JP2002026556A - 送受信ユニットの放熱構造 - Google Patents

送受信ユニットの放熱構造

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JP2002026556A
JP2002026556A JP2000203083A JP2000203083A JP2002026556A JP 2002026556 A JP2002026556 A JP 2002026556A JP 2000203083 A JP2000203083 A JP 2000203083A JP 2000203083 A JP2000203083 A JP 2000203083A JP 2002026556 A JP2002026556 A JP 2002026556A
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JP
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heat
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hole
transmitting
receiving unit
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JP2000203083A
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English (en)
Inventor
Ikumasa Nishiyama
育正 西山
Nobuyuki Suzuki
伸幸 鈴木
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放熱性が良く、生産性の良好なものを提供す
る。 【解決手段】 本発明の送受信ユニットの放熱構造にお
いて、カバー1の上面壁1bには、発熱部品4の上面の
近傍に第1の孔1fを設けると共に、カバー1の側面壁
1cには、発熱部品4の側面の近傍に第2の孔1gを設
けて、第1と第2の孔1f、1gによって、発熱部品4
によって熱せられた空気を対流させるようにしたため、
従来に比して、空気の対流を良くできて、放熱性の良好
な送受信ユニットの放熱構造を提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機に使用
される送受信ユニットの放熱構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の送受信ユニットの放熱構造を図5
に基づいて説明すると、金属板を折り曲げして形成され
た箱形のカバー21は、周囲に複数個の孔21aを有す
る矩形状の上面壁21bと、この上面壁21bの四方か
ら折り曲げされて形成された側面壁21cと、この側面
壁21cの端部から折り曲げられて形成された取付部2
1dと、上面壁21bと側面壁21cとによって形成さ
れた空洞の収納部21eとを有する。
【0003】プリント基板からなる回路基板22の上面
には、抵抗、コンデンサ等の種々の電気部品23と、パ
ワーアンプ等の発熱部品24が搭載されると共に、下面
には、回路基板22からの引き出し用のコネクタ25が
設けられている。そして、この回路基板22は、カバー
21の収納部21e内に収納され、電気部品23と発熱
部品24とがカバー21によって覆われて、電気的にシ
ールドされた状態で、カバー21に取り付けられてい
る。
【0004】このような構成を有する従来の送受信ユニ
ットは、携帯電話機のマザー基板26上に載置され、取
付部21dをネジ止め、或いは半田付けによりマザー基
板26に取り付けられ、そして、送受信ユニットがマザ
ー基板26に取り付けられた際、コネクタ25がマザー
基板26に設けられたコネクタ27に接続されて、送受
信ユニットがマザー基板26上の電気回路に接続される
ようになっている。
【0005】そして、このような状態で送受信ユニット
が使用された際、発熱部品24によって収納部21e内
の空気が熱せられ、熱せられた空気が孔21aを通して
カバー21外に放熱されるようになるが、カバー21内
の空気の対流が悪く、放熱性が悪いものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の送受信ユニット
の放熱構造は、カバー21内に収納された発熱部品24
で熱せられた空気が上面壁21bの周囲に設けられた孔
21aを通してカバー21外に放熱されるため、カバー
21内の空気の対流が悪く、放熱性が悪いという問題が
ある。
【0007】そこで、本発明は、放熱性が良く、生産性
の良好な送受信ユニットの放熱構造を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の第1の解決手段として、電気部品と発熱部品を搭載し
た回路基板と、前記電気部品と前記発熱部品を覆うよう
に配設されたカバーとを備え、前記カバーの上面壁に
は、前記発熱部品の上面の近傍に第1の孔を設けると共
に、前記カバーの側面壁には、前記発熱部品の側面の近
