JP2002059565A - 画像記録方法及び装置 - Google Patents

画像記録方法及び装置

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JP2002059565A JP2001148967A JP2001148967A JP2002059565A JP 2002059565 A JP2002059565 A JP 2002059565A JP 2001148967 A JP2001148967 A JP 2001148967A JP 2001148967 A JP2001148967 A JP 2001148967A JP 2002059565 A JP2002059565 A JP 2002059565A
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/165Prevention or detection of nozzle clogging, e.g. cleaning, capping or moistening for nozzles
    • B41J2/16585Prevention or detection of nozzle clogging, e.g. cleaning, capping or moistening for nozzles for paper-width or non-reciprocating print heads

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 動作不良のノズルを効率よく特定する。 【解決手段】 インクジェットヘッドにより記録紙17
にインクを吐出して、画像を記録する。各画像の間に、
カットマーク41またはソートマークを形成する。カッ
トマーク41を、クリーニングパターン46とヘッド状
態チェックパターン47とから構成する。クリーニング
パターン46の記録では、各ノズルからインクを一斉に
吐出させてノズルのクリーニングを行う。ヘッド状態チ
ェックパターン47の記録では、ノズルを1個おきに駆
動して、2ライン分で1つのノズル列分の画素Pを記録
する。チェックパターン読取部のラインセンサ45によ
り、ヘッド状態チェックパターン47の各画素Pの濃度
を測定する。所定の濃度に達しない画素例えばP3を記
録したノズルを不良ノズルと特定する。不良ノズルに対
して、個別にクリーニングを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像記録方法及び装
置に関し、特に各記録素子の状態の検査が容易な画像記
録方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】記録紙に対して画像を記録するものとし
ては、インクジェットヘッドを用いたプリンタや、サー
マルヘッドを用いたプリンタなどがある。これらプリン
タでは、なんらかの原因で記録素子が動作不良になるこ
とがある。例えば、インクジェットプリンタではインク
を吐出するノズルでインク詰まりが発生し、インク吐出
量が低下したり、インクが吐出されなくなったりする。
この場合には、記録画像にスジ状の色むらや濃度むらが
発生する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来は記録された画像
を観察して、スジ状の色むらや濃度むらが発生している
場合には、ヘッドクリーニングモードに切り替えて、ク
リーニングを行い、インク詰まりや吐出方向の異常を解
消させるようにしている。クリーニング処理では、イン
クを勢い良く各ノズルから吐出したり、外部からノズル
を吸引してインクを吸い出したり、ノズル周縁を拭いた
りすることが行われる。このように、人手による場合に
は、インク詰まりを発見することが遅れ、プリント品質
が低下した状態で画像が記録されてしまうことがある。
個人的にプリントを楽しむホームユース的なプリンタで
は、このような記録品質の低下はそれほどの影響がない
が、業務用として用いる場合には記録素子の動作不良の
発見の遅れは不良プリントの多量発生につながるため致
命的であり、記録素子の動作不良を確実にしかも簡単に
発見することが望まれていた。
【0004】本発明は上記課題を解決するためのもので
あり、記録素子の動作不良を確実にしかも容易に発見す
ることができるようにした画像記録方法及び装置を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の画像記録方法では、複数の記録素子
を主走査方向に並べてなる記録ヘッドを用いて、記録紙
又は記録ヘッドを副走査方向に送り、前記記録紙に画像
を記録する方法において、前記画像の記録領域外に前記
記録素子の作動状態をチェックするためのヘッド状態チ
ェックパターンを記録している。なお、画像の記録方法
は、ラインプリント方式の他に、請求項2記載のような
シリアルプリント方式であってもよい。ここで、ヘッド
状態チェックパターンとは、記録素子により記録紙の画
像領域外(非画像領域)へ形成される所定のパターンで
あり、これに基づき各記録素子の動作不良などのチェッ
クが可能になる。また、記録紙はカットシートタイプの
他に、帯状記録紙が用いられ、この場合には複数の画像
の境界にヘッド状態チェックパターンが記録される。
【0006】前記ヘッド状態チェックパターンを、画像
境界毎、または各注文件毎、または一定画像数毎、また
は一定時間毎、または記録紙ロールの交換毎に、記録す
ることが好ましい。また、前記ヘッド状態チェックパタ
ーンを各画像境界毎に記録してカットマークとして用
い、このカットマークを基準にして各画像毎に切り離す
ことが好ましい。また、前記ヘッド状態チェックパター
ンを各注文件毎に記録してソートマークとして用い、こ
のソートマークを基準にして各注文毎に1まとまりにす
ることが好ましい。また、前記ヘッド状態チェックパタ
ーンの幅、長さ、位置、色、形状の少なくとも1つを変
えることにより、カットマーク及びソートマークを識別
することが好ましい。
【0007】前記記録ヘッドはインクジェットヘッドで
あり、前記ヘッド状態チェックパターンにより、インク
ジェットヘッドのノズルの吐出状態を検査して動作不良
ノズルを特定し、アラーム又はヘッド回復操作を行うこ
とが好ましい。これにより、インクジェットプリンタで
発生しがちなノズルの目詰まりや、インク吐出方向の異
常などを確実に検出することができる。また、前記ヘッ
ド状態チェックパターンの記録前に、各ノズルからイン
クを吐出させてクリーニングを行うことが好ましく、こ
の場合には、目詰まりなどの動作不良ノズルを検査前に
減らすことができ、効率のよい記録素子の維持管理が行
える。また、クリーニングによる記録パターンの幅、長
さ、位置、色、形状のうち少なくとも1つを変えること
により、カットマーク及びソートマークを識別すること
