシンボルタイミングの同期処理を行
うタイミング同期手段と、第1の放送方式のデジタル放
送の受信時には、タイミング同期がとられた伝送データ
から同期ワードを検出して、伝送データのフレーム同期
タイミングを検出するフレーム同期手段と、搬送波の同
期処理を行う搬送波同期手段とを備え、上記搬送波同期
手段は、直交座標信号からなる伝送データに対して、回
転補正信号を複素乗算することによって搬送波誤差を補
正する搬送波補正部と、第1の放送方式のデジタル放送
の受信時に用いられ、上記搬送波補正部により搬送波誤
差が補正された伝送データの位相回転誤差量をBPSK
変調方式に基づき算出する第1の位相誤差算出部と、第
2の放送方式のデジタル放送の受信時に用いられ、上記
搬送波補正部により搬送波誤差が補正された伝送データ
の位相回転誤差量をQPSK変調方式に基づき算出する
第2の位相誤差算出部と、第1の放送方式のデジタル放
送の受信時には、フレーム同期タイミングからシンボル
数をカウントして少なくとも同期ワードのシンボル位置
を特定して、特定したシンボルの位相回転誤差量に対し
てフィルタリングを行い、第2の放送方式のデジタル放
送の受信時には、全シンボルの位相回転誤差量に対して
フィルタリングを行うフィルタと、フィルタリングされ
た位相回転誤差量に応じて周波数及び位相が制御された
上記回転補正信号を生成する回転補正信号生成部とを有
することを特徴とする。
【0010】この受信装置では、搬送波同期部の位相誤
差量の算出部を、第1の放送方式用と第2の放送方式用
とで2つ設ける。第1の放送方式用の第1の用位相誤差
算出部は、伝送データの位相回転誤差量をBPSKの変
調方式に基づき算出する。一方、第2の放送方式用の第
2の誤差算出部は、伝送データの位相回転誤差量をQP
SK変調方式に基づき算出する。そして、フィルタ及び
回転補正信号生成部は、第1の放送方式と第2の放送方
式とで、共通のものが用いられる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態のBS
/CSデジタル放送の共用受信装置について説明する。
【0012】全体構成 図1に、BS/CSデジタル放送の共用受信装置のブロ
ック図を示し、このBS/CSデジタル放送の共用受信
装置について説明を行う。
【0013】受信装置100は、復調部101と、第1
のデマルチプレクサ102と、内符号復号部103と、
第2のデマルチプレクサ104と、デインタリーバ10
5と、BS逆エネルギー拡散部106と、フレーム再構
成部107と、主信号RS復号部108と、CS逆エネ
ルギー拡散部109と、TMCC逆エネルギー拡散部1
10と、第3のデマルチプレクサ111と、TMCCリ
ードソロモン復号部112と、TMCC制御部113と
を備えて構成される。
【0014】この受信装置100には、BSデジタル放
送を受信するか、CSデジタル放送を受信するかを示す
BS/CS選択信号が入力される。BS/CS選択信号
は、ユーザにより選択されたり、データの符号化率によ
り判断されたり、或いは、BSデジタル放送で規定され
ているスーパーフレームの同期信号が検出されるか否か
によって判断されたりする。なお、符号化率を検出して
判断する場合には、BS/CSの識別は受信信号の復調
が完了するまで不明であるため、初期設定時には、最後
に受信した放送方式に設定するか、デフォルトの放送方
式に設定をするか、或いは、試行により受信可能な放送
方式に設定する。
【0015】復調部101には、例えばパラボラアンテ
ナ等で受信して得られたRF信号が入力される。復調部
101は、RF信号に搬送波信号を乗算して、直交変調
信号であるI信号、Q信号を復調する。また、この復調
部101には、BS/CS選択信号も入力され、BS/
CSの選択に応じて、搬送波周波数、シンボルタイミン
グの周波数、フィルタパラメータ、搬送波同期の位相誤
差検出回路等が切り換えられる。この復調部101は、
周波数変換、搬送波同期、タイミング同期を行う。ま
た、この復調部101は、BSデジタル放送を受信する
場合には、BPSK変調されているTAB信号(同期ワ
ード)からスーパーフレーム及びフレームの開始位置を
検出する。復調されたI信号データ、Q信号データは、
第1のデマルチプレクサ102に送出される。
【0016】第1のデマルチプレクサ102は、BSデ
ジタル放送を受信している場合には、復調部101で検
出されたフレーム開始位置からシンボル数をカウント
し、所定のシンボル位置にあるバースト信号を、主信号
