JP2002052592A - 射出成形機用モータ制御装置 - Google Patents

射出成形機用モータ制御装置

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JP2002052592A JP2000244169A JP2000244169A JP2002052592A JP 2002052592 A JP2002052592 A JP 2002052592A JP 2000244169 A JP2000244169 A JP 2000244169A JP 2000244169 A JP2000244169 A JP 2000244169A JP 2002052592 A JP2002052592 A JP 2002052592A
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  • Control Of Ac Motors In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 射出成形機に使用される複数のモータをそれ
ぞれ制御する制御装置の各部を共通化できるようにす
る。 【解決手段】 3相2重巻線モータ11の3相巻線に、
それぞれ第1及び第2の3相インバータ12,13を接
続し、各3相インバータにそれぞれ第1及び第2のサー
ボコントローラ14,15を接続する。第1及び第2の
サーボコントローラは同一構成で、マスター/スレーブ
切換が可能である。マスターである第1のサーボコント
ローラは、第1の電流センサ17とエンコーダ16から
の出力に基づいて第1の3相インバータを制御し、スレ
ーブである第2のサーボコントローラは、第1のサーボ
コントローラからの制御指令に従い、第2の電流センサ
18とエンコーダ16からの出力に基づいて第2の3相
インバータを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、射出成形機用モー
タ制御装置に関し、特に、電動式射出成形機あるいはハ
イブリッド成形機に使用されるサーボモータを制御する
ための射出成形機用モータ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】射出成形機の駆動方式には、大きく分け
て油圧方式と、電動方式とがある。以前は、油圧方式が
主流であったが、現在では、動力伝達機構の剛性が高
く、可動部の位置及び速度の制御性が良く、またエネル
ギー変換効率が高いという特長を有する電動方式の方が
主流になりつつある。また、油圧方式には、駆動部の力
制御が容易かつ正確に行なえるという電動方式には無い
特長が有るため、電動方式と油圧方式とを組み合わせた
ハイブリッド方式も開発されている。
【0003】図5に、一般的な電動射出成形機の構成を
示す。この電動射出成形機は、原料を一時貯蔵するため
のホッパ51、ホッパ51から供給される原料を可塑化
するための加熱シリンダ52、ホッパ51に貯蔵された
原料を計量して加熱シリンダ52に供給するとともに
と、加熱シリンダ52によって可塑化された原料を射出
するためのスクリュ53等を含む射出装置54と、金型
55及び56がそれぞれ取り付けられる固定プラテン5
7及び可動プラテン58、可動プラテン58を移動させ
るためのトグルリンク59、及び可動プラテン58を案
内し、その移動方向を制限するタイバー60等を含む型
締機構61とを備えている。そして、この電動射出成形
機は、スクリュ53を前後進させるための射出用モータ
62、スクリュ53を回転させるための計量用モータ6
3、射出装置54全体を前後進させるための射出装置移
動用モータ64、可動プラテン58を移動させる型開閉
用モータ65、可動プラテン58に組み込まれているエ
ジェクトピン66を前後進させるためのエジェクタモー
タ67、金型55,56の厚みに応じて可動プラテン5
8及びトグルリンク59を移動させるための型厚対応用
モータ68等、複数の駆動用モータ(サーボモータ)を
備えている。
【0004】複数の駆動用モータ62〜65,67,6
8は、それぞれ個別に、駆動制御される。例えば、各駆
動用モータが3相モータである場合には、図6に示すよ
うに、各駆動用モータ62〜65,67,68には、そ
れぞれ、3相インバータ70を介してサーボコントロー
