JP4493233B2 - 画像記録方法及び装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は画像記録方法及び装置に関し、特に各記録素子の状態の検査が容易な画像記録方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
記録紙に対して画像を記録するものとしては、インクジェットヘッドを用いたプリンタや、サーマルヘッドを用いたプリンタなどがある。これらプリンタでは、なんらかの原因で記録素子が動作不良になることがある。例えば、インクジェットプリンタではインクを吐出するノズルでインク詰まりが発生し、インク吐出量が低下したり、インクが吐出されなくなったりする。この場合には、記録画像にスジ状の色むらや濃度むらが発生する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来は記録された画像を観察して、スジ状の色むらや濃度むらが発生している場合には、ヘッドクリーニングモードに切り替えて、クリーニングを行い、インク詰まりや吐出方向の異常を解消させるようにしている。クリーニング処理では、インクを勢い良く各ノズルから吐出したり、外部からノズルを吸引してインクを吸い出したり、ノズル周縁を拭いたりすることが行われる。このように、人手による場合には、インク詰まりを発見することが遅れ、プリント品質が低下した状態で画像が記録されてしまうことがある。個人的にプリントを楽しむホームユース的なプリンタでは、このような記録品質の低下はそれほどの影響がないが、業務用として用いる場合には記録素子の動作不良の発見の遅れは不良プリントの多量発生につながるため致命的であり、記録素子の動作不良を確実にしかも簡単に発見することが望まれていた。
【0004】
本発明は上記課題を解決するためのものであり、記録素子の動作不良を確実にしかも容易に発見することができるようにした画像記録方法及び装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の画像記録方法では、複数の記録素子を主走査方向に並べてなる記録ヘッドを用いて、帯状の記録紙又は記録ヘッドを副走査方向に送り、前記記録紙に複数の画像を記録する方法において、前記記録素子の動作不良をチェックするために用いられるとともに、前記記録紙を各画像毎に切り離す基準となるカットマークまたは各プリント注文毎に1まとまりにするための基準となるソートマークとして用いられるヘッド状態チェックパターンを各画像の境界毎に記録することを特徴とする。なお、画像の記録方法は、ラインプリント方式の他に、請求項2記載のようなシリアルプリント方式であってもよい。ここで、ヘッド状態チェックパターンとは、記録素子により記録紙の画像領域外(非画像領域)へ形成される所定のパターンであり、これに基づき各記録素子の動作不良などのチェックが可能になる。
【0006】
記ヘッド状態チェックパターンの幅、長さ、位置、色、形状の少なくとも1つを変えることにより、カットマーク及びソートマークを識別することが好ましい。
【0007】
前記記録ヘッドはインクジェットヘッドであり、前記ヘッド状態チェックパターンの各画素毎の濃度を検出し、これら画素の濃度が所定の基準値を超えない場合に、この画素を記録したインクジェットヘッドのノズル動作不良ノズルと特定し、アラーム又はヘッド回復操作を行うことが好ましい。これにより、インクジェットプリンタで発生しがちなノズルの目詰まりや、インク吐出方向の異常などを確実に検出することができる。また、前記ヘッド状態チェックパターンの記録前に、各ノズルからインクを吐出させてクリーニングを行うことが好ましく、この場合には、目詰まりなどの動作不良ノズルを検査前に減らすことができ、効率のよい記録素子の維持管理が行える。また、クリーニングによる記録パターンの幅、長さ、位置、色、形状のうち少なくとも1つを変えることにより、カットマーク及びソートマークを識別することが好ましく、これにより、これらマークを簡単に記録することができる。
【0008】
請求項記載の画像記録装置では、複数の記録素子を主走査方向に並べてなる記録ヘッドを用いて、記録紙又は記録ヘッドを副走査方向に送り、前記記録紙に画像を記録する画像記録装置において、前記記録素子の駆動により記録素子に対応する画素の記録状態を表すヘッド状態チェックパターンの記録データを有し、前記記録データに基づき、前記画像の記録領域外にヘッド状態チェックパターンを記録する制御部と、前記ヘッド状態チェックパターンを読み取る手段と、読み取ったパターン中の低濃度画素に基づき動作不良の記録素子を特定する動作不良記録素子の特定手段と、前記動作不良記録素子の特定手段により動作不良記録素子が特定されたときに、アラームまたは動作不良の回復措置を行う手段とを備え、前記記録ヘッドは、インクを吐出するノズルを並べてなるインクジェットヘッドであり、前記動作不良の回復措置を行う手段は、動作不良の前記ノズルに対してインクを吐出、インクを外部から吸引、ノズル面の拭き取りの少なくとも1つのヘッド回復措置を行うように構成され、前記ヘッドの回復措置のうち吐出動作は、前記ヘッド状態チェックパターンの記録直前に行い、この吐出によるクリーニングパターンと前記ヘッド状態チェックパターンとの組み合わせにより、カットマークまたはソートマークを構成することを特徴とする。請求項記載の画像記録装置では、シリアルプリント方式の画像記録装置において、同様に画像の記録領域外にヘッド状態チェックパターンを記録する制御部を備えている。これにより、記録素子の動作不良の検査を容易に行うことができる。
【0009】
また、前記ヘッド状態チェックパターンを読み取る手段と、読み取ったパターン中の低濃度画素に基づき動作不良の記録素子を特定する動作不良記録素子の特定手段とを備えたので、自動的に動作不良の記録素子を特定することができる。また、前記動作不良記録素子の特定手段により動作不良記録素子が特定されたときに、アラームまたは動作不良の回復措置を行う手段を備えたので、不良プリントの発生が抑えられる。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1は本発明のインクジェットプリンタを示す概略図である。インクジェットプリンタ9は、給紙部10、画像記録部11、記録紙リザーバ12、カッタ部13、ソーター14から構成されている。給紙部10は、記録紙マガジン15内の給紙ローラ16を回転させて、記録紙17をマガジン15から引き出す。引き出された記録紙17は、画像記録部11に送られる。記録紙17は本実施形態では幅100mmのものを用いており、各画像の記録長さは約150mmとして、ポストカードサイズでプリントしているが、これら記録紙17の幅や記録長さは適宜変更してよい。
