JP2002070075A - 建設機械 - Google Patents

建設機械

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JP2002070075A
JP2002070075A JP2000255242A JP2000255242A JP2002070075A JP 2002070075 A JP2002070075 A JP 2002070075A JP 2000255242 A JP2000255242 A JP 2000255242A JP 2000255242 A JP2000255242 A JP 2000255242A JP 2002070075 A JP2002070075 A JP 2002070075A
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muffler
engine
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counterweight
muffler cover
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Toshiaki Nishida
利明 西田
Yusuke Kajita
勇輔 梶田
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業者等に対してマフラを遮蔽するためのマ
フラカバーをカウンタウェイトに設けることにより、そ
の取付状態を安定させ、信頼性を向上させる。 【解決手段】 下部走行体1上には、キャブボックス
5、カウンタウェイト6、エンジン7等を備えた上部旋
回体2を搭載する。また、カウンタウェイト6の上面部
6Aには、マフラ13の後部側を覆うマフラカバー20
を取付け、例えばオイルフィルタ12の交換作業等を行
うときには、作業者が高温のマフラ13に誤って接触す
るのを防止する。これにより、エンジン7からの振動が
マフラカバー20に伝わるのを防止でき、マフラカバー
20を小型で軽量に形成できると共に、そのがたつき、
変形等を防止して信頼性を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば油圧ショベ
ル、油圧クレーン等として好適に用いられる建設機械に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、例えば油圧ショベル、油圧クレ
ーン等の建設機械は、下部走行体上に上部旋回体が旋回
可能に搭載されている。そして、上部旋回体は、前側に
作業装置が設けられた旋回フレームと、前記作業装置と
の重量バランスをとるため該旋回フレームの後端側に設
けられたカウンタウェイトと、該カウンタウェイトの前
側に位置して前記旋回フレーム上に搭載されたエンジン
と、該エンジンの排気側に接続されたマフラと、前記旋
回フレームの上側に設けられ前記エンジンとマフラとを
含む機器を覆う建屋カバーとを備えている。
【0003】この種の従来技術による油圧ショベルは、
エンジンを動力源として油圧ポンプ等を駆動し、車両の
各部に圧油を供給することにより、土砂等の掘削作業を
行ったり、車両の旋回、走行等を行うものである。
【0004】このため、上部旋回体の旋回フレーム上に
は、例えばエンジン、エアクリーナ、ラジエータ、マフ
ラ、油圧ポンプ等からなる各種の機器が搭載され、これ
らの機器は建屋カバーによって覆われている。また、エ
ンジンには、その内部の潤滑油を清浄化するオイルフィ
ルタと、エンジンに供給される燃料を濾過する燃料フィ
ルタ等とが設けられている。
【0005】また、建屋カバーの一部は、エンジンに面
した位置で開,閉されるエンジンカバーとなっている。
そして、例えば車両のメンテナンス作業等を行うときに
は、作業者がエンジンカバーを開いて各部品の点検、交
換等を行うものである。
【0006】また、メンテナンス作業を行うときには、
例えば油圧ショベルの運転を終了した直後等であると、
作業者が高温のマフラに誤って接触する虞れがある。こ
のため、エンジンにはマフラを覆うカバー部材が取付け
られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術では、作業者等が高温のマフラに誤って接触する