が好ましく、これにより、これらマークを簡単に記録す
ることができる。
【0008】請求項11記載の画像記録装置では、複数
の記録素子を主走査方向に並べてなる記録ヘッドを用い
て、記録紙又は記録ヘッドを副走査方向に送り、前記記
録紙に画像を記録する画像記録装置において、前記記録
素子の駆動により記録素子に対応する画素の記録状態を
表すヘッド状態チェックパターンの記録データを有し、
前記記録データに基づき、前記画像の記録領域外にヘッ
ド状態チェックパターンを記録する制御部を備えてい
る。請求項12記載の画像記録装置では、シリアルプリ
ント方式の画像記録装置において、同様に画像の記録領
域外にヘッド状態チェックパターンを記録する制御部を
備えている。これにより、記録素子の動作不良の検査を
容易に行うことができる。
【0009】なお、前記ヘッド状態チェックパターンを
読み取る手段と、読み取ったパターン中の低濃度画素に
基づき動作不良の記録素子を特定する動作不良記録素子
の特定手段とを備えることが好ましく、この場合には、
自動的に動作不良の記録素子を特定することができる。
また、前記動作不良記録素子の特定手段により動作不良
記録素子が特定されたときに、アラームまたは動作不良
の回復措置を行う手段を備えることが好ましく、これに
より、不良プリントの発生が抑えられる。前記記録ヘッ
ドは、インクを吐出するノズルを並べてなるインクジェ
ットヘッドであり、前記動作不良の回復措置を行う手段
を、動作不良の前記ノズルに対してインクを吐出、イン
クを外部から吸引、ノズル面の拭き取りの少なくとも1
つのヘッド回復動作を行うように構成することが好まし
い。また、ノズルのクリーニングのための吐出は、前記
ヘッド状態チェックパターンの記録直前に行い、この吐
出によるクリーニングパターンと前記ヘッド状態チェッ
クパターンとの組み合わせにより、カットマークまたは
ソートマークを構成することが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明のインクジェットプ
リンタを示す概略図である。インクジェットプリンタ9
は、給紙部10、画像記録部11、記録紙リザーバ1
2、カッタ部13、ソーター14から構成されている。
給紙部10は、記録紙マガジン15内の給紙ローラ16
を回転させて、記録紙17をマガジン15から引き出
す。引き出された記録紙17は、画像記録部11に送ら
れる。記録紙17は本実施形態では幅100mmのものを
用いており、各画像の記録長さは約150mmとして、ポ
ストカードサイズでプリントしているが、これら記録紙
17の幅や記録長さは適宜変更してよい。
【0011】画像記録部11は、給紙ローラ対20とプ
ラテンローラ21と押さえローラ22,23と、インク
ジェットヘッド24と、乾燥装置25とを備えている。
給紙ローラ対20及びプラテンローラ21は、ドライバ
18を介してモータ19により回転駆動される。押さえ
ローラ22,23は、プラテンローラ21に接触して回
転し、記録紙17をプラテンローラ21に押さえつけ
る。本実施形態では、プラテンローラ21に記録紙17
が180度の範囲で巻きつくように、第1及び第2押さ
えローラ22,23が配置されている。
【0012】これら第1及び第2押さえローラ22,2
3の間には、インクジェットヘッド24と乾燥装置25
とが記録紙送り方向に順に取り付けられている。これら
ヘッド24及び乾燥装置25は、記録紙17の送り方向
に直交する記録紙幅方向(主走査方向)に平行に配置さ
れている。
【0013】インクジェットヘッド24は、プラテンロ
ーラ21の最頂部で第1押さえローラ22の記録紙出口
の近くに配置されている。図2に示すように、インクジ
ェットヘッド24には、イエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のライン
記録用のノズル30,31,32,33が主走査方向M
に並べて設けられている。インクジェットヘッド24内
には、周知のように、これら各ノズル30〜33近くの
インク流路にピエゾ素子が配置されている。このピエゾ
素子によりインク流路を収縮・伸長させることにより、
インクの吐出と供給とが行われる。
【0014】このため、図1に示すように、各ピエゾ素
子はインクジェットヘッド駆動部35により駆動制御さ
れる。インクジェットヘッド駆動部35は、画像データ
に応じた駆動信号を各ピエゾ素子に与える。このインク
ジェットヘッド駆動部35にはコントローラ36が接続
されている。コントローラ36にはフレームメモリ37
が接続されており、このフレームメモリ37に、画像読
取装置や画像出力装置からの画像データが書き込まれ
る。
【0015】コントローラ36は、各色の画像データに
基づき各色のノズル30〜33毎のピエゾ素子の駆動デ
ータを求める。この駆動データはインクジェットヘッド
駆動部35に送られる。そして、コントローラ36は、
記録紙17の送りに同期してヘッド駆動部35を介して
各ピエゾ素子を駆動する。これにより、画像データに応
じたサイズ及び数量のインク液滴が記録紙17に向けて
吐出され、このインク液滴が記録紙17に付着する。し
たがって、記録紙17にはY、M、C、Kのインク付着
によりフルカラー画像が記録される。
【0016】また、コントローラ36のメモリ36aに
はマーク作成用データが記憶されている。このマーク作
成用データに基づき、コントローラ36は、図3に示す
ように、各画像40の境界にカットマーク41及びソー
トマーク42を形成する。
【0017】図4はカットマーク41とこれを検出する
ラインセンサ45とを拡大して示す平面図である。カッ
トマーク41は、クリーニングパターン46とヘッド状
態チェックパターン47とから構成されている。クリー
ニングパターン46は、各ノズルから一定のインク量を
吐出することにより形成される。これにより、各ノズル
の詰まりが解消される。
【0018】本実施形態では、K用ノズル30から黒イ
ンクを吐出させてなる黒ベタパターン46aと、Y用ノ
ズル31からイエローインクを吐出させてなるイエロー
ベタパターン46bと、M用ノズル32からマゼンタイ
ンクを吐出させてなるマゼンタベタパターン46cと、
C用ノズル33からシアンインクを吐出させてなるシア
ンベタパターン46dとを、記録紙送り方向に並べて形
成されている。本実施形態では、各ベタパターン46a
〜46dを重ねることなく並べて記録することで、各ベ
タパターン46a〜46dの乾燥が迅速に行えるように
しているが、これらベタパターン46a〜46dは重ね
て記録してもよい。
【0019】ヘッド状態チェックパターン47は、各色
毎に複数個のラインパターン47a〜47hから構成さ
れる。ラインパターン47a〜47hは、各ノズルのイ
ンク吐出による画素を、各ノズル単位で検出することが
できるように、所定ピッチで主走査方向に並べて構成さ
れている。また、このピッチ分だけラインパターン47
a〜47hは副走査方向に並べて設けられている。本実