【0011】
画像記録部11は、給紙ローラ対20とプラテンローラ21と押さえローラ22,23と、インクジェットヘッド24と、乾燥装置25とを備えている。給紙ローラ対20及びプラテンローラ21は、ドライバ18を介してモータ19により回転駆動される。押さえローラ22,23は、プラテンローラ21に接触して回転し、記録紙17をプラテンローラ21に押さえつける。本実施形態では、プラテンローラ21に記録紙17が180度の範囲で巻きつくように、第1及び第2押さえローラ22,23が配置されている。
【0012】
これら第1及び第2押さえローラ22,23の間には、インクジェットヘッド24と乾燥装置25とが記録紙送り方向に順に取り付けられている。これらヘッド24及び乾燥装置25は、記録紙17の送り方向に直交する記録紙幅方向(主走査方向)に平行に配置されている。
【0013】
インクジェットヘッド24は、プラテンローラ21の最頂部で第1押さえローラ22の記録紙出口の近くに配置されている。図2に示すように、インクジェットヘッド24には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のライン記録用のノズル30,31,32,33が主走査方向Mに並べて設けられている。インクジェットヘッド24内には、周知のように、これら各ノズル30〜33近くのインク流路にピエゾ素子が配置されている。このピエゾ素子によりインク流路を収縮・伸長させることにより、インクの吐出と供給とが行われる。
【0014】
このため、図1に示すように、各ピエゾ素子はインクジェットヘッド駆動部35により駆動制御される。インクジェットヘッド駆動部35は、画像データに応じた駆動信号を各ピエゾ素子に与える。このインクジェットヘッド駆動部35にはコントローラ36が接続されている。コントローラ36にはフレームメモリ37が接続されており、このフレームメモリ37に、画像読取装置や画像出力装置からの画像データが書き込まれる。
【0015】
コントローラ36は、各色の画像データに基づき各色のノズル30〜33毎のピエゾ素子の駆動データを求める。この駆動データはインクジェットヘッド駆動部35に送られる。そして、コントローラ36は、記録紙17の送りに同期してヘッド駆動部35を介して各ピエゾ素子を駆動する。これにより、画像データに応じたサイズ及び数量のインク液滴が記録紙17に向けて吐出され、このインク液滴が記録紙17に付着する。したがって、記録紙17にはY、M、C、Kのインク付着によりフルカラー画像が記録される。
【0016】
また、コントローラ36のメモリ36aにはマーク作成用データが記憶されている。このマーク作成用データに基づき、コントローラ36は、図3に示すように、各画像40の境界にカットマーク41及びソートマーク42を形成する。
【0017】
図4はカットマーク41とこれを検出するラインセンサ45とを拡大して示す平面図である。カットマーク41は、クリーニングパターン46とヘッド状態チェックパターン47とから構成されている。クリーニングパターン46は、各ノズルから一定のインク量を吐出することにより形成される。これにより、各ノズルの詰まりが解消される。
【0018】
本実施形態では、K用ノズル30から黒インクを吐出させてなる黒ベタパターン46aと、Y用ノズル31からイエローインクを吐出させてなるイエローベタパターン46bと、M用ノズル32からマゼンタインクを吐出させてなるマゼンタベタパターン46cと、C用ノズル33からシアンインクを吐出させてなるシアンベタパターン46dとを、記録紙送り方向に並べて形成されている。本実施形態では、各ベタパターン46a〜46dを重ねることなく並べて記録することで、各ベタパターン46a〜46dの乾燥が迅速に行えるようにしているが、これらベタパターン46a〜46dは重ねて記録してもよい。
【0019】
ヘッド状態チェックパターン47は、各色毎に複数個のラインパターン47a〜47hから構成される。ラインパターン47a〜47hは、各ノズルのインク吐出による画素を、各ノズル単位で検出することができるように、所定ピッチで主走査方向に並べて構成されている。また、このピッチ分だけラインパターン47a〜47hは副走査方向に並べて設けられている。本実施形態では、前記ピッチをノズル2個分としてあり、これにより、ラインパターンは各色について各2本ずつ設けられる。なお、ピッチはノズルn個分(nは自然数)あればよく、この場合にはn本のラインパターンが記録される。
【0020】
このように、画素Pの間に隙間が形成されるため、この画素Pとこれを記録したノズル30〜33との対応関係を容易に把握することができる。また、後に説明するように、ヘッド状態チェックパターン47をラインセンサ45で読み取る際に、受光素子45aの配列密度が記録画素Pの密度ほどに取れない場合でも、このように各画素Pに隙間を設けるように記録することで、ノズル30〜33とこれによる画素Pとをラインセンサ45により簡単にしかも確実に対応付けることができる。
【0021】
図5に示すように、ソートマーク42もカットマーク41とほぼ同様に、クリーニングパターン46とヘッド状態チェックパターン47とから構成されている。しかし、カットマーク41との間で識別が可能なように、クリーニングパターン46をソートマーク42では続けて2回記録している。これにより、クリーニングパターン46の記録紙送り方向での長さが異なることにより、カットマーク41かソートマーク42かを確実に特定することができる。
【0022】