データ及びTMCCデータ(TAB信号も含む)から分
離する。主信号データ及びTMCCデータは、内符号復
号部103に送出され、バースト信号は、そのまま読み
捨てられる。また、CSデジタル放送を受信している場
合には、データの分離をせず全データを内符号復号部1
03に送出する。
【0017】内符号復号部103は、各シンボルの変調
方式及び内符号符号化率に従って、デパンクチャリング
処理及びビタビ復号を行う。内符号復号されたデータ
は、第2のデマルチプレクサ104に送出される。ま
た、内符号復号部103は、CSデジタル放送の受信時
には、符号化率(RATE)の推定、CSの初期化位置
を示す0xB8同期バイトの検出も行う。
【0018】第2のデマルチプレクサ104は、BSデ
ジタル放送の受信時には、主信号データと、TMCCデ
ータ(TAB信号も含む)とを分離する。分離された主
信号データは、デインタリーバ105に送出される。分
離されたTMCCデータ(TAB信号も含む)は、TM
CC逆エネルギー拡散処理部106に送出される。ま
た、第2のデマルチプレクサ104は、CSデジタル放
送の受信時には、TMCCが存在しないため、データを
分離せず全データをデインタリーバ105に送出する。
【0019】デインタリーバ105は、送信側で行われ
たインターリーブ処理と逆の規則に従い、主信号データ
をデインタリーブする。デインタリーバ105は、BS
デジタル放送の受信時には、スーパーフレームをインタ
リーブブロックとしたブロックデインタリーブを行い、
CSデジタル放送の受信時には、畳み込みデインタリー
ブを行う。デインタリーブされた主信号は、BS逆エネ
ルギー拡散部106に送出される。
【0020】BS逆エネルギー拡散部106は、BSデ
ジタル放送の受信時には、15次系列の疑似ランダム系
列(PRBS)を、主信号データに対して1ビットずつ
加算して、送信側で行われたエネルギー拡散処理に対す
る逆処理を行う。なお、疑似ランダム符号系列(PRB
S)はスーパーフレームの先頭で初期化される。また、
各スロットの先頭の1バイト目に対してはエネルギー拡
散処理はされないが、この間も、PRBSの発生は継続
する。逆エネルギー拡散された主信号データは、フレー
ム再構成部107に送られる。なお、BS逆エネルギー
拡散部106は、CSデジタル放送の受信時には、なん
ら処理を行わず、そのままフレーム再構成部107に送
出する。
【0021】フレーム再構成部107は、伝送時におい
て削除されたトランスポートパケット(TSP)の同期
ワード(0x47)を付加する処理等の送信側のデータ
フレームに対応したフレーム構造にデータ構造を再構成
する。再構成された主信号データは、主信号リード・ソ
ロモン復号部109に送出される。
【0022】主信号リード・ソロモン復号部108は、
BSデジタル放送の受信時には、204バイトからなる
伝送パケット単位で、RS(204,188)のRS復
号を行い、TSPを出力する。また、主信号リード・ソ
ロモン復号部108は、CSデジタル放送を受信してい
る場合には、BSの主信号データと同様に、RS(20
4,188)の復号が行われる。CSデジタル放送の場
合には、RS符号の符号開始位置は、TSPの先頭位置
となる。
【0023】CS逆エネルギー拡散部109は、CSデ
ジタル放送の受信時には、15次系列の疑似ランダム系
列(PRBS)を、主信号データに対して1ビットずつ
加算して、送信側で行われたエネルギー拡散処理に対す
る逆処理を行う。逆エネルギー拡散されたデータは、ト
ランスポートストリームとして、外部に送出される。な
お、CS逆エネルギー拡散部109は、BSデジタル放
送の受信時には、なんら処理を行わず、そのままトラン
スポートストリームを外部に送出する。
【0024】TMCC逆エネルギー拡散処理部110
は、BSデジタル放送の受信時に、1スーパーフレーム
分のTMCCデータ及びTAB信号をバッファに蓄積し
たのち、9次の疑似ランダム系列(PRBS)を、TM
CCデータ及びTAB信号に対して1ビットずつ加算し
て、送信側で行われたエネルギー拡散処理に対する逆処
理を行う。なお、この疑似ランダム符号系列(PRB
S)はスーパーフレームの先頭で初期化される。また、
TAB信号に対してはエネルギー拡散は行わないが、P
RBSの発生は継続する。エネルギー拡散されたTMC
Cデータ及びTAB信号は、第3のデマルチプレクサ1
11に送出される。なお、TMCC逆エネルギー拡散処
理部110は、CSデジタル放送の受信時には動作をし
ない。
