JP2002076602A - 表示基板のチップ実装方法 - Google Patents

表示基板のチップ実装方法

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JP2002076602A
JP2002076602A JP2000252585A JP2000252585A JP2002076602A JP 2002076602 A JP2002076602 A JP 2002076602A JP 2000252585 A JP2000252585 A JP 2000252585A JP 2000252585 A JP2000252585 A JP 2000252585A JP 2002076602 A JP2002076602 A JP 2002076602A
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Toru Muramatsu
徹 村松
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の実装設備を用いてチップ部品が表示基
板上に任意の向きを向くように配置・実装できる表示基
板のチップ実装方法を提供する。 【解決手段】 基板側パッド21A、21B、21C、
21Dの表面に予備ハンダ層25を形成し、各対の基板
側パッド21を跨ぐように、X方向又はY方向にチップ
LED22を載置した後、ハンダリフロー法を施して予
備ハンダ層25を溶融させる。この溶融ハンダの表面張
力によりチップLED22を自己整合的に配位させて、
チップLED22を任意の向きを向くように接合した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は表示基板のチップ
実装方法に関し、例えば車載用メータの表示基板の表面
にチップLED(light emission diode)を搭載するチ
ップ実装方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、チップLEDとしては、図9に示
すようなものがある。なお、図9ではチップLED1を
表示基板2の表面に実装した状態を示す平面図である。
このチップLED1は、下面の両端部にチップ電極パッ
ド3、3が設けられ、上面に発光部(発光窓部)4が設
けられている。このチップLED1が実装される表示基
板2の表面には、島状の一対の基板側パッド5、5が配
設されている。そして、チップ電極パッド3は、これに
対応する基板側パッド5に半田付けされている。
【0003】このような上向きに発光部4が設けられた
チップLED1を表示基板2上に実装するには、図10
に示すように、X方向、Y方向に並んでそれぞれ対をな
す基板側パッド5x、5xや、基板側パッド5y、5y
が設けられた表示基板2を用意する。次に、図11に示
すように、表示基板2をボンディングステージ6の上に
載置し、ボンディングツール7を備えたボンディングヘ
ッド8を動作させることにより、チップLED1を基板
側パッド5x、5x、基板側パッド5y、5yの上に載
置する。そして、基板側パッド5x、5yとチップ電極
パッド3とを図示しない加熱ツールにより半田付けを行
っている。なお、このような実装方法では、ボンディン
グヘッド8の角度変位が90°毎の回転移動であるた
め、チップLED1の向きとしてはX方向とY方向との
2方向での変換が可能であった。
【0004】また、車載用メータの表示基板2に実装さ
れるこの他のチップLEDとしては、図12及び図13
に示すような横向きのチップLED9がある。このチッ
プLED9は、一側面に発光部10が設けられ、下面に
一対のチップ電極パッド11、11を有する。このよう
な構造のチップLED9においても、実装に際しては、
上記したようなボンディングヘッド8を用いて、X方向
及びY方向の2つの向きに配置される。
【0005】このような横向きのチップLED9では、
発光部10の向きに起因して視向性(視向角)があるた
め、横向きのチップLED9を車載用メータに実装する
場合、360°均一に光らせるようにするには、メータ
のムーブメント中心Cに発光部10を向かせる必要があ
る。この場合、少なくとも図14に示すように、隣接す
るチップLED9同士が45°の角度をなして配置され
