JP6570149B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、機器の組み立て作業性の向上及び薄型化を可能にする放熱構造を備える電子機器に関する。
通信機器や映像機器や放送機器などの電子機器の筐体内には多数の回路基板が密に搭載され、各回路基板上には半導体デバイス、CPU(Central Processing Unit)、FET(Field Effect Transistor:電界効果トランジスタ)、電力増幅器などの高熱を発する電子部品が実装されているので、電子機器を冷却するための冷却装置が必要になる。半導体デバイス、CPU、電力増幅器などの高熱を発する電子部品は、その有効動作温度範囲が狭く、よって、電子機器全体を冷却するのではなく電子部品それぞれを個々に冷却する必要がある。そのため、従来から、電子機器の筐体として、熱伝導性の良いアルミニウム等の金属材料を使用し、筐体内に搭載した高熱を発する電子部品の内部温度が限界温度を超えないように、発熱電子部品から発生した熱を筐体を通して外部へ放出する放熱構造を備える電子機器が存在する。
例えば、特許文献1には、金属板からなり開口部を有する枠体と、該枠体内に配設され、発熱部品を取り付けたプリント基板と、前記枠体の内側に半田付けされ、切り起こしによって形成された舌片部と孔とを有する金属板からなる内カバーと、前記枠体の開口部を覆うように配設され、切り起こしによって形成された舌片部を有する金属板からなる外カバーとを備え、前記内カバーの舌片部が前記発熱部品上に当接されるとともに、前記外カバーの舌片部が、前記内カバーの前記孔を通して、前記内カバーの舌片部に当接させたことを特徴とする電子機器が開示されている。
特開平11−233982号公報
ここで、ケースとカバーとから成る筐体内に、高熱を発する電子部品が搭載されたユニットを収納し、発熱電子部品から発生した熱を筐体を通して外部へ放出する放熱構造を備える電子機器の従来例について、図3を参照して説明する。図3は、従来の放熱構造を備える電子機器の構成、並びに組み立ての手順を説明するための説明図であり、図3(a)は、基板ユニット(1)の構成、並びに基板ユニット(1)をカバーに取り付けた状態を示す図であり、図3(b)は、基板ユニット(2)の構成、並びに基板ユニット(2)をケースに取り付けた状態を示す図であり、また、図3(c)は、最後に、ケースにカバーに取り付けた状態を示す図である。
従来の電子機器100は、図3(c)に示すように、筐体を形成するケース110とカバー120と、筐体内に収納される基板ユニット(1)130と基板ユニット(2)140とから構成され、基板ユニット(1)130及び基板ユニット(2)140に搭載された発熱電子部品から発生した熱を筐体を通して外部へ放出する放熱構造を備えている。なお、図3において、ケース110は、2つの側壁部と底面部とから形成されたように描いているが、実際には、紙面の手前側と奥側にも側壁部があり、側壁部は全周囲われているものとする。
基板ユニット(1)130は、図3(a)に示すように、回路基板(1)132と、発熱部品134と、発熱部品136とから構成され、発熱部品134及び発熱部品136は回路基板(1)132に半田付けされている。 基板ユニット(2)140は、図3(b)に示すように、回路基板(2)142と、発熱部品144と、発熱部品146とから構成され、発熱部品144と発熱部品146は回路基板(2)134に半田付けされている。 また、図3(a)及び(b)に示すように、基板ユニット(1)130と基板ユニット(2)140とは、信号伝送用及び電力伝送用の配線ケーブル150で連結されている。なお、本例では、配線ケーブル150の両端を、回路基板(1)132と回路基板(2)142それぞれに、直接半田付けしているが、コネクタを介して接続する場合もある。
カバー120には、図3(a)に示すように、外部側に複数の放熱フィン120aが形成され、また、内部側に、基板ユニット(1)130の発熱部品134及び発熱部品136と対面する位置にそれぞれ凸面部120b及び凸面部120cが形成され、基板ユニット(1)130を取り付けるための固定用支柱122が形成されている。なお、カバー120の凸面部120b及び凸面部120cの高さは、基板ユニット(1)130をカバー120の固定用支柱122に取り付けた時に、基板ユニット(1)130の発熱部品134及び発熱部品136と、それぞれ密着する高さに設定されている。