ラ71が接続される。そして、各駆動用モータには、そ
の回転を検出するためのエンコーダ72と、3相インバ
ータ70から供給される駆動電流の大きさを検出するた
めの電流センサ73が取り付けられ、これらエンコーダ
72と電流センサ73とからの検出信号は、サーボコン
トローラ71にフィードバックされる。
【0005】サーボコントローラ71は、図示しない上
位制御装置の制御の下、エンコーダ72と電流センサ7
3からフィードバックされる検出信号に基づいて、3相
インバータ70に対して制御信号を出力する。3相イン
バータ70は、サーボコントローラ71からの制御信号
に応じてU、V、Wの3相信号(駆動電流)を発生し、
3相モータへ供給する。こうして、3相モータは、上位
コントローラから指示されたタイミングで、指示された
回転量だけ回転する。
【0006】以上のようにして、電動射出成形機では、
上位制御装置の制御下で、各モータ42〜47がそれぞ
れに対応するサーボコントローラによって独立制御さ
れ、射出成形が行なわれる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】油圧駆動方式には、単
位時間当たりの伝達エネルギーを大きくすることが比較
的小さな機器で可能であるという特長があるので、大型
の(大出力の)射出成形機には、依然として油圧駆動方
式が採用されている。しかしながら、大型の射出成形機
にも電動駆動方式あるいはハイブリッド方式を採用した
いという要求が少なからずある。
【0008】大型の射出成形機に、電動駆動方式あるい
はハイブリッド方式を採用するためには、大出力のモー
タが必要である。そして、大出力のモータを制御するた
めには、インバータの最大耐圧を高くしたり、最大電流
を大きくしたりするほか、サーボコントローラ等の制御
系についてもその対応電圧を、例えば200V級から4
00V級に変更する等、大きくしなければならない。
【0009】その一方で、射出成形機において要求され
るモータの最大出力トルクは、可動部毎にそれぞれ異な
り、例えば、型開閉用モータに要求される最大出力トル
クと、エジェクタモータに必要とされる最大出力トルク
とでは、かなり大きな差がある。また、成形サイクル中
においても、モータに要求される出力トルクは一定では
なく、大きなトルクを必要とするときと、小さなトルク
でよいときとがある。従って、大型の射出成形機に電動
駆動方式等を採用する場合は、各可動部において必要と
される最大出力トルク及びトルク変化に応じたモータ、
インバータ及びサーボコントローラを用意しなければな
らず、各モータの制御装置を共通化することができない
という問題点がある。
【0010】本発明は、射出成形機において使用される
モータを制御するための制御装置の各部を共通化できる
ようにすることを目的とする。換言すると、本発明は、
最大出力の小さいモータを制御するための制御装置用の
回路等を利用して、最大出力の大きいモータを制御する
ための制御装置を提供することを目的とする。
【0011】なお、特開平7-298685号公報に
は、2つのインバータを用いて6相誘導電動機を駆動す
る発明が開示されており、特開2000−41392号
公報には、2つの三相巻線にそれぞれインバータ回路を
接続してなるブラシレスDCモータが開示されている。
しかしながら、これらの発明では、2つのインバータが
同一のコントローラに接続されているため、その使用目
的に応じてコントローラの構成(ソフトウェア)を変更
する必要がある。したがって、これら公報に記載された
発明は、本発明の制御装置を共用化するという目的を何
ら示唆するものではなく、また、その目的を達成するた
めの手段も何ら開示も示唆もするものではない。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、射出成
形機に使用されるモータを駆動制御する射出成形機用モ
ータ制御装置において、複数の3相巻線を備えた交流モ
ータと、前記複数の3相巻線に各々接続された複数の3
相インバータと、該複数の3相インバータに各々接続さ
れた複数のサーボコントローラとを備えていることを特
徴とする射出成形機用モータ制御装置が得られる。
【0013】この射出成形機用モータ制御装置は、前記
交流モータの回転を検出するためのエンコーダと、前記