るように設定される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たように隣接するチップLED9同士のなす角度が90
°以外の角度になると、これらチップLED9を表示基
板2に実装するために、ボンディングヘッド8の向きを
X方向、Y方向に加えて適宜の角度に設定し直して用い
る必要があり、実装の作業性が著しく低下すると共に、
設備的にコストが増大するという問題点があった。
【0007】そこで、本発明は、従来の実装設備を用い
てチップ部品を表示基板上に任意の向きを向くように配
置・実装できる表示基板のチップ実装方法を提供するこ
とを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
表示基板にチップ部品を搭載して接続を行う複数対の基
板側パッドを形成し、前記各対の基板側パッド上に前記
チップ部品のチップ電極パッドを載せて半田付けを行う
表示基板のチップ実装方法であって、前記基板側パッド
の表面に予備ハンダ層を形成し、前記各対の基板側パッ
ドを跨ぐように、X方向又はY方向に前記チップ部品を
載置した後、ハンダリフロー法を施して前記予備ハンダ
層を溶融して、溶融ハンダの表面張力により前記チップ
部品を自己整合的に配位させることを特徴とする。
【0009】このような請求項1記載の発明では、基板
側パッドの表面に形成された予備ハンダ層がハンダリフ
ロー法により溶融されることにより、溶融ハンダの表面
張力によりチップ部品を基板側パッドの配置形態に応じ
て自己整合的に配位させることができる。このため、チ
ップ部品を載置する方向は、X方向とY方向との2方向
に設定することができる。このため、チップ部品の載置
に用いられる、例えばボンディング装置を従来と同様に
用いることができ、設備コストの増加を防止することが
できる。
【0010】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の表示基板のチップ実装方法であって、前記チップ部
品の配置方向は、前記対をなす基板側パッド同士が並ぶ
方向に対して45°より小さい角度をなすX方向又はY
方向であることを特徴としている。
【0011】したがって、請求項2記載の発明では、請
求項1記載の発明の作用に加えて、チップ部品の配置方
向を45°より小さい角度にあるX方向又はY方向に合
わせることができ、チップ部品の配置作業を簡略化する
ことができる。
【0012】さらに、請求項3記載の発明は、請求項1
又は請求項2に記載の表示基板のチップ実装方法であっ
て、前記表示基板は、車載用メータの表示基板であり、
前記チップ部品は前記チップ電極パッドを形成した面と
略直角をなす側面に発光窓部が形成されているチップL
EDであることを特徴とする。
【0013】したがって、請求項3記載の発明では、請
求項1及び請求項2に記載の発明の作用に加えて、車載
用メータの表示基板に対して、発光窓部が横を向いたチ
ップLEDが発する光の方向の均一化を図ることが可能
となり、照明効果の高い車載用メータを実現することが
できる。
【0014】また、請求項4記載の発明は、請求項1乃
至請求項3のいずれかに記載の表示基板のチップ実装方
法であって、前記対をなす基板側パッドは、円環の対向
する部分同士を残した形状であることを特徴とする。
【0015】したがって、請求項4記載の発明では、請
求項1〜請求項3に記載の発明の作用に加えて、対をな
す基板側パッドが円環の対向する部分同士を残した形状
であるため、溶融ハンダにより作用する表面張力がチッ
プ部品を回転移動させる方向に沿って働くようにするこ
とができ、チップ部品の位置を円滑に自動修正すること
が可能となる。
【0016】さらに、請求項5記載の発明は、請求項1
乃至請求項3のいずれかに記載の表示基板のチップ実装
方法であって、前記対なす基板側パッドは、同一回転方
向側が面積の大きい略水滴形状であることを特徴とす
る。
【0017】したがって、請求項5記載の発明は、請求
項1〜請求項3に記載の発明の作用に加えて、対なす基
板側パッドが同一回転方向側が面積の大きい略水滴形状
であるため、溶融ハンダの表面張力の作用によりチップ
部品を面積が大きい方へ移動させる作用がある。このた