なお、クリーニングパターン46の記録回数を変更することでカットマーク41とソートマーク42とを識別する代わりに、クリーニングパターン46の各ベタパターン46a〜46dの記録紙送り方向での長さを変更することで、カットマーク41とソートマーク42とを識別してもよい。例えば、図6に示すように、カットマーク41の各ベタパターン4a〜4dの長さに対して2倍の長さでソートマーク48の各ベタパターン48a〜48dを構成することにより、両者を識別してもよい。更には、クリーニングパターン46の各色の配列順序を変えることで両者を識別してもよい。
【0023】
本実施形態では、階調表現方法として、ドット径制御法とドット密度制御法とを併用して高画質なプリントを実現しているが、これはドット径制御法、ドット密度制御法の一方を採用してもよい。なお、各ラインは一定ピッチで副走査方向Sに離れて形成されており、この分だけ、記録する画像データをずらしたもので各色のピエゾ素子が駆動される。これにより、最終的には、同一ラインには同一の各色画像データに基づくインク液滴が記録されることになる。
【0024】
図1に示すように、乾燥装置25は、プラテンローラ21の中心軸を中心にしてインクジェットヘッド24の取り付け位置から記録紙送り方向下流側に90度回転した位置で取り付けられている。このように乾燥装置25を配置しているため、乾燥装置25からの温風がインクジェットヘッド24へ流出することがなく、精度のよい記録が行われる。また、インクジェットヘッド24と乾燥装置25との間には、遮蔽板としての仕切り板38が配置されている。この仕切り板38によって、乾燥装置25からの温風がインクジェットヘッド24のノズルに向かうことがないようにされ、温風の影響をより一層排除することができ、記録精度を上げることができる。
【0025】
図7に示すように、乾燥装置25は、フレーム50にヒータ51及びファン52を取り付けて構成されている。フレーム50は細長い箱型状に構成されており、乾燥風の吹き出し口50aは絞られて、細長いスリット状に形成されている。ヒータ51は、コイル状に巻かれて副走査方向Sに配置され、さらに、これらヒータ51は一定ピッチで主走査方向Mに並べて配置されている。図1に示すように、各ヒータ51はヒータドライバ53を介してコントローラ36により制御される。
【0026】
ファン52は薄型の矩形箱状に構成され、主走査方向Mに例えば6個並べて、フレーム50の上部に取り付けられる。図8に示すように、各ファン52は、ファンケース55内にモータ56と送風羽根57とを設けて構成されている。モータ56は、図1に示すようにドライバ58を介してコントローラ36により回転制御される。したがって、乾燥装置25の吹き出し口50aからは、各ヒータ51で温められた温風が吹き出す。この温風により、記録紙17に吐出されたインクが迅速に乾燥する。
【0027】
図9は、記録紙17における1個のヒータ51による単位乾燥エリアHAと、各ノズルによるインク吐出エリアIPAとの関係の一例を示している。本実施形態では、ノズル1個によるインク吐出エリア(単位インク吐出エリア)IPAを100個(主走査方向)×10個(副走査方向)集めたものを、単位乾燥エリアHAとしている。
【0028】
図10は、単位乾燥エリアHAにおけるインク総吐出量と、単位乾燥エリアHAへのヒータ51による印加熱エネルギとの関係の一例を示すグラフである。この実施形態では、単位乾燥エリアHAにおけるインク総吐出量が大きくなるほどヒータ51による印加熱エネルギが大きくなるように設定される。この関係は予め実験等により求められている。そして、図10の関係から求めた単位乾燥エリアHAに印加すべき熱エネルギからヒータ51の駆動データが求められる。本実施形態では、単位乾燥エリアHAに対するインク総吐出量と、このときのヒータ51の駆動データ(駆動パルス個数)とが予め求められており、これらの関係がコントローラ36内のルックアップテーブルメモリ(LUT)39に記録されている。そして、コントローラ36は画像データに基づき単位乾燥エリアHAに対するインク総吐出量を求め、このインク総吐出量から乾燥装置25の各ヒータ51の加熱データを求める。この加熱データにより各ヒータ51が駆動されることで、記録済のインクの乾燥が確実に行われる。
【0029】
このように、単位乾燥エリアHAにおけるインク吐出量に応じて各ヒータ51により乾燥を行うため、吐出した記録紙17上のインク量に応じた乾燥が行われる。例えば、各色のインクが多く吐出された高濃度エリアに対しては、このエリアに対応するヒータ51の加熱量が上げられ、これにより記録紙17上のインクが迅速にしかも無駄なく効率よく乾燥される。従って、記録紙17上の未乾インクが混ざり合うことによる彩度や解像度の低下が抑えられる。また、インクが乾燥せずに押さえローラ23に接触したりすることがなく、記録紙17がインクによって汚されることがなくなる。
【0030】
また、図1に示すように、コントローラ36には記録紙17の送り量を検出するパルスジェネレータ61が設けられている。パルスジェネレータ61は記録紙17に接触して記録紙17の送り量に比例するパルス数を発生する。コントローラ36は、パルスジェネレータ61からのパルス数をカウントして単位時間当たりの記録紙送り量を求める。この送り量に基づきコントローラ36は、インクジェットヘッド24や乾燥装置25のヒータ51の駆動タイミングを決定する。さらに、記録紙17の送り速度に応じて各ヒータ51の駆動データを補正する。例えば、記録紙17の送りが速くなるに従い各ヒータ51による加熱量を上げる。また、記録紙17の送りが遅くなる場合には、各ヒータ51による加熱量を下げる。更には、記録紙17の送り速度が「0」に近い場合には加熱量を「0」にして、記録紙17を不必要に加熱することがないようにしている。なお、パルスジェネレータ61を用いることなく、単に送りモータ19をパルスモータから構成し、これの駆動パルス数をカウントすることにより、上記の各種タイミングを決定してもよい。
【0031】
記録紙リザーバ12は、画像記録部11のプラテンローラ21及び押さえローラ23と、可動ガイド65と、カッタ部13側の搬送ローラ対66とから構成されており、ローラ21とローラ対66とに速度差(一方を停止させることを含む)を設けることで、押さえローラ23と搬送ローラ対66との間に記録紙17を垂れ下げて一時的に貯留する。
【0032】