施形態では、前記ピッチをノズル2個分としてあり、こ
れにより、ラインパターンは各色について各2本ずつ設
けられる。なお、ピッチはノズルn個分(nは自然数)
あればよく、この場合にはn本のラインパターンが記録
される。
【0020】このように、画素Pの間に隙間が形成され
るため、この画素Pとこれを記録したノズル30〜33
との対応関係を容易に把握することができる。また、後
に説明するように、ヘッド状態チェックパターン47を
ラインセンサ45で読み取る際に、受光素子45aの配
列密度が記録画素Pの密度ほどに取れない場合でも、こ
のように各画素Pに隙間を設けるように記録すること
で、ノズル30〜33とこれによる画素Pとをラインセ
ンサ45により簡単にしかも確実に対応付けることがで
きる。
【0021】図5に示すように、ソートマーク42もカ
ットマーク41とほぼ同様に、クリーニングパターン4
6とヘッド状態チェックパターン47とから構成されて
いる。しかし、カットマーク41との間で識別が可能な
ように、クリーニングパターン46をソートマーク42
では続けて2回記録している。これにより、クリーニン
グパターン46の記録紙送り方向での長さが異なること
により、カットマーク41かソートマーク42かを確実
に特定することができる。
【0022】なお、クリーニングパターン46の記録回
数を変更することでカットマーク41とソートマーク4
2とを識別する代わりに、クリーニングパターン46の
各ベタパターン46a〜46dの記録紙送り方向での長
さを変更することで、カットマーク41とソートマーク
42とを識別してもよい。例えば、図6に示すように、
カットマーク41の各ベタパターン43a〜43dの長
さに対して2倍の長さでソートマーク48の各ベタパタ
ーン48a〜48dを構成することにより、両者を識別
してもよい。更には、クリーニングパターン46の各色
の配列順序を変えることで両者を識別してもよい。
【0023】本実施形態では、階調表現方法として、ド
ット径制御法とドット密度制御法とを併用して高画質な
プリントを実現しているが、これはドット径制御法、ド
ット密度制御法の一方を採用してもよい。なお、各ライ
ンは一定ピッチで副走査方向Sに離れて形成されてお
り、この分だけ、記録する画像データをずらしたもので
各色のピエゾ素子が駆動される。これにより、最終的に
は、同一ラインには同一の各色画像データに基づくイン
ク液滴が記録されることになる。
【0024】図1に示すように、乾燥装置25は、プラ
テンローラ21の中心軸を中心にしてインクジェットヘ
ッド24の取り付け位置から記録紙送り方向下流側に9
0度回転した位置で取り付けられている。このように乾
燥装置25を配置しているため、乾燥装置25からの温
風がインクジェットヘッド24へ流出することがなく、
精度のよい記録が行われる。また、インクジェットヘッ
ド24と乾燥装置25との間には、遮蔽板としての仕切
り板38が配置されている。この仕切り板38によっ
て、乾燥装置25からの温風がインクジェットヘッド2
4のノズルに向かうことがないようにされ、温風の影響
をより一層排除することができ、記録精度を上げること
ができる。
【0025】図7に示すように、乾燥装置25は、フレ
ーム50にヒータ51及びファン52を取り付けて構成
されている。フレーム50は細長い箱型状に構成されて
おり、乾燥風の吹き出し口50aは絞られて、細長いス
リット状に形成されている。ヒータ51は、コイル状に
巻かれて副走査方向Sに配置され、さらに、これらヒー
タ51は一定ピッチで主走査方向Mに並べて配置されて
いる。図1に示すように、各ヒータ51はヒータドライ
バ53を介してコントローラ36により制御される。
【0026】ファン52は薄型の矩形箱状に構成され、
主走査方向Mに例えば6個並べて、フレーム50の上部
に取り付けられる。図8に示すように、各ファン52
は、ファンケース55内にモータ56と送風羽根57と
を設けて構成されている。モータ56は、図1に示すよ
うにドライバ58を介してコントローラ36により回転
制御される。したがって、乾燥装置25の吹き出し口5
0aからは、各ヒータ51で温められた温風が吹き出
す。この温風により、記録紙17に吐出されたインクが
迅速に乾燥する。
【0027】図9は、記録紙17における1個のヒータ
51による単位乾燥エリアHAと、各ノズルによるイン
ク吐出エリアIPAとの関係の一例を示している。本実
施形態では、ノズル1個によるインク吐出エリア(単位
インク吐出エリア)IPAを100個(主走査方向)×
10個(副走査方向)集めたものを、単位乾燥エリアH
Aとしている。
【0028】図10は、単位乾燥エリアHAにおけるイ
ンク総吐出量と、単位乾燥エリアHAへのヒータ51に
よる印加熱エネルギとの関係の一例を示すグラフであ
る。この実施形態では、単位乾燥エリアHAにおけるイ
ンク総吐出量が大きくなるほどヒータ51による印加熱
エネルギが大きくなるように設定される。この関係は予
め実験等により求められている。そして、図10の関係
から求めた単位乾燥エリアHAに印加すべき熱エネルギ
からヒータ51の駆動データが求められる。本実施形態
では、単位乾燥エリアHAに対するインク総吐出量と、
このときのヒータ51の駆動データ(駆動パルス個数)
とが予め求められており、これらの関係がコントローラ
36内のルックアップテーブルメモリ(LUT)39に
記録されている。そして、コントローラ36は画像デー
タに基づき単位乾燥エリアHAに対するインク総吐出量
を求め、このインク総吐出量から乾燥装置25の各ヒー
タ51の加熱データを求める。この加熱データにより各
ヒータ51が駆動されることで、記録済のインクの乾燥
が確実に行われる。
【0029】このように、単位乾燥エリアHAにおける
インク吐出量に応じて各ヒータ51により乾燥を行うた
め、吐出した記録紙17上のインク量に応じた乾燥が行
われる。例えば、各色のインクが多く吐出された高濃度
エリアに対しては、このエリアに対応するヒータ51の
加熱量が上げられ、これにより記録紙17上のインクが
迅速にしかも無駄なく効率よく乾燥される。従って、記
録紙17上の未乾インクが混ざり合うことによる彩度や
解像度の低下が抑えられる。また、インクが乾燥せずに
押さえローラ23に接触したりすることがなく、記録紙
17がインクによって汚されることがなくなる。
【0030】また、図1に示すように、コントローラ3
6には記録紙17の送り量を検出するパルスジェネレー
タ61が設けられている。パルスジェネレータ61は記
録紙17に接触して記録紙17の送り量に比例するパル
ス数を発生する。コントローラ36は、パルスジェネレ
ータ61からのパルス数をカウントして単位時間当たり
の記録紙送り量を求める。この送り量に基づきコントロ
ーラ36は、インクジェットヘッド24や乾燥装置25
のヒータ51の駆動タイミングを決定する。さらに、記
録紙17の送り速度に応じて各ヒータ51の駆動データ