【0025】第3のデマルチプレクサ111は、BSデ
ジタル放送の受信時に、TMCCデータとTAB信号と
を分離する。分離されたTAB信号は、読み捨てられ
る。分離されたTMCCデータは、TMCCリード・ソ
ロモン復号部112に送出される。なお、この第3のデ
マルチプレクサ111は、CSデジタル放送の受信時に
は動作をしない。
【0026】TMCCリード・ソロモン復号部112
は、64バイトからなるTMCCデータを、RS(6
4,48)のRS復号を行い、TMCC情報を出力す
る。RS復号されたTMCC情報は、TMCC制御部1
13に送出される。なお、TMCCリード・ソロモン復
号部112は、CSデジタル放送の受信時には動作をし
ない。
【0027】TMCC制御部113は、TMCC情報か
ら伝送路復号に必要なTMCCデータを抽出し、各トラ
ンスポートストリーム(TS)に対応したTMCC情報
を得るとともに、復号に必要な情報を各機能ブロックに
配信する。なお、TMCC制御部113は、CSデジタ
ル放送の受信時には動作をしない。
【0028】受信装置100は、以上のような構成によ
り、BSデジタル放送又はCSデジタル放送を受信し
て、MEPG−2システムに準拠したトランスポートス
トリームを復調する。
【0029】復調部の構成 図2に、受信装置100の復調部101の構成を示し、
この復調部101についてさらに説明する。
【0030】復調部101は、第1の乗算器121と、
第2の乗算器122と、局部発振器123と、90度移
相器124と、第1のローパスフィルタ125と、第2
のローパスフィルタ126と、第1のアナログ/デジタ
ル(A/D)変換器127と、第2のアナログ/デジタ
ル(A/D)変換器128と、搬送波補正部129と、
第1の波形整形フィルタ130と、第2の波形整形フィ
ルタ131と、タイミング同期部132と、フレーム同
期部133と、搬送波同期部134と、第3の乗算器1
35と、第4の乗算器136と、パラレル/シリアル
(P/S)変換器137と、スライサ138とを備えて
構成される。
【0031】例えば、パラボラアンテナ等により受信さ
れたRF信号は、第1の乗算器121及び第2の乗算器
122に入力される。
【0032】局部発振器123は、周波数fc′、初期
位相th′のcos波である搬送波を発生する。この搬
送波は、BSデジタル放送を受信する場合にはBSデジ
タル放送の選択されたチャンネルに対応したサービスに
切り換えられ、CSデジタル放送を受信する場合はCS
デジタル放送の選択されたチャンネルに対応したサービ
スに切り換えられる。周波数fc′及び初期位相th′
は、送信側の搬送波とは一致せず異なる周波数となる。
発生された搬送波は、90度移相器124及び第1の乗
算器121に供給される。
【0033】90度移相器124は、cos波である搬
送波を90度位相を遅らせ、−sin波を生成する。生
成した−sin波は、第2の乗算器122に供給され
る。
【0034】第1の乗算器121は、受信信号とcos
波とを乗算し、I信号を直交復調する。第2の乗算器1
22は、受信信号と−sin波とを乗算し、Q信号を直
交復調する。復調されたI信号は、第1のローパスフィ
ルタ125により高域成分が除去されて第1のA/D変
換器127に供給される。また、復調されたQ信号は、
第2のローパスフィルタ126により高域成分が除去さ
れて第2のA/D変換器128に供給される。
【0035】第1のA/D変換器127は、I信号をデ
ジタル化する。また、第2のA/D変換器128は、Q
信号をデジタル化する。第1のA/D変換器127及び
第2のA/D変換器128は、タイミング同期部132
から出力されるサンプリングクロックCLKによってI
信号及びQ信号をサンプリングする。このときサンプリ
ング周波数は、送信側の伝送シンボルクロックと周波数
及び位相が同期するように、タイミング同期部132に
より制御される。デジタル化されたI信号データ及びQ
信号データは、それぞれ搬送波補正部129に供給され
る。
【0036】搬送波補正部129は、搬送波同期部13
4から出力される回転位相補正信号(RI,RQ)を、
第1及び第2のA/D変換器127,128から出力さ
れたI信号データ及びQ信号データに、複素乗算する。
I信号データ及びQ信号データは、この回転位相補正信
号(RI,RQ)が複素乗算されることによって、受信
側の局部発振器123により発生された搬送波の周波数
fc′及び位相th′と送信側の搬送波の周波数fc及
び位相thとの間で生じている周波数ずれ及び位相ずれ