可動ガイド65は、プラテンローラ21と同軸で回転自在に設けられている。この可動ガイド65は、記録紙17の先端をカッタ部13に案内するもので、記録紙17の先端通過時には可動ガイド65の先端が搬送ローラ対66のニップ部入り口側に近接した状態のガイド位置(実線表示)にされ、記録紙17の先端が通過した後は、記録紙17をループ状に一時的に貯留する退避位置(二点鎖線表示)にされる。この可動ガイド65が退避した空間部分に記録紙17が垂れ下がることで、記録紙17が一時的に貯留される。
【0033】
カッタ部13は、第1,第2及び第3の搬送ローラ対66,67,68と、チェックパターン読取部70と、カッタ71とから構成されている。各搬送ローラ対66〜68はモータ72により回転駆動される。モータ72は、ドライバ73を介してコントローラ36により回転制御される。カッタ71は、ドライバ74を介してコントローラ36により制御され、各画像の境界位置で記録紙17を切断し、各画像毎のプリント75に切り離す。
【0034】
チェックパターン読取部70は、図4に示すようなラインセンサ45を備えている。このラインセンサ45は、記録紙17の幅方向(主走査方向M)に多数の受光素子45aが並べて設けられており、記録紙17の送りに同期して画像を読み取る。この読取信号はコントローラ36に送られる。コントローラ36では、この読取信号に基づき、図3に示すように、各画像40の境界に設けたカットマーク41またはソートマーク42を検出し、これらを識別する。
【0035】
本実施形態では、カットマーク41及びソートマーク42の識別は、クリーニングパターン46の記録回数による長さの相違によって行っている。クリーニングパターン46が1回分の長さの場合には、カットマーク41であり、クリーニングパターン46が2回分の長さの場合にはソートマーク42であると判定する。
【0036】
さらに、コントローラ36は、各マーク41,42のヘッド状態チェックパターン47の読取信号に基づき、各画素Pの濃度を測定し、この濃度が所定の基準値を超えていない場合に、この画素Pを記録したノズルを動作不良ノズルと特定する。例えば、図4では、イエロー奇数番ラインパターンの第3番目の画素P3の濃度が低くなるので、この画素P3を記録した第3ノズルが動作不良ノズルと判定される。
【0037】
動作不良ノズルが検出されると、このノズルに対して、次のカットマーク41またはソートマーク42の記録時でクリーニングパターン46の記録の際に、通常のインク吐出量よりも吐出量が多く且つ通常よりも勢いよく吐出されて、ノズルのクリーニングが行われる。また、他の色のノズルのクリーニング時にも動作不良ノズルに対してはクリーニングが行われ、クリーニング回数が増やされる。これにより、インク詰まりを効果的に解消させることができる。
【0038】
なお、動作不良ノズルを検出して、このノズルに対してクリーニングを行ってもなお動作不良が検出される場合にはアラームが発せられ、オペレータにインク詰まりが知らせられる。オペレータは、このアラームに対しては、別個のクリーニングモードを選択して、ノズルのクリーニングを行う。このクリーニングモードでは、例えば図示しない発熱素子によってノズル内インクが加熱された状態でインクが勢い良く吐出され、効率のよいクリーニングが行われる。なお、このようなインク吐出によるクリーニングに代えて、または併用して、インク吸引やノズル付着インクの拭き取り処理によるクリーニングを行ってもよい。インク吸引は、ヘッド回復処理部77により行われる。ヘッド回復処理部77では、インクジェットヘッド24を回復処理位置に変位させて、ノズルの外部から吸引ヘッドをあてがい、吸引によってインクを吸い出すことによりノズルをクリーニングする。また、付着インクの拭き取り処理では、ノズルに付着したインクが拭き取られることによりクリーニングが行われる。このような各種クリーニング処理によってもインク詰まりが解消されない場合には、インクジェットヘッドの交換などが行われる。
【0039】
コントローラ36は前記カットマーク41及びソートマーク42の検出信号に基づきモータ72の回転を制御して、記録紙17の各画像境界部分をカッタ71に順に送り、図3に示すように、境界の前後でカット予定線80,81により2度切断を行う。これにより、境界部分のカットマーク41やソートマーク42が切り落とされて、各画像40毎のプリント75が得られる。このプリント75は、切断後にトレイ83に集積される。また、ソートマーク42の検出信号に基づきコントローラ36はソーター14を制御して、新たなトレイ83をプリント落下位置にセットする。これにより、各プリント75は各注文毎に1つのトレイ83に挿入され、各注文毎に1まとまりにされる。
【0040】
ソーター14は、ベルトコンベア84に多数のトレイ83を配置して構成されている。そして、ソートマーク42の検出信号に基づき各トレイ83の取り付けピッチ分だけベルトコンベア84が回転駆動されることで、新たなトレイ83がプリント落下位置にセットされる。
【0041】
次に本実施形態の作用を説明する。プリントキーなどが操作されてプリント開始指示が入力されると、図1に示すように、先ず給紙ローラ16、給紙ローラ対20、プラテンローラ21が回転する。これにより、記録紙17は、画像記録部11に送り出される。インクジェットヘッド24の近くには、記録紙17の先端センサが設けられており、コントローラ36はこの先端センサからの記録紙先端検出信号とパルスジェネレータ61からの記録紙送り量とに基づき、記録紙の記録エリアを特定する。そして、この記録エリアに対して各ノズル30〜33により画像データに対応して所定のインク液滴が放たれ、インクジェット記録が行われる。
【0042】
インクが吐出された記録紙17は乾燥装置25に送られると、単位乾燥エリアHAへのインク吐出量に応じて、各ヒータ1の加熱量が制御され、インク吐出量に応じた加熱量で乾燥される。これにより、効率のよい乾燥が行われる。
【0043】
図3に示すように、各画像40の境界にはインクジェットヘッド24によりカットマーク41が記録される。また、各注文の区切りでは各画像40の境界にカットマークを兼ねたソートマーク42がインクジェットヘッド24により記録される。図4及び図5に示すように、これら各マーク41,42のクリーニングパターン46の記録の際には、各ノズルにより一定量のインクが通常よりも強く吐出されて各ノズルのクリーニングが行われる。また、ヘッド状態チェックパターン47の記録の際には、例えば先ず奇数番のK用ノズルが駆動されて1つ飛びで画素Pが記録され、奇数番ラインパターン47aが形成される。次に、1ライン分だけ記録紙17が送られた後に、偶数番のK用ノズルが駆動されて同じく1つ飛びで画素Pが記録され、偶数番ラインパターン47bが形成される。同様にして他のY,M,Cの各色についても、各ラインパターン47c〜47hが形成される。