ケース110には、図3(b)に示すように、外部側に複数の放熱フィン110aが形成され、また、内部側に、基板ユニット(2)140の発熱部品144及び発熱部品146と対面する位置にそれぞれ凸面部110b及び凸面部110cが形成され、基板ユニット(2)140を取り付けるための固定用支柱112が形成されている。なお、ケース110の凸面部110b及び凸面部110cの高さは、基板ユニット(2)140をケース110の固定用支柱112に取り付けた時に、基板ユニット(2)140の発熱部品144及び発熱部品146と、それぞれ密着する高さに設定されている。
次に、従来の電子機器100の組み立ての手順について、図3を参照して説明する。 まず、基板ユニット(1)130と基板ユニット(2)140を横に並べて置き、配線ケーブル150の両端をそれぞれの基板ユニットに直接半田付け、またはコネクタを介して接続し、両ユニットを連結する。 図3(a)に示すように、ユニット止めネジ210を使い、回路基板(1)132に設けた図示していない取付け穴を通して、基板ユニット(1)130をカバー120の内部側の固定用支柱122に設けた雌ネジ部122aにネジ止めする。 図3(b)に示すように、ユニット止めネジ210を使い、回路基板(2)142に設けた図示していない取付け穴を通して、基板ユニット(2)140をケース110の内部側の固定用支柱112に設けた雌ネジ部112aにネジ止めする。
そして、基板ユニット(1)130を取り付けたカバー120を反転させ、図3(c)に示すように、カバー120をケース110の所定の位置に載置し、筐体止めネジ200を使い、カバー120に設けた取付け穴120dを通して、カバー120をケース110の側壁部に設けた雌ネジ部110dにネジ止めする。
しかしながら、従来の電子機器100の組み立てにおいては、上述したように、基板ユニット(1)130と基板ユニット(2)140を、それぞれカバー120とケース110に組み込む際に、横に並べた状態で行わなければいけないため、長さの長い配線ケーブル150が必要であり、組み立て作業時の取り扱いが煩雑であるという問題があった。 また、図3(c)に示す組み立て作業時に、基板ユニット(1)130と基板ユニット(2)140との間のスペースに、長さの長い配線ケーブル150を収納しなければならないため、作業性も悪く、また、基板ユニット(1)130と基板ユニット(2)140との間に所定の間隙を確保する必要があるため、電子機器100の厚みが増してしまうという問題があった。
本発明は、このような従来の事情に鑑みなされたものであり、機器の組み立て作業性の向上及び薄型化を可能にする放熱構造を備える電子機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る電子機器は、ケースとカバーとから成る筐体内に、電子部品が搭載された第1のユニットと、発熱電子部品が搭載された第2のユニットとを収納し、前記発熱電子部品から発生した熱を前記筐体を通して外部へ放出する放熱構造を備える電子機器において、前記第1のユニットと前記第2のユニットは、互いに接続ケーブルを介して連結されており、前記第1のユニットは、前記ケースの内部に取り付けられるとともに、前記第2のユニットは、前記第1のユニットに仮固定され、前記カバーが前記ケースに合わさった後、前記発熱電子部品が前記カバーの内側に密着するように取り付けられることを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明に係る電子機器は、上記した電子機器において、前記カバーは、複数の貫通穴を有し、当該貫通穴を介して、前記第2のユニットを自身の内側に、所定の締結手段で取り付けられることを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明に係る電子機器は、上記した電子機器において、前記所定の締結手段は、前記第2のユニット側に設けたスタッドの雌ネジ部に、前記カバーの前記貫通穴を介して、雄ネジ部を