JP2002026551A - 送受信ユニットの放熱構造 - Google Patents

送受信ユニットの放熱構造

Info

Publication number
JP2002026551A
JP2002026551A JP2000203084A JP2000203084A JP2002026551A JP 2002026551 A JP2002026551 A JP 2002026551A JP 2000203084 A JP2000203084 A JP 2000203084A JP 2000203084 A JP2000203084 A JP 2000203084A JP 2002026551 A JP2002026551 A JP 2002026551A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductive pattern
heat
circuit board
grease
transmitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000203084A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Suzuki
伸幸 鈴木
Shigetoshi Matsuda
重俊 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
Priority to JP2000203084A priority Critical patent/JP2002026551A/ja
Publication of JP2002026551A publication Critical patent/JP2002026551A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
  • Combinations Of Printed Boards (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 放熱性の良好なものを提供する。 【解決手段】 本発明の送受信ユニットの放熱構造にお
いて、回路基板2の下面には接地用の導電パターン2d
を設けると共に、発熱部品5の下面と対向する回路基板
2の箇所には複数個の孔2eを設け、この孔2eには、
接地用導電パターン2dに接触した熱伝導材3を充填
し、マザー基板8の上面には導電パターン9aを設ける
と共に、この導電パターン9a上には放熱グリース11
を設け、接地用導電パターン2dを放熱グリース11に
接触した状態で、回路基板2がマザー基板8上に取り付
けられたため、発熱部品5の熱が熱伝導材3,接地用導
電パターン2d、放熱グリース11を介して導電パター
ン9aに伝えられて放熱され、放熱性の良好な送受信ユ
ニットの放熱構造を提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機に使用
される送受信ユニットの放熱構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の送受信ユニットの放熱構造を図5
に基づいて説明すると、金属板を折り曲げして形成され
た箱形のカバー21は、周囲に複数個の孔21aを有す
る矩形状の上面壁21bと、この上面壁21bの四方か
ら折り曲げされて形成された側面壁21cと、上面壁2
1bと側面壁21cとによって形成された空洞の収納部
21dとを有する。
【0003】複数のプリント基板が積層されて形成さ
れ、外周端部に複数個のサイド電極22aを設けた回路
基板22の上面には、抵抗、コンデンサ等の種々の電気
部品23と、パワーアンプ等の発熱部品24が搭載され
ている。そして、この回路基板22には、電気部品23
と発熱部品24とがカバー21によって覆われてた状態
で、カバー21の側面壁21cの下端部が半田付けされ
ている。このような構成により送受信ユニットS2が形
成されている。
【0004】このような構成を有する従来の送受信ユニ
ットS2は、携帯電話機のマザー基板25上に回路基板
22が載置され、サイド電極22aがマザー基板25の
上面に設けられた導電パターン(図示せず)半田付けさ
れて、マザー基板25に電気的に接続された状態で取り
付けられている。
【0005】そして、このような状態で送受信ユニット
S2が使用された際、発熱部品24によって収納部21
d内の空気が熱せられ、熱せられた空気は、孔21aの
みを通してカバー21外に放熱されるため、放熱性が悪
いものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の送受信ユニット
の放熱構造は、カバー21内に収納された発熱部品24
で熱せられた空気が上面壁21bの周囲に設けられた孔
21aのみを通してカバー21外に放熱されるため、放
熱性が悪いという問題がある。
【0007】そこで、本発明は、放熱性の良好な送受信
ユニットの放熱構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の第1の解決手段として、電気部品と発熱部品を上面に
搭載した回路基板と、この回路基板を上面に載置して取
り付けるマザー基板とを備え、前記回路基板の下面には
接地用の導電パターンを設けると共に、前記発熱部品の
下面と対向する前記回路基板の箇所には複数個の孔を設
け、この孔には、前記接地用導電パターンに接触した熱
伝導材を充填し、前記マザー基板の上面には導電パター
ンを設けると共に、この導電パターン上には放熱グリー
スを設け、前記接地用導電パターンを前記放熱グリース
に接触した状態で、前記回路基板が前記マザー基板上に
取り付けられた構成とした。
【0009】また、第2の解決手段として、前記放熱グ
リースが導電グリース、或いはシリコングリースで形成
された構成とした。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の送受信ユニットの放熱構
造の図面を説明すると、図1は本発明の送受信ユニット
の放熱構造に係る要部断面斜視図、図2は本発明の送受
信ユニットの放熱構造に係り、回路基板を下面から見た
斜視図、図3は本発明の送受信ユニットの放熱構造に係
り、マザー基板の要部の斜視図、図4は本発明の送受信
ユニットの放熱構造に係り、要部の拡大断面図である。
【0011】次に、本発明の送受信ユニットの放熱構造
を図1〜図4に基づいて説明すると、金属板を折り曲げ
して形成された箱形のカバー1は、周囲に設けられた複
数個の孔1aを有する矩形状の上面壁1bと、この上面