【0044】
図1に示すように、カッタ部13では、ラインセンサ45により、各マーク41,42を検出しカット位置を特定する。更に、各マーク41,42のヘッド状態チェックパターン47の各画素P毎の濃度を検出し、これら画素Pの濃度が基準値を超えない場合には、この画素Pを記録したノズルを動作不良と判定する。この動作不良と判定されたノズルに対しては、次のマークのクリーニングパターンの記録の際に、他の正常ノズルよりもインク吐出量が多くされ、クリーニングが行われる。また、動作不良ノズルに対するクリーニングはその色の一般的なノズルクリーニングだけでなく、他の色のノズルクリーニングの際にも行われ、インク詰まりが確実に解消される。
【0045】
そして、図3に示すように、カットマーク41またはソートマーク42の検出信号に基づき、これらマーク41,42を含む境界部分がカット予定線80,81で切断される。記録開始時には、画像40の先端エッジにカットマーク41が記録されるため、これを基準にして記録紙先端の余白部が切り落とされる。また、ソートマーク42を検出したときには、このソートマーク位置でカットマーク41と同様にして各画像が切り離されるとともに、各注文の区切りを示すソート信号が送られる。一連の画像の記録を終了し、次の画像の記録が無い場合には、記録紙17の先端が画像記録部11の第2押さえローラ23まで戻されて、プリント待機状態になる。
【0046】
本実施形態では、記録紙17の幅を100mm、カットマークを含めた1画像分の記録長さを150mm、記録紙17の送り速度(記録速度)を30mm/sec にして、インクジェットヘッド24の1パスにおける記録幅を100mmとしてプリントしているが、この記録幅が80mm以上、記録速度が20mm/sec 以上のフルカラープリンタに適用することで、記録速度を低下させることなく、インクの乾燥が迅速に行えるようになる。
【0047】
上記実施形態では、インクジェットヘッド24の各ノズル30〜33による単位インク吐出エリアIPAを100個並べてなるエリアを単位乾燥エリアHAとしたが、これらの関係は上記に限定されるものではなく、適宜変更してよい。
【0048】
上記実施形態において、単位乾燥エリアHAにおけるインク総吐出量と、単位乾燥エリアHAへのヒータ1による印加熱エネルギとの関係は、図10に示すように、インク総吐出量が増加するとこれに従い熱エネルギを増加させるようにしている。さらに、インクが少しでも吐出されると、これに対応させてヒータ1を加熱させている。しかし、インク吐出量が少ない場合には、ヒータを加熱することなく、単なる送風だけであってもよい。例えば、インクの低吐出時にはヒータ1による印加熱エネルギを「0」にして、消費電力を抑えてもよい。
【0049】
上記実施形態では、単位乾燥エリアHA毎のインク吐出量に応じて各ヒータ51の加熱量を制御したが、これに代えてまたは加えて、ファン52の送風量を制御してもよい。また、インク吐出量に応じた加熱または送風量の調節を行うことなく、単に一律に加熱してもよい。また、インク吐出量に応じた単位乾燥エリアHAへの印加熱エネルギは連続的に変化させたが、これはステップ的に変化させてもよい。例えば2段階や3段階の加熱としてもよい。また、記録ライン毎のインク総吐出量を求めて、このライン毎のインク総吐出量に応じて、ヒータの加熱量や、ファンの送風量を制御してもよい。また、上記実施形態では、ヒータ51とファン52とからなる乾燥装置25を用いたが、この他に、ファン52の代わりに、圧縮空気を用いて乾燥装置を構成してもよい。
【0050】
また、温風を記録紙に吹き付ける乾燥装置を用いる代わりに、インクジェットヘッドに対して記録紙の送り方向上流側に、サーマルヘッドを設けて、インク吐出量に応じて、記録紙を予熱してもよい。なお、インク吐出量に応じた予熱量とする代わりに、単に一律に予熱を与えてもよい。また、乾燥装置やサーマルヘッドの代わりに、プラテンローラにヒータを内蔵させて、記録紙を加熱し、インクを乾燥させるようにしてもよい。さらには、予熱装置や乾燥装置を用いることなく、インクを自然乾燥させてもよい。
【0051】
上記実施形態では、図2に示すように、1個のインクジェットヘッド24に、Y、M、C、Kの各ノズル30〜33をライン状に形成したが、これに限らず、各色のノズルを複数個に分けて配置した複数のインクジェットヘッドを用いたものに対して本発明を実施してもよい。例えば、図11に示すように、黒インク用のノズルを有するK用インクジェットヘッド90と、Y,M,Cの各色ノズルを有する各色インクジェットヘッド91を用いて2つのプリントステージ92,93を構成し、これら各プリントステージ92,93の各ヘッド90,91それぞれに乾燥装置94,95を設ける。また、各プリントステージ92,93の間、プリントステージ93とカッタ部13との間の記録紙17には弛み17aを設けておき、各プリントステージ92,93における記録紙17の僅かな送り変動が他のプリントステージへ伝達されることがないようにしている。なお、以下の図11〜図15において、図1に示す実施形態と同一構成部材には同一符号を付して重複した説明を省略している。
【0052】
なお、通常のフルカラー画像の場合には、各色インクの吐出量に較べて黒インクの吐出量が少ない。このため、K用インクジェットヘッド90を、各色インクジェットヘッド91に対して、記録紙送り方向の上流側に配置しており、これにより、インク吐出量の少ない黒インクを迅速に乾燥させた後に、各色インクを吐出することができる。従って、効率のよい乾燥が行える。
【0053】