め、X方向やY方向に載置されたチップ部品を確実に回
転移動させることができる。
【0018】請求項6記載の発明は、表示基板にチップ
部品を搭載して接続を行う複数対の基板側パッドを形成
し、前記各対の基板側パッド上に前記チップ部品のチッ
プ電極パッドを載せて半田付けを行う表示基板のチップ
実装方法であって、前記チップ電極パッドの表面に予備
ハンダ層を形成し、前記各対の基板側パッドを跨ぐよう
に、X方向又はY方向に前記チップ部品を載置した後、
ハンダリフロー法を施して前記予備ハンダ層を溶融し
て、溶融ハンダの表面張力により前記チップ部品を自己
整合的に配位させることを特徴とする。
【0019】このような請求項6記載の発明では、チッ
プ電極パッドの表面に形成された予備ハンダ層がハンダ
リフロー法により溶融されることにより、溶融ハンダの
表面張力によりチップ部品を基板側パッドの配置形態に
応じて自己整合的に配位させることができる。このた
め、チップ部品を載置する方向は、X方向とY方向との
2方向に設定することができる。このため、チップ部品
の載置に用いられる、例えばボンディング装置を従来と
同様に用いることができ、設備コストの増加を防止する
ことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る表示基板のチ
ップ実装方法の詳細を図面に示す実施形態に基づいて説
明する。
【0021】図1は、例えば車載用メータに用いられる
表示基板20の平面図である。表示基板20は、電気絶
縁性を有する樹脂でなり、図1に示すように、ムーブメ
ント中心Cに対して放射状にそれぞれ対をなすと共に、
導電性金属でなる基板側パッド21A、21B、21
C、21Dなどが配設されている。なお、図示しない
が、これらの基板側パッド21A、21B、21C、2
1Dには、表示基板20の裏面側にパターン形成された
配線が適宜接続されている。
【0022】基板側パッド21A、21Aは、Y方向に
沿って所定間隔Lを隔てて配置されている。また、基板
側パッド21B、21Bは、Y方向に対してθ1の角度
をなす方向に沿って間隔Lを隔てて配置されている。さ
らに、基板側パッド21C、21Cは、X方向に対して
θ2の角度をなす方向に沿って間隔Lを隔てて配置され
ている。また、基板側パッド21D、21Dは、X方向
に沿って間隔Lを隔てて配置されている。なお、本実施
形態では、θ1及びθ2の角度は共に30°に設定され
ている。
【0023】また、基板側パッド21A、21B、21
C、21Dなどの表面には、予備ハンダ層25が全体に
亙って形成されている。この予備ハンダ層は、基板側パ
ッド21A、21B、21C、21Dなどの表面に、ス
クリーン印刷する方法や、溶融ハンダ槽中に表示基板2
0の表面側を浸漬する方法により形成することができ
る。なお、このような予備ハンダ層の表面には、フラッ
クスを塗布して後述するチップLEDを仮止めし易いよ
うにしてもよい。本実施形態で用いるチップLED22
は、図6に示すように、一側面の略中央に発光窓部23
が設けられ、下面の両側にチップ電極パッド24、24
が設けられている。なお、図6は、チップLED22を
表示基板20上に実装した状態を示す斜視図である。
【0024】次に、図2に示すように、表示基板20の
各対の基板側パッド21A、21B、21C、21Dな
どの上に、図11に示したボンディング装置を用いてチ
ップLED22をそれぞれ載置する。このボンディング
装置は、上記したようにX方向及びY方向のみに変換が
可能である。このため、Y方向に沿って配置された基板
側パッド21A、21Aに跨がって載置されるチップL
ED22は、ボンディング装置により、チップ電極パッ
ド24、24がY方向に沿って位置すると共に、発光窓
部23がムーブメント中心Cに向くように配置する。
【0025】また、基板側パッド21A、21Aに隣接
する一対の基板側パッド21B、21Bは、図1に示し
たように、Y方向に対してθ1の角度をなす。このθ1
は、45°より小さい角度(本実施形態では30°)で
ある。このため、基板側パッド21B、21Bに跨がっ
て載置されるチップLED22は、ボンディング装置に
より、チップ電極パッド24、24がY方向に沿って位
置すると共に、発光窓部23がムーブメント中心C側を
向くように配置する。