が補正される。すなわち、搬送波周波数誤差及び位相誤
差が補正される。補正されたI信号データは、第1の波
形整形フィルタ130により波形整形がされた後、第3
の乗算器135に供給される。位相補正がされたQ信号
データは、第2の波形整形フィルタ131により波形整
形がされた後、第4の乗算器136に供給される。
【0037】タイミング同期部132は、A/D変換器
127,128のサンプリングクロックを制御すること
によって、タイミング同期処理を行う回路である。タイ
ミング同期部132は、波形整形フィルタ130,13
1により波形整形された受信データのクロック誤差を検
出し、このクロック誤差が0となるようなサンプリング
クロック、即ち、送信側の伝送シンボルのシンボルクロ
ックに対して位相及び周波数が同期したサンプリングク
ロックを生成する。タイミング同期部132は、例え
ば、0交差法を用いてクロック誤差を検出する。生成さ
れたクロックは、第1のA/D変換器127及び第2の
A/D変換器128のサンプリングクロックとして用い
られる。なお、サンプリング周波数は、BSデジタル放
送を受信する場合はタイミング同期がとられた状態で2
8.86×N MHzとされ、CSデジタル放送を受信
する場合はタイミング同期がとられた状態で21.09
6×N MHzとされる。
【0038】フレーム同期部133は、伝送データ内の
TAB信号(同期ワード)を検出することによって、フ
レームの開始位置を検出するフレーム同期処理を行う回
路である。
【0039】ここで、BSデジタル放送では、スーパー
フレームと呼ばれるデータ構造が規定されている。スー
パーフレームは、図3に示すように、8個のフレーム
(フレーム#0〜フレーム#7)から構成されている。
各フレームは、制御信号部(TMCC信号とTAB信号
(同期ワード))と、主信号部(主信号とバースト信
号)とから構成されている。
【0040】主信号部は、図4に示すように、1フレー
ムあたり48個のスロット(スロット#0〜スロット#
47)により構成されている。主信号部は、203シン
ボルの主信号データと、BPSK変調(r=1/2)さ
れた4シンボルのバースト信号とが交互に配置されて構
成されている。
【0041】制御信号部は、1フレームあたり8バイト
のTMCC(Transmission and Multiplexing Configur
ation Control)信号と、その前後に付加された2バイ
トずつのTAB信号(同期ワード)により構成される。
TMCC信号とTAB信号は、それぞれBPSK変調
(r=1/2)されており、伝送シンボル数でいうと、
TMCCが128シンボル、TAB信号がそれぞれ32
シンボルとなる。ここで、TMCCの前段に付けられて
いるTAB信号は、その値がW1(0x1B95)とさ
れている。また、TMCCの後段に付けられているTA
B信号は、第1フレーム#0に対してはその値がW2
(0xA340)とされており、第2〜8フレームに対
してはその値がW3(0x5CBF)とされている。W
2とW3とは、ビット反転した関係となっている。
【0042】従って、このTAB信号(同期ワード)を
検出することによって、フレームの同期をとることがで
き、また、W2とW3とを区別して検出することによっ
て、スーパーフレームの同期をとることができる。な
お、2バイトのTAB信号は、実際には畳み込み符号化
され、32ビットの伝送シンボルとなる。そのうち、前
半の12ビットは、前のフレームの最後の主信号データ
の影響を受けており値は不定であるが、後半の20ビッ
トは前のフレームの影響が及ばない範囲であり、固定値
となる。受信側では、この畳み込み符号化された固定値
(W1に対してw1、W2/W3に対してw2/w3)
を同期信号として検出することとなる。
【0043】フレーム同期部133は、タイミング同期
がとられているが、搬送波同期はとられていない状態
で、このフレーム同期処理を行う。具体的には、タイミ
ング同期がとられている伝送データに対して、シンボル
間の差分演算を行う。そして、この差分演算されたビッ
ト列と、差分演算した同期ワードとの相関をとる。そし
て、その相関が最も高いシンボル位置(或いは、ある閾
値より高い相関値のシンボル)を検出し、そのシンボル
位置をフレームの同期位置とする。なお、TAB信号の
W2とW3とは、ビット反転した関係にあるので、シン
ボル間の差分演算を行うと、値が同一になる。
【0044】フレーム同期部133は、このようなTA
B信号を検出して、フレーム開始位置を示すフレーム開