図12に示すように、K用インクジェットヘッド100、Y用インクジェットヘッド101と、M用インクジェットヘッド102と、C用インクジェットヘッド103とを設けてプリントステージ105〜108を構成し、これら各プリントステージ105〜108の各ヘッド100〜103の記録紙送り方向の下流側にそれぞれ乾燥装置110,111,112,113を設け、これらの乾燥装置110〜113により各インクジェットヘッド100〜103による単位乾燥エリアHAに対するインク吐出量に応じて、記録紙17を温風乾燥してもよい。なお、図11に示す実施形態と同じように、K用インクジェットヘッド100を各色のインクジェットヘッド101〜103よりも記録紙送り方向の上流側に配置することで、効率のよい乾燥を行っている。
【0054】
図3に示すように各色毎のノズル30〜33を1列に形成する他に、複数ラインで形成してもよい。この場合には、ライン数を増やした分だけ主走査方向におけるノズル密度が低くなるので、その製作が容易になる。また、記録紙17の全幅分の長さを有するノズルの代わりに、記録紙の幅方向の長さが短いインクジェットヘッドを複数個用いて、これらを組み合わせることで、記録紙の幅方向に長いインクジェットヘッドを構成してもよい。
【0055】
このように複数のプリントステージで画像を記録する場合には、画像記録位置がずれることがないように、最初のプリントステージでレジストマークを画像外の先端部に形成しておく。これにより、画像シーンによっては画像のエッジが不明瞭であっても、各色ヘッド前で前記レジストマークを検出し、これに基づいて各色の記録を開始することで、各記録開始位置を確実に特定することができる。特に、最初に黒インクプリントステージで黒インクによってレジストマークを記録しておくことで、各マークの検出を確実に行うことができる。また、レジストマークを記録する余白が無い場合にはレジストマークの代わりに、カットマーク、ソートマーク等を用いて画像記録開始位置を特定してもよい。
【0056】
上記実施形態では、クリーニングパターン46の記録回数や記録幅を変更することで、カットマークやソートマークを識別するようにしたが、これに代えて、図13に示すように、マークの形状または記録位置を変えることで、カットマーク及びソートマークを識別してもよい。同図(A)は、ソートマーク130を記録紙17の全幅で記録し、カットマーク131を記録紙17の幅方向で短くして記録している。これにより、各マーク130,131の記録紙幅方向における長さを検出することで、ソートマーク130かカットマーク131かを識別することができる。これらマーク130,131は、上記実施形態のように、クリーニングパターン46とヘッド状態チェックパターン47との組み合わせで構成する他に、ヘッド状態チェックパターン47のみで構成してもよい。このように、各注文毎に記録紙の幅に対応した全ノズルのチェックを行い、また、各画像のプリントでは一部のノズルのチェックを行うことで、無駄なインク吐出を控えることができる。
【0057】
また、図13(B),(C)に示すように、ソートマーク132,133で半数程度のノズルをチェックし、残りの半数のノズルを複数のカットマーク134〜141によりチェックしてもよい。この場合にも、各ノズルのチェック延べ総数が減るため、無駄なインク吐出を控えることができる。
【0058】
また、ヘッド状態チェックパターンを用いてカットマークやソートマークを構成する代わりに、カットマークやソートマークとは別個にヘッド状態チェックパターンを記録してもよい。図14はこの一例を示すもので、記録紙17の一方に矩形状のベタマークからなるカットマーク145を記録し、記録紙の他方に同形状のソートマーク146を記録する。更に、例えば一定数、例えば10個の画像を記録したときにヘッド状態チェックパターン147を各画像の間の境界に記録する。なお、カットマーク145及びソートマーク146の識別は記録位置を変える代わりに、形状や色を変えることで識別してもよい。例えば、円形でカットマークを構成し、矩形又は三角形でソートマークを構成することで両者を識別する。また、所定数の画像を記録した後にヘッド状態チェックパターンを記録する代わりに、プリント注文が切り替わる時、記録紙を交換した時、その日初めてプリントを開始する時、所定時間例えば10分などが経過した後などに、ヘッド状態チェックパターン47を記録してもよい。また、ヘッド状態チェックパターン47の記録前に、各ノズルからインクを吐出させてクリーニングパターン46を形成したが、このクリーニングパターン46は省略してもよい。
【0059】
上記実施形態ではヘッド状態チェックパターン47を各色を1まとまりにして記録したが、これに代えて、最初の画像の境界部分には、K用のヘッド状態チェックパターン47a,47bを記録し、次の画像の境界部分にはY用のヘッド状態チェックパターン47c,47dを、次の画像の境界部分にはM用のヘッド状態チェックパターン47e,47fを、更に次の画像の境界部分にはC用のヘッド状態チェックパターン47g,47hのように、これらを分解して記録してもよい。
【0060】
上記実施形態では、所定間隔を開けて各ノズルを駆動することにより、記録する画素の間隔を開けるようにして、受光素子数の配列密度がノズルの配列密度よりも低い場合にも対応可能にしたが、受光素子数の配列密度がノズルの配列密度と同じ場合や、後述するようにセンサを走査して各画素を読み取る場合には、各ノズルを一斉に駆動して、1ラインでヘッド状態チェックパターンを形成してもよい。
【0061】
上記実施形態では、ヘッド状態チェックパターン47をラインセンサ45により読み取るようにしたが、この他に、図15に示すように、ラインセンサ120を主走査方向Mに平行移動させてヘッド状態チェックパターン47を読み取るようにしてもよい。この場合には、受光素子120aを副走査方向Sに並べてラインセンサ120を構成し、このラインセンサ120を走査機構121により主走査方向Mで平行移動させる。そして、別個にマークセンサ123を設けておき、このマークセンサ123によるマーク検出信号に基づき、チェックパターン読取位置にヘッド状態チェックパターン47を位置決めする。また、ラインセンサ120を用いることなく、1つの受光素子からなる読取センサを走査機構により主走査方向Mに送って、各ラインパターンを1ラインずつ読み取ってもよい。この場合には、読み取り後に記録紙を1ライン分送って、次のラインパターンを読み取り、以下これを繰り返すことで、ヘッド状態チェックパターンを読み取る。
【0062】