【0026】さらに、X方向に沿って配置された基板側
パッド21D、21Dに跨がって載置されるチップLE
D22は、ボンディング装置により、チップ電極パッド
24、24がY方向に沿って位置すると共に、発光窓部
23がムーブメント中心Cに向くように配置する。
【0027】そして、基板側パッド21D、21Dに隣
接する一対の基板側パッド21C、21Cは、図1に示
したように、X方向に対してθ2の角度をなす。このθ
2は、45°より小さい角度(本実施形態では30°)
である。このため、基板側パッド21C、21Cに跨が
って載置されるチップLED22は、ボンディング装置
により、チップ電極パッド24、24がX方向に沿って
位置すると共に、発光窓部23がムーブメント中心C側
を向くように配置する。
【0028】なお、図2においては、基板側パッド21
D、21Dの反時計回り方向に位置する基板側パッドを
省略しているが、パッド同士が並ぶ方向がX方向に近い
かY方向に近いかによって、チップLED22を配置す
る向きを決定してX方向又はY方向に配置する。
【0029】このように表示基板20上にチップLED
22を載置した後、熱的なパルス又はリフロー炉により
ハンダリフローを行って半田付けを行う。この結果、図
3に示すように、各チップLED22は、それぞれが載
置された対をなす基板側パッドに対して均等に載置され
た状態で安定となり、それぞれのチップLED22の発
光窓部23は、ムーブメント中心Cを向いた状態とな
る。
【0030】具体的には、基板側パッド21A、21A
では、チップLED22を載置した状態で、チップ電極
パッド24、24と基板側パッド21A、21Aとが重
なる部分は、予備ハンダと接触する面積が均等であるた
め、ハンダリフローを行ってもチップLED22の位置
変化は生じない。同様に、基板側パッド21D、21D
では、チップLED22を載置した状態で、チップ電極
パッド24、24と基板側パッド21D、21Dとが重
なる部分は、予備ハンダと接触する面積が均等であるた
め、ハンダリフローを行ってもチップLED22の位置
変化は生じない。このため、上記の両チップLED22
の発光窓部23は、ムーブメント中心Cを向いた状態を
維持して接合される。
【0031】また、基板側パッド21B、21Bでは、
チップLED22を載置した状態で、チップ電極パッド
24が基板側パッド21Bと重なり合う面積に偏差があ
り、重なり合う面積の大きい方向へ溶融したハンダの表
面張力によりチップ電極パッド24が移動して、ハンダ
の表面張力の均衡がとれるまでチップ電極パッド24は
移動する。この結果、図2に破線の矢印で示すように、
チップLED22が回転して自動修正され、自己整合的
(セルフアライメント)に基板側パッド21B、21B
の並ぶ方向にチップLED22の方向が一致する。同様
に、基板側パッド21C、21Cでも、チップLED2
2を載置した状態で、チップ電極パッド24が基板側パ
ッド21Bと重なり合う面積に偏差があり、重なり合う
面積の大きい方向へ溶融したハンダの表面張力によりチ
ップ電極パッド24が移動して、ハンダの表面張力の均
衡がとれるまでチップ電極パッド24は移動する。この
結果、図2に破線の矢印で示すように、チップLED2
2が回転して自動修正され、自己整合的(セルフアライ
メント)に基板側パッド21C、21Cの並ぶ方向にチ
ップLED22の方向が一致する。
【0032】なお、図4は図2のA−A断面図であり、
同図中25は溶融した予備ハンダを示す。図4に示すよ
うに、溶融した予備ハンダ25の表面張力の作用によ
り、基板側パッド21Cとの重なり合う面積の大きい方
向(太い矢印で示す方向)へチップLED22は移動す
る。このチップLED22では、他方の基板側パッド2
1Cにおいても同様の作用が働いている。
【0033】また、図5は図2のB−B断面図であり、
溶融した予備ハンダ25の表面張力の作用により、基板
側パッド21Bとの重なり合う面積の大きい方向(太い
矢印で示す方向)へチップLED22は移動する。
【0034】このようにして、表示基板20上に載置さ
れた全てのチップLED22は、基板側パッドの配置状
態に応じて自己整合的に位置が自動修正されて、それぞ
れの発光窓部24がムーブメント中心Cを向いた状態で
基板側パッド21A、21B、21C、21Dなどに接