のを防止するため、カバー部材によってマフラを覆う構
成としている。
【0008】しかし、カバー部材には、油圧ショベルを
運転するときにエンジンからの振動が頻繁に伝わるた
め、油圧ショベルを繰返し使用するうちには、例えばカ
バー部材の取付状態が緩んでがたつき、異音等が発生し
たり、この不安定な取付状態が続くことによってカバー
部材が変形、破損することがあり、信頼性が低下すると
いう問題がある。
【0009】これに対し、例えばカバー部材の重量、肉
厚等を大きく形成し、エンジンの振動によってカバー部
材が共振するのを避ける構成とした場合には、車両の軽
量化やコストダウンが妨げられるという問題がある。
【0010】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明の目的は、マフラカバーに加わる
振動等を低減でき、カバーとしての機能を維持しつつ、
その重量等を小さく抑制できると共に、信頼性を向上で
きるようにした建設機械を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明は、下部走行体と、該下部走行体上に旋回
可能に搭載された上部旋回体とからなり、該上部旋回体
は、前側に作業装置が設けられた旋回フレームと、前記
作業装置との重量バランスをとるため該旋回フレームの
後端側に設けられたカウンタウェイトと、該カウンタウ
ェイトの前側に位置して前記旋回フレーム上に搭載され
たエンジンと、該エンジンの排気側に接続されたマフラ
と、前記旋回フレームの上側に設けられ前記エンジンと
マフラとを含む機器を覆う建屋カバーとを備えた建設機
械に適用される。
【0012】そして、請求項1の発明が採用する構成の
特徴は、カウンタウェイトには、前記マフラを周囲の部
品に対して遮蔽するため少なくとも前記マフラの一部を
覆うマフラカバーを設ける構成としたことにある。
【0013】このように構成することにより、例えばエ
ンジンを停止した直後等のメンテナンス作業において、
作業者が高温のマフラに誤って接触するのをマフラカバ
ーによって防止することができる。また、マフラカバー
を重量のあるカウンタウェイトに設けることにより、建
設機械の運転時には、エンジン等の振動がマフラカバー
に伝わるのを防止でき、マフラカバーに特別な強度や耐
振性をもたせる必要がなくなり、その重量等を小さく形
成することができる。
【0014】また、請求項2の発明によると、マフラカ
バーは、基端側が前記カウンタウェイトに取付けられ、
先端側が前記建屋カバー内の空間に突出して前記マフラ
の後部側を取囲む構成としている。
【0015】これにより、マフラカバーをカウンタウェ
イトから建屋カバー内の空間に突出させ、その先端側に
よってマフラの後部側を取囲むことができる。この場
合、マフラカバーはカウンタウェイトに取付けられてい
るので、この取付位置から近いマフラの後部側を簡単な
形状で覆うことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
建設機械として油圧ショベルを例に挙げ、添付図面を参
照して詳細に説明する。
【0017】1は油圧ショベルの下部走行体、2は該下
部走行体1上に旋回可能に搭載された上部旋回体で、該
上部旋回体2の前部側には、例えば土砂の掘削作業等を
行うためにブーム3A、アーム3B、バケット3C等を
備えた作業装置3が俯仰動可能に取付けられている。
【0018】4は上部旋回体2の支持部分を構成する旋
回フレームで、該旋回フレーム4は、センタフレームと
センタフレームの左,右両側に配置されたサイドフレー
ム(図示せず)等とを有する骨組み構造体として形成さ
れ、センタフレームの前部側には、図2に示す如く、作
業装置3が俯仰動可能に取付けられるブラケット部4
A,4Aが設けられている。また、旋回フレーム4上に
は、その前部左側に位置して内部に運転席(図示せず)
が配置されたキャブボックス5と、後述のカウンタウェ
イト6、エンジン7、マフラ13、建屋カバー15等と
が設けられている。
【0019】6は作業装置3の重量バランスをとるため
旋回フレーム4の後端側に設けられたカウンタウェイト
で、該カウンタウェイト6は、図4、図5に示す如く略
円弧状に形成され、上面部6A、下面部6B、前面部6
Cおよび後面部6Dを有している。また、カウンタウェ
イト6の上面部6Aには後述のマフラカバー20が取付