上記実施形態では、画素Pとこれを記録したノズルとを1対1の関係で関連つけたが、これは1対1に限定されることなく、複数のノズルで記録された画素の濃度を検出し、この検出濃度が所定値に達しない場合には、これら複数のノズルに対して一斉にクリーニングを行ってもよい。
【0063】
上記実施形態では、記録紙17の幅方向で1ラインずつ記録するラインプリンタに本発明を実施したが、この他に、図16に示すように、インクジェットヘッド160をヘッドキャリッジ161を用いて記録紙162の幅方向に走査して記録するシリアルプリンタ163に本発明を実施してもよい。なお、符号164はヘッドキャリッジ161を記録紙162の幅方向に案内するガイド棒を示し、符号165は記録紙162を支持するプラテン部材を示している。
【0064】
シリアルプリンタ163において、ヘッド状態チェックパターンを記録する場合には、ヘッドキャリッジ161を主走査方向に移動させながら、各ノズルを順に駆動させて、記録紙162に対して斜めに各画素を記録する。
【0065】
図17はシリアルプリンタ163におけるヘッド状態チェックパターンの一例を示している。(A)のヘッド状態チェックパターン170は、記録紙162を副走査方向に1画素分ずつ送りながら、且つヘッドキャリッジ161によりインクジェットヘッド160を主走査方向に移動させ、この移動に連動させて、各ノズルを順に駆動することで得られる。このヘッド状態チェックパターン170は、記録紙162の幅方向に離間する画素Pから構成される。
【0066】
図17(B)のヘッド状態チェックパターン171は、記録紙162を送ることなく、ヘッドキャリッジ161によりインクジェットヘッド160を主走査方向に移動させ、この移動に連動させて、各ノズルを順に駆動することで得られる。このヘッド状態チェックパターン171は、記録紙162の幅方向に対し斜めに交差する方向で並べられて且つ点在する画素Pから構成される。
【0067】
図17(C)は、ノズル数が多い場合に採用されるヘッド状態チェックパターン172の一例を示している。この実施形態では、各ノズルを副走査方向で複数個数で区切り、この区切った各グループ毎の各ノズルを順に駆動することで、複数の斜めのラインからなるヘッド状態チェックパターンを構成する。
【0068】
上記シリアルプリンタにおいても、ヘッド状態チェックパターンやクリーニングパターン等の回数、記録位置、各色の記録順序等を変えることで、これらを用いてカットマーク及びソートマークを構成してもよい。
【0069】
上記実施形態ではインクジェットヘッドの各ノズルにおけるインク詰まりや、各ノズルの駆動素子、駆動回路等の動作不良を検出したが、この他に、他の記録方式のプリンタにおける記録素子等の動作不良を検出してもよい。たとえば、サーマルヘッドの記録素子の動作不良をチェックする場合には、動作不良の記録素子に対して、その発熱駆動データを補正することで動作不良を解消する。また、サーマルプリンタに限らず、発光素子を多数並べた発光素子ヘッドによりインスタントフイルムに対して露光を行うプリンタに対して本発明を実施してもよい。
【0070】
上記実施形態では、ピエゾ素子を有するインクジェットヘッド24,90,91,100〜103を用いたが、インクを吐出する機構は各種のものを適用してよい。例えば、ピエゾ素子とダイヤフラムとからなる流量制御弁方式のもの、発熱素子を用いてインク液を加熱しバブルを発生させてインクを吐出させるサーマルインクジェット方式のもの、電極を利用してインク液滴に電荷を付与し、偏向電極で不要な液滴をじゃま板で回収して必要なインク液滴を記録紙に吐出する連続インクジェット方式、画像信号に応じた高電圧を印加して、この高電圧によりインク液滴を記録紙に吸引させる静電吸引インクジェット方式、超音波を利用してインク液を加振してインク液滴を発生させる超音波インクジェット方式などの各種インクジェット方式を用いてよい。また、用いるインクもY,M,C,Kの他に、ライトマゼンタ、ライトシアンのような他の色インクを用いてもよい。
【0071】
上記実施形態ではロールタイプの記録紙を用いたが、この他にカットシートタイプの記録紙を用いてもよい。この場合には、画像記録領域外に前記ヘッド状態チェックパターンを記録する。また、必要に応じてヘッド状態チェックパターンの他にソートマークも記録してよい。
【0072】
【発明の効果】
本発明によれば、前記記録素子の作動状態をチェックするためのヘッド状態チェックパターンを各画像の境界毎に記録したから、容易に記録素子の作動不良等を検出することができる。
【0073】
また、ヘッド状態チェックパターンを各画像境界毎に記録してカットマークとして用い、このカットマークを基準にして各画像毎に切り離すことにより、カットマークを利用してヘッド状態を1画像の記録毎に検査することができる。したがって、画像記録毎にヘッド状態をチェックすることができ、不良プリントの発生枚数を減らすことができる。また、ヘッド状態チェックパターンを各注文件毎に記録してソートマークとして用い、このソートマークを基準にして各注文毎に1まとまりにすることにより、ソートマークを利用してヘッド状態を検査することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインクジェットプリンタを示す概略図である。
【図2】インクジェットヘッドを示す拡大した正面図である。
【図3】画像の境界部分の一例を示す平面図である。
【図4】カットマークとラインセンサとを示す平面図である。
【図5】ソートマークを示す平面図である。
【図6】別の実施形態におけるソートマークを示す平面図である。
【図7】乾燥装置を示す分解した斜視図である。
【図8】乾燥装置の縦断面図である。
【図9】単位インク吐出エリアと単位乾燥エリアとの関係の一例を示す平面図である。
【図10】単位乾燥エリアに対するインク総吐出量と、単位乾燥エリアへの印加熱エネルギとの関係の一例を示すグラフである。
【図11】2組のインクジェットヘッドと乾燥装置とを用いた別の実施形態を示す概略図である。
【図12】4組のインクジェットヘッドと乾燥装置とを用いた別の実施形態を示す概略図である。
【図13】別の実施形態におけるソートマーク及びカットーマークの一例を示す平面図である。