有するボルトまたはネジで螺合する手段であることを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明に係る電子機器は、上記した電子機器において、前記所定の締結手段は、前記第2のユニット側に設けたスタッドの雄ネジ部が前記カバーの前記貫通穴を通過し、当該雄ネジ部に雌ネジ部を有するナットで螺合する手段であることを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明に係る電子機器は、上記した電子機器において、前記ケースまたは前記カバーの少なくとも一方は、放熱フィンを備えていることを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、機器の組み立て作業性の向上及び薄型化を可能にする放熱構造を備える電子機器を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る放熱構造を備える電子機器の構成、並びに組み立ての手順を説明するための説明図である。 スタッドの詳細を示す図である。 従来の放熱構造を備える電子機器の構成、並びに組み立ての手順を説明するための説明図である。
以下、本発明の一実施形態に係る放熱構造を備える電子機器について説明する。 本発明の一実施形態に係る放熱構造を備える電子機器は、ケースとカバーとから成る筐体内に、電子部品が搭載された第1のユニットと、発熱電子部品が搭載された第2のユニットとを収納し、前記発熱電子部品から発生した熱を前記筐体を通して外部へ放出する放熱構造を備える電子機器において、前記第1のユニットと前記第2のユニットは、互いに接続ケーブルを介して連結されており、前記第1のユニットは、前記ケースの内部に取り付けられるとともに、前記第2のユニットは、前記第1のユニットに仮固定され、前記カバーが前記ケースに合わさった後、前記発熱電子部品が前記カバーの内側に密着するように取り付けられることを特徴とする。 なお、本発明は、通信機器や映像機器や放送機器などの電子機器に限らず、高熱を発する電子部品を実装する電子機器であれば、本発明を適用することは可能である。
[電子機器の構成] 次に、本発明の一実施形態に係る放熱構造を備える電子機器の構成について、図1及び図2を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る放熱構造を備える電子機器の構成、並びに組み立ての手順を説明するための説明図であり、図1(a)は、基板ユニット(1)及び基板ユニット(2)の構成、並びに基板ユニット(2)に基板ユニット(1)を仮固定する状態を示す図であり、図1(b)は、図1(a)の状態のユニットをケース内部に取り付けた状態を示す図であり、図1(c)は、図1(b)の状態のケースにカバーを載置した状態を示す図であり、また、図1(d)は、各固定ネジを使用して、基板ユニット(1)をカバーに、また、カバーをケースに取り付けた状態を示す図である。図2は、スタッドの詳細を示す図である。
本発明の一実施形態に係る電子機器1は、図1(d)に示すように、筐体を形成するケース10とカバー20と、筐体内に収納される基板ユニット(1)30と基板ユニット(2)40とから構成され、基板ユニット(1)30及び基板ユニット(2)40に搭載された発熱電子部品から発生した熱を筐体を通して外部へ放出する放熱構造を備えている。なお、図1において、ケース10は、2つの側壁部と底面部とから形成されたように描いているが、実際には、紙面の手前側と奥側にも側壁部があり、側壁部は全周囲われているものとする。
基板ユニット(1)30は、図1(a)に示すように、回路基板(1)32と、発熱部品34と、発熱部品36と、スタッド38(図2(a)参照)とから構成されている。発熱部品34及び発熱部品36は、回路基板(1)32の上面側に半田付けされている。スタッド38は、回路基板(1)32に設けた図示していない取付け穴を通して、ユニット止めネジ210により、基板(1)32の上面側にネジ止めされている。なお、スタッド38は、図2(a)に示すように、上下に、それぞれ雌ネジ部38a,38bを有する形状としているが、雌ネジ部38aに代えて、回路基板(1)32に半田付けが行える形状としても良い。