複数の3相巻線にそれぞれ供給される駆動電流を各々検
出する複数組の電流センサとを備え、前記複数のサーボ
コントローラが、各サーボコントローラに対応する前記
3相巻線に供給される駆動電流を検出する前記電流セン
サの組からの出力と、前記エンコーダからの出力とに基
づいて、当該サーボコントローラにそれぞれ対応する前
記3相インバータを制御する。
【0014】ここで、前記複数のサーボコントローラを
互いに接続し、前記複数の3相インバータから前記複数
の3相巻線へ供給される駆動電流の位相が一致するよう
にすることが望ましい。
【0015】或いは、上記射出成形機用モータ制御装置
は、前記交流モータの回転を検出するためのエンコーダ
と、前記複数の3相巻線にそれぞれ供給される駆動電流
を各々検出する複数組の電流センサとを備え、前記複数
のサーボコントローラのうちの1つがマスターコントロ
ーラとして前記エンコーダ及び前記複数組の電流センサ
に接続され、他のサーボコントローラがスレーブコント
ローラとして前記マスターコントローラに接続され、前
記マスターコントローラは、当該マスターコントローラ
に対応する前記3相巻線に供給される駆動電流を検出す
る前記電流センサの組からの出力と、前記エンコーダか
らの出力とに基づいて、当該マスターコントローラに対
応する前記3相インバータを制御するとともに、各スレ
ーブコントローラに対応する前記3相巻線に供給される
駆動電流を検出する前記電流センサの組からの出力と、
前記エンコーダからの出力とに基づいて、各スレーブコ
ントローラに対応する前記3相インバータを制御するた
めのスレーブ制御信号を生成し、各スレーブコントロー
ラが前記マスターコントローラからの前記スレーブ制御
信号に基づいて当該スレーブコントローラに対応する前
記3相インバータを制御する。
【0016】なお、前記交流モータとしては、3相2重
巻線交流モータ、或いは6相交流モータが利用できる。
【0017】また、本発明によれば、大きなトルクを必
要とする場合には、前記複数の3相インバータと前記複
数のサーボコントローラとを用いて前記交流モータを制
御し、大きなトルクを必要としない場合には、前記複数
の3相インバータのうち何れか1つと、それに接続され
たサーボコントローラとを前記交流モータを制御するよ
うにしたことを特徴とする射出成形機用モータ制御装置
が得られる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について詳細に説明する。
【0019】図1に、本発明の第1の実施の形態を示
す。図1の射出成形機用モータ制御装置は、2つの3相
巻線を備える3相2重巻線モータ11と、その2つの3
相巻線に駆動電流をそれぞれ供給する第1及び第2の3
相インバータ12,13と、第1及び第2のインバータ
12,13にそれぞれ接続された第1及び第2のサーボ
コントローラ14,15と、モータ11に取り付けられ
て、その回転を検出するエンコーダ16と、各3相巻線
に供給される駆動電流をそれぞれ検出する第1及び第2
の電流センサ17,18とを有している。
【0020】3相2重巻線モータ11は、互いに120
度の位相角を持つU、V、W相の巻線を2つ(U1,V
1,W1と、U2,V2,W2)持ち、これらを重ねて
巻き回したものである。その巻線は、通常の3相巻線が
図2(a)のように表されるものとすると、図2(b)
のようになる。
【0021】第1及び第2の3相インバータ12,13
は、同一構成のものであって、図1に示すように、それ
ぞれ複数のパワートランジスタとダイオードとを用いて
構成されている。そして、これらの3相インバータ1
2,13は、共に、3相2重巻線モータ11に求められ
る最大出力を得るのに必要な駆動電流の少なくとも半分
を供給できる能力を持つ。
【0022】第1及び第2のサーボコントローラ14,
15は、同一構成の(同一ソフトウェアで動作する)も
ので、3相2重巻線モータ11に求められる最大出力の
半分の最大出力を持つモータに対応する制御能力を持
つ。これら第1及び第2のサーボコントローラ14,1
5は、それぞれマスター/スレーブの切換が可能で、こ
こでは、第1のサーボコントローラ14がマスターに、
第2のサーボコントローラ15がスレーブに切換設定さ
れている。マスターに設定された第1のサーボコントロ
ーラ14は、図示しない上位制御装置に接続される。ま