傍に第2の孔を設けて、前記第1と第2の孔によって、
前記発熱部品によって熱せられた空気を対流させるよう
にした構成とした。
【0009】また、第2の解決手段として、前記第1の
孔が前記発熱部品の上面に対向する位置に形成された構
成とした。また、第3の解決手段として、前記第2の孔
が前記発熱部品の側面に対向する位置に形成された構成
とした。
【0010】また、第4の解決手段として、前記発熱部
品が隣り合う二つの前記側面壁で形成される隅部に配置
され、前記二つの側面壁のそれぞれに前記第2の孔を設
けた構成とした。また、第5の解決手段として、前記上
面壁には、切り曲げによって舌片と前記第1の孔が形成
され、前記発熱部品の上面に前記舌片を当接させた構成
とした。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の送受信ユニットの放熱構
造の図面を説明すると、図1は本発明の送受信ユニット
の放熱構造に係る第1実施例を示す要部断面斜視図、図
2は本発明の送受信ユニットの放熱構造に係る第2実施
例を示す要部断面斜視図、図3は本発明の送受信ユニッ
トの放熱構造に係る第3実施例を示す要部断面斜視図、
図4は本発明の送受信ユニットの放熱構造に係る第4実
施例を示す要部断面平面図である。
【0012】次に、本発明の送受信ユニットの放熱構造
の第1実施例を図1に基づいて説明すると、金属板を折
り曲げして形成された箱形のカバー1は、周囲に設けら
れた複数個の孔1aとこの孔1aから外れた位置に設け
られた第1の孔1fとを有する矩形状の上面壁1bと、
この上面壁1bの四方から折り曲げされて形成された側
面壁1cと、この側面壁1cに設けられた第2の孔1g
と、側面壁1cの端部から折り曲げられて形成された取
付部1dと、上面壁1bと側面壁1cとによって形成さ
れた空洞の収納部1eとを有する。
【0013】プリント基板からなる回路基板2の上面に
は、抵抗、コンデンサ等の種々の電気部品3と、パワー
アンプ等の発熱部品4が搭載されると共に、下面には、
回路基板2からの引き出し用のコネクタ5が設けられて
いる。そして、この回路基板2は、カバー1の収納部1
e内に収納され、電気部品3と発熱部品4とがカバー1
によって覆われて、電気的にシールドされた状態で、カ
バー1に取り付けられている。
【0014】また、回路基板2がカバー1内に取り付け
られて、発熱部品4がカバー1で覆われた際、第1の孔
1fは、発熱部品4の上面と対向した位置にあると共
に、第2の孔1gは、発熱部品4の側面と対向した位置
となっている。なお、上記第1の孔1fは、発熱部品4
の上面の近傍に設けても良く、また、上記第2の孔1g
は、発熱部品4の側面の近傍に設けても良く、更に、第
1の孔1fは、周囲に設けた孔1aを代用しても良い。
【0015】このような構成を有する本発明の送受信ユ
ニットは、携帯電話機のマザー基板6上に載置され、取
付部1dをネジ止め、或いは半田付けによりマザー基板
6に取り付けられ、そして、送受信ユニットがマザー基
板6に取り付けられた際、コネクタ5がマザー基板6に
設けられたコネクタ7に接続されて、送受信ユニットが
マザー基板6上の電気回路に接続されるようになってい
る。そして、このような状態で送受信ユニットが使用さ
れた際、発熱部品4によって収納部1e内の空気が熱せ
られ、熱せられた空気は第1の孔1fを通してカバー1
外に放熱されるが、この時、第2の孔1gから外部の冷
たい空気が真バー1内に流れ込み、従って、カバー1内
の空気の対流が良好となり、放熱性が良くなる。
【0016】また、図2は本発明の第2実施例を示し、
この第2実施例は、第1実施例における取付部1dと、
コネクタ5を無くして、箱形のカバー1を回路基板2上
に半田付けして取付し、このカバー1で電気部品3と発
熱部品4を覆うと共に、回路基板2をマザー基板6上に
載置して、回路基板2に設けたサイド電極2aをマザー
基板6に半田接続するようにしたものである。その他の
構成は、第1実施例と同様であり、同一部品に同一番号
を付し、ここではその説明を省略する。
【0017】また、図3は本発明の第2実施例を示し、
この第3実施例は、上面壁1bを切り曲げすることによ
って舌片1hと第1の孔1fとが形成され、この舌片1
hを発熱部品4の上面に当接されたものである。このよ
うな構成においては、第1と第2の孔1f、1gによっ
て、空気の対流が良くなるると共に、舌片1hからの発
熱部品4の放熱も併用できて、一層、放熱性が良くな
る。その他の構成は、第1実施例と同様であり、同一部
品に同一番号を付し、ここではその説明を省略する。
【0018】また、図4は本発明の第4実施例を示し、
この第4実施例は、発熱部品4が隣り合う二つの側面壁
1cで形成される隅部に配置され、二つの側面壁1cの
それぞれに第2の孔1gを設けたものである。このよう
な構成においては、二つの第2の孔1gから空気の流入
ができて、一層、空気の対流が良くなって、一層、放熱
性が良くなる。その他の構成は、第1実施例と同様であ
り、同一部品に同一番号を付し、ここではその説明を省
略する。
【0019】