基板ユニット(2)40は、図1(a)に示すように、回路基板(2)42と、発熱部品44と、発熱部品46と、位置決め用支柱48とから構成されている。また、発熱部品44及び発熱部品46は、回路基板(2)42の下面側に半田付けされている。位置決め用支柱48は、上部に位置決め用凸部48aを有し、回路基板(2)42の上面側に半田付けされている。なお、位置決め用支柱48は、例えば、下部に雌ネジ加工部を設け、更に、基板(2)42に取り付け穴を設けることによって、回路基板(2)42の取付け穴を通して、止めネジにより、回路基板(2)42にネジ止めするようにしても良い。
また、図1(a)に示すように、基板ユニット(1)30と基板ユニット(2)40とは、信号伝送用及び電力伝送用の配線ケーブル50で連結されている。なお、本実施例では、配線ケーブル50の両端を、回路基板(1)32と回路基板(2)42それぞれに、直接半田付けするようにしているが、少なくとも片方の端部をコネクタ接続するようにしても良い。
カバー20には、図1(c)に示すように、外部側に複数の放熱フィン20aが形成され、また、内部側に、基板ユニット(1)30の発熱部品34及び発熱部品36と対面する位置にそれぞれ凸面部20b及び凸面部20cが形成され、基板ユニット(1)30を取り付けるための凹溝穴部20dが形成されている。なお、カバー20の凸面部20b及び凸面部20cの高さは、基板ユニット(1)30をカバー20に取り付けた時に、基板ユニット(1)30の発熱部品34及び発熱部品36と、それぞれ密着する高さに設定されている。また、放熱フィン20aについては、別途、別部品を使用して溶接等で取り付けるようにしても良い。
ケース10には、図1(b)に示すように、外部側に複数の放熱フィン10aが形成され、また、内部側に、基板ユニット(2)40の発熱部品44及び発熱部品46と対面する位置にそれぞれ凸面部10b及び凸面部10cが形成され、基板ユニット(2)40を取り付けるための固定用支柱12が形成されている。なお、ケース10の凸面部10b及び凸面部10cの高さは、基板ユニット(2)40をケース10の固定用支柱12に取り付けた時に、基板ユニット(2)40の発熱部品44及び発熱部品46と、それぞれ密着する高さに設定されている。なお、放熱フィン10a及び固定用支柱12については、別途、別部品を使用して溶接等で取り付けるようにしても良い。
[電子機器の組み立て手順] 次に、本発明の一実施形態に係る放熱構造を備える電子機器1の組み立ての手順について、図1を参照して説明する。 まず、基板ユニット(1)30と基板ユニット(2)40とをなるべく近くに置き、配線ケーブル50の両端をそれぞれの基板ユニットに直接半田付け、またはコネクタを介して接続し、両ユニットを連結する。 図1(a)に示すように、基板ユニット(1)30を矢印F1方向に移動させ、回路基板(1)32に設けた位置決め用穴32aを基板ユニット(2)40の位置決め用支柱48の位置決め用凸部48aに嵌合させることにより、基板ユニット(2)40に基板ユニット(1)30を仮固定する。 図1(b)に示すように、ユニット止めネジ210を使い、回路基板(2)42に設けた取付け穴42aを通して、基板ユニット(2)40をケース10の内部側の固定用支柱12に設けた雌ネジ部12aにネジ止めする。
図1(c)に示すように、カバー20をケース10の側壁部上面の所定の位置に載置する。 図1(d)に示すように、カバー20の凹溝穴部20dの穴を通して、ユニット止めネジ210を上方から挿入し、基板ユニット(1)30のスタッド38に設けた雌ネジ部38bにネジ止めする。そうすることで、基板ユニット(1)30が矢印F2方向に移動し、カバー20の内部側にスタッド38を介してネジ止めされると共に、基板ユニット(1)30の発熱部品34及び発熱部品36がカバー20の凸面部20b及び凸面部20cとそれぞれ密着する。
なお、カバー20の凸面部20b及び凸面部20cと基板ユニット(1)30の発熱部品34及び発熱部品36との間、また、ケース10の凸面部10b及び凸面部10cと基板ユニット(2)40の発熱部品44及び発熱部品46との間に、例えば、熱伝導性弾性部材または熱伝導性グリースを介在させることにより、密着性及び放熱性の向上を図るようにしても良い。