【図14】別の実施形態におけるソートマーク、カットマーク、及びヘッド状態チェックパターンを示す平面図である。
【図15】別の実施形態におけるチェックパターン読取部を示す概略図である。
【図16】シリアルプリンタの要部を示す概略図である。
【図17】シリアルプリンタにおけるヘッド状態チェックパターンの一例を示す平面図である。
【符号の説明】
9 インクジェットプリンタ
10 給紙部
11 画像記録部
12 記録紙リザーバ
13 カッタ部
14 ソーター
17 記録紙
20,66〜68 搬送ローラ対
21 プラテンローラ
24,90,91,100〜103 インクジェットヘッド
25,94,95,110〜113 乾燥装置
40 画像
41,131,134〜141,145 カットマーク
42,48,130,132,133,146 ソートマーク
45 ラインセンサ
46 クリーニングパターン
47,147,170〜172 ヘッド状態チェックパターン
51 ヒータ
70,122 チェックパターン読取部
P 画素

Claims (8)

  1. 複数の記録素子を主走査方向に並べてなる記録ヘッドを用いて、帯状の記録紙又は記録ヘッドを副走査方向に送り、前記記録紙に複数の画像を記録する方法において、
    前記記録素子の動作不良をチェックするために用いられるとともに、前記記録紙を各画像毎に切り離す基準となるカットマークまたは各プリント注文毎に1まとまりにするための基準となるソートマークとして用いられるヘッド状態チェックパターンを各画像の境界毎に記録することを特徴とする画像記録方法。
  2. 複数の記録素子を副走査方向に並べてなる記録ヘッドをヘッドキャリッジにより主走査方向に移動して、帯状の記録紙の幅方向に記録を行うとともに、この記録に同期させて前記記録紙又は、記録ヘッド及びヘッドキャリッジを副走査方向に前記記録に対応する分だけ送って、前記記録紙に複数の画像を記録する方法において、
    前記記録素子の動作不良をチェックするために用いられるとともに、前記記録紙を各画像毎に切り離す基準となるカットマークまたは各プリント注文毎に1まとまりにするための基準となるソートマークとして用いられるヘッド状態チェックパターンを各画像の境界毎に記録することを特徴とする画像記録方法。
  3. 前記ヘッド状態チェックパターンの幅、長さ、位置、色、形状の少なくとも1つを変えることにより、前記カットマーク及びソートマークを識別することを特徴とする請求項1または2記載の画像記録方法。
  4. 前記記録ヘッドはインクジェットヘッドであり、前記ヘッド状態チェックパターンの各画素毎の濃度を検出し、これら画素の濃度が所定の基準値を超えない場合に、この画素を記録したインクジェットヘッドのノズル動作不良ノズルと特定し、アラーム又はヘッド回復操作を行うことを特徴とする請求項1ないし3いずれか1項記載の画像記録方法。
  5. 前記ヘッド状態チェックパターンの記録前に、各ノズルからインクを吐出させてクリーニングを行うことを特徴とする請求項4記載の画像記録方法。
  6. 前記クリーニングによる記録パターンの幅、長さ、位置、色、形状の少なくとも1つを変えることにより、前記カットマーク及びソートマークを識別することを特徴とする請求項5記載の画像記録方法。
  7. 複数の記録素子を主走査方向に並べてなる記録ヘッドを用いて、記録紙又は記録ヘッドを副走査方向に送り、前記記録紙に画像を記録する画像記録装置において、
    前記記録素子の駆動により記録素子に対応する画素の記録状態を表すヘッド状態チェックパターンの記録データを有し、前記記録データに基づき、前記画像の記録領域外にヘッド状態チェックパターンを記録する制御部と、
    前記ヘッド状態チェックパターンを読み取る手段と、
    読み取ったパターン中の低濃度画素に基づき動作不良の記録素子を特定する動作不良記録素子の特定手段と、
    前記動作不良記録素子の特定手段により動作不良記録素子が特定されたときに、アラームまたは動作不良の回復措置を行う手段と
    を備え、
    前記記録ヘッドは、インクを吐出するノズルを並べてなるインクジェットヘッドであり、前記動作不良の回復措置を行う手段は、動作不良の前記ノズルに対してインクを吐出、インクを外部から吸引、ノズル面の拭き取りの少なくとも1つのヘッド回復措置を行うように構成され、
    前記ヘッドの回復措置のうち吐出動作は、前記ヘッド状態チェックパターンの記録直前に行い、この吐出によるクリーニングパターンと前記ヘッド状態チェックパターンとの組み合わせにより、カットマークまたはソートマークを構成する
    ことを特徴とする画像記録装置。
  8. 複数の記録素子を副走査方向に並べてなる記録ヘッドをヘッドキャリッジにより主走査方向に移動して、記録紙に帯状の記録を行うとともに、この帯状の記録に同期させて記録紙又は、記録ヘッド及びヘッドキャリッジを副走査方向に前記帯状記録に対応する分だけ送って、前記記録紙に画像を記録する画像記録装置において、
    前記記録素子の駆動により記録素子に対応する画素の記録状態を表すヘッド状態チェックパターンの記録データを有し、前記記録データに基づき、前記画像の記録領域外にヘッド状態チェックパターンを記録する制御部と、
    前記ヘッド状態チェックパターンを読み取る手段と、
    読み取ったパターン中の低濃度画素に基づき動作不良の記録素子を特定する動作不良記録素子の特定手段と、
    前記動作不良記録素子の特定手段により動作不良記録素子が特定されたときに、アラームまたは動作不良の回復措置を行う手段と
    を備え、
    前記記録ヘッドは、インクを吐出するノズルを並べてなるインクジェットヘッドであり、前記動作不良の回復措置を行う手段は、動作不良の前記ノズルに対してインクを吐出、インクを外部から吸引、ノズル面の拭き取りの少なくとも1つのヘッド回復措置を行うように構成され、
    前記ヘッドの回復措置のうち吐出動作は、前記ヘッド状態チェックパターンの記録直前に行い、この吐出によるクリーニングパターンと前記ヘッド状態チェックパターンとの組み合わせにより、カットマークまたはソートマークを構成する
    ことを特徴とする画像記録装置。
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