始フラグ(FSTフラグ)、及び、スーパーフレームの
開始位置を示すスーパーフレーム開始フラグ(SFST
フラグ)を生成する。また、フレーム同期部133は、
FSTフラグ及びSFSTフラグだけではなく、SFS
Tフラグからシンボル数を計数することによって、TA
B信号(同期ワード)のシンボル位置を示すTABフラ
グ、TMCCのシンボル位置を示すフラグであるTMC
フラグ、主信号のシンボル位置を示すフラグであるDE
Nフラグ、バースト信号のシンボル位置を示すフラグで
あるBRSTフラグも生成し出力してもよい。フレーム
開始信号(FST)及びスーパフレーム開始フラグ(S
FST)は、搬送波同期部134に供給される。
【0045】また、フレーム同期部133は、180度
位相反転信号も生成する。後述する搬送波同期部134
は、180度の位相不確定性を許容する搬送波同期方式
(搬送波同期を行ったときに位相が180度回転して同
期がかかる可能性がある方式)をとっている。そのた
め、このフレーム同期部133は、同期ワード(TAB
信号)のビット反転状態を検出して、180度の搬送波
位相誤差を検出する。180度の搬送波位相誤差が検出
された場合には、180度位相反転信号を−1として出
力し、180度の搬送波位相誤差が検出されない場合に
は、180度位相反転信号を+1として出力する。この
180度位相反転信号は、第3の乗算器135及び第4
の乗算器136に供給される。
【0046】なお、搬送波同期部134が180度の位
相不確定性を残さずに搬送波同期を行える場合には、1
80度位相反転信号を常に+1としておくか、或いは、
第3の乗算器135、第4の乗算器136及び180度
位相反転信号を省略すればよい。また、フレーム同期部
133は、タイミング同期部132によりタイミング同
期がとられている状態で、フレーム同期動作を行う。
【0047】搬送波同期部134は、受信データの搬送
波周波数誤差及び位相誤差に応じた回転位相補正信号
(RI,RQ)を生成し、搬送波の同期処理を行う。受
信データの搬送波周波数誤差及び位相誤差は、局部発振
器123の搬送波の周波数ずれ及び位相ずれによって生
じるものである。
【0048】具体的には、搬送波同期部134は、直交
座標系である受信データを角度データに変換し、その角
度データが本来の受信点からどれだけ回転しているかを
示す回転位相誤差を検出する。そして、その回転位相誤
差をフィルタリングし、回転位相誤差の周波数成分及び
位相成分を検出する。そして、この搬送波同期部134
は、この検出した回転位相誤差の周波数成分及び位相成
分を、キャンセルするような周波数及び位相の回転位相
補正信号(RI,RQ)を、VCO等により生成する。
搬送波補正部129は、この回転位相補正信号(RI,
RQ)を、受信データに複素乗算して、搬送波周波数誤
差及び位相誤差をキャンセルする。
【0049】なお、搬送波同期部134は、BSデジタ
ル放送の受信の場合、タイミング同期部132によりタ
イミング同期がとられており、且つ、フレーム同期部1
33によりフレーム同期がとられているという状態で、
搬送波同期動作を行う。
【0050】第3の乗算器135は、第1の波形整形フ
ィルタ130により波形整形されたI信号データと、フ
レーム同期部133から供給された180度位相反転信
号とを乗算する。180度位相反転信号が+1であれ
ば、I信号データはそのままで出力される。180度位
相反転信号が−1であれば、I信号データの符号が反転
して出力される。出力されたI信号データは、P/S変
換部137に供給される。
【0051】第4の乗算器136は、第2波形整形フィ
ルタ131により波形整形されたQ信号データと、フレ
ーム同期部133から供給された180度位相反転信号
とを乗算する。180度位相反転信号が+1であれば、
Q信号データはそのままで出力される。180度位相反
転信号が−1であれば、Q信号データの符号が反転して
出力される。出力されたQ信号データは、P/S変換部
137に供給される。
【0052】P/S変換器137は、I信号データ、Q
信号データの順で受信データを選択して、シリアルデー
タに変換する。生成されたシリアルデータは、スライサ
138に供給される。
【0053】スライサ138は、入力データがある所定
の値より大きい場合には0を出力し、入力データがある
所定の値より小さい場合には1を出力する。
【0054】そして、このスライサ138から復調デー
タが出力され、内符号復号部103に供給される。