を補正する。例えば、記録紙17の送りが速くなるに従
い各ヒータ51による加熱量を上げる。また、記録紙1
7の送りが遅くなる場合には、各ヒータ51による加熱
量を下げる。更には、記録紙17の送り速度が「0」に
近い場合には加熱量を「0」にして、記録紙17を不必
要に加熱することがないようにしている。なお、パルス
ジェネレータ61を用いることなく、単に送りモータ1
9をパルスモータから構成し、これの駆動パルス数をカ
ウントすることにより、上記の各種タイミングを決定し
てもよい。
【0031】記録紙リザーバ12は、画像記録部11の
プラテンローラ21及び押さえローラ23と、可動ガイ
ド65と、カッタ部13側の搬送ローラ対66とから構
成されており、ローラ21とローラ対66とに速度差
(一方を停止させることを含む)を設けることで、押さ
えローラ23と搬送ローラ対66との間に記録紙17を
垂れ下げて一時的に貯留する。
【0032】可動ガイド65は、プラテンローラ21と
同軸で回転自在に設けられている。この可動ガイド65
は、記録紙17の先端をカッタ部13に案内するもの
で、記録紙17の先端通過時には可動ガイド65の先端
が搬送ローラ対66のニップ部入り口側に近接した状態
のガイド位置(実線表示)にされ、記録紙17の先端が
通過した後は、記録紙17をループ状に一時的に貯留す
る退避位置(二点鎖線表示)にされる。この可動ガイド
65が退避した空間部分に記録紙17が垂れ下がること
で、記録紙17が一時的に貯留される。
【0033】カッタ部13は、第1,第2及び第3の搬
送ローラ対66,67,68と、チェックパターン読取
部70と、カッタ71とから構成されている。各搬送ロ
ーラ対66〜68はモータ72により回転駆動される。
モータ72は、ドライバ73を介してコントローラ36
により回転制御される。カッタ71は、ドライバ74を
介してコントローラ36により制御され、各画像の境界
位置で記録紙17を切断し、各画像毎のプリント75に
切り離す。
【0034】チェックパターン読取部70は、図4に示
すようなラインセンサ45を備えている。このラインセ
ンサ45は、記録紙17の幅方向(主走査方向M)に多
数の受光素子45aが並べて設けられており、記録紙1
7の送りに同期して画像を読み取る。この読取信号はコ
ントローラ36に送られる。コントローラ36では、こ
の読取信号に基づき、図3に示すように、各画像40の
境界に設けたカットマーク41またはソートマーク42
を検出し、これらを識別する。
【0035】本実施形態では、カットマーク41及びソ
ートマーク42の識別は、クリーニングパターン46の
記録回数による長さの相違によって行っている。クリー
ニングパターン46が1回分の長さの場合には、カット
マーク41であり、クリーニングパターン46が2回分
の長さの場合にはソートマーク42であると判定する。
【0036】さらに、コントローラ36は、各マーク4
1,42のヘッド状態チェックパターン47の読取信号
に基づき、各画素Pの濃度を測定し、この濃度が所定の
基準値を超えていない場合に、この画素Pを記録したノ
ズルを動作不良ノズルと特定する。例えば、図4では、
イエロー奇数番ラインパターンの第3番目の画素P3の
濃度が低くなるので、この画素P3を記録した第3ノズ
ルが動作不良ノズルと判定される。
【0037】動作不良ノズルが検出されると、このノズ
ルに対して、次のカットマーク41またはソートマーク
42の記録時でクリーニングパターン46の記録の際
に、通常のインク吐出量よりも吐出量が多く且つ通常よ
りも勢いよく吐出されて、ノズルのクリーニングが行わ
れる。また、他の色のノズルのクリーニング時にも動作
不良ノズルに対してはクリーニングが行われ、クリーニ
ング回数が増やされる。これにより、インク詰まりを効
果的に解消させることができる。
【0038】なお、動作不良ノズルを検出して、このノ
ズルに対してクリーニングを行ってもなお動作不良が検
出される場合にはアラームが発せられ、オペレータにイ
ンク詰まりが知らせられる。オペレータは、このアラー
ムに対しては、別個のクリーニングモードを選択して、
ノズルのクリーニングを行う。このクリーニングモード
では、例えば図示しない発熱素子によってノズル内イン
クが加熱された状態でインクが勢い良く吐出され、効率
のよいクリーニングが行われる。なお、このようなイン
ク吐出によるクリーニングに代えて、または併用して、
インク吸引やノズル付着インクの拭き取り処理によるク
リーニングを行ってもよい。インク吸引は、ヘッド回復
処理部77により行われる。ヘッド回復処理部77で
は、インクジェットヘッド24を回復処理位置に変位さ
せて、ノズルの外部から吸引ヘッドをあてがい、吸引に
よってインクを吸い出すことによりノズルをクリーニン
グする。また、付着インクの拭き取り処理では、ノズル
に付着したインクが拭き取られることによりクリーニン
グが行われる。このような各種クリーニング処理によっ
てもインク詰まりが解消されない場合には、インクジェ
ットヘッドの交換などが行われる。
【0039】コントローラ36は前記カットマーク41
及びソートマーク42の検出信号に基づきモータ72の
回転を制御して、記録紙17の各画像境界部分をカッタ
71に順に送り、図3に示すように、境界の前後でカッ
ト予定線80,81により2度切断を行う。これによ
り、境界部分のカットマーク41やソートマーク42が
切り落とされて、各画像40毎のプリント75が得られ
る。このプリント75は、切断後にトレイ83に集積さ
れる。また、ソートマーク42の検出信号に基づきコン
トローラ36はソーター14を制御して、新たなトレイ
83をプリント落下位置にセットする。これにより、各
プリント75は各注文毎に1つのトレイ83に挿入さ
れ、各注文毎に1まとまりにされる。
【0040】ソーター14は、ベルトコンベア84に多
数のトレイ83を配置して構成されている。そして、ソ
ートマーク42の検出信号に基づき各トレイ83の取り
付けピッチ分だけベルトコンベア84が回転駆動される
ことで、新たなトレイ83がプリント落下位置にセット
される。
【0041】次に本実施形態の作用を説明する。プリン
トキーなどが操作されてプリント開始指示が入力される
と、図1に示すように、先ず給紙ローラ16、給紙ロー
ラ対20、プラテンローラ21が回転する。これによ
り、記録紙17は、画像記録部11に送り出される。イ
ンクジェットヘッド24の近くには、記録紙17の先端
センサが設けられており、コントローラ36はこの先端
センサからの記録紙先端検出信号とパルスジェネレータ
61からの記録紙送り量とに基づき、記録紙の記録エリ
アを特定する。そして、この記録エリアに対して各ノズ
ル30〜33により画像データに対応して所定のインク
液滴が放たれ、インクジェット記録が行われる。
【0042】インクが吐出された記録紙17は乾燥装置
25に送られると、単位乾燥エリアHAへのインク吐出
量に応じて、各ヒータ41の加熱量が制御され、インク