合される。なお、図6は、基板側パッド21B、21B
上に載置されたチップLED22が、このような作用に
より位置が自動修正された状態を示す斜視図である。
【0035】本実施形態のチップ部品の実装方法では、
従来のボンディング装置を利用して、表示基板20に対
して様々な方向にチップLED(チップ部品)22を実
装することが可能になる。このため、新たな設備投資を
要することがない。
【0036】また、このように、チップLED22の方
向設定を行うことにより、表示基板20におけるチップ
LED22を360°均一に光らせることが可能とな
り、メータの表示特性を向上することが可能になる。
【0037】以上、実施形態について説明したが、本発
明はこれに限定されるものではなく、構成の要旨に付随
する各種の変更が可能である。例えば、上記した実施形
態では、基板側パッド21A、21B、21C、21D
などの表面に予備ハンダ層を形成する構成としたが、チ
ップ電極パッド24側に予備ハンダ層を形成してもよい
し、基板側パッドとチップ電極パッド24の両方に予備
ハンダ層を形成してもよい。
【0038】また、上記した実施形態では、基板側パッ
ド21B、21Cの形状を長方形としたが、図7に示す
ように一対のパッド中心を取り囲む環状形の対向部分を
残したような形状の基板側パッド21、21としてもよ
い。さらに、図8に示すように、互いに同回転方向側が
太い水滴形状の基板側パッド21、21としてもよい。
これら基板側パッド21とすることにより、チップLE
D22が表面張力による回転性が高くなり自動修正がよ
り容易になるという利点がある。
【0039】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1記載の発明によれば、チップ部品を載置する方向が、
X方向とY方向との2方向に設定することができ、チッ
プ部品の載置に用いられる、例えばボンディング装置を
従来と同様に用いることができ、設備コストの増加を防
止する効果がある。
【0040】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加えて、チップ部品の配置方向を45
°より小さい角度にあるX方向又はY方向に合わせるこ
とができ、チップ部品の配置作業を簡略化する効果があ
る。
【0041】請求項3記載の発明によれば、請求項1及
び請求項2に記載の発明の効果に加えて、車載用メータ
の表示基板に対して、発光窓部が横を向いたチップLE
Dが発する光の方向の均一化を図ることが可能となり、
照明効果の高い車載用メータを実現する効果がある。
【0042】請求項4記載の発明では、請求項1〜請求
項3に記載の発明の効果に加えて、対をなす基板側パッ
ドが円環の対向する部分同士を残した形状であるため、
溶融ハンダにより作用する表面張力がチップ部品を回転
移動させる方向に沿って働くようにすることができ、チ
ップ部品の位置を円滑に自動修正させる効果がある。
【0043】請求項5記載の発明によれば、請求項1〜
請求項3に記載の発明の効果に加えて、X方向やY方向
に載置されたチップ部品を確実に回転移動させて、チッ
プ部品を自己整合的に配置する効果がある。
【0044】請求項6記載の発明によれば、チップ部品
を載置する方向を、X方向とY方向との2方向に設定す
ることができ、チップ部品の載置に用いられる、例えば
ボンディング装置を従来と同様に用いることができ、設
備コストの増加を防止する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の表示基板のチップ実装方法の実施形態
を示す表示基板の要部平面図である。
【図2】実施形態における表示基板上にチップLEDを
載置した状態を示す要部平面図である。
【図3】実施形態における表示基板上にチップLEDを
載置した後、ハンダリフロー法を施した後の状態を示す
要部平面図である。
【図4】図2のA−A断面図である。
【図5】図2のB−B断面図である。
【図6】実施形態における実装されたチップLEDを示
す斜視図である。
【図7】実施形態における基板側パッドの変形例を示す
説明図である。
【図8】実施形態における基板側パッドの変形例を示す
説明図である。
【図9】従来の上向きチップLEDの実装状態を示す要
部平面図である。