【0055】(搬送波同期部)つぎに、搬送波同期部1
34についてさらに詳細に説明を行う。
【0056】搬送波同期部134は、図5に示すよう
に、タイミング制御回路141と、BS用位相誤差検出
回路142と、CS用位相誤差検出回路143と、フィ
ルタ144と、NCO145とから構成される。
【0057】タイミング制御回路141には、BSデジ
タル放送の受信時には、図2に示したフレーム同期回路
134からフレームスタートフラグ(FSTフラグ)が
入力される。タイミング制御回路141は、このFST
フラグから、シンボル数をカウントすることによって、
TMCCデータ、TAB信号(同期ワード)、バースト
信号等のBSデジタル放送で必ずBPSK変調されるこ
とが規定されているシンボルタイミングを特定する。タ
イミング制御回路141は、そのシンボルがTMCCデ
ータ、TAB信号、バースト信号である場合に有効
(1)となるBPSKフラグを生成し、フィルタ144
に供給する。また、タイミング制御回路141は、CS
デジタル放送の受信時には、このBPSKフラグを常に
有効(1)として、フィルタ144に供給する。
【0058】BS用位相誤差検出回路142は、BSデ
ジタル放送の受信時にのみ用いられる。このBS用位相
誤差検出回路142は、第2の複素乗算器131から出
力される伝送データ(I″,Q″)に含まれている位相
誤差成分を検出する。具体的には、BS用位相誤差検出
回路142は、伝送データ(I″,Q″)が、BPSK
の本来の伝送シンボルの信号点からどれだけ位相がずれ
ているかを示す位相誤差量Δθを算出する。算出した位
相誤差量Δθは、フィルタ144に供給される。
【0059】CS用位相誤差検出回路143は、CSデ
ジタル放送の受信時にのみ用いられる。このCS用位相
誤差検出回路143は、第2の複素乗算器131から出
力される伝送データ(I″,Q″)に含まれている位相
誤差成分を検出する。具体的には、CS用位相誤差検出
回路143は、伝送データ(I″,Q″)が、QPSK
の本来の伝送シンボルの信号点からどれだけ位相がずれ
ているかを示す位相誤差量Δθを算出する。算出した位
相誤差量Δθは、フィルタ144に供給される。
【0060】フィルタ144は、例えばIIR(Infini
te Impulse Response)フィルタ等のループフィルタか
らなり、LPF(Low pass filter)の特性を有してい
る。フィルタ144は、位相誤差量Δθが入力され、入
力されたこの位相誤差量Δθを平均化して出力する。
【0061】例えば、フィルタ144は、図6に示すよ
うに、位相誤差量Δθに利得Gを乗算する第1の乗算器
154と、位相誤差量Δθに帯域を決定する係数Kを乗
算する第2の乗算器155と、フィルタ出力に係数(1
−K)を乗算する第3の乗算器156と、第2の乗算器
155の出力と第3の乗算器156の出力とを加算する
加算器157と、加算器157の出力を遅延させるレジ
スタ158とから構成される。このような構成のフィル
タ144は、入力された位相誤差量Δθを係数K、利得
Gでループフィルタリングし、平均化した位相誤差量Δ
θをレジスタ158から出力する。
【0062】ここで、レジスタ158は、その時刻にお
ける平均化した位相誤差量Δθを保持することとなる。
このレジスタ158は、タイミング制御回路141から
供給されるBPSKフラグがイネーブル信号として入力
され、BPSKフラグが有効(1)とされているときに
のみ、内部データを更新する。そのため、フィルタ14
4は、BSデジタル放送の受信の場合、TMCC,TA
B,バーストシンボルの位置で得られた位相誤差量Δθ
に対してのみ動作し、それ以外のシンボル位置では、最
後のフィルタ出力値を保持する。すなわち、このフィル
タ144は、BPSKで変調されているシンボルの位相
誤差量Δθのみを抽出して間欠的にフィルタリングを行
う。CSデジタル放送の受信時には、間欠的にフィルタ
リングを行わず、全シンボルに対して行う。
【0063】NCO145には、フィルタ144から平
均化された位相誤差量Δθが入力される。NCO145
は、この位相誤差量Δθに基づき位相誤差補正信号(R
I,RQ)を生成し、出力する。
【0064】NCO145は、図7に示すように、累加
算器181と、直交座標変換回路182とから構成され
る。
【0065】累加算器181は、加算器183と、レジ
スタ184とから構成される。加算器183は、フィル
タ144から入力された位相誤差量Δθと、レジスタ1
84の格納値とを加算演算する。レジスタ184は、そ