壁1bの四方から折り曲げされて形成された側面壁1c
と、上面壁1bと側面壁1cとによって形成された空洞
の収納部1dとを有する。
【0012】複数のプリント基板が積層され、外周端部
に複数のサイド電極22aを有する回路基板2は、特
に、図2,図4に示すように、その上面に設けられた第
1と第2の導電パターン2b、2cと、下面に設けられ
た接地用導電パターン2dと、第2の導電パターン2c
と接地用導電パターン2dとの間において、上下に貫通
して設けられた複数の小さな孔2eとを有する。また、
これ等の孔2e内には、銀等の導電ペースト等からなる
熱伝導材3が充填されて、この熱伝導材3は、第2の導
電パターン2cと接地用導電パターン2dとに接触した
状態となっている。
【0013】そして、回路基板2の上面には、抵抗、コ
ンデンサ等の種々の電気部品4と、パワーアンプ等の発
熱部品5が搭載されている。特に、図4に示すように、
発熱部品5の下面には、端部近傍に設けられた配線用電
極5aと、中央部に設けられた取付用電極5bとを有
し、そして、配線用電極2aと取付用電極2bには、金
属ボールからなるボール・グリッド・アレー6が付着さ
れている。
【0014】そして、このような発熱部品5は、図4に
示すように、回路基板2上に載置されて、第1と第2の
導電パターン2b、2c上にボール・グリッド・アレー
6を位置させた状態で、クリーム半田(図示せず)によ
り、配線用電極5aが第1の導電パターン2bに半田付
けされると共に、取付用電極5bが第2の導電パターン
2cに半田付けされている。
【0015】また、回路基板2の下面には、図2,図4
に示すように、接地用導電パターン2dを覆うレジスト
層7が設けられると共に、発熱部品5の下面と対向する
接地用導電パターン2dの一部分において、レジスト層
7が存在しない露出部2fを設けている。また、接地用
導電パターン2dは、サイド電極2aの接地用のものと
導通されている。即ち、発熱部品5の熱は、その下面の
孔2eに充填された熱伝導材3を介して、回路基板2の
下面側の接地用導電パターン2dに導かれるようになっ
ている。
【0016】そして、この回路基板2には、電気部品4
と発熱部品5とがカバー1によって覆われてた状態で、
カバー1の側面壁1cの下端部が半田付けされている。
このような構成により本発明の送受信ユニットS1が形
成されている。
【0017】携帯電話機に使用されるマザー基板8は、
図3に示すように、上面に設けられた接地用の第1の導
電パターン9aと、この第1の導電パターン9aを囲む
ように配置された複数の配線用の第2の導電パターン9
bとが設けられている。また、マザー基板8の上面に
は、第1の導電パターン9aの一部の露出部9cと、第
2の導電パターン9bの接続部9dを除いた部分にレジ
スト層10が設けられると共に、露出部9c上には、図
4に示すように、導電グリース、シリコングリース等か
らなる放熱グリース11が設けられている。また、第2
の導電パターン9aは、第2の導電パターン9bの接地
用のものと導通されている。
【0018】そして、上記のような構成を有する本発明
の送受信ユニットS1は、サイド電極2aが接続部dに
一致した状態で、マザー基板8上に回路基板2が載置さ
れ、サイド電極2aが接続部9dに半田付けされて、マ
ザー基板8に電気的に接続された状態で取り付けられて
いる。この回路基板2がマザー基板8に取り付けられた
際、接地用導電パターン2dの露出部2fは、放熱グリ
ース11に接触して、放熱グリース11を介して接地用
導電パターン2dと第1の導電パターン9aとが電気的
に接続された状態となる。なお、ここでは、接地用導電
パターン2dが放熱グリース11を介して第1の導電パ
ターン9aに電気的に接続されたもので説明したが、両
者が電気的に導通しないものでも良い。
【0019】そして、このような状態で送受信ユニット
S1が使用された際、発熱部品5によって収納部1d内
の空気が熱せられ、熱せられた空気は、孔1aを通して
カバー1外に放熱されると共に、発熱部品5の熱は、そ
の下面の孔2eに充填された熱伝導材3を介して、回路
基板2の下面側の接地用導電パターン2dに導かれ、且
つ、この接地用導電パターン2dに伝達された熱は、放
熱グリース11を介してマザー基板8の第1の導電パタ
ーン9aに伝わり、この第1の導電パターン9aから外
部に放熱されるようになる。従って、発熱部品5の放熱
が良好であると共に、接地導電パターン2dが放熱グリ
ース11を介して第1の導電パターン9aに確実に接地
できるものである。
【0020】
【発明の効果】本発明の送受信ユニットの放熱構造にお
いて、回路基板2の下面には接地用の導電パターン2d
を設けると共に、発熱部品5の下面と対向する回路基板
2の箇所には複数個の孔2eを設け、この孔2eには、
接地用導電パターン2dに接触した熱伝導材3を充填
し、マザー基板8の上面には導電パターン9aを設ける
と共に、この導電パターン9a上には放熱グリース11
を設け、接地用導電パターン2dを放熱グリース11に
接触した状態で、回路基板2がマザー基板8上に取り付
けられたため、発熱部品5の熱が熱伝導材3,接地用導
電パターン2d、放熱グリース11を介して導電パター
ン9aに伝えられて放熱され、放熱性の良好な送受信ユ
ニットの放熱構造を提供できる。
【0021】また、放熱グリース11が導電グリース、
或いはシリコングリースで形成されたため、接地導電パ
ターン2dが放熱グリース11を介して導電パターン9
aに確実に接地でき、接地の良好な送受信ユニットの放
熱構造を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の送受信ユニットの放熱構造に係る要部
断面斜視図。
【図2】本発明の送受信ユニットの放熱構造に係り、回
路基板を下面から見た斜視図。
【図3】本発明の送受信ユニットの放熱構造に係り、マ
ザー基板の要部の斜視図。
【図4】本発明の送受信ユニットの放熱構造に係り、要
部の拡大断面図。
【図5】従来の送受信ユニットの放熱構造に係る要部断
面斜視図。
【符号の説明】
1 カバー 1a 孔 1b 上面壁 1c 側面壁 1d 収納部 2 回路基板 2a サイド電極 2b 第1の導電パターン 2c 第2の導電パターン 2d 接地用導電パターン 2e 孔 2f 露出部 3 熱伝導材 4 電気部品 5 発熱部品 5a 配線用電極 5b 取付用電極 6 ボール・グリッド・アレー 7 レジスト層 S1 送受信ユニット 8 マザー基板 9a 第1の導電パターン 9b 第2の導電パターン 9c 露出部 9d 接続部 10 レジスト層 11 放熱グリース