けられている。
【0020】7はキャブボックス5とカウンタウェイト
6との間に位置して旋回フレーム4上に搭載されたエン
ジンで、該エンジン7は、カウンタウェイト6の前側に
位置して左,右方向に延びた横置き状態で配置されてい
る。また、エンジン7の左側には、エンジン冷却水を冷
却するラジエータ8と、エンジン7の吸気側に接続され
たエアクリーナ9とが配設され、エンジン7の右側には
油圧ポンプ10が取付けられている。さらに、エンジン
7の右部上側には後述のマフラ13が配置されている。
【0021】また、エンジン7には、燃料タンク(図示
せず)からエンジン7に供給される燃料を濾過する燃料
フィルタ11と、例えばマフラ13の左側方等に配置さ
れ、エンジン7内に収容された潤滑油等を清浄化するオ
イルフィルタ12とが設けられている。そして、油圧シ
ョベルのメンテナンス作業時等には、これらのフィルタ
11,12が必要に応じて新品のフィルタと交換される
ものである。
【0022】13はエンジン7の排気音を低減させるた
め排気管7Aに接続されたマフラで、該マフラ13は、
図3ないし図5に示す如く、例えば中空の円柱状に形成
され、前,後方向に延びた状態でエンジン7の右上側に
固定されている。また、マフラ13は、カウンタウェイ
ト6の上面部6Aよりも上側に突出し、後述のエンジン
カバー16を閉じた状態でエンジン収容室18の後部側
に収容されている。また、マフラ13の上部側には、エ
ンジン7の排気ガスが流出する排気パイプ14が立設さ
れ、該排気パイプ14はエンジンカバー16パイプ挿通
孔16Cから外部に突出している。
【0023】15は旋回フレーム4上にキャブボックス
5の後側から右側に亘って設けられた建屋カバーで、該
建屋カバー15は、図1ないし図3に示す如く、後述の
エンジンカバー16、タンクカバー19等を含んで構成
され、これらは旋回フレーム4に取付けられたカバー支
持体(図示せず)等によって支持されている。
【0024】16はカウンタウェイト6の上側に配置さ
れたエンジンカバーで、該エンジンカバー16は、図1
ないし図3に示す如く、建屋カバー15の上面をなす略
半円状の上面部16Aと、該上面部16Aの外縁側から
下向きに突出し、カウンタウェイト6の後面部6Dに連
なる円弧状に形成された周壁部16Bとによって構成さ
れている。
【0025】ここで、上面部16Aは、その前端側が旋
回フレーム4のカバー支持体に上,下方向に回動可能に
取付けられている。また、上面部16Aには、排気パイ
プ14が挿通された排気パイプ挿通孔16Cが設けられ
ている。また、エンジンカバーの左下側には、建屋カバ
ー15の一部を構成する四角形状の点検用ドア17が
開,閉可能に設けられている。
【0026】そして、エンジンカバー16は、その後部
側を上,下方向に回動させることによって開,閉可能な
縦開き式のカバーとして構成され、図1に示す如くエン
ジンカバー16を閉じた状態では、その周壁部16Bが
カウンタウェイト6の上面部6Aの後端側に衝合されて
いる。これにより、エンジンカバー16は、エンジン
7、ラジエータ8、エアクリーナ9、油圧ポンプ10、
マフラ13等からなる各種の機器を覆うように配置さ
れ、カウンタウェイト6、点検用ドア17等と協働して
これらの機器を収容したエンジン収容室18を形成して
いる。
【0027】また、エンジンカバー16を開いたときに
は、図3に示す如く、エンジン収容室18がエンジンカ
バー16とカウンタウェイト6との間で後方に面して開
口し、作業者等は、カウンタウェイト6の後側からエン
ジン収容室18内のメンテナンス作業を行うことができ
る。
【0028】19はエンジンカバー16の右部前側に設
けられたタンクカバーで、該タンクカバー19は、図2
に示す如く、前側から後側に向けて漸次膨らみをもって
形成され、旋回フレーム4上に設けられた燃料タンク、
作動油タンク、コントロールバルブ(いずれも図示せ
ず)等を覆っている。
【0029】20はマフラ13の後部側を覆うようにカ
ウンタウェイト6の上面部6Aに設けられたマフラカバ
ーで、該マフラカバー20は、図3ないし図6に示す如
く、例えば金属板等を略箱型状に折曲げることによって
形成されている。
【0030】ここで、マフラカバー20は、取付ねじ2
1,21等を用いてカウンタウェイト6の上面部6Aに
締着された取付板部20Aと、該取付板部20Aから上