【図10】従来の表示基板における基板側パッドの配置
を示す説明図である。
【図11】従来のチップLEDの実装工程を示す斜視図
である。
【図12】従来の横向きチップLEDの実装構造を示す
側面図である。
【図13】従来の横向きチップLEDの実装構造を示す
正面図である。
【図14】従来の横向きチップLEDを用いた車載用メ
ータのチップ配置例を示す平面説明図である。
【符号の説明】
20 表示基板 21、21A、21B、21C、21D 基板側パッド 22 チップLED 23 発光窓部 24 チップ電極パッド 25 予備ハンダ層
フロントページの続き Fターム(参考) 5C094 AA03 AA10 AA43 AA44 AA48 BA25 DA11 DB01 EA04 EA10 FA01 FB12 FB15 GB10 5E319 AA03 AC01 AC11 BB02 CC33 CD04 5F041 DA03 DA20 DC24 FF01 5G435 AA01 AA17 BB04 EE04 EE23 EE43 FF11 GG23 GG26 HH12 HH14 KK05 KK10

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示基板にチップ部品を搭載して接続を
    行う複数対の基板側パッドを形成し、前記各対の基板側
    パッド上に前記チップ部品のチップ電極パッドを載せて
    半田付けを行う表示基板のチップ実装方法であって、 前記基板側パッドの表面に予備ハンダ層を形成し、前記
    各対の基板側パッドを跨ぐように、X方向又はY方向に
    前記チップ部品を載置した後、ハンダリフロー法を施し
    て前記予備ハンダ層を溶融して、溶融ハンダの表面張力
    により前記チップ部品を自己整合的に配位させることを
    特徴とする表示基板のチップ実装方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の表示基板のチップ実装方
    法であって、 前記チップ部品の配置方向は、前記対をなす基板側パッ
    ド同士が並ぶ方向に対して45°より小さい角度をなす
    X方向又はY方向であることを特徴とする表示基板のチ
    ップ実装方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の表示基板
    のチップ実装方法であって、 前記表示基板は、車載用メータの表示基板であり、前記
    チップ部品は前記チップ電極パッドを形成した面と略直
    角をなす側面に発光窓部が形成されているチップLED
    であることを特徴とする表示基板のチップ実装方法。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    の表示基板のチップ実装方法であって、 前記対をなす基板側パッドは、円環の対向する部分同士
    を残した形状であることを特徴とする表示基板のチップ
    実装方法。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    の表示基板のチップ実装方法であって、 前記対なす基板側パッドは、同一回転方向側が面積の大
    きい略水滴形状であることを特徴とする表示基板のチッ
    プ実装方法。
  6. 【請求項6】 表示基板にチップ部品を搭載して接続を
    行う複数対の基板側パッドを形成し、前記各対の基板側
    パッド上に前記チップ部品のチップ電極パッドを載せて
    半田付けを行う表示基板のチップ実装方法であって、 前記チップ電極パッドの表面に予備ハンダ層を形成し、
    前記各対の基板側パッドを跨ぐように、X方向又はY方
    向に前記チップ部品を載置した後、ハンダリフロー法を
    施して前記予備ハンダ層を溶融して、溶融ハンダの表面
    張力により前記チップ部品を自己整合的に配位させるこ
    とを特徴とする表示基板のチップ実装方法。
JP2000252585A 2000-08-23 2000-08-23 表示基板のチップ実装方法 Pending JP2002076602A (ja)

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