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気部品と発熱部品を上面に搭載した回
    路基板と、この回路基板を上面に載置して取り付けるマ
    ザー基板とを備え、前記回路基板の下面には接地用の導
    電パターンを設けると共に、前記発熱部品の下面と対向
    する前記回路基板の箇所には複数個の孔を設け、この孔
    には、前記接地用導電パターンに接触した熱伝導材を充
    填し、前記マザー基板の上面には導電パターンを設ける
    と共に、この導電パターン上には放熱グリースを設け、
    前記接地用導電パターンを前記放熱グリースに接触した
    状態で、前記回路基板が前記マザー基板上に取り付けら
    れたことを特徴とする送受信ユニットの放熱構造。
  2. 【請求項2】 前記放熱グリースが導電グリース、或い
    はシリコングリースで形成されたことを特徴とする請求
    項1記載の送受信ユニットの放熱構造。
JP2000203084A 2000-06-30 2000-06-30 送受信ユニットの放熱構造 Withdrawn JP2002026551A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000203084A JP2002026551A (ja) 2000-06-30 2000-06-30 送受信ユニットの放熱構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000203084A JP2002026551A (ja) 2000-06-30 2000-06-30 送受信ユニットの放熱構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002026551A true JP2002026551A (ja) 2002-01-25

Family

ID=18700527

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000203084A Withdrawn JP2002026551A (ja) 2000-06-30 2000-06-30 送受信ユニットの放熱構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002026551A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005294433A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Nec Electronics Corp 電子回路,ローカルメモリを有する電子回路及びその実装方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005294433A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Nec Electronics Corp 電子回路,ローカルメモリを有する電子回路及びその実装方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3937840B2 (ja) 高周波モジュール
JPH11233982A (ja) 電子機器
EP1127479B1 (en) An electrical component and an electrical circuit module having connected ground planes
JP4500726B2 (ja) 高周波機器の取付構造
JP4173308B2 (ja) Sawフィルタ
JP2005311230A (ja) 回路モジュールおよびこの回路モジュールを用いた回路装置
JP2004063604A (ja) パワーモジュール及びこのパワーモジュールを用いた冷蔵庫
JP2001267826A (ja) 送受信ユニットのチップ型アンテナの取付構造
JP2006120996A (ja) 回路モジュール
JP3597365B2 (ja) 電子機器
US6884938B2 (en) Compact circuit module
JP2002026551A (ja) 送受信ユニットの放熱構造
JPH11204970A (ja) 電子機器
JPH10173390A (ja) 電子機器
JPH07147467A (ja) 電子部品の放熱方法
JP2001217576A (ja) 電子機器の放熱構造
US8772918B2 (en) Semiconductor die package and embedded printed circuit board
JP2809316B2 (ja) 電子部品搭載用基板
JP2001223604A (ja) 無線通信モジュール
JP2002094196A (ja) プリント配線板の電子部品放熱構造
JPS59771Y2 (ja) 電子機器
JP3978369B2 (ja) 高周波モジュールの取付構造
JP2538636B2 (ja) 半導体装置
JPS5855838Y2 (ja) 多段実装プリント板の放熱構造
JPS598364Y2 (ja) 電子機器用絶縁ケ−ス

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060614

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060627

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20060718