向きに折曲げられ、マフラ13の後面側に沿って配置さ
れた後遮蔽板部20Bと、該後遮蔽板部20Bの外縁側
から前方に折曲げられ、それぞれマフラ13の左側、左
斜上側、上側に沿って配置された横遮蔽板部20C、斜
め遮蔽板部20D、上遮蔽板部20Eとを含んで構成さ
れている。
【0031】また、取付板部20Aと後遮蔽板部20B
との間には、図6に示す如く左,右の補強板部20F,
20Fが設けられ、該各補強板部20Fは、例えば取付
板部20Aの左,右両側を上向きに折曲げて後遮蔽板部
20Bに溶接することにより形成されている。また、横
遮蔽板部20Cは、マフラ13とオイルフィルタ12と
の間を仕切る位置に配設されている。さらに、上遮蔽板
部20Eには、排気パイプ14との干渉を避ける切欠き
20E1が設けられている。
【0032】そして、マフラカバー20は、これらの遮
蔽板部20B〜20Eがエンジン収容室18内に突出し
てマフラ13の後部側を後方、左側方、上方等の各方向
から取囲み、オイルフィルタ12を含めた周囲の部品に
対してマフラ13を遮蔽している。これにより、マフラ
カバー20は、例えばオイルフィルタ12の点検、交換
作業等を行うときに、作業者が高温のマフラ13に誤っ
て接触するのを防止するものである。
【0033】本実施の形態による建設機械は上述の如き
構成を有するもので、次にその作動について説明する。
【0034】まず、油圧ショベルの運転時には、エンジ
ン7を作動させると、油圧ポンプ10がエンジン7によ
って駆動され、車両に搭載された走行モータ、旋回モー
タ(図示せず)や作業装置3の各油圧シリンダには、油
圧ポンプ10から圧油が供給される。これにより、油圧
ショベルのオペレータは、車両を走行させたり、上部旋
回体2を旋回させると共に、作業装置3を作動させて土
砂の掘削作業等を行うことができる。
【0035】また、例えばエンジン7等のメンテナンス
作業を行う場合には、図3に示す如く、まずエンジンカ
バー16を開いてエンジン収容室18を開口させ、エン
ジン7を含めた各部品を点検する。そして、例えばオイ
ルフィルタ12の交換が必要な場合には、作業者等がカ
ウンタウェイト6の後側から手を延ばしてオイルフィル
タ12を取外し、新品のフィルタと交換する。
【0036】このとき、例えばエンジン7を停止した直
後等には、マフラ13がまだ高温となっていることがあ
る。しかし、マフラ13は、作業者に近い後部側がマフ
ラカバー20によって覆われているので、作業者は高温
のマフラ13に誤って直接接触することがなくなり、オ
イルフィルタ12の交換等を含めて各種のメンテナンス
作業を安全に行うことができる。
【0037】かくして、本実施の形態によれば、マフラ
13を遮蔽するマフラカバー20をカウンタウェイト6
に設ける構成としたので、その取付板部20Aを重量の
あるカウンタウェイト6に安定的に取付けることがで
き、油圧ショベルの運転時には、エンジン7の振動がマ
フラカバー20に伝わるのを確実に防止できると共に、
車両に加わる他の振動等に対してもマフラカバー20へ
の振動伝達を抑制することができる。
【0038】この結果、従来技術と比較してマフラカバ
ー20に特別な強度や耐振性をもたせる必要がなくな
り、マフラカバー20としての機能を維持しつつ、その
重量、肉厚等を小さく形成できると共に、振動によるマ
フラカバー20のがたつき、変形等を防止でき、信頼性
を向上させることができる。
【0039】また、マフラカバー20は、カウンタウェ
イト6の上面部6Aに取付けられる取付板部20Aと、
該取付板部20Aからマフラ13に向けて突出した複数
の遮蔽板部20B〜20Eとを含んで構成したので、例
えば1枚の金属板等を折曲げ加工することによってマフ
ラカバー20を容易に形成することができる。
【0040】そして、マフラカバー20は、遮蔽板部2
0B〜20Eによってマフラ13の後部側を例えば後
方、側方、上方等の各方向から取囲むことができ、マフ
ラ13の後部側を周囲に対して確実に遮蔽することがで
きる。
【0041】特に、本実施の形態では、カウンタウェイ
ト6の上面部6Aに対して上,下方向に開,閉される縦
開き式のエンジンカバー16を設けているので、エンジ
ン収容室18内のメンテナンス作業を行うときには、作
業者等がカウンタウェイト6の後側からマフラ13の後
部近傍に手を延ばすことがある。
【0042】これに対し、マフラカバー20をカウンタ