の加算結果で格納値を更新する。累加算器181は、こ
の加算器183とレジスタ184とにより、1シンボル
クロック毎に位相誤差量Δθの累積加算を行う。このよ
うに位相誤差量Δθを累加算することによって、レジス
タ184には、その時刻における位相補正量θ 2が格納
されることとなる。累加算器181は、このレジスタ1
84に格納された、その時刻における位相補正量θを直
交座標変換回路182に供給する。
【0066】ここで、累加算器181のレジスタ184
(その時刻における位相補正量θを保持するレジスタ)
は、タイミング制御回路171から供給されるBPSK
フラグがイネーブル信号ENとして入力され、BPSK
フラグが有効(1)とされているときのみ、内部データ
を更新する。
【0067】そのため、NCO174から出力される位
相誤差補正信号(RI,RQ)の更新が、TAB,TM
CC,バースト位置でのみ行われ、それ以外の位置で
は、最後の位相補正量が保持される。すなわち、このN
CO174は、BPSKで変調されているシンボルに対
してのみ、位相誤差補正信号(RI,RQ)を変更する
といった、間欠的な動作を行う。
【0068】なお、レジスタ184に入力されるBPS
Kフラグは、レジスタ185により1タイミング遅延し
て入力される。これは、前段のフィルタ173により更
新された後の位相誤差量Δθ2を用いて、このレジスタ
184を更新するためである。
【0069】直交座標変換回路182は、角度データと
して出力される位相補正量θを、直交座標信号に変換す
る処理を行う。例えば、レジスタ184をMod360
°で剰余演算するように構成し、そのレジスタ184か
ら出力されたデータを直交座標データに変換する変換テ
ーブルを用いて、直交座標信号を生成する。この直交座
標変換回路182は、位相補正量θを直交座標信号に変
換して得られる回転位相補正信号(RI,RQ)を、搬
送波補正部129に供給する。
【0070】以上のように搬送波同期部134は、位相
誤差量Δθを検出し、検出した位相誤差量Δθをフィル
タリングして平均化する。そして、平均化した位相誤差
量Δθを累加算してその時刻の位相補正量θに変換した
後、回転位相補正信号(RI,RQ)を生成する。この
ようにして得られた回転位相補正信号(RI,RQ)に
より、伝送データ(I,Q)を位相回転させることによ
り、伝送データ(I,Q)に含まれている搬送波誤差が
補正されることとなる。なお、搬送波誤差が完全補正さ
れた状態となると、フィルタ135から出力される位相
誤差量Δθは0となり、累積加算回路181から出力さ
れる位相補正量θは、一定の値を出力し続けることとな
る。
【0071】以上のように本発明の実施の形態のBS/
CSデジタル放送の共用受信装置100では、搬送波同
期部134の位相誤差量の算出を、BS用とCS用とで
2つ設け、以後のフィルタ144、NCO145を共用
化している。そして、BSデジタル放送の受信の場合に
は、伝送データの位相誤差量をBPSKの変調方式に基
づき算出し、さらに、TMCC、TAB、バースト信号
のみを間欠的に検出している。一方、CSデジタル放送
の受信の場合には、伝送データの位相誤差量をQPSK
変調方式に基づき算出する。
【0072】このことにより、この共用受信装置100
では、BSデジタル放送とCSデジタル放送との両者の
搬送波の同期をとることができる。
【0073】なお、以上搬送波の位相同期について共用
化した実施の形態を示したが、同様に、搬送波同期を間
欠的に処理することによって、搬送波周波数の同期回路
についても、BSデジタル放送とCSデジタル放送との
両者で共用化することができる。
【0074】
【発明の効果】本発明にかかる受信装置では、搬送波同
期部の位相誤差量の算出部を、第1の放送方式用と第2
の放送方式用とで2つ設ける。第1の放送方式用の第1
の用位相誤差算出部は、伝送データの位相回転誤差量を
BPSKの変調方式に基づき算出する。一方、第2の放
送方式用の第2の誤差算出部は、伝送データの位相回転
誤差量をQPSK変調方式に基づき算出する。そして、
フィルタ及び回転補正信号生成部は、第1の放送方式と
第2の放送方式とで、共通のものが用いられる。
【0075】このことにより本発明では、第1の放送方
式と第2の放送方式の両者の搬送波の同期をとることが
できる。例えば、BSデジタル放送とCSデジタル放送
との両者の搬送波の同期をとることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したBS/CS共用受信装置のブ