吐出量に応じた加熱量で乾燥される。これにより、効率
のよい乾燥が行われる。
【0043】図3に示すように、各画像40の境界には
インクジェットヘッド24によりカットマーク41が記
録される。また、各注文の区切りでは各画像40の境界
にカットマークを兼ねたソートマーク42がインクジェ
ットヘッド24により記録される。図4及び図5に示す
ように、これら各マーク41,42のクリーニングパタ
ーン46の記録の際には、各ノズルにより一定量のイン
クが通常よりも強く吐出されて各ノズルのクリーニング
が行われる。また、ヘッド状態チェックパターン47の
記録の際には、例えば先ず奇数番のK用ノズルが駆動さ
れて1つ飛びで画素Pが記録され、奇数番ラインパター
ン47aが形成される。次に、1ライン分だけ記録紙1
7が送られた後に、偶数番のK用ノズルが駆動されて同
じく1つ飛びで画素Pが記録され、偶数番ラインパター
ン47bが形成される。同様にして他のY,M,Cの各
色についても、各ラインパターン47c〜47hが形成
される。
【0044】図1に示すように、カッタ部13では、ラ
インセンサ45により、各マーク41,42を検出しカ
ット位置を特定する。更に、各マーク41,42のヘッ
ド状態チェックパターン47の各画素P毎の濃度を検出
し、これら画素Pの濃度が基準値を超えない場合には、
この画素Pを記録したノズルを動作不良と判定する。こ
の動作不良と判定されたノズルに対しては、次のマーク
のクリーニングパターンの記録の際に、他の正常ノズル
よりもインク吐出量が多くされ、クリーニングが行われ
る。また、動作不良ノズルに対するクリーニングはその
色の一般的なノズルクリーニングだけでなく、他の色の
ノズルクリーニングの際にも行われ、インク詰まりが確
実に解消される。
【0045】そして、図3に示すように、カットマーク
41またはソートマーク42の検出信号に基づき、これ
らマーク41,42を含む境界部分がカット予定線8
0,81で切断される。記録開始時には、画像40の先
端エッジにカットマーク41が記録されるため、これを
基準にして記録紙先端の余白部が切り落とされる。ま
た、ソートマーク42を検出したときには、このソート
マーク位置でカットマーク41と同様にして各画像が切
り離されるとともに、各注文の区切りを示すソート信号
が送られる。一連の画像の記録を終了し、次の画像の記
録が無い場合には、記録紙17の先端が画像記録部11
の第2押さえローラ23まで戻されて、プリント待機状
態になる。
【0046】本実施形態では、記録紙17の幅を100
mm、カットマークを含めた1画像分の記録長さを150
mm、記録紙17の送り速度(記録速度)を30mm/sec
にして、インクジェットヘッド24の1パスにおける記
録幅を100mmとしてプリントしているが、この記録幅
が80mm以上、記録速度が20mm/sec 以上のフルカラ
ープリンタに適用することで、記録速度を低下させるこ
となく、インクの乾燥が迅速に行えるようになる。
【0047】上記実施形態では、インクジェットヘッド
24の各ノズル30〜33による単位インク吐出エリア
IPAを100個並べてなるエリアを単位乾燥エリアH
Aとしたが、これらの関係は上記に限定されるものでは
なく、適宜変更してよい。
【0048】上記実施形態において、単位乾燥エリアH
Aにおけるインク総吐出量と、単位乾燥エリアHAへの
ヒータ41による印加熱エネルギとの関係は、図10に
示すように、インク総吐出量が増加するとこれに従い熱
エネルギを増加させるようにしている。さらに、インク
が少しでも吐出されると、これに対応させてヒータ41
を加熱させている。しかし、インク吐出量が少ない場合
には、ヒータを加熱することなく、単なる送風だけであ
ってもよい。例えば、インクの低吐出時にはヒータ41
による印加熱エネルギを「0」にして、消費電力を抑え
てもよい。
【0049】上記実施形態では、単位乾燥エリアHA毎
のインク吐出量に応じて各ヒータ51の加熱量を制御し
たが、これに代えてまたは加えて、ファン52の送風量
を制御してもよい。また、インク吐出量に応じた加熱ま
たは送風量の調節を行うことなく、単に一律に加熱して
もよい。また、インク吐出量に応じた単位乾燥エリアH
Aへの印加熱エネルギは連続的に変化させたが、これは
ステップ的に変化させてもよい。例えば2段階や3段階
の加熱としてもよい。また、記録ライン毎のインク総吐
出量を求めて、このライン毎のインク総吐出量に応じ
て、ヒータの加熱量や、ファンの送風量を制御してもよ
い。また、上記実施形態では、ヒータ51とファン52
とからなる乾燥装置25を用いたが、この他に、ファン
52の代わりに、圧縮空気を用いて乾燥装置を構成して
もよい。
【0050】また、温風を記録紙に吹き付ける乾燥装置
を用いる代わりに、インクジェットヘッドに対して記録
紙の送り方向上流側に、サーマルヘッドを設けて、イン
ク吐出量に応じて、記録紙を予熱してもよい。なお、イ
ンク吐出量に応じた予熱量とする代わりに、単に一律に
予熱を与えてもよい。また、乾燥装置やサーマルヘッド
の代わりに、プラテンローラにヒータを内蔵させて、記
録紙を加熱し、インクを乾燥させるようにしてもよい。
さらには、予熱装置や乾燥装置を用いることなく、イン
クを自然乾燥させてもよい。
【0051】上記実施形態では、図2に示すように、1
個のインクジェットヘッド24に、Y、M、C、Kの各
ノズル30〜33をライン状に形成したが、これに限ら
ず、各色のノズルを複数個に分けて配置した複数のイン
クジェットヘッドを用いたものに対して本発明を実施し
てもよい。例えば、図11に示すように、黒インク用の
ノズルを有するK用インクジェットヘッド90と、Y,
M,Cの各色ノズルを有する各色インクジェットヘッド
91を用いて2つのプリントステージ92,93を構成
し、これら各プリントステージ92,93の各ヘッド9
0,91それぞれに乾燥装置94,95を設ける。ま
た、各プリントステージ92,93の間、プリントステ
ージ93とカッタ部13との間の記録紙17には弛み1
7aを設けておき、各プリントステージ92,93にお
ける記録紙17の僅かな送り変動が他のプリントステー
ジへ伝達されることがないようにしている。なお、以下
の図11〜図15において、図1に示す実施形態と同一
構成部材には同一符号を付して重複した説明を省略して
いる。
【0052】なお、通常のフルカラー画像の場合には、
各色インクの吐出量に較べて黒インクの吐出量が少な
い。このため、K用インクジェットヘッド90を、各色
インクジェットヘッド91に対して、記録紙送り方向の
上流側に配置しており、これにより、インク吐出量の少
ない黒インクを迅速に乾燥させた後に、各色インクを吐
出することができる。従って、効率のよい乾燥が行え
る。
【0053】図12に示すように、K用インクジェット
ヘッド100、Y用インクジェットヘッド101と、M
用インクジェットヘッド102と、C用インクジェット