ウェイト6の上面部6Aに取付けているので、この取付
位置からマフラ13の後部側に向けてマフラカバー20
を短く突出させるだけで、遮蔽板部20B〜20E等に
よってマフラ13を作業者側から容易に遮蔽でき、マフ
ラカバー20を小型化し、その形状を簡略化することが
できる。
【0043】なお、前記実施の形態では、マフラカバー
20を金属板によって形成し、カウンタウェイト6の上
面部6Aに取付ける構成としたが、本発明はこれに限ら
ず、例えばマフラカバーを耐熱性の樹脂材料等によって
形成してもよく、またマフラカバーをカウンタウェイト
6の前面部6Cに取付ける構成としてもよい。
【0044】また、前記実施の形態では、建設機械とし
て油圧ショベルを例に挙げて述べたが、本発明はこれに
限らず、例えば油圧クレーン等、カウンタウェイトを備
えた各種の建設機械に適用できるのは勿論である。
【0045】
【発明の効果】以上詳述した通り、請求項1の発明によ
れば、カウンタウェイトにマフラカバーを設ける構成と
したので、マフラカバーを重量のあるカウンタウェイト
に安定的に取付けることができ、建設機械の運転時に
は、エンジンの振動がマフラカバーに伝わるのを確実に
防止できると共に、車両に加わる他の振動等に対しても
マフラカバーへの振動伝達を抑制することができる。こ
の結果、従来技術と比較してマフラカバーに特別な強度
や耐振性をもたせる必要がなくなり、マフラカバーとし
ての機能を維持しつつ、その重量、肉厚等を小さく形成
できると共に、振動によるマフラカバーのがたつき、変
形等を防止でき、信頼性を向上させることができる。
【0046】また、請求項2の発明によれば、マフラカ
バーは、カウンタウェイト側からエンジン収容室内に突
出してマフラの後部側を取囲む構成としたので、カウン
タウェイトから近いマフラの後部側に向けてマフラカバ
ーを短く突出させるだけで、マフラカバーによってマフ
ラの後部側を容易に取囲むことができ、マフラカバーの
形状を小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による油圧ショベルを示す
正面図である。
【図2】本発明の実施の形態による油圧ショベルを示す
拡大平面図である。
【図3】上部旋回体の後部側をエンジンカバーを開いた
状態で示す部分斜視図である。
【図4】上部旋回体の後部側をエンジンカバーを取外し
た状態で示す拡大平面図である。
【図5】図4中の油圧ショベルを後部側からみた外観図
である。
【図6】マフラカバーを拡大して示す斜視図である。
【符号の説明】
1 下部走行体 2 上部旋回体 3 作業装置 4 旋回フレーム 5 キャブボックス 6 カウンタウェイト 6A 上面部 7 エンジン 7A 排気管 8 ラジエータ 9 エアクリーナ 10 油圧ポンプ 11 燃料フィルタ 12 オイルフィルタ 13 マフラ 14 排気パイプ 15 建屋カバー 16 エンジンカバー 17 点検用ドア 19 タンクカバー 20 マフラカバー 20A 取付板部 20B,20C,20D,20E 遮蔽板部 20F 補強板部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部走行体と、該下部走行体上に旋回可
    能に搭載された上部旋回体とからなり、該上部旋回体
    は、前側に作業装置が設けられた旋回フレームと、前記
    作業装置との重量バランスをとるため該旋回フレームの
    後端側に設けられたカウンタウェイトと、該カウンタウ
    ェイトの前側に位置して前記旋回フレーム上に搭載され
    たエンジンと、該エンジンの排気側に接続されたマフラ
    と、前記旋回フレームの上側に設けられ前記エンジンと
    マフラとを含む機器を覆う建屋カバーとを備えた建設機
    械において、前記カウンタウェイトには、前記マフラを
    周囲の部品に対して遮蔽するため少なくとも前記マフラ
    の一部を覆うマフラカバーを設ける構成としたことを特
    徴とする建設機械。
  2. 【請求項2】 前記マフラカバーは、基端側が前記カウ
    ンタウェイトに取付けられ、先端側が前記建屋カバー内
    の空間に突出して前記マフラの後部側を取囲む構成とし
    てなる請求項1に記載の建設機械。
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