また、基板ユニット(1)30の構成品であるスタッドを、図2(b)に示すような、下部に雌ネジ部39aと、上部に雄ネジ部39bとを有するスタッド39に変更することによって、回路基板(1)32に固定されたスタッド39の雄ネジ加工部39bが、カバー20の凹溝穴部20dの穴から上方に突き出すようにして、ナット止めするようにしても良い。
以上説明したように、本発明の一実施形態に係る放熱構造を備える電子機器によれば、機器の組み立て作業性の向上及び薄型化を可能にする放熱構造を備える電子機器を提供することができる。
なお、本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。
本発明は、通信機器や映像機器や放送機器などの電子機器に限らず、高熱を発する電子部品を実装する電子機器に適用することが可能である。
1:電子機器、10:ケース、10a:放熱フィン、10b:凸面部、10c:凸面部、10d:雌ネジ部、12:固定用支柱、12a:雌ネジ部、20:カバー、20a:放熱フィン、20b:凸面部、20c:凸面部、20d:凹溝穴部、20e:取付け穴、30:基板ユニット(1)、32:回路基板(1)、32a:位置決め用穴、34:発熱部品、36:発熱部品、38:スタッド、38a:雌ネジ部、38b:雌ネジ部、39:スタッド、39a:雌ネジ部、39b:雄ネジ部、40:基板ユニット(2)、42:回路基板(2)、42a:取付け穴、44:発熱部品、46:発熱部品、48:位置決め用支柱、48a:位置決め用凸部、50:配線ケーブル、100:電子機器、110:ケース、110a:放熱フィン、110b:凸面部、110c:凸面部、110d:雌ネジ部、112:固定用支柱、112a:雌ネジ部、120:カバー、120a:放熱フィン、120b:凸面部、120c:凸面部、120d:取付け穴、122:固定用支柱、122a:雌ネジ部、130:基板ユニット(1)、132:回路基板(1)、132a:固定用穴、134:発熱部品、136:発熱部品、140:基板ユニット(2)、142:回路基板(2)、142a:固定用穴、144:発熱部品、146:発熱部品、150:配線ケーブル、200:筐体止めネジ、210:ユニット止めネジ。

Claims (4)

  1. ケースと複数の貫通穴を有するカバーとから成る筐体内に、発熱電子部品が搭載された第1のユニットと、発熱電子部品が搭載された第2のユニットとを収納し、前記第1のユニットおよび前記第2のユニットに搭載されたそれぞれの発熱電子部品から発生した熱を前記筐体を通して外部へ放出する放熱構造を備える電子機器において、
    前記第1のユニットと前記第2のユニットは、互いに接続ケーブルを介して連結されており、
    前記第1のユニットは、前記第1のユニットに搭載された発熱電子部品が熱伝導性部材を介して前記ケースの内部に密着するように取り付けられるとともに、
    前記第2のユニットは、前記第1のユニットに設けられた支柱の凸部に位置決め用穴を用いて勘合させて仮固定され、前記カバーが前記ケースに合わさった後、前記貫通穴を介してカバーの外側から前記第2のユニットを所定の締結手段を用いて前記第2のユニットに搭載された発熱電子部品が熱伝導性部材を介して前記カバーの内側に密着するように取り付けられることを特徴とする電子機器。
  2. 請求項1に記載の電子機器において、前記所定の締結手段は、前記第2のユニット側に設けたスタッドの雌ネジ部に、前記カバーの前記貫通穴を介して、雄ネジ部を有するボルトまたはネジで螺合する手段であることを特徴とする電子機器。
  3. 請求項1に記載の電子機器において、前記所定の締結手段は、前記第2のユニット側に設けたスタッドの雄ネジ部が前記カバーの前記貫通穴を通過し、当該雄ネジ部に雌ネジ部を有するナットで螺合する手段であることを特徴とする電子機器。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の電子機器において、前記ケースまたは前記カバーの少なくとも一方は、放熱フィンを備えていることを特徴とする電子機器。
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