ロック構成図である。
【図2】上記BS/CS共用受信装置の復調部の構成図
である。
【図3】BSデジタル放送のスーパーフレーム構造を説
明するための図である。
【図4】BSデジタル放送のフレーム構造を説明するた
めの図である。
【図5】上記復調部の搬送波同期部のブロック構成図で
ある。
【図6】上記搬送波同期部のフィルタの構成図である。
【図7】上記搬送波同期部のNCOの構成図である。
【符号の説明】
101 復調部、134 搬送波同期部、142 BS
用位相誤差検出回路、143 CS用位相誤差検出回
路、144 フィルタ、145 NCO
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C025 BA30 DA01 DA04 5K004 AA01 AA05 BA02 FA03 FA05 FA06 FG02 FH08 FJ17 5K047 AA15 CC08 EE02 HH01 HH12 MM13

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同期シンボルがBPSK変調された第1
    の放送方式のデジタル放送と、全シンボルがQPSK変
    調された第2の放送方式のデジタル放送を受信する受信
    装置において、 伝送データのシンボルタイミングの同期処理を行うタイ
    ミング同期手段と、 第1の放送方式のデジタル放送の受信時には、タイミン
    グ同期がとられた伝送データから同期ワードを検出し
    て、伝送データのフレーム同期タイミングを検出するフ
    レーム同期手段と、 搬送波の同期処理を行う搬送波同期手段とを備え、 上記搬送波同期手段は、 直交座標信号からなる伝送データに対して、回転補正信
    号を複素乗算することによって搬送波誤差を補正する搬
    送波補正部と、 第1の放送方式のデジタル放送の受信時に用いられ、上
    記搬送波補正部により搬送波誤差が補正された伝送デー
    タの位相回転誤差量をBPSK変調方式に基づき算出す
    る第1の位相誤差算出部と、 第2の放送方式のデジタル放送の受信時に用いられ、上
    記搬送波補正部により搬送波誤差が補正された伝送デー
    タの位相回転誤差量をQPSK変調方式に基づき算出す
    る第2の位相誤差算出部と、 第1の放送方式のデジタル放送の受信時には、フレーム
    同期タイミングからシンボル数をカウントして少なくと
    も同期ワードのシンボル位置を特定して、特定したシン
    ボルの位相回転誤差量に対してフィルタリングを行い、
    第2の放送方式のデジタル放送の受信時には、全シンボ
    ルの位相回転誤差量に対してフィルタリングを行うフィ
    ルタと、 フィルタリングされた位相回転誤差量に応じて周波数及
    び位相が制御された上記回転補正信号を生成する回転補
    正信号生成部とを有することを特徴とする受信装置。
  2. 【請求項2】 上記第1の放送方式のデジタル放送はB
    Sデジタル放送であり、上記第2の放送方式のデジタル
    放送はCSデジタル放送であることを特徴とする請求項
    1記載の受信装置。
JP2000292842A 2000-09-26 2000-09-26 受信装置 Withdrawn JP2002111767A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7792508B2 (en) 2005-09-26 2010-09-07 Samsung Electronics Co., Ltd. Radio frequency signal receiver for controlling bias current and method for controlling bias current

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7792508B2 (en) 2005-09-26 2010-09-07 Samsung Electronics Co., Ltd. Radio frequency signal receiver for controlling bias current and method for controlling bias current

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