ヘッド103とを設けてプリントステージ105〜10
8を構成し、これら各プリントステージ105〜108
の各ヘッド100〜103の記録紙送り方向の下流側に
それぞれ乾燥装置110,111,112,113を設
け、これらの乾燥装置110〜113により各インクジ
ェットヘッド100〜103による単位乾燥エリアHA
に対するインク吐出量に応じて、記録紙17を温風乾燥
してもよい。なお、図11に示す実施形態と同じよう
に、K用インクジェットヘッド100を各色のインクジ
ェットヘッド101〜103よりも記録紙送り方向の上
流側に配置することで、効率のよい乾燥を行っている。
【0054】図3に示すように各色毎のノズル30〜3
3を1列に形成する他に、複数ラインで形成してもよ
い。この場合には、ライン数を増やした分だけ主走査方
向におけるノズル密度が低くなるので、その製作が容易
になる。また、記録紙17の全幅分の長さを有するノズ
ルの代わりに、記録紙の幅方向の長さが短いインクジェ
ットヘッドを複数個用いて、これらを組み合わせること
で、記録紙の幅方向に長いインクジェットヘッドを構成
してもよい。
【0055】このように複数のプリントステージで画像
を記録する場合には、画像記録位置がずれることがない
ように、最初のプリントステージでレジストマークを画
像外の先端部に形成しておく。これにより、画像シーン
によっては画像のエッジが不明瞭であっても、各色ヘッ
ド前で前記レジストマークを検出し、これに基づいて各
色の記録を開始することで、各記録開始位置を確実に特
定することができる。特に、最初に黒インクプリントス
テージで黒インクによってレジストマークを記録してお
くことで、各マークの検出を確実に行うことができる。
また、レジストマークを記録する余白が無い場合にはレ
ジストマークの代わりに、カットマーク、ソートマーク
等を用いて画像記録開始位置を特定してもよい。
【0056】上記実施形態では、クリーニングパターン
46の記録回数や記録幅を変更することで、カットマー
クやソートマークを識別するようにしたが、これに代え
て、図13に示すように、マークの形状または記録位置
を変えることで、カットマーク及びソートマークを識別
してもよい。同図(A)は、ソートマーク130を記録
紙17の全幅で記録し、カットマーク131を記録紙1
7の幅方向で短くして記録している。これにより、各マ
ーク130,131の記録紙幅方向における長さを検出
することで、ソートマーク130かカットマーク131
かを識別することができる。これらマーク130,13
1は、上記実施形態のように、クリーニングパターン4
6とヘッド状態チェックパターン47との組み合わせで
構成する他に、ヘッド状態チェックパターン47のみで
構成してもよい。このように、各注文毎に記録紙の幅に
対応した全ノズルのチェックを行い、また、各画像のプ
リントでは一部のノズルのチェックを行うことで、無駄
なインク吐出を控えることができる。
【0057】また、図13(B),(C)に示すよう
に、ソートマーク132,133で半数程度のノズルを
チェックし、残りの半数のノズルを複数のカットマーク
134〜141によりチェックしてもよい。この場合に
も、各ノズルのチェック延べ総数が減るため、無駄なイ
ンク吐出を控えることができる。
【0058】また、ヘッド状態チェックパターンを用い
てカットマークやソートマークを構成する代わりに、カ
ットマークやソートマークとは別個にヘッド状態チェッ
クパターンを記録してもよい。図14はこの一例を示す
もので、記録紙17の一方に矩形状のベタマークからな
るカットマーク145を記録し、記録紙の他方に同形状
のソートマーク146を記録する。更に、例えば一定
数、例えば10個の画像を記録したときにヘッド状態チ
ェックパターン147を各画像の間の境界に記録する。
なお、カットマーク145及びソートマーク146の識
別は記録位置を変える代わりに、形状や色を変えること
で識別してもよい。例えば、円形でカットマークを構成
し、矩形又は三角形でソートマークを構成することで両
者を識別する。また、所定数の画像を記録した後にヘッ
ド状態チェックパターンを記録する代わりに、プリント
注文が切り替わる時、記録紙を交換した時、その日初め
てプリントを開始する時、所定時間例えば10分などが
経過した後などに、ヘッド状態チェックパターン47を
記録してもよい。また、ヘッド状態チェックパターン4
7の記録前に、各ノズルからインクを吐出させてクリー
ニングパターン46を形成したが、このクリーニングパ
ターン46は省略してもよい。
【0059】上記実施形態ではヘッド状態チェックパタ
ーン47を各色を1まとまりにして記録したが、これに
代えて、最初の画像の境界部分には、K用のヘッド状態
チェックパターン47a,47bを記録し、次の画像の
境界部分にはY用のヘッド状態チェックパターン47
c,47dを、次の画像の境界部分にはM用のヘッド状
態チェックパターン47e,47fを、更に次の画像の
境界部分にはC用のヘッド状態チェックパターン47
g,47hのように、これらを分解して記録してもよ
い。
【0060】上記実施形態では、所定間隔を開けて各ノ
ズルを駆動することにより、記録する画素の間隔を開け
るようにして、受光素子数の配列密度がノズルの配列密
度よりも低い場合にも対応可能にしたが、受光素子数の
配列密度がノズルの配列密度と同じ場合や、後述するよ
うにセンサを走査して各画素を読み取る場合には、各ノ
ズルを一斉に駆動して、1ラインでヘッド状態チェック
パターンを形成してもよい。
【0061】上記実施形態では、ヘッド状態チェックパ
ターン47をラインセンサ45により読み取るようにし
たが、この他に、図15に示すように、ラインセンサ1
20を主走査方向Mに平行移動させてヘッド状態チェッ
クパターン47を読み取るようにしてもよい。この場合
には、受光素子120aを副走査方向Sに並べてライン
センサ120を構成し、このラインセンサ120を走査
機構121により主走査方向Mで平行移動させる。そし
て、別個にマークセンサ123を設けておき、このマー
クセンサ123によるマーク検出信号に基づき、チェッ
クパターン読取位置にヘッド状態チェックパターン47
を位置決めする。また、ラインセンサ120を用いるこ
となく、1つの受光素子からなる読取センサを走査機構
により主走査方向Mに送って、各ラインパターンを1ラ
インずつ読み取ってもよい。この場合には、読み取り後
に記録紙を1ライン分送って、次のラインパターンを読
み取り、以下これを繰り返すことで、ヘッド状態チェッ
クパターンを読み取る。
【0062】上記実施形態では、画素Pとこれを記録し
たノズルとを1対1の関係で関連つけたが、これは1対
1に限定されることなく、複数のノズルで記録された画
素の濃度を検出し、この検出濃度が所定値に達しない場
合には、これら複数のノズルに対して一斉にクリーニン
グを行ってもよい。
【0063】上記実施形態では、記録紙17の幅方向で