【発明の効果】本発明の送受信ユニットの放熱構造にお
いて、カバー1の上面壁1bには、発熱部品4の上面の
近傍に第1の孔1fを設けると共に、カバー1の側面壁
1cには、発熱部品4の側面の近傍に第2の孔1gを設
けて、第1と第2の孔1f、1gによって、発熱部品4
によって熱せられた空気を対流させるようにしたため、
従来に比して、空気の対流を良くできて、放熱性の良好
な送受信ユニットの放熱構造を提供できる。
【0020】また、この放熱構造は、カバー1の上面壁
1bと側面壁1cに孔1f、1gを開けるだけでよく、
従って、生産性が良く、安価な送受信ユニットの放熱構
造が得られる。
【0021】また、第1の孔1fが発熱部品4の上面に
対向する位置に形成されたため、熱せられた空気のカバ
ー1外への流出性が良く、放熱性の良好なものが得られ
る。
【0022】また、第2の孔1gが発熱部品4の側面に
対向する位置に形成されたため、外部の冷たい空気が発
熱部品4に当たりながら第1の孔1fへの導かれるた
め、発熱部品4を効率よく冷やすことができる。
【0023】また、発熱部品4が隣り合う二つの側面壁
1cで形成される隅部に配置され、二つの側面壁1cの
それぞれに第2の孔1gを設けたため、二つの第2の孔
1gから空気の流入ができて、一層、空気の対流が良く
なって、一層、放熱性が良くなる。
【0024】また、上面壁1bには、切り曲げによって
舌片1hと第1の孔1fが形成され、発熱部品4の上面
に舌片1hを当接させたため、第1と第2の孔1f、1
gによって、空気の対流が良くなるると共に、舌片1h
からの発熱部品4の放熱も併用できて、一層、放熱性が
良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の送受信ユニットの放熱構造に係る第1
実施例を示す要部断面斜視図。
【図2】本発明の送受信ユニットの放熱構造に係る第2
実施例を示す要部断面斜視図。
【図3】本発明の送受信ユニットの放熱構造に係る第3
実施例を示す要部断面斜視図。
【図4】本発明の送受信ユニットの放熱構造に係る第4
実施例を示す要部断面平面図。
【図5】従来の送受信ユニットの放熱構造に係る要部断
面斜視図。
【符号の説明】
1 カバー 1a 孔 1b 上面壁 1c 側面壁 1d 取付部 1e 収納部 1f 第1の孔 1g 第2の孔 1h 舌片 2 回路基板 2a サイド電極 3 電気部品 4 発熱部品 5 コネクタ 6 マザー基板 7 コネクタ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気部品と発熱部品を搭載した回路基板
    と、前記電気部品と前記発熱部品を覆うように配設され
    たカバーとを備え、前記カバーの上面壁には、前記発熱
    部品の上面の近傍に第1の孔を設けると共に、前記カバ
    ーの側面壁には、前記発熱部品の側面の近傍に第2の孔
    を設けて、前記第1と第2の孔によって、前記発熱部品
    によって熱せられた空気を対流させるようにしたことを
    特徴とする送受信ユニットの放熱構造。
  2. 【請求項2】 前記第1の孔が前記発熱部品の上面に対
    向する位置に形成されたことを特徴とする請求項1記載
    の送受信ユニットの放熱構造。
  3. 【請求項3】 前記第2の孔が前記発熱部品の側面に対
    向する位置に形成されたことを特徴とする請求項1、又
    は2記載の送受信ユニットの放熱構造。
  4. 【請求項4】 前記発熱部品が隣り合う二つの前記側面
    壁で形成される隅部に配置され、前記二つの側面壁のそ
    れぞれに前記第2の孔を設けたことを特徴とする請求項
    1から3の何れかに記載の送受信ユニットの放熱構造。
  5. 【請求項5】 前記上面壁には、切り曲げによって舌片
    と前記第1の孔が形成され、前記発熱部品の上面に前記
    舌片を当接させたことを特徴とする請求項1から4の何
    れかに記載の送受信ユニットの放熱構造。
JP2000203083A 2000-06-30 2000-06-30 送受信ユニットの放熱構造 Withdrawn JP2002026556A (ja)

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ID=18700526

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017073476A (ja) * 2015-10-08 2017-04-13 日本電気株式会社 放熱装置及び機器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017073476A (ja) * 2015-10-08 2017-04-13 日本電気株式会社 放熱装置及び機器

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A761 Written withdrawal of application

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