た、スレーブに設定された第2のサーボコントローラ1
5は、マスターに設定された第1のサーボコントローラ
14に接続される。
【0023】エンコーダ16は、3相2重巻線モータ1
1の回転を検出し、1回転毎に所定数のパルスを発生
し、第1及び第2のサーボコントローラ14,15へ出
力する。第1及び第2のサーボコントローラ14,15
は、単位時間当たりに入力されるパルス数から3相2重
巻線モータ11の回転速度を、またパルスの総数から3
相2重巻線モータ11の回転量を求めることができる。
【0024】第1及び第2の電流センサ17,18は、
それぞれ、巻線U1及びV1と、巻線U2及びV2とに
流れる駆動電流を検出し、検出値を第1及び第2のサー
ボコントローラ14,15へ出力する。第1及び第2の
サーボコントローラ14,15は、この検出値と、3相
2重巻線モータの回転速度及び回転量とに基づいて、3
相インバータを制御する。
【0025】次に、この射出成形機用モータ制御装置の
動作について説明する。
【0026】まず、第1のサーボコントローラ14は、
図示しない上位制御装置から動作指令を受ける。そし
て、その指令が、大きなトルクを発生させるものである
場合、第1のサーボコントローラ14は、第2のサーボ
コントローラ15に対して必要な制御指令を出力する。
また、第1のサーボコントローラ14は、その後、第2
のサーボコントローラ15に対して同期信号を供給す
る。
【0027】次に、第1のサーボコントローラ14は、
上位装置からの動作指令に従って、第1の3相インバー
タ12へ制御信号を出力する。同様に、第2のサーボコ
ントローラ15は、第1のサーボコントローラ14から
の制御指令に従い、同期信号に同期するタイミングで第
2の3相インバータ13へ制御信号を出力する。
【0028】第1及び第2の3相インバータ12,13
は、それぞれ第1及び第2のサーボコントローラ14,
15からの制御信号に応じて、駆動電流を発生し、3相
2重巻線モータ11に供給する。これにより、3相2重
巻線モータ11は、回転する。
【0029】エンコーダ16は、3相2重巻線モータ1
1の回転を検出し、検出パルスを第1及び第2のサーボ
コントローラ14,15へ出力する。また、第1及び第
2の電流センサ17,18は、それぞれ巻線U1及びV
1と、巻線U2及びV2に流れる駆動電流をそれぞれ検
出し、検出値を第1及び第2のサーボコントローラ1
4,15へ出力する。
【0030】第1のサーボコントローラ14は、第1の
電流センサ17からの検出値と、エンコーダ16からの
検出パルスとに基づいて、第1の3相インバータ12へ
の制御信号を変化させる。同様に、第2のサーボコント
ローラ15は、第2の電流センサ18からの検出値と、
エンコーダ16からの検出パルスとに基づいて、第2の
3相インバータ13への制御信号を変化させる。この結
果、第1及び第2の3相インバータ12,13から3相
2重巻線モータ11に供給される駆動電流が変化し、3
相2重巻線モータ11の回転トルク、速度等が制御され
る。
【0031】以上のようにして、この制御装置では、特
別な大出力モータ用のインバータやコントローラを用い
ることなく、3相2重巻線モータ11に、大きなトルク
を発生させることができる。
【0032】第1のサーボコントローラ14が、上位制
御装置から受けた動作指令が、小さいトルクを発生させ
るものである場合、サーボコントローラ14は、第2の
サーボコントローラ15に対して制御指令を出力しな
い。そして、第1のサーボコントローラ14は、単独
で、3相2重巻線モータ11の回転を制御する。即ち、
第1のサーボコントローラ14は、上位装置からの動作
指令に従い、第1の3相インバータ12へ制御信号を出
力し、第1の3相インバータ12は、その制御信号に従
って、駆動電流を3相2重巻線モータ11に供給する。
そして、第1のサーボコントローラ14は、第1の電流
センサ17からの検出値と、エンコーダ16からの検出
パルスとに基づいて、第1の3相インバータ12への制
御信号を変化させる。
【0033】こうして、この制御装置では、一方のサー
ボコントローラのみ作動させ、他方を休止させておくこ
とにより、3相2重巻線モータ11に、小さなトルクを
発生させることができる。
【0034】以上のように、本発明の制御装置よれば、