1ラインずつ記録するラインプリンタに本発明を実施し
たが、この他に、図16に示すように、インクジェット
ヘッド160をヘッドキャリッジ161を用いて記録紙
162の幅方向に走査して記録するシリアルプリンタ1
63に本発明を実施してもよい。なお、符号164はヘ
ッドキャリッジ161を記録紙162の幅方向に案内す
るガイド棒を示し、符号165は記録紙162を支持す
るプラテン部材を示している。
【0064】シリアルプリンタ163において、ヘッド
状態チェックパターンを記録する場合には、ヘッドキャ
リッジ161を主走査方向に移動させながら、各ノズル
を順に駆動させて、記録紙162に対して斜めに各画素
を記録する。
【0065】図17はシリアルプリンタ163における
ヘッド状態チェックパターンの一例を示している。
(A)のヘッド状態チェックパターン170は、記録紙
162を副走査方向に1画素分ずつ送りながら、且つヘ
ッドキャリッジ161によりインクジェットヘッド16
0を主走査方向に移動させ、この移動に連動させて、各
ノズルを順に駆動することで得られる。このヘッド状態
チェックパターン170は、記録紙162の幅方向に離
間する画素Pから構成される。
【0066】図17(B)のヘッド状態チェックパター
ン171は、記録紙162を送ることなく、ヘッドキャ
リッジ161によりインクジェットヘッド160を主走
査方向に移動させ、この移動に連動させて、各ノズルを
順に駆動することで得られる。このヘッド状態チェック
パターン171は、記録紙162の幅方向に対し斜めに
交差する方向で並べられて且つ点在する画素Pから構成
される。
【0067】図17(C)は、ノズル数が多い場合に採
用されるヘッド状態チェックパターン172の一例を示
している。この実施形態では、各ノズルを副走査方向で
複数個数で区切り、この区切った各グループ毎の各ノズ
ルを順に駆動することで、複数の斜めのラインからなる
ヘッド状態チェックパターンを構成する。
【0068】上記シリアルプリンタにおいても、ヘッド
状態チェックパターンやクリーニングパターン等の回
数、記録位置、各色の記録順序等を変えることで、これ
らを用いてカットマーク及びソートマークを構成しても
よい。
【0069】上記実施形態ではインクジェットヘッドの
各ノズルにおけるインク詰まりや、各ノズルの駆動素
子、駆動回路等の動作不良を検出したが、この他に、他
の記録方式のプリンタにおける記録素子等の動作不良を
検出してもよい。たとえば、サーマルヘッドの記録素子
の動作不良をチェックする場合には、動作不良の記録素
子に対して、その発熱駆動データを補正することで動作
不良を解消する。また、サーマルプリンタに限らず、発
光素子を多数並べた発光素子ヘッドによりインスタント
フイルムに対して露光を行うプリンタに対して本発明を
実施してもよい。
【0070】上記実施形態では、ピエゾ素子を有するイ
ンクジェットヘッド24,90,91,100〜103
を用いたが、インクを吐出する機構は各種のものを適用
してよい。例えば、ピエゾ素子とダイヤフラムとからな
る流量制御弁方式のもの、発熱素子を用いてインク液を
加熱しバブルを発生させてインクを吐出させるサーマル
インクジェット方式のもの、電極を利用してインク液滴
に電荷を付与し、偏向電極で不要な液滴をじゃま板で回
収して必要なインク液滴を記録紙に吐出する連続インク
ジェット方式、画像信号に応じた高電圧を印加して、こ
の高電圧によりインク液滴を記録紙に吸引させる静電吸
引インクジェット方式、超音波を利用してインク液を加
振してインク液滴を発生させる超音波インクジェット方
式などの各種インクジェット方式を用いてよい。また、
用いるインクもY,M,C,Kの他に、ライトマゼン
タ、ライトシアンのような他の色インクを用いてもよ
い。
【0071】上記実施形態ではロールタイプの記録紙を
用いたが、この他にカットシートタイプの記録紙を用い
てもよい。この場合には、画像記録領域外に前記ヘッド
状態チェックパターンを記録する。また、必要に応じて
ヘッド状態チェックパターンの他にソートマークも記録
してよい。
【0072】
【発明の効果】本発明によれば、画像の記録領域外に前
記記録素子の作動状態をチェックするためのヘッド状態
チェックパターンを記録したから、容易に記録素子の作
動不良等を検出することができる。特に、ヘッド状態チ
ェックパターンを、画像境界毎、または各注文件毎、ま
たは一定画像数毎、または一定時間毎、または記録紙ロ
ールの交換毎に、記録することにより、各記録装置に適
合した動作不良の検査期間を設定することができる。
【0073】また、ヘッド状態チェックパターンを各画
像境界毎に記録してカットマークとして用い、このカッ
トマークを基準にして各画像毎に切り離すことにより、
カットマークを利用してヘッド状態を1画像の記録毎に
検査することができる。したがって、画像記録毎にヘッ
ド状態をチェックすることができ、不良プリントの発生
枚数を減らすことができる。また、ヘッド状態チェック
パターンを各注文件毎に記録してソートマークとして用
い、このソートマークを基準にして各注文毎に1まとま
りにすることにより、ソートマークを利用してヘッド状
態を検査することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインクジェットプリンタを示す概略図
である。
【図2】インクジェットヘッドを示す拡大した正面図で
ある。
【図3】画像の境界部分の一例を示す平面図である。
【図4】カットマークとラインセンサとを示す平面図で
ある。
【図5】ソートマークを示す平面図である。
【図6】別の実施形態におけるソートマークを示す平面
図である。
【図7】乾燥装置を示す分解した斜視図である。
【図8】乾燥装置の縦断面図である。
【図9】単位インク吐出エリアと単位乾燥エリアとの関
係の一例を示す平面図である。
【図10】単位乾燥エリアに対するインク総吐出量と、
単位乾燥エリアへの印加熱エネルギとの関係の一例を示
すグラフである。
【図11】2組のインクジェットヘッドと乾燥装置とを
用いた別の実施形態を示す概略図である。
【図12】4組のインクジェットヘッドと乾燥装置とを
用いた別の実施形態を示す概略図である。
【図13】別の実施形態におけるソートマーク及びカッ
トーマークの一例を示す平面図である。
【図14】別の実施形態におけるソートマーク、カット
マーク、及びヘッド状態チェックパターンを示す平面図
である。
【図15】別の実施形態におけるチェックパターン読取
部を示す概略図である。
【図16】シリアルプリンタの要部を示す概略図であ
る。
【図17】シリアルプリンタにおけるヘッド状態チェッ
クパターンの一例を示す平面図である。
【符号の説明】
9 インクジェットプリンタ 10 給紙部 11 画像記録部 12 記録紙リザーバ 13 カッタ部 14 ソーター 17 記録紙 20,66〜68 搬送ローラ対 21 プラテンローラ 24,90,91,100〜103 インクジェットヘ
ッド 25,94,95,110〜113 乾燥装置 40 画像 41,131,134〜141,145 カットマーク 42,48,130,132,133,146 ソート
マーク 45 ラインセンサ 46 クリーニングパターン 47,147,170〜172 ヘッド状態チェックパ
ターン 51 ヒータ 70,122 チェックパターン読取部 P 画素
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鬼頭 英一 神奈川県足柄上郡開成町宮台798番地 富 士写真フイルム株式会社内 (72)発明者 細野 康幸 神奈川県足柄上郡開成町宮台798番地 富 士写真フイルム株式会社内 Fターム(参考) 2C056 EA14 EB27 EB40 EB42 EC26 EC54 FA10 HA58

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の記録素子を主走査方向に並べてな
    る記録ヘッドを用いて、記録紙又は記録ヘッドを副走査
    方向に送り、前記記録紙に画像を記録する方法におい
    て、 前記画像の記録領域外に前記記録素子の作動状態をチェ
    ックするためのヘッド状態チェックパターンを記録する
    ことを特徴とする画像記録方法。
  2. 【請求項2】 複数の記録素子を副走査方向に並べてな
    る記録ヘッドをヘッドキャリッジにより主走査方向に移
    動して、記録紙に帯状の記録を行うとともに、この帯状
    の記録に同期させて記録紙又は、記録ヘッド及びヘッド
    キャリッジを副走査方向に前記帯状記録に対応する分だ
    け送って、前記記録紙に画像を記録する方法において、 前記画像の記録領域外に前記記録素子の作動状態をチェ
    ックするためのヘッド状態チェックパターンを記録する
    ことを特徴とする画像記録方法。
  3. 【請求項3】 前記記録紙は帯状記録紙であり、この帯
    状記録紙に複数の画像を記録し、前記ヘッド状態チェッ
    クパターンを前記複数の画像の境界に記録することを特
    徴とする請求項1または2記載の画像記録方法。
  4. 【請求項4】 前記ヘッド状態チェックパターンを、画
    像境界毎、または各注文件毎、または一定画像数毎、ま
    たは一定時間毎、または記録紙ロールの交換毎に、記録
    することを特徴とする請求項1ないし3いずれか1つ記
    載の画像記録方法。
  5. 【請求項5】 前記ヘッド状態チェックパターンを各画
    像境界毎に記録してカットマークとして用い、このカッ
    トマークを基準にして各画像毎に切り離すことを特徴と
    する請求項3記載の画像記録方法。
  6. 【請求項6】 前記ヘッド状態チェックパターンを各注
    文件毎に記録してソートマークとして用い、このソート
    マークを基準にして各注文毎に1まとまりにすることを
    特徴とする請求項3または5記載の画像記録方法。
  7. 【請求項7】 前記ヘッド状態チェックパターンの幅、
    長さ、位置、色、形状の少なくとも1つを変えることに
    より、カットマーク及びソートマークを識別することを
    特徴とする請求項6載の画像記録方法。
  8. 【請求項8】 前記記録ヘッドはインクジェットヘッド
    であり、前記ヘッド状態チェックパターンにより、イン
    クジェットヘッドのノズルのインク吐出状態を検査して
    動作不良ノズルを特定し、アラーム又はヘッド回復操作
    を行うことを特徴とする請求項6または7記載の画像記
    録方法。
  9. 【請求項9】 前記ヘッド状態チェックパターンの記録
    前に、各ノズルからインクを吐出させてクリーニングを
    行うことを特徴とする請求項8記載の画像記録方法。
  10. 【請求項10】 前記クリーニングによる記録パターン
    の幅、長さ、位置、色、形状の少なくとも1つを変える
    ことにより、カットマーク及びソートマークを識別する
    ことを特徴とする請求項9記載の画像記録方法。
  11. 【請求項11】 複数の記録素子を主走査方向に並べて
    なる記録ヘッドを用いて、記録紙又は記録ヘッドを副走
    査方向に送り、前記記録紙に画像を記録する画像記録装
    置において、 前記記録素子の駆動により記録素子に対応する画素の記
    録状態を表すヘッド状態チェックパターンの記録データ
    を有し、前記記録データに基づき、前記画像の記録領域
    外にヘッド状態チェックパターンを記録する制御部を備
    えたことを特徴とする画像記録装置。
  12. 【請求項12】 複数の記録素子を副走査方向に並べて
    なる記録ヘッドをヘッドキャリッジにより主走査方向に
    移動して、記録紙に帯状の記録を行うとともに、この帯
    状の記録に同期させて記録紙又は、記録ヘッド及びヘッ
    ドキャリッジを副走査方向に前記帯状記録に対応する分
    だけ送って、前記記録紙に画像を記録する画像記録装置
    において、 前記記録素子の駆動により記録素子に対応する画素の記
    録状態を表すヘッド状態チェックパターンの記録データ
    を有し、前記記録データに基づき、前記画像の記録領域
    外にヘッド状態チェックパターンを記録する制御部を備
    えたことを特徴とする画像記録装置。
  13. 【請求項13】 前記ヘッド状態チェックパターンを読
    み取る手段と、読み取ったパターン中の低濃度画素に基
    づき動作不良の記録素子を特定する動作不良記録素子の
    特定手段とを備えたことを特徴とする請求項11または
    12記載の画像記録装置。
  14. 【請求項14】 前記動作不良記録素子の特定手段によ
    り動作不良記録素子が特定されたときに、アラームまた
    は動作不良の回復措置を行う手段を備えたことを特徴と
    する請求項13記載の画像記録装置。
  15. 【請求項15】 前記記録ヘッドは、インクを吐出する
    ノズルを並べてなるインクジェットヘッドであり、前記
    動作不良の回復動作を行う手段は、動作不良の前記ノズ
    ルに対してインクを吐出、インクを外部から吸引、ノズ
    ル面の拭き取りの少なくとも1つのヘッド回復動作を行
    うように構成されていることを特徴とする請求項14記
    載の画像記録装置。
  16. 【請求項16】 前記ヘッドの回復動作のうち吐出動作
    は、前記ヘッド状態チェックパターンの記録直前に行
    い、この吐出によるクリーニングパターンと前記ヘッド
    状態チェックパターンとの組み合わせにより、カットマ
    ークまたはソートマークを構成することを特徴とする請
    求項15記載の画像記録装置。
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