大きなトルクを必要とする場合には、複数のインバータ
と複数のサーボコントローラとを用いてモータを制御
し、大きなトルクを必要としない場合には、1つのイン
バータと1つのサーボコントローラとを用いて制御する
ことができる。つまり、本発明の制御装置を用いれば、
最大出力トルクの小さいものから最大出力トルクの大き
いものまで、その最大出力トルクに拘わらず様々な大き
さのモータを制御することができる。また、別の見方を
すれば、本発明の制御装置は、同一構成のコントローラ
とインバータとを複数用いて構成されているので、その
数を変更することにより、制御しようとするモータの大
きさに応じて容易にその構成を変更することができる。
この場合、異なる種類のコントローラやインバータを必
要としないので、コストダウンを図ることが可能であ
る。
【0035】次に、図3を参照して本発明の第2の実施
の形態について説明する。ここでは、第1の実施の形態
と異なる点についてのみ説明する。
【0036】図3の射出成形機用モータ制御装置は、3
相2重巻線モータ11ではなく、6相モータ31を有し
ている。なお、6相モータ31の巻線は、図4に示すよ
うになる。また、エンコーダ16は、第1のサーボコン
トローラ32にのみ接続され、第2のサーボコントロー
ラ33には接続されていない。さらにまた、第1及び第
2の電流センサ17,18は、共に第1のサーボコント
ローラ32に接続されている。
【0037】第1及び第2のサーボコントローラ32,
33は、第1の実施の形態と同様、同一構成で、マスタ
ー/スレーブの切換が可能である。ここでは、第1のサ
ーボコントローラ32がマスターに、第2のサーボコン
トローラがスレーブに設定され、第1のサーボコントロ
ーラ32は、図示しない上位装置に接続されている。そ
して、第1のサーボコントローラ32は、上位装置の制
御の下、第1及び第2の電流センサ17,18からの検
出値と、エンコーダ16からの検出パルスとに基づい
て、第1の3相インバータ12へ出力する制御信号と、
第2のサーボコントローラ33へ出力する制御指令とを
生成する。また、第2のサーボコントローラ33は、第
1のサーボコントローラ32からの制御指令にのみに基
づいて、3相インバータ13を制御する。
【0038】本実施の形態においても、必要なトルクが
大きい場合には、第1及び第2の3相インバータ12,
13の双方から6相モータ31へ駆動電流が供給され
る。また、必要なトルクが小さい場合には、第1の3相
インバータ12のみから6相モータ31へ駆動電流が供
給される。こうして、本実施の形態による制御装置で
も、最大出力トルクの小さいものから最大出力トルクの
大きいものまで、その最大出力トルクに拘わらず様々な
大きさのモータを制御することができる。
【0039】なお、上記第1の実施の形態では、3相2
重巻線を用いた例について説明し、上記第2の実施の形
態では、6相モータを用いた例について説明したが、第
1の実施の形態で6相モータを用い、第2の実施の形態
で3相2重巻線モータを用いてもよい。また、いずれの
場合も、2つの3相巻線を持つモータのみならず、さら
に多くの3相巻線を持つモータを用いるようにしてもよ
い。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、射出成形機用モータ制
御装置において、複数の3相巻線を備えた交流モータ
を、複数の3相インバータと複数のサーボコントローラ
との組み合わせを用いて制御するようにしたことで、大
出力モータ用の特別な回路等を用いることなく、交流モ
ータを制御でき、大きなトルクから小さなトルクまで発
生させるができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による射出成形機用
モータ制御装置を示すブロック図である。
【図2】(a)は、3相モータに使用される巻線の結線
図であり、(b)は、3相2重巻線モータに使用される
巻線の結線図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態による射出成形機用
モータ制御装置を示すブロック図である。
【図4】6相モータに使用される巻線の結線図である。
【図5】一般的な電動射出成形機の構成を説明するため
の図である。
【図6】一般的な3相モータのモータ制御装置を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
11 3相2重巻線モータ 12 第1の3相インバータ 13 第2の3相インバータ 14 第1のサーボコントローラ 15 第2のサーボコントローラ 16 エンコーダ 17 第1の電流センサ 18 第2の電流センサ 31 6相モータ 32 第1のサーボコントローラ 33 第2のサーボコントローラ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 射出成形機に使用されるモータを駆動制
    御する射出成形機用モータ制御装置において、複数の3
    相巻線を備えた交流モータと、前記複数の3相巻線に各
    々接続された複数の3相インバータと、該複数の3相イ
    ンバータに各々接続された複数のサーボコントローラと
    を備えていることを特徴とする射出成形機用モータ制御
    装置。
  2. 【請求項2】 前記交流モータの回転を検出するための
    エンコーダと、前記複数の3相巻線にそれぞれ供給され
    る駆動電流を各々検出する複数組の電流センサとを備
    え、前記複数のサーボコントローラが、各サーボコント
    ローラに対応する前記3相巻線に供給される駆動電流を
    検出する前記電流センサの組からの出力と、前記エンコ
    ーダからの出力とに基づいて、当該サーボコントローラ
    にそれぞれ対応する前記3相インバータを制御するよう
    にしたことを特徴とする請求項1の射出成形機用モータ
    制御装置。
  3. 【請求項3】 前記複数のサーボコントローラを互いに
    接続し、前記複数の3相インバータから前記複数の3相
    巻線へ供給される駆動電流の位相が一致するようにした
    ことを特徴とする請求項2の射出成形機用モータ制御装
    置。
  4. 【請求項4】 前記交流モータの回転を検出するための
    エンコーダと、前記複数の3相巻線にそれぞれ供給され
    る駆動電流を各々検出する複数組の電流センサとを備
    え、前記複数のサーボコントローラのうちの1つがマス
    ターコントローラとして前記エンコーダ及び前記複数組
    の電流センサに接続され、他のサーボコントローラがス
    レーブコントローラとして前記マスターコントローラに
    接続され、前記マスターコントローラは、当該マスター
    コントローラに対応する前記3相巻線に供給される駆動
    電流を検出する前記電流センサの組からの出力と、前記
    エンコーダからの出力とに基づいて、当該マスターコン
    トローラに対応する前記3相インバータを制御するとと
    もに、各スレーブコントローラに対応する前記3相巻線
    に供給される駆動電流を検出する前記電流センサの組か
    らの出力と、前記エンコーダからの出力とに基づいて、
    各スレーブコントローラに対応する前記3相インバータ
    を制御するためのスレーブ制御信号を生成し、各スレー
    ブコントローラが前記マスターコントローラからの前記
    スレーブ制御信号に基づいて当該スレーブコントローラ
    に対応する前記3相インバータを制御するようにしたこ
    とを特徴とする請求項1の射出成形機用モータ制御装
    置。
  5. 【請求項5】 前記交流モータが3相2重巻線交流モー
    タであることを特徴とする請求項1乃至4のうちのいず
    れかの射出成形機用モータ制御装置。
  6. 【請求項6】 前記交流モータが6相巻線交流モータで
    あることを特徴とする請求項1乃至4のうちのいずれか
    の射出成形機用モータ制御装置。
  7. 【請求項7】 大きなトルクを必要とする場合には、前
    記複数の3相インバータと前記複数のサーボコントロー
    ラとを用いて前記交流モータを制御し、大きなトルクを
    必要としない場合には、前記複数の3相インバータのう
    ち何れか1つと、それに接続されたサーボコントローラ
    とを前記交流モータを制御するようにしたことを特徴と
    する請求項1乃至6のうちのいずれかの射出成形機用モ
    ータ制御装置。
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